JPH1037053A - 布帛及びその製造方法 - Google Patents

布帛及びその製造方法

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JPH1037053A
JPH1037053A JP8210452A JP21045296A JPH1037053A JP H1037053 A JPH1037053 A JP H1037053A JP 8210452 A JP8210452 A JP 8210452A JP 21045296 A JP21045296 A JP 21045296A JP H1037053 A JPH1037053 A JP H1037053A
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JP
Japan
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fiber
bonded
bonded portion
tape
fabric
Prior art date
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Pending
Application number
JP8210452A
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English (en)
Inventor
Masanobu Mizoguchi
正伸 溝口
Shuji Yoshino
周二 吉野
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Japan Vilene Co Ltd
Original Assignee
Japan Vilene Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Vilene Co Ltd filed Critical Japan Vilene Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この出願発明は、継ぎ目において段差が生じ
ない布帛、特に、テープ又はシートを提供することを課
題とする。 【解決手段】 この出願発明は、繊維が結合した結合部
と、この結合部よりも面密度の低い非結合部をその結合
部の端部に有する布帛及びその製造方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この出願発明は、絶縁テー
プ、防水シート、タイヤ用補強シートなどの含浸複合材
に使用できる布帛、特にテープ又はシートおよびその製
造法に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、たとえば、屋上、ベランダなど
において防水処理する場合には、シートとシートの継ぎ
目を重ねた後、ウレタンなどを塗布して防水加工処理を
行っている。しかし、これまでのものは、たとえば、シ
ートとシートの継ぎ目にシートの厚さ分の段差が生じ平
坦にならないため、この継ぎ目から剥離しやすく、ま
た、美観を損なうなどの問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 この出願発明は、継
ぎ目において段差が生じない布帛、特に、テープ又はシ
ートを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この出願発明は、繊維
が結合した結合部と、この結合部よりも面密度の低い非
結合部をその結合部の端部に有する布帛に関するもので
あり、布帛の形状は、テープまたはシートであることが
好ましい。
【0005】また、非結合部の横断面方向における長さ
は、布帛を構成する繊維の繊維長と略同じであることが
好ましく、非結合部の面密度が結合部の面密度の略1/
2であると、シートとシートあるいはテープとテープを
重ねた場合に、結合部と略同じ面密度となり、これまで
のような布帛の厚みによる端部の段差が生じず、平坦に
することができるので、継ぎ目から剥離することもな
く、また、外観もよいので特に好ましい。なお、非結合
部を結合部の両端に有し、下記の関係を満足するものが
特に好ましい。
【0006】シート又はテープの横断面において、一方
の非結合部3の端部5(結合部と反対側の末端)から任
意の非結合部Xまでの長さをx(mm)とし、非結合部
3の長さをL(mm)とした時に、非結合部3の端部5
(結合部と反対側の末端)から任意の非結合部Xまでの
繊維量の、非結合部3の繊維量に対する比率が略x2
2であり、他方の非結合部4の長さも略Lであり、結
合部末端6から距離xまでの繊維量の、非結合部4の繊
維量に対する比率が略(2Lx−x2)/L2である。
【0007】結合部の面密度をW(g/m2)とすると、非
結合部3、4の繊維量はWL/2000である。ここ
で、非結合部3の端部5(結合部と反対側の末端)から
任意の非結合部Xまでの繊維量の非結合部3の繊維量に
対する比率はx2/L2であり、他方の非結合部4におけ
る結合部端部6から距離xまでの繊維量の非結合部4に
おける比率は、(2Lx−x2)/L2である。したがっ
て、同様の布帛の非結合部3と非結合部4とを重ねた時
の、結合部2の端部6から距離xまでの繊維量の、非結
合部3、4の繊維量に対する比率は、2x/Lである。
非結合部3、4の繊維量がWL/2000であるので、
結合部2の端部6から距離xまでの繊維量は、(WL/
2000)×2x/L=Wx/1000となる。
【0008】このように、単位長さあたりの繊維量はW
となり、重ね合わせた箇所における面密度は結合部の面
密度と略同じになるため、端部に非結合部がある同様の
布帛を使用して重ねることにより、布帛の継ぎ目におい
て段差が生じない。
【0009】
【発明の実施の形態】 この出願発明の布帛は、結合部
と非結合部を有するものであるが、結合部は水流絡合や
ニードルパンチによる絡合、バインダーによる接着、構
成繊維の融着などを単独で、又は複合して形成できる。
これらの中でも、水流で絡合すると、結合部と非結合部
とを明確に分離できるので特に好ましい。なお、非結合
部は結合部ほど強く結合していない部分で、上記のよう
な結合処理を全く行わないか、結合部よりも弱く結合処
理を行った部分である。
【0010】布帛、特に、シート又はテープを構成する
繊維としては、例えば、レーヨン繊維、ポリノジック繊
維などの再生繊維、アセテート繊維などの半合成繊維、
ナイロン繊維、ビニロン繊維、ビニリデン繊維、ポリ塩
化ビニル繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ポリ
エチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリウレタン繊維
などの合成繊維、炭素繊維などの無機繊維、綿繊維、麻
繊維などの植物繊維、羊毛、絹などの動物繊維を使用で
きるが、絡合しやすい再生繊維、半合成繊維、合成繊
維、植物繊維、動物繊維が好ましい。また、2種類以上
の樹脂成分からなる、芯鞘型、偏芯型、サイドバイサイ
ド型、海島型、多重バイメタル型、オレンジ型などの複
合繊維を使用しても良い。
【0011】シート又はテープの非結合部の横断面方向
における長さは、シート又はテープを構成する繊維の繊
維長と略同じであることが好ましいが、「横断面方向」
とは、繊維シート又は繊維テープの長さ方向に対して、
直角方向(幅方向)をいう。
【0012】繊維の長さは5〜110mm程度であるの
が好ましい。この範囲内にあれば、非結合部同士を重ね
合せるのに十分な長さである。なお、繊維長が異なる繊
維から構成される場合には、非結合部の長さは最も長い
繊維長と略同じであることが好ましい。
【0013】この出願発明の非結合部の面密度が、結合
部の面密度の略1/2である場合に、この非結合部同士
を重ね合せれば、結合部と略同じ面密度になり、継ぎ目
における段差が生じにくい。なお、この出願発明におい
て、「略」とはプラスマイナス10%を意味する。
【0014】この出願発明の布帛、特にテープまたはシ
ートの製造は、繊維ウエブを部分的に結合して、結合部
と非結合部とを形成した後、非結合部において分離する
ことにより製造することが好ましい。繊維の結合手段は
水流絡合が好ましい。たとえば、水流を噴出するノズル
プレートの一部を塞ぐと、この塞いだノズルからは水流
が噴出されないので、繊維が絡合せず、非結合部を容易
に形成できるので好ましい。
【0015】非結合部の分離は、非結合部に隣接する結
合部において、上下方向及び/又は左右方向にテンショ
ンを加えたり、さらに、非結合部に押圧などの外力を作
用させたり、あるいは、カッターによる切断を単独で、
又は複合して、非結合部において分離することが好まし
い。
【0016】この非結合部はそのままでも良いが、毛羽
立っている場合には、水、バインダー、熱などで処理す
ることにより、毛羽立ちを抑えても良い。(非結合部で
分離した後に、非結合部を水、バインダー、熱などで処
理することが好ましい。)
【0017】
【実施例】
実施例1 ポリエステル繊維(線密度0.22mg/m、繊維長3
8mm)100%をカード機により開繊して、一方向性
の繊維ウェブ(面密度60g/m2)を形成した。次い
で、この繊維ウェブを目の開きが0.147mmのネッ
ト(線径0.14mm)に載置し、直径0.13mm、
ピッチ0.6mmのノズルを有するノズルプレートか
ら、圧力1MPaの水流を噴出した後、反転し、同様の
ノズルプレートの一端から10cmごとに38mm分の
ノズルをテープで塞いだノズルプレートから、圧力7.
8MPaの水流を噴出して、長さ方向に結合部と非結合
部とを有する不織布を形成した。次いで、この不織布の
非結合部に隣接する結合部間ごとに98Nの力を左右方
向に加えることにより、非結合部において分離して、1
0cmの結合部と両端部に非結合部3、4(横断面方向
における長さ各々35mm)を有するテープを得た。こ
のテープの結合部における面密度は60g/m2であ
り、非結合部における面密度は29g/m2であった。
また、一方の非結合部3の端部5(結合部と反対側の末
端)から非結合部の12mmの長さまでの面密度は3.
3g/m2であり、他方の非結合部4の結合部端部6か
ら非結合部12mmの長さまでの面密度は16.5g/
2であった。このテープの非結合部3と別のテープの
非結合部4とを重ね合わせても、段差は目立たなかっ
た。
【0018】
【発明の効果】 この出願発明は、シートあるいはテー
プ等の端部である非結合部の面密度が小さいので、シー
トとシートあるいはテープとテープを重ねた場合に、こ
れまでのようなシートの厚みによる段差を防ぐことがで
きる。したがって、美しい仕上がりにすることができ、
また、段差がないので剥離することを防ぐこともでき
る。また、タイヤなどの回転体の補強シートとした場合
には、バランス良く回転できる回転体とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この出願発明のテープの平面図。
【図2】 この出願発明のテープの横断面図。
【図3】 この出願発明のテープを重ねたときの横断面
図。
【符号の説明】
1 テープ 2 結合部 3 非結合部 4 非結合部 5 非結合部端部 6 結合部端部 7 非結合部の重なり部分 L 横断面方向の長さ X 非結合部の任意の位置 x 非結合部の任意の位置までの距離

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維が結合した結合部と、この結合部よ
    りも面密度の低い非結合部をその結合部の端部に有する
    ことを特徴とする布帛。
  2. 【請求項2】 非結合部の面密度が結合部の面密度の略
    1/2であることを特徴とする請求項1に記載の布帛。
  3. 【請求項3】 布帛がテープまたはシートであることを
    特徴とする請求項1または2に記載の布帛。
  4. 【請求項4】 繊維ウエブを部分的に結合して、結合部
    と非結合部とを形成し、ついで非結合部において分離す
    ることを特徴とする布帛の製造方法。
JP8210452A 1996-07-23 1996-07-23 布帛及びその製造方法 Pending JPH1037053A (ja)

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