JPH1032236A - ピッチ可変ウェハ移載ハンド - Google Patents

ピッチ可変ウェハ移載ハンド

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JPH1032236A
JPH1032236A JP20312996A JP20312996A JPH1032236A JP H1032236 A JPH1032236 A JP H1032236A JP 20312996 A JP20312996 A JP 20312996A JP 20312996 A JP20312996 A JP 20312996A JP H1032236 A JPH1032236 A JP H1032236A
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pitch
finger
lifting
wafer
slide block
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JP20312996A
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Yasushi Taniyama
育志 谷山
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウェハ移載ハンドにおいて、複数枚のウェハの
上下方向のピッチを簡単な構成で確実に変更する。 【解決手段】各昇降フィンガーF1 〜F4 をスライドブ
ロック12の各支持部材S1 〜S3によって支持し、該
スライドブロック12を各昇降フィンガーF1 〜F4
幅方向に水平移動させて、該支持部材S1 〜S3 を各昇
降フィンガーF1 〜F4 の間から一定の時間だけずらし
ながら退避させると同時に、スライドブロック12の傾
斜面部15によって各昇降フィンガーF1 〜F4 を下段
から積層させ、基準フィンガーF0 に当接させることに
より、ウェハWの上下方向のピッチを標準ピッチP1
ら狭ピッチP2 に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として半導体製
造装置におけるピッチ可変ウェハ移載ハンドに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置において、ウェハWを装
置内に搬入するにはキャリアステージ装置が使用されて
いる。このキャリアステージ装置は、図11に示される
ように、キャリア支柱51にキャリア台52を介して複
数台のキャリアスタンド53が円周方向に等間隔をおい
て装着され、多数枚のウェハWを水平状態で収納したウ
ェハキャリア54を前記キャリアスタンド53に載置
し、駆動手段によって前記キャリア支柱51を設定角度
ずつ回動させ、多関節ロボットRの先端のアーム55の
先端部に装着されたウェハ移載ハンド56によってウェ
ハキャリア54内のウェハWを取出し、前記多関節ロボ
ットRの作動によりウェハボート57に移載する構成で
ある。その際スループットの向上のため、一度に複数枚
(通常は5枚)のウェハWを、標準ピッチP1 (6.3
5mm)のウェハキャリア54側から、狭ピッチP
2 (4.76mm或いは5.2mm)のウェハボート5
7側へ移載するという方法が行われている。そのために
は、ウェハ移載ハンド56に、複数枚のウェハWの上下
方向のピッチを変更させる機構を設けることが必要であ
る。
【0003】従来、この種のウェハ移載ハンドとして、
特開平7−37966号公報に記載されるものがある。
この公報にて開示された技術は、「ピッチ変換板(5)
の可変溝(9)の一面(9A)又は他面(9B)に、ウ
エハ保持プレート取付けブロック(4)を駆動源(8)
により押付け、2種類のウエハピッチに対応できること
を特徴とするウエハ可変ピッチウエハ保持器。」であ
る。しかし、この公報に記載される技術では、ピッチ変
換板(5)にウエハ保持プレート取付けブロック(4)
を押付け、それを引張りばね(6)で戻すという構成で
あり、安定性に欠けるという不具合がある。
【0004】また、他の技術として、特開平7−106
403号公報に記載された技術が開示されている。この
技術は、互いに反対方向にねじが切られたボールねじの
それぞれの可動体にアームを取付け、該ボールねじを所
定量回転させることによって前記可動体を互いに反対方
向に、同じ量だけ無段階に移動させるという構成であ
る。しかし、この方法ではボールねじを使用しているた
め装置が複雑化、大型化する。しかも高価である。ま
た、ウェハボート57側のウェハのピッチは限られてお
り、ほとんどの場合2種類のピッチ(4.76mm或い
は5.2mm)に対応できるだけでよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した問題
に鑑み、一度に複数枚のウェハを移載するハンドにおい
て、各フィンガーに載置されている各ウェハの上下方向
のピッチを簡単な構成で変更することができるようにす
ることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明が採用した手段は、標準ピッチのウェハキャリ
ア側から狭ピッチのウェハボート側へウェハを移載する
際に、複数枚のフィンガーに載置されたウェハの上下方
向のピッチを変更して、一度に複数枚のウェハを移載す
るピッチ可変ウェハ移載ハンドであって、基準フィンガ
ーと、該基準フィンガーに対して多段に配置され、片持
状態で支持する支持部が設けられていると共に、個別に
昇降させるための昇降操作部が設けられた複数枚の昇降
フィンガーと、水平移動可能で、その移動方向の一端部
に各昇降フィンガーを標準ピッチに設定するための各支
持部材が多段にして設けられ、同じく他端部に各昇降フ
ィンガーを積層させて狭ピッチに設定するための平坦部
が設けられ、しかも該平坦部と前記支持部材との間に傾
斜面部が設けられたスライドブロックとを備え、前記し
た各昇降フィンガーの昇降操作部に配設されたスライド
ブロックを水平移動させることにより、基準フィンガー
のウェハに対するそれ以外の各ウェハの上下方向のピッ
チを変更可能にしたことである。
【0007】ピッチ可変ウェハ移載ハンドの基準フィン
ガーに対する各昇降フィンガーの上下方向のピッチは、
予め標準ピッチに設定されている。そのため、各フィン
ガーに載置されている複数枚のウェハのピッチは、標準
ピッチに設定されている。このピッチ可変ウェハ移載ハ
ンドを標準ピッチのウェハキァリア側に移動させ、ウェ
ハキャリア側の各ウェハを、前記ピッチ可変ウェハ移載
ハンドの基準フィンガー及び各昇降フィンガーに載置し
て取出す。この状態でスライドブロックを水平移動させ
ると、各支持部材が昇降フィンガーの間から一定時間だ
けずれながら退避する。同時に、傾斜面部が下段の昇降
フィンガーから順に各昇降フィンガーを押上げる。すべ
ての昇降フィンガーが積層された状態で基準フィンガー
に当接すると、基準フィンガーに対する各昇降フィンガ
ーのピッチは狭ピッチに変更される。即ち、ウェハのピ
ッチが狭ピッチに設定される。ピッチ可変ウェハ移載ハ
ンドを狭ピッチのウェハボート側へ移動させ、各ウェハ
を収納する。その後、スライドブロックを反対方向へ水
平移動させて各昇降フィンガーを下降させ、標準ピッチ
に設定する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を詳
細に説明する。本実施例では、5枚のウェハの上下方向
のピッチを標準ピッチP1 (6.35mm)から狭ピッ
チP2 の一つ(4.76mm)に変更するためのウェハ
移載ハンドとして説明する。図1ないし図4に示される
ように、本発明に係るウェハ移載ハンドのフレーム1
は、ベース2と、該ベース2の上面に立設される逆
「コ」の字形状の枠体3と、該枠体3の上面に跨がって
固設される基準ブラケットB0 とから成っている。基準
ブラケットB0 には、長方形でプレート形状の基準フィ
ンガーF0 が固設されている。この基準フィンガーF0
は、前部のウェハ載置部4aと後部の支持部5aとから
成っていて、該ウェハ載置部4aがフレーム1から前方
に突出する形態で、基準ブラケットB0 に固設されてい
る。基準フィンガーF0 の下方には、前記基準フィンガ
ーF0 とほぼ同一形状を成す第1〜第4の昇降フィンガ
ーF1 〜F4 がこの順序で、しかも基準フィンガーF0
にほぼ重なる形状で配設されている。各昇降フィンガー
1 〜F4 は、前方からウェハ載置部4b、支持部5b
及び昇降操作部6の各部分から構成されている。各支持
部5bは、後述する各昇降ブラケットB1 〜B4 に固設
されている。基準フィンガーF0 と各昇降フィンガーF
1 〜F4 のウェハ載置部4a,4b には、円形のウェハW
に対応した円形溝部7が設けられていて、この円形溝部
7にウェハWが片持の状態で載置される。図3に示され
るように、本実施例において、各昇降フィンガーF1
4 の厚みは狭ピッチP2 に等しい。そして、基準フィ
ンガーF0 及び各昇降フィンガーF1 〜F4 に載置され
ている各ウェハWの上下方向のピッチ(基準フィンガー
0 に対する各昇降フィンガーF1 〜F4 のピッチ)
は、予め標準ピッチP1 に設定されている。
【0009】図2ないし図5を参照しながら、第1〜第
4の各昇降フィンガーF1 〜F4 を昇降させるための構
成について説明する。図5に示されるように、各昇降ブ
ラケットB1 〜B4 は正面視においてほぼ横になった
「L」字形状を成していて、それらの水平な段差部8に
前述した各昇降フィンガーF1 〜F4 の支持部5bが取
付けられている。これらの支持部5bは、複数の皿ねじ
9によって取付けられていて、該複数の皿ねじ9の頭が
各昇降フィンガーF1 〜F4 の上面から突出することは
ない。各昇降ブラケットB1 〜B4 において、前記した
段差部8と直角な方向に設けられている直角部11は、
個別にガイドレールG1 〜G4 に取付けられている。こ
れら4基のガイドレールG1 〜G4 は、図4に示される
ように、フレーム1を構成する枠体3の前部の内側部
に、上下方向に沿って2基ずつ並列に取付けられてい
る。そして、図2に示されるように、各昇降フィンガー
1 〜F4 は、互いが干渉しないように多段になって配
設されている。上記したように、第1〜第4の昇降フィ
ンガーF1 〜F4 は、各昇降ブラケットB1 〜B4 を介
して各ガイドレールG1 〜G4 に片持の状態で取付けら
れている。
【0010】図3及び図4に示されるように、フレーム
1を構成するベース2の後部には、基準フィンガーF0
及び各昇降フィンガーF1 〜F4 の幅方向に沿ってガイ
ドレールG0 が取付けられている。このガイドレールG
0 の上面には、スライドブロック12が取付けられてい
る。次に、このスライドブロック12について説明す
る。スライドブロック12は、その平面視において長方
形形状を成している。図6に示されるように、このスラ
イドブロック12の長手方向の一端部には、上段から第
1〜第3の支持部材S1 〜S3 が多段にして設けられて
いる。そして、各支持部材S1 〜S3 の先端部は、該ス
ライドブロック12の長手方向の中央部に向かって延伸
されている。各支持部材S1 〜S3 の厚みは、標準ピッ
チP1 と狭ピッチP2 との差d(d=P1 −P2 )であ
る。各支持部材S1 〜S3 の間には、第2〜第4の昇降
フィンガーF2 〜F4 が入り込む。そのため、各支持部
材S1 〜S3 の上下方向の間隔hは、第2〜第4の昇降
フィンガーF2 〜F4 の厚み(狭ピッチP2 に等しい)
よりも僅かに大きい。また、各支持部材S1 〜S3 の長
さは最上段の支持部材S1 の長さが最も長く、下段にな
るに従って順次短くなっている。各支持部材S1 〜S3
は、重なり合った昇降フィンガーF1 〜F4 の間に進入
し、最下段の昇降フィンガーF4 を除く各昇降フィンガ
ーF1 〜F3 の下面を支持する。各支持部材S1 〜S3
が各昇降フィンガーF1 〜F4 の間に容易に進入できる
ようにそれらの先端部は、上面から下面にかけて斜めに
切断されている。また、進入される各昇降フィンガーF
2 〜F4 においては、それぞれ逃し部13が設けられて
いる。スライドブロック12の長手方向の他端部には平
坦部14が設けられていて、該平坦部14の内側の端部
14aから下方にかけて傾斜面部15が設けられてい
る。前記した平坦部14の内側の端部14aから、最上
段の支持部材S1 の先端部までの水平距離16は、各昇
降フィンガーF1 〜F4 の幅Lよりも僅かに長い。
【0011】図4に示されるように、ベース2には前述
したスライドブロック12のガイドレールG0 に隣接
し、しかも該ガイドレールG0 の長手方向に沿って空圧
シリンダ17が取付けられている。この空圧シリンダ1
7のシリンダ軸17aは、スライドブロック12の一端
部に取付けられた連結ブラケット18に取付けられてい
る。そのため、この空圧シリンダ17を作動させて、そ
のシリンダ軸17aを前進・後退させると、スライドブ
ロック12が各昇降フィンガーF1 〜F4 の幅方向に沿
って水平移動する。
【0012】図7ないし図10を参照しながら、ウェハ
Wの上下方向のピッチが、標準ピッチP1 から狭ピッチ
2 に変更される原理について説明する。ウェハWは、
それぞれ基準フィンガーF0 及び各昇降フィンガーF1
〜F4 のウェハ載置部4a,4b に載置されている。そし
て、最上段の基準フィンガーF0 は基準ブラケットB0
に固設されている。ウェハWの上下方向のピッチを変更
させるためには、各昇降フィンガーF1 〜F4 (或いは
各昇降フィンガーF1 〜F4 が取付けられている昇降ブ
ラケットB1 〜B4 )の上下方向のピッチを変更させれ
ばよい。基準フィンガーF0 に対する第1の昇降フィン
ガーF1 のピッチを変更させるためには、該昇降フィン
ガーF1 を標準ピッチP1 と狭ピッチP2 との差d(即
ち、d=P1 −P2 )だけ上昇させればよい。そして、
基準フィンガーF0 に対する第2の昇降フィンガーF2
のピッチを変更させるためには、該昇降フィンガーF2
を標準ピッチP1 と狭ピッチP2 との差dの2倍だけ上
昇させればよい。同様にして、基準フィンガーF0 に対
する第3の昇降フィンガーF3 のピッチを変更させるた
めには、該昇降フィンガーF3 を標準ピッチP1 と狭ピ
ッチP2 との差dの3倍だけ、また、基準フィンガーF
0 に対する第4の昇降フィンガーF4 のピッチを変更さ
せるためには、該昇降フィンガーF4 を標準ピッチP1
と狭ピッチP2 との差dの4倍だけ上昇させればよい。
【0013】図7に示されるように、第1〜第4の昇降
フィンガーF1 〜F4 は、予め標準ピッチP1 に設定さ
れている。各昇降フィンガーF1 〜F4 の間には、それ
ぞれ第1〜第3の支持部材S1 〜S3 が進入していて、
各昇降フィンガーF1 〜F4の上下方向のピッチが標準
ピッチP1 に設定されている。この状態でスライドブロ
ック12を、各支持部材S1 〜S3 が退避する方向19
に水平移動させると、図8に示されるように、最下段の
支持部材S3 が第3の昇降フィンガーF3 と第4の昇降
フィンガーF4 との間から退避する。それとほぼ同時
に、最下段の昇降フィンガーF4 の下端部21がスライ
ドブロック12の傾斜面部15に当接する。そして、第
3の昇降フィンガーF3 の下面が第4の昇降フィンガー
4 の上面に当接して積層される。この状態で、第4の
昇降フィンガーF4 は、スライドブロック12の傾斜面
部15に沿って上昇するため、同時に第3の昇降フィン
ガーF3 も上昇する。更にスライドブロック12を水平
移動させると、第2の支持部材S2 が、第2の昇降フィ
ンガーF2 と第3の昇降フィンガーF3 との間から退避
して、第2の昇降フィンガーF2 の下面が第3の昇降フ
ィンガーF3 の上面に当接して積層される。この状態
で、第4の昇降フィンガーF4 は、スライドブロック1
2の傾斜面部15に沿って上昇するため、同時に第2、
第3の昇降フィンガーF2,F3 も上昇する。
【0014】更にスライドブロック12を水平移動させ
ると、図9に示されるように、第1の支持部材S1 が、
第1の昇降フィンガーF1 と第2の昇降フィンガーF2
との間から退避して、第1の昇降フィンガーF1 の下面
が第2の昇降フィンガーF2の上面に当接して積層され
る。この状態で、第4の昇降フィンガーF4 は、スライ
ドブロック12の傾斜面部15に沿って上昇するため、
同時に第1〜第3の昇降フィンガーF1 〜F3 も上昇す
る。前述したように、平坦部14の内側の端部14aか
ら最上段の支持部材S1 の先端部までの水平距離16
は、各昇降フィンガーF1 〜F4 の幅Lよりも僅かに長
いため、図9に示される状態では、最下段の第4の昇降
フィンガーF4 の下端部21は、傾斜面部15と当接し
ている。このようにして、第1〜第3の支持部材S1
3 を各昇降フィンガーF1 〜F4の間から一定の時間
をずらして退避させると同時に、傾斜面部15によって
積層された各昇降フィンガーF1 〜F4 を下方から押上
げる。そして、図10に示されるように、第4の昇降フ
ィンガーF4 がスライドブロック12の平坦部14に乗
り上げると、第1の昇降フィンガーF1 の上面が基準フ
ィンガーF0 の下面に当接する。この状態において、基
準フィンガーF0 に対する各昇降フィンガーF1 〜F4
の上下方向のピッチは、狭ピッチP2 に設定される。基
準フィンガーF0 に対する各昇降フィンガーF1 〜F4
の上下方向のピッチを、標準ピッチP1から狭ピッチP
2 に変更したい場合には、スライドブロック12を逆方
向に水平移動させて、各昇降フィンガーF1 〜F4 の間
に各支持部材S1 〜S3 を、一定の時間だけずらしなが
ら進入させてやればよい。
【0015】各昇降フィンガーF1 〜F4 及びスライド
ブロック12は、取外しが可能である。各昇降フィンガ
ーF1 〜F4 の厚み(変更される狭ピッチP2 に等し
い)と各支持部材S1 〜S3 の厚みdとを変更すること
により、1台のピッチ可変ウェハ移載ハンドで、4.7
6mm以外の狭ピッチ(例えば5.2mm)にも対応可
能である。なお、本実施例において、各支持部材S1
3 の厚みdを標準ピッチP1 と狭ピッチP2 との差
(d=P1 −P2 )として説明したが、この厚みdと各
支持部材S1 〜S3 の上下方向の間隔h(図6参照)と
の和が、標準ピッチP1 になればよい(P1 =d+
2 )のであって、各支持部材S1 〜S3 の厚みdは標
準ピッチP1 と狭ピッチP2 との差より薄くても構わな
い。また、本実施例において、スライドブロック12を
水平移動させる手段として空圧シリンダ17を使用した
が、他の手段、例えばラックとピニオンとの組合わせで
も構わない。スライドブロック12の移動方向を、各昇
降フィンガーF1 〜F4 の幅方向にすることによって、
フレーム1を小型化することができる。スライドブロッ
ク12を各昇降フィンガーF1 〜F4 の最後部(昇降操
作部6)に配置することによって、各昇降フィンガーF
1 〜F4 の各支持部5bから各ウェハ載置部4bまでの
長さが短くなり、ウェハWのたわみをより小さくするこ
とができるため、精度よくウェハWの移載ができる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るピッチ可変ウェハ移載ハン
ドは、基準フィンガーの下方に複数枚の昇降フィンガー
が多段に配設されていて、各昇降フィンガーがスライド
ブロックによって昇降される。そのため、スライドブロ
ックを水平移動させるだけで、基準フィンガーに対する
各昇降フィンガーの上下方向のピッチを変更することが
できる。即ち、基準フィンガーのウェハに対する昇降フ
ィンガーの各ウェハのピッチを変更することができる。
各昇降フィンガーを昇降させる機構は簡単であり、安価
に実現できる。また、各フィンガーとスライドブロック
とを交換することにより、別な寸法のピッチにも対応可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るピッチ可変ウェハ移載ハンドの平
面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】図1のX1 −X1 断面図である。
【図4】図2のX2 −X2 断面図である。
【図5】各昇降ブラケットB1 〜B4 及び各ガイドレー
ルG1 〜G4 の取付け状態を示す分解図である。
【図6】スライドブロック12の側面図である。
【図7】ウェハWが載置されている基準フィンガーF0
及び各昇降フィンガーF1 〜F4 のピッチが標準ピッチ
1 に設定されている状態を示す図である。
【図8】標準ピッチP1 から狭ピッチP2 に変更するた
め、最下段の支持部材S3 を退避させた状態の作用説明
図である。
【図9】同じく、各支持部材S1 〜S3 を退避させた状
態の作用説明図である。
【図10】同じく、各支持部材S1 〜S3 が退避して、
積層した各昇降フィンガーF1 〜F4 が平坦部14に乗
り上げた状態の作用説明図である。
【図11】ウェハWを標準ピッチP1 のウェハキャリア
54側から、狭ピッチP2 のウェハボート57側へ移載
する状態を示す図である。
【符号の説明】
0 :基準フィンガー F1 〜F4 :昇降フィンガー P1 :標準ピッチ P2 :狭ピッチ S1 〜S3 :支持部材 W:ウェハ 5b:支持部 6:昇降操作部 12:スライドブロック 14:平坦部 15:傾斜面部 54:ウェハキャリア 57:ウェハボート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準ピッチのウェハキャリア側から狭ピ
    ッチのウェハボート側へウェハを移載する際に、複数枚
    のフィンガーに載置されたウェハの上下方向のピッチを
    変更して、一度に複数枚のウェハを移載するピッチ可変
    ウェハ移載ハンドであって、 基準フィンガーと、 該基準フィンガーに対して多段に配置され、片持状態で
    支持する支持部が設けられていると共に、個別に昇降さ
    せるための昇降操作部が設けられた複数枚の昇降フィン
    ガーと、 水平移動可能で、その移動方向の一端部に各昇降フィン
    ガーを標準ピッチに設定するための各支持部材が多段に
    して設けられ、同じく他端部に各昇降フィンガーを積層
    させて狭ピッチに設定するための平坦部が設けられ、し
    かも該平坦部と前記支持部材との間に傾斜面部が設けら
    れたスライドブロックとを備え、 前記した各昇降フィンガーの昇降操作部に配設されたス
    ライドブロックを水平移動させることにより、基準フィ
    ンガーのウェハに対するそれ以外の各ウェハの上下方向
    のピッチを変更可能にしたことを特徴とするピッチ可変
    ウェハ移載ハンド。
  2. 【請求項2】 前記した各支持部材の長さが、上段のも
    のから下段のものにかけて順次短くなっていることを特
    徴とする請求項1に記載のピッチ可変ウェハ移載ハン
    ド。
  3. 【請求項3】 前記したスライドブロックの移動方向
    は、各昇降フィンガーの幅方向に沿った方向であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のピッチ可変ウェハ
    移載ハンド。
  4. 【請求項4】 各昇降フィンガーの昇降操作部は、該昇
    降フィンガーの支持部から後方に突出させた部分である
    ことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のピ
    ッチ可変ウェハ移載ハンド。
  5. 【請求項5】 前記したスライドブロック及び各昇降フ
    ィンガーが交換可能であることを特徴とする請求項1な
    いし4の何れかに記載のピッチ可変ウェハ移載ハンド。
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JP2020189390A (ja) * 2019-05-24 2020-11-26 日本電産サンキョー株式会社 産業用ロボットの調整方法および測定用器具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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