JPH1031812A - 磁気ヘッド調整機構 - Google Patents

磁気ヘッド調整機構

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JPH1031812A
JPH1031812A JP18625196A JP18625196A JPH1031812A JP H1031812 A JPH1031812 A JP H1031812A JP 18625196 A JP18625196 A JP 18625196A JP 18625196 A JP18625196 A JP 18625196A JP H1031812 A JPH1031812 A JP H1031812A
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Junichi Higaki
潤一 桧垣
Katsutoshi Okada
克俊 岡田
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易かつ低コストな構成で磁気ヘッドの姿勢
(あおり、アジマス)、高さ、X位置調整が行なえる磁
気ヘッド調整機構を得る。また、調整工具の統一化を図
り、調整作業の改善を図った磁気ヘッド調整機構を得
る。 【解決手段】 磁気ヘッド調整機構のベース板金3に高
さ調整板金23を取り付ける。高さ調整板金23の凸部
は台座2の凹部に係合させ、先端に高さ調整ねじ21を
螺合させる。高さ調整ねじ21の先端はベース板金3に
当接させ、高さ調整ねじ21の進退により磁気ヘッド1
の高さを調整する。あおり調整ねじ6及びアジマス調整
ネジ7の進退により磁気ヘッド1の姿勢を調整する。X
位置調整はテーパー状ナット13により行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビデオテープレ
コーダー等の磁気記録再生装置の磁気ヘッドの調整機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11〜図13は、例えば、実公平6ー
4410号公報に記載された従来の磁気記録再生装置の
磁気ヘッド調整機構を示す図であり、図11は側面図、
図12は正面図、図13は平面図を表す。
【0003】図11〜13において、1は磁気ヘッド、
2は磁気ヘッド1を固定する台座、3は磁気ヘッド1お
よび台座2を調整可能に保持するベース板金、4は台座
2にZ方向に付勢力を与えるばね、5はばね4の一端を
保持し台座2を貫通してベース板金3に螺合したねじ、
6は台座2に螺合しベース板金3に当接することで磁気
ヘッド1をA1−A2方向に調整するあおり調整ねじ、
7は台座2を貫通してベース板金3に螺合することで磁
気ヘッド1のB1−B2方向の調整を行うアジマス調整
ねじ、8はベース板金3をH1方向およびX2方向に付
勢力を与える圧縮ねじりばね、9はデッキベース14に
垂直に立設されたねじ付きシャフト、10はねじ付きシ
ャフト9に嵌合された円筒ガイド、11は圧縮ねじりば
ね8の付勢力に抗する付勢力をベース板金3に与えるこ
とで磁気ヘッド1のH1ーH2方向の調整を行う高さ調
整ナット、12はデッキベース14に垂直に立設された
ねじ付きシャフト、13はねじ付きシャフト12に螺合
され一部をベース板金に当接されたテーパー状のナッ
ト、15はデッキベース14に設けられた圧縮ねじりば
ね8の係止部である。
【0004】このように構成された従来の磁気ヘッド調
整機構によれば、あおり調整ねじ6を進退させることで
台座2とあおり調整ねじ6との螺合により台座2を傾斜
させて磁気ヘッド1のあおり方向A1−A2の調整を行
ない、アジマス調整ねじ7を進退させることでねじ5に
設けられたばね4の付勢力との合力により台座2を傾斜
させて磁気ヘッド1のアジマス方向B1−B2の調整を
行なう。また、磁気ヘッド1の高さ方向H1−H2の調
整はナット11により、X位置X1−X2はテ−パ−ナ
ット13を、締め込んだりあるいは緩めたりすることで
調整する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気ヘッド調整
機構は、以上のように構成されており、あおり方向A1
−A2およびアジマス方向B1−B2の調整は台座2の
傾動により、高さ方向H1−H2およびX位置X1−X
2の調整はベース板金3の移動により行なっていた。こ
のため、かかる従来例によればX位置X1−X2と高さ
方向の調整に相互依存性が生じ、調整を1度に行なうこ
とが困難であった。この問題を解消するため、実公平6
ー4410号公報においては、X位置調整用のテーパー
ナット13とベース板金3の間にレバー部材を介在させ
るようにして相互依存性を解消するようにしていた。し
かし、かかる構成によれば、必然的に部品点数が増加す
るためヘッド調整機構が高価なものとなってしまうとい
う問題点がある。
【0006】また、従来の磁気ヘッド調整機構において
は、何らかの要因で磁気ヘッド1や台座2に外力が加わ
ると、ねじ付きシャフト9と円筒ガイド10間のガタに
より、磁気ヘッド1の姿勢が変わりやすく、テープ走行
に悪影響をおよぼすという問題点があった。このため、
ねじ付きシャフト9と円筒ガイド10間のガタを小さく
すべく軸穴を精度良くしたりあるいは嵌合長を長くする
必要が生じ、これもコストのかかる要因となっていた。
【0007】また、ねじ付きシャフト9とナット11に
よる高さ調整では、他のあおり調整ねじ6、アジマス調
整ねじ7等とはことなる治具、具体的にはナット専用の
ドライバーを用意する必要があるため、工具の統一化の
妨げあるいは調整時間のかかる要因ともなっていた。
【0008】この発明は、上述のような問題点を解消す
るためになされたもので、簡易かつ低コストな構成で磁
気ヘッドの姿勢(あおり、アジマス)、高さ、X位置調
整が行なえる磁気ヘッド調整機構を得ることを目的とす
る。また、調整工具の統一化を図り、調整作業の改善を
図った磁気ヘッド調整機構を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る磁気ヘッド調整機構は、磁気記録媒体に信号を記録あ
るいは該記録媒体から信号を再生する磁気ヘッドの姿勢
および高さ調整を行なうものにおいて、磁気ヘッドを固
定する台座と、前記台座を調整可能に支持するベース板
金と、前記台座を前記ベース板金に付勢する第1の付勢
手段と、前記台座に螺合かつ前記ベース板金に先端が当
接、あるいは、前記台座を貫通かつ前記ベース板金に螺
合し、前記台座に固定された磁気ヘッドの姿勢を調整す
る複数の調整ねじと、前記台座と前記ベース板金間に配
置され、一端を前記ベース板金に固定し、他端を前記台
座に付勢力を与えるべく当接した高さ調整板金と、前記
高さ調整板金の前記他端の先端部に螺合あるいは貫通
し、その先端を前記ベース板金に当接あるいは螺合した
高さ調整ねじを備えたことを特徴とする。
【0010】また、この発明の請求項2に係る磁気ヘッ
ド調整機構は、請求項1に記載された発明における台座
の磁気ヘッド前面に近接する部位に凹部を形成するとと
もに、高さ調整板金の台座と当接する部位に凸部を形成
し、該凹部と凸部を係合させたことを特徴とする。
【0011】また、この発明の請求項3に係る磁気ヘッ
ド調整機構は、請求項1に記載された発明において、ベ
ース板金に当接し、磁気ヘッドの調整前の基準高さを規
定する支持部と、前記支持部と対向して設けられ前記ベ
ース板金の回動軸をなすとともに該ベース板金を固定す
る固定ねじと、前記ベース板金の回動位置を規制するテ
ーパー面を有するナットと、前記ベース板金を前記ナッ
トのテーパー面に付勢する第2の付勢手段を備えたこと
を特徴とする。
【0012】また、この発明の請求項4に係る磁気ヘッ
ド調整機構は、請求項1に記載された発明における高さ
調整板金をベース板金の一部から構成したことを特徴と
する。
【0013】また、この発明の請求項5に係る磁気ヘッ
ド調整機構は、請求項1に記載された発明における第1
の付勢手段を複数の調整ねじの軸部周囲に配された圧縮
ばねとしたことを特徴とする。
【0014】また、この発明の請求項6に係る磁気ヘッ
ド調整機構は、請求項1に記載された発明における第1
の付勢手段を複数の調整ねじの軸部に螺合した弾性を有
する板金としたことを特徴とする。
【0015】また、この発明の請求項7に係る磁気ヘッ
ド調整機構は、請求項6に記載された発明における板金
をベース板金の一部から構成したことを特徴とする。
【0016】また、この発明の請求項8に係る磁気ヘッ
ド調整機構は、磁気記録媒体に信号を記録あるいは該記
録媒体から信号を再生する磁気ヘッドの姿勢および高さ
調整を行なうものにおいて、磁気ヘッドを固定する台座
と、複数のコの字形状の折り曲げ部を有し、前記台座を
調整可能に支持するベース板金と、前記台座および前記
コの字形状の折り曲げ部を貫通するとともに前記ベース
板金に螺合し、前記台座に固定された磁気ヘッドの姿勢
あるいは高さ位置を調整する複数の調整ねじを備えたこ
とを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1である磁
気ヘッド調整機構の斜視図、図2はその側面図、図3は
同正面図、図4は同平面図である。なお、前記従来と同
一もしくは相当部分には同一符号を示してその説明は省
略する。
【0018】図1〜図4において、2Aは台座2の磁気
ヘッド1前面に近接した位置に形成された凹部、16は
デッキベース14上に配設されたベース板金3を支持
し、調整前の磁気ヘッド1の高さ基準位置を規定する支
持部、23は凸部23Aを凹部2Aに当接するように配
置された高さ調整板金、21は先端をベース板金3に当
接し高さ調整板金23に螺合された高さ調整ねじ、22
は高さ調整板金23をベース板金3へ固定する固定ね
じ、24は磁気ヘッド1のX位置を調整後、磁気ヘッド
調整機構のベース板金3をデッキベース14上に固定す
る固定ねじ、25はデッキベース14に配設・固定され
たベース板金取り付けボスである。
【0019】本発明の磁気ヘッド調整機構は以下のよう
に調整を行なう。まず始めに、磁気ヘッド1をH1−H
2の高さ方向へ調整を行う。調整前、ばね4により台座
2はH2方向へ付勢されており、また、アジマス調整ね
じ7のベース板金への螺合および高さ調整板金23の弾
性により台座2はベース板金3に対して固定されてい
る。台座2および磁気ヘッド1の高さは、高さ調整ねじ
21の先端がベース板金3へ当接し、該高さ調整ねじ2
1に螺合した高さ調整板金23の凸部23Aが台座2の
凹部2Aに係合することにより決定されている。ここ
で、高さ調整ねじ21を締め付けると、高さ調整板金2
3の先端は高さ調整ねじ21に沿ってH1方向へ移動
し、高さ調整板金23の剛性により凸部23Aと台座凹
部2Aは一体にH1方向に移動し、磁気ヘッド1はH1
方向へ調整される。
【0020】逆に、高さ調整ねじ21を緩めると、高さ
調整板金23の先端は高さ調整ねじ21に沿ってH2方
向へ移動し、ばね4の付勢力により、台座凹部2Aと板
金凸部23Aは一体にH2方向へ移動し、磁気ヘッド1
はH2方向へ調整される。
【0021】続いて、磁気ヘッド1をあおり方向A1−
A2、アジマス方向B1−B2に調整を行う。あおり方
向A1−A2およびアジマス方向B1−B2は相互に直
交する方向であり、調整に対する相互依存性はないた
め、いずれを先に調整してもよいが、ここではあおり方
向を先に調整する場合について説明する。ばね4により
H2方向へ付勢力を与えられた台座2は、台座2に取り
付けられたねじ6の先端がベース板金3へ当接すること
により姿勢が決定されている。ここで、ねじ6を締め付
けると、台座2の凹部2Aを支点として、台座2の後部
は、上方向へ移動しA1方向への調整がなされる。この
際、台座2が傾くことになり、磁気ヘッド1は高さ方向
H2にも移動するため、高さ方向の再調整が必要になる
とも考えられるが、本発明では動作支点をなす調整凹部
2Aを磁気ヘッド1の前面に近接した位置に形成してい
るので、磁気ヘッド1の高さ方向位置の変動は最小限に
抑制され、高さ方向の再調整はほぼ不要である。逆に、
ねじ7を緩めると、台座2の凹部2Aを支点として、台
座2の後部は、下方向へ移動しA2方向への調整がなさ
れる。
【0022】次に、磁気ヘッド1をアジマス方向B1−
B2へ調整する。ばね4によりH2方向への付勢力を与
えられた台座2は、台座凹部2Aとあおり調整ねじ6を
結んだ線を軸として、台座2とアジマス調整ねじ7の頭
部下面との当接面でB1−B2方向の姿勢が決定されて
いる。ここでアジマス調整ねじ7を締め付けると、アジ
マス調整ねじ7の頭部下面と当接する台座2の部分はH
2方向へ移動し、その結果、磁気ヘッド1は前記軸を回
動軸としてB1方向への調整がなされる。逆に、アジマ
ス調整ねじ7を緩めると、アジマス調整ねじ7の頭部下
面と当接する台座2の部分はH1方向へ移動し、その結
果、磁気ヘッド1は前記軸を回動軸としてB2方向への
調整がなされる。
【0023】最後に、磁気ヘッド1のX位値X1−X2
を調整する。圧縮ねじりばね8によりX2方向へ付勢さ
れたベース板金3は、端面がテーパーナット13に当接
し、X位置が決定されている。ここで、テーパーナット
13を締め付けると、ベース板金3が当接するテーパー
の径の増加により、ねじ付きシャフト12を軸として当
接面はばね8の付勢力に抗してX1方向へ移動し磁気ヘ
ッド調整機構はX1方向へ調整される。逆に、テーパー
ナット13を緩めると、ベース板金3が当接するテーパ
ーの径の減少により当接面は、圧縮ねじりばね8のねじ
り力により、X2方向へ移動し、磁気ヘッド調整機構は
X2方向へ調整がなされる。
【0024】このように構成された磁気ヘッド調整機構
においては、磁気ヘッド1のX位置調整後、ねじ24を
締め付けることで磁気ヘッド調整機構を固定する。した
がって固定後に何らかの要因で磁気ヘッド1や台座2に
外力が加わった場合にも、磁気ヘッド1の姿勢が変わり
やすいという従来の問題点は解消される。また、従来に
比べ構造も簡素化されコスト低減を図れ、またねじ24
は他の調整ねじ6、721と同一の工具で調整を行なう
ことができる。なお、本実施の形態では、X位置X1−
X2調整を最後に行なっているが、本発明ではアジマ
ス、あおり、高さの調整を台座2の位置調整で行ない、
X位置調整のみをベース板金3の調整で行なうものであ
るため、最初にX位置調整を行ない、固定ねじ24によ
り磁気ヘッド調整機構をデッキベース14に固定した
後、高さ、あおり、アジマス調整を台座2に対して行っ
てもよく、また、従来のように高さ調整とX位置調整に
相互依存性もない。
【0025】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2である磁気ヘッド調整機構の斜視図である。
【0026】上述した実施の形態1においてはベース板
金3とは別部材である高さ調整板金23を固定ねじ22
で固定した構成を採っているため、コスト面での低減効
果は不十分である。そこで、本実施の形態では、高さ調
整板金3Aをベース板金3を折り曲げることにより得て
おり、別部材を必要とすることなく実施の形態1で説明
した高さ調整板金23と同様の機能を達成できる。
【0027】磁気ヘッド1の調整については、実施の形
態1と同様に、H1−H2方向の高さ調整を高さ調整ね
じ21、A1−A2方向のあおり調整はあおり調整ねじ
6、B1−B2方向のアジマス調整はアジマス調整ねじ
7、X1−X2方向のX位値調整はテーパーナット13
により行い、調整順序についても実施の形態1と同様で
あるため詳細な説明は省略する。
【0028】このように構成された磁気ヘッド調整機構
においても、実施の形態1と同様、何らかの外力によっ
て、磁気ヘッド1の姿勢が変わりやすいという問題点は
解消される。また、構造的には実施の形態1に比しさら
に簡素化されるため、さらなるコスト低減を図ることが
できる。
【0029】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3である磁気ヘッド調整機構の斜視図、図7はその側
面図である。なお、図7において、高さ調整板金3Aは
一部省略して示している。
【0030】図において、26はあおり調整ねじ6を貫
通して台座2とベース板金3間に狭持された圧縮ばね、
27はアジマス調整ねじ7を貫通して台座2とベース板
金3間に狭持された圧縮ばねであり、ばね26、27に
より台座2はH1方向に付勢力を与えられている。な
お、本実施の形態ではあおり調整ねじ6は台座2を貫通
しベース板金3に螺合している点で上述の実施の形態1
あるいは2と相違するが、台座2に付勢力を与えるばね
4およびねじ5を省略する代わりの付勢力を台座2に与
えるためである。
【0031】磁気ヘッド1の調整については、実施の形
態1あるいは2と同様に、H1−H2方向の高さ調整を
高さ調整ねじ21、A1−A2方向のあおり調整をあお
り調整ねじ6、B1−B2方向のアジマス調整をアジマ
ス調整ねじ7、X1−X2方向のX位値調整をテーパー
ナット13により行う。
【0032】このように構成された磁気ヘッド調整機構
においても、実施の形態1および2と同様に、何らかの
外力によって、磁気ヘッド1の姿勢が変わりやすいとい
う問題点は解消される。また、構造も従来あるいは上述
の実施の形態1、2に比べ、台座2に付勢力を与えるば
ね4およびねじ5を不要にできるため簡素化され、コス
ト低減を図ることができる。
【0033】実施の形態4.図8はこの発明の実施の形
態4である磁気ヘッド調整機構の斜視図である。図にお
いて、6Aはあおり調整ねじ6に螺合したあおり調整板
金、7Aはアジマス調整ねじ7に螺合したアジマス調整
板金であり、これらにより台座2はH1方向に付勢力を
与えられている。なお、本実施の形態ではあおり調整ね
じ6およびアジマス調整ねじ7は台座2及び板金6A,
7Aをそれぞれ貫通しベース板金3に螺合している。
【0034】磁気ヘッド1の調整については、実施の形
態1乃至3と同様に、H1−H2方向の高さ調整を高さ
調整ねじ21、A1−A2方向のあおり調整をあおり調
整ねじ6、B1−B2方向のアジマス調整をアジマス調
整ねじ7、X1−X2方向のX位値調整をテーパーナッ
ト13により行う。
【0035】このように構成された磁気ヘッド調整機構
においても、実施の形態1乃至3と同様、何らかの外力
によって、磁気ヘッド1の姿勢が変わりやすいという問
題点は解消される。また、構造も上述の実施の形態3に
比べ、台座2に付勢力を与える圧縮ばね26、27が不
要になるため部品点数が削減され、コスト低減を図るこ
とができる。なお、上述の実施の形態1乃至4によれ
ば、高さ調整ねじ21は高さ調整板金23,3Aに螺合
し、先端をベース板金3に当接するように構成されてい
るが、高さ調整板金23,3Aを貫通し、ベース板金3
に螺合するように構成してもよく、高さ調整板金23,
3Aの弾性を規制し、磁気ヘッド1の高さを調整できる
ものであればその他の構成であってもよい。
【0036】実施の形態5.図9はこの発明の実施の形
態5である磁気ヘッド調整機構の斜視図、図10はその
側面図である。図において、3B、3C、3Dはベース
板金3の折り曲げ部であり適当な弾性を持つ。
【0037】高さ調整ねじ21、あおり調整ねじ6、ア
ジマス調整ねじ7は台座2およびベース板金折り曲げ部
3B、3C、3Dを貫通して、ベース板金3へ螺合され
ている。このときに、ベース板金3の折り曲げ部3B、
3C、3Dは台座2のH1方向にバランス良く付勢力を
与えるように初期の折り曲げ形状が決定されている。
【0038】磁気ヘッド1の調整については、他の実施
の形態と同様に、H1−H2方向の高さ調整は高さ調整
ねじ21、A1−A2方向のあおり調整はあおり調整ね
じ6、B1−B2方向のアジマス調整はアジマス調整ね
じ7、X1−X2方向のX位置調整はテーパーナット1
3により行う。
【0039】このように構成された磁気ヘッド調整機構
においても、他の実施の形態と同様に、何らかの外力に
よって、磁気ヘッド1の姿勢が変わりやすいという問題
点は解消される。また、構造も他の実施の形態に比べさ
らに簡素化されるため大幅なコスト低減をはかることが
できる。
【0040】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので以下に示す様な効果を奏する。
【0041】すなわち、本発明の請求項1に記載された
磁気ヘッド調整機構は、磁気ヘッドを固定する台座と、
前記台座を調整可能に支持するベース板金と、前記台座
を前記ベース板金に付勢する第1の付勢手段と、前記台
座に螺合かつ前記ベース板金に先端が当接、あるいは、
前記台座を貫通かつ前記ベース板金に螺合し、前記台座
に固定された磁気ヘッドの姿勢を調整する複数の調整ね
じと、前記台座と前記ベース板金間に配置され、一端を
前記ベース板金に固定し、他端を前記台座に付勢力を与
えるべく当接した高さ調整板金と、前記高さ調整板金の
前記他端の先端部に螺合あるいは貫通し、その先端を前
記ベース板金に当接あるいは螺合した高さ調整ねじを備
えて構成されているので、簡易かつ低コストな構成で磁
気ヘッドの姿勢(アジマス、あおり)、高さの調整を行
うことができる。また、従来例にて説明した磁気ヘッド
調整機構とは異なり、磁気ヘッドの高さ位置調整とX位
置調整との間に相互依存性が生じないので調整を1度で
完了させることができるという効果がある。
【0042】また、本発明の請求項2に記載された磁気
ヘッド調整機構によれば、台座の凹部と高さ調整板金の
凸部を支点として磁気ヘッドの姿勢が調整されるととも
に、かかる支点が磁気ヘッドの前面近傍にあるために、
磁気ヘッドの姿勢調整における高さ変化は最小限にとど
められ、再調整を不要にできる効果がある。
【0043】また、本発明の請求項3に記載された磁気
ヘッド調整機構によれば、ベース板金に当接し、磁気ヘ
ッドの調整前の基準高さを規定する支持部と、前記支持
部と対向して設けられ前記ベース板金の回動軸をなすと
ともに該ベース板金を固定する固定ねじと、前記ベース
板金の回動位置を規制するテーパー面を有するナット
と、前記ベース板金を前記ナットのテーパー面に付勢す
る第2の付勢手段を備えているので、X位置調整後ベー
ス板金をねじで固定することにより、従来のようなねじ
付きシャフト、円筒ガイド間で生じていたガタは生じな
い。したがって、何らかの外力が加わっても磁気ヘッド
の姿勢は変化することがなく、テープ走行の精度、信頼
性を向上できる。また、従来のような精度のよいねじ付
きシャフト、円筒ガイドを必要としないため、コストの
低減を図ることができる。さらに、磁気ヘッドの姿勢、
高さ、X位置調整を統一した工具で行えるので、調整作
業の容易化、短時間化が図れる。
【0044】また、本発明の請求項4に記載された磁気
ヘッド調整機構によれば、高さ調整板金を前記ベース板
金の一部から構成しているので、部品点数を削減でき、
さらなる低コスト化が図れる。
【0045】また、本発明の請求項5および6に記載さ
れた磁気ヘッド調整機構によれば、第1の付勢手段を複
数の調整ねじの軸部周囲に配された圧縮ばね、あるい
は、複数の調整ねじの軸部に螺合した弾性を有する板金
で構成したので、さらなる構成の簡素化、低コスト化が
図れる。さらに、本発明の請求項7に記載された磁気ヘ
ッド調整機構によれば、板金をベース板金の一部から構
成したので、一層の低コスト化が実現される。
【0046】また、本発明の請求項8に記載された磁気
ヘッド調整機構によれば、磁気ヘッドを固定する台座
と、複数のコの字形状の折り曲げ部を有し、前記台座を
調整可能に支持するベース板金と、前記台座および前記
コの字形状の折り曲げ部を貫通するとともに前記ベース
板金に螺合し、前記台座に固定された磁気ヘッドの姿勢
あるいは高さ位置を調整する複数の調整ねじを備えて構
成しているので、簡易かつ低コストな構成で磁気ヘッド
の姿勢(アジマス、あおり)、高さの調整を行うことが
できる。また、本発明においても、従来例にて説明した
磁気ヘッド調整機構とは異なりり、磁気ヘッドの高さ位
置調整とX位置調整との間に相互依存性が生じないので
調整を1度で完了させることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1である磁気ヘッド調
整機構の斜視図である。
【図2】 図1の磁気ヘッド調整機構の側面図である。
【図3】 図1の磁気ヘッド調整機構の正面図である。
【図4】 図1の磁気ヘッド調整機構の平面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2である磁気ヘッド調
整機構の斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態3である磁気ヘッド調
整機構の斜視図である。
【図7】 図6の磁気ヘッド調整機構の側面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4である磁気ヘッド調
整機構の斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態5である磁気ヘッド調
整機構の斜視図である。
【図10】 図9の磁気ヘッド調整機構の側面図であ
る。
【図11】 従来の磁気ヘッド調整機構の側面図であ
る。
【図12】 従来の磁気ヘッド調整機構の正面図であ
る。
【図13】 従来の磁気ヘッド調整機構の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド、2 台座、3 ベース板金、4 ば
ね、5 ねじ、6 あおり調整ねじ、7 アジマス調整
ねじ、8 圧縮ねじりばね、12 ねじ付きシャフト、
13 テーパーナット、14 デッキベース、15 圧
縮ねじりばね係止部、16 磁気ヘッド調整機構支持
部、21 高さ調整ねじ、22 高さ調整板金固定ね
じ、23 高さ調整板金、24 ベース板金固定ねじ、
25 ベース板金取り付けボス。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体に信号を記録あるいは該記
    録媒体から信号を再生する磁気ヘッドの姿勢および高さ
    調整を行なうための磁気ヘッド調整機構において、 磁気ヘッドを固定する台座と、 前記台座を調整可能に支持するベース板金と、 前記台座を前記ベース板金に付勢する第1の付勢手段
    と、 前記台座に螺合かつ前記ベース板金に先端が当接、ある
    いは、前記台座を貫通かつ前記ベース板金に螺合し、前
    記台座に固定された磁気ヘッドの姿勢を調整する複数の
    調整ねじと、 前記台座と前記ベース板金間に配置され、一端を前記ベ
    ース板金に固定し、他端を前記台座に付勢力を与えるべ
    く当接した高さ調整板金と、 前記高さ調整板金の前記他端の先端部に螺合あるいは貫
    通し、その先端を前記ベース板金に当接あるいは螺合し
    た高さ調整ねじを備えたことを特徴とする磁気ヘッド調
    整機構。
  2. 【請求項2】 前記台座の前記磁気ヘッド前面に近接す
    る部位に凹部を形成するとともに、前記高さ調整板金の
    前記台座と当接する部位に凸部を形成し、該凹部と凸部
    を係合させたことを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッ
    ド調整機構。
  3. 【請求項3】 前記ベース板金に当接し、前記磁気ヘッ
    ドの調整前の基準高さを規定する支持部と、前記支持部
    と対向して設けられ前記ベース板金の回動軸をなすとと
    もに該ベース板金を固定する固定ねじと、前記ベース板
    金の回動位置を規制するテーパー面を有するナットと、
    前記ベース板金を前記ナットのテーパー面に付勢する第
    2の付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    磁気ヘッド調整機構。
  4. 【請求項4】 前記高さ調整板金を前記ベース板金の一
    部から構成したことを特徴とする請求項1記載の磁気ヘ
    ッド調整機構。
  5. 【請求項5】 前記第1の付勢手段は前記複数の調整ね
    じの軸部周囲に配された圧縮ばねであることを特徴とす
    る請求項1記載の磁気ヘッド調整機構。
  6. 【請求項6】 前記第1の付勢手段は前記複数の調整ね
    じの軸部に螺合した弾性を有する板金であることを特徴
    とする請求項1記載の磁気ヘッド調整機構。
  7. 【請求項7】 前記板金は前記ベース板金の一部から構
    成したことを特徴とする請求項6記載の磁気ヘッド調整
    機構。
  8. 【請求項8】 磁気記録媒体に信号を記録あるいは該記
    録媒体から信号を再生する磁気ヘッドの姿勢および高さ
    調整を行なうための磁気ヘッド調整機構において、 磁気ヘッドを固定する台座と、 複数のコの字形状の折り曲げ部を有し、前記台座を調整
    可能に支持するベース板金と、 前記台座および前記コの字形状の折り曲げ部を貫通する
    とともに前記ベース板金に螺合し、前記台座に固定され
    た磁気ヘッドの姿勢あるいは高さ位置を調整する複数の
    調整ねじを備えたことを特徴とする磁気ヘッド調整機
    構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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