JPH1075151A - 圧電部品 - Google Patents
圧電部品Info
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- JPH1075151A JPH1075151A JP23068096A JP23068096A JPH1075151A JP H1075151 A JPH1075151 A JP H1075151A JP 23068096 A JP23068096 A JP 23068096A JP 23068096 A JP23068096 A JP 23068096A JP H1075151 A JPH1075151 A JP H1075151A
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- piezoelectric
- terminal electrode
- piezoelectric resonator
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Abstract
(57)【要約】
【課題】組立てが容易で、かつ優れた電気的接続性を有
する圧電部品を提供する。 【解決手段】圧電共振子11,12,13,14と、両
面に導電性樹脂からなる突起を有しこれら圧電共振子1
1,12,13,14を挟持する端子電極板17,1
8,19,20と、絶縁部材21と、圧電共振子12お
よび絶縁部材21を跨いで配設されたコ字状の電極板2
2とを箱形状のケース23に収納し、マイラフィルム2
4,封止樹脂25で封止した。
する圧電部品を提供する。 【解決手段】圧電共振子11,12,13,14と、両
面に導電性樹脂からなる突起を有しこれら圧電共振子1
1,12,13,14を挟持する端子電極板17,1
8,19,20と、絶縁部材21と、圧電共振子12お
よび絶縁部材21を跨いで配設されたコ字状の電極板2
2とを箱形状のケース23に収納し、マイラフィルム2
4,封止樹脂25で封止した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電共振子が組み
込まれた圧電部品に関する。
込まれた圧電部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、セラミックス等からなる圧電
共振子が組み込まれ、発振回路やフィルタ回路等として
用いられる圧電部品が知られている。図4は、従来の圧
電部品の断面図、図5は、図4に示す圧電部品を構成す
る圧電共振子とその圧電共振子を挟持した端子電極板を
示す斜視図(a)、およびその断面図(b)である。
共振子が組み込まれ、発振回路やフィルタ回路等として
用いられる圧電部品が知られている。図4は、従来の圧
電部品の断面図、図5は、図4に示す圧電部品を構成す
る圧電共振子とその圧電共振子を挟持した端子電極板を
示す斜視図(a)、およびその断面図(b)である。
【0003】先ず、図5に示す圧電共振子と端子電極板
について説明する。図5に示す圧電共振子40には、そ
の圧電共振子40の両面に電極40aが形成されてい
る。一方、端子電極板41は、圧電共振子40を支持す
るための支持面41aを有し、この支持面41aの中心
部分に突起41bが形成されている。圧電共振子40
は、2枚の端子電極板41で挟持されており、圧電共振
子40に形成された電極40aと端子電極板41に形成
された突起41bとが電気的に接触している。ここで、
2枚の端子電極板41それぞれに高周波電圧が印加され
ると、圧電共振子40がその圧電共振子40固有の周波
数で共振する。
について説明する。図5に示す圧電共振子40には、そ
の圧電共振子40の両面に電極40aが形成されてい
る。一方、端子電極板41は、圧電共振子40を支持す
るための支持面41aを有し、この支持面41aの中心
部分に突起41bが形成されている。圧電共振子40
は、2枚の端子電極板41で挟持されており、圧電共振
子40に形成された電極40aと端子電極板41に形成
された突起41bとが電気的に接触している。ここで、
2枚の端子電極板41それぞれに高周波電圧が印加され
ると、圧電共振子40がその圧電共振子40固有の周波
数で共振する。
【0004】次に、図4に示す圧電部品について説明す
る。図4に示す圧電部品は、複数枚の圧電共振子40
と、複数枚の端子電極板41と、図4に示す左から2番
目の圧電共振子40と3番目の圧電共振子40に挟まれ
た位置に配置された絶縁部材44と、その2番目の圧電
共振子40と絶縁部材44とを跨いで配設されたコ字状
の電極板45と、バネ部材42とからなる配列部品46
が、保護ケース43に収納された構造を有している。配
列部品46を構成する、これら圧電共振子40、端子電
極板41、絶縁板44、およびコ字状の電極45は、そ
の配列部品46の左端部に配列されたバネ部材42の弾
性力により押圧され、これにより圧電共振子40と端子
電極板41との電気的接触が保たれている。また保護ケ
ース43には、図示しない蓋が配設され、これにより配
列部品46の、端子電極板41の一部が保護ケース43
から突出した状態に保護ケース43に密封されている。
る。図4に示す圧電部品は、複数枚の圧電共振子40
と、複数枚の端子電極板41と、図4に示す左から2番
目の圧電共振子40と3番目の圧電共振子40に挟まれ
た位置に配置された絶縁部材44と、その2番目の圧電
共振子40と絶縁部材44とを跨いで配設されたコ字状
の電極板45と、バネ部材42とからなる配列部品46
が、保護ケース43に収納された構造を有している。配
列部品46を構成する、これら圧電共振子40、端子電
極板41、絶縁板44、およびコ字状の電極45は、そ
の配列部品46の左端部に配列されたバネ部材42の弾
性力により押圧され、これにより圧電共振子40と端子
電極板41との電気的接触が保たれている。また保護ケ
ース43には、図示しない蓋が配設され、これにより配
列部品46の、端子電極板41の一部が保護ケース43
から突出した状態に保護ケース43に密封されている。
【0005】このように構成された圧電部品の端子電極
板41に電圧が印加されると、各圧電共振子40それぞ
れが固有の周波数で共振し、フィルタ等としての機能を
発揮する。しかし、図4に示す圧電部品の場合、組立て
にあたり、配列部品46の配列状態を保ったまま、その
配列部品46を、一面が開口された保護ケース43に収
納しなければならず、このため熟練を要する手作業や、
配列部品46を保護ケース43に収納した後、部品どう
しのずれを調整したり、圧電共振子40と端子電極板4
1との電気的接触等を確認したりする必要がある。従っ
て、圧電部品の組立てにあたり、高度な熟練技術や多く
の工程が必要になり生産効率が悪いという問題がある。
板41に電圧が印加されると、各圧電共振子40それぞ
れが固有の周波数で共振し、フィルタ等としての機能を
発揮する。しかし、図4に示す圧電部品の場合、組立て
にあたり、配列部品46の配列状態を保ったまま、その
配列部品46を、一面が開口された保護ケース43に収
納しなければならず、このため熟練を要する手作業や、
配列部品46を保護ケース43に収納した後、部品どう
しのずれを調整したり、圧電共振子40と端子電極板4
1との電気的接触等を確認したりする必要がある。従っ
て、圧電部品の組立てにあたり、高度な熟練技術や多く
の工程が必要になり生産効率が悪いという問題がある。
【0006】この問題を解決するために、特開平7−2
21583号公報に1つの提案が示されている。図6
は、特開平7−221583号公報に提案された、複数
の部品から構成される圧電部品を、一部を分解して示す
斜視図である。図6に示す圧電部品では、組立てにあた
り、バキューム吸引力を利用した治具67a,67b
で、保護ケース69を構成する平板69aと配列部品4
6とを押さえ、接合用部材60で、保護ケース69を構
成する部材69c,69dを平板69aとともに加熱し
て保護ケース69を組み立てることにより、配列部品4
6を保護ケース69に収納している。
21583号公報に1つの提案が示されている。図6
は、特開平7−221583号公報に提案された、複数
の部品から構成される圧電部品を、一部を分解して示す
斜視図である。図6に示す圧電部品では、組立てにあた
り、バキューム吸引力を利用した治具67a,67b
で、保護ケース69を構成する平板69aと配列部品4
6とを押さえ、接合用部材60で、保護ケース69を構
成する部材69c,69dを平板69aとともに加熱し
て保護ケース69を組み立てることにより、配列部品4
6を保護ケース69に収納している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した、圧電部品を
構成する端子電極板を得るためには、例えば厚み0.1
mm程度のばね性を有するリン青銅の表面に銀めっきを
施した材料を使用し、プレス加工で端子電極板を打ち抜
き、かつその端子電極板の中心部分に、圧電共振子と電
気的接触を行なうための突起を形成する。このような厚
み0.1mm程度の薄い板をプレス加工で打ち抜き、か
つ突起を形成するには、端子電極板全体の平坦性を保証
するために高精度の金型が必要である。特に、両面に突
起を有する端子電極板は、1枚の電極板に2個所の突起
を形成し、その後電極板を折り返すことにより製作され
るため、折り返し工程での電極材料の割れ、平坦度の劣
化等の問題がある。
構成する端子電極板を得るためには、例えば厚み0.1
mm程度のばね性を有するリン青銅の表面に銀めっきを
施した材料を使用し、プレス加工で端子電極板を打ち抜
き、かつその端子電極板の中心部分に、圧電共振子と電
気的接触を行なうための突起を形成する。このような厚
み0.1mm程度の薄い板をプレス加工で打ち抜き、か
つ突起を形成するには、端子電極板全体の平坦性を保証
するために高精度の金型が必要である。特に、両面に突
起を有する端子電極板は、1枚の電極板に2個所の突起
を形成し、その後電極板を折り返すことにより製作され
るため、折り返し工程での電極材料の割れ、平坦度の劣
化等の問題がある。
【0008】また、突起を形成する際の加工で端子電極
板に反りが生じると、圧電共振子の周辺部と端子電極板
が接触する場合があり、その場合共振特性が劣化する等
の問題点が発生する。また面広がりモードの圧電共振子
を使用した場合は、その圧電共振子の振動の節である中
央部を端子電極板の突起に一致させるための位置合せが
必要であり、さらにその状態を保ったまま箱状のケース
に挿入しなければならず、組立てにあたり、一層高度な
熟練技術や、特開平7−221583号公報に示す複雑
な組立て方法を採用する必要がある。また組立て後、圧
電共振子に加わる圧力が弱すぎると電気的な接触が不十
分になり、逆に強すぎると圧電共振子の等価回路におけ
る抵抗分が増大するという問題があるため、圧電共振子
と端子電極板の接触圧を適切に調整するために、端子電
極板の突起高さの厳密な管理や、箱型のケースに挿入す
る際にスペーサを使用するなどの対策が必要であった。
板に反りが生じると、圧電共振子の周辺部と端子電極板
が接触する場合があり、その場合共振特性が劣化する等
の問題点が発生する。また面広がりモードの圧電共振子
を使用した場合は、その圧電共振子の振動の節である中
央部を端子電極板の突起に一致させるための位置合せが
必要であり、さらにその状態を保ったまま箱状のケース
に挿入しなければならず、組立てにあたり、一層高度な
熟練技術や、特開平7−221583号公報に示す複雑
な組立て方法を採用する必要がある。また組立て後、圧
電共振子に加わる圧力が弱すぎると電気的な接触が不十
分になり、逆に強すぎると圧電共振子の等価回路におけ
る抵抗分が増大するという問題があるため、圧電共振子
と端子電極板の接触圧を適切に調整するために、端子電
極板の突起高さの厳密な管理や、箱型のケースに挿入す
る際にスペーサを使用するなどの対策が必要であった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、組立てが容易
で、かつ優れた電気的接続性を有する圧電部品を提供す
ることを目的とする。
で、かつ優れた電気的接続性を有する圧電部品を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の圧電部品は、圧電共振子と、その圧電共振子を間に
挟む複数枚の電極板とが、その電極板の一部が突出した
状態に箱体に収容されてなる圧電部品において、上記複
数枚の電極板が、その電極板と上記圧電共振子とに挟ま
れた位置に、導電性樹脂からなる突起を有することを特
徴とする。
明の圧電部品は、圧電共振子と、その圧電共振子を間に
挟む複数枚の電極板とが、その電極板の一部が突出した
状態に箱体に収容されてなる圧電部品において、上記複
数枚の電極板が、その電極板と上記圧電共振子とに挟ま
れた位置に、導電性樹脂からなる突起を有することを特
徴とする。
【0011】本発明では、電極板の表面に導電性樹脂か
らなる突起が形成されているため、従来の圧電部品のよ
うに電極板に突起を形成する必要はなく、従って金型の
精度が粗くて済み、電極板の反りも低減される。また、
電極板を折り返す必要もなく割れや平坦度の劣化が防止
されるとともに両面に突起を有する薄型の電極板が得ら
れる。
らなる突起が形成されているため、従来の圧電部品のよ
うに電極板に突起を形成する必要はなく、従って金型の
精度が粗くて済み、電極板の反りも低減される。また、
電極板を折り返す必要もなく割れや平坦度の劣化が防止
されるとともに両面に突起を有する薄型の電極板が得ら
れる。
【0012】また突起は導電性樹脂であるため、その突
起の突出高さ、形状等を容易に調整することができる。
さらに導電性樹脂の組成を変更することで、突起の硬度
も容易に調整することもでき、従来の圧電部品におけ
る、端子電極板の、プレス加工による突起やスペーサの
ばね性に頼っていた押し付け圧の調整が容易になるとと
もに、樹脂のダンピング効果により、スプリアス振動を
抑えることができる。
起の突出高さ、形状等を容易に調整することができる。
さらに導電性樹脂の組成を変更することで、突起の硬度
も容易に調整することもでき、従来の圧電部品におけ
る、端子電極板の、プレス加工による突起やスペーサの
ばね性に頼っていた押し付け圧の調整が容易になるとと
もに、樹脂のダンピング効果により、スプリアス振動を
抑えることができる。
【0013】また、導電性樹脂からなる突起は、電極板
の中央部に正確に形成することができ、従って端子電極
板と圧電共振子の位置合わせの調整が簡単になる。ここ
で、導電性樹脂としては、例えば導電性を有する金属粉
末をエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂および有機溶剤に分
散させたものを用いることが好ましい。導電性樹脂の好
適な配合割合としては、例えば、 金属粉末: 60〜95重量% 熱硬化性樹脂: 20〜3重量% 有機溶剤: 20〜2重量% である。
の中央部に正確に形成することができ、従って端子電極
板と圧電共振子の位置合わせの調整が簡単になる。ここ
で、導電性樹脂としては、例えば導電性を有する金属粉
末をエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂および有機溶剤に分
散させたものを用いることが好ましい。導電性樹脂の好
適な配合割合としては、例えば、 金属粉末: 60〜95重量% 熱硬化性樹脂: 20〜3重量% 有機溶剤: 20〜2重量% である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の一実施形態の圧電部品の断
面図、図2は、図1に示す圧電部品を構成する端子電極
板の斜視図(a)およびその側面図(b)である。図1
に示す圧電部品10を構成する箱形上のケース23に、
4枚の圧電共振子11,12,13,14が順次配列さ
れている。また4枚の圧電共振子11,12,13,1
4のうち、図1に示す左側の2枚の圧電共振子11,1
2を挟んで2枚の端子電極板17,18が配置されてお
り、さらに右端の圧電共振子14を挟んで2枚の端子電
極板19,20が配置されている。これらの端子電極板
17,18,19,20は、それぞれ、両面中央部に、
図2に示すような、導電性樹脂からなるドーム型の突起
15,16が形成されている。また端子電極板17,1
8,19,20には、それぞれ、外部回路と接続するた
めの取出し電極17a,18a,19a,20aを有す
る。
説明する。図1は、本発明の一実施形態の圧電部品の断
面図、図2は、図1に示す圧電部品を構成する端子電極
板の斜視図(a)およびその側面図(b)である。図1
に示す圧電部品10を構成する箱形上のケース23に、
4枚の圧電共振子11,12,13,14が順次配列さ
れている。また4枚の圧電共振子11,12,13,1
4のうち、図1に示す左側の2枚の圧電共振子11,1
2を挟んで2枚の端子電極板17,18が配置されてお
り、さらに右端の圧電共振子14を挟んで2枚の端子電
極板19,20が配置されている。これらの端子電極板
17,18,19,20は、それぞれ、両面中央部に、
図2に示すような、導電性樹脂からなるドーム型の突起
15,16が形成されている。また端子電極板17,1
8,19,20には、それぞれ、外部回路と接続するた
めの取出し電極17a,18a,19a,20aを有す
る。
【0015】圧電共振子12と圧電共振子13の間に
は、これらの圧電共振子12,13を互いに絶縁するた
めの絶縁部材21が配置されている。さらに圧電共振子
12と絶縁部材21を跨いでコ字状の電極板22が備え
られており、これにより圧電共振子11,12,13が
互いに電気的に接続されている。またケース23の上面
は、そのケース23から突出した取出し電極17a,1
8a,19a,20aに見合った孔を有するマイラフィ
ルム24で覆われ、そのマイラフィルム24上に封止樹
脂25が固着されている。これにより、全体として気密
性を有する圧電部品10が構成されている。
は、これらの圧電共振子12,13を互いに絶縁するた
めの絶縁部材21が配置されている。さらに圧電共振子
12と絶縁部材21を跨いでコ字状の電極板22が備え
られており、これにより圧電共振子11,12,13が
互いに電気的に接続されている。またケース23の上面
は、そのケース23から突出した取出し電極17a,1
8a,19a,20aに見合った孔を有するマイラフィ
ルム24で覆われ、そのマイラフィルム24上に封止樹
脂25が固着されている。これにより、全体として気密
性を有する圧電部品10が構成されている。
【0016】図3は、図1に示す圧電部品の等価回路を
示す図である。図3に示す等価回路は、図1に示すコ字
状の電極板22で圧電共振子11,12,13が互いに
接続されるとともに、端子電極板19で圧電共振子1
3,14が互いに接続されており、これにより4素子構
造のラダー型フィルタが構成されている。
示す図である。図3に示す等価回路は、図1に示すコ字
状の電極板22で圧電共振子11,12,13が互いに
接続されるとともに、端子電極板19で圧電共振子1
3,14が互いに接続されており、これにより4素子構
造のラダー型フィルタが構成されている。
【0017】本実施形態の圧電部品では、端子電極板の
両面に、導電性樹脂からなる突起が形成されているた
め、従来の圧電部品のように端子電極板にプレス加工で
突起を形成する必要はなく、このため突起を形成するた
めの高精度な金型が不要であり、また端子電極板の反り
が低減されるとともに、端子電極板の割れや平坦度の劣
化が防止されるとともに両面に突起を有する薄型の電極
板が得られる。従って、端子電極板と圧電共振子の周辺
部が接触することによる共振特性の劣化等を防止するこ
とができる。また従来の圧電部品とは異なり、圧電共振
子の中心位置を端子電極板の突起に一致させるための位
置合せの調整も簡単になる。さらに突起は導電性樹脂で
形成されているため、この突起の弾力性で端子電極板と
圧電共振子との押し付け圧の調整ができるとともに、樹
脂のダンピング効果により、スプリアス振動を抑えるこ
とができる。
両面に、導電性樹脂からなる突起が形成されているた
め、従来の圧電部品のように端子電極板にプレス加工で
突起を形成する必要はなく、このため突起を形成するた
めの高精度な金型が不要であり、また端子電極板の反り
が低減されるとともに、端子電極板の割れや平坦度の劣
化が防止されるとともに両面に突起を有する薄型の電極
板が得られる。従って、端子電極板と圧電共振子の周辺
部が接触することによる共振特性の劣化等を防止するこ
とができる。また従来の圧電部品とは異なり、圧電共振
子の中心位置を端子電極板の突起に一致させるための位
置合せの調整も簡単になる。さらに突起は導電性樹脂で
形成されているため、この突起の弾力性で端子電極板と
圧電共振子との押し付け圧の調整ができるとともに、樹
脂のダンピング効果により、スプリアス振動を抑えるこ
とができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1、2を参
照して説明する。先ず、所定の組成に調合したPZTセ
ラミックスを板状に成形し、1300℃で焼成した。次
にAgとガラスフリットを有機ビヒクルとバインダで混
合したペーストをそのセラミックスの両面に印刷して焼
成し、さらに2500Vで分極してPZTの単板を得
た。これを所定の大きさに切断した。
照して説明する。先ず、所定の組成に調合したPZTセ
ラミックスを板状に成形し、1300℃で焼成した。次
にAgとガラスフリットを有機ビヒクルとバインダで混
合したペーストをそのセラミックスの両面に印刷して焼
成し、さらに2500Vで分極してPZTの単板を得
た。これを所定の大きさに切断した。
【0019】一方、端子電極板として、厚み0.1mm
のりん青銅板に、厚み5μmのAgめっきを施したもの
を使用した。次に,Ag粉末(比表面積0.45m2 /
g、平均粒径1.6μm、87重量%)と、エポキシ樹
脂(7重量%)と、アルキッド樹脂(3重量%)と、ブ
チルカルビトールアセテート(1.5重量%)と、テレ
ピネオール(1.5重量%)とを混練した導電性樹脂
を、端子電極板の両面の中央部にポッティングし、直径
約1mm、高さ0.5mmのドーム型の突起を形成し、
160℃の温度で2時間かけて熱硬化した。このように
して、図2に示す突起が形成された端子電極板を得た。
のりん青銅板に、厚み5μmのAgめっきを施したもの
を使用した。次に,Ag粉末(比表面積0.45m2 /
g、平均粒径1.6μm、87重量%)と、エポキシ樹
脂(7重量%)と、アルキッド樹脂(3重量%)と、ブ
チルカルビトールアセテート(1.5重量%)と、テレ
ピネオール(1.5重量%)とを混練した導電性樹脂
を、端子電極板の両面の中央部にポッティングし、直径
約1mm、高さ0.5mmのドーム型の突起を形成し、
160℃の温度で2時間かけて熱硬化した。このように
して、図2に示す突起が形成された端子電極板を得た。
【0020】次に、圧電共振子、突起が形成された端子
電極板、絶縁部材、およびコ字状の電極板を箱形状のケ
ースに挿入した(図1)。さらに、端子電極板の取出し
電極に合わせた孔を有する封止樹脂塞き止め用のマイラ
フィルムを乗せ、そのマイラフィルム上に封止樹脂を流
し込み、これにより気密性を有する圧電フィルタを得
た。本実施形態では、端子電極板に形成された導電性樹
脂からなる突起の弾力性のために、圧電共振子の押し付
け圧が適当に調整されており、従来の構造において必要
であった板ばねが不要となり、小型化を図ることができ
た。
電極板、絶縁部材、およびコ字状の電極板を箱形状のケ
ースに挿入した(図1)。さらに、端子電極板の取出し
電極に合わせた孔を有する封止樹脂塞き止め用のマイラ
フィルムを乗せ、そのマイラフィルム上に封止樹脂を流
し込み、これにより気密性を有する圧電フィルタを得
た。本実施形態では、端子電極板に形成された導電性樹
脂からなる突起の弾力性のために、圧電共振子の押し付
け圧が適当に調整されており、従来の構造において必要
であった板ばねが不要となり、小型化を図ることができ
た。
【0021】尚、本実施例では、端子電極板にポッティ
ングされた導電性樹脂からなる突起が硬化した後に圧電
共振子と端子電極板等を組み合わせて箱形状のケースに
収納したが、これに限られるものではなく、端子電極板
にポッティングされた導電性樹脂からなる突起が硬化す
る前に圧電共振子と端子電極板を接着して一体化構造と
し、その後箱形状のケースに収納してもよい。また導電
性樹脂についても本実施例で使用した熱硬化性の導電性
樹脂以外の、紫外線硬化性等の導電性樹脂を使用しても
よい。
ングされた導電性樹脂からなる突起が硬化した後に圧電
共振子と端子電極板等を組み合わせて箱形状のケースに
収納したが、これに限られるものではなく、端子電極板
にポッティングされた導電性樹脂からなる突起が硬化す
る前に圧電共振子と端子電極板を接着して一体化構造と
し、その後箱形状のケースに収納してもよい。また導電
性樹脂についても本実施例で使用した熱硬化性の導電性
樹脂以外の、紫外線硬化性等の導電性樹脂を使用しても
よい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
組立てが容易で、かつ電気的接続性に優れた圧電部品が
得られる。
組立てが容易で、かつ電気的接続性に優れた圧電部品が
得られる。
【図1】本発明の一実施形態の圧電部品の断面図であ
る。
る。
【図2】図1に示す圧電部品を構成する端子電極板の斜
視図(a)およびその側面図(b)である。
視図(a)およびその側面図(b)である。
【図3】図1に示す圧電部品の等価回路を示す図であ
る。
る。
【図4】従来の圧電部品の断面図である。
【図5】図4に示す圧電部品を構成する圧電共振子とそ
の圧電共振子を挟持した端子電極板を示す斜視図
(a)、およびその断面図(b)である。
の圧電共振子を挟持した端子電極板を示す斜視図
(a)、およびその断面図(b)である。
【図6】特開平7−221583号公報に提案された、
複数の構成部品から構成される圧電部品を、一部を分解
して示す斜視図である。
複数の構成部品から構成される圧電部品を、一部を分解
して示す斜視図である。
10 圧電部品 11,12,13,14 圧電共振子 15,16 突起 17,18,19,20 端子電極板 17a,18a,19a,20a 取出し電極 21 絶縁部材 22 コ字状の電極板 23 ケース 24 マイラフィルム 25 封止樹脂
Claims (1)
- 【請求項1】 圧電共振子と、該圧電共振子を間に挟む
複数枚の電極板とが、該電極板の一部が突出した状態に
箱体に収容されてなる圧電部品において、 前記複数枚の電極板が、該電極板と前記圧電共振子とに
挟まれた位置に、導電性樹脂からなる突起を有すること
を特徴とする圧電部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23068096A JPH1075151A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 圧電部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23068096A JPH1075151A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 圧電部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1075151A true JPH1075151A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16911633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23068096A Withdrawn JPH1075151A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 圧電部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1075151A (ja) |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP23068096A patent/JPH1075151A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |