JPH10321541A - 縦型ウエハ熱処理装置 - Google Patents

縦型ウエハ熱処理装置

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JPH10321541A
JPH10321541A JP14305997A JP14305997A JPH10321541A JP H10321541 A JPH10321541 A JP H10321541A JP 14305997 A JP14305997 A JP 14305997A JP 14305997 A JP14305997 A JP 14305997A JP H10321541 A JPH10321541 A JP H10321541A
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JP
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wafer
vertical
heating
heat treatment
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JP14305997A
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English (en)
Inventor
Atsuro Miyao
敦朗 宮尾
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Coorstek KK
Original Assignee
Toshiba Ceramics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ウエハに対する熱環境をほぼ同一にさせる
ことにより、スリップの発生を防止させるようにするこ
と。 【解決手段】 ウエハを積載支持する複数のウエハ積載
用支持盤72をそれぞれ縦方向に配列した縦型ウエハボ
ート7と、このウエハボート7の各ウエハ積載用支持盤
72の間に位置し、ウエハ積載用支持盤に積載されたウ
エハ5を加熱するための複数の面状の発熱体82をそれ
ぞれ縦方向に配列した縦型加熱治具8とが炉芯管2によ
って覆われる。炉芯管2内におけるウエハボートのウエ
ハ積載用支持盤72と、加熱治具の発熱体82とが縦方
向に交互に位置するように構成され、各ウエハ5に対す
る熱環境をほぼ同一にすることができるので、ウエハに
対するスリップの発生を防止させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造におい
てウエハの熱処理工程に使用される縦型ウエハ熱処理装
置に関し、特に複数のウエハ積載用支持盤が縦型に配置
された縦型ウエハボートと複数の発熱体が縦型に配置さ
れた縦型加熱治具とを組み合わせた縦型ウエハ熱処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程における拡散工程等では
熱処理炉が用いられ、半導体ウエハに対して高温熱処理
がなされる。このように半導体ウエハに対して熱処理を
施すための熱処理炉においては、縦型あるいは横型の形
式のものが提供されている。図11は、縦型ウエハ熱処
理炉の一例を断面状態で示したものであり、この縦型ウ
エハ熱処理炉100は、高純度な石英ガラス等からなる
炉芯管200と、前記炉芯管200の上部における導入
口300aからウエハ5の熱処理用のガスを導入するた
めのガス導入管300と、前記炉芯管200の外周部に
設けられ、前記炉芯管200を高温度に加熱するための
環状ヒータ400と、前記ウエハ5を縦方向に配置され
た支柱の溝に係合して保持する縦型ウエハボート600
と、前記ウエハボート600が載置される保温筒700
とにより構成されている。
【0003】このように構成された縦型ウエハ熱処理炉
においては、ウエハ5が収納されたウエハボート600
を保温筒700の上面に載置し、前記保温筒700を炉
芯管200の下方部から挿入し、所定の位置に配置す
る。そして、前記炉芯管200の外周部に配置したヒー
タ400により、炉芯管200内部のウエハ5を加熱す
ると共に、熱処理ガスをガス導入管300より供給して
ウエハ5に所定の熱処理を施す。尚、前記保温筒700
は、炉芯管200の内部の温度分布を均一になすもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな縦型ウエハ熱処理炉は、ウエハを加熱するためのヒ
ータが炉芯管の外部に設けられているという、いわゆる
外部加熱方式であるため、ウエハを載置したウエハボー
トを加熱状態の炉芯管内に挿入するときや、炉芯管から
取り出すときに、ウエハ面内に温度差が発生し、スリッ
プと呼ばれる結晶欠陥を発生させる原因となっていた。
また、ウエハボートを炉芯管へ出し入れするときに、ウ
エハボートの上部と下部とでは載置されたウエハの熱環
境が異なる。例えば1000℃でウエハを熱処理する場
合、600℃〜800℃の炉芯管内にウエハが載置され
たウエハボートを挿入し、その後炉芯管内の温度を10
00℃まで昇温させ、ウエハに対して所定の熱処理が行
われる。このため、ウエハボート上部に載置されたウエ
ハは炉芯管内に先に挿入され、ウエハボート下部に載置
されたウエハは後から炉芯管内に挿入されることにな
る。またウエハボートを炉芯管外に出す場合には、前記
した場合とは逆に、ウエハボート下部に載置されたウエ
ハから炉芯管外に取出され、ウエハボート上部に載置さ
れたウエハは後から炉芯管外に取出されることとなる。
即ち、ウエハボート上部に載置されたウエハは先に炉芯
管内に挿入され、後から炉芯管外に取出されることにな
り、またウエハボート下部に載置されたウエハは後から
炉芯管内に挿入され、先に炉芯管外に取出されることに
なる。そのため、ウエハに対する均一な熱処理を施すこ
とが困難であるという技術的課題があった。
【0005】さらに、近年の半導体の高集積化に伴いウ
エハの大口径化が進み、従来のように支柱に形成した溝
部でウエハの端部を支持する形式のウエハボートを用い
た場合には、ウエハの自重によりたわみが発生し、これ
に起因して結晶構造上のスリップが発生するという技術
的課題を抱えていた。
【0006】本発明は前記したような技術的課題を解決
するためになされたものであり、炉芯管に対してウエハ
ボートを出し入れするときに、ウエハに与える急激な温
度変化を抑制させると共に、ウエハボートの上部と下部
に支持されたウエハに対する熱環境をほぼ同一となるよ
うにして、多数のウエハに対して均一な熱処理を同時に
行うことができる縦型ウエハ熱処理装置を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
になされた本発明にかかる縦型ウエハ熱処理装置は、ウ
エハを面支持する複数のウエハ積載用支持盤をそれぞれ
縦方向に配列した縦型ウエハボートと、ウエハ積載用支
持盤に積載されたウエハを加熱するための複数の発熱体
をそれぞれ縦方向に配列した縦型加熱治具と、前記縦型
ウエハボートおよび縦型加熱治具とを覆い、所定の雰囲
気中で熱処理を行う炉芯管とが具備され、前記炉芯管内
におけるウエハボートのウエハ積載用支持盤と、加熱治
具の発熱体とが縦方向に交互に位置するように組合せて
構成される。
【0008】この場合、前記縦型ウエハボ−ドは複数の
各ウエハ積載用支持盤を1本の支柱により支持されてい
るのが望ましい。そして、前記ウエハボートに積載支持
されるウエハに対して、前記発熱体が縦方向から見て前
記ウエハの外形を包囲する形状に成されていることが望
ましい。また好ましい実施の形態においては、前記縦型
加熱治具は、複数の発熱体をそれぞれ一対の導電性支柱
によって支持するように構成され、かつ各発熱体がそれ
ぞれ面状に成される。
【0009】また好ましい実施の形態においては、前記
加熱治具における一対の導電性支柱が底盤上に樹立さ
れ、前記底盤が通電用端子を備えた台座に載置されて各
発熱体に対して電流が供給されるように構成される。
【0010】さらにまた好ましい実施の形態において
は、前記縦型ウエハボートおよび縦型加熱治具の底盤に
は、その両者または一方に台座が配置され、前記ウエハ
積載用支持盤を前記一対の導電性支柱に対して直交する
方向から挿入するすることにより、前記台座の高さに応
じて前記ウエハ積載用支持盤に積載されたウエハと、前
記加熱治具の発熱体との距離が選定できるように構成さ
れる。さらにまた好ましい実施の形態においては、同一
平面内に複数のウエハ積載用支持盤を備える縦型ウエハ
ボートおよび縦型加熱治具の底盤には、その両者または
一方に台座が配置され、前記縦型加熱治具の底盤を、そ
れぞれのウエハ積載用支持盤のウエハ挿入方向から挿入
することにより、前記台座の高さに応じて前記ウエハ積
載用支持盤に積載されたウエハと、前記加熱治具の発熱
体との距離が選定できるように構成される。そして、前
記したウエハ積載用支持盤は、支柱を中心とした同一平
面内で複数のウエハを支持するように構成することもで
きる。
【0011】以上のように構成された本発明にかかる縦
型ウエハ熱処理装置によると、縦型ウエハボートと縦型
加熱治具とを炉芯管内に配置させると共に、炉芯管内に
おけるウエハボートのウエハ積載用支持盤と、加熱治具
の発熱体とが縦方向に交互に位置するように構成させた
ので、各ウエハ積載用支持盤よって支持されるウエハに
対する加熱環境を揃えることができ、多数のウエハに対
して均一な熱処理を同時に行うことができる。また、各
ウエハ積載用支持盤を、ウエハ面を支持する面支持型に
構成することで、前記した作用効果に加え、大口径のウ
エハにおける反り現象等の発生を効果的に抑制すること
ができ、これにより結晶構造上のスリップの発生を防止
することができる。
【0012】そして、前記ウエハボートに積載支持され
るウエハに対して、前記発熱体が縦方向から見て前記ウ
エハの外形を包囲する形状に構成させることで、ウエハ
の全面にわたって発熱体による加熱作用をむらなく与え
ることができる。また縦型加熱治具は、複数の面状の発
熱体をそれぞれ一対の支柱によって支持するように成
し、かつ一対の支柱が底盤上に樹立されて、通電用端子
を備えた台座より電流供給がなされる構成とすること
で、発熱体に対する電流供給路の構成を簡素化させるこ
とができる。さらに、加熱治具の発熱体をそれぞれ一対
の支柱によって支持するように構成し、前記複数のウエ
ハ積載用支持盤は一本の支柱により片持ち形式で支持す
るように構成することで、発熱体を支持する一対の支柱
を結ぶ線に対して直交する方向からウエハ積載用支持盤
を挿入することができ、その取り扱いを容易にできる。
【0013】さらにまた、ウエハボートの底盤、縦型加
熱治具の底盤のいずれか一方または双方に台座を配置さ
せた構成とすることで、台座の高さに応じてウエハ積載
用支持盤に積載されたウエハと、加熱治具の発熱体との
距離を適宜選定することができる。また、前記縦型ウエ
ハボートおよび縦型加熱治具は、昇降可能な基台上に直
接あるいは台座を介して載置され、前記基台の移動によ
って前記縦型ウエハボートと縦型加熱治具とを炉芯管内
に収納、または取り出すように構成することで、収納、
取出し時におけるウエハ面内の温度差を抑制することが
でき、スリップの発生を防止することができる。そして
また、前記したウエハ積載用支持盤は、支柱を中心とし
た同一平面内で複数のウエハを支持するように構成する
ことで、多量のウエハに対して同一条件で熱処理を施す
ことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明にかかる縦型ウエハ熱処理
装置について、実施の形態に基づいて説明する。先ず、
図1は縦型ウエハ熱処理炉を縦断面図で示したものであ
る。この図1において、符号1は縦型ウエハ熱処理炉を
示し、この縦型ウエハ熱処理炉1は石英ガラス、SiC
又はカーボン等の材質からなる円筒状の炉芯管2を有す
る。前記炉芯管2には、ウエハ5に対して熱処理を施す
ための所定の熱処理用ガスGを、炉芯管2内の上方から
導入するガス導入管3が配置されている。また炉芯管2
の下部側壁には、前記ガス導入管3から導入された熱処
理用ガスGを炉芯管2の外部へ排出するためのガス排出
管4が配置されている。
【0015】そして、炉芯管2内には後述する縦型ウエ
ハボート7および縦型加熱治具8とが、前記炉芯管2と
基台6とによって形成された反応空間域内に配置される
ように成されている。この基台6は従来技術で説明した
保温筒700の機能を備えるのが好ましい。なお、図示
していないが、前記基台6には、昇降機構が取り付けら
れており、前記基台6を昇降させることにより、前記縦
型ウエハボート7および縦型加熱治具8を炉芯管2内に
収納または取り出しができるように成されている。この
ように、基台6の昇降によって、縦型ウエハボート7お
よび縦型加熱治具8を炉芯管2内に、同時に収納でき、
また同時に取り出すことができるため、ウエハ面内の温
度差の発生を抑制でき、スリップを防止することができ
る。また、本発明の縦型ウエハ熱処理装置においては、
縦型ウエハボ−ト及び縦型加熱治具と炉芯管の間に、従
来公知のインナ−チュ−ブと呼ばれる均熱管を介在させ
た構造としても良い。
【0016】図2は前記縦型加熱治具8の全体構成を示
したものであり、複数の面状の発熱体82が、それぞれ
対向する一対の支柱81によって支持されている。これ
ら面状の発熱体82は、前記一対の支柱81によって上
下に等間隔で、それぞれの面が水平となるようにして所
定の間隙をおいて配置した構成とされている。そして前
記一対の支柱81は、それぞれ円盤の中央部を平行状態
に削除した形態の2分割底盤84上に樹立されている。
図4の説明において後述するが、前記一対の底盤84
は、図1に示すように台座83上に載置され、この台座
83は前記基台6上に載置されて共に炉芯管2内に収納
されている。なお図2に示した状態においては、前記発
熱体82は単に円盤状に描かれているが、これは後述す
るように交互にスリットが施されて蛇行状の一連の抵抗
発熱体が形成されている。
【0017】一方、前記縦型ウエハボート7は、図1に
示すように複数のウエハ積載用支持盤72を一本の支柱
71により片持ち形式で支持するように構成されてお
り、各ウエハ積載用支持盤72は、支柱71によってそ
れぞれの面が水平となるようにして所定の間隙をおいて
配置した構成とされている。そして、各ウエハ積載用支
持盤72の中央部上面にウエハ5が面支持されるように
成されている。なお、この面支持は図8(a)乃至
(c)に示すようにウエハ裏面全体を支持する場合のみ
ならず、例えば図8(d)に示すようにウエハ裏面の外
周側端部のみをほぼ全周に渡って面支持する場合も意味
する。支持盤72を片持ち形式で支持する前記支柱71
は、底盤74上に樹立されており、この底盤74は図1
に示すように台座73上に載置され、この台座73は前
記基台6上に載置されて共に炉芯管2内に収納されてい
る。図1に示した状態で理解されるとおり、炉芯管2内
におけるウエハボートのウエハ積載用支持盤72と、加
熱治具の発熱体82とが縦方向に交互に位置するように
構成されている。
【0018】図3は図1におけるA−A切断線を矢印方
向に視た断面図であり、ウエハ積載用支持盤72と面状
の発熱体82との位置関係を示したものである。この図
3に示すように前記ウエハ積載用支持盤72上に積載支
持されるウエハ5に対して前記発熱体82の形状が、縦
方向から見て前記ウエハ5の外形を包囲するように成さ
れている。すなわちウエハ5に対して発熱体82は十分
に広い発熱面積を備えるように成されており、このよう
な関係によりウエハ5に対してむらのない加熱処理を施
すことができる。
【0019】次に図4および図4におけるB−B切断線
を矢印方向に視た図5として示す断面図は、前記ウエハ
ボート7の底盤74部分、および加熱治具8の底盤84
部分の配置関係を示したものである。前記加熱治具8に
おける一対の底盤84は、台座83上に搭載されてい
る。この台座83は外形形態が円盤状に成され、その中
央部に一方向からの切除部83aが施されて馬蹄形の形
態を有している。そして、台座83に形成された半月状
の凹嵌部に前記加熱治具8の一対の底盤84が嵌合され
る。また台座83の前記切除部83aには、ウエハボー
ト7の底盤74が収納される。
【0020】なお、ウエハボート7の底盤74は図1に
示したように台座73に載置されており、図4には示さ
れていないが、台座83の前記切除部83aには、ウエ
ハボート7の底盤74と共にウエハボート7の台座73
も収納される。したがって、図1に示すように加熱治具
8を載置する有効高さh1を有する台座83、またはウ
エハボート7を載置する有効高さh2を有する台座73
のいずれか一方、または双方を入れ替えることにより、
前記高さh1およびh2の関係を変えることができる。
よって、加熱治具8の台座83またはウエハボート7の
台座73を選定することで、ウエハ積載用支持盤72と
発熱体82との上下の距離a,bを適宜選定することが
できる。
【0021】また図5に示すように、前記加熱治具8の
台座83には一対の端子導入穴83bが設けられてお
り、この端子導入穴83bにはそれぞれ通電用端子83
cが嵌合されている。これら通電用端子83cにはそれ
ぞれ接続線83dが導出されており、この接続線83d
は図示していないが、前記基台6を機密状態で貫通して
外部より電流の供給が受けられるように構成されてい
る。したがって加熱治具8の前記台座83は絶縁体であ
ることが好ましく、特に石英ガラス、Al2 3 によっ
て形成されていることがより好ましい。一方、前記台座
83に嵌まり込む加熱治具8の底盤84には、それぞれ
接触端子84aが具備されており、これら接触端子84
aを介して前記各発熱体82に対して通電されるように
構成されている。
【0022】なお、縦型加熱治具8における複数の発熱
体82を前記したようにそれぞれ一対の支柱81によっ
て支持するように構成し、かつ前記縦型ウエハボート7
は複数のウエハ積載用支持盤72を一本の支柱71によ
り片持ち形式で支持するように構成したので、発熱体を
支持する一対の支柱を結ぶ線l−l(図4)に対して直
交する方向(矢印C)から前記ウエハ積載用支持盤72
を挿入することができる。このような構成とすることに
より加熱治具8と縦型ウエハボート7との取り扱いを容
易にすることができ、その両者を炉芯管2内にコンパク
トに納めることができる。
【0023】図6は前記した面状発熱体の構成を平面図
で示したものである。この面状発熱体82は、交互にス
リット85が切り込まれて蛇行状の一連の抵抗発熱体を
形成しており、それぞれの端部において一対の支柱81
によって支持されている。そして導電性支柱81を介し
て発熱体82に対して電流が供給されるように構成され
ている。すなわち、図7に等化回路で示すように各発熱
体82は、抵抗体R1乃至Rnとして示すことができ、
これらの抵抗体R1乃至Rnは支柱81間で互いに並列
に接続され、外部より電流が供給されるように成され
る。前記した各面状発熱体82を含む縦型加熱治具8
は、Si、C、SiC又はこれらの組み合わせによって
構成されていることが好ましく、また、溶接、組立式又
は一体形成のものであっても良い。さらに、面状発熱体
82の表面等には、必要に応じて、保護膜を被覆するよ
うにされる。
【0024】図8はウエハ積載用支持盤72の外観構成
を示したものである。図8(a)に示すように支持盤7
2の上面中央には、円形状の凹陥部72aが形成されて
おり、ウエハの周側縁がこの凹陥部72aが嵌まり込む
ように構成されている。そして、凹陥部72aの底面は
ほぼ平面状態と成され、ウエハはこの凹陥部72aの底
面によって支持される面支持型に成されている。そし
て、支持盤72にはウエハの出し入れが容易にできるよ
うにするために、凹陥部72aの底面の一部に溝部72
bが施されている。
【0025】図8(b)は支持盤72の他の形態を示し
たものである。この例においては、凹陥部72aの底面
の一部に、溝部72bの代わりにスリット状の切り込み
72cが施されている。また図8(c)はさらに支持盤
72の他の形態を示したものであり、この例は前記
(a)(b)に比較して凹陥部72aの底面と面一のリ
ード部を省略したものである。また、図8(d)は、図
8(c)に示される支持盤72の中心部分に切り込み7
2cと連設された穴部72dが形成され、ウエハ裏面の
外周側端部のみをほぼ全周に渡って面支持するように形
成したものである。このウエハ積載用支持盤72を含む
ウエハボート7は、Al2 3 、AlN、C、石英ガラ
ス、SiC又はこれらの組み合わせによって構成されて
いることが好ましく、溶接、一体成形又は組立式のもの
であっても良い。また、必要に応じて、ウエハボート7
は保護膜で被覆するようにされる。
【0026】図9および図10は、ウエハ積載用支持盤
72の他の形態を示したものである。すなわち図9に示
す例は、支柱71を中心にして120°の間隔で、同一
平面内の3か所に支持盤72を設けたものである。また
図10に示す例は、支柱71を中心として4つの支持盤
72を十字状に配置させたものである。尚、図10にお
いて仮想線で示すように、それぞれのウエハ積載用支持
盤72に対して縦型加熱治具8を使用することによっ
て、即ち、一台のウエハボート7に対して4台の縦型加
熱治具8を組み合わせて使用することによって、一度の
熱処理工程におけるウエハの処理量を増加させることが
できる。このとき、前記縦型加熱治具の底盤を、それぞ
れのウエハ積載用支持盤のウエハ挿入方向から挿入する
ことにより、両者を組み合わせて使用することができ
る。同様に、図9に示されるウエハボート7に対して3
台の縦型加熱治具8を組み合わせて使用することによっ
て、一度の熱処理工程におけるウエハの処理量を増加さ
せることができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる縦型ウエ
ハ熱処理装置によると、炉芯管内に縦型加熱治具を収納
した内部加熱方式を採用し、加熱治具にはウエハ積載用
支持盤に積載されたウエハを加熱するための複数の発熱
体をそれぞれ縦方向に配列させた構成としたので、ウエ
ハ積載用支持盤と発熱体とが縦方向に交互に位置するよ
うに配列され、したがって各ウエハに対する熱環境をほ
ぼ同一にさせることができる。したがって、炉芯管に対
してウエハボートを出し入れするとき等に、ウエハの面
内に温度差を与えることに起因するスリップの発生を効
果的に防止させることができる。
【0028】また、ウエハボートの上部と下部に支持さ
れたウエハに対する熱履歴をほぼ同一とすることができ
るので、ウエハに対する熱履歴も揃えることが可能とな
り、各ウエハに対して均一な熱処理を施すことができ、
半導体の歩留りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる縦型ウエハ熱処理装置の縦断面
図である。
【図2】図1に示す装置に用いられる縦型加熱治具を示
した斜視図である。
【図3】図1におけるA−A切断線から矢印方向に視た
断面図である。
【図4】図1の装置における台座部分のの斜視図であ
る。
【図5】図3におけるB−B切断線から矢印方向に視た
断面図である。
【図6】図2に示す縦型加熱治具に具備される面状発熱
体の平面図である。
【図7】図2に示す縦型加熱治具の等価回路を示す図で
ある。
【図8】縦型ウエハボートに具備されるウエハ積載用支
持盤の例を示す斜視図である。
【図9】ウエハ積載用支持盤の他の例を示す平面図であ
る。
【図10】ウエハ積載用支持盤のさらに他の例を示す平
面図である。
【図11】従来の熱処理炉の一例を示した断面図であ
る。
【符号の説明】
1 縦型ウエハ熱処理装置 2 炉芯管 3 ガス導入管 4 ガス排出管 5 ウエハ 6 基台 7 ウエハボート 71 支柱 72 ウエハ積載用支持盤 73 台座 74 底盤 8 縦型加熱治具 81 支柱 82 面状発熱体 83 台座 84 底盤 G 熱処理ガス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハを面支持する複数のウエハ積載用
    支持盤をそれぞれ縦方向に配列した縦型ウエハボート
    と、 ウエハ積載用支持盤に積載されたウエハを加熱するため
    の複数の発熱体をそれぞれ縦方向に配列した縦型加熱治
    具と、 前記縦型ウエハボートおよび縦型加熱治具とを覆い、所
    定の雰囲気中で熱処理を行う炉芯管とが具備され、 前記炉芯管内におけるウエハボートのウエハ積載用支持
    盤と、加熱治具の発熱体とが縦方向に交互に位置するよ
    うに組合せて構成したことを特徴とする縦型ウエハ熱処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記縦型ウエハボ−トは、複数のウエハ
    積載用支持盤を1本の支柱により片持ちで支持されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の縦型ウエハ熱処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ウエハボートに積載支持されるウエ
    ハに対して、前記発熱体が縦方向から見て前記ウエハの
    外形を包囲する形状に成されていることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の縦型ウエハ熱処理装置。
  4. 【請求項4】 前記縦型加熱治具は、複数の発熱体をそ
    れぞれ一対の導電性支柱によって支持するように構成さ
    れ、かつ各発熱体がそれぞれ面状に成されていることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の縦
    型ウエハ熱処理装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱治具における一対の導電性支柱
    が底盤上に樹立され、前記底盤が通電用端子を備えた台
    座に載置されて各発熱体に対して電流が供給されるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項4に記載の縦
    型ウエハ熱処理装置。
  6. 【請求項6】 前記縦型ウエハボートおよび縦型加熱治
    具の底盤には、その両者または一方に台座が配置され、
    前記ウエハ積載用支持盤を前記一対の支柱に対して直交
    する方向から挿入することにより、前記台座の高さに応
    じて前記ウエハ積載用支持盤に積載されたウエハと、前
    記加熱治具の発熱体との距離が選定できるように構成さ
    れたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか
    に記載の縦型ウエハ熱処理装置。
  7. 【請求項7】 同一平面内に複数のウエハ積載用支持盤
    を備える縦型ウエハボートおよび縦型加熱治具の底盤に
    は、その両者または一方に台座が配置され、前記縦型加
    熱治具の底盤を、それぞれのウエハ積載用支持盤のウエ
    ハ挿入方向から挿入することにより、前記台座の高さに
    応じて前記ウエハ積載用支持盤に積載されたウエハと、
    前記加熱治具の発熱体との距離が選定できるように構成
    されたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれ
    かに記載の縦型ウエハ熱処理装置。
  8. 【請求項8】 前記ウエハ積載用支持盤は、支柱を中心
    とした同一平面内で複数のウエハを支持するように構成
    したことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか
    に記載の縦型ウエハ熱処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7790052B2 (en) * 2001-12-19 2010-09-07 Lg Display Co., Ltd. Substrate receiving method
KR101362812B1 (ko) * 2008-02-11 2014-02-14 (주)소슬 배치식 기판 지지 장치 및 이를 구비하는 기판 처리 장치
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CN115101470A (zh) * 2022-07-28 2022-09-23 北京北方华创微电子装备有限公司 晶圆承载装置、半导体工艺设备及其控制方法

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