JPH1036349A - 新規なアリールアセトアミド - Google Patents

新規なアリールアセトアミド

Info

Publication number
JPH1036349A
JPH1036349A JP9110047A JP11004797A JPH1036349A JP H1036349 A JPH1036349 A JP H1036349A JP 9110047 A JP9110047 A JP 9110047A JP 11004797 A JP11004797 A JP 11004797A JP H1036349 A JPH1036349 A JP H1036349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon atoms
phenyl
formula
embedded image
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9110047A
Other languages
English (en)
Inventor
Peter Dr Eckenberg
ペーター・エツケンベルク
Ulrich Dr Mueller
ウルリヒ・ミユラー
Rudi Dr Gruetzmann
ルデイ・グリユツツマン
Hilmar Dr Bischoff
ヒルマー・ビシヨフ
Dirk Dr Denzer
デイルク・デンツアー
Ulrich Dr Nielsch
ウルリヒ・ニールシユ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH1036349A publication Critical patent/JPH1036349A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/10Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/56Ring systems containing three or more rings
    • C07D209/80[b, c]- or [b, d]-condensed
    • C07D209/82Carbazoles; Hydrogenated carbazoles
    • C07D209/86Carbazoles; Hydrogenated carbazoles with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to carbon atoms of the ring system

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アテローム硬化症及び冠動脈性心疾患の抑制
のために有効な新規なアリールアセトアミドを提供する
こと。 【解決手段】 一般式 【化1】 [式中、R1及びR2は、それらを結合する二重結合を含
み、一緒になってフェニルもしくはピリジル環、又は式 【化2】 の環を形成し;R3及びR4は、それらを結合する二重結
合を含み、一緒になってフェニル環又は4−〜8−員の
シクロアルケンもしくはオキソシクロアルケン環を形成
する]の新規なアリールアセトアミド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規なアリールアセトアミド、
その製造法及び薬剤として、特に抗アテローム硬化症薬
としてのその利用に関する。
【0002】トリグリセリド(高トリグリセリド血症)
及びコレステロール(高コレステロール血症)の上昇し
た血液レベルが、アテローム硬化性血管壁変化及び冠動
脈性心疾患の発生を伴うことは既知である。
【0003】これらの2つの危険因子が合わさって起こ
ると冠動脈性心疾患の発生の危険が明らかにさらに増加
し、それが今度はアポリポタンパク質B−100の過剰
生産を伴う。従ってまだ、アテローム硬化症及び冠動脈
性心疾患の抑制のための有効な薬剤を入手できるように
する強い必要性がある。
【0004】本発明は、一般式(I)
【0005】
【化8】
【0006】[式中、R1及びR2は、それらを結合する
二重結合を含み、一緒になってフェニルもしくはピリジ
ル環、又は式
【0007】
【化9】
【0008】の環を形成し、ここでR7は水素又は炭素
数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、
3及びR4は、それらを結合する二重結合を含み、一緒
になってフェニル環又は4−〜8−員のシクロアルケン
もしくはオキソシクロアルケン環を形成し、ここにおい
てR1/R2及びR3/R4で挙げられているすべての環系
は場合によりハロゲン、トリフルオロメチル、カルボキ
シル、ヒドロキシルにより、それぞれ炭素数が最高6の
直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシ又はアルコキシカル
ボニルにより、あるいはそれ自身がヒドロキシル又は炭
素数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシによ
り置換されていることができる炭素数が最高6の直鎖状
もしくは分枝鎖状アルキルにより、同一又は異なって最
高3回置換されていることができ、D及びEは同一又は
異なり、水素、炭素数が3〜8のシクロアルキル又は場
合により炭素数が3〜6のシクロアルキルにより置換さ
れていることができる炭素数が最高10の直鎖状もしく
は分枝鎖状アルキルを示すか、あるいは場合によりハロ
ゲン又はトリフルオロメチルにより置換されていること
ができるフェニルを示すか、あるいはD及びEは一緒に
なって、CH基を含み、4−〜8−員の炭素環系を形成
し、R5は水素、炭素数が最高12の直鎖状もしくは分
枝鎖状アルキル又は炭素数が3〜8のシクロアルキルを
示し、R6は炭素数が3〜8のシクロアルキル又はフェ
ニルを示すか、あるいは場合によりヒドロキシル、ナフ
チル、トリフルオロメチルにより、又は式
【0009】
【化10】
【0010】の基により置換されていることができる炭
素数が最高9の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示
し、ここでaは1又は2の数を示すか、あるいはR6
式−(CH2n−R8の基を示し、ここでnは2、3、
4又は5の数を示し、R8はナフチル又はフェニルを示
し、そのそれぞれは場合によりカルボキシル、トリフル
オロメチル、ハロゲン、ヒドロキシル、トリフルオロメ
トキシにより、又はそれぞれ炭素数が最高6の直鎖状も
しくは分枝鎖状アルキル、アシル、アルコキシもしくは
アルコキシカルボニルにより置換されていることができ
るか、あるいは式
【0011】
【化11】
【0012】の基を示すか、あるいはR5及びR6は、窒
素原子と一緒になって、式−(CH22−O−(C
22、−CH2−(CH2p−CH2−、
【0013】
【化12】
【0014】の複素環式基を形成し、ここでpは2、
3、4、5、6、7、8又は9の数を示す]の、適宜異
性体の形態及びそれらの塩における新規なアリールアセ
トアミドに関する。
【0015】本発明の新規なアリールアセトアミドは、
その塩の形態で存在することもできる。一般に有機又は
無機塩基又は酸との塩をここで挙げることができる。
【0016】本発明の範囲内では生理学的に許容され得
る塩が好ましい。本発明の化合物の生理学的に許容され
得る塩は、無機酸、カルボン酸又はスルホン酸との本発
明の物質の塩であることができる。特に好ましい塩は、
例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、メタンスル
ホン酸、エタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、ベン
ゼンスルホン酸、ナフタレンジスルホン酸、酢酸、プロ
ピオン酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、フマル酸、マレイ
ン酸又は安息香酸との塩である。
【0017】生理学的に許容され得る塩は、遊離のカル
ボキシル基を有する本発明の化合物の金属又はアンモニ
ウム塩であることもできる。特に好ましい塩は、例えば
ナトリウム、カリウム、マグネシウム又はカルシウム
塩、ならびに又アンモニア、あるいは有機アミン類、例
えばエチルアミン、ジ−もしくはトリエチルアミン、ジ
−もしくはトリエタノールアミン、ジシクロヘキシルア
ミン、ジメチルアミノエタノール、アルギニン、リシ
ン、エチレンジアミン又は2−フェニルエチルアミンか
ら誘導されるアンモニウム塩である。
【0018】親構造の二重結合を含むシクロアルケン基
(R3/R4)は、本発明の範囲内において一般に4−〜
8−員、好ましくは5−〜8−員の炭化水素基、例えば
シクロブテン、シクロペンテン、シクロヘキセン、シク
ロヘプテン又はシクロオクテン基を示す。シクロペンテ
ン、シクロヘキセン、シクロオクテン及びシクロヘプテ
ン基が好ましい。
【0019】本発明の化合物は像と鏡像として挙動する
(エナンチオマー)、又は像と鏡像として挙動しない
(ジアステレオマー)立体異性体として存在することが
できる。本発明はエナンチオマー又はジアステレオマ
ー、及びそれらのそれぞれの混合物の両方に関する。こ
れらのエナンチオマー及びジアステレオマーの混合物は
既知の方法で立体異性体的に均一な成分に分離されるこ
とができる。
【0020】一般式(I)の好ましい化合物は、R1
びR2が、それらを結合する二重結合を含み、一緒にな
ってフェニルもしくはピリジル環、又は式
【0021】
【化13】
【0022】の環を形成し、ここでR7は水素又は炭素
数が最高3の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、
3及びR4が、それらを結合する二重結合を含み、一緒
になってフェニル環又はシクロペンテン、シクロヘキセ
ン、シクロヘプテン、シクロオクテン、オキソシクロペ
ンテン、オキソシクロヘキセン、オキソシクロヘプテン
もしくはオキソシクロオクテン基を形成し、ここにおい
てR1/R2及びR3/R4で挙げられているすべての環系
は場合によりフッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチ
ル、カルボキシル、ヒドロキシルにより、それぞれ炭素
数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシ又はア
ルコキシカルボニルにより、あるいはそれ自身がヒドロ
キシル又は炭素数が最高3の直鎖状もしくは分枝鎖状ア
ルコキシにより置換されていることができる炭素数が最
高4の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルにより、同一又
は異なって最高2回置換されていることができ、D及び
Eが同一又は異なり、水素、シクロプロピル、シクロブ
チル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチ
ル、シクロオクチル又は場合によりシクロプロピル、シ
クロペンチルもしくはシクロヘキシルにより置換されて
いることができる炭素数が最高8の直鎖状もしくは分枝
鎖状アルキルを示すか、あるいは場合によりフッ素、塩
素又は臭素により置換されていることができるフェニル
を示すか、あるいはD及びEが一緒になって、CH基を
含み、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、シクロヘプチル又はシクロオクチル環を形成し、R
5が水素、炭素数が最高10の直鎖状もしくは分枝鎖状
アルキル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペン
チル、シクロヘキシル、シクロヘプチル又はシクロオク
チルを示し、R6がシクロプロピル、シクロブチル、シ
クロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シク
ロオクチル又はフェニルを示すか、あるいは場合により
ヒドロキシル、ナフチル、トリフルオロメチルにより、
又は式
【0023】
【化14】
【0024】の基により置換されていることができる炭
素数が最高7の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示
し、ここでaは1又は2の数を示すか、あるいはR
6が、式−(CH2n−R8の基を示し、ここでnは2、
3又は4の数を示し、R8はナフチル又はフェニルを示
し、そのそれぞれは場合によりトリフルオロメチル、フ
ッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、トリフルオロメトキ
シにより、又はそれぞれ炭素数が最高5の直鎖状もしく
は分枝鎖状アルキル、アルコキシもしくはアルコキシカ
ルボニルにより置換されていることができるか、あるい
は式
【0025】
【化15】
【0026】の基を示すか、あるいはR5及びR6が、窒
素原子と一緒になって、式−(CH22−O−(C
22、−CH2−(CH2p−CH2−、
【0027】
【化16】
【0028】の複素環式基を形成し、ここでpは2、
3、4、5、6、7又は8の数を示す適宜異性体の形態
及び塩における化合物である。
【0029】一般式(I)の特に好ましい化合物は、R
1及びR2が、それらを結合する二重結合を含み、一緒に
なってフェニルもしくはピリジル環、又は式
【0030】
【化17】
【0031】の環を形成し、ここでR7は水素又はメチ
ルを示し、R3及びR4が、それらを結合する二重結合を
含み、一緒になってフェニル環又はシクロペンテン、シ
クロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテン、オキ
ソシクロペンテン、オキソシクロヘキセン、オキソシク
ロヘプテンもしくはオキソシクロオクテン基を形成し、
ここにおいてR1/R2及びR3/R4で挙げられているす
べての環系は場合によりフッ素、塩素、臭素、トリフル
オロメチル、カルボキシル、ヒドロキシルにより、それ
ぞれ炭素数が最高3の直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキ
シ又はアルコキシカルボニルにより、あるいはそれ自身
がヒドロキシル、メトキシ又はエトキシにより置換され
ていることができる炭素数が最高3の直鎖状もしくは分
枝鎖状アルキルにより、同一又は異なって最高2回置換
されていることができ、D及びEが同一又は異なり、水
素、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル又は
場合によりシクロペンチルもしくはシクロヘキシルによ
り置換されていることができる炭素数が最高6の直鎖状
もしくは分枝鎖状アルキルを示すか、あるいは場合によ
りフッ素、塩素又は臭素により置換されていることがで
きるフェニルを示すか、あるいはD及びEが一緒になっ
て、CH基を含み、シクロペンチル、シクロヘキシル又
はシクロヘプチル環を形成し、R5が水素、炭素数が最
高8の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル又はシクロヘプチルを示し、R6
シクロペンチル、シクロオクチル又はフェニルを示す
か、あるいは場合によりヒドロキシル、ナフチル、トリ
フルオロメチルにより、又は式
【0032】
【化18】
【0033】の基により置換されていることができる炭
素数が最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示
し、ここでaは1又は2の数を示すか、あるいはR6
式−(CH2n−R8の基を示し、ここでnは2又は3
の数を示し、R8はナフチル又はフェニルを示し、その
それぞれは場合によりトリフルオロメチル、フッ素、塩
素、ヒドロキシル、トリフルオロメトキシにより、又は
それぞれ炭素数が最高3の直鎖状もしくは分枝鎖状アル
キル、アルコキシもしくはアルコキシカルボニルにより
置換されていることができるか、あるいは式
【0034】
【化19】
【0035】の基を示すか、あるいはR5及びR6が、窒
素原子と一緒になって、式−(CH22−O−(C
22、−CH2−(CH2p−CH2−、
【0036】
【化20】
【0037】の複素環式基を形成し、ここでpは2、
3、4、5、6又は7の数を示す適宜異性体の形態及び
塩における化合物である。
【0038】さらに、一般式(II)
【0039】
【化21】
【0040】[式中、D、E、R1、R2、R3及びR4
上記の意味を有する]の(ラセミ体の又はエナンチオマ
ー的に純粋な)カルボン酸から出発し、最初に対応する
一般式(III)
【0041】
【化22】
【0042】[式中、D、E、R1、R2、R3及びR4
上記の意味を有する]の(ラセミ体の又はエナンチオマ
ー的に純粋な)酸クロリドを製造し、最後に一般式(I
V) HNR56 (IV) [式中、R5及びR6は上記の意味を有する]のアミン
と、不活性溶媒中で、適宜塩基及び/又は助剤の存在下
に反応させることを特徴とする方法が見いだされた。
【0043】本発明の方法は、例えば、以下の式により
示すことができる:
【0044】
【化23】
【0045】適した溶媒は、反応条件で変化しない不活
性有機溶媒である。これらにはエーテル類、例えばジエ
チルエーテル又はテトラヒドロフラン、ハロゲン化炭化
水素、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩
化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエタン、
テトラクロロエタン、1,2−ジクロロエチレン又はト
リクロロエチレン、炭化水素、例えばベンゼン、キシレ
ン、トルエン、ヘキサン、シクロヘキサン又は石油留
分、ニトロメタン、ジメチルホルムアミド、アセトン、
アセトニトリル、あるいはヘキサメチルホスホルアミド
が含まれる。溶媒の混合物を用いることもできる。ジク
ロロメタン、テトラヒドロフラン及びジメチルホルムア
ミドが特に好ましい。
【0046】本発明の方法に用いることができる塩基は
一般に有機アミン類(トリアルキル(C1−C6)アミン
類)、例えばトリエチルアミン、あるいは複素環式化合
物、例えば1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オク
タン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.
4.0]ウンデセ−7−エン(DBU)、ピリジン、ジ
アミノピリジン、メチルピペリジン又はモルホリンであ
る。ナトリウムなどのアルカリ金属及び水素化ナトリウ
ムなどのそれらの水素化物を塩基として用いることもで
きる。ピリジン及びトリエチルアミンが好ましい。
【0047】塩基は、1モルの一般式(III)の化合
物に対して1モル〜5モル、好ましくは1モル〜3モル
の量で用いられる。
【0048】反応は一般に0℃〜150℃、好ましくは
0℃〜+25℃の温度で行われる。
【0049】反応は常圧、高圧又は減圧(例えば0.5
〜5バール)において行うことができる。一般に反応は
常圧で行われる。
【0050】官能基の変化、例えば加水分解、エステル
化及び還元、ならびに異性体分離及び塩の形成は、通常
の方法に従って行われる。
【0051】一般式(II)のラセミカルボン酸は、新
規であり、最初に、一般式(V)
【0052】
【化24】
【0053】[式中、D及びEは上記の意味を有し、T
は典型的脱離基、例えば塩素、臭素、ヨウ素、トシレー
ト又はメシレート、好ましくは臭素を示し、R9は(C1
−C4)−アルキルを示す]の化合物の、一般式(V
I)
【0054】
【化25】
【0055】[式中、R1、R2、R3及びR4は上記の意
味を有する]の化合物との反応により、一般式(VI
I)
【0056】
【化26】
【0057】[式中、D、E、R1、R2、R3、R4及び
9は上記の意味を有する]の化合物を、不活性溶媒中
で、適宜塩基の存在下において製造し、次いで、エステ
ルを通常の方法により加水分解する方法により製造する
ことができる。
【0058】エナンチオマー的に純粋な酸、例えば、D
及びEが異なっていなければならない式(II)の化合
物はさらに、最初に一般式(VIII)
【0059】
【化27】
【0060】[式中、R10はD−又はL−メンチルを示
す]のD−又はL−メンチルエステルから出発し、一般
式(IXa)及び(IXb) D−Z (IXa) E−Z (IXb) [式中、D及びEは異なり、他の点では上記の意味を有
し、Zはハロゲン、好ましくは臭素を示す]の化合物と
の反応により一般式(Xa)及び(Xb)
【0061】
【化28】
【0062】[式中、D、E及びR10は上記の意味を有
する]のエナンチオマー的に純粋なメンチルエステルを
製造し、これらを次の段階でハロゲン化により一般式
(XIa)及び(XIb)
【0063】
【化29】
【0064】[式中、D、E、T及びR10は上記の意味
を有する]の化合物に転化し、次いでそれらから、一般
式(V)の化合物との反応により、一般式(XIIa)
及び(XIIb)
【0065】
【化30】
【0066】[式中、D、E、R1、R2、R3、R4及び
10は上記の意味を有する]のエナンチオマー的に純粋
な化合物を製造し、次いで、これらを加水分解により一
般式(II)のエナンチオマー的に純粋な酸に転化する
方法により得ることができる。
【0067】さらに、式(II)のエナンチオマー的に
純粋な酸は、最初に一般式(XIII)
【0068】
【化31】
【0069】[式中、D及びEは上記の意味を有する]
のラセミカルボン酸を、不活性溶媒中における(R)−
又は(S)−フェニルエチルアミンとの反応、及び続く
フェネチルアンモニウム塩の結晶化、及び続く塩の加水
分解により、一般式(XIVa,b)
【0070】
【化32】
【0071】[式中、D及びEは上記の意味を有する]
のエナンチオマー的に純粋な化合物に転化し、さらなる
段階において不活性溶媒中で及び酸の存在下にイソブテ
ンを用いて、一般式(XVa,b)
【0072】
【化33】
【0073】[式中、D及びEは上記の意味を有する]
のエナンチオマー的に純粋なエステルを製造し、上記の
通りのハロゲン化により一般式(XVIa,b)
【0074】
【化34】
【0075】[式中、D及びEは上記の意味を有し、
T’は上記のTの意味を有し、これと同一であるか又は
異なる]のエナンチオマー的に純粋な化合物に転化し、
一般式(VI)の化合物との反応により一般式(XVI
Ia,b)
【0076】
【化35】
【0077】[式中、D、E、R1、R2、R3及びR4
上記の意味を有する]のエナンチオマー的に純粋なエス
テルに転化し、最後の段階で上記の通りに対応するエナ
ンチオマー的に純粋な酸及びその誘導体を製造する方法
により製造することができる。
【0078】本方法に適した溶媒は、反応条件下で変化
しない通常の有機溶媒である。これらには好ましくはエ
ーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テト
ラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル、あるい
は炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘ
キサン、シクロヘキサン又は石油留分、あるいはハロゲ
ン化炭化水素、例えばジクロロメタン、トリクロロメタ
ン、四塩化炭素、ジクロロエチレン、トリクロロエチレ
ン又はクロロベンゼン、あるいは酢酸エチル、トリエチ
ルアミン、ピリジン、ジメチルスルホキシド、ジチメル
ホルムアミド、ヘキサメチルホスホルアミド、アセトニ
トリル、アセトン又はニトロメタンが含まれる。上記の
溶媒の混合物を用いることもできる。ジメチルホルムア
ミド、トルエン及びテトラヒドロフランが好ましい。
【0079】本発明の方法に用いることができる塩基は
一般に無機又は有機塩基である。これらには好ましくは
アルカリ金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウム又は水
酸化カリウム、アルカリ土類金属水酸化物、例えば水酸
化バリウム、アルカリ金属炭酸塩及び水素炭酸塩、例え
ば炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム又は炭酸カリウ
ム、アルカリ土類金属炭酸塩、例えば炭酸カルシウム、
あるいはアルカリ金属又はアルカリ土類金属アルコキシ
ド、例えばナトリウムもしくはカリウムメトキシド、ナ
トリウムもしくはカリウムエトキシド又はカリウムte
rt−ブトキシド、あるいは有機アミン類(トリアルキ
ル(C1−C6)アミン類、例えばトリエチルアミン、あ
るいは複素環式化合物、例えば1,4−ジアザビシクロ
[2.2.2オクタン(DABCO)、1,8−ジアザ
ビシクロ[5.4.0]ウンデセ−7−エン(DB
U)、ピリジン、ジアミノピリジン、メチルピペリジン
又はモルホリンが含まれる。ナトリウムなどのアルカリ
金属及び水素化ナトリウムなどのそれらの水素化物を塩
基として用いることもできる。炭酸水素ナトリウム、炭
酸カリウム及びカリウムtert−ブトキシド、DBU
又はDABCOが好ましい。
【0080】加水分解に適した溶媒は、水又は加水分解
に通常用いられる有機溶媒である。これらには好ましく
はアルコール類、例えばメタノール、エタノール、プロ
パノール、イソプロパノール又はブタノール、あるいは
エーテル類、例えばテトラヒドロフラン又はジオキサ
ン、あるいはジメチルホルムアミド又はジメチルスルホ
キシドが含まれる。メタノール、エタノール、プロパノ
ール又はイソプロパノールなどのアルコール類を用いる
のが特に好ましい。上記の溶媒の混合物を用いることも
できる。
【0081】適宜、加水分解を酸、例えば三フッ化酢
酸、酢酸、塩酸、臭化水素酸、メタンスルホン酸、硫酸
又は過塩素酸を用いて、好ましくは三フッ化酢酸を用い
て行うこともできる。
【0082】加水分解は一般に0℃〜+100℃、好ま
しくは+20℃〜+80℃の温度範囲内で行われる。
【0083】一般に加水分解は常圧において行われる。
しかし加圧又は減圧(例えば0.5〜5バール)におい
て反応させることもできる。
【0084】加水分解を行う場合、塩基は一般に1モル
のエステルに対して1〜3モル、好ましくは1〜1.5
モルの量で用いられる。モル量の反応物を用いるのが特
に好ましい。
【0085】tert−ブチルエステルの加水分解は一
般に、例えば塩酸又は三フッ化酢酸などの酸を用い、上
記に示された溶媒の1つ及び/又は水、あるいはそれら
の混合物の存在下で、好ましくはジオキサン又はテトラ
ヒドロフランを用いて行われる。
【0086】一般式(Xa)及び(Xb)の化合物の製
造は、ジメチルホルムアミド及びカリウムtert−ブ
トキシド中で、−10℃〜+10℃の温度範囲内で行わ
れるのが好ましい。
【0087】一般式(XIa)及び(XIb)の化合物
のハロゲン化は、クロロベンゼン中で、1,3−ジブロ
モ−5,5−ジメチルヒダントインを用い、アゾビスイ
ソブチロニトリルの存在下に、0℃〜110℃の温度範
囲内で行われる。
【0088】一般式(XIIa)及び(XIIb)の化
合物を与える反応は、保護気体雰囲気下において、ジメ
チルホルムアミド及びカリウムtert−ブトキシド中
で、0℃〜30℃の温度範囲内で行われる。
【0089】一般式(XIIa)及び(XIIb)の化
合物の加水分解は、上記の通りに行うことができ、HB
r/蟻酸の系が特に好ましい。加水分解は20℃〜10
0℃の温度範囲内で行われる。
【0090】第1段階において、一般式(XIIIa)
及び(XIIIb)の化合物を与える反応は、テトラヒ
ドロフラン及びトリエチルアミン中で行われるのが好ま
しく、第2段階では水/塩酸の系において行われるのが
好ましい。反応は30℃〜70℃の温度範囲内で行われ
る。
【0091】本発明の一般式(XVIa)及び(XVI
b)の化合物の製造に用いられる酸は、濃硫酸が特に好
ましい。製造はメチレンクロリドを用いて行われる。
【0092】さらなる仕上げの段階において、炭酸カリ
ウムが塩基として用いられる。反応は0℃〜+20℃の
温度範囲内、特に好ましくは10℃において行われる。
【0093】一般式(XVIa)及び(XVIb)の化
合物のハロゲン化は、四塩化炭素中で、アゾビスイソブ
チロニトリルの存在下に、N−ブロモスクシンイミドを
用いて行われる。
【0094】一般に塩基は、それぞれの場合に1モルの
一般式(V)、(IXa)、(IXb)、(XII
a)、(XIIb)、(XIIIa)及び(XIII
b)の化合物に対して0.05モル〜10モル、好まし
くは1モル〜2モルの量で用いられる。
【0095】本発明の方法は一般に常圧において行われ
る。しかし高圧又は減圧(例えば0.5〜5バールの範
囲内)において方法を行うこともできる。
【0096】一般式(III)の化合物は新規であり、
上記の通りにして製造することができる。
【0097】一般式(IV)、(IXa)及び(IX
b)の化合物は既知であるか、又は既知の方法と同様に
して製造することができる。
【0098】一般式(VI)の化合物はいくつかの場合
には既知であり、あるいは新規であり、しかしその場合
は公開されている方法と同様にして製造することができ
る。
【0099】一般式(VIII)の化合物は種としては
新規であり、対応する酸から製造される。
【0100】D/E=CH−イソプロピルである場合を
除き、一般式(Xa)及び(Xb)のエナンチオマー的
に純粋な化合物は新規であり、上記の通りにして製造す
ることができる。
【0101】一般式(XIa)、(XIb)、(XII
a)、(XIIb)の化合物は新規であり、上記の通り
にして製造することができる。
【0102】一般式(IV)の化合物はそれ自体既知で
ある。
【0103】一般式(XIVa)及び(XIVb)の化
合物はいくつかの場合に既知であるか、又は通常の方法
により製造することができる。
【0104】一般式(XVIa)、(XVIb)、(X
VIIa)及び(XVIIb)のエナンチオマー的に純
粋な化合物は新規であり、上記の通りにして製造するこ
とができる。
【0105】本発明の一般式(I)の化合物は予期せぬ
薬理学的作用範囲を有する。
【0106】それらは血管壁の変化を減少させるため、
ならびに冠動脈性心疾患、心不全、脳機能障害、虚血性
脳障害、卒中、循環障害、微小循環の障害及び血栓症の
処置のための薬剤における活性化合物として用いること
ができる。
【0107】さらに平滑筋細胞の増殖は、血管の閉塞に
おいて決定的役割を果す。本発明の化合物はこの増殖の
阻害に適しており、かくしてアテローム硬化過程を妨げ
る。
【0108】本発明の化合物はApoB−100−関連
リポタンパク質(VLDL及びその分解産物、例えばL
DL)、ApoB−100、トリグリセルド及びコレス
テロールを低下させることにおいて傑出している。かく
してそれらは先行技術と比較してより優れた有用な薬理
学的性質を有する。
【0109】驚くべきことに、本発明の化合物の作用は
第1にApoB−100−関連リポタンパク質の生成及
び/又は肝臓細胞からのその放出を減少させる、又は完
全に阻害することにあり、それはVLDLの血漿量の低
下を生ずる。このVLDLの低下にはApoB−10
0、LDL、トリグリセルドの、及びコレステロールの
血漿量の低下が伴わなければならず;かくして血管壁変
化に含まれる上記の危険因子のいくつかが同時に減少す
る。
【0110】従って、本発明の化合物はアテローム硬化
症、肥満、膵臓炎及び便秘症の予防及び処置に用いるこ
とができる。
【0111】1.ApoB−100−関連リポタンパク
質の放出の阻害 肝臓細胞からのApoB−100−関連リポタンパク質
の放出の阻害を検出するための試験は、培養肝臓細胞を
用いて、好ましくはヒト系HepG2の細胞を用いて試
験管内で行われた。これらの細胞は標準的条件下に、真
核細胞の培養のための培地中で、好ましくは10%ウシ
胎児血清を用いるRPMI中で培養される。HepG2
細胞は、血漿中に存在するべきVLDL及びLDL粒子
と原則的に類似の構成のものであるApoB−100−
関連リポタンパク質粒子を合成し、培養上澄み液中に分
泌する。
【0112】これらの粒子はヒトLDLに関するイムノ
アッセイを用いて検出することができる。このイムノア
ッセイは、標準的条件下でウサギにおいてヒトLDLに
対して誘導された抗体を用いて行われる。抗−LDL抗
体(ウサギ抗−LDL Ab)はヒトLDLを用いるイ
ムノソルベント上におけるアフィニティークロマトグラ
フィーにより精製された。これらの精製ウサギ抗−LD
L Abをプラスチックの表面上に吸着させる。この吸
着は96のくぼみを有するミクロタイタープレートのプ
ラスチック表面上に、好ましくはMaxiSorpプレ
ート上に行うのが良い。Hep−G2細胞の上澄み液に
ApoB−100−関連粒子が存在すると、これらは不
溶性化されたウサギ抗−LDL Abに結合することが
でき、免疫複合体が形成され、それがプラスチック表面
に結合する。非−結合タンパク質は洗浄により除去され
る。プラスチック表面上の免疫複合体は、ヒトLDLに
対して誘導され、標準的条件下で精製されたモノクロー
ナル抗体を用いて検出される。これらの抗体は酵素、ペ
ルオキシダーゼと共役させられている。ペルオキシダー
ゼは無色の基質TMBをH22の存在下で着色生成物に
転化する。H2SO4を用いて反応混合物を酸性化した
後、450nmにおける特異的吸光が測定され、それが
HepG2細胞により培養上澄み液中に分泌されたAp
oB−100−関連粒子の量の尺度である。
【0113】驚くべきことに、本発明の化合物はApo
B−100−関連粒子の放出を阻害する。IC50は、そ
の物質濃度で吸光が標準(物質を含まない溶媒標準)と
比較して50%阻害される濃度を示す。
【0114】
【表1】
【0115】2.ハムスターにおける生体内VLDL分
泌の測定 生体内VLDL分泌への試験物質の影響をハムスターに
おいて研究する。これを行うために、ゴールデンハムス
ターをアトロピン(83mg/kg皮下)の予備投薬の
後にKetavet(83mg/kg皮下)及びNem
butal(50mg/kg腹腔内)を用いて麻酔す
る。動物が無反射になったら、頸静脈を露出し、カニュ
ーレ挿入する。次いで生理食塩水中のTriton W
R−1339の20%濃度溶液を0.25ml/kg投
与する。この界面活性剤はリポタンパク質リパーゼを阻
害し、かくして分泌されるVLDL粒子の異化がない結
果としてトリグリセリド量の上昇に導く。このトリグリ
セリドの上昇はVLDL分泌速度の尺度として用いるこ
とができる。界面活性剤の投与の前、ならびに1及び2
時間後に、眼窩後静脈叢の穿刺により動物から血液を採
取する。血液を室温で2時間、次いで4℃で終夜インキ
ュベートし、血液凝固を完全に終わらせる。次いでそれ
を10,000gで5分間遠心分離する。かくして得ら
れる血清において、修正された商業的に入手可能な酵素
試験(MerckotestR トリグリセリド N
o.14354)を用いてトリグリセリド濃度を測定す
る。100μlの血清を96−ホールプレートにおいて
100μlの試験試薬と混合し、混合物を室温で10分
間インキュベートする。次いで自動化プレート−読み取
り器(SLTスペクトル)において492nmの波長で
光学濃度を測定する。高すぎるトリグリセリド濃度を有
する血清試料は生理食塩水で希釈する。試料中に含まれ
るトリグリセリド濃度は、平行して測定される標準曲線
を用いて決定される。このモデルの場合、試験物質は界
面活性剤の投与の直前に静脈内に、あるいは麻酔の開始
の前に経口的に、又は皮下に投与される。
【0116】3.生体内(ラット)における腸トリグリ
セリド吸収の阻害 それらの生体内におけるトリグリセリド吸収−阻害作用
に関して研究されるべき物質は、170〜230gの体
重の雄のWisterラットに経口的に投与される。こ
の目的のために、物質の投与の18時間前に動物を6個
の動物の群に分け、次いで飼料をそれらから引っ込め
る。動物は随意に飲料水を飲むことができる。標準群の
動物は水性トラガント懸濁液又はオリーブ油を含有する
トラガント懸濁液を与えられる。トラガント−オリーブ
油懸濁液はUltra−Turraxを用いて調製され
る。調べられるべき物質は、同様にUltra−Tur
raxを用い、物質の投与の直前に対応するトラガント
−オリーブ油懸濁液中に懸濁される。
【0117】胃管の適用の前に眼窩後静脈叢の穿刺によ
り各ラットから血液を採取し、基礎血清トリグリセリド
含有量を測定する。次いでトラガント懸濁液、物質を含
まないトラガント−オリーブ油懸濁液(標準動物)又は
適したトラガント−オリーブ油懸濁液中に懸濁された物
質を、胃管を用いて絶食中の動物に投与する。原則的に
胃管の適用の1、2及び3時間後にさらに血液を採取
し、食後の血清トリグリセリド上昇を測定する。
【0118】血液試料を遠心分離し、血清の回収後、E
POS分析機5060(Eppendorf Gera
etebau,Netheler & Hinz Gm
bH,Hamburg)を用いてトリグリセリドを測光
的に測定する。トリグリセリドの決定は、商業的に入手
可能なUV試験を用いて完全に酵素的に行う。
【0119】食後の血清トリグリセリド上昇は、各動物
のトリグリセリドの予備的値をその対応する食後のトリ
グリセリド濃度(投与の1、2及び3時間後)から引き
去ることにより決定される。
【0120】各時間(1、2及び3時間)における差
(ミリモル/lにおける)を群において平均化し、物質
−処理動物の血清トリグリセリド上昇(ΔTG)の平均
値をトラガント−油懸濁液のみを与えられた動物と比較
する。
【0121】トラガントのみを与えられた標準動物の血
清トリグリセリド経過も算出する。各時間(1、2又は
3時間)における物質の影響を以下の通りに決定し、油
−負荷標準に対するΔ%として示す。
【0122】
【数1】
【0123】絶食中のラットの血清におけるトリグリセ
リド負荷の2時間後のトリグリセリド上昇(Δ%)への
体重1kg当たり1、3又は10mgの試験物質の経口
的投与の影響。トラガント標準動物の血清トリグリセリ
ド量に対する脂肪−負荷標準動物の血清トリグリセリド
上昇は100%に相当する。n=1群当たり6動物。
【0124】
【表2】
【0125】均等性(homogeneity)に関す
る偏差をあらかじめ調べた後、Studentのt−テ
ストを用いて統計学的分析を行う。
【0126】1度に(at one time)、未処
理標準群と比較して統計学的に有意に(p<0.05)
食後の血清トリグリセリド上昇を少なくとも30%低下
させる物質を薬理学的活性とみなす。
【0127】4.生体内(ラット)におけるVLDL分
泌の阻害 VLDL分泌への試験物質の作用もラットにおいて調べ
る。これを行うために、生理食塩水に溶解されたTri
ton WR−1339(2.5mg/kg)を体重が
500gのラットの尾静脈中に静脈内投与する。Tri
ton WR−1339はリポタンパク質リパーゼを阻
害し、かくしてVLDL異化の阻害によりトリグリセリ
ド及びコレステロール量の上昇に導く。これらの上昇を
VLDL分泌速度の尺度として用いることができる。
【0128】界面活性剤の投与の前、ならびに2時間後
に、眼窩後静脈叢の穿刺により動物から血液を採取す
る。血液凝固のために血液を室温で1時間インキュベー
トし、10 000gで20秒間遠心分離することによ
り血清を回収する。次いで商業的に入手可能な共役酵素
試験(Sigma DiagnosticsR,No.
339)を用い、540nmの波長においてトリグリセ
リドを測光的に測定する。546nmの波長で同様に共
役酵素試験(Boehringer Mannheim
R,No.1442350)を用いて測定を行う。方法
の測定範囲を越えるトリグリセリド又はコレステロール
濃度を有する試料は生理食塩水で希釈する。それぞれの
血清濃度の決定は、平行して測定される標準系列を用い
て行われる。試験物質はTritonの注射の直後に経
口的、静脈内又は皮下に投与される。
【0129】さらに本発明は、家族性高脂質血症の、肥
満(肥満症)の、真性糖尿病の処置のための一般式
(I)の新規なアリールアセトアミドの、グルコシダー
ゼ及び/又はアミラーゼ阻害剤との組み合わせに関す
る。本発明の範囲内でグルコシダーゼ及び/又はアミラ
ーゼ阻害剤は、例えばアカルボース、アジポシン、ボグ
リボース、ミグリトール、エミグリテート、MDL−2
5637、カミグリボース(MDL−73945)、テ
ンダミステート、AI−3688、トレスタチン、プラ
ジミシン−Q及びサルボスチタンである。
【0130】上記の本発明の一般式(I)の化合物の1
つとの、アカルボース、ミグリトール、エミグリテート
又はボグリボースの組み合わせが好ましい。
【0131】新規な活性化合物は不活性、無毒性の製薬
学的に適した賦形剤又は溶媒を用い、既知の方法で通常
の調剤、例えば錠剤、被覆錠、丸薬、顆粒、エアゾー
ル、シロップ、乳剤、懸濁剤及び溶液に変換することが
できる。ここで治療的に活性な化合物はそれぞれの場合
に合計混合物の約0.5〜90重量%の濃度で、すなわ
ち指示される投薬量範囲を達成するのに適した量で存在
しなければならない。
【0132】調剤は、例えば適宜、乳化剤及び/又は分
散剤を用いて溶媒及び/又は賦形剤で活性化合物を伸展
することにより製造され、例えば希釈剤として水が用い
られる場合、場合により補助溶媒として有機溶媒を用い
ることができる。
【0133】投与は通常の方法で、好ましくは経口的又
は非経口的に、特に経舌的又は静脈内に行われる。
【0134】非経口的投与の場合、適した液体賦形剤材
料を用いた活性化合物の溶液を用いることができる。
【0135】一般に静脈内投与の場合、有効な結果を得
るために体重の1kg当たり約0.001〜1mg、好
ましくは約0.01〜0.5mgの量を投与するのが有
利であることが証明され、経口的投与の場合、投薬量は
体重の1kg当たり約0.01〜20mg、好ましくは
0.1〜10mgである。
【0136】これにかかわらず適宜、すなわち体重又は
投与経路の種類、薬剤に対する患者の挙動、その調製の
方法及び投与が行われる時間又は間隔に依存して上記の
量から変動させることが必要であり得る。かくしていく
つかの場合には上記の最少量より少量で処理するのが適
切であり得るが、他の場合には上記の上限が越えられね
ばならない。比較的大量の投与の場合、これらを1日を
かけた数回の個別の投薬量に分けるのが良い。
【0137】
【実施例】用いられる略字: Ac=アセチル Bn=ベンジル Bz=ベンゾイル iBu=イソブチル nBu=ノルマルブチル sBu=第2ブチル tBu=第3ブチル DDQ=2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4
−ベンゾキノン cDec=シクロデシル DMF=N,N−ジメチルホルムアミド DMSO=ジメチルスルホキシド cDodec=シクロドデシル Et=エチル cHept=シクロヘプチル cHex=シクロヘキシル HOBT=1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール Me=メチル Mes=メシル cNon=シクロノニル cOct=シクロオクチル cPent=シクロペンチル nPent=ノルマルペンチル Ph=フェニル cPr=シクロプロピル nPr=ノルマルプロピル iPr=イソプロピル THF=テトラヒドロフラン TMS=テトラメチルシラン pTol=パラトリル pTos=パラトシル cUndec=シクロウンデシル 溶媒 記号 ジクロロメタン:メタノール=20:1 A ジクロロメタン:メタノール=50:1 B ジクロロメタン:エタノール=20:1 C ジクロロメタン:エタノール=50:1 D 石油エーテル:酢酸エチル=1:1 E ジクロロメタン:メタノール:酢酸=90:10:2 F 石油エーテル:酢酸エチル=2:1 G 石油エーテル:酢酸エチル=10:1 H トルエン I トルエン:酢酸エチル=1:1 K 石油エーテル:酢酸エチル=5:1 L ジクロロメタン M 石油エーテル:酢酸エチル=20:1 N ジクロロメタン:メタノール=10:1 O シクロヘキサン:酢酸エチル=1:1 P トルエン:酢酸エチル=9:1 Q トルエン:酢酸エチル=8:1 R 石油エーテル:酢酸エチル=1:2 S ジクロロメタン:エタノール=5:1 T ジクロロメタン:エタノール=10:1 U 石油エーテル:酢酸エチル=9:1 V ジクロロメタン:メタノール=19:1 W 石油エーテル:酢酸エチル=4:1 X ジクロロメタン:メタノール=100:1 Y ジクロロメタン:メタノール=100:3 Z 石油エーテル:酢酸エチル=6:1 XA TLC溶離剤BABAの製造法:87.9mlのリン酸
二水素カリウム0.06667モル水溶液及び12.1
mlのリン酸水素二ナトリウム0.06667モル水溶
液を混合する。この方法で調製された60mlの溶液を
200mlの酢酸n−ブチル、36mlのn−ブタノー
ル及び100mlの氷酢酸と共に振り、水相を除去す
る。有機相は溶離剤BABAである。
【0138】出発化合物 実施例I 6−クロロ−2,4−ルチジン
【0139】
【化36】
【0140】標題化合物の製造のために[US 36
32 807]、600g(4.91モル)の6−アミ
ノ−2,4−ルチジンを2lのメタノールに溶解し、溶
液に0℃において塩化水素ガスを飽和させる。10℃よ
り低い内部温度において1.307l(9.82モル)
の亜硝酸イソペンチルを滴下し(約2.5時間)、次い
で混合物を室温(約25℃)に温めながら15時間放置
する。真空中で溶液から大部分の溶媒を除去し、3lの
ジクロロメタン及び1.5lの水と混合し、冷却しなが
ら(<20℃)濃アンモニア水溶液を用いてpH=9.
5に調節する。取り出された有機相を硫酸ナトリウムで
乾燥し、最初に回転蒸発器上において、真空中で濃縮
し、次いでビグルーカラムを介して蒸留する。
【0141】留分1)沸点=47〜49℃(12mmH
g)、603g 留分2)沸点=82〜85℃(12mmHg)、612
g(約88%粗) Rf=0.39(石油エーテル:酢酸エチル=10:
1)1 H−NMR(CDCl3,200MHz,TMS):δ
=2.28(s,3H),2.47(s,3H),6.
88(s,1H),6.96(s,1H)ppm 少量の6−メトキシ−2,4−ルチジンを含有し得る粗
生成物をそれ以上精製せずにさらに反応させる。
【0142】実施例II 6−ヒドラジノ−2,4−ルチジン(4,6−ジメチル
−2−ヒドラジノ−ピリジン)
【0143】
【化37】
【0144】580g(4.10モル)の実施例IIか
らの化合物を800mlのジエチレングリコールに溶解
し、約140℃の浴温度において48時間、1050m
lのヒドラジンハイドレートと共に撹拌する。冷却され
た混合物を4.5lのエーテル及び4.5lの水の上に
注ぎ、有機相を各回2.3lのジクロロメタンを用いて
2回抽出する。合わせた有機相を硫酸ナトリウムを用い
て乾燥し、真空中で蒸発させる。784gの溶媒−含有
粗生成物が得られ、それを仕上げずにさらに反応させ
る。
【0145】Rf=0.37(ジクロロメタン:メタノ
ール=10:1)1 H−NMR(d6−DMSO,250MHz,TM
S):δ=2.13(s,3H),2.22(s,3
H),4.02(s,2H),6.26(s,1H),
6.35(s,1H),7.11(s,1H)ppm 実施例III 2,4−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−α
−カルボリン
【0146】
【化38】
【0147】78g(最大0.49モル)の実施例II
からの粗化合物を室温において(約25℃)59ml
(0.56モル)のシクロヘキサノンと反応させ、する
と内部温度が上昇する。2時間後、出発材料が消失して
しまう(TLCチェック;ジクロロメタン:メタノール
=10:1)。混合物を40mlのジエチレングリコー
ルに取り上げ、還流下で反応させ、溶媒より低温で沸騰
する成分(例えば反応水及び過剰のシクロヘキサノン)
を蒸留によりこの経過中に除去する(水分離器)。3時
間後、中間ヒドラゾンが消失してしまい(TLCチェッ
ク;石油エーテル:酢酸エチル=1:1);反応混合物
を室温に冷却し、アセトンと共に撹拌する。得られる沈
澱を吸引濾過し、アセトンで洗浄し、真空中で乾燥する
(34.4g)。溶媒の大部分が除去された母液を今度
はアセトンで処理し、さらに9.3gの生成物を得る
(3段階を経た全収量:43.7g/0.22モル/4
7%)。
【0148】融点:248℃(未修正) Rf=0.41(ジクロロメタン:エタノール=20:
1)1 H−NMR(d6−DMSO,200MHz,TM
S):δ=1.78(m,4H),2.40(s,3
H),2.48(s,3H),2.64(m,2H),
2.82(m,2H),6.57(s,1H),10.
84(s,1H)ppm 表1の化合物は、実施例IIIの方法と同様にして製造
される。
【0149】
【表3】
【0150】
【表4】
【0151】
【表5】
【0152】実施例XVI 2,4−ジメチル−α−カルボリン
【0153】
【化39】
【0154】100g(499ミリモル)の実施例II
Iからの化合物を700mlのジエチレングリコール中
における還流下で164ml(1モル)のジエチルフマ
レートと、52gのパラジウム(カーボン担持5%)上
で反応させる。高い内部温度で少量のエタノールが蒸留
される(適宜、水分離器を用いる)。約8時間後、出発
材料が消失してしまう(TLCチェック;石油エーテ
ル:酢酸エチル=1:1、ヨウ素室中で検出)。冷却さ
れた混合物を3lのアセトンで処理し、煮沸し、固体を
清澄化フィルター(clarifying filte
r)(Seitz)を通して吸引熱濾過し、1lの熱ア
セトンで洗浄する。冷却したら沈澱を得、それを吸引濾
過した後に冷アセトンで洗浄し、真空中で乾燥し、5
8.3gの生成物を得る。母液から真空中でアセトンの
大部分を除去し、堆積する沈澱を上記の通りに処理する
(9.4g)。今度は濾液からアセトンを除去し;n−
ペンタンの添加後にさらにもう1回生成物が沈澱する
(3.1g/仕上げは上記を参照されたい);全収率:
72%。
【0155】融点:220〜221℃(未修正) Rf=0.47(石油エーテル:酢酸エチル=1:1)1 H−NMR(d6−DMSO,200MHz,TM
S):δ=2.54(s,3H),2.75(s,3
H),6.89(s,1H),7.20(m,1H),
7.40(m,1H),7.48(dd,1H),8.
05(dd,1H),11.61(s,1H)ppm 実施例XVII 2(R,S)−2−シクロペンチル−2−[4−(2,
4−ジメチル−α−カルボリン−9−イル)メチル]−
フェニル−酢酸tert−ブチル
【0156】
【化40】
【0157】73.6g(375ミリモル)の実施例X
VIからの化合物を700mlの無水N,N−ジメチル
ホルムアミド中で25℃において30分間、42.13
g(375ミリモル)のカリウムtert−ブトキシド
と反応させ、次いで680mlの無水N,N−ジメチル
ホルムアミドに溶解された161.7g(375ミリモ
ル)の実施例XXVIIIからの化合物で処理する。1
時間後、反応が完了する(TLCチェック;石油エーテ
ル:酢酸エチル=10:1)。仕上げのために2lの緩
衝溶液(pH=4/Merck)及び2lの水を加え、
得られる沈澱を吸引濾過し、水で洗浄し、迅速に再度吸
引濾過する。中程度に湿った固体を次いで石油エーテル
及びメタノールと共に連続的に撹拌し、吸引濾過する。
五酸化リン上の真空乾燥は139.8g(298モル/
79%)の生成物を与える。
【0158】融点:160〜161℃(未修正) Rf=0.39(石油エーテル:酢酸エチル=10:
1)1 H−NMR(CDCl3,250MHz,TMS):δ
=0.91(m,1H),1.18−1.68(m,6
H),1.87(m,1H),1.47(s,9H),
2.42(m,1H),2.66(s,3H),2.8
3(s,3H),3.09(d,1H),5.6(s,
2H),6.8(s,1H),7.13−7.41
(m,7H),8.09(d,1H)ppm 表II及びIIIの化合物は実施例XVIIIの方法と
同様にして製造される:
【0159】
【表6】
【0160】
【表7】
【0161】
【表8】
【0162】
【表9】
【0163】実施例XLIII 2−(R,S)−2−シクロペンチル−2−[4−
(2,4−ジメチル−α−カルボリン−9−イル)メチ
ル]フェニル酢酸塩酸塩
【0164】
【化41】
【0165】139.8g(298ミリモル)の実施例
XVIIからの化合物を1lの1,4−ジオキサンに溶
解し、240mlの濃塩酸(濃度37%)と共に70℃
で3時間撹拌する。反応が完了した後(TLCチェッ
ク;石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、混合物を
約15℃に冷却し、次いで5lの水上に少しづつ注ぐ。
2Mの水酸化ナトリウム水溶液を用いてpHを2.8に
調節し、得られる濾液を濾紙を通して吸引濾過し、洗浄
水が>4のpHを有するようになるまで水で洗浄する。
固体を迅速に吸引濾過し、1lの石油エーテル(沸点範
囲60〜80℃)と共に撹拌し、再度吸引濾過し、五酸
化リン上において、真空中で乾燥する。
【0166】収量:130.3g(290ミリモル/9
7%) 融点260〜262℃(未修正) Rf=0.51(ジクロロメタン:エタノール=20:
1)1 H−NMR(d6−DMSO,200MHz,TM
S):δ=0.88(m,1H),1.09−1.67
(m,6H),1.79(m,1H),2.38(m,
1H),2.68(s,3H),2.84(s,3
H),3.16(d,1H),4.7−5.9(1
H),5.80(s,2H),7.12−7.26
(m,5H),7.3(m,1H),7.49(m,1
H),7.59(d,1H),8.17(d,1H)p
pm 表IVの化合物は実施例XLIIIの方法と同様にして
製造される:
【0167】
【表10】
【0168】
【表11】
【0169】
【表12】
【0170】
【表13】
【0171】
【表14】
【0172】実施例LXIII 4−トリル−酢酸メチル
【0173】
【化42】
【0174】300g(1.998モル)の4−トリル
−酢酸を2.5lのメタノールに溶解し、溶液を100
mlの濃硫酸と共に撹拌し、2.5時間還流させる。合
計430g(5.1モル)の炭酸水素ナトリウムをこの
混合物中に撹拌しながら徐々に加え(二酸化炭素の発生
!)、メタノールを大部分真空中で蒸発させ、残留物を
水とジクロロメタンに分配し、水相をジクロロメタンで
再度抽出する。合わせた有機相を硫酸ナトリウムを用い
て乾燥し、真空中で溶媒を除去する。残留物を高真空中
で蒸留する。
【0175】収量:336g 沸点=65℃(0.5バール) Rf=0.81(トルエン:酢酸エチル=2:1) 実施例LXIV 4−トリル−酢酸エチル
【0176】
【化43】
【0177】4−トリル−酢酸から出発し、実施例LX
IIIの方法と同様にして4−トリル−酢酸エチルを製
造する。
【0178】Rf=0.43(N) 実施例LXV 4−メチルフェニル酢酸tert−ブチル
【0179】
【化44】
【0180】450g(3モル)の4−メチルフェニル
酢酸、1.13l(12モル)のtert−ブタノール
及び90g(0.74モル)のジメチルアミノピリジン
を2lのジクロロメタンに溶解する。400mlのジク
ロロメタンに溶解された680g(3.3モル)のジシ
クロヘキシルカルボジイミドを添加した後、混合物を2
5℃で20時間撹拌し、沈澱する尿素を吸引濾過し、2
00mlのジクロロメタンで洗浄し、有機相をそれぞれ
500mlの2M塩酸及び水で2回洗浄する。有機相を
硫酸ナトリウムを用いて乾燥し、濃縮し、蒸留する。
【0181】収量:408g(66%) 沸点:73〜78℃(0.2mmHg) 実施例LXVI 2−シクロペンチル−2−(4−メチルフェニル)酢酸
tert−ブチル
【0182】
【化45】
【0183】33.5g(0.3モル)のカリウムte
rt−ブトキシドを最初に100mlのDMFに0℃に
おいて水分を排除して導入し、250mlのDMF中の
51.6g(0.25モル)の実施例LXVからの化合
物を滴下する。混合物を0℃で30分間撹拌し、150
mlのDMF中の32.2ml(0.3モル)のシクロ
ペンチルブロミドを5〜15℃で滴下し、混合物を25
℃で20時間撹拌する。濃縮後、残留物を水/ジエチル
エーテルに分配し、エーテル相を硫酸ナトリウム上で乾
燥し、濃縮する。あるいは、生成物を結晶化させる。
【0184】収量:67g(97.5%) 融点:51〜53℃ 表IIIの化合物は実施例LXVIの方法と同様にして
製造される:
【0185】
【表15】
【0186】
【表16】
【0187】
【表17】
【0188】表IVの化合物は実施例LXVIの方法と
同様にして製造される;2.5当量の塩基及び2.5当
量のハロゲノアルカン(環状アルキル基の場合、1.2
当量のα,ω−ジハロゲノアルカン)のみが用いられ
る。
【0189】
【表18】
【0190】
【表19】
【0191】実施例XCIV 2−(4−ブロモメチル−フェニル)−2−シクロペン
チル−酢酸tert−ブチル
【0192】
【化46】
【0193】27.4g(0.1モル)の実施例LXV
からの化合物を200mlの四塩化炭素に溶解し、溶液
を加熱して煮沸する。0.82gのアゾビスイソブチロ
ニトリルの添加後、18.7g(0.105モル)のN
−ブロモスクシンイミドを少しづつ加え、次いで混合物
を1時間還流させ、0℃に冷却し、スクシンイミドを濾
過する。濾液の濃縮後、生成物が沈澱する。それを石油
エーテル(40/60)で洗浄し、乾燥する。
【0194】収量:20g(57%) 融点:73〜76℃ 表Vの化合物は実施例番号XCIVの方法と同様にして
製造される。
【0195】
【表20】
【0196】
【表21】
【0197】
【表22】
【0198】表VIの化合物は実施例XLIVの方法と
同様にして製造される:
【0199】
【表23】
【0200】
【表24】
【0201】実施例CXXIV 2(S)−2−シクロペンチル−2[4−(2,4−ジ
メチル−α−カルボリン−9−イル)メチル]−フェニ
ル−酢酸L−メンチル
【0202】
【化47】
【0203】反応は窒素雰囲気下で行われる。480g
(2.44モル)のカルボリンを4.13lのジメチル
ホルムアミド中に懸濁させ、1lのジメチルホルムアミ
ド中に溶解された287.7gのカリウムtert−ブ
トキシドとの反応により処理する。反応溶液を30℃に
加温する。30分後、混合物を20℃に冷却する。次い
で1.56lのジメチルホルムアミド中に溶解された
1.707kg(2.69モル)の69%濃度メンチル
エステルブロミド(CXXXV)を、内部温度が35℃
より高く上昇しないようにして滴下する。さらに15分
間の反応時間の後、反応溶液を1.8lの10%濃度塩
化ナトリウム溶液及び13lの酢酸エチルの混合物中に
注ぐ。20分間撹拌した後、酢酸エチル相を分離し、各
回3lの10%濃度塩化ナトリウム溶液で2回抽出す
る。硫酸ナトリウム上で有機相を乾燥した後、酢酸エチ
ルを約40℃において真空中で蒸留する。シロップ状の
残留物を4.4lのメタノールに取り上げ、還流下で3
0分間、及び室温で12時間撹拌する。沈澱する結晶を
吸引濾過し、メタノールで洗浄し、40℃において真空
中で乾燥する。
【0204】収量:947g(理論値の70.6%) 融点:142℃ 実施例CXXV 2−(S)−2−シクロペンチル−2−[4−(2,4
−ジメチル−α−カルボリン−9−イル)−メチル]フ
ェニル酢酸
【0205】
【化48】
【0206】947g(1.72モル)の実施例CXX
IVからの化合物を2.4lの蟻酸で処理する。1.2
1lの臭化水素酸水溶液(48%濃度)を撹拌しながら
滴下する。得られる懸濁液を95〜98℃で6時間撹拌
し、次いで室温に冷却する。反応溶液を撹拌しながら
1.6lのイソプロパノール及び3.2lの水で処理す
る。45%濃度水酸化ナトリウム溶液を用い、わずかに
冷却しながら5のpHを確立する(水酸化ナトリウム溶
液の消費:5.2kg)。沈澱を吸引濾過し、5.7l
の水で2回洗浄し、吸引して乾燥する。次いで水で湿っ
た生成物を2.6lのイソプロパノール中で2時間、室
温において撹拌することにより抽出する。結晶を吸引濾
過し、2.8lのイソプロパノールで洗浄し、60℃に
おいて真空中で乾燥する。
【0207】収量:574g(理論値の81%) 融点:197〜199℃ 実施例CXXVI 2−(S)−2−シクロペンチル−2−[4−(2,4
−ジメチル−α−カルボリン−9−イル)−メチル]フ
ェニルアセチルクロリド
【0208】
【化49】
【0209】3lのメチレンクロリド中の350g
(0.85モル)の実施例CXXVからの化合物の懸濁
液を撹拌しながら加熱還流する。1時間かけて95ml
(155g、1.3モル)のチオニルクロリドを滴下
し、混合物をさらに2時間、還流温度で撹拌する。次い
で反応溶液を室温に冷却し、25〜30℃で結晶化が始
まるまで真空中で濃縮し、2.5lのトルエンで処理す
る。さらに2.3lの溶媒を30〜40℃の温度におい
て真空中で蒸留する。約20℃に冷却した後、1.2l
のトルエンを混合物に加える。懸濁液を0〜5℃に冷却
し、この温度で1時間撹拌し、吸引濾過し、固体を1.
4lのトルエンで洗浄し、吸引して乾燥する。トルエン
で湿った生成物をそれ以上特性化せずに反応させる。
【0210】実施例CXXVII 2−シクロペンチル−2−(3−トリル)−酢酸メチル
【0211】
【化50】
【0212】標題化合物は実施例LXIIIの方法と同
様にして2−(3−トリル)−酢酸メチルから製造され
る。
【0213】Rf=0.56(P) 実施例CXXVIII 2−(3−ブロモメチル−フェニル)−2−シクロペン
チル−酢酸メチル
【0214】
【化51】
【0215】標題化合物は実施例XCIVに関する方法
と同様にして実施例CXXVIIの化合物から製造され
る。
【0216】Rf=0.40(P) 実施例CXXIX 2(R/S)−2−シクロペンチル−2−(4−メチル
フェニル)−酢酸
【0217】
【化52】
【0218】2.0kg(7.2モル)の実施例LXV
からの化合物をスクラバーが取り付けられた40lの撹
拌容器中の4lのジオキサンに溶解する。4.5lの濃
塩酸を加えた後、転化が完了するまで50℃で混合物を
撹拌する(3時間)。反応混合物を氷で処理し、濃水酸
化ナトリウム溶液を用いてpH=12に調節する。固体
が完全に溶解するまで水を加えた後、混合物を酢酸で洗
浄し、有機相を希水酸化ナトリウム溶液で洗浄し、合わ
せた水相を冷却しながら希塩酸を用いてpH=1に調節
する。混合物を酢酸エチルで2回洗浄し、硫酸ナトリウ
ム上で乾燥し、濃縮する。
【0219】収量:1.27kg;理論値の81% 融点:92℃ Rf=0.20(石油エーテル:酢酸エチル=4:1)1 H−NMR(CDCl3,200MHz,TMS):δ
=0.98(m,1H);1.20−1.71(m,6
H);1.82−2.05(m,1H);2.31
(s,3H);2.52(m,1H);3.21(d,
1H);7.10(m,2H);7.21(m,2
H);11.90(br,s,1H)ppm 実施例CXXX (S)−(+)−2−シクロペンチル−2−(4−メチ
ルフェニル)−酢酸
【0220】
【化53】
【0221】2.4lのTHF及び129.7g(1.
28モル)のトリエチルアミンを撹拌しながら4.8l
の水中の560g(2.57モル)の実施例CXXIX
からの化合物の懸濁液に加える。得られる溶液を60℃
に加温し、155.4g(1.28ミリモル)の(S)
−(−)−フェネチルアミンを加え、得られる懸濁液を
60℃で2時間撹拌する。反応混合物を20℃に冷却
し、沈澱を吸引濾過し、2.4lの水/THF(2:
1)で洗浄し、真空中で乾燥する。
【0222】収量:360gのフェネチルアンモニウム
塩;実施例番号CXXIXのラセミ体に基づく理論値の
41.3%。
【0223】745g(2.2モル)のフェネチルアン
モニウム塩を3lの水に懸濁させ、希塩酸(1:1)を
用いて酸性化し(pH=1)、30分間撹拌する。油状
懸濁液を各回1lのジクロロメタンで3回洗浄し、合わ
せた有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、
濃縮すると残留物が結晶化する。
【0224】収量:475g(実施例番号CXXIXの
ラセミ体に基づく理論値の37.3% ee:96.3%(HPLC) 融点:66℃ THFからフェネチルアンモウニム塩を結晶化させ、実
施例番号CXXXを遊離させると、上記の通りに純粋な
エナンチオマーが得られる: ee:>99.5%(HPLC) 比旋光度:[α]20 D=;59.55(エタノール/c
=0.85) ee値の決定のためのHPLC法は以下の通りである
(実施例CXXIXからのラセミ化合物が比較とな
る): カラム: Chiracel OJ(Daic
el) 粒径: 10μ パッキング: 250x2mm(Grom) 可動相: n−ヘプタン:2−プロパノール=
97:3 流量: 0.2ml/分 注入圧: 22バール 実施例CXXXI (S)−(+)−2−シクロペンチル−2−(4−メチ
ルフェニル)酢酸tert−ブチル
【0225】
【化54】
【0226】6mlの濃硫酸を1.4lのジクロロメタ
ン中の465g(2.13モル)の実施例CXXXから
の化合物の溶液に加え、約10℃の温度を確立する。5
50ml(5モル)のイソブテンをジュワーびん中に凝
縮させ、出発材料の溶液に一度に加える。反応混合物を
終夜撹拌する。転化を完了させるためにさらに6mlの
濃硫酸及び500mlのイソブテンを加え、混合物を終
夜撹拌する。40gの炭酸カリウムを加えた後、混合物
を3時間撹拌し、2lの水をそれに加え、最初に気体が
激しく発生する。混合物を各回2lのジクロロメタンを
用いて3回洗浄し、合わせた有機相を5lの塩化ナトリ
ウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮し
て油を得、それはゆっくり結晶化する。
【0227】収量:480g;理論値の82% 融点:45℃ Rf=0.90(トルエン:酢酸エチル=8:2) 実施例CXXXII (S)−(+)−2−(4−ブロモメチルフェニル)−
2−シクロペンチル−酢酸tert−ブチル
【0228】
【化55】
【0229】480g(1.75モル)の実施例CXX
XIからの化合物を10lのフラスコ中の3.4lの四
塩化炭素に還流下で溶解し、混合物を70gの合計量の
311g(1.75モル)のNBS及び14g(0.0
85モル)のAIBNで処理する。約1時間の還流の後
に反応が開始する;それがおさまった後、さらにNBS
を50gづつ加える。5時間還流し、続いて室温で終夜
放置した後、仕上げのために混合物を0℃に冷却し、ス
クシンイミドを吸引濾過し、600mlの四塩化炭素で
洗浄する。合わせた濾液を濃縮し、残留溶媒を真空中で
除去して一定の重量とする。
【0230】粗収量:570g;理論値の約100% HPLC:68.8%(15.5%出発材料、10.1
%ジブロモ化合物) 純粋な物質はカラムクロマトグラフィーにより得られ
る。
【0231】Rf=0.42(Q)1 H−NMR(CDCl3,200MHz,TMS):δ
=0.98(m,1H);1.22−1.71(m,6
H);1.40(s,9H);1.90(m,1H);
2.47(m,1H);3.16(d,1H);4.4
9(s,2H);7.32(m,4H)ppm 実施例CXXXIII 2−(4−トリル)−酢酸(L)−メンチル
【0232】
【化56】
【0233】3.15kgのp−トリル酢酸及び9.4
5lのトルエンを最初に導入する。3.115kgのL
−メントール及び21.4mlのメタンスルホン酸を撹
拌及び冷却しながら加える。次いで混合物を還流温度に
加熱し、対応する量の水を水分離器を用い、16〜20
時間かけて除去する。室温に冷却した後、混合物を4.
41lの飽和炭酸水素ナトリウム溶液と共に撹拌するこ
とにより1回、及び各回4.41lの水を用いて2回抽
出する。有機相から溶媒を除去し、5.725kgの所
望の化合物を得る(GC 99.9%、保持時間 1
9.49分)。
【0234】1H−NMR(CDCl3,ppm):7.
05−7.15(4H,m);4.55(1H,tx
d);3.5(2H,s);2.8(3H,s);0.
65(3H,s) 実施例CXXXIV 2−(S)−シクロペンチル−2−(4−トリル)−酢
酸(L)メンチル
【0235】
【化57】
【0236】1.575kgのカリウムtert−ブト
キシドを3.75lのDMFに室温で溶解する。混合物
を10℃に冷却し、2.678kgの実施例CXXXI
IIからの化合物をこの温度で45分間かけて流入さ
せ、0.375lのDMFを用いて濯ぎ入れる。次いで
1.658kgのシクロペンチルブロミドを十分に冷却
しながら1〜2時間かけてポンプで入れる。懸濁液を冷
却せずにさらに1時間撹拌し、次いで−70℃に冷却す
る。−10℃に達したら混合物に正しいジアステレオマ
ーを播種し、次いでさらに−70℃に冷却する。−70
℃に達した後、混合物をこの温度で3〜4時間撹拌す
る。仕上げは、反応懸濁液を1.5kgの氷及び6kg
の水の混合物中に導入することにより行われる。次いで
混合物を0〜2℃において終夜撹拌する。懸濁液を吸引
濾過し、合計2.5lの水で結晶を洗浄することにより
仕上げを行う。結晶を真空乾燥炉において45℃で乾燥
する。3.289kgの85対15のジアステレオマー
混合物が得られる。
【0237】上記の通りに製造される4.345kgの
混合物を21.75lのDMFに30〜35℃で溶解す
る。正しいジアステレオマーを播種し、室温に冷却した
後、混合物を終夜撹拌し、翌朝0〜5℃に冷却する。こ
の温度で1〜2時間後、結晶を吸引濾過し、乾燥する
か、又は再結晶する。メタノール結晶化を1又は2回繰
り返すことにより、≧99.5%のジアステレオマー純
度を有する材料を製造することができる(GC保持時間
22.61分)。
【0238】シクロペンチル化及び純粋な状態における
結晶化の段階を経たジアステレオマー的に純粋な標題化
合物の収率は65〜70%であり、母液を再結晶する
か、又はDMF中でカリウムtert−ブトキシドを用
いてエピマー化し、粗ジアステレオマー混合物を再度結
晶化させることにより75〜80%に上げることができ
る。
【0239】13C−NMR(CDCl3,CHシグナ
ル,ppm)128.90;128.92;73.9
6;57.85;46.92;43.13;31.2
8;25.96 実施例CXXXV 2−(S)−2−(4−ブロモメチル−フェニル)−2
−シクロペンチル酢酸(L)−メンチル
【0240】
【化58】
【0241】1.40kgの実施例CXXXIVからの
化合物を13.74lのクロロベンゼン中で80℃に加
温する。次いで0.618kgの1,3−ジブロモ−
5,5−ジメチルヒダントインを加え、混合物をさらに
85℃に加温する。次いでこの温度で20.4gのAI
BNを加え、反応を開始させる。反応の開始後、温度は
90〜105℃に上昇するが、次いで再び約85℃に下
がる。合計2時間反応させる。次いで容器の内容物を室
温に冷却し、混合物を1時間撹拌する。沈澱する結晶を
吸引濾過し、濾液から溶媒を除去する。残留油はHPL
C分析に従うと61.2%濃度である(保持時間14.
68分)。1.69kgが得られる。混合物は続くアル
キル化において粗形態で用いることができる。クロマト
グラフィー及び続く結晶化は、融点が57〜58℃の白
色の粉末を正しいCH分析で与える。
【0242】1H−NMR(CDCl3,ppm):7.
3(4H,s);4.65(1H,txd);4.45
(2H,s);3.35(1H,d);0.65(3
H,d) 実施例CXXXVI 2−(R/S)−2−フェニル−2−(4−メチル)フ
ェニル酢酸メチル
【0243】
【化59】
【0244】21.0g(100ミリモル)の2−フェ
ニル−1−(4−メチル)フェニル−1−オキソエタン
及び38.8g(120ミリモル)のヨードベンゼンジ
アセテートを300mlのトリメチルオルトホルメート
に溶解する。この溶液に19.6gの濃硫酸を加え、溶
液を60℃で6時間撹拌する。溶液を室温に冷却し、水
で希釈し、ジエチルエーテルで抽出する。合わせた有機
相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、回転蒸発器で濃縮す
る。残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製す
る。
【0245】収量:13.1g(55%) Rf=0.33(Q) MS(FAB):241(25%),181(100
%)1 H−NMR(200MHz,CDCl3,TMS):δ
=7.3−7.10(m,9H);4.99(s,1
H);3.73(s,3H);2.31(s,3H)p
pm 実施例CXXXVII 2−(R/S)−2−(4−クロロフェニル)−2−
(4−トリル)−酢酸メチル
【0246】
【化60】
【0247】実施例CXXXVIの方法と同様にして標
題化合物が製造される。
【0248】製造実施例 実施例1 2−(S)−2−シクロペンチル−2−[4−(2,4
−ジメチル−α−カルボリン−9−イル)−メチル]フ
ェニル酢酸N−プロピルアミド
【0249】
【化61】
【0250】200mg(0.46ミリモル)のトリル
アセチルクロリド(CXXVI)を2mlのメチレンク
ロリドに溶解し、28mg(0.46ミリモル)のプロ
ピルアミン及び0.1ml(0.70ミリモル)のトリ
エチルアミンを加え、混合物を室温で45分間撹拌す
る。次いでそれを1mlの水で処理し、室温で5分間撹
拌し、ガラスの調整済みカラムに加える(Extrel
ut3、E.Merck)。5分後、カラムを15ml
のメチレンクロリドで溶離し、濾液を濃縮し、真空中で
乾燥する。
【0251】収量:177mg(理論値の85%) Rf=0.74(A) 表1に挙げる化合物は、実施例1の方法と同様にして製
造される:
【0252】
【表25】
【0253】
【表26】
【0254】実施例28 2−(S)−2−シクロペンチル−2−[4−(2,4
−ジメチル−α−カルボリン−9−イル)−メチルフェ
ニル]酢酸N−(1−フェニル−エテン−1−イル)ア
ミド
【0255】
【化62】
【0256】2.00g(3.76ミリモル)の2−
(S)−2−シクロペンチル−2−[4−(2,4−ジ
メチル−α−カルボリン−9−イル)メチルフェニル]
−酢酸N−((1R)−1−フェニル−2−ヒドロキ
シ)−エタンアミドを20mlの無水DMFに溶解し、
溶液を0.52ml(3.76ミリモル)のトリエチル
アミンで処理し、−30℃でメシルクロリドと共に撹拌
する。2時間後、混合物を20℃に加温し、さらに1.
04ml(7.52ミリモル)のトリエチルアミンで処
理し、20時間撹拌する。反応混合物をジエチルエーテ
ル及びpH=2の緩衝水溶液(Merck)で希釈し、
相を分離し、有機相を真空中で蒸発させる。残留物をメ
タノール中で再結晶し、冷却後に結晶を吸引濾過し、冷
メタノールで洗浄し、五酸化リン上において真空中で乾
燥する。
【0257】収量:0.81g(理論値の42%) Rf=0.60(G)1 H−NMR(d6−DMSO,200MHz,TM
S):δ=3.84(dd,1H);4.53(dd,
1H);5.08(dd,1H)ppm MS(ES):m/z=514([M+H]+,100
%) 実施例29 2−(S)−2−シクロヘキシル−2−[4−{(2,
4−ジメチル−α−カルボリン−9−イル)−メチル}
フェニル]酢酸N−(1−フェニル−エテン−1−イ
ル)アミド
【0258】
【化63】
【0259】実施例24の方法と同様にして、2−
(S)−2−シクロヘキシル−2−[4−(2,4−ジ
メチル−α−カルボリン−9−イル)−メチルフェニ
ル]酢酸N−((1R)−1−フェニル−2−ヒドロキ
シ)−エタンアミドから標題化合物が製造される。
【0260】Rf=0.63(G) MS(ES):m/z=528([M+H]+,100
%) 本発明の主たる特徴及び態様は以下の通りである。
【0261】1.一般式(I)
【0262】
【化64】
【0263】[式中、R1及びR2は、それらを結合する
二重結合を含み、一緒になってフェニルもしくはピリジ
ル環、又は式
【0264】
【化65】
【0265】の環を形成し、ここでR7は水素又は炭素
数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、
3及びR4は、それらを結合する二重結合を含み、一緒
になってフェニル環又は4−〜8−員のシクロアルケン
もしくはオキソシクロアルケン環を形成し、ここにおい
てR1/R2及びR3/R4で挙げられているすべての環系
は場合によりハロゲン、トリフルオロメチル、カルボキ
シル、ヒドロキシルにより、それぞれ炭素数が最高6の
直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシ又はアルコキシカル
ボニルにより、あるいはそれ自身がヒドロキシル又は炭
素数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシによ
り置換されていることができる炭素数が最高6の直鎖状
もしくは分枝鎖状アルキルにより、同一又は異なって最
高3回置換されていることができ、D及びEは同一又は
異なり、水素、炭素数が3〜8のシクロアルキル又は場
合により炭素数が3〜6のシクロアルキルにより置換さ
れていることができる炭素数が最高10の直鎖状もしく
は分枝鎖状アルキルを示すか、あるいは場合によりハロ
ゲン又はトリフルオロメチルにより置換されていること
ができるフェニルを示すか、あるいはD及びEは一緒に
なって、CH基を含み、4−〜8−員の炭素環系を形成
し、R5は水素、炭素数が最高12の直鎖状もしくは分
枝鎖状アルキル又は炭素数が3〜8のシクロアルキルを
示し、R6は炭素数が3〜8のシクロアルキル又はフェ
ニルを示すか、あるいは場合によりヒドロキシル、ナフ
チル、トリフルオロメチルにより、又は式
【0266】
【化66】
【0267】の基により置換されていることができる炭
素数が最高9の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示
し、ここでaは1又は2の数を示すか、あるいはR6
式−(CH2n−R8の基を示し、ここでnは2、3、
4又は5の数を示し、R8はナフチル又はフェニルを示
し、そのそれぞれは場合によりカルボキシル、トリフル
オロメチル、ハロゲン、ヒドロキシル、トリフルオロメ
トキシにより、又はそれぞれ炭素数が最高6の直鎖状も
しくは分枝鎖状アルキル、アシル、アルコキシもしくは
アルコキシカルボニルにより置換されていることができ
るか、あるいは式
【0268】
【化67】
【0269】の基を示すか、あるいはR5及びR6は、窒
素原子と一緒になって、式−(CH22−O−(C
22、−CH2−(CH2p−CH2−、
【0270】
【化68】
【0271】の複素環式基を形成し、ここでpは2、
3、4、5、6、7、8又は9の数を示す]の、適宜異
性体の形態及びそれらの塩における新規なアリールアセ
トアミド。
【0272】2.R1及びR2が、それらを結合する二重
結合を含み、一緒になってフェニルもしくはピリジル
環、又は式
【0273】
【化69】
【0274】の環を形成し、ここでR7は水素又は炭素
数が最高3の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、
3及びR4が、それらを結合する二重結合を含み、一緒
になってフェニル環又はシクロペンテン、シクロヘキセ
ン、シクロヘプテン、シクロオクテン、オキソシクロペ
ンテン、オキソシクロヘキセン、オキソシクロヘプテン
もしくはオキソシクロオクテン基を形成し、ここにおい
てR1/R2及びR3/R4で挙げられているすべての環系
は場合によりフッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチ
ル、カルボキシル、ヒドロキシルにより、それぞれ炭素
数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシ又はア
ルコキシカルボニルにより、あるいはそれ自身がヒドロ
キシル又は炭素数が最高3の直鎖状もしくは分枝鎖状ア
ルコキシにより置換されていることができる炭素数が最
高4の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルにより、同一又
は異なって最高2回置換されていることができ、D及び
Eが同一又は異なり、水素、シクロプロピル、シクロブ
チル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチ
ル、シクロオクチル又は場合によりシクロプロピル、シ
クロペンチルもしくはシクロヘキシルにより置換されて
いることができる炭素数が最高8の直鎖状もしくは分枝
鎖状アルキルを示すか、あるいは場合によりフッ素、塩
素又は臭素により置換されていることができるフェニル
を示すか、あるいはD及びEが一緒になって、CH基を
含み、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、シクロヘプチル又はシクロオクチル環を形成し、R
5が水素、炭素数が最高10の直鎖状もしくは分枝鎖状
アルキル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペン
チル、シクロヘキシル、シクロヘプチル又はシクロオク
チルを示し、R6がシクロプロピル、シクロブチル、シ
クロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シク
ロオクチル又はフェニルを示すか、あるいは場合により
ヒドロキシル、ナフチル、トリフルオロメチルにより、
又は式
【0275】
【化70】
【0276】の基により置換されていることができる炭
素数が最高7の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示
し、ここでaは1又は2の数を示すか、あるいはR6
式−(CH2n−R8の基を示し、ここでnは2、3又
は4の数を示し、R8はナフチル又はフェニルを示し、
そのそれぞれは場合によりトリフルオロメチル、フッ
素、塩素、臭素、ヒドロキシル、トリフルオロメトキシ
により、又はそれぞれ炭素数が最高5の直鎖状もしくは
分枝鎖状アルキル、アルコキシもしくはアルコキシカル
ボニルにより置換されていることができるか、あるいは
【0277】
【化71】
【0278】の基を示すか、あるいはR5及びR6が、窒
素原子と一緒になって、式−(CH22−O−(C
22、−CH2−(CH2p−CH2−、
【0279】
【化72】
【0280】の複素環式基を形成し、ここでpは2、
3、4、5、6、7又は8の数を示す適宜異性体の形態
及び塩における上記1項に記載の式の新規なアリールア
セトアミド。
【0281】3.R1及びR2が、それらを結合する二重
結合を含み、一緒になってフェニルもしくはピリジル
環、又は式
【0282】
【化73】
【0283】の環を形成し、ここでR7は水素又はメチ
ルを示し、R3及びR4が、それらを結合する二重結合を
含み、一緒になってフェニル環又はシクロペンテン、シ
クロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテン、オキ
ソシクロペンテン、オキソシクロヘキセン、オキソシク
ロヘプテンもしくはオキソシクロオクテン基を形成し、
ここにおいてR1/R2及びR3/R4で挙げられているす
べての環系は場合によりフッ素、塩素、臭素、トリフル
オロメチル、カルボキシル、ヒドロキシルにより、それ
ぞれ炭素数が最高3の直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキ
シ又はアルコキシカルボニルにより、あるいはそれ自身
がヒドロキシル、メトキシ又はエトキシにより置換され
ていることができる炭素数が最高3の直鎖状もしくは分
枝鎖状アルキルにより、同一又は異なって最高2回置換
されていることができ、D及びEが同一又は異なり、水
素、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル又は
場合によりシクロペンチルもしくはシクロヘキシルによ
り置換されていることができる炭素数が最高6の直鎖状
もしくは分枝鎖状アルキルを示すか、あるいは場合によ
りフッ素、塩素又は臭素により置換されていることがで
きるフェニルを示すか、あるいはD及びEが一緒になっ
て、CH基を含み、シクロペンチル、シクロヘキシル又
はシクロヘプチル環を形成し、R5が水素、炭素数が最
高8の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル又はシクロヘプチルを示し、R6
シクロペンチル、シクロオクチル又はフェニルを示す
か、あるいは場合によりヒドロキシル、ナフチル、トリ
フルオロメチルにより、又は式
【0284】
【化74】
【0285】の基により置換されていることができる炭
素数が最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示
し、ここでaは1又は2の数を示すか、あるいはR6
式−(CH2n−R8の基を示し、ここでnは2又は3
の数を示し、R8はナフチル又はフェニルを示し、その
それぞれは場合によりトリフルオロメチル、フッ素、塩
素、ヒドロキシル、トリフルオロメトキシにより、又は
それぞれ炭素数が最高3の直鎖状もしくは分枝鎖状アル
キル、アルコキシもしくはアルコキシカルボニルにより
置換されていることができるか、あるいは式
【0286】
【化75】
【0287】の基を示すか、あるいはR5及びR6が窒素
原子と一緒になって、式−(CH22−O−(C
22、−CH2−(CH2p−CH2−、
【0288】
【化76】
【0289】の複素環式基を形成し、ここでpは2、
3、4、5、6又は7の数を示す適宜異性体の形態及び
塩における上記1項に記載の式の新規なアリールアセト
アミド。
【0290】4.薬剤としての上記1〜3項に記載の新
規なアリールアセトアミド。
【0291】5.一般式(II)
【0292】
【化77】
【0293】[式中、D、E、R1、R2、R3及びR4
上記の意味を有する]の(ラセミ体の又はエナンチオマ
ー的に純粋な)カルボン酸から出発し、最初に対応する
一般式(III)
【0294】
【化78】
【0295】[式中、D、E、R1、R2、R3及びR4
上記の意味を有する]の(ラセミ体の又はエナンチオマ
ー的に純粋な)酸クロリドを製造し、最後に一般式(I
V) HNR56 (IV) [式中、R5及びR6は上記の意味を有する]のアミン
と、不活性溶媒中で、適宜塩基及び/又は助剤の存在下
に反応させることを特徴とする上記1〜3項に記載の新
規なアリールアセトアミドの製造法。
【0296】6.上記1〜3項に記載の新規なアリール
アセトアミドの少なくとも1種及び薬理学的に許容され
得る調製助剤を含む薬剤。
【0297】7.アテローム硬化症の処置のための上記
6項に記載の薬剤。
【0298】8.薬剤の製造のための上記1〜3項に記
載の新規なアリールアセトアミドの利用。
【0299】9.抗アテローム硬化症薬の製造のための
上記8項に記載の利用。
【0300】10.ApoB−100−関連リポタンパ
ク質の生成及び/又は放出を低下させるか又は完全に阻
害するための上記1〜3項に記載の新規なアリールアセ
トアミドの利用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 471/04 103 C07D 471/04 103A (72)発明者 ルデイ・グリユツツマン ドイツ42657ゾーリンゲン・ヘルシンキシ ユトラーセ20 (72)発明者 ヒルマー・ビシヨフ ドイツ42113ブツペルタール・アムローム 78 (72)発明者 デイルク・デンツアー ドイツ42115ブツペルタール・クラウデイ ウスベーク7 (72)発明者 ウルリヒ・ニールシユ ドイツ42113ブツペルタール・アムエクブ ツシユ41/166

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 [式中、R1及びR2は、それらを結合する二重結合を含
    み、一緒になってフェニルもしくはピリジル環、又は式 【化2】 の環を形成し、 ここでR7は水素又は炭素数が最高4の直鎖状もしくは
    分枝鎖状アルキルを示し、R3及びR4は、それらを結合
    する二重結合を含み、一緒になってフェニル環又は4−
    〜8−員のシクロアルケンもしくはオキソシクロアルケ
    ン環を形成し、 ここにおいてR1/R2及びR3/R4で挙げられているす
    べての環系は場合によりハロゲン、トリフルオロメチ
    ル、カルボキシル、ヒドロキシルにより、それぞれ炭素
    数が最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシ又はア
    ルコキシカルボニルにより、あるいはそれ自身がヒドロ
    キシル又は炭素数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状ア
    ルコキシにより置換されていることができる炭素数が最
    高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルにより、同一又
    は異なって最高3回置換されていることができ、D及び
    Eは同一又は異なり、水素、炭素数が3〜8のシクロア
    ルキル又は場合により炭素数が3〜6のシクロアルキル
    により置換されていることができる炭素数が最高10の
    直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示すか、あるいは場
    合によりハロゲン又はトリフルオロメチルにより置換さ
    れていることができるフェニルを示すか、あるいはD及
    びEは一緒になって、CH基を含み、4−〜8−員の炭
    素環系を形成し、R5は水素、炭素数が最高12の直鎖
    状もしくは分枝鎖状アルキル又は炭素数が3〜8のシク
    ロアルキルを示し、R6は炭素数が3〜8のシクロアル
    キル又はフェニルを示すか、あるいは場合によりヒドロ
    キシル、ナフチル、トリフルオロメチルにより、又は式 【化3】 の基により置換されていることができる炭素数が最高9
    の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、 ここでaは1又は2の数を示すか、あるいはR6は式−
    (CH2n−R8の基を示し、 ここでnは2、3、4又は5の数を示し、 R8はナフチル又はフェニルを示し、そのそれぞれは場
    合によりカルボキシル、トリフルオロメチル、ハロゲ
    ン、ヒドロキシル、トリフルオロメトキシにより、又は
    それぞれ炭素数が最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アル
    キル、アシル、アルコキシもしくはアルコキシカルボニ
    ルにより置換されていることができるか、あるいは式 【化4】 の基を示すか、あるいはR5及びR6は、窒素原子と一緒
    になって、式−(CH22−O−(CH22、−CH2
    −(CH2p−CH2−、 【化5】 の複素環式基を形成し、 ここでpは2、3、4、5、6、7、8又は9の数を示
    す]の、適宜異性体の形態及びそれらの塩における新規
    なアリールアセトアミド。
  2. 【請求項2】 一般式(II) 【化6】 [式中、D、E、R1、R2、R3及びR4は上記の意味を
    有する]の(ラセミ体の又はエナンチオマー的に純粋
    な)カルボン酸から出発し、最初に対応する一般式(I
    II) 【化7】 [式中、D、E、R1、R2、R3及びR4は上記の意味を
    有する]の(ラセミ体の又はエナンチオマー的に純粋
    な)酸クロリドを製造し、最後に一般式(IV) HNR56 (IV) [式中、R5及びR6は上記の意味を有する]のアミン
    と、不活性溶媒中で、適宜塩基及び/又は助剤の存在下
    に反応させることを特徴とする請求項1に記載の新規な
    アリールアセトアミドの製造法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の新規なアリールアセト
    アミドの少なくとも1種及び薬理学的に許容され得る調
    製助剤を含む薬剤。
  4. 【請求項4】 薬剤の製造のための請求項1に記載の新
    規なアリールアセトアミドの利用。
JP9110047A 1996-04-17 1997-04-14 新規なアリールアセトアミド Pending JPH1036349A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19615119A DE19615119A1 (de) 1996-04-17 1996-04-17 Neue Arylessigsäureamide
DE19615119.8 1996-04-17

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1036349A true JPH1036349A (ja) 1998-02-10

Family

ID=7791505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9110047A Pending JPH1036349A (ja) 1996-04-17 1997-04-14 新規なアリールアセトアミド

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6194424B1 (ja)
EP (1) EP0802197A1 (ja)
JP (1) JPH1036349A (ja)
CA (1) CA2202563A1 (ja)
DE (1) DE19615119A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002516313A (ja) * 1997-01-31 2002-06-04 セルジーン・コーポレーシヨン 2−置換ピペリジン立体異性体を製造するための方法及び中間体
WO2005051382A1 (ja) * 2003-11-28 2005-06-09 Astellas Pharma Inc. 脂質低下作用増強剤

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4435477A1 (de) * 1994-10-04 1996-04-11 Bayer Ag Cycloalkano-indol- und -azaindol-derivate
US7019142B2 (en) * 1998-01-16 2006-03-28 Pfizer Inc. Process for preparing naphthyridones and intermediates
AU2005230397B2 (en) * 2004-04-09 2010-04-08 Elanco Animal Health Ireland Limited Intermittent dosing regimen for the treatment of overweight with MTP-inhibitors
JP2008542255A (ja) * 2005-05-27 2008-11-27 ファイザー・プロダクツ・インク 肥満症の治療または体重減量の維持のためのカンナビノイド−1受容体アンタゴニストおよびミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質阻害物質の併用
US20080250450A1 (en) 2007-04-06 2008-10-09 Adisn, Inc. Systems and methods for targeted advertising

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2038653T3 (es) * 1986-01-23 1993-08-01 Merck Frosst Canada Inc. Acidos 1-alcanoicos tetrahidrocarbazol.
US4906654A (en) * 1987-07-21 1990-03-06 Merck Frosst Canada, Inc. Cyclohept[b]indoleakanoic acids, pharmaceutical compositions and use
DE4200954A1 (de) * 1991-04-26 1992-10-29 Bayer Ag Heterocyclisch substituierte phenylessigsaeurederivate
US5576342A (en) 1992-03-13 1996-11-19 Bayer Aktiengesellschaft Phenylglycinamides of heterocyclically substitued phenylacetic acid derivatives
DE4208052A1 (de) 1992-03-13 1993-09-16 Bayer Ag Imidazolyl substituierte phenylessigsaeureamide
DE4302956A1 (de) 1993-02-03 1994-08-04 Bayer Ag Substituierte Imidazo(4,5-b)pyridine und Benzimidazole
DE4435477A1 (de) * 1994-10-04 1996-04-11 Bayer Ag Cycloalkano-indol- und -azaindol-derivate
DE19525028A1 (de) * 1995-07-10 1997-01-16 Bayer Ag Amide und Sulfonamide von heterocyclisch substituierten Benzylaminen

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002516313A (ja) * 1997-01-31 2002-06-04 セルジーン・コーポレーシヨン 2−置換ピペリジン立体異性体を製造するための方法及び中間体
WO2005051382A1 (ja) * 2003-11-28 2005-06-09 Astellas Pharma Inc. 脂質低下作用増強剤

Also Published As

Publication number Publication date
CA2202563A1 (en) 1997-10-17
EP0802197A1 (de) 1997-10-22
DE19615119A1 (de) 1997-10-23
US6194424B1 (en) 2001-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6858622B2 (en) Cycloalkano-indole and -azaindole derivatives
JP3225086B2 (ja) 複素環で置換されたフエニル酢酸誘導体
JPH09183766A (ja) 二環式複素環式化合物
JPH09216884A (ja) 置換キサンチン類
JPH1059972A (ja) 新規なピリミド[1,2−a]インドール類
JPH1053578A (ja) 複素環で置換されたフエニルグリシノールアミド
JPH1036349A (ja) 新規なアリールアセトアミド
JPH1036372A (ja) 新規なピリダジノ−、ピリミド−、ピラジノ−およびトリアジノ−インドール類
JPH1059915A (ja) ベンジルオキシ−置換フエニルグリシノールアミド
JPH09328466A (ja) インドリル−置換されたフエニル酢酸誘導体
JPH09110866A (ja) 複素環式アリール−、アルキル−およびシクロアルキルアセトアミド類
US5849751A (en) Amides and sulphonamides of benzylamines having heterocyclic substituents
MXPA97002445A (en) New pyrimid [1,2-] indo
JPWO2000071502A1 (ja) ヒドラジド誘導体