JPH1034096A - 減圧洗浄乾燥装置 - Google Patents

減圧洗浄乾燥装置

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JPH1034096A
JPH1034096A JP20877596A JP20877596A JPH1034096A JP H1034096 A JPH1034096 A JP H1034096A JP 20877596 A JP20877596 A JP 20877596A JP 20877596 A JP20877596 A JP 20877596A JP H1034096 A JPH1034096 A JP H1034096A
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Nobuyuki Yamaji
信幸 山地
Hidehisa Tachibana
秀久 橘
Hiroyasu Murata
裕康 村田
Tatsunori Ito
達規 伊藤
Toshiaki Betsumiya
利明 別宮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 減圧下で蒸気洗浄し乾燥させる蒸気洗浄乾燥
室の天井に結露し、発生する水滴を抑制し、水滴による
ワークへの染みの発生を防止する。 【解決手段】 洗浄室2と蒸気洗浄乾燥室3とを機密に
分割する分割手段7と、上記蒸気洗浄乾燥室の天井3a
に設けられ、上部がシールされ、下部に微細で開口する
孔53aを有する薄板53で形成された蒸気溜り形成手
段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属の機械加工、熱
処理加工分野における油脂類の洗浄後の減圧洗浄乾燥装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属の機械加工、熱処理加工分野におけ
る油脂類を洗浄する場合、炭化水素系の溶剤を使用した
浸漬洗浄、シャワー洗浄を行った後、付着している溶剤
を減圧下で乾燥させている。これには例えば図3に示す
ようなものがある。
【0003】図3においては1は減圧洗浄乾燥装置本体
であり、下部に円筒状の浸漬洗浄室2、上部に円筒状の
蒸気洗浄乾燥室3が設けられている。51は蒸気洗浄乾
燥室3の密閉可能なスライド式のシャッタである。シャ
ッタ51の中央に後述する被洗浄物のワークが通過でき
る開口部51aが設けられ、その開口部51aの上部に
は強化ガラス、アクリルなどの透明樹脂の窓52を有し
ている。6は浸漬洗浄室2に収納された洗浄液、例え
ば、石油系の可燃性溶剤の洗浄液で外部からバルブ3
4、給水管33を介して供給可能となっている。4は被
洗浄物のワークで、搬送機構により洗浄液中に設置され
るようになっている。7は昇降台で上部が1つ又は複数
個の段差7a,7bを有している。8は昇降台7上に載
置された断熱台であり、この断熱台8上にワーク4が載
置される。
【0004】11は浸漬洗浄室の天井で、中央部が開孔
して開孔部11cを有しており、縁端部には上記段差7
a,7bと係合できる段差11a,11bが設けられて
いる。12,13は段差11a,11bに設けられたO
リングで、昇降台7が天井11まで上昇したとき、昇降
台7の段差7a,7bと、Oリング12,13と、天井
の段差11a,11bとによって、浸漬洗浄室2と、蒸
気洗浄乾燥室3とが分割され、それぞれ浸漬洗浄室2と
蒸気洗浄乾燥室3とが密閉される。
【0005】16は昇降台7を昇降される昇降機構、1
7は昇降リフトワイヤ、18は昇降リフトワイヤの先端
が昇降台に固定する止金であり、昇降機構16が回転等
の運動によって昇降台7が上昇又は下降する。
【0006】21は浸漬洗浄室2及び蒸気洗浄室3から
回収された洗浄液が加熱機22で加熱され、蒸留されて
再生される蒸留機、23は冷却器で蒸留機21の洗浄液
が冷却されて、給水管24を介して浸漬洗浄室21に戻
される。蒸留機21の洗浄液はバルブ26、供給管27
及びシャワノズル31を介して蒸気洗浄乾燥室3に戻さ
れる。30はヒータで蒸気洗浄乾燥室内を暖めるもので
ある。
【0007】浸漬洗浄室2内の洗浄液が不足したとき、
外部から給水管33、バルブ34を介して新しい洗浄液
を追加される。37は排気管、38はバルブ、39は真
空ポンプであり、蒸気洗浄乾燥室3を減圧する。36は
蒸気洗浄乾燥室3内の洗浄液を回収するための排水管で
ある。40は排気管、41はバルブで蒸気洗浄乾燥室3
を減圧後、復圧するために設けられている。
【0008】42は浸漬洗浄室2の底部に設けられた排
水管、43はバルブ、44はストレーナであり、浸漬洗
浄室2の汚れた洗浄液を回収し、蒸留機21に送り再生
される。45は浸漬洗浄室2の底部に設けられた排水
管、46はバルブであり、浸漬洗浄室2内の廃液を取出
すために設けられている。
【0009】まず、バルブ26,34,38,41,4
3,46を閉じるとともに、シャッタ51を閉じ、浸漬
洗浄室2、蒸気洗浄乾燥室3を密閉する。次にバルブ3
8を開き、真空ポンプ39により浸漬洗浄室2、蒸気洗
浄乾燥室3を減圧するとともに、バルブ34を開いて外
部から給水管33を介して浸漬洗浄室2に洗浄液を注水
し、バルブ34を閉じる。浸漬洗浄室2、蒸気洗浄乾燥
室3が100トールに減圧されると、昇降機構16を動
作させ、昇降台7を上昇させ、昇降台7が浸漬洗浄室2
の最上部にくると、昇降台7の段差7a,7bと浸漬洗
浄室2の天井11の段差11a,11bとが係合し、O
リング12,13により浸漬洗浄室2及び蒸気洗浄乾燥
室3が密閉され分離される。この後バルブ38を閉じ、
バルブ41を開いて蒸気洗浄乾燥室3を大気圧に復圧さ
せバルブ41を閉じる。
【0010】蒸気洗浄乾燥室3を復圧後、シャッタ51
を例えば図示する右方向に開いて昇降台7上の断熱台8
にワーク4を載置して、シャッタ51を閉じる。このと
き蒸気洗浄乾燥室3の天井3aとシャッタ51はOリン
グ14によって密閉される。浸漬洗浄室2の方が蒸気洗
浄乾燥室3より減圧されているため、バルブ38を開き
真空ポンプ39を動作させて、蒸気洗浄乾燥室3を10
0トールまで減圧し、浸漬乾燥室2と蒸気洗浄乾燥室3
とを同じ減圧下にして、バルブ38を閉じる。
【0011】そして、昇降機構16により昇降台7を降
下させ、ワーク4を洗浄液6内に浸漬させて洗浄させ
る。ワーク4の浸漬洗浄が終了すると、昇降機構16を
動作させて昇降台7を上昇させる。
【0012】昇降台7が上昇し、浸漬洗浄室2の最上部
にくると、昇降台7の段差7a,7bと浸漬洗浄室2の
天井11の段差11a,11bとが係合し、Oリング1
2,13により浸漬洗浄室2と蒸気洗浄乾燥室3が分離
され両室が密閉される。
【0013】次にバルブ26を開くと、蒸留機21で再
生され加熱機22で加熱された洗浄液が、供給管27、
シャワノズル31を介して蒸気洗浄乾燥室3に供給され
る。このとき、蒸気洗浄乾燥室3内が約100トールに
減圧されているために、洗浄液は蒸気となって噴出し供
給される。
【0014】ワーク4は浸漬洗浄時常温で洗浄されてお
り、浸漬洗浄後は常温となっている。一方シャワノズル
31から噴出される蒸気は加熱されており、この蒸気が
ワーク4に付着すると、両者の温度差によって蒸気が液
化する。この液化された洗浄液によってワーク4が洗浄
される。この洗浄はワーク4が蒸気温度に達するまで行
われる。なお、洗浄した蒸気は蒸気洗浄乾燥室3の下部
に貯まり、排水管36を介して蒸留室21に回収され
る。
【0015】蒸気洗浄が終了すると、バルブ26を閉じ
て、洗浄蒸気を停止させヒータ30を動作させて蒸気洗
浄乾燥室3を加熱するとともに、真空ポンプ39により
蒸気洗浄乾燥室3を数トール以下まで減圧する。この減
圧と加熱によってワーク4に付着洗浄液は蒸発して乾燥
が急速に行われる。
【0016】ワーク4が乾燥されると、バルブ38を閉
じ、バルブ41を開いて蒸気洗浄乾燥室3を大気圧まで
復圧する。そして、シャッタ51を開いてワーク4を蒸
気洗浄乾燥室3から取出す。
【0017】第1回目の洗浄が終了すると、洗浄液6は
浸漬洗浄室2に入っており、また、浸漬洗浄室2の上部
は約100トールに減圧されているので、シャッタ51
を開いて断熱台8の上に、次に洗浄されるワーク4を載
置させ、以下上述と同じように洗浄・乾燥を行えばよ
い。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところが、蒸気洗浄乾
燥室3内でワーク4を蒸気洗浄させるとき、シャワノズ
ル31から蒸気を噴出させるため、蒸気洗浄乾燥室3内
部が加熱され、蒸気洗浄乾燥室3の外部との温度差が生
じて、蒸気洗浄乾燥室3の天井3aの部分に水滴が発生
する。そして、ワーク4を乾燥させるとき、水滴が減圧
と加熱によっても蒸発できないことがあり、水滴がワー
ク4上に落下したとき、ワーク4に水滴による染みが発
生することがある。
【0019】本発明は、蒸気洗浄乾燥室3の天井3aに
発生する水滴を制御し、水滴によるワークへの染みを防
止しようとするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の減
圧洗浄乾燥装置によれば、下部にワークを洗浄液により
洗浄させる洗浄室と、上部に洗浄後のワークを減圧下で
洗浄液の蒸気を噴出させて蒸気洗浄を行い、さらに減圧
下で乾燥させる蒸気洗浄乾燥室と、上記洗浄室と上記蒸
気洗浄乾燥室とを上下に分割する分割手段と、上記蒸気
洗浄乾燥室の天井に設けられ、上部がシールされ、下部
に微細で開口する孔を有する薄板で形成された蒸気溜り
形成手段とを備えたものである。
【0021】すなわち、分割手段によりワークを洗浄液
で洗浄する洗浄室と、乾燥後のワークを減圧下で洗浄液
の蒸気を噴出させ蒸気洗浄を行い、さらに乾燥させる蒸
気洗浄乾燥室とを上下気密に分割する。蒸気洗浄乾燥の
天井に、上部がシールされ、下部に微細で開口する孔を
有する薄板で形成される蒸気溜り形成手段を設ける。洗
浄液の蒸気は、薄板の微細の孔から蒸気溜り手段に入
り、蒸気溜りの温度が上がり、蒸気洗浄乾燥室の温度と
等しくなる。そして、蒸気溜り形成手段の下面には、蒸
気による水滴は発生しない。また、蒸気溜りの上部の温
度と外部の温度の差が生じるため、蒸気溜りの上部が結
露し水滴が生じる。この水滴が滴下しても薄板で遮断さ
れ、蒸気溜りに閉じこめられる。
【0022】請求項2の発明は、上記薄板が山形形状を
した熱伝導性の優れた高分子材料の薄板である。
【0023】蒸気溜り形成手段の内部の上部に結露した
水滴が薄板に滴下しても、薄板が高分子材料のため、水
滴の表面張力が大きくなり、薄板の微細な孔から蒸気洗
浄乾燥室内に滴下することがない。
【0024】請求項3の発明は、上記蒸気洗浄乾燥室の
天井の中央が開口され、上記蒸気溜まり形成手段がスラ
イド式シャッタで形成され、上記薄板が上記シャッタ内
に形成されたものである。
【0025】蒸気溜り形成手段のシャッタ内に形成れて
おり、ワークの挿入排出を蒸気洗浄乾燥室の上部から行
うことができるので、ワークの搬送のための装置を小さ
くできる。
【0026】請求項4の発明は、上記蒸気洗浄乾燥室の
天井の中央の開口部が外側に向かってテーパが設けら
れ、上記テーパの端部近傍にリング状で外側に突出した
露避け薄板が設けられたものである。
【0027】外部と接する蒸気洗浄乾燥室の天井に結露
して発生した水滴は、開口部のテーパと、テーパの端部
近傍にリング状で外側に突出した露避け薄板を伝わっ
て、ワークの外部に滴下することが可能となり、ワーク
4上に滴下することがない。
【0028】請求項5の発明は、上記蒸気溜り形成手段
が透明の高分子材料の覗窓によりシールされ、上記薄板
が透明の熱伝導性の優れた高分子材料の薄板である。
【0029】外部から透明の覗窓、透明の薄板を介して
ワークの状態などの減圧洗浄乾燥装置の内部の状態を観
察することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図1及
び図2により説明する。本実施の形態における減圧洗浄
乾燥装置は、図3に示す従来の従来技術の減圧洗浄乾燥
装置におけるスライド式のシャッタ51の中央の開口部
には切り込み51bが設けられている。また、アクリル
樹脂、ナイロン樹脂、ホリエステル樹脂などの高分子材
料で、切り込み51bに係合し、シャッタ51の厚みよ
り低い山形形状の透明薄板53が設けられている。さら
にこの透明薄板53には2mm以下の微細な開口する孔
53aが複数個設けられている。そして、シャッタ51
と薄板53と上部の覗窓の下部とによるシールによって
蒸気溜り形成手段が形成される。また、蒸気洗浄乾燥室
3の天井3aの中央の開口部3bは、シャッタ51の開
口部51aとほぼ同じで、ワーク4を蒸気洗浄乾燥室3
へ収納及び外部への取り出しを行うことができる大きさ
に開口されている。天井3aの開口部3bの下部には外
側に向かってテーパ3cが設けられ、このテーパ3cに
は溝3dが設けられている。テーパ3cの端部近傍にリ
ング状で外側に突出した露避け薄板54が設けられてい
る。
【0031】従来と同じように浸漬洗浄を行い、ワーク
4の浸漬洗浄が終了すると、昇降機構16を動作させて
昇降台7を上昇させる。昇降台7が上昇し、浸透洗浄室
2の最上部にくると、昇降台7の段差7a,7bと浸透
洗浄室2の天井11の段差11a、11bとが係合し、
Oリング12,13とにより浸透洗浄室2と蒸気洗浄乾
燥室3が分離され、両室が密閉される。
【0032】次にバルブ26を開き、蒸留機21で再生
され加熱機22で加熱された洗浄液が、供給管27、シ
ャワノズル31を介して蒸気洗浄乾燥室3に供給され
る。このとき、蒸気洗浄乾燥室3内が約100トールに
減圧されているために、洗浄液は蒸気となって噴出し供
給される。
【0033】ワーク4は浸漬洗浄時常温で洗浄されてお
り、浸漬洗浄後は常温となっている。一方シャワノズル
31から噴出される蒸気は加熱されており、この蒸気が
ワーク4に付着すると、両者の温度差によって蒸気が液
化する。この液化された洗浄液によってワーク4が洗浄
される。この洗浄はワーク4が蒸気温度に達するまで行
われる。
【0034】このとき、蒸気は透明の薄板53の微細な
孔53aから透明薄板53の上部、すなわち、シャッタ
51と透明薄板53、窓52に囲まれる蒸気溜り53c
に入り込む。蒸気溜り53cの温度が上がり、蒸気洗浄
乾燥室3の温度と等しくなる。そして、外気と接する覗
窓52の下部に蒸気が結露して水滴が発生する。この水
滴は透明薄板52の上部に落下し、透明薄板52から左
右のシャッタ51方向に移動していく。このとき水滴は
表面張力によって透明薄板53の微細な孔53aから減
圧洗浄乾燥室3に落下することはない。
【0035】蒸気洗浄が終了すると、バルブ26を閉じ
て、ヒータ30を動作させて蒸気洗浄乾燥室3を加熱す
るとともに、真空ポンプ39により蒸気洗浄乾燥室3を
数トール以下まで減圧する。この減圧と加熱によってワ
ーク4に付着洗浄液は蒸発して乾燥が急速に行われる。
この時、薄板53の上部の貯まった水滴は、減圧によっ
て徐々に蒸気となり、微細な孔53a、バルブ38、真
空ポンプ39を介して外部に排出される。
【0036】ワーク4が乾燥されると、バルブ38を閉
じ、バルブ41を開いて蒸気洗浄乾燥室3を大気圧まで
復圧する。そして、シャッタ51を開いてワーク4を蒸
気洗浄乾燥室3から取出す。
【0037】また、蒸気は減圧洗浄乾燥室3の天井3a
も温められ、天井に結露する。天井3aの開口部3bに
結露した水滴は、テーパ3cを通じて、リング状の露避
け薄板54に到達し滴下する。この露よけ薄板54の先
端は、ワーク4より外側に配置されているので、結露し
てできた水滴がワーク4に付着することがなく、ワーク
4の減圧乾燥時にワークに染みが生じることがない。
【0038】上記実施の形態では、蒸気溜り形成手段を
シャッタ51内に設け、ワークの挿入排出を蒸気洗浄乾
燥室の上部から行っているが、蒸気洗浄乾燥室の側面を
上、下、左、右に開放し、ワークを側面から挿入及び排
出を行い、蒸気溜り形成手段を蒸気洗浄乾燥室3の上部
に設けてもよい。
【0039】また、上記実施の形態では、覗窓52、薄
板53を透明のものを用いてワーク洗浄乾燥状態などの
室内の状態を観察できるようにしているが、52を不透
明の板とし、一方の側面上部からライトを照らし、対向
する側面上部に設けた覗窓から室内の状態を観察しても
よい。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、洗浄室と蒸気洗
浄乾燥室とを上下に気密に分割され、減圧下で可燃性の
炭化水素系溶剤により洗浄されるので、溶剤が燃えるこ
とがない。また、洗浄液の蒸気は薄板の微細の孔から蒸
気溜り形成手段に入り、蒸気溜り形成手段の温度が上が
り、蒸気洗浄乾燥室の温度と等しくなり、蒸気溜り形成
手段の下部には結露することがない。一方、蒸気溜り形
成手段の上部と外部との間には温度差が生じ蒸気溜り形
成手段の内部の上部が結露して水滴が生じる。この水滴
が滴下しても薄板で遮断され、蒸気溜り形成手段内に綴
じ込められる。これにより、ワークに水滴が滴下するこ
とがないので、ワークに染みが生じることがない。
【0041】請求項2記載の発明は、蒸気溜り形成手段
の内部の上部に結露した水滴は、薄板に滴下しても薄板
が高分子材料のため、水滴の表面張力が大きく、薄板の
微細な孔から蒸気洗浄乾燥室内に滴下することがない。
【0042】請求項3記載の発明は、蒸気溜りの形成手
段がシャッタ内に形成されており、ワークの挿入排出を
蒸気洗浄乾燥室の上部から行うことができるので、ワー
クの搬送装置を小さくすることが可能である。
【0043】請求項4記載の発明は、外気と接する蒸気
洗浄乾燥室の天井に結露して発生した水滴は、開口部の
テーパと、テーパの端部近傍にリング状で外側に突出し
た露避け薄板を伝わって、ワークの外側に滴下して、ワ
ークに染みを生じることがない。
【0044】請求項5記載の発明は、透明の覗窓、透明
の薄板を介して、外部から蒸気洗浄乾燥室の室内の状
態、例えばワークの洗浄状態、乾燥状態を観察すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の減圧洗浄乾燥装置の一実施の形態の概
略構成図である。
【図2】図1の一部の詳細な構成図である。
【図2】従来の減圧洗浄乾燥装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 減圧洗浄乾燥装置本体 2 浸漬洗浄室 3 蒸気洗浄乾燥室 3a (蒸気洗浄乾燥室の)天井 3b 開口部 3c テーパ 3d 溝 4 ワーク 6 洗浄液 7 昇降台 7a,7b 段差 8 断熱台 11 (浸漬洗浄室の)天井 11a,11b 段差 11c 開孔部 12,13,14 Oリング 16 昇降機構 17 昇降リフトワイヤ 18 止金 21 蒸留機 22 加熱機 23 冷却器 24,33 給水管 27 供給管 30 ヒータ 31 シャワノズル 26,34,38,41,43,46 バルブ 36,42,45 排水管 37,40 排気管 39 真空ポンプ 44 ストレーナ 51 シャッタ 51a 開口部 51b 切り込み 52 覗窓 53 薄板 53a (微細な)孔 53c 蒸気溜り 54 露避け薄板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の減圧洗浄乾燥装置の一実施の形態の概
略構成図である。
【図2】図1の一部の詳細な構成図である。
【図3】従来の減圧洗浄乾燥装置の概略構成図である。
【符号の説明】 1 減圧洗浄乾燥装置本体 2 浸漬洗浄室 3 蒸気洗浄乾燥室 3a (蒸気洗浄乾燥室の)天井 3b 開口部 3c テーパ 3d 溝 4 ワーク 6 洗浄液 7 昇降台 7a,7b 段差 8 断熱台 11 (浸漬洗浄室の)天井 11a,11b 段差 11c 開孔部 12,13,14 Oリング 16 昇降機構 17 昇降リフトワイヤ 18 止金 21 蒸留機 22 加熱機 23 冷却器 24,33 給水管 27 供給管 30 ヒータ 31 シャワノズル 26,34,38,41,43,46 バルブ 36,42,45 排水管 37,40 排気管 39 真空ポンプ 44 ストレーナ 51 シャッタ 51a 開口部 51b 切り込み 52 覗窓 53 薄板 53a (微細な)孔 53c 蒸気溜り 54 露避け薄板
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 達規 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3号 株式会社三社電機製作所内 (72)発明者 別宮 利明 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3号 株式会社三社電機製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部にワークを洗浄液により洗浄させる
    洗浄室と、上部に洗浄後のワークを減圧下で洗浄液の蒸
    気を噴出させて蒸気洗浄を行い、さらに減圧下で乾燥さ
    せる蒸気洗浄乾燥室と、上記洗浄室と上記蒸気洗浄乾燥
    室とを上下に分割する分割手段と、上記蒸気洗浄乾燥室
    の天井に設けられ、上部がシールされ、下部に微細で開
    口する孔を有する薄板で形成された蒸気溜り形成手段と
    を備えた減圧洗浄乾燥装置。
  2. 【請求項2】 上記薄板が山形形状をした熱伝導性の優
    れた高分子材料の薄板である請求項1記載の減圧洗浄乾
    燥装置。
  3. 【請求項3】 上記蒸気洗浄乾燥室の天井の中央が開口
    され、上記蒸気溜まり形成手段がスライド式シャッタで
    形成され、上記薄板が上記シャッタ内に形成された請求
    項1記載の減圧洗浄乾燥装置。
  4. 【請求項4】 上記蒸気洗浄乾燥室の天井の中央の開口
    部が外側に向かってテーパが設けられ、上記テーパの端
    部近傍にリング状で外側に突出した露避け薄板が設けら
    れた請求項3記載の減圧洗浄乾燥装置。
  5. 【請求項5】 上記蒸気溜り形成手段が透明の高分子材
    料の覗窓によりシールされ、上記薄板が透明の熱伝導性
    の優れた高分子材料の薄板である請求項4記載の減圧洗
    浄乾燥装置。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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