JPH1034659A - 多層成形品製造に用いる金型構造 - Google Patents
多層成形品製造に用いる金型構造Info
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- JPH1034659A JPH1034659A JP20644196A JP20644196A JPH1034659A JP H1034659 A JPH1034659 A JP H1034659A JP 20644196 A JP20644196 A JP 20644196A JP 20644196 A JP20644196 A JP 20644196A JP H1034659 A JPH1034659 A JP H1034659A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14065—Positioning or centering articles in the mould
-
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- B29C2045/14163—Positioning or centering articles in the mould using springs being part of the positioning means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表皮材が金型内に確実に位置決めされるよう
にした多層成形品を製造するための金型構造を提供す
る。 【解決手段】 下金型22に対して、上金型21が型開
きした状態(未閉鎖状態)で、クロス原反等を所定寸法
に裁断して形成された表皮材16を、下金型22の大凸
部25の凹条溝37に囲まれた部分に載置する。この
時、位置決め機構のピン30が、表皮材16の四隅にお
いて、表皮材16の見切り部側壁16aに当接して、表
皮材16の位置決めを行う。ピン30は、下金型22の
長穴26を、昇降装置としてのスプリング27及びシリ
ンダ装置28によって、上金型21の動きに応じて、下
金型22内を昇降する。
にした多層成形品を製造するための金型構造を提供す
る。 【解決手段】 下金型22に対して、上金型21が型開
きした状態(未閉鎖状態)で、クロス原反等を所定寸法
に裁断して形成された表皮材16を、下金型22の大凸
部25の凹条溝37に囲まれた部分に載置する。この
時、位置決め機構のピン30が、表皮材16の四隅にお
いて、表皮材16の見切り部側壁16aに当接して、表
皮材16の位置決めを行う。ピン30は、下金型22の
長穴26を、昇降装置としてのスプリング27及びシリ
ンダ装置28によって、上金型21の動きに応じて、下
金型22内を昇降する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂単味表面
の所定部分のみに表皮材を被覆した表皮材と熱可塑性樹
脂単味とよりなる多層成形品を製造するための金型構造
に関する。
の所定部分のみに表皮材を被覆した表皮材と熱可塑性樹
脂単味とよりなる多層成形品を製造するための金型構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような表面の所定部分のみを表皮
材で被覆した表皮材と熱可塑性樹脂単味との多層成形品
は、自動車のドアトリム、リヤトリム等の内装部品に用
いられている。このような多層成形品の製造は、熱可塑
性樹脂を射出成形等で予め成形しておき、該成形品に接
着剤等を用いて所定形状の表皮材を貼着するか、予め表
皮材をハードボード等に貼着させた部品を製作しておい
て、この部品をビス等を用いて該成型品に取り付ける方
法等があるが、このような方法では、後工程を要し手間
がかかると共にコストアップの要因となっていた。
材で被覆した表皮材と熱可塑性樹脂単味との多層成形品
は、自動車のドアトリム、リヤトリム等の内装部品に用
いられている。このような多層成形品の製造は、熱可塑
性樹脂を射出成形等で予め成形しておき、該成形品に接
着剤等を用いて所定形状の表皮材を貼着するか、予め表
皮材をハードボード等に貼着させた部品を製作しておい
て、この部品をビス等を用いて該成型品に取り付ける方
法等があるが、このような方法では、後工程を要し手間
がかかると共にコストアップの要因となっていた。
【0003】そこで、このような多層成形品の製造につ
いて、改良すべく、例えば特開昭64−26414号公
報に記載されたものが提案されている。
いて、改良すべく、例えば特開昭64−26414号公
報に記載されたものが提案されている。
【0004】これによると、未閉鎖のモールド成形用上
・下金型間に表皮材および溶融樹脂を供給し、上下金型
を閉じ、表皮材と熱可塑性樹脂単味からなる多層成形品
を製造するに際し、所定形状に裁断した表皮材を上また
は下金型上の所定位置に載置し、表皮材の裏面側のほぼ
中央部に溶着樹脂を供給することにより、所定部分のみ
を表皮材で被覆した表皮材と熱可塑性樹脂単味との多層
成形品を得るというものである。
・下金型間に表皮材および溶融樹脂を供給し、上下金型
を閉じ、表皮材と熱可塑性樹脂単味からなる多層成形品
を製造するに際し、所定形状に裁断した表皮材を上また
は下金型上の所定位置に載置し、表皮材の裏面側のほぼ
中央部に溶着樹脂を供給することにより、所定部分のみ
を表皮材で被覆した表皮材と熱可塑性樹脂単味との多層
成形品を得るというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような多層成形
品の製造に当たって、下金型上に予め所定形状に裁断さ
れた表皮材を載置する場合、表皮材が熱可塑性樹脂単味
の所定位置を被覆するため、表皮材を下金型上の所定位
置に位置決めした後、溶融樹脂を供給し、型成形してい
る必要があり、このために、上記の多層成形品の製造に
用いる金型構造は、図14乃至図16に示すように、上
下両金型1、2を有し、上金型1のキャビティ面には、
表皮材3が熱可塑性樹脂単味4を覆う見切り部に相当す
る位置に小凸壁5が形成されており、小凸壁5に対応す
る下金型2のキャビティ面には、凹溝6を有する駒7が
設けられ、更には、下金型2には、ピン8が2本設けら
れ、これらピン8及び駒7は、下金型2の上下方向に摺
動可能になっている。また、下金型2には、不図示の樹
脂通路と供給口が設けられている。
品の製造に当たって、下金型上に予め所定形状に裁断さ
れた表皮材を載置する場合、表皮材が熱可塑性樹脂単味
の所定位置を被覆するため、表皮材を下金型上の所定位
置に位置決めした後、溶融樹脂を供給し、型成形してい
る必要があり、このために、上記の多層成形品の製造に
用いる金型構造は、図14乃至図16に示すように、上
下両金型1、2を有し、上金型1のキャビティ面には、
表皮材3が熱可塑性樹脂単味4を覆う見切り部に相当す
る位置に小凸壁5が形成されており、小凸壁5に対応す
る下金型2のキャビティ面には、凹溝6を有する駒7が
設けられ、更には、下金型2には、ピン8が2本設けら
れ、これらピン8及び駒7は、下金型2の上下方向に摺
動可能になっている。また、下金型2には、不図示の樹
脂通路と供給口が設けられている。
【0006】そして、多層成形品を製造する場合、次の
工程を経て行われる。
工程を経て行われる。
【0007】所定寸法に裁断した表皮材3を、その表
面側を上にして、下金型2の凹溝6に沿って載置する
(図14示状態)。
面側を上にして、下金型2の凹溝6に沿って載置する
(図14示状態)。
【0008】次いで型締め装置の昇降機構(不図示)
を作動させて、上金型1を下降させて、下金型2との間
にキャビティを形成すべく、下金型2との間に一定の型
クリアランスを以て一旦停止する。該停止位置で、2本
のピン8を上方向に移動させ表皮材3を持ち上げて(図
15示状態)、上型キャビティ面の所定位置に軽く接触
させる。
を作動させて、上金型1を下降させて、下金型2との間
にキャビティを形成すべく、下金型2との間に一定の型
クリアランスを以て一旦停止する。該停止位置で、2本
のピン8を上方向に移動させ表皮材3を持ち上げて(図
15示状態)、上型キャビティ面の所定位置に軽く接触
させる。
【0009】この状態で、溶融樹脂4aを押出し機等
溶融樹脂供給装置(不図示)により、下金型内に設けら
れた樹脂通路を通じて表皮材3の裏面側に供給を開始す
る。開始後一定時間内にピン8及び駒7を下金型2内に
引っ込める。
溶融樹脂供給装置(不図示)により、下金型内に設けら
れた樹脂通路を通じて表皮材3の裏面側に供給を開始す
る。開始後一定時間内にピン8及び駒7を下金型2内に
引っ込める。
【0010】その後、上金型1を更に下降させること
により、表皮材3を押しながら溶融樹脂4aはキャビテ
ィ内に広げ、表皮材3と熱可塑性樹脂単味4とが一体と
なって賦形が完了する(図16示状態)。
により、表皮材3を押しながら溶融樹脂4aはキャビテ
ィ内に広げ、表皮材3と熱可塑性樹脂単味4とが一体と
なって賦形が完了する(図16示状態)。
【0011】次いで、冷却後、上金型1を上昇させ
て、上下両金型1,2を開き、成形された多層成形品1
0を取り出す。
て、上下両金型1,2を開き、成形された多層成形品1
0を取り出す。
【0012】しかしながら、多層成形品10は、熱可塑
性樹脂単味4の表面の一部に、表皮材3が張設されて構
成されることとなり、この表皮材3は、熱可塑性樹脂単
味4の表面を装飾するために張設されるものであるか
ら、所定の位置に確実に張設される必要があるが、成形
に当たって、表皮材を下金型2に載置する場合、凹溝6
を基準として、駒7上に単に載せるだけで、位置決めを
行っていたために、所定位置に載置するには、高度の熟
練度を有する作業者でも、非常に難しく、往々にしてず
れてしまう場合があり、また成形時に、上金型1や溶融
樹脂4aの移動によってもずれてしまう場合があった。
性樹脂単味4の表面の一部に、表皮材3が張設されて構
成されることとなり、この表皮材3は、熱可塑性樹脂単
味4の表面を装飾するために張設されるものであるか
ら、所定の位置に確実に張設される必要があるが、成形
に当たって、表皮材を下金型2に載置する場合、凹溝6
を基準として、駒7上に単に載せるだけで、位置決めを
行っていたために、所定位置に載置するには、高度の熟
練度を有する作業者でも、非常に難しく、往々にしてず
れてしまう場合があり、また成形時に、上金型1や溶融
樹脂4aの移動によってもずれてしまう場合があった。
【0013】そこで、この発明は、このような事情に鑑
み、表皮材が金型内に確実に位置決めされるようにした
多層成形品を製造するための金型構造を提供することを
目的としている。
み、表皮材が金型内に確実に位置決めされるようにした
多層成形品を製造するための金型構造を提供することを
目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、上・下金型からなる金型のうち、下金型
上の所定位置に、所定形状に裁断した1個又は複数個の
表皮材を載置して、該表皮材の裏面側より溶融樹脂を供
給することにより、前記溶融樹脂が形成する樹脂単味部
表面の一部のみに表皮材を表出させ、その他の部分は樹
脂単味をそのまま表出させてなる多層成形品製造に用い
る金型構造において、前記上下金型のうち下金型に、前
記表皮材の見切り部に相当する位置に凹条溝を形成し、
この凹条溝を基準として、前記表皮材の見切り部側壁を
当接保持して表皮材を位置決めする位置決め機構を備え
たことを特徴とする。この位置決め機構により、表皮材
が金型内に確実に位置決めされることとなる。
めの本発明は、上・下金型からなる金型のうち、下金型
上の所定位置に、所定形状に裁断した1個又は複数個の
表皮材を載置して、該表皮材の裏面側より溶融樹脂を供
給することにより、前記溶融樹脂が形成する樹脂単味部
表面の一部のみに表皮材を表出させ、その他の部分は樹
脂単味をそのまま表出させてなる多層成形品製造に用い
る金型構造において、前記上下金型のうち下金型に、前
記表皮材の見切り部に相当する位置に凹条溝を形成し、
この凹条溝を基準として、前記表皮材の見切り部側壁を
当接保持して表皮材を位置決めする位置決め機構を備え
たことを特徴とする。この位置決め機構により、表皮材
が金型内に確実に位置決めされることとなる。
【0015】そして、前記樹脂単味部は、ポリエチレ
ン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド等の熱
可塑製樹脂材料に、熱硬化性樹脂である塩化ビニル、ポ
リプロピレン、ポリエステル、ナイロンを所定割合混入
して構成されることが考えられる。
ン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド等の熱
可塑製樹脂材料に、熱硬化性樹脂である塩化ビニル、ポ
リプロピレン、ポリエステル、ナイロンを所定割合混入
して構成されることが考えられる。
【0016】表皮材は、クロス、PVCシート、発泡P
VCシート、ポリエチレンフォームシート、不織布等を
用い、また、ソフト感を向上するために、クロス+圧縮
ウレタン、クロス+ポリエチレンフォーム、ポリエチレ
ンフォーム+PVCシート等からなる2層構成のもの
や、クロス+ウレタン+不織布(裏面処理)或いはクロ
ス+ウレタン+TPOシート(裏面処理)等からなる3
層構成のものが使用されることも考えられる。
VCシート、ポリエチレンフォームシート、不織布等を
用い、また、ソフト感を向上するために、クロス+圧縮
ウレタン、クロス+ポリエチレンフォーム、ポリエチレ
ンフォーム+PVCシート等からなる2層構成のもの
や、クロス+ウレタン+不織布(裏面処理)或いはクロ
ス+ウレタン+TPOシート(裏面処理)等からなる3
層構成のものが使用されることも考えられる。
【0017】表皮材の裏面側より溶融樹脂を供給して、
上下金型により、互いに表皮材と樹脂単味が一体に形成
された多層成形品を成形する場合、前記下金型に対し
て、上金型を下降させ、上下金型の型クリアランスが所
定幅になると、上金型を一旦停止して、表皮材の裏面側
に溶融樹脂を投入し、一定量の投入が完了すると、上金
型を、型クリアランス=0の所まで再下降して、多層成
形品に成形するのである。そして、前記上金型が一旦停
止する上下金型の型クリアランスは、通常15mm〜2mm
が最適であり、上金型の一旦停止後の再下降時の下降ス
ピードは、毎秒4〜12mmの範囲で、最適値は、毎秒4
mmである。
上下金型により、互いに表皮材と樹脂単味が一体に形成
された多層成形品を成形する場合、前記下金型に対し
て、上金型を下降させ、上下金型の型クリアランスが所
定幅になると、上金型を一旦停止して、表皮材の裏面側
に溶融樹脂を投入し、一定量の投入が完了すると、上金
型を、型クリアランス=0の所まで再下降して、多層成
形品に成形するのである。そして、前記上金型が一旦停
止する上下金型の型クリアランスは、通常15mm〜2mm
が最適であり、上金型の一旦停止後の再下降時の下降ス
ピードは、毎秒4〜12mmの範囲で、最適値は、毎秒4
mmである。
【0018】成形時の表皮材のダメージ対策として、溶
融樹脂の温度は、通常、摂氏190度前後が良く、ま
た、予熱される金型温度は、摂氏30〜70度の範囲が
最適である。
融樹脂の温度は、通常、摂氏190度前後が良く、ま
た、予熱される金型温度は、摂氏30〜70度の範囲が
最適である。
【0019】また、前記位置決め機構は、下金型のキャ
ビティ面より所定高さ突出して前記表皮材の見切り部側
壁に線当たりに当接して表皮材を位置決めするピンと、
該ピンを少なくとも賦形完了時までに上金型の動きに同
期して下金型側方向の所定位置まで引っ込め、次回の成
形時に再び前記下金型のキャビティ面上に突出させる昇
降装置とからなることを特徴とする。
ビティ面より所定高さ突出して前記表皮材の見切り部側
壁に線当たりに当接して表皮材を位置決めするピンと、
該ピンを少なくとも賦形完了時までに上金型の動きに同
期して下金型側方向の所定位置まで引っ込め、次回の成
形時に再び前記下金型のキャビティ面上に突出させる昇
降装置とからなることを特徴とする。
【0020】また、前記位置決め機構は、下金型の型面
より所定高さ突出して前記表皮材の見切り部側壁に面当
たりに当接して表皮材を位置決めする駒と、該駒を少な
くとも賦形完了時までに所定位置まで上金型の動きに同
期して下金型方向の所定位置まで引っ込め、次回の成形
時に再び前記下金型のキャビティ面上に突出させる昇降
装置とからなり、前記駒には、表皮材の見切り部におけ
る前記下金型のキャビティ面側を載置する段部が形成さ
れていることを特徴とする。
より所定高さ突出して前記表皮材の見切り部側壁に面当
たりに当接して表皮材を位置決めする駒と、該駒を少な
くとも賦形完了時までに所定位置まで上金型の動きに同
期して下金型方向の所定位置まで引っ込め、次回の成形
時に再び前記下金型のキャビティ面上に突出させる昇降
装置とからなり、前記駒には、表皮材の見切り部におけ
る前記下金型のキャビティ面側を載置する段部が形成さ
れていることを特徴とする。
【0021】更に、前記位置決め機構は、下金型のキャ
ビティ面より所定高さ突出して前記表皮材の見切り部側
壁に面当たりに当接して表皮材を位置決めする板状のバ
ーと、該バーを少なくとも賦形完了時までに所定位置ま
で上金型の動きに同期して下金型側方向の所定位置まで
引っ込め、次回の成形時に再び前記下金型のキャビティ
面上に突出させる昇降装置とからなり、前記バーは、表
皮材の周縁部を所定幅当接して支持する支持面部を形成
したことを特徴とする。
ビティ面より所定高さ突出して前記表皮材の見切り部側
壁に面当たりに当接して表皮材を位置決めする板状のバ
ーと、該バーを少なくとも賦形完了時までに所定位置ま
で上金型の動きに同期して下金型側方向の所定位置まで
引っ込め、次回の成形時に再び前記下金型のキャビティ
面上に突出させる昇降装置とからなり、前記バーは、表
皮材の周縁部を所定幅当接して支持する支持面部を形成
したことを特徴とする。
【0022】更にまた、前記位置決め機構は、表皮材の
周縁部隅部或いは周縁部中央部位を保持するようにして
いる。
周縁部隅部或いは周縁部中央部位を保持するようにして
いる。
【0023】
(実施の形態1)まず、本発明の第1の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。
いて、図面を参照しながら説明する。
【0024】図1は、本発明の金型構造により製作しよ
うとしている多層成形品である自動車のドアトリム11
の斜視図である。このドアトリム11は、アームレスト
部12、ポケット部13或いはスピーカグリル取付部1
4等が配置されて、熱可塑製樹脂単味である基材15
と、この基材15の一部を装飾等の目的から中接表皮材
として覆うように張設された表皮材16とを有して構成
されている。
うとしている多層成形品である自動車のドアトリム11
の斜視図である。このドアトリム11は、アームレスト
部12、ポケット部13或いはスピーカグリル取付部1
4等が配置されて、熱可塑製樹脂単味である基材15
と、この基材15の一部を装飾等の目的から中接表皮材
として覆うように張設された表皮材16とを有して構成
されている。
【0025】基材15は、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド等の熱可塑製樹脂材料
に熱硬化性樹脂である塩化ビニル、ポリプロピレン、ポ
リエステル、ナイロンを所定割合混入して構成されてい
る。
ン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド等の熱可塑製樹脂材料
に熱硬化性樹脂である塩化ビニル、ポリプロピレン、ポ
リエステル、ナイロンを所定割合混入して構成されてい
る。
【0026】表皮材16は、クロス、PVCシート、発
泡PVCシート、ポリエチレンフォームシート、不織布
等を用い、また、ソフト感を向上するために、クロス+
圧縮ウレタン、クロス+ポリエチレンフォーム、ポリエ
チレンフォーム+PVCシート等からなる2層構成のも
のや、クロス+ウレタン+不織布(裏面処理)或いクロ
ス+ウレタン+TPOシート(裏面処理)等からなる3
層構成のものが使用されることがある。
泡PVCシート、ポリエチレンフォームシート、不織布
等を用い、また、ソフト感を向上するために、クロス+
圧縮ウレタン、クロス+ポリエチレンフォーム、ポリエ
チレンフォーム+PVCシート等からなる2層構成のも
のや、クロス+ウレタン+不織布(裏面処理)或いクロ
ス+ウレタン+TPOシート(裏面処理)等からなる3
層構成のものが使用されることがある。
【0027】そして、この表皮材16は、略四辺形を呈
しており、外周縁部全周が見切り部となって、この見切
り部を基材15の木目込み溝17内に木目込んでいる。
しており、外周縁部全周が見切り部となって、この見切
り部を基材15の木目込み溝17内に木目込んでいる。
【0028】このように構成するドアトリム11は、本
実施の形態では、図2乃至図4に示される金型構造によ
り製作される。
実施の形態では、図2乃至図4に示される金型構造によ
り製作される。
【0029】すなわち、この金型構造は、図2に示すよ
うに、上金型21及び下金型22とから構成されてい
て、上金型21のキャビティ構成面21a側には、ドア
トリム11の外形を形成すべく、大凹部23が形成さ
れ、この大凹部23の中央部位に、環状に形成された小
凸起24が下金型22側に突出するように形成されてい
る。
うに、上金型21及び下金型22とから構成されてい
て、上金型21のキャビティ構成面21a側には、ドア
トリム11の外形を形成すべく、大凹部23が形成さ
れ、この大凹部23の中央部位に、環状に形成された小
凸起24が下金型22側に突出するように形成されてい
る。
【0030】下金型22のキャビティ構成面22aに
は、同様に前記大凹部23と共にドアトリム11の外形
を形成すべく、大凸部25が形成されており、この大凸
部25には、前記小凸起24に対応して、環状に形成さ
れた木目込み溝形成のための凹条溝37が形成されてい
る。
は、同様に前記大凹部23と共にドアトリム11の外形
を形成すべく、大凸部25が形成されており、この大凸
部25には、前記小凸起24に対応して、環状に形成さ
れた木目込み溝形成のための凹条溝37が形成されてい
る。
【0031】凹条溝37は、図5乃至図7に特に詳細に
示すように、その外周部に段部38が設けられており、
段部38には、表皮材16の4つの隅部(図1の○印部
参照)に対応して、下金型22に対して下向きに延在す
る4つの長穴26が設けられており、この長穴26内に
は、それぞれ、下金型22のキャビティ構成面部22a
より上金型21側にスプリング27の弾発力により突出
するように、表皮材16の位置決め用のピン30が挿入
されいる。そして、このピン30は、シリンダ装置28
によって、スプリング27に抗して、キャビティ構成面
22aより下金型22側に引っ込むように構成されてい
る。したがって、前記スプリング27及びシリンダ装置
28は、ピン30の昇降装置を構成することとなる。
示すように、その外周部に段部38が設けられており、
段部38には、表皮材16の4つの隅部(図1の○印部
参照)に対応して、下金型22に対して下向きに延在す
る4つの長穴26が設けられており、この長穴26内に
は、それぞれ、下金型22のキャビティ構成面部22a
より上金型21側にスプリング27の弾発力により突出
するように、表皮材16の位置決め用のピン30が挿入
されいる。そして、このピン30は、シリンダ装置28
によって、スプリング27に抗して、キャビティ構成面
22aより下金型22側に引っ込むように構成されてい
る。したがって、前記スプリング27及びシリンダ装置
28は、ピン30の昇降装置を構成することとなる。
【0032】このように構成する金型構造によって、ド
アトリム11を製作する場合、まず、図2に示すよう
に、下金型22に対して、上金型21が型開き(未閉鎖
状態)した状態で、クロス原反等を所定寸法に裁断して
形成された表皮材16を、下金型22の大凸部25の凹
条溝37に囲まれた部分に載置する。この時、ピン30
は、表皮材16の四隅において、表皮材16の見切り部
側壁16aに当接して、表皮材16の位置決めを行って
いる。この当接は、ピン30が丸棒状を呈しているため
に、線当たりとなるのである。したがって、長穴26に
設けられるピン30及び昇降装置としてのスプリング2
7及びシリンダ装置28によって、表皮材16の位置決
め機構を構成することとなる。
アトリム11を製作する場合、まず、図2に示すよう
に、下金型22に対して、上金型21が型開き(未閉鎖
状態)した状態で、クロス原反等を所定寸法に裁断して
形成された表皮材16を、下金型22の大凸部25の凹
条溝37に囲まれた部分に載置する。この時、ピン30
は、表皮材16の四隅において、表皮材16の見切り部
側壁16aに当接して、表皮材16の位置決めを行って
いる。この当接は、ピン30が丸棒状を呈しているため
に、線当たりとなるのである。したがって、長穴26に
設けられるピン30及び昇降装置としてのスプリング2
7及びシリンダ装置28によって、表皮材16の位置決
め機構を構成することとなる。
【0033】次に、従来と同様、図示しないピン装置等
により、表皮材16を、その見切り部側壁16aをピン
30が案内しながら、下金型22のキャビティ構成面2
2aより一定間隙持ち上げる(図3の状態)。
により、表皮材16を、その見切り部側壁16aをピン
30が案内しながら、下金型22のキャビティ構成面2
2aより一定間隙持ち上げる(図3の状態)。
【0034】次に、この状態より、上金型21を下金型
22方向に下降させて、型クリアランスが所定幅になる
と、上金型21を一旦停止して、ゲート29から溶融樹
脂31を投入して、一定量の投入が完了すると、上金型
21は、型クリアランス=0のところまで(図4の状
態)、再下降して、溶融樹脂31をキャビティ32内に
充満させて、ドアトリム11を形作る。この時、表皮材
16の見切り部は、木目込み溝17内に挿着処理され
て、見栄えを向上させることとなる。
22方向に下降させて、型クリアランスが所定幅になる
と、上金型21を一旦停止して、ゲート29から溶融樹
脂31を投入して、一定量の投入が完了すると、上金型
21は、型クリアランス=0のところまで(図4の状
態)、再下降して、溶融樹脂31をキャビティ32内に
充満させて、ドアトリム11を形作る。この時、表皮材
16の見切り部は、木目込み溝17内に挿着処理され
て、見栄えを向上させることとなる。
【0035】このような図4の状態で、そのまま一定時
間の冷却工程を経て、再び、上金型21を上昇させて、
凝固したドアトリム11をキャビティ32内から取り出
して、成形工程を終了する。
間の冷却工程を経て、再び、上金型21を上昇させて、
凝固したドアトリム11をキャビティ32内から取り出
して、成形工程を終了する。
【0036】上記上金型21の一旦停止時の型クリアラ
ンスCは、15mm〜2mmが最適である。そして、一旦停
止後の上金型21の下降スピードは、毎秒4〜12mmと
し、最適値は、毎秒4mmとする。
ンスCは、15mm〜2mmが最適である。そして、一旦停
止後の上金型21の下降スピードは、毎秒4〜12mmと
し、最適値は、毎秒4mmとする。
【0037】また、溶融樹脂温度は、通常、摂氏190
度前後にして、樹脂温度による表皮材16のダメージ対
策をしている。
度前後にして、樹脂温度による表皮材16のダメージ対
策をしている。
【0038】予熱される金型温度は、摂氏30〜70度
の範囲が最適である。
の範囲が最適である。
【0039】溶融樹脂のMI値は、80〜120の範囲
を選ぶこととなる。
を選ぶこととなる。
【0040】かくして、この実施の形態によれば、表皮
材16を下金型22に載置する場合、表皮材16の見切
り部側壁16aの四隅がピン30に線当たりに当接し
て、さほど作業者の熟練度を要求しなくとも、表皮材が
ずれを生じる事なく容易に位置決めされることとなり、
完成後のドアトリムの木目込みラインは、所定の形状に
表皮材16の見切り部が基材15内に木目込まれて、全
体の見栄え向上に寄与することとなる。
材16を下金型22に載置する場合、表皮材16の見切
り部側壁16aの四隅がピン30に線当たりに当接し
て、さほど作業者の熟練度を要求しなくとも、表皮材が
ずれを生じる事なく容易に位置決めされることとなり、
完成後のドアトリムの木目込みラインは、所定の形状に
表皮材16の見切り部が基材15内に木目込まれて、全
体の見栄え向上に寄与することとなる。
【0041】(実施の形態2)図8は、本発明の第2の
実施の形態を示すもので、上記第1の実施の形態に使用
した位置決め用のピン30を、駒40に代えたものであ
る。
実施の形態を示すもので、上記第1の実施の形態に使用
した位置決め用のピン30を、駒40に代えたものであ
る。
【0042】すなわち、駒40は、丸棒状を呈してお
り、表皮材16の四隅を載置する位置決め段部41が形
成されており、シリンダ装置28によって、下金型22
の長穴26内を昇降するように構成されており、したが
って、このシリンダ装置28は、駒40の昇降装置を構
成している。
り、表皮材16の四隅を載置する位置決め段部41が形
成されており、シリンダ装置28によって、下金型22
の長穴26内を昇降するように構成されており、したが
って、このシリンダ装置28は、駒40の昇降装置を構
成している。
【0043】前記駒40に形成した位置決め段部41
は、表皮材16の四隅がR形状になっているために、こ
のR形状に適合するように、やはりR形状となった立ち
壁42が形成されている。
は、表皮材16の四隅がR形状になっているために、こ
のR形状に適合するように、やはりR形状となった立ち
壁42が形成されている。
【0044】そして、本実施の形態では、表皮材16の
見切り部が、駒40の位置決め段部41に面当たりする
と共に、見切り部側壁16aが立ち壁42に当接して、
表皮材16の位置決めを更に確実なものとする。
見切り部が、駒40の位置決め段部41に面当たりする
と共に、見切り部側壁16aが立ち壁42に当接して、
表皮材16の位置決めを更に確実なものとする。
【0045】(実施の形態3)上記2つの実施の形態に
おいては、表皮材16は、その四隅がすべて基材15の
木目込み溝17内に木目込まれるものを示したが、これ
に限定されるものでなく、例えば、図9及び図10に示
す第3の実施の形態においては、表皮材16の一辺42
は、ドアトリム11のウエストライン部11aに接合さ
れる場合も考えられる。
おいては、表皮材16は、その四隅がすべて基材15の
木目込み溝17内に木目込まれるものを示したが、これ
に限定されるものでなく、例えば、図9及び図10に示
す第3の実施の形態においては、表皮材16の一辺42
は、ドアトリム11のウエストライン部11aに接合さ
れる場合も考えられる。
【0046】この場合、表皮材16は、下金型22に載
置される前に、ウエストライン部11aに接合される一
辺43が、長尺のセットバー33の軸方向に設置された
複数のセットピン34に突き刺して、セットバー33に
仮位置決めしておく。
置される前に、ウエストライン部11aに接合される一
辺43が、長尺のセットバー33の軸方向に設置された
複数のセットピン34に突き刺して、セットバー33に
仮位置決めしておく。
【0047】そして、表皮材16が仮位置決めされたセ
ットバー33を、下金型22のクランプ型セットピン3
6に、クランプ型セット孔35を挿入して、下金型22
にセットする。この時、表皮材16のセットバー33に
セットされた一辺43に対向する対向辺44における下
金型22のキャビティ面側が、下金型22に設置された
2つの駒40a,40bの位置決め段部41(図11参
照)に載置されており、対向辺44の見切り部側壁16
aが、位置決め段部41の立ち壁42に当接保持され
て、表皮材16を確実に位置決めしている。
ットバー33を、下金型22のクランプ型セットピン3
6に、クランプ型セット孔35を挿入して、下金型22
にセットする。この時、表皮材16のセットバー33に
セットされた一辺43に対向する対向辺44における下
金型22のキャビティ面側が、下金型22に設置された
2つの駒40a,40bの位置決め段部41(図11参
照)に載置されており、対向辺44の見切り部側壁16
aが、位置決め段部41の立ち壁42に当接保持され
て、表皮材16を確実に位置決めしている。
【0048】したがって、本実施の形態の駒40は、そ
の位置決め段部41の立ち壁42が対向辺44の見切り
部側壁16aの中央部位に適合当接するために、前記第
2の実施の形態のように、R形状ではなく、図11に示
すように、直面状になっている。ただ、第2の実施の形
態と同様、表皮材16の対向辺44(見切り部)が、駒
40の位置決め段部41に面当たりすると共に、対向辺
44の見切り部側壁16aが立ち壁42に当接して、表
皮材16の位置決めを更に確実なものとする。
の位置決め段部41の立ち壁42が対向辺44の見切り
部側壁16aの中央部位に適合当接するために、前記第
2の実施の形態のように、R形状ではなく、図11に示
すように、直面状になっている。ただ、第2の実施の形
態と同様、表皮材16の対向辺44(見切り部)が、駒
40の位置決め段部41に面当たりすると共に、対向辺
44の見切り部側壁16aが立ち壁42に当接して、表
皮材16の位置決めを更に確実なものとする。
【0049】(実施の形態4)本発明の実施の形態の4
として、図12及び図13に示している。これによれ
ば、表皮材16の四隅を位置決めする点は、上記先行す
る第1或いは第2の実施の形態と同様であるが、位置決
め機構の位置決め部材として、板状のバー50で構成し
た点を特徴としている。すなわち、バー50は、板材を
プレス等で湾曲させて形成しており、その立ち壁51
が、表皮材16における四隅の見切り部側壁に当接し
て、下金型22の載置時における表皮材16の位置決め
を行うものである。
として、図12及び図13に示している。これによれ
ば、表皮材16の四隅を位置決めする点は、上記先行す
る第1或いは第2の実施の形態と同様であるが、位置決
め機構の位置決め部材として、板状のバー50で構成し
た点を特徴としている。すなわち、バー50は、板材を
プレス等で湾曲させて形成しており、その立ち壁51
が、表皮材16における四隅の見切り部側壁に当接し
て、下金型22の載置時における表皮材16の位置決め
を行うものである。
【0050】従って、表皮材16は、バー50の立ち壁
51に見切り部側壁16aが面当たりすることとあり、
立ち壁51が見切り部側壁16aの支持面部を形成し
て、表皮材16の位置決めを更に確実なものとする。
51に見切り部側壁16aが面当たりすることとあり、
立ち壁51が見切り部側壁16aの支持面部を形成し
て、表皮材16の位置決めを更に確実なものとする。
【0051】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明において
は、樹脂単味部表面の一部のみに表皮材を表出させる多
層成形品製造のための金型構造において、前記表皮材の
見切り部側壁を当接保持させて表皮材を位置決めする位
置決め機構を備えた結果、この位置決め機構が、表皮材
の見切り側壁に当接して、表皮材を金型内において所定
位置に載置させるので、作業者に余り熟練度を要求せず
に、容易に表皮材を所定位置に載置することができ、ま
た、溶融樹脂は、ピンや駒等の位置決め機構によって邪
魔されることなく、キャビティ内全体に満遍なく供給さ
れ、また、この溶融樹脂や上金型の移動によって表皮材
がずれることも防止でき、樹脂単味の表面の所定位置を
確実に表皮材が覆う正確な多層成形品を製造することが
できる。この結果、成形された多層成形品の付加価値ア
ップや歩留まり率を向上させることができ、この面から
のコストダウンが期待できる。
は、樹脂単味部表面の一部のみに表皮材を表出させる多
層成形品製造のための金型構造において、前記表皮材の
見切り部側壁を当接保持させて表皮材を位置決めする位
置決め機構を備えた結果、この位置決め機構が、表皮材
の見切り側壁に当接して、表皮材を金型内において所定
位置に載置させるので、作業者に余り熟練度を要求せず
に、容易に表皮材を所定位置に載置することができ、ま
た、溶融樹脂は、ピンや駒等の位置決め機構によって邪
魔されることなく、キャビティ内全体に満遍なく供給さ
れ、また、この溶融樹脂や上金型の移動によって表皮材
がずれることも防止でき、樹脂単味の表面の所定位置を
確実に表皮材が覆う正確な多層成形品を製造することが
できる。この結果、成形された多層成形品の付加価値ア
ップや歩留まり率を向上させることができ、この面から
のコストダウンが期待できる。
【0052】そして、前記位置決め機構の表皮材見切り
側壁への当接が、線当たりの他に、面当たりする場合が
あることから、表皮材の位置決めは、更に確実なものと
なることが期待できる。
側壁への当接が、線当たりの他に、面当たりする場合が
あることから、表皮材の位置決めは、更に確実なものと
なることが期待できる。
【図1】本発明の金型構造により成形される自動車用ド
アトリムの正面斜視図である。
アトリムの正面斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による多層成形品の
金型構造を示す断面図で、表皮材を下金型に載置した場
合の型開き状態を示している。
金型構造を示す断面図で、表皮材を下金型に載置した場
合の型開き状態を示している。
【図3】同じく、表皮材裏面に溶融樹脂を投入すべく、
表皮材を所定位置上金型側に持ち上げた場合の型開き状
態を示している。
表皮材を所定位置上金型側に持ち上げた場合の型開き状
態を示している。
【図4】同じく、型閉め状態を示している。
【図5】図2の要部を拡大して示す断面図である。
【図6】図4の要部を拡大して示す断面図である。
【図7】上記本発明の第1の実施の形態における下金型
の要部を示す斜視図である。
の要部を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における駒を用いた
位置決め機構の要部拡大斜視図である。
位置決め機構の要部拡大斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態における表皮材と位
置決め機構の駒との位置関係を示す説明図である。
置決め機構の駒との位置関係を示す説明図である。
【図10】同じく、表皮材を載置したときの下金型を示
す平面斜視図である。
す平面斜視図である。
【図11】同じく、駒を用いた位置決め機構の要部拡大
斜視図である。
斜視図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態における板材から
なるバーを用いた位置決め機構の該バーと表皮材との位
置関係を示す説明図である。
なるバーを用いた位置決め機構の該バーと表皮材との位
置関係を示す説明図である。
【図13】同じく、位置決め機構の要部拡大斜視図であ
る。
る。
【図14】従来の多層成形品の金型構造を示す断面図
で、表皮材を下金型に載置した場合の型開き状態を示し
ている。
で、表皮材を下金型に載置した場合の型開き状態を示し
ている。
【図15】同じく、表皮材裏面に溶融樹脂を投入すべ
く、表皮材を所定位置上金型側に持ち上げた場合の型開
き状態を示している。
く、表皮材を所定位置上金型側に持ち上げた場合の型開
き状態を示している。
【図16】同じく、型閉め状態を示している。
15 基材(熱可塑性樹脂単味) 16 表皮材 16d 見切り部側壁 21 上金型 22 下金型 30 ピン(位置決め機構) 37 凹条溝 40 駒(位置決め機構) 41 位置決め段部 42 立ち壁 50 バー 51 立ち壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:58
Claims (6)
- 【請求項1】 上・下金型からなる金型のうち、下金型
上の所定位置に、所定形状に裁断した1個又は複数個の
表皮材を載置して、該表皮材の裏面側より溶融樹脂を供
給することにより、前記溶融樹脂が形成する樹脂単味部
表面の一部のみに表皮材を表出させ、その他の部分は樹
脂単味をそのまま表出させてなる多層成形品製造に用い
る金型構造において、前記上下金型のうち下金型に、前
記表皮材の見切り部に相当する位置に凹条溝を形成し、
この凹条溝を基準として、前記表皮材の見切り部側壁を
当接保持させて表皮材を位置決めする位置決め機構を備
えたことを特徴とする多層成形品製造に用いる金型構
造。 - 【請求項2】 前記位置決め機構は、下金型のキャビテ
ィ面より所定高さ突出して前記表皮材の見切り部側壁に
線当たりに当接して表皮材を位置決めするピンと、該ピ
ンを少なくとも賦形完了時までに上金型の動きに同期し
て下金型側方向の所定位置まで引っ込め、次回の成形時
に再び前記下金型のキャビティ面上に突出させる昇降装
置とからなることを特徴とする請求項1記載の多層成形
品製造に用いる金型構造。 - 【請求項3】 前記位置決め機構は、下金型の型面より
所定高さ突出して前記表皮材の見切り部側壁に面当たり
に当接して表皮材を位置決めする駒と、該駒を少なくと
も賦形完了時までに所定位置まで上金型の動きに同期し
て下金型方向の所定位置まで引っ込め、次回の成形時に
再び前記下金型のキャビティ面上に突出させる昇降装置
とからなり、前記駒には、表皮材の見切り部における前
記下金型のキャビティ面側を載置する段部が形成されて
いることを特徴とする請求項1記載の多層成形品製造に
用いる金型構造。 - 【請求項4】 前記位置決め機構は、下金型のキャビテ
ィ面より所定高さ突出して前記表皮材の見切り部側壁に
面当たりに当接して表皮材を位置決めする板状のバー
と、該バーを少なくとも賦形完了時までに所定位置まで
上金型の動きに同期して下金型側方向の所定位置まで引
っ込め、次回の成形時に再び前記下金型のキャビティ面
上に突出させる昇降装置とからなり、前記バーは、表皮
材の周縁部を所定幅当接して支持する支持面部を形成し
たことを特徴とする請求項1記載の多層成形品製造に用
いる金型構造。 - 【請求項5】 前記位置決め機構は、表皮材の周縁部隅
部を保持するようにしたことを特徴とする請求項1乃至
4記載の多層成形品製造に用いる金型構造。 - 【請求項6】 前記位置決め機構は、表皮材の周縁部中
央部位を保持するようにしたことを特徴とする請求項1
乃至4記載の多層成形品製造に用いる金型構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20644196A JP3135215B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 多層成形品製造に用いる金型構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20644196A JP3135215B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 多層成形品製造に用いる金型構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1034659A true JPH1034659A (ja) | 1998-02-10 |
| JP3135215B2 JP3135215B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16523436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20644196A Expired - Fee Related JP3135215B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 多層成形品製造に用いる金型構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3135215B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005041220A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Ykk Corp | フォームバン成型用金型インサート |
| JP2006130870A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Hitachi Housetec Co Ltd | 成形品の製造方法 |
| CN110272190A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-09-24 | 深圳市华卓实业有限公司 | 一种合模定位机构 |
| KR20220150068A (ko) * | 2021-05-03 | 2022-11-10 | (주)아이피엔 | 필터 제조용 금형 |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP20644196A patent/JP3135215B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN110272190A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-09-24 | 深圳市华卓实业有限公司 | 一种合模定位机构 |
| CN110272190B (zh) * | 2019-07-03 | 2023-12-19 | 深圳市华卓实业有限公司 | 一种合模定位机构 |
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