JPH10339996A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10339996A
JPH10339996A JP16658097A JP16658097A JPH10339996A JP H10339996 A JPH10339996 A JP H10339996A JP 16658097 A JP16658097 A JP 16658097A JP 16658097 A JP16658097 A JP 16658097A JP H10339996 A JPH10339996 A JP H10339996A
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JP
Japan
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threshold
toner
light
image
pulse width
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JP16658097A
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Inventor
Tomoyuki Okada
知幸 岡田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光検知式のトナー残量検知手段において、光
量の変動に依存せずに精度の高いトナー残量検知を行な
う。 【解決手段】 トナー残量検知を行なうためのしきい値
として、光量が減衰する前のしきい値1と、光量が減衰
したときのしきい値2とを予め設定しておく。このと
き、しきい値1>しきい値2である。先ず現像器を、ト
ナー残量検知手段の検知光を遮らない位置に移動し、透
過光量を確認する。次いで、上記にて確認された透過光
量、例えば電圧VA をしきい値1と比較する。このとき
透過光量VA≧しきい値1の場合には、しきい値1をセ
ットし、トナー残量検知シーケンスへと移行する。透過
光量VA <しきい値1の場合には、光量が減衰した後の
しきい値2をセットし、上記と同様にトナー残量検知シ
ーケンスへと移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機やプ
リンター等とされる、電子写真方式等を利用して像担持
体に潜像を形成し、この潜像を現像装置にてトナー像と
なし、このトナー像を記録材に転写し、一方、像担持体
上の残留トナーはクリーニング手段でクリーニングする
ようにした画像形成装置に関し、特に、現像装置に収容
された現像剤の残量検知手段、及びクリーニング手段の
廃トナー満タン検知手段に特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いて転写材に画像を形
成する電子写真画像形成装置は、例えば電子写真複写
機、電子写真プリンタ(例えば、レーザビームプリン
タ、LEDプリンタ)、ファクシミリ装置あるいはワー
ドプロセッサとして実用化されている。
【0003】ここで、図11〜図13を用いて、従来の
カラーレーザプリンタ及びこれに用いられる現像剤残量
検知手段の構成について説明する。
【0004】図11において、画像形成装置本体101
の内部には、回転現像装置102、転写材担持体として
の転写ドラム103及び電子写真感光体ドラムからなる
像担持体104等が設けられている。
【0005】そして、画像形成装置本体101の下部に
配置されたカセット105から給送された転写材Pは転
写ドラム103に巻き付いて搬送され、像担持体104
の表面に形成されたトナー画像が転写材Pに転写されて
定着装置106により永久定着され、機外に排出され
る。
【0006】回転現像装置102は、マゼンタ、シア
ン、イエロー、ブラックの4色のトナーを備えた4色の
現像器102M、102C、102Y、102Bを有し
ている。これら4色の現像器102M、102C、10
2Y、102Bは、軸102aに対して回転可能に配置
される。また、軸102aには、公転ギアが設けられ、
該公転ギアの外周に配置された自転ギアに連動して各現
像器102M、102C、102Y、102Bがそれぞ
れ自転することで、それぞれの現像器102M、102
C、102Y、102Bの姿勢が一定に維持されてい
る。
【0007】画像形成に際しては、現像器102M、1
02C、102Y、102Bのうち、潜像に対応した色
の現像器が像担持体104に対向した位置に静止し、更
にそこで現像ローラ102bが像担持体104の表面と
微小間隔を介して対向するように位置決めされる。そし
て、現像時には現像ローラ102bがバイアスの印加と
回転駆動とを受けることで像担持体104上の潜像を現
像してトナー画像を形成する。
【0008】各現像器102M、102C、102Y、
102B内に配置された現像ローラ102bには、供給
ローラ102dが摺接しており、現像に寄与しなかった
現像剤を掻き取って、常に新しい現像剤(トナー)が供
給されるようになっている。
【0009】図12に、光検知方式を採用した従来の現
像剤残量検知手段が示される。現像剤容器111の溶着
受け部111a、111bには現像剤残量検知用の光透
過窓115a、115bが超音波溶着等の方法を用いて
溶着されている。そして画像形成装置本体101側に設
けられた、LEDのような光源を備えた発光部106a
から出射された検知光Lは、光透過窓115aの光透過
部材116aを透過し、更に光透過窓115bの光透過
部材116bを透過して画像形成装置本体101側に設
けられた受光部106bで受光されることで現像剤の残
量が検知される。
【0010】このとき、現像剤容器111内に設けられ
た現像剤撹拌部材107は回転して光透過部材116
a、116bの内側面を拭き取り、そのときの検知光L
を検知することで残量が検知される。
【0011】検知光Lは、図13に示すような波形Wm
として検知され、この波形Wm において、現像剤容器1
11内の残量は所定電圧Vm のパルス幅tm として検知
される。このパルス幅tm は検知光Lの光量が多いほど
大きくなる。つまり現像剤容器111内の現像剤残量が
少なくなるに従ってパルス幅は大きくなる。そこで、パ
ルス幅tm が所定の幅になったときに、「現像剤残量が
少ない」ことをユーザに報知するように設定している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような光検知式のトナー残量検知機構は、長期間の使用
に伴い、検知光Lの光源であるLEDが劣化し、発光光
量が初期状態に比べて減衰したり、受光部の測定面がト
ナーによって汚れ、初期の性能を維持することが困難に
なる。即ち、検知光Lの光量が減衰すると、前記波形W
m を示したときと同じ現像剤残量であっても、図13に
示すように、検知光Lは例えば波形Wn として検知さ
れ、所定電圧Vm 時のパルス幅を検知することが不可能
となり、よってトナー残量の検知ができない。
【0013】又、上記においてはトナー残量検知手段に
ついて説明したが、光検知方式の廃トナー満タン検知手
段についても同様なことがいえる。
【0014】つまり、従来の光検知式の廃トナー満タン
検知機構においても、長期間の使用に伴い、検知光Lの
光源であるLEDが劣化し、発光光量が初期状態に比べ
て減衰したり、受光部の測定面がトナーによって汚れ、
初期の性能を維持することが困難になり、正確な廃トナ
ー満タン検知ができなくなる。
【0015】従って、本発明の主な目的は、光検知式の
現像剤残量検知手段における光量の変動に依存せずに精
度の高い現像剤残量検知を行なうことのできる画像形成
装置を提供することである。
【0016】又、本発明の他の目的は、光検知式の廃ト
ナー満タン検知手段における光量の変動に依存せずに精
度の高い廃トナー満タン検知を行なうことのできる画像
形成装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
像担持体に潜像を形成し、この潜像を現像装置にてトナ
ー像とし、前記現像装置は、現像剤を収容する現像容器
と、前記現像容器に設けられた上下の窓部材を透過する
光を検知して現像剤残量を検知する手段と、を有する画
像形成装置において、前記現像剤残量検知手段の光透過
パルス信号に対して複数のしきい値電圧を予め設定し、
光透過パルス信号の波形に応じてひとつの前記しきい値
電圧を有効とし、前記有効とされたしきい値電圧におけ
るパルス幅に基づき現像剤残量を検知することを特徴と
する画像形成装置である。
【0018】好ましくは、前記光透過パルス信号に対す
るしきい値は、前記現像剤残量検知手段の光路を前記現
像容器がさえぎらない位置における検知光量に基づいて
決定されるものである。
【0019】別の態様によれば、前記複数のしきい値電
圧におけるそれぞれのパルス幅を同時に計測して、それ
ぞれのパルス幅を比較して、パルス幅が検知されたしき
い値電圧を有効とすることが好ましい。更に、別の態様
によれば、前記複数のしきい値電圧におけるそれぞれの
パルス幅を同時に計測して、それぞれのパルス幅を比較
して、パルス幅が検知されないか、もしくは最も短いパ
ルス幅が検知されたしきい値電圧よりも、少なくとも1
段、パルス幅が長く検出される方のしきい値電圧を有効
とすることが好ましい。
【0020】又、別の態様によれば、前記複数のしきい
値電圧における前後の比をとり、(しきい値n)/(し
きい値n−1)、(しきい値n−1/しきい値n−
2)、・・・、(しきい値3)/(しきい値2)、(し
きい値2/しきい値1)の整列を求めて、更にその整列
の変化率の変動から、出力パルス形状を判断して、しき
い値電圧を決定することが好ましい。
【0021】前記光検知方式の現像剤残量検知手段は、
前記窓部材近傍にて装置本体に取付けられた発光素子及
び受光素子を有し、前記窓部材が前記撹拌翼により清掃
される際に、前記発光素子から射出された光を前記受光
素子が受光することが好ましい。
【0022】本発明による他の態様によれば、像担持体
に潜像を形成し、この潜像を現像装置にてトナー像と
し、このトナー像を記録材に転写して画像を得、前記像
担持体上に残留したトナーはクリーニング手段で除去す
るようにし、前記クリーニング手段は、トナーを収容す
る廃トナー容器と、該廃トナー容器に設けられた窓部材
を清掃する清掃手段と、前記窓部材を透過する光を検知
して廃トナー満タンを検知する手段とを有する画像形成
装置において、前記廃トナー満タン検知手段の光透過パ
ルス信号に対して複数のしきい値電圧を予め設定し、光
透過パルス信号の波形に応じてひとつの前記しきい値電
圧を有効とし、前記有効とされたしきい値電圧における
パルス幅に基づき廃トナー満タンを検知することを特徴
とする画像形成装置が提供される。
【0023】前記光透過パルス信号の波形は、前記廃ト
ナー満タン検知手段の検知光が前記廃トナー容器で遮光
されないときの波形であることが好ましい。
【0024】廃トナー満タン検知手段は、クリーニング
容器の壁面に対向して配置された一対の検知窓と、この
窓を清掃する清掃羽根と、クリーニング容器の外側にそ
れぞれ検知窓を介して対向する発光部及び受光部とを備
えていることが好ましい。対向する検知窓の第1の検知
窓が容器の上面に位置し、第2の検知窓は容器の側面に
位置し、前記清掃羽根は回転しながら検知窓を清掃する
ことが好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0026】実施例1 図1を参照すると、本発明の一実施例であるカートリッ
ジ方式の多色画像形成装置が例示される。
【0027】[画像形成装置の全体の説明]まず、カラ
ー画像形成装置の全体構成について、図1を参照して概
略説明する。図1は、カラー画像形成装置の一実施例で
あるカラーレーザープリンタの全体構成を示す。
【0028】図1に示すように、カラーレーザープリン
タは、一定速度で回転する、電子写真感光体ドラムのよ
うな像担持体15と固定の黒現像器21Bと回転可能な
3つのカラー現像器20Y、20C、20Mとからなる
画像形成部、及び画像形成部で現像され多重転写された
カラー画像を保持し給送部から給送された転写材2に更
に転写する中間転写体9とを具備し、カラー画像が転写
された転写材2を定着部25へ搬送してカラー画像を転
写材2に定着し、排出ローラー34、35、36によっ
て装置上面の排出部37へ排出するものである。
【0029】なお、回転可能なカラー現像器20Y、2
0C、20M、及び固定のブラック現像器はプリンタ本
体13に対して個別に着脱可能に構成されている。
【0030】次に上記プリンタの各部の構成について順
次詳細に説明する。
【0031】[像担持体ユニット]本実施例で像担持体
ユニットであるドラムユニットは、プロセスカートリッ
ジBとされ、感光体ドラム15と、感光体ドラム15の
ホルダーを兼ねるクリーニング容器14とが一体的に構
成されている。そして、このプロセスカートリッジB
は、プリンタ本体13に対して着脱自在に支持され、感
光体ドラム15の寿命に合わせて容易にユニット交換が
可能なように構成されている。
【0032】本実施例に係る感光体ドラム15は、アル
ミシリンダーの外側に有機光導電体層を塗布して構成さ
れ、前述のようにクリーニング容器14に回転自在に支
持されている。
【0033】感光体ドラム15の周面上には、クリーナ
ーブレード16、一次帯電手段17が配置され、また感
光体ドラム15の一方端に図示しない駆動モーターの駆
動力を伝達することにより、感光体ドラム15を画像形
成動作に応じて図中反時計回りに回転させる。
【0034】[帯電手段]一次帯電手段17は接触帯電
方法を用いたものであり、導電性ローラを感光体ドラム
15に当接させ、この導電性ローラに電圧を印加するこ
とによって感光体ドラム15の表面を一様に帯電させ
る。
【0035】[露光手段]感光体ドラム15への露光は
スキャナー部30から行なわれる。即ち画像信号がレー
ザーダイオードに与えられると、このレーザーダイオー
ドは画像信号に対応する画像光(レーザビーム)をポリ
ゴンミラー31へと照射する。
【0036】ポリゴンミラー31はスキャナーモーター
31aによって高速回転し、ポリゴンミラー31で反射
した画像光が、結像レンズ32及び反射ミラー33を介
して一定速度で回転する感光体ドラム15の表面を選択
的に露光し、その結果感光体ドラム15上に静電潜像が
形成される。
【0037】[現像手段]現像手段は、上記静電潜像を
可視像化するために、イエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの各色現像を可能とする3個の回転現像器20
Y、20M、20Cと1個のブラック現像器21Bとか
ら構成される。
【0038】ブラック現像器21Bは固定現像器であ
り、感光体ドラム15に対向した位置に現像スリーブ2
1BSが、感光体ドラム15に対し微小間隔をもって配
置され、感光体ドラム15にブラックトナーによる可視
像を形成する。
【0039】ブラック現像器21Bは容器内のトナーを
送り機構によって送り込み、現像スリーブ21BSの外
周に圧接された塗布ブレード21BBによって、図中時
計方向に回転する現像スリーブ21BSの外周にトナー
を薄層塗布し、且つトナーへ電荷を付与(摩擦帯電)す
る。また現像スリーブ21BSに現像バイアスを印加す
ることにより、感光体ドラム15の静電潜像に対応して
トナー現像を行なうものである。
【0040】3個の回転現像器20Y、20M、20C
は、軸22を中心として回転するロータリーユニットで
ある現像ロータリー23に夫々着脱可能に保持されてい
る。
【0041】画像形成に際しては、各現像器が現像ロー
タリー23に保持された状態で軸22を中心に回転移動
し、所定の現像器が、感光体ドラム15に対向した位置
に止り、更に現像スリーブが感光体ドラム15に対し微
小間隔(300μm程度)をもって対向するように位置
決めされた後、感光体ドラム15の静電潜像に対応して
可視像を形成する。
【0042】カラー画像形成時には、中間転写体9の1
回転毎に現像ロータリー23が回転しイエロー現像器2
0Y、マゼンタ現像器20M、シアン現像器20C、次
いでブラック現像器20Bの順で現像工程がなされる。
【0043】図1では、イエローの回転現像器20Y
が、プロセスカートリッジBに対向した位置に位置決め
静止している状態を示している。回転現像器20Yは容
器内のトナーを送り機構によって塗布ローラ20YRへ
送り込む。図中時計方向に回転する塗布ローラ20YR
及び現像スリーブ20YSの外周に圧接されたブレード
20YBが、図中時計方向に回転する現像スリーブ20
YSの外周にトナーを薄層塗布し、且つトナーへ電荷を
付与(摩擦帯電)する。
【0044】潜像が形成された感光体ドラム15と対向
した現像スリーブ20YSに、現像バイアスを印加する
ことにより、潜像に応じて感光体ドラム15上にトナー
現像を行なう。
【0045】マゼンタ現像器20M、シアン現像器20
Cについても上記と同様なメカニズムでトナー現像が行
なわれる。
【0046】また各回転現像器20Y、20M、20C
の各現像スリーブ20YS、20MS、20CSは、各
現像器が現像位置に回転移動されたとき、プリンタ本体
13に設けられた各色現像用高圧電源、および駆動と接
続されており、各色現像毎に順次選択的に電圧が印加さ
れ駆動が伝達される。
【0047】[中間転写体]中間転写体9は、カラー画
像形成動作時には各現像器により可視化された感光体ド
ラム15上のトナー画像を4回(Y、M、C、Bの4色
の各画像)にわたり多重転写を受けるため、感光体ドラ
ム15の外周速度と同期して図中時計回りに回転してい
る。また、多重転写を受けた中間転写体9は、電圧を印
加された転写ローラ10によって転写材2を挟み込み搬
送することにより、転写材2に中間転写体9上の各色ト
ナー像を同時多重転写する。
【0048】本実施例に係る中間転写体9は、アルミシ
リンダー12の外周を中抵抗スポンジや中抵抗ゴム等の
弾性層11で覆った構成とされている。中間転写体9は
回転自在に支持され、一体的に固定されたギヤ(図示せ
ず)に駆動を受けて回転する。
【0049】[クリーニング手段]クリーニング手段
は、現像手段によって感光体ドラム15に可視像化され
たトナーが、中間転写体9に転写された後、感光体ドラ
ム15上に残ったトナーをクリーニングするものであ
り、クリーニングされた廃トナーを廃トナー容器14に
蓄える。
【0050】廃トナー容器14に蓄えられる廃トナーの
量は、感光体ドラム15の寿命より早く廃トナー容器1
4を満たすことはなく、従って、廃トナー容器14は感
光体ドラム15の寿命交換時に同時に一体で交換処理さ
れる。廃トナー容器14の構成は、後で詳細に説明す
る。
【0051】[給紙部]給紙部は、画像形成部へ転写材
2を給送するものであり、複数枚の転写材2を収納した
給紙カセット1、給紙ローラ3、給送ローラ4、重送防
止のリタードローラ5、給紙ガイド6、及びレジストロ
ーラ8から主に構成される。
【0052】画像形成時には給紙ローラ3が、画像形成
動作に応じて回転し、給紙カセット1内の転写材2を1
枚ずつ分離給送すると共に、給紙ガイド6によってガイ
ドし、搬送ローラ7を経由してレジストローラ8に至
る。
【0053】画像形成動作中にレジストローラ8は、転
写材2を静止待機させる非回転の動作と、転写材2を中
間転写体9に向けて搬送する回転の動作とを所定のシー
ケンスで行ない、次工程である転写工程時の画像と転写
材2との位置合わせを行なう。
【0054】[転写部]転写部は、揺動可能な転写ロー
ラ10からなっており、転写ローラ10は、金属軸を中
抵抗発泡弾性体で巻いてあり、図中上下に移動可能で且
つ駆動を有する。
【0055】中間転写体9上に4色のトナー像を形成し
ている間、即ち中間転写体9が複数回回転する間は、そ
の画像を乱さぬように、転写ローラ10は図中実線で示
す下方に位置し中間転写体9とは離れている。
【0056】中間転写体9上に4色のトナー像を形成し
終わった後、転写ローラ10は、転写材2にカラー画像
を転写するタイミングに合わせて、図示しないカム部材
により図中細線で示す上方位置にあって転写材2を介し
て中間転写体9に所定の圧で押付けられる。この時同時
に転写ローラ10にはバイアスが印加され、中間転写体
9上のトナー画像が転写材2に転写される。
【0057】中間転写体9と転写ローラ10とは、夫々
駆動されているため、両者に挟まれた状態の転写材2は
転写工程が行なわれると同時に、図中左方向に所定の速
度で搬送され、次工程を行なう定着部25に向けて送ら
れる。
【0058】[定着部]定着部25は、現像手段20、
21により形成されたトナー画像を中間転写体9を介し
て転写材2上に形成したトナー画像を定着させるもので
あり、図1に示すように、転写材2に熱を加えるための
定着ローラ26と転写材2を定着ローラ26に圧接する
ための加圧ローラ27とからなり、発熱源でもある。即
ち、各ローラ26、27は中空ローラで、その内部に夫
々ヒーター28、29を有し、回転駆動され同時に転写
材2を搬送するよう構成されている。
【0059】トナー像を保持した転写材2は、定着ロー
ラ26と加圧ローラ27とにより搬送されると共に、熱
及び圧力を加えられることによりトナーが転写材2に定
着される。
【0060】[画像形成動作]次に上記のように構成さ
れた装置の画像形成動作について説明する。
【0061】先ず、給紙ローラ3を回転して給紙カセッ
ト1内の転写材2を一枚分離し、レジストローラ8へと
搬送する。一方、感光体ドラム15及び中間転写体9は
各々外周速度、即ちプロセス速度で図示矢印方向へ回転
する。帯電手段17によって表面を均一に帯電された感
光体ドラム15はレーザー露光を受け画像形成を行な
う。
【0062】1:イエロー画像の形成 スキャナー部30によりイエロー画像のレーザー照射を
行ない、感光体ドラム15上にイエロー潜像を形成す
る。この潜像形成と同時にイエロー現像器20Yを駆動
し感光体ドラム15の帯電極性と同極性で略同電位の電
圧を印加してイエロー現像を行なう。同時に現像部の少
し下流の第1転写位置T1で感光体ドラム15上のイエ
ロートナーと逆特性の電圧を印加して一次転写を行な
う。
【0063】イエロートナーの中間転写体9への転写が
終了すると、現像ロータリー23が図中時計方向に回転
し、次のマゼンタ現像器20Mが回転移動し、感光体ド
ラム15に対向した位置に位置決めさせる。
【0064】2:マゼンタ画像の形成 次いで、同様にスキャナー部30によりマゼンタ画像の
レーザー照射がスタートされイエローと同様にして感光
体ドラム15上の潜像にマゼンタトナー像が現像され、
感光体ドラム15上のマゼンタトナー像を第1転写位置
T1で同様に中間転写体9上に転写する。マゼンタトナ
ーの中間転写体9への転写が終了すると、現像ロータリ
ー23が時計方向に回転し次のシアン現像器20Cが回
転移動し、感光体ドラム15に対向した位置に位置決め
させる。
【0065】3:シアン画像の形成 次いで、同様にスキャナー部30によりシアン画像のレ
ーザー照射がスタートされマゼンタと同様にして感光体
ドラム15上の潜像にシアントナー像が現像され、感光
体ドラム15上のシアントナー像を第1転写位置T1で
中間転写体9上にイエロー、マゼンタの各トナー像に重
ねて転写する。シアントナーの中間転写体9への転写が
終了すると、現像ロータリー23が図中時計方向に60
度回転し感光体ドラム15に対向した位置にはカラー現
像器20は存在しない。
【0066】4:ブラック画像の形成 次いで、同様にスキャナー部30によりブラック画像の
レーザー照射がスタートされ、次いでブラック現像器2
1bによりブラックトナーが現像され、感光体ドラム1
5上のブラックトナー像を第1転写位置T1で中間転写
体9上に更に重ねて転写する。
【0067】以上イエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クの順で潜像形成及び現像及び中間転写体9へのトナー
転写を重ねて4回順次行ない、中間転写体9の表面にイ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種のトナーか
らなるフルカラーの画像を形成する。
【0068】ブラックトナーの中間転写体9への転写が
終了する前に、即ち4回目ブラックトナーの第1転写を
終えフルカラー画像を形成した中間転写体9の画像先端
が第2転写部T2へ到達する前に、先述のレジストロー
ラ8で待機させておいた転写材2をタイミングを合わせ
て搬送スタートする。上記4回の中間転写体9上への各
色画像形成時には下方に待機し中間転写体9とは非接触
状態であった転写ローラ−10を同時に上方へカム(図
示せず)で移動させ、転写材2を中間転写体9の第2転
写部T2で圧接すると同時に転写ローラ10にトナーと
逆特性のバイアスを印加することで、中間転写体9上の
フルカラー画像を転写材2に一気に4色同時転写する。
【0069】第2転写部T2を経た転写材2は、中間転
写体9から剥離されて定着部25へ搬送され、トナー定
着を行なった後、排出ローラ対34、35、36を介し
て本体上部の排出トレイ37上へ画像面を下向きにして
排出され、画像形成動作を終了する。
【0070】[トナー残量検知手段」次に、上記現像手
段のトナー残量検知手段について、イエロー現像器8Y
を代表として取り上げ図2により説明する。
【0071】図2に示すように、イエロー現像器20Y
はその容器81の内部に撹拌部材である撹拌板82を備
えており、容器81内部のトナーを撹拌すると共に現像
スリーブ20YB側に搬送している。
【0072】容器81には光を透過する上下2つの窓部
材である残検窓83a、83bが設けられており、上下
残検窓83a、83bの近傍に対向して、装置本体に設
けられた本体発光部からの、及び本体受光部へと光を案
内する上下ライトガイド84a、84bがそれぞれ設け
られ、本体発光部→現像器内部→本体受光部の光回路を
構成している。
【0073】撹拌板82の先端部には残検窓83a、8
3bを清掃するマイラー82aが取付けられており、残
検窓83a、83bを清掃し、トナーが少ないときに光
路を提供する。容器81内のトナーが多いときにはマイ
ラー82aが残検窓83a、83bを清掃してもすぐに
トナーによって覆われるため、光は透過しないが、残ト
ナーが少なくなるに従って、光が残検窓83a、83b
を透過する時間が長くなり、前出の図12における波形
にて示したような光透過パルスが検知される。そして、
検知された光透過パルスのパルス幅が所定幅以上となっ
たときに「トナー残少なし」の報知を行なう。
【0074】ここで、測定パルス幅(t)とトナー量と
の関係について説明する。トナー残量検知手段による出
力パルス幅(t)[ms]と容器81内の残トナー量
[g]との関係は、例えば図3のグラフに示すように、
残トナー量が約120g近くになるとパルス幅の信号が
出始め、残トナー量が約40gまで比例的にパルス幅が
大きくなる傾斜状態となり、その後、水平な直線状態と
なるような実線で示す曲線L1を描く。「残トナー量
少」の警告を発する残トナー量を例えば60gに設定す
れば、出力パルス幅t’=460[ms]が検知された
ときに上記警告を発することになる。このように、残ト
ナー量と出力パルス幅の関係を予め求めておけば、その
後に単に出力パルス幅を検知することにより残トナー量
に変換することができる。
【0075】尚、同図において、破線で示す曲線L2
は、撹拌部材の撹拌速度を曲線L1の場合より早めに設
定した場合における、出力パルス幅[ms]と容器81
内の残トナー量[g]との関係を表している。この場合
には、残トナー量60gで「残トナー量少で警告を発す
るものとすると、出力パルス幅t”=380[ms]で
上記警告が発せられる。
【0076】次に、図4〜図6により本発明の特徴部分
であるトナー残量検知手段に関して更に説明する。本実
施例のトナー残量検知手段においては、光透過時の光量
をリファレンスとして、即ち、光量の変動に対応して、
トナー残量検知を行なうためのしきい値電圧を変えるこ
とにより、光量の変動に依らない、精度の高いトナー残
量検知を行なう。そのため、本来のトナー残量検知を行
なう前に、図4のフローチャートに示すようなイニシャ
ライズシーケンスを実施する。
【0077】トナー残量検知手段において、トナー残量
検知を行なうためのしきい値として、図6に示すよう
に、光量が減衰する前におけるしきい値1と、光量が減
衰したときのしきい値2との2つのしきい値を予め設定
しておく。図6に示すように、本実施例においては、光
の透過を検知したときにLowとなる回路を構成してる
ため、しきい値2はしきい値1よりも高い電圧とする。
このしきい値の高低は回路論理によるものであるため、
逆の論理における設定も可能である。例えば、図7に示
すように、光の透過を検知したときにLowとなる回路
(a)、逆にhighとなる回路(b)という具合に設
定することができる。
【0078】また、説明のために、しきい値1の電圧降
下分をVs1とし、しきい値2の電圧降下分をVs2とす
る。
【0079】そして、図1に示す回転現像器20Y、2
0M、20Cにおいては、先ず現像器を、トナー残量検
知手段の検知光を遮らない位置に移動し(ステップ
1)、トナー残量検知手段の透過光量を確認する(ステ
ップ2)。このときの透過光は、例えば図5に示すよう
に、光量が減衰する前の光量Aの場合は、パルス幅t、
電圧Vaの波形とされ、光量が減衰した時の光量Bの場
合にはパルス幅t、電圧Vbのごとき波形となる。
【0080】次いで、上記にて確認された透過光量、例
えば電圧Vaをしきい値1と比較する(ステップ3)。
このとき透過光量Va>Vs1の場合には、しきい値1を
セットする(ステップ4)。即ち、本来のトナー残量検
知におけるパルス幅を検知するときの電圧値をしきい値
1に設定する。そして、トナー残量検知シーケンスへと
移行する。
【0081】ステップ3において、Va→Vb<Vs1の
場合には、光量が減衰した後のしきい値2、即ち、トナ
ー残量検知におけるパルス幅を検知するときの電圧値V
s2をしきい値2に設定する(ステップ5)。
【0082】残量検知シーケンスにおいては、図6に示
すように、しきい値1が設定されたときには、光透過パ
ルスW1 のパルス幅t1 を検知して、図3を参照して説
明したようにトナー残量を判断し、しきい値2が設定さ
れたときには、光透過パルスW2 のパルス幅t2 を検知
してトナー残量を判断する。
【0083】上記のように、透過光量の減衰に応じて、
トナー残量検知におけるパルス幅を検知するときのしき
い値をそれぞれ用意しておき、トナー残量検知を行なう
前に、イニシャライズシーケンスにおいて、透過光量に
応じたしきい値を設定し、トナー残量検知を行なうこと
により、透過光量の減衰にも拘らず正確なトナー残量検
知を行なうことができる。
【0084】[廃トナー満タン検知手段]次に、図8及
び図9を参照して、クリーニング手段の満タン検知手段
に本発明を適用した場合について説明する。
【0085】先ず、クリーニング手段の廃トナー容器1
4について更に詳しく説明する。
【0086】廃トナー容器14内には容器をクリーニン
グ室43とトナー蓄積室44とに2分する仕切り部材4
1を設けられている。仕切り部材41近傍には回転する
スクリュー45が配置され、スクリュー45によってト
ナーは感光体ドラム15の長手方向に平行の方向に移動
する。スクリュー45の搬送終端付近の仕切り部材41
に開口部46を有し、この開口部46付近にスクリュー
45の外周を囲うように或る一定の長さの圧力壁42を
有している。
【0087】クリーニング室43は、クリーニングブレ
ード16とクリーニングローラ60とによって感光体ド
ラム15のクリーニングを行なっている。本実施例で
は、廃トナー容器14内にクリーニングローラ60が感
光体ドラム15に当接し感光体ドラム15と摺擦するよ
うにカウンター方向に回転している。開口部46の下方
にはスクイシート18を或る角度で感光体ドラム15に
当接させている。
【0088】感光体ドラム15上のトナーはこの当接し
たスクイシート18をすり抜けクリーニング室43内に
入り込んでくる。トナーはクリーニングローラ60によ
って掻き落とされ、最終的にクリーニングブレード16
により容器内部に掻き落とされる。クリーニング後に堆
積したトナーはクリーニングローラ60によって容器後
方に送り出される。
【0089】尚、本実施例ではクリーニングローラ60
を用いているが、クリーニングブレード16のみでクリ
ーニングを行なっている場合は、クリーニングローラ6
0の代わりに送り羽根や撹拌部材によって後方に送り込
む構成としても良い。
【0090】回転するスクリュー45で構成される現像
剤搬送手段付近まで達すると、トナーは、スクリュー4
5の回転によって感光体ドラム15の長手方向と平行に
運ばれる。スクリュー45の回動範囲に接するような形
状で、尚かつ廃トナー容器14を2分する仕切り部材4
1の開口部46はスクリュー45の搬送方向の終端でク
リーニングプロセス範囲16aよりも外側に位置してお
り、スクリュー45の外周を囲むように圧力壁42があ
るので、送られたトナーは圧力壁42内で粉圧が高くな
り仕切り部材41の開口部46より廃トナー蓄積室44
へ確実に入っていく。尚、螺旋状のスクリュー45は、
本実施例ではモールドで一体に作製されているが、これ
に限定されるものではなく、螺旋状であればどのような
形態でも良い。例えば、スプリングコイルなどの金属で
できていても良い。
【0091】クリーニング室43には何時も少量のトナ
ーは存在するが、クリーニング部に過度の粉圧を掛ける
程ではないので、何時も安定したクリーニングを提供で
きる。
【0092】更に、スクリュー45の搬送手段を圧力壁
42が或る一定の長さだけ囲っているので逆流防止手段
となり、プロセスカートリッジ13を使用中、例えば他
のユニット交換装置や本体13の清掃時に装置本体13
から着脱しても、トナー蓄積室44内に堆積したトナー
がクリーニング室43に逆流しクリーニング部に多量に
かかることはなく、確実なクリーニングを保証できる。
【0093】更に、高寿命な感光体ドラム15即ち電子
写真感光体ドラムに対応して増加する廃トナーも確実に
貯留することができ、更にプリント枚数が極端に高い高
寿命の感光体ドラム15の使用期間が終わり、取外すと
きも、廃トナーは廃トナー容器14内に蓄えられている
ので、手で汚すことなく、ユーザが容易に交換できる。
【0094】本実施例では、廃トナー蓄積室44内の廃
トナー搬送手段にスクリュー48を用い、搬送方向がク
リーニング室43のスクリュー45の搬送方向とは長手
方向の逆方向になっている。クリーニング室43より送
られた廃トナーは前述の搬送手段により、順次廃トナー
蓄積室44に送り込まれ堆積する。廃トナー蓄積室内4
4にスクリュー48を配置し、堆積した廃トナーがスク
リュー48に達すると、搬送力が生じ、スクリュー48
の回転軸方向へトナーを廃トナー蓄積室44全体に送り
込む。この結果、高寿命の感光体ドラム15に対して生
じる廃トナーを十分廃トナー蓄積室44内に収納でき
る。
【0095】更に、本実施例では、廃トナー室仕切りリ
ブ53によって区切られた小室の内、最下流の小室44
Eに廃トナー満タン検知手段が配置されている。この廃
トナー満タン検知手段は光学的に満タン検知を行なうも
のであり、廃トナー蓄積容器の上面と後方側面に対向す
る光透過窓54、55を配置している。プロセスカート
リッジB外部の発光部58Aと受光部58Bによりこの
小室に光を透過させ廃トナーの量を検知する。本実施例
にて、前述の廃トナー搬送手段を用いることで、この小
室44Eには最終的にトナーが搬入されてくる。
【0096】又、光透過窓54、55は回転する清掃羽
根56によって清掃される。この清掃羽根56の回転方
向は先に容器透過上面の満検光透過窓54から清掃し、
その後側面満検光透過窓55を拭く容器回転方向cのよ
うになっている。更に、清掃羽根56によって掻き払わ
れたトナーが流れ込まないように満検光透過窓の両側に
逆流防止用の満検リブ57が配置され、満検光透過窓位
置にトナーが堆積して満検光透過窓に達しても初めは清
掃羽根56によってトナーが清掃されるため光を透過す
ることができる。
【0097】当初小室44E内に廃トナーがなく、発光
部58Aからの光が光透過窓54、55を透過して受光
部58Bで受光されるが、次第に廃トナーが小室44E
内に蓄積されてくると、光透過窓54、55が回転する
清掃羽根56によって清掃されたとしても、発光部58
Aからの光は廃トナーにより遮断され、受光される透過
光の量が減少してくる。
【0098】本実施例においては、受光部58Bにて受
光される透過光をパルス幅として検知し、パルス幅がし
きい値以下となったときに廃トナー蓄積室が満タン状態
と判断し、装置本体13にこの情報を伝え、オペレーシ
ョンパネル又はコンピュータ上に直接表示して、ユーザ
ーに廃トナー容器満タンを伝える。この時点ではまだク
リーニング室43内は廃トナーで完全には満たされてい
ないのでクリーニング不良を起こすことはない。
【0099】このように最下流部に満タン検知手段を設
置することで、感光体ドラム15の寿命に拘らず、廃ト
ナーで廃トナー容器14内が一杯になりクリーニング不
良を発生し、装置本体13にトナーが漏れ、装置本体1
3を故障に導くのを防ぐことができる。
【0100】又、本実施例の光検知式の廃トナー満タン
検知手段においては、前出の図4〜図6を参照して説明
したトナー残量検知機構のイニシャライズシーケンスを
行なう。即ち、廃トナー満タン検知手段の透過光量の減
衰に応じて、満タン検知におけるパルス幅を検知すると
きのしきい値をそれぞれ用意しておき、満タン検知を行
なう前のイニシャライズシーケンスにおいて、透過光量
に応じたしきい値を設定し、満タン検知を行なうことに
より、透過光量の減衰に依存せずに正確な満タン検知を
行なうことができる。
【0101】実施例2 次に、本発明に係る実施例2について、図10を参照し
て説明する。本実施例にの光検知式のトナー残量検知手
段においては、複数のしきい値を用意しておき、これら
のしきい値で出力データ(パルス幅)をとり、それぞれ
の出力データを比較して、パルス波の形状を判断ししき
い値を決定する。
【0102】例えば、図10に示すように、しきい値1
〜3の出力データ(パルス幅)をとり、受光出力が大き
い場合(a)のように、低いレベルから高いレベルまで
適度な幅の出力データが得られたときには、低いレベル
のしきい値1を有効とし、このしきい値1でのパルス幅
を採用する。
【0103】受光出力が小さい場合(b)には、即ち透
過光量が減衰した場合のように、低いレベルのしきい値
1でパルス幅が検知されないとき、あるいは極端に短い
パルス幅が検知されたときには、しきい値1より1段高
いレベルのしきい値2を有効とする。もしくは安定性を
考慮して例えば2段高いレベルのしきい値3を有効とし
てもよい。
【0104】図10に示すように、本実施例は実施例1
と同様に、光の透過を検知したときにLowとなる回路
を構成しているため、しきい値の電圧は、しきい値3>
しきい値2>しきい値1とする。このしきい値の高低は
回路論理によるものであるため、図7にて示したよう
に、逆の論理における設定も可能である。
【0105】更に、しきい値1〜しきい値nにおいて、
前後の比をとり、(しきい値n/しきい値n−1)、
(しきい値n−2/しきい値n−3)、・・・(しきい
値3/しきい値2)、(しきい値2/しきい値1)、
(しきい値1/しきい値0)の数列を求めて、更にその
数列の変動から、出力パルス形状を判断して、パルス幅
を検知するためのしきい値を決定してもよい。
【0106】上記のように、複数のしきい値を用意して
おき、これらのしきい値で出力データ(パルス幅)をと
り、それぞれの出力データを比較して、パルス波の形状
を判断ししきい値を決定することにより、透過光量の減
衰に依存せずに正確なトナー残量を検知できる。
【0107】また、上記実施例は前述のトナー満タン検
知機構に適用できることはもちろんである。
【0108】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、現像剤残量検知手段の光透過パルス信号に対
して複数のしきい値電圧を予め設定し、その中から光透
過パルス信号の波形に応じてひとつの前記しきい値電圧
を選択し、前記選択されたしきい値電圧におけるパルス
幅に基づき現像剤残量予告を行なうことことにより、光
検知式の現像剤残量検知手段における光量の変動に依存
せずに精度の高い現像剤残量検知を行なうことができ、
検知精度及び経済性の向上に寄与できる。
【0109】又、廃トナー満タン検知手段の光透過パル
ス信号に対して複数のしきい値電圧を予め設定し、その
中から光透過パルス信号の波形に応じてひとつの前記し
きい値電圧を選択し、前記選択されたしきい値電圧にお
けるパルス幅に基づき廃トナー満タンを検知することに
より、光検知式の廃トナー満タン検知手段における光量
の変動に依存せずに精度の高い廃トナー満タン検知を行
なうことができ、検知精度及び経済性の向上に寄与でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す概
略構成図である。
【図2】図1の画像形成装置の現像装置を示す構成図で
ある。
【図3】測定パルス幅と残トナー量との関係を説明する
ためのグラフである。
【図4】トナー残量検知手段のイニシャライズシーケン
スを示すフローチャートである。
【図5】透過光量確認時の、光量減衰前と光量減衰時の
パルス波を示す波形図である。
【図6】トナー残量検知手段動作時のパルス波を示す波
形図である。
【図7】しきい値設定の回路論理の説明図である。
【図8】廃トナー満タン検知手段を含むクリーニング手
段を示す構成図である。
【図9】図6のクリーニング手段を示す平面図である。
【図10】本発明の実施例2における受光出力が大きい
とき(a)と、小さいとき(b)パルス波を示す波形図
である。
【図11】従来の画像形成装置の一例を示す構成図であ
る。
【図12】図11の画像形成装置の現像装置を示す部分
斜視図である。
【図13】図12の現像装置のトナー残量検知手段の、
光量減衰前と光量減衰時の出力パルスを示す波形図であ
る。
【符号の説明】
14 廃トナー容器 21B ブラック現像器 20Y イエロー現像器 20C シアン現像器 20M マゼンタ現像器 54、55 窓部材 56、82 撹拌板(撹拌部材) 58A 発光部(発光素子) 58B 受光部(受光素子) 81 現像容器 83a、83b 残検窓(窓部材)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に潜像を形成し、この潜像を現
    像装置にてトナー像とし、前記現像装置は、現像剤を収
    容する現像容器と、前記現像容器に設けられた上下の窓
    部材を透過する光を検知して現像剤残量を検知する手段
    と、を有する画像形成装置において、 前記現像剤残量検知手段の光透過パルス信号に対して複
    数のしきい値電圧を予め設定し、光透過パルス信号の波
    形に応じてひとつの前記しきい値電圧を有効とし、前記
    有効とされたしきい値電圧におけるパルス幅に基づき現
    像剤残量を検知することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記光透過パルス信号に対するしきい値
    は、前記検知手段の光路を前記現像容器がさえぎらない
    位置における検知光量に基づいて決定されるものである
    ことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のしきい値電圧におけるそれぞ
    れのパルス幅を同時に計測して、それぞれのパルス幅を
    比較して、パルス幅が検知されたしきい値電圧を有効と
    することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のしきい値電圧におけるそれぞ
    れのパルス幅を同時に計測して、それぞれのパルス幅を
    比較して、パルス幅が検知されないか、もしくは最も短
    いパルス幅が検知されたしきい値電圧よりも、少なくと
    も1段、パルス幅が長く検出される方のしきい値電圧を
    有効とすることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のしきい値電圧における前後の
    比をとり、(しきい値n)/(しきい値n−1)、(し
    きい値n−1/しきい値n−2)、・・・、(しきい値
    3)/(しきい値2)、(しきい値2/しきい値1)の
    整列を求めて、更にその整列の変化率の変動から、出力
    パルス形状を判断して、しきい値電圧を決定することを
    特徴とする請求項1の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記光検知方式の現像剤残量検知手段
    は、前記窓部材近傍にて装置本体に取付けられた発光素
    子及び受光素子を有し、前記窓部材が前記撹拌翼により
    清掃される際に、前記発光素子から射出された光を前記
    受光素子が受光することを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれかの項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 像担持体に潜像を形成し、この潜像を現
    像装置にてトナー像とし、このトナー像を記録材に転写
    して画像を得、前記像担持体上のトナーはクリーニング
    手段で除去するようにし、前記クリーニング手段は、ト
    ナーを収容する廃トナー容器と、該廃トナー容器に設け
    られた窓部材を清掃する清掃手段と、前記窓部材を透過
    する光を検知して廃トナー満タンを検知する手段とを有
    する画像形成装置において、 前記廃トナー満タン検知手段の光透過パルス信号に対し
    て複数のしきい値電圧を予め設定し、光透過パルス信号
    の波形に応じてひとつの前記しきい値電圧を有効とし、
    前記有効とされたしきい値電圧におけるパルス幅に基づ
    き廃トナー満タンを検知することを特徴とする画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 前記光透過パルス信号に対するしきい値
    は、前記廃トナー満タン検知手段の光路を前記廃トナー
    容器がさえぎらない位置における検知光量に基づいて決
    定されるものであることを特徴とする請求項7の画像形
    成装置。
  9. 【請求項9】 前記複数のしきい値電圧におけるそれぞ
    れのパルス幅を同時に計測して、それぞれのパルス幅を
    比較して、パルス幅が検知されたしきい値電圧を有効と
    することを特徴とする請求項7の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記複数のしきい値電圧におけるそれ
    ぞれのパルス幅を同時に計測して、それぞれのパルス幅
    を比較して、パルス幅が検知されないか、もしくは最も
    短いパルス幅が検知されたしきい値電圧よりも、少なく
    とも1段、パルス幅が長く検出される方のしきい値電圧
    を有効とすることを特徴とする請求項7の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 前記複数のしきい値電圧における前後
    の比をとり、(しきい値n)/(しきい値n−1)、
    (しきい値n−1/しきい値n−2)、・・・、(しき
    い値3)/(しきい値2)、(しきい値2/しきい値
    1)の整列を求めて、更にその整列の変化率の変動か
    ら、出力パルス形状を判断して、しきい値電圧を決定す
    ることを特徴とする請求項7の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 廃トナー満タン検知手段は、クリーニ
    ング容器の壁面に対向して配置された一対の検知窓と、
    この窓を清掃する清掃羽根と、クリーニング容器の外側
    にそれぞれ検知窓を介して対向する発光部及び受光部と
    を備えている請求項7から11のいずれかの項に記載の
    画像形成装置。
  13. 【請求項13】 対向する検知窓の第1の検知窓が容器
    の上面に位置し、第2の検知窓は容器の側面に位置し、
    前記清掃羽根は回転しながら検知窓を清掃する請求項1
    2の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006235615A (ja) * 2005-01-26 2006-09-07 Canon Inc トナー、画像形成方法及びプロセスカートリッジ
JP2007226060A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Canon Inc 現像剤収納容器、現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置

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