JPH10341115A - 増幅器 - Google Patents

増幅器

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JPH10341115A
JPH10341115A JP9150587A JP15058797A JPH10341115A JP H10341115 A JPH10341115 A JP H10341115A JP 9150587 A JP9150587 A JP 9150587A JP 15058797 A JP15058797 A JP 15058797A JP H10341115 A JPH10341115 A JP H10341115A
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fet
amplifier
gate
terminal
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JP9150587A
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Akira Takayama
昭 高山
Yutaka Ogasawara
裕 小笠原
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/32Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
    • H03F1/3241Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using predistortion circuits
    • H03F1/3264Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using predistortion circuits in audio amplifiers
    • H03F1/327Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using predistortion circuits in audio amplifiers to emulate discharge tube amplifier characteristics
    • HELECTRICITY
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    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/32Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
    • H03F1/3205Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion in field-effect transistor amplifiers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数の異なる多数の信号を増幅した場合に
も、発生する妨害信号のレベルを低く抑えられる広帯域
増幅器として好適な低歪みの増幅器を実現する 【解決手段】 入力端子Sと出力端子Dとを有し、前記
入力端子Sに供給した入力電圧と前記出力端子Dに通流
する出力電流との関係が、前記出力電流の微分係数が入
力電圧の増加とともに増大する非直線特性を有する増幅
素子1と、二つの端子d、sを有し、前記二つの端子
d、s間に印加した印加電圧と前記二つの端子d、s間
に通流する通流電流との関係が、前記通流電流の微分係
数が前記印加電圧の増加ととももに減少する二端子素子
5とを備え、前記増幅素子1の前記入力端子Sに前記二
端子素子5の一端dを接続するととともに、前記二端子
素子5の他端sに入力信号を供給し、前記増幅素子1の
前記出力端子Dに通流する出力電流を前記入力端子Sを
介して前記二端子素子5に流すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数が異なる多
数の信号を同時に増幅する広帯域増幅器として好適な低
歪みの増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、増幅器を設計する際の増幅素子の
選択には、その増幅素子の歪み特性と使用目的とが考慮
されていた。即ち、2次歪みを重要視する場合は、FE
T(電界効果トランジスタ)よりも2次歪みの少ないバ
イポ−ラトランジスタを使用し、3次歪みを重要視する
場合は、バイポ−ラトランジスタよりも3次歪みの少な
いFETを使用するようにしていた。
【0003】増幅素子としてFETを使用した従来の増
幅器を、図7乃至図11を参照して説明する。先ず、図
7はこの種の増幅器の回路を示すものであり、増幅素子
であるFET31にはシングルゲ−トのNチャンネル型
FETが用いられ、そのゲートGはグランドに接地され
ている。また、出力端子であるドレインDには、電源端
子Tから、互いに直列接続された10Ω程度の抵抗3
2、0.1μH程度のチョ−クインダクタ33、33Ω
程度の抵抗34を介して電源電圧が供給され、入力端子
であるソ−スSは、互いに直列接続された6.8nH程
度のチョ−クインダクタ35と82Ω程度の抵抗36を
介してグランドに接地されている。そして、増幅器の入
力端子INからは、6.8nFの直流阻止コンデンサ3
7を介して入力信号がソ−スSに入力され、ドレインD
からの出力信号が、抵抗34、直流阻止コンデンサ38
を介して増幅器の出力端子OUTから取り出されるよう
になっている。
【0004】ここで、ドレインDに接続された抵抗34
は、発振防止のためのものであり、また、ソ−スSとグ
ランドとの間に接続された抵抗36は、ソ−スSに対し
てゲ−トGを負電圧(およそマイナス0.7ボルト)に
バイアスするバイアス電圧設定用のものである。さら
に、チョ−クインダクタ33とチョ−クインダクタ35
とは高周波阻止用のものである。
【0005】ところで、図7に示す増幅器には、第三次
歪みを重要視するために、増幅素子としてFET31を
使用しているが、前述したように、FET31は、バイ
ポ−ラトランジスタに比べて第三次歪みが少ないという
利点を有する一方、第二次歪みがバイポ−ラトランジス
タに比べて大きいという欠点を有している。その理由
は、入力電圧に対する出力電流、即ち、FET31のソ
−スS、ゲ−トG間の電圧に対するドレイン電流の関係
が、いわゆる二次関数に近い特性を有しているためであ
る。そこで、このことを確認するために図8の回路によ
ってFET31の電圧/電流特性を測定した結果、図9
のようなゲ−トバイアス電圧Vgsとドレイン電流Id
との関係を得た。
【0006】先ず、図8の測定回路において、FET3
1のゲ−トGをグランドに接地するとともに、ドレイン
Dにはドレイン電圧Vdを印加する。また、ソ−スSに
は、ソ−スSに対して負の電圧をゲ−トGに与えるため
のゲ−トバイアス電圧Vgsを印加するようにしてい
る。そして、ゲ−トバイアス電圧Vgsを変化してドレ
イン電流Idの変化を測定したのが図9の電圧/電流特
性である。
【0007】図9の横軸は、ゲ−トバイアス電圧Vgs
(ソ−スSに対するゲ−トGの電圧)を示し、縦軸は、
ドレインDに流れるドレイン電流Idを示している。そ
こで、この電圧/電流特性のカ−ブをみると、ゲ−ト電
圧が大きくなると(電圧がプラス方向に変化すると)ド
レイン電流は増大し、カ−ブの傾斜がより急峻になって
いる。即ち、カ−ブの各点P0〜P9は0.5ボルト間
隔のゲ−トバイアス電圧Vgsにおけるドレイン電流I
dを測定した点であるが、隣接する測定点間の傾斜(Δ
Id/ΔVgs、ここで、ΔIdは隣接する測定点間の
ドレイン電流の差、ΔVgsは0.5(ボルト))は、
図10に示すようにゲ−トバイアス電圧Vgsが大きく
なるに従って大きくなっていることが分かる。この傾斜
は、いわゆる微分係数に近似されるものであり、上記の
測定におけるゲ−トバイアス電圧Vgsの測定間隔
(0.5ボルト)を無限に小さくしたときの傾斜が正確
な微分係数となるものである。しかし、ここでは便宜
上、上記の0.5ボルトの間隔での傾斜を微分係数とし
た。
【0008】そして、このような電圧/電流特性を有す
るFET31を用いた図7の構成の増幅器において、増
幅器の入力端子INに信号(入力信号)が入出される
と、増幅器の出力端子OUTには入力信号と同じ周波数
の信号(基本波)とともに入力信号の周波数の整数倍の
周波数の信号(高調波)が現れ、それぞれ、入力信号の
レベルの増加に伴って増加する。この高調波は、増幅器
の増幅素子が完全な直線素子ではなく、非直線素子であ
ることから発生するものである。また、同様に、増幅器
の入力端子INに周波数の異なる二つの信号を入力する
と、この二つの信号の基本波と、基本波同志の周波数の
和または差の周波数の信号、即ち2次の相互変調成分
(以下IM2という)と、いずれか一方の基本波の周波
数の2倍の周波数と他の基本波の周波数との差の周波数
の信号、即ち3次の相互変調成分(以下IM3)が出力
される。ここで、IM2は増幅素子の2次歪みによって
発生し、また、IM3は3次歪みによって発生する。こ
こでは、便宜上、基本波とIM2とIM3とを合わせて
出力信号とする。図11は、図7の増幅器において、周
波数の異なる二つの信号を入力した場合の、入力信号の
レベルに対する基本波、IM2、IM3の出力信号のレ
ベルを示した入出力特性を示している。
【0009】図11において、横軸は増幅器の入力端子
INに入力される入力信号のレベル、縦軸は、増幅器の
出力端子OUTにおける出力信号のレベルを示し、共
に、75Ωで終端した状態での測定値である。そして、
図11のカ−ブD、E、Fは、それぞれ増幅器の出力端
子OUTにおける基本波、IM2、IM3を示し、この
うち基本波は、カ−ブDに示すように入力信号のレベル
と1対1の関係で変化する。即ち、例えば、入力信号の
レベルが10dB増加すれば出力信号も10dB増加す
る。一方、IM2(図11のカ−ブE)、IM3(図1
1のカ−ブF)は、入力信号のレベルに対してそれぞれ
1対2、1対3の関係で変化する。即ち、例えば、入力
信号のレベルが10dB増加すれば出力信号はそれぞれ
20dB、30dB増加する。従って、基本波の入出力
特性を示すカ−ブDよりもIM2の入出力特性を示すカ
−ブEの方が傾斜が急峻となり、同様に、IM2の入出
力特性を示すカ−ブEよりもIM3の入出力特性を示す
カ−ブFの方が傾斜が急峻となっている。なお、カ−ブ
D、E、Fにおいて、点線部分は実測の範囲外であるの
で、理論上の推定部分となっている。
【0010】従って、入力信号のレベルが増大すると、
基本波の入出力特性を示すカ−ブDとIM2の入出力特
性を示すカ−ブEとは点X1で交叉し、同様に、基本波
の入出力特性を示すカ−ブDとIM3の入出力特性を示
すカ−ブFとは点X2で交叉することになる。これらの
交叉点は、いわゆるインタ−セプトポイントと呼ばれ、
増幅器における歪み特性の良否判断の基準とされてお
り、インタ−セプトポイントにおける入力信号のレベル
が大きいほど歪みに対して良好な増幅器となる。図11
においては、基本波とIM2とのインタ−セプトポイン
トにおける入力信号のレベルは、ほぼ90dBmV(ミ
リボルト)、また、基本波とIM3とのインタ−セプト
ポイントにおける入力信号のレベルは、ほぼ67.5d
BmV(ミリボルト)となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図11における入出力
特性では、例えば、入力信号のレベルが30dBmV
(ミリボルト)の実用的なレベルでは、基本波のレベル
に対するIM2のレベル、および、基本波のレベルに対
するIM3のレベル(いずれも希望信号に対する非希望
信号の比という意味でD/U比という)はそれぞれ、−
(マイナス)60dB、および−(マイナス)75dB
となっており、このD/U比は決して良好な値ではな
い。
【0012】そのため、このような増幅器を広帯域増幅
器として用い、さらに、CATVシステムにおける受信
機のように、周波数の異なる多数のチャンネルの信号が
同時に入力されて増幅する場合には、入力された信号同
志が増幅素子によって混合されて妨害となる多数のビ−
ト信号を発生することになる。このことは、今後、放送
チャンネルが多チャンネル化され、さらには、システム
がデジタル放送化された場合には特に問題になる。そこ
で、本発明は、周波数の異なる多数の信号を増幅した場
合にも、発生する妨害信号のレベルを低く抑えられる広
帯域増幅器として好適な低歪みの増幅器を実現すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の増幅器は、入力端子と出力端子とを有し、
前記入力端子に供給した入力電圧と前記出力端子に通流
する出力電流との関係が、前記出力電流の微分係数が入
力電圧の増加とともに増大する非直線特性を有する増幅
素子と、二つの端子を有し、前記二つの端子間に印加し
た印加電圧と前記二つの端子間に通流する通流電流との
関係が、前記通流電流の微分係数が前記印加電圧の増加
ととももに減少する二端子素子とを備え、前記増幅素子
の前記入力端子に前記二端子素子の一端を接続するとと
ともに、前記二端子素子の他端に入力信号を供給し、前
記増幅素子の前記出力端子に通流する出力電流を前記入
力端子を介して前記二端子素子に流すようにした。
【0014】また、本発明の増幅器は、前記増幅素子を
ゲ−ト接地されたFETとし、前記FETのソ−スを前
記入力端子とした。
【0015】また、本発明の増幅器は、前記FETをシ
ングルゲ−トFETとした。
【0016】また、本発明の増幅器は、前記二端子素子
を第二のFETとし、前記第二のFETのドレインとソ
−スとを前記二端子とした。
【0017】また、本発明の増幅器は、前記前記第二の
FETを第二のシングルゲ−トFETとし、前記第二シ
ングルゲ−トFETのソ−ス、ゲ−ト間にバイアス電圧
を与えるようにした。
【0018】また、本発明の増幅器は、第一ゲ−トと第
二ゲ−トとソ−スとドレインとを有するデュアルゲ−ト
FETを用い、前記ソ−スと前記第一ゲ−トとを直流的
に接続するとともに、前記ソ−スに入力信号を入力し、
前記ドレインから出力信号を取り出すようにした。
【0019】また、本発明の増幅器は、前記第一ゲ−ト
と前記ソ−スとの間に、前記第一ゲ−トの電位が前記ソ
−スの電位よりも低くなるバイアス電圧を印加した。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
乃至図6を用いて説明する。先ず、図1は本発明の増幅
器を示し、増幅素子であるFET1にはシングルゲ−ト
のNチャンネル型FETが用いられ、そのゲートGはグ
ランドに接地されている。また、出力端子であるドレイ
ンDには、電源端子Tから、互いに直列接続された10
Ω程度の抵抗2、0.1μH程度のチョ−クインダクタ
3、33Ω程度の抵抗4を介して電源電圧が供給されて
いる。
【0021】そして、FET1の入力端子であるソ−ス
Sには、第二のFET5(第二のシングルゲ−トFET
5)の一端であるドレインdが接続され、この第二のF
ET5の他端であるソ−スsは、6.8nH程度のチョ
−クインダクタ6、75Ω程度の抵抗7を介してグラン
ドに接地されている。この第二のFET5はドレインd
とソ−スsとを両端とする二端子素子として用いられて
いる。従って、この構成によって増幅素子であるFET
1のドレイン電流Idは、このFET1のソ−スSを介
して二端子素子である第二のFET5のドレインd、ソ
−スs間に通流するようになっている。そして、増幅器
の入力端子INから6.8nFの直流阻止コンデンサ8
を介して入力信号が第二のFET5のソ−スsに入力さ
れ、FET1のドレインDからの出力信号が抵抗4、直
流阻止コンデンサ9を介して増幅器の出力端子OUTか
ら取り出されるようになっている。なお、第二のFET
5のゲ−トgは、抵抗10を介して第二のFET5のソ
−スsに直流的に接続されている。従って、第二のFE
T5のゲ−トgは、ソ−スsに対してバイアス電圧は与
えられておらず、同電位となっている。
【0022】この増幅器においては、第二のFET5は
二端子素子として用いられ、FET1のドレイン電流I
dは、そのまま第二のFET5のドレインd、ソ−スs
間を通流して、チョ−クインダクタ6、抵抗7に流れる
ようになっている。この結果、第二のFET5のドレイ
ンd、ソ−スs間の電圧Vdsと抵抗7に生じる降下電
圧とが、FET1のソ−スSに対してゲ−トGを負電圧
(およそマイナス0.7ボルト)にバイアスするバイア
ス電圧を与えている。また、FET1のドレインDに接
続された抵抗4は、この増幅器の安定度を高めて発振を
防止するためのものである。また、チョ−クインダクタ
3、6は高周波阻止用のものである。
【0023】ここで、増幅素子であるFET1のソ−ス
Sに接続された二端子素子である第二のFET5は、F
ET1の歪みをキャンセル(低減)するためのものであ
り、この第二のFET5の作用を含めて図1に示す増幅
器の電圧/電流特性を図2乃至図5により説明する。先
ず、図2は、図1に示す増幅器の電圧/電流特性を測定
するための回路であり、FET1のゲ−トGをグランド
に接地するとともに、ドレインDにはドレイン電圧Vd
を印加する。また、FET1のソ−スSには、二端子素
子としての第二のFET5のドレインdを接続し、この
第二のFET5のソ−スsには、FET1のソ−スS対
して負の電圧をゲ−トGに与えるためのゲ−トバイアス
電圧Vgssを印加するようにしている。なお、第二の
FET5のゲ−トgは抵抗10を介してソ−スsに接続
されており、ソ−スsとゲ−トgとは同電位となってい
る。ここで、ゲ−トバイアス電圧Vgssを変化してF
ET1のドレイン電流の変化を測定したのが図3の電圧
/電流特性である。
【0024】図3の横軸は、ゲ−トバイアス電圧Vgs
s(FET1のソ−スSに対するゲ−トGの実際の電圧
はゲ−トバイアス電圧Vgssに、第二のFET5のド
レインd、ソ−スs間の電圧分が加わる)を示し、縦軸
は、FET1のドレインDに流れるドレイン電流Idを
示している。なお、このドレイン電流Idは、前述した
ように、第二のFET5のドレインd、ソ−スs間を通
流する。そこで、この電圧/電流特性のカ−ブをみる
と、ゲ−トバイアス電圧Vgssが大きくなると(電圧
がプラス方向に変化すると)ドレイン電流Idは増大す
るが、その傾斜は、図9に示した従来の増幅器における
電圧/電流特性の傾斜よりも緩やかで、しかも、より直
線的になっていることが分かる。
【0025】即ち、図3の電圧/電流特性カ−ブの点Q
0〜Q11は0.5ボルト間隔のゲ−トバイアス電圧V
gssにおけるドレイン電流Idを測定した点である
が、隣接する測定点間の傾斜、即ち、微分係数(ΔId
D/ΔVgss、ここで、ΔIdは隣接する測定点間の
ドレイン電流の差、ΔVgsは0.5(ボルト))は、
図4に示すようにゲ−トバイアス電圧Vgssがマイナ
ス(−)0.7ボルト〜マイナス(−)0.5ボルトの
間では大きな変化がなくなっている。このことは、図1
0に示す従来の微分係数のカ−ブとは大きくことなって
いる。このことから、図3の測定回路、即ち、図1に示
す本発明の増幅器における電圧/電流特性は、従来の増
幅器よりも、より直線的になっていることが分かる。そ
して、増幅器は、ゲ−トバイアス電圧Vgssがマイナ
ス(−)0.7ボルト〜マイナス(−)0.5ボルトの
範囲で使用されるように設定される。なお、上記の電圧
/電流特性の傾斜は、いわゆる微分係数に近似されるも
のであり、上記の測定におけるゲ−トバイアス電圧Vg
ssの測定間隔(0.5ボルト)を無限に小さくしたと
きの傾斜が正確な微分係数となるものである。しかし、
ここでは便宜上、上記の0.5ボルトの間隔での傾斜を
微分係数とした。
【0026】ここで、図3に示す電圧/電流特性が直線
的になる理由は、増幅素子であるFET1のソ−スSに
接続された二端子素子としての第二のFET5のドレイ
ンd、ソ−スs間の電圧Vdsに対する、このドレイン
d、ソ−スs間を通流する電流Id(FET1のドレイ
ン電流Idに等しい)が、電圧Vdsの増加に従ってそ
の傾斜(微分係数)が単調減少する特性を有しているた
めであるが、このことを以下に詳述する。先ず、図5
は、第二のFETのドレインd、ソ−スs間に加えられ
た電圧Vdsと、そのときのドレインd、ソ−スs間に
流れるドレイン電流Idとの関係を示す電圧/電流特性
を示すものであり、この電圧/電流特性のカ−ブVgs
0は、ソ−スs、ゲ−トg間のゲ−トバイアス電圧が0
ボルト(同電位)の場合である。また、カ−ブVgs
1、Vgs2、Vgs3はそれぞれ、ソ−スS、ゲ−ト
G間のゲ−トバイアス電圧を負の方向に大きくした場合
を示す
【0027】そこで、例えば、カ−ブVgs0において
は、ドレイン電流Idは、ドレインd、ソ−スs間の電
圧Vdsの増加と共に、ほぼ直線的に増加する部分Z0
と、その傾斜(微分係数)が単調に減少する部分Z1
と、傾斜(微分係数)がほぼ0で一定となる部分Z2の
ように傾斜(微分係数)の変化範囲が大きくなっている
が、この第二のFET5は、主に、ドレイン電流Idの
傾斜(微分係数)が単調に減少する部分Z1の領域で使
用するようにしている。この結果、この第二のFET5
のドレインd、ソ−スs間の電圧Vdsがゲ−トバイア
ス電圧Vgssに重畳されて、増幅素子であるFET1
のソ−スS、ゲ−トG間にゲ−トバイアス電圧Vgsを
与えているのであるが、FET1のドレイン電流Idが
増加するほどFET1のソ−スS、ゲ−トG間のゲ−ト
バイアス電圧Vgsに占める第二のFETのドレイン
d、ソ−スs間の電圧Vdsが大きくなり、このため、
FET1のソ−スS、ゲ−トG間のゲ−トバイアス電圧
Vgsはその絶対値が少なくなって、図3に示すように
電圧/電流特性のカ−ブの傾斜が緩やかになるとともに
直線的になるのである。
【0028】なお、図1に示す増幅器においては、第二
のFET5のソ−スs,ゲ−トg間のゲ−トバイアス電
圧Vgsを0ボルト(同電位)にして、図5のカ−ブV
gs0を用いて説明したが、ソ−スs,ゲ−トg間に適
宜のゲ−トバイアス電圧Vgsを与えて使用することが
可能であることは説明するまでもない。この場合も、傾
斜(微分係数)の変化範囲は同様に大きい。このように
することによって、増幅器の電圧/電流特性を一層直線
的にすることが出来る。
【0029】そして、このような電圧/電流特性を有す
る図1の構成の増幅器において、増幅器の入力端子IN
に、周波数の異なる二つの信号(入力信号)が入出され
ると、増幅器の出力端子OUTには、この二つの信号の
基本波と、基本波同志の周波数の和または差の周波数の
信号、即ち2次の相互変調成分(以下IM2という)
と、いずれか一方の基本波の周波数の2倍の周波数と他
の基本波の周波数との差の周波数の信号、即ち3次の相
互変調成分(以下IM3)が出力される。ここで、IM
2は増幅素子の2次歪みによって発生し、また、IM3
は3次歪みによって発生する。そして、基本波、IM
2、IM3は、それぞれ、入力信号のレベルの増加に伴
って増加するが、電圧/電流特性が、より直線的になっ
ているので、IM2、IM3のレベルは、従来のそれら
よりも低く抑えることができる。図6は、図1の増幅器
において、入力信号のレベルに対する基本波、IM2、
IM3の出力信号のレベルを示した入出力特性を示して
いる。
【0030】図6において、横軸は増幅器の入力端子I
Nに入力される入力信号のレベル、縦軸は、増幅器の出
力端子OUTのおける出力信号のレベルを示し、共に、
75Ωで終端した状態での測定値である。そして、図6
のカ−ブA、B、Cは、それぞれ増幅器の出力端子OU
Tにおける基本波、IM2、IM3を示し、このうち基
本波は、カ−ブAに示すように入力信号のレベルと1対
1の関係で変化する。即ち、例えば、入力信号のレベル
が10dB増加すれば出力信号も10dB増加する。一
方、IM2(図6のカ−ブB)、IM3(図6のカ−ブ
C)は、入力信号のレベルに対してそれぞれ1対2、1
対3の関係で変化する。即ち、例えば、入力信号のレベ
ルが10dB増加すれば出力信号は、それぞれ20d
B、30dB増加する。従って、基本波の入出力特性を
示すカ−ブAよりもIM2の出力特性を示すカ−ブBの
方が傾斜が急峻となり、同様に、IM2の出力特性を示
すカ−ブBよりもIM3の出力特性を示すカ−ブCの方
が傾斜が急峻となっている。なお、カ−ブA、B、Cに
おいて、点線部分は実測の範囲外であるので、理論上の
推定部分となっている。
【0031】従って、入力信号のレベルが大きくなるに
従って、増幅器の出力端子OUTに現れる相互変調成分
(IM2、IM3)のレベルは増大するが、例えば、基
本波の入出力特性を示すカ−ブAとIM2の出力特性を
示すカ−ブBとが交わるインタ−セプトポイントY1、
と基本波の入出力特性を示すカ−ブAとIM3の出力特
性を示すカ−ブCとが交わるインタ−セプトポイントY
2とは、従来の増幅器におけるそれらよりも、入力信号
のレベルが大きい方に移動し、それぞれ、100dBm
V(ミリボルト)、70dB(ミリボルト)となって、
特に、IM2のレベルが抑えられているいることが分か
る。従って、例えば、入力信号のレベルが30dBmV
(ミリボルト)の実用的なレベルでは、基本波のレベル
に対するIM2のレベル、および、基本波のレベルに対
するIM3のレベル(希望信号に対する非希望信号の比
という意味でD/U比という)はそれぞれ、−(マイナ
ス)70dB、および−(マイナス)80dBとなり、
従来に対してそれぞれ10dB、5dB改善されてい
る。
【0032】以上のように、本発明の増幅器では、増幅
器の増幅素子1の非直線特性をキャンセルするような別
の素子、例えば二端子素子5を用いることで、増幅器の
歪みを少なくしているので、周波数の異なる多数の信号
を同時に増幅する広帯域増幅器として優れた歪み特性の
増幅器が実現できる。
【0033】なお、本発明における増幅器の増幅素子と
しては、シングルゲ−トのFET1を用いて説明した
が、これに限ることはなく、例えば、デュアルゲ−トの
FETでもよく、また、バイポ−ラトランジスタであっ
てもよい。さらに、二端子素子としては第二のFET5
のような電界効果トランジスタに限らず、例えば、バイ
ポ−ラトランジスタを用いてもよい。
【0034】そして、二端子素子として第二のFET5
を用いる場合であっても、そのソ−スs、ゲ−トg間の
バイアス電圧を0ボルトに固定する必要はなく、適宜の
バイアス電圧を与えることによって、増幅器全体として
の直線性を一層高めることができる。
【0035】次に、本発明の第二の実施の形態を図12
乃至図14を参照して説明する。図1において、増幅素
子には第一ゲ−トG1、第二ゲ−トG3、ドレインD、
ソ−スSを有するデュアルゲ−トFET(以下単にFE
Tという)41が用いられ、第一ゲ−トG1は抵抗42
を介してソ−スに直流的に接続され、第一ゲ−トG1と
ソ−スSとは同電位になっている。また、第二ゲートG
2はグランドに接地されている。さらに、FET41の
出力端子であるドレインDには、電源端子Tから、互い
に直列接続された10Ω程度の抵抗43、0.1μH程
度のチョ−クインダクタ44、33Ω程度の抵抗45を
介して電源電圧が供給されている。
【0036】そして、FET41の入力端子であるソ−
スSは、6.8nH程度のチョ−クインダクタ46、7
5Ω程度の抵抗47を介してグランドに接地されてい
る。従って、この構成によって増幅素子であるFET4
1のドレイン電流Idは、このFET41のソ−スSを
介してグランドに通流するようになっている。そして、
増幅器の入力端子INから6.8nFの直流阻止コンデ
ンサ48を介して入力信号がFET41ソ−スSに入力
され、FET41のドレインDからの出力信号が抵抗4
5、直流阻止コンデンサ49を介して増幅器の出力端子
OUTから取り出されるようになっている。
【0037】この第二の実施の形態における増幅器では
増幅素子として一個のデュアルゲ−トFET41を使用
しているが、デュアルゲ−トFET41は、周知の如
く、図13に示すように二個のシングルゲ−トFET5
0、51をカスケ−ド接続したものと同じ構成をしてお
り、このため、図12の増幅器は図1に示した第一の実
施の形態に於ける増幅器と全く同じ動作となる。そし
て、この場合、FET41の第一ゲ−トG1、ソ−スS
側が図1における二端子素子5となり、FET41の第
二ゲ−トG2、ドレインD側が図1における増幅素子1
となる。このように本発明の第二の実施の形態における
増幅器は一個のデュアルゲ−トFET41を用いること
で、相互変調歪みの少ない増幅器が構成できる。
【0038】図14は、図12に示す増幅器におけるF
ET41のソ−スSとグランドとの間に接続したチョ−
クインダクタ46と抵抗47との挿入位置を交換し、チ
ョ−クインダクタ46をグランド側とし、第一ゲ−トG
1を抵抗42を介してチョ−クインダクタ46と抵抗4
7との接続点に接続したものである。この結果、第一ゲ
−トG1はグランドと同電位となり、またソ−スSはソ
−スSからの電流によって抵抗47による電圧降下でグ
ランドに対して高い電位となり、第一ゲ−トG1にバイ
アス電圧を与えることができる。従って、このバイアス
電圧を適切なものとすることによって増幅器の直線性を
良くすることができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明の増幅器は、入力
端子と出力端子とを有し、前記入力端子に供給した入力
電圧と前記出力端子に通流する出力電流との関係が、前
記出力電流の微分係数が入力電圧の増加とともに増大す
る非直線特性を有する増幅素子と、二つの端子を有し、
前記二つの端子間に印加した印加電圧と前記二つの端子
間に通流する通流電流との関係が、前記通流電流の微分
係数が前記印加電圧の増加ととももに減少する二端子素
子とを備え、前記増幅素子の前記入力端子に前記二端子
素子の一端を接続するととともに、前記二端子素子の他
端に入力信号を供給し、前記増幅素子の前記出力端子に
通流する出力電流を前記入力端子を介して前記二端子素
子に流すようにしたので、この二端子素子によって、増
幅器の増幅素子の非直線特性をキャンセルすることが
で、増幅器の歪みを少なくできる。その結果、周波数の
異なる多数の信号を同時に増幅する広帯域増幅器として
優れた歪み特性の増幅器が実現できる。
【0040】また、本発明の増幅器は、増幅素子をゲ−
ト接地されたFETとし、このFETのソ−スを前記入
力端子としたので、二端子素子をこのFETのソ−スに
接続するだけでFETのドレイン電流をそのままこの二
端子素子に流すことができて増幅器の構成を簡単に出来
る。
【0041】また、本発明の増幅器は、前記FETをシ
ングルゲ−トFETとしたので、増幅器の構成は一層簡
単にできる。
【0042】また、本発明の増幅器は、前記二端子素子
を第二のFETとし、前記第二のFETのドレインとソ
−スとを前記二端子としたので、この第二のFETの電
圧/電流特性に於ける傾斜の変化範囲が大きくし、増幅
素子の非直線特性をキャンセルするための第二のFET
のドレイン、ソ−ス間電圧やドレイン電流を適宜に設定
することができる。
【0043】また、本発明の増幅器は、前記前記第二の
FETを第二のシングルゲ−トFETとし、前記第二シ
ングルゲ−トFETのソ−ス、ゲ−ト間にバイアス電圧
を与えるようにしたので、増幅素子の非直線特性をキャ
ンセルするための第二のFETのドレイン、ソ−ス間電
圧や電流を設定することが一層容易となる。
【0044】また、本発明の増幅器は、第一ゲ−トと第
二ゲ−トとソ−スとドレインとを有するデュアルゲ−ト
FETを用い、前記ソ−スと前記第一ゲ−トとを直流的
に接続するとともに、前記ソ−スに入力信号を入力し、
前記ドレインから出力信号を取り出すようにしたので、
デュアルゲ−トFETの第一ゲ−ト、ソ−ス側が二端子
素子となり、FETの第二ゲ−ト、ドレイン側が増幅素
子となる。このため、一個のデュアルゲ−トFETを用
いることで、相互変調歪みの少ない増幅器が構成でき
る。
【0045】また、本発明の増幅器は、前記第一ゲ−ト
と前記ソ−スとの間に、前記第一ゲ−トの電位が前記ソ
−スの電位よりも低くなるバイアス電圧を印加したの
で、このバイアス電圧を適切なものとすることによって
増幅器の直線性を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態における増幅器の回
路図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態における増幅器にお
ける電圧/電流特性の測定回路図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態における増幅器にお
ける電圧/電流特性図である。
【図4】本発明の第一の実施の形態における増幅器の電
圧/電流特性における微分係数を示す図である。
【図5】本発明の第一の実施の形態における増幅器にお
ける二端子阻止の電圧/電流特性図である。
【図6】本発明の第一の実施の形態における増幅器にお
ける入出力特性図である。
【図7】従来の増幅器の回路図である。
【図8】従来の増幅器における電圧/電流特性の測定回
路図である。
【図9】従来の増幅器における電圧/電流特性図であ
る。
【図10】従来の増幅器の電圧/電流特性における微分
係数を示す図である。
【図11】従来の増幅器における入出力特性図である。
【図12】本発明の第二の実施の形態における増幅器の
回路図である。
【図13】本発明の第二の実施の形態における増幅器に
使用するデュアルゲ−トFETの説明図である。
【図14】本発明の第二の実施の形態における増幅器の
回路図である。
【符号の説明】
1 増幅素子 2、43 抵抗 3、44 チョ−クインダクタ 4、45 抵抗 5 二端子素子 6、46 チョ−クインダクタ 7、47 抵抗 8、48 直流阻止コンデンサ 9、49 直流阻止コンダンサ 10、42 抵抗 41 デュアルゲ−トFET S 増幅素子の入力端子 D 増幅素子の出力端子 G ゲ−ト G1 第一ゲ−ト G2 第二ゲ−ト d 二端子素子の一端 s 二端子素子の他端

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子と出力端子とを有し、前記入力
    端子に供給した入力電圧と前記出力端子に通流する出力
    電流との関係が、前記出力電流の微分係数が入力電圧の
    増加とともに増大する非直線特性を有する増幅素子と、
    二つの端子を有し、前記二つの端子間に印加した印加電
    圧と前記二つの端子間に通流する通流電流との関係が、
    前記通流電流の微分係数が前記印加電圧の増加とともも
    に減少する二端子素子とを備え、前記増幅素子の前記入
    力端子に前記二端子素子の一端を接続するととともに、
    前記二端子素子の他端に入力信号を供給し、前記増幅素
    子の前記出力端子に通流する出力電流を前記入力端子を
    介して前記二端子素子に流すことを特徴とする増幅器。
  2. 【請求項2】 前記増幅素子をゲ−ト接地されたFET
    とし、前記FETのソ−スを前記入力端子としたことを
    特徴とする請求項1記載の増幅器。
  3. 【請求項3】 前記FETをシングルゲ−トFETとし
    たことを特徴とする請求項2記載の増幅器。
  4. 【請求項4】 前記二端子素子を第二のFETとし、前
    記第二のFETのドレインとソ−スとを前記二端子とし
    たことを特徴とする請求項1または2または3記載の増
    幅器。
  5. 【請求項5】 前記前記第二のFETを第二のシングル
    ゲ−トFETとし、前記第二シングルゲ−トFETのソ
    −ス、ゲ−ト間にバイアス電圧を与えるようにしたこと
    を特徴とする請求項4記載の増幅器。
  6. 【請求項6】 第一ゲ−トと第二ゲ−トとソ−スとドレ
    インとを有するデュアルゲ−トFETを用い、前記ソ−
    スと前記第一ゲ−トとを直流的に接続するとともに、前
    記ソ−スに入力信号を入力し、前記ドレインから出力信
    号を取り出すことを特徴とする増幅器。
  7. 【請求項7】 前記第一ゲ−トと前記ソ−スとの間に、
    前記第一ゲ−トの電位が前記ソ−スの電位よりも低くな
    るバイアス電圧を印加したことを特徴とする請求項6記
    載の増幅器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6529051B2 (en) 2000-02-29 2003-03-04 Fujitsu Quantum Devices Limited Frequency multiplier without spurious oscillation
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