JPH10339658A - 定量秤 - Google Patents

定量秤

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JPH10339658A
JPH10339658A JP16795797A JP16795797A JPH10339658A JP H10339658 A JPH10339658 A JP H10339658A JP 16795797 A JP16795797 A JP 16795797A JP 16795797 A JP16795797 A JP 16795797A JP H10339658 A JPH10339658 A JP H10339658A
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weight
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Katsuzo Kawanishi
勝三 川西
Hiroshi Higuchi
浩 樋口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に付着性を有する被計量物の重量を高速で
しかも高精度で計量すること。 【解決手段】 目標重量の約80%の被計量物7を第1
の計量ホッパ5に投入し、目標重量の約25%の被計量
物7を第2の計量ホッパ19に投入する第1及び第2の
投入手段1、3と、第2の排出口15を有する第1の計
量ホッパ5を備え第1の計量ホッパ5内の被計量物の重
量を計量する第1の計量手段2と、排出流量が第2の排
出口15よりも小さい第4の排出口26を有する第2の
計量ホッパ19を備え第2の計量ホッパ19内の被計量
物の重量を計量する第2の計量手段4と、第2及び第4
の排出口15、26から被計量物の排出を開始させ、第
1の計量ホッパ5内の被計量物の排出が終了した後であ
って、第2及び第4の排出口15、26から排出された
被計量物の合計重量が上記目標重量となったときに、第
2及び第4の排出口15、26を閉鎖させる制御手段1
1と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばコーヒー
の粉末、樹脂ペレット、グラニュー糖等の粉、粒、塊体
を一定量ずつ秤量する定量秤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の秤としては、図13に示
すように、計量ホッパ50の上方に、この計量ホッパ5
0に被計量物7を投入する投入ホッパ51を設け、この
投入ホッパ51の下部に投入ゲート52を設け、この投
入ゲート52の開口度をサーボモータ10によって調整
することができるものがある。図14(a)、(b)に
その制御原理を示す。この定量秤によると、投入ホッパ
51は、計量ホッパ50の計量信号が0から設定重量W
1 を越えるまでは大きな投入流量となるゲート開口度G
1 で被計量物7を計量ホッパ50に投入し(大投入)、
計量信号が設定重量W1 を越えてから設定重量W2 を越
えるまでは投入ゲート52の開口度をサーボモータ10
によって逐次調整して計量信号がオーバーシュートしな
いように被計量物7を投入し(中投入)、計量信号が設
定重量W2 を越えてから設定重量WP に落差量dを見込
んだ重量(WP −d)=W3 になるまでは小程度の投入
流量となるゲート開口度G2 で被計量物7を投入する
(小投入)。そして、計量信号がW3 になると投入ゲー
ト52の開口度を0にして投入ホッパ51から計量ホッ
パ50への被計量物7の投入を停止する。これによっ
て、計量ホッパ50に重量WP の被計量物7を投入する
ことができ、次に、この計量ホッパ50の排出ゲート5
3を開放することにより一定重量(目標重量)WP の被
計量物7を排出することができる(特公平7−1087
30号公報参照)。
【0003】なお、この定量秤の中投入は、計量ホッパ
50への投入流量が、設定重量W2と現在の投入重量と
の偏差のべきに比例して制御し、このべき指数aを0.
3乃至0.7に設定してある。べき指数aを0.3乃至
0.7に設定した理由は、べき指数aを1に近い値に設
定した場合は、投入流量の切換重量である設定重量W1
とW2 における投入流量差に起因する衝撃値のために計
量ホッパ50の計量信号がオーバーシュートし、そのた
めに真の計量信号が見掛けのオーバーシュートによる計
量信号の中に埋没して判読できなくなり、結局オーバー
シュートの影響が消えるまで次の段階の制御を行えず投
入時間を延ばさなければならず、これによって計量時間
が長引くことになるからである。そして、べき指数aを
0に近い値に設定した場合は、投入流量の切換重量であ
る設定重量W1 に近い値のあたりでは、投入ゲート52
の開口度の変化は非常に緩やかであるが、設定重量W2
に投入重量が近づいてくると、投入ゲート52の開口度
の変化は非常に急激になり、投入重量が設定重量W2
越えた後に新たなオーバーシュートの問題が生じるから
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の定
量秤では、投入ホッパ51の投入ゲート52を閉じた後
でも、投入ホッパ51と計量ホッパ50の間の空間を落
下中の被計量物が計量ホッパ50に投入されるが、この
落下中の被計量物の重量(落差量)dは一定重量ではな
いので、この落差量dのばらつきが計量誤差の原因の1
つとなっている。また、計量済みの被計量物は計量ホッ
パ50から排出されるが、計量ホッパ50から排出され
ずに残留するものが存在し、この残留分の重量も計量誤
差の一因となっている。特に、被計量物の表面が湿気た
状態となっているものや濡れた状態となっているもの、
及び、付着性が高いものではこの付着分の重量が残留重
量となり、この残留重量による計量誤差が大きくなって
いる。また、付着性の小さい被計量物であっても、例え
ば計量ホッパ50の排出ゲート53の回動部に噛み込ま
れ、計量ホッパ50から排出されずに残留する場合もあ
り、この場合はこの残留分の重量が計量誤差となってい
る。
【0005】そして、上記従来の定量秤では、投入ホッ
パ51から計量ホッパ50に投入される被計量物の投入
流量を小流量にする必要がある。特に、計量ホッパ50
内の被計量物の重量が目標重量WP に近づいた段階、つ
まり、中投入の終わりの段階と小投入の段階では小流量
にする必要が高いが、投入流量を小流量にすると計量時
間が長くなり、これが計量能力の向上を図る上での問題
点となっている。なお、上記段階で投入流量を小流量に
する理由は、投入流量が大きいと、投入ゲート52が閉
じ始めてから閉じ終わるまでの時間が長くかかるので落
差量dのばらつきが大きくなり、これが計量精度の低下
の原因となるからである。
【0006】本発明は、計量サイクル時間を短くして計
量速度の向上を図ると共に、特に、付着性を有する被計
量物の計量精度の向上を図ることができる定量秤を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る定量秤
は、所望の目標重量よりもやや軽い重量の被計量物を第
1の計量ホッパに投入し、第1の計量ホッパに投入した
被計量物の重量の上記目標重量に対する不足重量よりも
重い重量の被計量物を第2の計量ホッパに投入する投入
手段と、被計量物を排出する第1の排出口を有する第1
の計量ホッパを備え第1の計量ホッパに投入されている
被計量物の重量を計量する第1の計量手段と、被計量物
を排出する第2の排出口を有し第2の排出口から排出さ
れる被計量物の排出流量が第1の排出口の排出流量より
も小さい第2の計量ホッパを備え第2の計量ホッパに投
入されている被計量物の重量を計量する第2の計量手段
と、第1の排出口から被計量物の排出を開始させると共
に、第1の計量ホッパ内の被計量物の排出が終了する前
に第2の排出口から被計量物の排出を開始させ、第1の
計量ホッパ内の被計量物の排出が終了した後であって、
第1及び第2の排出口から排出された被計量物の合計重
量が上記目標重量となったときに、第2の排出口からの
被計量物の排出を停止させる制御手段と、を具備するこ
とを特徴とするものである。
【0008】第2の発明に係る定量秤は、所望の目標重
量よりもやや軽い重量の被計量物を下記計量ホッパの第
1の収容部に投入し、第1の収容部に投入した被計量物
の重量の上記目標重量に対する不足重量よりも重い重量
の被計量物を下記計量ホッパの第2の収容部に投入する
投入手段と、第1の収容部、この第1の収容部に収容さ
れている被計量物を排出する第1の排出口、第2の収容
部、及びこの第2の収容部に収容されている被計量物を
排出することができ第1の排出口から排出される被計量
物の排出流量よりも小排出流量の第2の排出口を有する
計量ホッパを備え上記計量ホッパに投入されている被計
量物の重量を計量する計量手段と、第1及び第2の排出
口から被計量物の排出を開始させると共に、第1の収容
部内の被計量物の排出が終了する前に第2の排出口から
被計量物の排出を開始させ、第1の収容部内の被計量物
の排出が終了した後であって、第1及び第2の排出口か
ら排出された被計量物の合計重量が上記目標重量となっ
たときに、第2の排出口からの被計量物の排出を停止さ
せる制御手段と、を具備することを特徴とするものであ
る。
【0009】第3の発明に係る定量秤は、第1と第2の
計量ホッパに投入する被計量物の合計重量が所望の目標
重量より重く第1の計量ホッパの方に第2の計量ホッパ
よりも重い重量の被計量物を投入する投入手段と、被計
量物を排出する第1の排出口を有する第1の計量ホッパ
を備え第1の計量ホッパに投入されている被計量物の重
量を計量する第1の計量手段と、被計量物を排出する第
2の排出口を有し第2の排出口から排出される被計量物
の排出流量が第1の排出口の排出流量よりも小さい第2
の計量ホッパを備え第2の計量ホッパに投入されている
被計量物の重量を計量する第2の計量手段と、第1及び
第2の排出口から被計量物の排出を開始させ、第1及び
第2の排出口から排出された被計量物の合計重量が上記
目標重量よりもやや軽い重量となったときに第1の排出
口からの被計量物の排出を停止させ、第1及び第2の排
出口から排出された被計量物の合計重量が上記目標重量
となったときに、第2の排出口からの被計量物の排出を
停止させる制御手段と、を具備することを特徴とするも
のである。
【0010】第4の発明に係る定量秤は、所望の目標重
量よりも重い重量の被計量物を計量ホッパに投入する投
入手段と、被計量物を排出する第1の排出口と第2の排
出口を有し第2の排出口から排出される被計量物の排出
流量が第1の排出口の排出流量よりも小さい上記計量ホ
ッパを備え上記計量ホッパに投入されている被計量物の
重量を計量する計量手段と、第1及び第2の排出口から
被計量物の排出を開始させ、第1及び第2の排出口から
排出された被計量物の合計重量が上記目標重量よりもや
や軽い重量となったときに第1の排出口からの被計量物
の排出を停止させ、第1及び第2の排出口から排出され
た被計量物の合計重量が上記目標重量となったときに、
第2の排出口からの被計量物の排出を停止させる制御手
段と、を具備することを特徴とするものである。
【0011】第5の発明に係る定量秤は、第1、又は第
3の発明において、上記制御手段は、第1及び第2の排
出口から排出された被計量物の合計重量が上記目標重量
となり、第2の排出口からの被計量物の排出を停止させ
た時から所定の安定時間が経過した後に第1及び第2の
計量ホッパ内の被計量物の合計重量を計量することを特
徴とするものである。
【0012】第6の発明に係る定量秤は、第2、又は第
4の発明において、上記制御手段は、第1及び第2の排
出口から排出された被計量物の合計重量が上記目標重量
となり、第2の排出口からの被計量物の排出を停止させ
た時から所定の安定時間が経過した後に上記計量ホッパ
内の被計量物の重量を計量することを特徴とするもので
ある。
【0013】第1の発明によると、投入手段は、予め設
定されている目標重量よりもやや軽い重量の被計量物を
第1の計量ホッパに投入し、一方、第1の計量ホッパに
投入した被計量物の重量の目標重量に対する不足重量よ
りも重い重量の被計量物を第2の計量ホッパに投入す
る。そして、制御部は、第1及び第2の排出口を開放し
て第1及び第2の計量ホッパに収容されているそれぞれ
の被計量物の排出を開始させる。ここで、第1の排出口
の被計量物の排出流量を第2の排出口の排出流量よりも
大きくしてあり、これにより、第1の計量ホッパ内の被
計量物の排出が終了した後も第2の排出口からの被計量
物の排出が続けられている。次に、制御部は、第1の計
量ホッパ内の被計量物が第1の排出口から排出された後
であって、第1及び第2の排出口から排出された被計量
物の合計重量が目標重量となったときに、第2の排出口
からの被計量物の排出を停止させる。
【0014】第2の発明によると、投入手段は、予め設
定されている目標重量よりもやや軽い重量の被計量物を
第1の収容部に投入し、一方、第1の収容部に投入した
被計量物の重量の目標重量に対する不足重量よりも重い
重量の被計量物を第2の収容部に投入する。そして、制
御部は、第1及び第2の排出口を開放して第1及び第2
の収容部に収容されているそれぞれの被計量物の排出を
開始させる。ここで、第1の発明と同様に、第1の排出
口の被計量物の排出流量を第2の排出口の排出流量より
も大きくしてある。次に、制御部は、第1の収容部内の
被計量物が第1の排出口から排出された後であって、第
1及び第2の排出口から排出された被計量物の合計重量
が目標重量となったときに、第2の排出口からの被計量
物の排出を停止させる。
【0015】第3の発明によると、投入手段は、第1と
第2の計量ホッパに投入する被計量物の合計重量が所望
の目標重量より重く第1の計量ホッパの方に第2の計量
ホッパよりも重い重量の被計量物を投入する。そして、
制御部は、第1及び第2の排出口を開放して第1及び第
2の計量ホッパに収容されているそれぞれの被計量物の
排出を開始させる。なお、第1の発明と同様に、第1の
排出口の被計量物の排出流量を第2の排出口の排出流量
よりも大きくしてある。次に、制御部は、第1及び第2
の排出口から排出された被計量物の合計重量が上記目標
重量よりもやや軽い重量となったときに第1の排出口か
らの被計量物の排出を停止させ、第1及び第2の排出口
から排出された被計量物の合計重量が上記目標重量とな
ったときに、第2の排出口からの被計量物の排出を停止
させる。
【0016】第4の発明によると、投入手段は、所望の
目標重量よりも重い重量の被計量物を計量ホッパに投入
する。そして、制御部は、第1及び第2の排出口を開放
して計量ホッパに収容されている被計量物の排出を開始
させる。なお、第1の発明と同様に、第1の排出口の被
計量物の排出流量を第2の排出口の排出流量よりも大き
くしてある。次に、制御部は、第1及び第2の排出口か
ら排出された被計量物の合計重量が上記目標重量よりも
やや軽い重量となったときに第1の排出口からの被計量
物の排出を停止させ、第1及び第2の排出口から排出さ
れた被計量物の合計重量が上記目標重量となったとき
に、第2の排出口からの被計量物の排出を停止させる。
【0017】第5、第6の発明によると、制御手段は、
第1及び第2の排出口から排出された被計量物の合計重
量が目標重量となり、第2の排出口からの被計量物の排
出を停止させた時から所定の安定時間が経過した後に第
1及び第2の計量ホッパ(計量ホッパ)内の被計量物の
重量を計量することができ、これによって、第1及び第
2の排出口から実際に排出された被計量物の重量を得る
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る定量秤の第1実施形
態を各図を参照して説明する。各図に示す1は第1の投
入手段、2は第1の計量手段、3は第2の投入手段、4
は第2の計量手段、11は制御部である。第1の投入手
段1は、粉粒体等の被計量物7を第1の計量ホッパ5に
投入することができる構成のものである。図1におい
て、6は投入ホッパであり、粉粒体等の被計量物7を収
容しており、その下端には第1の排出口8を開閉する第
1のゲート9が設けられている。この第1のゲート9の
開口度を変化させることによって、第1の排出口8から
排出される被計量物7の排出流量(第1の計量ホッパ5
への投入流量)が連続的に変化する。なお、この投入重
量は、第1の計量ホッパ5内に収容されている被計量物
7の重量が目標重量WP の約80%となるように制御部
11により制御されている。また、目標重量WP は、被
計量物7をこの定量秤により計量して排出するように設
定されている重量である。
【0019】第1の計量手段2は、図1に示すように、
第1の排出口8の下方に設けられた第1の計量ホッパ5
とこの第1の計量ホッパ5を支持するロードセル12を
備えている。ロードセル12は、第1の計量ホッパ5に
投入された被計量物7の重量と対応する計量信号を出力
し、この計量信号は、図2に示す増幅器41により増幅
されて加算機42に入力する。加算機42は、ロードセ
ル12から入力する計量信号WA と後述する第2の計量
ホッパ19を支持するロードセル24から入力する計量
信号WB を加算する。この合計計量信号(WA +WB
は、アナログ・デジタル変換回路(A/D変換回路)1
3を介して制御部11に入力する。第1の計量ホッパ5
の下部に形成されている第2の排出口15は、第1の計
量ホッパ5内の被計量物を短時間で排出することができ
るように、その開口面積を比較的広く形成してある。
【0020】第2の投入手段3は、被計量物7を第2の
計量ホッパ19に投入することができる構成のものであ
る。図1において20は投入ホッパ6の側壁に接続する
分岐管である。この分岐管20内には投入ホッパ6内の
被計量物7が供給されており、その分岐管20の下端に
は第3の排出口21を開閉する第3のゲート22が設け
られている。第2の投入手段3は、図3に示すように、
第1のゲート9の開閉のタイミングと略同じタイミング
でエアーシリンダ23を駆動して第3のゲート22を開
閉し、分岐管20内の被計量物7を第3の排出口21よ
り排出させて第2の計量ホッパ19内に投入するように
作動する。なお、第2の計量ホッパ19内に収容されて
いる被計量物7の重量は、目標重量WP の約25%とな
るように制御部11により制御されている。図には示さ
ないが、第2の計量ホッパ19には、レベル検出器を設
けてあり、このレベル検出器は、第2の計量ホッパ19
内の被計量物7のレベルを検出して検出信号を制御部1
1に出力する。制御部11は、この検出信号に基づいて
第3のゲート22の開放時間を制御して第2の計量ホッ
パ19内の被計量物7の重量が目標重量WP の約25%
となるように制御している。
【0021】第2の計量手段4は、第3の排出口21の
下方に設けられた第2の計量ホッパ19とこの第2の計
量ホッパ19を支持するロードセル24を備えている。
ロードセル24は、第2の計量ホッパ19に投入された
被計量物7の重量と対応する計量信号を出力し、この計
量信号は、図2に示す増幅器43により増幅されて加算
器42に入力する。第2の計量ホッパ19の下部に形成
されている第4の排出口26は、被計量物の排出流量が
比較的小さくなるように、その開口面積を比較的狭く形
成してある。因みに、第2と第4の排出口15と26の
開口面積の比は約8:1としてあり、従って、被計量物
7の各排出流量の比も約8:1である。
【0022】制御部11は、中央演算処理装置(CP
U)によって構成されており、第1及び第2の計量ホッ
パ5、19に投入された被計量物の合計重量を読み取
り、その合計重量が目標重量WP の約105%重量とな
るように、第1及び第3のゲート9、22の開閉制御を
行う。この際、第2の計量ホッパ19には、上述したよ
うに、目標重量WP の約25%重量となるように制御し
ているので、第1の計量ホッパ5には、約80%重量の
被計量物を投入することができる。そして、第1及び第
2の計量ホッパ5、19に投入された被計量物7の合計
重量を計量し、次に、第2及び第4のゲート16、27
を略同時に開いて第2及び第4の排出口15、26から
被計量物7の排出を開始させ、第1の計量ホッパ5内の
被計量物7の排出が終了した後に第2のゲート16を閉
じ、その後、第2及び第4の排出口15、26から排出
された被計量物7の合計重量が目標重量WP となったと
きに、第4のゲート27を閉じて第4の排出口26から
の被計量物7の排出を停止させることができるものであ
る。制御部11は、図4〜図6に示すフローチャートで
表されるプログラムに従って上記演算処理を行うことが
できる。このプログラムは、図2に示す記憶部44に記
憶されている。
【0023】次に、投入ホッパ6に設けられている第1
のゲート9を開閉する駆動ユニット32を説明する。図
1に一点鎖線で囲んだ駆動ユニット32の構成を示すブ
ロック図は、図13の一点鎖線で囲んだ従来の駆動ユニ
ット37の構成を示すブロック図と同等であり、図1に
はサーボモータ10を示し、他の構成は省略してある。
次に、この実施形態の図1に示す駆動ユニット32を図
11を参照して説明する。第1のゲート9は、ギヤ3
3、34を介して結合されているサーボモータ10によ
ってその開口度の制御が行われる。サーボモータ10の
回転軸には、回転軸の現在の角度、ひいては第1のゲー
ト9の開口度を検出するためのポテンションメータ35
が取り付けられており、その出力とデジタル・アナログ
変換回路(D/A変換回路)36を介して制御部11か
ら供給された開口信号との差に基づいて、サーボアンプ
29がサーボモータ10に駆動信号を与え、サーボモー
タ10が開口信号に比例した開口度に第1のゲート9を
制御する。この第1のゲート9の開閉によって、目標重
量WP の約80%の重量W14’の被計量物7をねらって
第1の排出口8より排出して第1の計量ホッパ5に投入
するように作動する。ただし、第1の計量ホッパ5は、
投入された被計量物の重量を許容計量精度内で計量する
必要があるが、第1の計量ホッパ5に対して被計量物を
予め定めた一定重量に正確に投入する必要がないので、
計量ホッパ5への投入流量が、図13に示す従来の定量
秤の計量ホッパ50に対しての投入流量よりも大きくな
るように第1のゲート9を制御するようにプログラムさ
れている(図3参照)。これによって、この実施形態の
定量秤の計量サイクル時間TK2を従来の定量秤の計量サ
イクル時間TK1よりも短くすることができる。
【0024】次に、図3を参照して制御部11が第1〜
第4のゲート9、16、22、27の開口度を制御し
て、第1及び第2の計量ホッパ5、19に投入された被
計量物7の合計重量を計量し、第1及び第2の計量ホッ
パ5、19から目標重量WP の被計量物7を排出する処
理について説明する。制御部11は、A/D変換回路1
3から送られてくるデジタル計量信号やキー入力部14
によって設定された各設定重量WG1、WG2、WG3、ゲー
ト開口度G11、G12等を表すデータDWG1、DWG2、D
G3、DG11、DG12等に基づいて演算を行い、開口信
号をD/A変換回路36に送信する。なお、設定重量W
G1、WG2、WG3は、第1及び第2の計量ホッパ5、19
に投入された被計量物7の合計重量に対して設定された
重量である。従って、制御部11は、第1及び第2の計
量ホッパ5、19に投入された被計量物7の合計重量に
基づいて第1のゲート9の開閉制御を行う。ただし、第
3のゲート22は、第1のゲート9と略同時に開放され
るが、上記のように閉鎖のタイミングは第2の計量ホッ
パ19に投入されている被計量物の重量が目標重量WP
の約25%となるように制御されている。
【0025】図3に示すWG1は大投入から中投入に切り
換える重量、WG2は中投入から小投入に切り換える重
量、WG3は小投入を中止し、落差分dの落下を待つ重量
である。また、図3に示すように、G11は大投入期間の
第1のゲート9の開口度、G12は小投入期間の第1のゲ
ート9の開口度である。
【0026】そして、落差分dの落下が終了すると、第
1及び第2の計量ホッパ5、19には合計重量が設定重
量WG4’となるように被計量物7が投入されるが、小投
入終了時から安定時間1T4 が経過した時に、制御部1
1は、第1及び第2の計量ホッパ5、19に投入された
被計量物の合計投入重量WG4を計量する。そして、この
合計投入重量WG4から目標重量WP を減算して超過重量
d を演算する。これと共に、駆動回路38、30を介
してエアシリンダ17、23を駆動させて第1及び第2
の計量ホッパ5、19の下部に設けた第2及び第4のゲ
ート16、27を開放して被計量物7を第2及び第4の
排出口15、26から排出させることができる。この排
出された被計量物7は、下方に設けられている集合シュ
ート18に投入される。制御部11は、この排出の際
に、第1及び第2の計量ホッパ5、19内に収容されて
いる被計量物7の合計重量を逐次読み取り、この合計重
量(残留重量)が超過重量のWd となった時に、第2及
び第4のゲート16、27を閉じ、この時から所定の安
定時間2T7 が経過した時に、残留重量WG5を計量する
構成となっている。
【0027】ただし、第1及び第2の計量ホッパ5、1
9内の被計量物7は、図3に示すように、両方の計量ホ
ッパ5、19の第2及び第4の排出口15、26からの
排出が開始されてから所定時間が経過すると、まず、第
1の計量ホッパ5が空になり、目標重量WP の約80%
重量の被計量物が第1の計量ホッパ5から排出されたこ
とになる。なお、この時点で第2の計量ホッパ19から
は目標重量WP の約10%重量の被計量物が排出されて
おり、従って、第1及び第2の計量ホッパ5、19から
は目標重量WP の約90%重量の被計量物が排出されて
いる。この所定時間が排出時間T6 である。この排出時
間T6 は、比較的短い時間となるように第2の排出口1
5の開口面積を広くしてある。そして、第1の計量ホッ
パ5が空になった後も第2の計量ホッパ19の第4の排
出口26からは被計量物の排出が続いており、そして、
第2及び第4の排出口15、26から排出された被計量
物7の合計重量が目標重量WP となり、従って、第1及
び第2の計量ホッパ5、19内の被計量物の合計重量が
超過重量のWd と等しいか若しくは少なくなった時に第
2及び第4のゲート16、27を閉じるように構成され
ている。
【0028】このように、第1の計量ホッパ5内の被計
量物の排出が終了した後に、第2の計量ホッパ19の第
4の排出口26からの被計量物の排出を停止させること
としてあり、そして第4の排出口26からの被計量物の
排出流量を小さくしてあるので(第2の排出口15と第
4の排出口26の排出流量の比は、約8:1としてあ
る。)、例えば被計量物の密度の変化や排出流量の変動
が原因する定量計量の計量誤差を小さく抑えることがで
き、これにより目標重量WP の被計量物を高精度で計量
することができる。そして、第2と第4の排出口15と
26からの被計量物7の排出を略同時に開始させてお
り、つまり、第4の排出口15からの被計量物の排出が
終了する前から第2の排出口15からの被計量物の排出
を開始させているので、第4の排出口15からの被計量
物の排出流量が安定し、これによっても高精度の計量を
行うことができる。また、第1の計量ホッパ5が空にな
った時から第2及び第4のゲート16、27を閉じるま
での時間として安定時間3T8が得られるので、この安
定時間3T8 の間に第1の計量ホッパ5から被計量物7
が急速に排出されたことにより生じた振動が収まり、こ
の振動が収まった状態で第1及び第2の計量ホッパ5、
19による超過重量Wd (目標重量WP )の計量が行わ
れ、これによっても高精度の計量を行うことができる。
【0029】また、上記の例では、第1の計量ホッパ5
への投入重量を約80%としたが、この投入重量を約8
5%とし、第2の計量ホッパ19への投入重量を約20
%としてもよい。これは、第2の計量ホッパ19に設け
たレベルセンサを微調整することにより容易に構成する
ことができる。第1の計量ホッパ5への投入重量を約8
5%、第2の計量ホッパ19への投入重量を約20%と
した場合、上記と同様にして、第1及び第2の計量ホッ
パ5、19の第2及び第4の排出口15、26からの被
計量物の排出を同時に開始させると、先ず第1の計量ホ
ッパ5が空になり、これにより目標重量WP の約85%
重量の被計量物が第1の計量ホッパ5から排出されたこ
とになる。この時点で第2の計量ホッパ19からは、目
標重量WP の約10.6%(第2及び第4の排出口1
5、26の排出流量比が8:1であり、約85%/8=
約10.6%)重量の被計量物が排出されており、従っ
て、第1及び第2の計量ホッパ5、19からは目標重量
P の約95.6%(=約85%+約10.6%)の被
計量物が排出されている。この排出時間を図3(b)に
示すT6 と対応させてT6 ’とすると、第1及び第2の
計量ホッパ5、19から排出された被計量物の合計重量
がWPになるためには、更に、0.41×T6 ’時間が
経過すれば良いことになる。つまり、この約0.41×
6 ’時間は、目標重量WP の約4.4%(=100%
−約95.6%)の被計量物を第4の排出口26から排
出させるための時間である。従って、目標重量WP の約
85%重量の被計量物が第1の計量ホッパ5から排出さ
れる時間T6 ’と目標重量WP の約4.4%重量の被計
量物が第2の計量ホッパ19から排出される時間約0.
41×T6 ’の合計時間約1.41×T6’が総排出時
間T5 と対応するT5 ’となる。このように、第1及び
第2の計量ホッパ5、19への投入重量を約80%及び
約25%とした場合は、総排出時間T5 が2×T6 時間
必要であるのに対して、第1及び第2の計量ホッパ5へ
の投入重量を約85%及び約20%とした場合は、総排
出時間T5 が1.41×T6 ’時間となり、総排出時間
5 を大幅に短縮することができる。ただし、T6 ’/
6 =85/80≒1.06であるので、1.41×T
6 ’=1.41×1.06×T6 =1.49T6 とな
り、2×T6よりも短い。
【0030】なお、この実施形態の第4のゲート27の
開口度は、閉状態と開状態の2段階としてあるが、この
代わりに、例えば第4のゲート27の開口度を、第1の
ゲート9と同様に、サーボモータ、パルスモータ、又は
多点位置決めエアーシリンダ等により制御できる構成に
して、第2の排出口15からの被計量物の排出が終了し
た後も第4の排出口26からの被計量物の排出が行われ
るようにしてもよい。第2の計量ホッパ19から排出さ
れる被計量物の排出流量は、目標重量WP の約20%重
量を図3に示す排出時間T5 (=排出時間T6 +安定時
間T8 )で除算して得られた排出流量0.2WP /T5
以下に設定する。
【0031】また、図1に示すように、第1の排出口8
の断面積は、第3の排出口21のものよりも大きく形成
してあり、第1の計量ホッパ5の計量容量は、第2の計
量ホッパ19のものよりも大きく形成してある。そし
て、投入ホッパ6にはレベルスイッチ(図示せず)を設
けてあり、このレベルスイッチは投入ホッパ6内の被計
量物7のレベルが適切なレベルとなるように制御してい
る。また、図1に示す二点鎖線は、第1乃至第4の各ゲ
ート9、16、22、27の開状態の一例を示す。
【0032】図2は、この定量秤の電気回路を示すブロ
ック図である。同図に示すように、サーボアンプ29は
サーボモータ10と接続しており、D/A変換回路36
を介して制御部11とポテンションメータ35とからの
信号に基づいてこのサーボモータ10を駆動する。駆動
回路38はエアーシリンダ17と接続しており、制御部
11からの信号に基づいてこれを駆動する。駆動回路3
0はエアーシリンダ23、28と接続しており、制御部
11からの信号に基づいてこれらを駆動する。表示部3
1は、第1及び第2の計量ホッパ5、19により計量さ
れた各被計量物の合計重量や、これら第1及び第2の計
量ホッパ5、19から排出された被計量物の合計重量、
即ち、目標重量WP を目標として計量されて集合シュー
ト18に排出された被計量物7の重量を表示することが
できるものである。
【0033】次に、この定量秤の動作を図3、図4、及
び図5を参照して説明する。図4及び図5は、定量秤の
動作手順を示すフローチャートであり、このフローチャ
ートで表されるプログラムが記憶部44に記憶されてお
り、このプログラムに従って制御部11が各回路等を制
御する。なお、設定重量WG1、WG2、WG3、ゲート開口
度G11、G12を表すデータDWG1、DWG2、DWG3、D
11、DG12は既に設定されているとする。まず、制御
部11は、適当な始動信号により始動して、第1及び第
2の計量ホッパ5、19の計量信号WA 、WB の合計計
量信号(WA +WB )が0から設定重量WG1を越えるま
では第1の投入手段1の第1のゲート9を大きな投入流
量となるゲート開口度G11に開放して投入ホッパ6内の
被計量物7を第1の計量ホッパ5に投入し(大投入)、
合計計量信号が設定重量WG1を越えてから設定重量WG2
を越えるまでは第1のゲート9の開口度をサーボモータ
10によって調整して計量信号WA がオーバーシュート
しないように被計量物7を第1の計量ホッパ5に投入す
る(中投入)。そして、計量信号が設定重量WG2を越え
てから設定重量WG4’に落差量dを見込んだ重量
(WG4’−d)=WG3になるまでは小程度の投入流量と
なるゲート開口度G12で被計量物7を投入する(小投
入)。この際、第3のゲート22は、第1のゲート9と
略同じタイミングで(必ずしも同じタイミングにする必
要はなく、例えばそれよりも遅れたタイミングでもよ
い)一定の開口度G31で開放される(S100〜S10
4)。従って、落差量dは、第1及び第3のゲート9、
22が閉じた後の落下中の被計量物7の合計重量とな
る。そして、合計計量信号がWG3になると、第1及び第
3のゲート9、22を閉じて投入ホッパ6から第1及び
第2の計量ホッパ5、19への被計量物7の投入を停止
する(S106、S108)。これによって、目標重量
P の約80%重量の被計量物を目標として第1の計量
ホッパ5に投入することができ、目標重量WP の約25
%重量の被計量物を目標として第2の計量ホッパ19に
投入することができる。ただし、フローチャートには示
さないが、第2の計量ホッパ19には、目標重量WP
約25%重量の被計量物が収容されているように、レベ
ル検出器の検出信号に基づいて制御部11が第3のゲー
ト22の開放時間を制御している。例えば、第2の計量
ホッパ19内に被計量物7が目標重量WPの約7%重量
の被計量物が残っている場合は、第2の計量ホッパ19
内の被計量物の重量が目標重量WP の約25%重量とな
るようにその満たない約18%重量分を投入する。
【0034】なお、この定量秤の中投入は、第1の計量
ホッパ5への投入流量が、設定重量WG2と現在の投入重
量WX との偏差のべきに比例して制御し、このべき指数
aを0.3乃至0.7の範囲内である0.5に設定して
ある。この制御フローチャートは、図6に示してあり後
述する。
【0035】次に、制御部11は、小投入の終了時から
安定時間1T4 が経過したか否かを判定し(S11
0)、経過したと判定した時に、第1及び第2の計量ホ
ッパ5、19に投入されている被計量物の合計投入重量
G4を計量して記憶部44に記憶し、この合計投入重量
G4から目標重量WP を減算して超過重量Wd (=WG4
−WP )を演算する(S112)。そして、上記安定時
間1T4 が経過した時に、第2及び第4のゲート16、
27を開放して被計量物7を第1及び第2の計量ホッパ
5、19から排出させて集合シュート18に投入するロ
スイン計量を行う(S114、S116)。そして、第
1及び第2の計量ホッパ5、19に残留している被計量
物の合計重量(WA +WB )が超過重量Wd と等しいか
若しくは少なくなったか否かを判定し(S118)、そ
の合計重量(WA +WB )が超過重量Wd となりYES
と判定した時に、第2及び第4のゲート16、27を閉
じてロスイン計量を終了する(S120)。制御部11
は、図3(b)に示すように、排出が終了して第2及び
第4のゲート16、27を閉じた時から安定時間2T7
が経過したか否かを判定し(S122)、安定時間2T
7 が経過した時に、第1及び第2の計量ホッパ5、19
に残留している被計量物の合計重量(WA +WB)を表
す計量信号を読み取って残留重量WG5を計量し、投入重
量WG4から残留重量WG5を減算することにより第1及び
第2の計量ホッパ5、19から実際に排出された被計量
物7の排出重量(WG4−WG5)を演算する(S12
4)。
【0036】これで1回の計量サイクルが終了して目標
重量WP の被計量物7が集合シュート18を介して包装
機(図示せず)に供給される。このとき、包装機に供給
された被計量物7の重量(WG4−WG5)が表示部31に
表示される。しかる後に、次回以降の計量を上記と同様
の手順で順次行うことができ、停止信号により計量を停
止する。
【0037】なお、ロスイン計量とは、ロスインウエイ
ト式計量のことであり、第1及び第2の計量ホッパ5、
19内の被計量物の重量を常時監視しておき、初期重量
から丁度設定された目標重量WP だけ減少した時に、第
2及び第4のゲート16、27を閉じて第1及び第2の
計量ホッパ5、19からの被計量物7の排出を停止させ
る計量方式である。
【0038】上記のように、この実施形態の定量秤によ
ると、第1及び第2の計量ホッパ5、19に残留する被
計量物の合計重量を計量することにより第1及び第2の
計量ホッパ5、19から実際に排出された被計量物7の
合計重量を計量する構成であるので、第1の計量ホッパ
5に残留する被計量物の残留重量に基づく計量誤差を排
除することができ、これによって、目標重量WP の被計
量物を精度良く計量することができる。そして、第1及
び第2の計量ホッパ5、19から実際に排出された被計
量物の重量(WG4−WG5)を演算しているので、従来の
ように投入ホッパによる落差量dのばらつきによる計量
誤差が生じず、これによっても計量精度の向上を図るこ
とができる。従って、この定量秤によると、特に、ナト
リウムペレット、吸水性ポリマーのペレット状物のよう
に、被計量物の表面が湿気た状態となっているものや濡
れた状態となっているもの、及び、付着性が高いもので
もこの付着分の重量による計量誤差が生じないので、こ
のように付着性の高い被計量物でも高精度の計量を行う
ことができる。更に、付着性が小さいものでも、第1及
び第2の計量ホッパ5、19に載ったままで残っている
ものや例えば第1の計量ホッパ5の第2のゲート16の
回動部に噛み込まれ、第1の計量ホッパ5から排出され
ずに残留する場合においても、この残留分の重量が計量
誤差とならないようにすることができる。
【0039】また、図3(b)に示すように、第1及び
第2の計量ホッパ5、19からの被計量物の排出を略同
時に開始しているので、第2の計量ホッパ19から被計
量物が排出される排出時間T5 を、第1の計量ホッパ5
から被計量物が排出される排出時間T6 に重ね合わせる
ことができ、これによって、目標重量WP の計量サイク
ル時間TK2を短縮させることができる。
【0040】更に、第1及び第2の計量ホッパ5、19
から排出された被計量物の排出重量(WG4−WG5)を正
確に知ることができるので、例えば第1及び第2の計量
ホッパ5、19から排出された被計量物の排出重量(W
G4−WG5)が目標重量WP よりも少ないか否かを判定
し、少ないと判定した場合にはその不足分を第2の計量
ホッパ19から追加して排出する構成とすることによ
り、目標重量WP の被計量物を更に精度良く計量するこ
とができる。
【0041】次に、制御部11が投入ホッパ6に設けら
れている第1のゲート9のゲート開口度を制御する手順
を図6に示すフローチャートを参照して説明する。な
お、設定重量WG1、WG2、WG3、ゲート開口度G11、G
12を表すデータDWG1、DWG2、DWG3、DG11、DG
12は既に設定されているとする。まず、ゲート開口デー
タDG11をD/A変換器36に供給する(S2)。これ
によって、D/A変換器36が開口信号をサーボモータ
10に供給し、第1のゲート9の開口度は図3(a)に
示すようにG11となり、第1の計量ホッパ5への被計量
物の投入が開始される。そして、A/D変換器13から
のデジタル計量信号を読み込み、第1及び第2の計量ホ
ッパ5、19内に投入された被計量物の重量を表す計量
データDWX を算出し(S4)、DWX がDWG1に等し
いか判定し(S6)、NOであればYESになるまでス
テップS2、S4、S6を繰り返す。この間、図3
(a)に示すように開口度G11と一定であり、図3
(c)に示すように第1及び第2の計量ホッパ5、19
内に投入された被計量物の重量は、開口度がG11となっ
てから時間L経過した時に急峻に増加し、以後直線的に
増加していく。なお、時間Lの時間遅れが生じるのは、
投入ホッパ6と第1及び第2の計量ホッパ5、19との
間に距離があるからである。これらステップS2〜S6
が大投入の制御である。
【0042】ステップS6で判定がYESとなると、再
び計量信号DWX を算出し(S8)、第1のゲート9の
開口度GX を表すデータDGX を算出する(S10)。
この開口度データDGX は、 DGX =(DG11−DG12)〔(DWG2−DWX )/(DWG2−DWG1)〕a +DG12 ・・・・(1) によって算出される。ただし、べき指数aは0<a<1
の値で、望ましくは0.3〜0.7、この実施形態では
0.5に選択してある。算出されたDGX は、D/A変
換器36に送出され(S12)、そのDGX に対応した
開口度GX に第1のゲート9の開口度が変更される。そ
して、DWX がDWG2に等しいか判断し(S14)、N
Oであると、YESになるまでステップS8〜S14が
繰り返される。これらステップS8〜S14が中投入の
制御である。この中投入制御の間には、DWG2とDWX
との偏差の0.5乗に比例して開口度GX が制御され、
開口度GX の各変化量は緩やかであり、オーバーシュー
トは生じない。
【0043】ステップS14での判断がYESになる
と、D/A変換器36へDG12が供給される(S1
6)。これによって、第1のゲート9の開口度はG12
固定される。そして、DWX が算出され(S18)、D
X がDWG3に等しいか判断され(S20)、NOであ
ると、YESになるまでステップS16〜S20が繰り
返される。従って、この間は図3(a)に示すように、
ゲート開口度はG12に固定され、図3(c)に示すよう
に、DWX は直線的に緩やかに増加していく。そして、
ステップS20の判断がYESになると、ゲート閉デー
タがD/A変換器36に供給され(S22)、第1のゲ
ート9が閉じられる。なお、第3のゲート22は、第2
の計量ホッパ19内の被計量物の重量が目標重量WP
約25%となった時に閉じられる。これによって、設定
重量WG4’を目標とする被計量物の第1及び第2の計量
ホッパ5、19への投入が完了する。その後、図示しな
いプログラムに従って安定時間1T4 経過後に第2及び
第4のゲート16、27が開かれ、計量済みの被計量物
の排出が開始される。このステップS16〜S20が小
投入の制御である。
【0044】次に、第2実施形態の定量秤を説明する。
第2実施形態と第1実施形態の定量秤が相違するところ
は、第1実施形態の定量秤は、図1に示すように、第1
の計量ホッパ5と第2の計量ホッパ19がそれぞれ別個
にロードセル12と24により支持され、これら2つの
ロードセル12、24が出力する計量信号が図2に示す
加算器42により加算されてその合計計量信号が制御部
11に入力する構成としたのに対して、第2実施形態の
定量秤は、図7に示すように、第1と第2の収容部4
7、48を有する1台の計量ホッパ49が1台のロード
セル50により支持され、この1台のロードセル50が
出力する計量信号が制御部11に入力する構成としたと
ころである。これ以外は、第1実施形態と同等の構成で
あり、同等の手順で目標重量WP の被計量物7を計量し
て排出することができるので、詳細な説明を省略する。
【0045】計量ホッパ49は、図7に示すように、第
1の収容部47と第2の収容部48を有している。第1
の収容部47は、第1の計量ホッパ5と略等しい容積に
形成され、その下部に第2の排出口15が形成されてい
る。そして、第2の排出口15を開閉する第2のゲート
16が設けられている。第2の収容部48は、第2の計
量ホッパ19と略等しい容積に形成され、その下部に第
4の排出口26が形成されている。そして、第4の排出
口26を開閉する第4のゲート27が設けられている。
図7では、これ以外の同等部分を省略してある。図10
は、第2実施形態の定量秤の計量ホッパ49を支持する
ロードセル50、及びその計量信号を増幅する増幅器5
1、A/D変換器52、及び制御部11の電気回路を示
すブロック図である。
【0046】この定量秤によると、ロードセル50が1
台で済むので構造が簡単であり、製造コストの低減を図
ることができる。
【0047】次に、第3実施形態の定量秤を説明する。
第3実施形態と第1実施形態の定量秤が相違するところ
は、第1実施形態の定量秤は、第1の計量ホッパ5に目
標重量WP の約80%重量の被計量物7を投入し、この
第1の計量ホッパ5に投入された被計量物を全て排出す
る構成としたのに対して、第3実施形態の定量秤は、第
1の計量ホッパ5に目標重量WP の約80%重量、又は
それ以上の重量の被計量物7を投入し、第1及び第2の
計量ホッパ5、19からの被計量物の排出を開始して、
第1の計量ホッパ5内の被計量物が全て排出されたか否
かに拘わらず、第1及び第2の計量ホッパ5、19から
排出された被計量物の合計重量が予め設定した目標重量
P の90%重量となった時に、第1の計量ホッパ5の
第2のゲート16を閉じて、しかる後に、第1及び第2
の計量ホッパ5、19から排出された被計量物の合計重
量が目標重量WP となったときに、第2の計量ホッパ1
9の第4のゲート27を閉じるようにした構成としたと
ころである。これ以外は、第1実施形態と同等の構成、
及び同等の手順で目標重量WP の被計量物を計量して排
出することができるものであるので、それらの詳細な説
明を省略する。なお、目標重量WP の90%重量が排出
されたときに第2のゲート16を閉じることとしたが、
目標重量WP よりも少し軽い重量であればよく、例えば
目標重量WPの85%〜95%重量のうちの所望の重量
を設定してもよい。
【0048】図11は、この実施形態の定量秤の計量手
順を示すフローチャートの一部を示す図であり、図4及
び図5に示す第1実施形態の定量秤の計量手順を示すフ
ローチャートのステップS118、及びS120に代え
て、ステップS200〜S206を設けたものである。
これ以外のステップは第1実施形態と同等であるので同
等のステップの図を省略してあり、説明も省略する。
【0049】図11のフローチャートは、第2及び第4
のゲート16、27が開放して第1及び第2の両方の計
量ホッパ5、19から被計量物7の排出が開始した後に
(S116)、第1及び第2の計量ホッパ5、19から
排出された被計量物の合計重量が目標重量WP の90%
重量となったか否かを判定し(S200)、排出された
被計量物の合計重量が目標重量WP の90%重量となり
YESと判定したときに、第2のゲート16を閉じる
(S202)。このように、目標重量WP の90%重量
の被計量物が排出されたときに第2のゲート16を閉じ
るようにしたのは、不足分の目標重量WP の10%重量
の被計量物7を、排出流量が第2の排出口15よりも小
さい第4の排出口26から排出させるようにして高精度
の計量ができるようにするためである。しかる後に、第
1及び第2の計量ホッパ5、19に残留する被計量物の
合計重量が超過重量Wd と等しいか若しくは少なくなっ
たか否かを判定して(S204)、残留する被計量物の
合計重量が超過重量Wd となり、即ち、目標重量WP
被計量物が排出されてYESと判定したときは第4のゲ
ート27を閉じて(S206)、次のステップS12
2、・・・の処理を順次行う。
【0050】次に、第4実施形態の定量秤を説明する。
この定量秤は、第1実施形態の第1及び第2の計量ホッ
パ5、19に代えて、図8に示す計量ホッパ53を設け
たものである。この計量ホッパ53は、ホッパ53内の
被計量物7を第1及び第2の排出口15、26のいずれ
からも排出することができる構成のものである。投入ホ
ッパ54は、第1実施形態の投入ホッパ6において、第
3の排出口21及び第3のゲート22を削除したもので
あり、第1実施形態と同様に第1のゲート9のゲート開
口度を調整して目標重量WP の約105%重量の被計量
物7を計量ホッパ53に投入することができるものであ
る。計量ホッパ53に収容されている被計量物7の重量
は、図10に示すように、ロードセル50により計量さ
れて、増幅器51、A/D変換器52を介して制御部1
1に入力する。第4実施形態の定量秤は、第3実施形態
と同様に、図4に示すステップS100〜S116、図
11に示すステップS200〜S206、及び図5に示
すステップS122、S124に従って計量を行うが、
計量ホッパ54が1台であるので、1台の計量ホッパ5
4に目標重量WP の約105%重量の被計量物7を投入
するところが第3実施形態と相違する。
【0051】ただし、第1及び第2実施形態では、図3
(c)に示す排出時間T6 、及び安定時間3T8 は、予
め設定された時間ではなく、排出時間T6 は、第1の計
量ホッパ5内の被計量物7が全て排出されるまでの時間
であり、安定時間3T8 は、この排出時間T6 が経過し
た時から目標重量WP の被計量物7が排出されるまでの
時間によって定まる時間である。従って、何らかの原因
によって、第1の計量ホッパ5に投入された被計量物7
の重量が目標重量WP の約80%よりもかなり多い目で
あったとすると、排出時間T6 が長くなり、これによ
り、安定時間3T 8 が短くなる。その結果、計量誤差が
大きくなることがある。これを解決するために図12に
示す処理を行うようにしてもよい。
【0052】図12は、上記計量手順を示すフローチャ
ートの一部を示す図であり、図4及び図5に示す第1実
施形態の定量秤の計量手順を示すフローチャートのステ
ップS118、及びS120に代えて、ステップS30
0〜S308を設けたものである。これ以外のステップ
は第1実施形態と同等であるので同等のステップの図を
省略してあり、説明も省略する。
【0053】図12のフローチャートは、第2及び第4
のゲート16、27が開放して第1及び第2の両方の計
量ホッパ5、19から被計量物7の排出が開始した後に
(S116)、その排出を開始した時から予め設定した
所定の排出時間T6 が経過したか否かを判定し(S30
0)、所定の排出時間T6 が経過してYESと判定した
ときに第2のゲート16を閉じる(S302)。これに
より、被計量物7が第2の排出口15から排出される排
出時間が長引くことを防止することができる。次に、予
め設定した安定時間3T8 が経過したか否かを判定し
(S304)、所定の安定時間3T8 が経過してYES
と判定したときに、第1及び第2の計量ホッパ5、19
に残留する被計量物の合計重量が超過重量Wd と等しい
か若しくは少なくなったか否かを判定する(S30
6)。そして、第1及び第2の計量ホッパ5、19に残
留する被計量物7の合計重量が超過重量Wd となり、即
ち、排出された被計量物の合計重量が目標重量WP とな
りYESと判定したときは、第4のゲート27を閉じて
(S308)、次のステップS122、・・・の処理を
順次行う。なお、排出時間T6 と安定時間3T8 の合計
時間は、この時間内で目標重量WP の被計量物が排出さ
れてしまうことがないように設定する必要がある。
【0054】そして、第1及び第3実施形態では、図2
に示すように、増幅器41と43から出力される計量信
号WA とWB を加算器42で加算して、この加算信号
(WA+WB )をA/D変換器13を介して制御部11
に出力する構成としたが、この構成に代えて、図9に示
すように、増幅器41と43から出力される計量信号W
A とWB をそれぞれA/D変換器45と46を介して制
御部11に出力し、制御部11が計量信号WA とWB
加算して第1及び第2の計量ホッパ5、19に収容され
ている被計量物7の合計重量を演算する構成としてもよ
い。
【0055】また、上記各実施形態では、第1の計量ホ
ッパ5への被計量物の投入を大投入、中投入、及び小投
入の3段階で行ったが、例えば大投入と中投入の2段階
で被計量物の投入を行うようにしてもよい。更に、上記
各実施形態では、中投入制御を(1)式に基づいて行っ
たが、これ以外の制御によって行ってもよい。例えば中
投入において第1のゲート9の開口度を(G11−G12
/2に固定してもよい。
【0056】そして、上記実施形態において、第1、第
3のゲート9、22を開閉することにより被計量物7を
自重により対応する各第1、第3の排出口8、21から
排出する構成としたが、投入ホッパ6内の被計量物7を
各第1、第3の排出口8、21から定体積ずつ強制的に
排出する構成としてもよい。例えばオーガー式、又はス
クリュー式等の排出装置を採用することができる。
【0057】また、上記第1及び第2実施形態では、目
標重量WP の約80%重量の被計量物7を第1の計量ホ
ッパ5に投入したが、これ以外の例えば定量値の約90
%重量の被計量物7を第1の計量ホッパ5に投入しても
よい。この場合、第2の計量ホッパ19に収容されてい
る被計量物の重量が目標重量WP の約15%重量となる
ように制御する。
【0058】次に、上記実施形態における目標重量WP
や図3に示す第1及び第2の計量ホッパ5、19への投
入時間等の具体的な一例を示す。目標重量WP =25k
g、第1及び第2の計量ホッパ5、19への投入時間
(T1 +T2 +T3 )=0.9sec、安定時間1T4
=1.1sec、排出時間T5 =1.2sec、安定時
間2T7 =0.5sec、排出時間T6 =0.7se
c、安定時間3T8 =0.5secである。
【0059】
【発明の効果】第1の発明によると、第1の排出口と第
2の排出口とから排出された被計量物の合計重量を計量
することにより目標重量分の被計量物の計量を行う構成
である。つまり、第1及び第2の計量ホッパに残留する
被計量物の合計残留重量を計量することにより、第1及
び第2の計量ホッパから実際に排出された被計量物の重
量を得ることができるので、第1及び第2の計量ホッパ
に残留する被計量物の残留重量による計量誤差を解消す
ることができ、その結果、目標重量の被計量物を従来よ
りも精度良く計量することができる。つまり、付着性が
高く、第1又は第2の計量ホッパから完全に排出させる
ことができないような被計量物でも高精度で目標重量の
計量を行うことができる。更に、図13及び図14に示
す従来の定量秤における落差量dのばらつきによる計量
誤差を解消することができるので、この点でも従来より
も計量精度の向上を図ることができる。
【0060】また、図13に示す従来の定量秤と比較す
ると、従来の定量秤では、計量ホッパの投入段階が、大
投入、中投入、及び小投入の3段階があり、落差誤差を
考慮すると、中投入、及び小投入とも高い投入スピード
(大きい投入流量)を達成することができず、これによ
り比較的長い計量サイクル時間を要していた。これに対
して、本発明では、計量ホッパへの被計量物の投入重量
は厳密に計量する必要がないので、ひじょうに短時間で
被計量物を計量ホッパに投入することができる。また、
第1の排出口(第2の排出口15)から被計量物を排出
する排出流量を従来と同様に大きくしてあるので、従来
と同様に被計量物を短時間で排出することができる。こ
のように、被計量物を計量ホッパに投入する時間を短縮
できた分だけ計量サイクル時間を従来よりも短縮するこ
とができ、その結果、計量サイクル時間の大幅な短縮を
図ることができる。
【0061】更に、第1実施形態で説明したように、第
1の計量ホッパ5への投入重量を例えば約80%から約
85%に増加させて、この第1の計量ホッパ5内の被計
量物が全て排出された時の第2及び第4の排出口15、
26から排出された被計量物の合計排出重量の目標重量
P に対する不足重量が比較的少なくなるように設定す
ることにより、計量サイクル時間を更に短縮することが
できる。これによって、従来と比較して計量速度の飛躍
的な改善を図ることができる。
【0062】そして、第1の排出口から排出される被計
量物の排出流量が第2の排出口の排出流量よりも大きく
してあるので、第1の排出口を通って目標重量よりもや
や軽い重量の被計量物を速やかに排出して計量すること
ができ、これにより、目標重量の被計量物の計量を速や
かに行うことができるという効果がある。そして、第1
の排出口からの排出が終了した後に、第1及び第2の排
出口から排出された被計量物の合計重量の目標重量に対
する不足重量分を排出流量の小さい第2の排出口から排
出させて計量しているので、排出流量の変動や被計量物
の密度(又は質量)の変動に基づく計量精度の低下を軽
減することができ、これにより、高精度の計量を行うこ
とができる。
【0063】また、第1の計量ホッパ内(第1の排出口
から)の被計量物の排出が終了する前に第2の排出口か
ら被計量物の排出を開始させているので、第1の排出口
からの被計量物の排出が終了した直後の第2の排出口か
らの被計量物の排出流量を安定させることができる。こ
れによって、計量時間を長引かさないでこの定量秤の計
量精度の向上を図ることができる。
【0064】更に、第1及び第2の計量ホッパから排出
された被計量物の合計重量を読み取り、その排出合計重
量が目標重量となったときに、第1及び第2の計量ホッ
パからの被計量物の排出を停止させる構成としているの
で、つまり、第1及び第2の計量ホッパから排出された
被計量物の各重量をそれぞれ別個に読み取って2つの重
量を演算処理するのではなく、1つの合計計量信号とし
て読み取ってこの1つの計量信号を演算処理する1つの
計量系統の構成としたことにより、第1及び第2の計量
ホッパに収容されている被計量物のそれぞれの重量を別
個に読み取り、その合計重量が目標重量となったとき
に、第1及び第2の計量ホッパからの被計量物の排出を
停止させる構成と比較して、比較的簡素なハードウエア
ーと制御ロジックで済み、コストの低い定量秤を提供す
ることができる。
【0065】第2の発明によると、第1と第2の収容部
が第1の発明の第1と第2の計量ホッパと対応し、計量
手段が第1の発明の第1と第2の計量手段と対応してお
り、この構成の違いにより、定量秤の構造を更に簡単に
することができるし、その上、第1の発明と同等の上記
効果が得られる。例えば、第1及び第2の収容部に残留
する被計量物の残留重量による計量誤差を解消すること
ができ、その結果、目標重量の被計量物を従来よりも精
度良く計量することができる。更に、図13及び図14
に示す従来の定量秤における落差量dのばらつきによる
計量誤差を解消することができる。
【0066】第3の発明は、第1及び第2の排出口から
排出された被計量物の合計重量が上記目標重量よりもや
や軽い重量となったときに、第1の排出口からの被計量
物の排出を停止させているのに対して、第1の発明で
は、第1の計量ホッパ内の被計量物を全て排出させてい
る点で両者は相違しているが、これ以外は第1の発明の
構成と同等である。従って、第1の発明と同等の上記効
果が得られる。
【0067】第4の発明によると、計量ホッパが第1の
発明の第1と第2の計量ホッパと対応し、計量手段が第
1の発明の第1と第2の計量手段と対応しており、この
構成の違いにより、定量秤の構造を更に簡単にすること
ができる。そして、第4の発明では、第1及び第2の排
出口から排出された被計量物の合計重量が上記目標重量
よりもやや軽い重量となったときに第1の排出口からの
被計量物の排出を停止させているのに対して、第1の発
明では、第1の計量ホッパ内の被計量物を全て排出させ
ている点で両者は相違している。これ以外は第1の発明
の構成と同等である。従って、第1の発明と同等の上記
効果が得られる。
【0068】第5、第6の発明によると、第1及び第2
の排出口から排出された被計量物の合計重量が目標重量
となり、第2の排出口からの被計量物の排出を停止させ
た時から所定の安定時間が経過した後に、第1及び第2
の計量ホッパ内の被計量物の重量、又は計量ホッパ内の
被計量物の重量を計量する構成であるので、第1及び第
2の排出口から実際に排出された被計量物の重量を正確
に計量することができる。そして、例えば第1及び第2
の排出口から排出された被計量物の合計重量が目標重量
よりも少ない場合にはその不足分を追加して排出するこ
とができ、その結果、目標重量の被計量物を精度良く計
量することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る定量秤の概略構
成図である。
【図2】同第1実施形態に係る定量秤の電気回路を示す
ブロック図である。
【図3】同第1実施形態に係る定量秤の、(a)は第1
及び第3のゲートのゲート開口度と時間との関係を示す
図、(b)は第2及び第4のゲートのゲート開口度と時
間との関係を示す図、(c)は第1及び第2の計量ホッ
パ内の被計量物の合計重量と時間との関係を示す図であ
る。
【図4】同第1実施形態に係る定量秤の計量、及び動作
手順を示すフローチャートである。
【図5】同第1実施形態に係る定量秤の計量、及び動作
手順を示すフローチャートである。
【図6】同第1実施形態の第1の計量ホッパへの被計量
物の投入の制御を示すフローチャートである。
【図7】同発明の第2実施形態に係る定量秤の概略構成
図である。
【図8】同発明の第4実施形態に係る定量秤の概略構成
図である。
【図9】同第1実施形態に係る定量秤の電気回路を示す
ブロック図の他の例を示す部分ブロック図である。
【図10】同第1実施形態に係る定量秤の電気回路を示
すブロック図の他の例を示す部分ブロック図である。
【図11】第3実施形態に係る定量秤の計量、及び動作
手順を示すフローチャートである。
【図12】同第1実施形態に係る定量秤の計量、及び動
作手順の他の例を示すフローチャートである。
【図13】従来の定量秤を示すブロック図である。
【図14】同従来の定量秤における供給装置の、(a)
はゲート開口度と時間との関係を示す図、(b)は計量
ホッパ内の被計量物と時間との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 第1の投入手段 2 第1の計量手段 3 第2の投入手段 4 第2の計量手段 5 第1の計量ホッパ 11 制御部 19 第2の計量ホッパ 32 駆動ユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の目標重量よりもやや軽い重量の被
    計量物を第1の計量ホッパに投入し、第1の計量ホッパ
    に投入した被計量物の重量の上記目標重量に対する不足
    重量よりも重い重量の被計量物を第2の計量ホッパに投
    入する投入手段と、被計量物を排出する第1の排出口を
    有する第1の計量ホッパを備え第1の計量ホッパに投入
    されている被計量物の重量を計量する第1の計量手段
    と、被計量物を排出する第2の排出口を有し第2の排出
    口から排出される被計量物の排出流量が第1の排出口の
    排出流量よりも小さい第2の計量ホッパを備え第2の計
    量ホッパに投入されている被計量物の重量を計量する第
    2の計量手段と、第1の排出口から被計量物の排出を開
    始させると共に、第1の計量ホッパ内の被計量物の排出
    が終了する前に第2の排出口から被計量物の排出を開始
    させ、第1の計量ホッパ内の被計量物の排出が終了した
    後であって、第1及び第2の排出口から排出された被計
    量物の合計重量が上記目標重量となったときに、第2の
    排出口からの被計量物の排出を停止させる制御手段と、
    を具備することを特徴とする定量秤。
  2. 【請求項2】 所望の目標重量よりもやや軽い重量の被
    計量物を下記計量ホッパの第1の収容部に投入し、第1
    の収容部に投入した被計量物の重量の上記目標重量に対
    する不足重量よりも重い重量の被計量物を下記計量ホッ
    パの第2の収容部に投入する投入手段と、第1の収容
    部、この第1の収容部に収容されている被計量物を排出
    する第1の排出口、第2の収容部、及びこの第2の収容
    部に収容されている被計量物を排出することができ第1
    の排出口から排出される被計量物の排出流量よりも小排
    出流量の第2の排出口を有する計量ホッパを備え上記計
    量ホッパに投入されている被計量物の重量を計量する計
    量手段と、第1及び第2の排出口から被計量物の排出を
    開始させると共に、第1の収容部内の被計量物の排出が
    終了する前に第2の排出口から被計量物の排出を開始さ
    せ、第1の収容部内の被計量物の排出が終了した後であ
    って、第1及び第2の排出口から排出された被計量物の
    合計重量が上記目標重量となったときに、第2の排出口
    からの被計量物の排出を停止させる制御手段と、を具備
    することを特徴とする定量秤。
  3. 【請求項3】 第1と第2の計量ホッパに投入する被計
    量物の合計重量が所望の目標重量より重く第1の計量ホ
    ッパの方に第2の計量ホッパよりも重い重量の被計量物
    を投入する投入手段と、被計量物を排出する第1の排出
    口を有する第1の計量ホッパを備え第1の計量ホッパに
    投入されている被計量物の重量を計量する第1の計量手
    段と、被計量物を排出する第2の排出口を有し第2の排
    出口から排出される被計量物の排出流量が第1の排出口
    の排出流量よりも小さい第2の計量ホッパを備え第2の
    計量ホッパに投入されている被計量物の重量を計量する
    第2の計量手段と、第1及び第2の排出口から被計量物
    の排出を開始させ、第1及び第2の排出口から排出され
    た被計量物の合計重量が上記目標重量よりもやや軽い重
    量となったときに第1の排出口からの被計量物の排出を
    停止させ、第1及び第2の排出口から排出された被計量
    物の合計重量が上記目標重量となったときに、第2の排
    出口からの被計量物の排出を停止させる制御手段と、を
    具備することを特徴とする定量秤。
  4. 【請求項4】 所望の目標重量よりも重い重量の被計量
    物を計量ホッパに投入する投入手段と、被計量物を排出
    する第1の排出口と第2の排出口を有し第2の排出口か
    ら排出される被計量物の排出流量が第1の排出口の排出
    流量よりも小さい上記計量ホッパを備え上記計量ホッパ
    に投入されている被計量物の重量を計量する計量手段
    と、第1及び第2の排出口から被計量物の排出を開始さ
    せ、第1及び第2の排出口から排出された被計量物の合
    計重量が上記目標重量よりもやや軽い重量となったとき
    に第1の排出口からの被計量物の排出を停止させ、第1
    及び第2の排出口から排出された被計量物の合計重量が
    上記目標重量となったときに、第2の排出口からの被計
    量物の排出を停止させる制御手段と、を具備することを
    特徴とする定量秤。
  5. 【請求項5】 請求項1、又は3に記載の定量秤におい
    て、上記制御手段は、第1及び第2の排出口から排出さ
    れた被計量物の合計重量が上記目標重量となり、第2の
    排出口からの被計量物の排出を停止させた時から所定の
    安定時間が経過した後に第1及び第2の計量ホッパ内の
    被計量物の合計重量を計量することを特徴とする定量
    秤。
  6. 【請求項6】 請求項2、又は4に記載の定量秤におい
    て、上記制御手段は、第1及び第2の排出口から排出さ
    れた被計量物の合計重量が上記目標重量となり、第2の
    排出口からの被計量物の排出を停止させた時から所定の
    安定時間が経過した後に上記計量ホッパ内の被計量物の
    重量を計量することを特徴とする定量秤。
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