JPH10340699A - ホルダ搬送装置 - Google Patents

ホルダ搬送装置

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Publication number
JPH10340699A
JPH10340699A JP9150818A JP15081897A JPH10340699A JP H10340699 A JPH10340699 A JP H10340699A JP 9150818 A JP9150818 A JP 9150818A JP 15081897 A JP15081897 A JP 15081897A JP H10340699 A JPH10340699 A JP H10340699A
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JP
Japan
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holder
sample
arm
exchange chamber
slider
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Application number
JP9150818A
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Inventor
Masamichi Nakano
正道 中野
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Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課 題】 大気にさらすことなく試料を保持する試料
ホルダを、長い距離の搬送が可能で且つ試料ホルダの授
受が操作近くで行えるようにすること。 【解決手段】 第1の試料交換室6と第2の試料交換
室7の間を接続する真空パイプ8と、ガイド部材41に
沿って、第1試料交換室6に接近した第1接近位置およ
び第2試料交換室7に接近した第2接近位置の間で移動
制御されるスライダ42と、これに支持されて先端部に
ホルダ保持部を有し、第1接近位置で先端部が第1の試
料交換室6内に移動し且つ第2接近位置で真空パイプ8
の中間位置に移動する第1アームおよび、第2接近位置
で先端部が第2の試料交換室7内に移動し且つ前記第1
接近位置で真空パイプ8の中間位置に移動する第2アー
ムと、前記中間位置で各ホルダ保持部と試料ホルダHの
授受を行うホルダ交換部材37とから構成されるホルダ
搬送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料ホルダに保持
された試料を大気にさらすことなく、移送するためのホ
ルダ搬送装置に関する。本発明のホルダ搬送装置は、内
部が真空に保持された真空パイプ内に配置され、真空パ
イプに接続された第1の試料交換室および第2の試料交
換室間において試料ホルダを搬送する際等に使用され
る。
【0002】
【従来の技術】X線光電子分光法(XPS:X-ray Ph
otoelectron Spectrometry)およびオージェ電子分光
法(AES:Auger Electron Spectrometry)による
分析装置等、2つの高真空型分析装置により、1つの試
料に対して分析作業を行う場合、両分析装置を真空パイ
プで連結し、一方の分析装置において前記試料に対し分
析作業を行った後、大気にさらすことなく前記試料を他
方の分析装置へ搬送して分析作業を行う場合がある。そ
の際、前記試料を搬送する装置として使用されるホルダ
搬送装置としては従来下記の技術が知られている。
【0003】(J01)(図5〜図8に示す技術) 図5は従来のホルダ搬送装置を備える高真空型分析装置
の説明図である。図6は前記高真空型分析装置の試料ホ
ルダおよび試料交換部材(試料交換棒)の先端部の斜視
図である。図7は試料ステージの拡大説明図である。図
8は前記試料ステージのホルダ支持部の部分断面図であ
る。なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面
において互いに直交する座標軸X軸、Y軸、Z軸を定義
し、矢印X方向を前方、矢印Y方向を左方、 矢印Z方
向を上方とする。この場合、X方向と逆向き(−X方
向)は後方、Y方向と逆向き(−Y方向)は右方、Z方
向と逆向き(−Z方向)は下方となる。また、X方向及
び−X方向を含めて前後方向又はX軸方向といい、Y方
向及び−Y方向を含めて左右方向又はY軸方向といい、
Z方向及び−Z方向を含めて上下方向又はZ軸方向とい
うことにする。さらに図中、「○」の中に「・」が記載
されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、
「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏
に向かう矢印を意味するものとする。
【0004】図5において、高真空に保持されるXPS
(X線光電子分光法)分析装置の試料測定室である第1
試料測定室01およびAES(オージェ電子分光法)分
析装置の試料測定室である第2試料測定室02は、それ
ぞれ前方(X方向)にゲートバルブ03、04を介して
円筒状の第1試料交換室06および第2試料交換室07
と接続されており、前記第1試料交換室06と第2試料
交換室07は真空パイプ08により連結されている。図
5、図7において、前記第1試料測定室01の底部に
は、モータおよびギア等で構成されるモータユニットM
yによりY軸方向に移動可能なY軸テーブルTyが配置さ
れており、Y軸テーブルTy上にはモータユニットMxに
よりX軸方向に移動可能なX軸テーブルTxが支持され
ている。X軸テーブルTx上面には、回転テーブルTが
支持されている。回転テーブルTの上面にはホルダ支持
部011が支持されている。前記Y軸テーブルTy、X
軸テーブルTxおよびホルダ支持部011により試料ス
テージ09が構成される。
【0005】図7、図8において、前記ホルダ支持部0
11はホルダ支持本体011aを有している。前記ホル
ダ支持部本体011aの左右方向(Y軸方向)両側には
弾性部材で構成されたローラ支持部材011bの基端
(−X端)側が固定されている。前記ローラ支持部材0
11bの先端側にはローラ011cが回転自在に支持され
ている。前記ホルダ支持部本体011a上面には、図
7、図8において前方向に(X方向)に開口するホルダ
嵌合部011dを有するホルダ支持板011eが固定され
ている。前記ホルダ嵌合部011dには後述する試料ホ
ルダHが嵌合する。前記試料ホルダHがホルダ嵌合部0
11dに嵌合される際、試料ホルダHがローラ011cお
よび弾性部材のローラ支持部材011bを、ホルダ嵌合
部011dから外方向に押し広げながら、ホルダ支持部
本体011a側に進み、ローラ支持部材011bの復元力
により試料ホルダHがホルダ支持部本体011a側に保
持されるようになっている。前記第2試料測定室02の
底部には、前記第1試料測定室01と同様にY軸テーブ
ルTy′、X軸テーブルTx′およびホルダ支持部01
1′から構成される試料ステージ09′が配置されてい
る。また、ホルダ支持部011′も前記ホルダ支持部0
11と同様に構成されている。
【0006】前記第1試料交換室06の前側の側壁には
試料交換部材012が支持されている。また、前記第2
試料交換室07の前方向(X方向)側壁には試料交換部
材012′が支持されている。図5、図6において、前
記試料交換部材012は、前記第1試料交換室06の前
側の側壁に装着された前方に延びる外筒013を有して
いる。前記外筒013には永久磁石(図示せず)を有す
る外側円筒スライダ部材014が、外筒013の外側面
上をスライド移動可能且つ回動可能に支持されている。
前記外筒013内側には試料交換棒015が前後軸(X
方向に延びる軸)に沿ってスライド移動可能且つ前後軸
回りに回転可能に支持されている。前記試料交換棒01
5の前端部には永久磁石(図示せず)が固定されてい
る。前記外側円筒スライダ部材014を前後方向(X軸
方向)に動かすことにより、外側円筒スライダ部材01
4の永久磁石(図示せず)の磁力により外筒013の内
部の試料交換棒015および操作ロッド016が前後方
向(X軸方向)にスライドする。そして、前記試料交換
棒015および操作ロッド016の内端側が第1試料交
換室06内へ移動するようになっている。なお、この試
料交換部材012の外端側の詳細な構成は特願平7−7
3266号に記載されている。
【0007】図6において、前記試料交換棒015の内
端側にはホルダ保持部材018が支持されており、ホル
ダ保持部材018にはU字状のホルダ保持部019が形
成されている。ホルダ保持部材018の上面には、L字
状部材020が回動可能に支持されており、前記L字状
部材020は、前記操作ロッド016内端側により当接
される被当接部021を有する。L字状部材020に
は、ホルダ保持部材018の上面に支持されたバネ02
2が係止されており、バネ022がL字状部材020を
引っ張ることにより、L字状部材020が前記ホルダ保
持部019の先端側を閉じるようになっている。また、
L字状部材020の被当接部021に操作ロッド016
の内端側を当接させて、ホルダ保持部019の先端側へ
押圧することにより、L字状部材020が前記ホルダ保
持部019の先端側を開けるようになっている。前記操
作ロッド016の前後方向(X軸方向)の移動は、外側
円筒スライダ部材014を軸回りに回転させることによ
り可能となっている。試料交換部材012は前記符号0
13〜022で示された要素により構成されている。な
お、前記試料交換部材012′も前記試料交換部材01
2と同様に構成されている。
【0008】図5、図6において、第1試料交換室06
の左側の側壁にはホルダ搬送部材023が支持されてい
る。前記ホルダ搬送部材023は、外筒024、外側円
筒スライダ部材025、試料交換部材026を有してお
り、前記試料交換棒026の先端部には、ホルダ保持部
材027が支持されている。前記ホルダ支持部材027
はU字状のホルダ保持部028を有している。前記ホル
ダ搬送部材023の外筒024、外側円筒スライダ部材
025、試料交換部材026、ホルダ保持部材027等
は、前記試料交換部材012の外筒013、外側円筒ス
ライダ部材014、試料交換部材015、ホルダ保持部
材018等とほぼ同様に構成されている。
【0009】図6において、前記高真空型分析装置で使
用される試料ホルダHは円筒状の部材で、上面には試料
Sを保持する試料保持部032が形成されており、前記
試料保持部032内で試料Sは固定用ネジ033により
固定される。試料ホルダHの外側面にはリング状の溝に
より形成された上側被支持部034aおよび下側被支持
部034bが形成されている。試料ホルダHが試料ステ
ージ09、09′に載置される際、前記下側被支持部0
34bはホルダ支持部011のホルダ嵌合部011eおよ
びホルダ支持部11′のホルダ嵌合部011e′(図5
参照)と嵌合して、ホルダ支持板011d、011d′に
より支持される。前記試料交換部材012、012′の
ホルダ保持部019、019′(019′は図示せず)
は、前記上側被支持部034aを支持し、前記ホルダ搬
送部材023のホルダ保持部028は、および前記下側
被支持部034bを支持する。
【0010】図5において、前述の構成により、真空状
態で試料交換部材012のホルダ把持部019により第
1試料測定室01の測定位置P1上の試料ホルダHを把
持して、試料ステージ09から取り外す。試料交換部材
012に把持された状態で、前記試料ホルダHを、ゲー
トバルブ03を通過させて、第1試料交換室06内の交
換位置P2上にまで移動させる。交換位置P2上では試料
ホルダHを試料交換部材012からホルダ搬送部材02
3に移し替える。移し替えられた試料ホルダHはホルダ
搬送部材023により第2試料交換室07内の交換位置
Q1まで搬送され、第2試料測定室02側の試料交換部
材012′へ移し替えられる。移し替えられた試料ホル
ダHは試料交換部材012′により第2試料測定室02
の測定位置Q2上にあるホルダ支持部011′に支持さ
れ、試料Sの顕微分析作業が行なわれる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
(前記(J01)の問題点)前記従来の技術(J01)の高
真空型分析装置の第1試料測定室側の試料交換部材01
2および第2試料測定室02側の試料交換部材012′
は離れている。このため、前記試料交換部材012、0
12′間を搬送するためにはホルダ搬送部材023が長
くなる。したがって、ホルダ搬送部材023を手で操作
する時ホルダ搬送部材023の基端側である操作位置と
ホルダ搬送部材023の先端側である交換位置Q1とが
離れていて、ホルダ搬送部材023の操作位置から交換
位置Q1が見えないので、試料ホルダHの確実な授受操
作が困難となるという問題点がある。また、ホルダ搬送
部材023が長いと、その長さ分だけホルダ搬送部材0
23の外筒024の外端部が第1試料交換室06から外
方に延びることになる。このため、オペレーションの際
観察者が装置の周囲を移動するときなどの邪魔になると
いう問題点があった。
【0012】本発明は、前述の事情に鑑み、下記の記載
内容を課題とする。 (O01)大気にさらすことなく試料を保持する試料ホル
ダを、長い距離の搬送が可能で且つ試料ホルダの授受が
操作場所の近くで行えるようにすること。
【0013】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。ま
た、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0014】(本発明)前記課題を解決するために、本
発明のホルダ搬送装置は、下記の要件を備えたことを特
徴とする、(A01)第1の試料交換室(6)および第2
の試料交換室(7)の間を接続する内部が真空に保持さ
れる真空パイプ(8)、(A02)前記真空パイプ(8)
内に配置されたガイド部材(41)に沿って、前記第1
試料交換室(6)に接近した第1接近位置および前記第
2試料交換室(7)に接近した第2接近位置の間で移動
制御されるスライダ(42)、(A03)先端部に試料ホ
ルダ(H)を着脱自在に保持するホルダ保持部(47
a,48a)を有し、且つ前記スライダ(42)に支持さ
れた第1アーム(44a)および第2アーム(44b)、
(A04)前記スライダ(42)が前記第1接近位置に移
動したときに前記アーム先端が前記第1の試料交換室
(6)内に移動し且つ前記スライダ(42)が前記第2
接近位置に移動したときに前記アーム先端部が前記真空
パイプ(8)の中間位置に移動する前記第1アーム(4
4a)、(A05)前記スライダ(42)が前記第2接近
位置に移動したときに前記アーム先端が前記第2の試料
交換室(7)内に移動し且つ前記スライダ(42)が前
記第1接近位置に移動したときに前記アーム先端部が前
記真空パイプ(8)の中間位置に移動する前記第2アー
ム(44b)、(A06)前記真空パイプ(8)の中間位
置に設けられ、前記第1アーム(44a)および第2ア
ーム(44b)の先端部の前記各ホルダ保持部(47a,
48a)との間で試料ホルダ(H)の授受を行うホルダ
交換部材(37)。
【0015】(本発明の作用)前述の特徴を備えた本発
明のホルダ搬送装置では、真空パイプ(8)は、第1の
試料交換室(6)および第2の試料交換室(7)の間を
接続して、内部が真空に保持される。前記真空パイプ
(8)内に配置されたガイド部材(41)に沿って、移
動制御されるスライダ(42)が前記第1接近位置に移
動したときに、前記スライダ(42)に支持された第1
アーム(44a)の先端部が前記第1の試料交換室
(6)内に移動し、前記スライダ(42)に支持された
第2アーム(44b)の先端部が前記真空パイプ(8)
の中間位置に移動する。前記第1の試料交換室(6)内
に移動した第1アーム(44a)の先端部のホルダ保持
部(47a)には試料ホルダ(H)が着脱自在に保持さ
れる。この状態で、前記スライダ(42)が前記第2接
近位置に移動したときに前記第1アーム(44a)のア
ーム先端部が前記真空パイプ(8)の中間位置に移動
し、第2アーム(44b)のアーム先端が前記第2の試
料交換室(7)内に移動する。
【0016】前記第1アーム(44a)先端部の試料保
持部(47a)が前記真空パイプ(8)の中間位置に移
動した際、真空パイプ(8)の中間位置に設けられたホ
ルダ交換部材(37)が前記第1アーム(44a)のホ
ルダ保持部(47a)に着脱自在に保持された試料ホル
ダ(H)を受取る。この状態で、前記スライダ(42)
が前記第1接近位置に移動したときに前記第2アーム
(44b)のアーム先端部が前記真空パイプ(8)の中
間位置に移動し、第1アーム(44a)のアーム先端が
前記第1の試料交換室(6)内に移動する。この状態
で、前記ホルダ交換部材(37)から前記試料ホルダ
(H)を保持していない第2アーム(44b)のホルダ
保持部(48a)へ試料ホルダ(H)を授ける。
【0017】このように内部が真空に保持され2つの試
料交換室を接続する真空パイプ(8)内で、スライダ
(42)が移動する際、各アームの先端部が試料交換室
内に移動するので、スライダ(42)は2つの各試料交
換室間を移動しなくて済む。このため、スライダ(4
2)の移動距離はスライダ(42)からアームの先端部
までの長さだけ短くて済み、スライダ(42)の移動を
ガイドするガイド部材(39)は両試料交換室の距離よ
り短くて済む。したがって、大気にさらすことなくスラ
イダ(42)の移動距離より長い距離の試料ホルダ
(H)の搬送が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施の形
態の例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例
に限定されるものではない。 (実施例)図1は本発明のホルダ搬送装置の実施例を備
えた高真空型分析装置の平面図である。図2は前記実施
例を備えた高真空型分析装置の横断面図で、図2Aは前
記図1のIIA−IIA線断面図、図2Bは前記図1のIIB
−IIB線断面図である。図3は前記図1のIII−III線断
面図である。図4は前記実施例のホルダ搬送部材の斜視
図である。図1、図2、図3に示す本発明のホルダ搬送
装置の実施例の説明において、前記図5および図6に示
す従来の高真空型分析装置の構成要素と同一の構成要素
には、前記図5および図6で使用した符号の最初の0を
除いた符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0019】図1、図2、図3において、第1試料交換
室6と第2試料交換室7を連結する真空パイプ8の上側
面(Z方向面)には覗き用開口部8a(図2B参照)が
形成されており、前側面(X方向面)の中間位置にはホ
ルダ交換部材装着孔8b(図2B参照)が形成されてお
り、その両側には作動部材装着孔8c,8c(図2A参
照)が形成されている。さらに、前記真空パイプ8の下
側面(−Z方向面)には支持部材支持部8d,8d(図2
A参照)が形成されている。前記覗き用開口部8aは覗
き用閉塞部材36により閉塞されており、観察者が前記
真空パイプ8内を覗くことができるようになっている。
前記ホルダ交換部材装着孔8bの外端にはホルダ交換部
材37が装着されており、ホルダ交換部材37の構成
は、従来の前記試料交換部材012、012′と同様で
ある。前記作動部材装着孔8c,8cの外端には、後述の
スライダを移動させるために回転操作する回転導入部材
38が支持される。回転導入部材38は、外端側に回転
可能な操作部38aを有しており、内端側には操作部3
8aと一体的に回転するシャフト38bを有している。前
記シャフト38bにはギアG0が固定されている。
【0020】図2、図3において、前記支持部材支持部
8d,8dの下端面にはスライダ支持部材39の脚部39
a,39aが支持されており、前記脚部39a,39a上端
面には、前記真空パイプ8の長手方向(Y軸方向)に延
びる支持部材本体39bが支持されている。支持部材本
体39bの長手方向(Y軸方向)両端には上方(Z方
向)に延びるシャフト支持部39c(図3参照)が一体
的に形成されている。シャフト支持部39cには、前後
方向(X軸方向)に離れた2つのシャフト嵌合孔39d
が形成されている。前記各シャフト嵌合孔39dには2
本のガイドシャフト(ガイド部材)41が嵌合して、固
定される。
【0021】図4において、前記ガイドシャフト41に
支持されるスライダ42には、2つのシャフト貫通孔4
2aが形成されており、前記シャフト貫通孔42aを貫通
するガイドシャフト41に沿って滑らかにスライド移動
するようになっている。なお、前記シャフト貫通孔42
a内部にはリニアモーションベアリング等を配置するこ
とにより、前記ガイドシャフト41上をスライド移動す
るスライダ42の移動をより滑らかにすることが可能で
ある。スライダ42の上端面には支持部材固定溝42b
が形成されており、スライダ42の短手方向片側面には
ラック43が一体的に結合されている。前記ラック43
は真空パイプ8内で前記回転導入部材38のギアG0と
噛み合うようになっている。
【0022】支持部材固定溝42bにはアーム44が配
置されており、前記アーム44は、支持部材固定溝42
bに螺合する固定用ネジ46により固定されている。前
記アーム44は、左側(Y側)部分の第1アーム44a
および右側(−Y側)部分の第2アーム44bにより構
成されている。なお、前記第1アーム44aおよび右側
(−Y側)部分の第2アーム44bは一体に構成する変
わりに別体に構成することが可能である。前記各アーム
44a、44bの先端部には第1ホルダ保持部47、第2
ホルダ保持部48が固定されている。前記第1、第2ホ
ルダ保持部47、48は先端側にU字状のホルダ支持部
47a、48aを有しており、前記ホルダ支持部47a、
48aは試料ホルダHの下側被支持部34b(図6参照)
を保持可能となっている。
【0023】(本実施例の作用)図1において、前述の
構成を備えた本実施例のホルダ搬送装置では、第1試料
測定室1および第2試料測定室2を真空にした状態で、
ゲートバルブ3を開け、試料交換部材12を操作して、
第1試料測定室1の測定位置P1上の試料ホルダHを交
換位置P2上に移送し、前記ゲートバルブ3を閉じる。
前記回転導入部材38を回転させて、スライダ42を第
1試料交換室6側に移動させ、スライダ42の第1アー
ム44aを交換位置P2にまで移動させる(第1接近位
置)。第1アーム44aのホルダ支持部47aが、前記試
料交換部材12が把持している試料ホルダHの下側被支
持部34bを支持するようにして、試料ホルダHを前記
試料交換部材12から第1アーム44aに移し替える。
【0024】試料ホルダHを第1アーム44aのホルダ
保持部47に保持した状態で前記回転導入部材38を回
転させて、スライダ42を第2試料交換室7側に移動さ
せ、第1アーム44aのホルダ保持部47が真空パイプ
8の中間位置に支持されたホルダ交換部材37の位置に
来るようにする。ホルダ交換部材37により前記試料ホ
ルダHの上側被支持部34aを把持してホルダ保持部4
7から取り外す。試料ホルダHを取り外した後、前記ス
ライダ42を第1試料交換室6側に移動させて、スライ
ダ42に固定された第2アーム44bを前記ホルダ交換
部材37の支持された位置にまで移動させる。前記第2
アーム44bのホルダ支持部48aに試料ホルダHの下側
被支持部34bを支持するようにして、試料ホルダHを
前記ホルダ交換部材37から第2アーム44bに移し替
える。
【0025】第2アーム44bのホルダ保持部48に試
料ホルダHを保持した状態で、前記回転導入部材38を
回転させて、スライダ42を第2試料交換室7側に移動
させ、スライダ42の第2アーム44bを交換位置Q1に
まで移動させる(第2接近位置)。移動した第2アーム
44bのホルダ保持部48に保持された試料ホルダH
を、第2試料交換室7側の回転導入部材38および試料
交換部材12′を操作しながら第2試料交換室7の試料
交換部材12′に移し替える。前記第2試料交換室7側
の回転導入部材38および試料交換部材12′は近い位
置に配置されており、前記回転導入部材38の操作位置
と試料ホルダHの交換位置が見やすく、試料ホルダHの
移し替え作業が容易に行える。
【0026】前記試料ホルダHを第2試料交換室7の試
料交換部材12′に移し替えた後、ゲートバルブ4を開
け、試料ホルダHを第2試料測定室2の試料ステージ
9′に装着する。試料ホルダHを前記試料ステージ9′
に装着後、第2試料交換室7の試料交換部材12′をも
との位置に戻し、ゲートバルブ4を閉じて、試料Sの顕
微分析作業を開始する。なお、前記第2試料測定室2か
ら第1試料測定室1へ試料ホルダHを搬送する際は前述
と逆の操作が行われる。
【0027】このように前記第1試料交換室6から第2
試料交換室7に試料ホルダHを搬送する場合、前記第1
試料交換室6の交換位置P1で第1アーム44aが試料ホ
ルダHを受取るので、第1アーム44aを支持するスラ
イダ42が前記交換位置P1まで移動しなくてすむ。ま
た、受渡し側の前記第2試料交換室7の交換位置Q1に
も試料ホルダHを保持する第2アーム44bがとどけば
よいので、スライダ42が前記交換位置Q1まで移動し
なくてすむ。したがって、真空に保持された真空パイプ
8内で移動するスライダ42の移動距離が前記第1アー
ム44aおよび第2アーム44bの長さ分だけ短くてす
む。これにより、大気にさらすことなくスライダ42の
移動距離より長い距離の試料ホルダHの搬送が可能とな
り、試料ホルダHの搬送距離よりも小さなホルダ搬送装
置が得られる。また、本発明のホルダ搬送装置は真空パ
イプ8内に配置されているので、前記図5〜図8に示す
従来技術のようにホルダ搬送部材023が外方に突出
し、オペレーションの際観察者の邪魔にならない。
【0028】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。(H01)前記ラック43およ
びギアG0の代わりにミニワイヤロープとプーリーを用
い前記回転導入部材38に連結して、スライダ42を動
かすことも可能である。 (H02)本実施例ではXPS(X線光電子分光法)分析
装置およびAES(オージェ電子分光法)分析装置のホ
ルダ搬送装置の場合を例示したが、本発明は走査電子顕
微鏡など他の荷電粒子線装置のホルダ搬送装置、その
他、種々ホルダ搬送装置に適応可能である。
【0029】
【発明の効果】前述の本発明のホルダ搬送装置は、下記
の効果を奏することができる。 (E01)大気にさらすことなく試料を保持する試料ホル
ダを、長い距離の搬送が可能となり且つ試料ホルダの授
受が操作近くで行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明のホルダ搬送装置の実施例を備
えた高真空型分析装置の平面図である。
【図2】 図2は前記実施例を備えた高真空型分析装置
の横断面図で、図2Aは前記図1のIIA−IIA線断面
図、図2Bは前記図1のIIB−IIB線断面図である。
【図3】 図3は前記図1のIII−III線断面図である。
【図4】 図4は前記実施例のホルダ搬送部材の斜視図
である。
【図5】 図5は従来のホルダ搬送装置を備える高真空
型分析装置の説明図である。
【図6】 図6は前記高真空型分析装置の試料ホルダお
よび試料交換部材(試料交換棒)の先端部の斜視図であ
る。
【図7】 図7は試料ステージの拡大説明図である。
【図8】 図8は前記試料ステージのホルダ支持部の部
分断面図である。
【符号の説明】
H…試料ホルダ 6…第1の試料交換室、7…第2の試料交換室、8…真
空パイプ、37…ホルダ交換部材、41…ガイド部材、
42…スライダ、44a…第1アーム、44b…第2アー
ム、(47a,48a)…ホルダ保持部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたホルダ搬送装置(A
    01)第1の試料交換室および第2の試料交換室の間を接
    続する内部が真空に保持される真空パイプ、(A02)前
    記真空パイプ内に配置されたガイド部材に沿って、前記
    第1試料交換室に接近した第1接近位置および前記第2
    試料交換室に接近した第2接近位置の間で移動制御され
    るスライダ、(A03)先端部に試料ホルダを着脱自在に
    保持するホルダ保持部を有し、且つ前記スライダに支持
    された第1アームおよび第2アーム、(A04)前記スラ
    イダが前記第1接近位置に移動したときに前記アーム先
    端が前記第1の試料交換室内に移動し且つ前記スライダ
    が前記第2接近位置に移動したときに前記アーム先端部
    が前記真空パイプの中間位置に移動する前記第1アー
    ム、(A05)前記スライダが前記第2接近位置に移動し
    たときに前記アーム先端が前記第2の試料交換室内に移
    動し且つ前記スライダが前記第1接近位置に移動したと
    きに前記アーム先端部が前記真空パイプの中間位置に移
    動する前記第2アーム、(A06)前記真空パイプの中間
    位置に設けられ、前記第1アームおよび第2アームの先
    端部の前記各ホルダ保持部との間で試料ホルダの授受を
    行うホルダ交換部材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001079810A1 (fr) * 2000-04-13 2001-10-25 Seiko Instruments Inc. Appareil a faisceaux d'ions focalises et procede de detachement d'un morceau d'echantillon
JP2014533369A (ja) * 2011-11-15 2014-12-11 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ マイクロプローブ補助式放射性物質分析装置
JP2022093313A (ja) * 2020-12-11 2022-06-23 マルバーン パナリティカル ビー ヴィ X線分析装置のためのサンプルマウントシステム

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