JPH10322970A - 扁平コアレス振動モータ - Google Patents
扁平コアレス振動モータInfo
- Publication number
- JPH10322970A JPH10322970A JP14579397A JP14579397A JPH10322970A JP H10322970 A JPH10322970 A JP H10322970A JP 14579397 A JP14579397 A JP 14579397A JP 14579397 A JP14579397 A JP 14579397A JP H10322970 A JPH10322970 A JP H10322970A
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- Japan
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- rotor
- density
- vibration motor
- armature coil
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロータ自体で遠心力を発生させながらもロー
タの全面に等分に配した電機子コイルによってマグネッ
トからの磁束を有効に拾えるようにし、動作点残留磁束
密度の低い安価なフエライトマグネットを採用できる構
成にしてコスト的にも有利にする。 【解決手段】 ケース(8)とブラケット(1)からな
るハウジング(H)内に3個または6個の等分に配した
電機子コイルからなる扁平なロータ(3,33)を配
し、このロータにコミュテータ(5)を配すると共にこ
のコミュテータにブラシ(7)を摺接させ、かつ前記ロ
ータに空隙を介してマグネット(6)を臨ませ、前記等
分に配した電機子コイルのうち少なくとも1個の電機子
コイルを他に比べて低密度線材で巻き線してなる。
タの全面に等分に配した電機子コイルによってマグネッ
トからの磁束を有効に拾えるようにし、動作点残留磁束
密度の低い安価なフエライトマグネットを採用できる構
成にしてコスト的にも有利にする。 【解決手段】 ケース(8)とブラケット(1)からな
るハウジング(H)内に3個または6個の等分に配した
電機子コイルからなる扁平なロータ(3,33)を配
し、このロータにコミュテータ(5)を配すると共にこ
のコミュテータにブラシ(7)を摺接させ、かつ前記ロ
ータに空隙を介してマグネット(6)を臨ませ、前記等
分に配した電機子コイルのうち少なくとも1個の電機子
コイルを他に比べて低密度線材で巻き線してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、小型無線通信装置
(ページャ、携帯電話機)の無音報知源やマッサージャ
の振動源として好適な扁平コアレス振動モータに関す
る。
(ページャ、携帯電話機)の無音報知源やマッサージャ
の振動源として好適な扁平コアレス振動モータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より扁平コアレス振動モータとして
特開昭63−290153号公報や実願昭63−111
868号に開示されたものがある。これらは、いずれも
図6に示すように、ケース28とブラケット29からな
るハウジングH内に偏心させたロータRを配し、この偏
心ロータRはロータホルダ30、シャフト31を介して
前記ケース28、ブラケット29にそれぞれ配した含油
軸受32、33で回転自在に支承してなるような構造の
ものである。
特開昭63−290153号公報や実願昭63−111
868号に開示されたものがある。これらは、いずれも
図6に示すように、ケース28とブラケット29からな
るハウジングH内に偏心させたロータRを配し、この偏
心ロータRはロータホルダ30、シャフト31を介して
前記ケース28、ブラケット29にそれぞれ配した含油
軸受32、33で回転自在に支承してなるような構造の
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような複数個の
電機子コイルを片側に偏在させたものは、重心の移動量
が大きく採れるので、市場において好評であるが、反面
マグネットからの磁束を有効に拾えず動作点残留磁束密
度の大きい高価な希土類マグネットを使用せざるを得な
い。
電機子コイルを片側に偏在させたものは、重心の移動量
が大きく採れるので、市場において好評であるが、反面
マグネットからの磁束を有効に拾えず動作点残留磁束密
度の大きい高価な希土類マグネットを使用せざるを得な
い。
【0004】
【発明の目的】この発明の目的は、ロータ自体で遠心力
を発生させながらもロータの全面に等分に配した電機子
コイルによってマグネットからの磁束を有効に拾えるよ
うにし、動作点残留磁束密度の低い安価なフエライトマ
グネットを採用できる構成を提案することにより、コス
ト的に有利な扁平コアレス振動モータを提供しようとす
るものである。
を発生させながらもロータの全面に等分に配した電機子
コイルによってマグネットからの磁束を有効に拾えるよ
うにし、動作点残留磁束密度の低い安価なフエライトマ
グネットを採用できる構成を提案することにより、コス
ト的に有利な扁平コアレス振動モータを提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るには、ロータの全面に等分に電機子コイルを配し、こ
のロータ自体にアンバランス手段を講じれば達成でき
る。
るには、ロータの全面に等分に電機子コイルを配し、こ
のロータ自体にアンバランス手段を講じれば達成でき
る。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明は、請求項1に示すよう
にケースとブラケットからなるハウジング内に等分に配
した少なくとも3個の電機子コイルからなる扁平なロー
タを配し、このロータにコミュテータを配すると共にこ
のコミュテータにブラシを摺接させ、かつ前記ロータに
空隙を介してマグネットを臨ませ、軸を前記ハウジング
より外方に突き出さないようにした扁平コアレスモータ
において、前記ロータが回転時に遠心力を発生するよう
に前記等分に配した電機子コイルのうち少なくとも1個
の電機子コイルを他に比べて低密度線材で巻き線してな
るようにすればよい。このようにすると、ロータは常時
マグネットからの磁束を有効に拾え、アンバランスが得
られる。
にケースとブラケットからなるハウジング内に等分に配
した少なくとも3個の電機子コイルからなる扁平なロー
タを配し、このロータにコミュテータを配すると共にこ
のコミュテータにブラシを摺接させ、かつ前記ロータに
空隙を介してマグネットを臨ませ、軸を前記ハウジング
より外方に突き出さないようにした扁平コアレスモータ
において、前記ロータが回転時に遠心力を発生するよう
に前記等分に配した電機子コイルのうち少なくとも1個
の電機子コイルを他に比べて低密度線材で巻き線してな
るようにすればよい。このようにすると、ロータは常時
マグネットからの磁束を有効に拾え、アンバランスが得
られる。
【0007】また、請求項2に示すように前記等分に配
した電機子コイルは3個で構成され、そのうち1個をア
ルミニューム線にすると共に他の2個を銅線にしたり、
請求項3に示すように前記等分に配した電機子コイルは
6個で構成され、そのうち3個をアルミニューム線にす
ると共に他の3個を銅線にした実施の形態が採れる。こ
のようにすると、銅とアルミの密度差によってアンバラ
ンスが得られる。
した電機子コイルは3個で構成され、そのうち1個をア
ルミニューム線にすると共に他の2個を銅線にしたり、
請求項3に示すように前記等分に配した電機子コイルは
6個で構成され、そのうち3個をアルミニューム線にす
ると共に他の3個を銅線にした実施の形態が採れる。こ
のようにすると、銅とアルミの密度差によってアンバラ
ンスが得られる。
【0008】さらに、請求項4に示すようにさらに大き
な遠心力を発生さし、かつ有効導体長を大にするために
前記銅線にした電機子コイルはロータの外周において軸
方向に折れ曲がって巻き線してなるものにするのがよ
い。
な遠心力を発生さし、かつ有効導体長を大にするために
前記銅線にした電機子コイルはロータの外周において軸
方向に折れ曲がって巻き線してなるものにするのがよ
い。
【0009】さらにまた、請求項5に示すように前記等
分に配した電機子コイルはコミュテータを構成する印刷
配線板に載置され、前記銅線にした電機子コイル側を密
度6以上の高密度樹脂で一体成形してなるものか、請求
項6に示すように前記等分に配した電機子コイルはコミ
ュテータを構成する印刷配線板に載置され、前記銅線に
した電機子コイル側を密度6以上の高密度樹脂で一体成
形すると共に、前記アルミニューム線にした電機子コイ
ル側を密度1.6以下の低密度樹脂で一体成形してなる
がよい。このようにすると、よりいっそうアンバランス
が得られる。
分に配した電機子コイルはコミュテータを構成する印刷
配線板に載置され、前記銅線にした電機子コイル側を密
度6以上の高密度樹脂で一体成形してなるものか、請求
項6に示すように前記等分に配した電機子コイルはコミ
ュテータを構成する印刷配線板に載置され、前記銅線に
した電機子コイル側を密度6以上の高密度樹脂で一体成
形すると共に、前記アルミニューム線にした電機子コイ
ル側を密度1.6以下の低密度樹脂で一体成形してなる
がよい。このようにすると、よりいっそうアンバランス
が得られる。
【0010】そして、請求項5に示すように軸をハウジ
ングの一部に固定し、この軸にロータとして前記アルミ
ニューム線にした電機子コイル側を密度1.6以下の低
密度摺動性樹脂自体で回転自在に支承させるように構成
すれば、組付けが簡単にできる。
ングの一部に固定し、この軸にロータとして前記アルミ
ニューム線にした電機子コイル側を密度1.6以下の低
密度摺動性樹脂自体で回転自在に支承させるように構成
すれば、組付けが簡単にできる。
【0011】
【第1の実施例】この発明の第1の実施例は、図1に示
すようにハウジングHの一部を構成するブラケット1の
中央に、一体に立ち上げた軸ホルダ1aを介して細手の
ステンレス製の軸2を、一端を圧入することによって固
定させており、この軸2に開放端から偏心させたロータ
3を回転自在に装着させている。この偏心させたロータ
3は、具体的には図2に示すように3個の空心電機子コ
イル3a,3bおよび3cを平板コンミテータを構成す
る印刷配線板5の裏側に約120度ピッチで等分に載置
してあり、そのうち1個の空心電機子コイル3cをアル
ミニューム線で、他の2個の空心電機子コイル3a,3
bを通常の銅線で構成している。この2個の空心電機子
コイル3a,3bは、有効導体長を稼ぎ、かつ、重心の
移動量を大にするためにロータ3の外周で軸方向マグネ
ット側に折れ曲がって巻き線されている。このロータ3
はさらに銅線で構成した2個の空心電機子コイル3a,
3b側を比重6以上の高密度樹脂J1で中央に配した軸
受4と共に一体成形してある。前記ブラケット1には、
前記ロータ3に空隙を介して臨むN,S交互に90度開
角で着磁された湿式製法のフエライト製のリング状マグ
ネット6を載置させ、このマグネット6の内側に摺接開
角90゜で一対のブラシ7、7を植設して前記平板コン
ミテータを構成する印刷配線板5の表側に適切な押接力
で摺接させている。
すようにハウジングHの一部を構成するブラケット1の
中央に、一体に立ち上げた軸ホルダ1aを介して細手の
ステンレス製の軸2を、一端を圧入することによって固
定させており、この軸2に開放端から偏心させたロータ
3を回転自在に装着させている。この偏心させたロータ
3は、具体的には図2に示すように3個の空心電機子コ
イル3a,3bおよび3cを平板コンミテータを構成す
る印刷配線板5の裏側に約120度ピッチで等分に載置
してあり、そのうち1個の空心電機子コイル3cをアル
ミニューム線で、他の2個の空心電機子コイル3a,3
bを通常の銅線で構成している。この2個の空心電機子
コイル3a,3bは、有効導体長を稼ぎ、かつ、重心の
移動量を大にするためにロータ3の外周で軸方向マグネ
ット側に折れ曲がって巻き線されている。このロータ3
はさらに銅線で構成した2個の空心電機子コイル3a,
3b側を比重6以上の高密度樹脂J1で中央に配した軸
受4と共に一体成形してある。前記ブラケット1には、
前記ロータ3に空隙を介して臨むN,S交互に90度開
角で着磁された湿式製法のフエライト製のリング状マグ
ネット6を載置させ、このマグネット6の内側に摺接開
角90゜で一対のブラシ7、7を植設して前記平板コン
ミテータを構成する印刷配線板5の表側に適切な押接力
で摺接させている。
【0012】一方ハウジングの他部を構成するケース8
は、中央に前記細手のステンレス製の軸2の他端が装着
されるテーパ状の透孔8aが配され、この透孔8aの周
囲は押しつぶされて薄肉になっており、ここにポリエス
テルフイルムPがのりNを介して貼り付けられている。
このポリエステルフイルムPには、前記偏心させたロー
タ3を土手部3dを介して前記一対のブラシ7,7の押
接力によって摺接させているが、この土手部3dには、
さらに、軸と同心状の溝Vが設けられており、この溝V
には潤滑剤としてグリースGが埋め込まれている。この
ため、前記のようにロータ3は常時ケース8側に付勢さ
れ、ポリエステルフイルムPで回転自在に押さえられる
ので、ケース8側に移動して当たるおそれがなく、空隙
を常に一定にして回転位置がばらつくこともなく安定し
て回転支承させることができ、潤滑剤としてグリースG
は溝Vよって長期にわたってる保持されることになる。
この場合、溝は動圧発生用V字型にしてもよい。このよ
うに構成すると、予め準備完成しておいたロータ3をこ
れも予め準備完成しておいた前記ブラケット1に軸2の
開放端からはめ込み、ケース8を被せてその開口縁8b
でブラケット1の外周をかしめればよいので組み付けが
簡単にできる。
は、中央に前記細手のステンレス製の軸2の他端が装着
されるテーパ状の透孔8aが配され、この透孔8aの周
囲は押しつぶされて薄肉になっており、ここにポリエス
テルフイルムPがのりNを介して貼り付けられている。
このポリエステルフイルムPには、前記偏心させたロー
タ3を土手部3dを介して前記一対のブラシ7,7の押
接力によって摺接させているが、この土手部3dには、
さらに、軸と同心状の溝Vが設けられており、この溝V
には潤滑剤としてグリースGが埋め込まれている。この
ため、前記のようにロータ3は常時ケース8側に付勢さ
れ、ポリエステルフイルムPで回転自在に押さえられる
ので、ケース8側に移動して当たるおそれがなく、空隙
を常に一定にして回転位置がばらつくこともなく安定し
て回転支承させることができ、潤滑剤としてグリースG
は溝Vよって長期にわたってる保持されることになる。
この場合、溝は動圧発生用V字型にしてもよい。このよ
うに構成すると、予め準備完成しておいたロータ3をこ
れも予め準備完成しておいた前記ブラケット1に軸2の
開放端からはめ込み、ケース8を被せてその開口縁8b
でブラケット1の外周をかしめればよいので組み付けが
簡単にできる。
【0013】なお本実施例の変形例としてコイン電池
型、すなわちケースとブラケットを給電電極とするため
に図3に示すように、ケース88の前記軸2の他端を受
ける凹所88aをケース88から絶縁するために摺動性
の良い樹脂88bで形成するとともにブラケット11の
外周にポリエチレンテレフタレート樹脂などの絶縁手段
11aをアウトサート成形し、組み付け時に前記ケース
88と絶縁させるようにしてもよい。この場合には、摺
動性の良い樹脂88b側に軸と同心状の溝Vが設けられ
ている。もちろん、この場合も溝は動圧発生用V字型に
してもよい。なお本例においてはケースとブラケットを
給電電極とするために、前記ブラシの一方77はブラケ
ット11に直接半田付すると共に、他方のブラシ78
は、フレキシブル板Fを介してマグネット6の下を通
り、ケース88の内側に接続させている。
型、すなわちケースとブラケットを給電電極とするため
に図3に示すように、ケース88の前記軸2の他端を受
ける凹所88aをケース88から絶縁するために摺動性
の良い樹脂88bで形成するとともにブラケット11の
外周にポリエチレンテレフタレート樹脂などの絶縁手段
11aをアウトサート成形し、組み付け時に前記ケース
88と絶縁させるようにしてもよい。この場合には、摺
動性の良い樹脂88b側に軸と同心状の溝Vが設けられ
ている。もちろん、この場合も溝は動圧発生用V字型に
してもよい。なお本例においてはケースとブラケットを
給電電極とするために、前記ブラシの一方77はブラケ
ット11に直接半田付すると共に、他方のブラシ78
は、フレキシブル板Fを介してマグネット6の下を通
り、ケース88の内側に接続させている。
【0014】また、前記軸2の他端を受ける凹所を絶縁
と摺動性を機能させるように形成するには、図4の概略
要部断面で示すように軸2を受けるためにケース8に配
した透孔Tを前記軸2より少し大に形成し、周囲に配し
たのり付きのポリエステルフイルムP1を介してこの透
孔Tに前記軸2の他端が半分位入り込むように構成して
もよい。この場合のり付きのポリエステルフイルムP1
の厚みによってモータ自体の厚みや空隙が犠牲にならな
いようにケース8の前記透孔Tの周囲を潰してここに前
記ののり付きのポリエステルフイルムP1を貼り付ける
のがよい。このようにすると、薄型を犠牲にすることな
く、絶縁と摺動性を維持した構成がとれることになる。
したがって、前記のコイン電池型にも採用できるのはい
うまでもない。なお、このようなモータの動作原理は、
たとえば特開昭51−36507号などで公知であるの
で、ここではその説明を省略する。
と摺動性を機能させるように形成するには、図4の概略
要部断面で示すように軸2を受けるためにケース8に配
した透孔Tを前記軸2より少し大に形成し、周囲に配し
たのり付きのポリエステルフイルムP1を介してこの透
孔Tに前記軸2の他端が半分位入り込むように構成して
もよい。この場合のり付きのポリエステルフイルムP1
の厚みによってモータ自体の厚みや空隙が犠牲にならな
いようにケース8の前記透孔Tの周囲を潰してここに前
記ののり付きのポリエステルフイルムP1を貼り付ける
のがよい。このようにすると、薄型を犠牲にすることな
く、絶縁と摺動性を維持した構成がとれることになる。
したがって、前記のコイン電池型にも採用できるのはい
うまでもない。なお、このようなモータの動作原理は、
たとえば特開昭51−36507号などで公知であるの
で、ここではその説明を省略する。
【0015】
【第2の実施例】次に、図5に示すようにこの発明の第
二の実施例としてロータ33を6個の空心電機子コイル
からなるもので構成したものを説明する。すなわち、6
0度のピッチで等分に配置した6個の空心電機子コイル
のうち、片側の3個33a、33bおよび33cを通常
の銅線で構成し、他の3個33d、33eおよび33f
をアルミニューム線で構成したものである。そして、前
記の3個の空心電機子コイル33a、33bおよび33
cは、有効導体長を稼ぎ、かつ重心の移動量を大にする
ためにロータ33の外周で軸方向に折れ曲がって巻き線
されているのは上記の第一の実施例と同様である。この
ロータ33はさらに銅線で構成した3個の空心電機子コ
イル側を比重6以上の高密度樹脂で一体成形すると共
に、アルミニューム線で構成した他の3個の空心電機子
コイル側を比重1.5以下の軸受44をかねた、たとえ
ばチタン酸カリウムウイスカ入り低密度摺動性樹脂J2
で一体成形してある。この場合、変形例として平板コン
ミテータを構成する印刷配線板55にアルミニューム線
で構成した他の3個の空心電機子コイル33d、33e
および33fを接着などにより固定することによって低
密度摺動性樹脂で一体成形するのを省略することもでき
るので、より重心の移動量を大にすることも可能とな
る。なお、このような60度のピッチで等分に配置した
6個の空心電機子コイルからなるものの動作原理につい
ては、本出願人が先に提案した特願平2−221663
号に詳記してあるので、ここではその説明を省略する。
また、上記実施例はコスト的に有利な軸固定型で説明し
たが、軸回転型にも利用できるのはもちろんである。
二の実施例としてロータ33を6個の空心電機子コイル
からなるもので構成したものを説明する。すなわち、6
0度のピッチで等分に配置した6個の空心電機子コイル
のうち、片側の3個33a、33bおよび33cを通常
の銅線で構成し、他の3個33d、33eおよび33f
をアルミニューム線で構成したものである。そして、前
記の3個の空心電機子コイル33a、33bおよび33
cは、有効導体長を稼ぎ、かつ重心の移動量を大にする
ためにロータ33の外周で軸方向に折れ曲がって巻き線
されているのは上記の第一の実施例と同様である。この
ロータ33はさらに銅線で構成した3個の空心電機子コ
イル側を比重6以上の高密度樹脂で一体成形すると共
に、アルミニューム線で構成した他の3個の空心電機子
コイル側を比重1.5以下の軸受44をかねた、たとえ
ばチタン酸カリウムウイスカ入り低密度摺動性樹脂J2
で一体成形してある。この場合、変形例として平板コン
ミテータを構成する印刷配線板55にアルミニューム線
で構成した他の3個の空心電機子コイル33d、33e
および33fを接着などにより固定することによって低
密度摺動性樹脂で一体成形するのを省略することもでき
るので、より重心の移動量を大にすることも可能とな
る。なお、このような60度のピッチで等分に配置した
6個の空心電機子コイルからなるものの動作原理につい
ては、本出願人が先に提案した特願平2−221663
号に詳記してあるので、ここではその説明を省略する。
また、上記実施例はコスト的に有利な軸固定型で説明し
たが、軸回転型にも利用できるのはもちろんである。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明では、ロータ自
体で遠心力を発生させながらもロータの全面に等分に配
した電機子コイルによってマグネットからの磁束を有効
に拾えるようにし、動作点残留磁束密度の低い安価なフ
エライトマグネットを採用できることになるので、コス
ト的に有利な扁平コアレス振動モータを提供できる。
体で遠心力を発生させながらもロータの全面に等分に配
した電機子コイルによってマグネットからの磁束を有効
に拾えるようにし、動作点残留磁束密度の低い安価なフ
エライトマグネットを採用できることになるので、コス
ト的に有利な扁平コアレス振動モータを提供できる。
【図1】本発明の扁平コアレス振動モータの第1の実施
例の要部断面図である。
例の要部断面図である。
【図2】同実施例における偏心ロータの要部平面図であ
る。
る。
【図3】同実施例の変形例の要部断面図である。
【図4】同実施例の変形例の要部断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例の偏心ロータの要部平面
図である。
図である。
【図6】従来の扁平コアレス振動モータの要部断面図で
ある。
ある。
1、11‥‥ブラケット 2‥‥軸 3、33‥‥偏心ロータ 4、44‥‥軸受 5‥‥コミュテータ 6‥‥マグネット 7、77,78‥‥ブラシ 8、88‥‥ケース 11a‥‥絶縁手段 12‥‥皿形ケース P‥‥ポリエステルフイルム P1‥‥のり付きのポリエステルフイルム V‥‥溝 J1、J2‥‥ロータを構成する樹脂
Claims (7)
- 【請求項1】 ケースとブラケットからなるハウジング
内に等分に配した少なくとも3個の電機子コイルからな
る扁平なロータを配し、このロータにコミュテータを配
すると共にこのコミュテータにブラシを摺接させ、かつ
前記ロータに空隙を介してマグネットを臨ませ、軸を前
記ハウジングより外方に突き出さないようにした扁平コ
アレスモータにおいて、前記ロータが回転時に遠心力を
発生するように前記等分に配した電機子コイルのうち少
なくとも1個の電機子コイルを他に比べて低密度線材で
巻き線してなる扁平コアレス振動モータ。 - 【請求項2】 前記等分に配した電機子コイルは3個で
構成され、そのうち1個をアルミニューム線にすると共
に他の2個を銅線にした請求項1記載の扁平コアレス振
動モータ。 - 【請求項3】 前記等分に配した電機子コイルは6個で
構成され、そのうち3個をアルミニューム線にすると共
に他の3個を銅線にした請求項1記載の扁平コアレス振
動モータ。 - 【請求項4】 さらに大きな遠心力を発生させ、かつ有
効導体長を大にするために前記銅線にした電機子コイル
はロータの外周において軸方向マグネット側に折れ曲が
って巻き線してなる請求項1ないし3のいずれか1つに
記載の扁平コアレス振動モータ。 - 【請求項5】 前記等分に配した電機子コイルはコミュ
テータを構成する印刷配線板に載置され、前記銅線にし
た電機子コイル側を密度6以上の高密度樹脂で一体成形
してなる請求項1ないし4のいずれか1つに記載の扁平
コアレス振動モータ。 - 【請求項6】 前記等分に配した電機子コイルはコミュ
テータを構成する印刷配線板に載置され、前記銅線にし
た電機子コイル側を密度6以上の高密度樹脂で一体成形
すると共に、前記アルミニューム線にした電機子コイル
側を密度1.6以下の低密度樹脂で一体成形してなる請
求項1ないし5のいずれか1つに記載の扁平コアレス振
動モータ。 - 【請求項7】 軸をハウジングの一部に固定し、この軸
にロータとして前記アルミニューム線にした電機子コイ
ル側を密度1.6以下のチタン酸カリウムウイスカ入り
の低密度摺動性樹脂自体で回転自在に支承させた請求項
1ないし6のいずれか1つに記載の扁平コアレス振動モ
ータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14579397A JP3572474B2 (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 扁平コアレス振動モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14579397A JP3572474B2 (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 扁平コアレス振動モータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10322970A true JPH10322970A (ja) | 1998-12-04 |
| JP3572474B2 JP3572474B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=15393296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14579397A Expired - Fee Related JP3572474B2 (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 扁平コアレス振動モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3572474B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004008614A1 (en) * | 2002-07-16 | 2004-01-22 | Lg Innotek Co., Ltd | Vibration motor and mounting structure of the vibration motor and mounting method of the vibration motor |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP14579397A patent/JP3572474B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004008614A1 (en) * | 2002-07-16 | 2004-01-22 | Lg Innotek Co., Ltd | Vibration motor and mounting structure of the vibration motor and mounting method of the vibration motor |
| US7453178B2 (en) | 2002-07-16 | 2008-11-18 | Lg Innotek Co., Ltd. | Vibration motor and mounting structure of the vibration motor and mounting method of the vibration motor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3572474B2 (ja) | 2004-10-06 |
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