JPH10320041A - プラント監視制御システムの警報通報装置 - Google Patents

プラント監視制御システムの警報通報装置

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JPH10320041A
JPH10320041A JP12859397A JP12859397A JPH10320041A JP H10320041 A JPH10320041 A JP H10320041A JP 12859397 A JP12859397 A JP 12859397A JP 12859397 A JP12859397 A JP 12859397A JP H10320041 A JPH10320041 A JP H10320041A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、監視制御システムが事故や異常を
検知した場合、自動的に待機中の職員に迅速、適切かつ
確実に通報を行うことを可能とする。 【解決手段】 プラントの事故や異常を検知して監視装
置(100)により発生した警報信号の内容を通報先に
通報するプラント監視制御システムの警報通報装置にお
いて、通報先と通信するための通信装置(105)と、
警報信号を所定のフォーマットに当てはめ、警報信号を
構成する各内容を抽出する警報信号解釈手段(102)
と、各内容の示す言葉を組み合わせることで、警報信号
に応じた通報メッセージを自動的に作成するメッセージ
編集手段(103)と、通報メッセージを音声データへ
変換し、通信装置に出力する音声出力手段(104)
と、通信装置を制御して前記通報先に回線を接続する自
動発信手段(107)とを備えたプラント監視制御シス
テムの警報通報装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラント監視制御
システムの警報通報装置、特に、浄水場、配水系統、発
電プラント、電力系統などの監視制御システムにおい
て、事故や異常の発生時に監視制御システムから警報を
通報するのに適したプラント監視制御システムの警報通
報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】監視制御装置は、浄水場、配水系統、発
電プラント、電力系統等を監視制御するものであり、広
く用いられている。これらの監視制御装置は、プラント
等で事故や異常が発生した場合には、警報を発するよう
になっている。
【0003】事故や異常は何時起こるかわからないもの
であり、かかる緊急事態に備えて自宅やその他の場所に
担当職員が待機しており、また、移動中であっても何ら
かの手段で担当職員に連絡を付けることが必要である。
【0004】この場合、待機中の職員への連絡は、従
来、監視制御装置の監視室等から人手を介して電話によ
り通報されるか、あらかじめ録音した音声を再生して通
報するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、職員へ
通報すべき警報の種類は異常事態などの性質に対応して
多数に上るため、その内容をすべてあらかじめ録音して
おくのは煩雑である。また、通報すべき通報先も場合に
より異なり、この種類も多数のものとなる。したがっ
て、状況に応じて適切な通報先、警報メッセージを設
定,選択して通報を確実に実施するのは従来の方法では
困難である。
【0006】すなわち、監視制御装置はその性質上、通
報先に確実に連絡が届かなければならず、その通報に高
い確実性が求められるものである。
【0007】また、従来は専用の通報装置が電話をか
け、専用の音声合成装置で音声を合成していたため、自
動通報装置は高価であり汎用性もなかった。
【0008】一方、単に専用の通報装置が電話をかけ音
声を再生して通報するのでは、待機職員に確実に通報さ
れたか否かが確認されない。例えばPHSや携帯電話で
は、接続不可能な状態にあると、交換機の自動応答機能
が「圏外です」,「転送します」,「電話機が切れてい
ます」といった応答を自動的に返すので、通報装置側で
は相手方に繋がったものとして録音再生を行い通報終了
としてしまうことになる。
【0009】また、通報装置が回線接続のために発信し
たときに、着信側で受話器を取ってから通報装置が着信
を確認するまでに数秒時間がかかるため、その後に録音
再生を開始することになる。しかし、着信側では無言の
状態がしばらく続くため、待機職員は間違い電話と判断
して回線を切断してしまう可能性が高い。
【0010】このように、従来の警報通知装置では、適
切な内容のメッセージを適切な相手に、迅速かつ確実に
自動的に通報するのが困難である。
【0011】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、監視制御システムが事故や異常を検知した
場合、自動的に待機中の職員に迅速、適切かつ確実に通
報を行うことを可能とするプラント監視制御システムの
警報通報装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、プラントの事故や異常
を検知して監視装置により発生した警報信号の内容を通
報先に通報するプラント監視制御システムの警報通報装
置において、通報先と通信するための通信装置が設けら
れている。また、警報信号解釈手段により警報信号が所
定のフォーマットに当てはめられ、警報信号を構成する
各内容がテキストデータとして抽出される。このテキス
トデータは、音声出力手段により通報メッセージとして
音声データへ変換され通信装置に出力される。そして、
自動発信手段により、通信装置が制御され通報先に回線
が接続される。
【0013】本発明はこのような手段を設けたので、監
視装置が事故や異常を検知した場合、自動的に待機中の
職員に迅速、適切かつ確実に通報を行うことができる。
また、通信装置にメッセージを出力する音声出力手段
と、通信装置に回線接続を要求する自動発信装置が別途
に設けられているため、メッセージ出力と回線接続のタ
イミングを合わせることが可能であり、待機職員が間違
い電話と判断して回線を切断するのを防止することも可
能となる。
【0014】次に、請求項2に対応する発明は、プラン
トの事故や異常を検知して監視装置により発生した警報
信号の内容を通報先に通報するプラント監視制御システ
ムの警報通報装置において、通報先と通信するための通
信装置が設けられている。また、警報信号解釈手段によ
り警報信号が所定のフォーマットに当てはめられ、警報
信号を構成する各内容が抽出され、その各内容の示す言
葉がメッセージ編集手段により組み合わせられ、警報信
号に応じた通報メッセージが自動的に作成される。次
に、音声出力手段によりメッセージ編集手段により作成
された通報メッセージが音声データへ変換され通信装置
に出力される。そして、自動発信手段により、通信装置
が制御され通報先に回線が接続される。
【0015】本発明はこのような手段を設けたので、請
求項1に対応する発明と同様な作用効果が得られる他、
警報信号解釈手段により抽出された各内容がそのまま警
報メッセージとして送出できる状態になっていない場合
でも、メッセージ編集手段による処理で人間が理解可能
な通報メッセージとして編集し直すことができる。この
ため、発明の実施を容易なものとすることができる。
【0016】次に、請求項3に対応する発明は、請求項
1又は2に対応する発明において、まず、着信検出手段
により、自動発信手段により回線が接続されたことを検
出される。次に、着信検出手段により音声が検出された
ときであって、かつ、その音声をパターン認識した結
果、当該音声が電話会社のサービス音声等の所定パター
ンの音声とは異なる音声であるとき、着信確認手段によ
って、その回線接続先が通報先であると確認される。
【0017】本発明はこのような手段を設けたので、請
求項1又は2に対応する発明と同様な作用効果が得られ
る他、着信検出があったときに、その接続先が通報先で
あることを確実に確認することができる。
【0018】さらに、請求項4に対応する発明は、請求
項1又は2に対応する発明において、まず、着信検出手
段により、自動発信手段により回線が接続されたことを
検出される。次に、着信検出手段により音声が検出され
たときであって、かつ、その音声をパターン認識した結
果、当該音声が予め設定されたパターンの音声に該当す
るとき、着信確認手段によって、その回線接続先が通報
先であると確認される。
【0019】なお、上記予め設定されたパターンという
のは、着信側で待機職員が発声する所定の音声である。
これは例えば、待機職員が警報通報装置からの通信を受
けたときに、自分の名前や所定のパスワード等を発声す
ることで実現される。したがって、通信装置の接続した
相手がたとえ正式の電話番号等どおりであっても、その
電話等を取った者がその待機職員の妻や子供であるよう
な場合には、着信確認手段は、その回線接続先が通報先
であるとはみなさないこととなる。
【0020】本発明はこのような手段を設けたので、請
求項1又は2に対応する発明と同様な作用効果が得られ
る他、着信検出があったときに、その接続先が通報先で
あることをより一層確実に確認することができる。
【0021】また、請求項5に対応する発明は、請求項
1〜4に対応する発明において、通報先が複数あるとき
に、一の通報先への通報が成功若しくは失敗して完了し
た後に、次の通報先への発信を開始するようになってお
り、この通報完了・次発信の動作を繰り返すことで複数
の通報先に順次通報するプラント監視制御システムの警
報通報装置である。
【0022】本発明はこのような手段を設けたので、請
求項1〜4に対応する発明と同様な作用効果が得られる
他、複数の通報先に順次確実に通報することができる。
【0023】さらに、請求項6に対応する発明は、請求
項5に対応する発明において、次の通報先に発信する際
に、既に通報完了した通報先について、その通報の成否
を通報メッセージに含めるプラント監視制御システムの
警報通報装置である。
【0024】本発明はこのような手段を設けたので、請
求項5に対応する発明と同様な作用効果が得られる他、
既に通報完了した通報先について、その通報の成否が通
報メッセージに含まれているため、通報を受け取った者
はその状況に応じて適宜な判断が可能となり、より適切
な対処を行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0026】(発明の第1の実施の形態)図1は本発明
の第1の実施の形態に係るプラント監視制御システムの
警報通報装置の一例を示す構成図である。
【0027】本装置は、例えば磁気ディスク等の記録媒
体に記録されたプログラムを読み込み、このプログラム
によって動作が制御される計算機によって実現される。
【0028】プラント監視制御システムの警報通報装置
は、監視装置100からの警報信号を通報装置本体10
1にて受信し、通報装置本体101により、通信装置1
05,通信網110を介して通報先111に通報を行う
ようになっている。
【0029】ここで、まず監視装置100は、浄水場、
配水系統、発電プラント、電力系統等の監視装置であ
る。プラントで事故や異常などが発生すると、それを検
知して事故や異常の発生した機器、場所、時刻、警報の
レベル、警報内容などを一定のフォーマットに編集した
警報信号を通報装置本体101に通信ポート106aを
介して通信する。
【0030】通報装置本体101は、監視装置100か
らの通信を通信ポート106bから受信する。また通報
装置本体101は、受信した警報信号を警報信号解釈部
102にて解釈し、これをもとにメッセージ編集部10
3で作成したメッセージを自動発信部107及び音声出
力部104により出力し、また、その返信を着信検出部
109にて検出して、音声認識着信確認部112で確認
を行うようになっている。
【0031】通信ポート106bは、監視装置100か
ら警報信号を受信する装置であり、常に待機状態にあっ
て監視装置100からの警報信号を監視している。
【0032】警報信号解釈部102は、通信ポート10
6bを介して警報信号を受信すると所定のフォーマット
に従って解釈し警報の発生場所、発生時刻、機器、警報
レベル、警報内容などをメッセージ編集部103に渡
す。また、同時に自動発信部107に警報信号の受信を
通知する。
【0033】自動発信部107は、この通知を受けると
定められた通報先に電話をかけるように通信装置105
に制御コマンドを送る。また、通信回線が切断される
か、一定時間経過すると、通信装置105に制御コマン
ドを送り回線を切断する。
【0034】また、自動発信部107は、通信装置10
5から通報先への着信の成否の通知を受け、着信に失敗
した場合は一定時間経過後に再度発信し通報を試みる。
この動作を一定回数繰り返す。一定回数繰り返しても着
信できない場合は通報を中止する。また、通信装置10
5からの着信が成功した場合であっても、後述するよう
に音声認識着信確認部112により実質的な接続ができ
なかった旨の通知を受けると、着信は失敗したものと見
なす。
【0035】また、自動発信部107は、通信装置10
5で着信で失敗した場合、通信ポート106b,106
aを介して通報失敗のメッセージを監視装置100に通
知する。
【0036】メッセージ編集部103は、警報の発生場
所、発生機器、発生時刻、警報レベル、警報内容に応じ
たメッセージをメッセージデータベース108を検索し
テキストデータとして作成し、音声出力部104を送
る。
【0037】メッセージデータベース108には、各項
目の状況に応じたメッセージがテキストの形式で登録さ
れている。
【0038】音声出力部104はテキストデータを音声
データに変換し、音声として通信装置105に出力す
る。
【0039】また、メッセージ編集部103、音声出力
部104は、通信装置105による通報先111への実
質的な接続を確認する前から、着信確認さえなされれば
これからメッセージが流される旨の音声を通信装置10
5に出力する。さらに実質的な接続を確認したのちに、
実質的なメッセージを音声で出力する。
【0040】着信検出部109は、通信装置105を介
する通報先111からの音声応答による着信を検出し、
音声認識着信確認部112に着信内容を出力する。
【0041】音声認識着信確認部112は、着信検出部
109を介する応答信号の内容により、通報先111と
の実質的な接続がなされたか否かの確認を行い、その結
果を警報信号解釈部102ひいては自動発信部107、
及びメッセージ編集部103に通知する。具体的には音
声認識着信確認部112には、音声認識装置と音声パタ
ーン確認手段とが設けられ、認識した音声が予め登録さ
れた交換機の自動応答機能によるもの,例えば「圏外で
す。」等である場合には、通信先111に着信しなかっ
たものと判定し、予め設定されたパターンで次の通信を
行うべく、その旨を警報信号解釈部102ひいては自動
発信部107、及びメッセージ編集部103に通知す
る。通報先111への回線が切断された場合にも、同様
な通知を行う。
【0042】また、音声認識着信確認部112は、音声
認識した返信内容が交換機の自動応答機能によるもので
なく、正常な接続がなされたと判定した時には、実質的
なメッセージを送信すべく、その旨をメッセージ編集部
103及び自動発信部107に通知する。
【0043】通信装置105は音声の通信が可能な通信
装置である。通信装置105は、制御コマンドを受け通
報先に発信し、通信網110を介して通報先111との
回線を接続する。
【0044】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係るプラント監視制御システムの警報通報装
置の動作について説明する。
【0045】まず、監視装置100はプラントでの事故
や異常検知すると、発生した機器、発生場所、発生時
刻、警報のレベル、警報内容を図2又は図3の警報信号
フォーマット1700や警報信号フォーマット2701
に示すようなフォーマットで警報レベルや発生場所など
の情報を通信ポート106を介し、通報装置本体101
に送信する。通信ポート106間ではTCP/IPなど
による通信を行う。
【0046】図2は警報装置からの警報信号に使用され
る警報フォーマットの一例を示す図である。
【0047】図3は警報装置からの警報信号に使用され
る警報フォーマットの他の例を示す図である。
【0048】通報装置本体101は警報信号解釈部10
2で図2又は図3のようなフォーマットに従って受信し
た警報信号を解釈し、警報レベル、発生場所、機器、発
生時刻、警報内容をメッセージ編集部103に送る。ま
た、自動発信部107には警報の受信を通知する。通報
中にさらに警報信号が送信された場合には、発信中の通
報が終わるまで警報信号を警報信号解釈部102にバッ
ファリングする。
【0049】図4はメッセージ編集部がメッセージデー
タベースを用いて警報メッセージを作成する様子を示す
図である。
【0050】すなわちメッセージデータベース108に
は図4に示すような、各項目の状況に応じたメッセージ
がテキストの形式で登録されている。メッセージ編集部
103は、監視装置100からの警報信号800を受け
ると、警報信号800の各要素についてメッセージデー
タベース108から警報レベル、機器、場所、警報内容
等の各項目の内容にあった通報メッセージをメッセージ
データベース108から検索する。また発生時刻は年、
月、日、時、分、秒などをいれたテキストの形式に変換
する。それらを合成し、警報開始メッセージと終了メッ
セージを付け加えて警報メッセージ802を作成し音声
出力部104にテキスト形式で送る。
【0051】一方、自動発信部107により、定められ
た通報先111に発信を行うように通信装置105を制
御した発信が行われる。
【0052】このとき、図1に示すように、通信装置1
05の発信を制御する自動発信部107と音声合成部と
しての音声出力部104とが分離されており、それぞれ
が通信装置105と接続する。
【0053】すなわち自動発信部107と音声出力部1
04を分離しない場合には、自動発信部107から通信
装置105に発信コマンドを送信して発信し、着信側で
受話器を取ってから、通信装置105が着信を確認する
までに数秒時間がかかるため、その後音声出力部104
による音声出力を開始することになる。しかし、着信側
では無言の状態がしばらく続くため、通報先111では
間違い電話と判断して回線を切断してしまう可能性が高
い。さらに、着信を検知して通報完了とする場合には、
通報が完了していなくても着信を検出して通報完了と判
断してしまう。
【0054】そこで、自動発信部107と音声出力部1
04を分離し、それぞれ独立に通信装置105に接続す
ることにより、着信前から音声を流すようにしている。
これにより着信側では受信器を取った後すぐに音声が聞
こえるため、間違い電話と判断することなく確実に通報
を受信することができる。このとき流されるメッセージ
は、これから緊急通報が行われる旨の待機中職員への予
備的なメッセージである。なお、音声出力部104から
の出力信号を処理することなく、そのまま通信装置10
5に入力されており、これにより、安定した音質、音量
の通報が可能となっている。
【0055】メッセージ編集部103により生成された
図4に示すような警報内容802は、通報先111との
実質的な接続がなされた後に出力される。
【0056】この実質的な接続がなされたか否かの確認
は音声認識着信確認部112により行われるが、その前
に、自動発信部及び通信装置105による着信確認につ
いて説明する。
【0057】まず、このように通報先111への着信が
成功した時は、着信の応答信号が通信装置5を介して自
動発信部107に返される。この場合自動発信部107
は着信自体は成功したとみなす。
【0058】また、着信が失敗した場合は応答信号はな
い。従って一定時間経過しても着信の応答信号がない場
合、自動発信部107は着信が失敗したとみなす。この
場合、自動発信部107は着信が成功するまで一定の時
間間隔ををおいて発信を繰り返す。ただし、一定数回繰
り返しても着信が成功しない場合は通報を中止する。こ
のような場合、音声出力部104に回線切断が通知さ
れ、実質的なメッセージの送信も行われない。
【0059】一方、上記着信自体が成功した場合には、
さらに通信先111と実質的な接続がなされたか否かが
確認される。
【0060】この通信装置105による通報先111と
の実質的な接続がなされたかを判定するには、まず、着
信検出部109による音声検出が行われる。このとき通
報先111からの音声応答による着信が検出されると、
音声認識着信確認部112に着信内容が出力される。
【0061】音声認識着信確認部112においては、音
声認識装置により、音声内容が交換機の自動応答機能に
よるものでないかが確認され、交換機からの音声でなけ
れば、通報先と実質的に接続されたと判断され、その旨
がメッセージ編集部103及び自動発信部107に通知
される。
【0062】こうして、メッセージ編集部103により
生成された実質的なメッセージである警報メッセージ8
02の送信が開始され、待機中の職員に確実に届くこと
となる。また、自動発信部107は、音声認識着信確認
部112からの通知により通報先111への通報が成功
したと確認できる。
【0063】一方、認識された音声が交換機からの音声
であった場合、音声認識着信確認部112からメッセー
ジ編集部103及び自動発信部107へその旨通知され
る。これにより、自動発信部107は、通報先111に
警報メッセージ802が届いていないことを認識する。
なお、自動発信部107において着信の確認を行わない
場合は、音声出力部104は与えられたメッセージを一
定時間または一定回繰り返して出力する。
【0064】最終的に警報先111への警告内容の通報
が失敗した場合には、自動発信部107により、あらか
じめ定めておいた通報失敗の信号が監視装置100に送
信される。
【0065】上述したように、本発明の実施の形態に係
るプラント監視制御システムの警報通報装置は、警報信
号解釈部102で監視装置100からの警報信号を所定
のフォーマットに従って解釈し、メッセージ編集部10
3及び音声出力部104にてメッセージを作成し音声変
換して通信装置105に出力し、また、自動発信部10
7により通報先に回線接続するよう通信装置105が制
御されるので、浄水場、配水系統、発電プラント、電力
系統などのプラントの監視装置が事故や異常の発生を検
知した場合に、自動的に待機中の職員に音声により通報
し、人手による通報よりも迅速で確実な通報を行うこと
ができる。これにより事故や異常の発生後の迅速な通報
と事故や異常への迅速な対処が可能になる。
【0066】また、通信装置105にメッセージを出力
する音声出力部104と、通信装置105に回線接続を
要求する自動発信装置107が別途に設けた構成となっ
ているため、メッセージ出力と回線接続のタイミングを
合わせることができ、ひいては、待機職員が間違い電話
と判断して回線を切断するのを防止することもできる。
【0067】また、本実施形態によれは、着信検出部1
09により、自動発信手段により回線が接続されたこと
を検出され、着信検出部109により音声が検出された
ときであって、かつ、その音声をパターン認識した結
果、当該音声が電話会社のサービス音声等の所定パター
ンの音声とは異なる音声であるとき、音声認識着信確認
部112によって、その回線接続先が通報先111であ
ると確認されるので、着信検出があったときに、その接
続先が通報先であることを確実に確認することができ
る。
【0068】以上により、事故や異常に素早く対応し、
プラントや系統の被害を最小限に食い止め、速やかに復
旧作業に取りかかることが可能となる。
【0069】なお、本実施形態では、図1を用いた例で
その構成を説明したが、本発明はこのような場合に限ら
れるものでなく、以下のような構成を有する変形例にも
適用できる。
【0070】まず、監視装置100に通信ポート106
a,bを介して複数の通報装置本体101を接続し、監
視装置100が通報装置本体101に警報信号を送信し
た後、一定時間経過しても通報装置本体101からの対
応信号がない場合に、他の通報装置本体101に再度同
じ警報信号を送信するようにしてもよい。
【0071】次に、監視装置100に通信ポート106
a,bを介して複数の通報装置本体101を接続した構
成で、監視装置100は通報装置本体101に警報信号
を送信した後、通信ポートを監視して通報装置本体10
1からの応答信号を待ち、一定時間経過しても通報装置
本体101からの応答信号を受信しなかった場合は、通
信ポートの監視を中止し、他の通報装置本体101に同
じ警報信号を送信するようにしてもよい。
【0072】また、通信装置105に複数の通信網11
0とそれに対応する複数の通信装置105を接続した構
成において、自動発信部107が通信装置105から着
信の応答信号を受信しない場合、他の回線を用いた通信
装置105を用いて発信するようにしてもよい。
【0073】さらに、通信装置105に複数の通信網1
10とそれに対応する複数の通信装置105を接続した
構成で、自動発信部107から発信の制御コマンドを通
信装置105に送信し、一定時間経過しても通信装置1
05からの着信の応答信号がない場合は一旦発信を停止
し、他の回線を用いた通信装置105に同様の発信の制
御コマンドを送信するようにしてもよい。
【0074】さらに、他の変形例として、本実施形態で
は、メッセージ編集部103でテキストデータの編集を
行って、メッセージを作成するようにしているが、例え
ば警報信号解釈部102で抽出される警報内容がそのま
ま音声データとして発信できるようなデータ状態となっ
ていれば、この抽出されるテキストデータを音声出力部
104にそのまま送出して警報メッセージ出力すること
も可能である。
【0075】次に、音声認識着信確認部112の行う確
認動作及びこれに対応して事前に発信される予備的なメ
ッセージについての変形例を説明する。
【0076】本実施形態では、音声認識着信確認部11
2は、認識した音声が交換機の自動応答機能等による場
合には通信先111に着信しなかったものと判定してい
るが、この判定機能に、回線接続先からの返信され、認
識した音声が所定のパターンのメッセージである場合
に、通信先111に接続されたものと判定する機能を付
加してもよい。
【0077】例えば予備的なメッセージとして音声出力
部104から「名前を発声してください」あるいは「パ
スワードを発声してください」等といったメッセージを
流し、これに対して回線接続先の待機職員が名前やパス
ワードを発声するようにする。音声認識着信確認部11
2には、予め名前もしくはパスワードが設定されてお
り、認識された音声がその所定の名前等であれば、その
名前等で特定される待機職員が回線接続先で通報メッセ
ージを受け取り可能な状態にあることが確認される。
【0078】つまり、通信装置105の接続した相手が
たとえ正式の電話番号等どおりであっても、その電話等
を取った者がその待機職員の妻や子供であるような場合
には、音声認識着信確認部112は、その回線接続先が
通報先111であるとはみなさないこととなる。
【0079】したがって、このような構成を付加した場
合には、非常に高い確実性をもって、特定の待機職員に
その通報メッセージを伝えることができ、逆に何らかの
理由でその待機職員が通報メッセージを受け取ることが
できない状態にあるときには、その事実を確実に判定す
ることができる。
【0080】(発明の第2の実施の形態)図5は本発明
の第2の実施の形態に係るプラント監視制御システムの
警報通報装置の一例を示す構成図であり、図1と同一部
分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる
部分についてのみ述べる。
【0081】図5に示すように、メッセージ編集部10
3が作成したメッセージをファクシミリデータ作成部2
00に送り、メッセージをファクシミリデータに変換し
て通信装置105に送る。この場合の通信装置105は
ファクシミリデータの送信が可能な通信装置である。
【0082】本実施形態では、メッセージがファクシミ
リで通報される点及びこれに付随する通報確認部分を除
けば第1の実施形態と同様に構成されている。
【0083】上述したように、本発明の実施の形態に係
るプラント監視制御システムの警報通報装置は、上記第
1の実施形態のプラント監視制御システムの警報通報装
置と同様な構成を設けた他、ファクシミリデータ作成部
200を設けたので、上記実施形態と同様な効果が得ら
れる他、メッセージをファクシミリデータとして通報先
111に送ることができる。
【0084】(発明の第3の実施の形態)図6は本発明
の第3の実施の形態に係るプラント監視制御システムの
警報通報装置の一例を示す構成図であり、図1と同一部
分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる
部分についてのみ述べる。
【0085】図6に示すように、メッセージ編集部10
3が作成したテキストのメッセージを通信データ作成部
300に入力し、通信データ作成部300はメッセージ
を通信データに変換して通信装置105に入力する。こ
の場合の通信装置105はデータ通信が可能な通信装置
である。
【0086】また、通報先111はデータ通信を受信で
きる電話、モデムを含むパソコン等の装置である。
【0087】本実施形態では、メッセージがデータ通信
により通報される点及びこれに付随する通報確認部分を
除けば第1の実施形態と同様に構成されている。
【0088】上述したように、本発明の実施の形態に係
るプラント監視制御システムの警報通報装置は、上記第
1の実施形態のプラント監視制御システムの警報通報装
置と同様な構成を設けた他、通信データ作成部300を
設けてメッセージをデータ通信により通報するようにし
たので、上記各実施形態と同様な効果が得られる他、事
故等の状況を監視装置からデータとして受け取り、状況
に応じた警報メッセージを通報することができる。
【0089】(発明の第4の実施の形態)本実施形態の
プラント監視制御システムの警報通報装置においては、
メッセージ編集部103がテキストでは表現が困難な情
報を作成し出力するようになっており、通信装置105
がグラフや画像などのテキストで表現可能な情報を自動
的に通報先の受信装置に通報することできるようになっ
ている他、第2、第3の実施形態と同様に構成されてい
る。
【0090】このプラント監視制御システムの警報通報
装置では、監視装置100が発生した警報信号の警報内
容として、異常発生機器の最近の計測値や画像、音響な
どメッセージでは表現困難な内容が与えられている場合
や、監視装置100から同様の情報を引き出すことがで
きる場合に、メッセージ編集部103においてグラフや
画像情報を用いたメッセージを作成し通信データ作成部
300に入力する。通信データ作成部300はメッセー
ジを通信データに変換し、通信装置105に入力する。
【0091】上述したように、本発明の実施の形態に係
るプラント監視制御システムの警報通報装置は、上記第
2又は3の実施形態のプラント監視制御システムの警報
通報装置と同様な構成を設けた他、メッセージ編集部1
03がテキストでは表現が困難な情報を作成し出力する
ように構成されているので、上記各実施形態と同様な効
果が得られる他、グラフや画像などの情報を用いて自動
的に通報先の受信装置に通報することできる。
【0092】(発明の第5の実施の形態)図7は本発明
の第5の実施の形態に係るプラント監視制御システムの
警報通報装置の一例を示す構成図であり、図1と同一部
分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる
部分についてのみ述べる。
【0093】図7に示すように、通報装置本体101に
は、警報選別部500及び警報選別データベース501
が設けられている。本実施形態では、着信検出部109
及び音声認識着信確認部112を特に図示しないが、上
記構成を除けば第1の実施形態と同様に構成されてい
る。
【0094】警報選別部500は、警報信号解釈部10
2で解釈した警報の発生場所、発生機器、発生時刻、警
報レベル、警報内容から、警報選別データベース501
に基づき、通報が必要な警報を選択し定められた通報先
に通報する。
【0095】すなわち、警報信号解釈部102から警報
レベル、発生場所、機器、発生時刻、警報内容が図2の
警報信号フォーマット2701のようなコードでメッセ
ージ編集部103に送られるが、このとき、警報選別部
500では警報選別データベース501で定めておいた
基準に従って必要なメッセージを選別し、通報の必要な
警報の場合のみ通報する。
【0096】上述したように、本発明の実施の形態に係
るプラント監視制御システムの警報通報装置は、上記第
1の実施形態のプラント監視制御システムの警報通報装
置と同様な構成を設けた他、警報選別部500及び警報
選別データベース501を設けて警報の内容によって通
報すべき警報と通報しない警報を選別するようにしたの
で、上記各実施形態と同様な効果が得られる他、警報内
容に応じた適切な警報を適切な場所へ通報することがで
きる。これにより、事故や異常への迅速な組織的な対処
が可能となる。
【0097】(発明の第6の実施の形態)図8は本発明
の第6の実施の形態に係るプラント監視制御システムの
警報通報装置の一例を示す構成図であり、図1と同一部
分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる
部分についてのみ述べる。
【0098】図8に示すように、通報装置本体101に
は、通報先選別部401、通報先選別データベース40
2及び通報先データベース603が設けられている。本
実施形態では、着信検出部109及び音声認識着信確認
部112を特に図示しないが、上記構成を除けば第1の
実施形態と同様に構成されている。
【0099】通報先選別部401は、警報信号解釈部1
02で解釈した警報の発生場所、発生機器、発生時刻、
警報レベル、警報内容に応じ、通報先選別データベース
402の設定データに従い、通報先データベース603
から自動的に通報先111を選別し通報するようになっ
ている。
【0100】通報先選別データベース402には、警報
の各項目の条件毎に通報先が登録されている。また、通
報先データベース603には、各通報先の電話番号が登
録されている。
【0101】このように構成されたプラント監視制御シ
ステムの警報通報装置において、まず、警報信号解釈部
102から通報先選別部401とメッセージ編集部10
3に警報レベル、発生場所、機器、発生時刻、警報内容
を図9の警報信号フォーマット2701のようなコード
で送る。
【0102】通報先選別部401では、あらかじめ通報
先選別データベース402に各項目の条件毎に登録して
おいた通報先の中から、条件に合った通報先を選択し、
通報先データベース603から通報先の電話番号を取得
する。そして自動発信部107に通報先についての取得
情報を引き渡し通報を実行するように要求する。
【0103】上述したように、本発明の実施の形態に係
るプラント監視制御システムの警報通報装置は、上記第
1の実施形態のプラント監視制御システムの警報通報装
置と同様な構成を設けた他、通報先選別部401、通報
先選別データベース402及び通報先データベース60
3を設けて警報内容によって通報先を選択するようにし
たので、上記各実施形態と同様な効果が得られる他、適
切な警報を適切な場所へ通報することができる。これに
より、事故や異常への迅速な組織的な対処が可能とな
る。
【0104】(発明の第7の実施の形態)図9は本発明
の第7の実施の形態に係るプラント監視制御システムの
警報通報装置の一例を示す構成図であり、図8と同一部
分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる
部分についてのみ述べる。
【0105】図9に示すように、通報装置本体101に
は、警報分類部600、警報分類データベース601が
設けられている。本実施形態では、着信検出部109及
び音声認識着信確認部112を特に図示しないが、上記
構成を除けば第1及び第6の実施形態と同様に構成され
ている。
【0106】警報分類部600は、警報信号解釈部10
2で解釈した警報の発生場所、発生機器、発生時刻、警
報レベル、警報内容に基づき、警報分類データベース6
01によって当該警報を分類する。通報先選別部401
は、分類毎に通報先分類データベース402から自動的
に通報先を選別し通報する。
【0107】警報分類データベース601は、警報レベ
ル、発生場所、機器、発生時刻、警報内容に応じて警報
を分類するためのデータベースである。
【0108】このように構成されたプラント監視制御シ
ステムの警報通報装置においては、まず、警報信号解釈
部102により警報分類部600に警報レベル、発生場
所、機器、発生時刻、警報内容が図2の警報信号フォー
マット2701のようなコードで送られる。
【0109】警報分類部600では、警報分類データベ
ース601から警報レベル、発生場所、機器、発生時
刻、警報内容の条件にあった分類コードを取得し、警報
レベル、発生場所、機器、発生時刻、警報内容とともに
通報先選別部401とメッセージ編集部103に送る。
【0110】通報先選別部401では通報先分類データ
ベース402から分類にあった通報先を選択し、通報先
データベース603から通報先の電話番号を取得する。
そして自動発信部107に通報先についての取得情報を
引き渡し通報を実行するように要求する。
【0111】上述したように、本発明の実施の形態に係
るプラント監視制御システムの警報通報装置は、上記第
1及び第6の実施形態のプラント監視制御システムの警
報通報装置と同様な構成を設けた他、警報分類部600
及び警報分類データベース601を設け、警報の発生場
所、発生機器、発生時刻、警報レベル、警報内容に基づ
き、警報分類データベース601によって当該警報を分
類し、その分類結果に基づき通報先選別部401、通報
先選別データベース402及び通報先データベース60
3による通報先を選択するようにしたので、警報内容の
示す状況に応じつつ、上記第6の実施形態と同様な効果
を得ることができる。
【0112】(発明の第8の実施の形態)本実施形態
は、複数の通報先に同じ通報を行う場合について説明す
る。
【0113】本実施形態では、図1の自動発信部107
が一つの通報先への発信、着信、通報、回線切断を完了
した後、次の通報先に対して同じ動作を繰り返すように
なっている点を除けは、第1〜第7の実施形態と同様に
構成されている。
【0114】複数の通報先がある場合は、図1の自動発
信部107で、一つの通報先へ発信し、着信し、通報
し、通信装置105からの回線切断の応答信号を受ける
か、または発信後一定時間経過して回線切断の制御コマ
ンドを通信装置105に送って回線が切断したら、残り
の通報先に対して同じ操作を繰り返し、複数の通報先に
順次通報する。
【0115】上述したように、本発明の実施の形態に係
るプラント監視制御システムの警報通報装置は、上記第
1〜第7の実施形態のプラント監視制御システムの警報
通報装置と同様な構成を設けた他、通報先が複数あると
きに、一の通報先への通報が成功若しくは失敗して完了
した後に、次の通報先への発信を開始し、この通報完了
・次発信の動作を繰り返すことで複数の通報先に順次通
報するようにしたので、上記各実施形態と同様な効果が
得られる他、複数の通報先に順次確実に通報を行うこと
ができる。
【0116】(発明の第9の実施の形態)図10は本発
明の第9の実施の形態に係るプラント監視制御システム
の警報通報装置の一例を示す構成図であり、図8と同一
部分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは異な
る部分についてのみ述べる。
【0117】図10に示すように、プラント監視制御シ
ステムの警報通報装置には、自動発信部107及び通信
装置105のセットが複数設けられている。また、本実
施形態では、着信検出部109及び音声認識着信確認部
112を特に図示しないが、上記構成を除けば第6の実
施形態と同様に構成されている。
【0118】通報先選別部401は、複数の通報先に同
じ通報を行う場合、複数の自動発信部107にそれぞそ
れの通報先を入力する。自動発信部107は対応する通
信装置105に制御コマンドを送り通報する。
【0119】このように構成されたプラント監視制御シ
ステムの警報通報装置においては、複数の通報先に同じ
通報行う場合、通報先選別部401により通報先データ
ベース603から各通報先の電話番号を取得し、複数の
自動発信部107を順次起動して通報先の電話番号を一
つずつ入力する。自動発信部107を起動する数は、最
大通信装置105の数までである。通報先が通信装置1
05の数よりも多い場合、通報先選別部401は着信の
成否の通知を受けた自動発信部107に次の通報先を送
る。こうして、一度に多数の通報先111に通報が行わ
れる。
【0120】上述したように、本発明の実施の形態に係
るプラント監視制御システムの警報通報装置は、上記第
1及び第6の実施形態のプラント監視制御システムの警
報通報装置と同様な構成を設けた他、自動発信部107
及び通信装置105のセットを複数設けたので、上記各
実施形態と同様な効果が得られる他、通報先が複数ある
ときでも一度に多数の通報先111に通報を行うことが
できる。これにより迅速かつ効率的な通報を実現するこ
とができる。
【0121】(発明の第10の実施の形態)図11は本
発明の第10の実施の形態に係るプラント監視制御シス
テムの警報通報装置の一例を示す構成図であり、図9と
同一部分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは
異なる部分についてのみ述べる。
【0122】図11に示すように、プラント監視制御シ
ステムの警報通報装置には、通報先選別部401、メッ
セージ編集部103、音声出力部104、自動発信部1
07及び通信装置105のセットが複数設けられてい
る。また、本実施形態では、着信検出部109及び音声
認識着信確認部112を特に図示しないが、上記構成を
除けば第7の実施形態と同様に構成されている。
【0123】警報分類部600は、複数設けられた通報
先選別部401、メッセージ編集部103、音声出力部
104、自動発信部107及び通信装置105のセット
を用い、通報先データベース603から読み出される通
報先111に順次に通報させるようになっている。
【0124】また、各自動発信部107は、自己の通報
先への着信の成否をメッセージデータベース108を介
してメッセージ編集部103に通知する。
【0125】メッセージ編集部103は、先の通報の成
否を知らせる通報メッセージを自己のメッセージに付加
して、次順以降の通報先への通報先への通報の成否も通
報するようになっている。
【0126】このように構成されたプラント監視制御シ
ステムの警報通報装置においては、まず、ある自動発信
部107から一連の通報動作が行われ、当該自動発信部
107は通信装置105から着信の応答信号を受け取
る。
【0127】自動発信部107は、音声合成部104に
よるメッセージの出力の終了後、通信装置105から回
線切断の応答信号を受け取った当通報先への通報は成功
したとして、通報の成功をメッセージ編集部103に通
知し、それ以外の場合は通報の失敗を通知する。メッセ
ージ編集部103では次順以降の通報先への通報メッセ
ージに通報の成否を知らせるメッセージを付加して通報
する。
【0128】これを繰り返すことで、各通報先111へ
の通報成功失敗情報もが順次通報されることとなる。
【0129】上述したように、本発明の実施の形態に係
るプラント監視制御システムの警報通報装置は、上記第
1及び第7の実施形態のプラント監視制御システムの警
報通報装置と同様な構成を設けた他、通報先選別部40
1、メッセージ編集部103、音声出力部104、自動
発信部107及び通信装置105のセットを複数設け、
順次通報先への通報を行い、以降の通報先への通報メッ
セージにそれまでの通報の成否を知らせるメッセージを
付加するようにしたので、上記各実施形態と同様な効果
が得られる他、各通報先111への通報成功失敗情報を
も順次通報することができる。これにより、通報を受け
取った者はその通報成否状況に応じて適宜な判断が可能
となり、より適切な対処を行うことができる。
【0130】(発明の第11の実施の形態)本実施形態
は図11における警報分類部600に以下に説明する機
能が加えられる他、第10の実施形態と同様に構成され
ている。
【0131】本実施形態の警報分類部600は、第7の
実施形態で説明したように、まず、警報信号解釈部10
2で解釈した警報の発生場所、発生機器、発生時刻、警
報レベル、警報内容から警報分類部600によって警報
を分類する。次に、通報先選別部401は、複数の分類
があった場合、分類毎に通報先分類データベース402
から自動的に通報先を選別するとともに対応する通報先
選別部401及びメッセージ編集部103に通知する。
【0132】通報先選別部401、メッセージ編集部1
03、音声出力部104、自動発信部107及び通信装
置105の各セットにおいては、通信選別部401は自
己が通知を受けた分類に応じた通報先の電話番号を通報
先データベース603から自動的に取得する。また、メ
ッセージ編集部103はメッセージデータベース108
を参照して分類に応じたメッセージを編集する。
【0133】各通信選別部401は通報先を自動発信部
107に入力し、自動発信部107は対応する通信装置
105を制御して通報先111へ発信する。
【0134】なお、分類が通信装置105の数よりも多
い場合は、通報の完了した通報先選別部401に次の分
類を入力する。
【0135】上述したように、本発明の実施の形態に係
るプラント監視制御システムの警報通報装置は、上記第
10の実施形態のプラント監視制御システムの警報通報
装置と同様な構成を設けた他、警報内容から警報分類部
600によって警報を分類し、複数の分類があった場
合、分類毎に通報先分類データベース402から自動的
に通報先を選別し通報するようにしたので、上記第10
の実施形態と同様な効果が得られる他、警報内容の示す
状況に応じ、適切な警報を適切な場所へ通報することが
できる。これにより、事故や異常への迅速な組織的な対
処が可能となる。
【0136】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に
変形することが可能である。
【0137】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0138】(第1の実施例)図12は本発明の第1の
実施例に係るプラント監視制御システムの警報通報装置
の一例を示す構成図である。
【0139】同図に示される構成の各部は、図1の装置
各部に対応している。まず、監視装置1400は、図1
の監視装置100に対応するものであり、通信ポート9
06aを持つプラントの監視装置である。本実施例では
監視装置1400と通報装置本体1402はハブ(集線
装置)を介してイーサネットケーブルで接続する。通信
プロトコルにはTCP/IPを用いる。
【0140】通報装置本体1402は、図1の通報装置
本体101に対応し、通信ポート906bを持つエンジ
ニアリングワークステーション、産業用パーソナルコン
ピュータなどの計算機である。通報装置本体1402上
の警報信号解釈部902、自動発信部907、メッセー
ジ編集部903、音声出力部904、着信検出部90
8、音声認識着信確認部912は、それぞれ警報信号解
釈部102、自動発信部107、メッセージ編集部10
3、音声出力部104、着信検出部109、音声認識着
信確認部112に対応し、計算機のプログラムによる処
理として実現する。また音声出力部904は既存の音声
合成プログラムとサウンドボードを用いる。
【0141】通信装置105に対応するものとして音響
の送信が可能な音声モデム905を用い、通信網110
としての公衆回線網911を介して電話910a、携帯
電話910b、PHS910c、ポケベル910dなど
の通報先910(通報先111に対応)に通報する。
【0142】サウンドボードと通信装置はオーディオケ
ーブルで接続する。また、計算機と音声モデム905は
RS232−Cケーブルで接続し、自動発信部107か
ら音声モデム905を制御するコマンド群であるATコ
マンドを送信する。
【0143】なお、音声出力部904は既存のファクシ
ミリデータ合成プログラムとし、音声モデム905をF
AXモデムとしてもよい。また、音声出力部904は通
信データ作成プログラムとし、音声モデム905をデー
タ通信モデムとしてもよい。
【0144】さらに、メッセージ編集部103を既存の
グラフや画像を編集するプログラムとし、音声モデム9
05をデータ通信モデムとしてもよい。
【0145】また、複数の通報先がある場合、音声モデ
ム905を複数台の構成にしてもよい。
【0146】このような構成のプラント監視制御システ
ムの警報通報装置においては、まず、監視装置1400
は事故や異常を検知すると図2の警報信号フォーマット
2701のようなコード形式で警報信号を送信する。通
報装置本体1402は通信ポート906で監視装置14
00からの警報信号を受信し、警報信号解釈部902に
受信した信号を入力する。警報信号解釈部902はフォ
ーマットに従って警報信号を解釈し、警報レベルコー
ド、機器番号コード、発生場所コード、発生時刻、警報
内容コードをメッセージ編集部903に入力し、自動発
信部907には警報信号の受信を通知する。
【0147】メッセージ編集部903は、図4に示すよ
うなメッセージデータベース909(メッセージデータ
ベース108に対応)から警報レベル、機器、場所、警
報内容に合った適切なメッセージを検索し、それらを合
成して警報メッセージ802を作成し、音声出力部90
4に入力する。
【0148】自動発信部907は、警報信号受信の通知
を受けると、あらかじめ定められた通報先に発信するよ
うに音声モデム905にATコマンドを送信し、音声モ
デム905からのリザルトコードを監視する。一方、着
信先で空白の時間が生じないように、これから警報内容
を流す旨の予備的なメッセージが音声出力部904から
通信先910に向けて出力される。
【0149】リザルトコードから着信を検知した場合や
着信後に回線切断を検知した場合は音声出力部904に
着信や回線切断を通知する。リザルトコードから着信の
検出をした後、さらに着信検出部908で音声応答を確
認し、音声認識着信確認部912で実質的な接続を確認
すると、自動発信部907及びメッセージ編集部903
に通知され、警報メッセージ802が出力される。これ
により自動発信部907は、警報メッセージ802が通
報先910に届いたものする。
【0150】また、一定時間呼び出しても警報メッセー
ジ802が通報先910に届かない場合は、一旦発信を
中止して一定時間経過後に再度発信する。一方、一定回
数発信を繰り返しても警報メッセージ802が通報先9
10に届かない場合は、通報を中止し、監視装置140
0に通報失敗を通知する。
【0151】音声出力部904は、音声認識着信確認部
112又は自動発信部907から着信の通知を受ける
と、メッセージ編集部903から与えられた警報メッセ
ージ802を音声として出力し音声モデム905に入力
する。また、回線切断の通知を受けた場合は音声の出力
を停止する。
【0152】なお、複数台の音声モデム905を用い自
動発信部907を複数の音声モデム905に対応させて
複数のプロセスとして起動するようにしてもよい。
【0153】(第2の実施例)図13は本発明の第2の
実施例に係るプラント監視制御システムの警報通報装置
の一例を示す構成図であり、図12と同一部分には同一
符号を付してその説明を省略する。なお、特に図示しな
いが、本実施例においても着信検出部908及び音声認
識着信確認部912が設けられている。
【0154】本実施例の通報装置本体1402上の各部
は第1の実施例と同様に、計算機のプログラムの処理と
して実現する。
【0155】また、警報選別部1100は図7の警報選
別部500に対応し、警報選別データベース1101は
同図の警報選別データベース501に対応するものであ
る。
【0156】このように構成されたプラント監視制御シ
ステムの警報通報装置において、まず、図12の実施例
の場合と同様に監視装置1400から通報装置本体14
02に警報信号が送信され、警報信号解釈部902で解
釈される。
【0157】警報信号解釈部902は、警報レベルコー
ド、機器コード、発生場所コード、発生時刻、警報内容
コードを警報選別部1100に送る。警報選別部110
0は以下のように警報選別データベース1101に登録
された警報のみ選別し通報する。
【0158】 すなわち、警報選別部1100は選別した警報に関する
各コードをメッセージ編集部903に送り、自動発信部
907に警報信号の受信を通知する。
【0159】(第3の実施例)本実施例は、第2の実施
例の変形例である。
【0160】図13における警報選別部1100におい
て、最初に警報信号を受信した後、一定時間監視装置1
400からの警報信号を待ち、一定時間内に受信した警
報信号を選別し、まとめて自動発信部907とメッセー
ジ編集部903に入力するようにしている。さらに、警
報選別部1100では、重大事故など警報レベルの高い
ものから通報するように設定することも可能である。
【0161】(第4の実施例)図14は本発明の第4の
実施例に係るプラント監視制御システムの警報通報装置
の一例を示す構成図であり、図12と同一部分には同一
符号を付してその説明を省略する。なお、特に図示しな
いが、本実施例においても着信検出部908及び音声認
識着信確認部912が設けられている。
【0162】本実施例の通報装置本体1402上の各部
は第1の実施例と同様に、計算機のプログラムの処理と
して実現する。
【0163】また、通報先選別部1000は図8の通報
先選別部401に対応し、通報先選別データベース10
01及び通報先データベース1203は同図の通報先選
別データベース402及び通報先データベース603に
それぞれ対応するものである。
【0164】このように構成されたプラント監視制御シ
ステムの警報通報装置においては、まず、第1の実施例
と同様に監視装置1400から通報装置本体1402に
警報信号が送信され、警報信号解釈部902で解釈され
る。警報信号解釈部902は、警報レベルコード、機器
コード、発生場所コード、発生時刻、警報内容コードを
通報先選別部1000に送る。通報先選別部1000は
次のような通報先選別データベース1001から警報の
各項目に応じた通報先を選別する。なお、通報先は通報
先名称、レベルは警報レベル、場所は発生場所、時刻は
発生時刻を示す。
【0165】 選別した通報先の電話番号を以下のような通報先データ
ベース1203から取得し、自動発信部907に発信の
ATコマンドを送信する。
【0166】 以上の動作は、図8に対応する場合であるが、第8の実
施形態の対応する場合で、複数の通報先に同じ通報を行
う場合には、通報先選別部1000で複数の通報先が選
択され、この選択された通報先を一つずつ自動発信部9
07に送り、自動発信部907の着信の成否の通知を受
けた後、次の通報先を自動発信部907に送る。
【0167】また、第10の実施形態に対応する場合に
は、通報先選別部1000で複数の通報先がある場合、
通報先選別部1000は通報先を一つずつ自動発信部9
07に送り、自動発信部907から着信の成否の通知を
受け、これをメッセージ編集部903に通知する。メッ
セージ編集部903では先行通報先への通報状況を知ら
せるメッセージを警報のメッセージに付加して後続の通
報先に通報する。
【0168】(第5の実施例)図15は本発明の第5の
実施例に係るプラント監視制御システムの警報通報装置
の一例を示す構成図であり、図14と同一部分には同一
符号を付してその説明を省略する。なお、特に図示しな
いが、本実施例においても着信検出部908及び音声認
識着信確認部912が設けられている。
【0169】本実施例の通報装置本体1402上の各部
は第1及び第4の実施例と同様に、計算機のプログラム
の処理として実現する。
【0170】また、警報分類部1200は図9の警報分
類部600に対応し、警報分類データベース1201は
同図の警報分類データベース601にそれぞれ対応する
ものである。
【0171】このように構成されたプラント監視制御シ
ステムの警報通報装置においては、まず、第1の実施例
と同様に監視装置1400から通報装置本体1402に
警報信号が送信され、警報信号解釈部902で解釈され
る。警報信号解釈部902は、警報レベルコード、機器
コード、発生場所コード、発生時刻、警報内容コードを
警報分類部1200に送る。警報分類部1200は次の
ような警報分類データベース1201に従って警報を分
類する。なお、レベルは警報レベル、場所は発生場所、
時刻は発生時刻を示す。
【0172】 警報の分類後、警報分類部1200は分類コードと共に
警報レベルコード、機器コード、発生場所コード、発生
時刻、警報内容コードを通報先選別部1000とメッセ
ージ編集部903に入力する。
【0173】通報先選別部1000は以下のような通報
先分類データベース1202から通報先111を引出
し、通報先データベース1203から電話番号を取得
し、自動発信部907に入力する。
【0174】 以上の動作は、図9に対応する場合であるが、第11の
実施形態の対応する場合には、複数台の音声モデム90
5を用い自動発信部907、通報先選別部1000、メ
ッセージ編集部903、音声出力部904を複数の音声
モデム905に対応させて複数のプロセスとして起動さ
れる。そして、分類が通信装置の数よりも多い場合は、
通報の完了した通報先選別部に次の分類を入力する。
【0175】(第6の実施例)本実施例では監視装置と
通報装置本体の組み合わせ構成について説明する。
【0176】図16は本発明の各実施形態及び実施例に
おける監視装置と通報装置本体の組み合わせ構成例を示
す図である。
【0177】図17は監視装置と通報装置本体の他の組
み合わせ構成例を示す図である。
【0178】図16(a)の場合は、上記各実施形態、
各実施例に図示されたものと同様な構成である。
【0179】この場合は、監視装置1400と通報装置
本体1402の間を集線装置1302を介してイーサネ
ットケーブルで接続している。
【0180】上記各実施形態及び各実施例における監視
装置と通報装置本体の組み合わせ構成はこれに限られる
ものでなく、例えば図16(b)〜(d),図17
(a)〜(d)に示すような場合でもよい。
【0181】すなわち集線装置1302を介して1台の
監視装置1400に対して複数の通報装置本体1402
を接続する構成(図16(b))、複数の監視装置14
00に対して1台の通報装置本体1402を接続する構
成(図16(c))、複数の監視装置1400に対して
複数の通報装置本体1402を接続する構成(図16
(d))がある。また、バス1303を介した接続で図
16の場合と同様の構成(図17(a)〜(d))があ
る。
【0182】ここで、図16(a)及び図17(a)の
構成では、各実施形態、各実施例と同様な動作となる。
【0183】また、図16(b)及び図17(b)の構
成では、監視装置からの警報信号を複数の通報装置本体
にブロードキャストとし、それぞれの通報装置本体が通
報を行うものである。通報装置本体に通報先選別機能が
ある場合、各通報装置本体が担当の通報先へ通報するよ
うに構成することができる。また、第2の実施形態の通
報装置本体を接続することで、音声通報とファックスに
よる通報の併用が可能である。さらに、通信装置からの
応答信号がないなどにより通報装置本体の故障を検知し
た場合には、他の通報装置本体を予備通報装置本体とす
ることが可能である。
【0184】図16(c)及び図17(c)の構成は、
複数の監視装置で一つの通報装置本体を共有する構成で
ある。通報装置本体1402の動作は図16(a)及び
図17(a)の構成の場合と同じである。一つの監視装
置での警報の発生が少ない場合は通報装置本体を共有
し、低コスト化することができる。
【0185】図16(d)及び図17(d)の構成は、
複数の監視装置で複数の通報装置本体を共有する場合で
ある。図16(b)及び図17(b)の構成の場合と同
様に通報装置本体毎に担当通報先を決めた構成が可能で
ある。また、第2の実施形態の通報装置本体を接続する
ことで、音声通報とファックスによる通報を併用するこ
とができる。
【0186】(第7の実施例)本実施例では監視装置と
通報装置本体の接続構成について説明する。
【0187】図18は本発明の各実施形態及び実施例に
おける監視装置と通報装置本体の接続構成例を示す図で
ある。
【0188】図18(a)の示す構成は、RS232C
のインタフェース1401a,1401bを持った監視
装置1400と通報装置1402を接続した構成であ
る。警報信号の場合は通信量が少ないのでシリアルデー
タ伝送でも通信が可能である。
【0189】図18(b)及び(c)の示す構成は、プ
リンタポート1403a,1403bを介して監視装置
1400と通報装置1402を接続した構成例である。
図18(c)の構成では、監視装置1400と附属のジ
ャーナルプリンタ906の間のケーブルに分配器140
4を挿入しジャーナルプリンタ906への出力を通報装
置本体1402への入力とした構成例である。警報信号
としてプリンタ906への出力を受信し、プリンタ90
6への出力フォーマットに従って警報内容を解釈する。
これは、警報信号が図2の警報信号フォーマット170
0に従って送信された場合に相当する。
【0190】(第8の実施例)本実施例では通信装置と
回線網の構成例について説明する。
【0191】図19は本発明の第8の実施例における監
視装置と回線網の構成例を示す図である。
【0192】この場合音声モデム905をターミナルア
ダプタ1500のアナログポートに接続し、ISDN網
を利用している。音声通報装置本体4102の動作は図
12の場合と同様である。
【0193】(第9の実施例)本実施例では通信装置と
回線網の他の構成例について説明する。
【0194】図20は本発明の第9の実施例における監
視装置と回線網の他の構成例を示す図である。
【0195】音声モデム905に接続可能な携帯電話又
はPHS1600を音声モデムに専用ケーブルで接続
し、無線を利用して公衆回線網911に接続する。音声
通報装置本体4102の動作は図12の場合と同様であ
る。
【0196】(第10の実施例)本実施例では通信網
(回線網)の構成例について説明する。
【0197】図21は本発明の各実施形態及び実施例に
おける通報装置と通報先と間の通信網の構成例を示す図
である。
【0198】図21(a)〜(f)に示すように、通報
には、公衆回線網、ISDN回線網、衛星回線、専用回
線網、無線電話網、業務用無線、LANやこれらを経由
するWANなど、音声やデータの通信が可能なあらゆる
回線を用いることができる。
【0199】また、図21(g),(h)に示すよう
に、複数の回線網を用いた構成が可能である。
【0200】図21(g)の構成の場合、無線電話網を
用いてポケットベルなどに通報し、その後より通信容量
の大きい公衆回線網を用いて詳細を通報することができ
る。図21(h)の構成の場合、公衆回線網を常用、衛
星回線を予備とし、公衆回線網が何らかの障害で使用で
きない場合は衛星回線を用いることができる。
【0201】なお、各実施形態あるいは各実施例に記載
した手法は、計算機に実行させることができるプログラ
ムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーディスク、
ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DV
D等)、半導体メモリ等の記憶媒体に格納し、また通信
媒体により伝送して頒布することもできる。本装置を実
現する計算機は、記憶媒体に記録されたプログラムを読
み込み、このプログラムによって動作が制御されること
により上述した処理を実行する。
【0202】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、監
視制御システムが事故や異常を検知した場合、自動的に
待機中の職員に迅速、適切かつ確実に通報を行うことを
可能とするプラント監視制御システムの警報通報装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るプラント監視
制御システムの警報通報装置の一例を示す構成図。
【図2】警報装置からの警報信号に使用される警報フォ
ーマットの一例を示す図。
【図3】警報装置からの警報信号に使用される警報フォ
ーマットの他の例を示す図。
【図4】メッセージ編集部がメッセージデータベースを
用いて警報メッセージを作成する様子を示す図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るプラント監視
制御システムの警報通報装置の一例を示す構成図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るプラント監視
制御システムの警報通報装置の一例を示す構成図。
【図7】本発明の第5の実施の形態に係るプラント監視
制御システムの警報通報装置の一例を示す構成図。
【図8】本発明の第6の実施の形態に係るプラント監視
制御システムの警報通報装置の一例を示す構成図。
【図9】本発明の第7の実施の形態に係るプラント監視
制御システムの警報通報装置の一例を示す構成図。
【図10】本発明の第9の実施の形態に係るプラント監
視制御システムの警報通報装置の一例を示す構成図。
【図11】本発明の第10の実施の形態に係るプラント
監視制御システムの警報通報装置の一例を示す構成図。
【図12】本発明の第1の実施例に係るプラント監視制
御システムの警報通報装置の一例を示す構成図。
【図13】本発明の第2の実施例に係るプラント監視制
御システムの警報通報装置の一例を示す構成図。
【図14】本発明の第4の実施例に係るプラント監視制
御システムの警報通報装置の一例を示す構成図。
【図15】本発明の第5の実施例に係るプラント監視制
御システムの警報通報装置の一例を示す構成図。
【図16】本発明の各実施形態及び実施例における監視
装置と通報装置本体の組み合わせ構成例を示す図。
【図17】本発明の各実施形態及び実施例における監視
装置と通報装置本体の他の組み合わせ構成例を示す図。
【図18】本発明の各実施形態及び実施例における監視
装置と通報装置本体の接続構成例を示す図。
【図19】本発明の第8の実施例における監視装置と回
線網の構成例を示す図。
【図20】本発明の第9の実施例における監視装置と回
線網の他の構成例を示す図。
【図21】本発明の各実施形態及び実施例における通報
装置と通報先と間の通信網の構成例を示す図。
【符号の説明】
100…監視装置 101…通報装置 102…警報信号解釈部 103…メッセージ編集部 104…音声出力部 105…通信装置 106…通信ボート 107…自動発信部 108…メッセージデータベース 109…着信検出部 110…通信網 111…通報先 112…音声認識着信確認部 200…フアクシミリデータ作成部 300…通信データ作成部 401…通報先選別部 402…通報先選別データベース 500…警報選別部 501…警報選別データベース 600…警報分類部 601…警報分類データベース 603…通報先データベース 700…警報信号フオーマツト1 701…警報信号フォーマツト2 802…警報メッセージ 800…警報信号 902…警報信号解釈部 903…メッセージ編集部 904…音声出力部 905…音声モデム 906…通信ボート 907…自動発信部 909…メッセージデータベース 908…着信検出部 910…通報先 911…公衆回線網 912…音声認識着信確認部 1000…通報先選別部 1001…通報先選別データベース 1200…警報選別部 1201…警報選別データベース 1200…警報分類部 1201…警報分類データベース 1202…通報先分類データベース 1203…通報先データベース 1302…集線装置 1303…バス 1400…監視装置 1401…RS232Cインタフェース 1402…通報装置 1403…プリンターポート 1404…分配器 1500…ターミナルアダプタ 1501…ISDN網 1600…携帯電話PHS
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮島 康行 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの事故や異常を検知して監視装
    置により発生した警報信号の内容を通報先に通報するプ
    ラント監視制御システムの警報通報装置において、 前記通報先と通信するための通信装置と、 前記警報信号を所定のフォーマットに当てはめ、前記警
    報信号を構成する内容をテキストデータとして抽出する
    警報信号解釈手段と、 前記テキストデータを通報メッセージとして音声データ
    へ変換し、前記通信装置に出力する音声出力手段と、 前記通信装置を制御して前記通報先に回線を接続する自
    動発信手段とを備えたことを特徴とするプラント監視制
    御システムの警報通報装置。
  2. 【請求項2】 プラントの事故や異常を検知して監視装
    置により発生した警報信号の内容を通報先に通報するプ
    ラント監視制御システムの警報通報装置において、 前記通報先と通信するための通信装置と、 前記警報信号を所定のフォーマットに当てはめ、前記警
    報信号を構成する各内容を抽出する警報信号解釈手段
    と、 前記各内容の示す言葉を組み合わせることで、前記警報
    信号に応じた通報メッセージを自動的に作成するメッセ
    ージ編集手段と、 前記通報メッセージを音声データへ変換し、前記通信装
    置に出力する音声出力手段と、 前記通信装置を制御して前記通報先に回線を接続する自
    動発信手段とを備えたことを特徴とするプラント監視制
    御システムの警報通報装置。
  3. 【請求項3】 前記自動発信手段により回線が接続され
    たことを検出する着信検出手段と、 前記着信検出手段により音声が検出されたときであっ
    て、かつ、その音声をパターン認識した結果、当該音声
    が電話会社のサービス音声等の所定パターンの音声とは
    異なる音声であるとき、その回線接続先が前記通報先で
    あると確認する着信確認手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のプラント監視制御システムの警
    報通報装置。
  4. 【請求項4】 前記自動発信手段により回線が接続され
    たことを検出する着信検出手段と、 前記着信検出手段により音声が検出されたときであっ
    て、かつ、その音声をパターン認識した結果、当該音声
    が予め設定されたパターンの音声に該当するとき、その
    回線接続先が前記通報先であると確認する着信確認手段
    とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のプラ
    ント監視制御システムの警報通報装置。
  5. 【請求項5】 前記通報先が複数あるときに、一の通報
    先への通報が成功若しくは失敗して完了した後に、次の
    通報先への発信を開始するようになっており、この通報
    完了・次発信の動作を繰り返すことで前記複数の通報先
    に順次通報することを特徴とする請求項1乃至4のうち
    いずれか1項記載のプラント監視制御システムの警報通
    報装置。
  6. 【請求項6】 前記次の通報先に発信する際に、既に通
    報完了した通報先について、その通報の成否を前記通報
    メッセージに含めることを特徴とした請求項5記載のプ
    ラント監視制御システムの警報通報装置。
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