JPH10320845A - 光ディスクスタンパ及びその製造方法 - Google Patents

光ディスクスタンパ及びその製造方法

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JPH10320845A
JPH10320845A JP13140997A JP13140997A JPH10320845A JP H10320845 A JPH10320845 A JP H10320845A JP 13140997 A JP13140997 A JP 13140997A JP 13140997 A JP13140997 A JP 13140997A JP H10320845 A JPH10320845 A JP H10320845A
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Shiyouzou Murata
省蔵 村田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、グルーブ形状を安定して形成する
ことは困難であるという課題を解決しようとするもので
ある。 【解決手段】 この発明は、下地層と、この下地層の上
に積層されて微細パターンが形成され導電性皮膜が付与
されて金属が電鋳されたフォトレジスト層とを備えたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスクスタンパ
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体としての光ディスクは、ピック
アップヘッドで情報の記録、再生を行う時にピックアッ
プヘッドを誘導するためのグルーブがプラスチックから
なる基板の表面に形成されている。このグルーブは、一
定の周波数で蛇行させることにより、時間情報を持たせ
ることができる。また、光ディスクは、基板に相変化材
料を形成し、この相変化材料を相変化させる(結晶化、
アモルファス化の相変化をさせる)ことにより、情報の
記録、オーバーライトが可能になる。
【0003】光ディスクは光ディスクスタンパと呼ばれ
る金型を用いてプラスチック成形技術により形成され
る。光ディスクスタンパは、図6に示すようにフォトリ
ソグラフィーにより例えば厚さ6mmのガラス基板1上
の厚さ400Åのフォトレジスト2をガスレーザで露光
して現像することで微細パターンのパターニングを行っ
た後に、めっき技術により導電性皮膜を付与してNiを
電鋳することによって作製される。
【0004】光ディスクのグルーブの深さは光ディスク
スタンパにおけるガラス基板1上のフォトレジスト2の
膜厚によって決定されるが、その深さが300〜700
Åと浅くなると、フォトリソグラフィーのガスレーザ露
光強度のばらつき、フォトレジスト強度のばらつきなど
によりグルーブの形状が容易にばらついてしまい、それ
が光ディスクの溝信号特性に影響してくる。特に、フォ
トレジスト2のパターニングが不十分であると、その部
分だけがグルーブ3の形状が正常なグルーブ4に比べて
浅くなってしまい、これが図7に示すように光ディスク
から光ピックアップヘッドにより得られる再生信号(R
F信号)Igに対してひげ状のノイズ信号6となって重
畳してしまい、記録膜の初期化や記録特性に悪影響を及
ぼす。このため、光ディスクのグルーブをその形状のば
らつきがないように形成する溝形成方法が要望される。
【0005】一般的な光ディスクスタンパ対応の溝形成
方法としては、現像液タンクに貯蔵されている現像液の
脱気を行ったり、現像液に界面活性剤を添加したり、現
像液及び純水の供給を調整して現像のムラを解消した
り、特定のリンス液を使用して現像時のパターン残り
(スカム)を除去したり、フォトレジスト表面を疎水性
から親水性に変えて現像液濃度を安定化したり、フォト
レジストを露光、現像した後にアルコールを含む水溶液
で処理したりする方法が特開平3ー1341号公報、特
開平2ー201447号公報、特開平3ー122648
号公報、特開平3ー182756号公報、特開平4ー1
31857号公報、特開平4ー368118号公報に記
載されている。
【0006】また、特開平2ー29955号公報には、
基板上に2層のホトレジスト層を形成して露光、現像す
ることにより深さの異なるパターンを形成する光ディス
ク形成方法が記載されている。特開平2ー247842
号公報、特公平6ー38299号公報には、ガラス基板
上に2層のホトレジスト層を形成すると共に、この2層
のホトレジスト層の中間に中間層を形成して露光、現像
することにより深さの異なる溝形状を形成する光ディス
ク形成方法が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平3ー134
1号公報、特開平2ー201447号公報、特開平3ー
122648号公報、特開平3ー182756号公報、
特開平4ー131857号公報、特開平4ー36811
8号公報に記載されている方法では、現像液タンクに貯
蔵されている現像液の脱気を行ったり、現像液に界面活
性剤を添加したり、現像液及び純水の供給を調整して現
像のムラを解消したり、特定のリンス液を使用して現像
時のパターン残り(スカム)を除去したり、フォトレジ
スト表面を疎水性から親水性に変えて現像液濃度を安定
化したり、フォトレジストを露光、現像した後にアルコ
ールを含む水溶液で処理したりするが、元々のフォトレ
ジストに対するレーザ露光強度のばらつきや、レーザか
らフォトレジストに照射されるレーザビームの形状のば
らつきを吸収することができず、光ディスクスタンパの
グルーブ形状を安定して形成することは困難である。
【0008】また、特開平2ー247842号公報、特
公平6ー38299号公報に記載されている方法は、ガ
ラス基板上に2層のホトレジスト層を形成すると共に、
この2層のホトレジスト層の中間に中間層を形成して露
光、現像することにより深さの異なる溝形状を形成する
が、光ディスクスタンパのグルーブ形状を安定して形成
することは困難である。
【0009】本発明は、安定した光ディスクスタンパの
グルーブ形状の形成が可能となってグルーブ形状が安定
した光ディスクスタンパを得ることができ、製造プロセ
スの簡略化を図ることができて作業性を高めることが可
能となり、下地層の水溶性及び塗布性を良くすることが
でき、下地層の有機溶媒に対する耐性の向上が可能とな
り、下地層のフォトレジスト層塗布後のダメージがなく
て下地層とフォトレジスト層の積層を安定させることが
可能となり、現像時の可溶性を適切に制御することが可
能になってグルーブの形成をバランス良く実施すること
が可能となり、現像時の可溶性を細かく制御することが
可能になって任意のグルーブ形状の形成が可能となる光
ディスクスタンパ及びその製造方法を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、下地層と、この下地層の上
に積層されて微細パターンが形成され導電性皮膜が付与
されて金属が電鋳されたフォトレジスト層とを備えたも
のであり、下地層とフォトレジスト層との界面で現像を
完全に遮断することにより、グルーブ形状が安定した光
ディスクスタンパを得ることができる。
【0011】請求項2に係る発明は、基板の上に下地層
及びフォトレジスト層を積層し、該ガラス基板の上に積
層した下地層及びフォトレジスト層に対して、露光及び
現像を行って前記フォトレジスト層上に微細なパターン
を形成した後に、前記フォトレジスト層上に導電性皮膜
を付与して金属を電鋳し、前記基板を前記下地層から剥
離することを特徴とし、下地層とフォトレジスト層との
界面で現像を完全に遮断することにより、安定した光デ
ィスクスタンパのグルーブ形状の形成が可能となる。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項1記載の光
ディスクスタンパにおいて、前記下地層がヒドロキシア
ルコキシル基を有するセルロースエーテル誘導体である
ものであり、セルロースエーテル誘導体水溶液の作製が
容易であり、製造プロセスの簡略化を図ることができて
作業性を高めることが可能となる。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項2記載の光
ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層がヒ
ドロキシアルコキシル基を有するセルロースエーテル誘
導体であることを特徴とし、セルロースエーテル誘導体
水溶液の作製が容易であり、製造プロセスの簡略化を図
ることができて作業性を高めることが可能となる。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項1記載の光
ディスクスタンパにおいて、前記下地層がアルコキシル
基及びヒドロキシアルコキシル基を有するセルロースエ
ーテル誘導体であるものであり、セルロースエーテル誘
導体水溶液の作製が容易であり、製造プロセスの簡略化
を図ることができて作業性を高めることが可能となる。
【0015】請求項6に係る発明は、請求項2記載の光
ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層がア
ルコキシル基及びヒドロキシアルコキシル基を有するセ
ルロースエーテル誘導体であることを特徴とし、セルロ
ースエーテル誘導体水溶液の作製が容易であり、製造プ
ロセスの簡略化を図ることができて作業性を高めること
が可能となる。
【0016】請求項7に係る発明は、請求項1記載の光
ディスクスタンパにおいて、前記下地層がポリビニルア
ルコールであるものであり、ポリビニルアルコール水溶
液の作製が容易であり、製造プロセスの簡略化を図るこ
とができて作業性を高めることが可能となる。
【0017】請求項8に係る発明は、請求項2記載の光
ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層がポ
リビニルアルコールであることを特徴とし、ポリビニル
アルコール水溶液の作製が容易であり、製造プロセスの
簡略化を図ることができて作業性を高めることが可能と
なる。
【0018】請求項9に係る発明は、請求項3記載の光
ディスクスタンパにおいて、前記下地層としてのヒドロ
キシアルコキシル基を有するセルロースエーテル誘導体
がヒドロキシエチルセルロースであるものであり、ヒド
ロキシエチルセルロース水溶液の作製が容易であり、製
造プロセスの簡略化を図ることができて作業性を高める
ことが可能となる。
【0019】請求項10に係る発明は、請求項4記載の
光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層と
してのヒドロキシアルコキシル基を有するセルロースエ
ーテル誘導体がヒドロキシエチルセルロースであること
を特徴とし、ヒドロキシエチルセルロース水溶液の作製
が容易であり、製造プロセスの簡略化を図ることができ
て作業性を高めることが可能となる。
【0020】請求項11に係る発明は、請求項5記載の
光ディスクスタンパにおいて、前記下地層としてのアル
コキシル基及びヒドロキシアルコキシル基を有するセル
ロースエーテル誘導体がメチルヒドロキシエチルセルロ
ースであるものであり、メチルヒドロキシエチルセルロ
ース水溶液の作製が容易であり、製造プロセスの簡略化
を図ることができて作業性を高めることが可能となる。
【0021】請求項12に係る発明は、請求項6記載の
光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層と
してのアルコキシル基及びヒドロキシアルコキシル基を
有するセルロースエーテル誘導体がメチルヒドロキシエ
チルセルロースであることを特徴とし、メチルヒドロキ
シエチルセルロース水溶液の作製が容易であり、製造プ
ロセスの簡略化を図ることができて作業性を高めること
が可能となる。
【0022】請求項13に係る発明は、請求項5記載の
光ディスクスタンパにおいて、前記下地層としてのアル
コキシル基及びヒドロキシアルコキシル基を有するセル
ロースエーテル誘導体がメチルヒドロキシプロピルセル
ロースであるものであり、メチルヒドロキシプロピルセ
ルロース水溶液の作製が容易であり、製造プロセスの簡
略化を図ることができて作業性を高めることが可能とな
る。
【0023】請求項14に係る発明は、請求項6記載の
光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層と
してのアルコキシル基及びヒドロキシアルコキシル基を
有するセルロースエーテル誘導体がメチルヒドロキシプ
ロピルセルロースであることを特徴とし、メチルヒドロ
キシプロピルセルロース水溶液の作製が容易であり、製
造プロセスの簡略化を図ることができて作業性を高める
ことが可能となる。
【0024】請求項15に係る発明は、請求項9記載の
光ディスクスタンパにおいて、前記下地層としてのヒド
ロキシエチルセルロースのヒドロキシエトキシル基の置
換度が1.2であるものであり、ヒドロキシエチルセル
ロースの水溶性及び塗布性を良くすることができる。
【0025】請求項16に係る発明は、請求項10記載
の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層
としてのヒドロキシエチルセルロースのヒドロキシエト
キシル基の置換度が1.2であることを特徴とし、ヒド
ロキシエチルセルロースの水溶性及び塗布性を良くする
ことができる。
【0026】請求項17に係る発明は、請求項11記載
の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層としてのメ
チルヒドロキシエチルセルロースのメトキシル基の置換
度が1.4であり、かつ、前記下地層としてのメチルヒ
ドロキシエチルセルロースのヒドロキシエトキシル基の
置換度が0.2であるものであり、メチルヒドロキシエ
チルセルロースの水溶性及び塗布性を良くすることがで
きる。
【0027】請求項18に係る発明は、請求項12記載
の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層
としてのメチルヒドロキシエチルセルロースのメトキシ
ル基の置換度が1.4であり、かつ、前記下地層として
のメチルヒドロキシエチルセルロースのヒドロキシエト
キシル基の置換度が0.2であることを特徴とし、メチ
ルヒドロキシエチルセルロースの水溶性及び塗布性を良
くすることができる。
【0028】請求項19に係る発明は、請求項13記載
の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層としてのメ
チルヒドロキシプロピルセルロースのメトキシル基の置
換度が2.0以下であり、かつ、前記下地層としてのメ
チルヒドロキシプロピルセルロースのヒドロキシプロポ
キシル基の置換度が0.1〜0.3であるものであり、
メチルヒドロキシプロピルセルロースの水溶性及び塗布
性を良くすることができる。
【0029】請求項20に係る発明は、請求項14記載
の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層
としてのメチルヒドロキシプロピルセルロースのメトキ
シル基の置換度が2.0以下であり、かつ、前記下地層
としてのメチルヒドロキシプロピルセルロースのヒドロ
キシプロポキシル基の置換度が0.1〜0.3であるこ
とを特徴とし、メチルヒドロキシプロピルセルロースの
水溶性及び塗布性を良くすることができる。
【0030】請求項21に係る発明は、請求項9記載の
光ディスクスタンパにおいて、前記下地層としてのヒド
ロキシエチルセルロースの2%水溶液の20℃における
粘度がBrookfild型粘度計の測定値で1000
cps以上であるものであり、下地層の有機溶媒に対す
る耐性の向上が可能となり、下地層のフォトレジスト層
塗布後のダメージがなくて下地層とフォトレジスト層の
積層を安定させることが可能となる。
【0031】請求項22に係る発明は、請求項10記載
の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層
としてのヒドロキシエチルセルロースの2%水溶液の2
0℃における粘度がBrookfild型粘度計の測定
値で1000cps以上であることを特徴とし、下地層
の有機溶媒に対する耐性の向上が可能となり、下地層の
フォトレジスト層塗布後のダメージがなくて下地層とフ
ォトレジスト層の積層を安定させることが可能となる。
【0032】請求項23に係る発明は、請求項11記載
の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層としてのメ
チルヒドロキシエチルセルロースの2%水溶液の20℃
における粘度がBrookfild型粘度計の測定値で
4000cps以上であるものであり、下地層の有機溶
媒に対する耐性の向上が可能となり、下地層のフォトレ
ジスト層塗布後のダメージがなくて下地層とフォトレジ
スト層の積層を安定させることが可能となる。
【0033】請求項24に係る発明は、請求項6記載の
光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層と
してのメチルヒドロキシエチルセルロースの2%水溶液
の20℃における粘度がBrookfild型粘度計の
測定値で4000cps以上であることを特徴とし、下
地層の有機溶媒に対する耐性の向上が可能となり、下地
層のフォトレジスト層塗布後のダメージがなくて下地層
とフォトレジスト層の積層を安定させることが可能とな
る。
【0034】請求項25に係る発明は、請求項13記載
の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層としてのメ
チルヒドロキシプロピルセルロースの2%水溶液の20
℃における粘度がBrookfild型粘度計の測定値
で4000cps以上であるものであり、下地層の有機
溶媒に対する耐性の向上が可能となり、下地層のフォト
レジスト層塗布後のダメージがなくて下地層とフォトレ
ジスト層の積層を安定させることが可能となる。
【0035】請求項26に係る発明は、請求項6記載の
光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層と
してのメチルヒドロキシプロピルセルロースの2%水溶
液の20℃における粘度がBrookfild型粘度計
の測定値で4000cps以上であることを特徴とし、
下地層の有機溶媒に対する耐性の向上が可能となり、下
地層のフォトレジスト層塗布後のダメージがなくて下地
層とフォトレジスト層の積層を安定させることが可能と
なる。
【0036】請求項27に係る発明は、請求項7、9、
11または13記載の光ディスクスタンパにおいて、前
記下地層は所定の架橋剤を所定割合で拡散させて形成し
たものであり、現像時の可溶性を適切に制御することが
可能となり、グルーブの形成をバランス良く実施するこ
とが可能となる。
【0037】請求項28に係る発明は、請求項8、1
0、12または14記載の光ディスクスタンパの製造方
法において、前記下地層は所定の架橋剤を所定割合で拡
散させて形成することを特徴とし、現像時の可溶性を適
切に制御することが可能となり、グルーブの形成をバラ
ンス良く実施することが可能となる。
【0038】請求項29に係る発明は、請求項27記載
の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層に拡散させ
る架橋剤が尿素ホルムアルデヒド樹脂であるものであ
り、現像時の可溶性を適切に制御することが可能とな
り、グルーブの形成をバランス良く実施することが可能
となる。
【0039】請求項30に係る発明は、請求項28記載
の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層
に拡散させる架橋剤が尿素ホルムアルデヒド樹脂である
ことを特徴とし、現像時の可溶性を適切に制御すること
が可能となり、グルーブの形成をバランス良く実施する
ことが可能となる。
【0040】請求項31に係る発明は、請求項27記載
の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層に拡散させ
る架橋剤がメラミン樹脂であるものであり、現像時の可
溶性を適切に制御することが可能となり、グルーブの形
成をバランス良く実施することが可能となる。
【0041】請求項32に係る発明は、請求項28記載
の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層
に拡散させる架橋剤がメラミン樹脂であることを特徴と
し、現像時の可溶性を適切に制御することが可能とな
り、グルーブの形成をバランス良く実施することが可能
となる。
【0042】請求項33に係る発明は、請求項27記載
の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層に拡散させ
る架橋剤がグリオキザールであるものであり、現像時の
可溶性を適切に制御することが可能となり、グルーブの
形成をバランス良く実施することが可能となる。
【0043】請求項34に係る発明は、請求項28記載
の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層
に拡散させる架橋剤がグリオキザールであることを特徴
とし、現像時の可溶性を適切に制御することが可能とな
り、グルーブの形成をバランス良く実施することが可能
となる。
【0044】請求項35に係る発明は、請求項27記載
の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層に拡散させ
る架橋剤がタンニン酸であるものであり、現像時の可溶
性を適切に制御することが可能となり、グルーブの形成
をバランス良く実施することが可能となる。
【0045】請求項36に係る発明は、請求項28記載
の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層
に拡散させる架橋剤がタンニン酸であることを特徴と
し、現像時の可溶性を適切に制御することが可能とな
り、グルーブの形成をバランス良く実施することが可能
となる。
【0046】請求項37に係る発明は、請求項29記載
の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層に拡散させ
る尿素ホルムアルデヒド樹脂の濃度が5〜20wt%で
あるものであり、現像時の可溶性を細かく制御すること
が可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能とな
る。
【0047】請求項38に係る発明は、請求項30記載
の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層
に拡散させる尿素ホルムアルデヒド樹脂の濃度が5〜2
0wt%であることを特徴とし、現像時の可溶性を細か
く制御することが可能となり、任意のグルーブ形状の形
成が可能となる。
【0048】請求項39に係る発明は、請求項31記載
の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層に拡散させ
るメラミン樹脂の濃度が8〜18wt%であるものであ
り、現像時の可溶性を細かく制御することが可能とな
り、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0049】請求項40に係る発明は、請求項32記載
の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層
に拡散させるメラミン樹脂の濃度が8〜18wt%であ
ることを特徴とし、現像時の可溶性を細かく制御するこ
とが可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能とな
る。
【0050】請求項41に係る発明は、請求項33記載
の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層に拡散させ
るグリオキザールの濃度が8〜15wt%であるもので
あり、現像時の可溶性を細かく制御することが可能とな
り、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0051】請求項42に係る発明は、請求項34記載
の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層
に拡散させるグリオキザールの濃度が8〜15wt%で
あることを特徴とし、現像時の可溶性を細かく制御する
ことが可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能と
なる。
【0052】請求項43に係る発明は、請求項35記載
の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層に拡散させ
るタンニン酸の濃度が8〜12wt%であるものであ
り、現像時の可溶性を細かく制御することが可能とな
り、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0053】請求項44に係る発明は、請求項36記載
の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層
に拡散させるタンニン酸の濃度が8〜12wt%である
ことを特徴とし、現像時の可溶性を細かく制御すること
が可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能とな
る。
【0054】請求項45に係る発明は、請求項7記載の
光ディスクスタンパにおいて、前記下地層としてのポリ
ビニルアルコールの膜厚が30〜70Åであるものであ
り、現像時の可溶性を細かく制御することが可能とな
り、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0055】請求項46に係る発明は、請求項8記載の
光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層と
してのポリビニルアルコールの膜厚が30〜70Åであ
ることを特徴とし、現像時の可溶性を細かく制御するこ
とが可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能とな
る。
【0056】請求項47に係る発明は、請求項9記載の
光ディスクスタンパにおいて、前記下地層としてのヒド
ロキシエチルセルロースの膜厚が30〜70Åであるも
のであり、現像時の可溶性を細かく制御することが可能
となり、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0057】請求項48に係る発明は、請求項10記載
の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層
としてのヒドロキシエチルセルロースの膜厚が30〜7
0Åであることを特徴とし、現像時の可溶性を細かく制
御することが可能となり、任意のグルーブ形状の形成が
可能となる。
【0058】請求項49に係る発明は、請求項11記載
の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層としてのメ
チルヒドロキシエチルセルロースの膜厚が30〜70Å
であるものであり、現像時の可溶性を細かく制御するこ
とが可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能とな
る。
【0059】請求項50に係る発明は、請求項12記載
の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層
としてのメチルヒドロキシエチルセルロースの膜厚が3
0〜70Åであることを特徴とし、現像時の可溶性を細
かく制御することが可能となり、任意のグルーブ形状の
形成が可能となる。
【0060】請求項51に係る発明は、請求項13記載
の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層としてのメ
チルヒドロキシプロピルセルロースの膜厚が30〜70
Åであるものであり、現像時の可溶性を細かく制御する
ことが可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能と
なる。
【0061】請求項52に係る発明は、請求項14記載
の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層
としてのメチルヒドロキシプロピルセルロースの膜厚が
30〜70Åであることを特徴とし、現像時の可溶性を
細かく制御することが可能となり、任意のグルーブ形状
の形成が可能となる。
【0062】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態においては、ガ
ラス基板の上に下地層及びフォトレジスト層を積層し、
このガラス基板の上に積層した下地層及びフォトレジス
ト層に対して、露光及び現像を行って上記フォトレジス
ト層上に微細なパターンを形成した後に、上記フォトレ
ジスト層上に導電性皮膜を付与して金属を電鋳し、上記
ガラス板を上記下地層から剥離することにより、光ディ
スクスタンパを製造する。下地層としてはポリビニルア
ルコール(以下PVAという)やセルロースエーテル誘
導体を用いるが、このPVAやセルロースエーテル誘導
体は、フォトレジストとの密着性や耐溶剤性が高く、フ
ォトレジストとの積層が容易であり、現像時の溶解性を
下地層部分で制御するために、分子量やエーテル置換度
あるいは架橋剤をパラメータとして制御することによ
り、光ディスクスタンパのグルーブ形状を安定して形成
することが可能である。
【0063】本発明の第1実施形態は、光ディスクスタ
ンパを製造する方法において、下地層を用いた2層フォ
トレジスト工法により、光ディスクスタンパをそのグル
ーブ形状が安定して形成されるように製造することがで
き、グルーブ形状が安定した光ディスクスタンパを得る
ことができる。
【0064】この第1実施形態においては、ガラス基板
をHDMS:日本ゼオン製密着剤100によりシランカ
ップリング処理した後に、PVA水溶液(東京応化製T
PF−100)にメチロールメラミン樹脂からなる架橋
剤を添加してからガラス基板上に塗布して下地層を形成
し、その上にフォトレジスト(東京応化製TSMR−8
900)を500Å塗布してフォトレジスト層を形成す
る。
【0065】次に、このガラス基板の上に下地層及びフ
ォトレジスト層を積層したものに対して、ガスレーザで
露光し現像して(メタケイ酸ナトリウムNaOSiO2
・XH2O33%の現像液で60秒現像してリンスし)
微細パターンのグルーブ形状を得、導電性皮膜を付与し
てNiを電鋳した後にガラス基板を剥離して光ディスク
スタンパを得た。
【0066】このような光ディスクスタンパとして下地
層の膜厚を20Å、30Å、50Å、70Å、90Åと
し、メチロールメラミン樹脂からなる架橋剤の濃度を5
wt%、8wt%、12wt%、18wt%、20wt
%として製造したものは下地層の膜厚及び架橋剤の濃度
とグルーブの深さとの関係が図1に示すようになった。
図1から分かるように、下地層の膜厚を20Åとした光
ディスクスタンパと、架橋剤の濃度を5wt%とした光
ディスクスタンパは下地層の溶解性ばらつきが発生して
グルーブ形状がばらついた。
【0067】また、下地層の膜厚を90Åとした光ディ
スクスタンパと、架橋剤の濃度を20wt%とした光デ
ィスクスタンパは下地層が溶解化して下地層界面のフォ
トレジストの溶解性が低下してばらつきの大きい浅いグ
ルーブ形状になってしまった。メチロールメラミン樹脂
からなる架橋剤の濃度を8wt%〜18wt%とした場
合にはグルーブ形状を安定して形成することができ、ま
た、下地層の膜厚を30Å〜70Åとした場合にはグル
ーブ形状を安定して形成することができた。
【0068】この第1実施形態により製造した光ディス
クスタンパは、請求項1に係る発明の一実施形態であっ
て、下地層と、この下地層の上に積層されて微細パター
ンが形成され導電性皮膜が付与されて金属が電鋳された
フォトレジスト層とを備えたので、下地層とフォトレジ
スト層との界面で現像を完全に遮断することにより、グ
ルーブ形状が安定してグルーブ信号特性が安定した光デ
ィスクスタンパを得ることができる。
【0069】また、この第1実施形態は、請求項2に係
る発明の一実施形態であって、基板の上に下地層及びフ
ォトレジスト層を積層し、該ガラス基板の上に積層した
下地層及びフォトレジスト層に対して、露光及び現像を
行って前記フォトレジスト層上に微細なパターンを形成
した後に、前記フォトレジスト層上に導電性皮膜を付与
して金属を電鋳し、前記基板を前記下地層から剥離する
ので、下地層とフォトレジスト層との界面で現像を完全
に遮断することにより、安定した光ディスクスタンパの
グルーブ形状の形成が可能となる。
【0070】また、この第1実施形態により製造した光
ディスクスタンパは、請求項7に係る発明の一実施形態
であって、請求項1記載の光ディスクスタンパにおい
て、前記下地層がPVAであるので、PVA水溶液の作
製が容易であり、製造プロセスの簡略化を図ることがで
きて作業性を高めることが可能となる。
【0071】また、この第1実施形態は、請求項8に係
る発明の一実施形態であって、請求項2記載の光ディス
クスタンパの製造方法において、前記下地層がPVAで
あるので、PVA水溶液の作製が容易であり、製造プロ
セスの簡略化を図ることができて作業性を高めることが
可能となる。
【0072】また、この第1実施形態により製造した光
ディスクスタンパは、請求項27に係る発明の一実施形
態であって、請求項7記載の光ディスクスタンパにおい
て、前記下地層は所定の架橋剤を所定割合で拡散させて
形成したものであるので、現像時の可溶性を適切に制御
することが可能となる。
【0073】また、この第1実施形態は、請求項28に
係る発明の一実施形態であって、請求項8記載の光ディ
スクスタンパの製造方法において、前記下地層は所定の
架橋剤を所定割合で拡散させて形成するので、現像時の
可溶性を適切に制御することが可能となる。
【0074】また、この第1実施形態により製造した光
ディスクスタンパは、請求項31に係る発明の一実施形
態であって、請求項27記載の光ディスクスタンパにお
いて、前記下地層に拡散させる架橋剤がメラミン樹脂で
あるので、現像時の可溶性を適切に制御することが可能
となり、グルーブの形成をバランス良く実施することが
可能となる。
【0075】また、この第1実施形態は、請求項32に
係る発明の一実施形態であって、請求項8記載の光ディ
スクスタンパの製造方法において、請求項28記載の光
ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層に拡
散させる架橋剤がメラミン樹脂であるので、現像時の可
溶性を適切に制御することが可能となり、グルーブの形
成をバランス良く実施することが可能となる。
【0076】また、この第1実施形態により製造した光
ディスクスタンパは、請求項39に係る発明の一実施形
態であって、請求項31記載の光ディスクスタンパにお
いて、前記下地層に拡散させるメラミン樹脂の濃度が8
〜18wt%であるので、現像時の可溶性を細かく制御
することが可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可
能となる。
【0077】また、この第1実施形態は、請求項40に
係る発明の一実施形態であって、請求項32記載の光デ
ィスクスタンパの製造方法において、前記下地層に拡散
させるメラミン樹脂の濃度が8〜18wt%であるの
で、現像時の可溶性を細かく制御することが可能とな
り、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0078】また、この第1実施形態により製造した光
ディスクスタンパは、請求項45に係る発明の一実施形
態であって、請求項7記載の光ディスクスタンパにおい
て、前記下地層としてのPVAの膜厚が30〜70Åで
あるので、現像時の可溶性を細かく制御することが可能
となり、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0079】また、この第1実施形態は、請求項46に
係る発明の一実施形態であって、請求項8記載の光ディ
スクスタンパの製造方法において、前記下地層としての
PVAの膜厚が30〜70Åであるので、現像時の可溶
性を細かく制御することが可能となり、任意のグルーブ
形状の形成が可能となる。
【0080】本発明の第2実施形態は、上記第1実施形
態において、架橋剤としてメチロールメラミン樹脂の代
りに尿素ホルムアルデヒド樹脂を用いて光ディスクスタ
ンパを得た。このような光ディスクスタンパとして下地
層の膜厚を20Å、30Å、50Å、70Å、90Åと
し、尿素ホルムアルデヒド樹脂からなる架橋剤の濃度を
3wt%、5wt%、10wt%、20wt%、25w
t%として製造したものは下地層の膜厚及び架橋剤の濃
度とグルーブの深さとの関係が図2に示すようになっ
た。図2から分かるように、下地層の膜厚を20Åとし
た光ディスクスタンパと、架橋剤の濃度を3wt%とし
た光ディスクスタンパは下地層の溶解性ばらつきが発生
してグルーブ形状がばらついた。
【0081】また、下地層の膜厚を90Åとした光ディ
スクスタンパと、架橋剤の濃度を25wt%とした光デ
ィスクスタンパは下地層が溶解化して下地層界面のフォ
トレジストの溶解性が低下してばらつきの大きい浅いグ
ルーブ形状になってしまった。メチロールメラミン樹脂
からなる架橋剤の濃度を5wt%〜20wt%とした場
合にはグルーブ形状を安定して形成することができ、ま
た、下地層の膜厚を30Å〜70Åとした場合にはグル
ーブ形状を安定して形成することができた。
【0082】このように、この第2実施形態により製造
した光ディスクスタンパは、請求項29に係る発明の一
実施形態であって、請求項27記載の光ディスクスタン
パにおいて、前記下地層に拡散させる架橋剤が尿素ホル
ムアルデヒド樹脂であるので、現像時の可溶性を適切に
制御することが可能となり、グルーブの形成をバランス
良く実施することが可能となる。
【0083】また、この第2実施形態は、請求項30に
係る発明の一実施形態であって、請求項28記載の光デ
ィスクスタンパの製造方法において、前記下地層に拡散
させる架橋剤が尿素ホルムアルデヒド樹脂であるので、
現像時の可溶性を適切に制御することが可能となり、グ
ルーブの形成をバランス良く実施することが可能とな
る。
【0084】また、この第2実施形態により製造した光
ディスクスタンパは、請求項37に係る発明の一実施形
態であって、請求項29記載の光ディスクスタンパにお
いて、前記下地層に拡散させる尿素ホルムアルデヒド樹
脂の濃度が5〜20wt%であるので、現像時の可溶性
を細かく制御することが可能となり、任意のグルーブ形
状の形成が可能となる。
【0085】また、この第2実施形態は、請求項38に
係る発明の一実施形態であって、請求項30記載の光デ
ィスクスタンパの製造方法において、前記下地層に拡散
させる尿素ホルムアルデヒド樹脂の濃度が5〜20wt
%であるので、現像時の可溶性を細かく制御することが
可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0086】本発明の第3実施形態は、上記第1実施形
態において、架橋剤としてメチロールメラミン樹脂の代
りにグリオキザールを用いて光ディスクスタンパを得
た。このような光ディスクスタンパとして下地層の膜厚
を20Å、30Å、50Å、70Å、90Åとし、グリ
オキザールからなる架橋剤の濃度を5wt%、8wt
%、12wt%、15wt%、20wt%として製造し
たものは下地層の膜厚及び架橋剤の濃度とグルーブの深
さとの関係が図3に示すようになった。図3から分かる
ように、下地層の膜厚を20Åとした光ディスクスタン
パと、架橋剤の濃度を5wt%とした光ディスクスタン
パは下地層の溶解性ばらつきが発生してグルーブ形状が
ばらついた。
【0087】また、下地層の膜厚を90Åとした光ディ
スクスタンパと、架橋剤の濃度を20wt%とした光デ
ィスクスタンパは下地層が溶解化して下地層界面のフォ
トレジストの溶解性が低下してばらつきの大きい浅いグ
ルーブ形状になってしまった。メチロールメラミン樹脂
からなる架橋剤の濃度を8wt%〜15wt%とした場
合にはグルーブ形状を安定して形成することができ、ま
た、下地層の膜厚を30Å〜70Åとした場合にはグル
ーブ形状を安定して形成することができた。
【0088】このように、この第3実施形態により製造
した光ディスクスタンパは、請求項33に係る発明の一
実施形態であって、請求項27記載の光ディスクスタン
パにおいて、前記下地層に拡散させる架橋剤がグリオキ
ザールであるので、現像時の可溶性を適切に制御するこ
とが可能となり、グルーブの形成をバランス良く実施す
ることが可能となる。
【0089】また、この第2実施形態は、請求項34に
係る発明の一実施形態であって、請求項28記載の光デ
ィスクスタンパの製造方法において、前記下地層に拡散
させる架橋剤がグリオキザールであるので、現像時の可
溶性を適切に制御することが可能となり、グルーブの形
成をバランス良く実施することが可能となる。
【0090】また、この第3実施形態により製造した光
ディスクスタンパは、請求項41に係る発明の一実施形
態であって、請求項33記載の光ディスクスタンパにお
いて、前記下地層に拡散させるグリオキザールの濃度が
8〜15wt%であるので、現像時の可溶性を細かく制
御することが可能となり、任意のグルーブ形状の形成が
可能となる。
【0091】また、この第3実施形態は、請求項42に
係る発明の一実施形態であって、請求項34記載の光デ
ィスクスタンパの製造方法において、前記下地層に拡散
させるグリオキザールの濃度が8〜15wt%であるの
で、現像時の可溶性を細かく制御することが可能とな
り、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0092】本発明の第4実施形態は、上記第1実施形
態において、架橋剤としてメチロールメラミン樹脂の代
りにタンニン酸を用いて光ディスクスタンパを得た。こ
のような光ディスクスタンパとして下地層の膜厚を20
Å、30Å、50Å、70Å、90Åとし、タンニン酸
からなる架橋剤の濃度を5wt%、8wt%、10wt
%、12wt%、15wt%として製造したものは下地
層の膜厚及び架橋剤の濃度とグルーブの深さとの関係が
図4に示すようになった。図4から分かるように、下地
層の膜厚を20Åとした光ディスクスタンパと、架橋剤
の濃度を5wt%とした光ディスクスタンパは下地層の
溶解性ばらつきが発生してグルーブ形状がばらついた。
【0093】また、下地層の膜厚を90Åとした光ディ
スクスタンパと、架橋剤の濃度を15wt%とした光デ
ィスクスタンパは下地層が溶解化して下地層界面のフォ
トレジストの溶解性が低下してばらつきの大きい浅いグ
ルーブ形状になってしまった。メチロールメラミン樹脂
からなる架橋剤の濃度を8wt%〜12wt%とした場
合にはグルーブ形状を安定して形成することができ、ま
た、下地層の膜厚を30Å〜70Åとした場合にはグル
ーブ形状を安定して形成することができた。
【0094】このように、この第4実施形態により製造
した光ディスクスタンパは、請求項35に係る発明の一
実施形態であって、請求項27記載の光ディスクスタン
パにおいて、前記下地層に拡散させる架橋剤がタンニン
酸であるので、現像時の可溶性を適切に制御することが
可能となり、グルーブの形成をバランス良く実施するこ
とが可能となる。
【0095】また、この第4実施形態は、請求項36に
係る発明の一実施形態であって、請求項28記載の光デ
ィスクスタンパの製造方法において、前記下地層に拡散
させる架橋剤がタンニン酸であるので、現像時の可溶性
を適切に制御することが可能となり、グルーブの形成を
バランス良く実施することが可能となる。
【0096】また、この第4実施形態により製造した光
ディスクスタンパは、請求項43に係る発明の一実施形
態であって、請求項35記載の光ディスクスタンパにお
いて、前記下地層に拡散させるタンニン酸の濃度が8〜
12wt%であるので、現像時の可溶性を細かく制御す
ることが可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能
となる。
【0097】また、この第4実施形態は、請求項44に
係る発明の一実施形態であって、請求項36記載の光デ
ィスクスタンパの製造方法において、前記下地層に拡散
させるタンニン酸の濃度が8〜12wt%であるので、
現像時の可溶性を細かく制御することが可能となり、任
意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0098】図5は、上記第1実施形態において、下地
層としてPVAの代りに、ヒドロキシアルコキシル基を
有するセルロースエーテル誘導体としてのヒドロキシエ
チルセルロース(以下HECという)や、アルコキシル
基及びヒドロキシアルコキシル基を有するセルロースエ
ーテル誘導体としてのメチルヒドロキシエチルセルロー
ス(以下MHECという)、アルコキシル基及びヒドロ
キシアルコキシル基を有するセルロースエーテル誘導体
としてのメチルヒドロキシプロピルセルロース(以下M
HPCという)を用い、かつ、そのエーテル置換基、置
換度、重合度(図5では2%水溶液の20℃における粘
度のBrookfild型粘度計による測定値で代用)
を変え、更に下地層の膜厚を変えて光ディスクスタンパ
を製造した本発明の他の各実施形態の実験結果を示す。
【0099】図5において、○は上層フォトレジスト層
の塗布性が良好であることを示し、×は下地層が溶解化
して下地層界面のフォトレジストの溶解性が低下したこ
とを示し、*は下地層とフォトレジスト層との界面のパ
ターニングばらつきが大きい場合を示す。エーテル置換
基の種類は、HE基:ヒドロキシエチル基、M基:メト
キシル基、HP基:ヒドロキシプロポキシル基である。
セルロースエーテル誘導体の種類は、HEC:ダイセル
化学製のHECダイセル、MHEC:信越化学製のメト
ローズ、MHPC:松本油脂製薬製のマーポローズであ
る。
【0100】この図5に示す実験結果から、HECを用
いた実施形態では、HECのHE基置換度が1.2であ
って、下地層の膜厚が20Å、90Åの場合及びHEC
の2%水溶液の20℃における粘土のBrookfil
d型粘度計による測定値が350cpsの場合には下地
層の機能が不十分であったが、HECのHE基置換度が
1.2であって、下地層の膜厚が30Å〜70Åの場
合、及びHECの2%水溶液の20℃における粘土のB
rookfild型粘度計による測定値が1000cp
s以上の場合には下地層の機能が十分であった。
【0101】また、MHECを用いた実施形態では、M
HECのHE基置換度が0.2で且つMHECのM基置
換度が1.4であって、下地層の膜厚が20Å、90Å
の場合には下地層の機能が不十分であったが、HECの
HE基置換度が0.2で且つMHECのM基置換度が
1.4であって、下地層の膜厚が30Å〜70Åの場
合、及びHECの2%水溶液の20℃における粘土のB
rookfild型粘度計による測定値が4000cp
s以上の場合には下地層の機能が十分であった。
【0102】また、MHPCを用いた実施形態では、M
HPCのM基置換度が2.0以下で且つMHECのHP
基置換度が0.1〜0.3であって、下地層の膜厚が3
0Å〜70Åの場合、及びHECの2%水溶液の20℃
における粘土のBrookfild型粘度計による測定
値が4000cps以上の場合には下地層の機能が十分
であった。
【0103】このように、上記実施形態により製造した
光ディスクスタンパは、請求項3に係る発明の実施形態
であって、請求項1記載の光ディスクスタンパにおい
て、前記下地層がヒドロキシアルコキシル基を有するセ
ルロースエーテル誘導体であるので、セルロースエーテ
ル誘導体水溶液の作製が容易であり、製造プロセスの簡
略化を図ることができて作業性を高めることが可能とな
る。
【0104】また、上記実施形態は、請求項4に係る発
明の一実施形態であって、請求項8記載の光ディスクス
タンパの製造方法において、請求項2記載の光ディスク
スタンパの製造方法において、前記下地層がヒドロキシ
アルコキシル基を有するセルロースエーテル誘導体であ
るので、セルロースエーテル誘導体水溶液の作製が容易
であり、製造プロセスの簡略化を図ることができて作業
性を高めることが可能となる。
【0105】また、上記実施形態により製造した光ディ
スクスタンパは、請求項5に係る発明の実施形態であっ
て、請求項1記載の光ディスクスタンパにおいて、前記
下地層がアルコキシル基及びヒドロキシアルコキシル基
を有するセルロースエーテル誘導体であるので、セルロ
ースエーテル誘導体水溶液の作製が容易であり、製造プ
ロセスの簡略化を図ることができて作業性を高めること
が可能となる。
【0106】また、上記実施形態は、請求項6に係る発
明の一実施形態であって、請求項2記載の光ディスクス
タンパの製造方法において、前記下地層がアルコキシル
基及びヒドロキシアルコキシル基を有するセルロースエ
ーテル誘導体であるので、セルロースエーテル誘導体水
溶液の作製が容易であり、製造プロセスの簡略化を図る
ことができて作業性を高めることが可能となる。
【0107】また、上記実施形態により製造した光ディ
スクスタンパは、請求項9に係る発明の実施形態であっ
て、請求項3記載の光ディスクスタンパにおいて、前記
下地層としてのヒドロキシアルコキシル基を有するセル
ロースエーテル誘導体がHECであるので、HEC水溶
液の作製が容易であり、製造プロセスの簡略化を図るこ
とができて作業性を高めることが可能となる。
【0108】また、上記実施形態は、請求項10に係る
発明の一実施形態であって、請求項4記載の光ディスク
スタンパの製造方法において、前記下地層としてのヒド
ロキシアルコキシル基を有するセルロースエーテル誘導
体がHECであることを特徴とし、HEC水溶液の作製
が容易であり、製造プロセスの簡略化を図ることができ
て作業性を高めることが可能となる。
【0109】また、上記実施形態により製造した光ディ
スクスタンパは、請求項11に係る発明の実施形態であ
って、請求項5記載の光ディスクスタンパにおいて、前
記下地層としてのアルコキシル基及びヒドロキシアルコ
キシル基を有するセルロースエーテル誘導体がMHEC
であるので、MHEC水溶液の作製が容易であり、製造
プロセスの簡略化を図ることができて作業性を高めるこ
とが可能となる。
【0110】また、上記実施形態は、請求項12に係る
発明の一実施形態であって、請求項6記載の光ディスク
スタンパの製造方法において、前記下地層としてのアル
コキシル基及びヒドロキシアルコキシル基を有するセル
ロースエーテル誘導体がMHECであるので、MHEC
水溶液の作製が容易であり、製造プロセスの簡略化を図
ることができて作業性を高めることが可能となる。
【0111】また、上記実施形態により製造した光ディ
スクスタンパは、請求項13に係る発明の実施形態であ
って、請求項5記載の光ディスクスタンパにおいて、前
記下地層としてのアルコキシル基及びヒドロキシアルコ
キシル基を有するセルロースエーテル誘導体がMHPC
であるので、MHPC水溶液の作製が容易であり、製造
プロセスの簡略化を図ることができて作業性を高めるこ
とが可能となる。
【0112】また、上記実施形態は、請求項14に係る
発明の一実施形態であって、請求項6記載の光ディスク
スタンパの製造方法において、前記下地層としてのアル
コキシル基及びヒドロキシアルコキシル基を有するセル
ロースエーテル誘導体がMHPCであるので、MHPC
水溶液の作製が容易であり、製造プロセスの簡略化を図
ることができて作業性を高めることが可能となる。
【0113】また、上記実施形態により製造した光ディ
スクスタンパは、請求項15に係る発明の実施形態であ
って、請求項9記載の光ディスクスタンパにおいて、前
記下地層としてのHECのヒドロキシエトキシル基の置
換度が1.2であるので、HECの水溶性及び塗布性を
良くすることができる。
【0114】また、上記実施形態は、請求項16に係る
発明の一実施形態であって、請求項10記載の光ディス
クスタンパの製造方法において、前記下地層としてのH
ECのヒドロキシエトキシル基の置換度が1.2である
ので、HECの水溶性及び塗布性を良くすることができ
る。
【0115】また、上記実施形態により製造した光ディ
スクスタンパは、請求項17に係る発明の実施形態であ
って、請求項11記載の光ディスクスタンパにおいて、
前記下地層としてのMHECのメトキシル基の置換度が
1.4であり、かつ、前記下地層としてのMHECのヒ
ドロキシエトキシル基の置換度が0.2であるので、M
HECの水溶性及び塗布性を良くすることができる。
【0116】また、上記実施形態は、請求項18に係る
発明の一実施形態であって、請求項12記載の光ディス
クスタンパの製造方法において、前記下地層としてのM
HECのメトキシル基の置換度が1.4であり、かつ、
前記下地層としてのMHECのヒドロキシエトキシル基
の置換度が0.2であるので、MHECの水溶性及び塗
布性を良くすることができる。
【0117】また、上記実施形態により製造した光ディ
スクスタンパは、請求項19に係る発明の実施形態であ
って、請求項13記載の光ディスクスタンパにおいて、
前記下地層としてのMHPCのメトキシル基の置換度が
2.0以下であり、かつ、前記下地層としてのMHPC
のヒドロキシプロポキシル基の置換度が0.1〜0.3
であるので、MHPCの水溶性及び塗布性を良くするこ
とができる。
【0118】また、上記実施形態は、請求項20に係る
発明の一実施形態であって、請求項14記載の光ディス
クスタンパの製造方法において、前記下地層としてのM
HPCのメトキシル基の置換度が2.0以下であり、か
つ、前記下地層としてのMHPCのヒドロキシプロポキ
シル基の置換度が0.1〜0.3であるので、メチルヒ
ドロキシプロピルセルロースの水溶性及び塗布性を良く
することができる。
【0119】また、上記実施形態により製造した光ディ
スクスタンパは、請求項21に係る発明の実施形態であ
って、請求項9記載の光ディスクスタンパにおいて、前
記下地層としてのHECの2%水溶液の20℃における
粘度がBrookfild型粘度計の測定値で1000
cps以上であるので、下地層の有機溶媒に対する耐性
の向上が可能となり、下地層のフォトレジスト層塗布後
のダメージがなくて下地層と上層フォトレジスト層の積
層を安定させることが可能となる。
【0120】また、上記実施形態は、請求項22に係る
発明の一実施形態であって、請求項10記載の光ディス
クスタンパの製造方法において、前記下地層としてのH
ECの2%水溶液の20℃における粘度がBrookf
ild型粘度計の測定値で1000cps以上であるの
で、下地層の有機溶媒に対する耐性の向上が可能とな
り、下地層の上層フォトレジスト層塗布後のダメージが
なくて下地層とフォトレジスト層の積層を安定させるこ
とが可能となる。
【0121】また、上記実施形態により製造した光ディ
スクスタンパは、請求項23に係る発明の実施形態であ
って、請求項11記載の光ディスクスタンパにおいて、
前記下地層としてのMHECの2%水溶液の20℃にお
ける粘度がBrookfild型粘度計の測定値で40
00cps以上であるので、下地層の有機溶媒に対する
耐性の向上が可能となり、下地層のフォトレジスト層塗
布後のダメージがなくて下地層と上層フォトレジスト層
の積層を安定させることが可能となる。
【0122】また、上記実施形態は、請求項24に係る
発明の一実施形態であって、請求項6記載の光ディスク
スタンパの製造方法において、前記下地層としてのMH
ECの2%水溶液の20℃における粘度がBrookf
ild型粘度計の測定値で4000cps以上であるの
で、下地層の有機溶媒に対する耐性の向上が可能とな
り、下地層のフォトレジスト層塗布後のダメージがなく
て下地層とフォトレジスト層の積層を安定させることが
可能となる。
【0123】また、上記実施形態により製造した光ディ
スクスタンパは、請求項25に係る発明の実施形態であ
って、請求項13記載の光ディスクスタンパにおいて、
前記下地層としてのMHPCの2%水溶液の20℃にお
ける粘度がBrookfild型粘度計の測定値で40
00cps以上であるので、下地層の有機溶媒に対する
耐性の向上が可能となり、下地層のフォトレジスト層塗
布後のダメージがなくて下地層とフォトレジスト層の積
層を安定させることが可能となる。
【0124】また、上記実施形態は、請求項26に係る
発明の一実施形態であって、請求項6記載の光ディスク
スタンパの製造方法において、前記下地層としてのMH
PCの2%水溶液の20℃における粘度がBrookf
ild型粘度計の測定値で4000cps以上であるの
で、下地層の有機溶媒に対する耐性の向上が可能とな
り、下地層のフォトレジスト層塗布後のダメージがなく
て下地層とフォトレジスト層の積層を安定させることが
可能となる。
【0125】また、上記実施形態により製造した光ディ
スクスタンパは、請求項27に係る発明の実施形態であ
って、請求項9、11または13記載の光ディスクスタ
ンパにおいて、前記下地層は所定の架橋剤を所定割合で
拡散させて形成したものであるので、現像時の可溶性を
適切に制御することが可能となり、グルーブの形成をバ
ランス良く実施することが可能となる。
【0126】また、上記実施形態は、請求項28に係る
発明の一実施形態であって、請求項10、12または1
4記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記
下地層は所定の架橋剤を所定割合で拡散させて形成する
ので、現像時の可溶性を適切に制御することが可能とな
り、グルーブの形成をバランス良く実施することが可能
となる。
【0127】また、上記実施形態により製造した光ディ
スクスタンパは、請求項47に係る発明の実施形態であ
って、請求項9記載の光ディスクスタンパにおいて、前
記下地層としてのHECの膜厚が30〜70Åであるの
で、現像時の可溶性を細かく制御することが可能とな
り、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0128】また、上記実施形態は、請求項48に係る
発明の一実施形態であって、請求項10記載の光ディス
クスタンパの製造方法において、前記下地層としてのH
ECの膜厚が30〜70Åであるので、現像時の可溶性
を細かく制御することが可能となり、任意のグルーブ形
状の形成が可能となる。
【0129】また、上記実施形態により製造した光ディ
スクスタンパは、請求項49に係る発明の実施形態であ
って、請求項11記載の光ディスクスタンパにおいて、
前記下地層としてのMHECの膜厚が30〜70Åであ
るので、現像時の可溶性を細かく制御することが可能と
なり、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0130】また、上記実施形態は、請求項50に係る
発明の一実施形態であって、請求項12記載の光ディス
クスタンパの製造方法において、前記下地層としてのM
HECの膜厚が30〜70Åであるので、現像時の可溶
性を細かく制御することが可能となり、任意のグルーブ
形状の形成が可能となる。
【0131】また、上記実施形態により製造した光ディ
スクスタンパは、請求項51に係る発明の実施形態であ
って、請求項13記載の光ディスクスタンパにおいて、
前記下地層としてのMHPCの膜厚が30〜70Åであ
るので、現像時の可溶性を細かく制御することが可能と
なり、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0132】また、上記実施形態は、請求項52に係る
発明の一実施形態であって、請求項14記載の光ディス
クスタンパの製造方法において、前記下地層としてのM
HPCの膜厚が30〜70Åであるので、現像時の可溶
性を細かく制御することが可能となり、任意のグルーブ
形状の形成が可能となる。
【0133】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、下地層と、この下地層の上に積層されて微細パター
ンが形成され導電性皮膜が付与されて金属が電鋳された
フォトレジスト層とを備えたので、下地層とフォトレジ
スト層との界面で現像を完全に遮断することによりグル
ーブ形状が安定した光ディスクスタンパを得ることがで
きる。
【0134】請求項2に係る発明によれば、基板の上に
下地層及びフォトレジスト層を積層し、該ガラス基板の
上に積層した下地層及びフォトレジスト層に対して、露
光及び現像を行って前記フォトレジスト層上に微細なパ
ターンを形成した後に、前記フォトレジスト層上に導電
性皮膜を付与して金属を電鋳し、前記基板を前記下地層
から剥離するので、下地層とフォトレジスト層との界面
で現像を完全に遮断することにより安定した光ディスク
スタンパのグルーブ形状の形成が可能となる。
【0135】請求項3に係る発明によれば、請求項1記
載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層がヒドロ
キシアルコキシル基を有するセルロースエーテル誘導体
であるので、セルロースエーテル誘導体水溶液の作製が
容易であり、製造プロセスの簡略化を図ることができて
作業性を高めることが可能となる。
【0136】請求項4に係る発明によれば、請求項2記
載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地
層がヒドロキシアルコキシル基を有するセルロースエー
テル誘導体であるので、セルロースエーテル誘導体水溶
液の作製が容易であり、製造プロセスの簡略化を図るこ
とができて作業性を高めることが可能となる。
【0137】請求項5に係る発明によれば、請求項1記
載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層がアルコ
キシル基及びヒドロキシアルコキシル基を有するセルロ
ースエーテル誘導体であるので、セルロースエーテル誘
導体水溶液の作製が容易であり、製造プロセスの簡略化
を図ることができて作業性を高めることが可能となる。
【0138】請求項6に係る発明によれば、請求項2記
載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地
層がアルコキシル基及びヒドロキシアルコキシル基を有
するセルロースエーテル誘導体であるので、セルロース
エーテル誘導体水溶液の作製が容易であり、製造プロセ
スの簡略化を図ることができて作業性を高めることが可
能となる。
【0139】請求項7に係る発明によれば、請求項1記
載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層がポリビ
ニルアルコールであるので、ポリビニルアルコール水溶
液の作製が容易であり、製造プロセスの簡略化を図るこ
とができて作業性を高めることが可能となる。
【0140】請求項8に係る発明によれば、請求項2記
載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地
層がポリビニルアルコールであるので、ポリビニルアル
コール水溶液の作製が容易であり、製造プロセスの簡略
化を図ることができて作業性を高めることが可能とな
る。
【0141】請求項9に係る発明によれば、請求項3記
載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層としての
ヒドロキシアルコキシル基を有するセルロースエーテル
誘導体がヒドロキシエチルセルロースであるので、ヒド
ロキシエチルセルロース水溶液の作製が容易であり、製
造プロセスの簡略化を図ることができて作業性を高める
ことが可能となる。
【0142】請求項10に係る発明によれば、請求項4
記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下
地層としてのヒドロキシアルコキシル基を有するセルロ
ースエーテル誘導体がヒドロキシエチルセルロースであ
るので、ヒドロキシエチルセルロース水溶液の作製が容
易であり、製造プロセスの簡略化を図ることができて作
業性を高めることが可能となる。
【0143】請求項11に係る発明によれば、請求項5
記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層として
のアルコキシル基及びヒドロキシアルコキシル基を有す
るセルロースエーテル誘導体がメチルヒドロキシエチル
セルロースであるので、メチルヒドロキシエチルセルロ
ース水溶液の作製が容易であり、製造プロセスの簡略化
を図ることができて作業性を高めることが可能となる。
【0144】請求項12に係る発明によれば、請求項6
記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下
地層としてのアルコキシル基及びヒドロキシアルコキシ
ル基を有するセルロースエーテル誘導体がメチルヒドロ
キシエチルセルロースであるので、メチルヒドロキシエ
チルセルロース水溶液の作製が容易であり、製造プロセ
スの簡略化を図ることができて作業性を高めることが可
能となる。
【0145】請求項13に係る発明によれば、請求項5
記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層として
のアルコキシル基及びヒドロキシアルコキシル基を有す
るセルロースエーテル誘導体がメチルヒドロキシプロピ
ルセルロースであるので、メチルヒドロキシプロピルセ
ルロース水溶液の作製が容易であり、製造プロセスの簡
略化を図ることができて作業性を高めることが可能とな
る。
【0146】請求項14に係る発明によれば、請求項6
記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下
地層としてのアルコキシル基及びヒドロキシアルコキシ
ル基を有するセルロースエーテル誘導体がメチルヒドロ
キシプロピルセルロースであるので、メチルヒドロキシ
プロピルセルロース水溶液の作製が容易であり、製造プ
ロセスの簡略化を図ることができて作業性を高めること
が可能となる。
【0147】請求項15に係る発明によれば、請求項9
記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層として
のヒドロキシエチルセルロースのヒドロキシエトキシル
基の置換度が1.2であるので、ヒドロキシエチルセル
ロースの水溶性及び塗布性を良くすることができる。
【0148】請求項16に係る発明によれば、請求項1
0記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記
下地層としてのヒドロキシエチルセルロースのヒドロキ
シエトキシル基の置換度が1.2であるので、ヒドロキ
シエチルセルロースの水溶性及び塗布性を良くすること
ができる。
【0149】請求項17に係る発明によれば、請求項1
1記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層とし
てのメチルヒドロキシエチルセルロースのメトキシル基
の置換度が1.4であり、かつ、前記下地層としてのメ
チルヒドロキシエチルセルロースのヒドロキシエトキシ
ル基の置換度が0.2であるので、メチルヒドロキシエ
チルセルロースの水溶性及び塗布性を良くすることがで
きる。
【0150】請求項18に係る発明によれば、請求項1
2記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記
下地層としてのメチルヒドロキシエチルセルロースのメ
トキシル基の置換度が1.4であり、かつ、前記下地層
としてのメチルヒドロキシエチルセルロースのヒドロキ
シエトキシル基の置換度が0.2であるので、メチルヒ
ドロキシエチルセルロースの水溶性及び塗布性を良くす
ることができる。
【0151】請求項19に係る発明によれば、請求項1
3記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層とし
てのメチルヒドロキシプロピルセルロースのメトキシル
基の置換度が2.0以下であり、かつ、前記下地層とし
てのメチルヒドロキシプロピルセルロースのヒドロキシ
プロポキシル基の置換度が0.1〜0.3であるので、
メチルヒドロキシプロピルセルロースの水溶性及び塗布
性を良くすることができる。
【0152】請求項20に係る発明によれば、請求項1
4記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記
下地層としてのメチルヒドロキシプロピルセルロースの
メトキシル基の置換度が2.0以下であり、かつ、前記
下地層としてのメチルヒドロキシプロピルセルロースの
ヒドロキシプロポキシル基の置換度が0.1〜0.3で
あるので、メチルヒドロキシプロピルセルロースの水溶
性及び塗布性を良くすることができる。
【0153】請求項21に係る発明によれば、請求項9
記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層として
のヒドロキシエチルセルロースの2%水溶液の20℃に
おける粘度がBrookfild型粘度計の測定値で1
000cps以上であるので、下地層の有機溶媒に対す
る耐性の向上が可能となり、下地層のフォトレジスト層
塗布後のダメージがなくて下地層とフォトレジスト層の
積層を安定させることが可能となる。
【0154】請求項22に係る発明によれば、請求項1
0記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記
下地層としてのヒドロキシエチルセルロースの2%水溶
液の20℃における粘度がBrookfild型粘度計
の測定値で1000cps以上であるので、下地層の有
機溶媒に対する耐性の向上が可能となり、下地層のフォ
トレジスト層塗布後のダメージがなくて下地層とフォト
レジスト層の積層を安定させることが可能となる。
【0155】請求項23に係る発明によれば、請求項1
1記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層とし
てのメチルヒドロキシエチルセルロースの2%水溶液の
20℃における粘度がBrookfild型粘度計の測
定値で4000cps以上であるので、下地層の有機溶
媒に対する耐性の向上が可能となり、下地層のフォトレ
ジスト層塗布後のダメージがなくて下地層とフォトレジ
スト層の積層を安定させることが可能となる。
【0156】請求項24に係る発明によれば、請求項6
記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下
地層としてのメチルヒドロキシエチルセルロースの2%
水溶液の20℃における粘度がBrookfild型粘
度計の測定値で4000cps以上であるので、下地層
の有機溶媒に対する耐性の向上が可能となり、下地層の
フォトレジスト層塗布後のダメージがなくて下地層とフ
ォトレジスト層の積層を安定させることが可能となる。
【0157】請求項25に係る発明によれば、請求項1
3記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層とし
てのメチルヒドロキシプロピルセルロースの2%水溶液
の20℃における粘度がBrookfild型粘度計の
測定値で4000cps以上であるので、下地層の有機
溶媒に対する耐性の向上が可能となり、下地層のフォト
レジスト層塗布後のダメージがなくて下地層とフォトレ
ジスト層の積層を安定させることが可能となる。
【0158】請求項26に係る発明によれば、請求項6
記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下
地層としてのメチルヒドロキシプロピルセルロースの2
%水溶液の20℃における粘度がBrookfild型
粘度計の測定値で4000cps以上であるので、下地
層の有機溶媒に対する耐性の向上が可能となり、下地層
のフォトレジスト層塗布後のダメージがなくて下地層と
フォトレジスト層の積層を安定させることが可能とな
る。
【0159】請求項27に係る発明によれば、請求項
7、9、11または13記載の光ディスクスタンパにお
いて、前記下地層は所定の架橋剤を所定割合で拡散させ
て形成したので、現像時の可溶性を適切に制御すること
が可能となり、グルーブの形成をバランス良く実施する
ことが可能となる。
【0160】請求項28に係る発明によれば、請求項
8、10、12または14記載の光ディスクスタンパの
製造方法において、前記下地層は所定の架橋剤を所定割
合で拡散させて形成するので、現像時の可溶性を適切に
制御することが可能となり、グルーブの形成をバランス
良く実施することが可能となる。
【0161】請求項29に係る発明によれば、請求項2
7記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層に拡
散させる架橋剤が尿素ホルムアルデヒド樹脂であるの
で、現像時の可溶性を適切に制御することが可能とな
り、グルーブの形成をバランス良く実施することが可能
となる。
【0162】請求項30に係る発明によれば、請求項2
8記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記
下地層に拡散させる架橋剤が尿素ホルムアルデヒド樹脂
であるので、現像時の可溶性を適切に制御することが可
能となり、グルーブの形成をバランス良く実施すること
が可能となる。
【0163】請求項31に係る発明によれば、請求項2
7記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層に拡
散させる架橋剤がメラミン樹脂であるので、現像時の可
溶性を適切に制御することが可能となり、グルーブの形
成をバランス良く実施することが可能となる。
【0164】請求項32に係る発明によれば、請求項2
8記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記
下地層に拡散させる架橋剤がメラミン樹脂であるので、
現像時の可溶性を適切に制御することが可能となり、グ
ルーブの形成をバランス良く実施することが可能とな
る。
【0165】請求項33に係る発明によれば、請求項2
7記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層に拡
散させる架橋剤がグリオキザールであるので、現像時の
可溶性を適切に制御することが可能となり、グルーブの
形成をバランス良く実施することが可能となる。
【0166】請求項34に係る発明によれば、請求項2
8記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記
下地層に拡散させる架橋剤がグリオキザールであるの
で、現像時の可溶性を適切に制御することが可能とな
り、グルーブの形成をバランス良く実施することが可能
となる。
【0167】請求項35に係る発明によれば、請求項2
7記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層に拡
散させる架橋剤がタンニン酸であるので、現像時の可溶
性を適切に制御することが可能となり、グルーブの形成
をバランス良く実施することが可能となる。
【0168】請求項36に係る発明によれば、請求項2
8記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記
下地層に拡散させる架橋剤がタンニン酸であるので、現
像時の可溶性を適切に制御することが可能となり、グル
ーブの形成をバランス良く実施することが可能となる。
【0169】請求項37に係る発明によれば、請求項2
9記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層に拡
散させる尿素ホルムアルデヒド樹脂の濃度が5〜20w
t%であるので、現像時の可溶性を細かく制御すること
が可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能とな
る。
【0170】請求項38に係る発明によれば、請求項3
0記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記
下地層に拡散させる尿素ホルムアルデヒド樹脂の濃度が
5〜20wt%であるので、現像時の可溶性を細かく制
御することが可能となり、任意のグルーブ形状の形成が
可能となる。
【0171】請求項39に係る発明によれば、請求項3
1記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層に拡
散させるメラミン樹脂の濃度が8〜18wt%であるの
で、現像時の可溶性を細かく制御することが可能とな
り、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0172】請求項40に係る発明によれば、請求項3
2記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記
下地層に拡散させるメラミン樹脂の濃度が8〜18wt
%であるので、現像時の可溶性を細かく制御することが
可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0173】請求項41に係る発明によれば、請求項3
3記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層に拡
散させるグリオキザールの濃度が8〜15wt%である
ので、現像時の可溶性を細かく制御することが可能とな
り、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0174】請求項42に係る発明によれば、請求項3
4記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記
下地層に拡散させるグリオキザールの濃度が8〜15w
t%であるので、現像時の可溶性を細かく制御すること
が可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能とな
る。
【0175】請求項43に係る発明によれば、請求項3
5記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層に拡
散させるタンニン酸の濃度が8〜12wt%であるの
で、現像時の可溶性を細かく制御することが可能とな
り、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0176】請求項44に係る発明によれば、請求項3
6記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記
下地層に拡散させるタンニン酸の濃度が8〜12wt%
であるので、現像時の可溶性を細かく制御することが可
能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0177】請求項45に係る発明によれば、請求項7
記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層として
のポリビニルアルコールの膜厚が30〜70Åであるの
で、現像時の可溶性を細かく制御することが可能とな
り、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0178】請求項46に係る発明によれば、請求項8
記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記下
地層としてのポリビニルアルコールの膜厚が30〜70
Åであるので、現像時の可溶性を細かく制御することが
可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0179】請求項47に係る発明によれば、請求項9
記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層として
のヒドロキシエチルセルロースの膜厚が30〜70Åで
あるので、現像時の可溶性を細かく制御することが可能
となり、任意のグルーブ形状の形成が可能となる。
【0180】請求項48に係る発明によれば、請求項1
0記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記
下地層としてのヒドロキシエチルセルロースの膜厚が3
0〜70Åであるので、現像時の可溶性を細かく制御す
ることが可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能
となる。
【0181】請求項49に係る発明によれば、請求項1
1記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層とし
てのメチルヒドロキシエチルセルロースの膜厚が30〜
70Åであるので、現像時の可溶性を細かく制御するこ
とが可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能とな
る。
【0182】請求項50に係る発明によれば、請求項1
2記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記
下地層としてのメチルヒドロキシエチルセルロースの膜
厚が30〜70Åであるので、現像時の可溶性を細かく
制御することが可能となり、任意のグルーブ形状の形成
が可能となる。
【0183】請求項51に係る発明によれば、請求項1
3記載の光ディスクスタンパにおいて、前記下地層とし
てのメチルヒドロキシプロピルセルロースの膜厚が30
〜70Åであるので、現像時の可溶性を細かく制御する
ことが可能となり、任意のグルーブ形状の形成が可能と
なる。
【0184】請求項52に係る発明によれば、請求項1
4記載の光ディスクスタンパの製造方法において、前記
下地層としてのメチルヒドロキシプロピルセルロースの
膜厚が30〜70Åであるので、現像時の可溶性を細か
く制御することが可能となり、任意のグルーブ形状の形
成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における下地層の膜厚及
び架橋剤の濃度とグルーブの深さとの関係を示す図であ
る。
【図2】本発明の第2実施形態における下地層の膜厚及
び架橋剤の濃度とグルーブの深さとの関係を示す図であ
る。
【図3】本発明の第3実施形態における下地層の膜厚及
び架橋剤の濃度とグルーブの深さとの関係を示す図であ
る。
【図4】本発明の第4実施形態における下地層の膜厚及
び架橋剤の濃度とグルーブの深さとの関係を示す図であ
る。
【図5】本発明の他の各実施形態の実験結果を示す図で
ある。
【図6】従来の光ディスクスタンパの一部を示す斜視図
である。
【図7】同光ディスクスタンパにより作製された光ディ
スクから得られる再生信号を示す波形図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 フォトレジスト 3、4 グルーブ

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下地層と、この下地層の上に積層されて微
    細パターンが形成され導電性皮膜が付与されて金属が電
    鋳されたフォトレジスト層とを備えたことを特徴とする
    光ディスクスタンパ。
  2. 【請求項2】基板の上に下地層及びフォトレジスト層を
    積層し、該基板の上に積層した下地層及びフォトレジス
    ト層に対して、露光及び現像を行って前記フォトレジス
    ト層上に微細なパターンを形成した後に、前記フォトレ
    ジスト層上に導電性皮膜を付与して金属を電鋳し、前記
    基板を前記下地層から剥離することを特徴とする光ディ
    スクスタンパの製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光ディスクスタンパにおい
    て、前記下地層がヒドロキシアルコキシル基を有するセ
    ルロースエーテル誘導体であることを特徴とする光ディ
    スクスタンパ。
  4. 【請求項4】請求項2記載の光ディスクスタンパの製造
    方法において、前記下地層がヒドロキシアルコキシル基
    を有するセルロースエーテル誘導体であることを特徴と
    する光ディスクスタンパの製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の光ディスクスタンパにおい
    て、前記下地層がアルコキシル基及びヒドロキシアルコ
    キシル基を有するセルロースエーテル誘導体であること
    を特徴とする光ディスクスタンパ。
  6. 【請求項6】請求項2記載の光ディスクスタンパの製造
    方法において、前記下地層がアルコキシル基及びヒドロ
    キシアルコキシル基を有するセルロースエーテル誘導体
    であることを特徴とする光ディスクスタンパの製造方
    法。
  7. 【請求項7】請求項1記載の光ディスクスタンパにおい
    て、前記下地層がポリビニルアルコールであることを特
    徴とする光ディスクスタンパ。
  8. 【請求項8】請求項2記載の光ディスクスタンパの製造
    方法において、前記下地層がポリビニルアルコールであ
    ることを特徴とする光ディスクスタンパの製造方法。
  9. 【請求項9】請求項3記載の光ディスクスタンパにおい
    て、前記下地層としてのヒドロキシアルコキシル基を有
    するセルロースエーテル誘導体がヒドロキシエチルセル
    ロースであることを特徴とする光ディスクスタンパ。
  10. 【請求項10】請求項4記載の光ディスクスタンパの製
    造方法において、前記下地層としてのヒドロキシアルコ
    キシル基を有するセルロースエーテル誘導体がヒドロキ
    シエチルセルロースであることを特徴とする光ディスク
    スタンパの製造方法。
  11. 【請求項11】請求項5記載の光ディスクスタンパにお
    いて、前記下地層としてのアルコキシル基及びヒドロキ
    シアルコキシル基を有するセルロースエーテル誘導体が
    メチルヒドロキシエチルセルロースであることを特徴と
    する光ディスクスタンパ。
  12. 【請求項12】請求項6記載の光ディスクスタンパの製
    造方法において、前記下地層としてのアルコキシル基及
    びヒドロキシアルコキシル基を有するセルロースエーテ
    ル誘導体がメチルヒドロキシエチルセルロースであるこ
    とを特徴とする光ディスクスタンパの製造方法。
  13. 【請求項13】請求項5記載の光ディスクスタンパにお
    いて、前記下地層としてのアルコキシル基及びヒドロキ
    シアルコキシル基を有するセルロースエーテル誘導体が
    メチルヒドロキシプロピルセルロースであることを特徴
    とする光ディスクスタンパ。
  14. 【請求項14】請求項6記載の光ディスクスタンパの製
    造方法において、前記下地層としてのアルコキシル基及
    びヒドロキシアルコキシル基を有するセルロースエーテ
    ル誘導体がメチルヒドロキシプロピルセルロースである
    ことを特徴とする光ディスクスタンパの製造方法。
  15. 【請求項15】請求項9記載の光ディスクスタンパにお
    いて、前記下地層としてのヒドロキシエチルセルロース
    のヒドロキシエトキシル基の置換度が1.2であること
    を特徴とする光ディスクスタンパ。
  16. 【請求項16】請求項10記載の光ディスクスタンパの
    製造方法において、前記下地層としてのヒドロキシエチ
    ルセルロースのヒドロキシエトキシル基の置換度が1.
    2であることを特徴とする光ディスクスタンパの製造方
    法。
  17. 【請求項17】請求項11記載の光ディスクスタンパに
    おいて、前記下地層としてのメチルヒドロキシエチルセ
    ルロースのメトキシル基の置換度が1.4であり、か
    つ、前記下地層としてのメチルヒドロキシエチルセルロ
    ースのヒドロキシエトキシル基の置換度が0.2である
    ことを特徴とする光ディスクスタンパ。
  18. 【請求項18】請求項12記載の光ディスクスタンパの
    製造方法において、前記下地層としてのメチルヒドロキ
    シエチルセルロースのメトキシル基の置換度が1.4で
    あり、かつ、前記下地層としてのメチルヒドロキシエチ
    ルセルロースのヒドロキシエトキシル基の置換度が0.
    2であることを特徴とする光ディスクスタンパの製造方
    法。
  19. 【請求項19】請求項13記載の光ディスクスタンパに
    おいて、前記下地層としてのメチルヒドロキシプロピル
    セルロースのメトキシル基の置換度が2.0以下であ
    り、かつ、前記下地層としてのメチルヒドロキシプロピ
    ルセルロースのヒドロキシプロポキシル基の置換度が
    0.1〜0.3であることを特徴とする光ディスクスタ
    ンパ。
  20. 【請求項20】請求項14記載の光ディスクスタンパの
    製造方法において、前記下地層としてのメチルヒドロキ
    シプロピルセルロースのメトキシル基の置換度が2.0
    以下であり、かつ、前記下地層としてのメチルヒドロキ
    シプロピルセルロースのヒドロキシプロポキシル基の置
    換度が0.1〜0.3であることを特徴とする光ディス
    クスタンパの製造方法。
  21. 【請求項21】請求項9記載の光ディスクスタンパにお
    いて、前記下地層としてのヒドロキシエチルセルロース
    の2%水溶液の20℃における粘度がBrookfil
    d型粘度計の測定値で1000cps以上であることを
    特徴とする光ディスクスタンパ。
  22. 【請求項22】請求項10記載の光ディスクスタンパの
    製造方法において、前記下地層としてのヒドロキシエチ
    ルセルロースの2%水溶液の20℃における粘度がBr
    ookfild型粘度計の測定値で1000cps以上
    であることを特徴とする光ディスクスタンパの製造方
    法。
  23. 【請求項23】請求項11記載の光ディスクスタンパに
    おいて、前記下地層としてのメチルヒドロキシエチルセ
    ルロースの2%水溶液の20℃における粘度がBroo
    kfild型粘度計の測定値で4000cps以上であ
    ることを特徴とする光ディスクスタンパ。
  24. 【請求項24】請求項6記載の光ディスクスタンパの製
    造方法において、前記下地層としてのメチルヒドロキシ
    エチルセルロースの2%水溶液の20℃における粘度が
    Brookfild型粘度計の測定値で4000cps
    以上であることを特徴とする光ディスクスタンパの製造
    方法。
  25. 【請求項25】請求項13記載の光ディスクスタンパに
    おいて、前記下地層としてのメチルヒドロキシプロピル
    セルロースの2%水溶液の20℃における粘度がBro
    okfild型粘度計の測定値で4000cps以上で
    あることを特徴とする光ディスクスタンパ。
  26. 【請求項26】請求項6記載の光ディスクスタンパの製
    造方法において、前記下地層としてのメチルヒドロキシ
    プロピルセルロースの2%水溶液の20℃における粘度
    がBrookfild型粘度計の測定値で4000cp
    s以上であることを特徴とする光ディスクスタンパの製
    造方法。
  27. 【請求項27】請求項7、9、11または13記載の光
    ディスクスタンパにおいて、前記下地層は所定の架橋剤
    を所定割合で拡散させて形成したものであることを特徴
    とする光ディスクスタンパ。
  28. 【請求項28】請求項8、10、12または14記載の
    光ディスクスタンパの製造方法において、前記下地層は
    所定の架橋剤を所定割合で拡散させて形成することを特
    徴とする光ディスクスタンパの製造方法。
  29. 【請求項29】請求項27記載の光ディスクスタンパに
    おいて、前記下地層に拡散させる架橋剤が尿素ホルムア
    ルデヒド樹脂であることを特徴とする光ディスクスタン
    パ。
  30. 【請求項30】請求項28記載の光ディスクスタンパの
    製造方法において、前記下地層に拡散させる架橋剤が尿
    素ホルムアルデヒド樹脂であることを特徴とする光ディ
    スクスタンパの製造方法。
  31. 【請求項31】請求項27記載の光ディスクスタンパに
    おいて、前記下地層に拡散させる架橋剤がメラミン樹脂
    であることを特徴とする光ディスクスタンパ。
  32. 【請求項32】請求項28記載の光ディスクスタンパの
    製造方法において、前記下地層に拡散させる架橋剤がメ
    ラミン樹脂であることを特徴とする光ディスクスタンパ
    の製造方法。
  33. 【請求項33】請求項27記載の光ディスクスタンパに
    おいて、前記下地層に拡散させる架橋剤がグリオキザー
    ルであることを特徴とする光ディスクスタンパ。
  34. 【請求項34】請求項28記載の光ディスクスタンパの
    製造方法において、前記下地層に拡散させる架橋剤がグ
    リオキザールであることを特徴とする光ディスクスタン
    パの製造方法。
  35. 【請求項35】請求項27記載の光ディスクスタンパに
    おいて、前記下地層に拡散させる架橋剤がタンニン酸で
    あることを特徴とする光ディスクスタンパ。
  36. 【請求項36】請求項28記載の光ディスクスタンパの
    製造方法において、前記下地層に拡散させる架橋剤がタ
    ンニン酸であることを特徴とする光ディスクスタンパの
    製造方法。
  37. 【請求項37】請求項29記載の光ディスクスタンパに
    おいて、前記下地層に拡散させる尿素ホルムアルデヒド
    樹脂の濃度が5〜20wt%であることを特徴とする光
    ディスクスタンパ。
  38. 【請求項38】請求項30記載の光ディスクスタンパの
    製造方法において、前記下地層に拡散させる尿素ホルム
    アルデヒド樹脂の濃度が5〜20wt%であることを特
    徴とする光ディスクスタンパの製造方法。
  39. 【請求項39】請求項31記載の光ディスクスタンパに
    おいて、前記下地層に拡散させるメラミン樹脂の濃度が
    8〜18wt%であることを特徴とする光ディスクスタ
    ンパ。
  40. 【請求項40】請求項32記載の光ディスクスタンパの
    製造方法において、前記下地層に拡散させるメラミン樹
    脂の濃度が8〜18wt%であることを特徴とする光デ
    ィスクスタンパの製造方法。
  41. 【請求項41】請求項33記載の光ディスクスタンパに
    おいて、前記下地層に拡散させるグリオキザールの濃度
    が8〜15wt%であることを特徴とする光ディスクス
    タンパ。
  42. 【請求項42】請求項34記載の光ディスクスタンパの
    製造方法において、前記下地層に拡散させるグリオキザ
    ールの濃度が8〜15wt%であることを特徴とする光
    ディスクスタンパの製造方法。
  43. 【請求項43】請求項35記載の光ディスクスタンパに
    おいて、前記下地層に拡散させるタンニン酸の濃度が8
    〜12wt%であることを特徴とする光ディスクスタン
    パ。
  44. 【請求項44】請求項36記載の光ディスクスタンパの
    製造方法において、前記下地層に拡散させるタンニン酸
    の濃度が8〜12wt%であることを特徴とする光ディ
    スクスタンパの製造方法。
  45. 【請求項45】請求項7記載の光ディスクスタンパにお
    いて、前記下地層としてのポリビニルアルコールの膜厚
    が30〜70Åであることを特徴とする光ディスクスタ
    ンパ。
  46. 【請求項46】請求項8記載の光ディスクスタンパの製
    造方法において、前記下地層としてのポリビニルアルコ
    ールの膜厚が30〜70Åであることを特徴とする光デ
    ィスクスタンパの製造方法。
  47. 【請求項47】請求項9記載の光ディスクスタンパにお
    いて、前記下地層としてのヒドロキシエチルセルロース
    の膜厚が30〜70Åであることを特徴とする光ディス
    クスタンパ。
  48. 【請求項48】請求項10記載の光ディスクスタンパの
    製造方法において、前記下地層としてのヒドロキシエチ
    ルセルロースの膜厚が30〜70Åであることを特徴と
    する光ディスクスタンパの製造方法。
  49. 【請求項49】請求項11記載の光ディスクスタンパに
    おいて、前記下地層としてのメチルヒドロキシエチルセ
    ルロースの膜厚が30〜70Åであることを特徴とする
    光ディスクスタンパ。
  50. 【請求項50】請求項12記載の光ディスクスタンパの
    製造方法において、前記下地層としてのメチルヒドロキ
    シエチルセルロースの膜厚が30〜70Åであることを
    特徴とする光ディスクスタンパの製造方法。
  51. 【請求項51】請求項13記載の光ディスクスタンパに
    おいて、前記下地層としてのメチルヒドロキシプロピル
    セルロースの膜厚が30〜70Åであることを特徴とす
    る光ディスクスタンパ。
  52. 【請求項52】請求項14記載の光ディスクスタンパの
    製造方法において、前記下地層としてのメチルヒドロキ
    シプロピルセルロースの膜厚が30〜70Åであること
    を特徴とする光ディスクスタンパの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1496510A4 (en) * 2002-04-15 2007-10-17 Nagase & Co Ltd PUNCH ORIGINAL AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF, PUNCHER AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF AND OPTICAL DATA CARRIER

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EP1496510A4 (en) * 2002-04-15 2007-10-17 Nagase & Co Ltd PUNCH ORIGINAL AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF, PUNCHER AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF AND OPTICAL DATA CARRIER

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