JPH10337839A - 孔版印刷方法、孔版印刷原版、孔版印刷原版の製造方法、及び孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷方法、孔版印刷原版、孔版印刷原版の製造方法、及び孔版印刷装置

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JPH10337839A
JPH10337839A JP9151267A JP15126797A JPH10337839A JP H10337839 A JPH10337839 A JP H10337839A JP 9151267 A JP9151267 A JP 9151267A JP 15126797 A JP15126797 A JP 15126797A JP H10337839 A JPH10337839 A JP H10337839A
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JP
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stencil printing
solvent
plate
film
ink
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JP9151267A
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English (en)
Inventor
Koichi Uchiyama
耕一 内山
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Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
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Publication date
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C1/00Forme preparation
    • B41C1/14Forme preparation for stencil-printing or silk-screen printing
    • B41C1/147Forme preparation for stencil-printing or silk-screen printing by imagewise deposition of a liquid, e.g. from an ink jet; Chemical perforation by the hardening or solubilizing of the ink impervious coating or sheet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M1/00Inking and printing with a printer's forme
    • B41M1/12Stencil printing; Silk-screen printing

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】裏写り、長期放置後の立ち上がり時のヤレ紙の
発生など、従来の孔版印刷が有している問題点を解決す
る。 【解決手段】基材2の片面にはインキ層3がある。イン
キ層3は、樹脂等の層形成材料中に溶剤溶解性色材イン
キを分散させた常温で固形のインキ層である。インキ層
3の表面にはフィルム4が被着される。印刷用紙5の被
印刷面には、溶剤溶解性色材インキを溶解する溶剤6が
塗布される。孔版印刷原版1のフィルム4をサーマルプ
リンタヘッド等で製版する。フィルムには製版部7が形
成される。フィルム4を印刷用紙5の溶剤6が塗布され
た面に接触させ、両者を加圧する。印刷用紙5の溶剤6
はフィルムの穿孔部7からインキ層3に移り、インキ層
3の一部を溶解する。インキ層3の溶剤溶解性色材イン
キが製版部7から印刷用紙5上に転移する。印刷用紙に
は必要なだけのインキが転移されるので、裏写りの無い
印刷物が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、孔版印刷方法、孔
版印刷原版、そして孔版印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】孔版印刷は、印刷スピード、印刷コス
ト、簡便な操作性などが評価され、PPC、オフセット
印刷機の存在にも係わらず、簡易印刷機として世界中で
使われている。
【0003】しかしながら、孔版印刷は、インク制御の
困難性による裏写り、長期放置後の立ち上がり時のヤレ
紙の発生など、未だ解決されていない問題点も有してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、裏写り、長
期放置後の立ち上がり時のヤレ紙の発生など、従来の孔
版印刷が有している問題点のない孔版印刷方法、孔版印
刷原版、孔版印刷原版の製造方法、及び孔版印刷装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された孔
版印刷方法は、溶剤溶解性色材インキを含むインキ層に
密着して設けられた製版済みのフィルムと、前記溶剤溶
解性色材インキを溶解し得る溶剤が塗布された印刷用紙
とを密着させ、前記印刷用紙に塗布された溶剤を前記フ
ィルムの製版部を通して前記インキ層に供給することに
より前記インキ層の一部を溶解し、前記溶剤溶解性色材
インキを前記印刷用紙上に転移させて行うことを特徴と
する。
【0006】請求項2に記載された孔版印刷原版は、溶
剤溶解性色材インキを含むインキ層と、前記インキ層の
表面に密着して設けられた製版済みのフィルムとを有し
ている。
【0007】請求項3に記載された孔版印刷原版は、請
求項2記載の孔版印刷原版において、前記インキ層が基
材に設けられていることを特徴としている。
【0008】請求項4に記載された孔版印刷原版は、請
求項2記載の孔版印刷原版において、前記インキ層が前
記溶剤溶解性色材インキを含む多孔性支持体であり、前
記フィルムが前記多孔性支持体に接着されていることを
特徴としている。
【0009】請求項5に記載された孔版印刷原版は、請
求項4記載の孔版印刷原版において、接着された前記多
孔性支持体と前記フィルムが、可撓性の枠体の一方の面
に張られており、前記枠体の他方の面には剥離紙で保護
された粘着層が設けられていることを特徴としている。
【0010】請求項6に記載された孔版印刷原版の製造
方法は、溶剤溶解性色材インキを含む流体状の材料をフ
ィルムの一方の面に塗布して固化させるものである。
【0011】請求項7に記載された孔版印刷原版の製造
方法は、請求項6記載の孔版印刷原版の製造方法におい
て、多孔性支持体とフィルムが接着されてなる孔版原紙
の前記多孔性支持体に、溶剤溶解性色材インキを含む流
体状の材料を塗布して固化させることを特徴としてい
る。
【0012】請求項8に記載された孔版印刷原版の製造
方法は、溶剤溶解性色材インキを含む流体状の材料を基
材とフィルムの一方の片面に塗布し、基材とフィルムの
他方を前記材料に貼り、前記材料を固化させるものであ
る。
【0013】請求項9に記載された孔版印刷原版の製造
方法は、少なくともフィルムを有する孔版原紙の前記フ
ィルムを製版し、前記フィルムの製版された部分に溶剤
溶解性色材インキを含む固体状の材料を設けることを特
徴としている。
【0014】請求項10に記載された孔版印刷原版の製
造方法は、請求項9記載の孔版印刷原版の製造方法にお
いて、前記固体状の材料を前記フィルムの製版された部
分の片面から塗り、前記固体状の材料を前記フィルムの
製版された部分に充填することを特徴としている。
【0015】請求項11に記載された孔版印刷原版の製
造方法は、請求項9記載の孔版印刷原版の製造方法にお
いて、前記固体状の材料が、溶剤溶解性色材インキを含
む固形インキをシート状の基材の片面に設けた固体イン
キシートであり、前記フィルムの製版された部分の片面
側に前記固体インキシートを設けることを特徴としてい
る。
【0016】請求項12に記載された孔版印刷装置は、
溶剤溶解性色材インキを含むインキ層の表面にフィルム
が密着されてなる孔版印刷原版を外周面に巻回し、自身
の中心軸線の回りに回転可能とされた版胴と、前記溶剤
溶解性色材インキを溶解し得る溶剤を印刷用紙に供給す
る溶剤供給手段と、前記印刷用紙を前記版胴に供給する
給紙手段と、前記給紙手段が供給した前記印刷用紙を前
記版胴の外周面に押しつける押圧手段とを有している。
【0017】請求項13に記載された孔版印刷装置は、
請求項12記載の孔版印刷装置において、前記版胴が、
前記孔版印刷原版を内部に収納し、前記孔版印刷原版を
内部から供給して外周面に巻回させ、内部に回収するよ
うに構成されていることを特徴としている。
【0018】請求項14に記載された孔版印刷装置は、
請求項13記載の孔版印刷装置において、前記版胴の内
部に設けられた未使用の前記孔版印刷原版を巻回する供
給部と、前記供給部から繰り出された未使用の前記孔版
印刷原版を前記版胴の外に導くように前記版胴の周壁に
設けられた供給開口と、前記版胴の外周面を巻回して印
刷に供された前記孔版印刷原版を前記版胴の内に導くよ
うに前記版胴の周壁に設けられた回収開口と、前記版胴
の内部に設けられて使用済みの前記孔版印刷原版を巻回
する回収部とを有することを特徴としている。
【0019】請求項15に記載された孔版印刷装置は、
請求項14記載の孔版印刷装置において、前記版胴の近
傍に設けられて前記孔版印刷原版のフィルムを製版する
製版手段を有することを特徴としている。
【0020】請求項16に記載された版印刷装置は、請
求項12記載の孔版印刷装置において、前記孔版印刷原
版が、前記インキ層が形成された多孔性支持体と前記多
孔性支持体に接着されたフィルムからなる孔版原紙であ
る。そして、前記孔版原紙の多孔性支持体の側には可撓
性の枠体が設けられ、前記枠体には前記版胴の外周面に
接着される粘着層が設けられ、前記取り付け部の外周面
には、前記枠体の内形及び厚さに対応する外形及び厚さ
を備えて前記多孔性支持体に接触する保持部が設けられ
たことを特徴としている。
【0021】本発明における溶剤溶解性色材インキを含
むインキ層は、溶剤溶解性色材インキを樹脂、油脂、ワ
ックス等の形成材料中に溶解または分散させた材料から
構成され、これを基材に塗布して固化させれば形成でき
る。また、後に製版されるフィルムの上に塗布してもよ
いし、孔版原紙の多孔性支持体に含ませてもよい。ま
た、多孔性支持体とフィルムからなる孔版原紙を製版し
ておき、多孔性支持体の側から製版した部分に固化させ
た前記材料を塗り付けてもよい。
【0022】樹脂、油脂、ワックス等の形成材料は、後
の印刷工程において用いられる印刷用紙に塗布する溶剤
によって溶解または膨潤軟化するものを適宜選ぶことに
なるが、易溶性のものと、難溶性のものを適当に配合
し、印刷を行う時にインク層中の色素インキが過不足な
く溶出するようにすることが好ましい。印刷用紙に塗布
する溶剤としては、水、アルコール、アセトン、IPA
(イソプロピルアルコール)、グリコール等が使用でき
る。
【0023】
【作用】前記孔版印刷原版を版胴に装着し、その孔版印
刷原版のフィルムにサーマルヘッド等の感熱製版手段で
穿孔を施す。又は、予めフィルムが製版された孔版印刷
原版を版胴に装着する。次に印刷用紙に前記溶剤を薄く
塗布し、回転する前記版胴に送る。搬送された印刷用紙
を押圧手段で版胴に押しつける。印刷用紙に塗布された
溶剤は、孔版印刷原版のフィルムの穿孔を通してインキ
層の一部を溶解させる。インキ層の表層は流動性を得て
印刷用紙に吸いとられ、印刷用紙には溶剤溶解性色材イ
ンキが転移する。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の第1の例を
図1及び図2を参照して説明する。まず、本例の孔版印
刷原版1について説明する。図1に示すように、樹脂フ
ィルム等のシート状の基材2の片面には、インキ層3が
設けられている。このインキ層3は、溶剤溶解性色材イ
ンキを含む層である。本例のインキ層3は、樹脂、油
脂、ワックス等の層形成材料中に溶剤溶解性色材インキ
を分散させた常温で固形のインキ層である。本例のイン
キ層3は厚さ約100μmである。
【0025】本例のインキ層3は、樹脂、油脂、ワック
ス類等の層形成材料と、塩基性染料、分散剤、油類、溶
剤等を加え、さらに適当な接着剤を添加して混合した材
料を、溶融状態或いは溶液状態で前記基材2の一面に塗
布して固化させたものである。
【0026】ワックス類としては、天然又は合成ワック
スが使用される。前記分散剤は、染料を溶剤中に分散さ
せると同時に、印刷にあたって染料が印刷用紙側の溶剤
に溶出するのを助長して印刷濃度を増すものであり、ソ
ルビタン脂肪酸エステルアルキルアミン等が使用され
る。前記油類は、溶融型インキに使われる植物油、鉱物
油の何れでもよく、その混合物であってもよい。又前記
溶剤は、染料を溶解しない芳香族炭化水素、塩素化炭化
水素等である。更に、前記接着剤としては、ポリビニル
ブチラール樹脂、塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合物
等のビニル系の樹脂又はエチルセルロース等が用いられ
る。
【0027】これらを基材2に塗布するに際しては、浸
漬、吹付け、あるいはロール塗布などのいずれの方法で
もよい。塗布量が300g/m2 以上となるように塗布
すれば、本発明の孔版印刷方法において充分な印刷品位
を得ることができる。
【0028】このインキ層3の表面(図1では下面)に
は、フィルム4が被着されている。このフィルム4は例
えば感熱フィルムが用いられる。本発明に用いられる感
熱フィルムとしては、例えばポリエステルフィルム、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニルフィルム、
ポリ塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体フィルム等が
挙げられる。その厚さは材質により異なるが通常10μ
m以下、好ましくは0.5〜6.0μmの範囲がよい。
本例では2μmとした。
【0029】本例の孔版印刷原版1は、基材2の表面に
前記インク層3の材料を適当な厚さで塗布し、これにフ
ィルム4を貼り付けて形成する。フィルム4の表面に前
記材料を適当な厚さで塗布し、これに基材2を貼り付け
て形成することも可能である。
【0030】前記孔版印刷原版1を用いて印刷する印刷
用紙5について説明する。図1中に示すように、印刷用
紙5の被印刷面には、前記溶剤溶解性色材インキを溶解
し得る溶剤6が塗布されている。印刷用紙5に塗布する
溶剤としては、前記溶剤溶解性色材インキの実際の組成
等に合わせて、水、アルコール、アセトン、IPA(イ
ソプロピルアルコール)、グリコール等から選択し、又
は組み合わせて使用できる。
【0031】次に、前記孔版印刷原版1と前記印刷用紙
5を用いた孔版印刷方法について説明する。孔版印刷原
版1のフィルム4を、サーマルプリンタヘッド等の感熱
製版手段で製版する。フィルムには、図1に示すように
画像に対応したパターンで多数の孔からなる製版部(穿
孔部)7が形成される。図1から図2に示すように、孔
版印刷原版1のフィルム4を、印刷用紙5の溶剤6が塗
布された面に接触させる。互いに接触した前記孔版印刷
原版1と前記印刷用紙5を、何らかの加圧手段によっ適
当な力で密着させる。前記印刷用紙5に塗布された溶剤
6は、前記フィルムの製版部7を通して前記インキ層3
に移り、前記インキ層3の一部を溶解する。溶解された
インキ層3に含まれる溶剤溶解性色材インキは、フィル
ム4の孔を通って印刷用紙5上に転移する。印刷用紙5
には製版画像に対応した孔版印刷画像が形成される。
【0032】前記インキ層3を構成する材料のさらに具
体的な配合について例示する。 (組成例1) ワックス 300g ステアリン酸カルシューム 100g スピリットニグロシン(顔料) 500g 鉱物油 200g 以上を加熱溶融状態で混合し、フィルム等の基材2の上
に塗布する。
【0033】(組成例2) ソルベントブラック(染料) 59g ポリ塩化ビニリデン 15g 塩化ビニル−酢酸ビニル重合体 10g ポリビニルブチラール 20g トリクレン 200g 以上を加熱溶融状態で混合し、フィルム等の基材2の上
に塗布する。
【0034】以上説明した本例の孔版印刷原版1は、基
材2とインキ層3とフィルムの3層構造であったが、少
なくともインキ層3と製版されるフィルムがあればよ
い。例えば、インキ通過性の多孔性支持体に感熱フィル
ムが接着された従来の孔版原紙を用いて、本発明の孔版
印刷原版1を作成することができる。その場合には、前
記インキ層3を構成する材料を溶融して孔版原紙の多孔
性支持体に充填し、固化させればよい。この場合には、
孔版印刷原版1はインキ層3とフィルムの2層構造にな
る。
【0035】あるいは、感熱フィルムに、前記インキ層
3を構成する材料を溶剤により溶解して所要の厚さに塗
布し、固化させてインキ層3を形成してもよい。この場
合にも、孔版印刷原版1はインキ層3とフィルムの2層
構造になる。
【0036】また、以上説明した孔版印刷原版1の各構
造例において、インキ層3とフィルム4の間に断熱層を
設けてもよい。この位置に断熱層があれば、感熱製版手
段でフィルムを製版する際に感熱製版手段が発生する熱
によってインキ層3が不必要に溶解するおそれがない。
【0037】次に、本発明の実施の形態の第2の例を図
3を参照して説明する。本例の孔版印刷装置10は、前
記孔版印刷原版1を製版して孔版印刷を行う機能を有す
る。版胴11は円筒形の周壁を有する中空体であり、モ
ータ等の駆動手段の動力によって水平な中心軸14の回
りに回転する。
【0038】前記版胴11の内部には、図1及び図2を
参照して説明した孔版印刷原版1が収納されている。こ
の孔版印刷原版1はフィルム4を外側にしてロール状に
巻かれており、版胴11の内部にある供給部12の支持
軸13に回転可能に支持されている。支持軸13は版胴
11の中心軸14と平行である。支持軸13に支持され
た孔版印刷原版1の軸方向の長さ、即ち孔版印刷原版1
の幅は、版胴11の外周面の中心軸14の方向に沿った
長さに略相当する。
【0039】版胴11の周壁には、中心軸14に平行な
スリット状の開口である供給開口15が形成されてい
る。版胴11の内部の供給開口15の近傍には供給ロー
ラ16が回転可能に設けられている。供給部12から繰
り出された未使用の孔版印刷原版1は、供給ローラ16
を経て供給開口15から版胴11の外に導かれる。
【0040】版胴11の外に導かれた孔版印刷原版1
は、フィルム4を外側にした状態で版胴11の外周面に
版胴11の回転方向に沿って巻き付けられる。
【0041】版胴11の周壁には、前記供給開口15の
近傍に、中心軸14に平行なスリット状の開口である回
収開口17が形成されている。版胴11の内部の回収開
口17の近傍には回収ローラ18が回転可能に設けられ
ている。版胴11の外周面に巻き付けられた孔版印刷原
版1は、回収ローラ18を経て回収開口17から版胴1
1の内部に導かれる。
【0042】版胴11の内部には、版胴11の外周面に
巻かれた孔版印刷原版1を巻回する回収部19が設けら
れている。回収部19は、孔版印刷原版1を巻き取る回
収軸20を有している。回収軸20は駆動手段によって
駆動可能であり、必要に応じて版胴11の外周面から孔
版印刷原版1を巻き取る。
【0043】版胴11の近傍には給紙手段21がある。
給紙手段21は、駆動手段によって駆動される上下一対
の給紙ローラ22,23を有している。下側の給紙ロー
ラ23には、溶剤供給手段としての溶剤供給ローラ24
が接触している。溶剤供給ローラ24の下半部は容器2
5内に収納された溶剤に浸っている。この溶剤は、前記
孔版印刷原版1のインキ層3を溶解し得る溶剤である。
給紙手段21に与えられた印刷用紙5は、給紙ローラ2
2,23に挟まれて送られる間に下面に溶剤を塗布さ
れ、続けて版胴11の上方に送られる。
【0044】版胴11の頂部の真上には押圧手段26が
設けられている。押圧手段は昇降可能な加圧ローラ27
を有している。加圧ローラ27は、前記給紙手段21が
送ってきた印刷用紙5を回転する版胴11の外周面に押
しつける。溶剤が塗布された印刷用紙5の下面と、版胴
11の孔版印刷原版1のフィルム4は、所定の押圧力で
密着する。印刷用紙5は、版胴11と加圧ローラ27の
間に挟まれて送られていく。
【0045】前記版胴11の近傍には、版胴11の外周
面に巻かれた孔版印刷原版1のフィルム4を製版する感
熱製版手段としてのサーマルヘッド28が設けられてい
る。
【0046】次に、前記孔版印刷装置10の作用につい
て説明する。まず、孔版印刷原版1の製版を行う。回収
部19の回収軸20を駆動する。使用済みの孔版印刷原
版1が版胴11の外周面に残されていれば、この使用済
みの孔版印刷原版1は回収開口17から版胴11内に戻
り、回収軸20に巻き取られる。これと同時に、未使用
の孔版印刷原版1が、版胴11の内部から供給開口15
を通って版胴11の外に引き出され、版胴11の外周面
に沿って周方向に移動していく。
【0047】図3において供給開口15から回収開口1
7に至る時計方向回りの外周面に未使用の孔版印刷原版
1を装着する。サーマルヘッド28を版胴11の孔版印
刷原版1に接触させる。版胴11を回転させながら、こ
れに同期してサーマルヘッド28を駆動する。孔版印刷
原版1のフィルム4には、所望の画像が製版される。こ
のように未使用の孔版印刷原版1を版胴11に装着して
から製版を始めれば、歪みのない精度の良好な製版が行
える。
【0048】これに対し、版胴11は停止した状態で、
孔版印刷原版1を版胴11の外周面に沿って移動させな
がら、同時に未使用の孔版印刷原版1をサーマルヘッド
28で製版していくこともできる。この場合には、回収
軸20の巻き取りによる孔版印刷原版1の移動速度と、
サーマルヘッド28による穿孔速度の同期をとる。孔版
印刷原版1の移動と製版を同時に行う場合には、移動後
に製版する場合に比べて処理時間を短くできる。
【0049】次に、孔版印刷原版1を用いた孔版印刷を
行う。版胴11と給紙手段21を同期させて駆動する。
給紙手段21に与えられた印刷用紙5は、給紙ローラ2
2,23に挟まれて送られる間に下面に溶剤を塗布さ
れ、続けて版胴11の上方に送られる。加圧ローラ27
は、前記給紙手段21が送ってきた印刷用紙5を、回転
する版胴11の外周面に押しつける。溶剤が塗布された
印刷用紙5の下面と、版胴11の孔版印刷原版1のフィ
ルム4は、所定の押圧力で密着する。この印刷用紙5
は、版胴11と加圧ローラ27の間に挟まれて送られて
いく。図1及び図2を参照して説明したように、孔版印
刷原版1のインキ層3が含む溶剤溶解性色材インキによ
って印刷用紙5の表面に孔版印刷が施される。
【0050】次に、本発明の実施の形態の第3の例を図
4〜図7を参照して説明する。本例の孔版印刷原版31
は、孔版原紙40と、溶剤溶解性色材インキを含む固形
インキ50を用いて使用者自身が製作する。図4〜図6
に示した孔版原紙40は、インキを通過させる多孔性支
持体41と、これに接着されたフィルム42とを有して
いる。この孔版原紙40の多孔性支持体41の側には枠
体43が接着されている。枠体43は矩形状で可撓性を
有している。枠体43の表面には感圧接着剤の粘着層4
4が形成されており、剥離紙45で覆われている。
【0051】前記フィルム42としては、例えばポリエ
ステルフィルム、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩
化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニル−塩化ビニリデン共
重合体フィルム等の感熱フィルムが挙げられ、その厚さ
は材質により異なるが通常10μm以下、好ましくは
0.5〜6.0μmの範囲とされる。
【0052】前記多孔性支持体41としては、マニラ
麻、パルプ、ミツマタ、コウゾなどの天然繊維を素材と
した和紙などの紙、ポリエステル、ナイロン、ビニロ
ン、アセテートなどの合成繊維、金属繊維、ガラス繊維
等を素材とした織物または不織布などが挙げられる。こ
れらの繊維は単独でまたは2種以上併用して使用でき
る。多孔性支持体412の秤量は、原紙の強度およびイ
ンキ通過性の点から、通常1〜20g/m2 の範囲、好
ましくは5〜15/m2 の範囲とされる。また多孔性支
持体41の厚さも上記と同様の理由で通常5〜100μ
mの範囲、好ましくは10〜50μmの範囲とされる。
【0053】前記多孔性支持体41と前記フィルム42
を接着している接着剤としては、例えばエポキシ樹脂、
フェノール樹脂、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、アクリ
ル樹脂、ポリエステル、ポリウレタン、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、ポリイソブチレン、ポリイソプレン、
ブチルゴム、ポリアクリルアミド、ロジン、テルペン樹
脂、ポリスチレン等が挙げられる。
【0054】溶剤溶解性色材インキを含む固形インキ5
0は、図4に示すようにクレヨンのような棒形状をして
いる。その材質は、前記(組成例1)及び(組成例2)
と同一である。顔料、染料を適宜選択して種々の色彩の
固形インキ50を用意しておくとよい。
【0055】前記孔版原紙40を製版する。カーボン等
の光熱変換材料を含む画像が形成された原稿を用意す
る。この原稿の画像の上に、前記孔版原紙40のフィル
ム42の側を重ねる。両者を確実に密着させて孔版原紙
40の側から閃光を照射する。画像が含んでいる光熱変
換材料が発熱し、この熱によって孔版原紙40のフィル
ム42が画像のパターンに穿孔される。図5に示すよう
に、フィルム42には多数の孔からなる製版部(穿孔
部)46が形成される。
【0056】サーマルヘッド等の感熱製版手段を用いて
前記孔版原紙40を製版してもよい。その他、感熱以外
の製版手段を用いてもよい。
【0057】図4及び図5に示すように、支持台として
のポリプロピレン板47の上にフィルム42の面を下に
して製版された孔版原紙40を載置する。多孔性支持体
41の側から、所望の色彩の固形インキ50を製版部の
上の所望の位置に塗り付ける。ポリプロピレン板47は
固形インキ50が付着しても容易に除去でき、孔版原紙
40を支える台となるので、図6に示すように、固形イ
ンキ50は多孔性支持体41の内部に塗り込まれ、フィ
ルム42の製版部46の孔を充填する。これで、溶剤溶
解性色材インキを含むインキ層51が設けられた多孔性
支持体41と、これに接着された製版済みのフィルム4
2とを有する孔版印刷原版31が形成された。
【0058】次に、前記孔版印刷原版31を用いて孔版
印刷を行うための孔版印刷装置60について図7を参照
して説明する。フレーム61の前面側には、円筒形の取
り付け部62が水平な回動軸63の回りに回転可能に設
けられている。回動軸63にはクランク状のハンドル6
4が連結されている。作業者がハンドル64を回転させ
れば取り付け部62が回転する。前記取り付け部62の
外周面には、前記孔版印刷原版31が装着される保持部
65が設けられている。保持部65は、前記孔版原紙4
0の枠体43の内形及び厚さに対応する外形及び厚さを
備えた矩形である。保持部65は、硬質スポンジ等の可
撓性材料乃至は弾性材料からなる。図7に示すように、
前記孔版印刷原版31を丸め、枠体43の内部に保持部
65が入るように孔版印刷原版31を取り付け部62の
外周面に取り付け、枠体43の粘着層44を取り付け部
62の外周面に着脱自在に接着する。保持部65の表面
は前記多孔性支持体41に接触する。
【0059】フレーム61の背面側には、給紙手段とし
ての一対の給紙ローラ66,67が設けられている。給
紙ローラ66,67は取り付け部62の駆動に連動して
回転し、フレーム61の背面側の開口68から供給され
た印刷用紙5を前記取り付け部62に向けて搬送する。
【0060】取り付け部62と給紙ローラ66,67の
間には、溶剤供給手段としての溶剤塗布カセット69が
設けられている。溶剤塗布カセット69はフレーム61
に対して着脱可能である。溶剤塗布カセット69の内部
には溶剤が収納されている。溶剤塗布カセット69が収
納している溶剤は、前記固形インキ50を溶解し得る溶
剤である。溶剤塗布カセット69が溶剤を供給する供給
口には従動ローラ70がある。溶剤塗布カセット69の
側面には従動ローラ70に連動する従動ギア70aがあ
る。前記フレーム61の溶剤塗布カセット69を装着す
る位置には駆動ローラ71がある。駆動ローラ71は、
前記取り付け部62の駆動に連動して回転する。フレー
ム61の側面には駆動ローラ71に連動する駆動ギア7
1aがある。溶剤塗布カセット69をフレーム61の所
定位置に装着すると、従動ローラ70と駆動ローラ71
が給紙手段としての一対の給紙ローラを構成し、従動ギ
ア70aと駆動ギア71aは互いにかみ合う。前記給紙
ローラ66,67から送られた印刷用紙5は、駆動ロー
ラ71と従動ローラ70の間に挟まれて取り付け部62
の下方に搬送される。その間、溶剤塗布カセット69の
溶剤が従動ローラ70を介して印刷用紙5の上面に塗布
される。
【0061】前記取り付け部62の下方には押圧手段7
5が設けられている。押圧手段75は、従動ローラ70
と駆動ローラ71が搬送した印刷用紙5を前記取り付け
部62の外周面に押しつける。押圧手段75は押圧ロー
ラ76を有している。押圧ローラ76は、取り付け部6
2の回転軸63に平行な支持軸77を中心として回転可
能である。支持軸77の両端は、フレーム61に形成さ
れた縦溝78に移動可能に案内されており、上下方向に
移動可能である。押圧手段75は押圧ローラ76の解除
機構を有している。解除機構は、フレーム61に設けら
れた回転可能な操作軸79と、フレーム61の外側で操
作軸79の一端部に設けられた操作レバー80と、フレ
ーム61の中の操作軸79に設けられて押圧ローラ76
の支持軸77に接触する操作カム81とを有している。
通常、押圧ローラ76は、取り付け部62の孔版印刷原
版31にほぼ接する位置に設ける。これが印刷のための
位置である。印刷用紙5が詰まるなど、問題が生じた場
合には操作レバー80を回動して押圧ローラ76を下降
させ、押圧ローラ76と取り付け部62の間に必要な間
隔を設ける。
【0062】次に、前記孔版印刷装置60の作用につい
て説明する。図6に示す孔版印刷原版31を取り付け部
62の外周面に装着する。即ち、図7に示すように孔版
印刷原版31を略円筒形となるように丸め、取り付け部
62の外周面にある保持部65が枠体43の中に入るよ
うに、取り付け部62の外周面に装着する。枠体43の
粘着層44は取り付け部62の外周面に貼り付き、孔版
印刷原版31を取り付け部62に固定する。
【0063】操作レバー80は図7のような位置に設定
しておく。操作カム81が押圧ローラ76の支持軸77
を持ち上げており、押圧ローラ76と取り付け部62の
間には適当な間隔が設けられている。ハンドル64を回
して取り付け部62を回転させる。給紙ローラ66,6
7と駆動ローラ71がこれに連動する。フレーム61の
背面側から印刷用紙5を給紙ローラ66,67の間に送
り込む。印刷用紙5は給紙ローラ66,67に運ばれ、
溶剤塗布カセット69の従動ローラ70とフレーム61
の駆動ローラ71の間に挟まれて送られる。駆動ローラ
71と従動ローラ70によって搬送される間に、印刷用
紙5の上面には溶剤が塗布される。溶剤が塗布された印
刷用紙5は、取り付け部62と押圧ローラ76の間に送
り込まれる。
【0064】印刷用紙5は、取り付け部62の孔版印刷
原版31と押圧ローラ76の間に挟まれる。押圧ローラ
76は、印刷用紙5を孔版印刷原版31に押し付ける。
印刷用紙5の上面と孔版印刷原版31のフィルム42が
密着する。この時、孔版印刷原版31を裏側から保持し
ている前記保持部65が押圧ローラ76に押されて少し
撓むように、前記押圧ローラ76と取り付け部62の間
隔を設定しておく。このようにすれば、印刷用紙5と孔
版印刷原版31の接触状態が安定する。
【0065】印刷用紙5に塗布された溶剤は、フィルム
42の製版部46を通して多孔性支持体41のインキ層
51の表面に移り、前記インキ層51の一部を溶解す
る。溶解されたインキ層51に含まれる溶剤溶解性色材
インキは、フィルム42の孔を通って印刷用紙5上に転
移する。印刷用紙5には製版画像に対応した孔版印刷画
像が形成される。印刷された印刷用紙5は、取り付け部
62と押圧ローラ76の間からフレーム61の前方に排
出される。
【0066】本例によれば、多孔性支持体41とフィル
ム42から構成される通常の孔版印刷用の孔版原紙40
を用いて、固形のインキ層を有する本発明の孔版印刷原
版を作製できる。しかも、使用者の好みに合わせて多色
の固形インキを用いれば、一版で多色の印刷を行える孔
版印刷原版を作製できる。
【0067】次に、本発明の実施の形態の第4の例を図
8〜図10を参照して説明する。本例の孔版印刷原版9
0は、孔版原紙91と、溶剤溶解性色材インキを含む固
体インキシート92を用いて使用者自身が製作する。図
8に示した孔版原紙91は、フィルム93を枠体94に
接着したものである。枠体94は矩形状で可撓性を有し
ている。枠体94の表面には感圧接着剤の粘着層が形成
されており、剥離紙95で覆われている。
【0068】図8及び図9に示す固体インキシート92
は、前記各例において説明した溶剤溶解性色材インキを
含む固形インキ96をシート状の基材97の片面に設け
たものである。固体インキ96の表面にはコーティング
層98が形成されており、作業時に固形インキ96が作
業者の手を汚さないようになっている。しかしながらこ
のコーティング層98は溶剤で融けるので、印刷には不
都合がない。固体インキシート92にはミシン目99が
設けてあり、使用時に使用しやすい大きさにミシン目9
9で切断することができる。
【0069】前記孔版原紙91を製版する。その製版方
法は図5に示した例と同様でもよいし、サーマルヘッド
等の感熱製版手段を用いてもよい。図8に示すように、
孔版原紙91の枠体94の側に、適当な大きさに切断し
た固体インキシート92を製版された部分のみに載せ、
コーティング層98の粘着性によって貼り付ける。以後
の印刷方法は、図5〜図7に示した例と同様である。
【0070】図10は本例の固体インキシートの変形例
を示す。この固体インキシート100は、基材97と、
基材97の片面に設けた固形インキ96と、固形インキ
96の表面にドット状に形成された弱粘着層101と、
弱粘着層を覆う剥離紙102を有している。使用時には
剥離紙102を剥がして孔版原紙91のフィルム93に
貼り付ける。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、溶剤が塗布された印刷
用紙をインキ層に密着した製版済みのフィルムに密着さ
せ、この溶剤でインキ層を溶かして色材インキを印刷用
紙に転移させている。この構成によれば、印刷用紙には
必要なだけのインキが転移されるので、裏写りの無い印
刷物が得られる効果がある。
【0072】更に本発明によれば、インキ層は固形状態
であるため、漏れの心配が全く無い効果がある。
【0073】更に本発明によれば、画像を構成する部分
(フィルム)とインキ(インキ層)が一体なので、装置
の内部にはインキの供給機構が不要である。従来の孔版
印刷装置に比べて給版、排版のための機構の構造を簡単
にすることができ、また消耗品の交換も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の例における孔版印
刷原版と印刷用紙の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の第1の例における密着さ
せた孔版印刷原版と印刷用紙の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の第2の例における孔版印
刷装置の断面図である。
【図4】本発明の実施の形態の第3の例における孔版印
刷原版の製造工程を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態の第3の例における孔版印
刷原版の製造工程を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態の第3の例における孔版印
刷原版の製造工程を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態の第3の例における孔版印
刷装置の斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態の第4の例における孔版印
刷原版の製造工程を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態の第4の例における孔版印
刷原版の断面図である。
【図10】本発明の実施の形態の第4の例における孔版
印刷原版の断面図である。
【符号の説明】
1 孔版印刷原版 2 基材 3 インキ層 4 フィルム 5 印刷用紙 10 孔版印刷装置 11 版胴 12 供給部 15 供給開口 17 回収開口 19 回収部 21 給紙手段 22,23 給紙ローラ 24 溶剤供給手段としての溶剤供給ローラ 26 押圧手段 27 加圧ローラ 28 感熱製版手段としてのサーマルヘッド 40 孔版原紙 41 多孔性支持体 42 フィルム 43 枠体 44 粘着層 45 剥離紙 50,96 固形インキ 51 インキ層 60 孔版印刷装置 65 保持部 66,67 給紙手段としての給紙ローラ 69 溶剤供給手段としての溶剤塗布カセット 70 給紙手段としての従動ローラ 71 給紙手段としての駆動ローラ 75 押圧手段 76 押圧ローラ 90 孔版印刷原版 92,100 固体インキシート

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶剤溶解性色材インキを含むインキ層に
    密着して設けられた製版済みのフィルムと、前記溶剤溶
    解性色材インキを溶解し得る溶剤が塗布された印刷用紙
    とを密着させ、前記印刷用紙に塗布された溶剤を前記フ
    ィルムの製版部を通して前記インキ層に供給することに
    より前記インキ層の一部を溶解し、前記溶剤溶解性色材
    インキを前記印刷用紙上に転移させて行うことを特徴と
    する孔版印刷方法。
  2. 【請求項2】 溶剤溶解性色材インキを含むインキ層
    と、前記インキ層の表面に密着して設けられたフィルム
    とを有する孔版印刷原版。
  3. 【請求項3】 前記インキ層が基材に設けられている請
    求項2記載の孔版印刷原版。
  4. 【請求項4】 前記インキ層が前記溶剤溶解性色材イン
    キを含む多孔性支持体であり、前記フィルムが前記多孔
    性支持体に接着された請求項2記載の孔版印刷原版。
  5. 【請求項5】 接着された前記多孔性支持体と前記フィ
    ルムが、可撓性の枠体の一方の面に張られており、前記
    枠体の他方の面には剥離紙で保護された粘着層が設けら
    れている請求項4記載の孔版印刷原版。
  6. 【請求項6】 溶剤溶解性色材インキを含む流体状の材
    料をフィルムの一方の面に塗布して固化させる孔版印刷
    原版の製造方法。
  7. 【請求項7】 多孔性支持体とフィルムが接着されてな
    る孔版原紙の前記多孔性支持体に、溶剤溶解性色材イン
    キを含む流体状の材料を塗布して固化させる請求項6記
    載の孔版印刷原版の製造方法。
  8. 【請求項8】 溶剤溶解性色材インキを含む流体状の材
    料を基材とフィルムの一方の片面に塗布し、基材とフィ
    ルムの他方を前記材料に貼り、前記材料を固化させる孔
    版印刷原版の製造方法。
  9. 【請求項9】 少なくともフィルムを有する孔版原紙の
    前記フィルムを製版し、前記フィルムの製版された部分
    に溶剤溶解性色材インキを含む固体状の材料を設ける孔
    版印刷原版の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記固体状の材料を前記フィルムの製
    版された部分の片面から塗り、前記固体状の材料を前記
    フィルムの製版された部分に充填する請求項9記載の孔
    版印刷原版の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記固体状の材料が、溶剤溶解性色材
    インキを含む固形インキをシート状の基材の片面に設け
    た固体インキシートであり、前記フィルムの製版された
    部分の片面側に前記固体インキシートを設ける請求項9
    記載の孔版印刷原版の製造方法。
  12. 【請求項12】 溶剤溶解性色材インキを含むインキ層
    の表面にフィルムが密着されてなる孔版印刷原版を外周
    面に巻回し、自身の中心軸線の回りに回転可能とされた
    版胴と、 前記溶剤溶解性色材インキを溶解し得る溶剤を印刷用紙
    に供給する溶剤供給手段と、 前記印刷用紙を前記版胴に供給する給紙手段と、 前記給紙手段が供給した前記印刷用紙を前記版胴の外周
    面に押しつける押圧手段と、を有する孔版印刷装置。
  13. 【請求項13】 前記版胴が、前記孔版印刷原版を内部
    に収納し、前記孔版印刷原版を内部から供給して外周面
    に巻回させ、内部に回収するように構成されている請求
    項12記載の孔版印刷装置。
  14. 【請求項14】 前記版胴の内部に設けられた未使用の
    前記孔版印刷原版を巻回する供給部と、 前記供給部から繰り出された未使用の前記孔版印刷原版
    を前記版胴の外に導くように前記版胴の周壁に設けられ
    た供給開口と、 前記版胴の外周面を巻回して印刷に供された前記孔版印
    刷原版を前記版胴の内に導くように前記版胴の周壁に設
    けられた回収開口と、 前記版胴の内部に設けられて使用済みの前記孔版印刷原
    版を巻回する回収部と、を有する請求項13記載の孔版
    印刷装置。
  15. 【請求項15】 前記版胴の近傍に設けられて前記孔版
    印刷原版のフィルムを製版する製版手段を有する請求項
    14記載の孔版印刷装置。
  16. 【請求項16】 前記孔版印刷原版が、前記インキ層が
    形成された多孔性支持体と前記多孔性支持体に接着され
    た感熱性のフィルムからなる孔版原紙であり、 前記孔版原紙の多孔性支持体の側には可撓性の枠体が設
    けられ、 前記枠体には前記版胴の外周面に接着される粘着層が設
    けられ、 前記取り付け部の外周面には、前記枠体の内形及び厚さ
    に対応する外形及び厚さを備えて前記多孔性支持体に接
    触する保持部が設けられた請求項12記載の孔版印刷装
    置。
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