JPH10340778A - ヒータ線 - Google Patents

ヒータ線

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JPH10340778A
JPH10340778A JP14745697A JP14745697A JPH10340778A JP H10340778 A JPH10340778 A JP H10340778A JP 14745697 A JP14745697 A JP 14745697A JP 14745697 A JP14745697 A JP 14745697A JP H10340778 A JPH10340778 A JP H10340778A
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JP
Japan
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wire
outer periphery
heating
magnetic field
heater wire
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Application number
JP14745697A
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English (en)
Inventor
Shohei Miyahara
正平 宮原
Masato Iimori
政人 飯森
Hidekazu Aoki
秀和 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Totoku Electric Co Ltd
Original Assignee
Totoku Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/40Heating elements having the shape of rods or tubes
    • H05B3/54Heating elements having the shape of rods or tubes flexible
    • H05B3/56Heating cables

Landscapes

  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 漏れ磁界を十分に低減でき、しかも構成が比
較的に簡単なヒータ線を提供する。 【解決手段】 ヒータ線100は、巻芯の外周に発熱素
線2をスパイラル状に巻き回し、その外周に熔断層を設
けた第1の発熱線4−1と、その第1の発熱線4−1と
同じ構造を有する第2の発熱線4−2とを対撚りにし、
その外周に信号線5をスパイラル状に巻き回し、その外
周に絶縁シース6を設けた構造である。 【効果】 周辺環境(電気機器や,生体など)に対する
安全性をいっそう向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒータ線に関し、
さらに詳しくは、漏れ磁界を十分に低減でき、しかも構
成が比較的に簡単なヒータ線に関する。特に、電気毛布
や電気カーペットなどの面状採暖具に敷線するのに有用
である。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のヒータ線の一例を示す
構造図である。このヒータ線600は、巻芯61の外周
に発熱素線62をスパイラル状に巻き回して、その外周
にポリアミド系樹脂製の熔断層63を設け、その外周に
信号線65をスパイラル状に巻き回し、その外周に絶縁
シース66を設けた構造である。前記発熱素線62の温
度が異常に上昇した場合には、熔断層63が熱により熔
けて発熱素線62と信号線65とが短絡し、安全装置
(図示せず)により通電が停止される。
【0003】図11は、図10のヒータ線600からの
漏れ磁界を測定するための漏れ磁界測定システムを示す
説明図である。この漏れ磁界測定システムA1は、ヒー
タ線600の発熱素線62の一端および他端を交流電源
Sに接続し、磁界測定器Dの検出部Pを前記ヒータ線6
00に付けることで、漏れ磁界を測定する構成である。
矢印で示すように、前記発熱素線62には、交流電流i
が流れる。図12は、図11の漏れ磁界測定システムA
1により、消費電力に対する漏れ磁界を測定した結果を
示す図表である。なお、交流電源Sの周波数は、60H
zである。また、磁気測定器Dとしては、VDU(Visu
al Display Unit )用測定基準MPR−IIに準拠した単
体測定器を使用した。
【0004】図13は、図10のヒータ線600からの
漏れ磁界を測定するための漏れ磁界測定システムの他例
を示す説明図である。この漏れ磁界測定システムA2
は、前記ヒータ線600を中央で折り返して当該ヒータ
線600同士を平行に密着させ、発熱素線62の一端お
よび他端を交流電源Sに接続し、磁界測定器Dの検出部
Pを前記ヒータ線600に付けることで、漏れ磁界を測
定する構成である。図14は、図13の漏れ磁界測定シ
ステムA2により、消費電力に対する漏れ磁界を測定し
た結果を示す図表である。
【0005】図15は、消費電力に対する漏れ磁界の特
性を示すグラフである。図11の漏れ磁界測定システム
A1にかかる測定点(図12参照)を「×」で示し、漏
れ磁界の特性を一点鎖線で示す。また、図13の漏れ磁
界測定システムA2にかかる測定点を「白丸」で示し、
漏れ磁界の特性を点線で示す。前記漏れ磁界測定システ
ムA1にかかる漏れ磁界の強度と,前記漏れ磁界測定シ
ステムA2にかかる漏れ磁界の強度とを比較すると、後
者は前者よりも、かなり低減されていることが判る。こ
れは、後者にかかるヒータ線600の直線部分600−
uと,直線部分600−d(図13参照)とが近接して
平行に並んでおり、且つ、両者に交流電流iが互いに逆
向きに流れるために、両者で発生する磁界がある程度打
ち消し合わされるためである。
【0006】図16は、特開平4−278125号公報
に開示されたヒータ線を示す構造図である。このヒータ
線700は、巻芯71に第1の発熱素線72をスパイラ
ル状に巻き回し、その外周にポリイミド製の耐熱絶縁層
73を設け、その外周に第2の発熱素線74をスパイラ
ル状に巻き回し、その外周にナイロン製の融解層75を
設け、その外周に信号線76をスパイラル状に巻き回
し、その外周に絶縁シース77を設けた構造である。前
記第1の発熱素線72と,第2の発熱素線74とに、逆
向きの電流を流すことにより、発生する磁界を互いに打
ち消し合わせ、漏れ磁界を低減することが出来る。な
お、漏れ磁界を低減したヒータ線に関連する別の公知技
術として、特開平4−305716号公報には、「ヒー
タ線の内周側から外周側にかけて、第1の発熱素線と,
信号線と,第2の発熱素線とが、この順で同心状に並ん
だ構造」が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のヒータ線6
00では、発熱素線62を流れる電流により放射状に広
がる磁界が発生し、その磁界が外部に漏れる問題点があ
る。すなわち、通電電流が周波数の高い交流の場合に
は、高周波の磁気ノイズが発生し、他の電気機器に悪影
響を与える虞がある。また、通電電流が周波数の低い交
流か又は直流の場合には、それに見合った漏れ磁界が発
生するが、人体などの生体に対する影響を未然に防止す
る見地から、漏れ磁界の強度をできる限り低減すること
が好ましい(特に、面状採暖具に敷線する場合には、ヒ
ータ線と人体との距離が近いので、漏れ磁界の低減が要
請される)。なお、先に図13〜図15を参照して説明
したように、ヒータ線600を中央で折り返して当該ヒ
ータ線600同士を平行に密着させることにより漏れ磁
界をある程度まで低減できるが、用途によっては不十分
である。
【0008】また、上記従来のヒータ線700では、第
1の発熱素線72と,第2の発熱素線74と,信号線7
6とが同心状に並び、各線の外周に耐熱絶縁層73と,
融解層75と,絶縁シース77の3層が積層する多層構
造のため、製造工程が複雑となり、コスト高となる問題
点がある。この問題点は、上記特開平4−305716
号公報の開示技術を採用しても、同様に生じる。
【0009】そこで、本発明の目的は、漏れ磁界を十分
に低減でき、しかも構成が比較的に簡単なヒータ線を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、巻芯(1)の外周に発熱素線(2)をスパイラル状
に巻き回し、その外周に熔断層(3)を設けた第1の発
熱線(4−1)と、その第1の発熱線(4−1)と同じ
構造を有する第2の発熱線(4−2)とを対撚りにし、
その外周に信号線(5)をスパイラル状に巻き回し、そ
の外周に絶縁シース(6)を設けたことを特徴とするヒ
ータ線(100)を提供する。上記構成において、前記
第1の発熱線(4−1)および第2の発熱線(4−2)
は、2本の発熱線でもよいし、1本の発熱線(4)を折
り返したときに対をなすそれぞれの発熱線でもよい。上
記第1の観点によるヒータ線(100)では、発熱素線
(2)の外周に熔断層(3)を設けた構造の第1の発熱
線(4−1)と,第2の発熱線(4−2)とを対撚りに
するので、各発熱線から発生する磁界は様々な方向に広
く分散される。また、第1の発熱線(4−1)と第2の
発熱線(4−2)の走行の位置的関係は基本的に対等で
あり、2本の発熱素線を同心状に並べたときの内外周の
関係や,2本の発熱素線を平行に並べたときの遠近の関
係の如き位置的相違が存在しない。したがって、各発熱
線の発熱素線(2)に互いに逆向きの電流を流せば、各
発熱線からは、同程度の強度を有し且つ互いに逆向きの
磁界が広く分散して発生し、当該磁界をほぼ完全に打ち
消し合わせることが可能となる。この結果、漏れ磁界を
十分に低減することが出来る。また、第1の発熱線(4
−1)および第2の発熱線(4−2)の外周に信号線
(5)を巻き回すから、対撚りが解け難くなり、形状お
よび特性の安定性を向上することが出来る。さらに、第
1の発熱線(4−1)および第2の発熱線(4−2)に
は、熔断層(3)の1層のみを形成すればよいから、製
造工程が簡単となり、低コスト化に好都合となる。な
お、発熱線(4)を折り返したときに対をなすそれぞれ
の発熱線を第1の発熱線(4−1)および第2の発熱線
(4−2)として用いれば、発熱線が1本で済み、構成
をさらに簡単に出来る。その場合、発熱線(4)の発熱
素線(2)の両端を電源と接続すれば、他の結線なし
に、第1の発熱線(4−1)と,第2の発熱線(4−
2)とに逆向きの電流を流すことができ、この点でも、
構成を簡単に出来る。
【0011】第2の観点では、本発明は、巻芯(1)の
外周に発熱素線(2)をスパイラル状に巻き回し、その
外周に熔断層(3)を設けた第1の発熱線(4−1)
と、その第1の発熱線(4−1)と同じ構造を有し且つ
前記熔断層の外周に信号線(5)がスパイラル状に巻き
回された第2の発熱線(4−2)とを対撚りにし、その
外周に絶縁シース(6)を設けたことを特徴とするヒー
タ線(300)を提供する。上記第2の観点によるヒー
タ線(300)では、信号線(5)を第1の発熱線(4
−1)のみに巻き回すので、信号線(5)の必要長が小
さくなり、さらに低コスト化できる。
【0012】第3の観点では、本発明は、巻芯の外周に
発熱素線(62)をスパイラル状に巻き回して、その外
周に熔断層を設け、その外周に信号線(65)をスパイ
ラル状に巻き回して、その外周に絶縁シースを設けた第
1のヒータ線(600−1)と、その第1のヒータ線
(600−1)と同じ構造を有する第2のヒータ線(6
00−2)とを、対撚りにしたことを特徴とするヒータ
線(400)を提供する。上記構成において、前記第1
のヒータ線(600−1)および第2のヒータ線(60
0−2)は、2本のヒータ線でもよいし、1本のヒータ
線(600)を折り返したときに対をなすそれぞれのヒ
ータ線でもよい。上記第3の観点によるヒータ線(40
0)では、第1のヒータ線(600−1)および第2の
ヒータ線(600−2)が、巻芯の外周に発熱素線(6
2)と,熔断層と,信号線(65)と,絶縁シースとを
この順で設けた構造すなわち従来より一般化しているヒ
ータ線の構造を有している。このため、従来のヒータ線
およびその製造工程をそのまま利用することが可能とな
り、製造コストをさらに低減できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施形態により本
発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明
が限定されるものではない。
【0014】−第1の実施形態− 図1は、本発明の第1の実施形態にかかるヒータ線を示
す構造図である。このヒータ線100は、図2に示す構
造(巻芯1の外周に発熱素線2をスパイラル状に巻き回
し、その外周に熔断層3を設けた構造)を有する第1の
発熱線4−1と、その第1の発熱線4−1と同じ構造を
有する第2の発熱線4−2とを対撚りにし、その外周に
信号線5をスパイラル状に巻き回し、その外周に絶縁シ
ース6を設けた構造である。前記対撚りのピッチは、前
記発熱線4−1,4−2の太さなどにより異なるが、例
えば、数十ミリメートル程度である。前記巻芯1は、例えば、
全芳香属ポリエステルまたは全芳香属ポリアミド繊維製
である。前記発熱素線2は、例えば、0.06×0.3
4mmの銅合金平角線である。なお、銅合金平角線の代
りに、銅平角線を用いてもよい。前記熔断層3は、例え
ば、ナイロン11や,ナイロン12(融点は180〜1
85℃程度)などのポリアミド系樹脂製である。前記信
号線5は、例えば、0.06×0.34mmの銅合金平
角線である。なお、銅合金平角線の代りに、銅平角線を
用いてもよい。前記絶縁シース6は、例えば、ポリ塩化
ビニル(PVC;PolyVinyl Chloride )樹脂製であ
る。その場合、前記信号線5と前記絶縁シース6との間
に、ポリ塩化ビニルの可塑剤が前記信号線5の側へ移行
することを防止するポリエステルテープを巻き回しても
よい。前記発熱線4−1,4−2の発熱素線2の温度が
異常に上昇した場合には、熔断層3が熱により熔けて、
発熱素線2と信号線5とが短絡し、安全装置(図示せ
ず)により通電が停止される。
【0015】図3は、図1のヒータ線100からの漏れ
磁界を測定するための漏れ磁界測定システムを示す説明
図である。この漏れ磁界測定システムAは、第1の発熱
線4−1の発熱素線2の一端および第2の発熱線4−2
の発熱素線2の一端を交流電源Sに接続すると共に、前
記第1の発熱線4−1の発熱素線2の他端と前記第2の
発熱線4−2の発熱素線2の他端とを接続し、磁界測定
器Dの検出部Pをヒータ線100に付けることで、漏れ
磁界を測定する構成である。矢印で示すように、前記発
熱線4−1,4−2の発熱素線2には、(逆向きに)交
流電流iが流れる。
【0016】図4は、図3の漏れ磁界測定システムAに
より、消費電力に対する漏れ磁界を測定した結果を示す
図表である。なお、交流電源Sの周波数は、60Hzで
ある。また、磁気測定器Dとしては、VDU用測定基準
MPR−IIに準拠した単体測定器(商品名コンビノー
バ,型名MFM10,株式会社東陽テクニカ製)を使用
した。図5は、消費電力に対する漏れ磁界の特性を示す
グラフである。比較例は、従来のヒータ線600を折り
返したときの漏れ磁界測定システムA2(図13参照)
にかかる測定結果である。グラフにおいて、前記ヒータ
線100にかかる測定点を「黒丸」で示し、漏れ磁界の
特性を実線で示す。また、比較例にかかる測定点を「白
丸」で示し、漏れ磁界の特性を点線で示す。図5より、
前記ヒータ線100および比較例にかかる漏れ磁界の強
度は、消費電力により変化するが、前記ヒータ線100
にかかる漏れ磁界の強度は、比較例の60%程度(図
4,図14に基づく計算では45〜76%)であり、比
較例よりも、かなり低減されていることが判る。また、
図4と,図12より、前記ヒータ線100にかかる漏れ
磁界の強度は、従来のヒータ線600を折り返さないと
きの漏れ磁界の強度の7%以下(4.0〜6.9%)で
あり、格段に小さいことが判る。
【0017】以上の第1の実施形態によれば、第1の発
熱線4−1と,第2の発熱線4−2とを対撚りにするこ
とで、各発熱線4−1,4−2の発熱素線2から発生す
る磁界の方向を広く分散して、それらの磁界を相互に打
ち消し合わせることが可能となり、漏れ磁界を十分に低
減することが出来る。また、第1の発熱線4−1および
第2の発熱線4−2の外周に信号線5を巻き回すから、
対撚りが解け難くなり、形状および特性の安定性を向上
することが出来る。
【0018】−第2の実施形態− 図6は、本発明の第2の実施形態にかかるヒータ線を示
す構造図である。このヒータ線200は、1本の発熱線
4を中間から折り返して1対の発熱線とし、その対をな
すそれぞれの発熱線を第1の発熱線(4−1)と,第2
の発熱線(4−2)として用い、対撚りにした構造であ
る。以上の第2の実施形態によれば、1本の発熱線4の
みを用いて対撚りにすることができるから、部品数を低
減でき、構成をさらに簡単に出来る。また、発熱線4の
発熱素線2の両端を電源と接続すれば、他の結線なし
に、第1の発熱線(4−1)と,第2の発熱線(4−
2)とに逆向きの電流を流すことができ、この点でも、
構成を簡単に出来る。
【0019】−第3の実施形態− 図7は、本発明の第3の実施形態にかかるヒータ線を示
す構造図である。このヒータ線300は、信号線5を第
1の発熱線4−1のみの外周にスパイラル状に巻き回し
てから、前記第1の発熱線4−1と,第2の発熱線4−
2とを対撚りにし、その外周に絶縁シース6を設けた構
造である。以上の第3の実施形態によれば、信号線5を
第1の発熱線4−1のみに巻き回すので、信号線5の必
要長が小さくなり、さらに低コスト化できる。
【0020】−第4の実施形態− 図8は、本発明の第4の実施形態にかかるヒータ線を示
す構造図である。このヒータ線400は、図10に示し
た従来のヒータ線600(巻芯61の外周に発熱素線6
2をスパイラル状に巻き回し、その外周に熔断層63を
設け、その外周に信号線65をスパイラル状に巻き回
し、その外周に絶縁シース66を設けた構造)と同じ構
造を有する第1のヒータ線600−1と,その第1のヒ
ータ線600−1と同じ構造を有する第2のヒータ線6
00−2とを、対撚りにした構造である。以上の第4の
実施形態によれば、従来のヒータ線600を第1のヒー
タ線600−1,第2のヒータ線600−2として用
い、それらを対撚りにするだけでよいので、製造コスト
をさらに低減できる。
【0021】−第5の実施形態− 図9は、本発明の第5の実施形態にかかるヒータ線を示
す構造図である。このヒータ線500は、1本のヒータ
線600(図10参照)を中間から折り返して1対のヒ
ータ線とし、その対をなすそれぞれのヒータ線を第1の
ヒータ線(600−1)と,第2のヒータ線(600−
2)として用い、対撚りにした構造である。以上の第5
の実施形態によれば、1本のヒータ線600のみを用い
て対撚りにすることができるから、部品数を低減でき、
構成をさらに簡単に出来る。また、ヒータ線600の発
熱素線62の両端を電源と接続すれば、他の結線なし
に、第1のヒータ線(600−1)と,第2のヒータ線
(600−2)とに逆向きの電流が流すことができ、こ
の点でも、構成を簡単に出来る。
【0022】
【発明の効果】本発明のヒータ線によれば、第1の発熱
線(または第1のヒータ線)と,第2の発熱線(または
第2のヒータ線)とを対撚りにするという簡単な構成
で、各発熱線(または各ヒータ線)からの発生磁界を様
々な方向に分散して、逆向きの発生磁界を効率よく打ち
消し合わせることが可能となり、漏れ磁界を十分に低減
できる。このため、周辺環境(電気機器や,生体など)
に対する安全性をいっそう向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるヒータ線を示
す構造図である。
【図2】第1の発熱線を示す構造図である。
【図3】図1のヒータ線からの漏れ磁界を測定するため
の漏れ磁界測定システムを示す説明図である。
【図4】図3の漏れ磁界測定システムによる漏れ磁界の
測定結果の図表である。
【図5】消費電力に対する漏れ磁界の特性を示すグラフ
である。
【図6】本発明の第2の実施形態にかかるヒータ線を示
す構造図である。
【図7】本発明の第3の実施形態にかかるヒータ線を示
す構造図である。
【図8】本発明の第4の実施形態にかかるヒータ線を示
す構造図である。
【図9】本発明の第5の実施形態にかかるヒータ線を示
す構造図である。
【図10】従来のヒータ線の一例を示す構造図である。
【図11】図10のヒータ線からの漏れ磁界を測定する
ための漏れ磁界測定システムを示す説明図である。
【図12】図11の漏れ磁界測定システムによる漏れ磁
界の測定結果の図表である。
【図13】図10のヒータ線からの漏れ磁界を測定する
ための漏れ磁界測定システムを示す別の説明図である。
【図14】図13の漏れ磁界測定システムによる漏れ磁
界の測定結果の図表である。
【図15】消費電力に対する漏れ磁界の特性を示すグラ
フである。
【図16】従来のヒータ線の他例を示す構造図である。
【符号の説明】
100,200,300,400,500 ヒータ線 1 巻芯 2 発熱素線 3 熔断層 4−1,600−1 第1の発熱線 4−2,600−2 第2の発熱線 5 信号線 6 絶縁シース A 漏れ磁界測定システム D 磁界測定器 P 検出部 S 交流電源 i 交流電流

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻芯(1)の外周に発熱素線(2)をス
    パイラル状に巻き回し、その外周に熔断層(3)を設け
    た第1の発熱線(4−1)と、その第1の発熱線(4−
    1)と同じ構造を有する第2の発熱線(4−2)とを対
    撚りにし、その外周に信号線(5)をスパイラル状に巻
    き回し、その外周に絶縁シース(6)を設けたことを特
    徴とするヒータ線(100)。
  2. 【請求項2】 巻芯(1)の外周に発熱素線(2)をス
    パイラル状に巻き回し、その外周に熔断層(3)を設け
    た第1の発熱線(4−1)と、その第1の発熱線(4−
    1)と同じ構造を有し且つ前記熔断層の外周に信号線
    (5)がスパイラル状に巻き回された第2の発熱線(4
    −2)とを対撚りにし、その外周に絶縁シース(6)を
    設けたことを特徴とするヒータ線(300)。
  3. 【請求項3】 巻芯の外周に発熱素線(62)をスパイ
    ラル状に巻き回して、その外周に熔断層を設け、その外
    周に信号線(65)をスパイラル状に巻き回して、その
    外周に絶縁シースを設けた第1のヒータ線(600−
    1)と、その第1のヒータ線(600−1)と同じ構造
    を有する第2のヒータ線(600−2)とを、対撚りに
    したことを特徴とするヒータ線(400)。
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