JPH10334546A - 磁気テープ装置の動力伝達装置 - Google Patents
磁気テープ装置の動力伝達装置Info
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- JPH10334546A JPH10334546A JP9146349A JP14634997A JPH10334546A JP H10334546 A JPH10334546 A JP H10334546A JP 9146349 A JP9146349 A JP 9146349A JP 14634997 A JP14634997 A JP 14634997A JP H10334546 A JPH10334546 A JP H10334546A
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- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャプスタンレスの磁気テープ装置におい
て、駆動側回転体の動力をアイドル回転体を介して、い
ずれかのリール軸の従動側回転体に伝達しようとする場
合に、アイドル回転体を前記駆動側回転体および従動側
回転体に確実に圧接させ、また信頼性の高い動力伝達を
実現するのが困難であった。 【解決手段】 磁気ヘッドを搭載している移動ベース3
0に設けられた軸43に、ホルダ42が回転自在で且つ
進退自在に支持されており、アイドル回転体40はFb
方向へ付勢されている。記録または再生モードでは、移
動ベース30が方向へ移動し、アイドル回転体40
は、駆動軸13とリール軸11側の従動側回転体11a
に圧接する。アイドル回転体40への付勢力Fbが駆動
軸13と従動側回転体11aの中間に向けられているた
め、アイドル回転体40と駆動軸13および従動側回転
体11aとの圧接が確実である。
て、駆動側回転体の動力をアイドル回転体を介して、い
ずれかのリール軸の従動側回転体に伝達しようとする場
合に、アイドル回転体を前記駆動側回転体および従動側
回転体に確実に圧接させ、また信頼性の高い動力伝達を
実現するのが困難であった。 【解決手段】 磁気ヘッドを搭載している移動ベース3
0に設けられた軸43に、ホルダ42が回転自在で且つ
進退自在に支持されており、アイドル回転体40はFb
方向へ付勢されている。記録または再生モードでは、移
動ベース30が方向へ移動し、アイドル回転体40
は、駆動軸13とリール軸11側の従動側回転体11a
に圧接する。アイドル回転体40への付勢力Fbが駆動
軸13と従動側回転体11aの中間に向けられているた
め、アイドル回転体40と駆動軸13および従動側回転
体11aとの圧接が確実である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録再生装置
として使用される磁気テープ装置に係り、特に、一対の
リールに対して動力を選択的に伝達することができる磁
気テープ装置の動力伝達装置に関する。
として使用される磁気テープ装置に係り、特に、一対の
リールに対して動力を選択的に伝達することができる磁
気テープ装置の動力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカセット式の磁気テープ装置で
は、磁気テープが、キャプスタンとピンチローラとで挟
持されて磁気テープに一定速度の送り力が与えられ、且
つ巻取り側のテープリールが装着されるリール軸がモー
タにより回転駆動されて記録または再生中の磁気テープ
の巻取りが行なわれる。前記の一般的な磁気テープ装置
では、キャプスタンを駆動するためのモータと、一対の
リール軸を選択して駆動するためのモータとが別個に設
けられる。
は、磁気テープが、キャプスタンとピンチローラとで挟
持されて磁気テープに一定速度の送り力が与えられ、且
つ巻取り側のテープリールが装着されるリール軸がモー
タにより回転駆動されて記録または再生中の磁気テープ
の巻取りが行なわれる。前記の一般的な磁気テープ装置
では、キャプスタンを駆動するためのモータと、一対の
リール軸を選択して駆動するためのモータとが別個に設
けられる。
【0003】また、キャプスタンを設けずに、リール軸
を駆動するモータを用いて一対のリール軸を選択的に駆
動する磁気テープ装置も考えられている。この場合に、
一対のリール軸のいずれかを歯車の噛み合いにより駆動
する方式では、バックラッシュが生じて、磁気テープを
一定速度で送ることは難しい。また、歯車どうしの噛み
合い時の衝撃により、磁気テープの送り速度に大きな変
動が発生しやすい。そこで、リール軸駆動用のモータを
用いてリール軸を駆動し、磁気テープを一定速度で送る
方式として図6に示すものがある。
を駆動するモータを用いて一対のリール軸を選択的に駆
動する磁気テープ装置も考えられている。この場合に、
一対のリール軸のいずれかを歯車の噛み合いにより駆動
する方式では、バックラッシュが生じて、磁気テープを
一定速度で送ることは難しい。また、歯車どうしの噛み
合い時の衝撃により、磁気テープの送り速度に大きな変
動が発生しやすい。そこで、リール軸駆動用のモータを
用いてリール軸を駆動し、磁気テープを一定速度で送る
方式として図6に示すものがある。
【0004】図6に示すものでは、カセットC内に設け
られた一対のテープリールが、リール軸1および2に装
着される。リール軸1には従動側回転体1aが一体に設
けられ、リール軸2には従動側回転体2aが一体に設け
られている。両リール軸1と2との間には、駆動側回転
体として駆動軸3が設けられ、この駆動軸3はモータに
より正逆両方向へ駆動される。カセットC内の磁気テー
プTの早送り動作または巻き戻し動作では、駆動軸3に
設けられた駆動歯車の周囲を遊星移動するアイドル歯車
が、リール軸1および2に設けられた従動歯車のいずれ
かに選択的に噛み合って、リール軸1またはリール軸2
が高速にて回転駆動される。
られた一対のテープリールが、リール軸1および2に装
着される。リール軸1には従動側回転体1aが一体に設
けられ、リール軸2には従動側回転体2aが一体に設け
られている。両リール軸1と2との間には、駆動側回転
体として駆動軸3が設けられ、この駆動軸3はモータに
より正逆両方向へ駆動される。カセットC内の磁気テー
プTの早送り動作または巻き戻し動作では、駆動軸3に
設けられた駆動歯車の周囲を遊星移動するアイドル歯車
が、リール軸1および2に設けられた従動歯車のいずれ
かに選択的に噛み合って、リール軸1またはリール軸2
が高速にて回転駆動される。
【0005】また、磁気テープTを一定速度で送って、
記録または再生動作が行なわれるときには、ゴムローラ
などのアイドル回転体4を介してリール軸1または2が
駆動される。前記アイドル回転体4の軸4aは、駆動軸
3を中心として揺動動作可能に設けられたアイドルアー
ム5に支持されている。また、アイドルアーム5に対し
て軸4aが移動余裕を有するように支持されており、軸
4aと駆動軸3との間に設けられたスプリング6によ
り、アイドル回転体4が駆動軸3に圧接されている。
記録または再生動作が行なわれるときには、ゴムローラ
などのアイドル回転体4を介してリール軸1または2が
駆動される。前記アイドル回転体4の軸4aは、駆動軸
3を中心として揺動動作可能に設けられたアイドルアー
ム5に支持されている。また、アイドルアーム5に対し
て軸4aが移動余裕を有するように支持されており、軸
4aと駆動軸3との間に設けられたスプリング6によ
り、アイドル回転体4が駆動軸3に圧接されている。
【0006】図6に示すように、リール軸1を巻取り側
として使用するときには、駆動軸3が反時計方向へ回動
し、これに追従してアイドル回転体4が反時計回りに遊
星移動して、アイドル回転体4が右側の従動側回転体1
aに圧接する方向へ移動し、駆動軸3からアイドル回転
体4を介して従動側回転体1aに回転力が与えられ、リ
ール軸1が反時計方向へ駆動される。このとき、リール
軸1と2の回転速度が常に検知され、磁気テープTの走
行速度が一定となるように、リール軸1の回転数が時間
の経過と共に変化するように制御される。またテープの
走行方向が切換えられるときには、駆動軸3が時計方向
へ回転駆動され、アイドル回転体4が時計方向へ遊星移
動して、図示左側の従動側回転体2aに圧接し、リール
軸2が時計方向へ駆動されて、テープが図示左側のテー
プリールに巻き取られる。
として使用するときには、駆動軸3が反時計方向へ回動
し、これに追従してアイドル回転体4が反時計回りに遊
星移動して、アイドル回転体4が右側の従動側回転体1
aに圧接する方向へ移動し、駆動軸3からアイドル回転
体4を介して従動側回転体1aに回転力が与えられ、リ
ール軸1が反時計方向へ駆動される。このとき、リール
軸1と2の回転速度が常に検知され、磁気テープTの走
行速度が一定となるように、リール軸1の回転数が時間
の経過と共に変化するように制御される。またテープの
走行方向が切換えられるときには、駆動軸3が時計方向
へ回転駆動され、アイドル回転体4が時計方向へ遊星移
動して、図示左側の従動側回転体2aに圧接し、リール
軸2が時計方向へ駆動されて、テープが図示左側のテー
プリールに巻き取られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す磁気テープ
装置では、記録または再生時に、駆動軸3からリール軸
1または2に対してバックラッシュを生じることなく、
また歯車どうしの噛み合いに特有な噛み合い衝撃振動を
生じることなく、円滑な回転力の伝達が可能である。し
かし、図6に示す構造では、以下の問題がある。
装置では、記録または再生時に、駆動軸3からリール軸
1または2に対してバックラッシュを生じることなく、
また歯車どうしの噛み合いに特有な噛み合い衝撃振動を
生じることなく、円滑な回転力の伝達が可能である。し
かし、図6に示す構造では、以下の問題がある。
【0008】(1)アイドル回転体4の軸4aに掛けら
れているスプリング6による付勢力Faが、前記軸4a
から駆動軸3に向かう方向へ与えられているが、このス
プリング6による付勢力Faをあまり大きくすると回転
負荷が増大することになる。またアイドル回転体4は周
囲にゴムなどが設けられているものであるため、前記ス
プリング6の付勢力を大きくすると、前記ゴムの撓み量
が大きくなってアイドル回転体4の表面が劣化しやす
い。したがって前記スプリング6の付勢力Faを大きく
することに限界がある。一方、アイドル回転体4と従動
側回転体1aまたは従動側回転体2aとの圧接力は、駆
動軸3の正逆両方向への回動力に応じたアイドル回転体
4の首振りの付勢力に頼ることになり、アイドル回転体
4と各従動側回転体1aまたは2aとの圧接力を大きく
できない。このようにアイドル回転体4を、駆動軸3と
従動側回転体1a、2aの双方に対して確実に圧接させ
ることが難しく、回転力の伝達の際にスリップが発生し
やすい。
れているスプリング6による付勢力Faが、前記軸4a
から駆動軸3に向かう方向へ与えられているが、このス
プリング6による付勢力Faをあまり大きくすると回転
負荷が増大することになる。またアイドル回転体4は周
囲にゴムなどが設けられているものであるため、前記ス
プリング6の付勢力を大きくすると、前記ゴムの撓み量
が大きくなってアイドル回転体4の表面が劣化しやす
い。したがって前記スプリング6の付勢力Faを大きく
することに限界がある。一方、アイドル回転体4と従動
側回転体1aまたは従動側回転体2aとの圧接力は、駆
動軸3の正逆両方向への回動力に応じたアイドル回転体
4の首振りの付勢力に頼ることになり、アイドル回転体
4と各従動側回転体1aまたは2aとの圧接力を大きく
できない。このようにアイドル回転体4を、駆動軸3と
従動側回転体1a、2aの双方に対して確実に圧接させ
ることが難しく、回転力の伝達の際にスリップが発生し
やすい。
【0009】(2)アイドル回転体4を、駆動軸3と従
動側回転体1a,2aの双方に確実に接触させるため
に、駆動軸3と従動側回転体1a,2aとの間にアイド
ル回転体4が挟み込まれるようにアイドル回転体4の直
径や各回転体の配置角度を設定することも考えられてい
る。しかしこの場合には、アイドル回転体4が、駆動軸
3および従動側回転体1aまたは2aの間に食い込んで
回転系全体がロック状態になりやすい欠点がある。この
ロック状態を防止するために、通常はアイドルアーム5
の揺動量を規制するストッパが設けられているが、この
ような構造では、従動側回転体からアイドル回転体4に
与えられる反発力により、アイドル回転体4と従動側回
転体との間でスティックスリップが発生しやすくなる。
動側回転体1a,2aの双方に確実に接触させるため
に、駆動軸3と従動側回転体1a,2aとの間にアイド
ル回転体4が挟み込まれるようにアイドル回転体4の直
径や各回転体の配置角度を設定することも考えられてい
る。しかしこの場合には、アイドル回転体4が、駆動軸
3および従動側回転体1aまたは2aの間に食い込んで
回転系全体がロック状態になりやすい欠点がある。この
ロック状態を防止するために、通常はアイドルアーム5
の揺動量を規制するストッパが設けられているが、この
ような構造では、従動側回転体からアイドル回転体4に
与えられる反発力により、アイドル回転体4と従動側回
転体との間でスティックスリップが発生しやすくなる。
【0010】(3)記録または再生時には、アイドル回
転体4が、駆動軸3を中心とした首振り動作を行うこと
により、従動側回転体1aまたは2aに対する動力の伝
達が行なわれ、またテープの早送りまたは巻き戻し動作
では、同じく駆動軸3を中心として首振り動作を行うア
イドル歯車により、各リール軸1または2側の歯車に駆
動力が与えられる。したがって、前記アイドル歯車が例
えばリール軸1側の歯車に噛み合っているときには、ア
イドル回転体4を従動側回転体1aに圧接しないように
規制する必要があり、またアイドル回転体4が例えば従
動側回転体1aに圧接しているときには、アイドル歯車
をリール軸1側の歯車に噛み合わないように規制する必
要がある。このように、動作モードに応じてアイドル回
転体およびアイドル歯車の遊星移動を交互に規制する場
合に、この規制および切換えのための機構を、両リール
軸1と2の間の限られた空間に配置することが必要にな
り、機構が複雑になる。
転体4が、駆動軸3を中心とした首振り動作を行うこと
により、従動側回転体1aまたは2aに対する動力の伝
達が行なわれ、またテープの早送りまたは巻き戻し動作
では、同じく駆動軸3を中心として首振り動作を行うア
イドル歯車により、各リール軸1または2側の歯車に駆
動力が与えられる。したがって、前記アイドル歯車が例
えばリール軸1側の歯車に噛み合っているときには、ア
イドル回転体4を従動側回転体1aに圧接しないように
規制する必要があり、またアイドル回転体4が例えば従
動側回転体1aに圧接しているときには、アイドル歯車
をリール軸1側の歯車に噛み合わないように規制する必
要がある。このように、動作モードに応じてアイドル回
転体およびアイドル歯車の遊星移動を交互に規制する場
合に、この規制および切換えのための機構を、両リール
軸1と2の間の限られた空間に配置することが必要にな
り、機構が複雑になる。
【0011】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、駆動側回転体と従動側回転体の双方に対して、ゴ
ムローラなどのアイドル回転体を確実に圧接させること
ができ、且つスティックスリップなどの発生を防止で
き、駆動側回転体から従動側回転体へ確実に動力を伝達
できるようにした磁気テープ装置の動力伝達装置を提供
することを目的としている。
あり、駆動側回転体と従動側回転体の双方に対して、ゴ
ムローラなどのアイドル回転体を確実に圧接させること
ができ、且つスティックスリップなどの発生を防止で
き、駆動側回転体から従動側回転体へ確実に動力を伝達
できるようにした磁気テープ装置の動力伝達装置を提供
することを目的としている。
【0012】また本発明は、簡単な機構で、アイドル回
転体を、一対の従動側回転体に対して確実に切換えて圧
接させることができるようにした磁気テープ装置の動力
伝達装置を提供することを目的としている。
転体を、一対の従動側回転体に対して確実に切換えて圧
接させることができるようにした磁気テープ装置の動力
伝達装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気テープ装置
の動力伝達装置は、テープリールと共に回転する従動側
回転体と、モータで駆動される駆動側回転体と、前記駆
動側回転体と前記従動側回転体とに圧接し且つ離反する
アイドル回転体と、前記アイドル回転体を回転自在に支
持するホルダとを有し、前記ホルダは、前記駆動側回転
体の回転中心および従動側回転体の回転中心を頂点とし
た三角形の他の頂点の位置に配置された支持軸に対し
て、揺動自在に支持されており、且つ前記アイドル回転
体を、前記駆動側回転体の回転中心および従動側回転体
の回転中心とを結ぶ線に対して交叉する方向へ付勢して
前記アイドル回転体を前記駆動側回転体および従動側回
転体に圧接させる付勢部材が設けられていることを特徴
とするものである。
の動力伝達装置は、テープリールと共に回転する従動側
回転体と、モータで駆動される駆動側回転体と、前記駆
動側回転体と前記従動側回転体とに圧接し且つ離反する
アイドル回転体と、前記アイドル回転体を回転自在に支
持するホルダとを有し、前記ホルダは、前記駆動側回転
体の回転中心および従動側回転体の回転中心を頂点とし
た三角形の他の頂点の位置に配置された支持軸に対し
て、揺動自在に支持されており、且つ前記アイドル回転
体を、前記駆動側回転体の回転中心および従動側回転体
の回転中心とを結ぶ線に対して交叉する方向へ付勢して
前記アイドル回転体を前記駆動側回転体および従動側回
転体に圧接させる付勢部材が設けられていることを特徴
とするものである。
【0014】本発明の前記アイドル回転体は、ゴムロー
ラまたは樹脂ローラ、または周囲にゴム層または樹脂層
が形成されたローラであり、このアイドル回転体が、駆
動側回転体と従動側回転体の双方に圧接された状態で、
駆動側回転体の回転力がアイドル回転体を介して従動側
回転体に伝達される。この動力伝達経路はローラ状の回
転体の圧接により形成されるため、動力伝達経路にバッ
クラッシュがなく、また歯車どうしの噛み合いによる衝
撃振動も発生しない。よって、キャプスタンレスにより
磁気テープを一定速度で走行させる装置に適する。
ラまたは樹脂ローラ、または周囲にゴム層または樹脂層
が形成されたローラであり、このアイドル回転体が、駆
動側回転体と従動側回転体の双方に圧接された状態で、
駆動側回転体の回転力がアイドル回転体を介して従動側
回転体に伝達される。この動力伝達経路はローラ状の回
転体の圧接により形成されるため、動力伝達経路にバッ
クラッシュがなく、また歯車どうしの噛み合いによる衝
撃振動も発生しない。よって、キャプスタンレスにより
磁気テープを一定速度で走行させる装置に適する。
【0015】アイドル回転体のホルダを支持する支持軸
は、駆動側回転体の回転中心と従動側回転体の回転中心
とで三角形の頂点を形成する位置に設けられ、アイドル
回転体が、前記両回転中心を結ぶ線に対して交叉する方
向へ付勢されているため、この付勢力により、アイドル
回転体が、駆動側回転体と従動側回転体の双方に対して
確実に圧接されることになり、スリップが生じることな
く、確実な動力伝達を実現できる。特に、アイドル回転
体が、駆動側回転体と従動側回転体との間にほぼ均等に
加圧されるため、アイドル回転体が、駆動側回転体と従
動側回転体との中間に食い込まない配置にできる。よっ
て、食い込みによる回転系のロックが発生せず、またス
ティックスリップを防止できるようになる。
は、駆動側回転体の回転中心と従動側回転体の回転中心
とで三角形の頂点を形成する位置に設けられ、アイドル
回転体が、前記両回転中心を結ぶ線に対して交叉する方
向へ付勢されているため、この付勢力により、アイドル
回転体が、駆動側回転体と従動側回転体の双方に対して
確実に圧接されることになり、スリップが生じることな
く、確実な動力伝達を実現できる。特に、アイドル回転
体が、駆動側回転体と従動側回転体との間にほぼ均等に
加圧されるため、アイドル回転体が、駆動側回転体と従
動側回転体との中間に食い込まない配置にできる。よっ
て、食い込みによる回転系のロックが発生せず、またス
ティックスリップを防止できるようになる。
【0016】またアイドル回転体のホルダは、支持軸に
対して揺動可能に支持されているため、アイドル回転体
が駆動側回転体と従動側回転体との間に自然に入り込
み、アイドル回転体が、駆動側回転体と従動側回転体の
双方へ確実に圧接されるようになる。よって、各部品の
配置に交叉や誤差があっても、これらを吸収することが
可能である。
対して揺動可能に支持されているため、アイドル回転体
が駆動側回転体と従動側回転体との間に自然に入り込
み、アイドル回転体が、駆動側回転体と従動側回転体の
双方へ確実に圧接されるようになる。よって、各部品の
配置に交叉や誤差があっても、これらを吸収することが
可能である。
【0017】また、例えば、磁気ヘッドと共に前記テー
プリールの方向へ進退移動する移動ベースに前記ホルダ
を支持する支持軸が設けられ、前記移動ベースの移動に
応じて前記アイドル回転体が、駆動側回転体および従動
側回転体に圧接し且つ離反するものとすることが可能で
ある。
プリールの方向へ進退移動する移動ベースに前記ホルダ
を支持する支持軸が設けられ、前記移動ベースの移動に
応じて前記アイドル回転体が、駆動側回転体および従動
側回転体に圧接し且つ離反するものとすることが可能で
ある。
【0018】ホルダを支持する支持軸が移動ベースに設
けられていると、記録または再生モードにおいて、磁気
ヘッドが磁気テープに圧接する位置へ至ったときに、ア
イドル回転体が駆動側回転体と従動側回転体の双方に圧
接し、それ以外のモードでは、アイドル回転体が駆動側
回転体と従動側回転体とから離れるようになる。磁気ヘ
ッドの移動力を用いてアイドル回転体の接離を行うこと
により、記録または再生モードへの切換えが容易であ
る。
けられていると、記録または再生モードにおいて、磁気
ヘッドが磁気テープに圧接する位置へ至ったときに、ア
イドル回転体が駆動側回転体と従動側回転体の双方に圧
接し、それ以外のモードでは、アイドル回転体が駆動側
回転体と従動側回転体とから離れるようになる。磁気ヘ
ッドの移動力を用いてアイドル回転体の接離を行うこと
により、記録または再生モードへの切換えが容易であ
る。
【0019】さらに、一対の前記従動側回転体の中間に
前記駆動側回転体が設けられるとともに、磁気テープの
走行方向に応じてその向きが切換えられる磁気ヘッド
と、前記磁気ヘッドの向きを切換える切換部材とが設け
られ、前記切換部材の切換移動力によりホルダの向きが
変えられて、前記アイドル回転体が一方の従動側回転体
に圧接する向きと他方の従動側回転体に圧接する向きに
切換えられるものとすることができる。
前記駆動側回転体が設けられるとともに、磁気テープの
走行方向に応じてその向きが切換えられる磁気ヘッド
と、前記磁気ヘッドの向きを切換える切換部材とが設け
られ、前記切換部材の切換移動力によりホルダの向きが
変えられて、前記アイドル回転体が一方の従動側回転体
に圧接する向きと他方の従動側回転体に圧接する向きに
切換えられるものとすることができる。
【0020】磁気ヘッドの向きを切換える切換部材で、
アイドル回転体が圧接される従動側回転体の選択切換え
が可能になるため、アイドル回転体を切換えるための別
個の機構が不要になる。
アイドル回転体が圧接される従動側回転体の選択切換え
が可能になるため、アイドル回転体を切換えるための別
個の機構が不要になる。
【0021】この場合に、前記切換部材によりホルダの
向きが切換えられたときに、前記切換部材とホルダとの
間では、ホルダに対し前記支持軸を中心とした回動余裕
が設けられているものとすることが好ましい。
向きが切換えられたときに、前記切換部材とホルダとの
間では、ホルダに対し前記支持軸を中心とした回動余裕
が設けられているものとすることが好ましい。
【0022】すなわち、アイドル回転体が、選択された
従動側回転体と駆動側回転体の中間に位置するように切
換えられた状態で、アイドル回転体を支持するホルダが
回動余裕を有するように構成すると、アイドル回転体が
駆動側回転体と従動側回転体との間に移動したときに、
駆動側回転体の回転に倣って、アイドル回転体が、駆動
側回転体と従動側回転体の双方へ圧接する位置ヘ自動的
に導かれる。
従動側回転体と駆動側回転体の中間に位置するように切
換えられた状態で、アイドル回転体を支持するホルダが
回動余裕を有するように構成すると、アイドル回転体が
駆動側回転体と従動側回転体との間に移動したときに、
駆動側回転体の回転に倣って、アイドル回転体が、駆動
側回転体と従動側回転体の双方へ圧接する位置ヘ自動的
に導かれる。
【0023】このように、本発明は、オートリバース方
式の磁気テープ装置に適用した場合に、動力伝達のため
の構造を簡単にできる。ただし、オートリバース方式に
限られず、ワンウエイ方式の磁気テープ装置にも本発明
を適用できる。
式の磁気テープ装置に適用した場合に、動力伝達のため
の構造を簡単にできる。ただし、オートリバース方式に
限られず、ワンウエイ方式の磁気テープ装置にも本発明
を適用できる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1(A)は磁気テープ装置を示
す平面図、図1(B)はその正面図である。図1(A)
に示す磁気テープ装置において、符号10はシャーシで
ある。シャーシ10には巻取り側のリール軸11と供給
側のリール軸12が回転自在に支持されている。リール
軸11には、樹脂によりローラ状に形成された従動側回
転体11aが一緒に回転できるように設けられ、この従
動側回転体11aの下部にはリール歯車11bが一体に
形成されている。同様に、リール軸12には、同じく樹
脂によりローラ状に形成された従動側回転体12aが一
緒に回転できるように設けられ、この従動側回転体12
aの下部にはリール歯車12bが一体に形成されてい
る。
す平面図、図1(B)はその正面図である。図1(A)
に示す磁気テープ装置において、符号10はシャーシで
ある。シャーシ10には巻取り側のリール軸11と供給
側のリール軸12が回転自在に支持されている。リール
軸11には、樹脂によりローラ状に形成された従動側回
転体11aが一緒に回転できるように設けられ、この従
動側回転体11aの下部にはリール歯車11bが一体に
形成されている。同様に、リール軸12には、同じく樹
脂によりローラ状に形成された従動側回転体12aが一
緒に回転できるように設けられ、この従動側回転体12
aの下部にはリール歯車12bが一体に形成されてい
る。
【0025】シャーシ10には、両リール軸11と12
の間に位置する駆動軸13が設けられている。この駆動
軸13は、モータの動力により正逆両方向に回転駆動さ
れる駆動側回転体である。前記リール軸11とリール軸
12を高速送りして磁気テープの早送りおよび巻き戻し
を行うための動力伝達経路には歯車が使用される。駆動
軸13には駆動歯車13aが一体に形成されており、こ
の駆動歯車13aの周囲にアイドル歯車14が遊星移動
できるように設けられている。前記駆動軸13にはアイ
ドルアーム15(図4参照)が回動自在に支持されてお
り、アイドル歯車14の軸14aはアイドルアーム15
に支持されている。アイドルアーム15と駆動軸13と
の間、またはアイドルアーム15とアイドル歯車14と
の間には、摩擦力が与えられており、駆動軸13の正逆
両回転に追従して、アイドル歯車14が駆動歯車13a
の周囲を遊星移動する。
の間に位置する駆動軸13が設けられている。この駆動
軸13は、モータの動力により正逆両方向に回転駆動さ
れる駆動側回転体である。前記リール軸11とリール軸
12を高速送りして磁気テープの早送りおよび巻き戻し
を行うための動力伝達経路には歯車が使用される。駆動
軸13には駆動歯車13aが一体に形成されており、こ
の駆動歯車13aの周囲にアイドル歯車14が遊星移動
できるように設けられている。前記駆動軸13にはアイ
ドルアーム15(図4参照)が回動自在に支持されてお
り、アイドル歯車14の軸14aはアイドルアーム15
に支持されている。アイドルアーム15と駆動軸13と
の間、またはアイドルアーム15とアイドル歯車14と
の間には、摩擦力が与えられており、駆動軸13の正逆
両回転に追従して、アイドル歯車14が駆動歯車13a
の周囲を遊星移動する。
【0026】シャーシ10には、前記駆動軸13を中心
とした円弧軌跡にて一定角度範囲に形成された円弧穴1
0aが設けられており、前記アイドル歯車14の軸14
aはこの円弧穴10aに挿入されている。図1(A)に
示すように、シャーシ10の裏面には、アイドル規制部
材16が−方向へ摺動自在に支持されている。この
アイドル規制部材16には、駆動軸13および駆動歯車
13aを逃げるための逃げ窓16aが穿設されており、
この逃げ窓16aの側の端部には、規制辺16bと規
制辺16cが形成されている(図4および図5参照)。
とした円弧軌跡にて一定角度範囲に形成された円弧穴1
0aが設けられており、前記アイドル歯車14の軸14
aはこの円弧穴10aに挿入されている。図1(A)に
示すように、シャーシ10の裏面には、アイドル規制部
材16が−方向へ摺動自在に支持されている。この
アイドル規制部材16には、駆動軸13および駆動歯車
13aを逃げるための逃げ窓16aが穿設されており、
この逃げ窓16aの側の端部には、規制辺16bと規
制辺16cが形成されている(図4および図5参照)。
【0027】同じくシャーシ10の下面には、切換え回
転体20が軸21により回転自在に支持されている。こ
の切換え回転体20は外周部分が歯車であり、また上面
および下面には各部材の位置を制御するカム溝が形成さ
れている。シャーシ10には制御用のモータ23が設け
られ、このモータ23の出力軸に設けられたピニオンギ
ヤ24は中間ギヤ25に噛み合っており、この中間ギヤ
25が切換え回転体20の外周の歯に噛み合っている。
前記制御用のモータ23の回転力は減速されて前記切換
え回転体20に伝達され、切換え回転体20の回転位相
が制御される。前記アイドル規制部材16は、前記切換
え回転体20のカム溝により各動作モードに応じてその
位置が制御される。
転体20が軸21により回転自在に支持されている。こ
の切換え回転体20は外周部分が歯車であり、また上面
および下面には各部材の位置を制御するカム溝が形成さ
れている。シャーシ10には制御用のモータ23が設け
られ、このモータ23の出力軸に設けられたピニオンギ
ヤ24は中間ギヤ25に噛み合っており、この中間ギヤ
25が切換え回転体20の外周の歯に噛み合っている。
前記制御用のモータ23の回転力は減速されて前記切換
え回転体20に伝達され、切換え回転体20の回転位相
が制御される。前記アイドル規制部材16は、前記切換
え回転体20のカム溝により各動作モードに応じてその
位置が制御される。
【0028】記録または再生モードでは、図4に示すよ
うに、前記カム溝によりアイドル規制部材16が方向
へ移動させられる。このとき、アイドル規制部材16に
形成された規制辺16bと16cが円弧穴10aの両側
に位置し、アイドル歯車14の軸14aが前記規制辺1
6bまたは16cにより規制される。よって、駆動軸1
3が反時計方向へ回動してアイドル歯車14が同方向へ
遊星移動しても、アイドル歯車14とリール歯車11b
との噛み合いが阻止される。逆に駆動軸13の時計方向
の回転によりアイドル歯車14が同方向へ遊星移動した
ときも、軸14aが規制辺16cに阻止されて、アイド
ル歯車14とリール歯車12bとの噛み合いが阻止され
る。
うに、前記カム溝によりアイドル規制部材16が方向
へ移動させられる。このとき、アイドル規制部材16に
形成された規制辺16bと16cが円弧穴10aの両側
に位置し、アイドル歯車14の軸14aが前記規制辺1
6bまたは16cにより規制される。よって、駆動軸1
3が反時計方向へ回動してアイドル歯車14が同方向へ
遊星移動しても、アイドル歯車14とリール歯車11b
との噛み合いが阻止される。逆に駆動軸13の時計方向
の回転によりアイドル歯車14が同方向へ遊星移動した
ときも、軸14aが規制辺16cに阻止されて、アイド
ル歯車14とリール歯車12bとの噛み合いが阻止され
る。
【0029】磁気テープの早送りまたは巻き戻しモード
では、図5に示すように、前記カム溝によりアイドル規
制部材16が方向へ移動させられる。このとき、規制
辺16bと16cが円弧穴10aよりも方向へ移動す
る。よって、アイドル歯車14の軸14aは、円弧穴1
0aの両端部まで移動可能になる。図5の状態で、駆動
軸13が反時計方向へ回転すると、アイドル歯車14が
同方向へ遊星移動してリール歯車11bに噛み合い、リ
ール軸11が反時計方向へ高速駆動されて磁気テープが
早送りされ、駆動軸13が時計方向へ回転すると、アイ
ドル歯車14が遊星移動してリール歯車12bに噛み合
い、リール軸12が時計方向へ高速駆動されて磁気テー
プが巻き戻される。
では、図5に示すように、前記カム溝によりアイドル規
制部材16が方向へ移動させられる。このとき、規制
辺16bと16cが円弧穴10aよりも方向へ移動す
る。よって、アイドル歯車14の軸14aは、円弧穴1
0aの両端部まで移動可能になる。図5の状態で、駆動
軸13が反時計方向へ回転すると、アイドル歯車14が
同方向へ遊星移動してリール歯車11bに噛み合い、リ
ール軸11が反時計方向へ高速駆動されて磁気テープが
早送りされ、駆動軸13が時計方向へ回転すると、アイ
ドル歯車14が遊星移動してリール歯車12bに噛み合
い、リール軸12が時計方向へ高速駆動されて磁気テー
プが巻き戻される。
【0030】シャーシ10には、移動ベース30が−
方向へ摺動自在に支持されている。この移動ベース3
0は、前記切換え回転体20に形成されたカム溝により
その位置が制御される。記録または再生モードでは、移
動ベース30が方向へ前進して、移動ベース30に搭
載された磁気ヘッドHが磁気テープに圧接する。キュー
またはレビューモードでは、移動ベース30が前記記録
または再生モードよりもやや側へ戻され、磁気ヘッド
Hが磁気テープに軽く接触する位置まで後退する。ある
いはキューまたはレビューモードと記録または再生モー
ドとで移動ベース30の位置が同じであってもよい。ま
た停止モードでは、移動ベース30がさらに方向へ移
動し、磁気ヘッドHが磁気テープから離れる。
方向へ摺動自在に支持されている。この移動ベース3
0は、前記切換え回転体20に形成されたカム溝により
その位置が制御される。記録または再生モードでは、移
動ベース30が方向へ前進して、移動ベース30に搭
載された磁気ヘッドHが磁気テープに圧接する。キュー
またはレビューモードでは、移動ベース30が前記記録
または再生モードよりもやや側へ戻され、磁気ヘッド
Hが磁気テープに軽く接触する位置まで後退する。ある
いはキューまたはレビューモードと記録または再生モー
ドとで移動ベース30の位置が同じであってもよい。ま
た停止モードでは、移動ベース30がさらに方向へ移
動し、磁気ヘッドHが磁気テープから離れる。
【0031】前記磁気ヘッドHは、記録・再生ヘッドH
aと消去ヘッドHbとが接合されたコンビネーションヘ
ッドであり、この磁気ヘッドHはホルダ31に保持され
ている。図1(B)に示すように、ホルダ31に設けら
れた軸31aは、移動ベース30の折曲片30aに18
0度の角度範囲内で反転回動自在に支持されている。図
1(B)に示すように前記折曲片30aには、軸32に
より扇ギヤ33が支持されており、この扇ギヤ33は、
前記ホルダ31に一体に設けられた反転ギヤ34と噛み
合っている。
aと消去ヘッドHbとが接合されたコンビネーションヘ
ッドであり、この磁気ヘッドHはホルダ31に保持され
ている。図1(B)に示すように、ホルダ31に設けら
れた軸31aは、移動ベース30の折曲片30aに18
0度の角度範囲内で反転回動自在に支持されている。図
1(B)に示すように前記折曲片30aには、軸32に
より扇ギヤ33が支持されており、この扇ギヤ33は、
前記ホルダ31に一体に設けられた反転ギヤ34と噛み
合っている。
【0032】図1(B)に示すように、移動ベース30
上にはヘッド切換部材35が−方向へ摺動自在に支
持されている。ヘッド切換部材35には、ピン35aが
一体に固定されて、このピン35aが、切換え回転体2
0に形成されたカム溝内に挿入されており、切換え回転
体20の回転位相に応じてヘッド切換部材35が前記
方向または方向へ移動させられる。前記扇ギヤ33の
基端部33aは前記ヘッド切換部材35に掛止されてお
り、ヘッド切換部材35の移動方向に応じて扇ギヤ33
が回動させられる。
上にはヘッド切換部材35が−方向へ摺動自在に支
持されている。ヘッド切換部材35には、ピン35aが
一体に固定されて、このピン35aが、切換え回転体2
0に形成されたカム溝内に挿入されており、切換え回転
体20の回転位相に応じてヘッド切換部材35が前記
方向または方向へ移動させられる。前記扇ギヤ33の
基端部33aは前記ヘッド切換部材35に掛止されてお
り、ヘッド切換部材35の移動方向に応じて扇ギヤ33
が回動させられる。
【0033】ヘッド切換部材35が方向へ移動する
と、扇ギヤ33が時計方向へ回動し、このとき図1
(A)に示すように記録・再生ヘッドHaが図示右側で
消去ヘッドHbが図示左側の向きとなって、磁気テープ
が図示右方向へ走行するフォワード記録・再生モードと
なる。ヘッド切換部材35が方向へ移動すると、扇ギ
ヤ33が反時計方向へ回動し、反転ギヤ34と共にホル
ダ31が図1(B)において時計方向へ180度回動さ
せられる。その結果、ホルダ31が180度反転し、記
録・再生ヘッドHaが図示左側で消去ヘッドHbが図示
右側の向きとなって、磁気テープが図示左方向へ走行す
るリバース記録・再生モードとなる。
と、扇ギヤ33が時計方向へ回動し、このとき図1
(A)に示すように記録・再生ヘッドHaが図示右側で
消去ヘッドHbが図示左側の向きとなって、磁気テープ
が図示右方向へ走行するフォワード記録・再生モードと
なる。ヘッド切換部材35が方向へ移動すると、扇ギ
ヤ33が反時計方向へ回動し、反転ギヤ34と共にホル
ダ31が図1(B)において時計方向へ180度回動さ
せられる。その結果、ホルダ31が180度反転し、記
録・再生ヘッドHaが図示左側で消去ヘッドHbが図示
右側の向きとなって、磁気テープが図示左方向へ走行す
るリバース記録・再生モードとなる。
【0034】移動ベース30上には、テープ速度検出器
36が設けられている。記録・再生モードにおいて移動
ベース30が方向へ移動すると、テープ速度検出器3
6の回転体36aが磁気テープに接触して、磁気テープ
の走行速度に応じて回転する。記録・再生モードでは、
駆動側回転体である駆動軸13の回転力が、アイドル回
転体40を介して各従動側回転体11aまたは12aに
与えられる。
36が設けられている。記録・再生モードにおいて移動
ベース30が方向へ移動すると、テープ速度検出器3
6の回転体36aが磁気テープに接触して、磁気テープ
の走行速度に応じて回転する。記録・再生モードでは、
駆動側回転体である駆動軸13の回転力が、アイドル回
転体40を介して各従動側回転体11aまたは12aに
与えられる。
【0035】図2はアイドル回転体40の支持構造を示
す平面図、図3は図2のIII−III線の断面図であ
る。アイドル回転体40はゴムローラまたは軟質な樹脂
ローラなどである。このアイドル回転体40の軸41
は、ホルダ42の先部に回転自在に支持されている。ホ
ルダ42は平面が長方形であり、その基端には切換え腕
42aが一体に延びている。
す平面図、図3は図2のIII−III線の断面図であ
る。アイドル回転体40はゴムローラまたは軟質な樹脂
ローラなどである。このアイドル回転体40の軸41
は、ホルダ42の先部に回転自在に支持されている。ホ
ルダ42は平面が長方形であり、その基端には切換え腕
42aが一体に延びている。
【0036】図2および図3に示すように、移動ベース
30には支持軸43が固定されており、前記ホルダ42
に長手方向に沿って形成された長穴42bが前記支持軸
43に挿通されている。よって、ホルダ42は前記支持
軸43により長手方向へ進退自在で且つ支持軸43に回
動自在に支持されている。また、図3に示すように、ホ
ルダ42の内部に形成されたばね掛け部42cと支持軸
43との間にはスプリング44が掛けられており、この
スプリング44の収縮付勢力により、アイドル回転体4
0がFb方向へ付勢されている。移動ベース30上にて
−方向へ摺動自在に支持されている前記ヘッド切換
部材35には、一対の切換え片35bと35cが折り曲
げられており、前記ホルダ42の基部の切換え腕42a
は、両切換え片35bと35cとの間に介在している。
前記切換え片35bと35cとの間隔Wは、前記切換え
腕42aの幅寸法よりも十分に大きく形成されており、
ホルダ42は常に回動余裕を有している。
30には支持軸43が固定されており、前記ホルダ42
に長手方向に沿って形成された長穴42bが前記支持軸
43に挿通されている。よって、ホルダ42は前記支持
軸43により長手方向へ進退自在で且つ支持軸43に回
動自在に支持されている。また、図3に示すように、ホ
ルダ42の内部に形成されたばね掛け部42cと支持軸
43との間にはスプリング44が掛けられており、この
スプリング44の収縮付勢力により、アイドル回転体4
0がFb方向へ付勢されている。移動ベース30上にて
−方向へ摺動自在に支持されている前記ヘッド切換
部材35には、一対の切換え片35bと35cが折り曲
げられており、前記ホルダ42の基部の切換え腕42a
は、両切換え片35bと35cとの間に介在している。
前記切換え片35bと35cとの間隔Wは、前記切換え
腕42aの幅寸法よりも十分に大きく形成されており、
ホルダ42は常に回動余裕を有している。
【0037】次に上記磁気テープ装置の動作について説
明する。 (停止モード)停止モードでは、切換え回転体20に形
成されたカム溝により、移動ベース30が方向へ移動
させられ、磁気ヘッドHが磁気テープから離される。こ
のとき、移動ベース30に支持されているホルダ42も
方向へ後退し、アイドル回転体40が駆動軸13と従
動側回転体11aおよび12aの双方から離れている。
明する。 (停止モード)停止モードでは、切換え回転体20に形
成されたカム溝により、移動ベース30が方向へ移動
させられ、磁気ヘッドHが磁気テープから離される。こ
のとき、移動ベース30に支持されているホルダ42も
方向へ後退し、アイドル回転体40が駆動軸13と従
動側回転体11aおよび12aの双方から離れている。
【0038】(早送りモード)早送りまたは巻き戻しモ
ードでは、移動ベース30の位置が停止モードと同じで
ある。キューまたはレビューモードすなわちサーチモー
ドでは、切換え回転体20の回転により、移動ベース3
0が前記停止モードよりも方向へ前進し、磁気ヘッド
Hが磁気テープに軽く接触する位置に至る。またはキュ
ー、レビューモードのときに移動ベース30が記録また
は再生モードと同じ位置に前進してもよい。このとき、
アイドル回転体40は、駆動軸13およびいずれかの従
動側回転体11aまたは12aに接近するが、このモー
ドでは、アイドル回転体40は、駆動軸13および従動
側回転体11a,12aには接触しない。
ードでは、移動ベース30の位置が停止モードと同じで
ある。キューまたはレビューモードすなわちサーチモー
ドでは、切換え回転体20の回転により、移動ベース3
0が前記停止モードよりも方向へ前進し、磁気ヘッド
Hが磁気テープに軽く接触する位置に至る。またはキュ
ー、レビューモードのときに移動ベース30が記録また
は再生モードと同じ位置に前進してもよい。このとき、
アイドル回転体40は、駆動軸13およびいずれかの従
動側回転体11aまたは12aに接近するが、このモー
ドでは、アイドル回転体40は、駆動軸13および従動
側回転体11a,12aには接触しない。
【0039】早送りまたは巻き戻しモードなどでは、切
換え回転体20により、図5に示すようにアイドル規制
部材16が方向へ移動させられており、規制辺16b
および16cが、円弧穴10aから外れている。したが
って、アイドル歯車14はリール歯車11bと12bの
いずれかに噛み合う位置まで遊星移動できる。テープの
早送りモードまたはキューモードでは、図5に示すよう
に、モータにより駆動軸13が反時計方向へ駆動され、
アイドル歯車14が同方向へ遊星移動させられてリール
歯車11bに噛み合い、リール軸11が反時計方向へ高
速にて駆動され、テープがリール軸11に装填されたテ
ープリールに巻き取られる。テープの巻き戻しモードま
たはレビューモードでは、駆動軸13が時計方向へ駆動
され、アイドル歯車14が同方向へ遊星移動してリール
歯車12bに噛み合い、リール軸12が時計方向へ駆動
され、リール軸12に装着されたテープリールで磁気テ
ープが巻き取られる。
換え回転体20により、図5に示すようにアイドル規制
部材16が方向へ移動させられており、規制辺16b
および16cが、円弧穴10aから外れている。したが
って、アイドル歯車14はリール歯車11bと12bの
いずれかに噛み合う位置まで遊星移動できる。テープの
早送りモードまたはキューモードでは、図5に示すよう
に、モータにより駆動軸13が反時計方向へ駆動され、
アイドル歯車14が同方向へ遊星移動させられてリール
歯車11bに噛み合い、リール軸11が反時計方向へ高
速にて駆動され、テープがリール軸11に装填されたテ
ープリールに巻き取られる。テープの巻き戻しモードま
たはレビューモードでは、駆動軸13が時計方向へ駆動
され、アイドル歯車14が同方向へ遊星移動してリール
歯車12bに噛み合い、リール軸12が時計方向へ駆動
され、リール軸12に装着されたテープリールで磁気テ
ープが巻き取られる。
【0040】(記録または再生モード)記録または再生
モードは、リール軸11側で磁気テープが巻き取られる
フォワード走行モードと、リール軸12で磁気テープが
巻き取られるリバース走行モードとがある。上記のフォ
ワードとリバースの切換えは、前記停止モードと同様に
移動ベース30が方向へ移動させられた状態で行なわ
れる。フォワード走行モードへの切換えでは、切換え回
転体20によりヘッド切換部材35が方向へ移動させ
られ、図1(B)に示す扇ギヤ33によりホルダ31が
図1(A)に示す向きに切換えられる。またヘッド切換
部材35が方向へ移動すると、このヘッド切換部材3
5に形成された切換え片35b(図2参照)により切換
え腕42aが方向へ押され、ホルダ42は右斜めの向
きになる。ただし、図2に示すように、切換え片35b
と35cとの間隔Wによりホルダ42は回動余裕を有し
ている。
モードは、リール軸11側で磁気テープが巻き取られる
フォワード走行モードと、リール軸12で磁気テープが
巻き取られるリバース走行モードとがある。上記のフォ
ワードとリバースの切換えは、前記停止モードと同様に
移動ベース30が方向へ移動させられた状態で行なわ
れる。フォワード走行モードへの切換えでは、切換え回
転体20によりヘッド切換部材35が方向へ移動させ
られ、図1(B)に示す扇ギヤ33によりホルダ31が
図1(A)に示す向きに切換えられる。またヘッド切換
部材35が方向へ移動すると、このヘッド切換部材3
5に形成された切換え片35b(図2参照)により切換
え腕42aが方向へ押され、ホルダ42は右斜めの向
きになる。ただし、図2に示すように、切換え片35b
と35cとの間隔Wによりホルダ42は回動余裕を有し
ている。
【0041】リバース走行モードへの切換えでは、移動
ベース30が方向へ戻された状態で、切換え回転体2
0のカム溝によりヘッド切換部材35が方向へ移動さ
せられ、扇ギヤ33を介してホルダ31が180度反転
させられて、磁気ヘッドHの向きが図1(A)と逆向き
になる。また、ヘッド切換部材35が方向へ移動する
と、切換え片35cにより切換え腕42aが方向へ押
され、ホルダ42が左斜めの向きに切換えられる。この
ときも、切換え腕42aが切換え片35bと35cとの
間隔W内に位置し、ホルダ42は回動余裕を有してい
る。
ベース30が方向へ戻された状態で、切換え回転体2
0のカム溝によりヘッド切換部材35が方向へ移動さ
せられ、扇ギヤ33を介してホルダ31が180度反転
させられて、磁気ヘッドHの向きが図1(A)と逆向き
になる。また、ヘッド切換部材35が方向へ移動する
と、切換え片35cにより切換え腕42aが方向へ押
され、ホルダ42が左斜めの向きに切換えられる。この
ときも、切換え腕42aが切換え片35bと35cとの
間隔W内に位置し、ホルダ42は回動余裕を有してい
る。
【0042】フォワード走行での記録または再生動作で
は、図2に示すように、ホルダ42が右斜めの向きに切
換えられた状態で、移動ベース30が方向へ前進し、
磁気ヘッドHが磁気テープに接触すると共に、アイドル
回転体40が前進し、スプリング44の付勢力により、
アイドル回転体40が駆動軸13および従動側回転体1
1aの双方へ圧接される。このとき、図4に示すよう
に、切換え回転体30に形成されたカム溝によりアイド
ル規制部材16が方向へ移動させられ、アイドル規制
部材16に形成された規制辺16bと16cが、円弧穴
10aの両側に位置する。
は、図2に示すように、ホルダ42が右斜めの向きに切
換えられた状態で、移動ベース30が方向へ前進し、
磁気ヘッドHが磁気テープに接触すると共に、アイドル
回転体40が前進し、スプリング44の付勢力により、
アイドル回転体40が駆動軸13および従動側回転体1
1aの双方へ圧接される。このとき、図4に示すよう
に、切換え回転体30に形成されたカム溝によりアイド
ル規制部材16が方向へ移動させられ、アイドル規制
部材16に形成された規制辺16bと16cが、円弧穴
10aの両側に位置する。
【0043】そして、モータにより駆動軸13が反時計
方向(α方向)へ駆動されると、その回転力はアイドル
回転体40から従動側回転体11aに伝達されて、リー
ル軸11が反時計方向へ駆動される。このときのテープ
走行速度は図1(A)に示すテープ速度検出器36によ
り検出され、駆動軸13の回転速度は、磁気ヘッドHに
接触している磁気テープのフォワード方向への走行速度
が常に一定になるように制御される。一方、駆動軸13
が反時計方向へ回動すると、駆動歯車13aと噛み合っ
ているアイドル歯車14が反時計方向へ遊星移動する
が、このとき、アイドル歯車14の軸14aが、アイド
ル規制部材16の規制辺16bにより阻止されるため、
アイドル歯車14はリール歯車11bに噛み合わない。
よって、リール軸11はアイドル回転体40で伝達され
た動力でのみで駆動されることになる。
方向(α方向)へ駆動されると、その回転力はアイドル
回転体40から従動側回転体11aに伝達されて、リー
ル軸11が反時計方向へ駆動される。このときのテープ
走行速度は図1(A)に示すテープ速度検出器36によ
り検出され、駆動軸13の回転速度は、磁気ヘッドHに
接触している磁気テープのフォワード方向への走行速度
が常に一定になるように制御される。一方、駆動軸13
が反時計方向へ回動すると、駆動歯車13aと噛み合っ
ているアイドル歯車14が反時計方向へ遊星移動する
が、このとき、アイドル歯車14の軸14aが、アイド
ル規制部材16の規制辺16bにより阻止されるため、
アイドル歯車14はリール歯車11bに噛み合わない。
よって、リール軸11はアイドル回転体40で伝達され
た動力でのみで駆動されることになる。
【0044】図2の状態では、駆動軸13の中心とリー
ル軸11の中心(従動側回転体11aの中心)とホルダ
42を支持する支持軸43とが三角形の頂点に位置し、
且つスプリング44によりアイドル回転体40に与えら
れる付勢力Fbが、駆動軸13の中心とリール軸11の
中心とを結ぶ線に対して交叉する方向、好ましくはほぼ
直交する方向へ与えられる。したがって、アイドル回転
体40は駆動軸13と従動側回転体11aの双方に対し
て、確実に圧接されることになる。また、アイドル回転
体40が、駆動軸13と従動側回転体11aに食い込ま
ない状態にでき、ロックを防止できるとともにスティッ
クスリップが生じない。
ル軸11の中心(従動側回転体11aの中心)とホルダ
42を支持する支持軸43とが三角形の頂点に位置し、
且つスプリング44によりアイドル回転体40に与えら
れる付勢力Fbが、駆動軸13の中心とリール軸11の
中心とを結ぶ線に対して交叉する方向、好ましくはほぼ
直交する方向へ与えられる。したがって、アイドル回転
体40は駆動軸13と従動側回転体11aの双方に対し
て、確実に圧接されることになる。また、アイドル回転
体40が、駆動軸13と従動側回転体11aに食い込ま
ない状態にでき、ロックを防止できるとともにスティッ
クスリップが生じない。
【0045】また、方向へ移動したヘッド切換部材3
5に形成された切換え片35bと35c間で切換え腕4
2aが余裕を有して挿入され、ホルダ42が回動余裕を
有しているため、移動ベース30が方向へ前進し、ア
イドル回転体40が駆動軸13に当たった時点で、駆動
軸13の反時計方向への回転力によりアイドル回転体4
0が駆動しようとする従動側回転体11a側に倣うよう
にしてα方向へ導かれ、その結果、アイドル回転体40
は駆動軸13および従動側回転体11aに確実に圧接さ
れる。
5に形成された切換え片35bと35c間で切換え腕4
2aが余裕を有して挿入され、ホルダ42が回動余裕を
有しているため、移動ベース30が方向へ前進し、ア
イドル回転体40が駆動軸13に当たった時点で、駆動
軸13の反時計方向への回転力によりアイドル回転体4
0が駆動しようとする従動側回転体11a側に倣うよう
にしてα方向へ導かれ、その結果、アイドル回転体40
は駆動軸13および従動側回転体11aに確実に圧接さ
れる。
【0046】また、前記のようにフォワード走行モード
では、ヘッド切換部材35の切換え片35bで切換え腕
42aが方向へ押されるが、切換え片35aで切換え
腕42aが押された状態で、アイドル回転体40の軸4
1が、両リール軸11と12の中点および駆動軸13を
通る中心線Oよりも、駆動しようとする従動側回転体1
1a側(フォワード走行では右側)に移動していること
が好ましい。アイドル回転体40の切換え位置をこのよ
うに設定することにより、駆動軸13の回転に倣ってア
イドル回転体40が、従動側回転体11aに圧接する方
向へ確実に移動させられるようになる。
では、ヘッド切換部材35の切換え片35bで切換え腕
42aが方向へ押されるが、切換え片35aで切換え
腕42aが押された状態で、アイドル回転体40の軸4
1が、両リール軸11と12の中点および駆動軸13を
通る中心線Oよりも、駆動しようとする従動側回転体1
1a側(フォワード走行では右側)に移動していること
が好ましい。アイドル回転体40の切換え位置をこのよ
うに設定することにより、駆動軸13の回転に倣ってア
イドル回転体40が、従動側回転体11aに圧接する方
向へ確実に移動させられるようになる。
【0047】さらに、アイドル回転体40が、駆動軸1
3と従動側回転体11aの双方に圧接している状態にお
いて、アイドル回転体40の軸41が前記中心線Oより
も、駆動しようとする従動側回転体11a側(図2では
右側)に位置していることが好ましい。また、このと
き、アイドル回転体40の軸41の中心と駆動軸13の
中心を結ぶ線と、軸41の中心と従動側回転体11aの
中心を結ぶ線との成す角度θが90度未満であることが
好ましい。軸41が中心線Oよりも右側に位置し、且つ
前記角度θが90度未満であると、アイドル回転体40
を付勢する前記付勢力Fbが、駆動軸13と従動側回転
体11aの双方へ均等に作用し、アイドル回転体40が
確実に圧接し、また駆動軸13と従動側回転体11aと
の間にアイドル回転体40が、回転による食い込み力で
噛み込まれることがなく、回転負荷が増大せずロックも
防止できる。またスティックスリップを生じることがな
い。また、アイドル回転体40の表面のゴムなどの劣化
を防止できる。
3と従動側回転体11aの双方に圧接している状態にお
いて、アイドル回転体40の軸41が前記中心線Oより
も、駆動しようとする従動側回転体11a側(図2では
右側)に位置していることが好ましい。また、このと
き、アイドル回転体40の軸41の中心と駆動軸13の
中心を結ぶ線と、軸41の中心と従動側回転体11aの
中心を結ぶ線との成す角度θが90度未満であることが
好ましい。軸41が中心線Oよりも右側に位置し、且つ
前記角度θが90度未満であると、アイドル回転体40
を付勢する前記付勢力Fbが、駆動軸13と従動側回転
体11aの双方へ均等に作用し、アイドル回転体40が
確実に圧接し、また駆動軸13と従動側回転体11aと
の間にアイドル回転体40が、回転による食い込み力で
噛み込まれることがなく、回転負荷が増大せずロックも
防止できる。またスティックスリップを生じることがな
い。また、アイドル回転体40の表面のゴムなどの劣化
を防止できる。
【0048】以上から従動側回転体11aは適度な負荷
で、スリップを生じることなく、さらにバックラッシュ
を生じることなく、さらに歯車の噛み合い衝撃を生じる
ことなく駆動される。前記テープ速度検出器36によ
り、このときの磁気テープの走行速度が一定になるよう
に制御され、磁気ヘッドHにより記録または再生が行な
われる。またリバース走行での記録または再生モードで
は、ヘッド切換部材35が方向へ移動し、ホルダ42
の向きが左斜めの向きに切換えられ、アイドル回転体4
0が駆動軸13と従動側回転体12aの双方へ圧接させ
られ、リール軸12が時計方向へ駆動されて、磁気テー
プが走行し、磁気ヘッドHにより記録または再生が行な
われる。なお、本発明は、オートリバース方式に限られ
ず、ワンウエイ方式の磁気テープ装置の動力伝達装置と
して実施可能である。
で、スリップを生じることなく、さらにバックラッシュ
を生じることなく、さらに歯車の噛み合い衝撃を生じる
ことなく駆動される。前記テープ速度検出器36によ
り、このときの磁気テープの走行速度が一定になるよう
に制御され、磁気ヘッドHにより記録または再生が行な
われる。またリバース走行での記録または再生モードで
は、ヘッド切換部材35が方向へ移動し、ホルダ42
の向きが左斜めの向きに切換えられ、アイドル回転体4
0が駆動軸13と従動側回転体12aの双方へ圧接させ
られ、リール軸12が時計方向へ駆動されて、磁気テー
プが走行し、磁気ヘッドHにより記録または再生が行な
われる。なお、本発明は、オートリバース方式に限られ
ず、ワンウエイ方式の磁気テープ装置の動力伝達装置と
して実施可能である。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明では、ローラ状など
の駆動側回転体が、駆動側回転体と従動側回転体の双方
へ確実に圧接されることになる。また図6に示す従来の
いわゆるリム駆動方式のようなスティックスリップが発
生せず、キャプスタンとピンチローラを用いた駆動方式
と同様のテープ走行の安定性を実現できる。
の駆動側回転体が、駆動側回転体と従動側回転体の双方
へ確実に圧接されることになる。また図6に示す従来の
いわゆるリム駆動方式のようなスティックスリップが発
生せず、キャプスタンとピンチローラを用いた駆動方式
と同様のテープ走行の安定性を実現できる。
【0050】また磁気ヘッドを移動させる移動ベースに
よりアイドル回転体を進退させることにより、アイドル
回転体を、駆動側回転体と従動側回転体に接離させる構
造を簡単に且つ確実にできる。
よりアイドル回転体を進退させることにより、アイドル
回転体を、駆動側回転体と従動側回転体に接離させる構
造を簡単に且つ確実にできる。
【0051】さらに、磁気ヘッドの向きを切換える切換
部材でアイドル回転体の向きを切換えることにより、ア
イドル回転体をいずれかの従動側回転体の方向へ向ける
切換えのための特別な機構が不要になる。
部材でアイドル回転体の向きを切換えることにより、ア
イドル回転体をいずれかの従動側回転体の方向へ向ける
切換えのための特別な機構が不要になる。
【図1】(A)は本発明の磁気テープ装置の平面図、
(B)は(A)の正面図、
(B)は(A)の正面図、
【図2】アイドル回転体の支持構造を示す拡大平面図、
【図3】図2のIII−III線の断面図、
【図4】アイドル規制部材の動作を示す拡大平面図、
【図5】アイドル規制部材の動作を示す拡大平面図、
【図6】従来の磁気テープ装置の動力伝達装置を示す平
面図、
面図、
10 シャーシ 11,12 リール軸 11a,12a 従動側回転体 11b,12b リール歯車 13 駆動軸(駆動側回転体) 14 アイドル歯車 20 切換え回転体 30 移動ベース 35 ヘッド切換部材 35b,35c 切換え片 40 アイドル回転体 41 軸 42 ホルダ 42a 切換え腕 43 支持軸 44 スプリング
Claims (4)
- 【請求項1】 テープリールと共に回転する従動側回転
体と、モータで駆動される駆動側回転体と、前記駆動側
回転体と前記従動側回転体とに圧接し且つ離反するアイ
ドル回転体と、前記アイドル回転体を回転自在に支持す
るホルダとを有し、前記ホルダは、前記駆動側回転体の
回転中心および従動側回転体の回転中心を頂点とした三
角形の他の頂点の位置に配置された支持軸に対して、揺
動自在に支持されており、且つ前記アイドル回転体を、
前記駆動側回転体の回転中心および従動側回転体の回転
中心とを結ぶ線に対して交叉する方向へ付勢して前記ア
イドル回転体を前記駆動側回転体および従動側回転体に
圧接させる付勢部材が設けられていることを特徴とする
磁気テープ装置の動力伝達装置。 - 【請求項2】 磁気ヘッドと共に前記テープリールの方
向へ進退移動する移動ベースに前記ホルダを支持する支
持軸が設けられ、前記移動ベースの移動に応じて前記ア
イドル回転体が、駆動側回転体および従動側回転体に圧
接し且つ離反する請求項1記載の磁気テープ装置の動力
伝達装置。 - 【請求項3】 一対の前記従動側回転体の中間に前記駆
動側回転体が設けられるとともに、磁気テープの走行方
向に応じてその向きが切換えられる磁気ヘッドと、前記
磁気ヘッドの向きを切換える切換部材とが設けられ、前
記切換部材の切換移動力によりホルダの向きが変えられ
て、前記アイドル回転体が一方の従動側回転体に圧接す
る向きと他方の従動側回転体に圧接する向きに切換えら
れる請求項1または2記載の磁気テープ装置の動力伝達
装置。 - 【請求項4】 前記切換部材によりホルダの向きが切換
えられたときに、前記切換部材とホルダとの間では、ホ
ルダに対し前記支持軸を中心とした回動余裕が設けられ
ている請求項3記載の磁気テープ装置の動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9146349A JPH10334546A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 磁気テープ装置の動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9146349A JPH10334546A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 磁気テープ装置の動力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10334546A true JPH10334546A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15405709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9146349A Withdrawn JPH10334546A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 磁気テープ装置の動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10334546A (ja) |
-
1997
- 1997-06-04 JP JP9146349A patent/JPH10334546A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |