JPH10329832A - 開缶性に優れたイージーオープン缶蓋およびその製造方法 - Google Patents

開缶性に優れたイージーオープン缶蓋およびその製造方法

Info

Publication number
JPH10329832A
JPH10329832A JP18545597A JP18545597A JPH10329832A JP H10329832 A JPH10329832 A JP H10329832A JP 18545597 A JP18545597 A JP 18545597A JP 18545597 A JP18545597 A JP 18545597A JP H10329832 A JPH10329832 A JP H10329832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
lid
groove
opening groove
tab
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18545597A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Kurihara
正好 栗原
Yutaka Mihara
豊 三原
Masahisa Fujikake
政久 藤掛
Yuji Yamazaki
雄司 山崎
Yoshinori Yomura
吉則 余村
Reiko Sugihara
玲子 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP18545597A priority Critical patent/JPH10329832A/ja
Publication of JPH10329832A publication Critical patent/JPH10329832A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面に樹脂被覆層が形成された表面処理鋼板
からなるイージーオープン缶蓋に、めっき層および樹脂
被覆層が損傷することなく開口用溝を形成することがで
き、しかも、開缶力が安定して低減する。 【解決手段】 5〜100 μmの厚さの有機樹脂層が形成
された表面処理鋼板からなる缶蓋1の両面の各々に、1
段目開口用溝2aと2段目開口用溝2bとが連続形成さ
れた2段の溝からなる開口用溝2が、特定の溝深さおよ
び溝先端半径によって形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、缶体の缶蓋に形
成された開口用溝を破断して開缶する構造の、飲料用缶
や食缶の缶蓋に使用されるイージーオープン缶蓋および
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビール、ジュース、コーヒー等の各種飲
料を収容する缶の缶蓋として、缶蓋のパネルに形成され
た開口用溝を指で破断し開缶するイージーオープン缶蓋
が広く使用されている。イージーオープン缶蓋は、主と
して飲料缶に使用されるパーシャルオープンタイプの缶
蓋と、主として食缶に使用されるフルオープンタイプの
缶蓋とに大別される。
【0003】パーシャルオープンタイプの缶蓋は、プル
トップ・タブ・タイプの缶蓋と、ステイオン・タブ・タ
イプの缶蓋とに大別される。図7は、プルトップ・タブ
・タイプの缶蓋の一例を示す概略平面図である。図7に
示すように、プルトップ・タブ・タイプの缶蓋の開口
は、次のようにして行われる。即ち、鋼、アルミニウム
等の金属板からなる缶蓋1の中央パネル部3の中心にリ
ベット機構4により固定されているタブ5を引き上げる
ことによって、中央パネル部3に形成されている開口用
溝6を、タブ5の作用端が、てこの作用により押し下げ
る。その結果、開口用溝6は破断し、更にタブ5を引っ
張ることによって、破断した開口片は缶蓋1から完全に
切り離される。
【0004】図8は、ステイオン・タブ・タイプの缶蓋
の一例を示す概略平面図である。図8に示すように、ス
テイオン・タブ・タイプ缶蓋の開口は、次のようにして
行われる。即ち、缶蓋1の中央パネル部3の中心にリベ
ット機構4により固定されているタブ5を引き上げるこ
とによって、中央パネル部3に形成されている開口用溝
6を、タブ5の作用端が、てこの作用により押し下げ
る。その結果、開口用溝6は破断し、更に、タブ5の引
き起こし端を引き上げることによって破断を進行させ、
その際に生じた破断開口片の一部を缶蓋1に連結させた
まま缶内に押し込む。
【0005】また、フルオープンタイプの缶蓋は、缶蓋
の外周縁に沿って開口用溝が刻設されており、缶蓋外周
縁近くのパネル部に固定されたタブを引き上げることに
よって、プルトップタイプの場合と同様に、開口片を缶
蓋から切り離すようになっている。
【0006】上述したイージーオープン缶蓋における開
口用溝の、従来から行われている代表的な形成方法は、
次の通りである。即ち、図9に示すように、所定の開口
部輪郭が形成された鋭い刃先状突起を有する加工工具7
を使用し、この加工工具7を缶蓋にその表面側からプレ
スにより押圧することによって、断面V字状の開口用溝
8を形成する。開口用溝8の形成は、開缶時のタブ引き
上げ力を低減し、指先によって容易に開缶し得るよう
に、缶蓋1の厚さの1/2以上の深さになるように、高
い荷重で鋭い刃先を押圧することにより行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、開口用溝
の形成は、加工工具を使用しプレスによる高荷重の押圧
成形で行われるために、缶蓋の表面に形成されているめ
っき層や樹脂被覆層が損傷し、耐食性が劣化する問題が
生ずる。上述した耐食性の劣化を防止するためには、押
圧成形後に補修塗装を行わなければならず、そのために
多くの手間や費用を必要としていた。そこで、飲料缶蓋
の大部分には、めっき層や樹脂層が損傷を受けても錆の
生じないアルミニウムが材料として使用されているが、
このようなアルミニウムの使用はコスト高になる上、リ
サイクルの点からも問題がある。
【0008】上述した、鋭い刃先状突起を有する加工工
具を押圧することによって缶蓋に開口用溝を形成する際
に生ずる問題の対策として、開缶力の低減および缶蓋の
補修を不要にするための、次のような手段が提案されて
いる。
【0009】 特開平2−179329号:缶蓋表面
のV字状溝加工部の裏面側に、台形状のアンビルを配置
し、刃先状突起を有する加工工具を缶蓋表面側から押圧
する(以下、先行技術1という)。
【0010】 特公平3−5890号:刃先状突起を
有する加工工具を缶蓋表面側から押圧するに先立ち、缶
蓋の表面側または裏面側の何れか一方に断面円弧状の比
較的浅い溝を形成する(以下、先行技術2という)。
【0011】 特開平6−115546号、特開平6
ー115547号、特開平6−115548号:複合押
出し加工によって開口用溝を形成することにより、樹脂
被覆層の損傷が生ずることはなく、内外面の補修塗装を
不要にする(以下、先行技術3という)。
【0012】 特開平8−99140号:肩半径が
0.1〜1.0mmの上下金型を使用し、温間加工によっ
て缶蓋の樹脂被覆を損傷せずに開口用溝を押圧成形する
(以下、先行技術4という)。
【0013】 実公昭63−40439号:指の挿入
および指掛け挟持部の挟持を容易にするために、缶蓋の
中央パネル部とダブの指掛け挟持部との間隙を広める目
的で、指挿入用凹部をダブの指掛け挟持部の下方の中央
パネル部に形成する(以下、先行技術5という)。
【0014】 実開平5−40133号:ダブの中心
軸が破断開口部の中心軸からずれた開口不可位置から、
ダブの中心軸と破断開口部の中心軸とが一致する開口可
能位置に回転移動可能な程度にタブをリベット留めし、
タブが開口不可位置から開口可能位置に移動する間に、
リベットとダブの指掛け挟持部の間に位置する中央パネ
ル部に設けたテーパー状の突起によってタブの指掛け挟
持部を浮き上がらせることにより、缶蓋の中央パネル部
とタブの指掛け挟持部との間隙への指の挿入および指掛
け挟持部への指掛かりを容易にする(以下、先行技術6
という)。
【0015】しかしながら、先行技術1および先行技術
2の方法では、缶蓋裏面側の補修は不要であるとされて
いるが、鋭い刃先状突起を有する工具を押圧して案内溝
を形成するために、缶蓋表面側の補修が必要になる。先
行技術3の方法によれば、複合押出し加工によって開口
用溝が形成されるので、樹脂被覆層の損傷がなく補修塗
装が不要であるとされているが、複合押出しの加工条件
や溝形状の詳細が不明であり、開口用溝の安定した形成
は疑問である。
【0016】また、先行技術4の方法によって形成され
る溝の曲率半径は0.1〜1.0mmの範囲であるため
に、鋭い刃先状突起を有する加工工具により押圧形成さ
れる、曲率半径が0.05mm前後の溝と比較して、1〜
2オーダー大きい曲率半径の溝になると考えられ、溝に
よる歪み集中効果によって開缶力を低減させることはで
きない。
【0017】また、先行技術5および6においては、指
挿入用凹部またはテーパー状の突起が形成されているこ
とにより、それらが形成されていないものと比較して、
缶蓋の中央パネル部とタブの指掛け挟持部との間隙への
指の挿入、および、指掛け挟持部への指掛かりは容易に
なるが、開缶時の引き上げ力は変わらないために、開缶
力の低減までには至っていない。
【0018】従って、この発明の目的は、上述した問題
を解決し、両面に樹脂被覆層が形成された表面処理鋼板
からなる缶蓋に、その両面に形成されためっき層および
樹脂被覆層が損傷することなく開口用溝を形成すること
ができ、しかも、開缶力を安定して低減し得る、開缶性
の優れたイージーオープン缶蓋およびその製造方法を提
供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、両面に5〜100μmの厚さの有機樹脂層が形成さ
れた表面処理鋼板からなる缶蓋の両面の各々に開口用溝
が形成され、前記開口用溝を破断して開缶する構造のイ
ージーオープン缶蓋において、前記開口用溝は、1段目
開口用溝と2段目開口用溝とが連続して形成された2段
の溝からなっており、そして、前記1段目開口用溝およ
び2段目開口用溝の各々の深さおよびその先端半径は、
下記(1) 〜(4) 式を満足していることに特徴を有するも
のである。
【0020】 0.25t≦D1+D2≦0.4tmm・・・・・・・・・(1) 0.2≦D1/(D1+D2)≦0.6・・・・・・・・・(2) ρ1≧D1+D2(1+0.5(D2/D1))mm・・・(3) 0.02≦ρ2≦0.05mm・・・・・・・・・・・・・(4) 但し、D1:1段目開口用溝深さ、 D2:2段目開
口用溝深さ、ρ1:1段目開口用溝先端半径、ρ2:2
段目開口用溝先端半径、t:缶蓋板厚。
【0021】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の条件を満たす、1段目開口用溝と2段目開口用溝とが
連続して形成された2段の溝からなる開口用溝を有し、
そして、タブが、タブ留めを中心として開口不可位置か
ら開口可能位置まで回転可能に取り付けられている缶蓋
であって、前記タブ留めの中心位置が缶蓋の中心から開
口部反対側に下記(5) 式に示す距離aだけずれており、
タブ留めの中心とタブの指掛け挟持部との間の長さSが
下記(6) 式の範囲内であり、開口不可位置におけるタブ
中心線と開口位置におけるタブ中心線との間の角度θが
下記(7) 式の範囲内であり、且つ、開口可能位置におい
て、タブの指掛け挟持部を、缶蓋外周の外側で且つ缶蓋
周辺よりも高い位置にすることができる扛上手段が缶蓋
に設けられていることに特徴を有するものである。 (M−m)/2<a<m/2−w・・・・・・(5) m−w>S>m/2−a・・・・・・・・・・(6) −1<cos θ<1/(2×a×S)×{(m/2)2−(S2 +a2)}・・・・(7) 但し、a:タブ留め中心位置の缶蓋中心からのずれ距
離、 S:タブ留め中心とタブ指掛け挟持部との間の長さ、 w:タブ留め中心とタブ作用部との間の長さ、 θ:開口不可位置におけるタブ中心線と開口可能位置に
おけるタブ中心線との間の角度、 m:缶蓋の内径、 M:缶蓋の外径。
【0022】請求項3に記載の発明の方法は、請求項1
または2に記載の、1段目開口用溝と2段目開口用溝と
が連続して形成された2段の溝からなる開口用溝を有す
るイージーオープン缶蓋を製造するに際し、缶蓋材料に
まず2段目開口用溝を形成し、次いで、1段目開口用溝
を形成することに特徴を有するものである。
【0023】請求項4に記載の発明の方法は、請求項1
または2に記載の、1段目開口用溝と2段目開口用溝と
が連続して形成された2段の溝からなる開口用溝を有す
るイージーオープン缶蓋を製造するに際し、缶蓋材料に
対する前記開口用溝の形成加工を、液体または固体の潤
滑剤を使用して、請求項3に記載の方法によって行うこ
とに特徴を有するものである。
【0024】請求項5に記載の発明の方法は、請求項1
または2に記載の、1段目開口用溝と2段目開口用溝と
が連続して形成された2段の溝からなる開口用溝を有す
るイージーオープン缶蓋を製造するに際し、缶蓋材料に
対する前記開口用溝の形成加工を、液体または固体の潤
滑剤を使用して、まず1段目開口用溝を形成し、次い
で、2段目開口用溝を形成することに特徴を有するもの
である。
【0025】請求項6に記載の発明の方法は、請求項1
または2に記載の、1段目開口用溝と2段目開口用溝と
が連続して形成された2段の溝からなる開口用溝を有す
るイージーオープン缶蓋を製造するに際し、缶蓋材料に
対する前記開口用溝の形成加工を、樹脂のガラス転移点
以上、(融点−20℃)以下の温度条件によって、請求
項3、4または5の方法により行うことに特徴を有する
ものである。
【0026】請求項7に記載の発明の方法は、請求項1
または2に記載の、1段目開口用溝と2段目開口用溝と
が連続して形成された2段の溝からなる開口用溝を有す
るイージーオープン缶蓋を製造するに際し、缶蓋材料に
対する前記開口用溝の形成加工を、樹脂のガラス転移点
以上、(融点−20℃)以下の温度条件によって、まず
1段目開口用溝を形成し次いで2段目開口用溝を形成す
ることによって行うことに特徴を有するものである。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、この発明のイージーオープ
ン缶蓋を、図面を参照しながら説明する。図1は、この
発明のイージーオープン缶蓋の一実施態様を示す、缶体
の缶蓋パネルに形成された開口用切込み部分の断面図で
ある。図1に示すように、両面に樹脂被覆層が形成され
た表面処理鋼板からなる缶蓋1の表面1aおよび裏面1
bの各々に、開口用溝2,2が形成されている。開口用
溝2,2の各々は、深さD1の1段目開口用溝2aと、
深さD2の2段目開口用溝2bとからなる、連続した2
段の溝からなっている。このような1段目開口用溝2a
と2段目開口用溝2bとからなる連続した2段の開口用
溝2,2は、ダブルプレス加工によって形成することが
できる。
【0028】樹脂被膜を損傷せずに耐食性を確保し、同
時に開缶力の低減化を達成するためには、1段目開口用
溝2aの深さをD1、2段目開口用溝2bの深さをD
2、1段目開口用溝2aの先端半径をρ1、2段目開口
用溝2bの先端半径をρ2とし、缶蓋1の板厚をtとし
たときに、1段目開口用溝および2段目開口用溝の各々
の深さおよびその先端半径は、下記(1) 〜(4) 式を満足
していることが必要である。
【0029】 0.25t≦D1+D2≦0.4tmm・・・・・・・・・(1) 0.2≦D1/(D1+D2)≦0.6・・・・・・・・・(2) ρ1≧D1+D2(1+0.5(D2/D1))mm・・・(3) 0.02≦ρ2≦0.05mm・・・・・・・・・・・・・(4) 図2は、D1/(D1+D2)=0.6 、ρ1≧D1+D2(1+0.5
(D2/D1))mm、ρ2=0.05mmの条件下における、開口用
溝2,2の各々の深さと開缶特性との関係を示した図で
ある。図2に示すように、開口用溝2,2の各々の深さ
〔(D1+D2)/t〕が0.25t未満で浅い場合に
は、従来のV溝形状の場合と開缶力に大差がなく、開口
用溝2,2が深いほど開缶力の低減に有効である。
【0030】しかしながら、開口用溝2,2の各々の深
さ〔(D1+D2)/t〕が、0.40tを超えて深く
なり過ぎると、外部からの衝撃によって開缶破断するお
それが生ずる。従って、開口用溝2,2の各々の深さ
(D1+D2)は、下記 (1)式を満足していることが必
要である。 0.25t≦D1+D2≦0.4tmm・・・・・(1) 図3は、(D1 +D2)/t=0.25、ρ1≧D1+D2(1+0.5
(D2/D1))mm、ρ2=0.05mmの条件下における、1段目
開口用溝2aの深さ〔D1/(D1+D2)〕と開缶力
(2段案内溝/V字溝)との関係を示した図である。図
3に示すように、1段目開口用溝2aの深さ〔D1/
(D1+D2)〕が0.6以下であれば、従来のV溝形
状の場合の開缶力と同等以下になる。一方、1段目開口
用溝2aの深さが0.2未満であると、後述するように
耐食性に問題が生ずる。従って、1段目開口用溝2aの
深さ〔D1/(D1+D2)〕は、下記(2) 式を満足し
ていることが必要である。 0.2≦D1/(D1+D2)≦0.6・・・・・・(2) 図4は、(D1 +D2)/t=0.25、D1/(D1+D2)=0.6 、ρ
1≧D1+D2(1+0.5(D2/D1))mmの条件下における、2
段目開口用溝2bの先端半径ρ2と開缶力(2段案内溝
/V字溝)との関係を示した図である。図4に示すよう
に、2段目開口用溝2bの先端半径ρ2は、鋭いほど開
缶力の低減に有効であり、先端半径ρ2が0.05mmを
超えると、従来のV溝形状の場合と開缶力に大差がなく
なる。従って、2段目開口用溝2bの先端半径ρ2は、
後述する耐食性も考慮し、下記(4) 式を満足しているこ
とが必要である。 0.02≦ρ2≦0.05mm・・・・・・・・・・(4) 図5は、1段目開口用溝2aの深さ〔D1/(D1+D
2)〕および2段目開口用溝2bの先端半径ρ2と、樹
脂被膜の耐食性との関係を示した図である。樹脂被膜の
耐食性は、塩水噴霧試験によって評価した。ダブルプレ
ス加工によって表面および裏面に開口用溝が形成された
缶蓋試料を供試体として、35℃の試料室内で5%食塩
水噴霧を行い、試験開始から24時間後に供試体の発錆
状況を目視および顕微鏡で観察し、下記により評価し
た。 ○印:塩水噴霧試験開始から24時間経過した後におい
ても全く錆が生じなかったもの、 ×印:塩水噴霧試験開始から24時間以内に赤錆が発生
したもの。
【0031】図5から、1段目開口用溝2aの深さ〔D
1/(D1+D2)〕が0.2以上であり且つ2段目開
口用溝2bの先端半径ρ2が0.02mm以上であれば、
耐食性に問題のないことが認められた。
【0032】1段目開口用溝2aの先端半径ρ1は、上
記制限範囲において下記 (3)式を満足していることが必
要であり、これによって、良好な開缶力および耐食性が
得られる。 ρ1≧D1+D2(1+0.5(D2/D1))mm・・・ (3) 上述した1段目開口用溝と2段目開口用溝とが連続して
形成された2段の溝からなる開口用溝を有するイージー
オープン缶蓋を製造するに際しては、缶蓋材料にまず2
段目開口用溝2bを形成し、次いで、1段目開口用溝2
aを形成することが好ましい。このように、2段目開口
用溝2bを形成した後、1段目開口用溝2aを形成すれ
ば、1段目開口用溝2aの形成時に生ずる作用力によっ
て、2段目開口用溝2bの先端をより鋭い形状となし、
開缶力を安定して低減することができる。
【0033】缶蓋材料に対する上記開口用溝の形成加工
は、液体または固体の潤滑剤を使用して行うことが好ま
しい。このように潤滑剤を使用して加工することによっ
て、金型と樹脂被膜との相対的な滑りが良好になり、耐
食性に対する安全性をより高めることができる。潤滑剤
を使用して開口用溝の形成加工を行う場合には、上記の
ように、2段目開口用溝2bを形成した後、1段目開口
用溝2aを形成するほか、1段目開口用溝2aを形成し
た後、2段目開口用溝2bを形成しても、同様の効果が
発揮される。
【0034】上記両面に有機樹脂層が形成された表面処
理鋼板に対する開口用溝の形成加工を、両面に形成され
た樹脂層の樹脂のガラス転移点以上の温度で行えば、樹
脂を軟質化させて、加工時に受ける荷重や工具との摩擦
による樹脂層の損傷を抑制することができる。一方、加
工温度が(樹脂の融点−20℃)を超え樹脂の融点に近
くなると、樹脂の軟質化が進んで流動性が大になり、加
工部分の樹脂が薄くなり過ぎる結果、耐食性が劣化す
る。従って、開口用溝の形成加工温度は、樹脂のガラス
転移点以上、(樹脂の融点−20℃)以下とすることが
好ましい。
【0035】このような温度条件で開口用溝の形成加工
を行うことによって、加工後の樹脂層を損傷のより少な
い健全な状態にすることができ、内外面環境に対して良
好な耐食性を安定して得ることができる。
【0036】缶蓋材料に対する前記開口用溝の形成加工
を、樹脂のガラス転移点以上、(融点−20℃)以下の
温度条件によって行う場合には、上記のように、2段目
開口用溝2bを形成した後、1段目開口用溝2aを形成
するほか、1段目開口用溝2aを形成した後、2段目開
口用溝2bを形成しても、同様の効果が発揮される。
【0037】また、缶蓋材料に対する前記開口用溝の形
成加工を、潤滑剤を使用し、そして、樹脂のガラス転移
点以上、(融点−20℃)以下の温度条件によって行え
ば、両者によって、より優れた効果が発揮される。
【0038】両面に樹脂被覆層が形成さている表面処理
鋼板からなる缶蓋の、樹脂被覆層の厚さは、5〜100
μmの範囲内に限定すべきである。樹脂被覆層の厚さが
5μm未満では、本発明の方法によって開口用溝を形成
しても、その部分の耐食性が不十分になる。一方、樹脂
被覆層の厚さが100μmを超えると、開口時に樹脂被
覆層が破断しにくくなる。
【0039】表面処理鋼板の両面に形成される樹脂被覆
層は、熱可塑性のラミネートフィルムなど一般的に缶体
に使用される樹脂を使用することができ、内容物の腐食
性やデザインに応じて選択することができる。
【0040】図6は、請求項2に記載したイージーオー
プン缶蓋の一実施態様を示す概略平面図である。図6に
おいて、aは、タブ留めの中心位置と缶蓋1の中心との
間の距離を示し、Sは、リベット中心からタブ5の先端
までの長さを示し、wは、タブ留めの中心とタブ5の作
用部先端との間の長さを示し、θは、開口不可位置にお
けるタブ中心線と開口可能位置におけるタブ中心線との
間の角度を示し、mは、缶蓋1の内径を示し、そして、
Mは、缶蓋1の外径を示す。
【0041】本発明においては、リベット中心からタブ
5の先端までの長さSを、下記(6)式の範囲内とし、従
来よりも長くすることによって、てこの作用による支点
と力点との間の距離を長くしており、これによって、作
用点における発生力を従来よりも大きくしている。 m−w>S>m/2−a・・・・・・(6) 更に、タブ留めの中心位置を、缶蓋中心から開口部の反
対側に、下記(5) 式の範囲内でずらし、 (M−m)/2<a<m/2−w・・・・・・(5) タブ5をタブ留め中心の周りに下記(7) 式で得られるθ
分だけ回転させている。 −1<cos θ<1/(2×a×S)×{(m/2)2−(S2 +a2)}・・・・(7) タブ留めの中心位置を、缶蓋中心から開口部の反対側
に、上記(5) 式の範囲内でずらした理由は、次の通りで
ある。即ち、缶蓋中心にダブ留めを施す場合に、リベッ
ト中心からタブ5の先端までの長さを長くすると、タブ
全体を中央パネル3上に納めることができず、缶の積重
ね性、貯蔵性および搬送性が著しく損なわれ、一方、タ
ブ5を巻き締め部以内に納め且つタブ端部と巻き締め部
との間に指を挿入するスペースを確保するために、リベ
ットと指掛け端部までの距離Sが、S<m/2−5mm
に制限されてしまう。これに対して、本発明によれば、
上述したように、タブ留めの中心位置をaだけずらし、
そして、θ分だけ回転させることによって、タブ全体を
中央パネル3上に納めることが可能になる。
【0042】更に、開缶時には、タブをタブ留めを中心
に開口不可位置から開口可能位置まで回転する。しかし
ながら、単に回転させるだけでは、回転途中でタブ端部
が缶蓋周辺の巻き締め部に当たり、それ以上の回転が不
可能になる。従って、中央パネル3にスロープ状の突起
を形成し、巻き締め部の高さ以上の高さまでタブ端部を
持ち上げることによって、タブ5を開口可能位置まで回
転させることが可能になる。
【0043】このようにして、タブ5を開口可能位置ま
で回転させた場合、タブ引き起こし側端部は、缶蓋外周
(巻き締め部外周)よりも外側に位置するので、タブ5
への指掛け挟持が容易に行えるようになる。
【0044】図6においては、タブ5を角移動自在に止
める手段としてリベットを示したが、これに限られるも
のではなく、同一構造のタブ留め部材を中央パネル部に
他の接着手段によって固着してもよい。タブ5の形状
は、角移動が容易なようにタブ側面を立ち上げ、指掛か
りを良くすることが望ましい。なお、図6においては、
スティオン・タブ・タイプの缶蓋を示したが、本発明
は、これに限られるものではなく、プルトップ・タブ・
タイプの缶蓋にも適用することができる。
【0045】缶蓋の表裏面の各々に開口用溝が形成され
ていることは、従来型の表面よりのみの片面開口用溝に
比較し、各々の開口用溝深さが浅くなることにより、加
工がより容易で且つ工具摩耗も少なく、また、外部から
の衝撃に対して、片面開口用溝よりもより優れた耐衝撃
性を有する。
【0046】
【実施例】次に、この発明を実施例により比較例と対比
しながら更に説明する。 〔実施例1〕板厚が0.25mmで、硬度(HR30T)
が61の薄鋼板の表面に、2.8g/m2の量の電気錫めっ
き層が形成され、前記電気錫めっき層の上に、クロメー
ト処理によって12mg/m2 の量の金属クロム層と、その
上層に金属クロム換算で10mg/m2 の量のクロム水和酸
化物層が形成された錫めっき鋼板の両面に、厚さ25μ
mの熱融着タイプのポリエステルフィルムをラミネート
した。
【0047】このようにポリエステルフィルムがラミネ
ートされた錫めっき鋼板に対し、表1に示す本発明の範
囲内の、1段目開口用溝と2段目開口用溝とからなる溝
が形成された、プルトップ・タブ・タイプのイージーオ
ープン缶蓋の供試体(以下、本発明供試体という)No.
1〜3を調製した。比較のために、表1に併せて示す本
発明の範囲外の開口用溝が形成された、プルトップ・タ
ブ・タイプのイージーオープン缶蓋の供試体(以下、比
較用供試体という)No. 1〜3を調製した。
【0048】
【表1】
【0049】〔実施例2〕板厚が0.25mmで、硬度
(HR30T)が61の薄鋼板の表面に、クロメート処
理によって、120mg/m2 の量の金属クロム層と、その
上層に金属クロム換算で15mg/m2 の量のクロム水和酸
化物層が形成されたティンフリースチールの両面に、厚
さ25μmの熱融着タイプのポリエステルフィルムをラ
ミネートした。
【0050】このようにポリエステルフィルムがラミネ
ートされた表面処理鋼板に対し、表2に示す本発明の範
囲内の、1段目開口用溝と2段目開口用溝とからなる溝
が形成された、スティオン・タブ・タイプのイージーオ
ープン缶蓋の本発明供試体No. 4〜6を調製した。比較
のために、同じく表2に示す本発明の範囲外の開口用溝
が形成された、スティオン・タブ・タイプのイージーオ
ープン缶蓋の比較用供試体No. 4〜6を調製した。
【0051】
【表2】
【0052】本発明供試体No. 1〜3で使用した、ポリ
エステルフィルムがラミネートされた錫めっき鋼板の表
面に対し、逆台形の刃先を有する従来型の金型を使用
し、開口用溝が形成されたスティオン・タブ・タイプの
イージーオープン缶蓋からなる比較用供試体No. 7、本
発明供試体No. 4〜6で使用したポリエステルフィルム
がラミネートされたティンフリースチールに、比較用供
試体No. 7と同様の方法によって開口用溝が形成された
スティオン・タブ・タイプのイージーオープン型缶蓋か
らなる比較用供試体No. 8の各々について、下記により
開口性、耐食性の評価および総合評価を行い、その結果
を表3に示した。
【0053】
【表3】
【0054】〔開口性評価〕上述した本発明供試体No.
1〜6および比較用供試体No. 1〜8について、開口時
に開口用溝を破断させる際の荷重Wを測定し、そして、
易開口性の指標として、一般的な従来技術である比較用
供試体No. 8の開口荷重W8との比(W/W8)を算出
し、これによって開口性を評価した。
【0055】表3から明らかなように、本発明供試体N
o. 1〜6は、開口性の評価(W/W8)が0.5〜
0.9であり、何れも開口性に優れていた。これに対
し、比較用供試体No. 1、4、7は、開口性の評価(W
/W8)が何れも1以上であり、開口性に劣っていた。
また、比較用供試体No. 3、6は、開口性の評価(W/
W8)が何れも0.1程度であり、開口荷重が小さすぎ
るために、搬送途中において破断などの事故が発生する
可能性が高く、実用に供することはできなかった。
【0056】〔耐食性評価〕本発明供試体No. 1〜6お
よび比較用供試体No. 1〜8の各々に対して、外面耐食
性を評価するために塩水噴霧試験を行い、塩水噴霧試験
開始から24時間後に、供試体の外観を目視および顕微
鏡で観察し、下記によってその耐食性を評価した。 ○印:塩水噴霧試験開始から24時間経過した後におい
ても全く錆が発生しなかったもの ×印:塩水噴霧試験開始から24時間以内に赤錆が発生
したもの 表3から明らかなように、本発明供試体No. 1〜6およ
び比較用供試体No. 1およびNo. 4は、何れも耐食性に
優れていた。これに対し、比較用供試体No. 2、3およ
びNo. 5〜8は、耐食性が悪かった。
【0057】なお、本発明供試体No. 1〜6に対して、
その内面耐食性を評価するために、別途作製した缶胴に
市販の炭酸飲料(コカ・コーラ)を充填し、各供試体を
用いて密閉した後、38℃で保管して1カ月経過後に溶
液中の鉄溶出量を分析した。その結果、本発明供試体N
o. 1〜6においては、いずれも溶液中の鉄濃度が0.
1ppm未満であり、内面環境に対する耐食性も十分で
あることが確認された。
【0058】〔総合評価〕本発明供試体No. 1〜6およ
び比較用供試体No. 1〜8について、その開口性および
耐食性を総合して下記により評価した。 ○印:開口性および耐食性が何れも優れているもの ×印:開口性および耐食性の何れか一方または両方が悪
いもの 表3から明らかなように、本発明供試体No. 1〜6は、
総合評価が何れも優れていたのに対し、比較用供試体N
o. 1〜8は、開口性および耐食性の何れか一方または
両方が悪かった。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように、この発明のイージー
オープン型缶蓋によれば、両面に5〜100μmの厚さ
の樹脂被覆層が形成されている表面処理鋼板からなる缶
蓋の両面に、2段の開口用溝が形成されているので、開
缶力が安定して低減され、且つ、樹脂層の補修塗装が不
要になる等、工業上有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のイージーオープン缶蓋の一実施態様
を示す、缶体の缶蓋パネルに形成された開口用切込み部
分の断面図である。
【図2】開口用溝の各々の深さと開缶特性との関係を示
した図である。
【図3】1段目開口用溝の深さと開缶力との関係を示し
た図である。
【図4】2段目開口用溝の先端半径と開缶力との関係を
示した図である。
【図5】1段目開口用溝の深さおよび2段目開口用溝の
先端半径と、樹脂被膜の耐食性との関係を示した図であ
る。
【図6】本発明のイージーオープン缶蓋の他の実施態様
を示す概略平面図である。
【図7】プルトップ・タブ・タイプの缶蓋の一例を示す
概略平面図である。
【図8】ステイオン・タブ・タイプの缶蓋の一例を示す
概略平面図である。
【図9】従来の鋭い刃先状突起を有する加工工具により
形成された開口用溝の形状を示す説明図である。
【符号の説明】
1 缶蓋 2 開口用溝 2a 1段目開口用溝 2b 2段目開口用溝 3 中央パネル部 4 リベット機構 5 タブ 6 開口用溝 7 加工工具 8 V字状開口用溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 雄司 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 余村 吉則 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 杉原 玲子 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面に5〜100μmの厚さの有機樹脂
    層が形成された表面処理鋼板からなる缶蓋の両面の各々
    に開口用溝が形成され、前記開口用溝を破断して開缶す
    る構造のイージーオープン缶蓋において、 前記開口用溝は、1段目開口用溝と2段目開口用溝とが
    連続して形成された2段の溝からなっており、そして、
    前記1段目開口用溝および前記2段目開口用溝の各々の
    深さおよびその先端半径は、下記(1) 〜(4) 式を満足し
    ていることを特徴とする、開缶性に優れたイージーオー
    プン缶蓋。 0.25t≦D1+D2≦0.4tmm・・・・・・・・・(1) 0.2≦D1/(D1+D2)≦0.6・・・・・・・・・(2) ρ1≧D1+D2(1+0.5(D2/D1))mm・・・(3) 0.02≦ρ2≦0.05mm・・・・・・・・・・・・・(4) 但し、D1:1段目開口用溝深さ、 D2:2段目開
    口用溝深さ、ρ1:1段目開口用溝先端半径、ρ2:2
    段目開口用溝先端半径、t:缶蓋板厚。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の条件を満たす、1段目
    開口用溝と2段目開口用溝とが連続して形成された2段
    の溝からなる開口用溝を有し、そして、タブが、タブ留
    めを中心として開口不可位置から開口可能位置まで回転
    可能に取り付けられている缶蓋であって、前記タブ留め
    の中心位置が缶蓋の中心から開口部反対側に下記(5) 式
    に示す距離aだけずれており、タブ留めの中心とタブの
    指掛け挟持部との間の長さSが下記(6) 式の範囲内であ
    り、開口不可位置におけるタブ中心線と開口位置におけ
    るタブ中心線との間の角度θが下記(7) 式の範囲内であ
    り、且つ、開口可能位置において、タブの指掛け挟持部
    を、缶蓋外周の外側で且つ缶蓋周辺よりも高い位置にす
    ることができる扛上手段が缶蓋に設けられていることを
    特徴とする、開缶性に優れたイージーオープン缶蓋。 (M−m)/2<a<m/2−w・・・・・・(5) m−w>S>m/2−a・・・・・・・・・・(6) −1<cos θ<1/(2×a×S)×{(m/2)2−(S2 +a2)}・・・・(7) 但し、a:タブ留め中心位置の缶蓋中心からのずれ距
    離、 S:タブ留め中心とタブ指掛け挟持部との間の長さ、 w:タブ留め中心とタブ作用部との間の長さ、 θ:開口不可位置におけるタブ中心線と開口可能位置に
    おけるタブ中心線との間の角度、 m:缶蓋の内径、 M:缶蓋の外径。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の、1段目開口
    用溝と2段目開口用溝とが連続して形成された2段の溝
    からなる開口用溝を有するイージーオープン缶蓋を製造
    するに際し、缶蓋材料にまず2段目開口用溝を形成し、
    次いで、1段目開口用溝を形成することを特徴とする、
    開缶性に優れたイージーオープン缶蓋の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の、1段目開口
    用溝と2段目開口用溝とが連続して形成された2段の溝
    からなる開口用溝を有するイージーオープン缶蓋を製造
    するに際し、缶蓋材料に対する前記開口用溝の形成加工
    を、液体または固体の潤滑剤を使用して行う、請求項3
    に記載の開缶性に優れたイージーオープン缶蓋の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の、1段目開口
    用溝と2段目開口用溝とが連続して形成された2段の溝
    からなる開口用溝を有するイージーオープン缶蓋を製造
    するに際し、缶蓋材料に対する前記開口用溝の形成加工
    を、液体または固体の潤滑剤を使用して、まず1段目開
    口用溝を形成し次いで2段目開口用溝を形成することに
    よって行うことを特徴とする、開缶性に優れたイージー
    オープン缶蓋の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1または2に記載の、1段目開口
    用溝と2段目開口用溝とが連続して形成された2段の溝
    からなる開口用溝を有するイージーオープン缶蓋を製造
    するに際し、缶蓋材料に対する前記開口用溝の形成加工
    を、樹脂のガラス転移点以上、(融点−20℃)以下の
    温度条件によって行う、請求項3、4または5に記載の
    開缶性に優れたイージーオープン缶蓋の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1または2に記載の、1段目開口
    用溝と2段目開口用溝とが連続して形成された2段の溝
    からなる開口用溝を有するイージーオープン缶蓋を製造
    するに際し、缶蓋材料に対する前記開口用溝の形成加工
    を、樹脂のガラス転移点以上、(融点−20℃)以下の
    温度条件によって、まず1段目開口用溝を形成し次いで
    2段目開口用溝を形成することによって行うことを特徴
    とする、開缶性に優れたイージーオープン缶蓋の製造方
    法。
JP18545597A 1997-01-07 1997-07-10 開缶性に優れたイージーオープン缶蓋およびその製造方法 Pending JPH10329832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18545597A JPH10329832A (ja) 1997-01-07 1997-07-10 開缶性に優れたイージーオープン缶蓋およびその製造方法

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP82097 1997-01-07
JP9-820 1997-04-04
JP9-87019 1997-04-04
JP8701997 1997-04-04
JP18545597A JPH10329832A (ja) 1997-01-07 1997-07-10 開缶性に優れたイージーオープン缶蓋およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10329832A true JPH10329832A (ja) 1998-12-15

Family

ID=27274621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18545597A Pending JPH10329832A (ja) 1997-01-07 1997-07-10 開缶性に優れたイージーオープン缶蓋およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10329832A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910007149B1 (ko) 음료용기의 캡과 그 제조방법
EP0896929A2 (en) Easy-opening can end and method for making the same
JP2009012823A (ja) イージーオープン缶蓋及びその缶蓋の製造方法並びにそれを用いた缶容器に充填されている飲料製品
KR102780473B1 (ko) 캔 뚜껑
EP0811441B1 (en) Easily openable metallic can lid of superior openability and method of manufacturing same
US3912114A (en) Digitally openable container closure
US6435368B1 (en) Easy opening can end and method for fabricating the same
EP1044886A1 (en) Easily openable can lid with excellent openability and method of forming same
JP3893198B2 (ja) 樹脂被覆鋼板製イージーオープン缶蓋およびその製造方法
JPH10329832A (ja) 開缶性に優れたイージーオープン缶蓋およびその製造方法
JPH10329833A (ja) 開缶性に優れたイージーオープン缶蓋およびその製造方法
JPH10250728A (ja) 開缶性に優れたイージーオープン缶蓋およびその製造方法
JPH10329834A (ja) イージーオープン缶蓋およびその製造方法
JP3893229B2 (ja) 樹脂被覆鋼板製イージーオープン缶蓋およびその製造方法
JPH10278933A (ja) 開缶性に優れたイージーオープン缶蓋およびその製造方法
JP2000000625A (ja) イージーオープン缶蓋の製造方法
JPH10329835A (ja) イージーオープン缶蓋の製造方法
JPH1129143A (ja) イージーオープン缶蓋の製造方法
JPH10277676A (ja) イージーオープン缶蓋の製造方法
JP3700463B2 (ja) 開缶性に優れた無補修型イージーオープン缶蓋の製造方法
JP3861469B2 (ja) 開缶性に優れたイージーオープン缶蓋
JPH1191778A (ja) 樹脂被覆鋼板製イージーオープン缶蓋
CN2183226Y (zh) 用于解决薄钢板热处理退火粘结问题的冷轧工作辊
JPH1191777A (ja) イージーオープン缶蓋
JPH11239836A (ja) 開缶性に優れたイージーオープン缶蓋の製造方法