JPH10328739A - 板金加工具及び板金の補修工法 - Google Patents
板金加工具及び板金の補修工法Info
- Publication number
- JPH10328739A JPH10328739A JP9278259A JP27825997A JPH10328739A JP H10328739 A JPH10328739 A JP H10328739A JP 9278259 A JP9278259 A JP 9278259A JP 27825997 A JP27825997 A JP 27825997A JP H10328739 A JPH10328739 A JP H10328739A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet metal
- leg
- shaft
- arc electrode
- operation shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D1/00—Straightening, restoring form or removing local distortions of sheet metal or specific articles made therefrom; Stretching sheet metal combined with rolling
- B21D1/06—Removing local distortions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】自動車の車体等板金の陥没した部分を微弱な作
用力で容易、且つ、適正に引出すことが出来る板金の補
修方法と、これに用いる簡易構造の工具を提供する。 【解決手段】所定の長さを持つ操作軸1の一端を把手部
2にして、他端にアーク電極3を固設する。又、その操
作軸1の一端には支持脚4を付設する。その支持脚4
は、操作軸1が貫通及び固定されるベース5、該ベース
5から延びる脚部6及び該脚部6の下端に取付けた着座
部7で構成される。そして、前記着座部7を板金面Rに
付けてアーク電極3を板金の陥没部分rに熔着し、その
状態にて着座部7を板金面Rに押し付けつつ操作軸1を
傾ける。斯くて、アーク電極3に接合した陥没部分rが
梃子の作用で引出される。
用力で容易、且つ、適正に引出すことが出来る板金の補
修方法と、これに用いる簡易構造の工具を提供する。 【解決手段】所定の長さを持つ操作軸1の一端を把手部
2にして、他端にアーク電極3を固設する。又、その操
作軸1の一端には支持脚4を付設する。その支持脚4
は、操作軸1が貫通及び固定されるベース5、該ベース
5から延びる脚部6及び該脚部6の下端に取付けた着座
部7で構成される。そして、前記着座部7を板金面Rに
付けてアーク電極3を板金の陥没部分rに熔着し、その
状態にて着座部7を板金面Rに押し付けつつ操作軸1を
傾ける。斯くて、アーク電極3に接合した陥没部分rが
梃子の作用で引出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車の
車体を補修するのに用いる板金加工具と板金の補修工法
に関し、特に車体など板金の陥没した部分を容易且つ適
正に引出せるようにした軽便な板金加工具及び板金の補
修工法に関するものである。
車体を補修するのに用いる板金加工具と板金の補修工法
に関し、特に車体など板金の陥没した部分を容易且つ適
正に引出せるようにした軽便な板金加工具及び板金の補
修工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の車体が衝突などにて変
形した場合、陥没した部分を内側から叩き出すか、又は
外側から引出して補修するが、内側から叩き出す方式で
は加工前に内装品を除去しなければならないため、作業
が煩しく、且つ、時間がかかるものである。このため一
般には外側から引出す方法が多用されている。
形した場合、陥没した部分を内側から叩き出すか、又は
外側から引出して補修するが、内側から叩き出す方式で
は加工前に内装品を除去しなければならないため、作業
が煩しく、且つ、時間がかかるものである。このため一
般には外側から引出す方法が多用されている。
【0003】従来、その種の工具として、例えば特公平
8−29343号公報に見られるような板金用引出し具
が知られている。これを図8で説明すると、その板金用
引出し具は、一端にビットと称するアーク電極Aを備え
たシャフトBを具備し、そのシャフトBを一対のレバー
Cを備えた機枠Dに取付け、そのレバーCの操作を以っ
てシャフトBがその長手方向に作動するようにしてあ
る。そして、この引出し具によれば、溶接機の電源部と
シャフトBの一部をケーブルEで繋ぎ、アーク電極Aに
通電して板金の部位に該電極の先端を溶着し、その状態
でレバーCを操作してシャフトBをその長手方向に引上
げることにより、板金の陥没した部分を引出すことが出
来る。
8−29343号公報に見られるような板金用引出し具
が知られている。これを図8で説明すると、その板金用
引出し具は、一端にビットと称するアーク電極Aを備え
たシャフトBを具備し、そのシャフトBを一対のレバー
Cを備えた機枠Dに取付け、そのレバーCの操作を以っ
てシャフトBがその長手方向に作動するようにしてあ
る。そして、この引出し具によれば、溶接機の電源部と
シャフトBの一部をケーブルEで繋ぎ、アーク電極Aに
通電して板金の部位に該電極の先端を溶着し、その状態
でレバーCを操作してシャフトBをその長手方向に引上
げることにより、板金の陥没した部分を引出すことが出
来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の板金用引出し具によれば、シャフトを動作させる機
構を備えている関係上、構造が非常に複雑であってコス
ト高になり、しかも部品点数が多く重いため取扱いが困
難である。更に、板金を引出すときには、板金の張力や
バネF,Gの弾力に抗してレバーを操作し、以って、シ
ャフトをその長手方向に引上げるようにするため、相当
の作用力が必要であって、作業者の負担が大きく、作業
を数回繰返すうちには、腕が疲労して握力が低下してし
まうことになる。
来の板金用引出し具によれば、シャフトを動作させる機
構を備えている関係上、構造が非常に複雑であってコス
ト高になり、しかも部品点数が多く重いため取扱いが困
難である。更に、板金を引出すときには、板金の張力や
バネF,Gの弾力に抗してレバーを操作し、以って、シ
ャフトをその長手方向に引上げるようにするため、相当
の作用力が必要であって、作業者の負担が大きく、作業
を数回繰返すうちには、腕が疲労して握力が低下してし
まうことになる。
【0005】そこで本発明の目的は、板金の陥没した部
分を微弱な作用力で容易、且つ、適正に引出すことが出
来る板金の補修工法と、これに用いる簡易構造の工具を
提供することにある。
分を微弱な作用力で容易、且つ、適正に引出すことが出
来る板金の補修工法と、これに用いる簡易構造の工具を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、一端を把手部にして他端に板金の部位に溶
着するアーク電極を備えた操作軸と、この操作軸に付設
した支持脚を具備し、このうち前記支持脚は前記アーク
電極に近接して板金面に接触される着座部を有し、その
着座部を板金面に押し付けつつ前記操作軸を傾けて前記
アーク電極に接合した板金の部位を引出し得るようにし
たことを特徴とする板金加工具を提供するものである。
成するため、一端を把手部にして他端に板金の部位に溶
着するアーク電極を備えた操作軸と、この操作軸に付設
した支持脚を具備し、このうち前記支持脚は前記アーク
電極に近接して板金面に接触される着座部を有し、その
着座部を板金面に押し付けつつ前記操作軸を傾けて前記
アーク電極に接合した板金の部位を引出し得るようにし
たことを特徴とする板金加工具を提供するものである。
【0007】又、本発明ではより具体的な態様として、
操作軸と該操作軸に付設した支持脚を具備し、このうち
前記操作軸は一端を把手部にして他端側が前記支持脚の
一部に固定され、又、前記支持脚は一端側に前記操作軸
を固定するベースと、このベースの他端側から前記操作
軸に沿って延びる脚部と、この脚部の下端に設けた着座
部で成り、更に、前記操作軸とベースの何れか一方に、
前記着座部に近接して板金の部位に溶着するアーク電極
を備え、前記着座部を板金面に押し付けつつ前記操作軸
を傾けて前記アーク電極に接合した板金の部位を引出し
得るようにしている。
操作軸と該操作軸に付設した支持脚を具備し、このうち
前記操作軸は一端を把手部にして他端側が前記支持脚の
一部に固定され、又、前記支持脚は一端側に前記操作軸
を固定するベースと、このベースの他端側から前記操作
軸に沿って延びる脚部と、この脚部の下端に設けた着座
部で成り、更に、前記操作軸とベースの何れか一方に、
前記着座部に近接して板金の部位に溶着するアーク電極
を備え、前記着座部を板金面に押し付けつつ前記操作軸
を傾けて前記アーク電極に接合した板金の部位を引出し
得るようにしている。
【0008】特に、操作軸と支持脚を相対的に前記操作
軸の長手方向に向けて可動にし、又、支持脚の脚部を操
作軸の直交方向に向けて可動にし、更に、支持脚の脚部
に着座部を揺動自在に取付け、操作軸には所定の間隔で
鍔部を形成し、その鍔部の相互間に、該操作軸の長手方
向に沿って摺動自在なスライドハンマを装着している。
軸の長手方向に向けて可動にし、又、支持脚の脚部を操
作軸の直交方向に向けて可動にし、更に、支持脚の脚部
に着座部を揺動自在に取付け、操作軸には所定の間隔で
鍔部を形成し、その鍔部の相互間に、該操作軸の長手方
向に沿って摺動自在なスライドハンマを装着している。
【0009】一方、本発明では、板金の補修工法とし
て、一端を把手部にして、他端に板金の陥没部分に溶着
するアーク電極を備えた操作軸と、この操作軸に付設し
た支持脚を具備し、このうち、前記支持脚が前記アーク
電極に近接して板金面に接触される着座部を有してなる
板金加工具を用い、その着座部を板金面に押し付けつつ
前記操作軸を傾けて、前記アーク電極に接合した板金の
陥没部分を引出すようにしている。
て、一端を把手部にして、他端に板金の陥没部分に溶着
するアーク電極を備えた操作軸と、この操作軸に付設し
た支持脚を具備し、このうち、前記支持脚が前記アーク
電極に近接して板金面に接触される着座部を有してなる
板金加工具を用い、その着座部を板金面に押し付けつつ
前記操作軸を傾けて、前記アーク電極に接合した板金の
陥没部分を引出すようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る板金加
工具の好適な一例を示す。図1に於て、1は所要の軸長
を持つ操作軸であって、該操作軸1は電導性のある棒鋼
その他の素材を用いて、例えば300mm〜500mm
の軸長にし、その一端を把手部2にして他端にアーク電
極3を螺合固設している。把手部2は熱硬化性樹脂等の
合成樹脂製にして操作軸1の一端に固定し、アーク電極
3は先細りのテーパ状にして操作軸1の他端に固設して
いる。
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る板金加
工具の好適な一例を示す。図1に於て、1は所要の軸長
を持つ操作軸であって、該操作軸1は電導性のある棒鋼
その他の素材を用いて、例えば300mm〜500mm
の軸長にし、その一端を把手部2にして他端にアーク電
極3を螺合固設している。把手部2は熱硬化性樹脂等の
合成樹脂製にして操作軸1の一端に固定し、アーク電極
3は先細りのテーパ状にして操作軸1の他端に固設して
いる。
【0011】又、4は操作軸1の一端側に付設した支持
脚であり、該支持脚4はその一端側に操作軸1を固定す
るベース5、該ベース5の他端側から操作軸1の長手方
向に沿って延びる脚部6及び該脚部6の下端に設けた着
座部7で構成される。
脚であり、該支持脚4はその一端側に操作軸1を固定す
るベース5、該ベース5の他端側から操作軸1の長手方
向に沿って延びる脚部6及び該脚部6の下端に設けた着
座部7で構成される。
【0012】ベース5は、金属の成形部品を組合せてな
る矩形の剛性枠であり、その一端側には操作軸1を、そ
の長手方向に向けて移動可能に貫通させてあり、且つ、
該操作軸1を固定螺子8と締付ナット9でなる固定手段
で所定の位置に固定できるようにしてある。このうち、
締付ナット9は操作軸1に螺合されて、該操作軸1の下
方移動を規制する役割を担う。一方、ベース5の他端側
で、その両側面には長孔10を対向して形成し、該長孔
10に沿って脚部6を操作軸1の直交方向に移動可能に
している。
る矩形の剛性枠であり、その一端側には操作軸1を、そ
の長手方向に向けて移動可能に貫通させてあり、且つ、
該操作軸1を固定螺子8と締付ナット9でなる固定手段
で所定の位置に固定できるようにしてある。このうち、
締付ナット9は操作軸1に螺合されて、該操作軸1の下
方移動を規制する役割を担う。一方、ベース5の他端側
で、その両側面には長孔10を対向して形成し、該長孔
10に沿って脚部6を操作軸1の直交方向に移動可能に
している。
【0013】脚部6は、上端をベース5の内部に摺動自
在に嵌合してあり、その下端には着座部7を揺動自在に
取付けてある。該着座部7は円弧状の二層構造にし、そ
の上部側をブラケット11を有する金属製の座板12と
して該座板12の下面に軟質な樹脂やゴム材でなるクッ
ション13を固着している。
在に嵌合してあり、その下端には着座部7を揺動自在に
取付けてある。該着座部7は円弧状の二層構造にし、そ
の上部側をブラケット11を有する金属製の座板12と
して該座板12の下面に軟質な樹脂やゴム材でなるクッ
ション13を固着している。
【0014】尚、図1に於て、14はベース5に取付け
たハンドル、15は操作軸1に装着したスライドハンマ
である。
たハンドル、15は操作軸1に装着したスライドハンマ
である。
【0015】次に、図2は板金加工具の一部を破断して
示す。この図に示すように、操作軸1には所定の間隔で
鍔部16A,16Bが形成されており、該鍔部16A,
16Bの相互間に該操作軸1の長手方向に沿って摺動自
在なスライドハンマ15を装着している。特に、鍔部1
6A,16Bの相互間で操作軸1の外周には、その一部
を部分的に切欠いた切欠部17が形成してあり、その位
置でスライドハンマ15を着脱できるようにしている。
尚、図2では、スライドハンマ15を装着してからこれ
を90度回転させた状態を示し、この状態でスライドハ
ンマ15の離脱を防止することが出来る。
示す。この図に示すように、操作軸1には所定の間隔で
鍔部16A,16Bが形成されており、該鍔部16A,
16Bの相互間に該操作軸1の長手方向に沿って摺動自
在なスライドハンマ15を装着している。特に、鍔部1
6A,16Bの相互間で操作軸1の外周には、その一部
を部分的に切欠いた切欠部17が形成してあり、その位
置でスライドハンマ15を着脱できるようにしている。
尚、図2では、スライドハンマ15を装着してからこれ
を90度回転させた状態を示し、この状態でスライドハ
ンマ15の離脱を防止することが出来る。
【0016】図3で明らかにしているように、スライド
ハンマ15はその外周に上下方向に向けて割溝18を形
成した筒形であり、該割溝18の上下両側には操作軸1
の切欠部17に対応する鉤部19が形成してある。そし
て、該鉤部19を操作軸1の切欠部17に突合せたとき
に、操作軸1に対してスライドハンマ15を着脱するこ
とが出来、又、スライドハンマ15を装着時に一定量回
転させて鉤部19と切欠部17を非対向状態にしたと
き、鉤部19が操作軸1の外周面に係合してスライドハ
ンマ15の離脱が防止されることになる。
ハンマ15はその外周に上下方向に向けて割溝18を形
成した筒形であり、該割溝18の上下両側には操作軸1
の切欠部17に対応する鉤部19が形成してある。そし
て、該鉤部19を操作軸1の切欠部17に突合せたとき
に、操作軸1に対してスライドハンマ15を着脱するこ
とが出来、又、スライドハンマ15を装着時に一定量回
転させて鉤部19と切欠部17を非対向状態にしたと
き、鉤部19が操作軸1の外周面に係合してスライドハ
ンマ15の離脱が防止されることになる。
【0017】次に、図4に図2に於けるX−X線断面を
示す。該図4に示すように、支持脚4を構成するベース
5の一端側には、操作軸1を通す貫通孔20を穿設して
あり、操作軸1が該貫通孔20に沿って長手方向に動作
できるようにしている。又、ベース5の側面には貫通孔
20に向けて固定螺子8の螺子軸8aを螺入し、該螺子
軸8aの先端を操作軸1の外周面に押し付けて操作軸1
の長手方向の動きを規制できるようにしてある。
示す。該図4に示すように、支持脚4を構成するベース
5の一端側には、操作軸1を通す貫通孔20を穿設して
あり、操作軸1が該貫通孔20に沿って長手方向に動作
できるようにしている。又、ベース5の側面には貫通孔
20に向けて固定螺子8の螺子軸8aを螺入し、該螺子
軸8aの先端を操作軸1の外周面に押し付けて操作軸1
の長手方向の動きを規制できるようにしてある。
【0018】一方、ベース5の他端側では長孔10の位
置で固定螺子21の螺子軸21aを脚部6の上端に螺入
している。螺子軸21aは一方の長孔10から脚部6を
通じて他方の長孔10まで達し、その弛緩時に脚部6を
長孔10に沿って移動させることが出来、しかも脚部6
を所要の位置にして固定螺子8を締付けて固定すること
が出来る。
置で固定螺子21の螺子軸21aを脚部6の上端に螺入
している。螺子軸21aは一方の長孔10から脚部6を
通じて他方の長孔10まで達し、その弛緩時に脚部6を
長孔10に沿って移動させることが出来、しかも脚部6
を所要の位置にして固定螺子8を締付けて固定すること
が出来る。
【0019】次に、図5に図2に於けるY−Y線断面を
示す。該図5に示すように、着座部7はその座板12に
突設したブラケット11で脚部6の下端を挟込み、該ブ
ラケット11に脚部6を介してピン22を貫通し、該ピ
ン22にブラケット11の両側から鍔付ボルト23を螺
入することにより取付けられる。したがって、着座部7
はピン22を中心にして揺動することが出来る。
示す。該図5に示すように、着座部7はその座板12に
突設したブラケット11で脚部6の下端を挟込み、該ブ
ラケット11に脚部6を介してピン22を貫通し、該ピ
ン22にブラケット11の両側から鍔付ボルト23を螺
入することにより取付けられる。したがって、着座部7
はピン22を中心にして揺動することが出来る。
【0020】ここで、上述のように構成した板金加工具
を用いて、板金(例えば自動車の車体)の陥没部分を補
修するには、先ず陥没部分の深さや大きさにあわせてア
ーク電極3の高さ、並びに着座部7の位置を調節し、そ
れを所定の位置に固定する。
を用いて、板金(例えば自動車の車体)の陥没部分を補
修するには、先ず陥没部分の深さや大きさにあわせてア
ーク電極3の高さ、並びに着座部7の位置を調節し、そ
れを所定の位置に固定する。
【0021】尚、アーク電極3の高さを調節するには、
固定螺子8と締付ナット9を緩め、操作軸1をその長手
方向に動かした後に、適当な位置で固定螺子8と締付ナ
ット9を締結すればよい。又、着座部7の位置調節は固
定螺子21を緩めて行う。
固定螺子8と締付ナット9を緩め、操作軸1をその長手
方向に動かした後に、適当な位置で固定螺子8と締付ナ
ット9を締結すればよい。又、着座部7の位置調節は固
定螺子21を緩めて行う。
【0022】次いで、従来例に従って図8に示したよう
なケーブルEを用いて操作軸1と溶接機の電源部(図示
せず)を接続する。詳細にはケーブルEの両端に設けら
れるクランプe,eの一方を溶接機の電源部から延びる
電極に繋ぎ、他方を操作軸1の外周面に装着する。
なケーブルEを用いて操作軸1と溶接機の電源部(図示
せず)を接続する。詳細にはケーブルEの両端に設けら
れるクランプe,eの一方を溶接機の電源部から延びる
電極に繋ぎ、他方を操作軸1の外周面に装着する。
【0023】そして、図6に示す如く、着座部7を陥没
部分rの周囲で板金面Rに付け、その状態にして支持脚
4の脚部6と着座部7の接続部分(ピン22)を中心に
操作軸1を揺動させてアーク電極3の先端を陥没部分r
に接触させる。すると、アーク電極3より板金面Rにア
ーク電流が流れて、アーク電極3と板金の陥没部分rが
相互に溶着する。そこで、着座部7を板金面Rに押し付
けつつ操作軸1を徐々に着座部7側に傾ける。つまり、
着座部7のピン22の位置を支点、又、操作軸1の把手
部2を力点として、陥没部分rに梃子の作用を及ぼすの
であり、これによりアーク電極3に接合した陥没部分r
が引出されることになる。
部分rの周囲で板金面Rに付け、その状態にして支持脚
4の脚部6と着座部7の接続部分(ピン22)を中心に
操作軸1を揺動させてアーク電極3の先端を陥没部分r
に接触させる。すると、アーク電極3より板金面Rにア
ーク電流が流れて、アーク電極3と板金の陥没部分rが
相互に溶着する。そこで、着座部7を板金面Rに押し付
けつつ操作軸1を徐々に着座部7側に傾ける。つまり、
着座部7のピン22の位置を支点、又、操作軸1の把手
部2を力点として、陥没部分rに梃子の作用を及ぼすの
であり、これによりアーク電極3に接合した陥没部分r
が引出されることになる。
【0024】上述ように、本発明の板金加工具は、梃子
作用を利用しているため、微弱な作用力で板金の陥没部
分rを引出すことができる。しかも、板金に接触する着
座部7は、その下面を軟質なクッション13としている
ため、補修作業中に板金面に傷付けてしまうことがな
い。尚、陥没部分rを引出した後、固定螺子8を緩めて
操作軸1をその軸心を中心にして回転させることによ
り、板金とアーク電極の接合を断つことできる。
作用を利用しているため、微弱な作用力で板金の陥没部
分rを引出すことができる。しかも、板金に接触する着
座部7は、その下面を軟質なクッション13としている
ため、補修作業中に板金面に傷付けてしまうことがな
い。尚、陥没部分rを引出した後、固定螺子8を緩めて
操作軸1をその軸心を中心にして回転させることによ
り、板金とアーク電極の接合を断つことできる。
【0025】一方、本発明の板金加工具は、上述のよう
な補修方法に代えて、スライドハンマ15による衝撃加
工も利用できる。即ち、操作軸1にスライドハンマ15
を装着し、板金の陥没部分rにアーク電極3を溶着した
状態で、該スライドハンマ15をハンドル15aを持っ
て操作軸1の長手方向に摺動させる。すると、該スライ
ドハンマ15が鍔部16Aに衝突するときの衝撃で、陥
没部分rを引出すことができる。
な補修方法に代えて、スライドハンマ15による衝撃加
工も利用できる。即ち、操作軸1にスライドハンマ15
を装着し、板金の陥没部分rにアーク電極3を溶着した
状態で、該スライドハンマ15をハンドル15aを持っ
て操作軸1の長手方向に摺動させる。すると、該スライ
ドハンマ15が鍔部16Aに衝突するときの衝撃で、陥
没部分rを引出すことができる。
【0026】以上、本発明の好適な一例を示したが、本
発明に係る板金加工具は上述のような構成に限定される
ものではなく、例えば操作軸1の一端をベース5の上面
に固着し、該ベース5の下面に螺子軸などを突設して、
該螺子軸にアーク電極3を高さ調節自在に取付けるよう
にしてもよい。又、支持脚4の脚部6や着座部7を可動
式でなく固定式にしてもよい。
発明に係る板金加工具は上述のような構成に限定される
ものではなく、例えば操作軸1の一端をベース5の上面
に固着し、該ベース5の下面に螺子軸などを突設して、
該螺子軸にアーク電極3を高さ調節自在に取付けるよう
にしてもよい。又、支持脚4の脚部6や着座部7を可動
式でなく固定式にしてもよい。
【0027】その最も簡易な構造として図7に示すよう
な態様が考えられる。即ち図7に示す板金加工具は、操
作軸1に逆L字形の脚部6を固着し、該脚部6の下端を
操作軸1のアーク電極3と略同じ高さ位置にして、該脚
部6の下端に着座部7を固着して支持脚4とした例であ
る。但し、この種の構造にして、着座部7を脚部6の下
端に揺動自在に取付けることも出来る。又、脚部6の上
端に筒状の金具を取付け、該金具に操作軸1を通して該
操作軸1と支持脚4を相対的に操作軸1の長手方向に向
けて可動にするか、もしくは、脚部6の垂直部分6Aを
固定手段を備えた伸縮軸にして、アーク電極3を板金の
陥没部分の深さに対応した位置に調節することが出来
る。
な態様が考えられる。即ち図7に示す板金加工具は、操
作軸1に逆L字形の脚部6を固着し、該脚部6の下端を
操作軸1のアーク電極3と略同じ高さ位置にして、該脚
部6の下端に着座部7を固着して支持脚4とした例であ
る。但し、この種の構造にして、着座部7を脚部6の下
端に揺動自在に取付けることも出来る。又、脚部6の上
端に筒状の金具を取付け、該金具に操作軸1を通して該
操作軸1と支持脚4を相対的に操作軸1の長手方向に向
けて可動にするか、もしくは、脚部6の垂直部分6Aを
固定手段を備えた伸縮軸にして、アーク電極3を板金の
陥没部分の深さに対応した位置に調節することが出来
る。
【0028】更に、脚部6の垂直部分6Aを固定手段を
備えた伸縮軸にし、板金の陥没部分の大きさに対応し
て、該脚部6を操作軸1の直交方向に向けて可動にする
ことも出来る。
備えた伸縮軸にし、板金の陥没部分の大きさに対応し
て、該脚部6を操作軸1の直交方向に向けて可動にする
ことも出来る。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、一端
にアーク電極を備えた操作軸に着座部を有する支持脚を
付設し、該着座部を板金面に押し付けつつ操作軸を傾け
てアーク電極と接合した板金の陥没部分を引出す構造に
したため、簡易構造にして板金の陥没部分を適正に引出
して補修することが出来、しかも梃子の作用を以って微
弱な作用力で引出すことが出来るので、作業者の負担が
軽減し、作業性を大幅に向上させることが出来る。
にアーク電極を備えた操作軸に着座部を有する支持脚を
付設し、該着座部を板金面に押し付けつつ操作軸を傾け
てアーク電極と接合した板金の陥没部分を引出す構造に
したため、簡易構造にして板金の陥没部分を適正に引出
して補修することが出来、しかも梃子の作用を以って微
弱な作用力で引出すことが出来るので、作業者の負担が
軽減し、作業性を大幅に向上させることが出来る。
【0030】又、操作軸と支持脚を操作軸の長手方向に
向けて相対的に可動にしたため、アーク電極を操作軸の
一端に設けた構造にして、該アーク電極の位置を板金の
陥没部分の深さに対応して調節することが出来、しか
も、支持脚を構成する脚部を操作軸の直交方向に可動に
したことから、陥没部分の大きさに対応して着座部の位
置を調節することが出来る。
向けて相対的に可動にしたため、アーク電極を操作軸の
一端に設けた構造にして、該アーク電極の位置を板金の
陥没部分の深さに対応して調節することが出来、しか
も、支持脚を構成する脚部を操作軸の直交方向に可動に
したことから、陥没部分の大きさに対応して着座部の位
置を調節することが出来る。
【0031】又、着座部を脚部の下端に揺動自在に取付
けたことにより、着座部の全面を板金面に密着させたま
ま操作軸を傾動出来るので、操作軸の操作時に於ける安
定性が増して操作性が向上し、且つ、着座部の下面全体
が板金面に接触するから、その面を大きくして板金面に
及ぶ応力を分散させることが出来る。このため、操作軸
の傾動時に着座部が板金の一部を過度に加圧することが
なく、以ってその部分の破損を防止することが出来る。
けたことにより、着座部の全面を板金面に密着させたま
ま操作軸を傾動出来るので、操作軸の操作時に於ける安
定性が増して操作性が向上し、且つ、着座部の下面全体
が板金面に接触するから、その面を大きくして板金面に
及ぶ応力を分散させることが出来る。このため、操作軸
の傾動時に着座部が板金の一部を過度に加圧することが
なく、以ってその部分の破損を防止することが出来る。
【0032】又、着座部を円弧状に形成したことによ
り、着座部と操作軸先端等のアーク電極との距離が出
来、作業範囲が限定されることなく拡大するため、広範
な作業部位に対応できることになった。又、着座部の板
金面への接触範囲が拡大し、板金への加圧力が広範に分
散され、操作力の板金への悪影響を防止できる。
り、着座部と操作軸先端等のアーク電極との距離が出
来、作業範囲が限定されることなく拡大するため、広範
な作業部位に対応できることになった。又、着座部の板
金面への接触範囲が拡大し、板金への加圧力が広範に分
散され、操作力の板金への悪影響を防止できる。
【0033】更に、操作軸にスライドハンマを兼備して
いることから、板金の破損状況などに応じて作業方法を
選定することが出来、以ってその利便性が大幅に向上す
るという効果を有するものである。
いることから、板金の破損状況などに応じて作業方法を
選定することが出来、以ってその利便性が大幅に向上す
るという効果を有するものである。
【図1】本発明に係る板金加工具の好適な一例を示した
斜視図
斜視図
【図2】同上の板金加工具の一部を破断して示した側面
図
図
【図3】操作軸に装着されるスライドハンマの側面図
【図4】図2に於けるX−X断面図
【図5】図2に於けるY−Y断面図
【図6】板金加工具の使用例を示した側面図
【図7】本発明に係る板金加工具の他の実施態様を示し
た側面概略図
た側面概略図
【図8】従来の板金引出し具を示す斜視図
1 操作軸 2 把手部 3 アーク電極 4 支持脚 5 ベース 6 脚部 7 着座部 15 スライドハンマ 16 鍔部 16A 鍔部 16B 鍔部
Claims (8)
- 【請求項1】一端を把手部にして他端に板金の部位に溶
着するアーク電極を備えた操作軸と、この操作軸に付設
した支持脚を具備し、このうち前記支持脚は前記アーク
電極に近接して板金面に接触される着座部を有し、その
着座部を板金面に押し付けつつ前記操作軸を傾けて前記
アーク電極に接合した板金の部位を引出し得るようにし
たことを特徴とする板金加工具。 - 【請求項2】操作軸と該操作軸に付設した支持脚を具備
し、このうち前記操作軸は一端を把手部にして他端側が
前記支持脚の一部に固定され、又、前記支持脚は一端側
に前記操作軸を固定するベースと、このベースの他端側
から前記操作軸に沿って延びる脚部と、この脚部の下端
に設けた着座部でなり、更に前記操作軸とベースの何れ
か一方に前記着座部に近接して板金の部位に溶着するア
ーク電極を備え、前記着座部を板金面に押し付けつつ前
記操作軸を傾けて前記アーク電極に接合した板金の部位
を引出し得るようにしたことを特徴とする板金加工具。 - 【請求項3】操作軸と支持脚を相対的に前記操作軸の長
手方向に向けて可動にしたことを特徴とする請求項1に
記載の板金加工具。 - 【請求項4】支持脚の脚部を操作軸の直交方向に向けて
可動にしたことを特徴とする請求項2に記載の板金加工
具。 - 【請求項5】支持脚の脚部に着座部を揺動自在に取付け
たことを特徴とする請求項2又は請求項4に記載の板金
加工具。 - 【請求項6】着座部は円弧状に形成したことを特徴とす
る請求項1乃至請求項5に記載の板金加工具。 - 【請求項7】操作軸に所定の間隔で鍔部を形成し、その
鍔部の相互間に該操作部の長手方向に沿って摺動自在な
スライドハンマを装着したことを特徴とする請求項1又
は請求項2に記載の板金加工具。 - 【請求項8】一端を把手部にして他端に板金の陥没部分
に溶着するアーク電極を備えた操作軸と、この操作軸に
付設した支持脚を具備し、このうち前記支持脚が前記ア
ーク電極に近接して板金面に接触される着座部を有して
成る板金加工具を用い、その着座部を板金面に押し付け
つつ前記操作軸を傾けて前記アーク電極に接合した板金
の陥没部分を引出すことを特徴とする板金の補修工法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9278259A JPH10328739A (ja) | 1997-04-02 | 1997-09-25 | 板金加工具及び板金の補修工法 |
| EP98104802A EP0868950A1 (en) | 1997-04-02 | 1998-03-17 | Sheet metal drawing tool and method for repairing sheet metal |
| US09/050,701 US5918501A (en) | 1997-04-02 | 1998-03-30 | Sheet metal drawing tool and method for repairing sheet metal |
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-84120 | 1997-04-02 | ||
| JP8412097 | 1997-04-02 | ||
| JP9278259A JPH10328739A (ja) | 1997-04-02 | 1997-09-25 | 板金加工具及び板金の補修工法 |
| US09/050,701 US5918501A (en) | 1997-04-02 | 1998-03-30 | Sheet metal drawing tool and method for repairing sheet metal |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10328739A true JPH10328739A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=27304453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9278259A Pending JPH10328739A (ja) | 1997-04-02 | 1997-09-25 | 板金加工具及び板金の補修工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10328739A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112828074A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-05-25 | 江门市保值久机电有限公司 | 焊枪拉拔器 |
-
1997
- 1997-09-25 JP JP9278259A patent/JPH10328739A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112828074A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-05-25 | 江门市保值久机电有限公司 | 焊枪拉拔器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020604 |