JPH10327123A - 演算装置および方法 - Google Patents

演算装置および方法

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JPH10327123A
JPH10327123A JP9133380A JP13338097A JPH10327123A JP H10327123 A JPH10327123 A JP H10327123A JP 9133380 A JP9133380 A JP 9133380A JP 13338097 A JP13338097 A JP 13338097A JP H10327123 A JPH10327123 A JP H10327123A
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康成 小崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部回路を用いずに、演算装置における周波
数領域を変換する。 【解決手段】 演算装置1は、入力されるデータに対
し、FFT演算またはIFFT演算を施した後、出力す
る。入力バッファメモリ2は、入力されるデータを一時
的に格納した後、メモリ4に出力する。出力バッファメ
モリ6は、演算装置1の最終的な結果であるデータを一
時的に格納した後、外部に出力する。入力バッファメモ
リ2または出力バッファメモリ6には、アドレス生成回
路が設置されている。アドレス生成回路は、各バッファ
メモリにおける、データの書き込み、または読み出しの
アドレスの順序を、所定の順序に設定できるようになさ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演算装置および方
法に関し、特に、OFDM方式の変調または復調を行う
場合に用いて好適な演算装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、デジタル音声放送の1つであ
るDAB(Digital Audio Broadcasting)のOFDM
(Orthogonal Frequency Division Multiplex)方式に
おける信号のスペクトラムの例を示している。このDA
Bの復調に用いられるFFT(Fast Fourier Transfor
m)演算装置は、入力されたN点の時間軸上のデータ
を、N点の周波数軸上のデータに変換して出力する。ま
た、このDABの変調に用いられるIFFT(Inversed
Fast Fourier Transform)演算装置は、入力されたN
点の周波数軸上のデータを、N点の時間軸上のデータに
変換して出力する。ここで、各データのインデックスを
0乃至(N−1)とすると、周波数軸上のデータのイン
デックス0は角周波数0に対応し、インデックス(N−
1)は角周波数2π(1−1/N)に対応する。この対
応を、周波数領域が0乃至2πであると規定する。
【0003】図11に、上述の規定に対応した、FFT
演算装置の入力データに対する出力データの関係を示
す。FFT演算装置は、上段に示す、入力されるN点の
時間軸上のデータをFFT演算し、下段に示すように、
N点の周波数軸上のデータを出力する。N点の周波数軸
上のデータの周波数数領域は、正確には0乃至2π(1
−1/N)の範囲であるが、上述したように、これを0
乃至2πと規定する。同様に、図12は、IFFT演算
装置の入力データに対する出力データの関係を示してい
る。IFFT演算装置は、上段に示す、入力されるN点
の周波数軸上のデータをIFFT演算し、下段に示すよ
うに、N点の時間軸上のデータを出力する。この場合
も、N点の周波数軸上のデータの周波数領域は0乃至2
πである。
【0004】このように、通常、FFT演算装置の出力
データおよびIFFT演算装置の入力データの周波数領
域は0乃至2πである。
【0005】ところで、図13は、デジタルビデオ放送
の1つであるDVB−T(DigitalVideo Broadcasting-
Terrestrial)のOFDM方式における信号のスペクト
ラムの例を示している。上述のDABに対し、このDV
B−TのFFT演算装置およびIFFT演算装置におい
ては、FFT演算装置の出力データおよびIFFT演算
装置の入力データの周波数領域が−π乃至πに変換され
て扱われることがある。
【0006】図14に、FFT演算装置の出力データの
周波数領域が−π乃至πに変換された場合における、入
力データに対する出力データの対応関係を示す。FFT
演算装置は、上段に示す、入力されるN点の時間軸上の
データをFFT演算し、下段に示すように、N点の周波
数軸上のデータを出力する。このN点の周波数軸上のデ
ータの周波数領域は−π乃至πである。
【0007】同様に、図15は、IFFT演算装置の入
力データの周波数領域が、−π乃至πに変換された場合
における、入力データに対する出力データの対応関係を
示している。IFFT演算装置は、周波数領域が0乃至
2πのN点の周波数軸上のデータをIFFT演算し、下
段に示すように、N点の時間軸上のデータを出力する。
【0008】このように、用途に応じて、FFT演算装
置の出力データまたはIFFT演算装置の入力データの
周波数領域を、適宜変換する必要が生じる。そこで、例
えば、FFT演算装置の出力またはIFFT演算装置の
入力における、周波数領域0乃至2πのデータを一時的
に記憶し、この周波数領域データのインデックスを(N
/2)乃至(N−1),0乃至(N/2−1)の順に入
れ換えてから出力する回路を用いることで、FFT演算
装置の出力データまたはIFFT演算装置の入力データ
の0乃至2πの周波数領域を、−π乃至πに変換するこ
とが考えられる。ここで、この操作は、FFT演算また
はIFFT演算において扱われるデータを1シンボルと
したときに、半シンボル分のデータを回転することに相
当し、ここでは半シンボル回転と称する。
【0009】図16に、出力範囲を変換するための回路
を付加した、FFT演算装置の考えられる構成例を示
す。この構成例においては、入力されたデータが、入力
バッファメモリ7に一旦蓄積された後、メモリ4(場合
によってはバタフライ演算器3)に入力されるようにな
されている。バタフライ演算器3は、sin,cosジェネレ
ータ5より供給される回転演算子データを用い、メモリ
4(場合によっては入力バッファメモリ7)より入力さ
れたデータに対してバタフライ演算を施し、メモリ4
(場合によっては出力バッファメモリ8)に出力する。
メモリ4は、バタフライ演算器3によるが演算が行われ
たデータなどを、出力バッファメモリ8に出力するよう
になされている。
【0010】出力バッファメモリ8はFFT演算装置4
0の最終的な結果であるデータを一時的に格納した後、
出力する。この時点におけるデータの周波数領域は0乃
至2πである。このデータは、半シンボル回転器30供
給される。半シンボル回転器30は、図17に示すよう
に、供給されたデータを一旦記憶し、シンボル回転を施
す。この操作により、出力バッファメモリ8の出力デー
タの周波数領域が0乃至πから、−π乃至πに変換され
る。
【0011】同様に、IFFT演算装置の場合は、図1
8に示すように、半シンボル回転器31は、入力バッフ
ァメモリ7の前に設けられている。入力される、周波数
領域が−π乃至πのデータは、図19に示すように、ま
ず半シンボル回転器31によって、半シンボル回転を施
され、周波数領域が0乃至2πに変換されてから、IF
FT演算装置に供給されるようになされている。
【0012】以上のような構成により、FFT演算装置
の出力データまたはIFFT演算装置の入力データの周
波数領域を変換している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、演算装
置において、周波数領域を変換するための外部回路を付
加すると、その分だけ回路規模が増大する課題があっ
た。
【0014】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、外部回路を用いずに、演算装置における周
波数領域を変換することを目的とし、もって回路規模の
削減を図ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の演算装
置は、第1の記憶手段または第3の記憶手段におけるデ
ータの書き込み、または読み出しのアドレスの順序を設
定する設定手段とを備えることを特徴とする。
【0016】請求項6に記載の演算方法は、第1の記憶
手段または第3の記憶手段におけるデータの書き込み、
または読み出しのアドレスの順序を設定する設定ステッ
プを備えることを特徴とする。
【0017】請求項1に記載の演算装置においては、設
定手段が、第1または第3の記憶手段における、データ
の書き込み、または読み出しの際のアドレスの順序を設
定し、第1または第3の記憶手段は、設定手段によって
設定されたアドレスの順序に対応して、データの書き込
み、または読み出しを行う。例えば、データの上位半シ
ンボルと下位半シンボルを転置して出力することができ
る。
【0018】請求項6に記載の演算方法においては、設
定ステップが、第1または第3の記憶手段における、デ
ータの書き込み、または読み出しの際のアドレスの順序
を設定し、第1または第3の記憶手段は、設定ステップ
によって設定されたアドレスの順序に対応して、データ
の書き込み、または読み出しを行う。例えば、データの
上位半シンボルと下位半シンボルを転置して入力するこ
とができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0020】請求項1に記載の演算装置は、外部から入
力されるデータを記憶する第1の記憶手段(例えば、図
1の入力バッファメモリ2)と、バタフライ演算を行う
演算手段(例えば、図1のバタフライ演算器3)と、演
算手段の演算に伴うデータを記憶する第2の記憶手段
(例えば、図1のメモリ4)と、演算手段により演算さ
れ、外部に出力するデータを記憶する第3の記憶手段
(例えば、図1の出力バッファメモリ6)とを備える演
算装置において、第3の記憶手段におけるデータの書き
込み、または読み出しのアドレスの順序を設定する設定
手段(例えば、図4のアドレス生成回路20)を備え、
第3の記憶手段は、設定手段によって設定されたアドレ
スの順序に対応して、データの書き込み、または読み出
しを行うことを特徴とする。
【0021】請求項2に記載の演算装置は、設定手段
は、第3の記憶手段に記憶されるデータに同期したクロ
ックを計数する計数手段(例えば、図4のカウンタ1
0)と、計数手段により得られた計数値の最上位ビット
を反転する反転手段(例えば、図4のNOT回路11)
と、最上位ビットをそのまま出力するか、または反転手
段によって反転された最上位ビットを出力するかを選択
する選択手段(例えば、図4のセレクタ12)とを備え
ることを特徴とする。
【0022】図1は、本発明の演算装置の一実施の形態
の構成を示すブロック図であり、図16および図18と
対応する部分には、同一の符号を付してあり、その説明
は適宜省略する。この実施の形態においては、演算装置
1は、入力されるデータに対し、FFT演算またはIF
FT演算を施した後、出力する。入力バッファメモリ2
は、入力されるデータを一時的に格納した後、メモリ4
(場合によってはバタフライ演算器3)に出力する。出
力バッファメモリ6は、演算装置1の最終的な結果であ
るデータを一時的に格納した後、外部に出力する。入力
バッファメモリ2または出力バッファメモリ6には、ア
ドレス生成回路20(図4を用いて後述する)が設けら
れている。アドレス生成回路20は、各バッファメモリ
における、データの書き込み、または読み出しのアドレ
スの順序を、所定の順序に設定できるようになされてい
る。
【0023】なお、アドレス生成回路20は、演算装置
1がFFT演算のみを行う場合は、出力バッファメモリ
6にのみ設置ければよく、演算装置1がIFFT演算の
みを行う場合は、入力バッファメモリ2にのみ設ければ
よい。
【0024】ここで、図1の実施の形態が行う演算は、
図16において行われるFFT演算または図18におい
て行われるIFFT演算と同様であり、ただ、入力バッ
ファメモリ2または出力バッファメモリにおける動作
が、図16および図18に示す場合と異なっている。そ
こで、以下においては、主に入力バッファメモリ2およ
び出力バッファメモリ6の構成例と動作を説明する。ま
た、入力バッファメモリ2および出力バッファメモリ6
は、N点のデータを格納するため、0乃至(N−1)の
書き込みアドレスおよび読み出しアドレスを備えている
ものとする。
【0025】図2に、入力バッファメモリ2の実施の形
態を示す。図2(A)に示される入力バッファメモリ2
において、アドレス生成回路20(図4を用いて後述す
る)は、入力バッファメモリ2における、データの書き
込みの順序を、書き込みアドレス0乃至(N−1)に設
定する。この設定に対応して、角周波数0乃至2π(1
−1/N)のN点のデータは、書き込みアドレス0乃至
(N−1)に、順次書き込まれていく。書き込まれたデ
ータは、読み出しアドレス(Read Address)0乃至(N
−1)の順に読み出される。すなわち、入力バッファメ
モリ2において、周波数領域が0乃至2πのデータが入
力され、周波数領域が0乃至2πのデータが出力される
ことになる。
【0026】図2(B)に示される入力バッファメモリ
2において、アドレス生成回路20は、入力バッファメ
モリ2における、データの書き込みの順序を、書き込み
アドレス(sttadr)乃至(N−1),0乃至(sttadr−
1)に設定する。この書き込みアドレス(sttadr)は入
力されるデータの周波数領域に応じて定められる。この
設定に対応して、入力される、角周波数(−2(1−st
tadr/N)π)乃至((2(sttadr−1)/N)π)の
N点のデータは、所定の書き込みアドレス(sttadr)乃
至(N−1)まで書き込まれた後、書き込みアドレス0
に戻って、書き込みアドレス(sttadr−1)まで順次書
き込まれる。
【0027】このとき、書き込みアドレスを0乃至(N
−1)の順に見ると、角周波数0乃至(2π(1−1/
N))の順にデータが書き込まれたことになる。書き込
まれたデータは、読み出しアドレス0乃至N−1の順に
読み出される。すなわち、入力バッファメモリ2におい
て、−π乃至πの周波数領域のデータが入力され、周波
数領域が0乃至2πのデータが出力されたことになる。
【0028】このように、この実施の形態においては、
入力バッファメモリ2において、演算装置1に入力され
るデータの周波数領域を自在に変換することができる。
従って、図18に示した場合に較べて、半シンボル回転
器31を必要としない分、回路を縮小できる。
【0029】なお、この実施の形態では、書き込みアド
レスの順序を設定する例を示したが、読み出しアドレス
の順序を設定してもよい。
【0030】図3は、出力バッファメモリ6の実施の形
態を示している。図3(A)の出力バッファメモリ6
は、図2(A)の実施の形態の場合と同様であるのでそ
の説明は省略する。図3(B)の出力バッファメモリ6
において、アドレス生成回路20は、出力バッファメモ
リ6における、データの書き込みの順序を、書き込みア
ドレス(sttadr)乃至(N−1),0乃至(sttadr−
1)に設定する。この設定に対応して、入力される、角
周波数0乃至(2π(1−1/N))のN点のデータ
は、図示するように、書き込みアドレス(sttadr)から
書き込まれ、書き込みアドレス(N−1)まで書き込ま
れた後、書き込みアドレス0に戻って、書き込みアドレ
ス(sttadr−1)まで順次書き込まれる。
【0031】このとき、書き込みアドレスを0乃至(N
−1)の順に見ると、角周波数(−2π(1−sttadr/
N))乃至(2π(sttadr−1)/N)のデータが順に
書き込まれたことになる。書き込まれたデータは、読み
出しアドレス0乃至N−1の順に読み出される。すなわ
ち、出力バッファメモリ6において、0乃至2πのデー
タが入力され、−π乃至πの周波数領域のデータが出力
されたことになる。
【0032】このように、この実施の形態においては、
出力バッファメモリ6において、演算装置1から出力さ
れるデータの周波数領域を自在に変換することができ
る。従って、図16に示した場合に較べて、半シンボル
回転器30を必要としない分、回路を縮小できる。
【0033】なお、この実施の形態において、書き込み
アドレスの順序を設定する例を示したが、読み出しアド
レスの順序を設定してもよい。
【0034】次に、図4を用いて、アドレス生成回路2
0の実施の形態を説明する。nビットのカウンタ10
は、所定の初期値(Load Value)が入力されると、その
値をロードし、以後、各バッファメモリに入力されるデ
ータに同期してカウントを開始し、カウント値の最上位
ビット(MSB)と、残りの(n−1)ビットとを分割
して出力するようになされている。カウント値の最上位
ビットは、NOT回路11と、セレクタ(SEL)12
に供給される。NOT回路11は、供給された最上位ビ
ットを反転して、セレクタ12に供給するようになされ
ている。セレクタ12は、外部から与えられる選択信号
が0の場合、反転されていない最上位ビットを出力し、
選択信号が1の場合、反転された最上位ビットを出力す
る。そして、アドレス生成回路20からは、セレクタ1
2から出力される最上位ビット(1ビット)と、カウン
タ10から出力される残りの(n−1)ビットとが、併
せてnビットとして出力される。
【0035】このような操作を順次行うことにより、各
バッファメモリにおける、書き込みアドレスの順序が設
定できる。
【0036】なお、入力バッファメモリ2および出力バ
ッファメモリ6のアドレス数をN=2nとすると、カウ
ンタ10は、少なくともnビット以上のビット数を備え
ていればよい。カウンタ10のビット数がnビット以上
である場合、最上位ビットとする値は、最下位ビットを
0ビットとした場合、n−1ビット目となる。また、こ
のアドレス生成回路20は、入力バッファメモリ2およ
び出力バッファメモリ6において、同一の構成のものを
利用できる。
【0037】次に、以上の実施の形態を、さらに具体的
な数値を用いて説明する。図5と図6の基本的な構成
は、上述の図2と図3と同一であるので、その説明は適
宜省略する。ここでは、例として、図6(B)に示す場
合を例として説明する。
【0038】図6(B)に、出力バッファメモリ6にお
いて、入力される周波数領域0乃至2πのデータが、周
波数領域−π乃至πに変換されて出力される場合の動作
を示す。ここで、例えばN=8とし、書き込みアドレス
(sttadr)を4(=N/2)とする。アドレス生成回路
20は、出力バッファメモリ6における、書き込みアド
レスの順序を、書き込みアドレス4乃至7,0乃至3に
設定する(この点については図7を用いて後述する)。
この設定に対応して、入力される、角周波数0乃至(7
π/4)の8点のデータは、書き込みアドレス4から書
き込まれ、書き込みアドレス7まで書き込まれた後、書
き込みアドレス0に戻って、書き込みアドレス3まで、
順次書き込まれる。
【0039】このとき、出力バッファメモリ6には、書
き込みアドレス0乃至7の順に見ると、角周波数が、
π,5π/4,6π/4,7π/4,0,π/4,2π
/4,3π/4の順にデータが書き込まれていることに
なる。書き込まれたデータは、読み出しアドレスが0乃
至7の順に読み出される。以上の操作により出力バッフ
ァメモリ6において、周波数領域が0乃至2πのデータ
が入力され、周波数領域が−π乃至πのデータが出力さ
れたことになる。
【0040】図5(B)に示すように、入力バッファメ
モリ2において、書き込みアドレス(sttadr)を(N/
2)とした場合においても同様に、書き込みアドレス
(N/2)乃至(N−1)、書き込みアドレス0乃至
(N/2−1)の順に、書き込みが行われる。読み出し
は、読み出しアドレス0乃至(N−1)の順に行われ
る。
【0041】次に図7と図8を用いて、アドレス生成回
路20の動作を説明する。図7に示すアドレス生成回路
20は、基本的な構成は図4の場合と同一であるが、こ
こでは、例としてnビットのカウンタのうち、3ビット
を用いることにする。カウンタ10は、初期値として
(000)が入力されると、これをロードし、この例で
は、出力バッファメモリ6に入力されるデータに同期し
て、カウントを開始する。ここでカウンタ10は、図9
に示すように、0乃至7まで順次カウントしていく。カ
ウンタ10は、カウントする毎に、カウント値の最上位
ビットと、残りのビットを分割して出力する。最上位ビ
ットは、セレクタ12およびNOT回路11に供給され
る。NOT回路11は、最上位ビットを反転し、セレク
タ12に供給するようになされている。
【0042】ここで、図8は、セレクタ12の動作を示
すフローチャートである。セレクタ12は、ステップS
1において、外部から与えられた制御信号が1であると
判定した場合は、ステップS2で、NOT回路11によ
り反転された最上位ビットを出力し、ステップS1にお
いて、与えられた制御信号が1ではない(0である)と
判定した場合は、ステップS3で反転されていない最上
位ビットを出力する。
【0043】そして、セレクタ12から出力された最上
位ビット(1ビット)およびカウンタ10から出力され
た残りの2ビットは、併せて3ビットのアドレスとして
アドレス生成回路20から出力される。このような操作
を行うことにより、アドレス生成回路20からは、セレ
クタ12に選択信号1が与えられた場合は、図9の左下
に示すように、4乃至7,0乃至3(10進表記)の順
にカウント値が順次出力され、セレクタ12に選択信号
0が与えられた場合は、図9の右下に示すように、0乃
至7の順にカウント値が順次出力される。
【0044】そして、アドレス生成回路20から、書き
込みアドレスとして出力されたカウンタ値の順序に対応
して、出力バッファメモリ6においてデータの書き込み
が行われる。
【0045】
【発明の効果】請求項1に記載の演算装置および請求項
6に記載の演算方法によれば、第1または第3の記憶手
段におけるデータの書き込み、または読み出しのアドレ
スの順序を設定できるようにしたので、外部回路を用い
ずに、演算装置の出力データの周波数領域を変換するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の演算装置の一実施の形態の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の入力バッファメモリ2の実施の形態の構
成を示す図である。
【図3】図1の出力バッファメモリ6の実施の形態の構
成を示す図である。
【図4】図2および図3のアドレス生成回路20の構成
を示すブロック図である。
【図5】図1の入力バッファメモリ2の他の実施の形態
の構成を示す図である。
【図6】図1の出力バッファメモリ6の他の実施の形態
の構成を示す図である。
【図7】図2および図3のアドレス生成回路20の実施
の形態の構成を示すブロック図である。
【図8】図4および図7のセレクタ12の動作を説明す
るフローチャートである。
【図9】図4および図7のアドレス生成回路20の動作
を説明する図である。
【図10】OFDM方式におけるDABの信号スペクト
ラムの例を示す図である。
【図11】FFT演算装置における入力データおよび出
力データの対応関係を説明する図である。
【図12】IFFT演算装置における入力データおよび
出力データの対応関係の例を説明する図である。
【図13】OFDM方式におけるDVT−Tの信号スペ
クトラムの例を示す図である。
【図14】FFT演算装置における入力データおよび出
力データの対応関係の他の例を説明する図である。
【図15】IFFT演算装置における入力データおよび
出力データの対応関係の他の例を説明する図である。
【図16】従来のFFT演算装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図17】図16の半シンボル回転器30の動作を説明
する図である。
【図18】従来のIFFT演算装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図19】図18の半シンボル回転器31の動作を説明
する図である。
【符号の説明】
1 データ演算装置, 2 入力バッファメモリ, 3
バタフライ演算器,6 出力バッファメモリ, 20
アドレス生成回路(設定手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力されるデータを記憶する第
    1の記憶手段と、 バタフライ演算を行う演算手段と、 前記演算手段の演算に伴うデータを記憶する第2の記憶
    手段と、 前記演算手段により演算され、外部に出力するデータを
    記憶する第3の記憶手段とを備える演算装置において、 前記第1の記憶手段または前記第3の記憶手段に記憶さ
    れるデータの書き込み、または読み出しのアドレスの順
    序を設定する設定手段を備えることを特徴とする演算装
    置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、 前記第1の記憶手段または前記第3の記憶手段に記憶さ
    れるデータに同期したクロックを計数する計数手段と、 前記計数手段により得られた計数値の最上位ビットを反
    転する反転手段と、 前記最上位ビットをそのまま出力するか、または前記反
    転手段によって反転された前記最上位ビットを出力する
    かを選択する選択手段とを備えることを特徴とする請求
    項1に記載の演算装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、データの上位半シンボ
    ルと下位半シンボルが転置して書き込まれるか、または
    読み出されるように、前記アドレスの順序を設定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の演算装置。
  4. 【請求項4】 前記演算装置は、FFT演算装置である
    ことを特徴とする請求項1に記載の演算装置。
  5. 【請求項5】 前記演算装置は、IFFT演算装置であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の演算装置。
  6. 【請求項6】 外部から入力されるデータを記憶する第
    1の記憶手段と、 バタフライ演算を行う演算手段と、 前記演算手段の演算に伴うデータを記憶する第2の記憶
    手段と、 前記演算手段により演算され、外部に出力するデータを
    記憶する第3の記憶手段とを備える演算装置における演
    算方法において、 前記第3の記憶手段におけるデータの書き込み、または
    読み出しのアドレスの順序を設定する設定ステップを備
    えることを特徴とする演算方法。
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