JPH10333303A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料用発色現像液及びそれを用いた処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料用発色現像液及びそれを用いた処理方法

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JPH10333303A
JPH10333303A JP16184597A JP16184597A JPH10333303A JP H10333303 A JPH10333303 A JP H10333303A JP 16184597 A JP16184597 A JP 16184597A JP 16184597 A JP16184597 A JP 16184597A JP H10333303 A JPH10333303 A JP H10333303A
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信 金高
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信哉 茂森
Michiyuki Katagiri
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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保恒性が維持され、発色濃度の低下、カブリ
の発生等の写真性能の劣化がなく、臭気の少ない劇物を
含有しない発色現像液を得る。 【解決手段】 発色現像液にN,N−ビス(3−アルコ
キシ−2−ヒドロキシプロピル)ヒドロキシルアミンを
含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料用発色現像液及びそれを用いた処理方法
に関するもので、特に発色現像の連続処理時にも安定に
処理できる発色現像液及びそれを用いたハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料の処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー写真感光材料の処理は、感光材料
を像露光後、発色現像処理、銀漂白処理、ハロゲン化銀
定着処理、漂白処理と定着処理を同時に行う漂白定着処
理、水洗処理、水洗処理に代えるリンス処理、安定処
理、乾燥処理が基本処理であり、この他各処理液に使用
するために、又、処理後の感光材料の物理的強度を増す
ために及び安定性を増すために付加される処理工程があ
る。
【0003】現在多く使用されているハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料の処理は、カラーネガフィルムからカラ
ープリントを得る方法であり、他に直接最終画像を得る
ポジカラーフィルム及びプリントを得る方法もあり、こ
れらの処理工程は、カラーネガフィルム又はカラープリ
ントを得る工程に黒白現像処理が加えられた処理方法が
基本的である。更に、カラープリントのユーザーは、プ
リントを少しでも早く見たいとの要望から、短時間でプ
リントが出来ることを望み、これに対応するために処理
の迅速化が必要となっている。
【0004】近年、ハロゲン化銀カラー写真感光材料の
処理は感光材料の改良により迅速処理が可能になってい
る。更に、処理をするに当っては、自動現像機により簡
単に多量の処理が可能となっており、併せて自動現像機
の発達により、小型、安価となり数多くの機械が使用さ
れている。ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理に使
用する発色現像液は、パラフェニレンジアミンのような
芳香族第一級アミン系発色現像主薬が使用される。この
発色現像主薬の空気酸化等を防止するための保恒剤とし
て、亜硫酸塩及びヒドロキシルアミン、発色現像液をア
ルカリに保つためのアルカリ剤として、炭酸、リン酸等
のアルカリ金属塩及び水酸化アルカリ、抑制剤、水質軟
化剤、その他必要に応じて添加剤が使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】カラーペーパー用ハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料は、迅速処理を可能にする
ため、塩化銀の使用比率の高い、塩臭化銀乳剤が使用さ
れている。この塩化銀の比率の高い、塩臭化銀感光材料
はこれまで使用されてきているヒドロキシルアミンでは
発色濃度が低くなってしまう。このため、同じ保恒剤で
ある亜硫酸塩のみを使用した場合、発色現像液の安定性
はある程度維持できるが、処理が進み時間が経過した発
色現像液では、カブリの発生があり、使用することがで
きない。
【0006】この様な状況から、ヒドロキシルアミンに
代り、N,N−ジエチルヒドロキシルアミンの使用が一
般的となっている。このN,N−ジエチルヒドロキシル
アミンは、ヒドロキシルアミン程ではないが、同じよう
に発色濃度を低下させる性質を持っている。更に悪いこ
とに、N,N−ジエチルヒドロキシルアミンは特異な臭
気を持っており、所謂ミニラボと云われている一般店舗
の一部で処理が行われる場合、この臭気は環境の点か
ら、又処理作業に対しても好ましいことではなく、除か
れることが望ましい事項である。他方、カラーネガフィ
ルムの発色現像液に使用される保恒剤は、ヒドロキシル
アミンが一般的であるが、本品は劇物であることから使
用することが好ましくない化合物である。
【0007】一方、これら写真処理に当っては、簡単に
多量の写真を迅速に処理するために自動現像機が使用さ
れ、感光材料の処理に当り、必要な処理液を補充液とし
て補充しながら処理が行われる。この補充液は一定量毎
に準備されるため、使用し切るまでにある時間が経過す
るので、始めの頃と、ある時間経過した状態は補充液の
状態は違うこととなるが、このようなことが生じると、
処理された写真の質に変化が生じるので、この補充液の
安定性はよいものにしておかなくてはならない。又、自
動現像機中で使用される処理液は、絶えず補充される補
充液量に見合った量が排出されるが、この間やはりある
時間の経過があり、この時間経過内での安定性も必要で
ある。
【0008】撮影者から処理を依頼された写真処理業者
は、短時間のうちに要望に添うため、処理を迅速に行う
必要があり、特に処理剤の工程迅速化が要望されてい
る。迅速な発色現像を行うためには、発色現像液は高活
性の処理液となる。このような場合、当然処理液は劣化
が激しくなり、長期間使用した場合、組成内容の変化が
生じ、現像活性低下、画質の変化、ペーパー全体の汚れ
の発生となり、満足できるものではない。これらの原因
として考えられるものは、使用している発色現像主薬及
び保恒剤の劣化、アルカリ度の低下、更に処理される感
光材料から溶出する物質等の蓄積である。
【0009】更に、自動現像機を使用して処理する場
合、感光材料の処理量に見合った廃液が発生するが、省
資源又廃棄物による環境の影響を考え廃液量を減らす、
即ち、補充量の減量を行うこととなるが、補充量が減量
されると用意された補充液が使用されるまでに時間がか
かり、更に自動現像機中に滞留する時間が長くなり、そ
の時間に応じて処理液の劣化が進行することとなる。
【0010】これらの問題に対し、特開平1−2983
52号公報、特開平3−63646号公報、米国特許第
5,508,155号明細書、国際特許出願WO96/
28761号公報等に種々のヒドロキシルアミン誘導体
の提案がある。しかしながら、これらの化合物は、臭気
の点、処理液安定性の点で改善は見られるものの、充分
満足できるものではない。
【0011】従って本発明者等は、発色現像液の保恒性
が維持され、発色濃度の低下がなく、且つカブリの発生
がない臭気の少ない劇物でないハロゲン化銀カラー写真
感光材料を処理する発色現像液及びこれを用いた処理方
法を検討した結果、特定の組成物を含む発色現像液で処
理することでこれらの問題点を解決することを見出し、
本発明に至ったもので、その目的とするところは、発色
現像液の保恒性が維持され、発色濃度の低下、カブリの
発生等の写真性能の劣化がなく、且つ臭気の少ない、劇
物を含有しない発色現像液及びこれを用いたハロゲン化
銀カラー写真感光材料の処理方法を提供するものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハロゲン化銀
カラー写真感光材料を処理するに当り、発色現像液の保
恒性が維持され、発色濃度の低下、カブリの発生等の写
真性能の劣化がなく、且つ臭気の少ない、劇物を含有し
ない発色現像組成物及びこれを用いたハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料の処理方法において、 (1)N,N−ビス(3−アルコキシ−2−ヒドロキシ
プロピル)ヒドロキシルアミンを含むことを特徴とする
発色現像液。 (2)ハロゲン化銀カラー写真感光材料を像露光後、発
色現像の処理において、請求項1に記載の発色現像液を
使用することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光
材料の処理により達成された。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を詳細に
説明する。本発明の発色現像液に用いられる発色現像主
薬としては、一般的に用いられる芳香族第一級アミン系
発色現像主薬の何れでも使用できる。本発明に用いられ
る好ましい発色現像主薬は、例えば、ジャーナル・オブ
・アメリカン・ケミカル・ソサイアティ(J.Am.Chem.So
c.,)73.3100(1951)及びハイスト(Haist)、現代写
真の処理(Modern Photographic Processing).1979.ジ
ョン・ウィリー・アンド・サンズ(John Wiley and Son
s).ニューヨーク.の545頁以降に記載されてい
る。
【0014】本発明に用いられる発色現像液には通常使
用される種々の成分、例えば、水酸化カリウム、水酸化
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、リン酸カ
リウム、リン酸ナトリウム等のアルカリ剤、亜硫酸ナト
リウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫
酸水素カリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫
酸カリウム等の亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、メタ重亜硫酸
塩、塩化カリウム、塩化ナトリウム、臭化カリウム、臭
化ナトリウム、沃化カリウム、沃化ナトリウム等のハロ
ゲン化合物、アミノポリカルボン酸、ポリスチレンスル
フォン酸、ポリホスフォン酸等の水軟化剤、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン等濃厚化剤及び現像促進剤を
含有させることができる。更に、添加剤として、ニトロ
ベンゾイミダゾール、メルカプトベンゾイミダゾール、
5−メチル−ベンゾトリアゾール、1−フェニル−5−
メルカプトテトラゾールの化合物、ステイン防止剤、ス
ラッジ防止剤等が使用される。又、本発明の発色現像液
は、pH9,5以上で使用されることが好ましいが、一
般にpHはある程度上げることにより、迅速な処理が可
能となるが、経時により変質してカブリやベースの汚染
の原因となる。
【0015】本発明の発色現像液及び処理方法に於て
は、発色現像液の経時に於ける保恒性が維持され、発色
濃度の低下がなく、且つガブリの発生のない、臭気の少
ない劇物でない液で処理することができる。本発明に用
いる漂白液に使用される漂白剤は有機酸の金属錯塩であ
り、該錯塩として、アミノポリカルボン酸、クエン酸等
の有機酸と鉄、コバルト、銅等の金属である。このよう
な有機酸の金属錯塩を形成するために用いられる最も好
ましい有機酸として、ポリカルボン酸があり、これらの
ポリカルボン酸又はアミノポリカルボン酸はアルカリ金
属塩、アンモニウム塩、水溶性アミン塩であってもよ
い。これらの具体例としては、エチレンジアミンテトラ
酢酸、1,3−プロピレンジアミンテトラ酢酸、ジエチ
レントリアミンペンタ酢酸、エチレンジアミン−N−
(β−オキシエチル)−N,N’,N’−トリ酢酸、プ
ロピレンジアミンテトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸、イミ
ノジ酢酸、シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸、ジヒド
ロキシエチルグリシンクエン酸、エチルエーテルジアミ
ンテトラ酢酸、エチレンジアミンテトラプロピオン酸、
フェニレンジアミンテトラ酢酸等及びこれらの酸のアル
カリ金属塩、アンモニウム塩、水溶性アミン塩である。
【0016】ハロゲン化剤としては、ハロゲン化水素酸
及びハロゲンのアルカリ金属塩、アンモニウム塩が一般
的であり、これらの具体例としては、塩化水素酸、臭化
水素酸等、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化アンモ
ニウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、臭化アンモニ
ウム等である。緩衝剤としては、無機の弱酸及び有機酸
とアルカリ剤を組合わせて使用される。無機の弱酸とし
ては、炭酸、ホウ酸、リン酸、有機酸としては、酢酸、
クエン酸、マレイン酸、コハク酸等であり、これらの具
体例としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ア
ンモニウム、ホウ酸ナトリウム、ホウ酸カリウム、ホウ
酸アンモニウム、リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、
リン酸アンモニウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、
酢酸アンモニウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリ
ウム、クエン酸アンモニウム、コハク酸ナトリウム、コ
ハク酸カリウム、コハク酸アンモニウム、マレイン酸ア
ンモニウム等である。
【0017】更に、漂白促進作用のための添加剤が使用
される。これら添加剤に関しては、特開昭54-35727号、
特開昭55-25064号、特開昭60-12549号、特開昭60-76745
号、特開昭60-95540号、特開昭60-125843号、特開昭60-
221754号、特開昭60-230140号、特開昭60-244950号、特
開昭61-50149号、特開昭61-118752号、特開昭62-80649
号、特開昭62-89963号、特開昭62-131260号、特開昭62-
135835号、特開昭62-166344号、特開昭62-166345号、特
開昭62-166346号、特開昭62-166347号、特開昭62-16634
8号、特開昭62-168159号、特開昭63-8741号、特開昭63-
73247号、特開昭63-163853号、特開昭63-256953号、特
開昭63-261362号、特開平1-2048号、特開平1-13550号、
特開平1-15739号、特開平1-102559号、特開平1-170943
号、特開平1-211757号、特開平1-213650号、特開平1-22
595号、特開平1-245256号、特開平2-44349号、特開平2-
93454号、特開平2-103041号等に記載されている。
【0018】本発明に用いる定着液に使用する定着剤
は、ハロゲン化銀と反応して水溶性の錯塩を形成する化
合物で、チオ硫酸塩、チオシアン酸塩等で、その具体例
として、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム、チオ
硫酸アンモニウム、チオシアン酸ナトリウム、チオシア
ン酸カリウム、チオシアン酸アンモニウム等で、更に、
チオ尿素、チオエーテル等の化合物である。保恒剤とし
ては、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、メタ重亜硫酸塩等で、
その具体例として、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウ
ム、亜硫酸アンモニウム、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫
酸水素カリウム、亜硫酸水素アンモニウム、メタ重亜硫
酸ナトリウム、メタ重亜硫酸カリウム等である。
【0019】緩衝剤としては、無機の弱酸及び有機酸と
アルカリ剤を組合わせて使用される。無機の弱酸として
は、炭酸、ホウ酸、リン酸、有機酸としては、酢酸、ク
エン酸、コハク酸等であり、これらの具体例としては、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウム、ホ
ウ酸ナトリウム、ホウ酸カリウム、ホウ酸アンモニウ
ム、リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、リン酸アンモ
ニウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸アンモニ
ウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン
酸アンモニウム、コハク酸ナトリウム、コハク酸カリウ
ム、コハク酸アンモニウム等である。
【0020】本発明に用いる漂白定着液に使用する漂白
剤は、前記漂白液で使用する漂白剤であり、定着液は前
記定着液で使用する定着剤であり、緩衝剤は前記漂白液
及び定着液で使用する緩衝剤である。更に、漂白定着を
促進するための添加剤が使用される。これら添加剤に関
しては、特公昭45-8506号、特公昭45-8836号、特開昭46
-280号、特公昭46-556号、特開昭49-42349号、特公昭53
-9854号、特開昭54-71634号、ベルギー特許第770910号
等に記載されている。
【0021】本発明での水洗処理は、水洗もしくはそれ
に代る安定化処理で行われる。水洗に代る安定化処理の
場合、使用する安定化液のpHは5〜8であり、安定化
処理液に含有することができる緩衝剤は一般に知られて
いるアルカリ剤又は酸剤の如何なるものも使用できる。
【0022】次に本発明に使用するN,N−ビス(3−
アルコキシ−2−ヒドロキシプロピル)ヒドロキシルア
ミンの具体的化合物の例を挙げる。但し、本発明はこれ
らの化合物に限定されない。 〔1〕
【化2】 〔2〕
【化3】 〔3〕
【化4】 〔4〕
【化5】 〔5〕
【化6】 〔6〕
【化7】 〔7〕
【化8】 〔8〕
【化9】
〔9〕
【化10】
【0023】本発明に使用するN,N−ビス(3−アル
コキシ−2−ヒドロキシプロピル)ヒドロキシルアミン
は既知の方法により容易に合成することができる。代表
的な例としては、「ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサ
イアティ(J.Chem.Soc.,),75,1009(1899),J.Chem.So
c.,1963,3144等に記載の過酸化水素水を用いた2級アミ
ンの酸化反応。ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイア
ティ(J.Chem.Soc.,),79,964(1957),J.Chem.Soc.,195
5,769等に記載のアミンオキシドのコープ離脱反応、又
一般的なヒドロキシルアミンのハロゲン化アルキルへの
置換反応、ヒドロキシルアミンのオレフィンへの付加分
反応、ヒドロキシルアミンとオキシラン化合物との開環
反応が挙げられる。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、これにより本発明が限定されるものではない。〔実
施例1〕以下に示す組成の発色現像液(A)を調製し、
1lビーカー中、室温下、開放放置を行った。4週間
後、蒸発した分の水を補い、高速液体クロマトグラフィ
ーにより残存する発色現像主薬量を測定した。その結果
は表1に示す通りである。 発色現像液(A) ジエチレントリアミン五酢酸 2.0g 塩化ナトリウム 5.0g 炭酸カリウム(無水) 25.0g N−エチル−N−(β−メタンスルホンアミド エチル)−3−メチル−4−アミノアニリン硫 酸塩(発色現像主薬) 5.0g トリエタノールアミン 15.0g 蛍光増白剤(4,4’−ジアミノスチルベン系) 2.0g 表1に記載の化合物 0.022mol 水を加えて 1.0l pH(水酸化カリウム又は硫酸を使用して) 10.05
【表1】 化合物A ジエチルヒドロキシルアミン 化合物B
【化11】 (特開平3−259145号公報に記載の化合物) 化合物C
【化12】 (特開平2−191950号公報に記載の化合物) 化合物D
【化13】 (特開平1−298352号公報に記載の化合物) 表1の結果から、本発明のN,N−ビス(3−アルコキ
シ−2−ヒドロキシプロピル)ヒドロキシルアミンは、
単にヒドロキシル基あるいはアルコキシル基で置換され
たヒドロキシルアミン誘導体には見られない優れた残存
効果を有していることが判る。
【0025】〔実施例2〕市販のカラーペーパーを用
い、像露光後、表2の処理工程と処理液にて処理を行っ
た。
【表2】 補充量は感光材料1m2当りの量で表す。安定処理工程
は4タンクでからへの向流方式とした。
【0026】 発色現像液 タンク液 補充液 水 800ml 800ml ジエチレントリアミン五酢酸 2.0g 2.0g 塩化ナトリウム 5.0g ━━━ 炭酸カリウム(無水) 25.0g 25.0g トリエタノールアミン 12.0g 12.0g 蛍光増白剤(4,4’−ジアミノスチルベン系) 2.5g 4.0g 表3に記載の化合物 0.022mol 0.055mol 亜硫酸ナトリウム 0.1g 0.2g N−エチル−N−(β−メタンスルホンアミド エチル)−3−メチル−4−アミノアニリン 硫酸塩 5.5g 11.0g 水を加えて 1.0l 1.0l pH(水酸化カリウム又は硫酸を使用して) 10.05 11.00
【0027】 漂白定着液 タンク液 補充液 水 600ml 600ml チオ硫酸アンモニウム(75%) 93ml 155ml 亜硫酸アンモニウム・1水塩 27.0g 45.1g エチレンジアミン四酢酸鉄(III)アンモニウム 55.0g 91.2g エチレンジアミン四酢酸 4.5g 7.5g 水を加えて 1.0l 1.0l pH(酢酸を使用して) 6.00 5.50
【0028】 安定液(タンク液と補充液は共通) 水 900ml 2−アミノベンゾチアゾール 0.1g 1−ヒドロキシアルキリデン−1,1− ジホスホン酸 4.0g 水を加えて 1.0l
【0029】感光材料の処理量は、1日にカラーペーパ
ー8m2を処理し、発色現像液のタンク容量分補充する
まで実施した。この時、市販のコントロールストリップ
により処理の開始時と終了時の状態を測定し、最小濃度
の変化(△Dmin)、感度点の変化(△LD)、コント
ラストの変化(△HD−LD)を見た。尚、測定には反
射型濃度計(X−RITE310)を用い、その結果は
表3,4に示す通りである。
【表3】
【表4】 表中上段は青色光濃度を示し、中段は緑色光濃度を示
し、下段は赤色濃度を示す。
【0030】表3,4の結果から明らかなように、低補
充で処理液のタンク内での滞留が長い処理条件下でも、
本発明のN,N−ビス(3−アルコキシ−2−ヒドロキ
シプロピル)ヒドロキシルアミンを含む発色現像液を用
いた場合、最小濃度の上昇、感度の低下等を起こさない
安定した処理が行えることが分かる(実験No.4〜
6)。一方、比較実験(実験No.1〜3)の発色現像
液を用いた場合、最小濃度の上昇、感度の低下が起り、
安定した処理を続けることは困難であった。
【0031】〔実施例3〕市販のカラーネガフィルムを
用い、像露光後、表5の処理工程と処理液にて処理を行
った。
【表5】 補充量は感光材料35mm巾1.1m当り(24Ex.
1本相当)の量で表す。定着処理工程は2タンクでか
らへの向流方式とした。水洗処理工程は3タンクで
からへの向流方式とした。
【0032】 発色現像液 タンク液 補充液 水 800ml 800ml ジエチレントリアミン五酢酸 2.0g 2.0g 亜硫酸ナトリウム 4.0g 4.5g 炭酸カリウム 35.0g 35.0g 沃化カリウム 0.002g ━━━ 臭化ナトリウム 1.3g 0.9g 表6に記載の化合物 0.024mol 0.036mol 2−メチル−4−(N−エチル−N−β−ヒド ロキシエチル)アミノアニリン硫酸塩 4.5g 5.0g 水を加えて 1.0l 1.0l pH(水酸化カリウム又は硫酸を使用して) 10.00 10.15
【0033】 漂白液 タンク液 補充液 水 600ml 600ml 1,3−ジアミノプロパン四酢酸鉄(III) アンモニウム 130.0g 195.0g 臭化アンモニウム 70.0g 105.0g 硝酸アンモニウム 14.0g 21.0g 酢酸 40.0g 60.0g 水を加えて 1.0l 1.0l pH(アンモニア水又は硫酸を使用して) 5.3 3.5
【0034】 定着液 タンク液 補充液 水 600ml 600ml 亜硫酸アンモニウム 45.0g 45.0g チオ硫酸アンモニウム(75%) 260ml 260ml エチレンジアミン四酢酸 10.0g 10.0g 水を加えて 1.0l 1.0l pH(アンモニア水又は酢酸を加えて) 6.85 6.75
【0035】 水洗水(タンク液と補充液は共通) 水 900ml 900ml ウエットール(中外写真薬品(株)製品) 15ml 15ml ホルマリン(37%) 7ml 7ml 水を加えて 1.0l 1.0l
【0036】感光材料の処理量は、1日にカラーネガフ
ィルム(24EX)50本を処理し、発色現像のタンク
容量分補充するまで実施した。この時、市販のコントロ
ールストリップにより処理の開始時と終了時の状態を測
定し、最小濃度の変化(△Dmin)、感度点の変化(△
LD)、コントラストの変化(△HD−LD)を見た。
尚、測定には透過型濃度計(X−RITE310)を用
い、その結果は表6に示す通りである。
【表6】 表中上段は青色光濃度を示し、中段は緑色光濃度を示
し、下段は赤色濃度を示す。
【0037】以上の結果からも分かるように、本発明の
発色現像液を使用する処理方法は、カラーネガフィルム
を連続的に処理する場合においても、何等問題の起こら
ない安定した処理が可能であることが分かる(実験N
o.2,3)。
【0038】
【発明の効果】上記の如く本発明によれば、発色現像に
おいて、N,N−ビス(3−アルコキシ−2−ヒドロキ
シプロピル)ヒドロキシルアミンを含有する発色現像液
を使用し、ハロゲン化銀カラー写真感光材料を連続的に
処理する場合、安定的に処理することができ、発色現像
液の保恒性が維持され、発色濃度の低下がなく、且つカ
ブリの発生がない状態でハロゲン化銀カラー写真感光材
料を処理することができ、更に、この発色現像液は、臭
気が少なく劇物を使用していないため使用環境のよい状
態で使用できることが分かる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N,N−ビス(3−アルコキシ−2−ヒ
    ドロキシプロピル)ヒドロキシルアミンを含むことを特
    徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料用発色現像
    液。
  2. 【請求項2】 N,N−ビス(3−アルコキシ−2−ヒ
    ドロキシプロピル)ヒドロキシルアミンが下記式(化
    1)を有することを特徴とする請求項1に記載の発色現
    像液。 【化1】 式中R1、R2は炭素数1〜5のアルキル基を示す。
  3. 【請求項3】ハロゲン化銀カラー写真感光材料を像露光
    後、発色現像の処理において、請求項1に記載の発色現
    像液を使用することを特徴とするハロゲン化銀カラー写
    真感光材料の処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011116898A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Fujifilm Finechemicals Co Ltd アゾメチン色素又はインドアニリン色素の製造方法

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