JPH10317725A - 鉄塔支持型煙突の筒身架設工法 - Google Patents

鉄塔支持型煙突の筒身架設工法

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JPH10317725A
JPH10317725A JP14448197A JP14448197A JPH10317725A JP H10317725 A JPH10317725 A JP H10317725A JP 14448197 A JP14448197 A JP 14448197A JP 14448197 A JP14448197 A JP 14448197A JP H10317725 A JPH10317725 A JP H10317725A
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Tetsuya Hamada
哲也 浜田
Junichi Yokozawa
純一 横沢
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IHI Corp
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Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄塔支持型煙突の筒身架設の工期短縮を図
る。 【解決手段】 鉄塔1を前面だけ残して組み立てて据え
付ける。鉄塔1の頂部にシーブ4と5を取り付ける。鉄
塔1の前方位置で筒身7を製作する。製作された筒身7
の先端部に結着したワイヤロープ10を鉄塔1頂部のシ
ーブ4にかけて地上のウインチ11のドラム12に巻き
取る。ウインチ11を駆動してワイヤロープ10を介し
筒身7を起立させて鉄塔1の前面の開放部より鉄塔1の
内側へ収めて架設する。しかる後、鉄塔前面トラス部に
鉄塔1頂部のシーブ4,5にかけたワイヤロープ10を
結着してウインチ11により起立させて鉄塔1の前面に
取り付けるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄塔支持型煙突を建
設するときに筒身を架設する工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種鉄塔支持型煙突を建設する
場合は、煙突の建設場所に鉄塔を先に組み立てて施工
し、しかる後、筒身を所要長さに分割して製作したもの
を順次鉄塔の内側へ搬入して積み重ねると共に接続して
継ぎ足して行くことにより筒身の架設を行う工法が採用
されている。又、一方では、長身の筒身を地上で製作
し、これを大型クレーンで吊り上げて鉄塔の内側に入れ
て立てるという工法もある。
【0003】なお、鉄塔支持型煙突の鉄塔は、4本の支
柱間をトラス構造の補強材で連結して堅固に組み立てら
れて、頂部まで登れるように昇降用の梯子が取り付けら
れており、該鉄塔の内側には、1本又は2本の筒身が架
設されて鉄塔に支持されるようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
架設工法のうち、前者の工法である筒身を小ブロックと
して鉄塔内に入れて上方へ継ぎ足して行く工法の場合、
多くの手数を要し、工期期間が長くなる問題があり、
又、筒身を大型クレーンで吊り上げる工法の場合は、大
型クレーンが必要であると共に、大型クレーンによる作
業に広いスペースが必要で煙突の設置場所の問題があ
る。
【0005】そこで、本発明は、鉄塔支持型煙突の筒身
を多くの時間を要することなく且つ大型クレーンを使用
することなく架設することができるようにしようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、鉄塔支持型煙突の設置位置に、鉄塔を前
面だけを残して組み立てて設置し、該鉄塔架設後に、該
鉄塔頂部に掛けたワイヤロープの先端を、地上で製作し
た筒身の上端側となる先端部に結着し、該ワイヤロープ
を地上のウインチで巻取ることにより筒身を基端を支点
として起立させ、前面より鉄塔内に筒身を入れて架設
し、しかる後に、地上で組み立てた鉄塔前面トラス部を
鉄塔前面に取り付けるようにする工法とする。
【0007】組み立てた鉄塔を利用して筒身を水平状態
から起立させて架設するので、鉄塔の組み立てと並行し
て筒身を製作することができ、鉄塔の組み立てが終了す
ると、該鉄塔を利用して筒身を起立して架設することが
できて、筒身の架設の工期を短縮することができる。
【0008】鉄塔前面トラス部を鉄塔を利用してウイン
チで起立させて鉄塔の前面側に取り付けるようにするこ
とにより、前面トラス部の組み付けも短時間に且つ簡易
に行うことができる。
【0009】又、地上に作業台を起倒自在に設置して、
筒身や鉄塔を作業台上で製作することにより、製作後、
作業台を昇降装置にて起立させることにより作業台とと
もに鉄塔や筒身を起立させることが楽である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1(イ)(ロ)乃至図4は本発明の実施
の一形態により鉄塔支持型煙突の筒身架設を行う手順を
示すもので、所要長さを有する4本の脚柱2間に前面だ
けを残して補強材3をトラス構造に配設して組み立てて
なる下部鉄塔1aを、煙突の設置場所に固定設置し(図
1(イ))、同様に4本の脚柱2a間に前面だけ残して
補強材3をトラス構造に配設してなり且つ頂部の前後左
右両側部にシーブ4と5を取り付けた上部鉄塔1bを構
成して、該上部鉄塔1bを上記下部鉄塔1a上に載置さ
せ、一体的に継ぎ足して鉄塔1を組み立てるようにする
(図1(ロ))。6は後側2本の脚柱2の下端部に取り
付けたシーブである。
【0012】上記鉄塔1の組み立て作業と並行して、地
上では筒身7の製作を行う。筒身7の製作は、鉄塔1の
建設場所の近くで行うようにするが、上記鉄塔1の前面
開放側に、鉄塔1よりも長さが長い筒身7を横方向に製
作して支持台8に支持させておくようにする。この際、
筒身7の下端となる一端を、鉄塔1設置場所に固定した
基礎プレート9上に位置させるようにする。地上に横倒
しの状態で製作された筒身7の上端側となる他端側にワ
イヤロープ10を結着し、該ワイヤロープ10を鉄塔1
の頂部に設けたシーブ4に掛けた後、後面側となる2本
の脚柱2の下端部のシーブ6に掛けてウインチ11のド
ラム12に巻き取らせ、ウインチ11の運転によりワイ
ヤロープ10を鉄塔1上のシーブ4,6を介して巻き取
ることにより、鉄塔1を利用して筒身7を下端を中心と
して起立させるようにする(図1(ハ))。この際、必
要に応じて基礎プレート9上に筒身7の下端を係止する
ストッパ装置を設けるようにする。
【0013】図2に示す如く、筒身7が起立させられて
鉄塔1の内側に収められると、筒身7の下端を固定して
鉄塔1内に架設し、該筒身7に結着したワイヤロープ1
0を筒身7より取り外すようにする。
【0014】しかる後、近くで上記鉄塔1の組み立て作
業と並行して組み立てた鉄塔前面を覆うための前面トラ
ス部13を鉄塔1の前方へ横倒しの状態で位置させて、
鉄塔1の頂部に取り付けた別のシーブ6に掛けた上記ワ
イヤロープ10の先端側を前面トラス部13の先端(上
端)に結着させるようにし(図3)、ウインチ11の動
作で前面トラス部13を起立させて鉄塔1に連結し、一
体化させるようにする(図4)。この際、前面トラス部
13は、起立時に剛性を持たせるように、2本の鉄柱1
4に2本の鉄柱15を継ぎ足して、これらの間に補強材
3を取り付けた構成とし、起立させたときに、鉄柱14
は鉄塔1の脚柱2に、又、鉄柱15は鉄塔1の脚柱2a
にそれぞれ一体的に取り付けるようにする。
【0015】上記した実施の形態によると、鉄塔1の組
み立てと並行して筒身7や前面トラス部13の製作を行
い、鉄塔1を組み立てた後に、該鉄塔1を利用して筒身
7をウインチ11により起立させて鉄塔1の内側に立て
るようにし、しかる後、前面トラス部13を、上記筒身
7の起立の場合と同様に、鉄塔1を利用してウインチ1
1により起立させるようにすることから、筒身7の架設
を一気に行うことができて、鉄塔支持型の煙突を短期間
で施工することができる。
【0016】なお、本発明は上記実施の形態のみに限定
されるものではなく、たとえば、鉄塔1の組み立てた後
に、鉄塔1を利用して筒身7を起立させることに代え
て、図5に示す如く、地上にピット16を設けると共
に、地上に設置した筒身製作用作業台17の基端部18
を基点として起倒自在に構成し、該作業台17を、ピッ
ト16内に設置した昇降装置19に連結し、該昇降装置
19の伸長作動により作業台17が基端部18を支点と
して回動することにより、該作業台17上の筒身7を起
立させるようにすることができる。この場合は、作業台
17と筒身7とを固縛しておくことが必要である。筒身
7を作業台17とともに起立させて、筒身7を鉄塔1の
内側で固定設置させると、作業台17との固縛を解いた
後、作業台17を昇降装置19により倒し、しかる後、
該作業台17で組み立てた前面トラス部又は別場所で組
み立てて作業台17上に載せた前面トラス部を、作業台
17に固縛させて、上記筒身7の起立の場合と同様にピ
ット16内の昇降装置19により作業台17を起立させ
ることによって前面トラス部13を起立させ、鉄塔1に
一体的に取り付けるようにしてもよい。
【0017】このようにすれば、ウインチ11やワイヤ
ロープ10が不要になると共に、筒身7の起立操作をよ
り安定して行うことが可能となって有利である。
【0018】又、図6に示す如く、作業台20上で鉄塔
1を組み立て、該鉄塔1の内側に筒身7を予め組み込む
と共に、該鉄塔1と筒身7との間に応力吸収用の緩衝材
21を介在させて、鉄塔1に筒身7を保持させた状態と
し、これをピット16内の昇降装置19により起立させ
るようにすることもできる。
【0019】このようにすれば、工期の大幅な短縮が図
れる。
【0020】更に、図5において、作業台17をなくし
て、筒身7をピット16内の昇降装置19で直接起立さ
せるようにすることもできる。
【0021】更に又、鉄塔前面トラス部13をウインチ
11により起立させることに代えて、前面トラス部13
を分割して鉄塔前面に順次組み付けるようにしてもよ
い。
【0022】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の鉄塔支持型煙
突の筒身架設工法によれば、鉄塔を前面のみを開放して
組み立てた後に、該鉄塔頂部に取り付けたシーブに掛け
て導いたワイヤロープを、地上にて横倒しの状態で製作
した筒身に結着し、ウインチによりワイヤロープを介し
筒身を起立させて鉄塔の前面より鉄塔内に入れて自立さ
せ、しかる後、前面トラス部を鉄塔に組み付けるように
するので、従来の筒身を小ブロックごとに製作して継ぎ
足して行く工法に比して工期の短縮化を図ることができ
ると共に、前面トラス部をウインチによりワイヤロープ
を介し起立させることにより簡単に鉄塔の前面に取り付
けることができ、大型クレーンを使用しないために大型
クレーンの拘束による架設コストの削減が図れる、とい
う優れた効果を奏し得られ、又、筒身を地上で製作して
地上に設けたピット内の昇降装置で直接又は作業台を介
して起立させたり、地上で鉄塔を組み立ててその内側に
筒身を予め組み込んだ状態にしてピット内の昇降装置に
より起立させるようにすることにより、筒身の架設をよ
り円滑に且つ安定よく行うことができ、且つ工期の大幅
な短縮化が図れる、等の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鉄塔支持型煙突の筒身架設工法の実施
の一形態を示すもので、(イ)は鉄塔の下部を組み立て
た状態を示す図、(ロ)は(イ)の下部鉄塔部の上方に
上部鉄塔部を組み立てて設置した鉄塔の状態を示す図、
(ハ)は地上で製作した筒身を起立させる状態を示す図
である。
【図2】図1(ハ)の状態から筒身を起立させた状態を
示す図である。
【図3】筒身を自立させた後に、鉄塔の前面トラス部を
起立させる状態を示す図である。
【図4】筒身の架設が終了した状態を示す図である。
【図5】本発明の実施の他の形態を示す概略図である。
【図6】本発明の実施の更に他の形態を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 鉄塔 4,5,6 シーブ 7 筒身 10 ワイヤロープ 11 ウインチ 13 前面トラス部 16 ピット 17 筒身製作用作業台 19 昇降装置 20 作業台 21 緩衝材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄塔支持型煙突の設置位置に、鉄塔を前
    面だけを残して組み立てて設置し、該鉄塔架設後に、該
    鉄塔頂部に掛けたワイヤロープの先端を、地上で製作し
    た筒身の上端側となる先端部に結着し、該ワイヤロープ
    を地上のウインチで巻取ることにより筒身を基端を支点
    として起立させ、前面より鉄塔内に筒身を入れて架設
    し、しかる後に、地上で組み立てた鉄塔前面トラス部を
    鉄塔前面に取り付けるようにすることを特徴とする鉄塔
    支持型煙突の筒身架設工法。
  2. 【請求項2】 地上で組み立てた鉄塔前面トラス部にワ
    イヤロープの先端を結着して、ウインチにより鉄塔前面
    トラス部を起立させて鉄塔の前面に取り付けるようにす
    る請求項1記載の鉄塔支持型煙突の筒身架設工法。
  3. 【請求項3】 鉄塔を利用してウインチで筒身を起立さ
    せることに代えて、筒身を起立させる位置に設けたピッ
    ト内の昇降装置で筒身を起立させるようにする請求項1
    記載の鉄塔支持型煙突の筒身架設工法。
  4. 【請求項4】 筒身製作用作業台を一端側を基点として
    起倒できるように設置し、該作業台を筒身を起立させる
    位置に設けたピット内の昇降装置により起倒動作させる
    ようにした請求項1又は3記載の鉄塔支持型煙突の筒身
    架設工法。
  5. 【請求項5】 鉄塔支持型煙突の設置位置の近くに、一
    端を起倒できるように設置した作業台上にて鉄塔と筒身
    を並行して製作した後、該鉄塔と筒身との間に応力吸収
    用の緩衝材を介在させて鉄塔に筒身を支持させた状態に
    し、しかる後、上記作業台を昇降装置で一端を基点とし
    て起立させることにより鉄塔と筒身とを一体的に起立さ
    せて架設することを特徴とする鉄塔支持型煙突の筒身架
    設工法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE202012009679U1 (de) * 2012-10-10 2014-01-13 Maritime Offshore Group Gmbh Vorrichtung zur Herstellung von Offshore-Fundamenten
CN107327864A (zh) * 2017-08-07 2017-11-07 厦门辉煌赵工环保科技有限公司 一种烟囱净化系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202012009679U1 (de) * 2012-10-10 2014-01-13 Maritime Offshore Group Gmbh Vorrichtung zur Herstellung von Offshore-Fundamenten
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