JPH1033904A - 超微粒子の凝集分離方法およびその再生分散方法 - Google Patents
超微粒子の凝集分離方法およびその再生分散方法Info
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- JPH1033904A JPH1033904A JP8198119A JP19811996A JPH1033904A JP H1033904 A JPH1033904 A JP H1033904A JP 8198119 A JP8198119 A JP 8198119A JP 19811996 A JP19811996 A JP 19811996A JP H1033904 A JPH1033904 A JP H1033904A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 媒体中に浮遊分散する単分散性の超微粒子
(末端官能性オリゴマーを導入してなるグラフト化超微
粒子を含む)を効率よく分離することができる方法を提
供する。 【解決手段】 カルボン酸ナトリウム基(−COON
a)を有する超微粒子が添加され浮遊分散されてなる水
系分散媒体中に水溶性多価金属塩を、[Mn+]/[−C
OONa](モル比)=0.1〜10000(ただし、
Mは多価金属であり、nは2〜4の整数である)の範囲
で添加し、反応系のpHを5〜13に調製し、反応系内
の温度を0〜90℃の範囲に保持して、該超微粒子のカ
ルボン酸ナトリウム基(−COONa)間を多価金属で
架橋して該超微粒子の凝集体を形成するとを特徴とする
超微粒子の分離精製方法による。
(末端官能性オリゴマーを導入してなるグラフト化超微
粒子を含む)を効率よく分離することができる方法を提
供する。 【解決手段】 カルボン酸ナトリウム基(−COON
a)を有する超微粒子が添加され浮遊分散されてなる水
系分散媒体中に水溶性多価金属塩を、[Mn+]/[−C
OONa](モル比)=0.1〜10000(ただし、
Mは多価金属であり、nは2〜4の整数である)の範囲
で添加し、反応系のpHを5〜13に調製し、反応系内
の温度を0〜90℃の範囲に保持して、該超微粒子のカ
ルボン酸ナトリウム基(−COONa)間を多価金属で
架橋して該超微粒子の凝集体を形成するとを特徴とする
超微粒子の分離精製方法による。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超微粒子の凝集分
離方法およびその再生分散方法に関するものである。
離方法およびその再生分散方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者等は、機械的強度、化学的安定
性、pHの広領域での適用のできる高吸着容量の吸着体
とすることのできる有効な表面官能基を高濃度に持つポ
リアクリルアミド系超微粒子を特開平7−179504
号公報において開示している。さらに、該ポリアクリル
アミド系超微粒子に該末端官能性オリゴマーを導入して
なるグラフト化超微粒子を特願平7−89562号およ
び特願平8−162204号に提案している。
性、pHの広領域での適用のできる高吸着容量の吸着体
とすることのできる有効な表面官能基を高濃度に持つポ
リアクリルアミド系超微粒子を特開平7−179504
号公報において開示している。さらに、該ポリアクリル
アミド系超微粒子に該末端官能性オリゴマーを導入して
なるグラフト化超微粒子を特願平7−89562号およ
び特願平8−162204号に提案している。
【0003】上記ポリアクリルアミド系超微粒子では、
これを支持体とし、さらに必要に応じてスペーサを導入
したものに、特定リガンドを固定化した超微粒子(親和
性吸着体)をアフィニティクロマトグラフィー等のアフ
ィニティ技術に利用する場合、単分散性の親和性吸着体
に固定化された特定リガンドを血液または血漿(媒体)
に混合することで、血液(血漿)中の目的物を特異的に
吸着させることができる。しかしながら、用いる超微粒
子は、その比重が極めて小さいため、目的物を吸着して
も分散した状態で浮遊している。そのため、その後に目
的物を分離精製するためには該媒体中より目的物を吸着
した親和性吸着体を分離する必要があるが、単に静置す
るだけでは親和性吸着体と媒体との比重差が小さく該親
和性吸着体を完全に沈降分離することはできない。
これを支持体とし、さらに必要に応じてスペーサを導入
したものに、特定リガンドを固定化した超微粒子(親和
性吸着体)をアフィニティクロマトグラフィー等のアフ
ィニティ技術に利用する場合、単分散性の親和性吸着体
に固定化された特定リガンドを血液または血漿(媒体)
に混合することで、血液(血漿)中の目的物を特異的に
吸着させることができる。しかしながら、用いる超微粒
子は、その比重が極めて小さいため、目的物を吸着して
も分散した状態で浮遊している。そのため、その後に目
的物を分離精製するためには該媒体中より目的物を吸着
した親和性吸着体を分離する必要があるが、単に静置す
るだけでは親和性吸着体と媒体との比重差が小さく該親
和性吸着体を完全に沈降分離することはできない。
【0004】こうした超微粒子からなる該親和性吸着体
を分離する方法としては、カラムクロマトグラフィーに
よる分離精製方法が可能であるが、この場合には一回の
クロマト操作にも極めて長時間を要し、精製を終えるま
でには極めて長い時間を要するため、工業化を図る上
で、その管理などが難しく実用的でない。また、遠心分
離法により該親和性吸着体を分離する場合には、該親和
性吸着体と媒体との密度差が小さく、1万G以上の回転
数を加えても分離が容易でなく、大きな遠心力を加える
ため血球成分を含む溶液では溶血現象を起こすため血漿
を用いる必要があるが、それでも1万G以上の回転数を
精製を終えるまでに何度も加えることにより吸着した目
的物が損傷を受けたり、親和性吸着体から脱離するなど
の問題があり、現在までに超微粒子(親和性吸着体)を
簡便な方法を用いて効率的に分離することはできていな
いのが現状である。
を分離する方法としては、カラムクロマトグラフィーに
よる分離精製方法が可能であるが、この場合には一回の
クロマト操作にも極めて長時間を要し、精製を終えるま
でには極めて長い時間を要するため、工業化を図る上
で、その管理などが難しく実用的でない。また、遠心分
離法により該親和性吸着体を分離する場合には、該親和
性吸着体と媒体との密度差が小さく、1万G以上の回転
数を加えても分離が容易でなく、大きな遠心力を加える
ため血球成分を含む溶液では溶血現象を起こすため血漿
を用いる必要があるが、それでも1万G以上の回転数を
精製を終えるまでに何度も加えることにより吸着した目
的物が損傷を受けたり、親和性吸着体から脱離するなど
の問題があり、現在までに超微粒子(親和性吸着体)を
簡便な方法を用いて効率的に分離することはできていな
いのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、媒体中に浮遊分散する単分散性の超微粒子(末
端官能性オリゴマーを導入してなるグラフト化超微粒子
を含む)を効率よく凝集分離することができる方法を提
供するものである。
目的は、媒体中に浮遊分散する単分散性の超微粒子(末
端官能性オリゴマーを導入してなるグラフト化超微粒子
を含む)を効率よく凝集分離することができる方法を提
供するものである。
【0006】さらに、本発明の他の目的は、上記分離し
た超微粒子凝集体を再生分散することができる方法を提
供するものである。
た超微粒子凝集体を再生分散することができる方法を提
供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために、単分散性の超微粒子(末端官能性オリ
ゴマーを導入してなるグラフト化超微粒子を含む)の簡
便な凝集分離方法について鋭意研究した結果、単分散性
の超微粒子は、その表面上に極めて多くの官能基として
の側鎖(スペーサを導入してなる側鎖を含む)を有して
いるため、リガンドを固定化し(さらに目的物を吸着
し)た超微粒子(以下、親和性吸着体ともいう)であっ
ても、なお側鎖が残っており、これをカルボン酸ナトリ
ウム基(−COONa)に置換した後に多価金属塩を添
加し、特定の条件下(温度、pHなど)におくことによ
り、図1ないし図2に示すように、該多価金属が超微粒
子のカルボン酸ナトリウム基(−COONa)間を架橋
して超微粒子凝集体を形成することにより、個々の超微
粒子に比して該凝集体の比重が激増し、水系分散媒体
(血液や血漿)と大きなな比重差を生じさせることがで
きることを見出だし、これにより短時間放置ないし緩や
かな遠心分離によって簡単に該超微粒子を凝集分離する
ことができることを知り、この知見に基づき本発明を完
成するに至ったものである。
達成するために、単分散性の超微粒子(末端官能性オリ
ゴマーを導入してなるグラフト化超微粒子を含む)の簡
便な凝集分離方法について鋭意研究した結果、単分散性
の超微粒子は、その表面上に極めて多くの官能基として
の側鎖(スペーサを導入してなる側鎖を含む)を有して
いるため、リガンドを固定化し(さらに目的物を吸着
し)た超微粒子(以下、親和性吸着体ともいう)であっ
ても、なお側鎖が残っており、これをカルボン酸ナトリ
ウム基(−COONa)に置換した後に多価金属塩を添
加し、特定の条件下(温度、pHなど)におくことによ
り、図1ないし図2に示すように、該多価金属が超微粒
子のカルボン酸ナトリウム基(−COONa)間を架橋
して超微粒子凝集体を形成することにより、個々の超微
粒子に比して該凝集体の比重が激増し、水系分散媒体
(血液や血漿)と大きなな比重差を生じさせることがで
きることを見出だし、これにより短時間放置ないし緩や
かな遠心分離によって簡単に該超微粒子を凝集分離する
ことができることを知り、この知見に基づき本発明を完
成するに至ったものである。
【0008】さらに、本発明者等は、こうした超微粒子
凝集体をバイオアフィニテー技術に利用して目的物を分
離精製した後の該凝集体は、そのままでは水系媒体中に
浮遊分散しないため、これを再度目的物の吸着などに使
用することができず、1回きりの使い捨てとなるため経
済的でないとした上記発明に特有な新たな課題を見出だ
し、この点についても鋭意検討した結果、超微粒子凝集
体を特定の条件下で酸処理することにより、図3に示す
ように、該多価金属がはずれてカルボキシル基を有する
単分散性の超微粒子として再生分散し得ることを知り、
この知見に基づきさらなる発明を完成するに至ったもの
である。
凝集体をバイオアフィニテー技術に利用して目的物を分
離精製した後の該凝集体は、そのままでは水系媒体中に
浮遊分散しないため、これを再度目的物の吸着などに使
用することができず、1回きりの使い捨てとなるため経
済的でないとした上記発明に特有な新たな課題を見出だ
し、この点についても鋭意検討した結果、超微粒子凝集
体を特定の条件下で酸処理することにより、図3に示す
ように、該多価金属がはずれてカルボキシル基を有する
単分散性の超微粒子として再生分散し得ることを知り、
この知見に基づきさらなる発明を完成するに至ったもの
である。
【0009】すなわち、本発明の目的は、(1) カル
ボン酸ナトリウム基(−COONa)を有する超微粒子
が添加され浮遊分散されてなる水系分散媒体中に水溶性
多価金属塩を[Mn+]/[−COONa](モル比)=
0.1〜10000(ただし、Mは多価金属であり、n
は2〜4の整数である)の範囲で添加し、反応系のpH
を5〜13に調製し、反応系内の温度を0〜90℃の範
囲に保持することを特徴とする超微粒子凝集体形成によ
る凝集分離方法により達成される。
ボン酸ナトリウム基(−COONa)を有する超微粒子
が添加され浮遊分散されてなる水系分散媒体中に水溶性
多価金属塩を[Mn+]/[−COONa](モル比)=
0.1〜10000(ただし、Mは多価金属であり、n
は2〜4の整数である)の範囲で添加し、反応系のpH
を5〜13に調製し、反応系内の温度を0〜90℃の範
囲に保持することを特徴とする超微粒子凝集体形成によ
る凝集分離方法により達成される。
【0010】また、本発明の目的は、(2) 前記カル
ボン酸ナトリウム基(−COONa)を有する超微粒子
が、さらに固定化された特定リガンドを有することを特
徴とする上記(1)に示す凝集分離方法によっても達成
される。
ボン酸ナトリウム基(−COONa)を有する超微粒子
が、さらに固定化された特定リガンドを有することを特
徴とする上記(1)に示す凝集分離方法によっても達成
される。
【0011】なお、本発明の他の目的は、(3) 上記
(1)または(2)で形成された超微粒子凝集体が添加
されてなるpH1〜10の水系分散媒体中に、酸を添加
して系内を酸性域として、温度0〜90℃の範囲に保持
することを特徴とする超微粒子凝集体の再生分散方法に
より達成される。
(1)または(2)で形成された超微粒子凝集体が添加
されてなるpH1〜10の水系分散媒体中に、酸を添加
して系内を酸性域として、温度0〜90℃の範囲に保持
することを特徴とする超微粒子凝集体の再生分散方法に
より達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き、より詳細に説明する。
き、より詳細に説明する。
【0013】まず、本発明に係る超微粒子の凝集分離方
法の一つの実施の形態(手段)は、カルボン酸ナトリウ
ム基(−COONa)を有する単分散性の超微粒子が添
加され浮遊分散されてなる水系分散媒体中に水溶性多価
金属塩を、[Mn+]/[−COONa](モル比)=
0.1〜10000(ただし、Mは多価金属であり、n
は2〜4の整数である)の範囲で添加し、反応系のpH
を5〜13に調製し、反応系内の温度を0〜90℃の範
囲に保持することを特徴とするものである。これによ
り、該超微粒子のカルボン酸ナトリウム基(−COON
a)間を多価金属で架橋して該超微粒子凝集体を速やか
に形成でき、さらに、こうして超微粒子を凝集させるこ
とで分散媒体との比重差を生み、これによって沈降分離
や緩やかな遠心分離により容易に分離することができる
ものである。
法の一つの実施の形態(手段)は、カルボン酸ナトリウ
ム基(−COONa)を有する単分散性の超微粒子が添
加され浮遊分散されてなる水系分散媒体中に水溶性多価
金属塩を、[Mn+]/[−COONa](モル比)=
0.1〜10000(ただし、Mは多価金属であり、n
は2〜4の整数である)の範囲で添加し、反応系のpH
を5〜13に調製し、反応系内の温度を0〜90℃の範
囲に保持することを特徴とするものである。これによ
り、該超微粒子のカルボン酸ナトリウム基(−COON
a)間を多価金属で架橋して該超微粒子凝集体を速やか
に形成でき、さらに、こうして超微粒子を凝集させるこ
とで分散媒体との比重差を生み、これによって沈降分離
や緩やかな遠心分離により容易に分離することができる
ものである。
【0014】上記超微粒子の凝集分離方法に用いること
のできる超微粒子としては、例えば、本発明者らが既に
開示ないし提案した特開平7−179504号公報、特
願平7−89562号および特願平8−162204号
に記載されているポリアクリルアミド系超微粒子ないし
該超微粒子に末端官能性オリゴマーを導入してなるグラ
フト化超微粒子を用いることができる。該超微粒子を製
造する方法に関しても上記公報等に開示ないし提案され
ている手段を利用することにより得ることができる。こ
れにより、親水性かつ化学的に不活性で、活性化可能な
官能基を(スペーサのようなオリゴマーの側鎖を介し
て)高濃度に有し、機械的強度および化学的安定性に優
れ、pHの広領域での適用のでき、疎で強固な多孔性の
構造を持つ球状ゲルで、サイズが均一で高吸着容量の親
和性吸着体とすることができる強固な単分散の超微粒子
を得ることができる。
のできる超微粒子としては、例えば、本発明者らが既に
開示ないし提案した特開平7−179504号公報、特
願平7−89562号および特願平8−162204号
に記載されているポリアクリルアミド系超微粒子ないし
該超微粒子に末端官能性オリゴマーを導入してなるグラ
フト化超微粒子を用いることができる。該超微粒子を製
造する方法に関しても上記公報等に開示ないし提案され
ている手段を利用することにより得ることができる。こ
れにより、親水性かつ化学的に不活性で、活性化可能な
官能基を(スペーサのようなオリゴマーの側鎖を介し
て)高濃度に有し、機械的強度および化学的安定性に優
れ、pHの広領域での適用のでき、疎で強固な多孔性の
構造を持つ球状ゲルで、サイズが均一で高吸着容量の親
和性吸着体とすることができる強固な単分散の超微粒子
を得ることができる。
【0015】より具体的に説明すれば、上記超微粒子を
製造する方法としては、アルコール類の有機溶媒中にエ
チレン系不飽和アミドを含む単量体混合物と、前記単量
体混合物と架橋剤との混合物を100重量%とした場
合、前記架橋剤を25〜50重量%の範囲で溶解させた
混合溶液を温度30〜95℃に保持し、過酸化物系開始
剤およびアゾ系開始剤よりなる群から選ばれた少なくと
も1種の開始剤を1×10-5〜8×10-2モル/リット
ルとなる範囲で添加して重合を行なうことを特徴とする
ものであればよい。また、上記超微粒子の製造方法とし
て好ましくは、分散剤を添加することなく重合を行なう
ことを特徴とするものである。さらに、上記超微粒子の
製造方法として好ましくは、前記有機溶媒に水を、全溶
媒100重量%に対して30重量%以下の範囲となるよ
うに添加してなることを特徴とするものである。
製造する方法としては、アルコール類の有機溶媒中にエ
チレン系不飽和アミドを含む単量体混合物と、前記単量
体混合物と架橋剤との混合物を100重量%とした場
合、前記架橋剤を25〜50重量%の範囲で溶解させた
混合溶液を温度30〜95℃に保持し、過酸化物系開始
剤およびアゾ系開始剤よりなる群から選ばれた少なくと
も1種の開始剤を1×10-5〜8×10-2モル/リット
ルとなる範囲で添加して重合を行なうことを特徴とする
ものであればよい。また、上記超微粒子の製造方法とし
て好ましくは、分散剤を添加することなく重合を行なう
ことを特徴とするものである。さらに、上記超微粒子の
製造方法として好ましくは、前記有機溶媒に水を、全溶
媒100重量%に対して30重量%以下の範囲となるよ
うに添加してなることを特徴とするものである。
【0016】さらに、グラフト化超微粒子の製造方法と
しては、溶媒中に表面官能基を有する粒径0.05〜
0.5μmのポリアクリルアミド系超微粒子および末端
官能性オリゴマーを添加し、混合撹拌して該ポリアクリ
ルアミド系超微粒子を分散させると共に末端官能性オリ
ゴマーを溶解させ、その後に該溶媒中に縮合剤を添加
し反応温度0〜50℃として(低温法)、あるいはそ
の後に反応温度50〜100℃として(高温法)グラフ
ト化反応させることにより、該ポリアクリルアミド系超
微粒子に該末端官能性オリゴマーを導入することを特徴
とするものである。ここで、前記表面官能基は、アミド
基、カルボキシル基およびアミノ基のよりなる群から選
ばれてなる少なくとも1種であることが望ましく、また
前記末端官能性オリゴマーが、H2 N(CH2 )n CO
OH、H2 N(CH2 )n NH2 、H2 N(CH2 )n
SHおよびH2 N(CH2 )n OH、HOOC(C
H2 )nCOOH(式中のnは7以下の整数である)の
いずれか1種であることが望ましく、さらに、前記ポリ
アクリルアミド系超微粒子が温度0〜40℃で、比重
0.3〜1.2であることがより望ましいものである。
しては、溶媒中に表面官能基を有する粒径0.05〜
0.5μmのポリアクリルアミド系超微粒子および末端
官能性オリゴマーを添加し、混合撹拌して該ポリアクリ
ルアミド系超微粒子を分散させると共に末端官能性オリ
ゴマーを溶解させ、その後に該溶媒中に縮合剤を添加
し反応温度0〜50℃として(低温法)、あるいはそ
の後に反応温度50〜100℃として(高温法)グラフ
ト化反応させることにより、該ポリアクリルアミド系超
微粒子に該末端官能性オリゴマーを導入することを特徴
とするものである。ここで、前記表面官能基は、アミド
基、カルボキシル基およびアミノ基のよりなる群から選
ばれてなる少なくとも1種であることが望ましく、また
前記末端官能性オリゴマーが、H2 N(CH2 )n CO
OH、H2 N(CH2 )n NH2 、H2 N(CH2 )n
SHおよびH2 N(CH2 )n OH、HOOC(C
H2 )nCOOH(式中のnは7以下の整数である)の
いずれか1種であることが望ましく、さらに、前記ポリ
アクリルアミド系超微粒子が温度0〜40℃で、比重
0.3〜1.2であることがより望ましいものである。
【0017】また、上記超微粒子としては、上述の超微
粒子の製造方法によって得られた超微粒子であって、該
超微粒子の吸湿率が10〜400%であり、ゲル化率が
40〜98%であることを特徴とするものであればよ
い。また、上記超微粒子として好ましくは、前記超微粒
子の粒子径が0.05〜0.5μmの範囲であることを
特徴とするものである。
粒子の製造方法によって得られた超微粒子であって、該
超微粒子の吸湿率が10〜400%であり、ゲル化率が
40〜98%であることを特徴とするものであればよ
い。また、上記超微粒子として好ましくは、前記超微粒
子の粒子径が0.05〜0.5μmの範囲であることを
特徴とするものである。
【0018】さらに、グラフト化超微粒子としては、上
記製法によって得られたグラフト化超微粒子であって、
該グラフト化超微粒子1g当たりの官能基濃度が0.0
01mg当量以上であることを特徴とするものであれば
よく、主として該超微粒子の表面に末端官能性オリゴマ
ーが導入されていることがより好ましいものである。
記製法によって得られたグラフト化超微粒子であって、
該グラフト化超微粒子1g当たりの官能基濃度が0.0
01mg当量以上であることを特徴とするものであれば
よく、主として該超微粒子の表面に末端官能性オリゴマ
ーが導入されていることがより好ましいものである。
【0019】なお、カルボン酸ナトリウム基(−COO
Na)を有する超微粒子は、上記超微粒子の表面アミド
基をpH10.5以上のアルカリ状態を保つように、例
えば、Na2 CO3 を濃度0.01〜2モル/l、温度
10〜90℃で1〜7時間反応させることにより、カル
ボン酸ナトリウム基(−COONa)へ交換した超微粒
子(以下、マトリックスないし単にCMとも記す)とす
ることができる。なお、グラフト化超微粒子は、カルボ
ン酸ナトリウム基(−COONa)へ交換したマトリッ
クスに、末端官能性オリゴマーであるスペーサ(以下、
単にSとも記す)がグラフト化反応により導入されたマ
トリックス(以下、単にCM−Sとも記す)であり、カ
ルボン酸ナトリウム基(−COONa)を有する超微粒
子の1種であるといえる。
Na)を有する超微粒子は、上記超微粒子の表面アミド
基をpH10.5以上のアルカリ状態を保つように、例
えば、Na2 CO3 を濃度0.01〜2モル/l、温度
10〜90℃で1〜7時間反応させることにより、カル
ボン酸ナトリウム基(−COONa)へ交換した超微粒
子(以下、マトリックスないし単にCMとも記す)とす
ることができる。なお、グラフト化超微粒子は、カルボ
ン酸ナトリウム基(−COONa)へ交換したマトリッ
クスに、末端官能性オリゴマーであるスペーサ(以下、
単にSとも記す)がグラフト化反応により導入されたマ
トリックス(以下、単にCM−Sとも記す)であり、カ
ルボン酸ナトリウム基(−COONa)を有する超微粒
子の1種であるといえる。
【0020】また、本発明の凝集分離方法に用いられる
水系分散媒体としては、水またはアルコール類の有機媒
体等を用いることができる。このうちアルコール類の有
機媒体としては、例えば、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、イソプロパノール、1−ブタノール、2−
ブタノール、t−ブチルアルコール、1−ペンタノー
ル、2−ペンタノール、3−ペンタノール、t−ペンチ
ルアルコール、1−ヘキサノール、2−ヘキサノール、
3−ヘキサノールなどの1価アルコール、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリコ
ールなどの2価アルコール、グリセロールなどの3価ア
ルコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコ
ールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノイソ
ブチルエーテルなど炭素数1〜6のアルコール類のほ
か、分子量6000以下、好ましくは4000以下のポ
リエチレングリコールなどが挙げられる。これらの分散
媒体は、単独で用いることもできるが、2種以上を混合
して用いることも可能である。
水系分散媒体としては、水またはアルコール類の有機媒
体等を用いることができる。このうちアルコール類の有
機媒体としては、例えば、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、イソプロパノール、1−ブタノール、2−
ブタノール、t−ブチルアルコール、1−ペンタノー
ル、2−ペンタノール、3−ペンタノール、t−ペンチ
ルアルコール、1−ヘキサノール、2−ヘキサノール、
3−ヘキサノールなどの1価アルコール、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリコ
ールなどの2価アルコール、グリセロールなどの3価ア
ルコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコ
ールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノイソ
ブチルエーテルなど炭素数1〜6のアルコール類のほ
か、分子量6000以下、好ましくは4000以下のポ
リエチレングリコールなどが挙げられる。これらの分散
媒体は、単独で用いることもできるが、2種以上を混合
して用いることも可能である。
【0021】さらに上記水系分散媒体には、例えば、ポ
リビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルカルバゾール等の有機高分
子系の分散媒体を用いてもよい。
リビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルカルバゾール等の有機高分
子系の分散媒体を用いてもよい。
【0022】また、上記水系分散媒体に対する上記超微
粒子の添加量としては、特に制限されるものでないが、
水系分散媒体100mlに対し通常10mg〜50g、
好ましくは30mg〜30g、より好ましくは50mg
〜10gの範囲である。上記超微粒子の添加量が、10
mg未満の場合には、表面官能基が濃度が低いため、リ
ガンドとの結合量も少なくなり、目的物を効率よく吸着
できず、また50gを越える場合には、粒子濃度が高く
なりすぎ、分散状態が不安定となるので好ましくない。
粒子の添加量としては、特に制限されるものでないが、
水系分散媒体100mlに対し通常10mg〜50g、
好ましくは30mg〜30g、より好ましくは50mg
〜10gの範囲である。上記超微粒子の添加量が、10
mg未満の場合には、表面官能基が濃度が低いため、リ
ガンドとの結合量も少なくなり、目的物を効率よく吸着
できず、また50gを越える場合には、粒子濃度が高く
なりすぎ、分散状態が不安定となるので好ましくない。
【0023】さらに、本発明に用いられる水溶性多価金
属塩中の多価金属の種類としては、例えば、カルシウ
ム、マグネシウムなどの2価のアルカリ土類金属、銅、
アルミニウム、鉄などの2〜4価の遷移金属が挙げられ
るが、バイオアフィニテーに利用する場合には、生体毒
性のないカルシウムおよびマグネシウムなどの2価のア
ルカリ土類金属が好ましい。また、多価金属塩として
は、多価金属の塩化物、硫化物、炭酸化合物、水酸化化
合物、およびそれらの錯塩(錯合体)などを挙げること
ができる。
属塩中の多価金属の種類としては、例えば、カルシウ
ム、マグネシウムなどの2価のアルカリ土類金属、銅、
アルミニウム、鉄などの2〜4価の遷移金属が挙げられ
るが、バイオアフィニテーに利用する場合には、生体毒
性のないカルシウムおよびマグネシウムなどの2価のア
ルカリ土類金属が好ましい。また、多価金属塩として
は、多価金属の塩化物、硫化物、炭酸化合物、水酸化化
合物、およびそれらの錯塩(錯合体)などを挙げること
ができる。
【0024】該多価金属の添加量としては、[Mn+]/
[−COONa](モル比)=0.1〜10000、好
ましくは0.5〜7000、より好ましくは1.0〜5
000(ただし、Mは多価金属であり、nは2〜4の整
数である)の範囲である。該添加量が[Mn+]/[−C
OONa](モル比)<0.1となる場合には、多価金
属が不足するため、超微粒子の凝集化が不十分で、沈降
せずになお浮遊分散した状態の超微粒子が多く残るな
ど、分離が十分に行えないため好ましくなく、[Mn+]
/[−COONa](モル比)>10000となる場合
には、架橋により超微粒子の凝集体が形成し完全に沈降
分離することができるが、添加によるさらなる作用・効
果は発現できず、過剰な多価金属が媒体中に残されるこ
とになるだけで経済的でない。
[−COONa](モル比)=0.1〜10000、好
ましくは0.5〜7000、より好ましくは1.0〜5
000(ただし、Mは多価金属であり、nは2〜4の整
数である)の範囲である。該添加量が[Mn+]/[−C
OONa](モル比)<0.1となる場合には、多価金
属が不足するため、超微粒子の凝集化が不十分で、沈降
せずになお浮遊分散した状態の超微粒子が多く残るな
ど、分離が十分に行えないため好ましくなく、[Mn+]
/[−COONa](モル比)>10000となる場合
には、架橋により超微粒子の凝集体が形成し完全に沈降
分離することができるが、添加によるさらなる作用・効
果は発現できず、過剰な多価金属が媒体中に残されるこ
とになるだけで経済的でない。
【0025】また、上記実施の形態においては、上記水
系分散媒体中に水溶性多価金属塩を添加し、反応系のp
Hを通常5〜13、好ましくは6〜12、より好ましく
は6.5〜11に調製し、反応系の温度を0〜90℃、
好ましくは4〜70℃、より好ましくは10〜50℃の
範囲に保持することにより、図1に示すように、超微粒
子表面の側鎖のカルボン酸ナトリウム基(−COON
a)間に多価金属イオン(Mn+)が結合架橋して超微粒
子凝集体を形成し、3時間程度で該超微粒子凝集体を容
易に沈降させることができるものである。なお、上記反
応系のpHが5未満の場合は、多価金属イオンによる架
橋反応が起こりにくく、またリガンドが生体由来物であ
る場合は、変性などによりその機能の発現ができなくな
り、pHが13を越える場合は、多価金属イオンによる
架橋反応が同様に起こりにくく、リガンドが生体由来の
化合物である場合は、その変性により機能を発現するこ
とができない。このpHの調製には、例えば、塩酸、硫
酸、燐酸等の無機塩およびそのアルカリ塩、酢酸、マレ
イン酸、クエン酸、アスコルビン酸等の有機酸およびそ
のアルカリ塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カルシウムなど
を用いることができる。また、上記反応系の温度が0℃
未満の場合には、架橋・凝集反応しにくくなるほか、場
合によっては水系分散媒体が凝固するおそれがあるなど
好ましくない。また90℃を越える場合には、導入スペ
ーサの分解が起こる可能性があり好ましくない。
系分散媒体中に水溶性多価金属塩を添加し、反応系のp
Hを通常5〜13、好ましくは6〜12、より好ましく
は6.5〜11に調製し、反応系の温度を0〜90℃、
好ましくは4〜70℃、より好ましくは10〜50℃の
範囲に保持することにより、図1に示すように、超微粒
子表面の側鎖のカルボン酸ナトリウム基(−COON
a)間に多価金属イオン(Mn+)が結合架橋して超微粒
子凝集体を形成し、3時間程度で該超微粒子凝集体を容
易に沈降させることができるものである。なお、上記反
応系のpHが5未満の場合は、多価金属イオンによる架
橋反応が起こりにくく、またリガンドが生体由来物であ
る場合は、変性などによりその機能の発現ができなくな
り、pHが13を越える場合は、多価金属イオンによる
架橋反応が同様に起こりにくく、リガンドが生体由来の
化合物である場合は、その変性により機能を発現するこ
とができない。このpHの調製には、例えば、塩酸、硫
酸、燐酸等の無機塩およびそのアルカリ塩、酢酸、マレ
イン酸、クエン酸、アスコルビン酸等の有機酸およびそ
のアルカリ塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カルシウムなど
を用いることができる。また、上記反応系の温度が0℃
未満の場合には、架橋・凝集反応しにくくなるほか、場
合によっては水系分散媒体が凝固するおそれがあるなど
好ましくない。また90℃を越える場合には、導入スペ
ーサの分解が起こる可能性があり好ましくない。
【0026】次に、本発明に係る超微粒子の凝集分離方
法の他の一つの実施の形態(手段)としては、カルボン
酸ナトリウム基(−COONa)を有する超微粒子が添
加され浮遊分散されてなるpH5〜13の水系分散媒体
中に水溶性多価金属塩を、[Mn+]/[−COONa]
(モル比)=0.1〜10000(ただし、Mは多価金
属であり、nは2〜4の整数である)の範囲で添加し、
温度を0〜90℃の範囲に保持して0〜90℃の範囲に
保持して、該超微粒子のカルボン酸ナトリウム基(−C
OONa)間を多価金属で架橋して該超微粒子の凝集体
を形成してなる上記実施の形態において、図2に示すよ
うに、前記超微粒子が、さらに特定リガンドが固定化さ
れてなる超微粒子(親和性吸着体)であることを特徴と
するものである。
法の他の一つの実施の形態(手段)としては、カルボン
酸ナトリウム基(−COONa)を有する超微粒子が添
加され浮遊分散されてなるpH5〜13の水系分散媒体
中に水溶性多価金属塩を、[Mn+]/[−COONa]
(モル比)=0.1〜10000(ただし、Mは多価金
属であり、nは2〜4の整数である)の範囲で添加し、
温度を0〜90℃の範囲に保持して0〜90℃の範囲に
保持して、該超微粒子のカルボン酸ナトリウム基(−C
OONa)間を多価金属で架橋して該超微粒子の凝集体
を形成してなる上記実施の形態において、図2に示すよ
うに、前記超微粒子が、さらに特定リガンドが固定化さ
れてなる超微粒子(親和性吸着体)であることを特徴と
するものである。
【0027】まず、本実施の形態において、超微粒子に
固定化される特定リガンドとしては、特に制限されるも
のでなく、例えば、L−フェニルアラニン、チロキシ
ン、トリヨードチロニン、L−トリプトファン、D−ト
リプトファン、L−チロシン、L−リジン、ε−アミノ
カプロイル−D−トリプトファンメチルエステルなどの
アミノ酸リガンド;Gly−Gly−Try(Bzl)
−Argなどのペプチドリガンド;抗BSA、抗ヒトI
gG、カゼイン、コンカナパリンA、小麦胚レクチン、
大豆レクチン、大豆アグルチチニン、小麦胚アグルチニ
ン、フコース結合タンパク質、大豆トリプシン阻害剤、
リマ豆トリプシン阻害剤、ヘモグロビン、トリプシン阻
害剤、プロテインAなどのタンパク質リガンド;、ヘキ
サン−アデノシン(C5 で結合)、ヘキサン−アデノシ
ン5′−リン酸(N5 で結合)、ヘキサン−アデノシン
5′−リン酸(C8 で結合)、ヘキサン−アデノシン
5′−リン酸(リボースで結合)、ヘキサン−アデノシ
ン3′,5′−環状リン酸(C8 で結合)、ヘキサン−
アデノシン5′−二リン酸(リボースで結合)、ヘキサ
ン−アデノシン2′,5′−二リン酸(N6 で結合)、
ヘキサン−アデノシン3′,5′−二リン酸(N6 で結
合)、ヘキサン−アデノシン5′−三リン酸(リボース
で結合)、ヘキサン−アデノシン5′−三リン酸(N6
で結合)、ヘキサン−グアノシン5′−三リン酸(リボ
ースで結合)、ヘキサン−ウリジン5′−二リン酸(リ
ボースで結合)、ヘキサン−ウリジン5′−三リン酸
(リボースで結合)、5′−アデニル酸(5′−リン酸
で結合)、5′−GMP(5′−リン酸で結合)、5′
−UMP(5′−リン酸で結合)、5′−(4−アミノ
フェニルホスホリルウリジン)−2′(3′)−リン酸
などのヌクレオシドまたはヌクレオチドリガンド;ポリ
リボアデニル酸、ポリリボグアニル酸、ポリリボイノシ
ン酸、ポリリボイノシン酸−ポリリボシチジル酸、ポリ
リボシチジル酸、ポリウリジル酸、オリゴ(dT)、ポ
リウリジン酸などのポリヌクレオチドリガンド;デオキ
シリボ核酸(DNA)、DNA(未変性DNA)、DN
A(変性DNA)などの核酸リガンド;、ヘキサン−コ
エンチームA(Type−1)、ヘキサン−CoA(T
ype−5)、ヘキサン−ニコチンアミドアデニンジヌ
クレオチド(NAD)(Type−1)、ヘキサン−N
AD(Type−3)、ヘキサン−NAD(Type−
4)、ヘキサン−ニコチンアミドアデニンジヌクレオチ
ドリン酸(NADP)などの補酵素リガンド;p−アミ
ノフェニル−β−D−ガラクトピラノシド、p−アミノ
フェニル−α−D−マンノシド、p−アミノフェニル−
β−D−チオガラクトシド、ε−アミノカプロイル−フ
コサミンなどの糖リガンド;システアミン、ヘキサン−
チオールなどのチオール化合物リガンド、p−アミノフ
ェニルメルクリアセテート、ジニトロフェノール、アル
サニル酸、メチル化アルブミン、RPC−5、RPC−
6、m−アミノベンジルオキシメチル、ブロモアセチ
ル、3−アミノベンゼンホウ酸、4−アミノベンズアミ
ジン、BD、Blueなどの特異的吸着体リガンド、ア
ルコールデヒドロゲナーゼ、グルコースオキシダーゼ、
グルコース−6−リン酸デヒドロゲナーゼ、リンゴ酸デ
ヒドロゲナーゼ、乳酸デヒドロゲナーゼ、グリセルアル
デヒドデヒドロゲナーゼ、チトクロム、カタラーゼ、ペ
ルオキシダーゼ、ヘキソキナーゼ、ピルビン酸キナー
ゼ、3−ホスホグリセリン酸キナーゼ、リパーゼ、コリ
ンエステラーゼ、フィシン、アルカリ性ホスファター
ゼ、リボヌクレアーゼ、デオキシリボヌクレアーゼ、α
−アミラーゼ、β−アミラーゼ、グルコアミラーゼ、ノ
イラミニダーゼ、グルクロニダーゼ、β−ガラクトシダ
ーゼ、ロイシンアミノペプチダーゼ、カルボキシペプチ
ターゼ、プロリダーゼ、キモトリプシン、トリプシン、
プロナーゼ、プロテアーゼ、スプチロペプチダーゼA、
スプチロペプチダーゼB、スプチリシン、パパイン、プ
ロテイナーゼ、プロメリン、ペプシン、ウレアーゼ、ア
ミノアシラーゼ、アスパラギナーゼ、アルドラーゼ、グ
ルコースリン酸イソメラーゼ、グリセルアルデヒド−3
−リン酸デヒドロゲナーゼと3−ホスホグリセリン酸ホ
スホキナーゼ、α−グリセロリン酸デヒドロゲナーゼと
トリホスフェートイソメラーゼ、クレアチンリン酸キナ
ーゼ、ヘキソキナーゼとグルコース−6−リン酸デヒド
ロゲナーゼ、グリセルアルデヒド−3−リン酸デヒドロ
ゲナーゼと3−ホスホグリセリン酸ホスホキナーゼ、ヘ
キソキナーゼとグルコース−6−リン酸デヒドロゲナー
ゼ、アンヒドロトリプシンおよびアンヒドロトロンビン
などを挙げることができる。また、該特定リガンドの固
定化の方法としては、特に制限されるものでなく、従来
公知の固定化技術を適宜利用することができる。たとえ
ば、アンヒドロトロンビンを固定する場合には、本発明
者らが既に開示した特開平7−179504号公報ある
いは特願平7−89562号および特願平8−1622
04号に記載されているポリアクリルアミド系超微粒子
あるいはポリアクリルアミド系超微粒子に末端官能性オ
リゴマーを導入してなるグラフト化超微粒子をもとにし
て特定リガンドの固定化に適当な官能基としてカルボキ
シレート、アミノ酸を高濃度に置換導入し固定化するこ
とができる。
固定化される特定リガンドとしては、特に制限されるも
のでなく、例えば、L−フェニルアラニン、チロキシ
ン、トリヨードチロニン、L−トリプトファン、D−ト
リプトファン、L−チロシン、L−リジン、ε−アミノ
カプロイル−D−トリプトファンメチルエステルなどの
アミノ酸リガンド;Gly−Gly−Try(Bzl)
−Argなどのペプチドリガンド;抗BSA、抗ヒトI
gG、カゼイン、コンカナパリンA、小麦胚レクチン、
大豆レクチン、大豆アグルチチニン、小麦胚アグルチニ
ン、フコース結合タンパク質、大豆トリプシン阻害剤、
リマ豆トリプシン阻害剤、ヘモグロビン、トリプシン阻
害剤、プロテインAなどのタンパク質リガンド;、ヘキ
サン−アデノシン(C5 で結合)、ヘキサン−アデノシ
ン5′−リン酸(N5 で結合)、ヘキサン−アデノシン
5′−リン酸(C8 で結合)、ヘキサン−アデノシン
5′−リン酸(リボースで結合)、ヘキサン−アデノシ
ン3′,5′−環状リン酸(C8 で結合)、ヘキサン−
アデノシン5′−二リン酸(リボースで結合)、ヘキサ
ン−アデノシン2′,5′−二リン酸(N6 で結合)、
ヘキサン−アデノシン3′,5′−二リン酸(N6 で結
合)、ヘキサン−アデノシン5′−三リン酸(リボース
で結合)、ヘキサン−アデノシン5′−三リン酸(N6
で結合)、ヘキサン−グアノシン5′−三リン酸(リボ
ースで結合)、ヘキサン−ウリジン5′−二リン酸(リ
ボースで結合)、ヘキサン−ウリジン5′−三リン酸
(リボースで結合)、5′−アデニル酸(5′−リン酸
で結合)、5′−GMP(5′−リン酸で結合)、5′
−UMP(5′−リン酸で結合)、5′−(4−アミノ
フェニルホスホリルウリジン)−2′(3′)−リン酸
などのヌクレオシドまたはヌクレオチドリガンド;ポリ
リボアデニル酸、ポリリボグアニル酸、ポリリボイノシ
ン酸、ポリリボイノシン酸−ポリリボシチジル酸、ポリ
リボシチジル酸、ポリウリジル酸、オリゴ(dT)、ポ
リウリジン酸などのポリヌクレオチドリガンド;デオキ
シリボ核酸(DNA)、DNA(未変性DNA)、DN
A(変性DNA)などの核酸リガンド;、ヘキサン−コ
エンチームA(Type−1)、ヘキサン−CoA(T
ype−5)、ヘキサン−ニコチンアミドアデニンジヌ
クレオチド(NAD)(Type−1)、ヘキサン−N
AD(Type−3)、ヘキサン−NAD(Type−
4)、ヘキサン−ニコチンアミドアデニンジヌクレオチ
ドリン酸(NADP)などの補酵素リガンド;p−アミ
ノフェニル−β−D−ガラクトピラノシド、p−アミノ
フェニル−α−D−マンノシド、p−アミノフェニル−
β−D−チオガラクトシド、ε−アミノカプロイル−フ
コサミンなどの糖リガンド;システアミン、ヘキサン−
チオールなどのチオール化合物リガンド、p−アミノフ
ェニルメルクリアセテート、ジニトロフェノール、アル
サニル酸、メチル化アルブミン、RPC−5、RPC−
6、m−アミノベンジルオキシメチル、ブロモアセチ
ル、3−アミノベンゼンホウ酸、4−アミノベンズアミ
ジン、BD、Blueなどの特異的吸着体リガンド、ア
ルコールデヒドロゲナーゼ、グルコースオキシダーゼ、
グルコース−6−リン酸デヒドロゲナーゼ、リンゴ酸デ
ヒドロゲナーゼ、乳酸デヒドロゲナーゼ、グリセルアル
デヒドデヒドロゲナーゼ、チトクロム、カタラーゼ、ペ
ルオキシダーゼ、ヘキソキナーゼ、ピルビン酸キナー
ゼ、3−ホスホグリセリン酸キナーゼ、リパーゼ、コリ
ンエステラーゼ、フィシン、アルカリ性ホスファター
ゼ、リボヌクレアーゼ、デオキシリボヌクレアーゼ、α
−アミラーゼ、β−アミラーゼ、グルコアミラーゼ、ノ
イラミニダーゼ、グルクロニダーゼ、β−ガラクトシダ
ーゼ、ロイシンアミノペプチダーゼ、カルボキシペプチ
ターゼ、プロリダーゼ、キモトリプシン、トリプシン、
プロナーゼ、プロテアーゼ、スプチロペプチダーゼA、
スプチロペプチダーゼB、スプチリシン、パパイン、プ
ロテイナーゼ、プロメリン、ペプシン、ウレアーゼ、ア
ミノアシラーゼ、アスパラギナーゼ、アルドラーゼ、グ
ルコースリン酸イソメラーゼ、グリセルアルデヒド−3
−リン酸デヒドロゲナーゼと3−ホスホグリセリン酸ホ
スホキナーゼ、α−グリセロリン酸デヒドロゲナーゼと
トリホスフェートイソメラーゼ、クレアチンリン酸キナ
ーゼ、ヘキソキナーゼとグルコース−6−リン酸デヒド
ロゲナーゼ、グリセルアルデヒド−3−リン酸デヒドロ
ゲナーゼと3−ホスホグリセリン酸ホスホキナーゼ、ヘ
キソキナーゼとグルコース−6−リン酸デヒドロゲナー
ゼ、アンヒドロトリプシンおよびアンヒドロトロンビン
などを挙げることができる。また、該特定リガンドの固
定化の方法としては、特に制限されるものでなく、従来
公知の固定化技術を適宜利用することができる。たとえ
ば、アンヒドロトロンビンを固定する場合には、本発明
者らが既に開示した特開平7−179504号公報ある
いは特願平7−89562号および特願平8−1622
04号に記載されているポリアクリルアミド系超微粒子
あるいはポリアクリルアミド系超微粒子に末端官能性オ
リゴマーを導入してなるグラフト化超微粒子をもとにし
て特定リガンドの固定化に適当な官能基としてカルボキ
シレート、アミノ酸を高濃度に置換導入し固定化するこ
とができる。
【0028】上記実施の形態における固定化したリガン
ドの適正pHは、通常5〜14、好ましくは6〜12、
より好ましくは7〜10の範囲である。すなわち、例え
ば、アンヒドロトロンビンなどでは、中性から弱アルカ
リ性範囲であれば、安定な活性部位として目的物である
アンチトロンビンIII (ATIII)を特異的に吸着し得る
ものである。一方、アンヒドロトリプシンなどでは、一
般にpH3〜7の酸性範囲で安定な活性部位として目的
物であるアルギニン系ペプチドを特異的に吸着し得るも
のであるが、一旦吸着してしまえば、その後、系内を上
記リガンドの適正範囲内、特にアルカリ性領域内に変え
て架橋、凝集反応を行った場合であっても、リガンドで
あるペプシンに吸着した目的物は安定に保持される。
ドの適正pHは、通常5〜14、好ましくは6〜12、
より好ましくは7〜10の範囲である。すなわち、例え
ば、アンヒドロトロンビンなどでは、中性から弱アルカ
リ性範囲であれば、安定な活性部位として目的物である
アンチトロンビンIII (ATIII)を特異的に吸着し得る
ものである。一方、アンヒドロトリプシンなどでは、一
般にpH3〜7の酸性範囲で安定な活性部位として目的
物であるアルギニン系ペプチドを特異的に吸着し得るも
のであるが、一旦吸着してしまえば、その後、系内を上
記リガンドの適正範囲内、特にアルカリ性領域内に変え
て架橋、凝集反応を行った場合であっても、リガンドで
あるペプシンに吸着した目的物は安定に保持される。
【0029】次に、本発明に係る超微粒子の再生分散方
法の一つの実施の形態(手段)としては、上述した超微
粒子の凝集分離方法により形成された超微粒子凝集体が
添加されてなるpH1〜10の水系分散媒体中に、酸を
添加して系内を酸性域として、温度0〜90℃の範囲に
保持することを特徴とするものである。これにより、図
3に示すように、該超微粒子(親和性吸着体)凝集体の
架橋構造部位に供されている多価金属をはずしてカルボ
キシル基(−COOH)を有する単分散性の超微粒子と
することを特徴とするものである。
法の一つの実施の形態(手段)としては、上述した超微
粒子の凝集分離方法により形成された超微粒子凝集体が
添加されてなるpH1〜10の水系分散媒体中に、酸を
添加して系内を酸性域として、温度0〜90℃の範囲に
保持することを特徴とするものである。これにより、図
3に示すように、該超微粒子(親和性吸着体)凝集体の
架橋構造部位に供されている多価金属をはずしてカルボ
キシル基(−COOH)を有する単分散性の超微粒子と
することを特徴とするものである。
【0030】上記超微粒子の再生分散方法に用いられる
超微粒子凝集体には、通常、リガンドが固定化された単
分散性の超微粒子(親和性吸着体)を使用して目的物を
特異的に吸着した後、該吸着体を上述した超微粒子の凝
集分離方法により凝集体を形成させて沈降などによって
凝集分離した後、吸着した目的物を分離精製した後の該
凝集体などを用いることができるが、本発明の再生分散
方法に用いられる凝集体は、これらに限定されるもので
なく、上記超微粒子の凝集分離方法を適用し得るあらゆ
る分離技術(手段)に用いられた凝集体を用いることが
できる。
超微粒子凝集体には、通常、リガンドが固定化された単
分散性の超微粒子(親和性吸着体)を使用して目的物を
特異的に吸着した後、該吸着体を上述した超微粒子の凝
集分離方法により凝集体を形成させて沈降などによって
凝集分離した後、吸着した目的物を分離精製した後の該
凝集体などを用いることができるが、本発明の再生分散
方法に用いられる凝集体は、これらに限定されるもので
なく、上記超微粒子の凝集分離方法を適用し得るあらゆ
る分離技術(手段)に用いられた凝集体を用いることが
できる。
【0031】また、超微粒子の再生分散方法に用いられ
る水系分散媒体としては、水またはアルコール類の有機
媒体等を用いることができる。このうちアルコール類の
有機媒体としては、例えば、メタノール、エタノール、
プロパノール、イソプロパノール、1−ブタノール、2
−ブタノール、t−ブチルアルコール、1−ペンタノー
ル、2−ペンタノール、3−ペンタノール、t−ペンチ
ルアルコール、1−ヘキサノール、2−ヘキサノール、
3−ヘキサノールなどの1価アルコール、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリコ
ールなどの2価アルコール、グリセロールなどの3価ア
ルコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコ
ールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノイソ
ブチルエーテルなど炭素数1〜6のアルコール類のほ
か、分子量6000以下、好ましくは4000以下のポ
リエチレングリコールなどが挙げられる。これらの分散
媒体は、単独で用いることもできるが、2種以上を混合
して用いることも可能である。
る水系分散媒体としては、水またはアルコール類の有機
媒体等を用いることができる。このうちアルコール類の
有機媒体としては、例えば、メタノール、エタノール、
プロパノール、イソプロパノール、1−ブタノール、2
−ブタノール、t−ブチルアルコール、1−ペンタノー
ル、2−ペンタノール、3−ペンタノール、t−ペンチ
ルアルコール、1−ヘキサノール、2−ヘキサノール、
3−ヘキサノールなどの1価アルコール、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリコ
ールなどの2価アルコール、グリセロールなどの3価ア
ルコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコ
ールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノイソ
ブチルエーテルなど炭素数1〜6のアルコール類のほ
か、分子量6000以下、好ましくは4000以下のポ
リエチレングリコールなどが挙げられる。これらの分散
媒体は、単独で用いることもできるが、2種以上を混合
して用いることも可能である。
【0032】さらに上記水系分散媒体には、例えば、ポ
リビニルピロリドン、ポリエチレングチコール、ポリビ
ニリアルコール、ポリビニルカルバゾールなどの有機高
分子系の分散媒体を用いてもよい。
リビニルピロリドン、ポリエチレングチコール、ポリビ
ニリアルコール、ポリビニルカルバゾールなどの有機高
分子系の分散媒体を用いてもよい。
【0033】上記再生分散方法における水系分散媒体の
pHは、通常1〜10、好ましくは1.5〜5の範囲に
調製したものである。該pHが上記範囲をはずれる場合
には、凝集した粒子の再分離を行うことができないため
好ましくない。
pHは、通常1〜10、好ましくは1.5〜5の範囲に
調製したものである。該pHが上記範囲をはずれる場合
には、凝集した粒子の再分離を行うことができないため
好ましくない。
【0034】上記再生分散方法において、添加される酸
としては、例えば、塩酸、硫酸、燐酸などの無機塩およ
び酢酸、マレイン酸、クエン酸、アスコルビン酸などの
有機酸などを用いることができる。これらの酸を添加す
ることにより、系内を酸性域、好ましくはpH1.5〜
5とすることが望ましい。
としては、例えば、塩酸、硫酸、燐酸などの無機塩およ
び酢酸、マレイン酸、クエン酸、アスコルビン酸などの
有機酸などを用いることができる。これらの酸を添加す
ることにより、系内を酸性域、好ましくはpH1.5〜
5とすることが望ましい。
【0035】上記再生分散方法における反応系の温度
は、通常0〜90℃、好ましくは4〜70℃、より好ま
しくは10〜50℃の範囲である。該温度が0℃未満の
場合には、水系分散媒体が凝固するおそれがあり好まし
くない。また90℃を越える場合には、導入スペーサお
よびリガンドの分解や変性が起こる可能性があり好まし
くない。
は、通常0〜90℃、好ましくは4〜70℃、より好ま
しくは10〜50℃の範囲である。該温度が0℃未満の
場合には、水系分散媒体が凝固するおそれがあり好まし
くない。また90℃を越える場合には、導入スペーサお
よびリガンドの分解や変性が起こる可能性があり好まし
くない。
【0036】上記再生分散方法においては、上記条件
(構成要件)下におくことで、図3に示すように多価金
属で架橋された凝集体の当該多価金属がはずれて、単分
散性の超微粒子を再生し得るものである。これにより、
再度、水系媒体中に浮遊分離しさせることができるた
め、目的物の吸着などに再利用することができ、経済性
に優れる。
(構成要件)下におくことで、図3に示すように多価金
属で架橋された凝集体の当該多価金属がはずれて、単分
散性の超微粒子を再生し得るものである。これにより、
再度、水系媒体中に浮遊分離しさせることができるた
め、目的物の吸着などに再利用することができ、経済性
に優れる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例について述べる。
【0038】実施例1 窒素雰囲気下で、エタノール1000mlにアクリルア
ミド25g、架橋剤であるN,N′−メチレンビスアク
リルアミド20.5g(単量体混合物と架橋剤との混合
物を100重量%として、架橋剤45.1重量%)を撹
拌しながら溶解させ、同時に溶存酸素を十分取り除い
た。続いて温度70℃で開始剤として2,2′−アゾビ
スイソブチルニトリル0.821g(開始剤濃度5×1
0-3モル/リットル)を添加し、pH6.5として3時
間重合を行ない、反応終了後、氷浴で重合容器ごと急冷
し、ラジカル重合を停止させ、単分散球形の超微粒子を
得た。
ミド25g、架橋剤であるN,N′−メチレンビスアク
リルアミド20.5g(単量体混合物と架橋剤との混合
物を100重量%として、架橋剤45.1重量%)を撹
拌しながら溶解させ、同時に溶存酸素を十分取り除い
た。続いて温度70℃で開始剤として2,2′−アゾビ
スイソブチルニトリル0.821g(開始剤濃度5×1
0-3モル/リットル)を添加し、pH6.5として3時
間重合を行ない、反応終了後、氷浴で重合容器ごと急冷
し、ラジカル重合を停止させ、単分散球形の超微粒子を
得た。
【0039】次に、生成したポリアクリルアミド系超微
粒子を遠心分離機で分別し、上澄み液を取り除いた。こ
こに新たにエタノール1000mlを加え、1時間激し
く撹拌し、その後遠心分離機で分別した。同様の操作を
3回行ない、ガラスフィルターで濾過後、50℃、減圧
下で真空乾燥した。
粒子を遠心分離機で分別し、上澄み液を取り除いた。こ
こに新たにエタノール1000mlを加え、1時間激し
く撹拌し、その後遠心分離機で分別した。同様の操作を
3回行ない、ガラスフィルターで濾過後、50℃、減圧
下で真空乾燥した。
【0040】得られた超微粒子を、溶媒として精製水を
用いて5重量%ポリマー溶媒とし、これに沈殿剤として
20倍量のアセトンを加え、良く撹拌しながら再沈殿さ
せた。その後、遠心分離機で分別し、上澄み液を取り除
いた。同様の操作を2回行ない、ガラスフィルターで濾
過後、50℃、減圧下で真空乾燥し精製を終了した。
用いて5重量%ポリマー溶媒とし、これに沈殿剤として
20倍量のアセトンを加え、良く撹拌しながら再沈殿さ
せた。その後、遠心分離機で分別し、上澄み液を取り除
いた。同様の操作を2回行ない、ガラスフィルターで濾
過後、50℃、減圧下で真空乾燥し精製を終了した。
【0041】上記超微粒子の表面アミド基をpH10.
5以上のアルカリ状態を保つように、Na2 CO3 濃度
0.04モル/l、60℃で3時間反応させ、カルボキ
シル基へ交換したマトリックス(以下、単にCMとも記
す)として2.0gを精製水120mlを加え、24時
間撹拌し、十分に分散させた。導入する末端官能性オリ
ゴマーをスペーサ(以下、単にSとも記す)としてエチ
レンジアミンを0.54ml(0.01モル)を溶媒と
して精製水25mlで希釈したものを反応フラスコに入
れ、10%HCl7mlでpH4.5〜5.5に調整
し、マトリックスおよびスペーサが完全に分散、溶解す
るまで撹拌を行った。
5以上のアルカリ状態を保つように、Na2 CO3 濃度
0.04モル/l、60℃で3時間反応させ、カルボキ
シル基へ交換したマトリックス(以下、単にCMとも記
す)として2.0gを精製水120mlを加え、24時
間撹拌し、十分に分散させた。導入する末端官能性オリ
ゴマーをスペーサ(以下、単にSとも記す)としてエチ
レンジアミンを0.54ml(0.01モル)を溶媒と
して精製水25mlで希釈したものを反応フラスコに入
れ、10%HCl7mlでpH4.5〜5.5に調整
し、マトリックスおよびスペーサが完全に分散、溶解す
るまで撹拌を行った。
【0042】次に縮合剤としてCMC1.610g(縮
合剤濃度0.025M)を反応フラスコに加え、この時
を反応開始時刻として引き続き23℃(室温)で撹拌を
行い、48時間で反応を終了した。
合剤濃度0.025M)を反応フラスコに加え、この時
を反応開始時刻として引き続き23℃(室温)で撹拌を
行い、48時間で反応を終了した。
【0043】次に分離精製工程として反応終了後のスペ
ーサがグラフト導入されたマトリックス(以下、単にC
M−Sとも記す)を遠心分離機で14500rpmで1
5分間の条件で分別し、上澄液を取り除いた。ここに新
たに精製水100mlを加え、50℃で2時間、200
rpmで撹拌を行い、遠心分離機で14500rpmで
20分間遠心分離を行った。同様の操作を5回行った
後、凍結乾燥を行い精製を終了し、本実施例に用いる超
微粒子を得た。
ーサがグラフト導入されたマトリックス(以下、単にC
M−Sとも記す)を遠心分離機で14500rpmで1
5分間の条件で分別し、上澄液を取り除いた。ここに新
たに精製水100mlを加え、50℃で2時間、200
rpmで撹拌を行い、遠心分離機で14500rpmで
20分間遠心分離を行った。同様の操作を5回行った
後、凍結乾燥を行い精製を終了し、本実施例に用いる超
微粒子を得た。
【0044】上記CM−Sを下記表1に示す条件下で超
微粒子凝集体とした。すなわち、超微粒子30mgを水
系分散媒体である精製水中に添加して該超微粒子濃度を
30mg/100mlに調製した。これに、多価金属塩
として塩化カルシウムを、[Ca2+]/[−COON
a](モル比)=10となるように添加し、さらに反応
系のpHを0.01Nの水酸化ナトリウムを用いて8.
5に調製し、反応系の温度を20℃に保持することによ
り、該超微粒子のカルボン酸ナトリウム基(−COON
a)を多価金属で架橋して該超微粒子の凝集体を形成す
ることができ、反応開始後3時間以内に該凝集体を自然
放置により簡単に沈降でき、これにより容易に分離でき
ることを確認した。
微粒子凝集体とした。すなわち、超微粒子30mgを水
系分散媒体である精製水中に添加して該超微粒子濃度を
30mg/100mlに調製した。これに、多価金属塩
として塩化カルシウムを、[Ca2+]/[−COON
a](モル比)=10となるように添加し、さらに反応
系のpHを0.01Nの水酸化ナトリウムを用いて8.
5に調製し、反応系の温度を20℃に保持することによ
り、該超微粒子のカルボン酸ナトリウム基(−COON
a)を多価金属で架橋して該超微粒子の凝集体を形成す
ることができ、反応開始後3時間以内に該凝集体を自然
放置により簡単に沈降でき、これにより容易に分離でき
ることを確認した。
【0045】次に、上記超微粒子の凝集体を下記表1に
示す条件下で再生分散した。すなわち、上記凝集体が添
加されているpH7.5の水系分散媒体である精製水中
に、酸として塩酸を添加して反応系のpHを3.0と酸
性域にして、温度20℃に保持することにより、3時間
以内に該凝集体の多価金属であるCaをはずしてカルボ
ンキシル基(−COOH)を有する単分散性の超微粒子
を再生することができることを確認した。
示す条件下で再生分散した。すなわち、上記凝集体が添
加されているpH7.5の水系分散媒体である精製水中
に、酸として塩酸を添加して反応系のpHを3.0と酸
性域にして、温度20℃に保持することにより、3時間
以内に該凝集体の多価金属であるCaをはずしてカルボ
ンキシル基(−COOH)を有する単分散性の超微粒子
を再生することができることを確認した。
【0046】実施例2 実施例1において、表1に示すように、多価金属塩とし
て、塩化カルシウムの代わりに塩化マグネシウムを用い
た以外は、実施例1と同様にして凝集体を沈降・分離し
得ることを確認した。
て、塩化カルシウムの代わりに塩化マグネシウムを用い
た以外は、実施例1と同様にして凝集体を沈降・分離し
得ることを確認した。
【0047】また、本実施例2により得られた凝集体を
表1に示すように酸として塩酸の代わりに硫酸を用いた
以外は、実施例1と同様にして当該凝集体を再生分散で
きることを確認した。
表1に示すように酸として塩酸の代わりに硫酸を用いた
以外は、実施例1と同様にして当該凝集体を再生分散で
きることを確認した。
【0048】実施例3 実施例1において、表1に示すように、超微粒子濃度を
30mg/100mlに調製する代わりに40mg/1
00mlに調製し、塩化カルシウムを[Ca2+]/[−
COONa](モル比)=10とする代わりに100と
なるように添加し、さらに反応系のpHを8.5に代え
て9.0とした以外は、実施例1と同様にして凝集体を
沈降・分離し得ることを確認した。
30mg/100mlに調製する代わりに40mg/1
00mlに調製し、塩化カルシウムを[Ca2+]/[−
COONa](モル比)=10とする代わりに100と
なるように添加し、さらに反応系のpHを8.5に代え
て9.0とした以外は、実施例1と同様にして凝集体を
沈降・分離し得ることを確認した。
【0049】また、本実施例3により得られた凝集体を
表1に示すように実施例1と同様にして当該凝集体を再
生分散できることを確認した。
表1に示すように実施例1と同様にして当該凝集体を再
生分散できることを確認した。
【0050】実施例4 実施例1において、表1に示すように、スペーサとして
エチレンジアミンに代えて1,3−プロパンジアミンを
用い、超微粒子濃度を30mg/100mlとする代わ
りに40mg/100mlとし、塩化カルシウムを[C
a2+]/[−COONa](モル比)=10とする代わ
りに1000となるように添加し、反応系のpHを8.
5に代えて9.0とし、さらに反応系の温度を20℃に
代えて30℃とした以外は、実施例1と同様にして凝集
体を沈降・分離し得ることを確認した。
エチレンジアミンに代えて1,3−プロパンジアミンを
用い、超微粒子濃度を30mg/100mlとする代わ
りに40mg/100mlとし、塩化カルシウムを[C
a2+]/[−COONa](モル比)=10とする代わ
りに1000となるように添加し、反応系のpHを8.
5に代えて9.0とし、さらに反応系の温度を20℃に
代えて30℃とした以外は、実施例1と同様にして凝集
体を沈降・分離し得ることを確認した。
【0051】また、本実施例4により得られた凝集体を
表1に示すように、反応系のpHを3.0に代えて3.
5とし、さらに反応系の温度を20℃に代えて30℃と
した以外は、実施例1と同様にして当該凝集体を再生分
散できることを確認した。
表1に示すように、反応系のpHを3.0に代えて3.
5とし、さらに反応系の温度を20℃に代えて30℃と
した以外は、実施例1と同様にして当該凝集体を再生分
散できることを確認した。
【0052】実施例5 実施例1において、表1に示すように、スペーサとして
エチレンジアミンに代えて1,3−プロパンジアミンを
用い、超微粒子濃度を30mg/100mlとする代わ
りに50mg/100mlとし、多価金属塩として、塩
化カルシウムの代わりに塩化銅(II)を用い、さらに反
応系の温度を20℃に代えて30℃とした以外は、実施
例1と同様にして凝集体を沈降・分離し得ることを確認
した。
エチレンジアミンに代えて1,3−プロパンジアミンを
用い、超微粒子濃度を30mg/100mlとする代わ
りに50mg/100mlとし、多価金属塩として、塩
化カルシウムの代わりに塩化銅(II)を用い、さらに反
応系の温度を20℃に代えて30℃とした以外は、実施
例1と同様にして凝集体を沈降・分離し得ることを確認
した。
【0053】また、本実施例5により得られた凝集体を
表1に示すように、酸として塩酸の代わりに硫酸を用い
た以外は、実施例1と同様にして凝集体を再生分散でき
ることを確認した。
表1に示すように、酸として塩酸の代わりに硫酸を用い
た以外は、実施例1と同様にして凝集体を再生分散でき
ることを確認した。
【0054】実施例6 実施例1において、表1に示すように、スペーサとして
エチレンジアミンに代えてヘキサメチレンジアミンと
し、超微粒子濃度を30mg/100mlとする代わり
に50mg/100mlとし、さらに反応系の温度を2
0℃に代えて30℃とした以外は、実施例1と同様にし
て凝集体を沈降・分離し得ることを確認した。
エチレンジアミンに代えてヘキサメチレンジアミンと
し、超微粒子濃度を30mg/100mlとする代わり
に50mg/100mlとし、さらに反応系の温度を2
0℃に代えて30℃とした以外は、実施例1と同様にし
て凝集体を沈降・分離し得ることを確認した。
【0055】また、本実施例6により得られた凝集体を
表1に示すように実施例1と同様にして当該凝集体を再
生分散できることを確認した。
表1に示すように実施例1と同様にして当該凝集体を再
生分散できることを確認した。
【0056】実施例7 実施例1において、表1に示すように、スペーサとして
エチレンジアミンが導入されたマトリックス(CM−
S)超微粒子に代えてスペーサ未導入のマトリックス
(CM)超微粒子を用いた以外は、実施例1と同様にし
て凝集体を沈降・分離し得ることを確認した。
エチレンジアミンが導入されたマトリックス(CM−
S)超微粒子に代えてスペーサ未導入のマトリックス
(CM)超微粒子を用いた以外は、実施例1と同様にし
て凝集体を沈降・分離し得ることを確認した。
【0057】また、本実施例7により得られた凝集体を
表1に示すように、反応pHを3.0に代えて3.5と
し、さらに反応系の温度を20℃に代えて30℃とした
以外は、実施例1と同様にして当該凝集体を再生分散で
きることを確認した。
表1に示すように、反応pHを3.0に代えて3.5と
し、さらに反応系の温度を20℃に代えて30℃とした
以外は、実施例1と同様にして当該凝集体を再生分散で
きることを確認した。
【0058】実施例8 実施例1において、表1に示すように、スペーサとして
エチレンジアミンが導入されたマトリックス(CM−
S)超微粒子に代えてスペーサ未導入のマトリックス
(CM)超微粒子を用い、塩化カルシウムを[Ca2+]
/[−COONa](モル比)=10とする代わりに3
0となるように添加し、反応系のpHを8.5に代えて
9.0とし、さらに反応系の温度を20℃に代えて30
℃とした以外は、実施例1と同様にして凝集体を沈降・
分離し得ることを確認した。
エチレンジアミンが導入されたマトリックス(CM−
S)超微粒子に代えてスペーサ未導入のマトリックス
(CM)超微粒子を用い、塩化カルシウムを[Ca2+]
/[−COONa](モル比)=10とする代わりに3
0となるように添加し、反応系のpHを8.5に代えて
9.0とし、さらに反応系の温度を20℃に代えて30
℃とした以外は、実施例1と同様にして凝集体を沈降・
分離し得ることを確認した。
【0059】また、本実施例8により得られた凝集体を
表1に示すように、実施例1と同様にして当該凝集体を
再生分散できることを確認した。
表1に示すように、実施例1と同様にして当該凝集体を
再生分散できることを確認した。
【0060】実施例9 実施例1において、表1に示すように、スペーサとして
エチレンジアミンが導入されたマトリックス(CM−
S)超微粒子に代えてスペーサ未導入のマトリックス
(CM)超微粒子を用い、超微粒子濃度を30mg/1
00mlとする代わりに50mg/100mlとし、多
価金属塩として、塩化カルシウムの代わりに塩化マグネ
シウムを用い、塩化カルシウムを[Ca2+]/[−CO
ONa](モル比)=10とする代わりに塩化マグネシ
ウムを[Mg2+]/[−COONa](モル比)=30
となるように添加し、反応系のpHを8.5に代えて
9.0とし、さらに反応系の温度を20℃に代えて30
℃とした以外は、実施例1と同様にして凝集体を沈降・
分離し得ることを確認した。
エチレンジアミンが導入されたマトリックス(CM−
S)超微粒子に代えてスペーサ未導入のマトリックス
(CM)超微粒子を用い、超微粒子濃度を30mg/1
00mlとする代わりに50mg/100mlとし、多
価金属塩として、塩化カルシウムの代わりに塩化マグネ
シウムを用い、塩化カルシウムを[Ca2+]/[−CO
ONa](モル比)=10とする代わりに塩化マグネシ
ウムを[Mg2+]/[−COONa](モル比)=30
となるように添加し、反応系のpHを8.5に代えて
9.0とし、さらに反応系の温度を20℃に代えて30
℃とした以外は、実施例1と同様にして凝集体を沈降・
分離し得ることを確認した。
【0061】また、本実施例9により得られた凝集体を
表1に示すように、反応pHを3.0に代えて2.0と
した以外は、実施例1と同様にして当該凝集体を再生分
散できることを確認した。
表1に示すように、反応pHを3.0に代えて2.0と
した以外は、実施例1と同様にして当該凝集体を再生分
散できることを確認した。
【0062】比較例1 実施例1において、表1に示すように、反応系のpHを
8.5に代えて3.0とした以外は、実施例1と同様に
したが、24時間を経過しても超微粒子は凝集せず、こ
れらを沈降・分離することはできないことが確認でき
た。
8.5に代えて3.0とした以外は、実施例1と同様に
したが、24時間を経過しても超微粒子は凝集せず、こ
れらを沈降・分離することはできないことが確認でき
た。
【0063】比較例2 実施例1において、表1に示すように、スペーサとして
エチレンジアミンに代えて1,3−プロパンジアミンを
用い、超微粒子濃度を30mg/100mlとする代わ
りに40mg/100mlとし、多価金属塩として、塩
化カルシウムの代わりに塩化マグネシウムを用い、塩化
カルシウムを[Ca2+]/[−COONa](モル比)
=10とする代わりに塩化マグネシウムを[Mg2+]/
[−COONa](モル比)=1.5となるように添加
し、反応系のpHを8.5に代えて4.0とし、さらに
反応系の温度を20℃に代えて30℃とした以外は、実
施例1と同様にしたが、24時間を経過しても超微粒子
は凝集せず、これらを沈降・分離することはできないこ
とが確認できた。
エチレンジアミンに代えて1,3−プロパンジアミンを
用い、超微粒子濃度を30mg/100mlとする代わ
りに40mg/100mlとし、多価金属塩として、塩
化カルシウムの代わりに塩化マグネシウムを用い、塩化
カルシウムを[Ca2+]/[−COONa](モル比)
=10とする代わりに塩化マグネシウムを[Mg2+]/
[−COONa](モル比)=1.5となるように添加
し、反応系のpHを8.5に代えて4.0とし、さらに
反応系の温度を20℃に代えて30℃とした以外は、実
施例1と同様にしたが、24時間を経過しても超微粒子
は凝集せず、これらを沈降・分離することはできないこ
とが確認できた。
【0064】比較例3 実施例1において、表1に示すように、スペーサとして
エチレンジアミンが導入されたマトリックス(CM−
S)超微粒子に代えてスペーサ未導入のマトリックス
(CM)超微粒子を用い、超微粒子濃度を30mg/1
00mlとする代わりに50mg/100mlとし、塩
化カルシウムを[Ca2+]/[−COONa](モル
比)=10とする代わりに0.1となるように添加し、
さらに反応系のpHを8.5に代えて4.0とした以外
は、実施例1と同様にしたが、24時間を経過しても超
微粒子は凝集せず、これらを沈降・分離することはでき
ないことが確認できた。
エチレンジアミンが導入されたマトリックス(CM−
S)超微粒子に代えてスペーサ未導入のマトリックス
(CM)超微粒子を用い、超微粒子濃度を30mg/1
00mlとする代わりに50mg/100mlとし、塩
化カルシウムを[Ca2+]/[−COONa](モル
比)=10とする代わりに0.1となるように添加し、
さらに反応系のpHを8.5に代えて4.0とした以外
は、実施例1と同様にしたが、24時間を経過しても超
微粒子は凝集せず、これらを沈降・分離することはでき
ないことが確認できた。
【0065】
【表1】
【図1】 本発明に係る超微粒子の分離精製方法の一つ
の実施の形態(手段)として、超微粒子のカルボン酸ナ
トリウム基(−COONa)間を多価金属で架橋して、
該超微粒子が凝集体を形成する様子をモデル化した反応
概略図である。
の実施の形態(手段)として、超微粒子のカルボン酸ナ
トリウム基(−COONa)間を多価金属で架橋して、
該超微粒子が凝集体を形成する様子をモデル化した反応
概略図である。
【図2】 本発明に係る超微粒子の分離精製方法の他の
一つの実施の形態(手段)として、特定リガンドが固定
化されてなる親和性吸着体のカルボン酸ナトリウム基
(−COONa)間を多価金属で架橋して該親和性吸着
体が凝集体を形成する様子をモデル化した反応概略図で
ある。
一つの実施の形態(手段)として、特定リガンドが固定
化されてなる親和性吸着体のカルボン酸ナトリウム基
(−COONa)間を多価金属で架橋して該親和性吸着
体が凝集体を形成する様子をモデル化した反応概略図で
ある。
【図3】 本発明に係る超微粒子の再生分散方法の一つ
の実施の形態(手段)として、親和性吸着体の凝集体
が、酸性下で該親和性吸着体の凝集体の多価金属がはず
れてカルボンキシル基(−COOH)を有する単分散性
の超微粒子を形成する様子をモデル化した反応概略図で
ある。
の実施の形態(手段)として、親和性吸着体の凝集体
が、酸性下で該親和性吸着体の凝集体の多価金属がはず
れてカルボンキシル基(−COOH)を有する単分散性
の超微粒子を形成する様子をモデル化した反応概略図で
ある。
1…超微粒子(マトリックス基材)、 2…リガンド(L)、 M…多価金属。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 政令 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目4番16号 藤森工業株式会社研究開発本部内
Claims (3)
- 【請求項1】 カルボン酸ナトリウム基(−COON
a)を有する超微粒子が添加され浮遊分散されてなる水
系分散媒体中に水溶性多価金属塩を[Mn+]/[−CO
ONa](モル比)=0.1〜10000(ただし、M
は多価金属であり、nは2〜4の整数である)の範囲で
添加し、反応系のpHを5〜13に調製し、反応系内の
温度を0〜90℃の範囲に保持することを特徴とする超
微粒子凝集体形成による凝集分離方法。 - 【請求項2】 前記カルボン酸ナトリウム基(−COO
Na)を有する超微粒子が、さらに固定化された特定リ
ガンドを有することを特徴とする請求項1に記載の凝集
分離方法。 - 【請求項3】 請求項1または2で形成された超微粒子
凝集体が添加されてなるpH1〜10の水系分散媒体中
に、酸を添加して系内を酸性域として、温度0〜90℃
の範囲に保持することを特徴とする超微粒子凝集体の再
生分散方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8198119A JPH1033904A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 超微粒子の凝集分離方法およびその再生分散方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8198119A JPH1033904A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 超微粒子の凝集分離方法およびその再生分散方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1033904A true JPH1033904A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16385780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8198119A Withdrawn JPH1033904A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 超微粒子の凝集分離方法およびその再生分散方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1033904A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100848422B1 (ko) | 2004-04-14 | 2008-07-28 | 렙솔 퀴미카 에스.에이. | 나트륨을 함유하는 무거운 잔류물을 처리하는 방법 및이렇게 수득된 연료 |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP8198119A patent/JPH1033904A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100848422B1 (ko) | 2004-04-14 | 2008-07-28 | 렙솔 퀴미카 에스.에이. | 나트륨을 함유하는 무거운 잔류물을 처리하는 방법 및이렇게 수득된 연료 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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