JPH10318237A - 共回り止め締結具 - Google Patents

共回り止め締結具

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JPH10318237A
JPH10318237A JP13250997A JP13250997A JPH10318237A JP H10318237 A JPH10318237 A JP H10318237A JP 13250997 A JP13250997 A JP 13250997A JP 13250997 A JP13250997 A JP 13250997A JP H10318237 A JPH10318237 A JP H10318237A
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JP
Japan
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projection
recess
bolt
workpiece
rotating fastener
Prior art date
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Pending
Application number
JP13250997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikari Furuta
光 古田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな回り止め機能の有し、作業性の良好な
共回り止め締結具を提供する。 【解決手段】 ボルト11の座面13に突起14が形成
され、突起14の両側に凹部15が形成されている。突
起14の座面13からの突出部分の体積は、両側の凹部
15の座面13までの容積と同等、またはそれより小さ
く設定されている。このような構成とすることにより、
ボルト・ナットが締め上げられると突起14は、被締結
物の表面にくい込み、その表面に盛り上りが形成され、
この盛り上りを凹部15が収納することにより、座面1
3と被締結物表面との密着面積を大きくとることができ
ると共に、盛り上りと凹部とが噛むことによりナットの
みを締め上げればよく、このときの回り止めトルクを大
きくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、共回り止め締結
具に関し、さらに詳しくは非回転側のボルトまたはナッ
ト等の座面に回り止め機能を有する共回り止め締結具に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のボルト・ナット等の回り止め構造
としては、例えば図12および図13に示すようなも
の、あるいは、実開平7−1325号公報記載に係るも
のが知られている。この従来の構造とは、図12に示す
ようにボルトの座面1に突起2が形成され、図13に示
すように、軸力により被締結物3に突起2がくい込むこ
とにより、被締結物3の表面が盛り上がるようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構造では、回り止めトルクを得るために高い
軸力を必要とすると共に、図13に示すようにボルトの
座面1と被締結物3の表面との間に隙間4があり安定し
た状態とはいえなかった。すなわち、被締結物3の表面
に盛り上がりが生じるため、ボルトの座面1と被締結物
3の表面との密着を妨げていた。このため、従来の回り
止め構造では、回り止めトルクを充分にかせぐことが容
易ではなかった。
【0004】そこで、本発明は、大きな回り止め機能の
有する共回り止め締結具を提供することが課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被締結物を挟んで互いにネジ締めされる雄部材および雌
部材のうち非回転側となる一方の座面に、前記被締結物
の表面にくい込む突起が形成され、前記突起の周辺の座
面に前記被締結物の盛り上がりを収納する凹部が形成さ
れたことを特徴としている。
【0006】従って、雄部材および雌部材の一方の座面
が被締結物の表面に圧接すると突起が被締結物表面にく
い込む。このとき、突起のくい込みに伴い被締結物の表
面に盛り上がりが生じ、この盛り上がりが座面に形成さ
れた凹部に収納される。盛り上がりが凹部に収納される
ため、座面と被締結物表面とが密着することができ、密
着面積を確保できこの座面と被締結物表面との静摩擦抵
抗により回り止め作用を高める。加えて、凹部に盛り上
がりが収納される(噛み込む)ため、座面側と被締結物
側との相対回転を防止することができる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の共
回り止め締結具であって、前記凹部は、前記突起の全周
に形成されていることを特徴としている。
【0008】従って、突起のくい込みにより生じた被締
結物側の盛り上がりを凹部で効率よく収納することが可
能となる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の共
回り止め締結具であって、前記突起には、前記被締結物
表面の盛り上がりを前記凹部へ案内する傾斜面が形成さ
れていることを特徴としている。
【0010】従って、傾斜面が盛り上がりを凹部へ確実
に案内するため、座面と被締結物表面とを確実に密着さ
せることができる。このため、盛り上がりによる回り止
め機能に加えて、密着面積を確保できることにより座面
と被締結物表面との静摩擦抵抗により回り止め作用を高
めることができる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の共
回り止め締結具であって、前記突起が座面から突出する
部分の体積は、当該突起の周辺に形成された凹部の座面
までの容積と同等、または該容積より小さく設定されて
いることを特徴としている。従って、被締結物側に生じ
た盛り上がりは、座面に形成された凹部に確実に収納さ
れ、座面と被締結物表面との密着面積を確保することが
できる。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1記載の共
回り止め締結具であって、前記凹部の外側部にエッジが
形成されていることを特徴としている。
【0013】従って、座面側と被締結物側とが相対回転
を行おうとすると、凹部のエッジが盛り上がりの基部に
確実にくい込むため相対回転が防止され、締結状態が緩
むのを抑制することができる。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれかに記載の共回り止め締結具であって、前記雄部材
はボルトであると共に、前記雌部材はナットであること
を特徴とする。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、座面と被締結
物表面との静摩擦抵抗により回り止め作用を高める効果
がある。加えて、凹部に盛り上がりが収納される(噛み
込む)ため、座面側と被締結物側との相対回転を防止す
る効果がある。
【0016】請求項2〜請求項4記載の発明では、突起
のくい込みにより生じた被締結物側の盛り上がりを凹部
で効率よく収納することを可能にし、請求項1と同様の
効果を奏する。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、凹部のエッジが盛り上がりの基部に
確実にくい込むため相対回転が防止でき、締結状態に緩
みが生じるのを防止する効果がある。
【0018】請求項6記載の発明は、ボルトナットによ
る締結を確実に回り止め、確実な締結を行なうことがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る共回り止め締
結具の詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0020】(実施形態1)図1〜図4は、本発明の実
施形態1を示している。図1は本実施形態における雄部
材であるボルトを示す側面図、図2はボルトの底面図、
図3はボルトを被締結物を介して雌部材であるナット
(図示省略する)と締め合わせたときの図2のA−A断
面図、図4はボルトを被締結物を介してナットと締め合
わせたときの図2のB−B断面図である。なお、本実施
形態では、ボルトとナットとのうちボルトを非回転側と
した場合に本発明を適用したものである。
【0021】図中11は雄部材としてのボルトであり、
ボルト11の頭部12の座面13には4つの半円板形状
の突起14が等間隔に形成され、この突起14の周囲の
座面13には凹部15が形成されている。そして、この
凹部15の外側部(外側縁)は、エッジ状に形成されて
いる。突起14の両側面は、図4に示すように傾斜面と
なっている。また、ボルト11の頭部12の頂面には、
回転固定用の工具が挿入される溝12Aが形成されてい
る。図3および図4は、ボルト11の座面12が被締結
物16に押し当てられて突起14が被締結物16の表面
にくい込んだ状態を示している。すなわち、被締結物1
6のボルト挿入口(図示省略する)にボルト11を挿入
させボルト11の先端部11Aにナット(図示省略す
る)を締め込んでいったときに、突起14が被締結物1
6の表面にくい込んだ状態を示している。本実施形態で
は、図4に示すように座面13の延長上にある基準線
(一点鎖線で示す)17から突出する突起14の体積
は、基準線17より頭部12側に形成される凹部15の
容積と同等か、または凹部15の容積よりやや小さくな
るように設定されている。また、凹部15の形成される
領域は、突起14の周囲に突起14の突出具合に応じて
形成されている。
【0022】このような構造とすることにより、本実施
形態では、図4に示すように被締結物16の表面に突起
14がくい込むと、周囲の表面には盛り上り部16Aが
形成される。この盛り上り部16Aが形成される過程で
は、突起14の傾斜面14Aが盛り上がりを凹部15へ
案内する機能を果たす。また、突起14の座面から突出
する部分の体積が、凹部15の座面13までの容積と同
等またはそれより小さく設定されているため、座面13
と被締結物16の表面16Bとの密着を妨げることがな
く、密着面積を確保することができる。さらに、凹部1
5に盛り上り部16Aが収納された状態で、凹部15の
外側部のエッジが盛り上り部16Aの基部に当たるた
め、回転しようとする力が加わった場合にエッジが盛り
上り部16Aの基部にくい込んで、回転を阻止するとい
う作用が働く。これらの作用により、ボルト11の低軸
力で被締結物16に対する相対回転が防止され、ボルト
・ナットが緩むのを防止する効果を奏する。また、ボル
ト11側でレンチなどの工具を用いずに、ボルト・ナッ
トを締め上げることが可能となるため、作業性を向上さ
せることができる。
【0023】(実施形態2)図5〜図7は、本発明に係
る共回り止め締結具の実施形態2を示している。本実施
形態も、上記した実施形態1と同様に、ボルト11の座
面13に突起14を設けた例である。本実施形態では、
突起14が略半楕円球状に突出した形状であり、この突
起14の全周囲に溝状の凹部15が形成されたものであ
る。他の構成は、上記した実施形態1と同様であるた
め、その説明を省略する。
【0024】本実施形態においては、突起14の周面が
盛り上り部16Aを凹部15へ案内する傾斜曲面となっ
ているため、効率よく盛り上り部16Aを凹部15へ収
納させることができる。また、凹部15が突起14の全
周囲に形成されているため、無理なく盛り上り部16A
を凹部15へ収納することができる。本実施形態におけ
る他の作用・効果は、上記した実施形態1と同様であ
る。
【0025】(実施形態3)図8〜図11は、本発明に
係る共回り止め締結具の実施形態3を示している。な
お、図10は図9のC−C断面図、図11は図9のD−
D断面図である。本実施形態では、ボルト11の頭部1
2の座面13に、三角錐形状の突起14を形成しもので
ある。この突起14は、座面13の中心から外側へ向け
て稜線が走るように形成されたものであり、刃物状に形
成されている。また、突起14における座面13の周縁
に臨まない部分の周囲を囲むように、略V字状の凹部1
5が形成されている。なお、本実施形態における他の構
成は、上記した実施形態1と同様である。
【0026】本実施形態では、突起14が鋭い刃物状に
形成されているため、被締結物16の表面に対して楔状
にくい込むことができる。このため、ナット(図示省略
する)を締め込むためのトルクを軽くすることができ
る。なお、本実施形態における他の作用・効果は、上記
した実施形態1と同様である。
【0027】以上、実施形態1〜実施形態3について説
明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、
構成の要旨に付随する各種の変更が可能である。例え
ば、上記した各実施形態では、ボルト11の座面13に
突起14および凹部15を形成する構成としたが、ナッ
ト側に突起および凹部を形成しても勿論よい。また、各
実施形態では、突起14を4箇所に形成する構成とした
が、本発明では回り止めトルクが飛躍的に高くなるた
め、より少ない数の突起を備える構成としても充分な回
り止め効果を得ることができる。加えて、座面が小さく
ても、充分な回り止めトルクが得られるため、小さなボ
ルト、ナットに適用することも可能となり、軽量化を図
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1におけるボルトの側面図。
【図2】実施形態1におけるボルトの底面図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】図2のB−B断面図。
【図5】本発明の実施形態2におけるボルトの側面図。
【図6】実施形態2におけるボルトの底面図。
【図7】実施形態2の突起が被締結物表面にくい込んだ
状態を示す断面図。
【図8】本発明の実施形態3におけるボルトの側面図。
【図9】実施形態3におけるボルトの底面図。
【図10】図9のC−C断面図。
【図11】図9のD−D断面図。
【図12】従来のボルトの斜視図。
【図13】従来のボルト座面と被締結物表面との接合状
態を示す断面図。
【符号の説明】
11 ボルト(雄部材) 12 頭部 13 座面 14 突起 15 凹部 16 被締結物 16A 盛り上り部 16B 表面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被締結物を挟んで互いにネジ締めされる
    雄部材および雌部材のうち非回転側となる一方の座面
    に、前記被締結物の表面にくい込む突起が形成され、 前記突起の周辺の座面に前記被締結物の盛り上がりを収
    納する凹部が形成されたことを特徴とする共回り止め締
    結具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の共回り止め締結具であっ
    て、 前記凹部は、前記突起の全周に形成されていることを特
    徴とする共回り止め締結具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の共回り止め締結具であっ
    て、 前記突起には、前記被締結物表面の盛り上がりを前記凹
    部へ案内する傾斜面が形成されていることを特徴とする
    共回り止め締結具。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の共回り止め締結具であっ
    て、 前記突起が座面から突出する部分の体積は、当該突起の
    周辺に形成された凹部の座面までの容積と同等、または
    該容積より小さく設定されていることを特徴とする共回
    り止め締結具。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の共回り止め締結具であっ
    て、 前記凹部の外側部にエッジが形成されていることを特徴
    とする共回り止め締結具。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の共回り
    止め締結具であって、 前記雄部材はボルトであると共に、前記雌部材はナット
    であることを特徴とする共回り止め締結具。
JP13250997A 1997-05-22 1997-05-22 共回り止め締結具 Pending JPH10318237A (ja)

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