JPH10340950A - トレンチ型素子分離構造の製造方法およびトレンチ型素子分離構造 - Google Patents
トレンチ型素子分離構造の製造方法およびトレンチ型素子分離構造Info
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Abstract
において、くぼみの発生しないトレンチ型素子分離構造
の製造方法を提供する。 【解決手段】 シリコン基板に形成した溝内部の埋込酸
化膜の周囲のみならず、シリコン基板表面より上部に突
出した埋込酸化膜の側面にもCVD膜より耐エッチング
性の高い熱酸化膜を形成する。
Description
用いるトレンチ型素子分離構造の製造方法およびトレン
チ型素子分離構造に関する。
間の電気的な干渉をなくし各素子を完全に独立して制御
するために、素子間を素子分離するが、特にトレンチ型
の素子分離構造は、トレンチ内部に絶縁物を充填する構
造であり、バーズビークがほとんど発生しないため、半
導体集積回路を微細化する上で不可欠な素子分離構造で
ある。図13は、従来のトレンチ型の素子分離構造の形
成方法の工程断面図であり、まず、図13(a)に示す
ように、シリコン基板1上に、下敷酸化膜2、シリコン
窒化膜3を順に積層形成した後、写真製版パターン(図
示せず)をマスクに、シリコン窒化膜3、下敷酸化膜2
を順次パターニングし、シリコン基板1に溝を形成す
る。次に、図13(b)に示すように、熱酸化により溝
の内壁に熱酸化膜10を形成した後、CVD法により、
全面に埋込酸化膜11を堆積する。次に、図13(c)
に示すように、シリコン窒化膜3をストッパとしたCM
P法により窒化膜3上部に形成された埋込酸化膜11を
除去することにより溝内部にのみ埋込酸化膜11を残
す。次に、図13(d)に示すように、熱リン酸により
シリコン窒化膜3を除去した後、CVD法により全面に
CVD酸化膜20を堆積する。次に、図13(e)に示
すように、異方性エッチングを行うことにより、埋込酸
化膜11の側壁のみにCVD酸化膜20’を残す。最後
に、図13(f)に示すように、下敷酸化膜2をフッ酸
で除去することによりトレンチ型素子分離構造が完成す
る。
造の製造方法においては、最終的に活性領域23上に形
成した下敷酸化膜2の除去が不可欠であるが、従来構造
のトレンチ型素子分離構造では、CVD酸化膜20’が
CVD法により形成された酸化膜でありフッ酸によるエ
ッチング速度が熱酸化膜に比べて大きいため、図13
(f)に示す下敷酸化膜2の除去工程において、CVD
酸化膜20’もエッチングされ、溝内の埋込酸化膜11
の保護膜としての機能を果たせず、溝内の埋込酸化膜1
1もエッジ部においてエッチングされ、溝内の埋込酸化
膜のエッジ部分においてくぼみ21が発生してしまう。
集積回路では、図16に示すように、上記トレンチ型素
子分離上にゲート電極22を形成し、活性領域23に形
成したトランジスタを上記ゲート電極22により制御す
る構造を採る場合があるが、かかる場合、上記くぼみ2
1の存在によりゲート電極22がトレンチのエッジ部分
でなめらかな形状とならず、電界集中が発生し、トラン
ジスタのしきい値電圧が低下する逆ナローチャネル効果
の原因となる。特に、半導体素子の集積化が進み、活性
領域23の幅(トレンチとトレンチの間隔)が狭くなる
ほど、逆ナローチャネル効果の影響は顕著となり、トラ
ンジスタのしきい値電圧の制御が非常に困難となり、回
路動作に悪影響を及ぼすこととなる。そこで、本発明
は、トレンチ型素子分離の埋込酸化膜のエッジ部におい
て、くぼみの発生しないトレンチ型素子分離構造の製造
方法を提供することを目的とする。
研究の結果、シリコン基板に形成した溝内部の埋込酸化
膜の周囲のみならず、シリコン基板上方に突出した埋込
酸化膜の側面にもCVD膜より耐エッチング性の高い熱
酸化膜を形成することにより、下敷酸化膜の除去工程に
おける埋込酸化膜エッジ部でのくぼみの発生を防止し、
トレンチ型素子分離上にゲート電極を形成したトランジ
スタの逆ナローチャネル効果を抑制できることを見出
し、本発明を完成した。
た溝に、上記シリコン基板表面から上方に突出した埋込
酸化膜が熱酸化膜を介して埋め込まれたトレンチ型素子
分離構造の製造方法であって、上記シリコン基板上に下
敷酸化膜を介して非単結晶シリコン膜を形成した後、該
非単結晶シリコン膜が、上記シリコン基板の溝壁部と連
続する側壁部を有するように、上記非単結晶シリコン膜
の表面から上記シリコン基板内に至る溝を形成する溝形
成工程と、上記溝壁部を含む上記溝内部の表面および上
記非単結晶シリコン膜の上記側壁部に熱酸化膜を形成す
る熱酸化工程と、上記熱酸化された側壁部を除く上記非
単結晶シリコン膜を除去する除去工程とを含み、上記埋
込酸化膜の上記シリコン基板表面より上方に突出した側
面にも上記熱酸化膜が形成されるように上記埋込酸化膜
を形成することを特徴とするトレンチ型素子分離構造の
製造方法である。かかる方法では、埋込酸化膜の周囲
が、溝内部のシリコン基板表面のみならずシリコン基板
表面から上部に突出した部分の側面においても、CVD
酸化膜に比べて耐エッチング性の高い熱酸化膜で囲まれ
ているため、下敷酸化膜のエッチング工程においてもか
かる熱酸化膜はエッチングされにくい。即ち、従来方法
においてはシリコン基板表面より上部に突出した埋込酸
化膜周囲に形成したCVD酸化膜が、上記下敷酸化膜の
エッチング工程で同時にエッチングされることにより、
溝内部の埋込酸化膜のエッジ部においてくぼみが発生し
ていたが、本方法ではシリコン基板表面より上部に突出
した埋込酸化膜側面にはCVD酸化膜に比べて耐エッチ
ング性の高い熱酸化膜が形成されているため、上記下敷
酸化膜のエッチング工程ではエッチングされにくく、埋
込酸化膜の側面を保護し、埋込酸化膜のエッジ部におけ
るくぼみの発生を防止することが可能となる。これによ
り、トレンチ型素子分離構造上にゲート電極を形成した
トランジスタにおいては、分離溝内部の埋込酸化膜にく
ぼみが発生していないため、従来のような埋込酸化膜上
に形成したゲート電極における電界集中の発生が防止で
き、トランジスタの逆ナローチャネル効果を抑制するこ
とが可能となる。
更に、上記熱酸化工程と上記除去工程との間に、上記溝
内部および上記非単結晶シリコン膜上に上記埋込酸化膜
を堆積する堆積工程と、上記非単結晶シリコン膜が露出
するまで上記埋込酸化膜の上面から膜厚を減じる薄膜化
工程とを含み、上記シリコン基板表面より上方に突出
し、その突出した側壁にも上記熱酸化膜が設けられた上
記埋込酸化膜を形成することを特徴とするトレンチ型素
子分離構造の製造方法でもある。特に、本製造方法で
は、従来方法のようにドライエッチングによる膜の除去
工程を含まないため、基板における損傷の発生を防止す
ることが可能となる。
上記溝の両側の上記非単結晶シリコン膜上に、シリコン
窒化膜を形成する工程を含み、更に、上記薄膜化工程に
おいて、上記シリコン窒化膜をストッパとして上記埋込
酸化膜の膜厚を減じ、上記溝内部にのみ上記埋込酸化膜
を残した後に、上記シリコン窒化膜を除去する工程を含
むことを特徴とするトレンチ型素子分離構造の製造方法
でもある。かかる製造方法では、下敷酸化膜のエッチン
グ工程において、トレンチ内の埋込酸化膜のエッジ部に
おけるくぼみの発生を防止することができることに加え
て、薄膜化工程においてシリコン酸化膜との選択比の大
きいシリコン窒化膜をストッパに用いているために、基
板表面からの埋込酸化膜の高さを精度良く制御すること
ができ、埋込酸化膜の高さのばらつきを小さくすること
が可能となる。
更に、上記堆積工程と上記薄膜化工程との間に、上記非
単結晶シリコン膜の上面より下方の所定の位置まで、上
記埋込酸化膜および上記熱酸化膜を上部より除去する工
程と、上記溝内部および上記非単結晶シリコン膜上に上
層埋込酸化膜を堆積する工程とを含むことを特徴とする
トレンチ型素子分離構造の製造方法でもある。かかる製
造方法では、下敷酸化膜のエッチング工程において、ト
レンチ内の埋込酸化膜のエッジ部におけるくぼみの発生
を防止することができることに加えて、堆積工程におい
て、埋込酸化膜中にシームが発生した場合、かかるシー
ムが露出するまで埋込酸化膜を上部より除去し、かかる
シームを埋めるように上層埋込酸化膜を堆積することに
より、シームのない素子分離構造の形成が可能となる。
この結果、トレンチ型素子分離上に電極を形成した場合
の、上記シームに起因する電極のショート等が防止さ
れ、集積回路の製造歩留まりの向上を図ることが可能と
なる。
積工程と上記薄膜化工程との間に、上記非単結晶シリコ
ン膜の上面と底面との間の所定の位置まで、上記埋込酸
化膜および上記熱酸化膜を上部より除去し、上記非単結
晶シリコン膜の少なくとも一部の側面および上面を露出
させる工程と、上記非単結晶シリコン膜の上記露出した
側面および上面を熱酸化することにより、上記埋込酸化
膜の両側の熱酸化膜の先端部分を厚くする工程と、上記
熱酸化膜の先端部分を厚くした後に、上層埋込酸化膜を
全面に堆積する工程とを含むことを特徴とするトレンチ
型素子分離構造の製造方法でもある。かかる製造方法で
は、図4(e)に示す側壁部のA部分の熱酸化膜を他の
熱酸化膜より厚く形成することができ、下敷酸化膜のエ
ッチング工程において、A部分の熱酸化膜がエッチング
されにくく、埋込酸化膜のエッジ部におけるくぼみの発
生をより有効に防止することが可能である。尚、A部分
の熱酸化膜の厚さは、他のトレンチ溝内部の熱酸化膜の
膜厚を厚くすることなく、個別に厚く形成することがで
きるため、本製造方法を用いた場合であっても、トレン
チ溝内の熱酸化膜の膜厚は厚くならず、トレンチ溝幅が
狭くなり、アスペクト比が高くなることによるシームの
発生は起こらない。
更に、上記薄膜化工程と上記除去工程との間に、上記非
単結晶シリコン膜の上記露出した上面を熱酸化すること
により、上記非単結晶シリコン膜の側壁部の熱酸化膜の
上端部分を厚くする工程と、上記熱酸化膜の上端部分を
厚くした後に、上記非単結晶シリコン膜の上面部の熱酸
化膜を除去する工程とを含むことを特徴とするトレンチ
型素子分離構造の製造方法でもある。かかる製造方法で
は、図5(e)に示すB部分の熱酸化膜を、他の熱酸化
膜より厚く形成することができ、下敷酸化膜のエッチン
グ工程においてB部分の熱酸化膜がエッチングされにく
く、埋込酸化膜のエッジ部におけるくぼみの発生をより
有効に防止することが可能である。
更に、上記堆積工程と上記薄膜化工程との間に、上記非
単結晶シリコン膜の上面と底面との間の所定の位置ま
で、上記埋込酸化膜および上記熱酸化膜を上部より除去
し、上記非単結晶シリコン膜の側面と上面とを露出させ
る工程と、熱酸化用非単結晶シリコン膜を全面に堆積す
る工程と、上記熱酸化用非単結晶シリコン膜および上記
非単結晶シリコン膜を熱酸化して熱酸化膜を形成する工
程と、上層埋込酸化膜を全面に堆積する工程とを含むこ
とを特徴とするトレンチ型素子分離構造の製造方法でも
ある。かかる製造方法では、溝内の埋込酸化膜の側壁に
加えて上部にもエッチング耐性の高い熱酸化膜が形成で
き、即ち、溝内部の埋込酸化膜が、上面においても熱酸
化膜により囲まれているため、下敷酸化膜のエッチング
工程における埋込酸化膜のエッジ部でのくぼみの形成を
完全に防止することが可能となる。また、図6(f)の
C部分の熱酸化膜を、溝内の他の熱酸化膜より厚く形成
できるため、従来、下敷酸化膜のエッチング工程で最も
エッチングされやすかった部分の強化を図ることが可能
となる。また、埋込酸化膜中にシームが発生した場合、
かかるシームが無くなる程度に埋込酸化膜を上部より除
去した後に、熱酸化用非単結晶シリコン膜を全面に堆積
することにより、シームのない素子分離構造の形成が可
能となる。
上記熱酸化工程の前に、上記溝内部および上記非単結晶
シリコン膜上に埋込酸化膜を堆積する堆積工程を含み、
更に、上記熱酸化工程が、上記埋込酸化膜越しに熱酸化
を行うことにより熱酸化膜を形成する工程であることを
特徴とするトレンチ型素子分離構造の製造方法でもあ
る。かかる製造方法では、下敷酸化膜のエッチング工程
において、トレンチ内の埋込酸化膜のエッジ部における
くぼみの発生を防止することができることに加えて、埋
込酸化膜の堆積後に熱酸化工程が行われるため、埋込酸
化膜が熱酸化工程中に高温に保持され、いわゆる焼き締
めされて、特に、図17の40に示す部分のように、埋
込酸化膜の接合の弱い部分40の接合を強化することが
可能となる。従って、図17(a)〜(c)に示すよう
に、従来方法で発生していた埋込酸化膜中の凹部の形成
を防止し、分離特性の良好な素子分離構造の形成が可能
となる。
更に、上記熱酸化工程と上記除去工程との間に、上記非
単結晶シリコン膜が露出するまで上記埋込酸化膜の上面
から膜厚を減じる薄膜化工程を含み、上記埋込酸化膜の
上記シリコン基板表面より上方に突出した側面にも上記
熱酸化膜が形成されるように上記埋込酸化膜を形成する
ことを特徴とするトレンチ型素子分離構造の製造方法で
もある。特に、本製造方法では、従来方法のようにドラ
イエッチングによる膜の除去工程を含まないため、基板
における損傷の発生を防止することが可能となる。
上記溝の両側の上記非単結晶シリコン膜上にシリコン窒
化膜を形成する工程を含み、更に、上記薄膜化工程にお
いて、上記シリコン窒化膜をストッパとして上記埋込酸
化膜の膜厚を減じ、上記溝内部にのみ上記埋込酸化膜を
残した後に、上記シリコン窒化膜を除去する工程を含む
ことを特徴とするトレンチ型素子分離構造の製造方法で
もある。かかる製造方法では、薄膜化工程においてシリ
コン酸化膜との選択比の大きいシリコン窒化膜をストッ
パに用いているために、基板表面からの埋込酸化膜の高
さを精度良く制御することができ、埋込酸化膜の高さの
ばらつきを小さくすることが可能となる。
上記堆積工程と上記熱酸化工程との間に、上記非単結晶
シリコン膜が露出するまで上記埋込酸化膜の上面から膜
厚を減じる工程を含み、更に、上記熱酸化工程と上記除
去工程との間に、上記非単結晶シリコン膜の上面部の熱
酸化膜を除去する工程を含むことを特徴とするトレンチ
型素子分離構造の製造方法でもある。特に、かかる製造
方法では、埋込酸化膜を介して酸化種が拡散する距離が
短い非単結晶シリコン膜の側壁部の酸化速度が、溝底部
等の酸化速度に比較して大きくなるため、側壁部に形成
される熱酸化膜の膜厚を、溝底部に形成される熱酸化膜
の膜厚より厚く形成することが可能となる。
上記溝の両側の上記非単結晶シリコン膜上にシリコン窒
化膜を形成する工程を含み、更に、上記堆積工程と上記
熱酸化工程との間に、上記シリコン窒化膜をストッパと
して上記埋込酸化膜の膜厚を減じ、上記溝内部にのみ上
記埋込酸化膜を残す工程を含み、更に、熱酸化を行った
後に、上記シリコン窒化膜を除去する工程を含むことを
特徴とするトレンチ型素子分離構造の製造方法でもあ
る。かかる方法でも、基板表面からの埋込酸化膜の高さ
を精度良く制御することができ、埋込酸化膜の高さのば
らつきを小さくすることが可能となる。
高温熱酸化工程であることが好ましい。熱酸化工程を1
000℃以上で行うことにより、予め堆積された埋込酸
化膜の焼き締めが可能となり、埋込酸化膜の接合の弱い
部分の接合強化が可能となるからである。
上記熱酸化工程との間に、上記溝壁部を含む上記溝内部
の表面および上記非単結晶シリコン膜の上記側壁部に別
途熱酸化膜を形成する熱酸化工程を含むものであっても
良い。熱酸化膜を2度形成することにより、特に、重ね
て形成される溝内部および非単結晶シリコン膜側壁部の
熱酸化膜の膜厚を厚く形成することが可能となるからで
ある。
成される熱酸化膜の膜厚は、下敷酸化膜の除去工程にお
いてもエッチングされないために、30〜100nmで
あることが好ましい。
成された熱酸化膜の膜厚は、上記溝内部の上記シリコン
基板表面に形成された熱酸化膜の膜厚よりも厚く形成す
ることが好ましい。
た溝に、上記シリコン基板表面より上方に突出した埋込
酸化膜が熱酸化膜を介して埋め込まれたトレンチ型素子
分離構造であって、上記シリコン基板表面より上方に突
出した埋込酸化膜の、上記溝の溝壁に垂直方向の膜厚
が、上記シリコン基板表面近傍において最も厚くなるよ
うに、上記熱酸化膜が上記シリコン基板表面近傍で漸次
外方に張り出した張り出し部分を有することを特徴とす
るトレンチ型素子分離構造でもある。かかるトレンチ型
素子分離構造では、従来構造のように埋込酸化膜のエッ
ジ部分にくぼみが形成されず、上部が平坦であり、更
に、熱酸化膜が基板表面近傍で外方になめらかに張り出
しているため、トレンチ型素子分離構造上にゲート電極
を有するトランジスタを形成した場合に、ゲート電極形
状が特に底面においてなめらかに形成できるため、従来
構造で発生していた埋込酸化膜のエッジ上部のゲート電
極における電界集中の発生が防止でき、トランジスタの
逆ナローチャネル効果を抑制することが可能となる。
記膜厚は、上記シリコン基板表面よりも上部において、
上記シリコン基板表面よりも下部の上記溝表面に形成さ
れた熱酸化膜の膜厚よりも厚いことが好ましい。
に覆われていることが好ましい。
トレンチ型素子分離構造の製造工程断面図を示す。ま
ず、図1(a)に示すように、基板1上に、熱酸化によ
りシリコン酸化膜である下敷酸化膜2を5から30nm
程度、非単結晶シリコン膜として、ポリシリコン膜5を
100から300nm程度、順次積層形成し、異方性エ
ッチングにより、素子分離形成領域のポリシリコン膜
5、下敷酸化膜2をエッチングし、更に基板1を100
から500nm程度の深さエッチングすることにより基
板内に溝13を形成する。これによって、ポリシリコン
膜5が、シリコン基板1の溝壁部と連続する側壁部12
を有するように、ポリシリコン膜5の表面からシリコン
基板1に至る溝13を形成することが可能となる。尚、
非単結晶シリコン膜としては、ポリシリコン膜以外にア
モルファスシリコン膜も使用することができる。次に、
図1(b)に示すように、熱酸化により、溝内部にシリ
コン酸化膜10を5から50nm程度形成する。このと
き上記ポリシリコン膜5の側壁部12および上面も同時
に酸化される。かかる熱酸化工程においては、O2やH2
Oのような酸化剤は酸化膜中を拡散しやすく、下敷酸化
膜2中にも拡散するため、下敷酸化膜2近傍のシリコン
1、5が更に酸化され、図1(b)に示すような熱酸化
膜10の膜厚が、下敷酸化膜2との接続部近傍で、外部
になめらかに厚くなるような構造となる。次に、図1
(c)に示すように、CVD法により全面にシリコン酸
化膜である埋込酸化膜11を堆積する。次に、図1
(d)に示すように、CMP法により、ポリシリコン膜
5上部に形成された熱酸化膜10、溝内の熱酸化膜1
0、埋込酸化膜11の一部、およびポリシリコン膜5の
一部を上部から除去する。次に、図1(e)に示すよう
に、ドライエッチング法により、ポリシリコン膜5を選
択的に除去し、最後に図1(f)に示すように、下敷酸
化膜2をフッ酸によるウエットエッチングにより除去す
ることにより、シリコン基板1の表面より上方に突出し
た埋込酸化膜11の側面にも熱酸化膜が形成されたトレ
ンチ型素子分離構造を形成する。
る方法では、図1(f)に示す下敷酸化膜2のエッチン
グ工程において、同時に埋込酸化膜11、熱酸化膜10
も上部からエッチングされるが、埋込酸化膜11の周囲
は、従来のようにCVD法で形成した酸化膜20ではな
く耐エッチング性の高い熱酸化膜10で囲まれているた
め、従来のように溝内の埋込酸化膜11のエッジ部にお
いてくぼみが発生しない。
方法で作製したトレンチ型素子分離構造である。かかる
素子分離構造では、素子分離領域として作用する埋込酸
化膜11の上面は、半導体基板1の表面よりも高くなっ
ており、溝内壁に熱酸化によって形成された酸化膜10
は、溝内部のみならず、基板より上部の埋込酸化膜11
の側壁にまで形成されており、埋込酸化膜11には、従
来構造のようなくぼみが発生していない。更に、熱酸化
膜10は、シリコン基板表面近傍において、活性領域側
23(外方)へなめらかに延びている。従って、かかる
トレンチ型素子分離構造上にゲート電極を形成したトラ
ンジスタにおいては、図16に示す従来構造のゲート電
極22構造で発生するような埋込酸化膜11のエッジ上
部のゲート電極における電界集中の発生が防止でき、ト
ランジスタの逆ナローチャネル効果を抑制することが可
能となる。
態2にかかるトレンチ型素子分離構造の製造工程断面図
を示す。まず、図2(a)に示すように、基板1上に、
熱酸化法によりシリコン酸化膜からなる下敷酸化膜2を
5から30nm程度、ポリシリコン膜5を30から10
0nm程度、シリコン窒化膜3を100から300nm
程度の膜厚で順次積層形成した後、異方性エッチングに
より、素子分離形成領域のシリコン窒化膜3、ポリシリ
コン膜5、下敷酸化膜2を開口し、更に、基板1を10
0から500nm程度の深さにエッチングすることによ
り、基板内に溝13を形成する。次に、図2(b)に示
すように、熱酸化法により、溝内部に熱酸化膜10を5
から50nm程度形成する。かかる工程では、ポリシリ
コン膜5の側壁部12も酸化される。次に、図2(c)
に示すように、CVD法により全面にシリコン酸化膜1
1を堆積する。次に、図2(d)に示すように、CMP
法によりシリコン窒化膜3上部に形成された酸化膜11
を除去する。次に、図2(e)に示すように、熱リン酸
によりシリコン窒化膜3を除去し、続いて、ドライエッ
チング法によりポリシリコン膜5を除去する。最後に、
図2(f)に示すように、シリコン酸化膜2をフッ酸に
よるウエットエッチングにより除去し、トレンチ型素子
分離構造を形成する。
述べた効果に加えて、図2(d)に示すCMP法におけ
るストッパとして、シリコン酸化膜との選択比の大きい
シリコン窒化膜3を用いているために、基板表面から突
出した埋込酸化膜の高さを精度良く制御することがで
き、素子間の埋込酸化膜の高さのばらつきを小さくする
ことが可能となる。
ることにより、上記実施の形態1と同様に図11に示す
構造のトレンチ型素子分離構造の作製が可能となり、実
施の形態1と同様の効果を得ることができる。
態3にかかるトレンチ型素子分離構造の製造工程断面図
を示す。素子の微細化に伴いトレンチ溝の幅が狭くなっ
た場合、図14に示すような、シームの発生が問題とな
るが、本実施の形態3は、かかるシームの発生を防止す
るものである。即ち、図13の従来方法により埋込酸化
膜11を埋め込む場合、溝のアスペクト比が大きくなる
と埋め込みが不完全となり、図14(a)に示すよう
に、溝内部にシーム40が発生する。図14中、1は基
板、2は熱酸化膜、5は窒化シリコン膜を示す。図14
(b)(c)に示すように、かかるシーム40が存在す
る構造では、シリコン酸化膜2をフッ酸で除去する際に
シームがさらに拡大し、次工程で溝上部に形成される配
線材料がシーム内に入り込み、ショートが発生しやすく
なる。かかるシーム40をなくしてトレンチ分離を形成
するためには、エッチバックによりシーム位置まで埋込
酸化膜11を除去し、酸化膜を再度埋込むことが考えら
れるが、図15(a)(b)に示すように、通常のドラ
イエッチングでは、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜の
選択比が小さく、図15(b)に示すようにシーム40
除去のためのエッチング工程においてシリコン窒化膜3
も除去されるために、CMP時にシリコン窒化膜3をス
トッパとして用いることができなくなる。そこで、本実
施の形態では、まず、溝13の幅が狭いため、図3
(c)に示すように溝内にシーム40が発生する。図3
(a)(b)の工程は、溝幅が狭くなっている以外は、
実施の形態1と同様である。次に、図3(d)の工程
で、シーム40が発生した埋込酸化膜11は、ドライエ
ッチング等により、所定の位置、即ちシーム40が露出
するまで上部から除去される。次に、図3(e)に示す
ように、上層埋込酸化膜12をCVD法により全面に堆
積する。上層埋込酸化膜12の埋め込み工程において
は、埋込酸化膜11を形成した場合に比べて溝のアスペ
クト比が小さくなっているためシームは発生しない。続
いて、図3(f)〜(h)に示すように、実施の形態1
の工程(d)〜(f)と同様の工程を行うことにより、
トレンチ型素子分離構造が完成する。ここでは、埋込酸
化膜11を、シーム40が半分程度除去されるまでエッ
チングしたが、第2の酸化膜12の堆積時に埋込可能な
範囲でシームを残しても、あるいは、埋込酸化膜11の
ドライエッチング後に、フッ酸処理を行うことによりシ
ーム開口部を広げて、第2の酸化膜堆積時のシームの埋
め込み効率を向上させても良い。
形態1と同様の効果が得られることに加え、シームの発
生が防止でき、トレンチ型素子分離上に電極を形成した
場合の電極のショート等が低減でき、かかるトレンチ型
素子分離を用いた集積回路の製造歩留まりの向上を図る
ことが可能となる。尚、図3(d)に示す埋込酸化膜1
1、熱酸化膜10のドライエッチング工程における埋込
酸化膜11、熱酸化膜10とポリシリコン膜5のエッチ
ング選択比は非常に大きいため、ポリシリコン膜11は
エッチングされることなく埋込酸化膜11、熱酸化膜1
0のみエッチングできるため、図3(f)に示すCMP
工程においてストッパとなるポリシリコン膜12が、か
かる工程で薄くなることはない。
ることにより、図11に示す上記実施の形態1と同様の
構造のトレンチ型素子分離構造の作製が可能となり、同
様の効果を得ることができる。
態4にかかるトレンチ型素子分離構造の製造工程断面図
を示す。図4(a)〜(d)の工程は、シーム40が無
い点を除いて、実施の形態3に示す図3(a)〜(d)
の工程と同様であり、図4(d)の工程では、ドライエ
ッチングにより、ポリシリコン膜5の上面と底面との間
の所定の位置まで、上記埋込酸化膜11および上記熱酸
化膜10を上部より除去し、上記ポリシリコン膜5の少
なくとも一部の側面および上面を露出させる。続いて、
図4(e)に示すように、再度、ポリシリコン膜5の露
出した側面および上面を熱酸化することにより、埋込酸
化膜11の両側の熱酸化膜10の先端部分を厚くするよ
うに、ポリシリコン膜5の露出した側面および上面を酸
化する。かかるポリシリコン膜5の熱酸化工程におい
て、トレンチ溝内では、酸化剤は埋込酸化膜11内では
殆ど拡散しないため、トレンチ溝内のシリコン基板1は
ほとんど酸化されない。一方、シリコン基板1の表面よ
り上部では酸化剤が容易にポリシリコン膜5表面に到達
するため、ポリシリコン膜5の側壁部12が酸化され、
特に、図4のA部分では、工程(b)に加えて、更にポ
リシリコン5が再度酸化されるため、熱酸化膜の膜厚
が、他の熱酸化膜に比較して厚くなる。次に、図4
(f)に示すように、CVD法を用いて、上層埋込酸化
膜12を全面に堆積する。続いて行う図4(g)〜
(i)の工程は、図1に示す実施の形態1の工程と同様
であり、以上のように工程を行うことによりトレンチ型
素子分離が作製される。特に、本実施の形態では、上述
のように図4のA部分の熱酸化膜の膜厚を厚く形成する
ことが可能であるため、図4(i)に示す下敷酸化膜2
の除去工程において、上記実施の形態1〜3より更に埋
込酸化膜11の保護が強化される。尚、本実施の形態で
は、溝内に埋め込まれたシリコン酸化膜11において、
シーム40が発生した場合でも、実施の形態3の場合と
同様に、第2の埋込酸化膜12でシーム40を埋め込む
ことが可能である。
ンチ型素子分離の製造方法では、図4(e)に示すA部
分の熱酸化膜が他の熱酸化膜より厚くなり、工程(i)
に示す下敷酸化膜2のエッチング工程において更にエッ
チングされにくく、埋込酸化膜11のエッジ部における
くぼみの発生をより有効に防止することが可能である。
尚、かかるトレンチ溝周囲側壁(A部分)の熱酸化膜1
0の厚さは、トレンチ溝内部の熱酸化膜の膜厚を厚くす
ることなく、個別に厚く形成することができるため、本
実施の形態にかかる方法を用いた場合であっても、トレ
ンチ溝内の熱酸化膜10の膜厚は厚くならず、トレンチ
溝幅が狭くなることによるシーム40の発生は起こらな
い。
態5にかかるトレンチ型素子分離構造の製造工程断面図
を示す。図5中、図5(a)〜(d)は、実施の形態1
の図1(a)〜(d)の工程と同様である。次に、図5
(e)に示すように、再度、ポリシリコン膜5の露出し
た上面を熱酸化することにより、ポリシリコン膜5の側
壁部13の熱酸化膜10の上端部分を厚くする。かかる
ポリシリコン膜5の酸化工程では、上記実施の形態4と
同様に、トレンチ溝内部では、シリコン基板1は殆ど酸
化されないが、シリコン基板1表面より上部では酸化剤
が容易にポリシリコン膜5表面に到達するため、ポリシ
リコン膜5の上面および側壁部12で酸化が進み、特
に、図5(e)のB部分では、工程(b)に加えて、更
にポリシリコン5が再度酸化されるため、酸化膜の膜厚
が他の酸化膜部分に比較して厚くなる。次に、図5
(f)に示すように、ドライエッチングによりポリシリ
コン膜5上部に形成された熱酸化膜10、および溝内の
熱酸化膜10、埋込酸化膜11の上部をエッチング除去
する。次に、図5(g)に示すように、ドライエッチン
グ法によりポリシリコン膜5を除去し、更に、図5
(h)に示すように、下敷酸化膜2をフッ酸によるウエ
ットエッチングにより除去することにより、トレンチ型
素子分離構造を作製する。
ンチ型素子分離構造の製造方法では、図5(e)に示す
B部分の熱酸化膜が他の熱酸化膜より厚くなり、工程
(h)に示す下敷酸化膜2のエッチング工程において更
にエッチングされにくく、埋込酸化膜11のエッジ部に
おけるくぼみの発生をより有効に防止することが可能で
ある。
ることにより、上記実施の形態4と同様の構造のトレン
チ型素子分離構造の作製が可能である。
態6にかかるトレンチ型素子分離構造の製造工程断面図
を示す。図6(a)〜(d)までの工程は、上記実施の
形態4、5と同様である。続いて、図6(e)に示すよ
うに、全面に熱酸化用非単結晶シリコン膜であるポリシ
リコン膜12を堆積した後、図6(f)に示すように、
熱酸化法によりポリシリコン膜12を酸化して、熱酸化
膜15を形成する。ここで、埋込酸化膜11中では酸化
剤が殆ど拡散しないため、トレンチ溝内の熱酸化膜の膜
厚はほとんど変化しない。これに対し、酸化されたポリ
シリコン膜12中は酸化剤が移動しやすいため、ポリシ
リコン膜5の側壁部13では熱酸化が進み、トレンチ溝
内の酸化膜厚に比べて、図6(f)のC部分の熱酸化膜
の膜厚が厚くなる。更に、埋込酸化膜11の上面部に
は、ポリシリコン膜12の酸化により熱酸化膜15が形
成される。次に、図6(g)に示すように、CVD法に
より、上層埋込酸化膜16を全面に堆積する。次に、図
6(h)に示すように、CMP法により、溝内部の埋込
酸化膜11上に形成した熱酸化膜14が露出するまで
(またはその直前まで)、上部より上層埋込酸化膜1
6、熱酸化膜15、ポリシリコン膜5の膜厚を減じる。
次に、図6(i)に示すように、ドライエッチング法に
より、ポリシリコン膜5を除去した後、図6(j)に示
すように、下敷酸化膜2をフッ酸によるウエットエッチ
ングにより除去することでトレンチ型素子分離構造が作
製される。
では、埋込酸化膜11の側壁のみならず上部にもウエッ
トエッチング耐性の高い熱酸化膜10が形成されている
ため、下敷酸化膜2の除去工程において、埋込酸化膜1
1がエッチングされることはなく、埋込酸化膜11のエ
ッジ部におけるくぼみの発生を完全に防止することが可
能となる。これにより、トレンチ型素子分離上にゲート
電極を形成した場合の、エッジ部分における電界集中を
防止し、逆ナローチャネル効果を抑制することが可能と
なる。また、図6(f)のC部分の側壁部13の熱酸化
膜10の厚さが、トレンチ溝内部の酸化膜の膜厚に関係
なく厚く設定することができるため、C部分の熱酸化膜
を厚く形成した場合であっても溝内部の熱酸化膜の膜厚
は厚くならず、即ちトレンチ溝のアスペクト比が大きく
なることを防止でき、シームの発生を抑制することが可
能となる。また、従来方法のように、異方性エッチング
を行うことなく埋込酸化膜11の側壁部13の熱酸化膜
を形成できるため、活性領域23における異方性エッチ
ングによるダメージの発生を防止することも可能とな
る。
かる方法で作製したトレンチ型素子分離構造である。か
かる素子分離構造では、素子分離領域として作用する埋
込酸化膜11の上面は、半導体基板1の表面より上方に
突出しており、溝12内壁に熱酸化によって形成された
酸化膜10は、溝12内部のみならず、基板より上部の
埋込酸化膜11の側面にまで形成されており、埋込酸化
膜11には従来構造のようなくぼみは発生しない。ま
た、熱酸化膜10は、シリコン基板表面近傍において、
活性領域側23(外方)へなめらかに延びており、基板
1の表面より上部の熱酸化膜10の溝12側面に垂直方
向の膜厚は、溝12内部の熱酸化膜10の膜厚より厚く
なっている。従って、かかるトレンチ型素子分離構造上
にゲート電極を形成したトランジスタにおいては、従来
のような埋込酸化膜11のエッジ上部のゲート電極にお
ける電界集中の発生が防止でき、トランジスタの逆ナロ
ーチャネル効果を抑制することが可能となる。
態7にかかるトレンチ型素子分離構造の製造工程断面図
を示す。まず、図7(a)に示すように、シリコン基板
1上に、熱酸化により下敷酸化膜2を5から30nm程
度、ポリシリコン膜5を100から300nm程度、順
次形成し、続いて、異方性エッチングにより、素子分離
形成領域のポリシリコン膜5、下敷酸化膜2を除去し、
シリコン基板1を100から500nm程度の深さにエ
ッチングし、シリコン基板内に溝12を形成する。次
に、図7(b)に示すように、CVD法により全面に埋
込酸化膜11を堆積する。次に、図7(c)に示すよう
に、熱酸化法で上記埋込酸化膜11越しに酸化剤を拡散
させ、溝12内部に熱酸化膜10を5から50nm程度
形成する。この時、上記ポリシリコン膜5の側壁部13
および上面も酸化されるが、埋込酸化膜11の表面に近
い部分ほど、埋込酸化膜中の酸化剤の拡散が律速される
度合が小さい(酸化剤が多く到達する)ため酸化され易
く、ポリシリコン側壁部13はシリコン溝内壁よりも多
く酸化される。従って、溝12内壁部の熱酸化膜10の
膜厚を相対的に厚くしたい場合には、予め、埋込酸化膜
11の埋込工程前に、溝12内壁の酸化工程を行うとと
もに、埋込まれた埋込酸化膜11越しに行う酸化工程に
おける酸化量を減らすとよい。次に、図7(d)に示す
ように、CMP法により膜厚を減じ、ポリシリコン膜5
の上部に形成された酸化膜、および溝内の熱酸化膜1
0、埋込酸化膜11の一部を除去する。次に、図7
(e)に示すように、ドライエッチング法によりポリシ
リコン膜5を除去し、続いて図7(f)に示すように、
下敷酸化膜2をフッ酸によるウエットエッチングにより
除去することで溝型素子分離を形成する。溝12上部の
埋込酸化膜11の側面では、熱酸化の際、下敷酸化膜2
を酸化剤が拡散することにより熱酸化膜10が厚く形成
されており、下敷酸化膜2をウエットエッチングにより
除去する時に、溝12上部の埋込酸化膜11の側面で酸
化膜がなくなることを防止することができる。特に、下
敷酸化膜2の膜厚よりも溝12上部の埋込酸化膜11の
側面の熱酸化膜10の膜厚を大きくすれば、下敷酸化膜
2を除去する際に、溝12上部の埋込酸化膜11の側面
の熱酸化膜10がなくなるのを、更に防止でき、上記埋
込酸化膜11のエッジ部における落ち込みを防止するこ
とが可能となる。
ることによっても、図11に示す構造のトレンチ型素子
分離構造の作製が可能となる。加えて、本実施の形態に
かかる方法では、埋込酸化膜11を、シリコン基板1に
形成した溝に埋め込んだ後に、熱酸化により上記溝内壁
に熱酸化膜10を形成するため、埋込酸化膜11が高温
にさらされ、いわゆる焼き締めが起きる。従って、図1
7(a)に示す埋込酸化膜11形成時のつなぎ目40に
おいて、物理化学的な組織変化を起こし、上記つなぎ目
40の結合力を高めることができる。これによって、従
来の方法で埋込酸化膜11のウエットエッチングによる
除去時に発生していた、つなぎ目40に沿った窪みの発
生を抑制することができる(図17(b)(c))。こ
の効果は、酸化膜が粘性流体となる1000℃以上の温
度を用いることで特に大きくなり、かかる温度ではつな
ぎ目40を完全に縫合することが可能となる。また、C
VD法により形成された埋込酸化膜11のフッ酸による
ウエットエッチングのエッチング速度が、上記熱酸化に
よるリフロー効果により低下し、埋込酸化膜11のエッ
チングの制御性が向上し、埋込酸化膜11の基板表面か
ら上方への突出部分の高さのばらつきを小さくすること
が可能となる。
態8にかかるトレンチ型素子分離構造の製造工程断面図
を示す。まず、図8(a)に示すように、シリコン基板
1の上に、熱酸化により下敷酸化膜2を5から30nm
程度、ポリシリコン膜5を30から100nm程度、シ
リコン窒化膜3を100から300nm程度の膜厚で順
に形成し、異方性エッチングにより、シリコン窒化膜
3、ポリシリコン膜5、下敷酸化膜2を開口し、シリコ
ン基板1を100から500nm程度の深さエッチング
することによりシリコン基板内に溝12を形成する。次
に、図8(b)に示すように、CVD法により全面に埋
込酸化膜11を堆積する。ここで、実施の形態7と同様
に、埋込酸化膜11形成前に、予め、溝部内壁を5から
50nm程度熱酸化することも可能である。次に、図8
(c)に示すように、熱酸化法で、上記埋込酸化膜11
越しに酸化剤を拡散させて溝内部に埋込酸化膜10を5
から50nm程度形成する。このとき前述のポリシリコ
ン膜5の側壁部13も熱酸化される。次に、図8(d)
に示すように、CMP法によりシリコン窒化膜3上部に
形成された埋込酸化膜11、および溝内の熱酸化膜1
0、埋込酸化膜11の一部を除去する。次に、図8
(e)に示すように、熱リン酸によりシリコン窒化膜3
を除去し、続いてドライエッチング法によりポリシリコ
ン膜5を除去する。最後に、図8(f)に示すように、
熱酸化膜2をフッ酸によるウエットエッチングにより除
去することで、トレンチ型素子分離構造を形成する。
を用いることによっても、図11に示す構造のトレンチ
型素子分離構造の作製が可能となり、これにより、上記
実施の形態7と同様の効果を得ることができる。特に、
本実施の形態では、CMP法におけるストッパとしてシ
リコン窒化膜3を用いているために、上記実施の形態2
と同様にシリコン基板1表面から上方の突出した埋込酸
化膜11の高さを精度良く制御することができ、ばらつ
きを小さくすることができる。このように、ストッパに
シリコン窒化膜3を用いた場合は、製造工程数は増加す
るが埋込酸化膜11の高さのばらつきを小さくすること
が可能となる。反面、シリコン窒化膜3は硬い材質であ
るため、酸化時の応力発生が問題となる。しかし、この
応力発生の問題は、ポリシリコン膜5の膜厚を30nm
程度以上として応力を緩和することにより十分回避する
ことができる。また、ポリシリコン膜5の膜厚を100
nm程度以下にすることでアスペクト比が高くなりすぎ
ることを抑制し、さらに酸化時のバーズビークの過剰な
発生を防止することが可能となる。
態9にかかるトレンチ型素子分離構造の製造工程断面図
を示す。まず、図9(a)に示すように、シリコン基板
1上に、熱酸化により下敷酸化膜2を5から30nm程
度、ポリシリコン膜5を100から300nm程度、順
次形成し、異方性エッチングにより、素子分離形成領域
のポリシリコン膜5、下敷酸化膜2を開口し、シリコン
基板1を100から500nm程度の深さにエッチング
することにより、シリコン基板1内に溝12を形成す
る。次に、図9(b)に示すように、CVD法により、
全面に埋込酸化膜11を堆積する。ここで、実施の形態
7と同様に、埋込酸化膜11形成前に、予め、溝部内壁
を5から50nm程度熱酸化することも可能である。次
に、図9(c)に示すように、CMP法によりポリシリ
コン膜5上部に堆積された埋込酸化膜11、および溝内
の埋込酸化膜11の一部を除去する。次に、図9(d)
に示すように、熱酸化法で埋込酸化膜11越しに酸化剤
を拡散させて溝内部に熱酸化膜10を5から50nm程
度形成する。かかる場合も、上述のように、予め溝12
内部を熱酸化しておき、かかる熱酸化膜と埋込酸化膜1
1越しに形成する熱酸化膜を組み合わせて用いることに
より、熱酸化膜10の膜厚の分布を、ある程度制御する
ことができる。次に、図9(e)に示すように、ポリシ
リコン膜5の上部に形成された熱酸化膜10をフッ酸に
よるウエットエッチングにより除去した後、ドライエッ
チング法によりポリシリコン膜5を除去する。次に、図
9(f)に示すように、下敷酸化膜2をフッ酸によるウ
エットエッチングにより除去することでトレンチ型素子
分離構造を形成することができる。
を用いることによっても、図11に示す構造のトレンチ
型素子分離構造の作製が可能となり、上記実施の形態7
と同様の効果を得ることができる。また、本実施の形態
にかかる方法では、上述のように溝部内壁の熱酸化膜の
膜厚に比べて、ポリシリコン膜5の側壁部13の酸化量
をより大きくすることができ、下敷酸化膜2の除去工程
において、より埋込酸化膜11の側面を保護することが
可能となり、埋込酸化膜11のエッジ部分におけるくぼ
みの発生をより効果的に防止することが可能となる。
の形態10にかかるトレンチ型素子分離構造の製造工程
断面図を示す。まず、図10(a)に示すように、シリ
コン基板1の上に、熱酸化により熱酸化膜2を5から3
0nm程度、ポリシリコン膜5を30から100nm程
度、シリコン窒化膜3を100から300nm程度の膜
厚で順に形成し、続いて、異方性エッチングにより、素
子分離形成領域のシリコン窒化膜3、多結晶シリコン膜
5、下敷酸化膜2を開口し、シリコン基板1を100か
ら500nm程度の深さエッチングすることによりシリ
コン基板内に溝12を形成する。次に、図10(b)に
示すように、CVD法により全面に埋込酸化膜11を堆
積する。ここで、実施の形態7と同様に、埋込酸化膜1
1形成前に、予め、溝部内壁を5から50nm程度熱酸
化することも可能である。次に、図10(c)に示すよ
うに、CMP法によりシリコン窒化膜3をストッパに用
いてシリコン窒化膜3上部に形成された埋込酸化膜11
および溝12内の埋込酸化膜11の一部を除去する。次
に、図10(d)に示すように、熱酸化法で、上記埋込
酸化膜11越しに酸化剤を拡散させることで溝内部に熱
酸化膜10を5から50nm程度形成する。かかる工程
においても、上述のように、予め埋込酸化膜11形成前
に形成した熱酸化膜と組み合わせて用いることにより、
ポリシリコン膜5側壁の酸化量と溝部内壁の酸化量とを
それぞれ所望の値に制御することができる。次に、図1
0(e)に示すように、熱リン酸によりシリコン窒化膜
3を除去し、更に、ドライエッチング法によりポリシリ
コン膜5を除去する。最後に、図10(f)に示すよう
に、下敷酸化膜2をフッ酸によるウエットエッチングに
より除去してトレンチ型素子分離構造を形成する。
法を用いることによっても、図11に示す構造のトレン
チ型素子分離構造の作製が可能となる。また、CMP法
におけるストッパとしてシリコン窒化膜3を用いている
ために、シリコン基板1表面から上方に突出した埋込酸
化膜11の高さのばらつきを小さくすることができる。
るトレンチ型素子分離構造を利用して作製したDRAM
メモリセルの断面図を示す。かかるDRAMメモリセル
の製造方法としては、まず、上記実施の形態1〜10の
いずれかの方法で、トレンチ型素子分離領域を形成す
る。次に、p型ウエル(図示せず)を形成した後、熱酸
化法を用いてゲート酸化膜を10nm程度、更に、CV
D法を用いてポリシリコン膜(ゲート電極材)を100
nm程度堆積する。次に、写真製版により、所定の領域
にレジストを形成し、これをマスクとしてポリシリコン
膜を異方性エッチングによりパターニングし、ゲート電
極32を形成する。その後、レジストは除去される。次
に、トレンチ分離膜およびゲート電極32をマスクとし
て、イオン注入法により、加速電圧50keV、ドーズ
量5×1013/cm2の注入条件でAsを注入し、n型
層30(S/D領域)を形成する。次に、CVD法によ
り、全面に100nm程度の膜厚の酸化膜を堆積し、異
方性エッチングすることにより、サイドウォール絶縁膜
31を形成する。次に、層間絶縁膜35として、CVD
法により、酸化膜を全面に700nm程度堆積した後、
ビットラインコンタクトホールを所定の位置に開口す
る。次に、ビットライン配線材料として不純物を含有し
たポリシリコンを100nm程度、更に、タングステン
シリサイド(WSi)を100nm程度、全面に順次堆
積した後、パターニングにより所定の領域にのみ配線を
形成することにより、ビットライン33を形成する。次
に、層間絶縁膜35として、再度、CVD法により、全
面に酸化膜を700nm程度堆積した後、ストレージノ
ードコンタクトホールを所定の位置に開口する。次に、
キャパシタ下部電極材料として不純物を含有したポリシ
リコンを800nm程度、全面に堆積し、パターニング
により所定の領域にのみキャパシタ下部電極材料を配置
することで、ストレージノード34を形成する。次に、
キャパシタ誘電膜としてCVD法により、シリコンオキ
シナイトライド(SiON)膜36を7nm程度堆積す
る。次に、キャパシタ上部電極として、CVD法によ
り、不純物を含有したポリシリコンを50nm程度堆積
し、セルプレートを形成し、パターニングにより所定の
領域にのみポリシリコンを設け、キャパシタ上部電極3
7を形成する。以上の工程を行うことにより、図12に
示すDRAMメモリセルが完成する。
積化の要求からチャネル幅の狭いトランジスタが用いら
れるが、素子分離膜として本発明にかかるトレンチ型素
子分離構造を用いることにより、チャネル幅の狭いトラ
ンジスタにおいても逆ナローチャネル効果を防止するこ
とが可能となる。この結果、図12に示すようなメモリ
セルを多数配置してなるDRAMデバイスにおいて、メ
モリセル毎のチャネル幅のばらつきがもたらす素子特性
のばらつきが抑えられるため、デバイスの安定動作と高
い歩留まりが達成される。また、本発明にかかる製造方
法を用いてシームの発生を抑えることにより、隣接する
ゲート電極間の短絡を防止することができる。
にかかる方法では、シリコン基板表面から上方に突出し
た埋込酸化膜の周囲が、従来のようにCVD法で形成し
た酸化膜ではなく耐エッチング性の高い熱酸化膜で囲ま
れているため、下敷酸化膜のエッチング工程においても
上記熱酸化膜はエッチングされにくく、突出した埋込酸
化膜を有効に保護することができる。この結果、かかる
エッチング工程において従来発生していた埋込酸化膜の
エッジ部におけるくぼみの発生を防止することが可能と
なる。これにより、上記トレンチ型素子分離構造上にゲ
ート電極を有するトランジスタを形成した場合、上記く
ぼみ上部に形成されることにより発生していたゲート電
極による電界集中が防止でき、トランジスタの逆ナロー
チャネル効果を抑制することが可能となる。
込酸化膜側面の熱酸化膜を、溝内部に形成された熱酸化
膜より厚くすることにより、上記下敷酸化膜エッチング
工程における埋込酸化膜の保護効果をより大きくするこ
とが可能となる。
することにより、上記埋込酸化膜のエッジ部におけるく
ぼみの発生を完全に防止することが可能である。
子分離構造では、シリコン基板表面近傍において、熱酸
化膜が外方になめらかに張り出しているため、上記ゲー
ト電極構造も底部形状がなめらかになり、これによって
もゲート電極による電界集中を防止することが可能とな
る。
に異方性エッチングを用いないため、活性領域でのダメ
ージの発生を防止することが可能となる。
より、埋込酸化膜内にシームが発生した場合、これを埋
め込むことにより、最終的にシーム発生のないトレンチ
型素子分離構造の形成が可能となる。
化膜を埋め込んだ後に、熱酸化により溝内壁に熱酸化膜
を形成するため、上記埋込酸化膜が高温にさらされ、い
わゆる焼き締めが起きる。これにより、埋込酸化膜形成
時のつなぎ目の結合力を高めることが可能となる。特
に、1000℃以上の熱酸化工程を行うことが、結合力
を高めるために有効である。
子分離構造の製造工程断面図である。
子分離構造の製造工程断面図である。
子分離構造の製造工程断面図である。
子分離構造の製造工程断面図である。
子分離構造の製造工程断面図である。
子分離構造の製造工程断面図である。
子分離構造の製造工程断面図である。
子分離構造の製造工程断面図である。
子分離構造の製造工程断面図である。
型素子分離構造の製造工程断面図である。
ンチ型素子分離構造の断面図である。
型素子分離構造を用いたDRAM構造の断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
電極を形成したトランジスタの断面構造図である。
断面図である。
膜、5 ポリシリコン膜、10 熱酸化膜、11 埋込
酸化膜、12 溝、13 側壁部、14 熱酸化用ポリ
シリコン膜、15 熱酸化膜、16 上層埋込酸化膜、
20、20’CVD酸化膜、21 くぼみ、22 ゲー
ト電極、23 活性領域、40 シーム。
Claims (19)
- 【請求項1】 シリコン基板に形成された溝に、上記シ
リコン基板表面から上方に突出した埋込酸化膜が熱酸化
膜を介して埋め込まれたトレンチ型素子分離構造の製造
方法であって、 上記シリコン基板上に下敷酸化膜を介して非単結晶シリ
コン膜を形成した後、該非単結晶シリコン膜が、上記シ
リコン基板の溝壁部と連続する側壁部を有するように、
上記非単結晶シリコン膜の表面から上記シリコン基板内
に至る溝を形成する溝形成工程と、 上記溝壁部を含む上記溝内部の表面および上記非単結晶
シリコン膜の上記側壁部に熱酸化膜を形成する熱酸化工
程と、 上記熱酸化された側壁部を除く上記非単結晶シリコン膜
を除去する除去工程とを含み、 上記埋込酸化膜の上記シリコン基板表面より上方に突出
した側面にも上記熱酸化膜が形成されるように上記埋込
酸化膜を形成することを特徴とするトレンチ型素子分離
構造の製造方法。 - 【請求項2】 上記製造方法において、更に、上記熱酸
化工程と上記除去工程との間に、 上記溝内部および上記非単結晶シリコン膜上に上記埋込
酸化膜を堆積する堆積工程と、 上記非単結晶シリコン膜が露出するまで上記埋込酸化膜
の上面から膜厚を減じる薄膜化工程とを含み、 上記シリコン基板表面より上方に突出し、その突出した
側壁にも上記熱酸化膜が設けられた上記埋込酸化膜を形
成することを特徴とする請求項1に記載のトレンチ型素
子分離構造の製造方法。 - 【請求項3】 上記製造方法が、更に、上記溝の両側の
上記非単結晶シリコン膜上に、シリコン窒化膜を形成す
る工程を含み、更に、上記薄膜化工程において、 上記シリコン窒化膜をストッパとして上記埋込酸化膜の
膜厚を減じ、上記溝内部にのみ上記埋込酸化膜を残した
後に、上記シリコン窒化膜を除去する工程を含むことを
特徴とする請求項2に記載のトレンチ型素子分離構造の
製造方法。 - 【請求項4】 上記製造方法において、更に、上記堆積
工程と上記薄膜化工程との間に、 上記非単結晶シリコン膜の上面より下方の所定の位置ま
で、上記埋込酸化膜および上記熱酸化膜を上部より除去
する工程と、 上記溝内部および上記非単結晶シリコン膜上に上層埋込
酸化膜を堆積する工程とを含むことを特徴とする請求項
2に記載のトレンチ型素子分離構造の製造方法。 - 【請求項5】 上記製造方法が、上記堆積工程と上記薄
膜化工程との間に、 上記非単結晶シリコン膜の上面と底面との間の所定の位
置まで、上記埋込酸化膜および上記熱酸化膜を上部より
除去し、上記非単結晶シリコン膜の少なくとも一部の側
面および上面を露出させる工程と、 上記非単結晶シリコン膜の上記露出した側面および上面
を熱酸化することにより、上記埋込酸化膜の両側の熱酸
化膜の先端部分を厚くする工程と、 上記熱酸化膜の先端部分を厚くした後に、上層埋込酸化
膜を全面に堆積する工程とを含むことを特徴とする請求
項2に記載のトレンチ型素子分離構造の製造方法。 - 【請求項6】 上記製造方法において、更に、上記薄膜
化工程と上記除去工程との間に、 上記非単結晶シリコン膜の上記露出した上面を熱酸化す
ることにより、上記非単結晶シリコン膜の側壁部の熱酸
化膜の上端部分を厚くする工程と、 上記熱酸化膜の上端部分を厚くした後に、上記非単結晶
シリコン膜の上面部の熱酸化膜を除去する工程とを含む
ことを特徴とする請求項2に記載のトレンチ型素子分離
構造の製造方法。 - 【請求項7】 上記製造方法において、更に、上記堆積
工程と上記薄膜化工程との間に、 上記非単結晶シリコン膜の上面と底面との間の所定の位
置まで、上記埋込酸化膜および上記熱酸化膜を上部より
除去し、上記非単結晶シリコン膜の側面と上面とを露出
させる工程と、 熱酸化用非単結晶シリコン膜を全面に堆積する工程と、 上記熱酸化用非単結晶シリコン膜および上記非単結晶シ
リコン膜を熱酸化して熱酸化膜を形成する工程と、 上層埋込酸化膜を全面に堆積する工程とを含むことを特
徴とする請求項2に記載のトレンチ型素子分離構造の製
造方法。 - 【請求項8】 上記製造方法が、更に、上記熱酸化工程
の前に、上記溝内部および上記非単結晶シリコン膜上に
埋込酸化膜を堆積する堆積工程を含み、更に、上記熱酸
化工程が、 上記埋込酸化膜越しに熱酸化を行うことにより熱酸化膜
を形成する工程であることを特徴とする請求項1に記載
のトレンチ型素子分離構造の製造方法。 - 【請求項9】 上記製造方法において、更に、上記熱酸
化工程と上記除去工程との間に、 上記非単結晶シリコン膜が露出するまで上記埋込酸化膜
の上面から膜厚を減じる薄膜化工程を含み、 上記埋込酸化膜の上記シリコン基板表面より上方に突出
した側面にも上記熱酸化膜が形成されるように上記埋込
酸化膜を形成することを特徴とする請求項8に記載のト
レンチ型素子分離構造の製造方法。 - 【請求項10】 上記製造方法が、更に、上記溝の両側
の上記非単結晶シリコン膜上にシリコン窒化膜を形成す
る工程を含み、更に、上記薄膜化工程において、 上記シリコン窒化膜をストッパとして上記埋込酸化膜の
膜厚を減じ、上記溝内部にのみ上記埋込酸化膜を残した
後に、上記シリコン窒化膜を除去する工程を含むことを
特徴とする請求項9に記載のトレンチ型素子分離構造の
製造方法。 - 【請求項11】 上記製造方法が、更に、上記堆積工程
と上記熱酸化工程との間に、上記非単結晶シリコン膜が
露出するまで上記埋込酸化膜の上面から膜厚を減じる工
程を含み、更に、 上記熱酸化工程と上記除去工程との間に、上記非単結晶
シリコン膜の上面部の熱酸化膜を除去する工程を含むこ
とを特徴とする請求項8に記載のトレンチ型素子分離構
造の製造方法。 - 【請求項12】 上記製造方法が、更に、上記溝の両側
の上記非単結晶シリコン膜上にシリコン窒化膜を形成す
る工程を含み、更に、上記堆積工程と上記熱酸化工程と
の間に、 上記シリコン窒化膜をストッパとして上記埋込酸化膜の
膜厚を減じ、上記溝内部にのみ上記埋込酸化膜を残す工
程を含み、更に、 熱酸化を行った後に、上記シリコン窒化膜を除去する工
程を含むことを特徴とする請求項9に記載のトレンチ型
素子分離構造の製造方法。 - 【請求項13】 上記熱酸化工程が、1000℃以上で
行う高温熱酸化工程であることを特徴とする請求項8か
ら12のいずれかに記載のトレンチ型素子分離構造の製
造方法。 - 【請求項14】 上記製造方法が、更に、上記溝形成工
程と上記熱酸化工程との間に、上記溝壁部を含む上記溝
内部の表面および上記非単結晶シリコン膜の上記側壁部
に別途熱酸化膜を形成する熱酸化工程を含むことを特徴
とする請求項8から12のいずれかに記載のトレンチ型
素子分離構造の製造方法。 - 【請求項15】 上記非単結晶シリコン膜の上記側壁部
に形成される熱酸化膜の膜厚が、30〜100nmであ
ることを特徴とする請求項10または12のいずれかに
記載のトレンチ型素子分離構造の製造方法。 - 【請求項16】 上記非単結晶シリコン膜の上記側壁部
に形成された熱酸化膜の膜厚が、上記溝内部の上記シリ
コン基板表面に形成された熱酸化膜の膜厚よりも厚く形
成することを特徴とする請求項8から12のいずれかに
記載のトレンチ型素子分離構造の製造方法。 - 【請求項17】 シリコン基板に形成された溝に、上記
シリコン基板表面より上方に突出した埋込酸化膜が熱酸
化膜を介して埋め込まれたトレンチ型素子分離構造であ
って、 上記シリコン基板表面より上方に突出した埋込酸化膜
の、上記溝の溝壁に垂直方向の膜厚が、上記シリコン基
板表面近傍において最も厚くなるように、上記熱酸化膜
が上記シリコン基板表面近傍で漸次外方に張り出した張
り出し部分を有することを特徴とするトレンチ型素子分
離構造。 - 【請求項18】 上記張り出し部分以外の上記熱酸化膜
の上記膜厚が、上記シリコン基板表面よりも上部におい
て、上記シリコン基板表面よりも下部の上記溝表面に形
成された熱酸化膜の膜厚よりも厚いことを特徴とする請
求項17に記載のトレンチ型素子分離構造。 - 【請求項19】 上記埋込酸化膜の上面が、更に、熱酸
化膜に覆われていることを特徴とする請求項17または
18のいずれかに記載のトレンチ型素子分離構造。
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