JPH10338292A - フレキシブルコンテナ - Google Patents
フレキシブルコンテナInfo
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- JPH10338292A JPH10338292A JP9146594A JP14659497A JPH10338292A JP H10338292 A JPH10338292 A JP H10338292A JP 9146594 A JP9146594 A JP 9146594A JP 14659497 A JP14659497 A JP 14659497A JP H10338292 A JPH10338292 A JP H10338292A
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- Japan
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- bag
- flexible container
- granular material
- discharge port
- discharge
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアースライダおよびV字構造を内蔵しない
簡単な構造で、収納した粉粒体を内部に滞留させること
無く、全てを排出可能なフレキシブルコンテナを提供す
る。 【解決手段】 折畳み可能な円筒形状を有する、気密性
かつ可撓性を備えた粉粒体の収納袋(1)を有し、かつ
該袋(1)の円筒形状の端面部下端に、該袋の内壁面に
接触する粉粒体が該内壁面に沿って自重によって滑落し
始める位置より以上に拡げて開口させた粉粒体排出口
(2)を有するフレキシブルコンテナである。
簡単な構造で、収納した粉粒体を内部に滞留させること
無く、全てを排出可能なフレキシブルコンテナを提供す
る。 【解決手段】 折畳み可能な円筒形状を有する、気密性
かつ可撓性を備えた粉粒体の収納袋(1)を有し、かつ
該袋(1)の円筒形状の端面部下端に、該袋の内壁面に
接触する粉粒体が該内壁面に沿って自重によって滑落し
始める位置より以上に拡げて開口させた粉粒体排出口
(2)を有するフレキシブルコンテナである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体等をその内
部に収納して、目的地に移送するための、折畳み可能ま
たは小さく収納可能なフレキシブルコンテナ(以下、
「フレコン」と称す)に関する。
部に収納して、目的地に移送するための、折畳み可能ま
たは小さく収納可能なフレキシブルコンテナ(以下、
「フレコン」と称す)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、粉粒体の一般的な輸送方法と
しては、金属製のタンクローリーを用いる方法とフレコ
ンを用いる方法がある。
しては、金属製のタンクローリーを用いる方法とフレコ
ンを用いる方法がある。
【0003】前者の金属製タンクローリーを用いる方法
においては、その内容物を排出するにあたり、タンク自
体を傾ける方法が一般的である。また金属製のタンク
は、それが大きな剛性を持っていることを利用し、特に
排出部近傍を含め全ての部分に、任意の形状が採用で
き、更に必要であればコンテナ内の底部にエアースライ
ド装置を付設することなどにより、粉粒体の充填と排出
が極めて効率よく簡便に行われ、また耐久性にも優れて
いるという特長を備えている。しかしながら、剛性タン
クであるが故に、粉粒体の輸送を完了した復路は、空荷
で走ることとなり、輸送効率が著しく悪い、という問題
を有している。
においては、その内容物を排出するにあたり、タンク自
体を傾ける方法が一般的である。また金属製のタンク
は、それが大きな剛性を持っていることを利用し、特に
排出部近傍を含め全ての部分に、任意の形状が採用で
き、更に必要であればコンテナ内の底部にエアースライ
ド装置を付設することなどにより、粉粒体の充填と排出
が極めて効率よく簡便に行われ、また耐久性にも優れて
いるという特長を備えている。しかしながら、剛性タン
クであるが故に、粉粒体の輸送を完了した復路は、空荷
で走ることとなり、輸送効率が著しく悪い、という問題
を有している。
【0004】他方、後者のフレコンを用いる方法は、輸
送方法としてトラック、貨車、船舶など、その輸送機関
を選ばないという利点がある他、輸送終了後にはコンテ
ナをコンパクトに折り畳みまたは収納して、復路の荷物
を積載するスペースを確保できるため、輸送効率が著し
く向上し、また軽量、安価などの利点も有する。この利
点を生かすため、フレコンを使用した輸送方法が採用さ
れているが、この方法には、コンテナ内に収納した粉粒
体を経済的に排出する上で以下に述べるような種々の問
題を有している。
送方法としてトラック、貨車、船舶など、その輸送機関
を選ばないという利点がある他、輸送終了後にはコンテ
ナをコンパクトに折り畳みまたは収納して、復路の荷物
を積載するスペースを確保できるため、輸送効率が著し
く向上し、また軽量、安価などの利点も有する。この利
点を生かすため、フレコンを使用した輸送方法が採用さ
れているが、この方法には、コンテナ内に収納した粉粒
体を経済的に排出する上で以下に述べるような種々の問
題を有している。
【0005】一般にフレコンからの粉粒体の排出は、フ
レコンを剛体を有する平面上に載置した状態で傾斜させ
た状態において、エアスライド機能を用いて流動化させ
る方法が採用されている。
レコンを剛体を有する平面上に載置した状態で傾斜させ
た状態において、エアスライド機能を用いて流動化させ
る方法が採用されている。
【0006】このようなフレコン内に収納された粉粒体
の排出方法としては、例えば、実開平6ー22278号
公報に、エアースライド装置の一端に設けた排出口から
粉粒体を排出する、図5(模式側面図)に示すようなも
のが提案されている。図に示した従来のフレコンは、外
袋1′と内袋2′で構成されており、外袋1′は気密性
を持ったシート製の円筒形容器を形成し、内袋2′は通
気性を持った布製の容器を形成し、下半分がV字型に絞
られたV字状部8′を有する底部4′にエアースライド
装置3′を装着している。内袋2′は両サイド部6′と
底の部分7′とで外袋1′に固定されており、エアース
ライド装置3′に入った空気が内袋2′から外袋1′に
洩れて外袋1′を膨らませると、内袋2′は吊り上げら
れて、図のように粉粒体が滑り落ち易い形になるように
なされている。この方法の粉粒体の排出方法は、先ずフ
レコン内の底部に設けたエアースライド装置3′より空
気を内袋2′内へ大量に吹出し、粉粒体を流動化させる
とともに、通気性のある内袋2′から洩れた空気によっ
て外袋1′を膨らませる。そして、外袋に一部が固定さ
れた内袋を持上げ、内袋2′を傾斜したV字状の形状と
することで粉粒体をV字状壁8′にそって滑り落とすと
共に、エアースライド装置3′の一端に設けた排出口か
ら粉粒体を排出しようとするものである。
の排出方法としては、例えば、実開平6ー22278号
公報に、エアースライド装置の一端に設けた排出口から
粉粒体を排出する、図5(模式側面図)に示すようなも
のが提案されている。図に示した従来のフレコンは、外
袋1′と内袋2′で構成されており、外袋1′は気密性
を持ったシート製の円筒形容器を形成し、内袋2′は通
気性を持った布製の容器を形成し、下半分がV字型に絞
られたV字状部8′を有する底部4′にエアースライド
装置3′を装着している。内袋2′は両サイド部6′と
底の部分7′とで外袋1′に固定されており、エアース
ライド装置3′に入った空気が内袋2′から外袋1′に
洩れて外袋1′を膨らませると、内袋2′は吊り上げら
れて、図のように粉粒体が滑り落ち易い形になるように
なされている。この方法の粉粒体の排出方法は、先ずフ
レコン内の底部に設けたエアースライド装置3′より空
気を内袋2′内へ大量に吹出し、粉粒体を流動化させる
とともに、通気性のある内袋2′から洩れた空気によっ
て外袋1′を膨らませる。そして、外袋に一部が固定さ
れた内袋を持上げ、内袋2′を傾斜したV字状の形状と
することで粉粒体をV字状壁8′にそって滑り落とすと
共に、エアースライド装置3′の一端に設けた排出口か
ら粉粒体を排出しようとするものである。
【0007】しかし、樹脂チップのような粒体サイズが
大きく、比重の大きい粒体を充填した場合、このような
従来のフレコンの排出口(図示せず)から経済的な速度
で粒体を排出するには、エアースライド装置3′を機能
させても、フレコン全体を15〜20°は傾斜させねば
ならず、複雑な構造の割には経済的効果が得られない。
大きく、比重の大きい粒体を充填した場合、このような
従来のフレコンの排出口(図示せず)から経済的な速度
で粒体を排出するには、エアースライド装置3′を機能
させても、フレコン全体を15〜20°は傾斜させねば
ならず、複雑な構造の割には経済的効果が得られない。
【0008】しかも、この方法を樹脂チップのように粒
のサイズと比重の大きい粒体に適用すると、粒体をエア
ーで流動化させるために、エアースライド装置から吹き
出させる圧縮エアーの大量送気を必要とし、ブロアーを
使用する場合には、極めて大型のブロアーを必要とす
る、という問題を有している。更に、V字型構造とエア
ースライダー装置を必要とすることから、フレコンの構
造が複雑となってコストアップ要因になり、しかも、フ
レコン自体の耐久性が悪くなるほか、V字型構造を内蔵
するが故にデッドスペースが発生して、フレコンの収納
効率が低下するという不利益をも合わせ持つ。
のサイズと比重の大きい粒体に適用すると、粒体をエア
ーで流動化させるために、エアースライド装置から吹き
出させる圧縮エアーの大量送気を必要とし、ブロアーを
使用する場合には、極めて大型のブロアーを必要とす
る、という問題を有している。更に、V字型構造とエア
ースライダー装置を必要とすることから、フレコンの構
造が複雑となってコストアップ要因になり、しかも、フ
レコン自体の耐久性が悪くなるほか、V字型構造を内蔵
するが故にデッドスペースが発生して、フレコンの収納
効率が低下するという不利益をも合わせ持つ。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べた諸問題に
鑑み、本発明が解決しようとする課題は、剛性が小さい
フレコンに収納された排出の難しい粉粒体、特に樹脂チ
ップのように粒体サイズと比重とが比較的大きな粉粒体
を、フレコン内の隅部等に残留させることなく迅速かつ
簡易に排出でき、しかも構造が簡単で、運転コストの安
いフレコンを提供することにある。
鑑み、本発明が解決しようとする課題は、剛性が小さい
フレコンに収納された排出の難しい粉粒体、特に樹脂チ
ップのように粒体サイズと比重とが比較的大きな粉粒体
を、フレコン内の隅部等に残留させることなく迅速かつ
簡易に排出でき、しかも構造が簡単で、運転コストの安
いフレコンを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】ここに、本発明によれ
ば、折畳み可能な円筒状形状を有する、気密性かつ可撓
性を備えた袋を有し、かつ該袋の円筒形状の端面部下端
に、該袋の内壁面に接触する粉粒体が該内壁面に沿って
自重によって滑落し始める内壁面位置以上に拡げて開口
させた粉粒体排出口を有するフレコンが提供される。
ば、折畳み可能な円筒状形状を有する、気密性かつ可撓
性を備えた袋を有し、かつ該袋の円筒形状の端面部下端
に、該袋の内壁面に接触する粉粒体が該内壁面に沿って
自重によって滑落し始める内壁面位置以上に拡げて開口
させた粉粒体排出口を有するフレコンが提供される。
【0011】なお、本発明のフレコンは、織布、不織布
等より構成されるが、その一部に金属あるいは樹脂を使
用してもよい。なお、リサイクルを考えれば、ポリエス
テル系繊維からなる織布、又は不織布が好ましい。
等より構成されるが、その一部に金属あるいは樹脂を使
用してもよい。なお、リサイクルを考えれば、ポリエス
テル系繊維からなる織布、又は不織布が好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の態様につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明のフレコンの排出口形状を説明するための模式説明図
である。ここで、該図において、袋1は、折畳み可能な
円筒形状を有する、気密性かつ可撓性を備えた袋であ
る。ただし、該図は、粉粒体を内部に収納しない状態の
袋1へ注入された圧縮空気の圧力によって、袋1が円筒
形状を呈して完全に膨らんだ状態を示したものである。
したがって、本発明で言う「円筒形状の袋」とはこのよ
うな状態を採ることのできる袋を指している。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明のフレコンの排出口形状を説明するための模式説明図
である。ここで、該図において、袋1は、折畳み可能な
円筒形状を有する、気密性かつ可撓性を備えた袋であ
る。ただし、該図は、粉粒体を内部に収納しない状態の
袋1へ注入された圧縮空気の圧力によって、袋1が円筒
形状を呈して完全に膨らんだ状態を示したものである。
したがって、本発明で言う「円筒形状の袋」とはこのよ
うな状態を採ることのできる袋を指している。
【0013】しかしながら、実際には袋1は、内部に収
納された粉粒体の重量によって、その形状は変形してい
るので「完全な円筒形状」となることは有り得ず、偏平
な円筒形状、即ち「楕円状に歪んだ円筒形状」を呈し、
該形状は注入される圧縮空気との圧力バランスによって
変化することは言うまでもない。
納された粉粒体の重量によって、その形状は変形してい
るので「完全な円筒形状」となることは有り得ず、偏平
な円筒形状、即ち「楕円状に歪んだ円筒形状」を呈し、
該形状は注入される圧縮空気との圧力バランスによって
変化することは言うまでもない。
【0014】ここで、粉粒体の排出時に上記フレコンの
排出口に向かって形成される傾斜角につき詳細に述べ
る。フレコン全体を排出口に向かって傾斜させる場合の
傾斜角度に注目すると、粉粒体がセメントのような粉体
の場合、エアーによって容易に流動化するため、フレコ
ンの傾斜角度は小さくても(5〜10°の範囲)、十分
高速に排出可能である。しかし、樹脂チップのように粒
のサイズと比重とが大きい粒体の場合には、これをエア
ーで流動化することは前述したように、あまりにも大量
の圧縮空気を必要とし、実用面で限界がある。
排出口に向かって形成される傾斜角につき詳細に述べ
る。フレコン全体を排出口に向かって傾斜させる場合の
傾斜角度に注目すると、粉粒体がセメントのような粉体
の場合、エアーによって容易に流動化するため、フレコ
ンの傾斜角度は小さくても(5〜10°の範囲)、十分
高速に排出可能である。しかし、樹脂チップのように粒
のサイズと比重とが大きい粒体の場合には、これをエア
ーで流動化することは前述したように、あまりにも大量
の圧縮空気を必要とし、実用面で限界がある。
【0015】つまり、例えば、エアースライダ部分から
の圧縮空気の吹出し量を4cm3/cm2/秒とした場合
を考えると、フレコンの傾斜角を粉体の場合より大きい
10〜20°(好ましくは15〜20°)の範囲とする
必要が有り、このようにすることで、初めて粒体が流動
化し、高い排出速度(20〜25トン/時)を達成でき
るのである。
の圧縮空気の吹出し量を4cm3/cm2/秒とした場合
を考えると、フレコンの傾斜角を粉体の場合より大きい
10〜20°(好ましくは15〜20°)の範囲とする
必要が有り、このようにすることで、初めて粒体が流動
化し、高い排出速度(20〜25トン/時)を達成でき
るのである。
【0016】しかしながら、本発明者等が,エアスライ
ド装置を機能させない条件(エアスライド装置に圧縮エ
アーを送らない)で粒体の排出テストを実施したとこ
ろ、結果は、フレコン全体の傾斜角を25°と設定した
ところで、エアスライダ機能を作用させた条件の排出速
度と同じ排出速度25トン/時を得ることができた。
ド装置を機能させない条件(エアスライド装置に圧縮エ
アーを送らない)で粒体の排出テストを実施したとこ
ろ、結果は、フレコン全体の傾斜角を25°と設定した
ところで、エアスライダ機能を作用させた条件の排出速
度と同じ排出速度25トン/時を得ることができた。
【0017】この事実より、樹脂チップのように粒サイ
ズが大きく、比重の大きい粉粒体の場合、排出時におけ
るエアスライド機能の効果はそれ程大きくなく、フレコ
ンの傾斜角度を従来より若干大きく(+5〜10°)す
るだけで樹脂チップは流動化し、エアスライダ機能無し
でも十分な大きな排出速度が得られることが判った。し
たがって、エアスライド機構は、この点から言えば不要
であることが分かった。
ズが大きく、比重の大きい粉粒体の場合、排出時におけ
るエアスライド機能の効果はそれ程大きくなく、フレコ
ンの傾斜角度を従来より若干大きく(+5〜10°)す
るだけで樹脂チップは流動化し、エアスライダ機能無し
でも十分な大きな排出速度が得られることが判った。し
たがって、エアスライド機構は、この点から言えば不要
であることが分かった。
【0018】次に残された課題は、フレコンに設けられ
た排出口の左右方向の内壁面に滞留する粒体をいかに効
率良く排出することができるかが問題となる。この問題
を解決するために、本発明のフレコンは、図1に示すよ
うに、「収納袋1の円筒形状の端面部1a下端に、該袋
1の内壁面に接触する粉粒体が該内壁面に沿って自重に
よって滑落する位置より以上に間口を拡げて開口させた
粉粒体排出口2を有すること」を一大特徴とする。本発
明のこの特徴によって、本発明のフレコンは従来のフレ
コンのようにV字型構造を採ることなしに、排出口の左
右方向の収納袋の内壁面に滞留する粉粒体を排出口まで
自重で滑落させることができる。
た排出口の左右方向の内壁面に滞留する粒体をいかに効
率良く排出することができるかが問題となる。この問題
を解決するために、本発明のフレコンは、図1に示すよ
うに、「収納袋1の円筒形状の端面部1a下端に、該袋
1の内壁面に接触する粉粒体が該内壁面に沿って自重に
よって滑落する位置より以上に間口を拡げて開口させた
粉粒体排出口2を有すること」を一大特徴とする。本発
明のこの特徴によって、本発明のフレコンは従来のフレ
コンのようにV字型構造を採ることなしに、排出口の左
右方向の収納袋の内壁面に滞留する粉粒体を排出口まで
自重で滑落させることができる。
【0019】なお、この際、内部に粉粒体を収納しない
状態であって、しかも完全膨張時における袋1の円筒の
内径をDとする。また、収納袋1の内壁面から粉粒体が
自重によってし、排出口の間口幅をWとした場合、排出
口開口の左右の辺とフレコンの外形を代表させた円との
交点M、Nにおける接線が水平面と成す角度をαで表わ
したとき、排出口の水平方向の長さWを、W≧D×si
nα(ただし、α≧20°であり、より好ましくはα≧
25°である)となるように設定すれば、本発明の効果
はより大きくなる。
状態であって、しかも完全膨張時における袋1の円筒の
内径をDとする。また、収納袋1の内壁面から粉粒体が
自重によってし、排出口の間口幅をWとした場合、排出
口開口の左右の辺とフレコンの外形を代表させた円との
交点M、Nにおける接線が水平面と成す角度をαで表わ
したとき、排出口の水平方向の長さWを、W≧D×si
nα(ただし、α≧20°であり、より好ましくはα≧
25°である)となるように設定すれば、本発明の効果
はより大きくなる。
【0020】何故ならば、本発明のフレコンに対して、
前記のように排出口の間口幅Wを設定すれば、エアスラ
イド機構に加えて従来のフレコンが必須とするV字型構
造を必要としないからである。即ち、図1において、交
点M、Nの位置及びこれらより上の位置にある粉粒体は
内壁面の左右方向から自重により滑落し、特別にV字型
構造のような易滑落構造を持たせなくとも、排出口の間
口幅の範囲内に粒体を滑落させることができるからであ
る。この結果、フレコン全体を単に必要な角度に傾斜さ
せるだけで、従来のフレコンのようにエアスライド機構
と、外袋と内袋で構成される特殊なV字型構造を採用す
ることなく、フレコン内の全ての粉粒体を排出できる。
したがって、本発明のフレコンでは、外袋と内袋との二
重構造を採用する必要は全くなく、図1のフレコンでは
内袋を持たない一重構造としている。
前記のように排出口の間口幅Wを設定すれば、エアスラ
イド機構に加えて従来のフレコンが必須とするV字型構
造を必要としないからである。即ち、図1において、交
点M、Nの位置及びこれらより上の位置にある粉粒体は
内壁面の左右方向から自重により滑落し、特別にV字型
構造のような易滑落構造を持たせなくとも、排出口の間
口幅の範囲内に粒体を滑落させることができるからであ
る。この結果、フレコン全体を単に必要な角度に傾斜さ
せるだけで、従来のフレコンのようにエアスライド機構
と、外袋と内袋で構成される特殊なV字型構造を採用す
ることなく、フレコン内の全ての粉粒体を排出できる。
したがって、本発明のフレコンでは、外袋と内袋との二
重構造を採用する必要は全くなく、図1のフレコンでは
内袋を持たない一重構造としている。
【0021】以上に述べたようにフレコンの排出口を設
ける位置と排出口の間口幅を特定の値に設定することに
より、V字型構造とエアースライダ装置を内蔵しないフ
レコンであっても、フレコン内部に粉粒体の滞留部を発
生させることなく排出が可能となる。なお、排出口の高
さ及び排出部の細部形状は、所要の排出速度を確保でき
る限りにおいて適宜設定すればよい。
ける位置と排出口の間口幅を特定の値に設定することに
より、V字型構造とエアースライダ装置を内蔵しないフ
レコンであっても、フレコン内部に粉粒体の滞留部を発
生させることなく排出が可能となる。なお、排出口の高
さ及び排出部の細部形状は、所要の排出速度を確保でき
る限りにおいて適宜設定すればよい。
【0022】図2、図3及び図4は、本発明によるフレ
コンの排出口2に排出口枠3をボルト・ナット2aによ
って取付け、しかも、その際、粉粒体の収納袋として外
袋1と内袋4とを二重に取り付けて二重構造とした状態
の側面図、正面図、及び平面図をそれぞれ模式的に示
す。
コンの排出口2に排出口枠3をボルト・ナット2aによ
って取付け、しかも、その際、粉粒体の収納袋として外
袋1と内袋4とを二重に取り付けて二重構造とした状態
の側面図、正面図、及び平面図をそれぞれ模式的に示
す。
【0023】該図において、粉粒体の排出口2の出側
に、粉粒体の通過有効面績が粉粒体の排出方向に向かっ
て漸減する形状の排出補助ガイド6を付設することによ
り、排出された粉粒体を次工程、例えば、エアー輸送系
へ接続する場合、接続部の仕様がフレコンの排出口2の
寸法形状と全く異なっていても、排出補助ガイド6の一
方の端を適合した形状にすることで容易に対応可能であ
る。なお、この場合、フレコンの排出口2は横長の形状
になり、次工程の接続部はフランジ、配管などの円形に
なる場合が多いことから、排出補助ガイド6は、強度と
柔軟性のある材料例えば布等で成形するのが、製作が容
易であり、また接続・取扱い時の自由度があって好まし
い。更に、本発明においては、フレコンの排出口に開閉
自在のバルブ機構を設けることで、粉粒体の投入・運搬
・排出時の作業上の便宜を図っている。
に、粉粒体の通過有効面績が粉粒体の排出方向に向かっ
て漸減する形状の排出補助ガイド6を付設することによ
り、排出された粉粒体を次工程、例えば、エアー輸送系
へ接続する場合、接続部の仕様がフレコンの排出口2の
寸法形状と全く異なっていても、排出補助ガイド6の一
方の端を適合した形状にすることで容易に対応可能であ
る。なお、この場合、フレコンの排出口2は横長の形状
になり、次工程の接続部はフランジ、配管などの円形に
なる場合が多いことから、排出補助ガイド6は、強度と
柔軟性のある材料例えば布等で成形するのが、製作が容
易であり、また接続・取扱い時の自由度があって好まし
い。更に、本発明においては、フレコンの排出口に開閉
自在のバルブ機構を設けることで、粉粒体の投入・運搬
・排出時の作業上の便宜を図っている。
【0024】本発明においては、先に図1に例示した一
重構造の収納袋に代えて、図2〜4に示すように、粉粒
体の収納袋を外袋1と内袋4とからなる二重構造として
もよいことは言うまでもない。この場合、内袋4を取り
外し可能に設けることで、種類の異なる粉粒体を同一の
収納袋で搬送する必要がなくなる。つまり、搬送する粉
粒体の種類に対応して内袋4を取り替えることができ、
異なった粉粒体が混入するという問題、即ち、コンタミ
の防止を図ることができる。
重構造の収納袋に代えて、図2〜4に示すように、粉粒
体の収納袋を外袋1と内袋4とからなる二重構造として
もよいことは言うまでもない。この場合、内袋4を取り
外し可能に設けることで、種類の異なる粉粒体を同一の
収納袋で搬送する必要がなくなる。つまり、搬送する粉
粒体の種類に対応して内袋4を取り替えることができ、
異なった粉粒体が混入するという問題、即ち、コンタミ
の防止を図ることができる。
【0025】なお、内袋4は粉粒体の銘柄変更時のコン
タミ防止、あるいは内袋4の破損時への対応のため、取
外し可能な装着構造としている。つまり、フレコン外袋
1と内袋4は、排出口枠3と当板5とで挟みこまれて、
ボルト・ナット2aにより締結されている。したがっ
て、これらのボルト・ナット2aを取り外すことによっ
て内袋を交換することができる。
タミ防止、あるいは内袋4の破損時への対応のため、取
外し可能な装着構造としている。つまり、フレコン外袋
1と内袋4は、排出口枠3と当板5とで挟みこまれて、
ボルト・ナット2aにより締結されている。したがっ
て、これらのボルト・ナット2aを取り外すことによっ
て内袋を交換することができる。
【0026】更に、該図において、排出口枠11は、剛
性があって軽量なアルミ材あるいは樹脂材で製作し、排
出口に付けることにより排出口の形状の安定維持と、付
属部品の付設を容易にしている。なお、排出口枠3は当
板を用いてフレコンを挟み、ボルト・ナット2aで締め
つけ固定している。バルブ仕切板7は金属製プレート
で、排出口枠3に設けたスリット内に挿入されており、
着脱自在である。
性があって軽量なアルミ材あるいは樹脂材で製作し、排
出口に付けることにより排出口の形状の安定維持と、付
属部品の付設を容易にしている。なお、排出口枠3は当
板を用いてフレコンを挟み、ボルト・ナット2aで締め
つけ固定している。バルブ仕切板7は金属製プレート
で、排出口枠3に設けたスリット内に挿入されており、
着脱自在である。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、輸
送効率が良く、かつ輸送する内容物を容器内に滞留させ
ることなく、簡易、迅速かつ経済的に排出でき、しか
も、フレコンの構造が極めてシンプルであり、耐久性の
優れたフレコンを提供できる、という極めて大きな効果
を奏する。
送効率が良く、かつ輸送する内容物を容器内に滞留させ
ることなく、簡易、迅速かつ経済的に排出でき、しか
も、フレコンの構造が極めてシンプルであり、耐久性の
優れたフレコンを提供できる、という極めて大きな効果
を奏する。
【図1】本発明のフレコンの概略を説明するための説明
図(側面図)である。
図(側面図)である。
【図2】本発明によるフレコンの排出口を例示した側面
図である。
図である。
【図3】本発明によるフレコンの排出口を例示した一部
に断面を含む正面図である。
に断面を含む正面図である。
【図4】本発明によるフレコンの排出口を例示した一部
に断面を含む平面図である。
に断面を含む平面図である。
【図5】従来のフレコンの基本構造を例示した模式図
(側面図)である。
(側面図)である。
1 外袋 2 排出口 3 排出口枠 4 内袋 5 当板 6 排出補助ガイド 7 バルブ仕切板 D 収納袋の内径 α 粉粒体の滑落開始角度
Claims (5)
- 【請求項1】 折畳み可能な円筒形状を有する、気密性
かつ可撓性を備えた粉粒体の収納袋を有し、かつ該袋の
円筒形状の端面部下端に、該袋の内壁面に接触する粉粒
体が該内壁面に沿って自重によって滑落し始める位置よ
り以上に間口を拡げて開口させた粉粒体排出口を有する
フレキシブルコンテナ。 - 【請求項2】 内部に粉粒体を収納しない状態の完全膨
張時での袋の円筒の内径をDとした場合に、前記排出口
の開口幅Wが、W ≧ D × sin 20°を満足する
請求項1記載のフレキシブルコンテナ。 - 【請求項3】 前記の排出口に、粉粒体の排出面績が排
出方向に沿って、漸減する形状の排出補助ガイドを設け
た請求項1又は請求項2記載のフレキシブルコンテナ。 - 【請求項4】 前記の袋の内側に、折畳み可能な円筒状
形状を有する内袋を挿入して二重の袋構成とした請求項
1〜3の何れか一項に記載のフレキシブルコンテナ。 - 【請求項5】 前記の内袋が取外し自在である請求項4
記載のフレキシブルコンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9146594A JPH10338292A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | フレキシブルコンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9146594A JPH10338292A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | フレキシブルコンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10338292A true JPH10338292A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15411254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9146594A Pending JPH10338292A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | フレキシブルコンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10338292A (ja) |
-
1997
- 1997-06-04 JP JP9146594A patent/JPH10338292A/ja active Pending
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