JPH10326662A - 導通補助材及びその製造方法 - Google Patents
導通補助材及びその製造方法Info
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- JPH10326662A JPH10326662A JP10070665A JP7066598A JPH10326662A JP H10326662 A JPH10326662 A JP H10326662A JP 10070665 A JP10070665 A JP 10070665A JP 7066598 A JP7066598 A JP 7066598A JP H10326662 A JPH10326662 A JP H10326662A
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Abstract
面導通面の双方に適用が可能であり、集積回路用ソケッ
トに用いた場合には、コネクタやソケットのサイズの違
いにも容易に対応でき、高速性に優れるとともに、実装
用の集積回路用ソケットとしての使用が可能で、組立て
が容易な導通補助材及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 絶縁性の弾性素材から成るシート20に
設けた多数の貫通孔21の一部又は全部の内部に導通部
材を有する導通補助材である。導通部材は導電性素材か
ら成る切片22であり、切片22は、その一端において
シート20に固定されるとともに、1又は2以上の切り
込みによって形成された2以上の羽根部2を有し、各切
片22に形成した2以上の羽根部2の一部を、貫通孔2
1の2つの開口部のうち、シート20の同一の面に存在
する開口部に向かって折り曲げることにより、羽根部2
の端部を開口部から突出させて成る導通補助材である。
Description
器に用いられる導体間の接続に用いられる導通補助材及
びその製造方法並びにその導通補助材を用いたコネクタ
及び集積回路用ソケットに関する。
間に介在させることにより、接続要素間の電気的導通を
助ける働きをするものである。
タには、接続要素が平らな導通面を有し、それらを互い
に重ね合わせて接触させることにより電気的導通を行う
もの、接続要素の一方がプラグ、他方がソケットであ
り、プラグをソケットに装着し、プラグの外周面をソケ
ット孔の内周面に接触させることにより電気的導通を行
うもの等がある。このようなコネクタにおいて、十分な
電気的導通を確保するためには、接続要素が互いに密接
に接触することが必要である。しかし、接続要素に歪み
があったり、接続要素間に塵等が存在すると、接続要素
間の接触面積が小さくなるため、接続要素間の密接な接
触が妨げられ、電気的導通が不完全となる。
公平1−22230号公報には、2本の環状フレームの
間に、プラグ外周面に対して斜めに配向する複数の羽根
を一定間隔毎に設けた導通補助材で、ソケット孔の内周
面又はプラグの外周面のいずれかに周設して使用するも
のが開示されている。又、実公昭51−8710号公報
には、環状の金属帯に複数の切り込みをいれることによ
り、両端が金属帯に接続されている舌片を設け、ソケッ
ト孔の内周面又はプラグの外周面のいずれかに周設する
ことにより、舌片がプラグ外周面に対して斜めに配向す
る導通補助材が開示されている。
積回路用ソケットを介して基板等に実装される。従っ
て、集積回路用ソケットのコンタクト基板、即ち、集積
回路と基板との導通を仲介する部分は、集積回路の端子
及び基板に形成された端子の双方と密接に接触すること
が、十分な電気的導通を確保するために必要である。
又、実装用に用いられる集積回路用ソケットのコンタク
ト基板の場合には、近年の情報処理機器等の小型化の要
請から肉薄であるとともに、処理する情報量の増加に伴
い高速性を備えることも要求される。
ては、湾曲部27を形成することにより上下方向の弾性
を持たせるとともに、端子の支持部29を形成した端子
接触部材35を用いるもの(図4(a))、シリコーン
ゴム30中に金属細線31を高密度で埋設したもの(図
4(b))、ゴムシート32の両面間に導電性粒子33
を列状に配置して成り、集積回路の球状端子24によっ
て圧縮されることにより、その部分の導電性粒子33が
互いに接触するもの(図4(c))、一端を巻きバネ3
4にて支持した端子接触部材35を、他端がシートから
突出した状態でシートに埋設したもの(図4(d))、
導電性材料から成るワイヤーをランダムに巻いて形成し
た端子接触部材35を、両端がシートから突出した状態
でシートに埋設したもの(図4(e))等がある。
の導通補助材はソケット−プラグ式のコネクタに用いら
れるものであり、特に、実公昭51−8710号公報に
開示される導通補助材は、繰り返して使用することによ
り、舌片又は羽根部分が破損したり摩耗するなど、耐久
性に問題があった。さらに、コネクタのサイズに合わせ
て規格の異なる導通補助材を調製しなければならないと
いう問題もあった。
ては、図4(a)に示すものは、高速性に劣ることか
ら、実装用の集積回路用ソケットとしては用いることが
できないという問題があった。
は優れるものの、LGAには適応が難しい。
置した導電性粒子33の接触が首尾良く行われなかった
り、他の列に属する導電性粒子33が接触する等、導通
が不安定であるという問題があった。
より肉厚にならざるを得ないため、高速性に劣るととも
に、実装用としての使用には適さないという問題があっ
た。
の経路に多様性があるため、電気的特性が不安定となる
という問題があった。
ものであり、その目的とするところは、コネクタに用い
た場合には平面導通面及び曲面導通面の双方に適用が可
能であり、集積回路用ソケットに用いた場合には、コネ
クタやソケットのサイズの違いにも容易に対応でき、
又、高速性に優れるとともに、実装用の集積回路用ソケ
ットとしての使用が可能で、さらに、組立てが容易な導
通補助材及びその製造方法並びにその導通補助材を用い
たコネクタ及び集積回路用ソケットを提供することを目
的とする。
ば、絶縁性の弾性素材から成るシートに設けた多数の貫
通孔の一部又は全部の内部に導通部材を有する導通補助
材であって、上記導通部材は導電性素材から成る切片で
あり、上記切片は、その一端において上記シートに固定
されるとともに、1又は2以上の切り込みによって形成
された2以上の羽根部を有し、各切片に形成した上記2
以上の羽根部の一部を、貫通孔の2つの開口部のうち、
シートの同一の面に存在する開口部に向かって折り曲げ
ることにより、羽根部の端部を開口部から突出させて成
る導通補助材が提供される。
部の少なくとも一つを、上記シートの他の面に存在する
開口部に向かって折り曲げたものであってもよい。
は、その他端に設けた単一の切り込みにより形成された
2つの羽根部を有するものであることが好ましい。
素材から成るシート2枚を重ね合わせて成り、上記2枚
のシートにて上記切片の一端を狭持することにより、上
記切片をシートに固定したものであることが好ましい。
の開口部の形状が円形であり、その直径が0.2〜1.
2mmであることが好ましい。又、上記貫通孔のピッチ
は0.25〜1.5mmであることが好ましい。
素材はベリリウム銅、チタン銅、銅・ニッケル・スズ合
金、リン青銅及び銅・ニッケル・シリコン合金よりなる
群より選ばれる少なくとも一種から成ることが好まし
く、上記絶縁性の弾性素材はゴム又は樹脂から成ること
が好ましい。
通補助材を接続要素間に介在させたコネクタが提供され
る。さらに、本発明によれば、前記又は上記の導通補助
材を、集積回路の端子とのコンタクト基板として用いた
集積回路用ソケットが提供される。
から成るシートに設けた多数の貫通孔の一部又は全部の
内部に導通部材を有する導通補助材の製造方法であっ
て、絶縁性の弾性素材から成る2枚のフィルムの対応す
る位置に複数の貫通孔を形成する第一工程、導電性素材
より、1又は2以上の切り込みを有する切片が多数連な
った構造体を形成する第二工程、上記2枚のフィルムの
間に、各切片が貫通孔内に位置するように上記構造体を
挟み込み、上記2枚のフィルムを圧着してシートとする
第三工程及び上記切片を互いに切り離すとともに、上記
切り込みによって形成された2以上の羽根部の一部を、
貫通孔の2つの開口部のうち、シートの同一の面に存在
する開口部に向かって折り曲げることにより、上記羽根
部の端部を開口部から突出させる第四工程から成る導通
補助材の製造方法が提供される。
らパンチングを施すことにより各切片を互いに切り離す
とともに、貫通孔へのパンチングにより上記羽根部を折
り曲げてもよい。
素材から成るシートに設けた多数の貫通孔の一部又は全
部の内部に導通部材を有する導通補助材の製造方法であ
って、絶縁性の弾性素材から成るフィルムの一方の面に
導電性素材から成る層を有するシートより、エッチング
にて、1又は2以上の切り込みを有する導電性素材から
成る切片を所定の間隔にて形成する第一工程、上記フィ
ルムに絶縁性の弾性素材から成る他のフィルムを積層し
て上記切片を被覆し、上記2枚のフィルムを圧着してシ
ートとする第二工程、上記切片近傍のフィルムをレーザ
ーにて除去して貫通孔を形成する第三工程、上記切り込
みによって形成された2以上の羽根部の一部を、貫通孔
の2つの開口部のうち、シートの同一の面に存在する開
口部に向かって折り曲げることにより、上記羽根部の端
部を開口部から突出させる第四工程から成る導通補助材
の製造方法が提供される。
パンチングにより上記羽根部を折り曲げてもよい。
第四工程において、上記羽根部の一部を折り曲げた方向
に存在する開口部とは異なる開口部に向かって、羽根部
の他の一部を折り曲げてもよい。
片を単一の切り込みにより形成される2つの羽根部を有
するものとすることが好ましい。
貫通孔の開口部の形状を円形とし、その直径を0.2〜
1.2mmとすることが好ましい。又、貫通孔のピッチ
は0.25〜1.5mmとすることが好ましい。
て、導電性素材としてベリリウム銅、チタン銅、銅・ニ
ッケル・スズ合金、リン青銅及び銅・ニッケル・シリコ
ン合金よりなる群より選ばれる少なくとも一種を用いる
ことが好ましい。
示すように、絶縁性の弾性素材から成るシート20に設
けた多数の貫通孔21の内部に、導電性素材にて形成し
た切片22を、その一端を上記シートに固定した状態で
設置することにより構成される。各切片は、1又は2以
上の切り込みによって形成された2以上の羽根部2を有
し、上記2以上の羽根部2の一部は、貫通孔21の2つ
の開口部のうち、シートの同一の面に存在する開口部に
向かって折り曲げられ、羽根部の端部はその開口部から
突出している。
端子)型の集積回路の端子とのコンタクト基板として用
いられるものであり、図2に示すように、球状端子24
が、折り曲げられていない羽根部2aをシート20の反
対側に押すことにより、折り曲げられた羽根部2bの先
端が、シート20の反対側に存在する接続要素3に押し
つけられることとなり、安定な導通が確保される。又、
切片22の一端はシート20に固定されているため、切
片22は板バネとして機能し、切片22と球状端子24
との安定な接触も確保される。
さを調節することにより、極めて薄いものとすることが
できるため、集積回路用ソケットに適用する場合には高
速性に優れ、実装用として用いることができる集積回路
用ソケットとすることができる。
り、切り込みの数や態様に特に制限はなく、例えば、切
片としては図3(b)、(c)に示すようなものを用い
ることも可能であるが、生産効率等を考慮した場合、図
3(a)に示すように、単一の切り込みにより形成され
た2つの羽根部を有するものを用いることが好ましい。
況に応じて、すべての貫通孔の内部に設置してもよく、
一部の貫通孔の内部にのみ設置してもよい。
すように、2以上の羽根部2の少なくとも一つを、シー
ト20の一方の面に存在する開口部に向かって折り曲げ
るとともに、2以上の羽根部2の少なくとも他の一つ
を、シート20の他方の面に存在する開口部に向かって
折り曲げれば、コネクタ及びLGA(平面端子)型の集
積回路の端子とのコンタクト基板として用いることがで
きる導通補助材1となる。
続要素間に介在させることにより、シート20より突出
した切片22により、導通面の歪みを効果的に吸収し、
又、導通面に塵等があっても、確実な電気的導通を確保
することができる。又、本発明の導通補助材は、絶縁性
の弾性素材を使用しているため、コネクタの接続要素の
導通面が平面である場合にも、曲面である場合にも適用
が可能である。
タや集積回路用ソケットの導通面のサイズ、形状に合わ
せて適宜に切り出して使用でき、サイズ、形状の違いに
も容易に対応が可能である。なお、本発明の導通補助材
を、集積回路の端子とのコンタクト基板として用いる場
合には、各切片は、互いに絶縁されていることが必要で
ある。
開口部の形状は、矩形、三角形、円形、楕円形等どのよ
うな形状でもよいが、円形であることが好ましい。又、
開口部の形状を円形とした場合において、その直径は
0.2〜1.2mmであることが好ましい。0.2mm
未満の場合は製造が困難であり、1.2mmを超える場
合は大きすぎてメリットがないからである。
1.5mmであることが好ましい。0.25mm未満の
場合は十分な組立精度が確保できず、1.5mmを超え
る場合は、PGA、QFP等の他のパッケージに比べて
メリットがなく、導通面の歪みを吸収する効果が弱くな
るとともに、曲面に適用することが困難となるからであ
る。なお、ここで、貫通孔のピッチとは、ある貫通孔の
中心点と、その貫通孔の最も近くに位置する他の貫通孔
の中心点との間の最短距離の大きさをいう。
素材には、導電性の他、耐摩耗性、可撓性、耐酸化性、
強度等が要求され、ベリリウム銅、チタン銅、銅・ニッ
ケル・スズ合金、リン青銅及び銅・ニッケル・シリコン
合金よりなる群より選ばれる少なくとも一種が好ましく
用いられる。上記のうち、導電性素材としてベリリウム
銅を用いた場合には、本発明の導通補助材に疲労特性及
び耐熱性を付与することができ、バーンインテスト用の
集積回路検査器具のコンタクト基板として用いることも
可能となるからである。従って、本発明ではベリリウム
銅、あるいはベリリウム銅と同等の特性を有する素材が
特に好ましく用いられる。
よるが、純銅に対し20〜60%で十分な導電性を有す
るとともに、ピッカース硬さが、銅が80〜100なの
に対し、ベリリウム銅は250〜400であり、耐摩耗
性に優れることがわかる。
材に用いるベリリウム銅の組成としては、銅を主成分と
する総量においてベリリウムを0.2〜3重量%、ニッ
ケルとコバルトを合わせて0.1〜3重量%、アルミニ
ウム、ケイ素、鉄、チタン、スズ、マグネシウム、マン
ガン、亜鉛又はインジウムから成る群より選択した1以
上の元素を合わせて0.05〜3重量%含有することが
好ましいが、それぞれ、1.6〜2重量%、0.2〜1
重量%、0.05〜1重量%含有することがより好まし
く、1.6〜2重量%、0.2〜0.6重量%、0.0
5〜1重量%含有することがさらに好ましい。
合は、導電性が低下し好ましくない。又、ベリリウム含
量は2重量%より大きくしても、それに見合うだけの強
度の上昇が得られず不経済となる。一方、0.2重量%
未満の場合には、巻きバネの強度が不足する。又、ニッ
ケルとコバルトの総計が3重量%より大きいと導電性が
低下し、0.2重量%未満の場合にはベリリウムの添加
による強度の上昇が抑えられ、ベリリウムの添加量をさ
らに多くしなければならない。さらに、アルミニウムそ
の他の元素の総量が3重量%より大きい場合には、導電
性が低下し、0.05重量%未満の場合には、特に高温
での強度が不足する。
1〜0.1mmであることが好ましく、0.02〜0.
05mmであることがより好ましい。0.01mm未満
の場合は、切片の強度が小さすぎて適度な接触荷重を得
ることが困難となり、0.1mmを超える場合は、切片
の強度が大きくなりすぎて、集積回路の端子が、切片を
シートの反対側に存在する接続要素に強く押し付けるこ
とができず、安定な導通を確保することが困難となるか
らである。
は、0.06〜0.66mmであることが好ましく、
0.1〜0.2mmであることがより好ましい。0.0
6mmより薄い場合には機械的強度が低くなり耐久性に
問題が生じるからである。一方、1.0mmより厚い場
合には、コネクタの接続要素間に介在させることが困難
となるからである。
熱性、耐候性等が要求され、シリコンゴム、合成ゴム等
のゴム、又はポリマー、ポリイミド、エンジニアリング
樹脂等の樹脂が用いられるが、ポリイミドが特に好適に
用いられる。
する接続要素間に、一の面が一方の接続要素の導通面
に、他の面が他方の接続要素の導通面に接触するように
設置して使用され、コネクタの固着具等により、接続要
素の導通面が導通補助材に圧着し、導通が確実となる。
又、本発明の導通補助材は、コネクタの一方の接続要素
の導通面に接着し、コネクタの一部として用いてもよ
い。
ソケットを構成する部材として、集積回路の端子とのコ
ンタクト基板として用いることができるが、集積回路用
ソケットには、集積回路の特性を検査するために用いら
れる検査器具も含まれる。
向にのみ屈曲している図1に示す導通補助材は、図5に
示すように、絶縁性の弾性素材から成る2枚のフィルム
39の対応する位置に複数の貫通孔21を形成する第一
工程(図5(a))、導電性素材より、1又は2以上の
切り込みを有する切片22が多数連なった構造体4を形
成する第二工程(図5(b))、上記2枚のフィルム3
9の間に、各切片22が貫通孔21内に位置するように
上記構造体4を挟み込み、上記2枚のフィルム39を圧
着してシートとする第三工程(図5(c))及び上記切
片22を互いに切り離すとともに、上記切り込みによっ
て形成された2以上の羽根部の一部を、貫通孔の2つの
開口部のうち、シートの同一の面に存在する開口部に向
かって折り曲げることにより、上記羽根部の端部を開口
部から突出させる第四工程(図5(d))を経て製造さ
れる。
パンチ、レーザー等を用いることができるが、図5
(d)に示すように、シートの上からパンチングを施す
ことが好ましく、又、羽根部を折り曲げる手段として
は、貫通孔へパンチングを施すことが好ましい。なお、
2つのパンチング部材を有するパンチング装置にて、各
切片の切断と羽根部の折り曲げを同時に行うことが、生
産効率を向上させる観点より好ましい。なお、パンチン
グの態様は総型でもよく、順送り型でもよい。
1に示す導通補助材は、図6に示すように、絶縁性の弾
性素材から成るフィルム39aの一方の面に導電性素材
から成る層5を有するシートより、エッチングにて、1
又は2以上の切り込みを有する導電性素材から成る切片
22を所定の間隔にて形成する第一工程(図6
(a))、上記フィルム39aに絶縁性の弾性素材から
成る他のフィルム39bを積層して上記切片22を被覆
し、上記2枚のフィルム39を圧着してシートとする第
二工程(図6(b))、上記切片22近傍のフィルムを
レーザーにて除去して貫通孔21を形成する第三工程
(図6(c))、上記切り込みによって形成された2以
上の羽根部2の一部を、貫通孔21の2つの開口部のう
ち、シートの同一の面に存在する開口部に向かって折り
曲げることにより、上記羽根部2の端部を開口部から突
出させる第四工程(図6(d))を経て製造することも
できる。羽根部2を折り曲げる手段としては、貫通孔へ
パンチングを施すことが好ましい。
7に示す導通補助材は、上記の図5又は図6に示す製造
方法の第四工程において、羽根部2の一部を折り曲げた
方向に存在する開口部とは異なる開口部に向かって、羽
根部2の他の一部を折り曲げることにより製造される。
は、図8に示すように、双方向のパンチングにより、同
時に両方向への折り曲げを行うことが生産効率を向上さ
せる観点より好ましい。
おいて、貫通孔は、パンチ、ドリル、レーザー等によっ
て形成される。又、2枚のフィルムの圧着は、常法によ
り行われるが、熱圧着により行うことが好ましい。
く説明するが、本発明はこれらの実施例に限られるもの
ではない。
図7に示す導通補助材を、以下の方法にて製造した。
横50mm、厚さ0.125mmのポリイミドのフィル
ム39aの一方の面にベリリウム銅から成る層5を有す
るシートより、エッチングにて、1つの切り込みを有す
る切片22を0.5mmの間隔にて形成した。
ィルム39aに同寸法のポリイミドから成る他のフィル
ム39bを積層して上記切片22を被覆し、2枚のフィ
ルムを熱圧着してシート20とした。
片22近傍のフィルムをレーザーにて除去して、0.5
mmのピッチにて、径が0.4mm貫通孔21を形成し
た。
1に両方向からパンチングを施し、各切片22に設けた
2つの羽根部2を、互いに反対方向を向くように折り曲
げた。
素材から成るシートに設けた多数の貫通孔の内部に、導
電性素材にて形成した切片を、その一端を上記シートに
固定した状態で設置することにより構成される。又、各
切片は、1又は2以上の切り込みによって形成された2
以上の羽根部を有し、上記2以上の羽根部の一部は、貫
通孔の2つの開口部のうち、シートの同一の面に存在す
る開口部に向かって折り曲げられ、羽根部の端部はその
開口部から突出している。
路の端子とのコンタクト基板として用いた場合、球状端
子が、折り曲げられていない羽根部をシートの反対側に
押すことにより、折り曲げられた羽根部の先端が、シー
トの反対側に存在する接続要素に押しつけられることと
なり、安定な導通が確保される。又、切片の一端はシー
トに固定されているため、切片は板バネとして機能し、
切片と球状端子との安定な接触も確保される。
を、シートの一方の面に存在する開口部に向かって折り
曲げるとともに、2以上の羽根部の少なくとも他の一つ
を、シートの他方の面に存在する開口部に向かって折り
曲げれば、コネクタ及びLGA(平面端子)型の集積回
路の端子とのコンタクト基板として用いることができ
る。この場合、シートより突出した切片により、コネク
タの接続要素の導通面の歪みを効果的に吸収し、又、導
通面に塵等があっても、確実な電気的導通を確保するこ
とができる。又、絶縁性の弾性素材を使用しているた
め、コネクタの接続要素の導通面が平面である場合に
も、曲面である場合にも適用が可能である。
使用しているため、コネクタや集積回路用ソケットの導
通面のサイズ、形状に合わせて適宜に切り出して使用で
きるため、サイズ、形状の違いにも容易に対応が可能で
ある。
高速性にも優れるため、実装用の集積回路用ソケットに
適用することができる。
る。
面図である。
示す斜視図である。
を示す模式断面図である。
模式図である。
す模式図である。
ある。
る。
が多数連なった構造体、5…導電性素材から成る層、2
0…シート、21…貫通孔、22…切片、24…球状端
子、25…集積回路、27…湾曲部、28…コンタクト
基板、29…端子の支持部、30…シリコーンゴム、3
1…金属細線、32…ゴムシート、33…導電性粒子、
34…巻きバネ、35…端子接触部材、36…パンチ
穴、39…フィルム。
Claims (20)
- 【請求項1】 絶縁性の弾性素材から成るシートに設け
た多数の貫通孔の一部又は全部の内部に導通部材を有す
る導通補助材であって、 該導通部材は導電性素材から成る切片であり、 該切片は、その一端において該シートに固定されるとと
もに、 1又は2以上の切り込みによって形成された2以上の羽
根部を有し、 各切片に形成した該2以上の羽根部の一部を、貫通孔の
2つの開口部のうち、該シートの同一の面に存在する開
口部に向かって折り曲げることにより、該羽根部の端部
を該開口部から突出させて成ることを特徴とする導通補
助材。 - 【請求項2】 各切片の他端に単一の切り込みを設ける
ことにより2つの羽根部を形成した請求項1に記載の導
通補助材。 - 【請求項3】 絶縁性の弾性素材から成るシート2枚を
重ね合わせて成り、該2枚のシートにて該切片の一端を
狭持することにより、該切片を該シートに固定した請求
項1又は2に記載の導通補助材。 - 【請求項4】 該貫通孔の開口部の形状が円形であり、
その直径が0.2〜1.2mmである請求項1、2又は
3に記載の導通補助材。 - 【請求項5】 該貫通孔のピッチが0.25〜1.5m
mである請求項1、2、3又は4に記載の導通補助材。 - 【請求項6】 該導電性素材が、ベリリウム銅、チタン
銅、銅・ニッケル・スズ合金、リン青銅及び銅・ニッケ
ル・シリコン合金よりなる群より選ばれる少なくとも一
種から成る請求項1〜5のいずれか一項に記載の導通補
助材。 - 【請求項7】 該絶縁性の弾性素材がゴム又は樹脂であ
る請求項1〜6のいずれか一項に記載の導通補助材。 - 【請求項8】 さらに、該2以上の羽根部の少なくとも
一つを、該シートの他の面に存在する開口部に向かって
折り曲げた請求項1〜7のいずれか一項に記載の導通補
助材。 - 【請求項9】 絶縁性の弾性素材から成るシートに設け
た多数の貫通孔の一部又は全部の内部に導通部材を有す
る導通補助材の製造方法であって、 絶縁性の弾性素材から成る2枚のフィルムの対応する位
置に複数の貫通孔を形成する第一工程、 導電性素材より、1又は2以上の切り込みを有する切片
が多数連なった構造体を形成する第二工程、 該2枚のフィルムの間に、各切片が該貫通孔内に位置す
るように該構造体を挟み込み、該2枚のフィルムを圧着
してシートとする第三工程及び該切片を互いに切り離す
とともに、該切り込みによって形成された2以上の羽根
部の一部を、貫通孔の2つの開口部のうち、該シートの
同一の面に存在する開口部に向かって折り曲げることに
より、該羽根部の端部を該開口部から突出させる第四工
程から成ることを特徴とする導通補助材の製造方法。 - 【請求項10】 該シートの上からパンチングを施すこ
とにより各切片を互いに切り離すとともに、該貫通孔へ
のパンチングにより該羽根部を折り曲げる請求項9に記
載の導通補助材の製造方法。 - 【請求項11】 絶縁性の弾性素材から成るシートに設
けた多数の貫通孔の一部又は全部の内部に導通部材を有
する導通補助材の製造方法であって、 絶縁性の弾性素材から成るフィルムの一方の面に導電性
素材から成る層を有するシートより、エッチングにて、
1又は2以上の切り込みを有する導電性素材から成る切
片を所定の間隔にて形成する第一工程、 該フィルムに絶縁性の弾性素材から成る他のフィルムを
積層して該切片を被覆し、該2枚のフィルムを圧着して
シートとする第二工程、 該切片近傍の貫通孔を形成する第三工程、 該切り込みによって形成された2以上の羽根部の一部
を、貫通孔の2つの開口部のうち、該シートの同一の面
に存在する開口部に向かって折り曲げることにより、該
羽根部の端部を該開口部から突出させる第四工程から成
ることを特徴とする導通補助材の製造方法。 - 【請求項12】 該貫通孔へのパンチングにより該羽根
部を折り曲げる請求項11に記載の導通補助材の製造方
法。 - 【請求項13】 該第四工程において、該羽根部の一部
を折り曲げた方向に存在する開口部とは異なる開口部に
向かって、該羽根部の他の一部を折り曲げる請求項9、
10、11又は12に記載の導通補助材の製造方法。 - 【請求項14】 各切片が単一の切り込みにより形成さ
れる2つの羽根部を有する請求項9〜13のいずれか一
項に記載の導通補助材の製造方法。 - 【請求項15】 該貫通孔の開口部の形状が円形であ
り、その直径が0.2〜1.2mmである請求項9〜1
4のいずれか一項に記載の導通補助材の製造方法。 - 【請求項16】 該貫通孔のピッチが0.25〜1.5
mmである請求項9〜15のいずれか一項に記載の導通
補助材の製造方法。 - 【請求項17】 該導電性素材が、ベリリウム銅、チタ
ン銅、銅・ニッケル・スズ合金、リン青銅及び銅・ニッ
ケル・シリコン合金よりなる群より選ばれる少なくとも
一種から成る請求項9〜16のいずれか一項に記載の導
通補助材の製造方法。 - 【請求項18】 該絶縁性の弾性素材がゴム又は樹脂で
ある請求項9〜17のいずれか一項に記載の導通補助材
の製造方法。 - 【請求項19】 請求項8に記載の導通補助材を接続要
素間に介在させたことを特徴とするコネクタ。 - 【請求項20】 請求項1〜8のいずれか一項に記載の
導通補助材を、集積回路の端子とのコンタクト基板とし
て用いたことを特徴とする集積回路用ソケット。
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|---|---|---|---|
| JP10070665A JP2854856B2 (ja) | 1997-03-27 | 1998-03-19 | 導通補助材及びその製造方法 |
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1998
- 1998-03-19 JP JP10070665A patent/JP2854856B2/ja not_active Expired - Lifetime
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