JPH10321727A - スタンダードセル方式の半導体集積回路の配線構造 - Google Patents

スタンダードセル方式の半導体集積回路の配線構造

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JPH10321727A
JPH10321727A JP12442897A JP12442897A JPH10321727A JP H10321727 A JPH10321727 A JP H10321727A JP 12442897 A JP12442897 A JP 12442897A JP 12442897 A JP12442897 A JP 12442897A JP H10321727 A JPH10321727 A JP H10321727A
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pitch
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Tomonori Sawano
知紀 沢野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術では、配線性が悪い。 【解決手段】 主軸を等しくする複数の配線層をもつス
タンダードセル方式の半導体集積回路において、一方の
配線に複数の値のピッチを有する場所が存在し、かつ、
他方の配線との間で相対的な位置関係が等しくなる箇所
が一方の配線に一種類のピッチしかない場合に比べて少
ない繰返し数存在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明はスタンダードセル方
式の半導体集積回路装置の配線構造に関する。
【0001】
【従来の技術】従来のスタンダードセル方式の多層配線
構造では、一つの配線層について一種類の配線ピッチ
(配線ピッチとは配線の幅と配線間の間隔を合計したも
のをいう)で配線を行っていた。この配線ピッチは製造
技術上の限界によって決まってくるので、通常、製造時
に平坦性に優れた下層配線では小さく(厚さも薄く)、
上層配線ではピッチは広く(厚さは厚く)なっていた。
また基本セルのピッチもどちらかの配線層(通常は下層
の配線層)のピッチにあわせて(通常セルのサイズは配
線ピッチに対して大きいので下層配線のピッチの整数倍
のサイズで)設計されていた。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】第一の問題点は、上述
した従来の技術では一つの配線層について一種類の配線
ピッチで配線を行っているため、等しい主軸をもつ下層
配線と上層配線との相対位置が一致する点は各々の配線
ピッチの最小公倍数に等しい範囲に一回しか現れないと
いう点である。また、基本セルのピッチもどちらかの配
線層のピッチに合わせて設定されるので、基本セルの端
子と配線の格子とが同じ相対位置になる点もその最小公
倍数に等しい範囲でしか繰り返されないという点であ
る。このような構造をもつスタンダードセル方式のLS
I(大規模集積回路)では回路の一部についてセルの配
置・配線を行ったのち、その結果をチップ全体またはよ
り広い回路の範囲についての配置・配線に引き継ごうと
したとき制約を受けることになる。すなわち、スタンダ
ード方式のLSIにおいてそのセルの配置位置はセルの
ピッチの単位で移動可能であるのに、配線のピッチがそ
の(移動距離の)約数に等しくないときには移動後の配
線が正しい格子に乗らなくなるため移動できなくなると
いうことである。
【0003】第2の問題点は、従来の技術ではCADツ
ールを用いて配線を行うときに配線可能な経路が多いた
め処理に時間がかかるという点である。
【0004】第3の問題点は、ピッチが小さく(通常、
配線の幅が狭く、配線の厚さが薄い)下層配線は上層配
線に比べEM耐性が小さく、信号全体のEM耐性がここ
で決まってくるという点である。
【0005】第4の問題点は単位長さあたりの配線のR
Cはそのピッチによって決まってしまうので、特定の信
号に対して高速化のため低容量、低抵抗の配線が必要な
場合には複数のピッチに1本の配線を通す必要があり、
配線性が悪化してしまうということである。
【0006】本発明の目的は集積回路の集積度の向上、
EM耐性の向上、高速化および設計の効率化を達成でき
る配線構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の主軸を等しくす
る複数の配線層をもつスタンダードセル方式の半導体集
積回路では、一方の配線に複数の値のピッチを有する場
所が存在し、かつ他方の配線と格子が一致する箇所が一
方の配線に一種類のピッチしかない場合に比べ少ない繰
り返し数で存在している。
【0008】上記の手段によって、下層および上層の配
線層格子の相対位置が基本セルのピッチの整数倍に等し
いセルの移動を行えるピッチの範囲で同じになるように
繰り返せるため、回路の一部についてセルの配置・配線
を行ったのち、その結果をチップ全体またはより広い回
路の範囲についての配置・配線に引き継ごうとしたとき
自由に移動させることができるようになる。
【0009】また、従来の技術に比べ下層および上層の
配線層格子の相対位置が一致する点が小さい範囲で繰り
返されるため、CADツールを用いて配線を行うときに
配線可能な経路が少なくなるので処理が短時間で終了す
るようになる。
【0010】また、EMが厳しい配線に対して下層の配
線を使用する必要がある場合には、ピッチの広い部分を
通る配線で幅の広いものを使用することによってEM上
の制限を緩めることができる。
【0011】また、高速化の必要な信号に対して幅の広
いもの(低抵抗)または配線間隔の広いもの(低容量)
を使用することで配線性を悪化させることなく遅延の小
さい配線を実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明を実施した場合のス
タンダードセルの配置およびその配線の状態を示す図で
ある。
【0013】図2は本発明の作用を示すための図であ
る。
【0014】LSIの一部の回路10はスタンダードセ
ルのファンクションブロック(高さは8ミクロン)1,
2,3および4と、それらの間の配線5,6,7,8,
9および10とから構成され、配置・配線が図1のごと
くに行われている。図の左に示した線は第1層の配線ピ
ッチ(等間隔、例えば1ミクロン)を示し、図の右に示
した線は第3層(第1層と主軸を等しくする配線)の配
線ピッチ(間隔がxの箇所(1.48ミクロン)とyの
箇所(2.08ミクロン)が存在する)を示している。
点線で示しているのは第1層の配線と第3層の配線とが
一致する箇所であり、第1層配線については8本に1
回、第3層配線については5本に1回の割合で存在す
る。また、基本セルの縦方向ピッチに対しては1セルの
高さと第3層配線の5本が繰り返すピッチが一致するた
めセルの端子1a,1b,2a,2b,3a,3bおよ
び4aの位置と配線の位置も一致する。
【0015】従って図2に示すようにLSI11内です
でに配置・配線を行った領域10を移動させて10′と
するとき縦方向には8ミクロンを単位として自由に移動
させることができる。
【0016】また、8ミクロンの繰り返し範囲に存在す
る格子の数は第1層8ケ+第3層5ケ−1(一致)=1
2ケであり、第3層の配線ピッチが均一で1.48ミク
ロンであるときの13ケまたは14ケに比べて少ない。
【0017】図3は本発明の他の実施例を示す平面図で
ある。xおよびyの複数の配線ピッチに対して配線の幅
lおよび配線の間隔wをx=l1+w1、y=l2+w
1とすると配線bの抵抗Rbは配線aの抵抗Raに対し
てRb=(l1/l2)・Raとなる。またEM耐性も
l1とl2の比に従って向上するので電流密度の高い配
線に対して幅の広い配線を使用することで高速化を果た
すことができる。また図4に示すようにx=l1+w
1、y=l1+w2とすると配線bの隣接配線間容量は
cy=(w1/w2)・cxとなり負荷が減少するため
その配線を利用する信号の高速化を果たすことができ
る。
【0018】
【発明の効果】第一の効果は、図1および図2に示した
ように、本発明により回路の一部について配置・配線を
行った結果がより広い範囲の設計でそのまま使用できる
ことである。
【0019】その理由は配置したセルの端子およびそれ
に接続された上層および下層の配線の相対位置がセルを
移動させた場合でも変わらないためである。
【0020】第二の効果は、配線処理の迅速化がはかれ
る点である。
【0021】その理由は、図1に示した例で、仮想配線
格子の数が少なくなるためである。
【0022】第三の効果は配線性を犠牲にすることなし
に高EM耐性、低抵抗の配線が得られることである。
【0023】その理由は図3に示したように配線ピッチ
の広くなったところで配線の幅を太くできるためであ
る。
【0024】第四の効果は配線性を犠牲にすることなし
に低容量の配線を得られることである。
【0025】その理由は図4に示したように配線ピッチ
の広くなったところで配線の間隔を大きくできるためで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】本発明の作用を示す概念図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す図である。
【図5】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1〜4 スタンダードセルのファンクションブロック
(セル) 5,7 第1層配線 6,9 第3層配線 8,10 第2層配線 1a,1b,2a,2b,3a,3b,4a セルの
入出力端子 11 LSIの回路の一部 12 LSI(半導体集積回路)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸を等しくする複数の配線層をもつス
    タンダードセル方式の半導体集積回路において、一方の
    配線に複数の値のピッチを有する場所が存在し、かつ、
    他方の配線との間で相対的な位置関係が等しくなる箇所
    が一方の配線に一種類のピッチしかない場合に比べて少
    ない繰り返し数で存在していることを特徴とする半導体
    集積回路の配線構造。
JP12442897A 1997-05-14 1997-05-14 スタンダードセル方式の半導体集積回路の配線構造 Expired - Lifetime JP2947219B2 (ja)

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JPH10321727A true JPH10321727A (ja) 1998-12-04
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001168209A (ja) * 1999-12-09 2001-06-22 Univ Kinki Cmos集積回路及びその自動設計法

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JP2001168209A (ja) * 1999-12-09 2001-06-22 Univ Kinki Cmos集積回路及びその自動設計法

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