JPH1036748A - 色鉛筆芯 - Google Patents
色鉛筆芯Info
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- JPH1036748A JPH1036748A JP21602696A JP21602696A JPH1036748A JP H1036748 A JPH1036748 A JP H1036748A JP 21602696 A JP21602696 A JP 21602696A JP 21602696 A JP21602696 A JP 21602696A JP H1036748 A JPH1036748 A JP H1036748A
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- lysine
- lauroyl
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 強度、発色性、書き味を更に向上した色鉛筆
芯を提供する。 【解決手段】 結合材と、少なくともその一部として繊
維状補強材とN−ラウロイル−L−リジンを用いた体質
材と、滑材と、少なくともその一部としてジステアリル
ケトンを用いたとワックスと、着色材とを少なくとも使
用する非焼成タイプの色鉛筆芯であって、前記繊維状補
強材を揮発溶剤分を除く全量に対し27〜37重量%、
N−ラウロイル−L−リジンを揮発溶剤分を除く全量に
対し5〜15重量%、ジステアリルケトンを揮発溶剤分
を除く全量に対し2〜5重量%使用してなる色鉛筆芯。
芯を提供する。 【解決手段】 結合材と、少なくともその一部として繊
維状補強材とN−ラウロイル−L−リジンを用いた体質
材と、滑材と、少なくともその一部としてジステアリル
ケトンを用いたとワックスと、着色材とを少なくとも使
用する非焼成タイプの色鉛筆芯であって、前記繊維状補
強材を揮発溶剤分を除く全量に対し27〜37重量%、
N−ラウロイル−L−リジンを揮発溶剤分を除く全量に
対し5〜15重量%、ジステアリルケトンを揮発溶剤分
を除く全量に対し2〜5重量%使用してなる色鉛筆芯。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲げ強さがあり、
発色性、書き味に優れた、特に直径1mm以下のシャ−
プペンシル用芯として好適な非焼成タイプの色鉛筆芯に
関するものである。
発色性、書き味に優れた、特に直径1mm以下のシャ−
プペンシル用芯として好適な非焼成タイプの色鉛筆芯に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、非焼成タイプの色鉛筆芯は、結合
材、着色材、体質材、滑材、ワックス、その他必要に応
じて使用される可塑材などを配合し、混練、成形し、必
要に応じて乾燥などを施して製造されている。ところ
で、色鉛筆芯に要求される特性は、強度、発色性(濃
度)、書き味であり、これら要求特性に対し、以下に示
すように従来より種々のアプロ−チがなされている。 特公昭62−3189号(チタン酸カリウムの繊維状
物を添加)、特公昭5−19588号(塩基性硫酸マグ
ネシウムの繊維状物を添加)特公昭62−25195号
(石膏ウィスカ−を添加)においては、繊維状物を添加
することにより強度が向上できることが開示されてい
る。 特公平5−19589号(本出願に基づく発明)にお
いては、体質材の少なくとも一部として繊維状物を用
い、滑材の少なくとも一部としてジステアリルケトンを
用いることにより、強度と書き味が向上できることが開
示されている。 特開平8−120208号(本出願に基づく発明)に
おいては、体質材としてN−ラウロイル−L−リジンを
用いることにより、強度、発色性、書き味が向上でき、
且つ、消しゴム消去性に優れた色鉛筆芯が得られること
が開示されている。
材、着色材、体質材、滑材、ワックス、その他必要に応
じて使用される可塑材などを配合し、混練、成形し、必
要に応じて乾燥などを施して製造されている。ところ
で、色鉛筆芯に要求される特性は、強度、発色性(濃
度)、書き味であり、これら要求特性に対し、以下に示
すように従来より種々のアプロ−チがなされている。 特公昭62−3189号(チタン酸カリウムの繊維状
物を添加)、特公昭5−19588号(塩基性硫酸マグ
ネシウムの繊維状物を添加)特公昭62−25195号
(石膏ウィスカ−を添加)においては、繊維状物を添加
することにより強度が向上できることが開示されてい
る。 特公平5−19589号(本出願に基づく発明)にお
いては、体質材の少なくとも一部として繊維状物を用
い、滑材の少なくとも一部としてジステアリルケトンを
用いることにより、強度と書き味が向上できることが開
示されている。 特開平8−120208号(本出願に基づく発明)に
おいては、体質材としてN−ラウロイル−L−リジンを
用いることにより、強度、発色性、書き味が向上でき、
且つ、消しゴム消去性に優れた色鉛筆芯が得られること
が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記においては、発
色性と書き味において問題があり、前記においては、
強度と書き味は向上し、発色性も多少向上するものの、
特に、発色性において更なる向上が望まれており、前記
においては、色鉛筆芯の要求特性である強度、発色
性、書き味のすべてを向上させることができるものの、
強度、発色性、書き味の向上は、色鉛筆芯に求められる
永遠の課題であり、更なる品質向上が望まれていた。
色性と書き味において問題があり、前記においては、
強度と書き味は向上し、発色性も多少向上するものの、
特に、発色性において更なる向上が望まれており、前記
においては、色鉛筆芯の要求特性である強度、発色
性、書き味のすべてを向上させることができるものの、
強度、発色性、書き味の向上は、色鉛筆芯に求められる
永遠の課題であり、更なる品質向上が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の目的
は、強度、発色性、書き味を更に向上した色鉛筆芯を提
供することを目的とするもので、基本的には、従来公知
の繊維状補強材とN−ラウロイル−L−リジンとジステ
アリルケトンを単に使用したのみでは、更なる強度、発
色性、書き味の向上ははなかなか困難であるとの考えに
基づき種々実験を重ねた結果、繊維状補強材とN−ラウ
ロイル−L−リジンとジステアリルケトンを特定量配合
することにより、目的を達することができることを見い
出し本発明を完成したものであって、結合材と、少なく
ともその一部として繊維状補強材とN−ラウロイル−L
−リジンを用いた体質材と、滑材と、少なくともその一
部としてジステアリルケトンを用いたとワックスと、着
色材とを少なくとも使用する非焼成タイプの色鉛筆芯で
あって、前記繊維状補強材を揮発溶剤分を除く全量に対
し27〜37重量%、N−ラウロイル−L−リジンを揮
発溶剤分を除く全量に対し5〜15重量%、ジステアリ
ルケトンを揮発溶剤分を除く全量に対し2〜5重量%使
用してなる色鉛筆芯をその要旨とするものである。
は、強度、発色性、書き味を更に向上した色鉛筆芯を提
供することを目的とするもので、基本的には、従来公知
の繊維状補強材とN−ラウロイル−L−リジンとジステ
アリルケトンを単に使用したのみでは、更なる強度、発
色性、書き味の向上ははなかなか困難であるとの考えに
基づき種々実験を重ねた結果、繊維状補強材とN−ラウ
ロイル−L−リジンとジステアリルケトンを特定量配合
することにより、目的を達することができることを見い
出し本発明を完成したものであって、結合材と、少なく
ともその一部として繊維状補強材とN−ラウロイル−L
−リジンを用いた体質材と、滑材と、少なくともその一
部としてジステアリルケトンを用いたとワックスと、着
色材とを少なくとも使用する非焼成タイプの色鉛筆芯で
あって、前記繊維状補強材を揮発溶剤分を除く全量に対
し27〜37重量%、N−ラウロイル−L−リジンを揮
発溶剤分を除く全量に対し5〜15重量%、ジステアリ
ルケトンを揮発溶剤分を除く全量に対し2〜5重量%使
用してなる色鉛筆芯をその要旨とするものである。
【0005】本発明で使用される結合材としては、合
成、天然樹脂の別なく使用することができる。例えばカ
ルボキシメチルセルロ−ス、ニトロセルロ−ス、酢酸セ
ルロ−ス、硝酸セルロ−スなどのセルロ−ス誘導体、ポ
リメタクリル酸メチル、ポリビニルアルコ−ル、ポリビ
ニルブチラ−ル、ポリエチレン、エポキシ樹脂、ポリ塩
化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリスチ
レン、アクリル−スチレン共重合物、アクリル−スチレ
ン−ブタジエン共重合物、トラガントゴム、アラビアガ
ム、グア−ガム等が挙げられる。その使用量は、揮発溶
剤分を除く全量に対して20〜30重量%である。結合
材が20重量%未満であると、使用する結合材の種類に
よっても異なるが、全量に占める結合材の比率が下が
り、色鉛筆芯、特に細径のシャ−プペシル用色鉛筆芯と
しての実用強度が得られないことがあり、30重量%を
超えると、強度を得ることはできるが筆記線が薄くなる
ことがあるからである。
成、天然樹脂の別なく使用することができる。例えばカ
ルボキシメチルセルロ−ス、ニトロセルロ−ス、酢酸セ
ルロ−ス、硝酸セルロ−スなどのセルロ−ス誘導体、ポ
リメタクリル酸メチル、ポリビニルアルコ−ル、ポリビ
ニルブチラ−ル、ポリエチレン、エポキシ樹脂、ポリ塩
化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリスチ
レン、アクリル−スチレン共重合物、アクリル−スチレ
ン−ブタジエン共重合物、トラガントゴム、アラビアガ
ム、グア−ガム等が挙げられる。その使用量は、揮発溶
剤分を除く全量に対して20〜30重量%である。結合
材が20重量%未満であると、使用する結合材の種類に
よっても異なるが、全量に占める結合材の比率が下が
り、色鉛筆芯、特に細径のシャ−プペシル用色鉛筆芯と
しての実用強度が得られないことがあり、30重量%を
超えると、強度を得ることはできるが筆記線が薄くなる
ことがあるからである。
【0006】体質材としては、繊維状補強材とN−ラウ
ロイル−L−リジンが使用される。繊維状補強材として
は、従来公知のものを使用することができる。例えば、
チタン酸カリウムの繊維状物、塩基性硫酸マグネシウム
の繊維状物、二酸化チタン繊維状物、炭化珪素繊維状
物、窒化珪素繊維状物、ホウ酸アルミニウム繊維状物な
どが挙げられる。その使用量は、揮発溶剤分を除く全量
に対して27〜37重量%である。その理由は、使用量
が27重量%未満の場合には、補強材としての効果が発
揮できず、強度不足となり、37量%を超えた場合に
は、強度を得ることはできるが、繊維状補強材の繊維が
紙面上の紙の凸部に引っかかる傾向が強くなり、書き味
や発色性が悪くなるからである。
ロイル−L−リジンが使用される。繊維状補強材として
は、従来公知のものを使用することができる。例えば、
チタン酸カリウムの繊維状物、塩基性硫酸マグネシウム
の繊維状物、二酸化チタン繊維状物、炭化珪素繊維状
物、窒化珪素繊維状物、ホウ酸アルミニウム繊維状物な
どが挙げられる。その使用量は、揮発溶剤分を除く全量
に対して27〜37重量%である。その理由は、使用量
が27重量%未満の場合には、補強材としての効果が発
揮できず、強度不足となり、37量%を超えた場合に
は、強度を得ることはできるが、繊維状補強材の繊維が
紙面上の紙の凸部に引っかかる傾向が強くなり、書き味
や発色性が悪くなるからである。
【0007】又、N−ラウロイル−L−リジンは、天然
アミノ酸のLリジンとラウリン酸より得られ、平均粒径
が10〜20μm(電子顕微鏡法)、分解温度が230
℃で、強酸、強アルカリ以外の有機溶剤に殆ど不溶で吸
湿性がなく、安定な白色粉末であり、更に、N−ラウロ
イル−L−リジンは、板状結晶体で、へき開性(せん断
により各層が剥離する性質)を有し、その摩擦係数もタ
ルクやマイカと比較して格段に低く、非常に潤滑性が高
く柔らかな有機物質で、タルクやマイカや炭酸カルシウ
ムなどの従来公知の無機体質材の代わりとして使用する
ものであり、その使用量は、揮発溶剤分を除く全量に対
して5〜15重量%である。その理由は、使用量が5重
量%未満の場合には、直径が1mm以下のように細径の
色鉛筆芯で使用される結合材の賦形効果を妨げないこと
から、強度は向上するが、滑材やワックス等との摩耗促
進効果が低下し、発色性や書き味が悪くなり、15重量
%を超えた場合には、逆に滑材やワックスとの摩耗促進
効果が高められ、発色性や書き味は向上するが、結合材
の賦形効果が弱められ強度が低下してしまうからであ
る。尚、体質材としては、繊維状補強材とN−ラウロイ
ル−L−リジンのみを使用した方が、色芯の曲げ強さを
有し、書き味及び発色性の優れた色鉛筆芯を得ることが
できるが、タルクやマイカ、炭酸カルシウム等の従来公
知の体質材で、特にN−ラウロイル−L−リジンの潤滑
性を損ねない程度の使用量での併用は可能である。
アミノ酸のLリジンとラウリン酸より得られ、平均粒径
が10〜20μm(電子顕微鏡法)、分解温度が230
℃で、強酸、強アルカリ以外の有機溶剤に殆ど不溶で吸
湿性がなく、安定な白色粉末であり、更に、N−ラウロ
イル−L−リジンは、板状結晶体で、へき開性(せん断
により各層が剥離する性質)を有し、その摩擦係数もタ
ルクやマイカと比較して格段に低く、非常に潤滑性が高
く柔らかな有機物質で、タルクやマイカや炭酸カルシウ
ムなどの従来公知の無機体質材の代わりとして使用する
ものであり、その使用量は、揮発溶剤分を除く全量に対
して5〜15重量%である。その理由は、使用量が5重
量%未満の場合には、直径が1mm以下のように細径の
色鉛筆芯で使用される結合材の賦形効果を妨げないこと
から、強度は向上するが、滑材やワックス等との摩耗促
進効果が低下し、発色性や書き味が悪くなり、15重量
%を超えた場合には、逆に滑材やワックスとの摩耗促進
効果が高められ、発色性や書き味は向上するが、結合材
の賦形効果が弱められ強度が低下してしまうからであ
る。尚、体質材としては、繊維状補強材とN−ラウロイ
ル−L−リジンのみを使用した方が、色芯の曲げ強さを
有し、書き味及び発色性の優れた色鉛筆芯を得ることが
できるが、タルクやマイカ、炭酸カルシウム等の従来公
知の体質材で、特にN−ラウロイル−L−リジンの潤滑
性を損ねない程度の使用量での併用は可能である。
【0008】滑材は、筆記時の滑りをよくするために添
加するもので、具体的には、ステアリン酸、ステアリン
酸金属塩、各種アスパラギン酸エステル等が挙げられ
る。
加するもので、具体的には、ステアリン酸、ステアリン
酸金属塩、各種アスパラギン酸エステル等が挙げられ
る。
【0009】ワックスとしては、ジステアリルケトンと
いわれる常温で固体のケトン系のワックスを使用するも
ので、N−ラウロイル−L−リジンの粒子径より小さい
板状結晶体で、通常の分散で溶剤と共に溶解した後も塊
状冷却固化するが、小さな剪断力で剥離する性質を持
つ。このジステアリルケトンが、N−ラウロイル−L−
リジンと繊維状補強材の複合材の表面や内部に点在し、
筆記時にN−ラウロイル−L−リジンのへき開による連
続的な亀裂をワックスとしての粘着力で受け止め、色鉛
筆芯の曲げ強さを維持する。また、ジステアリルケトン
は、N−ラウロイル−L−リジンよりは弱いが、自己へ
き開性を有していることから、N−ラウロイル−L−リ
ジンと繊維状補強材との間で摩耗を促進させる効果があ
る。その使用量は、揮発溶剤分を除く全量に対し2〜5
重量%である。その理由は、使用量が2重量%未満の場
合には、N−ラウロイル−L−リジン表面に覆われた結
合材の鎖を断ち切ることができず、発色性の低い色鉛筆
芯となり、5重量%を超えた場合には、発色性は向上す
るが、これはジステアリルケトンがN−ラウロイル−L
−リジンのくさび材としての働きではなくN−ラウロイ
ル−L−リジンと繊維状補強材との複合物全体を摩耗さ
せてしまうためで、結合材の鎖を切る場所が広くなり結
果として、色芯の曲げ強さが低下するからである。尚、
ジステアリルケトンは、溶剤との相溶性も良いので、よ
り一層の効果を発現させるために、例えば予めN−ラウ
ロイル−L−リジンや繊維状補強材の表面にジステアリ
ルケトンを乾式、もしくは湿式法でコ−ト処理を施した
材料を使用することもできる。
いわれる常温で固体のケトン系のワックスを使用するも
ので、N−ラウロイル−L−リジンの粒子径より小さい
板状結晶体で、通常の分散で溶剤と共に溶解した後も塊
状冷却固化するが、小さな剪断力で剥離する性質を持
つ。このジステアリルケトンが、N−ラウロイル−L−
リジンと繊維状補強材の複合材の表面や内部に点在し、
筆記時にN−ラウロイル−L−リジンのへき開による連
続的な亀裂をワックスとしての粘着力で受け止め、色鉛
筆芯の曲げ強さを維持する。また、ジステアリルケトン
は、N−ラウロイル−L−リジンよりは弱いが、自己へ
き開性を有していることから、N−ラウロイル−L−リ
ジンと繊維状補強材との間で摩耗を促進させる効果があ
る。その使用量は、揮発溶剤分を除く全量に対し2〜5
重量%である。その理由は、使用量が2重量%未満の場
合には、N−ラウロイル−L−リジン表面に覆われた結
合材の鎖を断ち切ることができず、発色性の低い色鉛筆
芯となり、5重量%を超えた場合には、発色性は向上す
るが、これはジステアリルケトンがN−ラウロイル−L
−リジンのくさび材としての働きではなくN−ラウロイ
ル−L−リジンと繊維状補強材との複合物全体を摩耗さ
せてしまうためで、結合材の鎖を切る場所が広くなり結
果として、色芯の曲げ強さが低下するからである。尚、
ジステアリルケトンは、溶剤との相溶性も良いので、よ
り一層の効果を発現させるために、例えば予めN−ラウ
ロイル−L−リジンや繊維状補強材の表面にジステアリ
ルケトンを乾式、もしくは湿式法でコ−ト処理を施した
材料を使用することもできる。
【0010】着色材としては、各種無機、有機顔料の区
別なく使用することができる。
別なく使用することができる。
【0011】本発明の色鉛筆芯は、以上の材料の他に、
フタル酸ジアリル、リン酸トリクレジル、ポリカ−ボネ
−ト等の各種可塑剤などを適宜配合し、メチルエチルケ
トン、酢酸メチル等の有機溶剤を加え、混練、成形し、
必要に応じて乾燥などを施して製造すればよい。
フタル酸ジアリル、リン酸トリクレジル、ポリカ−ボネ
−ト等の各種可塑剤などを適宜配合し、メチルエチルケ
トン、酢酸メチル等の有機溶剤を加え、混練、成形し、
必要に応じて乾燥などを施して製造すればよい。
【0012】
【作用】強度、発色性、書き味を相対的に何故向上する
ことができるのかは、定かではないが、繊維状補強材と
N−ラウロイル−L−リジンとジステアリルケトンを特
定量用いることによって、これらが相乗的に作用し以下
の理由により向上するものと思われる。即ち、強度向上
については、繊維状補強材の配向効果が寄与し、発色性
や書き味の向上は、結合材で覆われた複合化された繊維
状補強剤とN−ラウロイル−L−リジンの自由度を向上
させるための、くさび材としてのジステアリルケトンの
役割が大きいと考えられ、恐らくジステアリルケトンが
樹脂の結合力を低下させず、N−ラウロイル−L−リジ
ンのへき開性を助けると共に、繊維状補強材の紙面への
潤滑効果を与えていることによるものと考えられる。
ことができるのかは、定かではないが、繊維状補強材と
N−ラウロイル−L−リジンとジステアリルケトンを特
定量用いることによって、これらが相乗的に作用し以下
の理由により向上するものと思われる。即ち、強度向上
については、繊維状補強材の配向効果が寄与し、発色性
や書き味の向上は、結合材で覆われた複合化された繊維
状補強剤とN−ラウロイル−L−リジンの自由度を向上
させるための、くさび材としてのジステアリルケトンの
役割が大きいと考えられ、恐らくジステアリルケトンが
樹脂の結合力を低下させず、N−ラウロイル−L−リジ
ンのへき開性を助けると共に、繊維状補強材の紙面への
潤滑効果を与えていることによるものと考えられる。
【0013】
<実施例1> ニトロセルロ−ス 24重量部 塩基性硫酸マグネシウムの繊維状物 32重量部 N−ラウロイル−L−リジン 10重量部 (味の素(株)フェイメックスL12) ステアリン酸 9重量部 ジステアリルケトン 4重量部 フタロシアニンブル− 17重量部 プロピレンカ−ボネ−ト 4重量部 メチルエチルケトン 100重量部 上記材料を3本ロ−ルで溶剤料を調整しながら混練後、
細線状に押し出し成形し乾燥機にて80℃で約8時間乾
燥して溶剤を除去し、呼び直径0.5のシャ−プペンシ
ル用青芯を得た。
細線状に押し出し成形し乾燥機にて80℃で約8時間乾
燥して溶剤を除去し、呼び直径0.5のシャ−プペンシ
ル用青芯を得た。
【0014】<実施例2〜4>実施例1において塩基性
硫酸マグネシウムの繊維状物の使用量を26、35、3
9重量部に代えた以外は全て実施例1と同様とし青芯を
得た。
硫酸マグネシウムの繊維状物の使用量を26、35、3
9重量部に代えた以外は全て実施例1と同様とし青芯を
得た。
【0015】<実施例5〜7>実施例1においてN−ラ
ウロイル−L−リジンの使用量を5、13、15重量部
に代えた以外は全て実施例1と同様とし青芯を得た。
ウロイル−L−リジンの使用量を5、13、15重量部
に代えた以外は全て実施例1と同様とし青芯を得た。
【0016】<実施例8〜10>実施例1においてジス
テアリルケトンの使用量を2、3、5重量部に代えた以
外は全て実施例1と同様とし青芯を得た。
テアリルケトンの使用量を2、3、5重量部に代えた以
外は全て実施例1と同様とし青芯を得た。
【0017】<実施例11>実施例1においてジステア
リルケトンをメチルエチルケトンの40重量部のビ−カ
中に入れ、約50℃に加熱しジステアリルケトンを溶解
させ、そこに塩基性硫酸マグネシウムの繊維状物をメチ
ルエチルケトンを気化させ、ジステアリルケトン被覆の
塩基性硫酸マグネシウムの繊維状とした以外は全て、実
施例1と同じとし青芯を得た。
リルケトンをメチルエチルケトンの40重量部のビ−カ
中に入れ、約50℃に加熱しジステアリルケトンを溶解
させ、そこに塩基性硫酸マグネシウムの繊維状物をメチ
ルエチルケトンを気化させ、ジステアリルケトン被覆の
塩基性硫酸マグネシウムの繊維状とした以外は全て、実
施例1と同じとし青芯を得た。
【0018】<比較例1、2>実施例1において塩基性
硫酸マグネシウムの繊維状物の使用量を25、40重量
部に代えた以外は全て実施例1と同様とし青芯を得た。
硫酸マグネシウムの繊維状物の使用量を25、40重量
部に代えた以外は全て実施例1と同様とし青芯を得た。
【0019】<比較例3、4>実施例1においてN−ラ
ウロイル−L−リジンの使用量4、16重量部に代えた
以外は全て実施例1と同様とし青芯を得た。
ウロイル−L−リジンの使用量4、16重量部に代えた
以外は全て実施例1と同様とし青芯を得た。
【0020】<比較例5、6>実施例1においてジステ
アリルケトンの使用量を1、6重量部に代えた以外は全
て実施例1と同様とし青芯を得た。
アリルケトンの使用量を1、6重量部に代えた以外は全
て実施例1と同様とし青芯を得た。
【0021】以上実施例1〜11、比較例1〜6各例で
得られたものについて、曲げ強さ(強度)、濃度(色
調)、動摩擦係数(書き味)を測定した結果を表1、2
に示す。尚、芯の曲げ強さは、JIS S6005の測
定方法に準じて測定し(単位はMPa)、濃度は、筆記
線の濃度を同じくJIS S6005の濃度測定(単位
はD)に従い、動摩擦係数については、動摩擦試験機を
用いて銅製の円盤状に色鉛筆芯を入れたホルダ−を垂直
にセットし、荷重400gで円盤を回転させたときの銅
板に対する色鉛筆芯の抵抗を数値化したもので、値が低
いほど書き味が良好であることを意味する。
得られたものについて、曲げ強さ(強度)、濃度(色
調)、動摩擦係数(書き味)を測定した結果を表1、2
に示す。尚、芯の曲げ強さは、JIS S6005の測
定方法に準じて測定し(単位はMPa)、濃度は、筆記
線の濃度を同じくJIS S6005の濃度測定(単位
はD)に従い、動摩擦係数については、動摩擦試験機を
用いて銅製の円盤状に色鉛筆芯を入れたホルダ−を垂直
にセットし、荷重400gで円盤を回転させたときの銅
板に対する色鉛筆芯の抵抗を数値化したもので、値が低
いほど書き味が良好であることを意味する。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【発明の効果】以上のよう本発明は、曲げ強さを有しな
がら従来色芯の書き味や発色性に優れた色鉛筆芯を提供
できる。
がら従来色芯の書き味や発色性に優れた色鉛筆芯を提供
できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 結合材と、少なくともその一部として繊
維状補強材とN−ラウロイル−L−リジンを用いた体質
材と、滑材と、少なくともその一部としてジステアリル
ケトンを用いたとワックスと、着色材とを少なくとも使
用する非焼成タイプの色鉛筆芯であって、前記繊維状補
強材を揮発溶剤分を除く全量に対し27〜37重量%、
N−ラウロイル−L−リジンを揮発溶剤分を除く全量に
対し5〜15重量%、ジステアリルケトンを揮発溶剤分
を除く全量に対し2〜5重量%使用してなる色鉛筆芯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21602696A JPH1036748A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 色鉛筆芯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21602696A JPH1036748A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 色鉛筆芯 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1036748A true JPH1036748A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16682140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21602696A Pending JPH1036748A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 色鉛筆芯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1036748A (ja) |
-
1996
- 1996-07-29 JP JP21602696A patent/JPH1036748A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041215 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050111 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051004 |