JPH103648A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH103648A JPH103648A JP17422396A JP17422396A JPH103648A JP H103648 A JPH103648 A JP H103648A JP 17422396 A JP17422396 A JP 17422396A JP 17422396 A JP17422396 A JP 17422396A JP H103648 A JPH103648 A JP H103648A
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- JP
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- magnetic recording
- recording medium
- perfluoropolyether
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- lubricant
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 長期に亘り、良好な潤滑効果を示す潤滑層を
有し、走行性、耐摩耗性、耐久性等、特にスチル特性や
シャトル特性に優れた磁気記録媒体を提供する。 【解決手段】 非磁性支持体1上に少なくとも磁性層2
と潤滑層3とが形成されてなる磁気記録媒体において、
潤滑層3をパーフルオロポリエーテル系潤滑剤と炭化フ
ッ素系潤滑剤とから形成し、しかも潤滑層3をX線光電
子分光分析して得られるスペクトルチャートから誘導さ
れる特性値を所定の範囲に調整する。
有し、走行性、耐摩耗性、耐久性等、特にスチル特性や
シャトル特性に優れた磁気記録媒体を提供する。 【解決手段】 非磁性支持体1上に少なくとも磁性層2
と潤滑層3とが形成されてなる磁気記録媒体において、
潤滑層3をパーフルオロポリエーテル系潤滑剤と炭化フ
ッ素系潤滑剤とから形成し、しかも潤滑層3をX線光電
子分光分析して得られるスペクトルチャートから誘導さ
れる特性値を所定の範囲に調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面に潤滑層を有
する磁気テープや磁気ディスクなどの磁気記録媒体に関
する。特に、長期に亘り良好な潤滑効果を示す潤滑層を
有し、走行性、耐摩耗性、耐久性等に優れた磁気記録媒
体に関する。
する磁気テープや磁気ディスクなどの磁気記録媒体に関
する。特に、長期に亘り良好な潤滑効果を示す潤滑層を
有し、走行性、耐摩耗性、耐久性等に優れた磁気記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体の一つとして、強磁性金属
材料を蒸着法等により非磁性支持体上に被着させて磁性
層を形成した金属薄膜型のものが知られている。この種
の磁気記録媒体は、磁性層表面が非常に滑らかであるた
め、磁気ヘッドやガイドローラー等の摺動部材に対する
実質的な接触面積が大きくなり、従って摩擦係数が大き
くなり凝着現象(いわゆる張り付き)が起き易く走行性
や耐久性に欠けるという欠点を有する。
材料を蒸着法等により非磁性支持体上に被着させて磁性
層を形成した金属薄膜型のものが知られている。この種
の磁気記録媒体は、磁性層表面が非常に滑らかであるた
め、磁気ヘッドやガイドローラー等の摺動部材に対する
実質的な接触面積が大きくなり、従って摩擦係数が大き
くなり凝着現象(いわゆる張り付き)が起き易く走行性
や耐久性に欠けるという欠点を有する。
【0003】例えば、8mmビデオデッキに挿入された
磁気テープは、ピンチローラーとキャップスタンによっ
て一定のテープテンション(約20g)と一定のテープ
走行速度(0.5cm/sec)とに保たれながら、1
0個以上のステンレス性の固定されたガイドピンに接触
しながら、ドラムに巻き付けられる。従って、テープ表
面の摩擦係数が大きくなると、テープがスティックスリ
ップを起こして、いわゆるテープ鳴きという現象が生
じ、再生画面のひきつれを生じる。また、テープとヘッ
ドとの相対速度が非常に大きいために、特にポーズ状態
では同じ場所での高速接触となるので、磁性層が摩耗
し、再生出力が低下するという問題が生じる。この問題
は、磁性層が非常に薄い蒸着テープの場合には非常に深
刻なものとなる。
磁気テープは、ピンチローラーとキャップスタンによっ
て一定のテープテンション(約20g)と一定のテープ
走行速度(0.5cm/sec)とに保たれながら、1
0個以上のステンレス性の固定されたガイドピンに接触
しながら、ドラムに巻き付けられる。従って、テープ表
面の摩擦係数が大きくなると、テープがスティックスリ
ップを起こして、いわゆるテープ鳴きという現象が生
じ、再生画面のひきつれを生じる。また、テープとヘッ
ドとの相対速度が非常に大きいために、特にポーズ状態
では同じ場所での高速接触となるので、磁性層が摩耗
し、再生出力が低下するという問題が生じる。この問題
は、磁性層が非常に薄い蒸着テープの場合には非常に深
刻なものとなる。
【0004】また、ハードディスク装置においては、C
SS(コンタクト・スタート・ストップ)操作、即ち磁
気ヘッドが回転前にはディスクに接触し、高速で回転を
始めると発生する空気流によって浮上する操作が行われ
る。そのため、起動停止あるいは起動時には媒体を擦っ
て走行するので、その際の摩擦増加が逆に大きな問題と
なる。具体的な商品レベルの信頼性を保つためには、C
SS操作を2万回行なった後の摩擦係数が0.5以下で
あることが望まれている。また、高速で回転しているの
で、ヘッドと磁気記録媒体とのヘッドクラッシュの問題
も薄膜型磁気記録媒体では課題の一つとなっている。
SS(コンタクト・スタート・ストップ)操作、即ち磁
気ヘッドが回転前にはディスクに接触し、高速で回転を
始めると発生する空気流によって浮上する操作が行われ
る。そのため、起動停止あるいは起動時には媒体を擦っ
て走行するので、その際の摩擦増加が逆に大きな問題と
なる。具体的な商品レベルの信頼性を保つためには、C
SS操作を2万回行なった後の摩擦係数が0.5以下で
あることが望まれている。また、高速で回転しているの
で、ヘッドと磁気記録媒体とのヘッドクラッシュの問題
も薄膜型磁気記録媒体では課題の一つとなっている。
【0005】そこで、これらの問題点を改善するため
に、磁気記録媒体の磁性層上に各種の潤滑剤をトップコ
ートすることが試みられている。このような磁気記録媒
体に使用する潤滑剤に対しては、以下の(a)〜(c)
に示すような特性が要求されている: (a)寒冷地での使用に際して所期の潤滑効果が確保で
きる優れた低温特性を有すること; (b)磁気ヘッドとのスペーシングの問題をできる限り
回避するために、極めて薄く成膜できること;及び (c)長期に亘り潤滑効果が持続すること。
に、磁気記録媒体の磁性層上に各種の潤滑剤をトップコ
ートすることが試みられている。このような磁気記録媒
体に使用する潤滑剤に対しては、以下の(a)〜(c)
に示すような特性が要求されている: (a)寒冷地での使用に際して所期の潤滑効果が確保で
きる優れた低温特性を有すること; (b)磁気ヘッドとのスペーシングの問題をできる限り
回避するために、極めて薄く成膜できること;及び (c)長期に亘り潤滑効果が持続すること。
【0006】ところで、磁気記録媒体の潤滑層を形成す
るために従来より用いられてきた潤滑剤は、大別してシ
リコーン系潤滑剤、炭化水素系潤滑剤及びフッ素系潤滑
剤の3種類に分類される。
るために従来より用いられてきた潤滑剤は、大別してシ
リコーン系潤滑剤、炭化水素系潤滑剤及びフッ素系潤滑
剤の3種類に分類される。
【0007】シリコーン系潤滑剤は、熱安定性に優れて
おり、しかも蒸気圧が比較的低いので、塗布型の磁気記
録媒体においては広く用いられている。しかし、非常に
表面性の良好な薄膜型の磁気記録媒体に適用した場合に
は、その表面で配向した潤滑膜を形成し、満足できる潤
滑特性を得ることは困難である。即ち、この潤滑層は十
分な潤滑効果を示さず、ピンオンディスクの摩耗加速試
験、あるいはCSS試験での潤滑特性は十分なものでは
ないという欠点がある。
おり、しかも蒸気圧が比較的低いので、塗布型の磁気記
録媒体においては広く用いられている。しかし、非常に
表面性の良好な薄膜型の磁気記録媒体に適用した場合に
は、その表面で配向した潤滑膜を形成し、満足できる潤
滑特性を得ることは困難である。即ち、この潤滑層は十
分な潤滑効果を示さず、ピンオンディスクの摩耗加速試
験、あるいはCSS試験での潤滑特性は十分なものでは
ないという欠点がある。
【0008】炭化水素系潤滑剤は、塗布型の磁気記録媒
体において、現在でも主流の潤滑剤として使用されてい
る。しかし、熱的あるいは化学的な安定性に関し、炭化
水素系潤滑剤は一般的にはシリコーン系潤滑剤やフッ素
系潤滑剤に比べ十分ではない。また、炭化水素系潤滑剤
からは、摩擦によってフリクションナルポリマーが生成
しやすいという欠点も有する。このようなフリクション
ナルポリマーが生成すると、潤滑層の摩擦係数を増大さ
せ、磁気記録媒体に致命的な欠陥をもたらす場合があ
る。また、炭化水素系潤滑剤の場合、蒸気圧が比較的高
いために、磁気記録媒体の表面から徐々に揮散してしま
い、長期に亘り安定した潤滑効果が得られないという欠
点がある。
体において、現在でも主流の潤滑剤として使用されてい
る。しかし、熱的あるいは化学的な安定性に関し、炭化
水素系潤滑剤は一般的にはシリコーン系潤滑剤やフッ素
系潤滑剤に比べ十分ではない。また、炭化水素系潤滑剤
からは、摩擦によってフリクションナルポリマーが生成
しやすいという欠点も有する。このようなフリクション
ナルポリマーが生成すると、潤滑層の摩擦係数を増大さ
せ、磁気記録媒体に致命的な欠陥をもたらす場合があ
る。また、炭化水素系潤滑剤の場合、蒸気圧が比較的高
いために、磁気記録媒体の表面から徐々に揮散してしま
い、長期に亘り安定した潤滑効果が得られないという欠
点がある。
【0009】フッ素系潤滑剤は、薄膜型の磁気記録媒体
において、現在、最も多く使用されている潤滑剤であ
り、炭化フッ素系潤滑剤やパーフルオロポリエーテル系
潤滑剤などが知られている。中でも、パーフルオロポリ
エーテル系潤滑剤は、他のフッ素系潤滑剤に比べて使用
の割合が高まっているが、これは、潤滑性能や表面保護
作用が良好であるためである。この理由は、パーフルオ
ロポリエーテル系潤滑剤の中の部分構造のエーテル結合
(-CF2-O-CF2-)がフレキシブルな結合であるの
で、他の潤滑剤に比べ仮に分子量が同じであるとしても
粘度が低く、しかも幅広い温度領域で粘度が変化しない
ためと考えられる。更に、化学的に不活性であり、蒸気
圧も低く、熱的あるいは化学的安定性にも優れており、
表面エネルギーが低く、境界潤滑特性にも優れており、
更には撥水性にも優れている。
において、現在、最も多く使用されている潤滑剤であ
り、炭化フッ素系潤滑剤やパーフルオロポリエーテル系
潤滑剤などが知られている。中でも、パーフルオロポリ
エーテル系潤滑剤は、他のフッ素系潤滑剤に比べて使用
の割合が高まっているが、これは、潤滑性能や表面保護
作用が良好であるためである。この理由は、パーフルオ
ロポリエーテル系潤滑剤の中の部分構造のエーテル結合
(-CF2-O-CF2-)がフレキシブルな結合であるの
で、他の潤滑剤に比べ仮に分子量が同じであるとしても
粘度が低く、しかも幅広い温度領域で粘度が変化しない
ためと考えられる。更に、化学的に不活性であり、蒸気
圧も低く、熱的あるいは化学的安定性にも優れており、
表面エネルギーが低く、境界潤滑特性にも優れており、
更には撥水性にも優れている。
【0010】最近、このような利点を有するパーフルオ
ロポリエーテル系潤滑剤に対し、磁気記録媒体表面に対
する吸着性を向上させ、更に摩擦係数を減少させ、磁気
記録媒体の耐用年数を向上させるために、分子の片末端
又は両末端に極性基(例えば水酸基、ピペロニル基等)
が導入されたパーフルオロポリエーテル系潤滑剤も開発
されている(Fomblim Z-DOL,Fomblim-AM2001等)。
ロポリエーテル系潤滑剤に対し、磁気記録媒体表面に対
する吸着性を向上させ、更に摩擦係数を減少させ、磁気
記録媒体の耐用年数を向上させるために、分子の片末端
又は両末端に極性基(例えば水酸基、ピペロニル基等)
が導入されたパーフルオロポリエーテル系潤滑剤も開発
されている(Fomblim Z-DOL,Fomblim-AM2001等)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように潤滑剤に対して数々の改良が加えられている
が、磁気記録媒体の潤滑層を形成するための潤滑剤に対
する前述の要求特性(a)〜(c)の要求レベルは益々
高くなり、そのため、今以上に厳しい要求特性の要求レ
ベルを満足できる潤滑剤を開発し、それを使用して磁気
記録媒体に潤滑層を設けた場合に、その磁気記録媒体に
優れた走行性、耐摩耗性、耐久性等、特に優れたスチル
特性やシャトル特性を実現できるようにすることが求め
られている。
たように潤滑剤に対して数々の改良が加えられている
が、磁気記録媒体の潤滑層を形成するための潤滑剤に対
する前述の要求特性(a)〜(c)の要求レベルは益々
高くなり、そのため、今以上に厳しい要求特性の要求レ
ベルを満足できる潤滑剤を開発し、それを使用して磁気
記録媒体に潤滑層を設けた場合に、その磁気記録媒体に
優れた走行性、耐摩耗性、耐久性等、特に優れたスチル
特性やシャトル特性を実現できるようにすることが求め
られている。
【0012】本発明は、従来の技術の課題を解決しよう
とするものであり、特に、長期に亘り、良好な潤滑効果
を示す潤滑層を有し、走行性、耐摩耗性、耐久性等、特
にスチル特性やシャトル特性に優れた磁気記録媒体を提
供することを目的とする。
とするものであり、特に、長期に亘り、良好な潤滑効果
を示す潤滑層を有し、走行性、耐摩耗性、耐久性等、特
にスチル特性やシャトル特性に優れた磁気記録媒体を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者は、磁気記録媒
体の潤滑層を、パーフルオロポリエーテル系潤滑剤と炭
化フッ素系潤滑剤との混合物から形成し、しかもその潤
滑層をX線光電子分光分析{ESCA(Electron Spectr
oscopy for Chemical Analysis) }の結果を特定の式に
基づき加工して得られた数値が、一定の範囲に含まれる
ようにすることにより、上述の目的を達成できることを
見出し、本発明を完成させるに至った。
体の潤滑層を、パーフルオロポリエーテル系潤滑剤と炭
化フッ素系潤滑剤との混合物から形成し、しかもその潤
滑層をX線光電子分光分析{ESCA(Electron Spectr
oscopy for Chemical Analysis) }の結果を特定の式に
基づき加工して得られた数値が、一定の範囲に含まれる
ようにすることにより、上述の目的を達成できることを
見出し、本発明を完成させるに至った。
【0014】即ち、本発明は、非磁性支持体上に少なく
とも磁性層と潤滑層とが形成されてなる磁気記録媒体に
おいて、潤滑層がパーフルオロポリエーテル系潤滑剤と
炭化フッ素系潤滑剤とを含有し、且つ潤滑層をESCA
した場合に、以下の式(A)
とも磁性層と潤滑層とが形成されてなる磁気記録媒体に
おいて、潤滑層がパーフルオロポリエーテル系潤滑剤と
炭化フッ素系潤滑剤とを含有し、且つ潤滑層をESCA
した場合に、以下の式(A)
【0015】
【数2】 Z=[(C1+C2)/(C1ref+C2ref)]/[(C3+C4)/(C3ref+C4ref)] (A) (式中、C1は、-O-CF2-O-で表される部分構造中の
下線の一重結合している炭素原子に由来して得られるE
SCAスペクトル積分強度である;C2は、-C-CF2-O
-で表される部分構造中の下線の一重結合している炭素
原子のESCAスペクトル積分強度である;C3は、-C-
CF2-C-で表される部分構造中の下線の一重結合して
いる炭素原子のESCAスペクトル積分強度である;C4
は、-C-CF3で表される部分構造中の下線の一重結合
している炭素原子のESCAスペクトル積分強度であ
る;C1refは、少なくとも10nmの厚みに成膜したパ
ーフルオロポリエーテル系潤滑剤をESCAした場合
に、-O-CF2-O-で表される部分構造中の下線の一重
結合している炭素原子に由来して得られるESCAスペ
クトル積分強度である;C2refは、少なくとも10nm
の厚みに成膜したパーフルオロポリエーテル系潤滑剤を
ESCAした場合に、-C-CF2-O-で表される部分構
造中の下線の一重結合している炭素原子に由来して得ら
れるESCAスペクトル積分強度である;C3refは、少
なくとも10nmの厚みに成膜した炭化フッ素系潤滑剤
をESCAした場合に、-C-CF2-C-で表される部分
構造中の下線の一重結合している炭素原子に由来して得
られるESCAスペクトル積分強度である; 及びC4re
fは、少なくとも10nmの厚みに成膜した炭化フッ素
系潤滑剤をESCAした場合に、-C-CF3で表される
部分構造中の下線の一重結合している炭素原子に由来し
て得られるESCAスペクトル積分強度である。)で定
義されるZの値が0.3〜8.0であることを特徴とす
る磁気記録媒体を提供する。
下線の一重結合している炭素原子に由来して得られるE
SCAスペクトル積分強度である;C2は、-C-CF2-O
-で表される部分構造中の下線の一重結合している炭素
原子のESCAスペクトル積分強度である;C3は、-C-
CF2-C-で表される部分構造中の下線の一重結合して
いる炭素原子のESCAスペクトル積分強度である;C4
は、-C-CF3で表される部分構造中の下線の一重結合
している炭素原子のESCAスペクトル積分強度であ
る;C1refは、少なくとも10nmの厚みに成膜したパ
ーフルオロポリエーテル系潤滑剤をESCAした場合
に、-O-CF2-O-で表される部分構造中の下線の一重
結合している炭素原子に由来して得られるESCAスペ
クトル積分強度である;C2refは、少なくとも10nm
の厚みに成膜したパーフルオロポリエーテル系潤滑剤を
ESCAした場合に、-C-CF2-O-で表される部分構
造中の下線の一重結合している炭素原子に由来して得ら
れるESCAスペクトル積分強度である;C3refは、少
なくとも10nmの厚みに成膜した炭化フッ素系潤滑剤
をESCAした場合に、-C-CF2-C-で表される部分
構造中の下線の一重結合している炭素原子に由来して得
られるESCAスペクトル積分強度である; 及びC4re
fは、少なくとも10nmの厚みに成膜した炭化フッ素
系潤滑剤をESCAした場合に、-C-CF3で表される
部分構造中の下線の一重結合している炭素原子に由来し
て得られるESCAスペクトル積分強度である。)で定
義されるZの値が0.3〜8.0であることを特徴とす
る磁気記録媒体を提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の磁気記録媒体を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0017】本発明の磁気記録媒体の一例としては、図
1(a)に示すように、非磁性支持体1の上に磁性層2
と潤滑層3とが塗布により積層された構造の塗布型磁気
記録媒体や、図1(b)に示すように、非磁性支持体1
の上に蒸着等により非常に薄い磁性層2、カーボン等か
らなる保護層4及び潤滑層3が積層された構造の薄膜型
磁気記録媒体を挙げることができる。
1(a)に示すように、非磁性支持体1の上に磁性層2
と潤滑層3とが塗布により積層された構造の塗布型磁気
記録媒体や、図1(b)に示すように、非磁性支持体1
の上に蒸着等により非常に薄い磁性層2、カーボン等か
らなる保護層4及び潤滑層3が積層された構造の薄膜型
磁気記録媒体を挙げることができる。
【0018】このような構造の本発明の磁気記録媒体
は、その潤滑層3をパーフルオロポリエーテル系潤滑剤
と炭化フッ素系潤滑剤との混合物から形成し、しかも前
述の式(A)で定義されるZの値が0.3〜8.0の範
囲にあることを特徴としている。このような特徴を有す
る本発明の磁気記録媒体は、少なくとも−5℃〜40℃
(80%相対湿度)という広く厳しい条件下でも良好な
潤滑性を示す潤滑層を有するので、長期に亘り良好な走
行性、耐摩耗性、耐久性等やスチル特性、シャトル特性
を示す。
は、その潤滑層3をパーフルオロポリエーテル系潤滑剤
と炭化フッ素系潤滑剤との混合物から形成し、しかも前
述の式(A)で定義されるZの値が0.3〜8.0の範
囲にあることを特徴としている。このような特徴を有す
る本発明の磁気記録媒体は、少なくとも−5℃〜40℃
(80%相対湿度)という広く厳しい条件下でも良好な
潤滑性を示す潤滑層を有するので、長期に亘り良好な走
行性、耐摩耗性、耐久性等やスチル特性、シャトル特性
を示す。
【0019】次に、式(A)で定義されるZの意味につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0020】図2に、パーフルオロポリエーテル系潤滑
剤と炭化フッ素系潤滑剤との混合物から形成した潤滑層
の典型的なESCA測定により得られたスペクトルチャ
ートを示す。ESCA法によれば、軟X線の照射によっ
て試料化合物中の原子から叩き出された光電子のエネル
ギーのスペクトルから試料の表面近傍の元素の種類と化
学結合状態が分析できるが、有機高分子中の光電子の透
過能が小さいため、高分子基材の表面から10nm以
内、特に極表層部の情報が相対的に強く得られる特徴を
有している。なお、ESCA測定の具体的な条件の一例
としては、X線強度:14kV−300W、X線アノー
ド種類:モノクロメータAl、測定X線:AlKα線、
測定時間:15分を挙げることができ、C1s起動の炭
素−フッ素間で結合している有機性炭素が有する結合エ
ネルギー299eV〜289eVの範囲についてスペク
トルの取り込みを行う。このような測定に使用する具体
的な装置としては、アルバック・ファイ社製のPHI5
400MC型を使用することができる。
剤と炭化フッ素系潤滑剤との混合物から形成した潤滑層
の典型的なESCA測定により得られたスペクトルチャ
ートを示す。ESCA法によれば、軟X線の照射によっ
て試料化合物中の原子から叩き出された光電子のエネル
ギーのスペクトルから試料の表面近傍の元素の種類と化
学結合状態が分析できるが、有機高分子中の光電子の透
過能が小さいため、高分子基材の表面から10nm以
内、特に極表層部の情報が相対的に強く得られる特徴を
有している。なお、ESCA測定の具体的な条件の一例
としては、X線強度:14kV−300W、X線アノー
ド種類:モノクロメータAl、測定X線:AlKα線、
測定時間:15分を挙げることができ、C1s起動の炭
素−フッ素間で結合している有機性炭素が有する結合エ
ネルギー299eV〜289eVの範囲についてスペク
トルの取り込みを行う。このような測定に使用する具体
的な装置としては、アルバック・ファイ社製のPHI5
400MC型を使用することができる。
【0021】図2のスペクトルチャートを曲線当てはめ
法に従って分割することにより、前述した意味を有する
C1、C2、C1ref、C2ref、C3、C4、C3ref及びC4refが得ら
れる。ここで、C1及びC2は、パーフルオロポリエーテル
系潤滑剤の存在量に強く影響を受け、C3及びC4は炭化フ
ッ素系潤滑剤の存在量に強く影響を受ける。また、[(C1
+C2)/(C1ref+C2ref)] の値は、パーフルオロポリエーテ
ル系潤滑剤と炭化フッ素系潤滑剤及びその他の公知の潤
滑剤が混在している潤滑層におけるパーフルオロポリエ
ーテル系潤滑剤の、パーフルオロポリエーテル系潤滑剤
が少なくとも10nmの厚さで100%存在する潤滑層
に対する存在割合を示している。また、[(C3+C4)/(C3re
f+C4ref)]の値は、パーフルオロポリエーテル系潤滑剤
と炭化フッ素系潤滑剤及びその他の公知の潤滑剤が混在
している潤滑層における炭化フッ素系潤滑剤の、炭化フ
ッ素系潤滑剤が少なくとも10nmの厚さで100%存
在する潤滑層に対する存在割合を示している。
法に従って分割することにより、前述した意味を有する
C1、C2、C1ref、C2ref、C3、C4、C3ref及びC4refが得ら
れる。ここで、C1及びC2は、パーフルオロポリエーテル
系潤滑剤の存在量に強く影響を受け、C3及びC4は炭化フ
ッ素系潤滑剤の存在量に強く影響を受ける。また、[(C1
+C2)/(C1ref+C2ref)] の値は、パーフルオロポリエーテ
ル系潤滑剤と炭化フッ素系潤滑剤及びその他の公知の潤
滑剤が混在している潤滑層におけるパーフルオロポリエ
ーテル系潤滑剤の、パーフルオロポリエーテル系潤滑剤
が少なくとも10nmの厚さで100%存在する潤滑層
に対する存在割合を示している。また、[(C3+C4)/(C3re
f+C4ref)]の値は、パーフルオロポリエーテル系潤滑剤
と炭化フッ素系潤滑剤及びその他の公知の潤滑剤が混在
している潤滑層における炭化フッ素系潤滑剤の、炭化フ
ッ素系潤滑剤が少なくとも10nmの厚さで100%存
在する潤滑層に対する存在割合を示している。
【0022】従って、Zの値が大きい程、パーフルオロ
ポリエーテル系潤滑剤の存在割合が多いことを示し、Z
の値が小さい程、炭化フッ素系潤滑剤の存在割合が多い
ことを意味するが、本発明においてはZの値が0.3〜
8.0の範囲である。これはZの値が0.3未満である
と磁気記録媒体の耐摩耗性を十分に向上させることがで
きず、8.0を超えると磁気記録媒体のスチルを十分に
低減できないためである。
ポリエーテル系潤滑剤の存在割合が多いことを示し、Z
の値が小さい程、炭化フッ素系潤滑剤の存在割合が多い
ことを意味するが、本発明においてはZの値が0.3〜
8.0の範囲である。これはZの値が0.3未満である
と磁気記録媒体の耐摩耗性を十分に向上させることがで
きず、8.0を超えると磁気記録媒体のスチルを十分に
低減できないためである。
【0023】なお、Zの値の調整は、パーフルオロポリ
エーテル系潤滑剤及び炭化フッ素系潤滑剤の種類、使用
量等により適宜調整することができる。
エーテル系潤滑剤及び炭化フッ素系潤滑剤の種類、使用
量等により適宜調整することができる。
【0024】次に、本発明において使用するパーフルオ
ロポリエーテル系潤滑剤と炭化フッ素系潤滑剤とについ
て説明する。
ロポリエーテル系潤滑剤と炭化フッ素系潤滑剤とについ
て説明する。
【0025】パーフルオロポリエーテル系潤滑剤として
は、以下の式(1)、(2)又は(3)で表される化合
物を好ましく使用することができ、炭化フッ素系潤滑剤
としては、式(4)で表される化合物を好ましく使用す
ることができる。
は、以下の式(1)、(2)又は(3)で表される化合
物を好ましく使用することができ、炭化フッ素系潤滑剤
としては、式(4)で表される化合物を好ましく使用す
ることができる。
【0026】
【化4】 Rfe1-X-R2-Y-R1 (1) R1-Y-R2-X-Rfe2-X-R2-Y-R1 (2) R1-X-Rfe2-X-R1 (3) R1-Y-R2-Rf (4) (式(1)〜(4)中、Rfe1は一価のパーフルオロポ
リエーテル基であり、Rfe2は二価のパーフルオロポリ
エーテル基であり、Rfは一価の炭化フッ素基であり、
R1は一価の炭化水素基であり、R2は二価の炭化水素基
である。そして、X及びYは連結基である。)。
リエーテル基であり、Rfe2は二価のパーフルオロポリ
エーテル基であり、Rfは一価の炭化フッ素基であり、
R1は一価の炭化水素基であり、R2は二価の炭化水素基
である。そして、X及びYは連結基である。)。
【0027】ここで、Rfe1の一価のパーフルオロポリ
エーテル基の好ましい例としては、式(5)、(6)又
は(7)
エーテル基の好ましい例としては、式(5)、(6)又
は(7)
【0028】
【化5】F(CF2CF2CF2O)n- (5) CF3(OCF(CF3)CF2)m-(OCF2)l- (6) F(CF(CF3)CF2O)k- (7) (式中、n、m、l、及びkは、1以上の整数であ
る。)を挙げることができる。ここで、n、m、l、及
びkの数値は1以上の整数であるが、一価のパーフルオ
ロポリエーテル基の分子量が600〜5000となるよ
うな数を選択することが好ましい。
る。)を挙げることができる。ここで、n、m、l、及
びkの数値は1以上の整数であるが、一価のパーフルオ
ロポリエーテル基の分子量が600〜5000となるよ
うな数を選択することが好ましい。
【0029】また、Rfe2の二価のパーフルオロポリエ
ーテル基の好ましい例としては、式(8)
ーテル基の好ましい例としては、式(8)
【0030】
【化6】-(OC2F4)p(OCF2)q- (8) (式中、p及びqは、1以上の整数である。)を挙げる
ことができる。ここで、p/qの比率は、一般的には
0.5〜2であるが、それに制限されるものではない。
ことができる。ここで、p/qの比率は、一般的には
0.5〜2であるが、それに制限されるものではない。
【0031】また、Rfの一価の炭化フッ素基の好まし
い例としては、パーフルオロアルキル基を挙げることが
できる。中でも。炭素数が4〜6であるパーフルオロア
ルキル基が好ましい。
い例としては、パーフルオロアルキル基を挙げることが
できる。中でも。炭素数が4〜6であるパーフルオロア
ルキル基が好ましい。
【0032】連結基であるX及びYとしては、フレキシ
ブルな結合である-O-、-COO-、-CONH-などが好
ましい。
ブルな結合である-O-、-COO-、-CONH-などが好
ましい。
【0033】R1の一価の炭化水素基の好ましい例とし
ては、潤滑剤から潤滑層3を成膜する際に使用する溶媒
への溶解性を向上させるために、炭素数が10以上の高
級アルキル基を挙げることができる。また、R2の二価
の炭化水素基の好ましい例としては、メチレンやエチレ
ンなどの低級アルキレン基を挙げることができる。
ては、潤滑剤から潤滑層3を成膜する際に使用する溶媒
への溶解性を向上させるために、炭素数が10以上の高
級アルキル基を挙げることができる。また、R2の二価
の炭化水素基の好ましい例としては、メチレンやエチレ
ンなどの低級アルキレン基を挙げることができる。
【0034】このような潤滑剤からなる潤滑層3の厚み
は、薄過ぎると長期に亘る潤滑効果が得られず、厚過ぎ
ると磁気記録媒体の電磁変換特性が劣化するので、好ま
しくは0.5〜50nmである。
は、薄過ぎると長期に亘る潤滑効果が得られず、厚過ぎ
ると磁気記録媒体の電磁変換特性が劣化するので、好ま
しくは0.5〜50nmである。
【0035】なお、潤滑層3には、パーフルオロポリエ
ーテル系潤滑剤と炭化フッ素系潤滑剤とに加えて、従来
より公知の他の潤滑剤、例えば、長鎖カルボン酸又はそ
のエステル、長鎖アルコール等を適宜併用することがで
きる。
ーテル系潤滑剤と炭化フッ素系潤滑剤とに加えて、従来
より公知の他の潤滑剤、例えば、長鎖カルボン酸又はそ
のエステル、長鎖アルコール等を適宜併用することがで
きる。
【0036】更に、より激しい使用条件下でも所望の潤
滑効果を実現するために、パーフルオロポリエーテル系
潤滑剤と炭化フッ素系潤滑剤との混合物に対し、30:
70〜70:30程度の極圧剤を併用することができ
る。ここで、極圧剤は、境界潤滑領域において部分的に
金属接触(例えば、メタルテープのメタル層とVTRの
メタルガイドとの金属接触等)が生じた際に、これに伴
って発生する摩擦熱によって金属面と反応し、反応生成
物皮膜を形成することにより、摩擦低下、摩耗防止作用
を行なうものであり、リン系極圧剤、イオウ系極圧剤、
ハロゲン系極圧剤、有機金属系極圧剤、複合系極圧剤等
を使用することができる。
滑効果を実現するために、パーフルオロポリエーテル系
潤滑剤と炭化フッ素系潤滑剤との混合物に対し、30:
70〜70:30程度の極圧剤を併用することができ
る。ここで、極圧剤は、境界潤滑領域において部分的に
金属接触(例えば、メタルテープのメタル層とVTRの
メタルガイドとの金属接触等)が生じた際に、これに伴
って発生する摩擦熱によって金属面と反応し、反応生成
物皮膜を形成することにより、摩擦低下、摩耗防止作用
を行なうものであり、リン系極圧剤、イオウ系極圧剤、
ハロゲン系極圧剤、有機金属系極圧剤、複合系極圧剤等
を使用することができる。
【0037】更に、潤滑層3には、公知の防錆剤を配合
することができ、例えば、フェノール類、ナフトール
類、キノン類、窒素含有複素環式化合物類、酸素含有複
素環式化合物類、硫黄含有複素環式化合物類等を使用す
ることができる。
することができ、例えば、フェノール類、ナフトール
類、キノン類、窒素含有複素環式化合物類、酸素含有複
素環式化合物類、硫黄含有複素環式化合物類等を使用す
ることができる。
【0038】本発明の磁気記録媒体において、非磁性支
持体1としては従来の磁気記録媒体において用いられて
いる非磁性支持体を使用することができ、例えば、ポリ
エチレンテレフタレート等のプラスチックシート、ガラ
ス基板、絶縁性酸化皮膜が形成されたアルミニウム板な
どを使用することができる。必要に応じてN−P皮膜等
の表面硬化膜を形成してもよい。
持体1としては従来の磁気記録媒体において用いられて
いる非磁性支持体を使用することができ、例えば、ポリ
エチレンテレフタレート等のプラスチックシート、ガラ
ス基板、絶縁性酸化皮膜が形成されたアルミニウム板な
どを使用することができる。必要に応じてN−P皮膜等
の表面硬化膜を形成してもよい。
【0039】磁性層2としては、メッキやスパッタリン
グ、真空蒸着法等のPVD法により連続膜として非磁性
支持体1上に形成される金属磁性薄膜や、磁性粉と樹脂
バインダーとを含有する磁性塗料を非磁性支持体1上に
塗布乾燥することにより形成される塗布型磁性膜を例示
することができる。
グ、真空蒸着法等のPVD法により連続膜として非磁性
支持体1上に形成される金属磁性薄膜や、磁性粉と樹脂
バインダーとを含有する磁性塗料を非磁性支持体1上に
塗布乾燥することにより形成される塗布型磁性膜を例示
することができる。
【0040】ここで、金属磁性薄膜としては、Fe、C
o、Ni等の金属やCo-Ni系合金、Co-Pt系合
金、Co-Pt-Ni系合金、Fe-Co系合金、Fe-C
o-Ni系合金、Fe-Ni-B系合金、Fe-Co-B系
合金、Fe-Co-Ni-B系合金等からなる面内磁化記
録金属磁性膜やCo-Cr系合金薄膜を挙げることがで
きる。特に、面内磁化記録金属磁性薄膜の場合、予め非
磁性支持体上にBi、Sb、Pb、Sn、Ga、In、
Ge、Si、Ti等の低融点非磁性材料の下地層を形成
しておき、金属磁性材料を垂直方向から蒸着あるいはス
パッタし、金属磁性薄膜中にこれら低融点非磁性材料を
拡散せしめ、配向性を解消して面内等方性を確保すると
ともに、抗磁性を向上させるようにしてもよい。
o、Ni等の金属やCo-Ni系合金、Co-Pt系合
金、Co-Pt-Ni系合金、Fe-Co系合金、Fe-C
o-Ni系合金、Fe-Ni-B系合金、Fe-Co-B系
合金、Fe-Co-Ni-B系合金等からなる面内磁化記
録金属磁性膜やCo-Cr系合金薄膜を挙げることがで
きる。特に、面内磁化記録金属磁性薄膜の場合、予め非
磁性支持体上にBi、Sb、Pb、Sn、Ga、In、
Ge、Si、Ti等の低融点非磁性材料の下地層を形成
しておき、金属磁性材料を垂直方向から蒸着あるいはス
パッタし、金属磁性薄膜中にこれら低融点非磁性材料を
拡散せしめ、配向性を解消して面内等方性を確保すると
ともに、抗磁性を向上させるようにしてもよい。
【0041】また、塗布型磁性膜を形成する際に使用す
る磁性粉としては、塗布型の磁気記録媒体の磁性層を形
成する際に従来より用いられている磁性粉を使用するこ
とができる。例えば、強磁性酸化鉄粒子、強磁性CrO
2、強磁性コバルトフェライト(CoO-Fe2O3)、コ
バルト吸着酸化物、強磁性Fe-Co-Ni系合金、六方
晶系バリウムフェライト、窒化鉄等の微粒子を挙げるこ
とができる。
る磁性粉としては、塗布型の磁気記録媒体の磁性層を形
成する際に従来より用いられている磁性粉を使用するこ
とができる。例えば、強磁性酸化鉄粒子、強磁性CrO
2、強磁性コバルトフェライト(CoO-Fe2O3)、コ
バルト吸着酸化物、強磁性Fe-Co-Ni系合金、六方
晶系バリウムフェライト、窒化鉄等の微粒子を挙げるこ
とができる。
【0042】ところで、強磁性酸化鉄微粒子を一般式F
eOxで表現した場合、xの値が1.33<x<1.5
1の範囲にあるもの、即ち、マグヘマタイト(γ-Fe3
O4、x=4/3)及びこれらの固溶体を挙げることが
できる。更に、これらの強磁性耐酸化鉄には抗磁力を挙
げる目的でコバルトを添加してもよい。
eOxで表現した場合、xの値が1.33<x<1.5
1の範囲にあるもの、即ち、マグヘマタイト(γ-Fe3
O4、x=4/3)及びこれらの固溶体を挙げることが
できる。更に、これらの強磁性耐酸化鉄には抗磁力を挙
げる目的でコバルトを添加してもよい。
【0043】なお、前述の強磁性CrO2としては、C
rO2以外にも抗磁力を向上させる目的でRu、Sn、
Te、Sb、Fe、Ti、V、Mn等の少なくとも一種
をCrO2に添加したものを使用することができる。
rO2以外にも抗磁力を向上させる目的でRu、Sn、
Te、Sb、Fe、Ti、V、Mn等の少なくとも一種
をCrO2に添加したものを使用することができる。
【0044】強磁性合金粉末としては、Fe合金粉末、
Ni合金粉末、Fe-Co合金粉末、Fe-Ni合金粉
末、Fe-Co-Ni合金粉末、Co-Ni合金粉末、F
e-Co-B合金粉末、Fe-Co-Cr-B合金粉末、M
n-Bi合金粉末、Mn-Bi合金粉、Mn-Al合金粉
末,Fe-Co-V合金粉末、あるいはこれらと他の金属
との合金粉末も使用することができる。
Ni合金粉末、Fe-Co合金粉末、Fe-Ni合金粉
末、Fe-Co-Ni合金粉末、Co-Ni合金粉末、F
e-Co-B合金粉末、Fe-Co-Cr-B合金粉末、M
n-Bi合金粉末、Mn-Bi合金粉、Mn-Al合金粉
末,Fe-Co-V合金粉末、あるいはこれらと他の金属
との合金粉末も使用することができる。
【0045】また、磁性粉と混合する樹脂バインダーや
溶剤としても、従来より磁性塗料に用いられているもの
を使用することができる。
溶剤としても、従来より磁性塗料に用いられているもの
を使用することができる。
【0046】なお、本発明の磁気記録媒体に必要に応じ
て、磁気記録媒体の非磁性層面上にバックコート層を設
けてもよい。また、磁性層と非磁性支持体との間の密着
強度を上げるために、磁性層と非磁性支持体との間に下
塗り層を設けることもできる。
て、磁気記録媒体の非磁性層面上にバックコート層を設
けてもよい。また、磁性層と非磁性支持体との間の密着
強度を上げるために、磁性層と非磁性支持体との間に下
塗り層を設けることもできる。
【0047】本発明の磁気記録媒体は、公知の手法によ
り製造することができる。例えば、図1(a)の磁気記
録媒体の場合には、非磁性支持体1上に、磁性粉と樹脂
バインダーと溶剤とからなる磁性塗料を公知の塗工方法
に従って塗布し乾燥して磁性層2を形成する。その上に
パーフルオロポリエーテル系潤滑剤と炭化フッ素系潤滑
剤とからなる混合物を溶剤に溶かし、得られた溶液を磁
性層上に塗布し乾燥して潤滑層3を形成することにより
製造することができる。また、図1(b)の磁気記録媒
体の場合には、非磁性支持体1上に、磁性金属あるいは
合金を蒸着法等により成膜し、更に、保護層4としてカ
ーボン層を蒸着し、その上にパーフルオロポリエーテル
系潤滑剤と炭化フッ素系潤滑剤とからなる混合物を溶剤
に溶かし、得られた溶液を磁性層2上に塗布し乾燥して
潤滑層3を形成することにより製造することができる。
り製造することができる。例えば、図1(a)の磁気記
録媒体の場合には、非磁性支持体1上に、磁性粉と樹脂
バインダーと溶剤とからなる磁性塗料を公知の塗工方法
に従って塗布し乾燥して磁性層2を形成する。その上に
パーフルオロポリエーテル系潤滑剤と炭化フッ素系潤滑
剤とからなる混合物を溶剤に溶かし、得られた溶液を磁
性層上に塗布し乾燥して潤滑層3を形成することにより
製造することができる。また、図1(b)の磁気記録媒
体の場合には、非磁性支持体1上に、磁性金属あるいは
合金を蒸着法等により成膜し、更に、保護層4としてカ
ーボン層を蒸着し、その上にパーフルオロポリエーテル
系潤滑剤と炭化フッ素系潤滑剤とからなる混合物を溶剤
に溶かし、得られた溶液を磁性層2上に塗布し乾燥して
潤滑層3を形成することにより製造することができる。
【0048】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
【0049】実施例1〜7及び比較例1〜4 14μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムに斜
方蒸着法により、コバルトを200nm厚に成膜するこ
とにより強磁性金属薄膜を形成した。
方蒸着法により、コバルトを200nm厚に成膜するこ
とにより強磁性金属薄膜を形成した。
【0050】次に、表1のパーフルオロポリエーテル系
潤滑剤と表2の炭化フッ素系潤滑剤とを、表3又は表4
に示す重量割合で混合した潤滑剤混合物のトルエン溶液
を、強磁性金属薄膜上に塗布量が5mg(固形分)/m
2となるように塗布することにより磁気記録媒体を作製
した。この媒体を8ミリ幅に裁断することによりサンプ
ルテープを作製した。
潤滑剤と表2の炭化フッ素系潤滑剤とを、表3又は表4
に示す重量割合で混合した潤滑剤混合物のトルエン溶液
を、強磁性金属薄膜上に塗布量が5mg(固形分)/m
2となるように塗布することにより磁気記録媒体を作製
した。この媒体を8ミリ幅に裁断することによりサンプ
ルテープを作製した。
【0051】
【表1】 (パーフルオロポリエーテル系潤滑剤) 潤滑剤No Rfe1 又はRfe2 R2 X Y R1 1(式(2)) -CF2(OC2F4)p(OCF2)qOCF2- -C2H4- -O- -O- -C18H37 2(式(3)) -CF2(OC2F4)p(OCF2)qOCF2- − -O- − -C12H25 3(式(1)) CF3(OCF(CF3)CF2)p(OCF2)qOCF2- -C2H4- -O- -CONH- -C10H21
【0052】
【表2】 (炭化フッ素系潤滑剤)潤滑剤No Rf R2 X R1 7(式(4)) CF3CF2CF2CF2CF2CF2- -CH2- -COO- -C18H37 8(式(4)) CF3CF2CF2CF2CF2CF2- -C2H4- -O- -C12H25 9(式(4)) CF3CF2CF2CF2CF2- -C2H4- -CONH- -C10H21
【0053】
【表3】
【0054】
【表4】
【0055】得られた各サンプルテープについて、ES
CA測定を行ない、Z値の算出を行なった。その結果を
表3及び表4に示す。
CA測定を行ない、Z値の算出を行なった。その結果を
表3及び表4に示す。
【0056】また、温度25℃湿度60%の条件下、温
度−5℃の条件下、及び温度40℃湿度80%の条件下
において、以下に説明するように、エージングの前後の
摩擦係数、スチル耐久性及びシャトル耐久性について測
定した。その結果を表3及び表4に示す。
度−5℃の条件下、及び温度40℃湿度80%の条件下
において、以下に説明するように、エージングの前後の
摩擦係数、スチル耐久性及びシャトル耐久性について測
定した。その結果を表3及び表4に示す。
【0057】エージング条件 温度60℃雰囲気中に、加湿しないで1週間放置した。
【0058】摩擦係数試験 使用摩擦係数試験機: 凌和電子社製 温度(相対湿度): 25℃(60%);−5℃
(−);40℃(80%) シャトルスピード: 5mm/sec 移動距離: 50mm 加重: 18g ガイドピンの材質: SUS303 表面粗さ: 0.2S なお、実用上、摩擦係数は0.3未満であることが望ま
れる。
(−);40℃(80%) シャトルスピード: 5mm/sec 移動距離: 50mm 加重: 18g ガイドピンの材質: SUS303 表面粗さ: 0.2S なお、実用上、摩擦係数は0.3未満であることが望ま
れる。
【0059】スチル耐久性試験 ポーズ状態での出力の3dB低下までの減衰時間を測定
した。実用上、減衰時間が120分以上であることが望
まれる。
した。実用上、減衰時間が120分以上であることが望
まれる。
【0060】シャトル耐久性試験 一回につき、2分間のシャトル走行を行ない、出力が3
dB低下するまでのシャトル回数を測定した。実用上、
シャトル回数が150回以上であることが望まれる。
dB低下するまでのシャトル回数を測定した。実用上、
シャトル回数が150回以上であることが望まれる。
【0061】表3及び表4からわかるように、本発明の
磁気記録媒体は、低温〜室温〜高温多湿までの通常考え
得る厳しい使用条件下でも、摩擦係数、スチル耐久性及
びシャトル耐久性とも優れた結果を示した。
磁気記録媒体は、低温〜室温〜高温多湿までの通常考え
得る厳しい使用条件下でも、摩擦係数、スチル耐久性及
びシャトル耐久性とも優れた結果を示した。
【0062】一方、潤滑層を持たない磁気記録テープ
(比較例1)の場合には、摩擦係数、スチル耐久性及び
シャトル耐久性とも非常に不十分な結果を示した。ま
た、Z値が0.3未満となる潤滑層を有するテープ(比
較例2)の場合には、25℃(60%湿度)下における
エージング前のスチル耐久性とシャトル耐久性以外の結
果は不満足なものであった。また、Z値が8.0を超え
る潤滑層を有するテープ(比較例3及び4)の場合に
は、25℃(60%湿度)下におけるエージング前後の
スチル耐久性、エージング前のシャトル耐久性及び−5
℃下におけるエージング後の摩擦係数以外の結果は不満
足なものであった。
(比較例1)の場合には、摩擦係数、スチル耐久性及び
シャトル耐久性とも非常に不十分な結果を示した。ま
た、Z値が0.3未満となる潤滑層を有するテープ(比
較例2)の場合には、25℃(60%湿度)下における
エージング前のスチル耐久性とシャトル耐久性以外の結
果は不満足なものであった。また、Z値が8.0を超え
る潤滑層を有するテープ(比較例3及び4)の場合に
は、25℃(60%湿度)下におけるエージング前後の
スチル耐久性、エージング前のシャトル耐久性及び−5
℃下におけるエージング後の摩擦係数以外の結果は不満
足なものであった。
【0063】
【発明の効果】本発明の磁気記録媒体は、広い温度湿度
条件下で長期に亘り良好な潤滑効果を示す潤滑層を有す
るので、走行性、耐摩耗性、耐久性等、特にスチル特性
やシャトル特性に優れたものとなる。
条件下で長期に亘り良好な潤滑効果を示す潤滑層を有す
るので、走行性、耐摩耗性、耐久性等、特にスチル特性
やシャトル特性に優れたものとなる。
【図1】本発明の磁気記録媒体の断面図(同図(a),
(b))である。
(b))である。
【図2】パーフルオロポリエーテル系潤滑剤と炭化フッ
素系潤滑剤との混合物から形成した潤滑層の典型的なE
SCA測定により得られたスペクトルチャート図であ
る。
素系潤滑剤との混合物から形成した潤滑層の典型的なE
SCA測定により得られたスペクトルチャート図であ
る。
1 非磁性支持体 2 磁性層 3 潤滑層 4 保護層
Claims (11)
- 【請求項1】 非磁性支持体上に少なくとも磁性層と潤
滑層とが形成されてなる磁気記録媒体において、潤滑層
がパーフルオロポリエーテル系潤滑剤と炭化フッ素系潤
滑剤とを含有し、且つ潤滑層をX線光電子分光分析した
場合に、以下の式(A) 【数1】 Z=[(C1+C2)/(C1ref+C2ref)]/[(C3+C4)/(C3ref+C4ref)] (A) (式中、 C1は、-O-CF2-O-で表される部分構造中の下線の一
重結合している炭素原子に由来して得られるX線光電子
分光スペクトル積分強度である;C2は、-C-CF2-O-
で表される部分構造中の下線の一重結合している炭素原
子のスペクトル積分強度である;C3は、-C-CF2-C-
で表される部分構造中の下線の一重結合している炭素原
子のスペクトル積分強度である;C4は、-C-CF3で表
される部分構造中の下線の一重結合している炭素原子の
スペクトル積分強度である;C1refは、少なくとも10
nmの厚みに成膜したパーフルオロポリエーテル系潤滑
剤をX線光電子分光分析した場合に、-O-CF2-O-で
表される部分構造中の下線の一重結合している炭素原子
に由来して得られるX線光電子分光スペクトル積分強度
である;C2refは、少なくとも10nmの厚みに成膜し
たパーフルオロポリエーテル系潤滑剤をX線光電子分光
分析した場合に、-C-CF2-O-で表される部分構造中
の下線の一重結合している炭素原子に由来して得られる
X線光電子分光スペクトル積分強度である;C3refは、
少なくとも10nmの厚みに成膜した炭化フッ素系潤滑
剤をX線光電子分光分析した場合に、-C-CF2-C-で
表される部分構造中の下線の一重結合している炭素原子
に由来して得られるX線光電子分光スペクトル積分強度
である; 及びC4ref は、少なくとも10nmの厚みに
成膜した炭化フッ素系潤滑剤をX線光電子分光分析した
場合に、-C-CF3で表される部分構造中の下線の一重
結合している炭素原子に由来して得られるX線光電子分
光スペクトル積分強度である。)で定義されるZの値が
0.3〜8.0であることを特徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項2】 パーフルオロポリエーテル系潤滑剤が以
下の式(1)、(2)又は(3)で表される化合物であ
り、炭化フッ素系潤滑剤が式(4)で表される化合物で
ある請求項1記載の磁気記録媒体: 【化1】 Rfe1-X-R2-Y-R1 (1) R1-Y-R2-X-Rfe2-X-R2-Y-R1 (2) R1-X-Rfe2-X-R1 (3) R1-Y-R2-Rf (4) (式(1)〜(4)中、Rfe1は一価のパーフルオロポ
リエーテル基であり、Rfe2は二価のパーフルオロポリ
エーテル基であり、Rfは一価の炭化フッ素基であり、
R1は一価の炭化水素基であり、R2は二価の炭化水素基
である。そして、X及びYは連結基である。)。 - 【請求項3】 一価のパーフルオロポリエーテル基が、
式(5)、(6)又は(7) 【化2】F(CF2CF2CF2O)n- (5) CF3(OCF(CF3)CF2)m-(OCF2)l- (6) F(CF(CF3)CF2O)k- (7) (式中、n、m、l、及びkは、1以上の整数であ
る。)である請求項2記載の磁気記録媒体。 - 【請求項4】 一価のパーフルオロポリエーテル基の分
子量が600〜5000である請求項3記載の磁気記録
媒体。 - 【請求項5】 二価のパーフルオロポリエーテル基が、
式(8) 【化3】-(OC2F4)p(OCF2)q- (8) (式中、p及びqは、1以上の整数である。)である請
求項2記載の磁気記録媒体。 - 【請求項6】 一価の炭化フッ素基がパーフルオロアル
キル基である請求項2記載の磁気記録媒体。 - 【請求項7】 パーフルオロアルキル基の炭素数が4〜
6である請求項6記載の磁気記録媒体。 - 【請求項8】 X及びYがそれぞれ独立的に-O-、-C
OO-又は-CONH-である請求項2記載の磁気記録媒
体。 - 【請求項9】 R1が高級アルキル基である請求項2記
載の磁気記録媒体。 - 【請求項10】 R2が低級アルキレン基である請求項
2記載の磁気記録媒体。 - 【請求項11】 潤滑層の厚みが0.5〜10nmであ
る請求項1〜10のいずれかに記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17422396A JPH103648A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17422396A JPH103648A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH103648A true JPH103648A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15974884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17422396A Pending JPH103648A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH103648A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12057152B2 (en) | 2020-02-28 | 2024-08-06 | Fujifilm Corporation | Magnetic recording medium, magnetic tape cartridge, and magnetic recording and reproducing device |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP17422396A patent/JPH103648A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12057152B2 (en) | 2020-02-28 | 2024-08-06 | Fujifilm Corporation | Magnetic recording medium, magnetic tape cartridge, and magnetic recording and reproducing device |
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