JPH0793744A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH0793744A JPH0793744A JP23627693A JP23627693A JPH0793744A JP H0793744 A JPH0793744 A JP H0793744A JP 23627693 A JP23627693 A JP 23627693A JP 23627693 A JP23627693 A JP 23627693A JP H0793744 A JPH0793744 A JP H0793744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- long
- chain
- perfluoropolyether
- magnetic
- magnetic recording
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Lubricants (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】各種使用条件下において優れた潤滑性が保たれ
るとともに、長時間にわたり潤滑効果が持続され、走行
性、耐摩耗性、耐久性等に優れた磁気記録媒体を提供す
ることを目的とするものである。 【構成】非磁性支持体上に少なくとも磁性層を有してな
る磁気記録媒体において、前記磁性層表面にZrO2 保
護膜を形成させた上に、末端にカルボキシル基を持つパ
ーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールとのエステル
化合物に対して、長鎖アルキルアミンを添加した潤滑剤
を塗布することを特徴とする。
るとともに、長時間にわたり潤滑効果が持続され、走行
性、耐摩耗性、耐久性等に優れた磁気記録媒体を提供す
ることを目的とするものである。 【構成】非磁性支持体上に少なくとも磁性層を有してな
る磁気記録媒体において、前記磁性層表面にZrO2 保
護膜を形成させた上に、末端にカルボキシル基を持つパ
ーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールとのエステル
化合物に対して、長鎖アルキルアミンを添加した潤滑剤
を塗布することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ、磁気ディ
スク等の磁気記録媒体に関するものであり、磁性層上に
ZrO2 保護膜を形成させた上に、末端にカルボキシル
基を持つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールと
のエステル化合物に長鎖アルキルアミンをモル比で0.
01から100の範囲で添加した潤滑剤を塗布した磁気
記録媒体に関するものである。
スク等の磁気記録媒体に関するものであり、磁性層上に
ZrO2 保護膜を形成させた上に、末端にカルボキシル
基を持つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールと
のエステル化合物に長鎖アルキルアミンをモル比で0.
01から100の範囲で添加した潤滑剤を塗布した磁気
記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】強磁性金属材料を蒸着等の手法により非
磁性支持体上に被着しこれを磁性層とした、いわゆる金
属薄膜型の磁気記録媒体では、磁性層表面の平滑性が極
めて良好であるため、磁気ヘッドやガイドローラー等の
摺動部材に対する実質的な接触面積が大きく、従って摩
擦係数が大きくなり凝着現象(いわゆる張り付き)が起
き易く走行性や耐久性に欠ける等、問題点が多い。
磁性支持体上に被着しこれを磁性層とした、いわゆる金
属薄膜型の磁気記録媒体では、磁性層表面の平滑性が極
めて良好であるため、磁気ヘッドやガイドローラー等の
摺動部材に対する実質的な接触面積が大きく、従って摩
擦係数が大きくなり凝着現象(いわゆる張り付き)が起
き易く走行性や耐久性に欠ける等、問題点が多い。
【0003】例えば、8ミリビデオデッキに挿入された
テープは10個以上のガイドピンを通って、ドラムに巻
き付けられる。その際ピンチローラーとキャプスタンに
よってテープテンションとテープ走行速度は一定に保た
れていて、テンションは約20g、走行速度は0.5c
m/sである。この走行系において、テープの磁性層は
ステンレス性の固定されたガイドピンと接触する構造に
なっている。そのためにテープ表面の摩擦が大きくなる
と、テープがスティックスリップを起こして、いわゆる
テープ鳴きという現象が起き、再生画面のひきつれを起
こす。またテープとヘッドとの相対速度は非常に大き
く、特にポーズ状態では同じ場所での高速接触となるの
で、磁性層の摩耗の問題が生じ、再生出力の低下につな
がる。蒸着テープの場合には磁性層が非常に薄いのでこ
の問題は更に深刻となる。
テープは10個以上のガイドピンを通って、ドラムに巻
き付けられる。その際ピンチローラーとキャプスタンに
よってテープテンションとテープ走行速度は一定に保た
れていて、テンションは約20g、走行速度は0.5c
m/sである。この走行系において、テープの磁性層は
ステンレス性の固定されたガイドピンと接触する構造に
なっている。そのためにテープ表面の摩擦が大きくなる
と、テープがスティックスリップを起こして、いわゆる
テープ鳴きという現象が起き、再生画面のひきつれを起
こす。またテープとヘッドとの相対速度は非常に大き
く、特にポーズ状態では同じ場所での高速接触となるの
で、磁性層の摩耗の問題が生じ、再生出力の低下につな
がる。蒸着テープの場合には磁性層が非常に薄いのでこ
の問題は更に深刻となる。
【0004】ハードディスク装置では、CSS(コンタ
クト・スタート・ストップ)といって、回転前には磁気
ヘッドはディスクに接触しており、高速で回転を始める
と発生する空気流によって浮上するタイプである。それ
ゆえ、起動停止あるいは起動時には媒体を擦って走行す
るので、そのときの摩擦増加が逆に大きな問題となって
いる。商品レベルの信頼性を保つにはCSS操作を2万
回行った後の摩擦係数が0.5以下であることが望まれ
る。また高速で回転しているので、ヘッドと媒体による
ヘッドクラッシュの問題も薄膜媒体では課題の一つであ
る。
クト・スタート・ストップ)といって、回転前には磁気
ヘッドはディスクに接触しており、高速で回転を始める
と発生する空気流によって浮上するタイプである。それ
ゆえ、起動停止あるいは起動時には媒体を擦って走行す
るので、そのときの摩擦増加が逆に大きな問題となって
いる。商品レベルの信頼性を保つにはCSS操作を2万
回行った後の摩擦係数が0.5以下であることが望まれ
る。また高速で回転しているので、ヘッドと媒体による
ヘッドクラッシュの問題も薄膜媒体では課題の一つであ
る。
【0005】そこで、これら問題点を改善するために各
種の潤滑剤を使用することが検討されており、従来より
高級脂肪酸やそのエステル等を上記磁気記録媒体の磁性
層にトップコートすることにより摩擦係数を抑えようと
する試みがされている。ところで、磁気記録媒体に使用
される潤滑剤には、その性質上非常に厳しい特性が要求
され、従来用いられている潤滑剤では対応することが難
しいのが現状である。
種の潤滑剤を使用することが検討されており、従来より
高級脂肪酸やそのエステル等を上記磁気記録媒体の磁性
層にトップコートすることにより摩擦係数を抑えようと
する試みがされている。ところで、磁気記録媒体に使用
される潤滑剤には、その性質上非常に厳しい特性が要求
され、従来用いられている潤滑剤では対応することが難
しいのが現状である。
【0006】即ち、磁気記録媒体に使用される潤滑剤に
は、(1)寒冷地での使用に際して所定の潤滑効果が確
保されるように低温特性に優れること、(2)磁気ヘッ
ドとのスペーシングが問題となるので極めて薄く塗布で
きることと、その場合にも十分な潤滑特性が発揮される
こと、(3)長時間、あるいは長時間の使用に耐え、潤
滑効果が持続すること、等が要求される。
は、(1)寒冷地での使用に際して所定の潤滑効果が確
保されるように低温特性に優れること、(2)磁気ヘッ
ドとのスペーシングが問題となるので極めて薄く塗布で
きることと、その場合にも十分な潤滑特性が発揮される
こと、(3)長時間、あるいは長時間の使用に耐え、潤
滑効果が持続すること、等が要求される。
【0007】これらの摩擦係数の増大あるいは耐久性の
問題を解決するための最も重要な解決法は、表面に塗布
される潤滑剤の検討である。ヘッドとの良好な潤滑性
能、テープあるいはディスク表面への均一で強固な密着
性、これらの性能の長期(例えば10年)保持、このよ
うな要求を数nm程度のほぼ単分子レベルの膜厚で実現
するには、潤滑剤の検討が必要である。
問題を解決するための最も重要な解決法は、表面に塗布
される潤滑剤の検討である。ヘッドとの良好な潤滑性
能、テープあるいはディスク表面への均一で強固な密着
性、これらの性能の長期(例えば10年)保持、このよ
うな要求を数nm程度のほぼ単分子レベルの膜厚で実現
するには、潤滑剤の検討が必要である。
【0008】潤滑特性は明らかに潤滑剤の分子構造に依
存することがわかっているが、特に磁気記録媒体につい
て開発されたものは、大別して3種類に分類される。シ
リコン系、炭化水素系、フッ素化炭素系である。
存することがわかっているが、特に磁気記録媒体につい
て開発されたものは、大別して3種類に分類される。シ
リコン系、炭化水素系、フッ素化炭素系である。
【0009】シリコン系潤滑剤は熱安定性がよいことと
蒸気圧が低いために塗布型媒体では良く使用されている
潤滑剤のひとつである。しかし、現在の様な非常に表面
性の良い薄膜型の磁気記録媒体の上では余りよい潤滑性
能がなく、ピンオンディスクの摩耗加速試験、あるいは
CSS試験での潤滑特性は耐久性の仕様を満足しない。
つまり、現在主流になっている薄膜型磁気記録媒体表面
で配向された潤滑膜を形成し、要求される潤滑特性を満
足させることは、シリコン系の潤滑剤では非常に限られ
てくる。
蒸気圧が低いために塗布型媒体では良く使用されている
潤滑剤のひとつである。しかし、現在の様な非常に表面
性の良い薄膜型の磁気記録媒体の上では余りよい潤滑性
能がなく、ピンオンディスクの摩耗加速試験、あるいは
CSS試験での潤滑特性は耐久性の仕様を満足しない。
つまり、現在主流になっている薄膜型磁気記録媒体表面
で配向された潤滑膜を形成し、要求される潤滑特性を満
足させることは、シリコン系の潤滑剤では非常に限られ
てくる。
【0010】炭化水素系潤滑剤は塗布型の磁気記録媒体
では現在でも主流の潤滑剤である。しかし、熱的あるい
は化学的な安定性については、一般的には炭化水素系潤
滑剤はシリコン系あるいはフッ素系潤滑剤と比較して悪
く、また分子が摩擦によって反応してできるフリクショ
ナルポリマーが、炭化水素系の潤滑剤を用いたシステム
で生成しやすい。このポリマーは潤滑特性を低下させ、
ときには致命的な故障となる。炭化水素系の潤滑剤で
は、蒸気圧が高いことも欠点の一つである。薄膜磁気記
録媒体では潤滑剤の補充ができないために、優れた摩擦
特性を示すが、蒸気圧が高いために実際の薄膜磁気媒体
に使用されにくい。
では現在でも主流の潤滑剤である。しかし、熱的あるい
は化学的な安定性については、一般的には炭化水素系潤
滑剤はシリコン系あるいはフッ素系潤滑剤と比較して悪
く、また分子が摩擦によって反応してできるフリクショ
ナルポリマーが、炭化水素系の潤滑剤を用いたシステム
で生成しやすい。このポリマーは潤滑特性を低下させ、
ときには致命的な故障となる。炭化水素系の潤滑剤で
は、蒸気圧が高いことも欠点の一つである。薄膜磁気記
録媒体では潤滑剤の補充ができないために、優れた摩擦
特性を示すが、蒸気圧が高いために実際の薄膜磁気媒体
に使用されにくい。
【0011】フッ素系潤滑剤は薄膜磁気記録媒体におい
て、現在最も良く使用されている潤滑剤である。フッ素
系潤滑剤の中でも前述のパーフルオロポリエーテルが他
のフッ素系潤滑剤と比較して潤滑性能や表面保護作用が
良いために広く用いられている。この理由についてはC
F2 −O−CF2 エーテル結合がフレキシブルであるた
めに分子量が同じときにはその粘度が低いことと、幅広
い温度領域で粘度が変化しないことが挙げられる。それ
に加えて化学的に不活性であること、蒸気圧が低いこ
と、熱的あるいは化学的安定性が高いこと、表面エネル
ギーが低いこと、境界潤滑特性がよいこと、それに撥水
性が良いことが挙げられる。
て、現在最も良く使用されている潤滑剤である。フッ素
系潤滑剤の中でも前述のパーフルオロポリエーテルが他
のフッ素系潤滑剤と比較して潤滑性能や表面保護作用が
良いために広く用いられている。この理由についてはC
F2 −O−CF2 エーテル結合がフレキシブルであるた
めに分子量が同じときにはその粘度が低いことと、幅広
い温度領域で粘度が変化しないことが挙げられる。それ
に加えて化学的に不活性であること、蒸気圧が低いこ
と、熱的あるいは化学的安定性が高いこと、表面エネル
ギーが低いこと、境界潤滑特性がよいこと、それに撥水
性が良いことが挙げられる。
【0012】パーフルオロポリエーテルの特性はその分
子構造に非常に強く依存する。何種類かのパーフルオロ
ポリエーテルが市販されていて、それらは分子量、主鎖
の繰り返し単位、末端基がそれぞれ異なる。例えばFo
mblin−YタイプはCF(CF3 )CF2 OとCF
2 Oのランダム重合体で主鎖の繰り返し単位が分岐構造
を持っているのに対して、Fomblin−Zタイプは
CF2 CF2 OとCF 2 Oの重合体で直鎖構造を持つ。
Demnumタイプ及びKrytoxタイプはそれぞれ
ヘキサフルオロプロピレンオキシド及びヘキサフルオロ
イソプロピレンオキシドのホモポリマーである。化学的
に不活性なために、パーフルオロポリエーテルは磁気媒
体表面での吸着能力に欠ける。そこで吸着力を改善する
ために、両末端に極性基を持つパーフルオロポリエーテ
ル、Fomblin−Z−DOL(水酸基)やFomb
linAM2001(ピペロニル基)が開発された。A
M2001は特に金属表面やカーボン表面で非常に強い
固定化作用があり、末端の極性基の導入により摩擦係数
が減少し、磁気ディスクの耐用年数が増加する。このよ
うに薄膜磁気記録媒体への潤滑剤に対する要求は非常に
厳しいものがあり、様々な工夫がなされているが、要求
特性を満足させるような潤滑剤はまだ存在しない。
子構造に非常に強く依存する。何種類かのパーフルオロ
ポリエーテルが市販されていて、それらは分子量、主鎖
の繰り返し単位、末端基がそれぞれ異なる。例えばFo
mblin−YタイプはCF(CF3 )CF2 OとCF
2 Oのランダム重合体で主鎖の繰り返し単位が分岐構造
を持っているのに対して、Fomblin−Zタイプは
CF2 CF2 OとCF 2 Oの重合体で直鎖構造を持つ。
Demnumタイプ及びKrytoxタイプはそれぞれ
ヘキサフルオロプロピレンオキシド及びヘキサフルオロ
イソプロピレンオキシドのホモポリマーである。化学的
に不活性なために、パーフルオロポリエーテルは磁気媒
体表面での吸着能力に欠ける。そこで吸着力を改善する
ために、両末端に極性基を持つパーフルオロポリエーテ
ル、Fomblin−Z−DOL(水酸基)やFomb
linAM2001(ピペロニル基)が開発された。A
M2001は特に金属表面やカーボン表面で非常に強い
固定化作用があり、末端の極性基の導入により摩擦係数
が減少し、磁気ディスクの耐用年数が増加する。このよ
うに薄膜磁気記録媒体への潤滑剤に対する要求は非常に
厳しいものがあり、様々な工夫がなされているが、要求
特性を満足させるような潤滑剤はまだ存在しない。
【0013】また、相対速度が数mを越える磁気記録シ
ステムにおいて、接触部分で発生する摩擦熱は表面温度
を瞬時ではあるが急激に増加させる。そのヘッドと媒体
の接触点での温度の正確な測定方法はまだないが、計算
による評価では数百度を越えると見積もられている。特
にこのような境界潤滑条件下では反応性の表面が現れる
ので、このような接触点での温度によって潤滑剤分子の
分解反応が促進される。パーフルオロポリエーテルは、
空気中では350℃以上の温度でも安定であるが、金属
合金、例えば鉄やチタン合金、あるいはルイス酸やルイ
ス塩基、例えばAlCl3 、FeF3 、Al2 O3 の存
在下では分解し易くなる。
ステムにおいて、接触部分で発生する摩擦熱は表面温度
を瞬時ではあるが急激に増加させる。そのヘッドと媒体
の接触点での温度の正確な測定方法はまだないが、計算
による評価では数百度を越えると見積もられている。特
にこのような境界潤滑条件下では反応性の表面が現れる
ので、このような接触点での温度によって潤滑剤分子の
分解反応が促進される。パーフルオロポリエーテルは、
空気中では350℃以上の温度でも安定であるが、金属
合金、例えば鉄やチタン合金、あるいはルイス酸やルイ
ス塩基、例えばAlCl3 、FeF3 、Al2 O3 の存
在下では分解し易くなる。
【0014】このような潤滑剤の分解は潤滑特性に悪影
響を及ぼし、延いてはそれが磁気記録システムの信頼性
を損なう結果となる。それゆえに潤滑特性ばかりでな
く、分解の少ない潤滑剤の開発が必要となってくる。ま
たパーフルオロポリエーテル類に関しては、フロン類に
しか溶解せずに地球環境的にも問題である。以上のよう
に、潤滑剤への要求特性は非常に厳しく、熱的あるいは
化学的な安定性、あるいは媒体表面との吸着性をとって
も磁気記録媒体の信頼性を完全に満足できていないのが
現状である。
響を及ぼし、延いてはそれが磁気記録システムの信頼性
を損なう結果となる。それゆえに潤滑特性ばかりでな
く、分解の少ない潤滑剤の開発が必要となってくる。ま
たパーフルオロポリエーテル類に関しては、フロン類に
しか溶解せずに地球環境的にも問題である。以上のよう
に、潤滑剤への要求特性は非常に厳しく、熱的あるいは
化学的な安定性、あるいは媒体表面との吸着性をとって
も磁気記録媒体の信頼性を完全に満足できていないのが
現状である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、磁気録
媒体の分野においては、使用される潤滑剤の能力不足に
起因して、走行性耐久性等の実用特性あるいは使用する
溶剤に不満を残している。そこで本発明は、各種使用条
件下において優れた潤滑性が保たれるとともに、長時間
にわたり潤滑効果が持続され、走行性、耐摩耗性、耐久
性等に優れた磁気記録媒体を提供することを目的とする
ものである。
媒体の分野においては、使用される潤滑剤の能力不足に
起因して、走行性耐久性等の実用特性あるいは使用する
溶剤に不満を残している。そこで本発明は、各種使用条
件下において優れた潤滑性が保たれるとともに、長時間
にわたり潤滑効果が持続され、走行性、耐摩耗性、耐久
性等に優れた磁気記録媒体を提供することを目的とする
ものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、パーフルオロ
ポリエーテルの特性を持ち、かつ長鎖炭化水素の特長を
備えた潤滑剤を新規に合成し、上述の目的を達成せんも
のと鋭意研究を重ねた結果、パーフルオロポリエーテル
の末端カルボキシル基と長鎖アルコールとを反応させて
エステル化合物とすることによって炭化水素系溶媒に可
溶とすることができた。また磁性層上にZrO2 の保護
膜を形成させ、その上に上記末端にカルボキシル基を持
つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールとのエス
テル化合物に更に長鎖アルキルアミンをモル比で0.0
1から100の範囲で添加した潤滑剤を塗布することに
よって、この目的に適合することを見いだし本発明を完
成するに至ったものである。
ポリエーテルの特性を持ち、かつ長鎖炭化水素の特長を
備えた潤滑剤を新規に合成し、上述の目的を達成せんも
のと鋭意研究を重ねた結果、パーフルオロポリエーテル
の末端カルボキシル基と長鎖アルコールとを反応させて
エステル化合物とすることによって炭化水素系溶媒に可
溶とすることができた。また磁性層上にZrO2 の保護
膜を形成させ、その上に上記末端にカルボキシル基を持
つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールとのエス
テル化合物に更に長鎖アルキルアミンをモル比で0.0
1から100の範囲で添加した潤滑剤を塗布することに
よって、この目的に適合することを見いだし本発明を完
成するに至ったものである。
【0017】過去にも、パーフルオロポリエーテルの長
鎖アルキルエステル類が、炭化水素系溶媒に溶解しかつ
優れた潤滑性能を発揮することがある(本出願人による
出願、特願平4−210215)。本発明はさらに潤滑
特性を改善するために、保護膜として磁性層上にZrO
2 を形成させ、更にその上に潤滑剤として長鎖アミンを
長鎖アルキルエステル類に添加させたものである。
鎖アルキルエステル類が、炭化水素系溶媒に溶解しかつ
優れた潤滑性能を発揮することがある(本出願人による
出願、特願平4−210215)。本発明はさらに潤滑
特性を改善するために、保護膜として磁性層上にZrO
2 を形成させ、更にその上に潤滑剤として長鎖アミンを
長鎖アルキルエステル類に添加させたものである。
【0018】即ち、本発明の磁気記録媒体は、非磁性支
持体上に少なくとも磁性層を形成させその上にZrO2
保護膜を形成させてなる磁気記録媒体において、下記一
般式1または一般式2 (一般式1) Rf −COOR (一般式2) ROCO−Rf −COOR 但し、Rf はパーフルオロポリエーテル基を示す。Rは
長鎖炭化水素を示す。で表される、末端にカルボキシル
基を持つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールと
のエステル化合物に対して一般式3 (一般式3) NR1 R2 R3 但し、R1 、R2 、R3 は水素あるいは長鎖炭化水素を
表すが、少なくともその内の一つは長鎖炭化水素であ
る。で表される、長鎖アルキルアミンをモル比で0.0
1から100の範囲で添加した潤滑剤を保有することを
特徴とする磁気記録媒体である。
持体上に少なくとも磁性層を形成させその上にZrO2
保護膜を形成させてなる磁気記録媒体において、下記一
般式1または一般式2 (一般式1) Rf −COOR (一般式2) ROCO−Rf −COOR 但し、Rf はパーフルオロポリエーテル基を示す。Rは
長鎖炭化水素を示す。で表される、末端にカルボキシル
基を持つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールと
のエステル化合物に対して一般式3 (一般式3) NR1 R2 R3 但し、R1 、R2 、R3 は水素あるいは長鎖炭化水素を
表すが、少なくともその内の一つは長鎖炭化水素であ
る。で表される、長鎖アルキルアミンをモル比で0.0
1から100の範囲で添加した潤滑剤を保有することを
特徴とする磁気記録媒体である。
【0019】すなわち、本発明は蒸着テープのような薄
膜磁気記録媒体表面に保護膜を形成させ、上記組成の潤
滑剤を塗布することにより高温高湿あるいは低温低湿等
の、過酷な条件下で使用した場合にでも良好な耐久性が
得られ、しかもその特性が劣化しないものである。ま
た、長鎖炭化水素とパーフルオロポリエーテルのエステ
ル化合物とすることによりフロン系溶媒の使用量をなく
すことが可能となる。
膜磁気記録媒体表面に保護膜を形成させ、上記組成の潤
滑剤を塗布することにより高温高湿あるいは低温低湿等
の、過酷な条件下で使用した場合にでも良好な耐久性が
得られ、しかもその特性が劣化しないものである。ま
た、長鎖炭化水素とパーフルオロポリエーテルのエステ
ル化合物とすることによりフロン系溶媒の使用量をなく
すことが可能となる。
【0020】かかる、金属薄膜型の磁気記録媒体にZr
O2 膜を形成させる方法としては、スパッタリングある
いはゾルゲル法特にキレート剤を用いる方法がある。こ
の方法は、例えばテトラブトキシジルコニウムのイソプ
ロパノール溶液にほぼ等モルの、エチルアセトアセトン
あるいはアセチルアセトンを加えた後、30分間撹半し
た後、少量の水を加えて加水分解させた後、ディップコ
ーティングによって磁性層上に塗布し、加熱硬化させ
て、ZrO2 膜を形成させる。この場合にバルクとして
反応が完全に進むためには1時間以上の加熱が必要であ
るが、保護膜のように膜厚が薄い場合にはそこまで必要
とならず、保護膜としての効果は反応が完全に進まなく
ても十分であり、数分程度でも十分である。また、さら
に短時間に行う場合には支持基板としてポリエチレンテ
レフタレートの代わりにポリアミドあるいはポリイミド
等の耐熱性の基板を用いることによって、基板の温度上
昇が200から300℃程度まで耐熱が可能となる。
O2 膜を形成させる方法としては、スパッタリングある
いはゾルゲル法特にキレート剤を用いる方法がある。こ
の方法は、例えばテトラブトキシジルコニウムのイソプ
ロパノール溶液にほぼ等モルの、エチルアセトアセトン
あるいはアセチルアセトンを加えた後、30分間撹半し
た後、少量の水を加えて加水分解させた後、ディップコ
ーティングによって磁性層上に塗布し、加熱硬化させ
て、ZrO2 膜を形成させる。この場合にバルクとして
反応が完全に進むためには1時間以上の加熱が必要であ
るが、保護膜のように膜厚が薄い場合にはそこまで必要
とならず、保護膜としての効果は反応が完全に進まなく
ても十分であり、数分程度でも十分である。また、さら
に短時間に行う場合には支持基板としてポリエチレンテ
レフタレートの代わりにポリアミドあるいはポリイミド
等の耐熱性の基板を用いることによって、基板の温度上
昇が200から300℃程度まで耐熱が可能となる。
【0021】末端にカルボキシル基を持つパーフルオロ
ポリエーテルの長鎖アルコールとのエステル化合物の合
成法としては、無水トルエンに末端にカルボキシル基を
持つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールとを加
え、触媒として濃硫酸あるいはp−トルエンスルホン酸
を加熱還流することによって容易に得ることができる。
反応終了後トルエンを除去し、カラムクロマトグラフィ
ーによって精製する。
ポリエーテルの長鎖アルコールとのエステル化合物の合
成法としては、無水トルエンに末端にカルボキシル基を
持つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールとを加
え、触媒として濃硫酸あるいはp−トルエンスルホン酸
を加熱還流することによって容易に得ることができる。
反応終了後トルエンを除去し、カラムクロマトグラフィ
ーによって精製する。
【0022】これらの潤滑剤を保有せしめる方法として
は、最も一般的な方法としては金属磁性薄膜表面や前記
保護膜表面に潤滑剤層を同様にディップコーティングす
る方法が挙げられる。この場合、潤滑剤の塗布量として
は、0.5から100mg/m2 の範囲であることが望
ましく、1から20mg/m2 であることがより好まし
い。しかしながら膜形成温度が低い場合は、ゾルゲル溶
液中に潤滑剤を内添する方法も可能である。
は、最も一般的な方法としては金属磁性薄膜表面や前記
保護膜表面に潤滑剤層を同様にディップコーティングす
る方法が挙げられる。この場合、潤滑剤の塗布量として
は、0.5から100mg/m2 の範囲であることが望
ましく、1から20mg/m2 であることがより好まし
い。しかしながら膜形成温度が低い場合は、ゾルゲル溶
液中に潤滑剤を内添する方法も可能である。
【0023】本発明の末端にカルボキシル基を持つパー
フルオロポリエーテルの主鎖の構造(Rf )を構造式1
及び構造式2に示すが何等これに限ったものではない。
長鎖アルキル基は分子量、炭素数、分岐構造、不飽和、
及び芳香環の有無、異性体あるいは脂環構造によらず選
択することができる。好ましくは炭素数が10以上の直
鎖あるいは分岐炭化水素が摩擦係数あるいは溶解性の点
から好ましい。
フルオロポリエーテルの主鎖の構造(Rf )を構造式1
及び構造式2に示すが何等これに限ったものではない。
長鎖アルキル基は分子量、炭素数、分岐構造、不飽和、
及び芳香環の有無、異性体あるいは脂環構造によらず選
択することができる。好ましくは炭素数が10以上の直
鎖あるいは分岐炭化水素が摩擦係数あるいは溶解性の点
から好ましい。
【0024】単官能のパーフルオロポリエーテルの主鎖
としては下記構造式1に示される
としては下記構造式1に示される
【化1】 等があり、
【0025】多官能のパーフルオロポリエーテルとして
は下記構造式2に示される
は下記構造式2に示される
【化2】 等があるが、この構造に限ったことでないのは言うまで
もない。
もない。
【0026】ここで、上記パーフルオロポリエーテルの
化学構造式中のl、m、n、k、p、qは1以上の整数
を示す。また、その分子量としては特に限定はしないが
600から5000程度が好ましい。分子量が大きくな
りすぎる末端基の効果が小さくなり、小さいとパーフル
オロポリエーテル基の効果が薄れる。
化学構造式中のl、m、n、k、p、qは1以上の整数
を示す。また、その分子量としては特に限定はしないが
600から5000程度が好ましい。分子量が大きくな
りすぎる末端基の効果が小さくなり、小さいとパーフル
オロポリエーテル基の効果が薄れる。
【0027】また、アミンにおけるR1 、R2 、R3 は
のうちの少なくとも一つは炭化水素であり、その分子
量、炭素数、分岐構造、不飽和、及び芳香環の有無、異
性体あるいは脂環構造によらず選択することができる。
好ましくは炭素数が10以上の直鎖あるいは分岐炭化水
素が摩擦係数あるいは溶解性の点から好ましい。
のうちの少なくとも一つは炭化水素であり、その分子
量、炭素数、分岐構造、不飽和、及び芳香環の有無、異
性体あるいは脂環構造によらず選択することができる。
好ましくは炭素数が10以上の直鎖あるいは分岐炭化水
素が摩擦係数あるいは溶解性の点から好ましい。
【0028】本発明の磁気記録媒体は、保護膜としてZ
rO2 膜を形成させた上に、末端にカルボキシル基を持
つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールとのエス
テル化合物に長鎖アルキルアミンをモル比で0.01か
ら100の範囲で添加した潤滑剤を保有してなるもので
ある。
rO2 膜を形成させた上に、末端にカルボキシル基を持
つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールとのエス
テル化合物に長鎖アルキルアミンをモル比で0.01か
ら100の範囲で添加した潤滑剤を保有してなるもので
ある。
【0029】ここで、本発明が適用される磁気記録媒体
としては、非磁性支持体表面に蒸着等の手法により磁性
塗膜が磁性層として形成される、いわゆる金属薄膜型の
磁気記録媒体に適用することが可能である。また、この
金属薄膜型の磁気記録媒体においては、非磁性支持体と
磁性層との間に下地層を介した構成の磁気記録媒体に適
用することができる。
としては、非磁性支持体表面に蒸着等の手法により磁性
塗膜が磁性層として形成される、いわゆる金属薄膜型の
磁気記録媒体に適用することが可能である。また、この
金属薄膜型の磁気記録媒体においては、非磁性支持体と
磁性層との間に下地層を介した構成の磁気記録媒体に適
用することができる。
【0030】この場合には、適用可能な金属薄膜型の磁
気記録媒体の非磁性支持体、金属磁性薄膜は何等限定さ
れるものではなく、従来より知られるものが何でも使用
できる。例示するならば、非磁性支持体としては先の塗
布型の磁気記録媒体と同様のものが使用可能である。こ
の場合、非磁性支持体にAl合金板やガラス板等の剛性
を有する基板を使用した場合には、基板表面にアルマイ
ト処理等の酸化皮膜やNi−P皮膜等を形成してその表
面を硬くするようにしてもよい。
気記録媒体の非磁性支持体、金属磁性薄膜は何等限定さ
れるものではなく、従来より知られるものが何でも使用
できる。例示するならば、非磁性支持体としては先の塗
布型の磁気記録媒体と同様のものが使用可能である。こ
の場合、非磁性支持体にAl合金板やガラス板等の剛性
を有する基板を使用した場合には、基板表面にアルマイ
ト処理等の酸化皮膜やNi−P皮膜等を形成してその表
面を硬くするようにしてもよい。
【0031】金属磁性薄膜は、メッキやスパッタリン
グ、真空蒸着等のPVDの手法により連続膜として形成
されるもので、Fe、Co、Ni等の金属やCo−Ni
系合金、Co−Pt系合金、Co−Pt−Ni系合金、
Fe−Co系合金、Fe−Ni系合金、Fe−Co−N
i系合金、Fe−Ni−B系合金、Fe−Co−B系合
金、Fe−Co−Ni−B系合金等からなる面内磁化記
録金属磁性膜やCo−Cr系合金薄膜が例示される。
グ、真空蒸着等のPVDの手法により連続膜として形成
されるもので、Fe、Co、Ni等の金属やCo−Ni
系合金、Co−Pt系合金、Co−Pt−Ni系合金、
Fe−Co系合金、Fe−Ni系合金、Fe−Co−N
i系合金、Fe−Ni−B系合金、Fe−Co−B系合
金、Fe−Co−Ni−B系合金等からなる面内磁化記
録金属磁性膜やCo−Cr系合金薄膜が例示される。
【0032】特に、面内磁化記録金属磁性薄膜の場合、
予め非磁性支持体上にBi、Sb、Pb、Sn、Ga、
In、Ge、Si、Ti等の低融点非磁性材料の下地層
を形成しておき、金属磁性材料を垂直方向から蒸着ある
いはスパッタし、金属磁性薄膜中にこれら低融点非磁性
材料を拡散せしめ、配向性を解消して面内等方性を確保
するとともに、抗磁性を向上するようにしても良い。
予め非磁性支持体上にBi、Sb、Pb、Sn、Ga、
In、Ge、Si、Ti等の低融点非磁性材料の下地層
を形成しておき、金属磁性材料を垂直方向から蒸着ある
いはスパッタし、金属磁性薄膜中にこれら低融点非磁性
材料を拡散せしめ、配向性を解消して面内等方性を確保
するとともに、抗磁性を向上するようにしても良い。
【0033】金属薄膜型の磁気記録媒体に、保護膜とし
てZrO2 膜を形成させその上に前記末端にカルボキシ
ル基を持つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコール
とのエステル化合物に長鎖アルキルアミンをモル比で
0.01から100の範囲で添加した潤滑剤を保有せし
める方法としては、金属磁性薄膜表面や前記保護膜表面
に潤滑剤層をトップコートする方法が挙げられる。この
場合、末端にカルボキシル基を持つパーフルオロポリエ
ーテルと長鎖アルコールとのエステル化合物に長鎖アル
キルアミンをモル比で0.01から100の範囲で添加
した潤滑剤の塗布量としては、0.5から100mg/
m2 であることが望ましく、1から20mg/m2 であ
ることがより好ましい。
てZrO2 膜を形成させその上に前記末端にカルボキシ
ル基を持つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコール
とのエステル化合物に長鎖アルキルアミンをモル比で
0.01から100の範囲で添加した潤滑剤を保有せし
める方法としては、金属磁性薄膜表面や前記保護膜表面
に潤滑剤層をトップコートする方法が挙げられる。この
場合、末端にカルボキシル基を持つパーフルオロポリエ
ーテルと長鎖アルコールとのエステル化合物に長鎖アル
キルアミンをモル比で0.01から100の範囲で添加
した潤滑剤の塗布量としては、0.5から100mg/
m2 であることが望ましく、1から20mg/m2 であ
ることがより好ましい。
【0034】上述の末端にカルボキシル基を持つパーフ
ルオロポリエーテルと長鎖アルコールとのエステル化合
物に長鎖アルキルアミンをモル比で0.01から100
の範囲で添加した潤滑剤は、単独で磁気記録媒体の潤滑
剤として用いてもよいが、従来公知の潤滑剤と組み合わ
せて用いてもよい。
ルオロポリエーテルと長鎖アルコールとのエステル化合
物に長鎖アルキルアミンをモル比で0.01から100
の範囲で添加した潤滑剤は、単独で磁気記録媒体の潤滑
剤として用いてもよいが、従来公知の潤滑剤と組み合わ
せて用いてもよい。
【0035】さらに、より厳しい条件に対処し潤滑効果
を持続させるために重量比30:70から70:30程
度の配合比で極圧剤を併用してもよい。極圧剤は、境界
潤滑領域において部分的に金属接触を生じたときにこれ
に伴う摩擦熱によって金属面と反応し、反応生成物皮膜
を形成することにより摩擦、摩耗防止作用を行うもので
あって、リン系極圧剤、硫黄系極圧剤、ハロゲン系極圧
剤、有機金属系極圧剤、複合系極圧剤等のいずれも使用
できる。
を持続させるために重量比30:70から70:30程
度の配合比で極圧剤を併用してもよい。極圧剤は、境界
潤滑領域において部分的に金属接触を生じたときにこれ
に伴う摩擦熱によって金属面と反応し、反応生成物皮膜
を形成することにより摩擦、摩耗防止作用を行うもので
あって、リン系極圧剤、硫黄系極圧剤、ハロゲン系極圧
剤、有機金属系極圧剤、複合系極圧剤等のいずれも使用
できる。
【0036】また、上述の潤滑剤、極圧剤の他、必要に
応じて、防錆剤を併用してもよい。防錆剤としては、通
常この種の磁気記録媒体の防錆剤として使用されるもの
であればいずれも使用でき、例えばフェノール類、ナフ
トール類、キノン類、窒素原子を含む複素環化合物、酸
素原子を含む複素環化合物、硫黄原子を含む複素環化合
物等である。
応じて、防錆剤を併用してもよい。防錆剤としては、通
常この種の磁気記録媒体の防錆剤として使用されるもの
であればいずれも使用でき、例えばフェノール類、ナフ
トール類、キノン類、窒素原子を含む複素環化合物、酸
素原子を含む複素環化合物、硫黄原子を含む複素環化合
物等である。
【0037】ところで、上述の金属薄膜型の磁気録媒体
において、磁性層である金属磁性薄膜の他に、バックコ
ート層や下塗層等が必要に応じて形成されていてもよ
い。例えば、バックコート層は磁性塗膜と同様の樹脂結
合剤に導電性を付与するためのカーボン系微粉末や表面
粗度をコントールするための無機顔料を添加し塗布形成
されるものである。本発明においては、このバックコー
ト層に前述の末端にカルボキシル基を持つパーフルオロ
ポリエーテルと長鎖アルコールとのエステル化合物に長
鎖アルキルアミンをモル比で0.01から100の範囲
で添加した潤滑剤を内添、あるいはトップコートにより
含有せしめてもよい。あるいは、磁性塗膜、金属磁性薄
膜とバックコート層にいずれも末端にカルボキシル基を
持つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールとのエ
ステル化合物に長鎖アルキルアミンをモル比で0.01
から100の範囲で添加した潤滑剤として内添、トップ
コートする等、種々の組み合わせも可能である。
において、磁性層である金属磁性薄膜の他に、バックコ
ート層や下塗層等が必要に応じて形成されていてもよ
い。例えば、バックコート層は磁性塗膜と同様の樹脂結
合剤に導電性を付与するためのカーボン系微粉末や表面
粗度をコントールするための無機顔料を添加し塗布形成
されるものである。本発明においては、このバックコー
ト層に前述の末端にカルボキシル基を持つパーフルオロ
ポリエーテルと長鎖アルコールとのエステル化合物に長
鎖アルキルアミンをモル比で0.01から100の範囲
で添加した潤滑剤を内添、あるいはトップコートにより
含有せしめてもよい。あるいは、磁性塗膜、金属磁性薄
膜とバックコート層にいずれも末端にカルボキシル基を
持つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールとのエ
ステル化合物に長鎖アルキルアミンをモル比で0.01
から100の範囲で添加した潤滑剤として内添、トップ
コートする等、種々の組み合わせも可能である。
【0038】
【作用】磁性層上に保護膜としてZrO2 膜を形成さ
せ、その上に末端にカルボキシル基を持つパーフルオロ
ポリエーテルと長鎖アルコールとのエステル化合物に長
鎖アルキルアミンをモル比で0.01から100の範囲
で添加した潤滑剤は、良好な潤滑作用を発揮して摩擦係
数を低減し、かつシャトルあるいはスチル特性を向上さ
せる。また、この潤滑作用は低温下等の厳しい条件下に
おいても損なわれることはない。従って、保護膜として
ZrO2 膜を形成させ、その上に末端にカルボキシル基
を持つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールとの
エステル化合物に長鎖アルキルアミンをモル比で0.0
1から100の範囲で添加した潤滑剤を塗布した磁気記
録媒体は、末端にカルボキシル基を持つパーフルオロポ
リエーテルと長鎖アルコールとのエステル化合物に長鎖
アルキルアミンをモル比で0.01から100の範囲で
添加した潤滑剤の前記潤滑効果により走行性の改善が図
られ、耐久性が向上する。また、長鎖炭化水素とパーフ
ルオロポリエーテルとのエステル化合物とすることによ
りフロン系溶媒の使用量を減少あるいはなくすことが可
能となる。
せ、その上に末端にカルボキシル基を持つパーフルオロ
ポリエーテルと長鎖アルコールとのエステル化合物に長
鎖アルキルアミンをモル比で0.01から100の範囲
で添加した潤滑剤は、良好な潤滑作用を発揮して摩擦係
数を低減し、かつシャトルあるいはスチル特性を向上さ
せる。また、この潤滑作用は低温下等の厳しい条件下に
おいても損なわれることはない。従って、保護膜として
ZrO2 膜を形成させ、その上に末端にカルボキシル基
を持つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールとの
エステル化合物に長鎖アルキルアミンをモル比で0.0
1から100の範囲で添加した潤滑剤を塗布した磁気記
録媒体は、末端にカルボキシル基を持つパーフルオロポ
リエーテルと長鎖アルコールとのエステル化合物に長鎖
アルキルアミンをモル比で0.01から100の範囲で
添加した潤滑剤の前記潤滑効果により走行性の改善が図
られ、耐久性が向上する。また、長鎖炭化水素とパーフ
ルオロポリエーテルとのエステル化合物とすることによ
りフロン系溶媒の使用量を減少あるいはなくすことが可
能となる。
【0039】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない
ことはいうまでもない。表1に示す合成物を使用して以
下に示す磁気記録媒体を作成した。金属薄膜型磁気記録
媒体(蒸着テープ)に適用した実施例について説明す
る。
するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない
ことはいうまでもない。表1に示す合成物を使用して以
下に示す磁気記録媒体を作成した。金属薄膜型磁気記録
媒体(蒸着テープ)に適用した実施例について説明す
る。
【0040】−実施例1− 10μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムに斜
方蒸着法によりCoを被着させ、膜厚200nmの強磁
性金属薄膜を形成した。次ぎに、この金属磁性薄膜表面
にZrO2 膜をアセチルアセトンをキレート剤として用
いた、前述のゾルゲル法によって20nm形成させ、次
ぎに、この保護膜表面に、表1中の合成物1の潤滑剤
(エステルに対してとステアリルアミン2倍モル加えた
潤滑剤、つまりカルボニル基に対して等モル)をn−ヘ
キサンに溶解したものを塗布量が5mg/m2 となるよ
うに塗布し、8ミリ幅に裁断してサンプルテープを作製
した。
方蒸着法によりCoを被着させ、膜厚200nmの強磁
性金属薄膜を形成した。次ぎに、この金属磁性薄膜表面
にZrO2 膜をアセチルアセトンをキレート剤として用
いた、前述のゾルゲル法によって20nm形成させ、次
ぎに、この保護膜表面に、表1中の合成物1の潤滑剤
(エステルに対してとステアリルアミン2倍モル加えた
潤滑剤、つまりカルボニル基に対して等モル)をn−ヘ
キサンに溶解したものを塗布量が5mg/m2 となるよ
うに塗布し、8ミリ幅に裁断してサンプルテープを作製
した。
【0041】−実施例2− 10μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムに斜
方蒸着法によりCoを被着させ、膜厚200nmの強磁
性金属薄膜を形成した。次ぎに、この金属磁性薄膜表面
にZrO2 膜をスパッタリング法によって20nm形成
させ、次ぎに、この保護膜表面に表1中の組成物2をn
−ヘキサンに溶解したものを塗布量が5mg/m2 とな
るように塗布し、8ミリ幅に裁断してサンプルテープを
作製した。
方蒸着法によりCoを被着させ、膜厚200nmの強磁
性金属薄膜を形成した。次ぎに、この金属磁性薄膜表面
にZrO2 膜をスパッタリング法によって20nm形成
させ、次ぎに、この保護膜表面に表1中の組成物2をn
−ヘキサンに溶解したものを塗布量が5mg/m2 とな
るように塗布し、8ミリ幅に裁断してサンプルテープを
作製した。
【0042】−実施例3〜実施例14− 実施例2において、潤滑剤として使用した表1中の組成
物2を組成物3−組成物14に変えて、他は実施例1と
同様の方法のよりサンプルテープを作製した。但し、単
官能のパーフルオロポリエーテルに対してはアミンを等
モル加えた。これらのテープに関して25℃相対湿度6
0%、40℃相対湿度80%RH、及び−5℃の条件で
摩擦係数、スチル耐久性、及びシャトル耐久性について
測定を行った。スチル耐久性はポーズ状態での出力の−
3dBまでの減衰時間を評価した。シャトル耐久性は、
1回につき2分間のシャトル走行を行い、出力が−3d
B低下するまでのシャトル回数で評価した。その耐久性
測定結果を表2及び表3に示す。
物2を組成物3−組成物14に変えて、他は実施例1と
同様の方法のよりサンプルテープを作製した。但し、単
官能のパーフルオロポリエーテルに対してはアミンを等
モル加えた。これらのテープに関して25℃相対湿度6
0%、40℃相対湿度80%RH、及び−5℃の条件で
摩擦係数、スチル耐久性、及びシャトル耐久性について
測定を行った。スチル耐久性はポーズ状態での出力の−
3dBまでの減衰時間を評価した。シャトル耐久性は、
1回につき2分間のシャトル走行を行い、出力が−3d
B低下するまでのシャトル回数で評価した。その耐久性
測定結果を表2及び表3に示す。
【0043】また比較例として、ZrO2 保護膜を設
け、潤滑剤を塗布しなかった場合(表4の比較例1)、
ZrO2 保護膜を設けないテープに潤滑剤を塗布した場
合(それぞれ表4の比較例2〜7)について測定した。
その摩擦測定結果を表5に示す。
け、潤滑剤を塗布しなかった場合(表4の比較例1)、
ZrO2 保護膜を設けないテープに潤滑剤を塗布した場
合(それぞれ表4の比較例2〜7)について測定した。
その摩擦測定結果を表5に示す。
【0044】また、アミンの添加量をパーフルオロポリ
エーテルに対してモル比で0.01から100迄変化さ
せた組成物(表6)に対しても同様に摩擦係数に関して
測定を行った。その結果を表7に示す。
エーテルに対してモル比で0.01から100迄変化さ
せた組成物(表6)に対しても同様に摩擦係数に関して
測定を行った。その結果を表7に示す。
【0045】表2、表3、表5及び表7の結果から明ら
かなように、ZrO2 保護膜を形成させ潤滑剤を塗布し
ない場合、あるいは保護膜を形成させずに潤滑剤として
末端にカルボキシル基を持つパーフルオロポリエーテル
を単独で用いた場合よりも、ZrO2 保護膜を形成させ
その上に末端にカルボキシル基を持つパーフルオロポリ
エーテルと長鎖アルコールとのエステル化合物に長鎖ア
ルキルアミンをモル比で0.01から100の範囲で添
加して使用することにより、摩擦係数、スチル耐久性、
シャトル耐久性等は、各種条件でも劣化することなく非
常に良好な結果が得られた。
かなように、ZrO2 保護膜を形成させ潤滑剤を塗布し
ない場合、あるいは保護膜を形成させずに潤滑剤として
末端にカルボキシル基を持つパーフルオロポリエーテル
を単独で用いた場合よりも、ZrO2 保護膜を形成させ
その上に末端にカルボキシル基を持つパーフルオロポリ
エーテルと長鎖アルコールとのエステル化合物に長鎖ア
ルキルアミンをモル比で0.01から100の範囲で添
加して使用することにより、摩擦係数、スチル耐久性、
シャトル耐久性等は、各種条件でも劣化することなく非
常に良好な結果が得られた。
【0046】次に、両末端にカルボキシル基を持つパー
フルオロポリエーテルと長鎖アルコールとのエステル化
合物(合成物1)の溶解性について検討した。両末端に
カルボキシル基を持つパーフルオロポリエーテルと長鎖
アルコールとのエステル化合物(合成物1)を溶解させ
るのにフレオンは必要なく、トルエンあるいはヘキサン
に1%以上の濃度で溶解する。むろん、長鎖アルキルア
ミンはヘキサンあるいはトルエンに溶解する。
フルオロポリエーテルと長鎖アルコールとのエステル化
合物(合成物1)の溶解性について検討した。両末端に
カルボキシル基を持つパーフルオロポリエーテルと長鎖
アルコールとのエステル化合物(合成物1)を溶解させ
るのにフレオンは必要なく、トルエンあるいはヘキサン
に1%以上の濃度で溶解する。むろん、長鎖アルキルア
ミンはヘキサンあるいはトルエンに溶解する。
【0047】よって、末端にカルボキシル基を持つパー
フルオロポリエーテルと長鎖アルコールとのエステル化
合物にアルキルアミンをモル比で0.01から100の
範囲で添加した潤滑剤は希釈剤としてのフロンの使用を
なくすことが可能である。
フルオロポリエーテルと長鎖アルコールとのエステル化
合物にアルキルアミンをモル比で0.01から100の
範囲で添加した潤滑剤は希釈剤としてのフロンの使用を
なくすことが可能である。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】
【0052】
【表5】
【0053】
【表6】
【0054】
【表7】
【0055】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の磁気記録媒体は、保護膜としてZrO2 膜を形成さ
せた上に末端にカルボキシル基を持つパーフルオロポリ
エーテルと長鎖アルコールとのエステル化合物に長鎖ア
ルキルアミンをモル比で0.01から100の範囲で添
加した潤滑剤を保有しているので、如何なる使用条件下
でも潤滑性を保つことができ、また長期にわたりその潤
滑性を保つことができる。したがって、本発明の磁気記
録媒体は耐摩耗性、耐久性、特に走行性に優れたもので
ある。また、希釈剤としてのフロンの使用量をなくすこ
とが可能である。
明の磁気記録媒体は、保護膜としてZrO2 膜を形成さ
せた上に末端にカルボキシル基を持つパーフルオロポリ
エーテルと長鎖アルコールとのエステル化合物に長鎖ア
ルキルアミンをモル比で0.01から100の範囲で添
加した潤滑剤を保有しているので、如何なる使用条件下
でも潤滑性を保つことができ、また長期にわたりその潤
滑性を保つことができる。したがって、本発明の磁気記
録媒体は耐摩耗性、耐久性、特に走行性に優れたもので
ある。また、希釈剤としてのフロンの使用量をなくすこ
とが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 40:18
Claims (2)
- 【請求項1】 非磁性支持体上に少なくとも磁性層を有
してなる磁気記録媒体において、磁性層表面にZrO2
保護膜を形成させた上に、下記一般式1または一般式2
で示される末端にカルボキシル基を持つパーフルオロポ
リエーテルと長鎖アルコールとのエステル化合物に対し
て一般式3で示される長鎖アルキルアミンを添加した潤
滑剤を塗布することを特徴とする磁気記録媒体。 (一般式1) Rf −COOR (一般式2) ROCO−Rf −COOR 但し、Rf はパーフルオロポリエーテル基を示す。Rは
長鎖炭化水素を示す。で表される、末端にカルボキシル
基を持つパーフルオロポリエーテルと長鎖アルコールと
のエステル化合物及び、 (一般式3) NR1 R2 R3 但し、R1 、R2 、R3 は長鎖炭化水素を表す。で表さ
れる、長鎖アルキルアミン。 - 【請求項2】 上記一般式1または一般式2で示される
末端にカルボキシル基を持つパーフルオロポリエーテル
と長鎖アルコールとのエステル化合物に対して一般式3
で示される長鎖アルキルアミンの添加量をモル比で0.
01から100の範囲にしたことを特徴とする請求項1
記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23627693A JPH0793744A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23627693A JPH0793744A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0793744A true JPH0793744A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=16998392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23627693A Pending JPH0793744A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0793744A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6054211A (en) * | 1997-02-21 | 2000-04-25 | Nec Corporation | Lubricant and magnetic recording medium using the same |
| JP2012530039A (ja) * | 2009-06-19 | 2012-11-29 | エレクトリシテ・ドゥ・フランス | 薄い自己支持型金属酸化物系セラミックの製造方法、金属酸化物系セラミック、燃料電池、高温電解セル、測定装置および/または検出装置、並びに、使用方法 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP23627693A patent/JPH0793744A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6054211A (en) * | 1997-02-21 | 2000-04-25 | Nec Corporation | Lubricant and magnetic recording medium using the same |
| JP2012530039A (ja) * | 2009-06-19 | 2012-11-29 | エレクトリシテ・ドゥ・フランス | 薄い自己支持型金属酸化物系セラミックの製造方法、金属酸化物系セラミック、燃料電池、高温電解セル、測定装置および/または検出装置、並びに、使用方法 |
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