JPH10325030A - 紬調強撚糸とその製造方法及び製造装置 - Google Patents
紬調強撚糸とその製造方法及び製造装置Info
- Publication number
- JPH10325030A JPH10325030A JP9129292A JP12929297A JPH10325030A JP H10325030 A JPH10325030 A JP H10325030A JP 9129292 A JP9129292 A JP 9129292A JP 12929297 A JP12929297 A JP 12929297A JP H10325030 A JPH10325030 A JP H10325030A
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- Japan
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- pongee
- twisted yarn
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自然な凹凸感があり、シャリ感、キシミ感、
そしてボリューム感等に優れた風合を有する紬調の織編
物用として好適な紬調強撚糸とその製造方法及び製造装
置を提供する。 【解決手段】 熱可塑性マルチフイラメント糸からなる
強撚糸であって、長手方向に二重撚で形成された凸部A
が20〜 400個/m存在し、かつトルク値が 100t/m以
下である紬調強撚糸。
そしてボリューム感等に優れた風合を有する紬調の織編
物用として好適な紬調強撚糸とその製造方法及び製造装
置を提供する。 【解決手段】 熱可塑性マルチフイラメント糸からなる
強撚糸であって、長手方向に二重撚で形成された凸部A
が20〜 400個/m存在し、かつトルク値が 100t/m以
下である紬調強撚糸。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自然な凹凸感があり、
シャリ感、キシミ感、そしてボリューム感等に優れた風
合を有する織編物用として好適な紬調強撚糸とその製造
方法及び製造装置に関するものである。
シャリ感、キシミ感、そしてボリューム感等に優れた風
合を有する織編物用として好適な紬調強撚糸とその製造
方法及び製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、製編織して得られる布帛に自
然な凹凸感を付与するために種々の糸条が提案されてい
る。
然な凹凸感を付与するために種々の糸条が提案されてい
る。
【0003】例えば、特公昭53-27387号公報や特公昭53
-36051号公報等では、熱可塑性マルチフイラメント未延
伸糸を、自然延伸比以下の倍率で延伸して繊維径に太細
を付与したシックアンドシンヤーンが提案されており、
また特公昭63-16489号公報や特公昭63-16489号公報等で
は、流体加工時に、芯糸に絡む鞘糸の供給量を間歇的に
変動させて部分的に塊状の凸部を形成したスラブヤーン
が提案されている。しかしながら、これらの加工糸を製
編織して得られる布帛は、自然な凹凸感を有するもの
の、シャリ感やキシミ感に欠けるものであった。
-36051号公報等では、熱可塑性マルチフイラメント未延
伸糸を、自然延伸比以下の倍率で延伸して繊維径に太細
を付与したシックアンドシンヤーンが提案されており、
また特公昭63-16489号公報や特公昭63-16489号公報等で
は、流体加工時に、芯糸に絡む鞘糸の供給量を間歇的に
変動させて部分的に塊状の凸部を形成したスラブヤーン
が提案されている。しかしながら、これらの加工糸を製
編織して得られる布帛は、自然な凹凸感を有するもの
の、シャリ感やキシミ感に欠けるものであった。
【0004】また、芯糸に効果糸を間断的に強く巻き付
けて凸部(結節)を形成したノップ糸からの布帛も、凹
凸感は有するものの、シャリ感やキシミ感に欠けるとい
う問題があった。
けて凸部(結節)を形成したノップ糸からの布帛も、凹
凸感は有するものの、シャリ感やキシミ感に欠けるとい
う問題があった。
【0005】一方、強撚糸を用いて製編織すれば、シャ
リ感やキシミ感のある布帛を得ることができるが、強撚
糸は均一な外観をしているので、この布帛には自然な凹
凸感やボリューム感に欠けるという問題があり、従来の
糸条では、製編織して得られる布帛に、紡績糸使いのよ
うな自然な凹凸感とシャリ感やキシミ感とを同時に付与
することができなかった。
リ感やキシミ感のある布帛を得ることができるが、強撚
糸は均一な外観をしているので、この布帛には自然な凹
凸感やボリューム感に欠けるという問題があり、従来の
糸条では、製編織して得られる布帛に、紡績糸使いのよ
うな自然な凹凸感とシャリ感やキシミ感とを同時に付与
することができなかった。
【0006】また、強撚糸を製造するための撚糸機は、
生産性の点から二重式撚糸機(ダブルツイスター)が広
く用いられている。そして、ダブルツイスターで撚糸し
た後、トルクを低減させるために巻糸体を真空熱セット
器でセットすることが行われている。しかしながら、こ
の方法では強撚によるトルクを製編織可能なレベルにま
で低減させるには加撚数に限界があり、通常、撚係数K
が3×104 程度の撚数が限界であった。そして、この程
度の加撚数では、得られる強撚糸に二重撚で形成された
凸部を安定して形成させることができなかった。
生産性の点から二重式撚糸機(ダブルツイスター)が広
く用いられている。そして、ダブルツイスターで撚糸し
た後、トルクを低減させるために巻糸体を真空熱セット
器でセットすることが行われている。しかしながら、こ
の方法では強撚によるトルクを製編織可能なレベルにま
で低減させるには加撚数に限界があり、通常、撚係数K
が3×104 程度の撚数が限界であった。そして、この程
度の加撚数では、得られる強撚糸に二重撚で形成された
凸部を安定して形成させることができなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決し、製編織して得られる布帛に、紡績糸使いのよ
うな紬調の自然な凹凸感とシャリ感やキシミ感とを同時
に付与することができる紬調強撚糸とその製造方法及び
製造装置を提供することを技術的な課題とするものであ
る。
を解決し、製編織して得られる布帛に、紡績糸使いのよ
うな紬調の自然な凹凸感とシャリ感やキシミ感とを同時
に付与することができる紬調強撚糸とその製造方法及び
製造装置を提供することを技術的な課題とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために鋭意検討した結果、均一な一重撚を
形成した強撚糸に、二重撚に起因する凸部を存在させれ
ば、製編織して得られる布帛に、紡績糸使いのような紬
調の自然な凹凸感に加えて、シャリ感とキシミ感とを付
与できることを見出した。しかしながら、この強撚糸を
得るには、撚係数Kが4×104 以上の実撚を施す必要が
あり、従来の真空熱セット法ではトルクを低減させるこ
とはできないが、二重撚による凸部を発現させた後、巻
き取ることなく連続して弛緩熱処理すればトルクを低減
させることが可能となり、工業的に生産できることを知
見して本発明に到達した。
題を解決するために鋭意検討した結果、均一な一重撚を
形成した強撚糸に、二重撚に起因する凸部を存在させれ
ば、製編織して得られる布帛に、紡績糸使いのような紬
調の自然な凹凸感に加えて、シャリ感とキシミ感とを付
与できることを見出した。しかしながら、この強撚糸を
得るには、撚係数Kが4×104 以上の実撚を施す必要が
あり、従来の真空熱セット法ではトルクを低減させるこ
とはできないが、二重撚による凸部を発現させた後、巻
き取ることなく連続して弛緩熱処理すればトルクを低減
させることが可能となり、工業的に生産できることを知
見して本発明に到達した。
【0009】すなわち、本発明は、次の構成を有するも
のである。 (1) 熱可塑性マルチフイラメント糸からなる強撚糸であ
って、長手方向に二重撚で形成された凸部が20〜 400個
/m存在し、かつトルク値が 100t/m以下であること
を特徴とする紬調強撚糸。 (2) 熱可塑性マルチフイラメント延伸糸に、下記式で定
義した撚係数Kが4×104 以上の実撚を施し、次いで撚
糸後の糸条を巻き取ることなく連続して弛緩状態で二重
撚による凸部を発現させながら熱処理することを特徴と
する紬調強撚糸の製造方法。 K=T(t/m)×D1/2 ただし、Tは撚数(t/m)、Dは糸条の繊度(デニー
ル)である。 (3) 糸条の走行方向に沿って,上方に装着される巻糸体
の外層から解舒され,巻糸体の中空芯部を上部から下部
側に挿通される糸条を通すための案内ガイドを有する回
転駆動可能なスピンドルディスクと、巻糸体の上方に位
置し、案内ガイドからスピンドルディスクの外側に出た
糸条を巻糸体の外側に再度折り返すためのバルーンガイ
ドと、第1デリベリローラと、接触式乾熱ヒータと、第
2デリベリローラと、巻き取りローラとを順次有するこ
とを特徴とする紬調強撚糸の製造装置。
のである。 (1) 熱可塑性マルチフイラメント糸からなる強撚糸であ
って、長手方向に二重撚で形成された凸部が20〜 400個
/m存在し、かつトルク値が 100t/m以下であること
を特徴とする紬調強撚糸。 (2) 熱可塑性マルチフイラメント延伸糸に、下記式で定
義した撚係数Kが4×104 以上の実撚を施し、次いで撚
糸後の糸条を巻き取ることなく連続して弛緩状態で二重
撚による凸部を発現させながら熱処理することを特徴と
する紬調強撚糸の製造方法。 K=T(t/m)×D1/2 ただし、Tは撚数(t/m)、Dは糸条の繊度(デニー
ル)である。 (3) 糸条の走行方向に沿って,上方に装着される巻糸体
の外層から解舒され,巻糸体の中空芯部を上部から下部
側に挿通される糸条を通すための案内ガイドを有する回
転駆動可能なスピンドルディスクと、巻糸体の上方に位
置し、案内ガイドからスピンドルディスクの外側に出た
糸条を巻糸体の外側に再度折り返すためのバルーンガイ
ドと、第1デリベリローラと、接触式乾熱ヒータと、第
2デリベリローラと、巻き取りローラとを順次有するこ
とを特徴とする紬調強撚糸の製造装置。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
する。
【0011】本発明の紬調強撚糸は、熱可塑性マルチフ
イラメント糸からなる強撚糸であり、図1で示したよう
に,二重撚で形成された凸部Aを糸条の長手方向に20〜
400個/mの割合で有している。製編織して得られる布
帛に、紡績糸使いのような紬調の自然な凹凸感を付与す
るには、凸部Aの数は20〜 400個/mが必要であり、凸
部Aが20個/m未満では、布帛に紬調の自然な凹凸感を
付与することができない。また、凸部Aの数が 400個/
mを超える場合は加撚数が多すぎ、過加撚となるので、
糸質が低下するのはもちろんのこと、撚糸工程の生産性
が低下したり、製織準備工程の作業効率が低下する。
イラメント糸からなる強撚糸であり、図1で示したよう
に,二重撚で形成された凸部Aを糸条の長手方向に20〜
400個/mの割合で有している。製編織して得られる布
帛に、紡績糸使いのような紬調の自然な凹凸感を付与す
るには、凸部Aの数は20〜 400個/mが必要であり、凸
部Aが20個/m未満では、布帛に紬調の自然な凹凸感を
付与することができない。また、凸部Aの数が 400個/
mを超える場合は加撚数が多すぎ、過加撚となるので、
糸質が低下するのはもちろんのこと、撚糸工程の生産性
が低下したり、製織準備工程の作業効率が低下する。
【0012】上記した凸部とは、熱セットをした後の強
撚糸を0.1g/dの荷重下で観察した時に、糸径が一重
撚部の1.7倍以上で、かつ一重撚部の糸径の1.7倍以上
長手方向に連続する部分のことである。本発明における
熱可塑性マルチフイラメント糸の素材としては、ポリア
ミド、ポリエステル繊維等を採用することができる。
撚糸を0.1g/dの荷重下で観察した時に、糸径が一重
撚部の1.7倍以上で、かつ一重撚部の糸径の1.7倍以上
長手方向に連続する部分のことである。本発明における
熱可塑性マルチフイラメント糸の素材としては、ポリア
ミド、ポリエステル繊維等を採用することができる。
【0013】また、本発明の紬調強撚糸は、トルク値が
100t/m以下という低トルクの特性を有している。上
記のように二重撚で凸部を形成するには、通常の強撚糸
より高い撚を必要とし、撚数(t/m)×D1/2 〔(D
は糸条の繊度(デニール)〕で算出される撚係数Kが4
×104 以上となる高撚数で加撚する必要があるが、この
ような強撚糸は加撚数が非常に高いために一般にトルク
値が高く、製織編工程に直接供給することが困難であ
る。しかるに本発明では、トルク値が 100t/m以下と
いう低トルクの特性を有しているので、高撚数で加撚さ
れた強撚糸であるにもかかわらず、製織編工程に直接供
給することができる。
100t/m以下という低トルクの特性を有している。上
記のように二重撚で凸部を形成するには、通常の強撚糸
より高い撚を必要とし、撚数(t/m)×D1/2 〔(D
は糸条の繊度(デニール)〕で算出される撚係数Kが4
×104 以上となる高撚数で加撚する必要があるが、この
ような強撚糸は加撚数が非常に高いために一般にトルク
値が高く、製織編工程に直接供給することが困難であ
る。しかるに本発明では、トルク値が 100t/m以下と
いう低トルクの特性を有しているので、高撚数で加撚さ
れた強撚糸であるにもかかわらず、製織編工程に直接供
給することができる。
【0014】上記のように、本発明の紬調強撚糸は、通
常の強撚糸の域を超えた超強撚糸であるにもかかわらず
トルクが低いので製織編工程に直接供給することがで
き、また、二重撚で形成された凸部を20〜 400個/mの
割合で有しているので、製編織して得られる布帛に、シ
ャリ感とキシミ感に加えて、紡績糸使いのような紬調の
自然な凹凸感を付与することが可能となる。
常の強撚糸の域を超えた超強撚糸であるにもかかわらず
トルクが低いので製織編工程に直接供給することがで
き、また、二重撚で形成された凸部を20〜 400個/mの
割合で有しているので、製編織して得られる布帛に、シ
ャリ感とキシミ感に加えて、紡績糸使いのような紬調の
自然な凹凸感を付与することが可能となる。
【0015】本発明の紬調強撚糸を使用して製編織する
際には、経糸と緯糸、あるいは表糸と裏糸等、少なくと
もそのいずれか一方又は両方に使用することができる。
そして、得られる布帛に紡績糸使いのような紬調の自然
な凹凸感と風合を出すために、精練、染色及び仕上げな
どの各工程を施すことが必要となる。また、特に素材が
ポリエステル繊維の場合は減量加工を施すのが好まし
く、減量率は最終製品のシャリ感やボリューム感等の風
合を考慮して20%以上、特に30%以上とするのが好まし
い。
際には、経糸と緯糸、あるいは表糸と裏糸等、少なくと
もそのいずれか一方又は両方に使用することができる。
そして、得られる布帛に紡績糸使いのような紬調の自然
な凹凸感と風合を出すために、精練、染色及び仕上げな
どの各工程を施すことが必要となる。また、特に素材が
ポリエステル繊維の場合は減量加工を施すのが好まし
く、減量率は最終製品のシャリ感やボリューム感等の風
合を考慮して20%以上、特に30%以上とするのが好まし
い。
【0016】次に、本発明の紬調強撚糸の製造方法につ
いて説明する。
いて説明する。
【0017】本発明の紬調強撚糸において凸部を形成す
る二重撚は、過度の強撚によって意図的に形成されたも
のであり、撚斑によって発生したものではない。そのた
め、本発明の紬調強撚糸を得るためには、まず、供給糸
である熱可塑性マルチフイラメント延伸糸に撚係数Kが
4×104 以上と通常の強撚糸以上の撚数で撚糸する必要
がある。
る二重撚は、過度の強撚によって意図的に形成されたも
のであり、撚斑によって発生したものではない。そのた
め、本発明の紬調強撚糸を得るためには、まず、供給糸
である熱可塑性マルチフイラメント延伸糸に撚係数Kが
4×104 以上と通常の強撚糸以上の撚数で撚糸する必要
がある。
【0018】しかしながら、供給糸に施す撚糸数が撚係
数Kで4×104 以上と非常に高いため、撚糸しただけで
は糸条のトルク値が高く、製織編工程に直接供給するこ
とは困難であり、また、二重撚による凸部も十分形成さ
れていない。そこで、本発明では、撚糸機上で、撚糸に
引き続いて弛緩状態で二重撚による凸部を発現させなが
ら熱処理してトルク値を下げ、目的とする紬調強撚糸を
得る。
数Kで4×104 以上と非常に高いため、撚糸しただけで
は糸条のトルク値が高く、製織編工程に直接供給するこ
とは困難であり、また、二重撚による凸部も十分形成さ
れていない。そこで、本発明では、撚糸機上で、撚糸に
引き続いて弛緩状態で二重撚による凸部を発現させなが
ら熱処理してトルク値を下げ、目的とする紬調強撚糸を
得る。
【0019】すなわち、二重撚を形成した強撚糸は、そ
の張力状態によって、二重撚を消滅させたり、増加させ
るものであり、しかも、過張力により二重撚を消滅させ
るとトルク値が急激に増加するため、熱処理によるトル
ク値低減については十分に張力管理を行う必要がある。
そこで、本発明では、撚糸後の糸条をガイド(バルーン
ガイド)と巻き取りローラ間でオーバーフィード率が好
ましくは50%以下の弛緩状態として二重撚で凸部を発現
させながら、熱処理して目的とする紬調強撚糸を得るの
である。
の張力状態によって、二重撚を消滅させたり、増加させ
るものであり、しかも、過張力により二重撚を消滅させ
るとトルク値が急激に増加するため、熱処理によるトル
ク値低減については十分に張力管理を行う必要がある。
そこで、本発明では、撚糸後の糸条をガイド(バルーン
ガイド)と巻き取りローラ間でオーバーフィード率が好
ましくは50%以下の弛緩状態として二重撚で凸部を発現
させながら、熱処理して目的とする紬調強撚糸を得るの
である。
【0020】本発明において、撚糸後の弛緩熱処理に使
用するヒータとしては、撚糸機に付設するため設置スペ
ースが小さいものがよく、また、トルク値を製編織工程
に供給可能な 100t/m以下まで低下させるため熱伝導
性に優れたものがよいので、接触式乾熱ヒータを採用す
る必要がある。また、弛緩熱処理時のヒータ温度は糸条
の速度によっても異なるが、繊維のガラス転移点+20℃
以上、軟化点以下にするのが好ましい。
用するヒータとしては、撚糸機に付設するため設置スペ
ースが小さいものがよく、また、トルク値を製編織工程
に供給可能な 100t/m以下まで低下させるため熱伝導
性に優れたものがよいので、接触式乾熱ヒータを採用す
る必要がある。また、弛緩熱処理時のヒータ温度は糸条
の速度によっても異なるが、繊維のガラス転移点+20℃
以上、軟化点以下にするのが好ましい。
【0021】強撚糸に熱セットを施すに際し、強撚糸を
パッケージにした後、真空熱セット器でセットする公知
の方法を採用しても、トルク値を 100t/m以下に調整
することができず、このため、得られた熱セット後の強
撚糸は、実用上、整経、機掛けや製織を安定して行うこ
とができない。
パッケージにした後、真空熱セット器でセットする公知
の方法を採用しても、トルク値を 100t/m以下に調整
することができず、このため、得られた熱セット後の強
撚糸は、実用上、整経、機掛けや製織を安定して行うこ
とができない。
【0022】本発明の紬調強撚糸は、公知の撚糸機に第
1デリベリローラ、接触式乾熱ヒータ及び第2デリベリ
ローラを取り着けた装置で製造することが可能である
が、加撚数が非常に多いため、ダブルツイスターに第1
デリベリローラ、接触式乾熱ヒータ及び第2デリベリロ
ーラを取り着けた次のような装置で製造することが好ま
しい。
1デリベリローラ、接触式乾熱ヒータ及び第2デリベリ
ローラを取り着けた装置で製造することが可能である
が、加撚数が非常に多いため、ダブルツイスターに第1
デリベリローラ、接触式乾熱ヒータ及び第2デリベリロ
ーラを取り着けた次のような装置で製造することが好ま
しい。
【0023】図2は、本発明の紬調強撚糸を製造するた
めの装置の概略工程図である。本発明の製造装置は、糸
条の走行方向に沿って,上方に装着される巻糸体1の外
層から解舒され,巻糸体1の中空芯部3を上部から下部
側に挿通される糸条2を通すための案内ガイド4を有す
る回転駆動可能なスピンドルディスク5と、スピンドル
ディスク5および巻糸体1の上方に位置し、案内ガイド
4からスピンドルディスク5の外側に出た糸条2を巻糸
体1の外側に再度折り返すためのバルーンガイド6と、
第1デリベリローラ7と、接触式乾熱ヒータ8と、第2
デリベリローラ9と、フリクションドラムのような巻き
取りローラ10とを順次有するものである。そして、第1
デリベリローラ7と第2デリベリローラ9の周速度を変
更して糸条のオーバーフイード率を調整できるものであ
る。
めの装置の概略工程図である。本発明の製造装置は、糸
条の走行方向に沿って,上方に装着される巻糸体1の外
層から解舒され,巻糸体1の中空芯部3を上部から下部
側に挿通される糸条2を通すための案内ガイド4を有す
る回転駆動可能なスピンドルディスク5と、スピンドル
ディスク5および巻糸体1の上方に位置し、案内ガイド
4からスピンドルディスク5の外側に出た糸条2を巻糸
体1の外側に再度折り返すためのバルーンガイド6と、
第1デリベリローラ7と、接触式乾熱ヒータ8と、第2
デリベリローラ9と、フリクションドラムのような巻き
取りローラ10とを順次有するものである。そして、第1
デリベリローラ7と第2デリベリローラ9の周速度を変
更して糸条のオーバーフイード率を調整できるものであ
る。
【0024】図2において、スピンドルディスク5の上
方に装着された巻糸体1から解舒された糸条2は、中空
芯部3を上部から下部側に挿通され、回転駆動するスピ
ンドルディスク5に設けた案内ガイド4からスピンドル
ディスク5の外側に出て巻糸体1の外側に再度折り返さ
れ、加撚されながらバルーンガイド6に至る。次いで、
ガイドローラ11a、11bを経て、第1デリベリローラ7
で引き取られ、弛緩状態で二重撚により凸部を形成しな
がら接触式乾熱ヒータ8で熱処理されてトルク値が 100
t/m以下に調整された後、第2デリベリローラ9で引
き取られ、巻き取りローラ10でパッケージ12に巻き取ら
れる。なお、本発明の製造装置は、紬調強撚糸を製造で
きるのはもちろんのこと、通常の撚糸にも使用すること
ができる。
方に装着された巻糸体1から解舒された糸条2は、中空
芯部3を上部から下部側に挿通され、回転駆動するスピ
ンドルディスク5に設けた案内ガイド4からスピンドル
ディスク5の外側に出て巻糸体1の外側に再度折り返さ
れ、加撚されながらバルーンガイド6に至る。次いで、
ガイドローラ11a、11bを経て、第1デリベリローラ7
で引き取られ、弛緩状態で二重撚により凸部を形成しな
がら接触式乾熱ヒータ8で熱処理されてトルク値が 100
t/m以下に調整された後、第2デリベリローラ9で引
き取られ、巻き取りローラ10でパッケージ12に巻き取ら
れる。なお、本発明の製造装置は、紬調強撚糸を製造で
きるのはもちろんのこと、通常の撚糸にも使用すること
ができる。
【0025】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
する。
する。
【0026】なお、加工装置としては、村田機械(株)
製ダブルツイスターNo. 310−C型(X装置)と、
(株)石川製作所製ダブルツイスターIDF−14型
(Y装置)の、それぞれガイドローラとフリクションド
ラム間の糸条走行空間に第1デリベリローラと第2デリ
ベリローラを設け、さらに電熱加熱式接触ヒータを付設
した図2で示すような装置を使用した。
製ダブルツイスターNo. 310−C型(X装置)と、
(株)石川製作所製ダブルツイスターIDF−14型
(Y装置)の、それぞれガイドローラとフリクションド
ラム間の糸条走行空間に第1デリベリローラと第2デリ
ベリローラを設け、さらに電熱加熱式接触ヒータを付設
した図2で示すような装置を使用した。
【0027】また、実施例における物性値の測定は、次
のようにして行った。 (1) 凸部の数 熱セットした後の強撚糸に0.1g/dの荷重をつけて糸
長25cmの試料を採取し、この試料をルーペで観察して、
糸径が一重撚部の1.7倍以上で、かつ一重撚部の糸径の
1.7倍以上長手方向に連続する部分を凸部と評価し、そ
の個数(個/m)を計数した。 (2) トルク値 熱セットした後の強撚糸の糸長2mを試料とし、これを
二つ折りにして折返し部に荷重0.1g/dを吊す。下端
に荷重をつけた糸条はトルクによって旋回し、試料には
残留トルクによって双糸上撚りが発生する。この上撚り
数をトルク値(T/m)とした。 (3) 風合評価 仕上げ加工後の織物について、ハンドリングによって、
シャリ感、キシミ感、ボリューム感、紬調表面感及び総
合評価を、それぞれ次の4段階で行った。 ◎:非常に優れている。 ○:優れている。 △:劣っている。 ×:非常に劣っている。
のようにして行った。 (1) 凸部の数 熱セットした後の強撚糸に0.1g/dの荷重をつけて糸
長25cmの試料を採取し、この試料をルーペで観察して、
糸径が一重撚部の1.7倍以上で、かつ一重撚部の糸径の
1.7倍以上長手方向に連続する部分を凸部と評価し、そ
の個数(個/m)を計数した。 (2) トルク値 熱セットした後の強撚糸の糸長2mを試料とし、これを
二つ折りにして折返し部に荷重0.1g/dを吊す。下端
に荷重をつけた糸条はトルクによって旋回し、試料には
残留トルクによって双糸上撚りが発生する。この上撚り
数をトルク値(T/m)とした。 (3) 風合評価 仕上げ加工後の織物について、ハンドリングによって、
シャリ感、キシミ感、ボリューム感、紬調表面感及び総
合評価を、それぞれ次の4段階で行った。 ◎:非常に優れている。 ○:優れている。 △:劣っている。 ×:非常に劣っている。
【0028】実施例1 200d/96fのポリエチレンテレフタレート(PET)
延伸糸を、上記改造X装置に供給し、スピンドル回転数
1.0 ×104rpm、第1デリベリローラと第2デリベリロー
ラ間のオーバーフイード率30%、ヒータ温度 180℃で加
撚を行い、撚数4500t/mの紬調強撚糸を得た。
延伸糸を、上記改造X装置に供給し、スピンドル回転数
1.0 ×104rpm、第1デリベリローラと第2デリベリロー
ラ間のオーバーフイード率30%、ヒータ温度 180℃で加
撚を行い、撚数4500t/mの紬調強撚糸を得た。
【0029】比較例1 ヒータに通電せず、第1デリベリローラと第2デリベリ
ローラを通さない糸道にする以外は実施例1と同様にし
て紬調強撚糸を製造し、パッケージに巻き取った。この
パッケージを、丸井(株)製SE型真空セット器で、 1
20℃、60分間の熱セットを行った。
ローラを通さない糸道にする以外は実施例1と同様にし
て紬調強撚糸を製造し、パッケージに巻き取った。この
パッケージを、丸井(株)製SE型真空セット器で、 1
20℃、60分間の熱セットを行った。
【0030】比較例2 第1デリベリローラと第2デリベリローラを通さない糸
道にする以外は、実施例1と同様にして紬調強撚糸を製
造した。
道にする以外は、実施例1と同様にして紬調強撚糸を製
造した。
【0031】実施例2 改造Y装置を使用し、オーバーフイード率を25%、ヒー
タ温度を 200℃にする以外は、実施例1と同様にして紬
調強撚糸を製造した。
タ温度を 200℃にする以外は、実施例1と同様にして紬
調強撚糸を製造した。
【0032】比較例3 撚数を2700t/mに変更する以外は実施例1と同様にし
て強撚糸を製造した。
て強撚糸を製造した。
【0033】比較例4 撚数を2700t/mに変更する以外は比較例1と同様にし
て強撚糸を製造した。
て強撚糸を製造した。
【0034】比較例5 撚数を一般的な強撚糸と同じ1500t/mとし、熱セット
を85℃で45分間で施す以外は、比較例1と同様にして強
撚糸を製造した。
を85℃で45分間で施す以外は、比較例1と同様にして強
撚糸を製造した。
【0035】S撚で 350t/mの撚糸を施した 100d/
48fのPET延伸糸を経糸とし、実施例1及び比較例1
〜5で得られたS撚及びZ撚の強撚糸を緯糸二越使い
(S撚糸とZ撚糸を2本ずつ交互に使用)として、経糸
密度 137本/2.54cm、緯糸密度73本/2.54cmの平織物を
ウオーター・ジェットルームで製織した。得られた生機
は、ポリエステル繊維の常法に従い、精練・リラックス
−プレセット−アルカリ処理−染色−ファイナルセット
の順で染色仕上げ加工を施したが、アルカリ処理は、布
帛の減量率が30%となるように処理時間を調整した。実
施例1〜2で得られた強撚糸の物性と製織性及び織物性
状の評価結果を表1に、比較例1〜5で得られた強撚糸
の物性と製織性及び織物性状の評価結果を表2に示す。
48fのPET延伸糸を経糸とし、実施例1及び比較例1
〜5で得られたS撚及びZ撚の強撚糸を緯糸二越使い
(S撚糸とZ撚糸を2本ずつ交互に使用)として、経糸
密度 137本/2.54cm、緯糸密度73本/2.54cmの平織物を
ウオーター・ジェットルームで製織した。得られた生機
は、ポリエステル繊維の常法に従い、精練・リラックス
−プレセット−アルカリ処理−染色−ファイナルセット
の順で染色仕上げ加工を施したが、アルカリ処理は、布
帛の減量率が30%となるように処理時間を調整した。実
施例1〜2で得られた強撚糸の物性と製織性及び織物性
状の評価結果を表1に、比較例1〜5で得られた強撚糸
の物性と製織性及び織物性状の評価結果を表2に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】表1、2から明らかなように、実施例1〜
2で得られた紬調強撚糸は、トルク値が86〜92t/mと
小さいので製織が容易であり、また、二重撚で形成され
た凸部が 268〜288 個/m存在するので、その織物は自
然な紬調の凹凸感があり、シャリ感、キシミ感、ボリュ
ーム感等に優れた風合を有するものであった。
2で得られた紬調強撚糸は、トルク値が86〜92t/mと
小さいので製織が容易であり、また、二重撚で形成され
た凸部が 268〜288 個/m存在するので、その織物は自
然な紬調の凹凸感があり、シャリ感、キシミ感、ボリュ
ーム感等に優れた風合を有するものであった。
【0039】一方、熱セットを真空セット器で施した比
較例1の強撚糸は、二重撚による凸部が少なく、かつト
ルク値が高いので、製織できなかった。また、第1デリ
ベリローラと第2デリベリローラを通さない糸道で熱処
理した比較例2の強撚糸は、二重撚による凸部が少な
く、かつトルク値がやや高いので製織性が悪く、得られ
た織物は、シャリ感やキシミ感を有するものの、紬調の
表面感やボリューム感に乏しいものであった。次に、撚
糸数が少なくて二重撚による凸部が形成されなかった比
較例3の織物は、シャリ感を有するものの、紬調の表面
感やボリューム感に乏しいものであった。さらに、撚糸
数が少なく、かつ、真空セット器で熱セットした比較例
4、5の強撚糸は、トルク値が高いので製織性が不良で
あり、織物は、紬調の表面感やボリューム感に乏しいも
のであった。
較例1の強撚糸は、二重撚による凸部が少なく、かつト
ルク値が高いので、製織できなかった。また、第1デリ
ベリローラと第2デリベリローラを通さない糸道で熱処
理した比較例2の強撚糸は、二重撚による凸部が少な
く、かつトルク値がやや高いので製織性が悪く、得られ
た織物は、シャリ感やキシミ感を有するものの、紬調の
表面感やボリューム感に乏しいものであった。次に、撚
糸数が少なくて二重撚による凸部が形成されなかった比
較例3の織物は、シャリ感を有するものの、紬調の表面
感やボリューム感に乏しいものであった。さらに、撚糸
数が少なく、かつ、真空セット器で熱セットした比較例
4、5の強撚糸は、トルク値が高いので製織性が不良で
あり、織物は、紬調の表面感やボリューム感に乏しいも
のであった。
【0040】
【発明の効果】本発明の紬調強撚糸は、二重撚で凸部を
形成する程の、通常の強撚糸の域を越えた超強撚糸であ
るにもかかわらず、トルクが低いので製織編工程に直接
供給することができ、また、二重撚で形成された凸部を
20〜 400個/mの割合で有しているので、製編織して得
られる布帛に、シャリ感とキシミ感に加えて、紡績糸使
いのような紬調の自然な凹凸感を付与することが可能と
なる。
形成する程の、通常の強撚糸の域を越えた超強撚糸であ
るにもかかわらず、トルクが低いので製織編工程に直接
供給することができ、また、二重撚で形成された凸部を
20〜 400個/mの割合で有しているので、製編織して得
られる布帛に、シャリ感とキシミ感に加えて、紡績糸使
いのような紬調の自然な凹凸感を付与することが可能と
なる。
【0041】また、本発明の製造方法及び製造装置を使
用すれば、上記の利点を有する紬調強撚糸を容易に安定
して製造することができる。
用すれば、上記の利点を有する紬調強撚糸を容易に安定
して製造することができる。
【図1】本発明の紬調強撚糸の一実施態様を示す模式図
である。
である。
【図2】本発明の紬調強撚糸の製造装置の一実施態様を
示す概略工程図である。
示す概略工程図である。
A 凸部 1 巻糸体 2 糸条 3 中空芯部 4 案内ガイド 5 スピンドルディスク 6 バルーンガイド 7 第1デリベリローラ 8 接触式乾熱ヒータ 9 第2デリベリローラ 10 巻き取りローラ
Claims (3)
- 【請求項1】 熱可塑性マルチフイラメント糸からなる
強撚糸であって、長手方向に二重撚で形成された凸部が
20〜 400個/m存在し、かつトルク値が100t/m以下
であることを特徴とする紬調強撚糸。 - 【請求項2】 熱可塑性マルチフイラメント延伸糸に、
下記式で定義した撚係数Kが4×104 以上の実撚を施
し、次いで撚糸後の糸条を巻き取ることなく連続して弛
緩状態で二重撚による凸部を発現させながら熱処理する
ことを特徴とする紬調強撚糸の製造方法。 K=T(t/m)×D1/2 ただし、Tは撚数(t/m)、Dは糸条の繊度(デニー
ル)である。 - 【請求項3】 糸条の走行方向に沿って,上方に装着さ
れる巻糸体の外層から解舒され,巻糸体の中空芯部を上
部から下部側に挿通される糸条を通すための案内ガイド
を有する回転駆動可能なスピンドルディスクと、巻糸体
の上方に位置し、案内ガイドからスピンドルディスクの
外側に出た糸条を巻糸体の外側に再度折り返すためのバ
ルーンガイドと、第1デリベリローラと、接触式乾熱ヒ
ータと、第2デリベリローラと、巻き取りローラとを順
次有することを特徴とする紬調強撚糸の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9129292A JPH10325030A (ja) | 1997-03-28 | 1997-05-20 | 紬調強撚糸とその製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7714297 | 1997-03-28 | ||
| JP9-77142 | 1997-03-28 | ||
| JP9129292A JPH10325030A (ja) | 1997-03-28 | 1997-05-20 | 紬調強撚糸とその製造方法及び製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10325030A true JPH10325030A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=26418238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9129292A Pending JPH10325030A (ja) | 1997-03-28 | 1997-05-20 | 紬調強撚糸とその製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10325030A (ja) |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP9129292A patent/JPH10325030A/ja active Pending
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