JPH10317521A - 漏水検知シール材 - Google Patents
漏水検知シール材Info
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- JPH10317521A JPH10317521A JP14997897A JP14997897A JPH10317521A JP H10317521 A JPH10317521 A JP H10317521A JP 14997897 A JP14997897 A JP 14997897A JP 14997897 A JP14997897 A JP 14997897A JP H10317521 A JPH10317521 A JP H10317521A
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- polymer layer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水シール材を性能試験する際に、浸水の程度
を容易に視覚できる漏水検知シール材の開発。 【解決手段】 間隙に装填する水シール本体層(1)の
表面に、吸水変色性の水溶性ポリマー層(2)を設けて
なる漏水検知シール材。 【効果】 水シール材の内部や装着界面に浸水があった
場合、水溶性ポリマー層が吸水により変色し、その変色
の有無や箇所、深さなどに基づいて浸水の有無や箇所や
程度、あるいは漏水箇所などを容易に視覚できる。
を容易に視覚できる漏水検知シール材の開発。 【解決手段】 間隙に装填する水シール本体層(1)の
表面に、吸水変色性の水溶性ポリマー層(2)を設けて
なる漏水検知シール材。 【効果】 水シール材の内部や装着界面に浸水があった
場合、水溶性ポリマー層が吸水により変色し、その変色
の有無や箇所、深さなどに基づいて浸水の有無や箇所や
程度、あるいは漏水箇所などを容易に視覚できる。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、部材間の水シールに浸水
があった場合にその程度を視覚できる漏水検知シール材
に関する。
があった場合にその程度を視覚できる漏水検知シール材
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、部材間等の間隙に装填して水シー
ルを達成するようにした発泡体等からなるシール材が知
られていた。しかしながら、その水シール材をガラス板
間等に装着して性能試験した場合に、浸水の程度を知り
にくい問題点があった。
ルを達成するようにした発泡体等からなるシール材が知
られていた。しかしながら、その水シール材をガラス板
間等に装着して性能試験した場合に、浸水の程度を知り
にくい問題点があった。
【0003】
【発明の技術的課題】本発明は、水シール材を性能試験
する際に、浸水の程度を容易に視覚できる漏水検知シー
ル材の開発を課題とする。
する際に、浸水の程度を容易に視覚できる漏水検知シー
ル材の開発を課題とする。
【0004】
【課題の解決手段】本発明は、間隙に装填する水シール
本体層の表面に、吸水変色性の水溶性ポリマー層を設け
たことを特徴とする漏水検知シール材を提供するもので
ある。
本体層の表面に、吸水変色性の水溶性ポリマー層を設け
たことを特徴とする漏水検知シール材を提供するもので
ある。
【0005】
【発明の効果】本発明によれば、水シール材の内部や装
着界面に浸水があった場合、水溶性ポリマー層が吸水に
より変色し、その変色の有無や箇所、深さなどに基づい
て浸水の有無や箇所や程度、あるいは漏水箇所などを容
易に視覚することができる。
着界面に浸水があった場合、水溶性ポリマー層が吸水に
より変色し、その変色の有無や箇所、深さなどに基づい
て浸水の有無や箇所や程度、あるいは漏水箇所などを容
易に視覚することができる。
【0006】
【発明の実施形態】本発明の漏水検知シール材は、間隙
に装填する水シール本体層の表面に、吸水変色性の水溶
性ポリマー層を設けたものからなる。その例を図1に示
した。1が水シール本体層、2が水溶性ポリマー層であ
る。
に装填する水シール本体層の表面に、吸水変色性の水溶
性ポリマー層を設けたものからなる。その例を図1に示
した。1が水シール本体層、2が水溶性ポリマー層であ
る。
【0007】図例では、水シール本体層1の両面に水溶
性ポリマー層2を設けてあるが、本発明では水シール本
体層1の片面のみに水溶性ポリマー層2を有するもので
あってもよく、また水シール本体層1の片面又は両面に
水溶性ポリマー層2が部分的に設けられていてもよい。
性ポリマー層2を設けてあるが、本発明では水シール本
体層1の片面のみに水溶性ポリマー層2を有するもので
あってもよく、また水シール本体層1の片面又は両面に
水溶性ポリマー層2が部分的に設けられていてもよい。
【0008】本発明において水シール本体層について
は、特に限定はなく、従来に準じたものなどであっても
よい。ちなみに水シール本体層の一般的な形態は、部材
間等の間隙に圧密装填して水シールを達成する点より、
発泡体やゴム等の圧縮性材料からなる芯材に、必要に応
じその片面や両面等に、部材への密着処理を目的とした
粘着層を有するものである。前記の図例では、発泡体か
らなる芯材11の両面に粘着層12を付設したものによ
り水シール本体層1が形成されている。
は、特に限定はなく、従来に準じたものなどであっても
よい。ちなみに水シール本体層の一般的な形態は、部材
間等の間隙に圧密装填して水シールを達成する点より、
発泡体やゴム等の圧縮性材料からなる芯材に、必要に応
じその片面や両面等に、部材への密着処理を目的とした
粘着層を有するものである。前記の図例では、発泡体か
らなる芯材11の両面に粘着層12を付設したものによ
り水シール本体層1が形成されている。
【0009】前記において芯材は、例えば20℃におけ
る50%圧縮荷重が1.0kgf/cm2以上の発泡体やゴム
と、0.5kgf/cm2以下の発泡体やゴムとの組合せの如
く、圧縮強さの異なる材料からなる2層又は3層以上の
重畳体として形成されていてもよい。
る50%圧縮荷重が1.0kgf/cm2以上の発泡体やゴム
と、0.5kgf/cm2以下の発泡体やゴムとの組合せの如
く、圧縮強さの異なる材料からなる2層又は3層以上の
重畳体として形成されていてもよい。
【0010】前記の重畳構造は、硬柔の組合せにより、
その硬い側の芯材を介し曲げ等の外力に抵抗して変形を
抑制し、漏水箇所等となりやすい折り曲げシワ等の発生
を防止し、柔らかい側の芯材による良好で微細な変形性
を介し、粗面に対しても隙間なく良好に密接させること
や装着作業性の向上などを目的とする。
その硬い側の芯材を介し曲げ等の外力に抵抗して変形を
抑制し、漏水箇所等となりやすい折り曲げシワ等の発生
を防止し、柔らかい側の芯材による良好で微細な変形性
を介し、粗面に対しても隙間なく良好に密接させること
や装着作業性の向上などを目的とする。
【0011】芯材を形成する材料としては、例えばエチ
レン・プロピレン共重合体やエチレン・プロピレン・ジ
エン共重合体(EPDM)等のポリオレフィン、ポリウ
レタンやシリコーン系ポリマー、アクリル系ポリマーや
ブチルゴム系ポリマー、SBR系ポリマーやNR系ポリ
マー、NBR系ポリマーやそれらのブレンドポリマーな
どが一般に用いられるが、これに限定されず、水シール
材の適用箇所などに応じて適宜な材料を用いうる。ちな
みに耐水性や軽量性などの点よりは、EPDM、就中E
PDM系フォームが好ましく用いうる。
レン・プロピレン共重合体やエチレン・プロピレン・ジ
エン共重合体(EPDM)等のポリオレフィン、ポリウ
レタンやシリコーン系ポリマー、アクリル系ポリマーや
ブチルゴム系ポリマー、SBR系ポリマーやNR系ポリ
マー、NBR系ポリマーやそれらのブレンドポリマーな
どが一般に用いられるが、これに限定されず、水シール
材の適用箇所などに応じて適宜な材料を用いうる。ちな
みに耐水性や軽量性などの点よりは、EPDM、就中E
PDM系フォームが好ましく用いうる。
【0012】芯材の断面形状や寸法等は任意であり、水
シール材の適用箇所や圧縮性などに応じて適宜に決定し
うる。シート形態や棒形態等の場合の一般的な厚さは、
100mm以下、就中0.1〜50mm、特に1〜30mmで
あり、その幅は適用箇所の面積や間隙幅などに応じて決
定される。
シール材の適用箇所や圧縮性などに応じて適宜に決定し
うる。シート形態や棒形態等の場合の一般的な厚さは、
100mm以下、就中0.1〜50mm、特に1〜30mmで
あり、その幅は適用箇所の面積や間隙幅などに応じて決
定される。
【0013】なお芯材を発泡体で形成する場合、通例2
〜100倍、就中3〜50倍、特に5〜30倍の発泡倍
率のものが用いられる。発泡体は、独立気泡構造又は連
続気泡構造のいずれであってもよいが、水シール性の点
よりは独立気泡構造が好ましい。発泡体の圧縮強さは、
形成材料の種類や組成、発泡倍率などにより制御するこ
とができる。
〜100倍、就中3〜50倍、特に5〜30倍の発泡倍
率のものが用いられる。発泡体は、独立気泡構造又は連
続気泡構造のいずれであってもよいが、水シール性の点
よりは独立気泡構造が好ましい。発泡体の圧縮強さは、
形成材料の種類や組成、発泡倍率などにより制御するこ
とができる。
【0014】芯材の片面や両面などに必要に応じて設け
られ粘着層は、適度なクッション性の付与による施工性
の向上にも有効であり、適宜な耐水性の粘着性物質、例
えばゴム系やアクリル系、シリコーン系などの耐水性粘
着剤にて形成しうる。水シール性などの点よりはブチル
ゴム系粘着剤が好ましく用いうる。
られ粘着層は、適度なクッション性の付与による施工性
の向上にも有効であり、適宜な耐水性の粘着性物質、例
えばゴム系やアクリル系、シリコーン系などの耐水性粘
着剤にて形成しうる。水シール性などの点よりはブチル
ゴム系粘着剤が好ましく用いうる。
【0015】粘着層の厚さは、部材の表面粗さ等の水シ
ール材の適用個所などに応じて適宜に決定できる。一般
には、5mm以下、就中0.1〜3mm、特に0.2〜2mm
とされる。芯材の両面に粘着層を設ける場合、その表裏
で粘着層の種類が異なっていてもよい。
ール材の適用個所などに応じて適宜に決定できる。一般
には、5mm以下、就中0.1〜3mm、特に0.2〜2mm
とされる。芯材の両面に粘着層を設ける場合、その表裏
で粘着層の種類が異なっていてもよい。
【0016】粘着層は、塗布方式や押出成形方式、カレ
ンダー成形方式などの適宜な方式で形成することができ
る。また芯材上への直接成形方式や、シート状粘着層の
接着方式などの適宜な方式で芯材上にラミネートするこ
とができる。その場合、両面粘着シートを用いて粘着層
を形成してもよい。
ンダー成形方式などの適宜な方式で形成することができ
る。また芯材上への直接成形方式や、シート状粘着層の
接着方式などの適宜な方式で芯材上にラミネートするこ
とができる。その場合、両面粘着シートを用いて粘着層
を形成してもよい。
【0017】なお前記において、芯材における粘着層と
の接着面には、コロナ処理や火炎処理、プラズマ処理や
スパッタエッチング処理、プライマー等の下塗り処理な
どの適宜な接着力向上処理を施すことができる。また芯
材や粘着層には必要に応じて老化防止剤や充填剤などの
適宜な添加剤を配合することができる。
の接着面には、コロナ処理や火炎処理、プラズマ処理や
スパッタエッチング処理、プライマー等の下塗り処理な
どの適宜な接着力向上処理を施すことができる。また芯
材や粘着層には必要に応じて老化防止剤や充填剤などの
適宜な添加剤を配合することができる。
【0018】水シール本体層の片面又は両面に設ける、
吸水変色性の水溶性ポリマー層は、上記した如く浸水が
あるとその水を吸収して変色(着色)し、その変色を介
して浸水の程度や漏水箇所等の視覚化を目的とするもの
であるが、これは実用的には吸水により増粘して相手側
部材の平滑や粗面の表面状態を問わずに良密着して止水
効果を発揮する易水溶層としても機能させうるものであ
る。
吸水変色性の水溶性ポリマー層は、上記した如く浸水が
あるとその水を吸収して変色(着色)し、その変色を介
して浸水の程度や漏水箇所等の視覚化を目的とするもの
であるが、これは実用的には吸水により増粘して相手側
部材の平滑や粗面の表面状態を問わずに良密着して止水
効果を発揮する易水溶層としても機能させうるものであ
る。
【0019】水溶性ポリマー層は、水溶性ポリマーに吸
水変色性の染料やペースト等を混合することにより形成
することができる。前記の易水溶層としての機能におけ
る止水効果の発現速度等の点より好ましい水溶性ポリマ
ー層は、吸水増粘(変色)の応答速度が30秒以内、就
中20秒以内、特に10秒以内のものである。また芯材
の緩やかな圧縮率、就中75%以下、特に65%以下の
圧縮率での止水効果の発現性などの点より水溶性ポリマ
ー層の好ましい引張り破断強度は、20〜80kgf/c
m2、就中25〜65kgf/cm2、特に30〜60kgf/cm2
である。
水変色性の染料やペースト等を混合することにより形成
することができる。前記の易水溶層としての機能におけ
る止水効果の発現速度等の点より好ましい水溶性ポリマ
ー層は、吸水増粘(変色)の応答速度が30秒以内、就
中20秒以内、特に10秒以内のものである。また芯材
の緩やかな圧縮率、就中75%以下、特に65%以下の
圧縮率での止水効果の発現性などの点より水溶性ポリマ
ー層の好ましい引張り破断強度は、20〜80kgf/c
m2、就中25〜65kgf/cm2、特に30〜60kgf/cm2
である。
【0020】水溶性ポリマーには、水に溶解する適宜な
ものを用いうる。就中、例えばポリビニルアルコールや
カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール
やポリプロピレングリコールなどが好ましく用いられ、
特に主鎖に化学的に安定なエーテル結合を有する変性ポ
リエチレングリコールなどが好ましく用いうる。なおポ
リビニルアルコールの場合、高ケン化度である必要はな
く、50〜70%程度の低ケン化度のものも用いうる。
ものを用いうる。就中、例えばポリビニルアルコールや
カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール
やポリプロピレングリコールなどが好ましく用いられ、
特に主鎖に化学的に安定なエーテル結合を有する変性ポ
リエチレングリコールなどが好ましく用いうる。なおポ
リビニルアルコールの場合、高ケン化度である必要はな
く、50〜70%程度の低ケン化度のものも用いうる。
【0021】また水溶性ポリマー層の止水箇所での居止
まり性、すなわち水溶性ポリマー層が吸水により易流動
化して止水箇所より早期に流出することを防止する点よ
り好ましい水溶性ポリマーの平均分子量は、5万〜20
万、就中7万〜19万、特に8万〜18万である。その
平均分子量が5万未満では前記の居止まり性に乏しく、
20万を超えると止水効果の発現速度に乏しい場合があ
る。
まり性、すなわち水溶性ポリマー層が吸水により易流動
化して止水箇所より早期に流出することを防止する点よ
り好ましい水溶性ポリマーの平均分子量は、5万〜20
万、就中7万〜19万、特に8万〜18万である。その
平均分子量が5万未満では前記の居止まり性に乏しく、
20万を超えると止水効果の発現速度に乏しい場合があ
る。
【0022】さらに水溶性ポリマー層にシワがあるとそ
れによる浸水吸収に遅延がなくても、シワによる隙間部
における止水効果の発現、特に最初の浸水の際の止水効
果発現に遅れて、その隙間より浸水するおそれがあるた
め、その回避策として、水溶性ポリマーに可塑化剤を配
合することもできる。可塑化剤の配合による水溶性ポリ
マー層の軟質化ないし柔軟化により、芯材が折り曲げ等
の外力で大きく変形した際にもその変形に密着追随し、
折り曲げシワ等の発生が防止される。
れによる浸水吸収に遅延がなくても、シワによる隙間部
における止水効果の発現、特に最初の浸水の際の止水効
果発現に遅れて、その隙間より浸水するおそれがあるた
め、その回避策として、水溶性ポリマーに可塑化剤を配
合することもできる。可塑化剤の配合による水溶性ポリ
マー層の軟質化ないし柔軟化により、芯材が折り曲げ等
の外力で大きく変形した際にもその変形に密着追随し、
折り曲げシワ等の発生が防止される。
【0023】前記の可塑化剤としては、水溶性ポリマー
からなる皮膜を柔軟化しうる親水性や親油性等の適宜な
ものを用いうる。就中、水溶性ポリマーとの相溶性や吸
水作用の阻害防止性などの点より、例えば前記水溶性ポ
リマーで例示したものやヒドロキシエチルセルロース、
ポリアクリル酸ソーダの如き水溶性のものなどからなる
低分子量の、就中、平均分子量が100〜4000、特
に200〜3500のオリゴマーが好ましく用いうる。
からなる皮膜を柔軟化しうる親水性や親油性等の適宜な
ものを用いうる。就中、水溶性ポリマーとの相溶性や吸
水作用の阻害防止性などの点より、例えば前記水溶性ポ
リマーで例示したものやヒドロキシエチルセルロース、
ポリアクリル酸ソーダの如き水溶性のものなどからなる
低分子量の、就中、平均分子量が100〜4000、特
に200〜3500のオリゴマーが好ましく用いうる。
【0024】可塑化剤の使用割合は、水溶性ポリマー皮
膜の柔軟化の程度や、その水溶性ポリマー皮膜中よりオ
リゴマーが流出した後における止水効果の長期持続性な
どの点より、水溶性ポリマー100重量部あたり10〜
95重量部、就中15〜90重量部、特に20〜80重
量部が好ましい。
膜の柔軟化の程度や、その水溶性ポリマー皮膜中よりオ
リゴマーが流出した後における止水効果の長期持続性な
どの点より、水溶性ポリマー100重量部あたり10〜
95重量部、就中15〜90重量部、特に20〜80重
量部が好ましい。
【0025】水溶性ポリマー層の厚さは、水への溶解速
度などに応じて適宜に決定しうるが、一般には500μ
m以下、就中5〜200μm、特に10〜100μmとさ
れる。水シール本体層への水溶性ポリマー層の付設は、
例えばフィルムのラミネート方式や溶融押出し方式、溶
液の塗布方式などの適宜な方式で行うことができる。
度などに応じて適宜に決定しうるが、一般には500μ
m以下、就中5〜200μm、特に10〜100μmとさ
れる。水シール本体層への水溶性ポリマー層の付設は、
例えばフィルムのラミネート方式や溶融押出し方式、溶
液の塗布方式などの適宜な方式で行うことができる。
【0026】水シール本体層の表面を形成する芯材又は
粘着層等の上に付設した水溶性ポリマー層に対しては、
必要に応じ水等の溶剤や加熱溶融等により液状化して下
層との密着処理を図ることもできる。かかる処理は、シ
ワの発生防止の点よりも有効である。
粘着層等の上に付設した水溶性ポリマー層に対しては、
必要に応じ水等の溶剤や加熱溶融等により液状化して下
層との密着処理を図ることもできる。かかる処理は、シ
ワの発生防止の点よりも有効である。
【0027】水溶性ポリマー層の外表面に対しては必要
に応じて、透明な滑膜コートを設けることもできる。滑
膜コートは、水溶性ポリマー層と部材との接触抵抗を低
くして滑りやすくし、施工性の向上を図ることを目的と
する。従って既成の部材間に詰め込み式で圧入施工する
方式の水シール材の場合には、芯材の両面に必要に応じ
粘着層を介して、水溶性ポリマー層と滑膜コートを付設
したものが好ましい。
に応じて、透明な滑膜コートを設けることもできる。滑
膜コートは、水溶性ポリマー層と部材との接触抵抗を低
くして滑りやすくし、施工性の向上を図ることを目的と
する。従って既成の部材間に詰め込み式で圧入施工する
方式の水シール材の場合には、芯材の両面に必要に応じ
粘着層を介して、水溶性ポリマー層と滑膜コートを付設
したものが好ましい。
【0028】滑膜コートの形成には、例えば長鎖アルキ
ル系やシリコーン系やフッ素系等の適宜な剥離剤などが
用いられる。剥離剤からなる滑膜コートの場合には、水
シール本体層の片面に粘着面が露出するとき、その滑膜
コートの離型性を利用してロール状に巻回したり、重ね
置きすることができ、巻戻しなどを容易とするために露
出粘着面をセパレータで仮着被覆する必要を回避するこ
とができる。
ル系やシリコーン系やフッ素系等の適宜な剥離剤などが
用いられる。剥離剤からなる滑膜コートの場合には、水
シール本体層の片面に粘着面が露出するとき、その滑膜
コートの離型性を利用してロール状に巻回したり、重ね
置きすることができ、巻戻しなどを容易とするために露
出粘着面をセパレータで仮着被覆する必要を回避するこ
とができる。
【0029】滑膜コートの形成は、水溶性ポリマー層上
に形成材を塗布する方式などの適宜な方式で行うことが
でき、滑膜コートを付与した水溶性ポリマー層形成フィ
ルムとして粘着層上にラミネートする方式などにても形
成しうる。滑膜コートの厚さは、100μm以下、就中
1〜50μmが一般的であるが、水溶性ポリマー層の水
溶性を阻害しない範囲で適宜に決定してよい。なお滑膜
コートは、水溶性ポリマー層の変色視覚のため透明層と
して形成される。
に形成材を塗布する方式などの適宜な方式で行うことが
でき、滑膜コートを付与した水溶性ポリマー層形成フィ
ルムとして粘着層上にラミネートする方式などにても形
成しうる。滑膜コートの厚さは、100μm以下、就中
1〜50μmが一般的であるが、水溶性ポリマー層の水
溶性を阻害しない範囲で適宜に決定してよい。なお滑膜
コートは、水溶性ポリマー層の変色視覚のため透明層と
して形成される。
【0030】本発明の漏水検知シール材は、適用個所の
全面に接着することを目的としたシートや、適用個所に
部分的に接着することを目的とした所定幅のテープなど
の適宜な形態で使用することができる。
全面に接着することを目的としたシートや、適用個所に
部分的に接着することを目的とした所定幅のテープなど
の適宜な形態で使用することができる。
【0031】また本発明の漏水検知シール材は、ガラス
板等の透明体に適用して水シールの性能試験に供するこ
とを目的とするが、その水シール本体層は上記したよう
に、適宜な箇所を適用対象とするものであってよく、そ
の適用箇所については特に限定はない。
板等の透明体に適用して水シールの性能試験に供するこ
とを目的とするが、その水シール本体層は上記したよう
に、適宜な箇所を適用対象とするものであってよく、そ
の適用箇所については特に限定はない。
【0032】ちなみに前記の適用箇所としては、例えば
外壁材の目地部における下地材と外壁材からなる部材間
や基礎と土台からなる部材間の如き、建築物等における
水シールを要する部材間、換気口を形成した外壁材とフ
ードの周縁部との間の如き、開口部における開口形成材
とそれへの取付け部材間、あるいは屋根板と屋根瓦等の
間(屋根下地材)、サッシやドアとその枠等の間、室内
におけるシンク等の台所用品や洗面化粧台、浴槽等の衛
生用品とその支持部材の間などの水シール処理を要する
適宜な箇所などがあげられる。
外壁材の目地部における下地材と外壁材からなる部材間
や基礎と土台からなる部材間の如き、建築物等における
水シールを要する部材間、換気口を形成した外壁材とフ
ードの周縁部との間の如き、開口部における開口形成材
とそれへの取付け部材間、あるいは屋根板と屋根瓦等の
間(屋根下地材)、サッシやドアとその枠等の間、室内
におけるシンク等の台所用品や洗面化粧台、浴槽等の衛
生用品とその支持部材の間などの水シール処理を要する
適宜な箇所などがあげられる。
【0033】
実施例1 厚さ10mmのEPDM系フォームシートからなる芯材の
両面に厚さ20μmのアクリル系粘着層を付設してなる
水シール本体層の両面に、平均分子量8万の変性ポリエ
チレングリコール(三洋化成社製、メルポールF22
0)100重量部、水発色性ペースト(三共化学工業社
製、ウォーターフィーリングペースト)10重量部、及
び水200重量部からなる水溶液をセパレータ上に塗布
し形成した厚さ30μmの水溶性ポリマー層を移着して
シート状の漏水検知シール材を得た。なお水溶性ポリマ
ー層は、水溶液の際には赤紫色であったが、塗布層を1
30℃で5分間乾燥する内に、水発色性ペーストの乾燥
状態における色である水色に戻った。
両面に厚さ20μmのアクリル系粘着層を付設してなる
水シール本体層の両面に、平均分子量8万の変性ポリエ
チレングリコール(三洋化成社製、メルポールF22
0)100重量部、水発色性ペースト(三共化学工業社
製、ウォーターフィーリングペースト)10重量部、及
び水200重量部からなる水溶液をセパレータ上に塗布
し形成した厚さ30μmの水溶性ポリマー層を移着して
シート状の漏水検知シール材を得た。なお水溶性ポリマ
ー層は、水溶液の際には赤紫色であったが、塗布層を1
30℃で5分間乾燥する内に、水発色性ペーストの乾燥
状態における色である水色に戻った。
【0034】比較例 水溶性ポリマー層に水発色性ペーストを配合しないほか
は実施例1に準じて水シール材を得た。
は実施例1に準じて水シール材を得た。
【0035】評価試験 実施例、比較例で得た水シール材のシートより、図2、
図3の如く幅10mmのU字体3を打ち抜き、それをアク
リル樹脂板4の間に配置してボルト・ナット5を介し四
角を締め付けてU字体が50%、60%、70%、80
%又は90%の圧縮率となる状態としたのち、図3の如
くそのU字体3に水頭高さが50mmとなるように注水7
して性能試験体を形成し、24時間放置後の状態を目視
観察した。なお図中、符号の6はスペーサである。
図3の如く幅10mmのU字体3を打ち抜き、それをアク
リル樹脂板4の間に配置してボルト・ナット5を介し四
角を締め付けてU字体が50%、60%、70%、80
%又は90%の圧縮率となる状態としたのち、図3の如
くそのU字体3に水頭高さが50mmとなるように注水7
して性能試験体を形成し、24時間放置後の状態を目視
観察した。なお図中、符号の6はスペーサである。
【0036】前記において、実施例1の漏水検知シール
材では、各圧縮率において浸水があった場合に、その浸
水部における水溶性ポリマー層が赤紫色に変色してお
り、浸水の程度や浸水箇所を容易に視覚でき、浸水がな
い場合には変色なしに元の色を維持して性能試験の信頼
性に優れるものであった。しかし比較例では、実施例の
場合と同様の浸水状況であったものの、色変化を生じた
ものがなく浸水があった場合も浸水がなかった場合と同
じ視覚で、その浸水の程度や浸水箇所を特定することが
困難であった。
材では、各圧縮率において浸水があった場合に、その浸
水部における水溶性ポリマー層が赤紫色に変色してお
り、浸水の程度や浸水箇所を容易に視覚でき、浸水がな
い場合には変色なしに元の色を維持して性能試験の信頼
性に優れるものであった。しかし比較例では、実施例の
場合と同様の浸水状況であったものの、色変化を生じた
ものがなく浸水があった場合も浸水がなかった場合と同
じ視覚で、その浸水の程度や浸水箇所を特定することが
困難であった。
【図1】漏水検知シール材例の断面図
【図2】性能試験体の側面説明図
【図3】性能試験の正面説明図
1:水シール本体層(11:芯材 12:粘着層) 2:吸水変色性の水溶性ポリマー層
Claims (1)
- 【請求項1】 間隙に装填する水シール本体層の表面
に、吸水変色性の水溶性ポリマー層を設けたことを特徴
とする漏水検知シール材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14997897A JPH10317521A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 漏水検知シール材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14997897A JPH10317521A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 漏水検知シール材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10317521A true JPH10317521A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15486799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14997897A Pending JPH10317521A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 漏水検知シール材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10317521A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006112034A (ja) * | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Meico Enterprise:Kk | 防水パネルからなるドレンパン |
| JP2017523352A (ja) * | 2014-05-30 | 2017-08-17 | アムトロール ライセンシング インコーポレーテッド | 膨張タンクの故障用の水分検知エアキャップインジケータ |
| CN113353463A (zh) * | 2021-05-25 | 2021-09-07 | 宋军 | 全自动包装饮料自发热系统 |
| CN115836770A (zh) * | 2021-09-18 | 2023-03-24 | 株洲时代华先材料科技有限公司 | 一种含变色油墨或涂料的变色纸、制备方法以及手腕带 |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP14997897A patent/JPH10317521A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006112034A (ja) * | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Meico Enterprise:Kk | 防水パネルからなるドレンパン |
| JP2017523352A (ja) * | 2014-05-30 | 2017-08-17 | アムトロール ライセンシング インコーポレーテッド | 膨張タンクの故障用の水分検知エアキャップインジケータ |
| US10323848B2 (en) | 2014-05-30 | 2019-06-18 | Amtrol Licensing Inc. | Moisture detecting air cap indicator for expansion tank failure |
| US11156369B2 (en) | 2014-05-30 | 2021-10-26 | Amtrol Licensing Inc. | Moisture detecting air cap indicator for expansion tank failure |
| CN113353463A (zh) * | 2021-05-25 | 2021-09-07 | 宋军 | 全自动包装饮料自发热系统 |
| CN115836770A (zh) * | 2021-09-18 | 2023-03-24 | 株洲时代华先材料科技有限公司 | 一种含变色油墨或涂料的变色纸、制备方法以及手腕带 |
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