JPH1036643A - 耐衝撃性改良熱可塑性樹脂成形用組成物およびそれから成形された物品 - Google Patents

耐衝撃性改良熱可塑性樹脂成形用組成物およびそれから成形された物品

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JPH1036643A
JPH1036643A JP9097819A JP9781997A JPH1036643A JP H1036643 A JPH1036643 A JP H1036643A JP 9097819 A JP9097819 A JP 9097819A JP 9781997 A JP9781997 A JP 9781997A JP H1036643 A JPH1036643 A JP H1036643A
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glycidyl ester
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ロバート・ラッセル・ガルーチ
Paul Joseph Hans
ポール・ジョウセフ・ハンズ
Joseph Maria Henri Janssen
ジョウセフ・マリア・ヘンリー・ジャンセン
Matthew Robert Pixton
マシュー・ロバート・ピクストン
Woodie Daniel Mordecai
ウッディ・ダニエル・モーディケイアイ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既知の耐衝撃性改良ポリエステル樹脂/ポリ
カーボネート樹脂ブレンドから成形された物品は、良好
な衝撃性能を与えるが、表面の審美的外観に欠け、表面
に縞およびピットにより受け入れがたい損傷を受けてい
る。 【解決手段】 耐衝撃性改良熱可塑性樹脂組成物を製造
する方法はグリシジルエステル耐衝撃性改良剤をポリカ
ーボネート樹脂と組み合わせてグリシジルエステル耐衝
撃性改良剤/ポリカーボネート樹脂のブレンドを形成
し、次いでこのグリシジルエステル耐衝撃性改良剤/ポ
リカーボネート樹脂のブレンドをポリエステル樹脂と組
み合わせて耐衝撃性を改良され熱可塑性樹脂組成物を生
成することからなる。この方法によって製造された耐衝
撃性改良熱可塑性樹脂組成物から成形された物品は高い
衝撃抵抗および改善された表面外観を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は耐衝撃性改良熱可塑性樹脂組成物に係わり、特
にポリエステル樹脂とポリカーボネート樹脂とのブレン
ドを含む耐衝撃性改良組成物に係わる。発明の背景 例えば、米国特許第5,112,913号明細書および
米国特許第5,369,154号明細書を参照できるよ
うに、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂および
グリシジルエステル耐衝撃性改良剤を含んだ耐衝撃性改
良熱可塑性樹脂ブレンドは知られており、物品例えば、
光沢のある欠陥のない表面外観が極めて重要とされるミ
ラーハウジングおよびカウルベントグリルのような自動
車部品を成形するのに使用されている。
【0002】このような既知の耐衝撃性改良ポリエステ
ル樹脂/ポリカーボネート樹脂ブレンドから成形された
物品は例えば良好な衝撃性能を与えるが、このような物
品の表面の審美的外観はある種の用途においては欠乏さ
れていることが判明し、即ちこのような物品の表面は、
他の点では光沢があるものの表面上の縞およびピットに
よって受け入れがたい損傷を受けていることが判明し
た。
【0003】発明の要約 従って、本発明は第一の観点においては、グリシジルエ
ステル耐衝撃性改良剤をポリカーボネート樹脂と組み合
わせてグリシジルエステル耐衝撃性改良剤/ポリカーボ
ネート樹脂のブレンドを形成し、このグリシジルエステ
ル耐衝撃性改良剤/ポリカーボネート樹脂のブレンドを
ポリエステル樹脂と組み合わせて耐衝撃性を改良された
熱可塑性樹脂組成物を生成することからなる、耐衝撃性
改良熱可塑性樹脂組成物を製造する方法を提供する。
【0004】本発明は第二の観点においては、グリシジ
ルエステル耐衝撃性改良剤をポリカーボネート樹脂と組
み合わせてグリシジルエステル耐衝撃性改良剤/ポリカ
ーボネート樹脂のブレンドを形成し、このグリシジルエ
ステル耐衝撃性改良剤/ポリカーボネート樹脂のブレン
ドをポリエステル樹脂と組み合わせて耐衝撃性を改良さ
れた熱可塑性樹脂組成物を生成し、この耐衝撃性を改良
された熱可塑性樹脂組成物を成形して衝撃抵抗性の物品
を形成することからなる、衝撃抵抗性の物品の製造方法
を提供する。
【0005】本発明の方法によって製造される耐衝撃性
改良熱可塑性樹脂組成物から成形された物品は高い衝撃
抵抗および改善された表面外観を示す。発明の詳細な記述 ポリカーボネート樹脂 本発明に使用するのに適した芳香族ポリカーボネート樹
脂、ポリカーボネート樹脂の製造方法および熱可塑性成
形コンパウンドへのポリカーボネート樹脂の使用は、当
業界で周知であり、一般的には米国特許第3,169,
121号明細書、米国特許第4,487,896号明細
書および米国特許第5,411,999号明細書に教示
されているところを参照されたい。
【0006】芳香族ポリカーボネート樹脂は一般的に
は、例えば2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン(「ビスフェノールA」)、2,2−ビス(3,
5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビ
ス(2−ヒドロキシフェニル)メタン、2,6−ジヒド
ロキシナフタレン、ヒドロキノン、2,4′−ジヒドロ
キシフェニルスルホンおよび4,4′−ジヒドロキシ−
3,3′−ジクロロフェニルエーテルの如き二価フェノ
ールを、例えば臭化カルボニルや塩化カルボニル、ハロ
ゲンホーメート、二価フェノールのビスハロホーメート
あるいは炭酸ジフェニル、炭酸ジクロロフェニル、炭酸
ジナフチル、炭酸フェニルトリルおよび炭酸ジトリルの
ような炭酸エステルの如きカーボネート前駆体と反応さ
せることにより調製されている。
【0007】好ましい実施態様では、芳香族ポリカーボ
ネート樹脂は、線状芳香族ポリカーボネート樹脂、分枝
芳香族ポリカーボネート樹脂およびポリ(エステル−カ
ーボネート)樹脂から選ばれた1種又はそれ以上の樹脂
を含む。適当な線状芳香族ポリカーボネート樹脂は例え
ばビスフェノールAポリカーボネート樹脂を包含する。
【0008】適当な分枝芳香族ポリカーボネートは例え
ばトリメリト酸無水物、トリメリト酸、トリメシン酸、
トリヒドロキシフェニルエタンあるいはトリメリチルト
リクロリドのような多官能性芳香族化合物を二価フェノ
ールおよびカーボネート前駆体と反応させて分枝ポリマ
ーを形成することにより製造される。適当なポリ(エス
テル−カーボネート)共重合体は例えばテレフタル酸、
2,6−ナフタル酸のような二官能性カルボン酸あるい
は酸クロリドのような二官能性カルボン酸の誘導体を二
価フェノールおよびカーボネート前駆体と反応させるこ
とにより製造される。
【0009】好ましい実施態様では、ポリカーボネート
樹脂はメチレンクロライド中25℃で約0.3−約1.
5デシリットル/グラムの固有粘度を有する。好ましい
実施態様では、ポリカーボネート樹脂はビスフェノール
Aおよびホスゲンから誘導された線状ポリカーボネート
樹脂である。別の好ましい実施態様では、ポリカーボネ
ート樹脂は2種以上のポリカーボネート樹脂のブレンド
である。
【0010】適当な芳香族ポリカーボネート樹脂は市販
されており、例えばGeneral Electric CompanyからLE
XAN(登録商標)という名称で市販されているビスフ
ェノールAタイプのポリカーボネート樹脂である。グリシジルエステル耐衝撃性改良剤 適当なグリシジルエステル耐衝撃性改良剤は1種または
それ以上のグリシジルエステル単量体から誘導された反
復単位を含んだ重合体である。ここに使用される用語
「グリシジルエステル単量体」とは例えばアクリル酸、
メタクリル酸、イタコン酸のようなエチレン性不飽和カ
ルボン酸のグリシジルエステルを意味し、例えばグリシ
ジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、グリシ
ジルイタコネートなどを包含する。好ましい実施態様で
は、グリシジルエステル単量体はグリシジルアクリレー
トまたはグリシジルメタクリレートである。
【0011】好ましい実施態様では、グリシジルエステ
ル耐衝撃性改良剤は1種またはそれ以上のグリシジルエ
ステル単量体から誘導された第一の反復単位およびエチ
レン、プロピレン、1−ブテンおよび1−ペンテンのよ
うな1種またはそれ以上のα−オレフィン単量体から誘
導された第二の反復単位を含んでいる。適当なグリシジ
ルエステル共重合体は随意には、グリシジルエステル単
量体と共重合しうる1種またはそれ以上の他のモノエチ
レン性不飽和単量体から誘導された反復単位を少量即ち
約50wt%まで含むことができる。ここに使用される
用語「モノエチレン性不飽和」とは分子あたりエチレン
性不飽和部位を一つ有することを意味する。適当な共重
合可能なモノエチレン性不飽和単量体には例えば、スチ
レンやビニルトルエンのようなビニル芳香族単量体、酢
酸ビニルやプロピオン酸ビニルのようなビニルエステル
およびブチルアクリレート、メチルメタクリレート、シ
クロヘキシルメタクリレートのような(C1 −C20)ア
ルキル(メタ)アクリレートが包含される。ここに使用
される用語「(C1 −C20)アルキル」とは例えばメチ
ル、エチル、デシル、エイコシル、シクロヘキシルのよ
うな、基あたり1−20個の炭素原子を含む直鎖または
分岐アルキル基を意味し、用語「(メタ)アクリレー
ト」はアクリレート化合物およびメタクリレート化合物
を集約して指すものとする。
【0012】好ましい実施態様では、グリシジルエステ
ル耐衝撃性改良剤は、グリシジルエステル単量体から誘
導された単位を0.5−40wt%、好ましくは1−3
0wt%、そしてより好ましくは2−20wt%含む。
適当なグリシジルエステル共重合体は例えば慣用の遊離
基開始共重合法あるいはグラフト重合法により製造でき
る。
【0013】大いに好ましい実施態様においては、グリ
シジルエステル耐衝撃性改良剤は次なる構造式(1)
【0014】
【化2】
【0015】(式中、R1 はH、アルキルまたはアリー
ルであり、R2 、R3 およびR5 はそれぞれ独自にHま
たは(C1−C6)アルキルであり、R4 およびR6 はそ
れぞれ独自にアルキルまたはアリールであり、a+b+
c+d=100であり、aは50−99.5であり、b
は0.5−25であり、cは0−50であり、そしてd
は0−50である)に従った相対的組成を有するランダ
ム共重合体である。
【0016】更に大いに好ましい実施態様においては、
1 はH、(C1 −C20)アルキル、(C5 −C20)シ
クロアルキルまたは(C6 −C20)アリールである。こ
こに使用される用語「(C5 −C20)シクロアルキル」
は例えばシクロヘキシルやシクロオクチルのような、基
あたり5−20個の炭素原子を有する環式アルキル基を
意味し、用語「(C6 −C20)アリール」は例えばフェ
ニル、ナフチル、トリル、キシリル、メシチル、イソプ
ロピルフェニルなどのような、不飽和六員環の炭素環を
1個以上含み、そして随意には芳香族環の一つの上に1
個以上のアルキル基で置換されていてもよい、基あたり
全部で6−20個の炭素原子を有する置換基を形成す
る、炭化水素基を意味する。
【0017】更に大いに好ましい実施態様においては、
2 、R3 およびR5 はそれぞれ独自にHまたはメチル
である。更に大いに好ましい実施態様においては、R4
およびR6 はそれぞれ独自に(C1 −C20)アルキルで
ある。更に大いに好ましい実施態様においては、R1
Hであり、R2 およびR3 はそれぞれ独自にHまたはメ
チルであり、R4 はそれぞれ独自に(C1−C4)アルキ
ルであり、aは45−75であり、bは5−15であ
り、cは20−40であり、そしてdは0である。
【0018】好ましい実施態様では、ASTM D−1
238により190℃で測定したグリシジルエステル耐
衝撃性改良剤のメルトインデックスは0.1−100グ
ラム/10分好ましくは0.5−30グラム/10分で
ある。好ましい実施態様では、グリシジルエステル耐衝
撃性改良剤はオレフィン−グリシジル(メタ)アクリレ
ート共重合体、オレフィン−酢酸ビニル−グリシジル
(メタ)アクリレート共重合体およびオレフィン−グリ
シジル(メタ)アクリレート−アルキル(メタ)アクリ
レート共重合体から選ばれた共重合体の1種以上を含
む。
【0019】グリシジルエステル耐衝撃性改良剤および
ポリカーボネート樹脂は好ましくは溶融配合によって組
み合わされてグリシジルエステル耐衝撃性改良剤/ポリ
カーボネート樹脂のブレンドを形成する。大いに好まし
い実施態様では、グリシジルエステル耐衝撃性改良剤お
よびポリカーボネート樹脂は組み合わされそして例えば
押出機あるいは連続式ミキサ内で溶融状態で混合に付さ
れ、次いで例えば押出により形状を付与され、それから
冷却されそしてそれからペレット化によるなどして粒状
形態に大きさを減少されて本発明のグリシジルエステル
耐衝撃性改良剤/ポリカーボネート樹脂のブレンドが生
成される。
【0020】第一の大いに好ましい実施態様では、グリ
シジルエステル耐衝撃性改良剤およびポリカーボネート
樹脂の固体粒子が粒子を組合せそして組み合わせた粒子
を例えばドラムミキサ内で機械的に混合することにより
予め混合しそして得られた粒状の予備混合物を次いで溶
融配合する。別の大いに好ましい実施態様では、グリシ
ジルエステル耐衝撃性改良剤およびポリカーボネート樹
脂の固体粒子を計った量にて予備混合工程に付すること
なく溶融配合装置に同時に供給する。
【0021】好ましい実施態様では、ポリカーボネート
樹脂を二つの部分に分け、ポリカーボネート樹脂の第一
の部分をグリシジルエステル耐衝撃性改良剤と組み合わ
せてグリシジルエステル耐衝撃性改良剤/ポリカーボネ
ート樹脂のブレンドを形成し、そしてポリカーボネート
樹脂の第二の部分を次いで例えばこのグリシジルエステ
ル耐衝撃性改良剤/ポリカーボネート樹脂のブレンドを
ポリエステル樹脂と組み合わせるのと同時に添加して後
に述べるような本発明の耐衝撃性改良熱可塑性樹脂組成
物を形成する。好ましい実施態様では、ポリカーボネー
ト樹脂の第一および第二の部分はそれぞれ独自に上記に
開示したポリカーボネート樹脂から選ばれた1種以上の
樹脂を含んでいる。更に大いに好ましい実施態様では、
ポリカーボネート樹脂の第一および第二の部分はそれぞ
れ独自に2種以上のポリカーボネート樹脂のブレンドを
含んでいる。
【0022】好ましい実施態様では、本発明のグリシジ
ルエステル耐衝撃性改良剤/ポリカーボネート樹脂のブ
レンドはこのグリシジルエステル耐衝撃性改良剤/ポリ
カーボネート樹脂のブレンドの100重量部(「pb
w」)に基づいてそれぞれ50−95pbwより好まし
くは75−90pbwのポリカーボネート樹脂および5
−50pbwより好ましくは10−25pbwのグリシ
ジルエステル耐衝撃性改良剤を含む。
【0023】ポリエステル樹脂 本発明に使用するのに適したポリエステル樹脂、ポリエ
ステル樹脂の製造方法および熱可塑性成形用組成物への
ポリエステル樹脂の使用は、当業界で周知であり、一般
的には米国特許第2,465,319号明細書、米国特
許第5,367,011号明細書および米国特許第5,
411,999号明細書に教示されているところを参照
されたい。
【0024】適当なポリエステル樹脂は2−約10個の
炭素原子を含有する脂肪族または環式脂肪族ジオールま
たはこれらの混合物と少なくとも一種の芳香族ジカルボ
ン酸とから誘導されたポリエステルのような結晶性のポ
リエステルを包含する。好ましいポリエステルは脂肪族
ジオールと芳香族ジカルボン酸とから誘導され、次の構
造式(2)に従った反復単位を有する。
【0025】 上記式中、nは2−6の整数であり、Rは芳香族ジカル
ボン酸から誘導された脱カルボキシル化残基を含むアリ
ール基である。
【0026】脱カルボキシル化残基Rを誘導しうる芳香
族ジカルボン酸の例には、例えばイソフタル酸やテレフ
タル酸のような分子に単一の芳香環を含む酸、1,2−
ジ(p−カルボキシフェニル)エタン、4,4′−ジカ
ルボキシジフェニルエーテル、4,4′−ビス安息香酸
およびこれらの混合物、並びに例えば1,4−または
1,5−ナフタレンジカルボン酸のような縮合環を含む
酸である。好ましい実施態様では、残基Rのジカルボン
酸前駆物質はテレフタル酸あるいはテレフタル酸とイソ
フタル酸との混合物である。
【0027】好ましい実施態様では、ポリエステル樹脂
は、線状ポリエステル樹脂、分枝ポリエステル樹脂およ
び共重合ポリエステル樹脂から選ばれた1種またはそれ
以上の樹脂を含む。適当な線状ポリエステル樹脂には、
例えばポリ(エチレンテレフタレート)(「PE
T」)、ポリ(ブチレンテレフタレート)(「PB
T」)、ポリ(プロピレンテレフタレート)(「PP
T」)のようなポリ(アルキレンフタレート)、例えば
ポリ(シクロヘキサンジメタノールテレフタレート)
(「PCT」)のようなポリ(シクロアルキレンフタレ
ート)、例えばポリ(ブチレン−2,6−ナフタレー
ト)(「PBN」)およびポリ(エチレン−2,6−ナ
フタレート)(「PEN」)のようなポリ(アルキレン
ナフタレート)、例えばポリ(ブチレンジカルボキシレ
ート)のようなポリ(アルキレンジカルボキシレート)
等が包含される。適当な共重合ポリエステル樹脂には例
えばポリエステルアミド共重合体、シクロヘキサンジメ
タノール−テレフタル酸−イソフタル酸共重合体および
シクロヘキサンジメタノール−テレフタル酸−エチレン
グリコール(「PETG」)共重合体が含まれる。
【0028】好ましい実施態様では、ポリエステル樹脂
はPBT樹脂およびPET樹脂から選ばれる1種または
それ以上の樹脂を含む。第一の大いに好ましい実施態様
では、ポリエステル樹脂はPBT樹脂を含む。第二の大
いに好ましい実施態様では、ポリエステル樹脂はPET
を含む。第三の大いに好ましい実施態様では、ポリエス
テル樹脂は2種またはそれ以上のポリエステル樹脂のブ
レンドを含み、より好ましくはブレンド100pbwに
基づき1−99pbwのポリ(エチレンテレフタレー
ト)および1−99pbwのポリ(1,4−ブチレンテ
レフタレート)のブレンドを含む。
【0029】好ましい実施態様では、ポリエステル樹脂
は60:40のフェノール/テトラクロロエタン混合物
中で23−30℃で測定して約0.4−約2.0dl/
gの固有粘度を有する。適当なポリエステル樹脂は市販
されており、例えばGeneral Electric CompanyからVA
LOX(登録商標)という名称で市販されているポリエ
ステル樹脂である。
【0030】好ましい実施態様では、グリシジルエステ
ル耐衝撃性改良剤/ポリカーボネート樹脂のブレンドと
ポリエステル樹脂を例えば押出機または連続式ミキサ内
で溶融状態で配合し、次いで例えば押し出しにより形状
付けし、それから冷却し、それから好ましくは例えば押
出物をペレットに切断することにより粒状形態にして大
きさを減少して本発明の耐衝撃性改良熱可塑性樹脂組成
物を生成する。
【0031】第一の大いに好ましい実施態様では、グリ
シジルエステル耐衝撃性改良剤/ポリカーボネート樹脂
のブレンドおよびポリエステル樹脂の固体粒子をこれら
粒子を組合せそして組み合わせた粒子を例えばドラムミ
キサ内で機械的に混合することにより予め混合しそして
得られた粒状の予備混合物を次いで溶融配合する。別の
大いに好ましい実施態様では、グリシジルエステル耐衝
撃性改良剤/ポリカーボネート樹脂のブレンドおよびポ
リエステル樹脂の固体粒子を計った量にて予備混合工程
に付することなく溶融配合用の混合装置に同時に供給す
る。
【0032】好ましい実施態様では、上記に論じたとお
り、グリシジルエステル耐衝撃性改良剤をポリカーボネ
ート樹脂の第一の部分と組み合わせてグリシジルエステ
ル耐衝撃性改良剤/ポリカーボネート樹脂のブレンドを
形成し、そしてこのグリシジルエステル耐衝撃性改良剤
/ポリカーボネート樹脂のブレンドを次いでポリエステ
ル樹脂およびポリカーボネート樹脂の第二の部分と組み
合わせて本発明の耐衝撃性改良熱可塑性樹脂組成物を形
成する。
【0033】好ましい実施態様では、本発明の熱可塑性
樹脂組成物はこの熱可塑性樹脂組成物の100pbwに
基づいてそれぞれ10−90pbw好ましくは20−5
0pbwの熱可塑性ポリエステル樹脂、10−90pb
w好ましくは50−80pbwのポリカーボネート樹脂
および0.5−20pbw好ましくは0.5−5pbw
のグリシジルエステル耐衝撃性改良剤を含んでいる。
【0034】本発明の組成物はグリシジルエステル耐衝
撃性改良剤に加えて、他の耐衝撃性改良剤例えば「コア
−シェル」共重合体、ポリオレフィンゴム共重合体およ
びスチレン系耐衝撃性改良剤を随意に含むことができ
る。コア−シェル共重合体、コア−シェル共重合体の製
造法およびポリカーボネート樹脂およびポリエステル樹
脂と組み合わせた耐衝撃性改良剤としてのコア−シェル
共重合体の使用は当業界で知られており、例えば米国特
許第3,864,428号明細書および米国特許第4,
264,487号明細書を参照されたい。
【0035】適当なコア−シェル共重合体は約10℃よ
り低いガラス転位温度(「Tg」)を有しそして例えば
ブチルアクリレートのようなアクリレート単量体および
例えばブタジエンのような共役ジエン単量体のようなモ
ノエチレン性不飽和単量体の一種以上から誘導された反
復単位を含むゴム質「コア」と、約10℃以上のTgを
有しそして例えばメチルメタクリレートのようなモノエ
チレン性不飽和単量体から誘導された反復単位を含む硬
質「シェル」とを含んだものである。
【0036】適当なポリオレフィンゴム共重合体には例
えばエチレン−エチルアクリレート共重合体のようなエ
チレン−アルキル(メタ)アクリレート共重合体、エチ
レン−アルキルビニルエステル共重合体、エチレン−プ
ロピレンゴム(EPR)共重合体、エチレン−プロピレ
ン−非共役ジエン単量体タイプ(EPDM)ターポリマ
ーおよびスチレン−アクリロニトリル/エチレン−プロ
ピレン−非共役ジエン単量体グラフト共重合体が包含さ
れる。このようなポリオレフィンゴム共重合体の製造法
およびポリカーボネート樹脂およびポリエステル樹脂と
組み合わせたこのようなポリオレフィンゴム共重合体の
使用は当業界で知られており、例えば米国特許第4,5
50,138号明細書、米国特許第4,485,212
号明細書および米国特許第4,493,921号明細書
を参照されたい。
【0037】耐衝撃性改良剤として有用な適当なスチレ
ン系共重合体には、例えばアクリロニトリル−ブタジエ
ン−スチレン(「ABS」)共重合体、アクリロニトリ
ル−ブタジエン−α−メチルスチレン共重合体、スチレ
ン−ブタジエン共重合体、スチレン−ブタジエン−スチ
レン(「SBS」)ブロック共重合体、スチレン−(エ
チレン−ブチレン)−スチレン(「SEBS」)共重合
体、メタクリレート−ブタジエン−スチレン(「MB
S」)共重合体およびその他の耐衝撃性スチレン含有共
重合体が含まれる。
【0038】好ましい実施態様では、本発明の組成物は
本発明の組成物の溶融粘度の安定性を改善するために安
定剤化合物を含む。適当な安定剤およびそのポリエステ
ル樹脂−ポリカーボネート樹脂ブレンドへの使用につい
ては知られており、例えば米国特許第5,441,99
7号明細書を参照されたい。適当な安定剤には例えばジ
フェニルドデシルホスファイトのようなアルカリールホ
スファイト、モノ亜鉛燐酸塩のような酸性燐酸塩、Na
2227のような多酸ピロ燐酸塩またはその塩、燐酸
亜鉛のような第IBまたはIIB族金属の燐酸塩および燐
酸のようなリンオキソ酸が含まれる。
【0039】本発明の組成物は更に、例えばマイカ、ガ
ラス繊維、ミル処理したガラス、フレーク状のガラス、
ウォラストナイト、粘土、タルク、炭素繊維、セラミッ
ク繊維、チタン酸塩繊維、核形成剤、着色剤、難燃剤、
静電防止剤、酸化防止剤、紫外線安定剤および熱安定剤
のような当業界に知られているその他の添加剤を一種以
上随意に含むことができる。
【0040】本発明の熱可塑性樹脂成形コンパウンドは
例えば、射出成形によって、そして好ましくは成形時に
一つ以上の高光沢の表面を持った部品を生産するために
一つ以上の研磨した金型表面を有する金型を使用した射
出成形によって、有用な物品に成形することができる。
本発明の組成物は、例えばミラーハウジング、ドアハン
ドル、グリルのような自動車物品並びに芝および庭園器
具、スポーツ用品、電子機器、事務機器、家庭用品およ
びパッケージ材料のような高光沢の表面を持った部品へ
の用途に特に良く適している。
【0041】実施例1および比較例C1およびC2 実施例1の組成物を以下に開示したようにした製造し
た。グリシジルエステル耐衝撃性改良剤/ポリカーボネ
ート樹脂のブレンドを、エチレン67wt%、メチルメ
タクリレート25wt%およびグリシジルメタクリレー
ト8wt%の公称組成を有するグリシジルアクリレート
耐衝撃性改良剤(Elf Atochem のLOTADER(登録
商標)AX8900耐衝撃性改良剤)20pbwを、ポ
リカーボネート樹脂ブレンド(それぞれGeneral Electr
ic Companyから市販されたLEXAN(登録商標)12
0樹脂22pbwおよびLEXAN(登録商標)105
樹脂58pbw)80pbwと、単軸スクリュー押出機
内で250−300℃で溶融配合して製造した。
【0042】耐衝撃性改良熱可塑性樹脂ブレンドは次い
で、上記のグリシジルエステル耐衝撃性改良剤/ポリカ
ーボネート樹脂ブレンドの粒子10pbwを、ポリブチ
レンテレフタレート樹脂(General Electric Companyか
ら市販されたVALOX(登録商標)315ポリブチレ
ンテレフタレート樹脂)の粒子30pbw、LEXAN
(登録商標)120ポリカーボネート樹脂30pbwお
よびLEXAN(登録商標)125ポリカーボネート樹
脂30pbwと、250−300℃で作動する二軸スク
リュー同方向回転押出機内で溶融配合しそして混合物を
押し出すことにより製造した。
【0043】上記に掲示した成分に加えて、上述した溶
融配合工程の第二の工程の間に実施例1の耐衝撃性改良
熱可塑性樹脂組成物に以下の添加剤を加えた。LEXA
N(登録商標)120およびLEXAN(登録商標)1
05ポリカーボネート樹脂の50/50ブレンド80w
t%とカーボンブラック20wt%とから成るカーボン
ブラックブレンド2pbw、立体障害フェノール抗酸化
剤(Ciba-GeigyのIRGANOX(登録商標)107
6)0.2pbw、アリールホスファイト(Ciba-Geigy
のIRGAFOS(登録商標)168)0.2pbw、
UV安定剤(ベンゾトリアゾール)0.54pbwおよ
びモノ亜鉛燐酸塩二水和物酸性塩0.1pbw。
【0044】比較例C1の組成物は上記の実施例1に示
した材料を実施例1に示したと同じ相対量にて組み合わ
せて製造したが、但しグリシジルエステル耐衝撃性改良
剤をポリカーボネート樹脂と予め配合する代わりに、グ
リシジルエステル耐衝撃性改良剤、ポリカーボネート樹
脂およびポリエステル樹脂を押出機の供給スロートに同
時に供給した。
【0045】比較例C2の組成物は実施例1の組成物に
対して開示したと同じ材料を同じ相対量で含むが、しか
し比較例C2ではグリシジルエステル耐衝撃性改良剤を
PBT樹脂と予め配合してグリシジルエステル耐衝撃性
改良剤/PBT樹脂のブレンドを形成し、このブレンド
を次いで押出機中でポリカーボネート樹脂と溶融配合し
て耐衝撃性改良熱可塑性樹脂ブレンドを形成した。
【0046】実施例1および比較例C1およびC2の組
成物の各々に対して溶融粘度、室温ノッチ付きアイゾッ
ト衝撃強さ(ASTM D256)および破断時引張伸
び(ASTM D638)を測定した。溶融粘度を測定
するための試料を150℃で1時間乾燥し次いで試料
(試料サイズ略10g)の各々を266℃で4900グ
ラムの荷重下にて0.0825インチ直径のオリフィス
を通して5分の滞留時間にわたり押し出すことにより溶
融粘度を測定した。
【0047】実施例1および比較例C1およびC2の組
成物を以下に開示した条件下で射出成形して試料の小板
を形成した。成形に先立ち、全ての成形用材料を強制空
気対流オーブン内で125℃で3−4時間乾燥した。小
板の成形工具は5インチ×6インチ×0.125インチ
の大きさでダブル−ゲートにされており、タブゲートは
金型の長い側面の一つの上にそれぞれ金型の各コーナー
の一つから略1インチ離して位置づけられている。
「B」金型半部上に高度に磨いたクロム処理した平坦な
プレートを使用した。
【0048】この成形工具を80トンのVan Dor
n射出成形機内に取り付けそして次いで成形機を以下の
条件で作動させた。即ち、バレル上では500°F(後
部/中央/前部/ノズル)のフラットなプロフィールお
よび金型半部上では150°Fを使用した。第一段では
1500ポンド/平方インチゲージ(psig)の射出圧力
を使用し、第二段では500psigを使用し、そして50
−75psigの背圧を使用した。押出速度は100−12
5回転/分(rpm)であり、ショットサイズは略4.
625インチ、クッションは0.125−0.250イ
ンチ、10秒の射出時間にわたり遅い射出速度とし、第
一段から第二段への移行部を略0.5インチとし、閉金
型時間を17秒とし、全サイクル時間を29秒とした。
【0049】金型の高度に磨かれた「B」面に接触して
成形された試料小板の表面の表面外観を目視的に検査
(拡大することなく、目で検査)してピットおよび縞の
発生を検出した。試験結果、即ち、ポイズで表した溶融
粘度(MV266℃:ポイズ)、フート−ポンドで表し
た室温ノッチ付きアイゾット衝撃強さ(NII:ft-lb/
in)、%で表した破断時引張伸び(TE:%)および目
視検査による成形小板の表面外観を実施例1および比較
例C1およびC2の組成物の各々に対して以下の表1に
示した。
【0050】 表1 実施例1 比較例C1 比較例C2 MV(266℃、ポイズ) 11687 9788 10991 NII(ft-lb/in) 14.6 15.2 16.4 TE(%) 132 153 103 表面外観 ピットも縞 ピット発生 縞発生 も発生せず実施例2および比較例C3 実施例2および比較例C3の組成物を実施例1および比
較例C2に対して上記に開示したのと同様な方法で製造
したが、但し実施例2のポリエステル樹脂としてポリエ
チレンテレフタレート樹脂(E.I. DuPont de Nemoursか
らのCRYSTAR(登録商標)3948)を使用しそ
して比較例C3ではグリシジルエステル耐衝撃性改良剤
20pbwおよびポリエチレンテレフタレート樹脂80
pbwのブレンドを使用した。
【0051】以下の表2に組成物のそれぞれに使用した
ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂/グリシジルエステル耐衝撃性改良剤ブレン
ドおよびポリエステル樹脂/グリシジルエステル耐衝撃
性改良剤ブレンドの相対量を示した。更に、組成物のそ
れぞれにはカーボンブラック25wt%およびポリカー
ボネート樹脂75wt%からなるカーボンブラック/樹
脂ブレンド2.4pbwおよびモノ亜鉛燐酸塩安定剤
0.1pbwが含まれている。
【0052】組成物の各々の小板を上記実施例1に開示
したと同様の方法で成形したが、但し(i)射出工程の
間に金型バレルにわたり530°Fのフラットな温度プ
ロフィールを使用しそして(ii)成形部品中に存在する
表面欠陥の外観を誇大にして示すため金型キャビティを
不完全に、即ち完全充填のほぼ75%まで充填させた。
実施例1の方法により、即ち金型を完全に充填した方法
により成形した部品における表面の欠陥のあるものは表
面が「プレスアウト」されてしまうために検出すること
が難しいことがある。この金型キャビティを不完全に充
填する技術を使用すると部品の表面にある縞、ピットお
よびその他の表面欠陥を見つけることがより容易となっ
た。試料小板の表面を目視検査(拡大せずに、目で検
査)しそして表面のそれぞれの外観を以下の表2に示し
た。
【0053】 表2 例 比較例3 実施例2 PET(pbw) 4.65 44.64 PC(pbw) 42.85 2.85 80PC/20GMA ブレンド(pbw) 0 50 80PET/20GMA ブレンド(pbw) 50 0 表面外観 へこみ傷/ゲル 平滑な表面 脚注:PETはE.I. DuPont de NemoursからのCRYSTAR(登録商標)3 948ポリエチレンテレフタレート樹脂。
【0054】PCはGeneral Electric CompanyからのL
EXAN(登録商標)145ポリカーボネート樹脂。G
MAはElf Atochem からのLOTADER(登録商標)
AX8900耐衝撃性改良剤。本発明の方法により製造
された耐衝撃性改良熱可塑性樹脂組成物から成形された
物品は高い衝撃抵抗および改善された表面外観を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・ジョウセフ・ハンズ アメリカ合衆国、インディアナ州、マウン ト・バーノン、オーリオウル・サークル、 1235番 (72)発明者 ジョウセフ・マリア・ヘンリー・ジャンセ ン オランダ、バーゲン・オーピー・ズーム、 4617エムシー、ジードランド、6番 (72)発明者 マシュー・ロバート・ピクストン アメリカ合衆国、インディアナ州、マウン ト・バーノン、ウェスト・リッジ・ドライ ブ、2311番 (72)発明者 ウッディ・ダニエル・モーディケイアイ アメリカ合衆国、インディアナ州、マウン ト・バーノン、グレンウッド・ドライブ、 8511番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリシジルエステル耐衝撃性改良剤をポ
    リカーボネート樹脂と組み合わせてグリシジルエステル
    耐衝撃性改良剤/ポリカーボネート樹脂のブレンドを形
    成し、このグリシジルエステル耐衝撃性改良剤/ポリカ
    ーボネート樹脂のブレンドをポリエステル樹脂と組み合
    わせて耐衝撃性を改良された熱可塑性樹脂組成物を生成
    することからなる、耐衝撃性改良熱可塑性樹脂組成物を
    製造する方法。
  2. 【請求項2】 ポリカーボネート樹脂がビスフェノール
    Aポリカーボネート樹脂を含む請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 ポリカーボネート樹脂が2種以上のポリ
    カーボネート樹脂のブレンドである請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 グリシジルエステル耐衝撃性改良剤が構
    造式 【化1】 (式中、R1 はH、アルキルまたはアリールであり、R
    2 、R3 およびR5 はそれぞれ独自にHまたは(C1
    6)アルキルであり、R4 およびR6 はそれぞれ独自
    にアルキルまたはアリールであり、a+b+c+d=1
    00であり、aは50−99.5であり、bは0.5−
    25であり、cは0−50であり、そしてdは0−50
    である)を有するランダム共重合体である請求項1記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 R1 はHであり、R2 およびR3 はそれ
    ぞれ独自にHまたはメチルであり、R4 はそれぞれ独自
    に(C1−C4)アルキルであり、aは45−75であ
    り、bは5−15であり、cは20−40であり、そし
    てdは0である請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 ポリエステル樹脂がポリ(エチレンテレ
    フタレート)樹脂およびポリ(ブチレンテレフタレー
    ト)樹脂から選ばれた1種またはそれ以上の樹脂を含む
    請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 グリシジルエステル耐衝撃性改良剤をポ
    リカーボネート樹脂の第一の部分と組み合わせてグリシ
    ジルエステル耐衝撃性改良剤/ポリカーボネート樹脂の
    ブレンドを形成し、このグリシジルエステル耐衝撃性改
    良剤/ポリカーボネート樹脂のブレンドをポリエステル
    樹脂およびポリカーボネート樹脂の第二の部分と組み合
    わせて耐衝撃性を改良された熱可塑性樹脂組成物を生成
    する請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 グリシジルエステル耐衝撃性改良剤/ポ
    リカーボネート樹脂のブレンドがこのグリシジルエステ
    ル耐衝撃性改良剤/ポリカーボネート樹脂のブレンドの
    100重量部に基づいてそれぞれ50−95重量部のポ
    リカーボネート樹脂および5−50重量部のグリシジル
    エステル耐衝撃性改良剤を含んでいる請求項1記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 耐衝撃性改良熱可塑性樹脂組成物がこの
    樹脂組成物の100重量部に基づいてそれぞれ10−9
    0重量部の熱可塑性ポリエステル樹脂、10−90重量
    部のポリカーボネート樹脂および0.5−20重量部の
    グリシジルエステル耐衝撃性改良剤を含んでいる請求項
    1記載の方法。
  10. 【請求項10】 請求項1の方法によって製造された耐
    衝撃性改良熱可塑性樹脂組成物。
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