JPH10329678A - ブレーキ装置 - Google Patents
ブレーキ装置Info
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- JPH10329678A JPH10329678A JP9143651A JP14365197A JPH10329678A JP H10329678 A JPH10329678 A JP H10329678A JP 9143651 A JP9143651 A JP 9143651A JP 14365197 A JP14365197 A JP 14365197A JP H10329678 A JPH10329678 A JP H10329678A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】車両用のブレーキ装置において、ブレーキ操作
中において増圧開始条件の成立後に、ポンプにより作動
液をマスタシリンダの加圧室から汲み上げてブレーキシ
リンダに吐出することにより、ブレーキシリンダ液圧を
マスタシリンダ液圧より増圧する際、当該ブレーキ装置
に対する運転者の意思を精度よく検出する。 【解決手段】ポンプとマスタシリンダの加圧室との間に
流入制御弁を設け、ポンプによるブレーキシリンダの増
圧中に、その流入制御弁によりマスタシリンダからポン
プへの作動液の流れを一時的に阻止し、それにより、ポ
ンプによる作動液の汲み上げを停止させ、その状態にお
ける操作ストロークセンサの検出値の変化量ΔSに基づ
き、ブレーキシリンダの増圧勾配を決定する。
中において増圧開始条件の成立後に、ポンプにより作動
液をマスタシリンダの加圧室から汲み上げてブレーキシ
リンダに吐出することにより、ブレーキシリンダ液圧を
マスタシリンダ液圧より増圧する際、当該ブレーキ装置
に対する運転者の意思を精度よく検出する。 【解決手段】ポンプとマスタシリンダの加圧室との間に
流入制御弁を設け、ポンプによるブレーキシリンダの増
圧中に、その流入制御弁によりマスタシリンダからポン
プへの作動液の流れを一時的に阻止し、それにより、ポ
ンプによる作動液の汲み上げを停止させ、その状態にお
ける操作ストロークセンサの検出値の変化量ΔSに基づ
き、ブレーキシリンダの増圧勾配を決定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用のブレーキ
装置に関するものであり、特に、そのブレーキ装置に対
する運転者の意思を正しく検出する技術に関するもので
ある。
装置に関するものであり、特に、そのブレーキ装置に対
する運転者の意思を正しく検出する技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】車両用のブレーキ装置は一般に、(a) ブ
レーキペダル等、運転者により操作されるブレーキ操作
部材と、(b) マスタシリンダハウジングに加圧ピストン
が摺動可能に嵌合され、それにより、それらマスタシリ
ンダハウジングと加圧ピストンとの間に加圧室が形成さ
れたマスタシリンダと、(c) そのマスタシリンダと液通
路により接続され、その液通路から供給される液圧によ
って作動するブレーキシリンダを有し、車輪の回転を抑
制するブレーキとを含むように構成される。
レーキペダル等、運転者により操作されるブレーキ操作
部材と、(b) マスタシリンダハウジングに加圧ピストン
が摺動可能に嵌合され、それにより、それらマスタシリ
ンダハウジングと加圧ピストンとの間に加圧室が形成さ
れたマスタシリンダと、(c) そのマスタシリンダと液通
路により接続され、その液通路から供給される液圧によ
って作動するブレーキシリンダを有し、車輪の回転を抑
制するブレーキとを含むように構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段,作用お
よび効果】ところで、本出願人は先に、次のようなブレ
ーキ装置を開発した。それは、(a) 操作力センサ、操作
ストロークセンサ等、ブレーキ操作部材の操作力と操作
ストロークとの少なくとも一方である操作状態量を検出
する操作状態量検出手段と、(b) ブレーキ操作中におい
て増圧開始条件の成立後に、少なくともブレーキシリン
ダからマスタシリンダに向かう作動液の流れを阻止した
状態でポンプにより作動液をマスタシリンダの加圧室か
ら汲み上げてブレーキシリンダに向かって吐出し、それ
により、ブレーキシリンダの液圧をマスタシリンダの液
圧より増圧する増圧装置であって、増圧開始条件の成立
後における操作状態量検出手段の検出値に基づいてブレ
ーキシリンダ液圧を制御する増圧装置とを含むブレーキ
装置である。ここに「増圧開始条件」は例えば、ブレー
キ操作部材の操作力を助勢してマスタシリンダに出力す
るブースタが助勢限界に到達したときに成立するものと
したり、ブレーキ操作部材の操作速度が基準値を超える
か、または操作力が基準値を超えた急ブレーキ操作が開
始されたときに成立するものとすることができる。ブー
スタには、負圧室とその負圧室と大気とに選択的に連通
させられる変圧室との差圧によって操作力を助勢するバ
キュームブースタと、高圧源と低圧源とに選択的に連通
させられるパワー液圧室の圧力によって操作力を助勢す
る液圧ブースタとがある。
よび効果】ところで、本出願人は先に、次のようなブレ
ーキ装置を開発した。それは、(a) 操作力センサ、操作
ストロークセンサ等、ブレーキ操作部材の操作力と操作
ストロークとの少なくとも一方である操作状態量を検出
する操作状態量検出手段と、(b) ブレーキ操作中におい
て増圧開始条件の成立後に、少なくともブレーキシリン
ダからマスタシリンダに向かう作動液の流れを阻止した
状態でポンプにより作動液をマスタシリンダの加圧室か
ら汲み上げてブレーキシリンダに向かって吐出し、それ
により、ブレーキシリンダの液圧をマスタシリンダの液
圧より増圧する増圧装置であって、増圧開始条件の成立
後における操作状態量検出手段の検出値に基づいてブレ
ーキシリンダ液圧を制御する増圧装置とを含むブレーキ
装置である。ここに「増圧開始条件」は例えば、ブレー
キ操作部材の操作力を助勢してマスタシリンダに出力す
るブースタが助勢限界に到達したときに成立するものと
したり、ブレーキ操作部材の操作速度が基準値を超える
か、または操作力が基準値を超えた急ブレーキ操作が開
始されたときに成立するものとすることができる。ブー
スタには、負圧室とその負圧室と大気とに選択的に連通
させられる変圧室との差圧によって操作力を助勢するバ
キュームブースタと、高圧源と低圧源とに選択的に連通
させられるパワー液圧室の圧力によって操作力を助勢す
る液圧ブースタとがある。
【0004】しかし、本出願人の研究により、この開発
ブレーキ装置には、ポンプによるブレーキシリンダの増
圧中に、当該ブレーキ装置に対する運転者の意思(実現
したい車体減速度の高さやその変化速度を表す)を検出
する精度が低下してしまうという問題があることに気が
ついた。増圧中には、ポンプにより作動液がマスタシリ
ンダの加圧室から汲み上げられるため、加圧室の容積が
減少して加圧ピストンが前進する。その結果、運転者の
意思との関係においてブレーキ操作部材の操作ストロー
クが増加する傾向や、操作力が減少する傾向が生じる。
操作ストロークまたは操作力にポンプの影響が現れてし
まうのである。そのため、この開発ブレーキ装置には、
ポンプによる増圧中に操作状態量が運転者の意思とは異
なるものとなり、よって、運転者の意思を精度よく検出
することができないという問題があるのである。
ブレーキ装置には、ポンプによるブレーキシリンダの増
圧中に、当該ブレーキ装置に対する運転者の意思(実現
したい車体減速度の高さやその変化速度を表す)を検出
する精度が低下してしまうという問題があることに気が
ついた。増圧中には、ポンプにより作動液がマスタシリ
ンダの加圧室から汲み上げられるため、加圧室の容積が
減少して加圧ピストンが前進する。その結果、運転者の
意思との関係においてブレーキ操作部材の操作ストロー
クが増加する傾向や、操作力が減少する傾向が生じる。
操作ストロークまたは操作力にポンプの影響が現れてし
まうのである。そのため、この開発ブレーキ装置には、
ポンプによる増圧中に操作状態量が運転者の意思とは異
なるものとなり、よって、運転者の意思を精度よく検出
することができないという問題があるのである。
【0005】本発明は、以上の事情を背景としてなされ
たものであり、その課題は、ポンプによる増圧中に運転
者の意思を正しく検出可能なブレーキ装置を提供するこ
とにある。
たものであり、その課題は、ポンプによる増圧中に運転
者の意思を正しく検出可能なブレーキ装置を提供するこ
とにある。
【0006】この課題は下記態様のブレーキ装置によっ
て解決される。なお、以下の説明において、本発明の各
態様を、それぞれに項番号を付して請求項と同じ形式で
記載する。各項に記載の特徴を組み合わせて採用するこ
との可能性を明示するためである。
て解決される。なお、以下の説明において、本発明の各
態様を、それぞれに項番号を付して請求項と同じ形式で
記載する。各項に記載の特徴を組み合わせて採用するこ
との可能性を明示するためである。
【0007】(1) 運転者により操作されるブレーキ操作
部材と、マスタシリンダハウジングに加圧ピストンが摺
動可能に嵌合され、それにより、それらマスタシリンダ
ハウジングと加圧ピストンとの間に加圧室が形成された
マスタシリンダと、そのマスタシリンダと液通路により
接続され、その液通路から供給される液圧によって作動
するブレーキシリンダを有し、車輪の回転を抑制するブ
レーキとを含むブレーキ装置において、前記ブレーキ操
作部材の操作力と操作ストロークとの少なくとも一方で
ある操作状態量を検出する操作状態量検出手段と、ブレ
ーキ操作中において増圧開始条件の成立後に、少なくと
も前記ブレーキシリンダから前記マスタシリンダに向か
う作動液の流れを阻止した状態でポンプにより作動液を
マスタシリンダの加圧室から汲み上げてブレーキシリン
ダに向かって吐出し、それにより、ブレーキシリンダの
液圧をマスタシリンダの液圧より増圧する増圧装置であ
って、前記増圧開始条件の成立後に前記ポンプによる作
動液の汲み上げを少なくとも1回一時的に停止させ、そ
の汲み上げ停止中における前記操作状態量検出手段の少
なくとも1個の検出値に基づいて前記ブレーキシリンダ
液圧を制御する増圧装置とを設けたことを特徴とするブ
レーキ装置(請求項1)。ポンプによる作動液の汲み上
げ停止中には、ポンプの影響が、操作力の大きさに現れ
ず、さらに、操作力および操作ストロークのそれぞれの
変化勾配(変化速度)にも現れないと考えられる。これ
に対して、このブレーキ装置においては、増圧開始条件
が成立してからその増圧が終了するまでの間に少なくと
も1回、ポンプによる作動液の汲み上げが一時的に停止
させられ、その汲み上げ停止中に操作状態量検出手段の
少なくとも1個の検出値に基づいてブレーキシリンダ液
圧が制御される。したがって、このブレーキ装置によれ
ば、増圧開始条件の成立後(増圧制御の開始後)にポン
プの影響を受けないで運転者の意思を正しく検出可能と
なり、増圧開始条件の成立前(増圧制御の開始前)にお
けると同様に成立後にも運転者の意思が正しくブレーキ
シリンダ液圧に反映され、その結果、ブレーキ装置の使
い勝手が向上するという効果が得られる。このブレーキ
装置において「汲み上げ停止」は、ポンプを停止させる
ことによって行うことも、ポンプは停止させないが、そ
れの吸入側または吐出側に設けられた制御弁等を作動さ
せることによって行うこともできる。また、このブレー
キ装置において「増圧装置」は、汲み上げ停止中におけ
る操作状態量検出手段としての操作力センサの検出値に
基づいてブレーキシリンダ液圧を制御する態様とするこ
とができ、この態様において「増圧装置」は、操作力セ
ンサの検出値に応じてブレーキシリンダ液圧の高さを、
検出値が大きいほど高くなるように制御する操作力依拠
型制御手段を含むことができる。また、このブレーキ装
置において「増圧装置」は、「少なくとも1個の検出
値」としての、各回の汲み上げ停止中における1個の検
出値に基づいてブレーキシリンダ液圧を制御する態様と
したり、「少なくとも1個の検出値」としての、各回の
汲み上げ停止中における複数個の検出値に基づいてブレ
ーキシリンダ液圧を制御する態様とすることができる。
後者の態様においては、複数個の検出値に基づいて検出
値の平均値を求め、その平均値に基づいてブレーキシリ
ンダ液圧を制御する形態としたり、複数個の検出値に基
づいて検出値の変化勾配を求め、その変化勾配に基づい
てブレーキシリンダ液圧を制御する形態とすることがで
きる。 (2) 前記増圧装置が、前記汲み上げ停止中における前記
操作状態量検出手段の検出値の変化勾配に基づいて前記
ブレーキシリンダ液圧を制御する変化勾配依拠型制御手
段を含む(1) 項に記載のブレーキ装置(請求項2)。こ
のブレーキ装置においては、汲み上げ停止中における検
出値の変化勾配に基づいてブレーキシリンダ液圧が制御
される。したがって、このブレーキ装置によれば、操作
力の変化勾配または操作ストロークの変化勾配をポンプ
の影響を受けないで正しく検出可能となり、増圧制御の
開始後に操作力の変化勾配または操作ストロークの変化
勾配が正しくブレーキシリンダ液圧に反映され、その結
果、ブレーキ装置の使い勝手が向上するという効果が得
られる。このブレーキ装置において「増圧装置」は、汲
み上げ停止を少なくとも1回、設定時間の間行い、その
汲み上げ停止中における検出値の変化勾配に基づいて前
記ブレーキシリンダ液圧を制御する制御手段を含む態様
とすることができる。この態様においては、設定時間の
長さと、その設定時間の間に検出値が変化する量との関
係が「検出値の変化勾配」を表している。また、この態
様において「設定時間」は、常に長さが変化しないもの
としたり、場合によって長さが変化するものとすること
ができる。そして、「設定時間」を常に長さが変化しな
いものとして設定する場合には、上記制御手段は、汲み
上げ停止中における検出値の変化量に基づいてブレーキ
シリンダ液圧を制御する態様とすることができる。この
場合には、「設定時間」の長さが不変であることから、
「変化勾配」と「変化量」とが1対1に対応することに
なるからである。また、この態様においては、「増圧装
置」が、各回の汲み上げ停止期間の開始時における開始
時検出値と、その汲み上げ停止期間の終了時における終
了時検出値の差として「変化量」を求める形態とするこ
とができる。 (3) 前記変化勾配依拠型制御手段が、前記ブレーキシリ
ンダの増圧勾配を、前記変化勾配が急な場合において緩
やかな場合におけるより急になるように制御する増圧勾
配制御手段を含む(2) 項に記載のブレーキ装置(請求項
3)。このブレーキ装置においては、ブレーキシリンダ
の増圧勾配が、汲み上げ停止中における検出値の変化勾
配が急な場合において緩やかな場合におけるより急にな
るように決定される。したがって、このブレーキ装置に
よれば、運転者が操作状態量を素早く変化させる場合に
おいてそうでない場合に比較して、ブレーキシリンダの
増圧勾配が急にされるため、ブレーキシリンダの増圧勾
配が運転者が車体減速度を素早く変化させたい意思の強
さとの関係において適正化されるという効果が得られ
る。 (4) 前記増圧装置が、(a) 前記増圧開始条件の成立後に
前記ポンプによる作動液の汲み上げを少なくとも1回、
設定時間の間一時的に停止させる汲み上げ停止手段と、
(b) その汲み上げ停止中における前記操作状態量検出手
段の検出値の変化量に基づいて前記ブレーキシリンダ液
圧の制御状態を決定する制御状態決定手段と、(c) 決定
された制御状態で前記ブレーキシリンダ液圧を制御する
制御手段とを含む(1) ないし(3) 項のいずれかに記載の
ブレーキ装置。このブレーキ装置において「ブレーキシ
リンダ液圧の制御状態」には、ブレーキシリンダの増圧
勾配を選ぶことができる。 (5) 前記汲み上げ停止手段が、前記増圧開始条件の成立
後に前記汲み上げ停止を複数回、かつ、各回について前
記設定時間の間行う手段を含み、前記制御状態決定手段
が、前記複数回の汲み上げ停止中における前記操作状態
量検出手段の検出値の変化量の合計値に基づいて前記制
御状態を決定する手段を含む(4) 項に記載のブレーキ装
置。このブレーキ装置においては、増圧開始条件の成立
後に汲み上げ停止が複数回行われ、それら複数回の汲み
上げ停止中の検出値変化量の合計値に基づいてブレーキ
シリンダ液圧が制御される。したがって、このブレーキ
装置によれば、増圧開始条件の成立後に汲み上げ停止が
1回のみ行われ、その汲み上げ停止中の変化量のみに基
づいてブレーキシリンダ液圧が制御される態様で前記
(4) 項に記載のブレーキ装置が実施される場合に比較し
て、長い時間かけて運転者の意思を検出可能となり、そ
の検出精度を容易に向上させ得るという効果が得られ
る。このブレーキ装置において「増圧装置」は例えば、
合計変化量とブレーキシリンダ液圧の制御状態との間の
予め定められた関係に従い、合計変化量の今回値に応じ
てブレーキシリンダ液圧の今回の制御状態を決定する態
様としたり、一回の汲み上げ停止中における変化量とブ
レーキシリンダ液圧の制御状態との間の予め定められた
関係に従い、合計変化量の平均値、すなわち、その合計
変化量を汲み上げ停止の回数で割り算した値に応じてブ
レーキシリンダ液圧の今回の制御状態を決定する態様と
することができる。 (6) 前記増圧装置が、(a) 作動液が前記加圧室から前記
ポンプに流入することを許容する第1状態と阻止する第
2状態とに切り換わる流入制御弁と、(b) その流入制御
弁を第2状態に切り換えることにより、前記ポンプによ
る作動液の汲み上げを停止させる流入制御弁利用型汲み
上げ停止手段とを含む(1) ないし(5) 項のいずれかに記
載のブレーキ装置(請求項4)。このブレーキ装置にお
いては、ポンプの吸入側とマスタシリンダの加圧室との
間に設けられた流入制御弁により、ポンプによる作動液
の汲み上げが一時的に停止させられる。一方、外部から
の信号の変化に対する装置の作動応答性は一般に、流入
制御弁においてポンプにおけるより速い。そのため、作
動液の汲み上げを停止させたり汲み上げを再開させるた
めに流入制御弁を利用する場合には、ポンプを利用する
場合におけるより、汲み上げの停止・再開を素早く行う
ことが容易となる。したがって、このブレーキ装置によ
れば、運転者の意思検出のために作動液の汲み上げが停
止させられてしまう時間が短くて済むこととなり、ポン
プによる増圧効果をそれほど犠牲にすることなく運転者
の意思の正しい検出が可能となるという効果が得られ
る。 (7) さらに、前記操作力を助勢して前記マスタシリンダ
に出力するブースタを含み、前記増圧開始条件が、その
ブースタが助勢限界に到達することを含む(1)ないし(6)
項のいずれかに記載のブレーキ装置(請求項5)。こ
のブレーキ装置においては、増圧装置により、ブレーキ
操作中であって、ブースタが助勢限界にある期間に、ブ
レーキシリンダの液圧がマスタシリンダの液圧より増圧
される。したがって、このブレーキ装置によれば、助勢
限界後であっても、十分に高いブレーキシリンダ液圧が
発生し、それにより、車両の制動能力が向上するという
効果が得られる。 (8) 前記増圧装置が、さらに、前記液通路の途中に設け
られ、前記マスタシリンダとブレーキシリンダとの間に
おける作動液の双方向の流れを許容する第1状態と、少
なくともブレーキシリンダからマスタシリンダに向かう
作動液の流れを阻止する第2状態とに切り換わる流通制
御弁を含み、前記ポンプが、吸入側は前記マスタシリン
ダ、吐出側は前記液通路のうち流通制御弁とブレーキシ
リンダとの間の部分にそれぞれ接続され、前記増圧装置
が、前記流通制御弁を第2状態にして前記ポンプを作動
させることにより、前記ブレーキシリンダの増圧を行う
ものである(1) ないし(7) 項のいずれかに記載のブレー
キ装置。このブレーキ装置において「流通制御弁」は、
ソレノイドを有してそれの磁気力によって複数の状態に
切り換わる電磁式としたり、マスタシリンダとブレーキ
シリンダとの差圧によって複数の状態に切り換わる機械
式とすることができる。機械式の場合には、マスタシリ
ンダとブレーキシリンダとの差圧の高さを、機械的に制
御する形式としたり、ソレノイドの磁気力によって電磁
的に制御する形式とすることができる。 (9) 前記流通制御弁が、前記第1の状態と第2の状態と
に電磁的に切り換わるものであり、前記増圧装置が、さ
らに、前記液通路のうち前記ポンプの吐出側との接続点
と前記流通制御弁との間に設けられ、前記ブレーキシリ
ンダを流通制御弁およびポンプに連通させる状態とそれ
らから遮断する状態とに電磁的に切り換わる圧力制御弁
を含み、それら流通制御弁および圧力制御弁とポンプと
の共同によってブレーキシリンダの液圧を制御するもの
である(8) 項に記載のブレーキ装置。 (10)前記増圧装置が、(a) 前記ポンプを作動させるポン
プ制御手段と、(b) 前記ポンプの作動状態で前記流通制
御弁の状態と圧力制御弁の状態とを電磁的に切り換える
制御弁制御手段とを含む(9) 項に記載のブレーキ装置。 (11)前記増圧装置が、(a) 前記流通制御弁を前記第2状
態にする流通制御弁制御手段と、(b) 前記流通制御弁の
第2状態で前記ポンプからの作動液の吐出量を制御する
吐出量制御手段とを含む(8) または(9) 項に記載のブレ
ーキ装置。 (12)前記吐出量制御手段が、前記ポンプを駆動するモー
タの励磁電流をデューティ制御するモータデューティ制
御手段を含む(11)項に記載のブレーキ装置。 (13)前記吐出量制御手段が、前記流入制御弁を駆動する
ソレノイドの励磁電流をデューティ制御する流入制御弁
デューティ制御手段を含む(11)項に記載のブレーキ装
置。
部材と、マスタシリンダハウジングに加圧ピストンが摺
動可能に嵌合され、それにより、それらマスタシリンダ
ハウジングと加圧ピストンとの間に加圧室が形成された
マスタシリンダと、そのマスタシリンダと液通路により
接続され、その液通路から供給される液圧によって作動
するブレーキシリンダを有し、車輪の回転を抑制するブ
レーキとを含むブレーキ装置において、前記ブレーキ操
作部材の操作力と操作ストロークとの少なくとも一方で
ある操作状態量を検出する操作状態量検出手段と、ブレ
ーキ操作中において増圧開始条件の成立後に、少なくと
も前記ブレーキシリンダから前記マスタシリンダに向か
う作動液の流れを阻止した状態でポンプにより作動液を
マスタシリンダの加圧室から汲み上げてブレーキシリン
ダに向かって吐出し、それにより、ブレーキシリンダの
液圧をマスタシリンダの液圧より増圧する増圧装置であ
って、前記増圧開始条件の成立後に前記ポンプによる作
動液の汲み上げを少なくとも1回一時的に停止させ、そ
の汲み上げ停止中における前記操作状態量検出手段の少
なくとも1個の検出値に基づいて前記ブレーキシリンダ
液圧を制御する増圧装置とを設けたことを特徴とするブ
レーキ装置(請求項1)。ポンプによる作動液の汲み上
げ停止中には、ポンプの影響が、操作力の大きさに現れ
ず、さらに、操作力および操作ストロークのそれぞれの
変化勾配(変化速度)にも現れないと考えられる。これ
に対して、このブレーキ装置においては、増圧開始条件
が成立してからその増圧が終了するまでの間に少なくと
も1回、ポンプによる作動液の汲み上げが一時的に停止
させられ、その汲み上げ停止中に操作状態量検出手段の
少なくとも1個の検出値に基づいてブレーキシリンダ液
圧が制御される。したがって、このブレーキ装置によれ
ば、増圧開始条件の成立後(増圧制御の開始後)にポン
プの影響を受けないで運転者の意思を正しく検出可能と
なり、増圧開始条件の成立前(増圧制御の開始前)にお
けると同様に成立後にも運転者の意思が正しくブレーキ
シリンダ液圧に反映され、その結果、ブレーキ装置の使
い勝手が向上するという効果が得られる。このブレーキ
装置において「汲み上げ停止」は、ポンプを停止させる
ことによって行うことも、ポンプは停止させないが、そ
れの吸入側または吐出側に設けられた制御弁等を作動さ
せることによって行うこともできる。また、このブレー
キ装置において「増圧装置」は、汲み上げ停止中におけ
る操作状態量検出手段としての操作力センサの検出値に
基づいてブレーキシリンダ液圧を制御する態様とするこ
とができ、この態様において「増圧装置」は、操作力セ
ンサの検出値に応じてブレーキシリンダ液圧の高さを、
検出値が大きいほど高くなるように制御する操作力依拠
型制御手段を含むことができる。また、このブレーキ装
置において「増圧装置」は、「少なくとも1個の検出
値」としての、各回の汲み上げ停止中における1個の検
出値に基づいてブレーキシリンダ液圧を制御する態様と
したり、「少なくとも1個の検出値」としての、各回の
汲み上げ停止中における複数個の検出値に基づいてブレ
ーキシリンダ液圧を制御する態様とすることができる。
後者の態様においては、複数個の検出値に基づいて検出
値の平均値を求め、その平均値に基づいてブレーキシリ
ンダ液圧を制御する形態としたり、複数個の検出値に基
づいて検出値の変化勾配を求め、その変化勾配に基づい
てブレーキシリンダ液圧を制御する形態とすることがで
きる。 (2) 前記増圧装置が、前記汲み上げ停止中における前記
操作状態量検出手段の検出値の変化勾配に基づいて前記
ブレーキシリンダ液圧を制御する変化勾配依拠型制御手
段を含む(1) 項に記載のブレーキ装置(請求項2)。こ
のブレーキ装置においては、汲み上げ停止中における検
出値の変化勾配に基づいてブレーキシリンダ液圧が制御
される。したがって、このブレーキ装置によれば、操作
力の変化勾配または操作ストロークの変化勾配をポンプ
の影響を受けないで正しく検出可能となり、増圧制御の
開始後に操作力の変化勾配または操作ストロークの変化
勾配が正しくブレーキシリンダ液圧に反映され、その結
果、ブレーキ装置の使い勝手が向上するという効果が得
られる。このブレーキ装置において「増圧装置」は、汲
み上げ停止を少なくとも1回、設定時間の間行い、その
汲み上げ停止中における検出値の変化勾配に基づいて前
記ブレーキシリンダ液圧を制御する制御手段を含む態様
とすることができる。この態様においては、設定時間の
長さと、その設定時間の間に検出値が変化する量との関
係が「検出値の変化勾配」を表している。また、この態
様において「設定時間」は、常に長さが変化しないもの
としたり、場合によって長さが変化するものとすること
ができる。そして、「設定時間」を常に長さが変化しな
いものとして設定する場合には、上記制御手段は、汲み
上げ停止中における検出値の変化量に基づいてブレーキ
シリンダ液圧を制御する態様とすることができる。この
場合には、「設定時間」の長さが不変であることから、
「変化勾配」と「変化量」とが1対1に対応することに
なるからである。また、この態様においては、「増圧装
置」が、各回の汲み上げ停止期間の開始時における開始
時検出値と、その汲み上げ停止期間の終了時における終
了時検出値の差として「変化量」を求める形態とするこ
とができる。 (3) 前記変化勾配依拠型制御手段が、前記ブレーキシリ
ンダの増圧勾配を、前記変化勾配が急な場合において緩
やかな場合におけるより急になるように制御する増圧勾
配制御手段を含む(2) 項に記載のブレーキ装置(請求項
3)。このブレーキ装置においては、ブレーキシリンダ
の増圧勾配が、汲み上げ停止中における検出値の変化勾
配が急な場合において緩やかな場合におけるより急にな
るように決定される。したがって、このブレーキ装置に
よれば、運転者が操作状態量を素早く変化させる場合に
おいてそうでない場合に比較して、ブレーキシリンダの
増圧勾配が急にされるため、ブレーキシリンダの増圧勾
配が運転者が車体減速度を素早く変化させたい意思の強
さとの関係において適正化されるという効果が得られ
る。 (4) 前記増圧装置が、(a) 前記増圧開始条件の成立後に
前記ポンプによる作動液の汲み上げを少なくとも1回、
設定時間の間一時的に停止させる汲み上げ停止手段と、
(b) その汲み上げ停止中における前記操作状態量検出手
段の検出値の変化量に基づいて前記ブレーキシリンダ液
圧の制御状態を決定する制御状態決定手段と、(c) 決定
された制御状態で前記ブレーキシリンダ液圧を制御する
制御手段とを含む(1) ないし(3) 項のいずれかに記載の
ブレーキ装置。このブレーキ装置において「ブレーキシ
リンダ液圧の制御状態」には、ブレーキシリンダの増圧
勾配を選ぶことができる。 (5) 前記汲み上げ停止手段が、前記増圧開始条件の成立
後に前記汲み上げ停止を複数回、かつ、各回について前
記設定時間の間行う手段を含み、前記制御状態決定手段
が、前記複数回の汲み上げ停止中における前記操作状態
量検出手段の検出値の変化量の合計値に基づいて前記制
御状態を決定する手段を含む(4) 項に記載のブレーキ装
置。このブレーキ装置においては、増圧開始条件の成立
後に汲み上げ停止が複数回行われ、それら複数回の汲み
上げ停止中の検出値変化量の合計値に基づいてブレーキ
シリンダ液圧が制御される。したがって、このブレーキ
装置によれば、増圧開始条件の成立後に汲み上げ停止が
1回のみ行われ、その汲み上げ停止中の変化量のみに基
づいてブレーキシリンダ液圧が制御される態様で前記
(4) 項に記載のブレーキ装置が実施される場合に比較し
て、長い時間かけて運転者の意思を検出可能となり、そ
の検出精度を容易に向上させ得るという効果が得られ
る。このブレーキ装置において「増圧装置」は例えば、
合計変化量とブレーキシリンダ液圧の制御状態との間の
予め定められた関係に従い、合計変化量の今回値に応じ
てブレーキシリンダ液圧の今回の制御状態を決定する態
様としたり、一回の汲み上げ停止中における変化量とブ
レーキシリンダ液圧の制御状態との間の予め定められた
関係に従い、合計変化量の平均値、すなわち、その合計
変化量を汲み上げ停止の回数で割り算した値に応じてブ
レーキシリンダ液圧の今回の制御状態を決定する態様と
することができる。 (6) 前記増圧装置が、(a) 作動液が前記加圧室から前記
ポンプに流入することを許容する第1状態と阻止する第
2状態とに切り換わる流入制御弁と、(b) その流入制御
弁を第2状態に切り換えることにより、前記ポンプによ
る作動液の汲み上げを停止させる流入制御弁利用型汲み
上げ停止手段とを含む(1) ないし(5) 項のいずれかに記
載のブレーキ装置(請求項4)。このブレーキ装置にお
いては、ポンプの吸入側とマスタシリンダの加圧室との
間に設けられた流入制御弁により、ポンプによる作動液
の汲み上げが一時的に停止させられる。一方、外部から
の信号の変化に対する装置の作動応答性は一般に、流入
制御弁においてポンプにおけるより速い。そのため、作
動液の汲み上げを停止させたり汲み上げを再開させるた
めに流入制御弁を利用する場合には、ポンプを利用する
場合におけるより、汲み上げの停止・再開を素早く行う
ことが容易となる。したがって、このブレーキ装置によ
れば、運転者の意思検出のために作動液の汲み上げが停
止させられてしまう時間が短くて済むこととなり、ポン
プによる増圧効果をそれほど犠牲にすることなく運転者
の意思の正しい検出が可能となるという効果が得られ
る。 (7) さらに、前記操作力を助勢して前記マスタシリンダ
に出力するブースタを含み、前記増圧開始条件が、その
ブースタが助勢限界に到達することを含む(1)ないし(6)
項のいずれかに記載のブレーキ装置(請求項5)。こ
のブレーキ装置においては、増圧装置により、ブレーキ
操作中であって、ブースタが助勢限界にある期間に、ブ
レーキシリンダの液圧がマスタシリンダの液圧より増圧
される。したがって、このブレーキ装置によれば、助勢
限界後であっても、十分に高いブレーキシリンダ液圧が
発生し、それにより、車両の制動能力が向上するという
効果が得られる。 (8) 前記増圧装置が、さらに、前記液通路の途中に設け
られ、前記マスタシリンダとブレーキシリンダとの間に
おける作動液の双方向の流れを許容する第1状態と、少
なくともブレーキシリンダからマスタシリンダに向かう
作動液の流れを阻止する第2状態とに切り換わる流通制
御弁を含み、前記ポンプが、吸入側は前記マスタシリン
ダ、吐出側は前記液通路のうち流通制御弁とブレーキシ
リンダとの間の部分にそれぞれ接続され、前記増圧装置
が、前記流通制御弁を第2状態にして前記ポンプを作動
させることにより、前記ブレーキシリンダの増圧を行う
ものである(1) ないし(7) 項のいずれかに記載のブレー
キ装置。このブレーキ装置において「流通制御弁」は、
ソレノイドを有してそれの磁気力によって複数の状態に
切り換わる電磁式としたり、マスタシリンダとブレーキ
シリンダとの差圧によって複数の状態に切り換わる機械
式とすることができる。機械式の場合には、マスタシリ
ンダとブレーキシリンダとの差圧の高さを、機械的に制
御する形式としたり、ソレノイドの磁気力によって電磁
的に制御する形式とすることができる。 (9) 前記流通制御弁が、前記第1の状態と第2の状態と
に電磁的に切り換わるものであり、前記増圧装置が、さ
らに、前記液通路のうち前記ポンプの吐出側との接続点
と前記流通制御弁との間に設けられ、前記ブレーキシリ
ンダを流通制御弁およびポンプに連通させる状態とそれ
らから遮断する状態とに電磁的に切り換わる圧力制御弁
を含み、それら流通制御弁および圧力制御弁とポンプと
の共同によってブレーキシリンダの液圧を制御するもの
である(8) 項に記載のブレーキ装置。 (10)前記増圧装置が、(a) 前記ポンプを作動させるポン
プ制御手段と、(b) 前記ポンプの作動状態で前記流通制
御弁の状態と圧力制御弁の状態とを電磁的に切り換える
制御弁制御手段とを含む(9) 項に記載のブレーキ装置。 (11)前記増圧装置が、(a) 前記流通制御弁を前記第2状
態にする流通制御弁制御手段と、(b) 前記流通制御弁の
第2状態で前記ポンプからの作動液の吐出量を制御する
吐出量制御手段とを含む(8) または(9) 項に記載のブレ
ーキ装置。 (12)前記吐出量制御手段が、前記ポンプを駆動するモー
タの励磁電流をデューティ制御するモータデューティ制
御手段を含む(11)項に記載のブレーキ装置。 (13)前記吐出量制御手段が、前記流入制御弁を駆動する
ソレノイドの励磁電流をデューティ制御する流入制御弁
デューティ制御手段を含む(11)項に記載のブレーキ装
置。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のさらに具体的ない
くつかの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
くつかの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】図1には、本発明の一実施形態である4輪
車両用ブレーキ装置が示されている。ブレーキ装置は、
ブレーキ操作部材とマスタシリンダとの間にブースタを
備えている。ブレーキ装置はさらに、アンチロック制御
装置と効き特性制御装置とを備えている。
車両用ブレーキ装置が示されている。ブレーキ装置は、
ブレーキ操作部材とマスタシリンダとの間にブースタを
備えている。ブレーキ装置はさらに、アンチロック制御
装置と効き特性制御装置とを備えている。
【0010】アンチロック制御装置は、車両制動時に各
輪のロック傾向が過大となることを防止する装置であ
る。このアンチロック制御装置は、ポンプを有し、その
ポンプにより作動液をブレーキ回路内において還流させ
る。
輪のロック傾向が過大となることを防止する装置であ
る。このアンチロック制御装置は、ポンプを有し、その
ポンプにより作動液をブレーキ回路内において還流させ
る。
【0011】ところで、ブースタには助勢限界があるた
め、図2にグラフで示すように、マスタシリンダ液圧P
M がブレーキ操作力Fに対して常に同じ勾配で増加する
わけではない。そのため、ブレーキ操作力Fを時間tと
共にほぼ同じ勾配で増加させる場合には、ブレーキシリ
ンダ液圧PB が図3にグラフで示すように時間的に変化
することになる。これに対して、効き特性制御装置は、
ブースタの助勢限界後にその助勢不足が補われ、その結
果、ブレーキシリンダ液圧PB が図4にグラフで示す時
間的変化を示すように、ブレーキ操作力Fとブレーキシ
リンダ液圧PBすなわち車体減速度Gとの関係であるブ
レーキの効き特性を制御する。効き特性制御装置は、そ
の効き特性を上記ポンプを利用して制御する。すなわ
ち、ポンプがアンチロック制御装置と効き特性制御装置
とに共用されているのである。
め、図2にグラフで示すように、マスタシリンダ液圧P
M がブレーキ操作力Fに対して常に同じ勾配で増加する
わけではない。そのため、ブレーキ操作力Fを時間tと
共にほぼ同じ勾配で増加させる場合には、ブレーキシリ
ンダ液圧PB が図3にグラフで示すように時間的に変化
することになる。これに対して、効き特性制御装置は、
ブースタの助勢限界後にその助勢不足が補われ、その結
果、ブレーキシリンダ液圧PB が図4にグラフで示す時
間的変化を示すように、ブレーキ操作力Fとブレーキシ
リンダ液圧PBすなわち車体減速度Gとの関係であるブ
レーキの効き特性を制御する。効き特性制御装置は、そ
の効き特性を上記ポンプを利用して制御する。すなわ
ち、ポンプがアンチロック制御装置と効き特性制御装置
とに共用されているのである。
【0012】図1において符号10がマスタシリンダを
示す。マスタシリンダ10は、タンデム型であり、マス
タシリンダハウジング10aに2個の加圧ピストン10
b,10cが互いに直列にかつ各々摺動可能に嵌合さ
れ、それにより、マスタシリンダハウジング10a内に
各加圧ピストン10b,10cの前方において各加圧室
10d,10eが互いに独立して形成されている。この
マスタシリンダ10は、ブースタとしてのバキュームブ
ースタ(以下、単に「ブースタ」という。)12を介し
てブレーキ操作部材としてのブレーキペダル14に連携
させられている。ブースタ12は、ブースタハウジング
12a内の空間がパワーピストン12bにより、負圧源
としてのエンジン吸気管に連通した負圧室12cと、そ
の負圧室12cと大気とに選択的に連通させられる変圧
室12dとに仕切られ、それら負圧室12cと変圧室1
2dとの差圧によるパワーピストン12bの作動力によ
ってマスタシリンダ10を作動させる。それにより、ブ
レーキペダル14の操作力Fがブースタ12により助勢
されてマスタシリンダ10に伝達され、その助勢された
操作力Fに応じた高さの液圧が各加圧室10d,10e
に発生させられる。
示す。マスタシリンダ10は、タンデム型であり、マス
タシリンダハウジング10aに2個の加圧ピストン10
b,10cが互いに直列にかつ各々摺動可能に嵌合さ
れ、それにより、マスタシリンダハウジング10a内に
各加圧ピストン10b,10cの前方において各加圧室
10d,10eが互いに独立して形成されている。この
マスタシリンダ10は、ブースタとしてのバキュームブ
ースタ(以下、単に「ブースタ」という。)12を介し
てブレーキ操作部材としてのブレーキペダル14に連携
させられている。ブースタ12は、ブースタハウジング
12a内の空間がパワーピストン12bにより、負圧源
としてのエンジン吸気管に連通した負圧室12cと、そ
の負圧室12cと大気とに選択的に連通させられる変圧
室12dとに仕切られ、それら負圧室12cと変圧室1
2dとの差圧によるパワーピストン12bの作動力によ
ってマスタシリンダ10を作動させる。それにより、ブ
レーキペダル14の操作力Fがブースタ12により助勢
されてマスタシリンダ10に伝達され、その助勢された
操作力Fに応じた高さの液圧が各加圧室10d,10e
に発生させられる。
【0013】マスタシリンダ10の一方の加圧室10e
には左前輪FLおよび右後輪RR用の第1ブレーキ系統
が接続され、他方の加圧室10dには右前輪FRおよび
左後輪RL用の第2ブレーキ系統が接続されている。す
なわち、このブレーキ装置はダイヤゴナル2系統式なの
である。それら2つのブレーキ系統は構成が互いに共通
するため、第1ブレーキ系統のみを代表的に文章および
図によって説明し、第2ブレーキ系統の説明は省略す
る。
には左前輪FLおよび右後輪RR用の第1ブレーキ系統
が接続され、他方の加圧室10dには右前輪FRおよび
左後輪RL用の第2ブレーキ系統が接続されている。す
なわち、このブレーキ装置はダイヤゴナル2系統式なの
である。それら2つのブレーキ系統は構成が互いに共通
するため、第1ブレーキ系統のみを代表的に文章および
図によって説明し、第2ブレーキ系統の説明は省略す
る。
【0014】第1ブレーキ系統においては、マスタシリ
ンダ10が主通路48(液通路)により、左前輪FLの
回転を抑制するブレーキを作動させるブレーキシリンダ
50と、右後輪RRのブレーキのブレーキシリンダ50
とに接続されている。ブレーキは、液圧による作動力に
よって摩擦材を車輪と共に回転する回転体の摩擦面に押
し付けることにより、車輪の回転を抑制する形式(ディ
スク式,ドラム式等)とされている。また、主通路48
は、マスタシリンダ10から延び出た後に二股状に分岐
させられており、1本の基幹通路54と2本の分岐通路
56とが互いに接続されて構成されている。各分岐通路
56の先端に各ブレーキシリンダ50が接続されてい
る。
ンダ10が主通路48(液通路)により、左前輪FLの
回転を抑制するブレーキを作動させるブレーキシリンダ
50と、右後輪RRのブレーキのブレーキシリンダ50
とに接続されている。ブレーキは、液圧による作動力に
よって摩擦材を車輪と共に回転する回転体の摩擦面に押
し付けることにより、車輪の回転を抑制する形式(ディ
スク式,ドラム式等)とされている。また、主通路48
は、マスタシリンダ10から延び出た後に二股状に分岐
させられており、1本の基幹通路54と2本の分岐通路
56とが互いに接続されて構成されている。各分岐通路
56の先端に各ブレーキシリンダ50が接続されてい
る。
【0015】基幹通路54の途中には流通制御弁60が
設けられている。流通制御弁60は、ソレノイド62
(図5参照)の磁気力により、マスタシリンダ10とブ
レーキシリンダ50との間における作動液の双方向の流
れを許容する開状態(第1状態)と、少なくともブレー
キシリンダ50からマスタシリンダ10に向かう向きの
作動液の流れを阻止する閉状態(第2状態)とに切り換
わる。流通制御弁60は、ソレノイド62のOFF状態
で開状態となり、ON状態で閉状態に切り換わる。
設けられている。流通制御弁60は、ソレノイド62
(図5参照)の磁気力により、マスタシリンダ10とブ
レーキシリンダ50との間における作動液の双方向の流
れを許容する開状態(第1状態)と、少なくともブレー
キシリンダ50からマスタシリンダ10に向かう向きの
作動液の流れを阻止する閉状態(第2状態)とに切り換
わる。流通制御弁60は、ソレノイド62のOFF状態
で開状態となり、ON状態で閉状態に切り換わる。
【0016】この流通制御弁60にはバイパス通路82
が設けられており、そのバイパス通路82の途中にチェ
ック弁84が設けられている。万が一、ブレーキペダル
14の踏み込み時に流通制御弁60内の可動部材に生ず
る流体力によって流通制御弁60が閉じることがあって
も、マスタシリンダ10からブレーキシリンダ50へ向
かう作動液の流れが確保されるようにするためである。
流通制御弁60にはさらに、それに並列にリリーフ弁8
6も設けられている。後述のポンプ112による吐出圧
が過大となることを防止するためである。
が設けられており、そのバイパス通路82の途中にチェ
ック弁84が設けられている。万が一、ブレーキペダル
14の踏み込み時に流通制御弁60内の可動部材に生ず
る流体力によって流通制御弁60が閉じることがあって
も、マスタシリンダ10からブレーキシリンダ50へ向
かう作動液の流れが確保されるようにするためである。
流通制御弁60にはさらに、それに並列にリリーフ弁8
6も設けられている。後述のポンプ112による吐出圧
が過大となることを防止するためである。
【0017】前記各分岐通路56の途中には常開の電磁
開閉弁である増圧弁90が設けられ、開状態でマスタシ
リンダ10からブレーキシリンダ50へ向かう作動液の
流れを許容する増圧状態を実現する。各増圧弁90には
バイパス通路92が接続され、各バイパス通路92には
作動液戻り用のチェック弁94が設けられている。各分
岐通路56のうち増圧弁90とブレーキシリンダ50と
の間の部分からリザーバ通路96が延びてリザーバ98
に至っている。各リザーバ通路96の途中には常閉の電
磁開閉弁である減圧弁100が設けられ、開状態でブレ
ーキシリンダ50からリザーバ98へ向かう作動液の流
れを許容する減圧状態を実現する。リザーバ98は、リ
ザーバハウジングにリザーバピストン104が実質的に
気密かつ摺動可能に嵌合されて構成されるとともに、そ
の嵌合によって形成されたリザーバ室106において作
動液を付勢手段としてのスプリング108によって圧力
下に収容するものである。
開閉弁である増圧弁90が設けられ、開状態でマスタシ
リンダ10からブレーキシリンダ50へ向かう作動液の
流れを許容する増圧状態を実現する。各増圧弁90には
バイパス通路92が接続され、各バイパス通路92には
作動液戻り用のチェック弁94が設けられている。各分
岐通路56のうち増圧弁90とブレーキシリンダ50と
の間の部分からリザーバ通路96が延びてリザーバ98
に至っている。各リザーバ通路96の途中には常閉の電
磁開閉弁である減圧弁100が設けられ、開状態でブレ
ーキシリンダ50からリザーバ98へ向かう作動液の流
れを許容する減圧状態を実現する。リザーバ98は、リ
ザーバハウジングにリザーバピストン104が実質的に
気密かつ摺動可能に嵌合されて構成されるとともに、そ
の嵌合によって形成されたリザーバ室106において作
動液を付勢手段としてのスプリング108によって圧力
下に収容するものである。
【0018】リザーバ98は吸入通路110によってポ
ンプ112の吸入側に接続され、ポンプ112の吐出側
は吐出通路114によって主通路48のうち流通制御弁
60と増圧弁90との間の部分に接続されている。吸入
通路110にはチェック弁である吸入弁116、吐出通
路114にはチェック弁である吐出弁118がそれぞれ
設けられている。吐出通路114にはさらに、絞りとし
てのオリフィス120と固定ダンパ122とがそれぞれ
設けられており、それらにより、ポンプ112の脈動が
軽減される。
ンプ112の吸入側に接続され、ポンプ112の吐出側
は吐出通路114によって主通路48のうち流通制御弁
60と増圧弁90との間の部分に接続されている。吸入
通路110にはチェック弁である吸入弁116、吐出通
路114にはチェック弁である吐出弁118がそれぞれ
設けられている。吐出通路114にはさらに、絞りとし
てのオリフィス120と固定ダンパ122とがそれぞれ
設けられており、それらにより、ポンプ112の脈動が
軽減される。
【0019】アンチロック制御が実行されていない場合
には、リザーバ98に汲み上げるべき作動液が存在しな
いのが普通である。よって、効き特性制御の実行を常に
保証するためには、アンチロック制御の実行の有無を問
わず、リザーバ98に作動液を補給することが必要とな
る。
には、リザーバ98に汲み上げるべき作動液が存在しな
いのが普通である。よって、効き特性制御の実行を常に
保証するためには、アンチロック制御の実行の有無を問
わず、リザーバ98に作動液を補給することが必要とな
る。
【0020】そこで、本実施形態においては、基幹通路
54のうちマスタシリンダ10と流通制御弁60との間
の部分から延びてリザーバ98に至る補給通路130が
設けられている。しかし、この補給通路130により常
時マスタシリンダ10とリザーバ98とを互いに連通さ
せたのでは、ブレーキペダル14が操作されても、リザ
ーバ98においてリザーバピストン104がボトミング
した後でないとマスタシリンダ10が昇圧することがで
きず、ブレーキの効き遅れが生じる。また、アンチロッ
ク制御中、ポンプ112は作動液をリザーバ98からで
はなくマスタシリンダ10から汲み上げてしまい、リザ
ーバ98による減圧機能が阻害される。
54のうちマスタシリンダ10と流通制御弁60との間
の部分から延びてリザーバ98に至る補給通路130が
設けられている。しかし、この補給通路130により常
時マスタシリンダ10とリザーバ98とを互いに連通さ
せたのでは、ブレーキペダル14が操作されても、リザ
ーバ98においてリザーバピストン104がボトミング
した後でないとマスタシリンダ10が昇圧することがで
きず、ブレーキの効き遅れが生じる。また、アンチロッ
ク制御中、ポンプ112は作動液をリザーバ98からで
はなくマスタシリンダ10から汲み上げてしまい、リザ
ーバ98による減圧機能が阻害される。
【0021】そこで、本実施形態においては、補給通路
130の途中に流入制御弁140が設けられている。流
入制御弁140は、マスタシリンダ10からリザーバ9
8への作動液の補給が必要であるときには開状態とな
り、マスタシリンダ10からリザーバ98への作動液の
流れを許容し、一方、マスタシリンダ10からリザーバ
98への作動液の補給が必要ではないときには閉状態と
なり、マスタシリンダ10からリザーバ98への作動液
の流れを阻止し、マスタシリンダ10による昇圧を可能
とする。本実施形態においては、流入制御弁140が常
閉の電磁開閉弁とされている。また、本実施形態におい
ては、マスタシリンダ10から作動液を導入することが
必要である場合であるか否かの判定が、アンチロック制
御中、リザーバ98においてポンプ112により汲み上
げるべき作動液が存在しないか否かの判定とされ、ま
た、その作動液の存否判定が、増圧弁90が増圧状態に
ある時間の積算値と、減圧弁100が減圧状態にある時
間の積算値とがそれぞれ演算されるとともに、それら増
圧時間と減圧時間とに基づいてリザーバ98における作
動液の残量が推定されることにより、行われる。
130の途中に流入制御弁140が設けられている。流
入制御弁140は、マスタシリンダ10からリザーバ9
8への作動液の補給が必要であるときには開状態とな
り、マスタシリンダ10からリザーバ98への作動液の
流れを許容し、一方、マスタシリンダ10からリザーバ
98への作動液の補給が必要ではないときには閉状態と
なり、マスタシリンダ10からリザーバ98への作動液
の流れを阻止し、マスタシリンダ10による昇圧を可能
とする。本実施形態においては、流入制御弁140が常
閉の電磁開閉弁とされている。また、本実施形態におい
ては、マスタシリンダ10から作動液を導入することが
必要である場合であるか否かの判定が、アンチロック制
御中、リザーバ98においてポンプ112により汲み上
げるべき作動液が存在しないか否かの判定とされ、ま
た、その作動液の存否判定が、増圧弁90が増圧状態に
ある時間の積算値と、減圧弁100が減圧状態にある時
間の積算値とがそれぞれ演算されるとともに、それら増
圧時間と減圧時間とに基づいてリザーバ98における作
動液の残量が推定されることにより、行われる。
【0022】ブレーキ操作中、主通路48のうち流通制
御弁60より上流側の部分内の作動液を利用してポンプ
112による作動液の加圧を行う際、その上流側部分内
の高圧の作動液をリザーバ98により低圧にしてポンプ
112により汲み上げるより、リザーバ98により低圧
にしないで汲み上げる方が、ポンプ112の作動応答性
が向上するとともに、ポンプ112の負担軽減によって
ポンプ112の低能力化が容易となる。
御弁60より上流側の部分内の作動液を利用してポンプ
112による作動液の加圧を行う際、その上流側部分内
の高圧の作動液をリザーバ98により低圧にしてポンプ
112により汲み上げるより、リザーバ98により低圧
にしないで汲み上げる方が、ポンプ112の作動応答性
が向上するとともに、ポンプ112の負担軽減によって
ポンプ112の低能力化が容易となる。
【0023】そこで、本実施形態においては、吸入通路
110のうち補給通路130との接続点とリザーバ通路
96との接続点との間の部分に、補給通路130からリ
ザーバ98に向かう作動液の流れを阻止し、その逆向き
の流れを許容するチェック弁142が設けられている。
110のうち補給通路130との接続点とリザーバ通路
96との接続点との間の部分に、補給通路130からリ
ザーバ98に向かう作動液の流れを阻止し、その逆向き
の流れを許容するチェック弁142が設けられている。
【0024】図5には、ブレーキ装置の電気的構成が示
されている。ブレーキ装置は、CPU,ROMおよびR
AMを含むコンピュータを主体とするECU(電子制御
ユニット)300を備えている。ROMにブレーキ効き
特性制御ルーチン(図6〜図8にフローチャートで表さ
れている),操作ストローク変化量検出ルーチン(図9
にフローチャートで表されている)およびアンチロック
制御ルーチン(図示しない)を始めとする各種ルーチン
が記憶されており、それらルーチンがCPUによりRA
Mを使用しつつ実行されることにより、効き特性制御と
アンチロック制御とがそれぞれ実行される。
されている。ブレーキ装置は、CPU,ROMおよびR
AMを含むコンピュータを主体とするECU(電子制御
ユニット)300を備えている。ROMにブレーキ効き
特性制御ルーチン(図6〜図8にフローチャートで表さ
れている),操作ストローク変化量検出ルーチン(図9
にフローチャートで表されている)およびアンチロック
制御ルーチン(図示しない)を始めとする各種ルーチン
が記憶されており、それらルーチンがCPUによりRA
Mを使用しつつ実行されることにより、効き特性制御と
アンチロック制御とがそれぞれ実行される。
【0025】ECU300の入力側には、操作ストロー
クセンサ302,ブースタ圧力スイッチ304および車
輪速センサ306が接続されている。操作ストロークセ
ンサ302は、ブレーキペダル14の操作ストロークS
を検出し、それを規定する操作ストローク信号を出力す
る。ブースタ圧力スイッチ304は、ブースタ12の変
圧室12dの圧力が大気圧より低い状態ではOFF状態
のブースタ圧力信号(第1信号)を出力し、大気圧以上
である状態ではON状態のブースタ圧力信号(第2信
号)を出力する。車輪速センサ306は、各輪毎に設け
られ、各輪の車輪速を規定する車輪速信号を出力する。
クセンサ302,ブースタ圧力スイッチ304および車
輪速センサ306が接続されている。操作ストロークセ
ンサ302は、ブレーキペダル14の操作ストロークS
を検出し、それを規定する操作ストローク信号を出力す
る。ブースタ圧力スイッチ304は、ブースタ12の変
圧室12dの圧力が大気圧より低い状態ではOFF状態
のブースタ圧力信号(第1信号)を出力し、大気圧以上
である状態ではON状態のブースタ圧力信号(第2信
号)を出力する。車輪速センサ306は、各輪毎に設け
られ、各輪の車輪速を規定する車輪速信号を出力する。
【0026】一方、ECU300の出力側には、前記ポ
ンプ112を駆動するポンプモータ310が接続され、
そのポンプモータ310にモータ駆動信号が出力され
る。ECU300の出力側にはさらに、前記流通制御弁
60のソレノイド62と、前記流入制御弁140,増圧
弁90および減圧弁100の各ソレノイド312,31
4,316も接続されている。各ソレノイド62,31
2,314,316には、それぞれをON/OFF駆動
するためのON/OFF駆動信号が出力される。
ンプ112を駆動するポンプモータ310が接続され、
そのポンプモータ310にモータ駆動信号が出力され
る。ECU300の出力側にはさらに、前記流通制御弁
60のソレノイド62と、前記流入制御弁140,増圧
弁90および減圧弁100の各ソレノイド312,31
4,316も接続されている。各ソレノイド62,31
2,314,316には、それぞれをON/OFF駆動
するためのON/OFF駆動信号が出力される。
【0027】ここで、ECU300による効き特性制御
を説明するが、まず、概略的に説明する。
を説明するが、まず、概略的に説明する。
【0028】図10には、効き特性制御装置の構成が機
能ブロック図で示されている。ECU300のうち効き
特性制御装置に係る部分が図において破線の枠内に示さ
れている。効き特性制御装置は、ブースタ圧力スイッチ
304に接続された助勢限界判定手段320を備えてい
る。助勢限界判定手段320は、ブースタ圧力スイッチ
304の出力信号に基づき、ブースタ12の負圧室12
dの圧力が大気圧に上昇したときに、ブースタ12が助
勢限界に到達したと判定する。この助勢限界判定手段3
20には、ブースタ12が助勢限界に到達したと判定さ
れたときにブレーキシリンダ50の増圧制御の開始を指
令する増圧制御開始手段322に接続されている。すな
わち、本実施形態においては、ブースタ12が助勢限界
に到達することが「増圧開始条件」なのである。
能ブロック図で示されている。ECU300のうち効き
特性制御装置に係る部分が図において破線の枠内に示さ
れている。効き特性制御装置は、ブースタ圧力スイッチ
304に接続された助勢限界判定手段320を備えてい
る。助勢限界判定手段320は、ブースタ圧力スイッチ
304の出力信号に基づき、ブースタ12の負圧室12
dの圧力が大気圧に上昇したときに、ブースタ12が助
勢限界に到達したと判定する。この助勢限界判定手段3
20には、ブースタ12が助勢限界に到達したと判定さ
れたときにブレーキシリンダ50の増圧制御の開始を指
令する増圧制御開始手段322に接続されている。すな
わち、本実施形態においては、ブースタ12が助勢限界
に到達することが「増圧開始条件」なのである。
【0029】効き特性制御装置はさらに、圧力制御モー
ド決定手段324を備えている。この圧力制御モード決
定手段324は、ブレーキシリンダ液圧PB の圧力制御
モードを急増圧モード,緩増圧モード,保持モード,緩
減圧モードおよび急減圧モードの中から決定する。この
圧力制御モード決定手段324は、汲み上げ停止部32
6と変化量演算部328とモード決定部329とを備え
ている。
ド決定手段324を備えている。この圧力制御モード決
定手段324は、ブレーキシリンダ液圧PB の圧力制御
モードを急増圧モード,緩増圧モード,保持モード,緩
減圧モードおよび急減圧モードの中から決定する。この
圧力制御モード決定手段324は、汲み上げ停止部32
6と変化量演算部328とモード決定部329とを備え
ている。
【0030】汲み上げ停止部326は、流入制御弁14
0に接続され、増圧制御中に、流入制御弁140のソレ
ノイド316のON/OFF状態を、図11にタイムチ
ャートで示すように、時間tと共に変化させる。具体的
には、汲み上げ停止部326は、増圧制御中、ソレノイ
ド316を設定時間T1 の間、OFF状態にすることに
より、作動液がマスタシリンダ10からポンプ112に
流入することを阻止し、それにより、ポンプ112がそ
れの回転状態にもかかわらず作動液をマスタシリンダ1
0から汲み上げることを停止させる。その後、汲み上げ
停止部326は、ソレノイド316を設定時間T2 の
間、ON状態にすることにより、作動液がマスタシリン
ダ10からポンプ112に流入し、それにより、ポンプ
112がそれの回転状態で作動液をマスタシリンダ10
から汲み上げることを許容する。その後、汲み上げ停止
部326は、ソレノイド316をOFF状態とON状態
とに交互に切り換えることを、ポンプ112による増圧
が不要となるまで繰り返す。
0に接続され、増圧制御中に、流入制御弁140のソレ
ノイド316のON/OFF状態を、図11にタイムチ
ャートで示すように、時間tと共に変化させる。具体的
には、汲み上げ停止部326は、増圧制御中、ソレノイ
ド316を設定時間T1 の間、OFF状態にすることに
より、作動液がマスタシリンダ10からポンプ112に
流入することを阻止し、それにより、ポンプ112がそ
れの回転状態にもかかわらず作動液をマスタシリンダ1
0から汲み上げることを停止させる。その後、汲み上げ
停止部326は、ソレノイド316を設定時間T2 の
間、ON状態にすることにより、作動液がマスタシリン
ダ10からポンプ112に流入し、それにより、ポンプ
112がそれの回転状態で作動液をマスタシリンダ10
から汲み上げることを許容する。その後、汲み上げ停止
部326は、ソレノイド316をOFF状態とON状態
とに交互に切り換えることを、ポンプ112による増圧
が不要となるまで繰り返す。
【0031】これに対して、変化量演算部328は、汲
み上げ停止部326と同期的に作動し、操作ストローク
センサ302により操作ストロークSを、図11に示す
ように、ソレノイド316のOFF状態継続期間の開始
時には開始時操作ストロークSS として、終了時には終
了時操作ストロークSE としてそれぞれ検出する。検出
された開始時操作ストロークSS および終了時操作スト
ロークSE は、図12に概念的に示すように、ECU3
00のコンピュータのRAMのSS メモリおよびSE メ
モリ(記憶領域)にストアされる。さらに、変化量演算
部328は、図11に示すように、終了時操作ストロー
クSE から開始時操作ストロークSS を引き算すること
によって変化量ΔSを演算する。変化量ΔSは、汲み上
げ停止部326による汲み上げ停止が行われる毎に演算
される。演算された複数の変化量ΔSのうち最新の3個
の変化量ΔSのみが、図12に示すように、ΔSn メモ
リ,ΔSn-1 メモリおよびΔSn-2 メモリにストアされ
る。3個の変化量ΔSのうち最新値ΔSn はΔSn メモ
リ、前回値ΔSn-1 はΔSn-1 メモリ、前々回値ΔS
n-2 はΔSn-2 メモリにそれぞれストアされるのであ
る。
み上げ停止部326と同期的に作動し、操作ストローク
センサ302により操作ストロークSを、図11に示す
ように、ソレノイド316のOFF状態継続期間の開始
時には開始時操作ストロークSS として、終了時には終
了時操作ストロークSE としてそれぞれ検出する。検出
された開始時操作ストロークSS および終了時操作スト
ロークSE は、図12に概念的に示すように、ECU3
00のコンピュータのRAMのSS メモリおよびSE メ
モリ(記憶領域)にストアされる。さらに、変化量演算
部328は、図11に示すように、終了時操作ストロー
クSE から開始時操作ストロークSS を引き算すること
によって変化量ΔSを演算する。変化量ΔSは、汲み上
げ停止部326による汲み上げ停止が行われる毎に演算
される。演算された複数の変化量ΔSのうち最新の3個
の変化量ΔSのみが、図12に示すように、ΔSn メモ
リ,ΔSn-1 メモリおよびΔSn-2 メモリにストアされ
る。3個の変化量ΔSのうち最新値ΔSn はΔSn メモ
リ、前回値ΔSn-1 はΔSn-1 メモリ、前々回値ΔS
n-2 はΔSn-2 メモリにそれぞれストアされるのであ
る。
【0032】本実施形態においては、増圧開始条件の成
立後、流入制御弁140によるポンプ112の汲み上げ
停止が一定の周期T0 (=T1 +T2 )で行われるとと
もに、設定時間T1 の長さが、各回の汲み上げ停止期間
の間で互いに等しく設定されている。すなわち、設定時
間T1 は、常に長さが変化しないものとして設定されて
いるのである。したがって、本実施形態においては、変
化量ΔSが操作状態量としての操作ストロークSの「変
化勾配」に1対1に対応することになるのである。
立後、流入制御弁140によるポンプ112の汲み上げ
停止が一定の周期T0 (=T1 +T2 )で行われるとと
もに、設定時間T1 の長さが、各回の汲み上げ停止期間
の間で互いに等しく設定されている。すなわち、設定時
間T1 は、常に長さが変化しないものとして設定されて
いるのである。したがって、本実施形態においては、変
化量ΔSが操作状態量としての操作ストロークSの「変
化勾配」に1対1に対応することになるのである。
【0033】モード決定部329は、演算された変化量
ΔSに基づいて圧力制御モードを決定する。ただし、モ
ード決定部329は、上記3個の変化量ΔSの合計値で
ある合計変化量Σに基づいて圧力制御モードを決定す
る。図11の例では、一連の増圧制御における1番目の
変化量ΔS1 と2番目の変化量ΔS2 と3番目の変化量
ΔS3 との和が1番目の合計変化量Σとされる。モード
決定部329は、具体的には、図13に表形式で示すよ
うに、合計変化量Σが第1基準値+Σ1 より大きい場合
には、急増圧モードを選択し、合計変化量Σが第1基準
値+Σ1 以下であり、かつ、第2基準値+Σ2 (<+Σ
1 )より大きい場合には、緩増圧モードを選択する。ま
た、合計変化量Σが、第2基準値+Σ2 以下であり、か
つ、第3基準値−Σ3 以上である場合には、保持モード
を選択し、第3基準値−Σ3 より小さく、かつ、第4基
準値−Σ4 (<−Σ3 )以上である場合には、緩減圧モ
ードを選択し、第4基準値−Σ4 より小さい場合には、
急減圧モードを選択する。
ΔSに基づいて圧力制御モードを決定する。ただし、モ
ード決定部329は、上記3個の変化量ΔSの合計値で
ある合計変化量Σに基づいて圧力制御モードを決定す
る。図11の例では、一連の増圧制御における1番目の
変化量ΔS1 と2番目の変化量ΔS2 と3番目の変化量
ΔS3 との和が1番目の合計変化量Σとされる。モード
決定部329は、具体的には、図13に表形式で示すよ
うに、合計変化量Σが第1基準値+Σ1 より大きい場合
には、急増圧モードを選択し、合計変化量Σが第1基準
値+Σ1 以下であり、かつ、第2基準値+Σ2 (<+Σ
1 )より大きい場合には、緩増圧モードを選択する。ま
た、合計変化量Σが、第2基準値+Σ2 以下であり、か
つ、第3基準値−Σ3 以上である場合には、保持モード
を選択し、第3基準値−Σ3 より小さく、かつ、第4基
準値−Σ4 (<−Σ3 )以上である場合には、緩減圧モ
ードを選択し、第4基準値−Σ4 より小さい場合には、
急減圧モードを選択する。
【0034】図10に示すように、効き特性制御装置は
さらに、アクチュエータ制御状態決定手段330を備え
ている。このアクチュエータ制御状態決定手段330
は、圧力制御モード決定手段324により上記のように
して決定された圧力制御モードに基づき、流通制御弁6
0,増圧弁90,減圧弁100(以下、それらを「弁装
置」と総称する。)およびポンプモータ310のそれぞ
れの制御状態を決定する。具体的には、アクチュエータ
制御状態決定手段330は、図13に示すように、弁装
置60,90,100のON/OFF状態を決定すると
ともに、ポンプモータ310のデューティ比を決定す
る。デューティ比は、図14にタイムチャートで示すよ
うに、ポンプモータ310をデューティ制御する際の制
御周期Tcycl e に対するポンプモータ310のON状態
継続時間TONの比率と定義されている。
さらに、アクチュエータ制御状態決定手段330を備え
ている。このアクチュエータ制御状態決定手段330
は、圧力制御モード決定手段324により上記のように
して決定された圧力制御モードに基づき、流通制御弁6
0,増圧弁90,減圧弁100(以下、それらを「弁装
置」と総称する。)およびポンプモータ310のそれぞ
れの制御状態を決定する。具体的には、アクチュエータ
制御状態決定手段330は、図13に示すように、弁装
置60,90,100のON/OFF状態を決定すると
ともに、ポンプモータ310のデューティ比を決定す
る。デューティ比は、図14にタイムチャートで示すよ
うに、ポンプモータ310をデューティ制御する際の制
御周期Tcycl e に対するポンプモータ310のON状態
継続時間TONの比率と定義されている。
【0035】決定された圧力制御モードが急増圧モード
または緩増圧モードである場合にはいずれも、図13に
示すように、流通制御弁60はON状態、増圧弁90は
OFF状態、減圧弁100もOFF状態とされる。この
状態では、ポンプ112から吐出された作動液がすべて
ブレーキシリンダ50に供給され、それにより、ブレー
キシリンダ50が増圧される。ただし、決定された圧力
制御モードが急増圧モードである場合において、緩増圧
モードである場合におけるより、デューティ比が大きく
決定される。本実施形態においては、決定された圧力制
御モードが急増圧モードである場合には、第1設定値と
して100(%)とされるのに対して、緩増圧モードで
ある場合には、第2設定値として30(%)とされる。
したがって、弁装置60,90,100が同じ状態で制
御されるにもかかわらず、決定された圧力制御モードが
急増圧モードである場合において緩増圧モードである場
合におけるより、ポンプ112の吐出量が増加し、その
結果、ブレーキシリンダ50の増圧勾配が増加すること
になる。
または緩増圧モードである場合にはいずれも、図13に
示すように、流通制御弁60はON状態、増圧弁90は
OFF状態、減圧弁100もOFF状態とされる。この
状態では、ポンプ112から吐出された作動液がすべて
ブレーキシリンダ50に供給され、それにより、ブレー
キシリンダ50が増圧される。ただし、決定された圧力
制御モードが急増圧モードである場合において、緩増圧
モードである場合におけるより、デューティ比が大きく
決定される。本実施形態においては、決定された圧力制
御モードが急増圧モードである場合には、第1設定値と
して100(%)とされるのに対して、緩増圧モードで
ある場合には、第2設定値として30(%)とされる。
したがって、弁装置60,90,100が同じ状態で制
御されるにもかかわらず、決定された圧力制御モードが
急増圧モードである場合において緩増圧モードである場
合におけるより、ポンプ112の吐出量が増加し、その
結果、ブレーキシリンダ50の増圧勾配が増加すること
になる。
【0036】これに対して、決定された圧力制御モード
が保持モードである場合には、急増圧モードおよび緩増
圧モードである場合と同様に、流通制御弁60はON状
態、増圧弁90はOFF状態、減圧弁100もOFF状
態とされるが、デューティ比が第3設定値としての0
(%)とされる。その結果、ポンプ112から作動液が
吐出されず、よって、ブレーキシリンダ液圧PB が保持
される。
が保持モードである場合には、急増圧モードおよび緩増
圧モードである場合と同様に、流通制御弁60はON状
態、増圧弁90はOFF状態、減圧弁100もOFF状
態とされるが、デューティ比が第3設定値としての0
(%)とされる。その結果、ポンプ112から作動液が
吐出されず、よって、ブレーキシリンダ液圧PB が保持
される。
【0037】また、決定された圧力制御モードが緩減圧
モードまたは急減圧モードである場合にはいずれも、増
圧弁90はOFF状態、減圧弁100もOFF状態とさ
れるとともに、デューティ比が第4設定値としての0
(%)とされ、ポンプ112から作動液が吐出されな
い。ただし、決定された圧力制御モードが緩減圧モード
である場合には、流通制御弁60がデューティ制御され
てON状態とOFF状態とに交互に切り換えられるのに
対し、決定された圧力制御モードが急減圧モードである
場合には、流通制御弁60がOFF状態に維持される。
したがって、決定された圧力制御モードが急減圧モード
である場合において緩減圧モードである場合におけるよ
り、ブレーキシリンダ50からマスタシリンダ10に戻
る作動液の量が増加し、ブレーキシリンダ50の減圧勾
配も増加することになる。
モードまたは急減圧モードである場合にはいずれも、増
圧弁90はOFF状態、減圧弁100もOFF状態とさ
れるとともに、デューティ比が第4設定値としての0
(%)とされ、ポンプ112から作動液が吐出されな
い。ただし、決定された圧力制御モードが緩減圧モード
である場合には、流通制御弁60がデューティ制御され
てON状態とOFF状態とに交互に切り換えられるのに
対し、決定された圧力制御モードが急減圧モードである
場合には、流通制御弁60がOFF状態に維持される。
したがって、決定された圧力制御モードが急減圧モード
である場合において緩減圧モードである場合におけるよ
り、ブレーキシリンダ50からマスタシリンダ10に戻
る作動液の量が増加し、ブレーキシリンダ50の減圧勾
配も増加することになる。
【0038】以上、図10に示すアクチュエータ制御状
態決定手段330を説明したが、効き特性制御装置は、
さらに、そのアクチュエータ制御状態決定手段330に
接続された制御手段332を備えている。この制御手段
332は、前記増圧制御開始手段322にも接続されて
おり、増圧制御の開始が指令されたならば、決定された
圧力制御モードおよびデューティ比が実現されるよう
に、弁装置60,90,100とポンプモータ310と
を制御する。
態決定手段330を説明したが、効き特性制御装置は、
さらに、そのアクチュエータ制御状態決定手段330に
接続された制御手段332を備えている。この制御手段
332は、前記増圧制御開始手段322にも接続されて
おり、増圧制御の開始が指令されたならば、決定された
圧力制御モードおよびデューティ比が実現されるよう
に、弁装置60,90,100とポンプモータ310と
を制御する。
【0039】以上概略的に説明した効き特性制御は図6
〜図8にフローチャートで表されているブレーキ効き特
性制御ルーチンと図9にフローチャートで表されている
操作ストローク変化量検出ルーチンとによって実行され
る。
〜図8にフローチャートで表されているブレーキ効き特
性制御ルーチンと図9にフローチャートで表されている
操作ストローク変化量検出ルーチンとによって実行され
る。
【0040】図6〜図8のブレーキ効き特性制御ルーチ
ンは、運転者により車両のイグニションスイッチがON
状態に操作された後、繰り返し実行される。各回の実行
時にはまず、ステップS1(以下、単に「S1」で表
す。他のステップについても同じとする。)において、
ブースタ圧力スイッチ304からブースタ圧力信号が取
り込まれる。次に、S2において、そのブースタ圧力信
号に基づき、前述のようにして、ブースタ12が助勢限
界に到達したか否かが判定される。今回は、ブースタ1
2が助勢限界に到達してはいないと仮定すれば、判定が
NOとなり、S2において、弁装置60,90,100
のソレノイド62,312,314にそれぞれをOFF
する信号が出力され、それにより、流通制御弁60は開
状態、増圧弁90も開状態、減圧弁100は閉状態とさ
れる。続いて、S4において、流入制御弁140のソレ
ノイド316にそれをOFFする信号が出力され、それ
により、流入制御弁140が閉状態とされる。その後、
S5において、ポンプモータ310にそれをOFFする
信号が出力される。以上で本ルーチンの一回の実行が終
了する。
ンは、運転者により車両のイグニションスイッチがON
状態に操作された後、繰り返し実行される。各回の実行
時にはまず、ステップS1(以下、単に「S1」で表
す。他のステップについても同じとする。)において、
ブースタ圧力スイッチ304からブースタ圧力信号が取
り込まれる。次に、S2において、そのブースタ圧力信
号に基づき、前述のようにして、ブースタ12が助勢限
界に到達したか否かが判定される。今回は、ブースタ1
2が助勢限界に到達してはいないと仮定すれば、判定が
NOとなり、S2において、弁装置60,90,100
のソレノイド62,312,314にそれぞれをOFF
する信号が出力され、それにより、流通制御弁60は開
状態、増圧弁90も開状態、減圧弁100は閉状態とさ
れる。続いて、S4において、流入制御弁140のソレ
ノイド316にそれをOFFする信号が出力され、それ
により、流入制御弁140が閉状態とされる。その後、
S5において、ポンプモータ310にそれをOFFする
信号が出力される。以上で本ルーチンの一回の実行が終
了する。
【0041】これに対して、ブースタ12が助勢限界に
到達したと仮定すれば、S2の判定がYESとなり、S
6において、前述のようにして圧力制御モードが決定さ
れる。
到達したと仮定すれば、S2の判定がYESとなり、S
6において、前述のようにして圧力制御モードが決定さ
れる。
【0042】このS6の詳細が圧力制御モード決定ルー
チンとして図7にフローチャートで表されている。ま
ず、S21において、RAMに3個の変化量ΔS
n-2 (前々回値),ΔSn-1 (前回値)およびΔS
n (最新値)がストアされているか否かが判定される。
未だ全部はストアされていないと仮定すれば、判定がN
Oとなり、S22において、今回はモード決定が不可能
であると判定され、S23において、圧力制御モードに
暫定モードが決定される。暫定モードは例えば緩増圧モ
ードである。以上で本ルーチンの一回の実行が終了す
る。これに対して、今回は、RAMに3個の変化量ΔS
n-2 ,ΔSn-1 およびΔSn がストアされていると仮定
すれば、S21の判定がYESとなり、S24におい
て、それら3個の変化量ΔSn-2 ,ΔSn-1 およびΔS
n がRAMから読み込まれ、S25において、それら3
個の変化量ΔSn-2 ,ΔSn-1 およびΔSn の和が合計
変化量Σとして演算される。その後、S26において、
その合計変化量Σに応じて圧力制御モードが前述のよう
に、図13に示す関係に従って決定される。以上で本ル
ーチンの一回の実行が終了する。
チンとして図7にフローチャートで表されている。ま
ず、S21において、RAMに3個の変化量ΔS
n-2 (前々回値),ΔSn-1 (前回値)およびΔS
n (最新値)がストアされているか否かが判定される。
未だ全部はストアされていないと仮定すれば、判定がN
Oとなり、S22において、今回はモード決定が不可能
であると判定され、S23において、圧力制御モードに
暫定モードが決定される。暫定モードは例えば緩増圧モ
ードである。以上で本ルーチンの一回の実行が終了す
る。これに対して、今回は、RAMに3個の変化量ΔS
n-2 ,ΔSn-1 およびΔSn がストアされていると仮定
すれば、S21の判定がYESとなり、S24におい
て、それら3個の変化量ΔSn-2 ,ΔSn-1 およびΔS
n がRAMから読み込まれ、S25において、それら3
個の変化量ΔSn-2 ,ΔSn-1 およびΔSn の和が合計
変化量Σとして演算される。その後、S26において、
その合計変化量Σに応じて圧力制御モードが前述のよう
に、図13に示す関係に従って決定される。以上で本ル
ーチンの一回の実行が終了する。
【0043】その後、図6のS7において、上記決定さ
れた圧力制御モードに基づき、かつ、図13に示す関係
に従って弁装置60,90,100の制御状態が決定さ
れ、S8において、上記決定された圧力制御モードに基
づき、かつ、図13に示す関係に従ってポンプモータ3
10のデューティ比が決定される。続いて、S9におい
て、弁装置60,90,100が上記決定された制御状
態が実現されるように制御される。続いて、S10にお
いて、流入制御弁140が制御される。
れた圧力制御モードに基づき、かつ、図13に示す関係
に従って弁装置60,90,100の制御状態が決定さ
れ、S8において、上記決定された圧力制御モードに基
づき、かつ、図13に示す関係に従ってポンプモータ3
10のデューティ比が決定される。続いて、S9におい
て、弁装置60,90,100が上記決定された制御状
態が実現されるように制御される。続いて、S10にお
いて、流入制御弁140が制御される。
【0044】このS13の詳細が流入制御弁制御ルーチ
ンとして図8にフローチャートで表されている。
ンとして図8にフローチャートで表されている。
【0045】まず、S61において、現在アンチロック
制御の実行中であるか否かが判定される。実行中ではな
いと仮定すれば判定がNOとなり、S62において、流
入制御弁140のソレノイド316にそれをONする信
号、すなわち、流入制御弁140を開かせるための信号
が出力される。これにより、作動液がマスタシリンダ1
0から補給通路130を経てポンプ112に導入可能な
状態となる。以上で本ルーチンの一回の実行が終了す
る。
制御の実行中であるか否かが判定される。実行中ではな
いと仮定すれば判定がNOとなり、S62において、流
入制御弁140のソレノイド316にそれをONする信
号、すなわち、流入制御弁140を開かせるための信号
が出力される。これにより、作動液がマスタシリンダ1
0から補給通路130を経てポンプ112に導入可能な
状態となる。以上で本ルーチンの一回の実行が終了す
る。
【0046】これに対し、現在アンチロック制御の実行
中であると仮定すればS61の判定がYESとなり、S
63において、リザーバ98においてポンプ112によ
り汲み上げるべき作動液として存在する作動液の量の推
定演算、すなわち,リザーバ残量の推定演算が行われ
る。続いて、S64において、推定されたリザーバ残量
が0であるか否か、すなわち、リザーバ98においてポ
ンプ112により汲み上げるべき作動液が存在しないか
否かが判定される。今回はリザーバ残量が0ではないと
仮定すれば、判定がNOとなり、S65において、流入
制御弁140のソレノイド316にそれをOFFする信
号、すなわち、流入制御弁140を閉じさせるための信
号が出力される。一方、今回はリザーバ残量が0である
と仮定すれば、S64の判定がYESとなり、S62に
おいて、流入制御弁140にそれを開かせるための信号
が出力される。いずれの場合も、以上で本ルーチンの一
回の実行が終了し、図6のS11に移行する。
中であると仮定すればS61の判定がYESとなり、S
63において、リザーバ98においてポンプ112によ
り汲み上げるべき作動液として存在する作動液の量の推
定演算、すなわち,リザーバ残量の推定演算が行われ
る。続いて、S64において、推定されたリザーバ残量
が0であるか否か、すなわち、リザーバ98においてポ
ンプ112により汲み上げるべき作動液が存在しないか
否かが判定される。今回はリザーバ残量が0ではないと
仮定すれば、判定がNOとなり、S65において、流入
制御弁140のソレノイド316にそれをOFFする信
号、すなわち、流入制御弁140を閉じさせるための信
号が出力される。一方、今回はリザーバ残量が0である
と仮定すれば、S64の判定がYESとなり、S62に
おいて、流入制御弁140にそれを開かせるための信号
が出力される。いずれの場合も、以上で本ルーチンの一
回の実行が終了し、図6のS11に移行する。
【0047】このS11においては、ポンプモータ31
0が上記決定されたデューティ比に従って制御される。
ポンプモータ310がON状態にされれば、ポンプ11
2によりリザーバ98から作動液が汲み上げられ、作動
液が各ブレーキシリンダ50に吐出される。これによ
り、各ブレーキシリンダ50にマスタシリンダ液圧PM
より高い液圧が発生させられる。以上で本ルーチンの一
回の実行が終了する。
0が上記決定されたデューティ比に従って制御される。
ポンプモータ310がON状態にされれば、ポンプ11
2によりリザーバ98から作動液が汲み上げられ、作動
液が各ブレーキシリンダ50に吐出される。これによ
り、各ブレーキシリンダ50にマスタシリンダ液圧PM
より高い液圧が発生させられる。以上で本ルーチンの一
回の実行が終了する。
【0048】以上、ブレーキ効き特性制御ルーチンを説
明したが、次に、図9の操作ストローク変化量検出ルー
チンを説明する。
明したが、次に、図9の操作ストローク変化量検出ルー
チンを説明する。
【0049】本ルーチンは、ポンプ112による増圧が
必要である間、すなわち、ブースタ12が助勢限界にあ
ると判定されてから、助勢限界にないと判定されるまで
の間、設定時間T0 の周期で繰り返し実行される。各回
の実行時にはまず、S101において、流入制御弁14
0のソレノイド316にそれをOFFする信号が出力さ
れる。なお、ソレノイド316は、本ルーチンのみなら
ず先の流入制御弁制御ルーチンによっても制御され、流
入制御弁制御ルーチンにより流入制御弁140がONさ
れている状況で、本ルーチンにより流入制御弁140を
OFF状態に切り換える要求が出される場合が想定され
る。本実施形態においては、そのような場合には、本ル
ーチンによるOFF状態切換要求の方が優先して実行さ
れる。
必要である間、すなわち、ブースタ12が助勢限界にあ
ると判定されてから、助勢限界にないと判定されるまで
の間、設定時間T0 の周期で繰り返し実行される。各回
の実行時にはまず、S101において、流入制御弁14
0のソレノイド316にそれをOFFする信号が出力さ
れる。なお、ソレノイド316は、本ルーチンのみなら
ず先の流入制御弁制御ルーチンによっても制御され、流
入制御弁制御ルーチンにより流入制御弁140がONさ
れている状況で、本ルーチンにより流入制御弁140を
OFF状態に切り換える要求が出される場合が想定され
る。本実施形態においては、そのような場合には、本ル
ーチンによるOFF状態切換要求の方が優先して実行さ
れる。
【0050】次に、S102において、開始時操作スト
ロークSS が検出される。具体的には、操作ストローク
センサ302から操作ストローク信号が取り込まれ、そ
の信号に基づいて開始時操作ストロークSS が演算され
る。演算された開始時操作ストロークSS はRAMにス
トアされる。その後、S103において、設定時間T 1
が経過するのが待たれ、経過したならば、S104にお
いて、終了時操作ストロークSE が、開始時操作ストロ
ークSS の場合と同様にして検出され、RAMにストア
される。
ロークSS が検出される。具体的には、操作ストローク
センサ302から操作ストローク信号が取り込まれ、そ
の信号に基づいて開始時操作ストロークSS が演算され
る。演算された開始時操作ストロークSS はRAMにス
トアされる。その後、S103において、設定時間T 1
が経過するのが待たれ、経過したならば、S104にお
いて、終了時操作ストロークSE が、開始時操作ストロ
ークSS の場合と同様にして検出され、RAMにストア
される。
【0051】続いて、S105において、検出された終
了時操作ストロークSE から、検出された開始時操作ス
トロークSS を引き算することにより、今回の変化量Δ
Sが演算される。その後、S106において、前記S
n-1 メモリにストアされている変化量ΔSn-1 が前記S
n-2 メモリにストアされ、前記Sn メモリにストアされ
ている変化量ΔSn がSn-1 メモリにストアされ、S1
05において演算された最新の変化量ΔSがSn メモリ
にストアされる。最新の変化量ΔSが演算される毎に、
最新の3個の変化量ΔSn ,ΔSn-1 およびΔSn-2 の
各値が更新されるのである。
了時操作ストロークSE から、検出された開始時操作ス
トロークSS を引き算することにより、今回の変化量Δ
Sが演算される。その後、S106において、前記S
n-1 メモリにストアされている変化量ΔSn-1 が前記S
n-2 メモリにストアされ、前記Sn メモリにストアされ
ている変化量ΔSn がSn-1 メモリにストアされ、S1
05において演算された最新の変化量ΔSがSn メモリ
にストアされる。最新の変化量ΔSが演算される毎に、
最新の3個の変化量ΔSn ,ΔSn-1 およびΔSn-2 の
各値が更新されるのである。
【0052】続いて、S107において、流入制御弁1
40のソレノイド316にそれをOFFするための信号
の出力が解除される。それにより、以後、ソレノイド3
16のON/OFF状態が流入制御弁制御ルーチンの実
行に依存することになり、流入制御弁制御ルーチンがO
N状態への切換要求を出していれば、流入制御弁140
がON状態とされ、OFF状態への切換要求を出してい
れば、流入制御弁140がOFF状態とされることにな
る。以上で本ルーチンの一回の実行が終了する。
40のソレノイド316にそれをOFFするための信号
の出力が解除される。それにより、以後、ソレノイド3
16のON/OFF状態が流入制御弁制御ルーチンの実
行に依存することになり、流入制御弁制御ルーチンがO
N状態への切換要求を出していれば、流入制御弁140
がON状態とされ、OFF状態への切換要求を出してい
れば、流入制御弁140がOFF状態とされることにな
る。以上で本ルーチンの一回の実行が終了する。
【0053】本ルーチンの実行周期は、上述のように、
設定時間T0 であるが、これは、前記設定時間T1 とT
2 との和と等しくされている。一方、流入制御弁制御ル
ーチンにより流入制御弁140がONされている場合に
は、本ルーチンによって流入制御弁140が、本ルーチ
ンの1回の実行周期において設定時間T1 の間OFFさ
れる。したがって、この場合には、流入制御弁140が
本ルーチンの一回の実行周期のうち残りの時間、すなわ
ち、T0 −T1 、ONされ、結局、流入制御弁140は
設定時間T2 の間ONされることとなる。
設定時間T0 であるが、これは、前記設定時間T1 とT
2 との和と等しくされている。一方、流入制御弁制御ル
ーチンにより流入制御弁140がONされている場合に
は、本ルーチンによって流入制御弁140が、本ルーチ
ンの1回の実行周期において設定時間T1 の間OFFさ
れる。したがって、この場合には、流入制御弁140が
本ルーチンの一回の実行周期のうち残りの時間、すなわ
ち、T0 −T1 、ONされ、結局、流入制御弁140は
設定時間T2 の間ONされることとなる。
【0054】前記アンチロック制御ルーチンは、車輪速
センサ306により各輪の車輪速および車体の走行速度
を監視しつつ、増圧弁90は開状態、減圧弁100は閉
状態とする増圧状態,増圧弁90も減圧弁100も閉状
態とする保持状態および増圧弁90は閉状態、減圧弁1
00は開状態とする減圧状態を選択的に実現することに
より、車両制動時に各輪がロックすることを防止する。
さらに、アンチロック制御ルーチンは、アンチロック制
御中ポンプモータ310を作動させ、ポンプ112によ
りリザーバ98から作動液を汲み上げて主通路48に戻
す。
センサ306により各輪の車輪速および車体の走行速度
を監視しつつ、増圧弁90は開状態、減圧弁100は閉
状態とする増圧状態,増圧弁90も減圧弁100も閉状
態とする保持状態および増圧弁90は閉状態、減圧弁1
00は開状態とする減圧状態を選択的に実現することに
より、車両制動時に各輪がロックすることを防止する。
さらに、アンチロック制御ルーチンは、アンチロック制
御中ポンプモータ310を作動させ、ポンプ112によ
りリザーバ98から作動液を汲み上げて主通路48に戻
す。
【0055】このアンチロック制御ルーチンは、ブレー
キ効き特性制御ルーチンの実行の有無を問わず実行され
る。したがって、効き特性制御の実行中であって、ポン
プ112による各ブレーキシリンダ50の増圧によって
各輪のロック傾向が過大となれば、アンチロック制御ル
ーチンが実行され、その結果、各輪のブレーキの作動力
が過大にならずに済む。
キ効き特性制御ルーチンの実行の有無を問わず実行され
る。したがって、効き特性制御の実行中であって、ポン
プ112による各ブレーキシリンダ50の増圧によって
各輪のロック傾向が過大となれば、アンチロック制御ル
ーチンが実行され、その結果、各輪のブレーキの作動力
が過大にならずに済む。
【0056】以上の説明から明らかなように、ECU3
00のうち図6のS1およびS2を実行する部分が助勢
限界判定手段320および増圧開始制御手段322に対
応し、S6を実行する部分が圧力制御モード決定手段3
24に対応し、図9のS101,S103およびS10
7を実行する部分が汲み上げ停止部326に対応し、図
7のS21,S24およびS25と図9のS102およ
びS104〜S106とが変化量演算部328に対応
し、図7のS22,S23およびS26を実行する部分
がモード決定部329に対応し、図6のS7およびS8
がアクチュエータ制御状態決定手段330に対応し、図
6のS3〜S5,S9およびS11を実行する部分が制
御手段332に対応しているのである。
00のうち図6のS1およびS2を実行する部分が助勢
限界判定手段320および増圧開始制御手段322に対
応し、S6を実行する部分が圧力制御モード決定手段3
24に対応し、図9のS101,S103およびS10
7を実行する部分が汲み上げ停止部326に対応し、図
7のS21,S24およびS25と図9のS102およ
びS104〜S106とが変化量演算部328に対応
し、図7のS22,S23およびS26を実行する部分
がモード決定部329に対応し、図6のS7およびS8
がアクチュエータ制御状態決定手段330に対応し、図
6のS3〜S5,S9およびS11を実行する部分が制
御手段332に対応しているのである。
【0057】また、本実施形態においては、操作ストロ
ークセンサ302が「操作状態量検出手段」を構成し、
また、ブースタ圧力スイッチ304(センサ部)と、流
通制御弁60,増圧弁90,減圧弁100,ポンプ11
2およびポンプモータ310(アクチュエータ部)と、
ECU300のうち効き特性制御に関連する部分(制御
部)とが互いに共同して「増圧装置」を構成しているの
である。また、汲み上げ停止部326が「汲み上げ停止
手段」を構成するとともに「流入制御弁利用型汲み上げ
停止手段」を構成し、また、変化量演算部328,モー
ド決定部329,アクチュエータ制御状態決定手段33
0および制御手段332が互いに共同して「変化勾配依
拠型制御手段」を構成するとともに「増圧勾配制御手
段」を構成しているのである。
ークセンサ302が「操作状態量検出手段」を構成し、
また、ブースタ圧力スイッチ304(センサ部)と、流
通制御弁60,増圧弁90,減圧弁100,ポンプ11
2およびポンプモータ310(アクチュエータ部)と、
ECU300のうち効き特性制御に関連する部分(制御
部)とが互いに共同して「増圧装置」を構成しているの
である。また、汲み上げ停止部326が「汲み上げ停止
手段」を構成するとともに「流入制御弁利用型汲み上げ
停止手段」を構成し、また、変化量演算部328,モー
ド決定部329,アクチュエータ制御状態決定手段33
0および制御手段332が互いに共同して「変化勾配依
拠型制御手段」を構成するとともに「増圧勾配制御手
段」を構成しているのである。
【0058】なお付言すれば、図8の流入制御弁制御ル
ーチンにつき、リザーバ98における作動液の残量を直
接センサにより検出する改良を加えることができる。残
量は例えば、リザーバ98におけるリザーバピストン1
04に永久磁石を一体的に移動可能に設け、それに近接
してセンサとしてのリードスイッチを設けることにより
検出することができる。
ーチンにつき、リザーバ98における作動液の残量を直
接センサにより検出する改良を加えることができる。残
量は例えば、リザーバ98におけるリザーバピストン1
04に永久磁石を一体的に移動可能に設け、それに近接
してセンサとしてのリードスイッチを設けることにより
検出することができる。
【0059】別の実施形態を説明する。ただし、本実施
形態は先の実施形態と共通する要素が多いため、共通す
る要素については同一の符号を使用することによって詳
細な説明を省略し、異なる要素についてのみ説明する。
形態は先の実施形態と共通する要素が多いため、共通す
る要素については同一の符号を使用することによって詳
細な説明を省略し、異なる要素についてのみ説明する。
【0060】図15には、本実施形態であるブレーキ装
置の系統図が示されている。本実施形態においては、前
記操作ストロークセンサ302に代えて、ブレーキペダ
ル14の操作力Fを検出し、その操作力Fの大きさを規
定する操作力信号を出力する操作力センサ400が設け
られている。また、ブレーキ装置の電気的構成について
は、図16に示すように、ECU402が前記ECU3
00に代えて設けられている。図17には、本ブレーキ
装置のうちの効き特性制御装置の構成が機能ブロック図
で示されている。効き特性制御装置においては、汲み上
げ停止部426と変化量演算部428とモード決定部4
29とを含む圧力制御モード決定手段424が、前記汲
み上げ停止部326と変化量演算部328とモード決定
部329とを含む圧力制御モード決定手段324に代え
て設けられている。図18には、モード決定部429の
機能を実現するためにECU402のコンピュータによ
り実行される圧力制御モード決定ルーチンがフローチャ
ートで示されている。本ルーチンは先の実施形態におけ
る圧力制御モード決定ルーチン(図7)と、操作ストロ
ークSの変化量ΔSが操作力Fの変化量ΔFに変更され
た点についてのみ異なり、他の点については共通するた
め、説明を省略する。ECU402のコンピュータのR
OMには、図19にフローチャートで表されている操作
力変化量検出ルーチンが記憶されている。本ルーチン
は、先の実施形態における操作ストローク変化量検出ル
ーチン(図9)と、操作ストロークSが操作力Fに変更
された点についてのみ異なり、他の点については共通す
るため、説明を省略する。
置の系統図が示されている。本実施形態においては、前
記操作ストロークセンサ302に代えて、ブレーキペダ
ル14の操作力Fを検出し、その操作力Fの大きさを規
定する操作力信号を出力する操作力センサ400が設け
られている。また、ブレーキ装置の電気的構成について
は、図16に示すように、ECU402が前記ECU3
00に代えて設けられている。図17には、本ブレーキ
装置のうちの効き特性制御装置の構成が機能ブロック図
で示されている。効き特性制御装置においては、汲み上
げ停止部426と変化量演算部428とモード決定部4
29とを含む圧力制御モード決定手段424が、前記汲
み上げ停止部326と変化量演算部328とモード決定
部329とを含む圧力制御モード決定手段324に代え
て設けられている。図18には、モード決定部429の
機能を実現するためにECU402のコンピュータによ
り実行される圧力制御モード決定ルーチンがフローチャ
ートで示されている。本ルーチンは先の実施形態におけ
る圧力制御モード決定ルーチン(図7)と、操作ストロ
ークSの変化量ΔSが操作力Fの変化量ΔFに変更され
た点についてのみ異なり、他の点については共通するた
め、説明を省略する。ECU402のコンピュータのR
OMには、図19にフローチャートで表されている操作
力変化量検出ルーチンが記憶されている。本ルーチン
は、先の実施形態における操作ストローク変化量検出ル
ーチン(図9)と、操作ストロークSが操作力Fに変更
された点についてのみ異なり、他の点については共通す
るため、説明を省略する。
【0061】以上の説明から明らかなように、ECU4
02のうち図6のS1およびS2を実行する部分が助勢
限界判定手段320および増圧開始制御手段322に対
応し、S6を実行する部分が圧力制御モード決定手段3
24に対応し、図19のS301,S303およびS3
07を実行する部分が汲み上げ停止部326に対応し、
図18のS201,S204およびS205と図19の
S302およびS304〜S306とが変化量演算部3
28に対応し、図18のS202,S203およびS2
06を実行する部分がモード決定部329に対応し、図
6のS7およびS8がアクチュエータ制御状態決定手段
330に対応し、図6のS3〜S5,S9およびS11
を実行する部分が制御手段332に対応しているのであ
る。
02のうち図6のS1およびS2を実行する部分が助勢
限界判定手段320および増圧開始制御手段322に対
応し、S6を実行する部分が圧力制御モード決定手段3
24に対応し、図19のS301,S303およびS3
07を実行する部分が汲み上げ停止部326に対応し、
図18のS201,S204およびS205と図19の
S302およびS304〜S306とが変化量演算部3
28に対応し、図18のS202,S203およびS2
06を実行する部分がモード決定部329に対応し、図
6のS7およびS8がアクチュエータ制御状態決定手段
330に対応し、図6のS3〜S5,S9およびS11
を実行する部分が制御手段332に対応しているのであ
る。
【0062】また、本実施形態においては、操作力セン
サ400が「操作状態量検出手段」を構成し、また、ブ
ースタ圧力スイッチ304(センサ部)と、流通制御弁
60,増圧弁90,減圧弁100,ポンプ112および
ポンプモータ310(アクチュエータ部)と、ECU4
02のうち効き特性制御に関連する部分(制御部)とが
互いに共同して「増圧装置」を構成しているのである。
また、汲み上げ停止部426が「汲み上げ停止手段」を
構成するとともに「流入制御弁利用型汲み上げ停止手
段」を構成し、また、変化量演算部428,モード決定
部429,アクチュエータ制御状態決定手段330およ
び制御手段332が互いに共同して「変化勾配依拠型制
御手段」を構成するとともに「増圧勾配制御手段」を構
成しているのである。
サ400が「操作状態量検出手段」を構成し、また、ブ
ースタ圧力スイッチ304(センサ部)と、流通制御弁
60,増圧弁90,減圧弁100,ポンプ112および
ポンプモータ310(アクチュエータ部)と、ECU4
02のうち効き特性制御に関連する部分(制御部)とが
互いに共同して「増圧装置」を構成しているのである。
また、汲み上げ停止部426が「汲み上げ停止手段」を
構成するとともに「流入制御弁利用型汲み上げ停止手
段」を構成し、また、変化量演算部428,モード決定
部429,アクチュエータ制御状態決定手段330およ
び制御手段332が互いに共同して「変化勾配依拠型制
御手段」を構成するとともに「増圧勾配制御手段」を構
成しているのである。
【0063】以上、本発明のいくつかの実施形態を図面
に基づいて詳細に説明したが、それらの他にも、特許請
求の範囲を逸脱することなく、当業者の知識に基づいて
種々の変形,改良を施した形態で本発明を実施すること
ができるのはもちろんである。
に基づいて詳細に説明したが、それらの他にも、特許請
求の範囲を逸脱することなく、当業者の知識に基づいて
種々の変形,改良を施した形態で本発明を実施すること
ができるのはもちろんである。
【図1】本発明の一実施形態であるブレーキ装置を示す
系統図である。
系統図である。
【図2】上記実施形態における操作ストロークFとマス
タシリンダ液圧PM との関係を示すグラフである。
タシリンダ液圧PM との関係を示すグラフである。
【図3】従来のブレーキ装置におけるブレーキシリンダ
液圧PB の時間的変化を示すグラフである。
液圧PB の時間的変化を示すグラフである。
【図4】上記実施形態におけるブレーキシリンダ液圧P
B の時間的変化を示すグラフである。
B の時間的変化を示すグラフである。
【図5】上記実施形態の電気的構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図6】図5におけるECUのコンピュータのROMに
記憶されているブレーキ効き特性制御ルーチンを示すフ
ローチャートである。
記憶されているブレーキ効き特性制御ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図7】図6におけるS6の詳細を圧力制御モード決定
ルーチンとして示すフローチャートである。
ルーチンとして示すフローチャートである。
【図8】図6におけるS10の詳細を流入制御弁制御ル
ーチンとして示すフローチャートである。
ーチンとして示すフローチャートである。
【図9】上記ROMに記憶されている操作ストローク変
化量検出ルーチンを示すフローチャートである。
化量検出ルーチンを示すフローチャートである。
【図10】上記実施形態の構成を示す機能ブロック図で
ある。
ある。
【図11】上記実施形態における流入制御弁のソレノイ
ドのON/OFF状態の切換えと操作ストロークSの変
化量ΔSとの関係を示すグラフである。
ドのON/OFF状態の切換えと操作ストロークSの変
化量ΔSとの関係を示すグラフである。
【図12】上記コンピュータのRAMの構成を概念的に
示す図である。
示す図である。
【図13】上記実施形態における合計変化量Σと圧力制
御モードと弁装置の制御状態とポンプモータのデューテ
ィ比との関係を表形式で示す図である。
御モードと弁装置の制御状態とポンプモータのデューテ
ィ比との関係を表形式で示す図である。
【図14】上記実施形態におけるポンプモータのデュー
ティ比の定義を示すタイムチャートである。
ティ比の定義を示すタイムチャートである。
【図15】本発明の別の実施形態であるブレーキ装置を
示す系統図である。
示す系統図である。
【図16】上記実施形態の電気的構成を示すブロック図
である。
である。
【図17】上記実施形態の構成を示す機能ブロック図で
ある。
ある。
【図18】図16におけるECUのコンピュータのRO
Mに記憶されている圧力制御モード決定ルーチンを示す
フローチャートである。
Mに記憶されている圧力制御モード決定ルーチンを示す
フローチャートである。
【図19】上記ROMに記憶されている操作力変化量検
出ルーチンを示すフローチャートである。
出ルーチンを示すフローチャートである。
10 マスタシリンダ 12 バキュームブースタ 14 ブレーキペダル 60 流通制御弁 90 増圧弁 100 減圧弁 112 ポンプ 140 流入制御弁 300,402 ECU 302 操作ストロークセンサ 324,424 圧力制御モード決定手段 330 アクチュエータ制御状態決定手段 332 制御手段 400 操作力センサ
Claims (5)
- 【請求項1】運転者により操作されるブレーキ操作部材
と、 マスタシリンダハウジングに加圧ピストンが摺動可能に
嵌合され、それにより、それらマスタシリンダハウジン
グと加圧ピストンとの間に加圧室が形成されたマスタシ
リンダと、 そのマスタシリンダと液通路により接続され、その液通
路から供給される液圧によって作動するブレーキシリン
ダを有し、車輪の回転を抑制するブレーキとを含むブレ
ーキ装置において、 前記ブレーキ操作部材の操作力と操作ストロークとの少
なくとも一方である操作状態量を検出する操作状態量検
出手段と、 ブレーキ操作中において増圧開始条件の成立後に、少な
くとも前記ブレーキシリンダから前記マスタシリンダに
向かう作動液の流れを阻止した状態でポンプにより作動
液をマスタシリンダの加圧室から汲み上げてブレーキシ
リンダに向かって吐出し、それにより、ブレーキシリン
ダの液圧をマスタシリンダの液圧より増圧する増圧装置
であって、前記増圧開始条件の成立後に前記ポンプによ
る作動液の汲み上げを少なくとも1回一時的に停止さ
せ、その汲み上げ停止中における前記操作状態量検出手
段の少なくとも1個の検出値に基づいて前記ブレーキシ
リンダ液圧を制御する増圧装置とを設けたことを特徴と
するブレーキ装置。 - 【請求項2】前記増圧装置が、前記汲み上げ停止中にお
ける前記操作状態量検出手段の検出値の変化勾配に基づ
いて前記ブレーキシリンダ液圧を制御する変化勾配依拠
型制御手段を含む請求項1に記載のブレーキ装置。 - 【請求項3】前記変化勾配依拠型制御手段が、前記ブレ
ーキシリンダの増圧勾配を、前記変化勾配が急な場合に
おいて緩やかな場合におけるより急になるように制御す
る増圧勾配制御手段を含む請求項2に記載のブレーキ装
置。 - 【請求項4】前記増圧装置が、(a) 作動液が前記加圧室
から前記ポンプに流入することを許容する第1状態と阻
止する第2状態とに切り換わる流入制御弁と、 (b) その流入制御弁を第2状態に切り換えることによ
り、前記ポンプによる作動液の汲み上げを停止させる流
入制御弁利用型汲み上げ停止手段とを含む請求項1ない
し3のいずれかに記載のブレーキ装置。 - 【請求項5】さらに、前記操作力を助勢して前記マスタ
シリンダに出力するブースタを含み、前記増圧開始条件
が、そのブースタが助勢限界に到達することを含む請求
項1ないし4のいずれかに記載のブレーキ装置。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9143651A JPH10329678A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | ブレーキ装置 |
| KR1019997002351A KR100321501B1 (ko) | 1996-09-26 | 1997-09-19 | 브레이크 장치 |
| CA002267203A CA2267203C (en) | 1996-09-26 | 1997-09-19 | Braking device |
| US09/254,689 US6322164B1 (en) | 1996-09-26 | 1997-09-19 | Braking device |
| ES97940442T ES2212126T3 (es) | 1996-09-26 | 1997-09-19 | Dispositivo de frenado. |
| CNB971982961A CN1210178C (zh) | 1996-09-26 | 1997-09-19 | 制动系统 |
| DE1997627688 DE69727688T2 (de) | 1996-09-26 | 1997-09-19 | Bremsvorrichtung |
| PCT/JP1997/003348 WO1998013244A1 (en) | 1996-09-26 | 1997-09-19 | Braking device |
| EP97940442A EP0928730B1 (en) | 1996-09-26 | 1997-09-19 | Braking device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9143651A JPH10329678A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | ブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10329678A true JPH10329678A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15343754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9143651A Pending JPH10329678A (ja) | 1996-09-26 | 1997-06-02 | ブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10329678A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000313325A (ja) * | 1999-04-20 | 2000-11-14 | Robert Bosch Gmbh | ブレーキ・システムのポンプの制御方法および装置 |
| JP2005516839A (ja) * | 2002-02-07 | 2005-06-09 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | 真空ブレーキ倍力装置の最大ブースト特性曲線を決定または校正する方法 |
| JP2008207683A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Nissin Kogyo Co Ltd | バーハンドル車両用ブレーキ液圧制御装置 |
| WO2016039196A1 (ja) * | 2014-09-09 | 2016-03-17 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ブレーキ制御装置 |
| CN105667476A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-06-15 | 江苏大学 | 一种汽车紧急自动刹车系统及其控制方法 |
-
1997
- 1997-06-02 JP JP9143651A patent/JPH10329678A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP4749670B2 (ja) * | 2002-02-07 | 2011-08-17 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | 真空ブレーキ倍力装置の最大ブースト特性曲線を決定又は補正する方法 |
| JP2008207683A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Nissin Kogyo Co Ltd | バーハンドル車両用ブレーキ液圧制御装置 |
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| CN105667476A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-06-15 | 江苏大学 | 一种汽车紧急自动刹车系统及其控制方法 |
| CN105667476B (zh) * | 2016-03-31 | 2018-05-11 | 天合汽车零部件(上海)有限公司 | 一种汽车紧急自动刹车系统及其控制方法 |
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