JPH10339515A - 吸収式冷凍装置 - Google Patents

吸収式冷凍装置

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JPH10339515A
JPH10339515A JP9145490A JP14549097A JPH10339515A JP H10339515 A JPH10339515 A JP H10339515A JP 9145490 A JP9145490 A JP 9145490A JP 14549097 A JP14549097 A JP 14549097A JP H10339515 A JPH10339515 A JP H10339515A
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heat exchanger
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heat
concentrated solution
temperature
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Yuji Watabe
裕司 渡部
Kazuo Yonemoto
和生 米本
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/62Absorption based systems

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 熱回収用溶液熱交換器へ供給されるべき濃溶
液の一部に高温冷媒蒸気の保有する熱量を有効に回収
し、全体としての熱回収量が最大値となるようにする。 【解決手段】 発生器2から導かれる高温冷媒蒸気g1
の保有する熱を吸収器8から発生器2に導びかれる濃溶
液l2の一部であって熱回収用溶液熱交換器9をバイパ
スする濃溶液l2に回収する気液熱交換器13を付設す
ると共に、熱交換器9に供給される濃溶液l2の流量と
熱交換器13に供給される濃溶液l2の流量とを両者に
おける熱回収量が最大値を維持するように流量制御手段
16,17を設け、発生器2から導出の高温冷媒蒸気g
1の保有熱量を吸収器から発生器への濃溶液l2の一部に
回収できると共に、熱回交換器9と熱交換器13に供給
される濃溶液の各流量とが流量制御手段16,17によ
り制御されることになり、両者における熱回収量を最大
値に維持することが可能のようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、吸収式冷凍装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、冷媒として塩素原子を有しない
R407c等の代替冷媒を用い、吸収液として冷凍機油
等を用いた吸収式冷凍装置は、図5に示すように、加熱
手段(例えば、ガスバーナ1)により加熱され、高温冷
媒蒸気g1を発生させる発生器2と、該発生器2により
発生された高温冷媒蒸気g1中に含まれる吸収液を分離
する気液分離器3と、冷房運転時において該気液分離器
3から導かれる高温冷媒蒸気g1を凝縮液化する凝縮器
4と、該凝縮器4により凝縮液化された冷媒を減圧する
減圧機構5と、該減圧機構5により減圧された冷媒を蒸
発気化する蒸発器6と、該蒸発器6により蒸発気化され
た低温冷媒蒸気g2を前記発生器2から導かれる希溶液
1に吸収させる際に発生する吸収熱を回収する吸収熱
交換器7と、該吸収熱交換器7から導かれる溶液にさら
に冷媒蒸気を吸収させる空冷吸収器8と、該空冷吸収器
8から前記発生器2に導かれる途中の濃溶液l2に前記
発生器2から前記吸収熱交換器7に導かれる途中の希溶
液l1の保有する熱を回収する熱回収用溶液熱交換器9
とを備えて構成されている。符号10は濃溶液l2を圧
送するためのポンプ、11はポンプ10を保護するため
に濃溶液l2を過冷却する過冷却器、12は発生器2か
らの希溶液l1を減圧するための減圧機構である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
吸収式冷凍装置の場合、冷房運転時において発生器2か
ら凝縮器4に供給される高温冷媒蒸気g1の保有する熱
が凝縮器4において無駄に放熱されることとなってい
る。そこで、空冷吸収器8から熱回収用溶液熱交換器9
へ供給される濃溶液l2の一部に前記高温冷媒蒸気g1
保有する熱を回収するための熱回収用気液熱交換器を設
けることが考えられる。
【0004】ところが、上記のように構成した場合、熱
回収用溶液熱交換器9へ供給されるべき濃溶液g2の一
部を熱回収用気液熱交換器へ分配することとなっている
ため、熱回収用溶液熱交換器9側へ供給される濃溶液g
2の流量が減少することとなり、その流量および希溶液
1との温度関係によっては、回収可能な熱量を完全に
回収できない運転状態が生ずることとなって成績係数
(即ち、COP)が低下するという不具合が生ずる。
【0005】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、熱回収用溶液熱交換器へ供給されるべき濃溶液の
一部に高温冷媒蒸気の保有する熱量を有効に回収すると
ともに、全体としての熱回収量が最大値となるようにす
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成(請
求項1の発明)では、上記課題を解決するための手段と
して、加熱手段1により加熱され、高温冷媒蒸気g1
発生させる発生器2と、該発生器2により発生された高
温冷媒蒸気g1を凝縮液化する凝縮器4と、該凝縮器4
により凝縮液化された冷媒を減圧する減圧機構5と、該
減圧機構5により減圧された冷媒を蒸発気化する蒸発器
6と、該蒸発器6により蒸発気化された低温冷媒蒸気g
2を前記発生器2から導かれる希溶液l1に吸収させる際
に発生する吸収熱を回収する吸収熱交換器7と、該吸収
熱交換器7から導かれる濃溶液l2にさらに冷媒蒸気g2
を吸収させる吸収器8と、該吸収器8から前記発生器2
に導かれる途中の濃溶液l2に前記発生器2から前記吸
収熱交換器7に導かれる途中の希溶液l1の保有する熱
を回収する熱回収用溶液熱交換器9とを備えた吸収式冷
凍装置において、前記発生器2から導かれる高温冷媒蒸
気g1の保有する熱を前記吸収器8から前記発生器2に
導かれる濃溶液l2の一部であって前記熱回収用溶液熱
交換器9をバイパスする濃溶液l2に回収する熱回収用
気液熱交換器13を付設するとともに、前記熱回収用溶
液熱交換器9に供給される濃溶液l2の流量と、前記熱
回収用気液熱交換器13に供給される濃溶液l2の流量
とを両者における熱回収量が最大値を維持するように制
御する流量制御手段を設けている。
【0007】上記のように構成したことにより、発生器
2から導かれる高温冷媒蒸気g1の保有する熱量を吸収
器8から発生器2に導かれる濃溶液l2の一部に回収す
ることができるとともに、熱回収用溶液熱交換器9に供
給される濃溶液l2の流量と、前記熱回収用気液熱交換
器13に供給される濃溶液l2の流量とが流量制御手段
により制御されることとなり、両者における熱回収量を
最大値に維持することができる。
【0008】請求項2の発明におけるように、前記流量
制御手段を、前記熱回収用溶液熱交換器9および熱回収
用気液熱交換器13に至る流路14,15にそれぞれ介
設された流量制御弁16,17と、該流量制御弁16,
17の開度を制御する制御手段18とにより構成した場
合、流量制御弁16,17の開度制御により熱回収用溶
液熱交換器9および熱回収用気液熱交換器13への濃溶
液l2の分配比が制御できることとなり、確実な制御が
得られる。この場合において、請求項3の発明における
ように、前記熱回収用溶液熱交換器9の入口側における
濃溶液l2の温度を検出する濃溶液温度検出手段19
と、前記熱回収用溶液熱交換器9の出口側における希溶
液l1の温度を検出する希溶液温度検出手段20とを付
設するとともに、前記制御手段18を、前記濃溶液温度
検出手段19により検出された濃溶液入口温度が前記希
溶液温度検出手段20により検出された希溶液出口温度
より所定値だけ低くなるように前記流量制御弁16,1
7を制御するものとすれば、熱回収用溶液熱交換器9に
おいて濃溶液l2と希溶液l1との温度差が殆どなくなる
か、または温度差がつき過ぎるということがなくなり、
効率的な熱回収を行うことができる。
【0009】また、請求項4の発明におけるように、前
記流量制御手段として、前記熱回収用溶液熱交換器9お
よび熱回収用気液熱交換器13に至る流路14,15に
それぞれ介設され、定格運転時において各流路14,1
5における濃溶液の流量比が最適となるように設定され
た固定絞り値を有する固定式流量制御機構22,23を
用いた場合、定格運転に最適な濃溶液l2の分配比が得
られることとなり、複雑な制御が不要となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0011】第1の実施の形態(請求項1〜3に対応) 図1には、本願発明の第1の実施の形態にかかる吸収式
冷凍装置の冷媒回路が示されている。
【0012】この吸収式冷凍装置は、冷媒として塩素原
子を有しないR407c等の代替冷媒を用い、吸収液と
してジエチレングリコールジメチルエーテル等の有機溶
剤または冷凍機油等を用いるものであり、従来技術の項
において説明したものと同様に、加熱手段(例えば、ガ
スバーナ1)により加熱され、高温冷媒蒸気g1を発生
させる発生器2と、該発生器2により発生された高温冷
媒蒸気g1中に含まれる吸収液を分離する気液分離器3
と、冷房運転時において該気液分離器3から導かれる高
温冷媒蒸気g1を凝縮液化する凝縮器4と、該凝縮器4
により凝縮液化された冷媒を減圧する減圧機構5と、該
減圧機構5により減圧された冷媒を蒸発気化する蒸発器
6と、該蒸発器により蒸発気化された低温冷媒蒸気g2
を前記発生器2から導かれる希溶液l1に吸収させる際
に発生する吸収熱を回収する吸収熱交換器7と、該吸収
熱交換器7から導かれる溶液にさらに冷媒蒸気を吸収さ
せる空冷吸収器8と、該空冷吸収器8から前記発生器2
に導かれる途中の濃溶液l2に前記発生器2から前記吸
収熱交換器7に導かれる途中の希溶液l1の保有する熱
を回収する熱回収用溶液熱交換器9とを備えて構成され
ている。符号10は濃溶液l2を圧送するためのポン
プ、11はポンプ10を保護するために濃溶液l2を過
冷却する過冷却器、12は発生器2からの希溶液l1
減圧するための減圧機構である。
【0013】この吸収式冷凍装置は、減圧機構5および
蒸発器6が室内ユニットXを構成し、その他の諸機器が
室外ユニットYを構成することとなっている。なお、本
実施の形態の場合、1台の室外ユニットYに対して1台
の室内ユニットXを接続したものとされているが、図2
に示すように、1台の室外ユニットYに対して複数台
(例えば、4台)の室内ユニットX,X・・を接続した
マルチタイプとすることもできる。
【0014】しかして、この吸収式冷凍装置には、前記
発生器2から導かれる高温冷媒蒸気g1の保有する熱を
前記吸収器8から前記発生器2に導かれる濃溶液l2
一部であって前記熱回収用溶液熱交換器9をバイパスす
る濃溶液l2に回収する熱回収用気液熱交換器13が付
設されている。
【0015】また、前記熱回収用溶液熱交換器9および
熱回収用気液熱交換器13に至る流路14,15には、
流量制御弁16,17がそれぞれ介設されている。
【0016】さらに、熱回収用溶液熱交換器9の入口側
における濃溶液l2の温度を検出する濃溶液温度検出手
段として作用する第1温度センサー19と、前記熱回収
用溶液熱交換器9の出口側における希溶液l1の温度を
検出する希溶液温度検出手段として作用する第2温度セ
ンサー20と、前記熱回収用気液熱交換器13の出口側
における高温冷媒蒸気g1の温度を検出する蒸気温度検
出手段として作用する第3温度センサー21が付設され
ている。
【0017】そして、前記第1ないし第3温度センサー
19〜21により検出された検出データは、制御手段と
して作用するコントローラ18に入力され、該コントロ
ーラ18においては前記検出データに基づいて各種演算
が実行され、該各種演算の結果は、制御信号として出力
され、前記流量制御弁16,17の開度を制御すること
となっている。つまり、前記流量制御弁16,17およ
びコントローラ18は、特許請求の範囲における流量制
御手段を構成することとなっているのである。
【0018】上記のように構成された吸収式冷凍装置
は、次のように作用する。
【0019】ガスバーナ1により加熱された発生器2か
ら高温冷媒蒸気g1と冷媒濃度の薄い吸収液(即ち、高
温希溶液l1)との混合物が発生せしめられ、気液分離
器3において高温冷媒蒸気g1と高温の希溶液l1とに分
離される。かくして得られた高温冷媒蒸気g1は、凝縮
器4に供給されて外部冷却物質(例えば、空気あるいは
水)により冷却されて凝縮液化するが、その前に熱回収
用気液熱交換器13において空冷吸収器8から導かれる
濃溶液l2の一部と熱交換し、濃溶液l2の温度上昇に寄
与する(即ち、高温冷媒蒸気g1の保有する熱量が濃溶
液l2に熱回収される)。
【0020】一方、気液分離器3において分離された希
溶液l1は、熱回収用溶液熱交換器9を経て吸収熱交換
器7に供給されて蒸発器6から供給される低温冷媒蒸気
2を吸収する。
【0021】前述したように凝縮器4において凝縮液化
された冷媒は、減圧機構5で減圧された後蒸発器6にお
いて室内空気と熱交換して蒸発気化されて低温冷媒蒸気
2となり、前述したように吸収熱交換器7へ供給され
る。ここで、蒸発器6においては、室内空気が冷却され
て冷房用に供される。
【0022】ところで、吸収熱交換器7においては、蒸
発器6から供給された低温冷媒蒸気g2が発生器2から
熱回収用溶液熱交換器9を経て供給される希溶液l1
吸収される。
【0023】なお、吸収熱交換器7のみでは低温冷媒蒸
気g2の希溶液l1への吸収が不十分なので、吸収熱交換
器7から出た冷媒蒸気および吸収液を空冷吸収器8に送
り、さらに冷媒蒸気の吸収を行って濃溶液l2を得るよ
うにしている。
【0024】空冷吸収器8から出た濃溶液l2は過冷却
器11により完全に液化された後、ポンプ10により吸
収熱交換器7に送られ、前述したように吸収熱を回収
し、さらに熱回収用溶液熱交換器9および熱回収用気液
熱交換器13において高温の希溶液l1および冷媒蒸気
1から熱回収した後発生器2へ還流される。
【0025】ところで、本実施の形態の場合、前述した
ように、熱回収用溶液熱交換器9へ供給されるべき濃溶
液g2の一部を熱回収用気液熱交換器へ分配することと
なっているため、熱回収用溶液熱交換器9側へ供給され
る濃溶液g2の流量が減少することとなり、その流量お
よび希溶液L1との温度関係によっては、回収可能な熱
量を完全に回収できない運転状態が生ずることとなって
成績係数(即ち、COP)が低下するという不具合が生
ずるところから、第1ないし第3温度センサー19〜2
1からの検出データに基づいてコントローラ18から流
量制御弁16,17に対して開度制御信号が出力され、
熱回収量が最大値を維持するように制御される。
【0026】例えば、第1温度センサー19により検出
された濃溶液入口温度が第2温度センサー20により検
出された希溶液出口温度より所定値だけ低くなり且つ第
3温度センサー21により検出された出口蒸気温度より
所定値だけ低くなるように流量制御弁16,17は制御
される。すると、図3に示すように、空冷吸収器8から
導かれる濃溶液l2の流量に対する熱回収用溶液熱交換
器9へ分配された濃溶液l2の流量との流量比Q1/Q0
が0.25〜0.75の間において熱回収量が最大値を
維持することとなる。従って、冷凍装置としての成績係
数(即ち、COP)が向上することとなるのである。
【0027】第2の実施の形態(請求項1、4に対応) 図4には、本願発明の第2の実施の形態にかかる吸収式
冷凍装置の冷媒回路が示されている。
【0028】この場合、流量制御手段として、熱回収用
溶液熱交換器9および熱回収用気液熱交換器13に至る
流路14,15にそれぞれ介設され、定格運転時におい
て各流路14,15における濃溶液l2の流量比が最適
となるように設定された固定絞り値を有する固定式流量
制御機構(例えば、キャピラリチューブ22,23)が
用いられている。このようにすると、定格運転に最適な
濃溶液l2の分配比が得られることとなり、複雑な制御
が不要となる。その他の構成および作用効果は第1の実
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0029】なお、フロン系、アンモニア系の吸収式冷
凍装置においては、濃溶液はフロンあるいはアンモニア
を多く含み、希溶液はフロンあるいはアンモニアを少な
く含む溶液を表現するが、LiBr/水系の吸収式冷凍
装置の場合、濃溶液はLiBrを多く含み、希溶液はL
iBrを少なく含む溶液を表現する。
【0030】
【発明の効果】本願発明(請求項1の発明)によれば、
加熱手段1により加熱され、高温冷媒蒸気g1を発生さ
せる発生器2と、該発生器2により発生された高温冷媒
蒸気g1を凝縮液化する凝縮器4と、該凝縮器4により
凝縮液化された冷媒を減圧する減圧機構5と、該減圧機
構5により減圧された冷媒を蒸発気化する蒸発器6と、
該蒸発器6により蒸発気化された低温冷媒蒸気g2を前
記発生器2から導かれる希溶液l1に吸収させる際に発
生する吸収熱を回収する吸収熱交換器7と、該吸収熱交
換器7から導かれる濃溶液l2にさらに冷媒蒸気g2を吸
収させる吸収器8と、該吸収器8から前記発生器2に導
かれる途中の濃溶液l2に前記発生器2から前記吸収熱
交換器7に導かれる途中の希溶液l1の保有する熱を回
収する熱回収用溶液熱交換器9とを備えた吸収式冷凍装
置において、前記発生器2から導かれる高温冷媒蒸気g
1の保有する熱を前記吸収器8から前記発生器2に導か
れる濃溶液l2の一部であって前記熱回収用溶液熱交換
器9をバイパスする濃溶液l2に回収する熱回収用気液
熱交換器13を付設するとともに、前記熱回収用溶液熱
交換器9に供給される濃溶液l2の流量と、前記熱回収
用気液熱交換器13に供給される濃溶液l2の流量とを
両者における熱回収量が最大値を維持するように制御す
る流量制御手段を設けているので、発生器2から導かれ
る高温冷媒蒸気g1の保有する熱量を吸収器8から発生
器2に導かれる濃溶液l2の一部に回収することができ
るとともに、熱回収用溶液熱交換器9に供給される濃溶
液l2の流量と、前記熱回収用気液熱交換器13に供給
される濃溶液l2の流量とが流量制御手段により制御さ
れることとなり、両者における熱回収量を最大値に維持
することができることとなり、冷凍装置としての成績係
数(即ち、COP)を向上させることができるという優
れた効果がある。
【0031】請求項2の発明におけるように、前記流量
制御手段を、前記熱回収用溶液熱交換器9および熱回収
用気液熱交換器13に至る流路14,15にそれぞれ介
設された流量制御弁16,17と、該流量制御弁16,
17の開度を制御する制御手段18とにより構成した場
合、流量制御弁16,17の開度制御により熱回収用溶
液熱交換器9および熱回収用気液熱交換器13への濃溶
液l2の分配比が制御できることとなり、確実な制御が
得られる。この場合において、請求項3の発明における
ように、前記熱回収用溶液熱交換器9の入口側における
濃溶液l2の温度を検出する濃溶液温度検出手段19
と、前記熱回収用溶液熱交換器9の出口側における希溶
液l1の温度を検出する希溶液温度検出手段20とを付
設するとともに、前記制御手段18を、前記濃溶液温度
検出手段19により検出された濃溶液入口温度が前記希
溶液温度検出手段20により検出された希溶液出口温度
より所定値だけ低くなるように前記流量制御弁16,1
7を制御するものとすれば、熱回収用溶液熱交換器9に
おいて濃溶液l2と希溶液l1との温度差が殆どなくなる
か、または温度差がつき過ぎるということがなくなり、
効率的な熱回収を行うことができる。
【0032】また、請求項4の発明におけるように、前
記流量制御手段として、前記熱回収用溶液熱交換器9お
よび熱回収用気液熱交換器13に至る流路14,15に
それぞれ介設され、定格運転時において各流路14,1
5における濃溶液の流量比が最適となるように設定され
た固定絞り値を有する固定式流量制御機構22,23を
用いた場合、定格運転に最適な濃溶液l2の分配比が得
られることとなり、複雑な制御が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる吸収式冷
凍装置の冷媒回路図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる吸収式冷
凍装置の他の例(マルチタイプ)を示すブロック図であ
る。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる吸収式冷
凍装置における濃溶液流量制御状態を示す特性図であ
る。
【図4】本願発明の第2の実施の形態にかかる吸収式冷
凍装置の冷媒回路図である。
【図5】従来の吸収式冷凍装置の冷媒回路図である。
【符号の説明】
1は加熱手段(ガスバーナ)、2は発生器、4は凝縮
器、5は減圧機構、6は蒸発器、7は吸収熱交換器、8
は吸収器(空冷吸収器)、9は熱回収用溶液熱交換器、
13は熱回収用気液熱交換器、14,15は流路、1
6,17は流量制御弁、18は制御手段(コントロー
ラ)、19は濃溶液温度検出手段(第1温度センサ
ー)、20は希溶液温度検出手段(第2温度センサ
ー)、21は冷媒蒸気温度検出手段(第3温度センサ
ー)、22,23は固定式流量制御機構(キャピラリチ
ューブ)、g1は高温冷媒蒸気、g2は低温冷媒蒸気、l
1は希溶液、l2は濃溶液。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段(1)により加熱され、高温冷
    媒蒸気(g1)を発生させる発生器(2)と、該発生器
    (2)により発生された高温冷媒蒸気(g1)を凝縮液
    化する凝縮器(4)と、該凝縮器(4)により凝縮液化
    された冷媒を減圧する減圧機構(5)と、該減圧機構
    (5)により減圧された冷媒を蒸発気化する蒸発器
    (6)と、該蒸発器(6)により蒸発気化された低温冷
    媒蒸気(g2)を前記発生器(2)から導かれる希溶液
    (l1)に吸収させる際に発生する吸収熱を回収する吸
    収熱交換器(7)と、該吸収熱交換器(7)から導かれ
    る溶液にさらに冷媒蒸気(g2)を吸収させる吸収器
    (8)と、該吸収器(8)から前記発生器(2)に導か
    れる途中の濃溶液(l2)に該発生器(2)から前記吸
    収熱交換器(7)に導かれる途中の希溶液(l1)の保
    有する熱を回収する熱回収用溶液熱交換器(9)とを備
    えた吸収式冷凍装置であって、前記発生器(2)から導
    かれる高温冷媒蒸気(g1)の保有する熱を前記吸収器
    (8)から前記発生器(2)に導かれる濃溶液(l2
    の一部であって前記熱回収用溶液熱交換器(9)をバイ
    パスする濃溶液(l2)に回収する熱回収用気液熱交換
    器(13)を付設するとともに、前記熱回収用溶液熱交
    換器(9)に供給される濃溶液(l2)の流量と、前記
    熱回収用気液熱交換器(13)に供給される濃溶液(l
    2)の流量とを両者における熱回収量が最大値を維持す
    るように制御する流量制御手段を設けたことを特徴とす
    る吸収式冷凍装置。
  2. 【請求項2】 前記流量制御手段を、前記熱回収用溶液
    熱交換器(9)および熱回収用気液熱交換器(13)に
    至る流路(14),(15)にそれぞれ介設された流量
    制御弁(16),(17)と、該流量制御弁(16),
    (17)の開度を制御する制御手段(18)とにより構
    成したことを特徴とする前記請求項1記載の吸収式冷凍
    装置。
  3. 【請求項3】 前記熱回収用溶液熱交換器(9)の入口
    側における濃溶液(l2)の温度を検出する濃溶液温度
    検出手段(19)と、前記熱回収用溶液熱交換器(9)
    の出口側における希溶液(l1)の温度を検出する希溶
    液温度検出手段(20)とを付設するとともに、前記制
    御手段(18)を、前記濃溶液温度検出手段(19)に
    より検出された濃溶液入口温度が前記希溶液温度検出手
    段(20)により検出された希溶液出口温度より所定値
    だけ低くなるように前記流量制御弁(16),(17)
    を制御するものとしたことを特徴とする前記請求項2記
    載の吸収式冷凍装置。
  4. 【請求項4】 前記流量制御手段として、前記熱回収用
    溶液熱交換器(9)および熱回収用気液熱交換器(1
    3)に至る流路(14),(15)にそれぞれ介設さ
    れ、定格運転時において各流路における濃溶液(l2
    の流量比が最適となるように設定された固定絞り値を有
    する固定式流量制御機構(22),(23)を用いたこ
    とを特徴とする前記請求項1記載の吸収式冷凍装置。
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