JPH10321702A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JPH10321702A
JPH10321702A JP14340297A JP14340297A JPH10321702A JP H10321702 A JPH10321702 A JP H10321702A JP 14340297 A JP14340297 A JP 14340297A JP 14340297 A JP14340297 A JP 14340297A JP H10321702 A JPH10321702 A JP H10321702A
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智 柿崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の高度な熟練を必要とせず、常に一定
の精度をもって迅速かつ自動的に再ティーチング作業を
行うことができる半導体製造装置を提供する。 【解決手段】 新旧交換後の新しいボート2AのX,
Y,Z各軸方向の位置ずれを、検知手段10により検知
した反射物30の位置データを基準に求める。これらの
位置ずれ分だけ、メモリ14に格納された旧いボート2
の移載機4のポジションデータを補正する。その後、こ
の補正後のポジションデータに基づいて、ボート2Aの
挿填用溝にウェーハ1を挿填する実プロセスを行う。こ
のため、作業者の高度な熟練を必要とせず、常に一定の
精度をもって迅速かつ自動的に再ティーチング作業がで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体製造装置に
関し、特に基板を基板収納体の基板挿填位置へ搬送処理
する移載機の動作を再ティーチングする半導体製造装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置では、カセット(基板収
納体)に収納された多数枚のウェーハを、移載機により
ボート(基板収納体)に装填し、その後、これを反応炉
内に装填して、これらウェーハに成膜やアニール等の所
定の処理を施している。なお、処理後の各ウェーハは、
炉外排出されたボートから、移載機によってカセットへ
戻される。ところで、このような移載機による搬送処理
においては、ウェーハをカセットやボートのウェーハ挿
填用溝へ正確に挿填する必要がある。すなわち、移載機
のウェーハ載置部であるツィーザによって、ウェーハ
を、前後方向(X軸方向)、左右方向(Y軸方向)、上
下方向(Z軸方向)で正確に位置決めして挿填する必要
がある。このため、実際の搬送処理(実プロセス)に先
立ち、移載機の動作をティーチングしている。
【0003】このような移載機のティーチングは、従来
では例えば移載機を作業者が手動操作してウェーハを搬
送し、その移動距離を移載機の駆動モータが発生するパ
ルス数でカウントするという、極めて作業者の感覚に依
存した作業によって行われていた。この結果、作業者に
高度な熟練が要求されるとともに、また如何に熟練した
作業者と言えども、ティーチング作業にかなりの時間を
費やさなければならないという問題があった。さらに、
各半導体製造装置毎に一定した精度でティーチング作業
を行うことは困難であるという問題があった。
【0004】そこで、これを解消する従来技術として、
例えば本願特許出願人が先に出願した明細書に記載され
たものなどが知られている。以下、図1、図2、図7を
参照してこの従来例を詳細に説明する。図1、図2に示
すように、この半導体製造装置は、反応室内で所定の処
理を施すために多数枚のウェーハ1が挿填されるボート
2と、多数段の挿填用溝2aを有して、処理済あるいは
未処理のウェーハ1を複数枚収容するカセット3と、ボ
ート2とカセット3との間でウェーハ1を5枚ずつ搬送
する移載機4と、移載機4によるウェーハ1の搬送処理
を制御するコントローラ7とを備えている。なお、カセ
ット3は半導体製造装置に備えられたカセット棚6に載
置される。また、移載機4には5本のツィーザ5が備え
られている。
【0005】この半導体製造装置では、移載機4の前面
部(ツィーザ5の近傍)に検知手段10が設けられてお
り、この検知手段10で検出された位置データはアナロ
グ/デジタル変換器11を介して外部端末(PC)12
に入力される。検知手段10は後述するように検出用基
板(ここでは冶具21)の位置を光学的に検知するセン
サであり、この検知情報がポジションデータとして外部
端末12へ出力される。これらコントローラ7と外部末
端12により、この半導体製造装置での制御手段が構成
される。また、この半導体製造装置には外部端末12と
コントローラ7との間の通信を司る通信制御手段13が
備えられている。この通信制御手段13を介して、外部
端末12からの動作命令がコントローラ7に入力される
とともに、コントローラ7で得られたステータス信号や
エンコーダ値が外部端末12に入力される。このエンコ
ーダ値は移載機4の駆動モータが発生するパルス数であ
り、これによって移載機4の移動距離(すなわち、ツィ
ーザ5の移動距離)を検出しつつ動作制御を行うことが
できる。
【0006】外部端末12にはメモリ14が備えられて
おり、検知手段10から入力されたポジションデータお
よびコントローラ7から入力されたエンコーダ値がメモ
リ14に格納される。これらポジションデータおよびエ
ンコーダ値は後述するように移載機4の動作を制御する
ためのデータであり、実プロセスにおけるウェーハ1の
搬送処理においては、外部端末12およびコントローラ
7はメモリ14に格納されたデータに基づいて移載機4
を動作させる。このポジションデータを得るために実プ
ロセスに先立って行われるティーチング操作では、処理
対象のウェーハ1に代えて、図7に示す冶具21が用い
られる。この冶具21は、ウェーハ1と同一の形状でか
つ同一の大きさの円板部21aと、円板部21aの軸心
位置に立設された円柱状のピン21bとを有して構成さ
れている。
【0007】上記構成の半導体製造装置では下記のよう
にしてティーチング操作がなされ、その後に実プロセス
の搬送処理がなされる。まず、図2に示すように、ティ
ーチング操作において、作業者が冶具21を例えばボー
ト2に挿填し、冶具21の左右の挿填用溝2b(図8、
図9参照)に対するスキ間(クリアランス)、冶具21
の挿填用溝2bに対する上下方向でのスキ間(クリアラ
ンス)、冶具21の奥の挿填用溝2bに対するスキ間
(クリアランス)を所定の間隔となるように調整する。
そして、移載機4を動作の基準位置となるホームポジシ
ョンに固定した状態で、所定のクリアランスをもってボ
ート2に挿填された冶具21の位置を検知手段10で検
知し、この検知処理において得られるポジションデータ
をメモリ14に格納する。
【0008】すなわち、図7(a)に示すように、検知
手段10からレーザ光RをY軸方向(左右方向)へ旋回
照射して、反射光の有無からピン21bの左右両端を検
知し、その二等分位置(すなわち、冶具21のセンタ)
を冶具21のY軸方向の位置として検出する。また、図
7(b)に示すように、検知手段10からレーザ光Rを
Z軸方向(上下方向)へ上下動照射して反射光の有無か
ら円板部21aのエッジを検知し、その位置を冶具21
のZ軸方向の位置として検出する。さらに、図7(c)
に示すように、検知手段10がピン21bからの反射光
に基づいてピン21b(すなわち、冶具21のセンタ)
のX軸方向(前後方向)の位置(すなわち、冶具21の
センタと移載機4との距離)を検出する。
【0009】上記の検知処理において、検知手段10と
しては光学式変位センサを用いており、この光学式変位
センサは発光素子と光位置検出素子(PSD)とを組み
合わせて構成している。特に上記のX軸方向の距離は三
角測量法を応用した方法で検出している。このセンサに
よる検知処理をさらに詳しく説明する。発光ダイオード
や半導体レーザ等からなる発光素子の光を投光レンズで
集光して冶具21に照射する。冶具21から拡散反射さ
れた光の一部を受光レンズを通して光位置検出素子上に
集光させる。この集光された光の有無によりY軸方向位
置およびZ軸方向位置を検知する。とともに、集光され
た光のスポット位置に基づいてX軸方向の距離を検知す
る。すなわち、光位置検出素子が、センサ10と冶具2
1との距離に応じて、または、形成されたスポットの位
置に応じた電圧を出力し、この出力電圧値に基づいてX
軸方向の距離が検知される。
【0010】このように、センサ10全体としては、Y
軸方向位置、Z軸方向位置、および、X軸方向の距離を
検知する3つの機能を備えている。なお、上記の検知処
理は移載機4およびツィーザ5をホームポジションに設
置した状態で行われる。また、センサ10とツィーザ5
の先端とは予め位置関係が検知、測定され、センサ10
で得たポジションデータによって動作制御しても、ツィ
ーザ5の位置を実プロセスにおいて正確に制御すること
ができる。
【0011】このようにして、所定のクリアランスをも
った適切な状態で冶具21(すなわち、ウェーハ1)を
ボート2に挿填できるポジションデータが、メモリ14
に格納される。この後、実プロセスでは、メモリ14に
記憶させたポジションデータをコントローラ7に出力
し、このポジションデータに基づいて移載機4を動作さ
せる。その結果、ウェーハ1は、前後方向、左右方向、
上下方向でそれぞれ適切なクリアランスをもった状態で
ボート2の挿填用溝2bに挿填される。なお、この例で
は移載機4の5本のツィーザ5によってウェーハ1が5
枚ずつ搬送処理されて、ボート2に所定のクリアランス
をもって挿填される。
【0012】ところで、このウェーハ1が収納される例
えばボート2は、ボート洗浄、ボート破損などのために
交換されることがある。この旧いボート2と新しいボー
ト2Bとの交換時には、メモリ14に格納された移載機
4の旧いポジションデータを、交換後の新しいボート2
Bに適合した新しいポジションデータに変更する必要が
ある。この新しいボート2Bは、セット時にX、Y、Z
の各軸方向へ若干位置ずれしているのが通常である。
【0013】一方、ウェーハ1は、ボート2、2Bの挿
填用溝2aに所定のクリアランスをもって高精度に挿填
しなければ、ウェーハ1を傷つけてしまう。このため、
新旧ボート2、2Bの交換後は、再度、工程数の多いテ
ィーチング作業を行わなければならない。以下、図8、
図9を参照して、上記従来の半導体製造装置を用いた再
ティーチング操作を具体的に説明する。
【0014】図8、図9に示すように、まず作業者が2
枚の冶具21を新しいボート2Bの上下部に挿填し、各
部分において、冶具21の挿填用溝2a内におけるスキ
間調整を行う。そして、移載機4を動作の基準位置とな
るホームポジションに固定した状態で、新しいボート2
Bに挿填された冶具21の位置を検知手段10で検知
し、この検知処理において得られるポジションデータを
メモリ14に格納する。
【0015】具体的には、図8に示すように、ホームポ
ジションの移載機4を、ボート2Bの載置面より下方へ
配置し、センサ10からレーザ光Rを照射しながら移載
機4を上昇させる。この際、反射光の有無により冶具2
1の円板部21aのエッジを検知し、この高さ位置H1
を冶具21のZ軸方向の位置として検出する。その後、
これを先のティーチング時におけるZ軸方向の位置と対
比して、冶具21のZ軸方向における位置ずれ量を検出
する。次いで、図9に示すように、冶具21が挿填され
た高さ位置において、センサ10よりレーザ光RをY軸
方向(左右方向)へ旋回照射し、反射光の有無からピン
21bの左右両端を検知し、その二等分位置(すなわ
ち、冶具21のセンタ)を冶具21のY軸方向の位置と
して検出する。この位置を先のティーチング時における
Y軸方向の位置と対比して、その位相角度Δθ1分の位
置ずれ長さΔl1を測定し、これを冶具21のY軸方向
における位置ずれ量として検出する。
【0016】次に、センサ10がピン21bからの反射
光に基づいてピン21b(すなわち、冶具21のセン
タ)のX軸方向(前後方向)の位置X1(すなわち、冶
具21のセンタと移載機4との距離)を検出する。この
位置X1をティーチング時におけるピン21bのX軸方
向の位置と対比して、新しいボート2Bに挿填された冶
具21のX軸方向における位置ずれ量を検出する。そし
て、これらと同じような操作を、新しいボート2Bの上
側の冶具21についても行う。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来方法によれば、交換後の新しいボート2Bの上下部
に、手作業により2枚の冶具21を挿填しなければなら
ず、その作業が煩わしいとともに、作業者の手作業によ
ることから、前述した従前技術である移載機の完全な手
動操作によるティーチングほどの困難性はないものの、
熟練者でなければこの冶具21を正確に挿填するのは難
しかった。そこで、例えば新しいボート2Bのセット位
置ずれを、このボート2Bの特定箇所を検知目標とし
て、X,Y,Z軸方向の位置を検知処理することによ
り、予めメモリ14に格納されていた旧いボート2にお
ける移載機4のポジションデータを補正することも考え
られる。ところが、一般的にボートの素材には石英が採
用されている。この石英は、センサ10からのレーザ光
Rを透過または乱反射するので、レーザ光の送受により
位置検知するタイプのセンサ10では、ボート2Aの正
確な位置や距離を測定することができないという別の問
題が現出してきた。
【0018】この発明は上記従来の事情に鑑みなされた
もので、作業者の高度な熟練を必要とせず、常に一定の
精度をもって迅速かつ自動的に再ティーチング作業を行
うことができる半導体製造装置を提供することを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体製造装置は、移載機によって処理対
象の基板を基板収納体の基板挿填位置へ搬送処理する半
導体製造装置において、上記基板収納体の複数の部位に
配設される複数個の反射物と、上記移載機に備えられ
て、新旧交換後の新しい基板収納体に配設された上記各
反射物の位置を検知する検知手段と、旧い基板収納体の
基板挿填位置に所定のクリアランスをもって挿填された
基板に対する上記移載機のポジションデータが予め格納
され、しかも上記新旧基板収納体の交換後、上記検知手
段により検知処理された新しい基板収納体の各反射物の
位置データが格納される記憶手段と、この記憶手段に格
納された新しい基板収納体の各反射物の位置データに基
づいて、上記旧い基板収納体の基板挿填位置に対する移
載機のポジションデータを補正した後、実プロセスで処
理対象の基板を上記移載機によって搬送処理させる制御
手段とを備えたことを特徴としている。
【0020】ここでいう基板収納体とは、基板が収納さ
れるボートやカセットなどをいう。また、検知手段とし
ては、例えばレーザ光、赤外線などを送受する光学的な
センサ、超音波を対象物に発射してその反射波が戻って
くるまでの時間から距離を検出する超音波センサ、その
他、X線を送受するX線センサなどが挙げられる。ここ
でいう反射物とは、これらの光、超音波、X線の反射面
を有する部材であればよい。例えばSiC、アルミナな
どが挙げられる。鏡面仕上げされた反射面において、光
や音波などを吸収したり、乱反射させたりしなければよ
い。また、その形態としては、例えば板状、ブロック
状、箱状、筒状などでもよく特別に別途設ける部品でな
くとも、基板収納体の部位を反射面に形成することによ
り構成してもよい。
【0021】この発明の半導体製造装置によれば、基板
収納体は新旧交換される。このとき、基板は基板収納体
の基板挿填位置に所定のクリアランスをもって挿填され
ている。さらに、旧い基板収納体の移載機のポジション
データは予め記憶手段に格納されている。交換後、この
新しい基板収納体に設けられた各反射物のX,Y,Zの
各軸方向における位置が検知手段により検知される。こ
の新しい基板収納体の各反射物の位置データは記憶手段
に格納される。そして、この格納された各反射物の位置
データに基づいて、上記旧い基板収納体でのポジション
データが補正される。この補正されたポジションデータ
に基づいて、制御手段は、移載機をして実プロセスを実
行させる。このため、作業者の高度な熟練を必要とせ
ず、常に一定の精度をもって迅速かつ自動的に再ティー
チング作業を行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】まず、この発明の一実施例に係る
半導体製造装置を図面を参照して説明する。なお、前述
した従来例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。図3、図4に示すように、一実施例に係る半導体
製造装置は、従来手段の利点であった運転開始時におけ
る移載機4の動作の自動ティーチングを冶具21を用い
て実施することができる。しかも、何らかの理由で、使
用中の旧いボート2から新規なボート2Aへ変更した場
合に、ボート2Aのセット位置のずれを原因とした移載
機4によるウェーハ1の移載ずれ対策として、移載機4
の動作の自動再ティーチングをも行える装置である。
【0023】使用される新しいボート2Aの構造は、所
定間隔だけ離間された4本のボート柱2aの両端に、平
面視してウェーハ1と同形の略円板状の上下端板2b、
2cが平行に固着されている。これら上下端板2b、2
bの移載機4との対向端部は、三日月状にカットされて
いる(図3参照)。これらカット部付近の各中央部に
は、円柱状の反射物30の掛止凹部2dがそれぞれ設け
られている。これら掛止凹部2dに、上下端板2b、2
cの放射線上に軸線を向けて、SiC(炭化珪素)製の
反射物30が堅固に掛止されている。また、メモリ14
には、予め上下側の反射物30の位置データに基づい
て、旧いボート2における移載機4のポジションデータ
を補正するための各種データが格納されている。
【0024】次に、新旧交換後におけるこの新しいボー
ト2Aの再ティーチング操作を説明する。すなわち、図
4に示すように、まずホームポジションにある移載機4
を、ボート2Aの載置面より下方に配置し、図4の矢印
に示すように、センサ10よりレーザ光Rを照射しなが
ら移載機4を上昇させる。この際、下側の反射物30の
反射面からの反射光の有無により、この反射物30の上
下両端の位置を検知し、その二等分位置から下側の反射
物30の中心位置の高さH2を求め、これをメモリ14
へ格納する。
【0025】そして、図3に示すように、下側の反射物
30の中心高さ位置において、センサ10よりレーザ光
RをY軸方向(左右方向)へ旋回照射し、反射光の有無
から反射物30の左右両端を検知し、その二等分位置
(すなわち、反射物30のセンタ)を反射物30のY軸
方向の位置として検出する。図6に示すように、この位
置をホームポジションにおけるY軸方向の位置と対比し
て、その位相角度Δθ2分の位置ずれ長さΔl2を測定
し、これをメモリ14へ格納する。次いで、センサ10
がこの下側の反射物30のセンタからの反射光に基づい
て反射物30のX軸方向(前後方向)の位置X2(すな
わち、反射物30のセンタと移載機4との距離)を検出
し、これをメモリ14へ格納する。そして、これらと同
様の操作を、新しいボート2Aの上端板に掛止凹部2d
を介して掛止された他方の反射物30についても行う。
そして、センサ10により検出された上側の反射物30
のX,Y,Zの各軸方向の各位置データをメモリ14へ
格納する。
【0026】こうして得られた上下側の反射物30の位
置データに基づき、新しいボート2AのX,Y,Zの各
軸方向のセット位置を求める。なお、上下側の反射物3
0間の距離によって、新しいボート2Aの軸方向の長さ
が求められ、これをボート2Aのセット位置とともに、
メモリ14へ格納する。その後、メモリ14に格納され
た新しいボート2Aのセット位置のデータに基づき、予
めメモリ14に格納された各種補正用のデータを使っ
て、旧いボート2におけるウェーハ1に対する移載機4
のポジションデータを補正する。なお、ウェーハ1の最
大挿填枚数は、メモリ14に別格納された上下側の反射
物30間の距離から求まる新しいボート2Aの大きさに
より求められる。それから、この補正されたポジション
データに基づいて、外部末端12からの動作命令により
コントローラ7を介して移載機4を作動させ、ウェーハ
1の実プロセスを行うので、作業者の高度な熟練を必要
とせず、常に一定の精度をもって迅速かつ自動的に再テ
ィーチング作業を行うことができる。
【0027】なお、上記の実施例は新しいボート2A側
でのウェーハ搬送処理の再ティーチングを例にとって説
明したが、この発明は交換後の新しいカセット3へのウ
ェーハ搬送処理についての再ティーチングにも勿論適用
できる。また、上記の実施例は5枚のウェーハ1を同時
に搬送する移載機4を例にとって説明したが、移載機に
よるウェーハの搬送枚数には特に限定はない。さらに、
この発明では検知手段10として種々な光学的センサを
用いることができ、例えば、冶具やウェーハを画像とし
て検知してその位置を検出するセンサを用いることもで
きる。
【0028】そして、この発明の思想は、新旧交換後の
新しいボート2Aのセット位置のずれを原因とした移載
機4の動作の再ティーチングだけに止まらず、例えば旧
いボート2をティーチングする際にも応用できる。すな
わち、セット後のボート2の上下端板に配設された各反
射物30のX,Y,Zの各軸方向の位置データをセンサ
10により検出し、検出処理された各反射物30の位置
データに基づいて、ボート2の大きさとセット位置を求
め、さらに所定ピッチで配設された各段の基板挿填溝2
bの高さ位置を算出する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による
と、新旧交換後の新しい基板収納体の各反射物における
X,Y,Zの各軸方向の位置を検知し、これらの検出さ
れた位置データに基づいて、記憶手段に格納された旧い
基板収納体用の移載機のポジションデータを補正し、こ
れに基づいて実プロセスを行うようにしたので、作業者
の高度な熟練を必要とせず、常に一定の精度をもって迅
速かつ自動的に再ティーチング作業を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例および従来例に係る半導体
製造装置の全体斜視図である。
【図2】この発明の一実施例および従来例に係る半導体
製造装置の構成図である。
【図3】検知手段による新しいボートに配設された反射
物のX,Y軸方向の検知方法を説明する平面図である。
【図4】検知手段による新しいボートに配設された反射
物のZ軸方向の検知方法を説明する平面図である。
【図5】新しいボートの下端板に設けられた反射物の斜
視図である。
【図6】検出手段による新しいボートに配設された反射
物のX,Y軸方向の検知方法を詳細に説明する平面図で
ある。
【図7】従来例に係る検知手段による冶具位置の検知方
法を説明する概念図である。
【図8】従来例に係る検知手段による新しいボートに配
設された冶具のZ軸方向の検知方法を説明する側面図で
ある。
【図9】従来例に係る検知手段による新しいボートに配
設された冶具のX,Y軸方向の検知方法を説明する平面
図である。
【符号の説明】
1 ウェーハ、 2、2A ボート(基板収納体)、 3 カセット(基板収納体)、 4 移載機、 7 コントローラ(制御手段)、 10 センサ(検知手段)、 12 外部末端、 14 メモリ(記憶手段)、 30 反射物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移載機によって処理対象の基板を基板収
    納体の基板挿填位置へ搬送処理する半導体製造装置にお
    いて、 上記基板収納体の複数の部位に配設される複数個の反射
    物と、 上記移載機に備えられて、新旧交換後の新しい基板収納
    体に配設された上記各反射物の位置を検知する検知手段
    と、 旧い基板収納体の基板挿填位置に所定のクリアランスを
    もって挿填された基板に対する上記移載機のポジション
    データが予め格納され、しかも上記新旧基板収納体の交
    換後、上記検知手段により検知処理された新しい基板収
    納体の各反射物の位置データが格納される記憶手段と、 この記憶手段に格納された新しい基板収納体の各反射物
    の位置データに基づいて、上記旧い基板収納体の基板挿
    填位置に対する移載機のポジションデータを補正した
    後、実プロセスで処理対象の基板を上記移載機によって
    搬送処理させる制御手段とを備えたことを特徴とする半
    導体製造装置。
JP14340297A 1997-05-16 1997-05-16 半導体製造装置 Expired - Fee Related JP3934204B2 (ja)

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WO2002007236A1 (fr) * 2000-07-19 2002-01-24 Tokyo Electron Limited Detecteur de deplacement et systeme de traitement
CN119178331A (zh) * 2024-11-22 2024-12-24 西安龙威半导体有限公司 扩散炉传片位置校准方法、扩散炉、存储介质和程序产品

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