JPH10337152A - 魚生干し用吸水材 - Google Patents

魚生干し用吸水材

Info

Publication number
JPH10337152A
JPH10337152A JP9162053A JP16205397A JPH10337152A JP H10337152 A JPH10337152 A JP H10337152A JP 9162053 A JP9162053 A JP 9162053A JP 16205397 A JP16205397 A JP 16205397A JP H10337152 A JPH10337152 A JP H10337152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shirasu
water
absorbing material
fish
particle diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9162053A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiroku Yamashita
清六 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMASHITA SHOTEN KK
Original Assignee
YAMASHITA SHOTEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMASHITA SHOTEN KK filed Critical YAMASHITA SHOTEN KK
Priority to JP9162053A priority Critical patent/JPH10337152A/ja
Publication of JPH10337152A publication Critical patent/JPH10337152A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 魚の処理の一種である生干しを衛生的かつ迅
速、しかも自然環境に影響を受けることなく行うために
使用する。 【解決手段】 下記の3種類の全シラス混合75〜80
w%に対し塩を20〜25w%の割合で混合した。 (1)0.5〜2.0mmの粒径を有し、ガラス質に少
量の結晶質鉱物を混合したシラスを10%。 (2)0.5〜2.5mmの粒径を有し、ポーラスを有
するガラス質のシラスを70%。 (3)2.0〜3.0mmの粒径を有し、結晶質鉱物が
比較的多いシラス20%。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、魚の処理の一種
である生干しを衛生的かつ迅速、しかも自然環境に影響
を受けることなく行うために使用する魚生干し用吸水材
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】魚を生干しする最も簡易な方法は天日に
よるものであるが、この方法によると、天候にそのでき
具合が左右されるのみならず、蠅や埃等が飛来する等、
はなはだ非衛生的であった。一方、機械装置によって行
う方法も存在するが、これによると騒音や悪臭が発し、
社会環境を損ねることもあった。
【0003】そのため本発明者はさきにシラスを用いて
生干しする方法を開発した。さらに詳しくは、あらかじ
め内臓の除去等の処理をした魚を用意する一方、箱形の
容器に、シラスを適当量敷き均し、その上に前記のよう
に処理した魚を#300のセロハンシートで包んで並べ
たり、粗目の透水紙又はナイロン製不織布(旭化成工業
株式会社製の商標「スパンボンド」)で魚をサンドウィ
ッチ状に挟むように並べ、さらに同種のシラス層で被覆
し、数時間放置することにより生干しするのであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって天日で生干
しする際に指摘されていた天候により左右される問題や
非衛生的な問題又は機械装置による騒音や悪臭に関する
問題は解決されたものの、シラスに対する研究が不十分
であったため、理想的な干物に仕上げることに若干の問
題を有していた。
【0005】例えば、上方から被覆するシラスの重量が
大であった場合には、魚に変形が生じたり、魚肉から出
る汁の量が多過ぎ、身が絞まり過ぎること、さらには魚
の種類によっては使用するシラスの量を加減しなければ
ならないこと等が、それである。特に、後に知ったこと
ではあるが、複数種類存在するシラスの選定が重要であ
ったにもかかわらず、その特定が判明しなかったのであ
る。
【0006】この発明は、これらの経験をもとに長期に
わたる反復的な実験の結果得られた知見によって、完成
したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明に係る
魚生干し用吸水材は前記の課題を解決するために、下記
の3種類のシラスを下記の割合で混合したもの75〜8
0w%に対し塩を20〜25w%の割合で混合したもの
である。 (1)0.5〜2.0mmの粒径を有し、ガラス質に少
量の結晶質鉱物を混合したシラスを10%。 (2)0.5〜2.5mmの粒径を有し、ポーラスを有
するガラス質のシラスを70%。 (3)2.0〜3.0mmの粒径を有し、結晶質鉱物が
比較的多いシラス20%。
【0008】
【発明の実施の形態】次にこの発明に係る魚生干し用吸
水材の実施の形態を述べる。この発明において用いるシ
ラスとは、南九州は鹿児島湾の周囲にきわめて広い範囲
にわたって分布する火山灰質の堆積物であり、火山砕屑
流の一種の軽石(浮石)流である。そしてこのシラスは
篩分けによってシラスと軽石に分類する説もあるが、両
者ともにシラスである。
【0009】そこでこの発明に用いる吸水材の主体とし
て前記シラスを用いるのであるが、これを次の3種類に
分類する。すなわち第1は、ガラス質に少量の結晶質鉱
物(斜長石、石英、紫蘇輝石、普通輝石、普通角閃石、
磁鉄鉱等。)を混合したシラス(以下、第一シラスとい
う。)である。
【0010】第2のシラスは、ポーラスを有し、ガラス
質に少量の結晶質鉱物(前同)が混入したもの(以下、
第二シラスという。)であり、前記の分類では軽石に属
するものである。
【0011】残りのシラスは、結晶質鉱物(前同)が比
較的多いもの(以下、第三シラスという)である。
【0012】そしてこれらのシラスの粒径については、
第一シラスは0.5〜2.0mm、第二シラスは0.5
〜3.0mm、第三シラスは2.0〜3.0mmのもの
を選択又は加工した第一シラス:第二シラス:第三シラ
ス=約10%:約70%:約20%の割合で混合したも
のに塩を混入するが、この場合、前記混合したシラス
群:塩=75〜80w%:20〜25w%の割合で混合
してこの発明に係る魚生干し用吸水材として構成する。
【0013】そこで箱形容器(横60cm、縦38c
m、深さ9cm)に、前記のように混合した吸水材を
3,500g〜4,000gを入れて上面を均し、ベン
ベルグ(旭化成工業株式会社製の商標「キュプラ」。以
下、同じ。)を敷く。
【0014】一方、約100gの魚を#300のセロハ
ンシートで包んで用意し、これを約20尾、前記吸水材
の上に並べる。
【0015】そしてその上にさらに前記と同様にベンベ
ルグを被せ、その上にさらに吸水材を同量被せる。
【0016】アジ等の開き物にあっては、以上の状態で
3時間程度で適度(脱水率10〜15%)な干物に仕上
がるが、鰯等はこれを2〜3回繰り返すことによって6
0〜70%程度に脱水でき、対象魚によって使い分けれ
ばよい。
【0017】尚、本発明者の実験によると、魚1尾(約
100g)に対する吸水材の加重は、175g(約0.
35リットル)〜200g(約0.4リットル)が好ま
しいことが判明している。この加重が大き過ぎると内部
の魚に変形が生じたり、魚の身が締まり過ぎること、さ
らには魚から水分が滲み出過ぎ、これが魚を包んでいる
セロハンシートから出にくくなり、水滴となって前記セ
ロハンシート内に残留することがあるので好ましくな
い。
【0018】そのため、前記容器に並べた魚の上に被せ
る吸水材の量を前記のように設定したのであり、かつこ
の吸水材中における第二シラスを敢えて用いるのであ
る。すなわち例えば、第一シラス及び/又は第三シラス
のみからなる吸水材にあっては、それ自体の自重が大と
なるため、多くの量を用いると、前記のような好ましく
ない問題を惹起すること、及びこのように吸水材の量が
少ない場合は吸水率が低くなる一方、第二シラスはポー
ラスの塊であるため、嵩が大であっても比重が小であ
り、かつ吸水率が高いため、吸水材全体としては軽量化
を図ることができるのである。
【0019】一方、塩を混入する主たる目的は、魚から
出る水分をシラス層に効率よく導くこと、すなわち浸透
圧の原理を発揮せしめるためであるが、シラスの維持管
理や衛生管理の点でも効率的である。事実、使用後のシ
ラスには魚臭はまったく感じられなかった。
【0020】また生干し環境の温度については、これも
本発明者の実験によると、吸水材自体が25℃を越える
と魚に変色が生じたり腐食することがあり、好ましくは
20℃前後を保てればよいことが判明している。この理
想温度は、実は人間の居住環境のそれと同様であるた
め、敢えて特殊な温度環境を設定する必要がない。
【0021】尚、使用した吸水材は、これを乾燥せしめ
て何度でも反復的に使用可能である。
【0022】
【発明の効果】前記のようにこの発明に係る魚生干し用
吸水材は前記のように構成し、かつ使用するものである
ため、生干し中に魚に対する変形を与えることがなく、
かつ魚肉から出る汁の量が多過ぎたり少な過ぎることも
なく、しかも生干し中の状態が、衛生的かつ迅速、しか
も自然環境に影響を受けることなく行うことができると
いう効果を有するのである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の3種類のシラスを下記の割合で混
    合したもの75〜80w%に対し塩を20〜25w%の
    割合で混合したことを特徴とする魚生干し用吸水材。 (1)0.5〜2.0mmの粒径を有し、ガラス質に少
    量の結晶質鉱物を混合したシラスを10%。 (2)0.5〜2.5mmの粒径を有し、ポーラスを有
    するガラス質のシラスを70%。 (3)2.0〜3.0mmの粒径を有し、結晶質鉱物が
    比較的多いシラス20%。
JP9162053A 1997-06-05 1997-06-05 魚生干し用吸水材 Pending JPH10337152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9162053A JPH10337152A (ja) 1997-06-05 1997-06-05 魚生干し用吸水材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9162053A JPH10337152A (ja) 1997-06-05 1997-06-05 魚生干し用吸水材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10337152A true JPH10337152A (ja) 1998-12-22

Family

ID=15747208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9162053A Pending JPH10337152A (ja) 1997-06-05 1997-06-05 魚生干し用吸水材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10337152A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008142025A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Seiroku Yamashita 生干し魚製造用吸水材及び生干し魚の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008142025A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Seiroku Yamashita 生干し魚製造用吸水材及び生干し魚の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3964203A (en) Fishing lure
CN107711533B (zh) 蛋白土复合型多功能除味猫砂及其制备方法
JP4366672B2 (ja) 洗浄剤
JPH10337152A (ja) 魚生干し用吸水材
US6030608A (en) Method of processing and preserving animal urine as a lure
JPH10137738A (ja) 水浄化、脱臭、殺菌及び防虫用多孔質材
CA2208441A1 (en) Animal excrement treating material and method of manufacturing same
JP4777868B2 (ja) 生干し魚製造用吸水材及び生干し魚の製造方法
Mesléard et al. Impact of grazing on vegetation dynamics in former ricefields
JPH06104029B2 (ja) 生干し魚の製造方法
JP2903455B2 (ja) 魚のウロコの希薄アルカリ水洗浄法並びに洗浄ウロコを原料とする保水剤および芳香剤の製造法
JPH0857028A (ja) 脱臭剤
JPH07179317A (ja) 忌避・抗菌・殺菌及びまたは殺虫材
JP2003147398A (ja) 除農薬・除菌洗浄剤
JPH0742545Y2 (ja) 藻の発生防止装置
JPH0530625Y2 (ja)
KR970025387A (ko) 낚시밥 제조 방법
JPH0355332Y2 (ja)
JP4535823B2 (ja) 粒状消石灰の製造方法
JP2001207396A (ja) 紙および紙の製造方法
SU978802A2 (ru) Способ реконсервации биологических объектов
JPH0940514A (ja) 養魚用水処理剤及びその製造方法
JPS6192525A (ja) 生干し魚の製造方法
JPS6078539A (ja) 渋柿の脱渋方法
Supriharyono Growth rates of the massive coral Porites lutea Edward and Haime, on the coast of Bontang, East Kalimantan, Indonesia