JPH1032461A - 圧電部品 - Google Patents
圧電部品Info
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- JPH1032461A JPH1032461A JP18627896A JP18627896A JPH1032461A JP H1032461 A JPH1032461 A JP H1032461A JP 18627896 A JP18627896 A JP 18627896A JP 18627896 A JP18627896 A JP 18627896A JP H1032461 A JPH1032461 A JP H1032461A
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- piezoelectric resonator
- cable
- terminal electrode
- electrode plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】組立てが容易で、かつ優れた電気的接続性を有
する圧電部品を提供する。 【解決手段】導体膜29a,29b,29c,29dの
一部分を除く部分に絶縁被覆29eが形成されたケーブ
ル29を、4枚の圧電共振子21,22,23,24、
および4枚の端子電極板25,26,27,28に挿通
し、それら必要な接続部分を導電性樹脂30で接合し、
ケーブル29の両端に取り付けられた平ネジ31,32
を箱型のケース33の溝33a,33bに嵌め込んだ。
する圧電部品を提供する。 【解決手段】導体膜29a,29b,29c,29dの
一部分を除く部分に絶縁被覆29eが形成されたケーブ
ル29を、4枚の圧電共振子21,22,23,24、
および4枚の端子電極板25,26,27,28に挿通
し、それら必要な接続部分を導電性樹脂30で接合し、
ケーブル29の両端に取り付けられた平ネジ31,32
を箱型のケース33の溝33a,33bに嵌め込んだ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電共振子が組み
込まれた圧電部品に関する。
込まれた圧電部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、セラミックス等からなる圧電
共振子が組み込まれ、発振回路やフィルタ回路等として
用いられる圧電部品が知られている。図6は、従来の圧
電部品の断面図、図7は、図6に示す圧電部品を構成す
る圧電共振子とその圧電共振子を挟持した端子電極板を
示す斜視図(a)、およびその断面図(b)である。
共振子が組み込まれ、発振回路やフィルタ回路等として
用いられる圧電部品が知られている。図6は、従来の圧
電部品の断面図、図7は、図6に示す圧電部品を構成す
る圧電共振子とその圧電共振子を挟持した端子電極板を
示す斜視図(a)、およびその断面図(b)である。
【0003】先ず、図7に示す圧電共振子と端子電極板
について説明する。図7に示す圧電共振子60には、そ
の圧電共振子60の両面に電極膜60aが形成されてい
る。一方、端子電極板61は、圧電共振子60を支持す
るための支持面61aを有し、この支持面61aの中心
部分に突起61bが形成されている。圧電共振子60
は、2枚の端子電極板61で挟持されており、圧電共振
子60に形成された電極膜60aと端子電極板61に形
成された突起61bとが電気的に接触している。ここ
で、2枚の端子電極板61それぞれに電圧が印加される
と、圧電共振子60がその圧電共振子60固有の周波数
で共振する。
について説明する。図7に示す圧電共振子60には、そ
の圧電共振子60の両面に電極膜60aが形成されてい
る。一方、端子電極板61は、圧電共振子60を支持す
るための支持面61aを有し、この支持面61aの中心
部分に突起61bが形成されている。圧電共振子60
は、2枚の端子電極板61で挟持されており、圧電共振
子60に形成された電極膜60aと端子電極板61に形
成された突起61bとが電気的に接触している。ここ
で、2枚の端子電極板61それぞれに電圧が印加される
と、圧電共振子60がその圧電共振子60固有の周波数
で共振する。
【0004】次に、図6に示す圧電部品について説明す
る。図6に示す圧電部品は、複数枚の圧電共振子60
と、複数枚の端子電極板61と、図6に示す左から2番
目の圧電共振子60と3番目の圧電共振子60とに挟ま
れた位置に配置された絶縁部材64と、その2番目の圧
電共振子60と絶縁部材64とを跨いで配設されたコ字
状の電極板65と、バネ部材62とからなる配列部品6
6が、保護ケース63に収納された構造を有している。
配列部品66を構成する、これら圧電共振子60、端子
電極板61、絶縁板64、およびコ字状の電極65は、
その配列部品66の左端部に配列されたバネ部材62の
弾性力により押圧され、これにより圧電共振子60と端
子電極板61との電気的接触が保たれている。また保護
ケース63には、図示しない蓋が配設され、これにより
配列部品66の、端子電極板61の一部が保護ケース6
3から突出した状態に、保護ケース63に密封されてい
る。
る。図6に示す圧電部品は、複数枚の圧電共振子60
と、複数枚の端子電極板61と、図6に示す左から2番
目の圧電共振子60と3番目の圧電共振子60とに挟ま
れた位置に配置された絶縁部材64と、その2番目の圧
電共振子60と絶縁部材64とを跨いで配設されたコ字
状の電極板65と、バネ部材62とからなる配列部品6
6が、保護ケース63に収納された構造を有している。
配列部品66を構成する、これら圧電共振子60、端子
電極板61、絶縁板64、およびコ字状の電極65は、
その配列部品66の左端部に配列されたバネ部材62の
弾性力により押圧され、これにより圧電共振子60と端
子電極板61との電気的接触が保たれている。また保護
ケース63には、図示しない蓋が配設され、これにより
配列部品66の、端子電極板61の一部が保護ケース6
3から突出した状態に、保護ケース63に密封されてい
る。
【0005】このように構成された圧電部品の端子電極
板61に電圧が印加されると、各圧電共振子60それぞ
れが固有の周波数で共振し、フィルタ等としての機能を
発揮する。しかし、図6に示す圧電部品の場合、組立て
にあたり、配列部品66の配列状態を保持し、その配列
部品66を、一面が開口された保護ケース63に収納し
なければならず、このため熟練を要する手作業や、配列
部品66を保護ケース63に収納した後、部品どうしの
ずれを調整したり、圧電共振子60と端子電極板61と
の電気的接触等を確認する必要がある。従って、圧電部
品の組立てにあたり、高度な熟練技術や多くの工程が必
要になり生産効率が悪いという問題がある。
板61に電圧が印加されると、各圧電共振子60それぞ
れが固有の周波数で共振し、フィルタ等としての機能を
発揮する。しかし、図6に示す圧電部品の場合、組立て
にあたり、配列部品66の配列状態を保持し、その配列
部品66を、一面が開口された保護ケース63に収納し
なければならず、このため熟練を要する手作業や、配列
部品66を保護ケース63に収納した後、部品どうしの
ずれを調整したり、圧電共振子60と端子電極板61と
の電気的接触等を確認する必要がある。従って、圧電部
品の組立てにあたり、高度な熟練技術や多くの工程が必
要になり生産効率が悪いという問題がある。
【0006】この問題を解決するために、特開平7−2
21583号公報に1つの提案が示されている。図8
は、特開平7−221583号公報に提案された、複数
の部品から構成される圧電部品を、一部を分解して示す
斜視図である。図8に示す圧電部品では、組立てにあた
り、バキューム吸引力を利用した治具87a,87b
で、保護ケース89を構成する平板89aと配列部品6
6とを押さえ、接合用部材80で、保護ケース89を構
成する部材89c,89dを平板89aとともに加熱し
て保護ケース89を組み立てることにより、配列部品6
6を保護ケース89に収納している。
21583号公報に1つの提案が示されている。図8
は、特開平7−221583号公報に提案された、複数
の部品から構成される圧電部品を、一部を分解して示す
斜視図である。図8に示す圧電部品では、組立てにあた
り、バキューム吸引力を利用した治具87a,87b
で、保護ケース89を構成する平板89aと配列部品6
6とを押さえ、接合用部材80で、保護ケース89を構
成する部材89c,89dを平板89aとともに加熱し
て保護ケース89を組み立てることにより、配列部品6
6を保護ケース89に収納している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した、圧電部品を
構成する端子電極板を得るためには、例えば厚み0.1
mm程度のばね性を有するリン青銅の表面に銀めっきを
施した材料を使用し、プレス加工により端子電極板を打
ち抜き、かつその端子電極板の中心部分に、圧電共振子
と電気的接触を行なうための突起を形成する。このよう
な厚み0.1mm程度の薄い板をプレス加工で打ち抜
き、かつ突起を形成するには、端子電極板全体の平坦性
を保証するために高精度の金型が必要である。また突起
を形成する際の加工で端子電極板に反りが生じると、圧
電共振子の周辺部と端子電極板が接触する場合があり、
その場合共振特性が劣化する等の問題が発生する。
構成する端子電極板を得るためには、例えば厚み0.1
mm程度のばね性を有するリン青銅の表面に銀めっきを
施した材料を使用し、プレス加工により端子電極板を打
ち抜き、かつその端子電極板の中心部分に、圧電共振子
と電気的接触を行なうための突起を形成する。このよう
な厚み0.1mm程度の薄い板をプレス加工で打ち抜
き、かつ突起を形成するには、端子電極板全体の平坦性
を保証するために高精度の金型が必要である。また突起
を形成する際の加工で端子電極板に反りが生じると、圧
電共振子の周辺部と端子電極板が接触する場合があり、
その場合共振特性が劣化する等の問題が発生する。
【0008】また面広がりモードの圧電共振子を使用し
た場合は、その圧電共振子の振動の節である中央部を端
子電極板の突起に一致させるための位置合せが必要であ
り、さらにその状態を保ったまま箱状のケースに挿入し
なければならず、組立てにあたり、一層高度な熟練技術
や、特開平7−221583号公報に示す複雑な組立て
方法を採用する必要がある。また組立て後、圧電共振子
に加わる圧力が弱すぎると電気的な接触が不十分にな
り、逆に強すぎると圧電共振子の等価回路における抵抗
分が増大するという問題があるため、圧電共振子と端子
電極板の接触圧を適切に調整するために、端子電極板の
突起高さの厳密な管理や、箱型のケースに挿入する際に
圧電共振子とケースの間隔を適当に調整するためのスペ
ーサを使用するなどの対策が必要である。
た場合は、その圧電共振子の振動の節である中央部を端
子電極板の突起に一致させるための位置合せが必要であ
り、さらにその状態を保ったまま箱状のケースに挿入し
なければならず、組立てにあたり、一層高度な熟練技術
や、特開平7−221583号公報に示す複雑な組立て
方法を採用する必要がある。また組立て後、圧電共振子
に加わる圧力が弱すぎると電気的な接触が不十分にな
り、逆に強すぎると圧電共振子の等価回路における抵抗
分が増大するという問題があるため、圧電共振子と端子
電極板の接触圧を適切に調整するために、端子電極板の
突起高さの厳密な管理や、箱型のケースに挿入する際に
圧電共振子とケースの間隔を適当に調整するためのスペ
ーサを使用するなどの対策が必要である。
【0009】これらの要因に加えて、一列に並べた圧電
共振子のうち所望の圧電共振子と、その圧電共振子に隣
接する圧電共振子を飛び越えて次の圧電共振子と電気的
に接続するためのコ字状の電極板を使用するなど、組み
立てが複雑になっている。本発明は、上記事情に鑑み、
組立てが容易で、かつ優れた電気的接続性を有する圧電
部品を提供することを目的とする。
共振子のうち所望の圧電共振子と、その圧電共振子に隣
接する圧電共振子を飛び越えて次の圧電共振子と電気的
に接続するためのコ字状の電極板を使用するなど、組み
立てが複雑になっている。本発明は、上記事情に鑑み、
組立てが容易で、かつ優れた電気的接続性を有する圧電
部品を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の圧電部品は、板状の圧電共振子が箱体に収容される
とともにその箱体からその圧電共振子に電力を供給する
外部電極が突出してなる圧電部品において、上記圧電共
振子が、両面をつなぐ通孔を有するとともに両面に各電
極膜を有するものであって、上記通孔内に上記電極膜お
よび上記外部電極に導電性樹脂で接合されて電極膜と外
部電極とを電気的に接続する配線を有するケーブルが挿
通されてなることを特徴とする。
明の圧電部品は、板状の圧電共振子が箱体に収容される
とともにその箱体からその圧電共振子に電力を供給する
外部電極が突出してなる圧電部品において、上記圧電共
振子が、両面をつなぐ通孔を有するとともに両面に各電
極膜を有するものであって、上記通孔内に上記電極膜お
よび上記外部電極に導電性樹脂で接合されて電極膜と外
部電極とを電気的に接続する配線を有するケーブルが挿
通されてなることを特徴とする。
【0011】本発明では、圧電共振子の通孔にケーブル
を挿通するものであるため、そのケーブルの両端を、例
えばケースの溝に入れることで、圧電共振子の周辺部を
ケース等に接触することなく保持することができる。従
って、優れた共振特性が得られる。また、圧電共振子に
形成された電極膜と、圧電共振子に電力を供給する外部
電極とを、ケーブルの配線を経由して導電性樹脂で接合
したものであるため、これら電極膜と外部電極との接続
が、従来の圧電部品における電極膜と外部電極との機械
的接触と比較し確実に行われる。また機械的接触で要求
された一定の押し付け圧力で電極膜と外部電極とを保持
するためのスペーサが不要になる。
を挿通するものであるため、そのケーブルの両端を、例
えばケースの溝に入れることで、圧電共振子の周辺部を
ケース等に接触することなく保持することができる。従
って、優れた共振特性が得られる。また、圧電共振子に
形成された電極膜と、圧電共振子に電力を供給する外部
電極とを、ケーブルの配線を経由して導電性樹脂で接合
したものであるため、これら電極膜と外部電極との接続
が、従来の圧電部品における電極膜と外部電極との機械
的接触と比較し確実に行われる。また機械的接触で要求
された一定の押し付け圧力で電極膜と外部電極とを保持
するためのスペーサが不要になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。先ず、図1を参照して本実施形態の概念につ
いて説明する。図1は、ケーブルと、通孔を有する圧電
共振子を示す図である。図1に示すケーブル15には、
2つの独立した配線としての導体膜11,12を有する
丸棒13に絶縁被覆14が施されている。このケーブル
15を、圧電共振子16の中央部に形成された通孔16
aに挿通し、そのケーブル15の導体膜11の一部分で
ある上部導体膜11aと圧電共振子16表面の電極膜1
6b、およびケーブル15の導体膜12の一部分である
下部導体膜12aと圧電共振子16裏面の電極膜16c
を導電性樹脂で接合することで、ケーブル15と圧電共
振子16を電気的および機械的に接続することができ
る。図示しない外部電極を有する端子電極板についても
同様にして電気的および機械的に接続することができ
る。さらに、このケーブル15の両端を保持しケースに
入れることで圧電共振子16の周辺部がケースや端子電
極板に接触することなく保持できるため、優れた共振特
性が得られる。
説明する。先ず、図1を参照して本実施形態の概念につ
いて説明する。図1は、ケーブルと、通孔を有する圧電
共振子を示す図である。図1に示すケーブル15には、
2つの独立した配線としての導体膜11,12を有する
丸棒13に絶縁被覆14が施されている。このケーブル
15を、圧電共振子16の中央部に形成された通孔16
aに挿通し、そのケーブル15の導体膜11の一部分で
ある上部導体膜11aと圧電共振子16表面の電極膜1
6b、およびケーブル15の導体膜12の一部分である
下部導体膜12aと圧電共振子16裏面の電極膜16c
を導電性樹脂で接合することで、ケーブル15と圧電共
振子16を電気的および機械的に接続することができ
る。図示しない外部電極を有する端子電極板についても
同様にして電気的および機械的に接続することができ
る。さらに、このケーブル15の両端を保持しケースに
入れることで圧電共振子16の周辺部がケースや端子電
極板に接触することなく保持できるため、優れた共振特
性が得られる。
【0013】圧電共振子が複数使用され、これらの圧電
共振子を、後述する図5に示すように電気的に梯子状に
電気的に接続する場合においても、ケーブルにその断面
方向に複数の独立な配線を有することにより、圧電共振
子どうしを梯子状に容易に接続することができる。ま
た、電気的接続は導電性樹脂によって確実に行われるた
め、従来の機械的接触の場合に要求された、一定の押し
付け圧力で保持する必要もなくなる。
共振子を、後述する図5に示すように電気的に梯子状に
電気的に接続する場合においても、ケーブルにその断面
方向に複数の独立な配線を有することにより、圧電共振
子どうしを梯子状に容易に接続することができる。ま
た、電気的接続は導電性樹脂によって確実に行われるた
め、従来の機械的接触の場合に要求された、一定の押し
付け圧力で保持する必要もなくなる。
【0014】図2は、本発明の一実施形態の圧電部品の
断面図、図3は、図2に示す圧電部品の上面図である。
また図4は、図2に示す圧電部品を構成する、絶縁被覆
前のケーブルを示す図(a)、および絶縁被覆後のケー
ブルを示す図(b)である。図2に示す圧電部品20を
構成するケーブル29には、図4(a)に示すように4
つの導体膜29a,29b,29c,29dが形成され
ており、さらにそれら導体膜29a,29b,29c,
29dの、4枚の圧電共振子21,22,23,24お
よび4枚の端子電極板25,26,27,28と接続さ
れる部分を除く部分に、図4(b)に示す絶縁被覆29
eが形成されている。また図2に示す4枚の圧電共振子
21,22,23,24それぞれは、前述した図1に示
すような通孔と電極膜を有し、4枚の端子電極板25,
26,27,28は、圧電共振子21,22,23,2
4に電力を供給する、図3に示す取出し電極(外部電
極)25a,26a,27a,28aを有する。ケーブ
ル29には、4枚の圧電共振子21,22,23,2
4、および4枚の端子電極板25,26,27,28が
挿通されている。図2に示す、ケーブル29に形成され
た導体膜29a,29b,29c,29dは、導電性樹
脂30で圧電共振子21,22,23,24や端子電極
板25,26,27,28と接合されている。またケー
ブル29の両端にはT字型ヘッドを有する平ネジ31,
32が取り付けられており、これらの平ネジ31,32
が、箱型のケース33の溝33a,33bに嵌め込まれ
ている。
断面図、図3は、図2に示す圧電部品の上面図である。
また図4は、図2に示す圧電部品を構成する、絶縁被覆
前のケーブルを示す図(a)、および絶縁被覆後のケー
ブルを示す図(b)である。図2に示す圧電部品20を
構成するケーブル29には、図4(a)に示すように4
つの導体膜29a,29b,29c,29dが形成され
ており、さらにそれら導体膜29a,29b,29c,
29dの、4枚の圧電共振子21,22,23,24お
よび4枚の端子電極板25,26,27,28と接続さ
れる部分を除く部分に、図4(b)に示す絶縁被覆29
eが形成されている。また図2に示す4枚の圧電共振子
21,22,23,24それぞれは、前述した図1に示
すような通孔と電極膜を有し、4枚の端子電極板25,
26,27,28は、圧電共振子21,22,23,2
4に電力を供給する、図3に示す取出し電極(外部電
極)25a,26a,27a,28aを有する。ケーブ
ル29には、4枚の圧電共振子21,22,23,2
4、および4枚の端子電極板25,26,27,28が
挿通されている。図2に示す、ケーブル29に形成され
た導体膜29a,29b,29c,29dは、導電性樹
脂30で圧電共振子21,22,23,24や端子電極
板25,26,27,28と接合されている。またケー
ブル29の両端にはT字型ヘッドを有する平ネジ31,
32が取り付けられており、これらの平ネジ31,32
が、箱型のケース33の溝33a,33bに嵌め込まれ
ている。
【0015】またケース33の上面は、そのケース33
から突出した、端子電極板25,26,27,28が有
する取出し電極25a,26a,27a,28aに見合
った穴を有するマイラフィルム(図示せず)で覆われ、
そのマイラフィルム上に封止樹脂が固着されている。こ
れにより、全体として気密性を有する圧電部品20が構
成されている。
から突出した、端子電極板25,26,27,28が有
する取出し電極25a,26a,27a,28aに見合
った穴を有するマイラフィルム(図示せず)で覆われ、
そのマイラフィルム上に封止樹脂が固着されている。こ
れにより、全体として気密性を有する圧電部品20が構
成されている。
【0016】図5は、図2に示す圧電部品20の等価回
路を示す図である。図5に示す圧電部品20の等価回路
は、図2に示す導体膜29bと導電性樹脂30で圧電共
振子21,22,23が互いに接続されるとともに、導
体膜29cと導電性樹脂30で圧電共振子23,24が
互いに接続されており、これにより4素子構造のラダー
型フィルタが構成されている。
路を示す図である。図5に示す圧電部品20の等価回路
は、図2に示す導体膜29bと導電性樹脂30で圧電共
振子21,22,23が互いに接続されるとともに、導
体膜29cと導電性樹脂30で圧電共振子23,24が
互いに接続されており、これにより4素子構造のラダー
型フィルタが構成されている。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。先
ず、所定の組成に調合したPZTセラミックスを板状に
成形した。この際に、最終的な素子(圧電共振子)に切
断した時に、各素子の中央部に直径1.5mmの貫通孔
が形成されるような成形用の金型を使用した。1300
℃で焼成した後にAgとガラスフリットを有機ビヒクル
とバインダーで混合したペーストを両面に印刷し焼成し
た。さらに、2500Vで分極してPZTの単板を得
た。これを所定の大きさに切断した。
ず、所定の組成に調合したPZTセラミックスを板状に
成形した。この際に、最終的な素子(圧電共振子)に切
断した時に、各素子の中央部に直径1.5mmの貫通孔
が形成されるような成形用の金型を使用した。1300
℃で焼成した後にAgとガラスフリットを有機ビヒクル
とバインダーで混合したペーストを両面に印刷し焼成し
た。さらに、2500Vで分極してPZTの単板を得
た。これを所定の大きさに切断した。
【0018】次に図4(a)に示すように、直径1.2
mmの樹脂性の丸棒に導体膜を形成した。次に図4
(b)に示すように、圧電共振子および端子電極板との
接続個所を除いてエポキシ樹脂からなる絶縁被覆を形成
し、全体として1.5mmの直径を有するケーブルを製
作した。次に、4枚の端子電極板と4枚の圧電共振子に
ケーブルを挿通し、そのケーブルに形成された導体膜の
露出部に対して端子電極板および圧電共振子が所定の位
置に来るように位置決めした。またケーブルの両端にT
字型ヘッドを有する平ネジを取り付けた。
mmの樹脂性の丸棒に導体膜を形成した。次に図4
(b)に示すように、圧電共振子および端子電極板との
接続個所を除いてエポキシ樹脂からなる絶縁被覆を形成
し、全体として1.5mmの直径を有するケーブルを製
作した。次に、4枚の端子電極板と4枚の圧電共振子に
ケーブルを挿通し、そのケーブルに形成された導体膜の
露出部に対して端子電極板および圧電共振子が所定の位
置に来るように位置決めした。またケーブルの両端にT
字型ヘッドを有する平ネジを取り付けた。
【0019】次に、各接続部に導電性樹脂を塗布し、1
60℃、2時間の条件で熱硬化した。導電性樹脂として
は、Ag粉末(比表面積0.45m2 /g、平均粒径
1.6μm、87重量%)と、エポキシ樹脂(7重量
%)と、アルキッド樹脂(3重量%)と、プチルカルビ
トールアセテート(1.5重量%)と、テレピネオール
(1.5重量%)とを混練してペースト状にしたものを
用いた。
60℃、2時間の条件で熱硬化した。導電性樹脂として
は、Ag粉末(比表面積0.45m2 /g、平均粒径
1.6μm、87重量%)と、エポキシ樹脂(7重量
%)と、アルキッド樹脂(3重量%)と、プチルカルビ
トールアセテート(1.5重量%)と、テレピネオール
(1.5重量%)とを混練してペースト状にしたものを
用いた。
【0020】熱硬化後、樹脂性のケースに形成された溝
に沿って平ネジを押し込んだ。これによりケーブルに張
力が加わり、圧電共振子および端子電極板が相互に接触
することなく、また圧電共振子がケースに接触すること
もなく収納することが出来た(図2,3参照)。図2,
3において、黒く塗られた部分が導電性樹脂およびケー
ブルの導体膜断面である。図2,3より明らかなよう
に、ケーブルに形成された導体膜を、絶縁被覆の有無に
より選択的に露出させたことで、図5に示す電気的接続
が達成されたことが判る。
に沿って平ネジを押し込んだ。これによりケーブルに張
力が加わり、圧電共振子および端子電極板が相互に接触
することなく、また圧電共振子がケースに接触すること
もなく収納することが出来た(図2,3参照)。図2,
3において、黒く塗られた部分が導電性樹脂およびケー
ブルの導体膜断面である。図2,3より明らかなよう
に、ケーブルに形成された導体膜を、絶縁被覆の有無に
より選択的に露出させたことで、図5に示す電気的接続
が達成されたことが判る。
【0021】最終的に、箱型ケースの上部から端子電極
板の取出し電極に合わせた穴を有する封止樹脂塞ぎ止め
用のマイラフィルムを乗せ、そのマイラフィルム上に封
止用樹脂を流し込むことで、気密性を有する圧電フィル
タを得た。ケーブルで保持することでケース内で圧電共
振子を浮かせることができたため、圧電共振子の周辺部
がケースに接触することはなく特性の劣化が低減される
とともに、従来必要とされていた組み立ての際の、端子
電極板の中央部に形成された突起と圧電共振子との正確
な位置調整が不要になった。また従来の圧電部品におい
て、端子電極板と圧電共振子との接触圧を適切に調整す
るために必要であった板ばねが不要となり、小型化を図
ることができた。
板の取出し電極に合わせた穴を有する封止樹脂塞ぎ止め
用のマイラフィルムを乗せ、そのマイラフィルム上に封
止用樹脂を流し込むことで、気密性を有する圧電フィル
タを得た。ケーブルで保持することでケース内で圧電共
振子を浮かせることができたため、圧電共振子の周辺部
がケースに接触することはなく特性の劣化が低減される
とともに、従来必要とされていた組み立ての際の、端子
電極板の中央部に形成された突起と圧電共振子との正確
な位置調整が不要になった。また従来の圧電部品におい
て、端子電極板と圧電共振子との接触圧を適切に調整す
るために必要であった板ばねが不要となり、小型化を図
ることができた。
【0022】尚、本実施例では、導電性樹脂として熱硬
化性の導電性樹脂を使用したが、これに限られるもので
はなく、導電性樹脂として例えば紫外線硬化性等の導電
性樹脂を使用してもよい。
化性の導電性樹脂を使用したが、これに限られるもので
はなく、導電性樹脂として例えば紫外線硬化性等の導電
性樹脂を使用してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
組立てが容易で、かつ電気的接続性に優れた圧電部品が
得られる。
組立てが容易で、かつ電気的接続性に優れた圧電部品が
得られる。
【図1】ケーブルと、通孔を有する圧電共振子を示す図
である。
である。
【図2】本発明の一実施形態の圧電部品の断面図であ
る。
る。
【図3】図2に示す圧電部品の上面図である。
【図4】図1に示す圧電部品を構成する、絶縁被覆前の
ケーブルを示す図(a)、および絶縁被覆後のケーブル
を示す図(b)である。
ケーブルを示す図(a)、および絶縁被覆後のケーブル
を示す図(b)である。
【図5】図2に示す圧電部品20の等価回路を示す図で
ある。
ある。
【図6】従来の圧電部品の断面図である。
【図7】図6に示す圧電部品を構成する圧電共振子とそ
の圧電共振子を挟持した端子電極板を示す斜視図
(a)、およびその断面図(b)である。
の圧電共振子を挟持した端子電極板を示す斜視図
(a)、およびその断面図(b)である。
【図8】特開平7−221583号公報に提案された、
複数の部品から構成される圧電部品を、一部を分解して
示す斜視図である。
複数の部品から構成される圧電部品を、一部を分解して
示す斜視図である。
11,11a,12,12a,29a,29b,29
c,29d 導体膜 13 丸棒 15,29 ケーブル 14,29e 絶縁被覆 16,21,22,23,24 圧電共振子 16a 通孔 16b,16c 電極膜 20 圧電部品 25,26,27,28 端子電極板 25a,26a,27a,28a 取出し電極 30 導電性樹脂 31,32 平ネジ 33 ケース 33a,33b 溝
c,29d 導体膜 13 丸棒 15,29 ケーブル 14,29e 絶縁被覆 16,21,22,23,24 圧電共振子 16a 通孔 16b,16c 電極膜 20 圧電部品 25,26,27,28 端子電極板 25a,26a,27a,28a 取出し電極 30 導電性樹脂 31,32 平ネジ 33 ケース 33a,33b 溝
Claims (1)
- 【請求項1】 板状の圧電共振子が箱体に収容されると
ともに該箱体から該圧電共振子に電力を供給する外部電
極が突出してなる圧電部品において、 前記圧電共振子が、両面をつなぐ通孔を有するとともに
両面に各電極膜を有するものであって、前記通孔内に前
記電極膜および前記外部電極に導電性樹脂で接合されて
該電極膜と該外部電極とを電気的に接続する配線を有す
るケーブルが挿通されてなることを特徴とする圧電部
品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18627896A JPH1032461A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 圧電部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18627896A JPH1032461A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 圧電部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1032461A true JPH1032461A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16185508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18627896A Withdrawn JPH1032461A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 圧電部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1032461A (ja) |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP18627896A patent/JPH1032461A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |