JPH10330509A - ポリエステルフイルムおよびその製造方法 - Google Patents

ポリエステルフイルムおよびその製造方法

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JPH10330509A
JPH10330509A JP9141511A JP14151197A JPH10330509A JP H10330509 A JPH10330509 A JP H10330509A JP 9141511 A JP9141511 A JP 9141511A JP 14151197 A JP14151197 A JP 14151197A JP H10330509 A JPH10330509 A JP H10330509A
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polyester
particles
polyester film
copolymerized
formula
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JP9141511A
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English (en)
Inventor
Keiichi Furukawa
恵一 古川
Tetsuya Tsunekawa
哲也 恒川
Kenji Tsunashima
研二 綱島
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表面特性に優れたポリエステルフィルム、具体
的には、スジ状表面欠点の発生頻度が少なく、スジ状表
面欠点や厚みむらの良好なポリエステルフィルムおよび
その製造方法に関するものである。 【解決手段】非液晶性ポリエステル(A)と粒子(B)
と溶融粘度が0.1〜50Pa・秒である主鎖にメソゲ
ン基を含有する共重合ポリエステル(C)からなる複合
体において、主鎖にメソゲン基を含有する共重合ポリエ
ステル(C)がフィルム中に微分散しており、その平均
分散径が0.001〜5μmであることを特徴とするポ
リエステルフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面欠点や、微少
な表面凹凸、特に長手方向に連続したスジ状の表面欠点
や厚みむらのない高品質のポリエステルフィルムに関す
るものであり、さらに詳しくは、ラベルやスタンピング
などの用途に好適に使用できる光沢のあるポリエステル
フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルフィルムの表面欠点、特に
長手方向に連続したスジ状の表面欠点をなくすことは生
産性、収率向上、品質上のために重要である。特に光沢
性を要求される用途においては、スジ状の表面欠点は即
品質欠点となるため収率や生産性に与える影響が大き
い。スジ状表面欠点の発生原因としては、口金内部、特
にリップ部の傷や付着物および、口金下面、特に口金ス
リット部のポリマー出口付近の付着物などである。口金
内部の傷に対しては、口金内部の研磨の仕上げ精度を上
げる方法がある。また、口金内部の付着物に対しては、
ポリマーが短管や口金壁面に付着しにくくなるような添
加物をブレンドする方法や、特公平5−33889号公
報や特公平6−45914号公報などに代表されるよう
に口金内部をクロムメッキ化する方法などがある。ま
た、口金下面の付着物は、ポリマーが口金より出た直後
にポリマー自身が膨れ上がるダイスウエルと呼ばれる現
象が原因であり、そのため、口金温度を上げたり、口金
スリット間隙を広げるなどの対策がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、口金内
部の研磨の仕上げ精度を上げても、凹凸状のスジ状表面
欠点は減少しても凸状および凹状のスジ状表面欠点をな
くすことができず、また、口金内部をクロムメッキ化し
ても凸状のスジ状表面欠点を完全にはなくすことができ
ない。また、口金温度を上げたりスリット間隙を広げる
と厚みむらが悪化するなどの問題がある。このように凹
凸状、凸状、凹状のスジ状表面欠点すべてを同時になく
すことはできなかった。また、生産中にスジ状表面欠点
が発生すると生産を中止し、口金リップ掃除を行わなけ
ればならなくなるためスジ状表面欠点が発生する頻度が
高いほど生産性が悪くなるという問題点があった。
【0004】すなわち、本発明は、凹凸状、凸状、凹状
のスジ状表面欠点、なかでも凸状のスジ状表面欠点の発
生の頻度を従来より大幅に減少させて生産性を高め、さ
らには、表面欠点の少ない高品質のフィルムを提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、非液晶
性ポリエステル(A)と粒子(B)と、溶融粘度が0.
1〜50Pa・秒である主鎖にメソゲン基を含有する共
重合ポリエステル(C)からなる複合体において、主鎖
にメソゲン基を有する共重合ポリエステル(C)がフィ
ルム中に微分散しており、その平均分散径が0.001
〜5μmであることを特徴とするポリエステルフィルム
により達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いる非液晶性ポリエス
テル(A)の代表的なものとしては、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリヘキサ
メチレンテレフタレート、ポリエチレン−2、6−ナフ
タレンジカルボキシレート、ポリシクロヘキサンメチレ
ンテレフタレート、およびそれらの共重合体等が用いら
れる。もちろん、主鎖にエーテル成分を有したポリエス
テル、例えば、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコールなどを共重合したものでもよい。また、非
液晶性ポリエステルの固有粘度は特に限定されないが、
0.5〜1.5であることが好ましい。
【0007】本発明で用いる粒子(B)としては、クレ
ー、マイカ、酸化チタン、炭酸カルシウム、カオリン、
タルク、湿式シリカ、乾式シリカ、リン酸カルシウム、
酸化アルミニウム、酸化ジルコニウムなどの無機粒子、
アクリル酸類、スチレン、ジビニルベンゼン等を構成成
分とする有機粒子、ポリエステル合成時に触媒を利用し
た内部粒子などが用いられる。また、粒子の平均粒径は
特に限定されないが0.5〜5μmと比較的大きな粒子
である場合ほど効果が大きい。
【0008】本発明で用いる粒子(B)の添加量は0.
1〜10wt%が好ましく、さらに好ましくは0.2〜
8wt%、より好ましくは0.5〜5wt%である。添
加量が0.1wt%に満たない場合は、粒子添加の効果
が殆どなくハンドリング性が悪化し易く、10wt%を
超えるとフィルム表面の荒れがひどくなり易いため好ま
しくない。
【0009】本発明で用いる共重合ポリエステル(C)
は、主鎖にメソゲン基(液晶性の構造単位)を有する溶
融成形性のポリエステルである。例えば、芳香族オキシ
カルボニル単位、芳香族ジオキシ単位、芳香族ジカルボ
ニル単位、アルキレンジオキシ単位、アルキレンジカル
ボニル単位などから選ばれた構造単位からなる異方性溶
融相を形成するポリエステルなどである。
【0010】本発明で用いる好ましい共重合ポリエステ
ルの例としては、下記(I)、(II)、(III )および
(IV)の構造単位からなる共重合ポリエステル、
(I)、(III )および(IV)の構造単位からなる共重
合ポリエステル、(I)、(II)および(IV)の構造単
位からなる共重合ポリエステルから選ばれた一種以上で
あるものが挙げられる。
【0011】
【化4】 (但し式中のR1 は、
【化5】 を示し、R2
【化6】 から選ばれた一種以上の基を示し、R3 は、
【化7】 から選ばれた一種以上の基を示す。また、式中Xは水素
原子または塩素原子を示し、構造単位[((II)+(II
I )]と構造単位(IV)は実質的に等モルである。)
【0012】上記構造単位(I)はp−ヒドロキシ安息
香酸および/または6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸か
ら生成したポリエステルの構造単位を、構造単位(II)
は、4、4´−ジヒドロキシビフェニル、3、3´、
5、5´−テトラメチル−4、4´−ジヒドロキシビフ
ェニル、ハイドロキノン、t−ブチルハイドロキノン、
フェニルハイドロキノン、2、6−ジヒドキシナフタレ
ン、2、7−ジヒドキシナフタレン、2、2´−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパンおよび4、4´−
ジヒドロキシジフェニルエーテルから選ばれた芳香族ジ
ヒドロキシ化合物から生成した構造単位を、構造単位
(III )はエチレングリコールから生成した構造単位
を、構造単位(IV)は、テレフタル酸、イソフタル酸、
4、4´−ジフェニルジカルボン酸、2、6−ナフタレ
ンジカルボン酸、1、2−ビス(フェノキシ)エタン−
4、4´−ジカルボン酸、1、2−ビス(2−クロルフ
ェノキシ)エタン−4、4´−ジカルボン酸および4、
4´−ジフェニルエーテルジカルボン酸から選ばれた芳
香族ジカルボン酸から生成した構造単位を各々示す。
【0013】また、上記構造単位(I)、(II)および
(IV)からなる共重合ポリエステルの場合は、R1
【化8】 であり、R2
【化9】 から選ばれた一種以上であり、R3
【化10】 から選ばれた一種以上であるものが好ましい。
【0014】また、上記構造単位(I)、(III )およ
び(IV)からなる共重合ポリエステルの場合は、R1
【化11】 であり、R3
【化12】 であるものが特に好ましい。
【0015】また、上記構造単位(I)、(II)、(II
I )および(IV)からなる共重合ポリエステルの場合
は、R1
【化13】 であり、R2
【化14】 であり、R3
【化15】 であるものが特に好ましい。
【0016】上記構造単位(I)、(II)、(III )お
よび(IV)の共重合量は任意であるが、電気絶縁特性、
共重合ポリエステルの微分散化の点から次の共重合量で
あることが好ましい。
【0017】上記構造単位(I)、(II)、および(I
V)からなる共重合ポリエステルの場合は、上記構造単
位(I)は、[(I)+(II)]の15〜90モル%が
好ましく、40〜80モル%がより好ましい。構造単位
(IV)は構造単位(II)と実質的に等モルである。
【0018】また、上記構造単位(I)、(III )およ
び(IV)からなる共重合ポリエステルの場合は、上記構
造単位(I)は[(I)+(III )]の15〜90モル
%が好ましく、40〜80モル%がより好ましい。構造
単位(IV)は構造単位(III)と実質的に等モルであ
る。
【0019】さらに、上記構造単位(I)、(II)、
(III )および(IV)からなる共重合ポリエステルの場
合は、上記構造単位[(I)+(II)+(III )]に対
する[(I)+(II)]のモル分率は15〜90モル%
が好ましく、40〜80%がより好ましい。また、構造
単位[(I)+(II)+(III )]に対する(III )の
モル分率は85〜10モル%が好ましく、60〜20モ
ル%がより好ましい。また、構造単位(I)/(II)の
モル比は流動性の点から好ましくは75/25〜95/
5であり、より好ましくは78/22〜93/7であ
る。また、構造単位(IV)のモル数は構造単位[(II)
+(III )]のトータルモル数と実質的に等しい。
【0020】以上述べた説明中の「実質的に」とは、必
要に応じてポリエステルの末端基をカルボンキシル基末
端あるいはヒドロキシル末端基のいずれかを多くするこ
とができ、このような場合には構造単位(IV)のモル数
は構造単位[(II)+(III)]のトータルモル数と完
全に等しくないからである。
【0021】上記好ましい共重合ポリエステルを重縮合
する際には、上記構造単位(I)〜(IV)を構成する成
分以外に、3、3´−ジフェニルジカルボン酸、2、2
´−ジフェニルジカルボン酸などの芳香族ジカルボン
酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン
ジオン酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテレ
フタル酸などの脂環式ジカルボン酸、クロルハイドロキ
ノン、メチルハイドロキノン、4、4´−ジヒドロキシ
ジフェニルスルフォン、4、4´−ジヒドロキシジフェ
ニルスルフィド、4、4´−ジヒドロキシベンゾフェノ
ンなどの芳香族ジオ−ル、1、4−ブタンジオ−ル、
1、6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、
1、4−シクロヘキサンジオール、1、4−シクロヘキ
サンジメタノール等の脂肪族、脂環式ジオールおよびm
−ヒドロキシ安息香酸、2、6−ヒドロキシナフトエ酸
などの芳香族ヒドロキシカルボン酸およびp−アミノフ
ェノール、p−アミノ安息香酸などを本発明の目的を損
なわない程度の少割合の範囲で、さらに共重合せしめる
ことができる。
【0022】本発明における共重合ポリエステル(C)
の製造方法は、特に制限がなく、公知のポリエステルの
重縮合法に準じて製造できる。
【0023】例えば、上記の好ましく用いられる共重合
ポリエステル(C)の製造法において、上記構造単位
(III )を含まない場合は下記(1)および(2)、構
造単位(III )を含む場合は下記(3)の製造方法が好
ましい。
【0024】(1)p−アセトキシ安息香酸および4、
4´−ジアセトキシビフェニル、4、4´−ジアセトキ
シベンゼンなどの芳香族ジヒドロキシ化合物のジアシル
化物とテレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸から脱酢
酸重縮合反応によって製造する方法。
【0025】(2)p−ヒドロキシ安息香酸および4、
4´−ジヒドロキシビフェニル、ハイドロキノンなどの
芳香族ジヒドロキシ化合物、テレフタル酸などの芳香族
ジカルボン酸に無水酢酸を反応させて、フェノール性水
酸基をアシル化した後、脱酢酸重縮合反応によって製造
する方法。
【0026】(3)ポリエチレンテレフタレートなどの
ポリエステルのポリマー、オリゴマーまたはビス(β−
ヒドロキシエチル)テレフタレートなどの芳香族ジカル
ボン酸のビス(β−ヒドロキシエチル)エステルの存在
下で(1)または(2)の方法により製造する方法。
【0027】これらの重縮合反応は無触媒でも進行する
が、酢酸第一錫、テトラブチルチタネート、酢酸カリウ
ムおよび酢酸ナトリウム、三酸化アンチモン、金属マグ
ネシウムなどの金属化合物を添加した方が好ましい場合
もある。
【0028】本発明では、低粘度の共重合ポリエステル
(C)、すなわち非液晶性ポリエステル(A)との溶融
粘度比(溶融粘度(非液晶性ポリエステル)/溶融粘度
(共重合ポリエステル))を大きくする共重合ポリエス
テルが好ましい。押出工程での剪断発熱の抑制は、非液
晶性ポリエステル(A)に低粘度の共重合ポリエステル
(C)を添加した場合ほどに効果的に達成できるからで
ある。この溶融粘度比は、少なくとも5以上であること
が好ましく、より好ましくは10以上、とくに好ましく
は50以上である。従って、共重合ポリエステル(C)
の溶融粘度は、使用する非液晶性ポリエステル(A)の
溶融粘度にもよるが、280℃、剪断速度200秒-1
条件下で0.1〜50Pa・秒であることが望ましく、
好ましくは0.3〜10Pa・秒、さらに好ましくは
0.5〜3Pa・秒である。このような超低粘度の共重
合ポリエステルを非液晶性ポリエステルに適量添加する
ことにより、共重合ポリエステルが、非液晶性ポリエス
テル中により微分散化され、ダイスウエルが小さくな
り、スジ状表面欠点がない厚みむらの小さい高品質のフ
ィルムが得られる。このような低い溶融粘度を有し、本
発明の目的を達成する上で特に好適に用いることのでき
る共重合ポリエステルは、上記構造単位(I)、(I
I)、(III )および(IV)からなる共重合ポリエステ
ルである。この共重合ポリエステルは、非液晶性ポリエ
ステル(A)中で均一に微分散する。
【0029】本発明のポリエステルフィルムは、非液晶
性ポリエステル(A)と粒子(B)と共重合ポリエステ
ル(C)との複合体から成る。共重合ポリエステル
(C)は非液晶性ポリエステル(A)中で微分散してお
り、その分散形態としては、例えばスキン・コア型、海
島型、多層型繊維型などと呼ばれる種々の形態がある
が、本発明の場合、特に共重合ポリエステル(C)が非
液晶性ポリエステル(A)中に球状、偏球状および小判
状に微分散していることが好ましい。また、特に限定さ
れないが、共重合ポリエステルのドメインが偏球状およ
び小判状の場合には、偏球状および小判状ドメインの長
軸と単軸のアスペクト比(L/D)は2〜50が好まし
く、さらに好ましくは3〜40であり、特に好ましくは
5〜30である。
【0030】また、該共重合ポリエステル(C)の平均
分散径は0.001〜5μmであり、好ましくは0.0
1〜3μmであり、さらに好ましくは0.1〜1μmで
ある。このような分散径で共重合ポリエステル(C)が
非液晶性ポリエステル(A)中で微分散していると、非
液晶性ポリエステル(A)の熱分解の防止に優れている
うえ、口金出口でのダイスウエル比低減に大いに効果が
あるため好ましい。
【0031】一般に口金から押出された溶融ポリマーに
は、溶融体に弾性があるため、口金から大気中に出たと
ころでふくらみ、口金より押出された溶融樹脂の寸法が
口金出口の厚み方向の寸法(リップ間隙)より大きくな
る現象(ダイスウェル)がみられる。この場合の口金の
リップ間隙(d1)と押出物の厚み(d2)の比をダイ
スウェル比(d2/d1)といい、剪断速度の増加や高
分子量ポリマーほど大きくなることは公知である。生産
性を上げるため吐出量を上げると口金内での剪断速度も
上がるためダイスウェル比は増大する。ダイスウェル比
が大きくなると口金リップ下面にポリマーが付着しやす
くなり、付着したポリマーが熱劣化をおこし、目やにが
発生し易くなる。この目やには口金すじ発生など、フィ
ルムの表面欠点の原因となり好ましくない。しかし、本
発明のように共重合ポリエステル(C)を非液晶性ポリ
エステル(A)中に微分散させることにより、非液晶性
ポリエステルの見かけの粘度が低下し、ダイスウェル比
も小さくなり、口金下面付着ポリマーによる目やにの発
生をおさえることができる。口金下面にポリマーが付着
すると凸状のスジ状表面欠点の原因となるが、目やにな
どの付着ポリマーは、口金下面およびスリット部を銅板
等で掃除することにより簡単に除去されるが、口金掃除
をするためには一旦製膜を中断する必要があるためフィ
ルムの生産性は低下する。本発明によれば、ダイスウエ
ル比が小さくなり、口金下面へのポリマー付着が少なく
なり、口金掃除の頻度が低くなるため生産性が向上する
ばかりでなく、スジ状表面欠点のない高品質なフィルム
が得られる。
【0032】共重合ポリエステル(C)を非液晶性ポリ
エステル(A)中に微分散させるには押出機での剪断速
度を高めることが望ましい。しかし、押出機で500s
ec-1以上の剪断速度がかかると、剪断発熱が大きくな
るため、ポリマーが熱分解し易くなり、その結果口金下
面に目やに状付着物となりやすく凸状のスジ状表面欠点
の原因となるため好ましくない。なお、本発明における
押出機での剪断速度はπDN/60h[D=押出機シリ
ンダー径(cm)、N=スクリュー回転数(rpm)、
h=スクリュー計量部溝深さ(cm)]である。
【0033】本発明のポリエステルフィルムの厚みむら
は、1〜15%であり、好ましくは2〜12%、より好
ましくは3〜10%以下である。厚みむらが1%未満で
あることは実用上の必要要件でなく、また、15%を超
える範囲であるとフィルム物性のばらつきが大きく実用
上問題となる。
【0034】本発明の共重合ポリエステル(C)の添加
量は、0.01〜10重量%の範囲が好ましく、さらに
好ましくは0.05〜5重量%、最もさらに好ましくは
0.1〜1重量%である。添加量が0.01重量%未満
であると共重合ポリエステル(C)の効果が発現しにく
く、また、10重量%を超えると機械特性などのフィル
ムの基本特性が悪化し易くなるため好ましくない。
【0035】本発明のポリエステルフィルムが特に有効
なのはスタンピングやラベルなどの用途であるが、その
他にも、磁気記録媒体用、コンデンサ用、電気絶縁用、
包装用、リボン用等に用いることもできる。
【0036】本発明のポリエステルフィルムは、非液晶
性ポリエステル(A)と粒子(B)と共重合ポリエステ
ル(C)との複合体を溶融し、該溶融ポリマーを口金よ
り押出し、その後必要に応じて延伸してフィルムを成形
する方法によりフィルムを製造するが、この際、溶融ポ
リマーに接する口金の少なくとも表面の一部分がクロム
メッキされた口金であることが好ましい。これによって
フィルムの製造中に溶融ポリマーと接する口金の表面に
ポリマー中の触媒や添加物およびポリマーの劣化物が付
着しないような状態で長時間フィルムを製造することが
可能である。また、該クロムメッキ皮膜部分の表面粗度
は、1S以下が好ましく、さらには0.6S以下、さら
には0.05〜0.4Sの範囲が好ましい。1Sという
のは、JIS−B−0601の表面粗さ測定に規定され
ているRmax値が1μmであることである。なお、こ
の表面粗さは、市販の表面粗さ計を用いて、サンプル長
さ1〜10mm、カットオフ0.1〜1mmで測定でき
る。また、試料が大きすぎて表面粗さ計に乗らない場合
などは、試料と同じ処理をしたサンプル片を測定するこ
とでこれを代替することも可能である。
【0037】本発明のポリエステルフィルムは、未延
伸、一軸あるいは二軸延伸したフィルムでもよいが二軸
延伸したフィルムの方が経時安定性や物性のバランスの
面で優れており好ましい。
【0038】なお、本発明のポリエステルフィルム中に
は、非液晶性ポリエステルと粒子と共重合ポリエステル
以外に本発明の効果を阻害しない範囲であれば、相溶化
剤、可塑剤、耐候剤、酸化防止剤、熱安定剤、帯電防止
剤、増白剤、着色剤、導電剤などを添加してもかまわな
い。
【0039】本発明のポリエステルフィルムは単膜でも
よいが、これに他のポリマー層、例えばポリエステル、
ポリオレフィン、ポリアミド、ポリ塩化ビニリデン、ア
クリル系ポリマーなどを積層してもよい。
【0040】次に、本発明のポリエステルフィルムを製
造する方法について説明するが、かかる例に限定される
ものではない。
【0041】ここでは非液晶性ポリエステル(A)とし
てポリエチレンテレフタレートを用いた例を示すが、使
用するポリマーにより製造条件は異なる。常法に従っ
て、テレフタル酸とエチレングリコールからエステル化
し、または、テレフタル酸ジメチルとエチレングリコー
ルをエステル交換により、ビス−β−ヒドロキシエチル
テレフタレート(BHT)を得る。次にこのBHTを重
合槽に移行しながら、真空下で280℃に加熱して重合
反応を進める。ここで、固有粘度が0.65程度のポリ
エステルを得る。得られた該非液晶性ポリエステル
(A)を用いて高濃度の粒子(B)を含む非液晶性ポリ
エステルマスターチップを作成する。
【0042】次に、非液晶性ポリエステル(A)と高濃
度の粒子(B)を含んだ非液晶性ポリエステルマスター
チップと共重合ポリエステル(C)のチップを混合し、
180℃で3時間以上真空乾燥したのち、280℃に加
熱された押出機に供給し、フィルターにて濾過して、溶
融ポリマーに接する内側の少なくとも一部分がクロムメ
ッキされたTダイによりシート状に押出す。非液晶性ポ
リエステル(A)と共重合ポリエステル(C)は共にチ
ップのまま混合してもよいが、分散性を高めるために、
一旦、二軸混練機等を用いて、高濃度の共重合ポリエス
テルを含む非液晶性ポリエステルマスターチップを作成
し、該チップを非液晶性ポリエステルチップで希釈して
用いることも好ましく行われる。また、このとき必要が
あれば、2台以上の押出機、2層以上に分割されたピノ
ール、または口金を用いて、2層以上の積層フィルムと
してもよい。また、異物を除去するために各種のフィル
ター、例えば焼結金属、多孔性セラミック、サンド、金
網などを用いることが好ましい。Tダイから押出しされ
たシートを表面温度25℃に冷却されたドラム上に静電
気力により密着固化せしめ実質的に非晶状態のキャスト
フィルムを得る。口金から押出す時のドラフト比は、好
ましくは2〜200、より好ましくは5〜150であ
り、最も好ましくは10〜100である。該非晶フィル
ムを80〜150℃の加熱ロール群で加熱し、縦方向に
2〜4倍に1段もしくは2段以上の多段で延伸、20〜
50℃の冷却ロール群で冷却する。続いて、テンターに
導いて、該フィルムの両端をクリップで把持しながら、
80〜150℃に加熱された熱風雰囲気中で加熱し、横
方向に2〜6倍延伸する。続いて、該フィルムに180
〜220℃の温度で熱固定を施す。熱固定は、緊張下で
行ってもよく、また熱寸法安定性をさらに向上させるた
めに、幅方向に弛緩することも好ましく行われる。ま
た、必要に応じ、熱固定を施す前に再縦延伸および/ま
たは再横延伸を行うこともできる。
【0043】
【物性の測定方法ならびに効果の評価方法】
(1)粒子の平均粒径 フィルムからポリマーをプラズマ低温灰化処理法で除去
し、粒子を露出させる。処理条件はポリマーは灰化され
るが粒子は極力ダメージを受けない条件を選択する。そ
の粒子を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察し、粒子画
像をイメージアナライザーで処理する。SEMの倍率は
おおよそ10〜50μmから適宜選択する。観察箇所を
変えて粒子数5000個以上で、粒径とその体積分率か
ら、次式で体積平均径dを得る。
【0044】d=Σdi・NVi ここでdiは粒径、NViはその体積分率である。
【0045】粒子が有機粒子等でプラズマ低温灰化処理
で大幅にダメージを受ける場合には以下の方法を用いて
もよい。
【0046】フィルム断面を透過型電子顕微鏡(TE
M)を用いて、3000〜10万倍で観察する。TEM
の切片厚さは約100nmとし、場所を変えて500視
野以上測定し、上記の式から体積平均径dを求める。
【0047】(2)共重合ポリエステルの平均分散径お
よびアスペクト比 ポリエステルフィルムを(ア)流れ方向に平行かつフィ
ルム面に垂直な方向、(イ)幅方向に平行かつフィルム
面に垂直な方向、(ウ)フィルム面に対して平行な方向
に切断し、その切断面を透過型電子顕微鏡(TEM)で
観察する。(ア)の切断面に現れる共重合ポリエステル
(C)のドメインのフィルムの厚み方向の厚さ(la)
と流れ方向の長さ(lb)、(イ)の切断面に現れる共
重合ポリエステル(C)のドメインのフィルムの厚み方
向の長さ(lc)と幅方向の長さ(ld)、および
(ウ)の切断面に現れる共重合ポリエステル(C)のド
メインの流れ方向の長さ(le)と幅方向の長さ(l
f)を、直接観察または顕微鏡写真により求めた。な
お、これらla、lb、lc、ld、le、lfは、各
切断面に分布する分散ドメインを無作為に用い、100
個のドメインに対して求めた。共重合ポリエステルの平
均分散径Dは(laの平均値+lcの平均値+ldの平
均値+lfの平均値)/4で求めた。また、ドメインの
平均長さLは(lbの平均値+le平均値)/2で求
め、アスペクト比をL/Dとした。
【0048】(3)溶融粘度 高下式フローテスターを用いて、280℃、剪断速度2
00秒-1の時の値を測定した。単位は[Pa・秒]で表
す。
【0049】(4)表面粗度 JIS−B−0601に準拠し、東京精密製接触式表面
粗さ計を用いて、測定長4mm、カットオフ0.25m
mでRmaxを測定した。
【0050】(5)スジ状表面欠点 口金材質として母材にSKD−61を用い、ポリマーの
流路にあたる部分を2段クロムメッキ(厚さ200μ
m)した口金を用いた。口金はスリット幅2mm、幅1
900mm、母材SKD−61のHR硬度40度のTダ
イ口金とし、これを250mmの押出機に取り付け、口
金温度を280℃に均一に加熱して、該押出機にポリマ
ーを供給し、280℃に加熱溶融後、上記口金から溶融
体を押出、常法により静電荷を印加させながらキャステ
ィングドラムで冷却して、キャストフィルムを得る。こ
のキャストフィルムにスジ状の表面欠点が現れる時間を
もとに表面欠点の発生状況を次のように分類した。
【0051】吐出からスジ状表面欠点が現れるまでの時
間 1日未満 :× 1日以上、3日未満:○ 3日以上 :◎
【0052】(6)ダイスウエル比 2.5mmφの口金を30mmの二軸押出機に取り付
け、押出機から口金までを280℃に加熱した。該押出
機にポリマーを供給し、280℃に加熱溶融後上記口金
から溶融体を7kg/hrの吐出量で押出した。口金か
ら出たポリマーを口金から出て10mmの位置から水冷
しながら口金内のポリマー速度の1.2倍の速度で引き
取りガット状のサンプルを得た。得られたガット状のサ
ンプルの径を100箇所測定した。この100個のサン
プル径の平均値を得られたサンプルの径d2とし、口金
径d1との比を次式により求めダイスウエル比とした。
【0053】ダイスウエル比=d2/d1 なお口金内のポリマー速度は次式により求めた。
【0054】口金内速度[m/min]=Q/πr2 K Q:吐出量[g/hr] r:口金半径[cm] K:溶融ポリマーの比重[g/cm3
【0055】(7)フィルム厚みむら(%) アンリツ株式会社製フィルムシックネステスタ KG6
01Aおよび電子マイクロメーター K306を用い
て、二軸延伸・熱処理後の中間スプール(幅4m)のフ
ィルムの幅方向の厚みむらを連続的に測定する。測定時
のフィルム搬送速度は3m/分とした。4m長での厚み
最大値Tmax(μm)、最小値Tmin(μm)か
ら、 R=Tmax−Tmin を求め、Rと4m長さの平均厚みTave(μm)から 厚みむら(%)=(R/Tave)×100 として求めた。
【0056】(8)固有粘度 オルトクロロフェノール中0.1g/ml濃度で25℃
で測定した値である。尚、共重合ポリエステルはオルト
クロロフェノールには溶解しないため、遠心分離により
該ポリマを除去後測定した。
【0057】
【実施例】本発明を実施例に基づいて説明する。
【0058】実施例1 固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレートのペレ
ットを用いて、平均粒径3μmの湿式シリカ粒子の10
wt%マスターチップを作成した。共重合ポリエステル
としては、下記原料から重縮合した共重合ポリエステル
A(融点208℃、液晶開始温度190℃、溶融粘度5
Pa・秒)を用いた。先のポリエチレンテレフタレート
に湿式シリカ粒子が3wt%添加できるように湿式シリ
カ粒子マスターチップを添加し、さらに、共重合ポリエ
ステル0.5wt%を添加混合し押出機に供給し、28
0℃の温度で溶融して、80μm以下に異物を95%カ
ットする高精度フィルターを通過させ、Tダイにて押出
し、静電印加法を用いて、表面温度25℃のキャスティ
ングドラム上で冷却固化し、非晶状態の未延伸フィルム
を得た。このフィルムを縦延伸機を用いて、縦方向に9
0℃で3.4倍延伸し、続いてステンターにより90℃
で3.6倍横延伸し、続いて210℃で2秒間熱処理を
行い、厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムを得た。この状態で数日間連続して製膜を行った。
このフィルムの特性は表1の通りであり、長時間の連続
製膜にもかかわらずフィルム表面にスジ状表面欠点は発
生しなかった。また、口金下部のポリマー出口であるス
リット部周辺に目やにやポリマー劣化物などの付着物も
確認されなかった。
【0059】 [共重合ポリエステルA原料] ヒドロキシ安息香酸 共重合モル比 42.5 4、4´−ジヒドロキシビフェニル 7.5 エチレングリコール 50.0 テレフタル酸 57.5
【0060】実施例2〜7、比較例1 粒子の平均粒径および添加量、共重合ポリエステルの添
加量および溶融粘度を変更したポリエステルフィルムを
製膜した。得られたフィルムの特性は表1の通りであっ
た。ポリエステルフィルムの特性が本発明の請求範囲に
ある場合は、厚みむら、スジ状表面欠点などの特性に優
れているが、ポリエステルフィルムの特性が本発明の請
求範囲から外れると、厚みむらやスジ状表面欠点が大き
く劣り、表面特性の劣ったフィルムとなり生産性が悪化
した。
【0061】比較例2〜3 共重合ポリエステルとして、溶融粘度100Pa・秒の
共重合ポリエステルBおよび、溶融粘度300Pa・秒
の共重合ポリエステルCを用いること以外は、実施例1
と同様に製膜して二軸配向フィルムを得た。溶融粘度が
本発明の範囲から外れる場合には、スジ状の表面欠点が
吐出後、短時間で発生した。
【0062】 [共重合ポリエステルB原料] ヒドロキシ安息香酸 共重合モル比 80.5 4、4′−ジヒドロキシビフェニル 7.5 エチレングリコール 12.5 テレフタル酸 20.0
【0063】[共重合ポリエステルC原料]“ベクト
ラ”B950(ポリプラスチック(株)製)
【0064】実施例8〜9 使用する共重合ポリエステルを、下記原料から重縮合し
た共重合ポリエステルB(共重合ポリエステルB:融点
265℃、液晶開始温度240℃)に変更し、溶融粘度
のみ変更し実施例1と同様の方法でポリエステルフィル
ムを製膜した。特性は表1の通り良好である。
【0065】 [共重合ポリエステルD原料] ヒドロキシ安息香酸 72.5 4、4´−ジヒドロキシビフェニル 共重合モル比 7.5 エチレングリコール 20.0 テレフタル酸 27.5
【表1】
【0066】
【発明の効果】本発明は、非液晶性ポリエステル(A)
と粒子(B)と、溶融粘度が0.1〜50Pa・秒であ
る主鎖にメソゲン基を含有する共重合ポリエステルから
なる複合体をフィルムとし、凹凸状、凸状、凹状のスジ
状表面欠点や厚みむらを低減させた高品質のポリエステ
ルフィルムを提供するものである。特にラベルやスタン
ピングなどの光沢性を要求される用途をはじめ、磁気記
録媒体用、コンデンサ用、電気絶縁用、包装用、リボン
用等に活用可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 67:00 105:16 B29L 7:00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非液晶性ポリエステル(A)と粒子
    (B)と溶融粘度が0.1〜50Pa・秒である主鎖に
    メソゲン基を含有する共重合ポリエステル(C)からな
    る複合体において、主鎖にメソゲン基を含有する共重合
    ポリエステル(C)がフィルム中に微分散しており、そ
    の平均分散径が0.001〜5μmであることを特徴と
    するポリエステルフィルム。
  2. 【請求項2】 粒子(B)が無機粒子であることを特徴
    とする請求項1に記載のポリエステルフィルム。
  3. 【請求項3】 粒子(B)が平均粒径0.5〜5μmの
    無機粒子であることを特徴とする請求項1または請求項
    2のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
  4. 【請求項4】 ポリエステルフィルムの厚みむらが15
    %以下であることを特徴とする請求項1〜請求項3のい
    ずれかに記載のポリエステルフィルム。
  5. 【請求項5】 粒子(B)の含有量が、0.1wt%〜
    10wt%であることを特徴とする請求項1〜請求項4
    のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
  6. 【請求項6】 共重合ポリエステル(C)中のメソゲン
    基の共重合量が15〜90モル%であることを特徴とす
    る請求項1〜請求項5のいずれかに記載のポリエステル
    フィルム。
  7. 【請求項7】 共重合ポリエステル(C)をポリエステ
    ルフィルム中に0.01〜10重量%含有することを特
    徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のポリエ
    ステルフィルム。
  8. 【請求項8】 共重合ポリエステル(C)が下記
    (I)、(III )および(IV)の構造単位からなる共重
    合ポリエステル、(I)、(II)および(IV)の構造単
    位からなる共重合ポリエステル、(I)、(II)、(II
    I )および(IV)の構造単位からなる共重合ポリエステ
    ルから選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする
    請求項1〜請求項7のいずれかに記載のポリエステルフ
    ィルム。 【化1】 (但し式中のR1 は、 【化2】 から選ばれた一種以上の基を示し、R2 は、 【化3】 から選ばれた一種以上の基を示す。また、式中Xは水素
    原子または塩素原子を示し、構造単位[(II)+(III
    )]と構造単位(IV)は実質的に等モルである。)
  9. 【請求項9】 非液晶性ポリエステル(A)が、ポリエ
    チレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートおよ
    びそれらの変性体よりなる群から選ばれた少なくとも一
    種であることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれ
    かに記載のポリエステルフィルム。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項9のいずれかに記載
    のポリエステルフィルムからなることを特徴とするスタ
    ンピング材用フィルム。
  11. 【請求項11】 非液晶性ポリエステル(A)と粒子
    (B)と主鎖にメソゲン基を含有する共重合ポリエステ
    ル(C)からなる複合体を内側の表面粗度が1S以下に
    クロムメッキされた口金により溶融押出されることを特
    徴とするポリエステルフィルムの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001170987A (ja) * 1999-12-16 2001-06-26 Toray Ind Inc 熱可塑性樹脂フィルムおよび熱可塑性樹脂フィルムの製造法

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JP2001170987A (ja) * 1999-12-16 2001-06-26 Toray Ind Inc 熱可塑性樹脂フィルムおよび熱可塑性樹脂フィルムの製造法

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