JPH10337766A - Tダイによる樹脂フィルムの偏肉自動制御方法 - Google Patents
Tダイによる樹脂フィルムの偏肉自動制御方法Info
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- JPH10337766A JPH10337766A JP9165401A JP16540197A JPH10337766A JP H10337766 A JPH10337766 A JP H10337766A JP 9165401 A JP9165401 A JP 9165401A JP 16540197 A JP16540197 A JP 16540197A JP H10337766 A JPH10337766 A JP H10337766A
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Abstract
樹脂フィルムを製造することができ、且つ各アクチュエ
ータの作動条件を簡単な方法で設定できる樹脂フィルム
の偏肉自動制御方法の提供。 【解決手段】 アクチュエータ4はTダイ本体1の幅方
向に複数個並設される。該アクチュエータ4は、上部が
ベローズ6に固着され下部がヒンジブロックと枢軸とに
よってTダイ本体1下部に枢支されてなるレバー7と、
該枢軸より下部に設けたプッシュボルト9を備えてい
る。各アクチュエータ4に対して圧縮空気を供給し、ベ
ローズ6を膨張させてレバー7を前記枢軸を中心にして
回動させ、レバー7下端に設けたプッシュボルト9の先
端部をTダイ本体1下部のフレキシブルリップ部3に点
接触させ、且つ、該Tダイ本板1の各アクチュエータ4
に対して供給する圧縮空気の圧力を、押出幅方向に変化
をもたせ、且つ該変化を経時的に一定の周期で押出幅方
向に移動させる。
Description
ラミネートフィルム或いは樹脂フィルム製造において、
樹脂フィルムの偏肉を防止する方法に関する。
プラスチック等の基材に樹脂フィルムをコーティングし
た樹脂ラミネートフィルム、或いはTダイにより製造さ
れた樹脂フィルムは、これらのフィルムを巻き取った時
の極所的な偏肉によるスジ状の外観が出現することがあ
り、平坦な巻き姿にする技術が求められている。
リップ部に設けられたギャップ調整用ボルトを人手によ
り回転させることによって調整されていた。しかしこの
調整には多大なる経験を必要とする理由からエンドユー
ザーにおいて自動偏肉制御Tダイのニーズが高まってい
た。
動可能な台車上に設置し、フィルム繰り出し方向に対し
て直角方向に台車を微量に前進、後退させて偏肉をフィ
ルム全体において均一にする方法や、その反対にフィル
ムの繰出装置を移動可能な台車上に設置し、フィルム繰
り出し方向に直角に台車を微量に移動させる(EPC装
置と呼ばれる)方法があった。しかしながら、これらの
押出機または繰出装置を微動させる方法は、装置全体を
揺動させるための大がかりな構造の追加が必要であり、
また、フィルムの耳ロスが多くなり、また、フィルム幅
全体を均一厚みにすることは困難であった。
いは樹脂フィルムの加工品質の向上、省樹脂化、省人
化、省エネルギー等の点からフィルム膜厚の制御システ
ムに対するニーズが高まっている。該制御システムを実
現するためには、押出機により溶融された樹脂の流量を
制御することが可能なTダイ(金型)が必要である。
ては、ヒートボルト方式、即ち、ギャップ調整ボルト
を加熱冷却することで熱膨張を発生させ、その膨張を利
用し、樹脂流出部のギャップを調整する方法が挙げられ
る。また、サーボモータ方式、即ち、サーボモータを
用いてギャップ調整ボルトを順次回転する方法等が挙げ
られる。
は、加熱冷却に時間を要し応答性が悪いこと、ギャップ
調整ボルトを加熱・冷却するため溶融樹脂の粘度への悪
影響があること等の不都合がある。また前記のサーボ
モータ方式は、全てのギャップ調整ボルトを同時に駆動
することが不可能なため、調整時間が長くなること、ボ
ルトを調整する際、ボルトのバックラッシ等の加工精度
が悪くなるという問題がある。
として、ギャップの調整を応答性よく高速に、且つ精度
良く行うことができるエアレバー方式を既に本出願人は
提案している(特開平5─286015号公報)。図1
は、エアレバー方式の押出ラミネート用Tダイの斜視図
である。図1において、Tダイは大きくわけて2つの部
分、即ち、フレキシブルリップ部3を駆動させるアクチ
ュエータ4を備えたTダイ本体1と、固定リップ5を持
ったTダイ本体2から構成される。該Tダイ本体1は、
幅方向に複数個のゾーン毎にアクチュエータ4がそれぞ
れ設けられている。各ゾーン毎のアクチュエータ4のベ
ローズ6に個別に圧縮空気を供給してベローズ6を膨張
させ、レバー7をヒンジ8を介して回転させ、レバー7
の下部に取り付けられているプッシュボルト9によって
フレキシブルリップ部3を強力にマニホールド19から
流下する溶融樹脂流出スキマΔのギャップ調整を行い、
最終的に樹脂の流量制御を行うようにしている。
方式の偏肉制御手段を持つ押出ラミネート用Tダイにお
いては、応答性よく精度のよい膜厚制御が可能である
が、製造条件が変わる毎に各アクチュエータの作動条件
を設定する必要があり、また、同一のロットでも微小な
樹脂膜厚の変化を絶えず監視し、各アクチュエータの設
定を微調整する必要があった。
御Tダイを用いて、均一な膜厚の樹脂ラミネートフィル
ム或いは樹脂フィルムを製造することができ、且つ各ア
クチュエータの作動条件を簡単な方法で設定できる樹脂
フィルムの偏肉自動制御方法を提供することを目的とす
る。
るための本発明のTダイによる樹脂フィルムの偏肉自動
制御方法は、Tダイ本体1の側部にアクチュエータ4が
固着され、該アクチュエータ4はTダイ本体1の幅方向
に複数個並設されたTダイを使用し、該Tダイのアクチ
ュエータ4は、上部がベローズ6に固着され下部がヒン
ジブロックと枢軸とによってTダイ本体1下部に枢支さ
れてなるレバー7と、該枢軸より下部に設けたプッシュ
ボルト9を備えており、各アクチュエータに対してエア
チューブ20から圧縮空気を供給することにより、ベロ
ーズ6を膨張させてレバー7を前記枢軸を中心にして回
動させ、レバー7下端に設けたプッシュボルト9の先端
部をTダイ本体1下部のフレキシブルリップ部3に点接
触させ、且つ、該Tダイの各アクチュエータに4対して
供給する圧縮空気の圧力を、押出幅方向に変化をもた
せ、且つ該変化を経時的に一定の周期で押出幅方向に移
動させることを特徴とするTダイによる樹脂フィルムの
偏肉自動制御方法である。
Tダイから押し出されるフィルム膜状の溶融プラスチッ
ク樹脂を紙またはフィルム(基材)などにラミネートす
る際、或いは樹脂フィルムを得る際に、樹脂の厚みをあ
る位置において経時的に一定の周期で変化させ、さらに
幅方向に一定の周期で互い違いに移動させることによ
り、偏肉を連続的に均一に分布させることができ、得ら
れたフィルムは全体として均一なフィルム膜厚となる。
法において用いることができるエアレバー方式の押出ラ
ミネート用Tダイの斜視図である。図1において、Tダ
イは大きくわけて2つの部分、即ち、フレキシブルリッ
プ部3を駆動させるアクチュエータ4を備えたTダイ本
体1と、固定リップ5を持ったTダイ本体2から構成さ
れる。該Tダイ本体1は、幅方向に複数個のゾーン毎に
アクチュエータ4がそれぞれ設けられている。
ィルムの厚み方向に切断した断面を示す。図1及び図2
に基づいて、本発明で使用する押出ラミネート用Tダイ
を説明する。各ベローズ6は各レバー7にボルト11で
固定されている。ボルト10及びボルト11による固定
部にはシール材12a又は12bが設けられ、ベローズ
6内からの圧縮空気の漏れを防いでいる。
され、各々に上下2個のベローズ6が設けられている。
レバー7の下部は細幅の垂下部7aとなり、ここに先端
が球面をなしたプッシュボルト9が止ナット13で突出
量を調整可能に取り付けられており、その先端はフレキ
シブルリップ3に点接触している。14はレバー7の枢
軸で、これによりブッシュ14aを介して回動可能に枢
着されている。ベローズ6、レバー7及びプッシュボル
ト9を備えたアクチュエータ4は、通常はTダイ本体1
の幅方向に20〜30ユニットが装着されることが一般
的である。
Tダイ本体1の下部に取り付けられ、該ヒンジブロック
8aと枢軸14でヒンジ8を構成している。16はTダ
イ本体1に穿設された給気口で、空気通路17からベロ
ーズ6内に通じている。空気通路17はさらにベローズ
6内からレバー7に穿設して空気通路18に通じ、下側
のベローズ6内に通じている。該給気口16には圧縮空
気を導入するためのエアチューブ20が設けられてい
る。
ダイの作動は、エアチューブ20を通じて給気口16か
ら各ベローズ6に圧縮空気を供給すると、Tダイ本体1
とアクチュエータ4との間にベローズ6の軸芯方向に力
が発生する。この力によりヒンジ8の枢軸14を中心に
してベローズ6に固着されたレバー7が外側に押されて
回動する。すると、プッシュボルト9の先端が内向き方
向に押されるので、フレキシブルリップ部3が押され、
マニホールド19から溶融樹脂が流下してくる樹脂の流
出スキマΔを調整する。
チュエータを、例えば、31個並設した場合のNo.1
〜31のレバーに印加される空気圧の分布を示したもの
である。図3は、初期パターンを示し、各レバーへの圧
縮空気による印加圧力は全て同一である。図4は本発明
の偏肉自動制御方法による圧力印加パターンの一例を示
し、各レバーに対して、印加する圧力はレバーナンバー
順に一定の周期及び振幅で経時的に変化させている。こ
のような圧力印加パターンは経過時間とともに、図5に
示すように波が移動するように変化させ、該圧力印加パ
ターンを繰り返し行うことにより、フレキシブルリップ
部の溶融樹脂流出スキマΔが該圧力印加パターンに連動
して一定の周期及び振幅で膜厚の変化が起こることにな
り、製造される樹脂ラミネートフィルム及び樹脂フィル
ムの膜厚の偏肉は、フィルム全体として均一化されるこ
とになる。
肉自動制御方法は、Tダイの各アクチュエータに対して
供給する圧縮空気の圧力を、押出幅方向に変化をもた
せ、且つ該変化を経時的に一定の周期で押出幅方向に移
動させているので、樹脂フィルムに偏肉が生じても、樹
脂フィルム全体としては偏肉が均一化される。
自動制御方法は、押出機自体を微量に揺動させたり、或
いはフィルムの繰出装置を揺動させるような従来の偏肉
自動制御方法に比べて、揺動のための大がかりな装置が
必要でなく、しかもフィルム全体の耳ロスを最小限にす
ることができ、さらに、フィルム全体にわたり樹脂膜の
偏肉を均一に防止することができる。
視図である。
み方向に切断した断面図である。
エータを、例えば、31個並設した場合のNo.1〜3
1のレバーに印加される空気圧の分布の初期パターンを
示す。
ーンの一例を示す。
るように変化させた場合の圧力印加パターンを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 Tダイ本体の側部にアクチュエータが固
着され、 該アクチュエータはTダイ本体の幅方向に複数個並設さ
れ、 該アクチュエータは、上部がベローズに固着され下部が
ヒンジブロックと枢軸とによってTダイ本体下部に枢支
されたレバー、及び該枢軸より下部の枢下部に設けたプ
ッシュボルトを備えており、 各アクチュエータに対して圧縮空気を供給することによ
り、ベローズを膨張させてレバーを前記枢軸を中心にし
て回動させ、レバー下端に設けたプッシュボルトの先端
部をTダイ本体下部のフレキシブルリップ部に点接触さ
せ、 且つ、該Tダイの各アクチュエータに対して供給する圧
縮空気の圧力を、押出幅方向に変化をもたせ、且つ該変
化を経時的に一定の周期で押出幅方向に移動させること
を特徴とするTダイによる樹脂フィルムの偏肉自動制御
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16540197A JP3369910B2 (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | Tダイによる樹脂フィルムの偏肉自動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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| JPH10337766A true JPH10337766A (ja) | 1998-12-22 |
| JP3369910B2 JP3369910B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
ID=15811716
Family Applications (1)
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| JP16540197A Expired - Fee Related JP3369910B2 (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | Tダイによる樹脂フィルムの偏肉自動制御方法 |
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-06-06 JP JP16540197A patent/JP3369910B2/ja not_active Expired - Fee Related
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