JPH1036352A - (11E)−5−アミノ−11−エチリデン−5,6,9,10−テトラヒドロ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−2(1H)−オン誘導体およびその製造中間体 - Google Patents

(11E)−5−アミノ−11−エチリデン−5,6,9,10−テトラヒドロ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−2(1H)−オン誘導体およびその製造中間体

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JPH1036352A
JPH1036352A JP19304496A JP19304496A JPH1036352A JP H1036352 A JPH1036352 A JP H1036352A JP 19304496 A JP19304496 A JP 19304496A JP 19304496 A JP19304496 A JP 19304496A JP H1036352 A JPH1036352 A JP H1036352A
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JP
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methanocycloocta
ethylidene
och
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JP19304496A
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English (en)
Inventor
Atsuro Terajima
孜郎 寺島
Satoru Kaneko
金子  悟
Tadashi Kato
加藤  正
Mayumi Kano
真弓 鹿野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 アルツハイマー病の治療薬として体内動態に
優れた効果が期待される新規化合物およびその製造中間
体を提供する。 【解決手段】 下記一般式[I]で表される(11E)
−5−アミノ−11−エチリデン−5,6,9,10−
テトラヒドロ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリ
ジン−2(1H)−オン誘導体、およびその製造中間体
である下記一般式[II]および[III]で表される
化合物。 (式中、R1はアルキル基またはシリル基、R2はアルキ
ル基、アルケニル基、もしくはアラルキル基を表す。X
1〜X3は−CH2OH,−CH2OCH3,−CHO,−
COOH,−COOCH3,−CH2Cl等を表す。Yは
−COOH,−COOCH3,−NHCOOCH3等を表
す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アセチルコリンエ
ステラーゼの強力な酵素阻害活性を示し、老人性痴呆症
の最も一般的な例であるアルツハイマー病の治療薬とし
て用途が期待される(11E)−5−アミノ−11−エ
チリデン−5,6,9,10−テトラヒドロ−5,9−
メタノシクロオクタ[b]ピリジン−2(1H)−オン
誘導体および、その製造中間体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高齢化社会の到来に伴い社会問題となり
つつある老人性痴呆症の大きな要因であるアルツハイマ
ー病は、中枢において神経伝達機構の重要な役割を果た
している神経伝達物質の産生に異常を起こして、痴呆症
状が発現すると考えられている。従って、神経伝達物質
であるアセチルコリンに着眼して、ムスカリン作用薬、
アセチルコリン放出薬、アセチルコリンエステラーゼ阻
害薬などを抗痴呆症薬として開発する試みが盛んに行わ
れている。中でも、アセチルコリンエステラーゼ阻害活
性物質の研究は、最近、目覚ましく発展しつつある。[B
rossi, A.; Pei,X. -F.; Greig, N. H. Aust. J. Che
m., 48, 171 (1996).]
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、アル
ツハイマ−病の治療薬として副作用が軽減され、体内動
態に優れた効果が期待される新規化合物を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、詳細に検
討した末、下記の一般式[I]で表される化合物が強い
アセチルコリンエステラーゼ阻害活性を示すと共に、下
記一般式[II]および[III]で表される化合物が
その製造中間体と成り得ることを見い出し、本発明を完
成するに至った。すなわち、本発明は、下記の一般式
[I]
【0005】
【化4】
【0006】(式中、X1は、ヒドロキシメチル基;ハ
ロゲノメチル基;または、置換基を有してもよいアルキ
ルオキシカルボニル基、アルケニルオキシカルボニル
基、もしくはアラルキルオキシカルボニル基を表す。)
で表される(11E)−5−アミノ−11−エチリデン
−5,6,9,10−テトラヒドロ−5,9−メタノシ
クロオクタ[b]ピリジン−2(1H)−オン誘導体、
および、その製造中間体である、一般式[II]
【0007】
【化5】
【0008】(式中、R1は、置換基を有してもよいア
ルキル基またはシリル基を表す。X2は、ヒドロキシメ
チル基;ホルミル基;カルボキシル基;置換基を有して
もよいアルキルオキシメチル基、アルケニルオキシメチ
ル基、もしくはアラルキルオキシメチル基;または、置
換基を有してもよいアルキルオキシカルボニル基、アル
ケニルオキシカルボニル基、もしくはアラルキルオキシ
カルボニル基を表す。Yは、カルボキシル基;置換基を
有してもよいアルキルオキシカルボニル基、アルケニル
オキシカルボニル基、もしくはアラルキルオキシカルボ
ニル基;または、置換基を有してもよいアルキルオキシ
カルボニルアミノ基、アルケニルオキシカルボニルアミ
ノ基、もしくはアラルキルオキシカルボニルアミノ基を
表す。)で表される(11E)−11−エチリデン−
5,6,9,10−テトラヒドロ−5,9−メタノシク
ロオクタ[b]ピリジン誘導体、および、一般式[II
I]
【0009】
【化6】
【0010】(式中、R1は、置換基を有してもよいア
ルキル基またはシリル基を表す。X3は、ヒドロキシメ
チル基;ハロゲノメチル基;置換基を有してもよいアル
キルオキシメチル基、アルケニルオキシメチル基、もし
くはアラルキルオキシメチル基;または、アシロキシメ
チル基を表す。R2は、置換基を有してもよいアルキル
基、アルケニル基、またはアラルキル基を表す。)で表
される9,10−ジヒドロ−11−オキソ−5,9−メ
タノシクロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−カルボ
ン酸エステル誘導体を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の式[I]で表される化合
物は、文献記載の方法[A. P. Kozikowski et al., J.
Org. Chem., 58, 7660 (1993).]に従って製造しうる一
般式[IV]
【0012】
【化7】
【0013】(式中、R1は、置換基を有してもよいア
ルキル基またはシリル基を表す。R2は、置換基を有し
てもよいアルキル基、アルケニル基、もしくはアラルキ
ル基を表す。)で表される7,8,9,10−テトラヒ
ドロ−7−メチレン−11−オキソ−5,9−メタノシ
クロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−カルボン酸エ
ステル誘導体から、下記の合成工程によって製造するこ
とができる。
【0014】
【化8】
【0015】
【化9】
【0016】
【化10】
【0017】(式中、R1は、置換基を有してもよいア
ルキル基またはシリル基を表す。R2、R4、R5、およ
び、R6は、同一もしくは異なり、置換基を有してもよ
いアルキル基、アルケニル基、またはアラルキル基を表
す。R3は、置換基を有してもよいアルキル基、アルケ
ニル基、アリール基、またはアラルキル基を表す。)
【0018】前記一般式[I]〜[IV]における置換
基を有してもよいアルキル基としては、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、t−ブチル基等の炭素数1〜6の直
鎖状または分岐状の低級アルキル基、および、これらに
低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級アルコキ
シアルコキシ基、ハロゲン原子、ハロゲン置換低級アル
コキシ基、シリル基、シクロアルキル基、アラルキルオ
キシ基等の置換基が置換したアルキル基、例えばメトキ
シメチル基、メチルチオメチル基、2−メトキシエトキ
シメチル基、トリフルオロメチル基、2,2,2−トリ
クロロエトキシメチル基、2−(トリメチルシリル)エ
トキシメチル基、テトラヒドロピラニル基、シクロヘキ
シルメチル基、1−エトキシエチル基、1−メチル−1
−メトキシエチル基、ベンジルオキシメチル基;置換基
を有してもよいアルケニル基としては、アリル基、クロ
チル基、シンナミル基、4−ニトロシンナミル基;置換
基を有してもよいアラルキル基としては、ベンジル基、
p−メトキシベンジル基、p−ニトロベンジル基、p−
ブロモベンジル基、トリチル基、2,4−ジメトキシフ
ェニルメチル基、2,4,6−トリメチルフェニルメチ
ル基、テトラフルオロフェニルメチル基、2−フルフリ
ル基、2−テニル基、1−ナフチルメチル基、2−ナフ
チルメチル基、2−フェニルエチル基などが例示され
る。置換基を有してもよいシリル基としては、トリメチ
ルシリル基、トリエチルシリル基、t−ブチルジメチル
シリル基、t−ブチルジフェニルシリル基、トリイソプ
ロピルシリル基等のシリル基、および、ニトロ基、シア
ノ基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、シリル基等が
アルキル基に置換したシリル基が例示される。置換基を
有してもよいアリール基としては、フェニル基、p−メ
トキシフェニル基、p−ニトロフェニル基、p−ブロモ
フェニル基、m−クロロフェニル基、2,4−ジメトキ
シフェニル基、2,4,6−トリメチルフェニル基、テ
トラフルオロフェニル基、2−フリル基、2−チエニル
基、1−ナフチル基、2−ナフチル基などが例示され
る。アシロキシメチル基としては、アセトキシメチル
基、プロピオニルオキシメチル基、トリフルオロアセト
キシメチル基、ベンゾイルオキシメチル基、p−トルオ
イルオキシメチル基などが例示される。
【0019】上記のように、一般式[I]〜[IV]に
おけるR1、R2、R3、R4、R5、R6としては、種々の
ものが例示されるが、好適にはR1、R2、R3、R5は、
メチル基が用いられ、R6は、エチル基が用いられる。
また、R4は、メトキシメチル基が用いられる。
【0020】[第一工程]本工程は、一般式[IV]で
表される7,8,9,10−テトラヒドロ−7−メチレ
ン−11−オキソ−5,9−メタノシクロオクタ[b]
ピリジン−5(6H)−カルボン酸エステル誘導体の7
位エキソメチレン基にブロモニウムイオンを作用させ、
一般式[III−1]で表される7−ブロモメチル−
9,10−ジヒドロ−11−オキソ−5,9−メタノシ
クロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−カルボン酸エ
ステル誘導体を製造するものである。一般式[IV]に
おいて、R1とR2が共にメチル基である、7,8,9,
10−テトラヒドロ−2−メトキシ−7−メチレン−1
1−オキソ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジ
ン−5(6H)−カルボン酸メチルは、文献記載の方法
[A. P. Kozikowski etal., J. Org. Chem., 58, 7660
(1993).]に従って製造できる。R1とR2にメチル基以
外のものを有する誘導体は、この製造法に準じて製造で
きる。
【0021】エキソメチレン基からアリルブロミドへの
誘導は、エキソメチレン基を一般的なブロモヒドロキシ
ル化の条件で処理することにより、脱プロトン化を伴
い、直接アリルブロミドが得られる。ブロモヒドロキシ
ル化の方法は、公知の方法(J.March, "Advanced Organ
ic Chemistry", A Wiley-Interscience, New York, 199
2, pp814-816)によって行われるが、好適には、少量の
水存在下、N−ブロモスクシンイミドで処理する方法が
用いられる。反応に用いられる溶媒としては、反応に関
与しないものであれば如何なるものも使用できるが、ジ
メチルスルホキシド、1,4−ジオキサン等の極性溶媒
が使用される。さらに好適には、1,4−ジオキサンが
用いられる。反応は0℃から50℃で円滑に進行する。
【0022】[第二工程]本工程は、一般式[III−
1]で表される7−ブロモメチル−9,10−ジヒドロ
−11−オキソ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピ
リジン−5(6H)−カルボン酸エステル誘導体の7位
ブロモメチル基を変換し、一般式[III−2]で表さ
れる7−アシロキシメチル−9,10−ジヒドロ−11
−オキソ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジン
−5(6H)−カルボン酸エステル誘導体を製造するも
のである。
【0023】アリルブロミドからアリルエステルへの誘
導は、酢酸銀、トリフルオロ酢酸銀、安息香酸銀等のカ
ルボン酸の銀塩を用いて行われるが、好適には、酢酸銀
が用いられる。反応に用いられる溶媒としては、反応に
関与しないものであれば如何なるものも使用できるが、
好適には、アセトンが用いられる。反応は0℃から50
℃で円滑に進行する。
【0024】[第三工程]本工程は、一般式[III−
2]で表される7−アシロキシメチル−9,10−ジヒ
ドロ−11−オキソ−5,9−メタノシクロオクタ
[b]ピリジン−5(6H)−カルボン酸エステル誘導
体の12位水酸基を脱保護し、一般式[III−3]で
表される9,10−ジヒドロ−7−ヒドロキシメチル−
11−オキソ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリ
ジン−5(6H)−カルボン酸エステル誘導体を製造す
るものである。
【0025】アシル基の脱保護は、使用されているアシ
ル基の種類に応じて公知の方法(T.W. Green, "Protect
ive Groups in Organic Synthesis", A Wiley-Intersci
ence, New York, 1991, pp87-103)によって行われる。
例えば、アシル基がアセチル基の場合には、メタノー
ル、エタノール等の含水アルコール系溶媒中、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、アンモニア等の塩基を作用させる方法や、メタノ
ール、エタノール等のアルコール系溶媒中、p−トルエ
ンスルホン酸、カンファースルホン酸等の酸触媒存在
下、エステル交換によって行う方法が例示される。好適
には、メタノール中、炭酸カリウムを作用させ、エステ
ル交換によって脱保護する方法が用いられる。反応は0
℃から100℃で円滑に進行する。
【0026】[第四工程]本工程は、一般式[III−
3]で表される9,10−ジヒドロ−7−ヒドロキシメ
チル−11−オキソ−5,9−メタノシクロオクタ
[b]ピリジン−5(6H)−カルボン酸エステル誘導
体の12位水酸基を保護し、一般式[III−4]で表
される7−アルコキシメチル−9,10−ジヒドロ−1
1−オキソ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジ
ン−5(6H)−カルボン酸エステル誘導体を製造する
ものである。
【0027】一級水酸基の保護基としては、第五工程か
ら第七工程において安定に存在し、第八工程において分
子の他の部分を損なうことなく速やかに除去されるもの
が選択される。本要件を満たす保護基としては、メトキ
シメチル基、ベンジルオキシメチル基、p−メトキシベ
ンジルオキシメチル基、t−ブトキシメチル基、2−メ
トキシエトキシメチル基、テトラヒドロピラニル基、1
−メトキシシクロヘキシル基、テトラヒドロフラニル
基、1−エトキシエチル基、t−ブチル基、アリル基、
ベンジル基、p−メトキシベンジル基、ジフェニルメチ
ル基、トリチル基等が例示されるが、好適には、メトキ
シメチル基が用いられる。
【0028】これらの保護基の導入方法は公知の方法
(T. W. Green, "Protective Groupsin Organic Chemis
try", A Wiley-Interscience, New York, 1991, pp14-6
8)により行われる。保護基がメトキシメチル基の場合
は、一般に、トリエチルアミン、エチルジイソプロピル
アミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン等の三
級アミン存在下、クロロメチルメチルエーテルで処理す
る方法と、酸性触媒存在下、ジメトキシメタンで処理す
る方法が例示されるが、好適には、エチルジイソプロピ
ルアミン存在下、クロロメチルメチルエーテルで処理す
る方法が用いられる。反応に用いられる溶媒としては、
反応に関与しないものであれば如何なるものも使用でき
るが、好適には、ジクロロメタン、クロロホルム等のハ
ロゲン化炭化水素系溶媒が用いられる。反応は、−20
℃から50℃で円滑に進行する。
【0029】[第五工程]本工程は、一般式[III−
4]で表される7−アルコキシメチル−9,10−ジヒ
ドロ−11−オキソ−5,9−メタノシクロオクタ
[b]ピリジン−5(6H)−カルボン酸エステル誘導
体の11位カルボニル基にウィッティヒ(Wittig)試薬
を作用させて二炭素増炭し、さらに、二重結合を異性化
して、一般式[II−1]で表される(11E)−7−
アルコキシメチル−11−エチリデン−9,10−ジヒ
ドロ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−5
(6H)−カルボン酸エステル誘導体を製造するもので
ある。
【0030】エチリデン基の導入方法は、公知の方法
(J. March, "Advanced Organic Chemistry", A Wiley-
Interscience, New York, 1992, pp956-963)に従っ
て、エチルトリフェニルホスホニウムブロミドより得ら
れるウィッティヒ試薬によって行われる。用いられる塩
基としては、ナトリウムアミド、ブチルリチウム、フェ
ニルリチウム、カリウム−t−ブトキシド、水素化ナト
リウム等が例示されるが、好適には、ブチルリチウムが
用いられる。反応に用いられる溶媒としては、反応に関
与しないものであれば如何なるものも使用できるが、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ベンゼン、N,
N−ジメチルホルムアミド等が用いられ、好適には、テ
トラヒドロフランが用いられる。反応は−20℃から7
0℃で円滑に進行する。
【0031】二重結合の異性化は、チオフェノールと
α,α’−アゾビスイソブチロニトリルを用いた方法に
よって行われる。反応に用いられる溶媒としては、反応
に関与しないものであれば如何なるものも使用できる
が、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
系溶媒が用いられ、好適には、トルエンが用いられる。
また、チオフェノールを溶媒として兼用することもでき
る。反応は0℃から150℃で円滑に進行する。
【0032】[第六工程]本工程は、一般式[II−
1]で表される(11E)−7−アルコキシメチル−1
1−エチリデン−9,10−ジヒドロ−5,9−メタノ
シクロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−カルボン酸
エステル誘導体の5位カルボン酸エステルを加水分解し
て、一般式[II−2]で表される(11E)−7−ア
ルコキシメチル−11−エチリデン−9,10−ジヒド
ロ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−5
(6H)−カルボン酸誘導体を製造するものである。
【0033】カルボン酸エステルのカルボン酸への変換
は、用いられるカルボン酸エステルの種類に応じて公知
の方法(T. W. Green, "Protective Groups in Organic
Synthesis", A Wiley-Interscience, New York, 1991,
pp224-276)によって行われる。例えば、カルボン酸エ
ステルが、メチルエステル、エチルエステル、プロピル
エステル等の場合には、メタノール、エタノール、テト
ラヒドロフラン等の含水溶媒中、塩基として水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等を用いることによって行われ
る。カルボン酸エステルがt−ブチルエステルである場
合には、テトラヒドロフラン中、ギ酸、酢酸、トリフル
オロ酢酸、あるいは塩酸、臭化水素酸等を用いることに
よって行われる。またカルボン酸エステルが、ベンジル
エステル、p−メトキシベンジルエステル、p−ニトロ
ベンジルエステル等である場合には、メタノール、エタ
ノール、酢酸エチル等の有機溶媒中、パラジウムカーボ
ン、ラネーニッケル、水酸化パラジウム、ロジウム−ア
ルミナ等の触媒を用いて、接触水添によって行われる。
反応は0℃から100℃で円滑に進行する。
【0034】[第七工程]本工程は、一般式[II−
2]で表される(11E)−7−アルコキシメチル−1
1−エチリデン−9,10−ジヒドロ−5,9−メタノ
シクロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−カルボン酸
誘導体の5位カルボキシル基を変換して、一般式[II
−3]で表される(11E)−[7−アルコキシメチル
−11−エチリデン−9,10−ジヒドロ−5,9−メ
タノシクロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−イル]
−カルバミド酸エステル誘導体を製造するものである。
【0035】カルボン酸のカルバミド酸エステルへの変
換方法としては、公知の方法(S. R. Sandler and W. K
aro, "Organic Functional Group", Academic Press, N
ew York, 1983, pp414-420)によって行われる。例え
ば、カルボン酸存在下にアジ化ナトリウムと硫酸からア
ジ化水素酸を発生させアシルアジドとし、熱転位により
イソシアナートへと変換した後、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、t−ブタノール等のアルコールを付
加させる方法;カルボン酸を塩化チオニル、塩化オキザ
リル等により酸ハロゲン化物へと変換後アジ化ナトリウ
ムと反応させアシルアジドとするか、あるいは、ヒドラ
ジンと反応させアシルヒドラゾンへと変換した後、硝酸
を作用させアシルアジドとし、上記と同様に処理する方
法;カルボン酸をジフェニルリン酸アジド、トリエチル
アミンの混合物と加熱し、上記と同様に処理する方法等
が例示されるが、好適には、トリエチルアミン存在下、
カルボン酸とジフェニルリン酸アジドを加熱した後、メ
タノールと処理する方法が用いられる。反応に用いられ
る溶媒としては、反応に関与しないものであれば如何な
るものも使用できるが、好適には、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶媒が用いられる。
反応は、30℃から150℃で円滑に進行する。
【0036】[第八工程]本工程は、一般式[II−
3]で表される(11E)−[7−アルコキシメチル−
11−エチリデン−9,10−ジヒドロ−5,9−メタ
ノシクロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−イル]−
カルバミド酸エステル誘導体の12位水酸基の保護基を
脱保護し、一般式[II−4]で表される(11E)−
[11−エチリデン−9,10−ジヒドロ−7−ヒドロ
キシメチル−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジ
ン−5(6H)−イル]−カルバミド酸エステル誘導体
を製造するものである。
【0037】一級水酸基の脱保護は公知の方法(T. W.
Green, "Protective Groups in Organic Synthesis", A
Wiley-Interscience, New York, 1991, pp14-118)に
より行われる。保護基がメトキシメチル基の場合は、一
般に酸性条件下、溶媒中加熱する方法が用いられるが、
好適には、p−トルエンスルホン酸ピリジニウム塩の存
在下、t−ブタノール中、加熱還流する方法が用いられ
る。反応は、還流条件下、円滑に進行する。
【0038】[第九工程]本工程は、一般式[II−
4]で表される(11E)−[11−エチリデン−9,
10−ジヒドロ−7−ヒドロキシメチル−5,9−メタ
ノシクロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−イル]−
カルバミド酸エステル誘導体の7位ヒドロキシメチル基
を二段階で酸化し、さらにエステル化することにより、
一般式[II−5]で表される(11E)−[7−アル
コキシカルボニル−11−エチリデン−9,10−ジヒ
ドロ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−5
(6H)−イル]−カルバミド酸エステル誘導体を製造
するものである。
【0039】一級水酸基のアルデヒドへの酸化反応は、
公知の方法(J. March, "AdvancedOrganic Chemistry",
A Wiley-Interscience, New York, 1991, pp1167-117
1)により行われる。好適には、塩化オキザリルとジメ
チルスルホキシドを用いて、一級アルコールを活性化し
た後、トリエチルアミンで処理する方法(Swern酸化)
が用いられる。反応に用いられる溶媒としては、反応に
関与しないものであれば如何なるものも使用できるが、
好適には、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン
化炭化水素系溶媒が用いられる。反応は−78℃から0
℃で円滑に進行する。
【0040】アルデヒドのカルボン酸への酸化反応は、
公知の方法(J. March, "AdvancedOrganic Chemistry",
A Wiley-Interscience, New York, 1991, pp1167-117
1)により行われる。好適には、リン酸二水素ナトリウ
ムを緩衝剤とし、2−メチル−2−ブテンをラジカルス
カベンジャーとして共存させた亜塩素酸ナトリウムを用
いる酸化による方法が用いられる。反応に用いられる溶
媒としては、反応に関与しないものであれば如何なるも
のも使用できるが、好適には、t−ブチルアルコールと
水の混合溶媒が用いられる。反応は0℃から50℃で円
滑に進行する。
【0041】エステルの種類としては、第十工程におい
て安定に存在し、第十一工程において分子の他の部分を
損なうことなく速やかに還元され、アルコールを与える
ものが選択される。本要件を満たすエステルとしては、
エチルエステル、アリルエステル、イソプロピルエステ
ル、シクロペンチルエステル、シクロヘキシルエステ
ル、フェニルエステル、ベンジルエステル等が例示され
るが、好適には、エチルエステルが用いられる。
【0042】これらのエステルの導入方法は公知の方法
(T. W. Green, "Protective Groups in Organic Synth
esis", A Wiley-Interscience, New York, 1991, pp227
-260)により行われる。エステルがエチルエステルの場
合には、カルボン酸とエタノールの脱水縮合反応、もし
くは、カルボキシレートとハロゲン化エチルの求核置換
反応を用いて製造することができる。好適には、操作性
の点から、塩化オキザリルと触媒量のN,N−ジメチル
ホルムアミドを用いて、カルボン酸を酸クロリドとした
後、エタノールで処理してエチルエステルとする方法が
用いられる。反応に用いられる溶媒としては、反応に関
与しないものであれば如何なるものでも使用できるが、
ベンゼン、トルエン、ジクロロメタン、クロロホルム等
の、芳香族炭化水素系溶媒や、ハロゲン化炭化水素系溶
媒が用いられる。好適には、ジクロロメタンが用いられ
る。反応は−20℃から50℃で円滑に進行する。
【0043】[第十工程]本工程は、一般式[II−
5]で表される(11E)−[7−アルコキシカルボニ
ル−11−エチリデン−9,10−ジヒドロ−5,9−
メタノシクロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−イ
ル]−カルバミド酸エステル誘導体の2位水酸基および
5位カルバミド酸エステルの脱保護を行い、一般式[I
−1]で表される(11E)−5−アミノ−7−アルコ
キシカルボニル−11−エチリデン−5,6,9,10
−テトラヒドロ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピ
リジン−2(1H)−オン誘導体を製造するものであ
る。
【0044】水酸基の脱保護は、用いられる保護基の種
類に応じて公知の方法(T. W. Green, "Protective Gro
ups in Organic Synthesis", A Wiley-Interscience, N
ew York, 1991, pp14-118)により行われる。
【0045】カルバミド酸エステルの脱保護は用いられ
るエステル基の種類に応じて公知の方法(T. W. Green,
"Protective Groups in Organic Synthesis", A Wiley
-Interscience, New York, 1991, pp315-348)により行
われる。2位がメトキシ基で5位がカルバミド酸メチル
の場合には、ハロゲン化トリメチルシランと処理する方
法が例示され、反応に用いられる溶媒としては、反応に
関与しないものであれば如何なるものも使用できるが、
ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタ
ン等のハロゲン化炭化水素系溶媒が用いられる。好適に
は、クロロホルム中ヨウ化トリメチルシランを用いる方
法が用いられる。反応は、0℃から80℃で円滑に進行
する。
【0046】[第十一工程]本工程は、一般式[I−
1]で表される(11E)−5−アミノ−7−アルコキ
シカルボニル−11−エチリデン−5,6,9,10−
テトラヒドロ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリ
ジン−2(1H)−オン誘導体の7位アルコキシカルボ
ニル基を還元して、式[I−2]で表される(11E)
−5−アミノ−11−エチリデン−5,6,9,10−
テトラヒドロ−7−ヒドロキシメチル−5,9−メタノ
シクロオクタ[b]ピリジン−2(1H)−オンを製造
するものである。
【0047】カルボン酸エステルの還元は、公知の方法
(J. March, "Advanced Organic Chemistry", A Wiley-
Interscience, New York, 1991, pp1214)により行われ
る。例えば、水素化リチウムアルミニウム、水素化ジイ
ソブチルアルミニウム、水素化トリエチルリチウムホウ
素、水素化リチウムホウ素等の水素化金属試薬を用いて
行う方法が例示されるが、好適には、水素化ジイソブチ
ルアルミニウムが用いられる。反応に用いられる溶媒と
しては、反応に関与しないものであれば如何なるものも
使用できるが、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジクロロメタン、トルエン等が用いられる。好適に
は、テトラヒドロフランが用いられる。反応は、−78
℃から0℃で円滑に進行する。
【0048】[第十二工程]本工程は、式[I−2]で
表される(11E)−5−アミノ−11−エチリデン−
5,6,9,10−テトラヒドロ−7−ヒドロキシメチ
ル−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−2
(1H)−オンの12位水酸基をフッ素化して、式[I
−3]で表される本発明の化合物である(11E)−5
−アミノ−11−エチリデン−7−フルオロメチル−
5,6,9,10−テトラヒドロ−5,9−メタノシク
ロオクタ[b]ピリジン−2(1H)−オンを製造する
ものである。
【0049】水酸基のフッ素原子への変換は、ジエチル
アミノスルファートリフルオリドによって行われる。反
応に用いられる溶媒としては、反応に関与しないもので
あれば如何なるものも使用できるが、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶
媒;ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化
水素系溶媒;ペンタン、ヘキサン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の炭化水素系溶媒が用いられる。好適に
は、ジクロロメタンが用いられる。反応は−78℃から
0℃で円滑に進行する。
【0050】
【発明の効果】以上のようにして製造された(11E)
−5−アミノ−11−エチリデン−7−フルオロメチル
−5,6,9,10−テトラヒドロ−5,9−メタノシ
クロオクタ[b]ピリジン−2(1H)−オン、およ
び、その製造中間体でもある(11E)−5−アミノ−
11−エチリデン−5,6,9,10−テトラヒドロ−
7−ヒドロキシメチル−5,9−メタノシクロオクタ
[b]ピリジン−2(1H)−オンと、(11E)−5
−アミノ−7−エトキシカルボニル−11−エチリデン
−5,6,9,10−テトラヒドロ−5,9−メタノシ
クロオクタ[b]ピリジン−2(1H)−オンは、アセ
チルコリンエステラーゼ阻害活性試験において、強力な
アセチルコリンエステラーゼ阻害活性を示し、アルツハ
イマー病治療薬としての用途を有することを確認した
(試験例参照)。
【0051】以下、実施例で本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものでないことは言う
までもない。
【0052】
【実施例】
実施例1
【0053】
【化11】
【0054】文献記載の方法 [A. P. Kozikowski et a
l., J. Org. Chem., 58, 7660 (1993).] に従って製造
した7,8,9,10−テトラヒドロ−2−メトキシ−
7−メチレン−11−オキソ−5,9−メタノシクロオ
クタ[b]ピリジン−5(6H)−カルボン酸メチル
(1.80g,6.27mmol)と、N−ブロモスク
シンイミド(1.34g,7.52mmol)の1,4
−ジオキサン(35ml)溶液に、水(3.5ml)を
加え、室温にて3時間攪拌した。反応液を水にあけ、酢
酸エチル(80ml)で二度抽出した。有機層を合わせ
て水(100ml)、飽和食塩水(100ml)で洗浄
し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下、溶媒を留去し
残渣を得た。その残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)を用いて精製
し、7−ブロモメチル−9,10−ジヒドロ−2−メト
キシ−11−オキソ−5,9−メタノシクロオクタ
[b]ピリジン−5(6H)−カルボン酸メチル(1.
87g,収率82%)を無色プリズム晶として得た。
【0055】mp 161.0-163.0 ℃ (n-hexane-AcOEt). IR (neat): 2950 (m), 1750 (s), 1735 (s), 1605 (s),
1580 (m), 1480 (s),1430 (m), 1330 (s), 1270 (s),
1220 (m), 1080 (m), 1030 (m), 920 (m), 830 (m), 74
0 (m)cm-1.1 H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ7.15 (1H, d, J = 8.6Hz,
C4-H), 6.64 (1H, d,J = 8.6Hz, C3-H), 5.89-5.87 (1
H, m, C8-H), 3.91 (3H, s, OCH3), 3.83 (1H, d, J =
10.4Hz, CH2Br), 3.79 (1H, d, J = 10.4Hz, CH2Br),
3.78 (3H, s, CO2CH3), 3.53 (1H, d, J = 17.4Hz, C6-
H), 3.44 (1H, dd, J = 17.1, 4.8Hz, C 10-H), 3.25 (1
H, br t, J = 5.3Hz, C9-H), 3.21 (1H, dd, J = 17.1,
2.0Hz,C10-H), 2.83 (1H, d, J = 17.4Hz, C6-H).13 C-NMR (100 MHz, CDCl3): δ205.9 (C11), 170.9 (CO
2CH3), 163.3 (C2), 150.0 (C10a), 137.8 (C4), 134.0
(C4a), 130.8 (C8), 125.6 (C7), 109.9 (C3), 59.7
(C5), 53.5 (OCH3), 52.8 (CO2CH3), 46.0 (C9), 43.0
(C6), 40.0 (C10), 35.1 (C12). EIMS (m/z): 367 (M+1+, 6), 365 (M-1+,7), 287 (17),
286 (100), 258 (44), 230 (14), 226 (15), 199 (2
1), 198 (47), 184 (10), 170 (5), 154 (7), 128 (7),
115 (6), 84 (8). HREIMS (m/z): calcd for C16H16 79BrNO4 (M+): 365.02
61 found: 365.0252. calcd for C16H16 81BrNO4 (M+): 367.0242. found: 36
7.0257. Anal. calcd for C16H16BrNO4 : C, 52.48: H, 4.40:
N, 3.82: Br, 21.82: found: C, 52.20: H, 4.44: N,
3.71: Br, 22.04.
【0056】実施例2
【0057】
【化12】
【0058】7−ブロモメチル−9,10−ジヒドロ−
2−メトキシ−11−オキソ−5,9−メタノシクロオ
クタ[b]ピリジン−5(6H)−カルボン酸メチル
(1.87g, 5.11mmol)と、酢酸銀(2.
14g,12.8mmol)をアセトン(40ml)に
懸濁し、室温にて6時間撹拌した。反応液を濃縮した
後、水にあけ、酢酸エチル(80ml)で二度抽出し
た。有機層を合わせて水(100ml)、飽和食塩水
(100ml)で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
減圧下、溶媒を留去し残渣を得た。その残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=
3:1)を用いて精製し、7−アセトキシメチル−9,
10−ジヒドロ−2−メトキシ−11−オキソ−5,9
−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−カ
ルボン酸メチル(1.43g,収率81%)を無色プリ
ズム晶として得た。
【0059】mp 117.0-117.5 ℃ (n-hexane-ether). IR (neat): 2950 (m), 1750 (s), 1600 (s), 1580 (m),
1480 (m), 1430 (m),1380 (m), 1330 (m), 1250 (s),
1080 (m), 1040 (m), 920 (m), 840 (m), 740(m)cm-1.1 H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ7.13 (1H, d, J = 8.6Hz,
C4-H), 6.64 (1H, d,J = 8.6Hz, C3-H), 5.79-5.77 (1
H, m, C8-H), 4.41 (1H, d, J = 13.0Hz, CH2OAc), 4.3
5 (1H, d, J = 13.0Hz, CH2OAc), 3.92 (3H, s, OCH3),
3.78 (3H, s,CO2CH3), 3.44 (1H, dd, J = 17.1, 4.8H
z, C10-H), 3.43 (1H, d, J = 17.5Hz, C6-H), 3.25 (1
H, br t, J = 4.9Hz, C9-H), 3.21 (1H, dd, J = 17.1,
1.8Hz, C10-H), 2.63 (1H, d, J = 17.5Hz, C6-H).13 C-NMR (100 MHz, CDCl3): δ206.3 (C11), 171.1 (CO
2CH3), 170.4 (CH3CO), 163.4 (C2), 150.3 (C10a), 13
7.7 (C4), 132.3 (C4a), 127.3 (C8), 125.9 (C7), 10
9.9 (C3), 66.1 (C12), 59.9 (C5), 53.5 (OCH3), 52.8
(CO2CH3), 45.8(C9), 41.3 (C6), 40.1 (C10), 20.8
(CH3CO). EIMS (m/z): 345 (M+, 49), 313 (35), 302 (10), 286
(21), 270 (5), 257 (35), 253 (45), 242 (9), 226 (5
7), 205 (14), 198 (100), 184 (13), 170 (9), 154 (1
2), 141 (6), 128 (9), 115 (8), 84 (14). HREIMS (m/z): calcd for C18H19NO6 (M+): 345.1211.
found: 345.1237. Anal. calcd for C18H19NO6 : C, 62.60: H, 5.55: N,
4.06: found: C, 62.54: H, 5.59: N, 3.98.
【0060】実施例3
【0061】
【化13】
【0062】7−アセトキシメチル−9,10−ジヒド
ロ−2−メトキシ−11−オキソ−5,9−メタノシク
ロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−カルボン酸メチ
ル(1.43g,4.14mmol)のメタノール(4
0ml)溶液に、0℃にて炭酸カリウム(300mg,
2.17mmol)のメタノール(3ml)溶液を10分
間かけて加え、2時間撹拌した。反応液を濃縮した後、
水にあけ、酢酸エチル(80ml)で二度抽出した。有
機層を合わせて水(100ml)、飽和食塩水(100
ml)で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下、
溶媒を留去し残渣を得た。その残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)
を用いて精製し、9,10−ジヒドロ−7−ヒドロキシ
メチル−2−メトキシ−11−オキソ−5,9−メタノ
シクロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−カルボン酸
メチル(1.17g,収率93%)を無色油状物として
得た。
【0063】IR (neat): 3450 (m), 2950 (m), 1750
(s), 1730 (s), 1600 (s), 1580 (m),1480 (s), 1430
(s), 1380 (s), 1260 (s), 1140 (m), 1080 (m), 1030
(m), 835 (m), 740 (m)cm-1.1 H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ7.13 (1H, d, J = 8.6Hz,
C4-H), 6.62 (1H, d,J = 8.6Hz, C3-H), 5.75-5.73 (1
H, m, C8-H), 3.97 (1H, d, J = 13.0Hz, CH2OH), 3.90
(3H, s, OCH3), 3.89 (1H, d, J = 13.0Hz, CH2OH),
3.77 (3H, s, CO2CH3), 3.43 (1H, dd, J = 16.4, 4.8H
z, C10-H), 3.39 (1H, d, J = 17.4Hz,C6-H), 3.24 (1
H, br t, J = 4.7Hz, C9-H), 3.21 (1H, dd, J = 16.4,
2.0Hz,C10-H), 2.66 (1H, d, J = 17.4Hz, C6-H), 1.6
3 (1H, br s, OH).13 C-NMR (100 MHz, CDCl3): δ207.0 (C11), 171.3 (CO
2CH3), 163.3 (C2), 150.5 (C10a), 137.8 (C4), 136.8
(C4a), 126.1 (C7), 123.9 (C8), 109.8 (C3), 65.0
(C12), 59.9 (C5), 53.5 (OCH3), 52.8 (CO2CH3), 45.7
(C9), 42.4 (C6), 40.2 (C10). EIMS (m/z): 303 (M+, 96), 285 (11), 271 (100), 258
(15), 244 (62), 240(70), 226 (41), 216 (54), 205
(20), 198 (82), 186 (32), 172 (25), 154 (19), 142
(11), 128 (18), 115 (21), 102 (8), 89 (6), 77 (1
2). HREIMS (m/z): calcd for C16H17NO5 (M+): 303.1105.
found: 303.1123.
【0064】実施例4
【0065】
【化14】
【0066】アルゴン雰囲気下、9,10−ジヒドロ−
7−ヒドロキシメチル−2−メトキシ−11−オキソ−
5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−5(6
H)−カルボン酸メチル(975mg,3.22mmo
l)のジクロロメタン(20ml)溶液に、0℃にてエ
チルジイソプロピルアミン(2.8ml,16.1mm
ol)とクロロメチルメチルエーテル(1.21ml,
16.1mmol)を加え、室温にて一晩撹拌した。反
応液を水にあけ、酢酸エチル(50ml)で二度抽出し
た。有機層を合わせて水(70ml)、飽和食塩水(7
0ml)で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧
下、溶媒を留去し残渣を得た。その残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:
1)を用いて精製し、9,10−ジヒドロ−2−メトキ
シ−7−(メトキシメトキシ)メチル−11−オキソ−
5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−5(6
H)−カルボン酸メチル(1.04g,収率93%)を
無色油状物として得た。
【0067】IR (neat): 2950 (m), 1750 (s), 1730
(s), 1600 (s), 1580 (m), 1480 (s),1430 (s), 1330
(s), 1260 (s), 1150 (s), 1110 (s), 1040 (s), 920
(m), 830 (m), 740 (m)cm-1.1 H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ7.13 (1H, d, J = 8.6Hz,
C4-H), 6.62 (1H, d,J = 8.6Hz, C3-H), 5.76-5.74 (1
H, m, C8-H), 4.44 (1H, d, J = 6.6Hz, OCH2OCH3), 4.
38 (1H, d, J = 6.6Hz, OCH2OCH3), 3.91 (3H, s, OC
H3), 3.86 (2H,s, CH2OMOM), 3.77 (3H, s, CO2CH3),
3.43 (1H, dd, J = 17.0, 5.4Hz, C10-H), 3.40 (1H, d
t, J = 17.5, 1.2Hz, C6-H), 3.27 (3H, br s, OCH2OCH
3), 3.25-3.23 (1H, m, C9-H), 3.21 (1H, dd, J = 17.
0, 1.9Hz, C10-H), 2.68 (1H, d,J = 17.5Hz, C6-H).13 C-NMR (100 MHz, CDCl3): δ206.7 (C11), 171.3 (CO
2CH3), 163.3 (C2), 150.5 (C10a), 137.8 (C4), 134.0
(C4a), 126.1 (C7), 126.1 (C8), 109.8 (C3), 95.2
(OCH2OCH3), 69.1 (C12), 60.0 (C5), 55.4 (OCH2OC
H3), 53.5 (OCH3),52.8 (CO2CH3), 45.9 (C9), 42.8 (C
6), 40.2 (C10). EIMS (m/z): 347 (M+, 31), 315 (21), 302 (6), 285
(33), 270 (8), 257 (67), 244 (10), 226 (31), 214
(13), 205 (9), 198 (60), 186 (15), 170 (12),154
(9), 143 (5), 128 (9), 115 (10), 84 (13), 69 (11),
45 (100). HREIMS (m/z): calcd for C18H21NO6 (M+): 347.1368.
found: 347.1377.
【0068】実施例5
【0069】
【化15】
【0070】アルゴン雰囲気下、0℃にてエチルトリフ
ェニルホスホニウムブロミド(5.29g,14.3m
mol)のテトラヒドロフラン(10ml)の懸濁液
に、ブチルリチウム(1.71Mのヘキサン溶液)
(7.42ml,12.7mmol)を加え、室温にて
30分撹拌した。さらに、0℃にて9,10−ジヒドロ
−2−メトキシ−7−(メトキシメトキシ)メチル−1
1−オキソ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジ
ン−5(6H)−カルボン酸メチル(1.04g,3.
0mmol)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液を
加えたのち、室温にて一晩撹拌した。反応液に飽和塩化
アンモニウム水溶液(10ml)を加え、酢酸エチル
(50ml)で二度抽出した。有機層を合わせて水(7
0ml)、飽和食塩水(70ml)で洗浄し無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、減圧下、溶媒を留去し残渣を得た。
その残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン:酢酸エチル=5:1)を用いて精製し、11−エ
チリデン−9,10−ジヒドロ−2−メトキシ−7−
(メトキシメトキシ)メチル−5,9−メタノシクロオ
クタ[b]ピリジン−5(6H)−カルボン酸メチル
(802mg,収率75%)(11E:11Z=1:4
の混合物)を無色油状物として得た。
【0071】11Z体: IR (neat): 2950 (m), 1730 (s), 1600 (s), 1580 (m),
1480 (s), 1430 (s),1320 (s), 1260 (s), 1150 (s),
1110 (m), 1040 (s), 920 (m), 830 (m), 740(m)cm-1.1 H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ7.10 (1H, d, J = 8.6Hz,
C4-H), 6.53 (1H, d,J = 8.6Hz, C3-H), 5.72-5.71 (1
H, m, C8-H), 5.52 (1H, q, J = 7.3Hz, C13-H), 4.40
(1H, d, J = 6.5Hz, OCH2OCH3), 4.32 (1H, d, J = 6.5
Hz, OCH2OCH3), 3.88 (3H, s, OCH3), 3.80 (2H, s, CH
2OMOM), 3.71 (3H, s, CO2CH3), 3.26(3H, s, OCH2OC
H3), 3.19 (1H, dd, J = 15.8, 5.2Hz, C10-H), 3.14
(1H, m, C 9-H), 3.04 (1H, d, J = 17.0Hz, C6-H), 2.8
4 (1H, d, J = 15.8Hz, C10-H), 2.37 (1H, d, J = 17.
0Hz, C6-H), 1.51 (3H, d, J = 7.3Hz, C14-H).13 C-NMR (100 MHz, CDCl3): δ176.5 (CO2CH3), 162.6
(C2), 152.5 (C10a),136.8 (C4), 135.8 (C4a), 133.1
(C7), 129.3 (C8), 127.4 (C11), 116.5 (C13), 108.9
(C3), 94.9 (OCH2OCH3), 70.1 (C12), 55.2 (OCH2OC
H3), 53.3 (OCH3), 52.2 (CO2CH3), 50.6 (C5), 43.4
(C9), 41.5 (C6), 39.5 (C10), 12.2 (C14). EIMS (m/z): 359 (M+, 35), 297 (26), 282 (13), 268
(13), 250 (7), 238 (100), 224 (18), 210 (14), 196
(6), 180 (5), 167 (4), 115 (5), 84 (23). HREIMS (m/z): calcd for C20H25NO5 (M+): 359.1730.
found: 359.1730.
【0072】実施例6
【0073】
【化16】
【0074】アルゴン雰囲気下、11−エチリデン−
9,10−ジヒドロ−2−メトキシ−7−(メトキシメ
トキシ)メチル−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピ
リジン−5(6H)−カルボン酸メチル(817mg,
2.28mmol)(11E:11Z=1:4)のトル
エン(10ml)溶液に、チオフェノール(0.47m
l,4.56mmol)とα,α’−アゾビスイソブチ
ロニトリル(382mg,2.28mmol)を加え、
85℃にて43時間撹拌した。反応液を濃縮した後、水
にあけ、酢酸エチル(50ml)で二度抽出した。有機
層を合わせて水(70ml)、飽和食塩水(70ml)
で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下、溶媒を
留去し残渣を得た。その残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=5:1)を用い
て精製し、(11E)−11−エチリデン−9,10−
ジヒドロ−2−メトキシ−7−(メトキシメトキシ)メ
チル−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−5
(6H)−カルボン酸メチル(817mg,収率100
%)を無色油状物として得た。
【0075】11E体: IR (neat): 2950 (m), 1730 (s), 1600 (s), 1580 (m),
1480 (s), 1430 (s),1325 (m), 1250 (s), 1150 (s),
1105 (m), 1050 (s), 920 (m), 830 (m), 740(m)cm-1.1 H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ7.10 (1H, d, J = 8.5Hz,
C4-H), 6.53 (1H, d,J = 8.5Hz, C3-H), 5.72 (1H, br
d, J = 3.7Hz, C8-H), 5.08 (1H, q, J = 6.7Hz, C13-
H), 4.41 (1H, d, J = 6.5Hz, OCH2OCH3), 4.33 (1H,
d, J = 6.5Hz,OCH2OCH3), 3.88 (3H, s, OCH3), 3.80
(2H, s, CH2OMOM), 3.75 (3H, s, CO2CH 3), 3.68 (1H,
br t, J = 5.1Hz, C9-H), 3.27 (3H, s, OCH2OCH3), 3.
10 (1H,dd, J = 17.1, 6.4Hz, C10-H), 3.10 (1H, dd,
J = 17.1, 3.6Hz, C6-H), 2.88(1H, d, J = 17.1, 1.7H
z, C10-H), 2.31 (1H, d, J = 17.1Hz, C6-H), 1.70 (3
H, d, J = 6.7Hz, C14-H).13 C-NMR (100 MHz, CDCl3): δ175.3 (CO2CH3), 162.6
(C2), 152.5 (C10a),137.7 (C4), 137.0 (C4a), 133.3
(C7), 127.7 (C11), 127.6 (C8), 114.8 (C13), 108.6
(C3), 94.9 (OCH2OCH3), 70.1 (C12), 55.2 (OCH2OC
H3), 54.4 (C5),53.3 (OCH3), 52.2 (CO2CH3), 41.6 (C
6), 39.3 (C10), 32.8 (C9), 12.8 (C14). EIMS (m/z): 359 (M+, 43), 327 (5), 314 (9), 297 (2
8), 282 (23), 268 (17), 254 (10), 238 (100), 224
(19), 210 (14), 198 (5), 186 (10), 167 (7),154
(6), 115 (6), 84 (7), 69 (5), 45 (60). HREIMS (m/z): calcd for C20H25NO5 (M+): 359.1730.
found: 359.1738.
【0076】実施例7
【0077】
【化17】
【0078】(11E)−11−エチリデン−9,10
−ジヒドロ−2−メトキシ−7−(メトキシメトキシ)
メチル−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−
5(6H)−カルボン酸メチル(817mg,2.28
mmol)をテトラヒドロフラン−メタノール(1:
1)の混合溶液(10ml)に溶解し、3N−水酸化ナ
トリウム水溶液(5ml,15mmol)を加え、24
時間加熱還流した。反応液を濃縮した後、水にあけ、1
N−塩酸水溶液でpH4とした後、酢酸エチル(50m
l)で二度抽出した。有機層を合わせて水(70m
l)、飽和食塩水(70ml)で洗浄し無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、減圧下、溶媒を留去し残渣を得た。その
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=1:1)を用いて精製し、(11E)
−11−エチリデン−9,10−ジヒドロ−2−メトキ
シ−7−(メトキシメトキシ)メチル−5,9−メタノ
シクロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−カルボン酸
(633mg,収率81%)を無色油状物として得た。
【0079】IR (neat): 2950 (m), 1730 (s), 1600
(s), 1580 (m), 1480 (s), 1430 (s),1330 (s), 1270
(m), 1250 (m), 1150 (m), 1110 (m), 1040 (s), 920
(m), 830 (m), 740 (m)cm-1.1 H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ7.27 (1H, d, J = 8.6Hz,
C4-H), 6.57 (1H, d,J = 8.6Hz, C3-H), 5.73 (1H, br
d, J = 3.6Hz, C8-H), 5.34 (1H, q, J = 6.7Hz, C13-
H), 4.41 (1H, d, J = 6.5Hz, OCH2OCH3), 4.34 (1H,
d, J = 6.5Hz,OCH2OCH3), 3.88 (3H, s, OCH3), 3.81
(2H, s, CH2OMOM), 3.70 (1H, br t, J= 4.4Hz, C9-H),
3.26 (3H, s, OCH2OCH3), 3.12 (1H, dd, J = 17.0,
5.1Hz, C 10-H), 3.05 (1H, d, J = 17.2Hz, C6-H), 2.9
0 (1H, dd, J = 17.0, 3.3Hz, C1 0-H), 2.34 (1H, d, J
= 17.2Hz, C6-H), 1.74 (3H, d, J = 6.7Hz, C14-H).13 C-NMR (100 MHz, CDCl3): δ179.3 (CO2H), 162.7 (C
2), 152.7 (C10a), 137.9 (C4), 136.3 (C4a), 133.2
(C7), 127.7 (C8), 127.2 (C11), 115.2 (C13),108.6
(C3), 94.9 (OCH2OCH3), 70.1 (C12), 55.2 (OCH2OC
H3), 54.3 (C5), 53.5 (OCH3), 41.3 (C6), 39.2
(C10), 32.7 (C9), 12.8 (C14). EIMS (m/z): 345 (M+, 57), 313 (9), 300 (22), 283
(49), 268 (23), 254 (20), 238 (100), 224 (30), 210
(21), 198 (11), 186 (13), 172 (8), 154 (8), 128
(7), 115 (7), 84 (9), 45 (75). HREIMS (m/z): calcd for C19H23NO5 (M+): 345.1575.
found: 345.1590.
【0080】実施例8
【0081】
【化18】
【0082】アルゴン雰囲気下、(11E)−11−エ
チリデン−9,10−ジヒドロ−2−メトキシ−7−
(メトキシメトキシ)メチル−5,9−メタノシクロオ
クタ[b]ピリジン−5(6H)−カルボン酸(418
mg,1.21mmol)とトリエチルアミン(0.2
5ml,1.82mmol)のトルエン(10ml)溶
液に、ジフェニルリン酸アジド(0.26ml,1.2
1mmol)を加え、85℃にて2.5時間撹拌した。
メタノール(2ml)を加え、さらに4時間加熱還流し
た。反応液を濃縮した後、酢酸エチル(30ml)で二
度抽出した。有機層を合わせて水(40ml)、飽和食
塩水(40ml)で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧下、溶媒を留去し残渣を得た。その残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチ
ル=2:1)を用いて精製し、(11E)−[11−エ
チリデン−9,10−ジヒドロ−2−メトキシ−7−
(メトキシメトキシ)メチル−5,9−メタノシクロオ
クタ[b]ピリジン−5(6H)−イル]カルバミド酸
メチル(269mg,収率59%)を無色油状物として
得た。
【0083】IR (neat): 3330 (m), 2950 (m), 1730
(s), 1600 (s), 1580 (m), 1530 (s),1480 (s), 1420
(s), 1320 (s), 1310 (m), 1260 (s), 1150 (s), 1100
(s), 1040 (s), 920 (m), 830 (m), 740 (m)cm-1.1 H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ7.57 (1H, d, J = 8.6Hz,
C4-H), 6.55 (1H, d,J = 8.6Hz, C3-H), 5.76 (1H, br
d, J = 4.4Hz, C8-H), 5.39 (1H, q, J = 6.8Hz, C13-
H), 5.04 (1H, br s, NH), 4.38 (1H, d, J = 6.5Hz, O
CH2OCH3), 4.30 (1H, d, J = 6.5Hz, OCH2OCH3), 3.87
(3H, s, OCH3), 3.78 (1H, s, CH2OMOM), 3.78 (1H, s,
CH2OMOM), 3.75 (1H, br s, C9-H), 3.62 (3H, br s,
NHCO2CH 3), 3.25 (3H, s, OCH2OCH3), 3.12 (1H, dd, J
= 16.9, 4.0Hz, C10-H), 2.85(1H, dd, J = 16.9, 1.8
Hz, C10-H), 2.59 (1H, d, J = 15.2Hz, C6-H), 2.37
(1H, d, J = 15.2Hz, C6-H), 1.72 (3H, d, J = 6.8Hz,
C14-H).13 C-NMR (100 MHz, CDCl3): δ162.6 (C2), 154.7 (NHC
O2CH3), 152.9 (C10a), 136.2 (C4a), 135.4 (C4), 13
2.4 (C7), 129.8 (C11), 129.1 (C8), 112.4 (C 13), 10
8.7 (C3), 94.8 (OCH2OCH3), 69.9 (C12), 58.5 (C5),
55.3 (OCH2OCH3), 53.3 (OCH3), 52.2 (CO2CH3), 45.3
(C6), 39.1 (C10), 33.9 (C9), 12.6 (C1 4). EIMS (m/z): 374 (M+, 26), 342 (7), 329 (12), 312
(100), 297 (26), 283(9), 267 (17), 253 (13), 237
(92), 224 (43), 210 (13), 199 (7), 184 (6),166
(6), 148 (5), 130 (5), 97 (8), 77 (6), 59 (10), 45
(72). HREIMS (m/z): calcd for C20H26N2O5 (M+): 374.1839.
found: 374.1813.
【0084】実施例9
【0085】
【化19】
【0086】アルゴン雰囲気下、(11E)−[11−
エチリデン−9,10−ジヒドロ−2−メトキシ−7−
(メトキシメトキシ)メチル−5,9−メタノシクロオ
クタ[b]ピリジン−5(6H)−イル]カルバミド酸
メチル(260mg,0.70mmol)とp−トルエ
ンスルホン酸ピリジニウム塩(1.8g,7.2mmo
l)のt−ブタノール(15ml)溶液を9時間加熱還
流した。反応液を濃縮した後、水にあけ、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液でpH7とした後、酢酸エチル(30
ml)で二度抽出した。有機層を合わせて水(40m
l)、飽和食塩水(40ml)で洗浄し無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、減圧下、溶媒を留去し残渣を得た。その
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=1:1)を用いて精製し、(11E)
−[11−エチリデン−9,10−ジヒドロ−7−ヒド
ロキシメチル−2−メトキシ−5,9−メタノシクロオ
クタ[b]ピリジン−5(6H)−イル]カルバミド酸
メチル(150mg,収率65%)を無色油状物として
得た。
【0087】IR (neat): 3330 (m), 2940 (m), 1720
(s), 1600 (s), 1580 (m), 1530 (m),1480 (s), 1420
(s), 1320 (s), 1260 (s), 1070 (m), 1040 (s), 830
(m), 740 (m)cm-1.1 H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ7.57 (1H, d, J = 8.6Hz,
C4-H), 6.55 (1H, d,J = 8.6Hz, C3-H), 5.73 (1H, d,
J = 4.8Hz, C8-H), 5.39 (1H, q, J = 6.8Hz, C13-H),
5.10 (1H, br s, NH), 3.88 (1H, dd, J = 13.3, 6.0H
z, CH2OH), 3.87 (3H, s, OCH3), 3.81 (1H, dd, J = 1
3.3, 6.0Hz, CH2OH), 3.74 (1H, br s, C9-H), 3.62
(3H, br s, NHCO2CH3), 3.12 (1H, dd, J = 16.8, 4.0H
z, C10-H), 2.84 (1H, dd, J = 16.8, 1.8Hz, C10-H),
2.61 (1H, br d, J = 15.2Hz, C6-H), 2.37 (1H, d, J
= 15.2Hz, C6-H), 1.72 (3H, d, J = 6.8Hz, C14-H),
1.39 (1H, br t, J = 6.0Hz, OH).13 C-NMR (100 MHz, CDCl3): δ162.5 (C2), 154.7 (NHC
O2CH3), 152.8 (C10a), 136.3 (C4a), 135.6 (C7), 13
5.4 (C4), 129.7 (C11), 126.6 (C8), 112.3 (C 13), 10
8.7 (C3), 65.9 (C12), 58.4 (C5), 53.3 (OCH3), 51.9
(CO2CH3), 44.8(C6), 39.1 (C10), 33.6 (C9), 12.5
(C14). EIMS (m/z): 330 (M+, 37), 312 (26), 299 (25), 283
(8), 267 (19), 255 (32), 237 (39), 224 (100), 210
(25), 195 (8), 184 (6), 167 (7), 115 (5),84 (12). HREIMS (m/z): calcd for C18H22N2O4 (M+): 330.1577.
found: 330.1567.
【0088】実施例10
【0089】
【化20】
【0090】アルゴン雰囲気下、−78℃にて塩化オキ
ザリル(0.17ml,1.94mmol)のジクロロ
メタン(1ml)溶液にジメチルスルホキシド(0.1
9ml,2.68mmol)を加え、10分間撹拌し
た。(11E)−[11−エチリデン−9,10−ジヒ
ドロ−7−ヒドロキシメチル−2−メトキシ−5,9−
メタノシクロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−イ
ル]カルバミド酸メチル(133mg,0.40mmo
l)のジクロロメタン(4ml)溶液を加え、さらに、
1時間撹拌した。トリエチルアミン(0.55ml,
3.94mmol)を加えた後、0℃にて30分撹拌し
反応液を水にあけ、酢酸エチル(30ml)で二度抽出
した。有機層を合わせて水(40ml)、飽和食塩水
(40ml)で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減
圧下、溶媒を留去し残渣を得た。その残渣と2−メチル
−2−ブテン(1.4g,20mmol)、無水リン酸
二水素ナトリウム(960mg,8mmol)をt−ブ
チルアルコール(10ml)と水(3ml)の混合溶液
に溶かし、亜塩素酸ナトリウム(純度85%)(130
mg,1.23mmol)を加え、1時間撹拌した。反
応液を濃縮し、酢酸エチル(30ml)で二度抽出し
た。有機層を合わせて水(40ml)、飽和食塩水(4
0ml)で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧
下、溶媒を留去し残渣を得た。その残渣をジクロロメタ
ン(5ml)に溶解し、0℃にて塩化オキザリル(17
5μl,2.0mmol)とN,N−ジメチルホルムア
ミド一滴を加え、室温にて1時間撹拌した。溶媒を減圧
下、留去した後、エタノール(5ml)に溶解し、室温
にて1時間撹拌した。反応液を濃縮した後、水にあけ、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液でpH7とした後、酢酸
エチル(30ml)で二度抽出した。有機層を合わせて
水(40ml)、飽和食塩水(40ml)で洗浄し無水
硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下、溶媒を留去し残渣を
得た。その残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)を用いて精製し、
(11E)−[7−(エトキシカルボニル)−11−エ
チリデン−9,10−ジヒドロ−2−メトキシ−5,9
−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−イ
ル]カルバミド酸メチル(118mg,三段階で収率7
9%)を無色プリズム晶として得た。
【0091】(11E)−[11−エチリデン−7−ホ
ルミル−9,10−ジヒドロ−2−メトキシ−5,9−
メタノシクロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−イ
ル]カルバミド酸メチル: IR (neat): 3340 (m), 2940 (m), 2840 (m), 1720 (s),
1680 (s), 1640 (m),1600 (s), 1580 (m), 1520 (s),
1480 (s), 1420 (s), 1380 (m), 1320 (s), 1260 (s),
1185 (m), 1175 (m), 1140 (m), 1060 (m), 1040 (m),
840 (m), 730(m)cm-1.1 H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ9.35 (1H, s, CHO), 7.56
(1H, d, J = 8.6Hz,C4-H), 6.85 (1H, dd, J = 5.2,
1.9Hz, C8-H), 6.57 (1H, d, J = 8.6Hz, C3-H), 5.49
(1H, q, J = 6.8Hz, C13-H), 5.18 (1H, br s, NH), 4.
03 (1H, br t,J = 4.9Hz, C9-H), 3.86 (3H, s, OCH3),
3.62 (3H, br s, NHCO2CH3), 3.31 (1H, dd, J = 17.
0, 4.7Hz, C10-H), 2.98 (1H, dd, J = 17.0, 1.8Hz, C
10-H), 2.73 (1H, d, J = 16.2Hz, C6-H), 2.50 (1H,
d, J = 16.2Hz, C6-H), 1.75 (3H,d, J = 6.8Hz, C14-
H).13 C-NMR (100 MHz, CDCl3): δ162.7 (C2), 154.5 (NHC
O2CH3), 152.6 (C8),151.7 (C10a), 138.9 (C4a), 135.
7 (C4), 134.4 (C7), 128.8 (C11), 114.3 (C 13), 109.
3 (C3), 57.8 (C5), 53.4 (OCH3), 52.1 (CO2CH3), 40.
9 (C6), 38.3(C10), 35.1 (C9), 12.6 (C14). EIMS (m/z): 328 (M+, 100), 313 (11), 299 (20), 285
(6), 267 (21), 253(58), 238 (22), 224 (54), 210
(19), 195 (6), 167 (6), 84 (17). HREIMS (m/z): calcd for C18H20N2O4 (M+): 328.1421.
found: 328.1406.
【0092】(11E)−[7−カルボキシ−11−エ
チリデン−9,10−ジヒドロ−2−メトキシ−5,9
−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−5(6H)−イ
ル]カルバミド酸メチル: IR (neat): 3330 (m), 2940 (m), 1710 (s), 1600 (s),
1580 (m), 1530 (m),1480 (s), 1430 (m), 1320 (s),
1260 (s), 1030 (m), 830 (m), 740 (m)cm-1.1 H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ7.56 (1H, d, J = 8.4Hz,
C4-H), 7.09 (1H, m,C8-H), 6.56 (1H, d, J = 8.4Hz,
C3-H), 5.45 (1H, q, J = 6.5Hz, C13-H), 5.16 (1H,
br s, NH), 3.86 (1H, br s, C9-H), 3.86 (3H, s, OCH
3), 3.62 (3H,br s, NHCO2CH3), 3.20 (1H, br d, J =
16.9Hz, C10-H), 2.94 (1H, d, J = 16.9Hz, C10-H),
2.71 (1H, d, J = 16.3Hz, C6-H), 2.61 (1H, br d, J
= 16.3Hz, C6-H), 1.72 (3H, d, J = 6.5Hz, C14-H),
1.23 (3H, t, J = 7.1Hz, CO2CH2CH3).13 C-NMR (100 MHz, CDCl3): δ170.2 (CO2H), 162.7 (C
2), 154.5 (NHCO2CH3), 152.1 (C10a), 144.9 (C8), 13
5.6 (C4), 134.3 (C4a), 129.2 (C7 or C11),128.9 (C7
or C11), 113.8 (C13), 109.2 (C3), 58.1 (C5), 53.4
(OCH3), 52.0(CO2CH3), 43.4 (C6), 38.2 (C10), 34.6
(C9), 12.6 (C14). EIMS (m/z): 344 (M+, 96), 329 (16), 312 (11), 299
(16), 285 (23), 269(69), 254 (39), 239 (23), 224
(100), 210 (22), 199 (10), 184 (7), 167 (8), 154
(7), 142 (5), 128 (5), 115 (7), 91 (8), 77 (9), 59
(26). HREIMS (m/z): calcd for C18H20N2O5 (M+): 344.1370.
found: 344.1364.
【0093】(11E)−[7−(エトキシカルボニ
ル)−11−エチリデン−9,10−ジヒドロ−2−メ
トキシ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−
5(6H)−イル]カルバミド酸メチル: mp 175.0-176.0 ℃ (n-hexane-AcOEt). IR (neat): 3360 (m), 2980 (m), 2940 (m), 1710 (s),
1650 (m), 1600 (m),1580 (m), 1530 (m), 1475 (s),
1420 (m), 1320 (s), 1260 (s), 1220 (m), 1090 (m),
1040 (m), 830 (m), 740 (m)cm-1.1 H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ7.58 (1H, d, J = 8.6Hz,
C4-H), 7.00 (1H, dd, J = 5.4, 2.1Hz, C8-H), 6.57
(1H, d, J = 8.6Hz, C3-H), 5.45 (1H, q, J =6.8Hz, C
13-H), 5.18 (1H, br s, NH), 4.16-4.04 (2H, m, CO2C
H2CH3), 3.89-3.87 (1H, br s, C9-H), 3.87 (3H, s, O
CH3), 3.62 (3H, br s, NHCO2CH3), 3.21 (1H, dd, J =
16.9, 4.7Hz, C10-H), 2.94 (1H, dd, J = 16.9, 1.5H
z, C10-H), 2.77 (1H, d, J = 16.2Hz, C6-H), 2.63 (1
H, d, J = 16.2Hz, C6-H), 1.72(3H, d, J = 6.8Hz, C
14-H), 1.23 (3H, t, J = 7.1Hz, CO2CH2CH3).13 C-NMR (100 MHz, CDCl3): δ166.2 (CO2CH2CH3), 16
2.6 (C2), 154.5 (NHCO 2CH3), 152.1 (C10a), 142.3 (C
8), 135.7 (C4), 134.6 (C4a), 129.1 (C7 or C 11), 12
8.3 (C7 or C11), 113.5 (C13), 109.1 (C3), 60.7 (CO
2CH2CH3), 58.1(C5), 53.4 (OCH3), 52.0 (CO2CH3), 4
3.7 (C6), 38.3 (C10), 34.4 (C9), 14.2(CO2CH2CH3),
12.6 (C14). EIMS (m/z): 372 (M+, 82), 357 (10), 343 (22), 327
(23), 313 (16), 297(35), 282 (22), 268 (38), 251
(19), 239 (19), 224 (100), 210 (14), 199 (7), 180
(6), 167 (5), 84 (34). HREIMS (m/z): calcd for C20H24N2O5 (M+): 372.1684.
found: 372.1697.
【0094】実施例11
【0095】
【化21】
【0096】アルゴン雰囲気下、(11E)−[7−
(エトキシカルボニル)−11−エチリデン−9,10
−ジヒドロ−2−メトキシ−5,9−メタノシクロオク
タ[b]ピリジン−5(6H)−イル]カルバミド酸メ
チル(89mg,239μmol)のクロロホルム(3
ml)溶液に、ヨウ化トリメチルシラン(0.34m
l,2.39mmol)を加え、8時間加熱還流した。
メタノール(1ml)を加え、さらに4時間加熱還流し
た。反応液を濃縮した後、酢酸エチル(50ml)に溶
解し、色が消えるまで10%チオ硫酸ナトリウム水溶液
を加え、さらに、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(20
ml)、水(20ml)、飽和食塩水(20ml)で洗
浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下、溶媒を留去
し残渣を得た。その残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ジクロロメタン:メタノール=10:1)を
用いて精製し、(11E)−5−アミノ−7−エトキシ
カルボニル−11−エチリデン−5,6,9,10−テ
トラヒドロ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジ
ン−2(1H)−オン(55.8mg,収率78%)を
無色プリズム晶として得た。
【0097】mp 244.0-245.0 ℃ (AcOEt−MeOH). IR (neat): 3380 (m), 3280(m), 2980 (m), 2940 (m),
1710 (s), 1660 (s),1615 (s), 1560 (s), 1460 (s), 1
430 (m), 1410 (m), 1380 (m), 1310 (m), 1250 (s), 1
090 (m), 1140 (m), 1090 (s), 1050 (m), 840 (m), 74
0 (m), 660(m)cm-1.1 H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ13.24 (1H, br s, CONH),
7.92 (1H, d, J = 9.5Hz, C4-H), 6.93 (1H, dd, J =
5.4, 2.2Hz, C8-H), 6.43 (1H, d, J = 9.5Hz,C3-H),
5.59 (1H, q, J = 6.8Hz, C13-H), 4.12 (2H, q, J =
7.2Hz, CO2CH2CH 3), 3.82 (1H, br t, J = 5.3Hz, C9-
H), 3.02 (1H, dd, J = 17.1, 5.5Hz, C10-H), 2.86 (1
H, dd, J = 17.1, 1.3Hz, C10-H), 2.71 (1H, d, J = 1
7.3Hz, C6-H), 2.26 (1H, d, J = 17.3Hz, C6-H), 1.69
(3H, d, J = 6.8Hz, C14-H), 1.50(2H, br s, NH2),
1.24 (3H, t, J = 7.2Hz, CO2CH2CH3).13 C-NMR (100 MHz, CDCl3): δ166.4 (CO2CH2CH3), 16
5.4 (C2), 142.2 (C10a), 140.6 (C8 and C11), 140.4
(C4), 130.4 (C7), 122.2 (C4a), 117.6 (C3),113.0 (C
13), 60.7 (CO2CH2CH3), 54.0 (C5), 43.2 (C6), 34.2
(C10), 33.2 (C9), 14.2 (CO2CH2CH3), 12.3 (C14). EIMS (m/z): 300 (M+, 100), 285 (40), 271 (28), 255
(20), 239 (12), 227(90), 211 (47), 199 (12), 187
(70), 173 (19), 160 (12), 147 (9), 130 (5), 106
(7), 84 (22). HREIMS (m/z): calcd for C17H20N2O3 (M+): 300.1472.
found: 300.1470. Anal. calcd for C17H20N2O3 : C, 67.98: H, 6.71: N,
9.33: found: C, 67.80: H, 6.73: N, 9.24.
【0098】実施例12
【0099】
【化22】
【0100】アルゴン雰囲気下、(11E)−5−アミ
ノ−7−エトキシカルボニル−11−エチリデン−5,
6,9,10−テトラヒドロ−5,9−メタノシクロオ
クタ[b]ピリジン−2(1H)−オン(80.7m
g,269μmol)のテトラヒドロフラン(2ml)
溶液に、−78℃にて水素化ジイソブチルアルミニウム
(0.93Mのヘキサン溶液)(2.89ml,2.6
9mmol)を加え、1時間撹拌した。飽和酒石酸カリ
ウムナトリウムの水溶液(0.2ml)を加え、反応を
停止した後、酢酸エチル(30ml)で希釈してセライ
ト濾過した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下、溶
媒を留去し残渣を得た。その残渣を分取用シリカゲル薄
層クロマトグラフィー(テトラヒドロフラン:メタノー
ル=10:1)を用いて精製し、(11E)−5−アミ
ノ−11−エチリデン−5,6,9,10−テトラヒド
ロ−7−ヒドロキシメチル−5,9−メタノシクロオク
タ[b]ピリジン−2(1H)−オン(47.6mg,
収率69%)を無色プリズム晶として得た。
【0101】mp 243.0-245.0 ℃ (AcOEt−MeOH). IR (neat): 3280 (m), 2930 (m), 1655 (s), 1610 (s),
1560 (m), 1460 (s),1430 (m), 1300 (m), 1120 (m),
1070 (m), 930 (m), 840 (m), 730 (m)cm-1.1 H-NMR (400 MHz, CD3OD): δ7.94 (1H, d, J = 9.5Hz,
C4-H), 6.38 (1H, d,J = 9.5Hz, C3-H), 5.72 (1H, d,
J = 5.0Hz, C8-H), 5.61 (1H, q, J = 6.8Hz, C13-H),
3.84 (1H, d, J = 13.5Hz, CH2OH), 3.79 (1H, d, J =
13.5Hz, CH2OH), 3.75 (1H, br t, J = 4.9Hz, C9-H),
2.85 (1H, dd, J = 17.1, 5.3Hz, C10-H), 2.65 (1H,
dd, J = 17.1, 1.5Hz, C10-H), 2.30 (1H, d, J = 16.6
Hz, C6-H), 2.24 (1H, d, J = 16.6Hz, C6-H), 1.72 (3
H, d, J = 6.8Hz, C14-H).13 C-NMR (100 MHz, CD3OD): δ165.8 (C2), 144.2 (C
10a), 142.0 (C11), 141.8 (C4), 139.3 (C7), 125.4
(C8), 124.9 (C4a), 117.9 (C3), 113.3 (C13),65.9 (C
12), 55.0 (C5), 45.6 (C6), 36.1 (C10), 33.7 (C9),
12.5 (C14). EIMS (m/z): 358 (M+, 90), 243 (40), 227 (100), 211
(32), 198 (16), 187(72), 173 (27), 161 (23), 148
(11), 130 (8), 117 (6), 106 (7), 91 (10).HREIMS (m
/z): calcd for C15H18N2O2 (M+): 258.1366. found: 2
58.1364. Anal. calcd for C15H18N2O2・1/2H2O : C, 67.39: H,
7.16: N, 10.48: found: C, 67.37: H, 7.03: N, 10.2
9.
【0102】実施例13
【0103】
【化23】
【0104】アルゴン雰囲気下、−78℃にて(11
E)−5−アミノ−11−エチリデン−5,6,9,1
0−テトラヒドロ−7−ヒドロキシメチル−5,9−メ
タノシクロオクタ[b]ピリジン−2(1H)−オン
(10.6mg,41μmol)のジクロロメタン(4
0ml)溶液に、ジエチルアミノスルファートリフルオ
リド(66.0mg,410μmol)のジクロロメタ
ン(2ml)溶液を加え、2時間撹拌した。反応液を濃
縮した後に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(1ml)を
加えてpH7以上とし、酢酸エチル(10ml)で二度
抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水(3ml)で洗
浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下、溶媒を留去
し残渣を得た。その残渣を分取用シリカゲル薄層クロマ
トグラフィー(酢酸エチル:メタノール=10:1)を
用いて精製し、(11E)−5−アミノ−11−エチリ
デン−7−フルオロメチル−5,6,9,10−テトラ
ヒドロ−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−
2(1H)−オン(1.8mg,収率17%)を無色ア
モルファスとして得た。
【0105】IR (neat): 3380 (m), 3280 (m), 2930
(m), 1660 (s), 1610 (s), 1560 (m),1460 (s), 1430
(m), 1310 (m), 1120 (m), 980 (m), 840 (m), 730 (m)
cm-1.1 H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ12.70 (1H, br s, CONH),
7.92 (1H, d, J = 9.5Hz, C4-H), 6.43 (1H, d, J =
9.5Hz, C3-H), 5.80 (1H, br s, C8-H), 5.56 (1H, q,
J = 6.8Hz, C13-H), 4.61 (2H, d, JH-F = 47.5Hz, C12
-H), 3.72 (1H,m, C9-H), 2.95 (1H, dd, J = 17.1, 5.
4Hz, C10-H), 2.75 (1H, dd, J = 17.1,1.3Hz, C10-H),
2.32 (1H, d, J = 16.7Hz, C6-H), 2.19 (1H, d, J =
16.7Hz,C6-H), 1.70 (3H, d, J = 6.8Hz, C14-H), 1.65
(2H, br s, NH2).19 F-NMR (188 MHz, CDCl3): δ-215.0 (t, J = 49Hz). EIMS (m/z): 260 (M+, 100), 245 (57), 227 (43), 211
(21), 198 (12), 187(58), 173 (13), 160 (9), 147
(10), 130 (5), 106 (7), 106 (7), 84 (13). HREIMS (m/z): calcd for C15H17FN2O (M+): 260.1324.
found: 260.1338.
【0106】試験例(アセチルコリンエステラーゼ阻害
活性の測定)
【0107】SDラット(9週齢、雄)より摘出した脳
を、1gあたり10mlの10mM/0.5% トリト
ン X−100/80mMトリス塩酸緩衝液(pH8.
0)中でホモジナイズし、10,000xgで1時間遠
心した上清をアセチルコリンエステラーゼ源として用い
た。アセチルコリンエステラーゼ活性は、Ellman
らの方法[G. L. Ellman et al., Biochem. Pharmacol.,
7, 88-95 (1961).]を若干変更して測定した。すなわち
ラット脳ホモジネ−ト上清、被検物質、1.1mM ジ
チオビスニトロ安息香酸(DTNB)を含む1 0mM
エチレンジアミン四酢酸/0.5% トリトン X−10
0/80mMトリス塩酸緩衝液(pH8.0)0.5m
lを37℃にて30分間インキュベーションした後、基
質として1mMのアセチルチオコリンを加えて反応を開
始した。アセチルコリンエステラーゼにより産生したチ
オコリンがジチオビスニトロ安息香酸と反応して生じる
黄色の5−チオ−2−ニトロ安息香酸を412nmの吸
光度により定量し、IC50値を算定した。その結果、
(11E)−5−アミノ−11−エチリデン−7−フル
オロメチル−5,6,9,10−テトラヒドロ−5,9
−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−2(1H)−オ
ンのIC50値は、2X10-7Mであった。また、合成中
間体でもある(11E)−5−アミノ−11−エチリデ
ン−5,6,9,10−テトラヒドロ−7−ヒドロキシ
メチル−5,9−メタノシクロオクタ[b]ピリジン−
2(1H)−オンのIC50値は、6X10-6M、(11
E)−5−アミノ−7−エトキシカルボニル−11−エ
チリデン−5,6,9,10−テトラヒドロ−5,9−
メタノシクロオクタ[b]ピリジン−2(1H)−オン
のIC50値は、6X10-6Mであった。さらに、各検体
とも、ブチリルコリンエステラーゼに対しては、1X1
-4Mの濃度においても有意な阻害作用は認められず、
アセチルコリンエステラーゼに特異的な阻害作用である
ことを確認した。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中、X1は、ヒドロキシメチル基;ハロゲノメチル
    基;または、置換基を有してもよいアルキルオキシカル
    ボニル基、アルケニルオキシカルボニル基、もしくはア
    ラルキルオキシカルボニル基を表す。)で表される(1
    1E)−5−アミノ−11−エチリデン−5,6,9,
    10−テトラヒドロ−5,9−メタノシクロオクタ
    [b]ピリジン−2(1H)−オン誘導体。
  2. 【請求項2】 一般式 【化2】 (式中、R1は、置換基を有してもよいアルキル基また
    はシリル基を表す。X2は、ヒドロキシメチル基;ホル
    ミル基;カルボキシル基;置換基を有してもよいアルキ
    ルオキシメチル基、アルケニルオキシメチル基、もしく
    はアラルキルオキシメチル基;または、置換基を有して
    もよいアルキルオキシカルボニル基、アルケニルオキシ
    カルボニル基、もしくはアラルキルオキシカルボニル基
    を表す。Yは、カルボキシル基;置換基を有してもよい
    アルキルオキシカルボニル基、アルケニルオキシカルボ
    ニル基、もしくはアラルキルオキシカルボニル基;また
    は、置換基を有してもよいアルキルオキシカルボニルア
    ミノ基、アルケニルオキシカルボニルアミノ基、もしく
    はアラルキルオキシカルボニルアミノ基を表す。)で表
    される(11E)−11−エチリデン−5,6,9,1
    0−テトラヒドロ−5,9−メタノシクロオクタ[b]
    ピリジン誘導体。
  3. 【請求項3】 一般式 【化3】 (式中、R1は、置換基を有してもよいアルキル基また
    はシリル基を表す。X3は、ヒドロキシメチル基;ハロ
    ゲノメチル基;置換基を有してもよいアルキルオキシメ
    チル基、アルケニルオキシメチル基、もしくはアラルキ
    ルオキシメチル基;または、アシロキシメチル基を表
    す。R2は、置換基を有してもよいアルキル基、アルケ
    ニル基、またはアラルキル基を表す。)で表される9,
    10−ジヒドロ−11−オキソ−5,9−メタノシクロ
    オクタ[b]ピリジン−5(6H)−カルボン酸エステ
    ル誘導体。
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