JPH10322178A - 半導体装置 - Google Patents
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- JPH10322178A JPH10322178A JP9141097A JP14109797A JPH10322178A JP H10322178 A JPH10322178 A JP H10322178A JP 9141097 A JP9141097 A JP 9141097A JP 14109797 A JP14109797 A JP 14109797A JP H10322178 A JPH10322178 A JP H10322178A
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Abstract
小さく、設計及び遅延時間管理が容易で、かつ試験診断
性に優れた可変遅延回路を実現して、可変遅延回路を含
むASIC等の高速化を図り、その試験診断精度を高め
る。 【解決手段】 ASIC等に搭載される可変遅延回路
を、例えば、対応する遅延制御信号c0がロウレベルと
されるとき入力端子iを介して入力される実質的な入力
信号iを選択的に出力端子xに伝達するナンドゲートN
A1と、このとき入力端子jを介して入力される実質的
な入力信号jを選択的に出力端子yに伝達するナンドゲ
ートNA2と、対応する遅延制御信号c0が択一的にハ
イレベルとされるとき実質的な入力信号iを選択的に出
力端子yに伝達するナンドゲートNA3とをそれぞれ含
み、出力端子xと入力端子iならびに出力端子yと入力
端子jがそれぞれ順次直列結合される複数の単位遅延回
路D0等をもとに構成する。
Description
し、例えば、可変遅延回路を含むASIC(特定用途向
け集積回路)ならびにその可変遅延回路の遅延特性の改
善及び診断処理の効率化に利用して特に有効な技術に関
するものである。
ET(金属酸化物半導体型電界効果トランジスタ。この
明細書では、MOSFETをして絶縁ゲート型電界効果
トランジスタの総称とする)が組み合わされてなるCM
OS(相補型MOS)回路を基本素子とし、可変遅延回
路を含むASICがある。可変遅延回路は、所定の内部
制御信号の立ち上がり又は立ち下がりタイミングあるい
はパルス幅等の設定・調整に供され、その遅延特性は、
ASICひいてはこれを含むデジタルシステムのサイク
ルタイムやタイミング仕様に比較的大きな影響を与え
る。
いて、可変遅延回路は、例えば図5,図7あるいは図8
のような回路構成とされ、それぞれ固有の問題点を抱え
る。すなわち、図5の可変遅延回路では、それぞれ2
個,4個あるいは6個のインバータV3〜V4,V5〜
V8あるいはV9〜VEが直列結合されてなる3組の遅
延回路が並列形態に設けられ、その出力信号つまり内部
信号Sa,SbあるいはScを遅延制御信号c1〜c3
に従って択一的に伝達するためのトランスファゲートG
1〜G3が設けられる。ASICの前段回路から入力さ
れる入力信号Siは、図6に示されるように、バッファ
B1の遅延時間tb1と、2個のインバータV3及びV
4の遅延時間2to(ここで、toは、インバータV3
〜VEの1個あたりの遅延時間を表す。以下同様)の和
つまりtb1+2toだけ遅延されて内部信号Saとな
る。また、バッファB1と4個のインバータV5〜V8
の遅延時間tb1+4toだけ遅延されて内部信号Sb
となり、バッファB1と6個のインバータV9〜VEの
遅延時間tb1+6toだけ遅延されて内部信号Scと
なる。
号c2が択一的にハイレベルとされることで、対応する
内部信号SbのみがトランスファゲートG2を介してバ
ッファB2に伝達され、これらのトランスファゲート及
びバッファの遅延時間tb2だけ遅延されて、可変遅延
回路の出力信号Soとなる。
間の選択肢数に応じて遅延回路を並列接続し、その出力
信号つまり内部信号Sa〜Sc等をトランスファゲート
G1〜G3等により択一的に選択して所望の遅延時間を
得る訳であるが、ASICの高性能化が進み遅延時間の
選択肢数が増えるに従って、ファンアウト数の多い入力
側のバッファB1やその出力端子が論理結合されるトラ
ンスファゲートG1〜G3等の出力負荷容量が増大し、
最小遅延時間が大きくなる。また、そのインバータ段数
の異なる複数の遅延回路の配置位置やその分岐点及び論
理結合点の相対位置が分散し、配線容量が異なること
で、各遅延回路の遅延時間管理が難しくなり、設計した
通りの遅延特性を得ることが困難となる。
される例えば4個のインバータVF〜VIの出力端子と
回路の接地電位との間に、可変キャパシタC1〜C4が
それぞれ設けられ、これらの可変キャパシタのそれぞれ
は、同図下方の可変キャパシタC1に代表されるよう
に、下部電極が共通結合された3個のキャパシタCa〜
Ccを含む。これらのキャパシタの上部電極は、対応す
る遅延制御信号c1〜c3のハイレベルを受けて選択的
にオン状態となるスイッチQ1〜Q3を介して共通結合
される。言うまでもなく、インバータVF〜VIの遅延
時間は、対応する可変キャパシタC1〜C4の容量値が
大きくなるに従って大きくなる。
する遅延時間の選択肢数が増えるに従って可変キャパシ
タC1〜C4の所要素子数が増え、そのレイアウト所要
面積が増大するとともに、信号が固定的に通過すべきイ
ンバータの段数が多いため、可変遅延回路の最小遅延時
間が大きくなる。また、ASICの試験・診断処理を考
慮した場合、従来の試験方法では可変キャパシタC1〜
C4部の断線を検出することができず、ASICの試験
診断精度が低下する。
結合される4個のインバータVJ〜VMを備え、これら
のインバータのそれぞれは、その電源電圧側に設けられ
るPチャンネル型の電流制御MOSFETP1〜P4
と、その接地電位側に設けられるNチャンネル型の電流
制御MOSFETN1〜N4を含む。このうち、MOS
FETP1〜P4のゲートには、ASICの図示されな
い制御回路から所定の電流制御信号icpが共通に供給
され、MOSFETN1〜N4のゲートには、電流制御
信号icnが共通に供給される。これにより、電流制御
信号icp及びicnの電位に応じてインバータVJ〜
VMの動作電流が制御され、これらのインバータからな
る遅延回路の遅延時間が制御される。
FETP1〜P4ならびにN1〜N4のゲートに供給さ
れる電流制御信号icp及びicnがいわゆるアナログ
量であるため、マクロセル等には応用できるものの、A
SICの設計者が既存の標準ゲートを組み合わせて構成
する訳にいかず、ASICの設計工数が増大する。ま
た、インバータVJ〜VMの電源経路に電流制御MOS
FETP1〜P4ならびにN1〜N4が追加されること
で、各インバータの言わば電源インピーダンスが大きく
なり、可変遅延回路としての最小遅延時間が大きくな
る。
レイアウト所要面積が小さく、その設計及び遅延時間の
管理が容易であり、かつ試験診断性に優れた可変遅延回
路を提供することにある。この発明の他の目的は、可変
遅延回路を含むASIC等の高速化を図り、その試験診
断精度を高めることにある。
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、ASIC等に搭載される可変
遅延回路を、対応する遅延制御信号が例えばロウレベル
とされるとき第1の入力端子を介して入力される第1の
入力信号を第1の出力端子に伝達する第1の論理ゲート
と、このとき第2の入力端子を介して入力される実質的
な第2の入力信号を第2の出力端子に伝達する第2の論
理ゲートと、対応する遅延制御信号が例えば択一的にハ
イレベルとされるとき実質的な第1の入力信号を第2の
出力端子に伝達する第3の論理ゲートとをそれぞれ含
み、第1の出力端子及び第1の入力端子ならびに第2の
出力端子及び第2の入力端子がそれぞれ順次直列結合さ
れる複数の単位遅延回路と、所定ビットの遅延量制御信
号をデコードして対応する上記遅延制御信号を例えば択
一的にハイレベルとする遅延制御回路とをもとに構成す
る。
れる任意数の単位遅延回路を積み上げるだけで、往復信
号経路がほぼ同じ可変遅延回路を構成することができ
る。これにより、その最小遅延時間が先頭に設けられた
単位遅延回路の1個又は2個の論理ゲートの遅延時間に
対応して小さく、レイアウト所要面積が小さく、設計及
び遅延時間の管理が容易で、かつ試験診断性に優れた可
変遅延回路を実現することができる。この結果、可変遅
延回路を含むASIC等のタイミング設計を容易にして
その高速化を図り、その試験診断精度を高めることがで
きる。
可変遅延回路の一実施例のブロック図が示されている。
また、図2には、図1の可変遅延回路を構成する単位遅
延回路D0の第1の実施例の回路図が示され、図3に
は、図1の可変遅延回路の一実施例の遅延特性図が示さ
れている。これらの図をもとに、この実施例の可変遅延
回路の構成及び動作ならびにその特徴について説明す
る。なお、この実施例の可変遅延回路は、特に制限され
ないが、ASICに搭載され、所定の内部制御信号の立
ち上がり又は立ち下がりタイミングあるいはパルス幅等
の設定・調整に供される。図1の各ブロックを構成する
回路素子は、公知のCMOS集積回路の製造技術によ
り、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上に形成
される。また、以下の回路図において、そのチャンネル
(バックゲート)部に矢印が付されるMOSFETはP
チャンネル型であって、矢印の付されないNチャンネル
MOSFETと区別して示される。さらに、以下の記述
では、図2の単位遅延回路D0に関する説明をもって、
単位遅延回路D0〜Dnの具体的構成等を説明する。
は、n+1個の単位遅延回路D0〜Dnを含み、これら
の単位遅延回路のそれぞれは、二つの入力端子i(第1
の入力端子)及びj(第2の入力端子)と、二つの出力
端子x(第1の出力端子)及びy(第2の出力端子)
と、一つの遅延制御端子cとを備える。第1段の単位遅
延回路D0の入力端子iには、ASICの図示されない
前段回路から所定の内部制御信号つまり入力信号Siが
供給され、その出力端子xは、次段の単位遅延回路D1
の入力端子iに結合される。また、その入力端子jは、
次段の単位遅延回路D1の出力端子yに結合され、その
出力端子yにおける出力信号は、可変遅延回路の出力信
号SoとしてASICの後段回路に供給される。
は、第3段の単位遅延回路D2の入力端子iに結合さ
れ、その入力端子jは、第3段の単位遅延回路D2の出
力端子yに結合される。以下、各単位遅延回路は、その
出力端子xが次段の単位遅延回路の入力端子iに結合さ
れ、その出力端子yが前段の単位遅延回路の入力端子j
に結合される形で順次直列結合される。なお、最終段の
単位遅延回路Dnの出力端子xは、その入力端子jに結
合される。また、単位遅延回路D0〜Dnの遅延制御端
子cには、遅延制御回路DCTLから対応する遅延制御
信号c0〜cnがそれぞれ供給され、遅延制御回路DC
TLには、ASICの図示されない制御回路からm+1
ビットの遅延量制御信号dc0〜dcmが供給される。
dc0〜dcmをデコードして、遅延制御信号c0〜c
nの対応するビットを択一的にハイレベルとする。これ
により、遅延制御信号c0〜cnは、通常すべてロウレ
ベル(第1の論理レベル)とされ、遅延量制御信号dc
0〜dcmが対応する組み合わせとされるとき選択的に
かつ択一的にハイレベル(第2の論理レベル)とされ
る。
れは、図2の単位遅延回路D0に代表されるように、第
1の論理ゲートつまりナンド(NAND)ゲートNA1
(第1のナンドゲート)と、第2の論理ゲートつまりナ
ンドゲートNA2(第2のナンドゲート)と、第3の論
理ゲートつまりナンドゲートNA3(第3のナンドゲー
ト)とを含む。このうち、ナンドゲートNA1の一方の
入力端子には、入力端子iを介して入力信号i(第1の
入力信号)つまり例えばSiが供給される。また、その
他方の入力端子には、遅延制御回路DCTLから遅延制
御端子cを介して遅延制御信号cつまり例えばc0が供
給され、その出力信号は、出力端子xを経て単位遅延回
路D0の出力信号x(第1の出力信号)となる。なお、
ナンドゲートNA1〜NA3は、同一の遅延時間tdを
有すべく設計される。
子には、入力端子jを介して入力信号j(第2の入力信
号)つまり例えば第2段の単位遅延回路D1の出力信号
yが供給される。また、その他方の入力端子には、ナン
ドゲートNA3の出力信号が供給され、その出力信号
は、出力端子yを経て出力信号y(第2の出力信号)つ
まり例えば可変遅延回路の出力信号Soとなる。なお、
後述の説明から明らかなように、ナンドゲートNA3の
出力信号は、実質的な入力信号iの反転信号に対応し、
入力信号jは、ナンドゲートNA1による実質的な入力
信号iの反転信号に対応する。したがって、ナンドゲー
トNA2は、実質的にはいわゆる負論理のオア(OR)
ゲートとして機能するものとなる。
は、入力端子iを介して入力信号iつまり例えばSiが
供給される。また、その他方の入力端子には、対応する
遅延制御信号cつまり例えばc0のインバータV1によ
る反転信号が供給され、その出力信号は、ナンドゲート
NA2の他方の入力端子に供給される。
がロウレベルとされるとき、単位遅延回路D0では、ナ
ンドゲートNA1及びNA2が伝達状態とされ、ナンド
ゲートNA3は非伝達状態とされる。このため、入力信
号iつまり例えばSiは、ナンドゲートNA1によりそ
の遅延時間tdだけ遅延・反転されて出力端子xに伝達
される。また、入力信号jつまり第2段の単位遅延回路
D1の出力信号yは、ナンドゲートNA2によりその遅
延時間tdだけ遅延・反転されて出力端子yに伝達さ
れ、出力信号yつまり可変遅延回路の出力信号Soとな
る。
ばc0が択一的にハイレベルとされると、単位遅延回路
D0では、ナンドゲートNA1及びNA2が非伝達状態
とされ、代わってナンドゲートNA3が伝達状態とされ
る。このため、入力信号iつまり例えばSiは、ナンド
ゲートNA3によりその遅延時間tdだけ遅延・反転さ
れてナンドゲートNA2の他方の入力端子に伝達された
後、さらにその遅延時間tdだけ遅延・反転されて出力
端子yに伝達される。
1段の単位遅延回路D0の入力端子iに入力された入力
信号Siは、直列結合される単位遅延回路D0〜Dnの
出力端子xから入力端子iを介して順次正順で遅延・伝
達される。そして、遅延制御信号c0〜cnの対応する
ビットが択一的にハイレベルとされる単位遅延回路で折
り返された後、今度は単位遅延回路D0〜Dnの出力端
子yから入力端子jを介して順次逆順で遅延・伝達さ
れ、最後は第1段の単位遅延回路D0の出力端子yから
可変遅延回路の出力信号Soとなって出力される。ま
た、各単位遅延回路では、折り返し時を含めて伝達すべ
き信号の反転がそれぞれ2回ずつ行われるため、常に入
力信号Siと同じ論理レベルでの信号授受が行われる。
o間の位相差つまり可変遅延回路全体としての遅延時間
Tdは、折り返しが行われる単位遅延回路の段数をkと
し、各単位遅延回路のナンドゲートNA1〜NA3の遅
延時間をtdとするとき、 Td=k×td+k×td =2×k×td となり、単位遅延回路D0〜Dnの単位遅延時間δを、 δ=2×td とするとき、 Td=k×δ となる。
図3に示されるように、その最小遅延時間つまり遅延量
制御信号dc0〜dcmによる遅延制御量がゼロの場合
の遅延時間Tdをδとし、遅延制御量の単位変化量Δに
対する遅延時間の単位変化量をδとするステップ状の直
線となり、その最大遅延時間Tdmaxは、 Tdmax=(n+1)×δ となる。
する単位遅延回路D0〜Dnは、すべて同一の回路構成
とされ、それぞれが信号伝達経路の往路及び復路を同一
期間だけ分担して構成する。また、これらの単位遅延回
路は、そのレイアウトパターンを共通化し、かつ標準化
しておくことにより、その任意数を積み上げ、任意の最
大遅延時間Tdmaxを有する可変遅延回路を容易に実
現することができる。このとき、可変遅延回路としての
最小遅延時間は、上記のように、単位遅延回路D0〜D
nの単位遅延時間δつまり例えば100ないし数百ps
(ピコ秒)程度に小さくすることができ、遅延量制御信
号の単位制御量Δに対する遅延時間の単位変化量も、こ
の単位遅延時間δとすることができる。さらに、いかに
多数の単位遅延回路を積み上げて可変遅延回路を構成す
る場合でも、遅延量制御信号dc0〜dcmの指定によ
り任意の単位遅延回路を択一的に指定して折り返し試験
を行うことができ、その正常性を確認することもでき
る。
られた単位遅延回路の1個又は2個の論理ゲートの遅延
時間に対応して小さく、レイアウト所要面積が小さく、
設計及び遅延時間の管理が容易で、かつ試験診断性に優
れた可変遅延回路を実現することができ、これによって
遅延回路を含むASICのタイミング設計を容易にして
その高速化を図り、その試験診断精度を高めることがで
きる。
単位遅延回路D0の第2の実施例の回路図が示されてい
る。なお、この実施例は、前記図2の実施例を基本的に
踏襲するものであるため、これと異なる部分についての
み説明を追加する。
D0は、3個のクロックドインバータCV1(第1の論
理ゲート),CV2(第2の論理ゲート)ならびにCV
3(第3の論理ゲート)を含む。このうち、クロックド
インバータCV1の入力端子は、単位遅延回路D0の入
力端子i(第1の入力端子)に結合され、その出力端子
は出力端子x(第1の出力端子)に結合される。また、
クロックドインバータCV2の入力端子は、単位遅延回
路D0の入力端子j(第2の入力端子)に結合され、そ
の出力端子は出力端子y(第2の出力端子)に結合され
る。クロックドインバータCV3の入力端子は入力端子
iに結合され、その出力端子は出力端子yに結合され
る。クロックドインバータCV1及びCV2の反転制御
端子には、遅延制御信号cつまり例えばc0が供給さ
れ、クロックドインバータCV3の反転制御端子には、
そのインバータV2による反転信号が供給される。
は、対応する遅延制御信号cつまり例えばc0がロウレ
ベル(第1の論理レベル)とされることで選択的に伝達
状態となり、入力端子iにおける入力信号i(第1の入
力信号)つまり例えばSiを出力信号x(第1の出力信
号)として出力端子xに伝達する。同様に、クロックド
インバータCV2は、対応する遅延制御信号cつまり例
えばc0がロウレベルとされることで選択的に伝達状態
となり、入力端子jにおける入力信号j(第2の入力信
号)つまり例えば第2段の単位遅延回路D1の出力信号
yを、出力信号y(第2の出力信号)として出力端子y
に伝達する。
応する遅延制御信号cつまり例えばc0がハイレベル
(第2の論理レベル)とされることによって選択的に伝
達状態となり、入力端子iおける入力信号iつまり例え
ばSiを、出力信号yとしてそのまま出力端子yに折り
返して伝達する。
2の実施例と同様な作用効果を得ることができ、これに
よって遅延回路を含むASIC等のさらなる高速化を図
り、その試験診断精度を高めることができる。なお、こ
の実施例の場合、遅延・伝達される信号は、折り返し時
にその論理レベルが反転されたままとなるため、第1段
の単位遅延回路D0の出力信号yつまり出力信号Soを
インバータ等によりもう1回反転させる必要がある。し
たがって、単位遅延回路D0を含む可変遅延回路の最小
遅延時間Tdminは、このインバータの遅延時間をt
doとし、クロックドインバータCV1〜CV3の遅延
時間をtdとするとき、 Tdmin=td+tdo となり、その遅延量制御信号の単位制御量Δに対する可
変遅延回路の遅延時間の単位遅延量Tdδは、 Tdδ=2×td となる。これらの最小遅延時間及び単位遅延量は、前記
図2の単位遅延回路D0を用いる場合に比較して約二分
の一程度に小さなものとなる。
ロックドインバータCV1が非伝達状態とされるときそ
の出力端子xがハイインピーダンス状態となり、後段の
単位遅延回路のクロックドインバータCV1及びCV2
に貫通電流が流れるおそれがある。これに対処するた
め、各単位遅延回路には、その入力端子iがフローティ
ング状態となるのを防止するための図示されない手段が
設けられる。
記の通りである。すなわち、 (1)ASIC等に搭載される可変遅延回路を、対応す
る遅延制御信号が例えばロウレベルとされるとき第1の
入力端子を介して入力される実質的な第1の入力信号を
第1の出力端子に伝達する第1の論理ゲートと、このと
き第2の入力端子を介して入力される実質的な第2の入
力信号を第2の出力端子に伝達する第2の論理ゲート
と、対応する遅延制御信号が例えば択一的にハイレベル
とされるとき実質的な第1の入力信号を第2の出力端子
に伝達する第3の論理ゲートとをそれぞれ含み、第1の
出力端子及び第1の入力端子ならびに第2の出力端子及
び第2の入力端子がそれぞれ順次直列結合される複数の
単位遅延回路と、所定ビットの遅延量制御信号をデコー
ドして対応する上記遅延制御信号を例えば択一的にハイ
レベルとする遅延制御回路とをもとに構成することで、
同一パターンとされる任意数の単位遅延回路を積み上
げ、往復信号経路がほぼ同じ可変遅延回路を容易に構成
することができるという効果が得られる。
時間が先頭に設けられる単位遅延回路の1個又は2個の
論理ゲートの遅延時間に対応して小さく、レイアウト所
要面積が小さく、設計及び遅延時間の管理が容易で、か
つ試験診断性に優れた可変遅延回路を実現することがで
きるという効果が得られる。 (3)上記(1)項及び(2)項により、可変遅延回路
を含むASIC等の高速化を図り、その試験診断精度を
高めることができるという効果が得られる。
第1ないし第3の論理ゲートをクロックドインバータに
より構成することで、可変遅延回路の最小遅延時間及び
単位遅延量をさらに小さくして、可変遅延回路を含むA
SIC等のさらなる高速化及び高性能化を図ることがで
きるという効果が得られる。
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、遅延制御信号c0等は、例えば1個
おきあるいは所定数個おきに単位遅延回路D0〜Dnに
入力することができる。この場合、遅延制御信号が入力
されない単位遅延回路では、その遅延制御端子cをロウ
レベルに固定する必要がある。遅延制御信号c0〜cn
の論理レベルは、単位遅延回路D0〜Dnの各論理ゲー
トの伝達条件を入れ換えることにより、反転させること
ができる。
〜Dnは、例えばノア(NOR)ゲートを組み合わせる
ことにより構成できるし、例えばトランスファゲートと
インバータを組み合わせることによっても構成できる。
また、図4の実施例において第1段の単位遅延回路D0
の出力端子y側に設けられるとした論理反転用のインバ
ータは、例えばクロックドインバータCV3の出力端子
と単位遅延回路の出力端子yとの間に設けてもよい。図
3において、可変遅延回路の具体的遅延特性はほんの一
例であって、本発明の主旨に制約を与えない。
てなされた発明をその背景となった利用分野であるAS
ICならびにその可変遅延回路に適用した場合について
説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、
同様な可変遅延回路を含む各種のメモリ集積回路や各種
の論理集積回路装置又はマイクロコンピュータ等にも適
用できる。この発明は、少なくとも可変遅延回路を含む
半導体装置ならびにこのような半導体装置を含む装置又
はシステムに広く適用できる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、ASIC等に搭載される可
変遅延回路を、対応する遅延制御信号が例えばロウレベ
ルとされるとき第1の入力端子を介して入力される実質
的な第1の入力信号を第1の出力端子に伝達する第1の
論理ゲートと、このとき第2の入力端子を介して入力さ
れる実質的な第2の入力信号を第2の出力端子に伝達す
る第2の論理ゲートと、対応する遅延制御信号が例えば
択一的にハイレベルとされるとき実質的な第1の入力信
号を第2の出力端子に伝達する第3の論理ゲートとをそ
れぞれ含み、第1の出力端子及び第1の入力端子ならび
に第2の出力端子及び第2の入力端子がそれぞれ順次直
列結合される複数の単位遅延回路と、所定ビットの遅延
量制御信号をデコードして対応する上記遅延制御信号を
例えば択一的にハイレベルとする遅延制御回路とをもと
に構成することで、同一パターンとされる任意数の単位
遅延回路を積み上げ、往復信号経路がほぼ同じ可変遅延
回路を容易に構成することができる。これにより、その
最小遅延時間が先頭に設けられた単位遅延回路の1個又
は2個の論理ゲートの遅延時間に対応して小さく、その
レイアウト所要面積が小さく、設計及び遅延時間の管理
が容易で、かつ試験診断性に優れた可変遅延回路を容易
に実現することができる。この結果、可変遅延回路を含
むASIC等のタイミング設計を容易にしてその高速化
を図り、その試験診断精度を高めることができる。
を示すブロック図である。
第1の実施例を示す回路図である。
図である。
第2の実施例を示す回路図である。
る。
ある。
ある。
路図である。
単位遅延回路、i,j……入力端子、x,y……出力端
子、c……遅延制御端子、c0〜cn……遅延制御信
号、DCTL……遅延制御回路、dc0〜dcm……遅
延量制御信号。Δ……単位遅延制御量、δ……単位遅延
量。tb1〜tb2……バッファ遅延時間、to……単
位遅延時間。icp,icn……電流制御信号。NA1
〜NA3……ナンド(NAND)ゲート、V1〜VM…
…インバータ、B1〜B4……バッファ、G1〜G3…
…トランスファゲート、C1〜C4,Ca〜Cc……キ
ャパシタ、Q1〜Q3……スイッチMOSFET、CV
1〜CV3……クロックドインバータ、P1〜P8……
PチャンネルMOSFET、N1〜N8……Nチャンネ
ルMOSFET。
Claims (4)
- 【請求項1】 第1の入力信号が入力される第1の入力
端子と、第2の入力信号が入力される第2の入力端子
と、第1の出力信号が出力される第1の出力端子と、第
2の出力信号が出力される第2の出力端子と、遅延制御
信号が入力される遅延制御端子と、対応する上記遅延制
御信号が第1の論理レベルとされるとき実質的な上記第
1の入力信号を上記第1の出力信号として選択的に上記
第1の出力端子に伝達する第1の論理ゲートと、対応す
る上記遅延制御信号が第1の論理レベルとされるとき実
質的な上記第2の入力信号を上記第2の出力信号として
選択的に上記第2の出力端子に伝達する第2の論理ゲー
トと、対応する上記遅延制御信号が第2の論理レベルと
されるとき実質的な上記第1の入力信号を上記第2の出
力信号として選択的に上記第2の出力端子に伝達する第
3の論理ゲートとをそれぞれ含む複数の単位遅延回路の
上記第1の出力端子及び第1の入力端子ならびに上記第
2の出力端子及び第2の入力端子がそれぞれ順次直列結
合されてなる可変遅延回路を具備することを特徴とする
半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記第1の論理ゲートは、その一方の入力端子が上記第
1の入力端子に結合され、その他方の入力端子に対応す
る上記遅延制御信号を受け、かつその出力端子が上記第
1の出力端子に結合される第1のナンドゲートからなる
ものであり、 上記第2の論理ゲートは、その一方の入力端子が上記第
2の入力端子に結合され、その出力端子が上記第2の出
力端子に結合される第2のナンドゲートからなるもので
あり、 上記第3の論理ゲートは、その一方の入力端子が上記第
1の入力端子に結合され、その他方の入力端子に対応す
る上記遅延制御信号の反転信号を受け、かつその出力端
子が上記第2のナンドゲートの他方の入力端子に結合さ
れる第3のナンドゲートからなるものであることを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項3】 請求項1において、 上記第1の論理ゲートは、その入力端子が上記第1の入
力端子に結合され、その出力端子が上記第1の出力端子
に結合され、かつ対応する上記遅延制御信号が第1の論
理レベルとされるとき選択的に伝達状態とされる第1の
クロックドインバータからなるものであり、 上記第2の論理ゲートは、その入力端子が上記第2の入
力端子に結合され、その出力端子が上記第2の出力端子
に結合され、かつ対応する上記遅延制御信号が第1の論
理レベルとされるとき選択的に伝達状態とされる第2の
クロックドインバータからなるものであり、 上記第3の論理ゲートは、その入力端子が上記第1の入
力端子に結合され、その出力端子が上記第2の出力端子
に結合され、かつ対応する上記遅延制御信号が第2の論
理レベルとされるとき選択的に伝達状態とされる第3の
クロックドインバータからなるものであることを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項4】 請求項1,請求項2又は請求項3におい
て、 上記可変遅延回路は、所定の遅延量制御信号をデコード
して対応する上記遅延制御信号を選択的に有効レベルと
する遅延制御回路を含むものであって、 上記半導体装置は、CMOS論理回路を基本素子とする
ASICであることを特徴とする半導体装置。
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|---|---|---|---|
| JP14109797A JP3763432B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 半導体装置 |
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| JP14109797A JP3763432B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 半導体装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JPH10322178A true JPH10322178A (ja) | 1998-12-04 |
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ID=15284130
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- 1997-05-16 JP JP14109797A patent/JP3763432B2/ja not_active Expired - Fee Related
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