JPH1037240A - 建設機械の配管構造 - Google Patents
建設機械の配管構造Info
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- JPH1037240A JPH1037240A JP19895196A JP19895196A JPH1037240A JP H1037240 A JPH1037240 A JP H1037240A JP 19895196 A JP19895196 A JP 19895196A JP 19895196 A JP19895196 A JP 19895196A JP H1037240 A JPH1037240 A JP H1037240A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 第1,第2のフロント部材を連結するピン結
合部と配管との接続部のゆるみや損傷の懸念のない建設
機械の配管構造の提供。 【解決手段】 ピン結合部が、アッパーブーム5の張出
し部5a,5abにボルト17,18を介して固定した
筒体16と、ロアブーム4の張出し部4aにボルト15
を介して固定され、筒体16内に相対的回動可能に挿入
される縦ピン6とから成り、ロアブーム4の上面に延
設、固定されるホース12を、縦ピン6の第1の油路6
cの第1の開口部6dに接続し、アッパーブーム5の側
面に延設、固定されるホース13を、筒体16の外周面
の第2の油路16aの第2の開口部16bに接続し、し
かも、縦ピン6の第1の油路6cと、筒体16の第2の
油路16aとを常時連通させるように形成した。
合部と配管との接続部のゆるみや損傷の懸念のない建設
機械の配管構造の提供。 【解決手段】 ピン結合部が、アッパーブーム5の張出
し部5a,5abにボルト17,18を介して固定した
筒体16と、ロアブーム4の張出し部4aにボルト15
を介して固定され、筒体16内に相対的回動可能に挿入
される縦ピン6とから成り、ロアブーム4の上面に延
設、固定されるホース12を、縦ピン6の第1の油路6
cの第1の開口部6dに接続し、アッパーブーム5の側
面に延設、固定されるホース13を、筒体16の外周面
の第2の油路16aの第2の開口部16bに接続し、し
かも、縦ピン6の第1の油路6cと、筒体16の第2の
油路16aとを常時連通させるように形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
建設機械の配管構造に係り、特にピン結合部においてフ
ロント部材に沿って延設される配管を接続させるように
した配管構造に関する。
建設機械の配管構造に係り、特にピン結合部においてフ
ロント部材に沿って延設される配管を接続させるように
した配管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の建設機械の配管構造とし
ては、例えば特開平6−220879号公報に記載のも
のがある。以下、この従来技術について図5を用いて説
明する。
ては、例えば特開平6−220879号公報に記載のも
のがある。以下、この従来技術について図5を用いて説
明する。
【0003】この図5に示す配管構造は、油圧ショベル
等の建設機械に備えられもので、第1のフロント部材の
一部を形成する部材30と、第2のフロント部材の一部
を形成する部材31とを、部材30に固定したサポート
ピン32を介して連結させるようにしてある。このサポ
ートピン32の内部には、ロータリジョイント33がサ
ポートピン32に対して相対的回動可能に収納されてい
る。ロータリジョイント33は、円筒部35と、この円
筒部35内に一部が挿入され、円筒部35との間で相対
的回動可能な円柱部34とを含んでいる。
等の建設機械に備えられもので、第1のフロント部材の
一部を形成する部材30と、第2のフロント部材の一部
を形成する部材31とを、部材30に固定したサポート
ピン32を介して連結させるようにしてある。このサポ
ートピン32の内部には、ロータリジョイント33がサ
ポートピン32に対して相対的回動可能に収納されてい
る。ロータリジョイント33は、円筒部35と、この円
筒部35内に一部が挿入され、円筒部35との間で相対
的回動可能な円柱部34とを含んでいる。
【0004】円柱部34の内部には、その軸方向に沿っ
て油路36,37が形成されている。油路36,37の
それぞれの上方部分には、円柱部34の上面に向かって
開く開口38,39が形成されている。開口38,39
のそれぞれには、部材30の上面に沿って延設、固定さ
れる第1の配管、すなわち油圧パイプ40,41がそれ
ぞれ接続されている。また、円筒部35の内部にも、そ
の軸方向に沿って油路42,43が形成されている。こ
れらの油路42,43のそれぞれは、前述した円柱部3
4の油路36,37のそれぞれに連通するように形成さ
れている。また、油路42,43の下方部分には、円筒
部35の下面に向かって開く開口44,45が形成され
ている。これらの開口44,45のそれぞれには、部材
31の下面に沿って延設、固定される第2の配管、すな
わち油圧パイプ46,47がそれぞれ接続されている。
て油路36,37が形成されている。油路36,37の
それぞれの上方部分には、円柱部34の上面に向かって
開く開口38,39が形成されている。開口38,39
のそれぞれには、部材30の上面に沿って延設、固定さ
れる第1の配管、すなわち油圧パイプ40,41がそれ
ぞれ接続されている。また、円筒部35の内部にも、そ
の軸方向に沿って油路42,43が形成されている。こ
れらの油路42,43のそれぞれは、前述した円柱部3
4の油路36,37のそれぞれに連通するように形成さ
れている。また、油路42,43の下方部分には、円筒
部35の下面に向かって開く開口44,45が形成され
ている。これらの開口44,45のそれぞれには、部材
31の下面に沿って延設、固定される第2の配管、すな
わち油圧パイプ46,47がそれぞれ接続されている。
【0005】油圧パイプ40,41を介して導かれる図
示しない油圧ポンプからの圧油は、開口38,39を経
て円柱部34の油路36,37に導かれ、さらに円筒部
35の油路42,43、開口44,45を経て油圧パイ
プ46,47に導かれ、図示しないアームシリンダやバ
ケットシリンダに供給される。
示しない油圧ポンプからの圧油は、開口38,39を経
て円柱部34の油路36,37に導かれ、さらに円筒部
35の油路42,43、開口44,45を経て油圧パイ
プ46,47に導かれ、図示しないアームシリンダやバ
ケットシリンダに供給される。
【0006】また、土砂の掘削作業等に際し、例えば上
下方向に回動するフロント部材の一部である部材30に
対して、他のフロント部材を構成する部材31が左右方
向(同図5の紙面と直交する方向)に回動すると、部材
31に固定されている油圧パイプ46,47も部材31
とともに回動し、この油圧パイプ46,47に伝えられ
る回動力によりロータリジョイント33を形成する円筒
部35が回動する。このような円筒部35の回動動作の
間、円筒部35の油路42,43と、円柱部34の油路
36,37とのそれぞれの連通が保持されるように、こ
れらの油路42,43,36,37は製作されている。
したがって、上述のような部材31の左右方向の回動動
作の間でも、油圧パイプ40,41に導かれた油圧ポン
プからの圧油をロータリジョイント33を介して油圧パ
イプ46,47側に連続的に供給でき、図示しないアー
ムシリンダやバケットシリンダが作動して、アームやバ
ケットが回動し、これにより所望の掘削作業等を実施す
ることができる。
下方向に回動するフロント部材の一部である部材30に
対して、他のフロント部材を構成する部材31が左右方
向(同図5の紙面と直交する方向)に回動すると、部材
31に固定されている油圧パイプ46,47も部材31
とともに回動し、この油圧パイプ46,47に伝えられ
る回動力によりロータリジョイント33を形成する円筒
部35が回動する。このような円筒部35の回動動作の
間、円筒部35の油路42,43と、円柱部34の油路
36,37とのそれぞれの連通が保持されるように、こ
れらの油路42,43,36,37は製作されている。
したがって、上述のような部材31の左右方向の回動動
作の間でも、油圧パイプ40,41に導かれた油圧ポン
プからの圧油をロータリジョイント33を介して油圧パ
イプ46,47側に連続的に供給でき、図示しないアー
ムシリンダやバケットシリンダが作動して、アームやバ
ケットが回動し、これにより所望の掘削作業等を実施す
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、油圧パイプ40,41を介して導かれる圧油に含ま
れるゴミや掘削した土砂の粉塵等がロータリジョイント
33を構成する円柱部34や円筒部35の外周面と、サ
ポートピン32の内周面との境界部に侵入したときな
ど、あるいは円柱部34の外周面と円筒部35の内周面
との境界部に侵入したときなど、ロータリジョイント3
3の回転が円滑におこなわれなくなることが考えられ
る。すなわち、従来技術では、油圧パイプ40,41を
介して円柱部34に回動力が伝えられ、あるいは油圧パ
イプ46,47を介して円筒部35に回動力が伝えられ
るが、油圧パイプ40,41は部材30と一体に動くも
のの円柱部34が動かなくなったり、あるいは油圧パイ
プ46,47は部材31と一体に動くものの円筒部35
が動かなくなったりする事態を生じる懸念がある。この
ような事態を生じたときには、油圧パイプ40,41と
円柱部34とを接続するロックナット部分とか、そのロ
ックナットに接続される油圧パイプ40,41部分に、
あるいは油圧パイプ46,47と円筒部35とを接続す
るロックナット部分とか、そのロックナットに接続され
る油圧パイプ46,47部分に、ゆるみや損傷を生じや
すく、また、このようなゆるみや損傷に伴って油漏れや
油の流通の不調等の不具合を生じることになる。
は、油圧パイプ40,41を介して導かれる圧油に含ま
れるゴミや掘削した土砂の粉塵等がロータリジョイント
33を構成する円柱部34や円筒部35の外周面と、サ
ポートピン32の内周面との境界部に侵入したときな
ど、あるいは円柱部34の外周面と円筒部35の内周面
との境界部に侵入したときなど、ロータリジョイント3
3の回転が円滑におこなわれなくなることが考えられ
る。すなわち、従来技術では、油圧パイプ40,41を
介して円柱部34に回動力が伝えられ、あるいは油圧パ
イプ46,47を介して円筒部35に回動力が伝えられ
るが、油圧パイプ40,41は部材30と一体に動くも
のの円柱部34が動かなくなったり、あるいは油圧パイ
プ46,47は部材31と一体に動くものの円筒部35
が動かなくなったりする事態を生じる懸念がある。この
ような事態を生じたときには、油圧パイプ40,41と
円柱部34とを接続するロックナット部分とか、そのロ
ックナットに接続される油圧パイプ40,41部分に、
あるいは油圧パイプ46,47と円筒部35とを接続す
るロックナット部分とか、そのロックナットに接続され
る油圧パイプ46,47部分に、ゆるみや損傷を生じや
すく、また、このようなゆるみや損傷に伴って油漏れや
油の流通の不調等の不具合を生じることになる。
【0008】また、上述した従来技術では、ロータリジ
ョイント33を構成する円筒部35の下端に油圧パイプ
46,47を接続してあることから、特にこのピン結合
部付近ではフロント部材の下側に配管が設置されること
になり、例えば当該建設機械が油圧ショベルである場合
など、バケットの刃先等がそのフロント部材の下側に設
置される配管に接触しないようにバケットの巻き込み形
態を考慮する必要があり、掘削作業等の作業姿勢や、当
該油圧ショベルの作業休止時の姿勢などに制約を受けや
すい。
ョイント33を構成する円筒部35の下端に油圧パイプ
46,47を接続してあることから、特にこのピン結合
部付近ではフロント部材の下側に配管が設置されること
になり、例えば当該建設機械が油圧ショベルである場合
など、バケットの刃先等がそのフロント部材の下側に設
置される配管に接触しないようにバケットの巻き込み形
態を考慮する必要があり、掘削作業等の作業姿勢や、当
該油圧ショベルの作業休止時の姿勢などに制約を受けや
すい。
【0009】本発明は、上記した従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、第1のフ
ロント部材と第2のフロント部材とを連結するピン結合
部に侵入したゴミ等に起因する配管とピン結合部との接
続部のゆるみや損傷の懸念のない建設機械の配管構造を
提供することにある。
に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、第1のフ
ロント部材と第2のフロント部材とを連結するピン結合
部に侵入したゴミ等に起因する配管とピン結合部との接
続部のゆるみや損傷の懸念のない建設機械の配管構造を
提供することにある。
【0010】また、本発明の第2の目的は、上述したピ
ン結合部の下側における配管の設置を避け、しかも第1
のフロント部材側に配置される第1の配管と、第2のフ
ロント部材側に配置される第2の配管との間の油の流通
を常時円滑におこなわせることができる建設機械の配管
構造を提供することにある。
ン結合部の下側における配管の設置を避け、しかも第1
のフロント部材側に配置される第1の配管と、第2のフ
ロント部材側に配置される第2の配管との間の油の流通
を常時円滑におこなわせることができる建設機械の配管
構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】これらの第1の目的、第
2の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る発
明は、第1の配管が延設、固定される第1のフロント部
材に、ピン結合部を介して、第2の配管が延設、固定さ
れる第2のフロント部材を左右方向の回動可能に連結す
るとともに、上記第1の配管と上記第2の配管とを上記
ピン結合部に形成した油路を介して連通させるようにし
た建設機械の配管構造において、上記ピン結合部が、上
記第2のフロント部材に固定され、上記左右方向と直交
する方向に延設される筒体と、上記第1のフロント部材
に固定され、上記筒体の柱状穴に挿入され、該柱状穴の
周方向に沿って相対的に回動可能な縦ピンとを備え、上
記縦ピンの内部に、当該縦ピンの上面に開口する第1の
開口部を有する第1の油路を形成し、上記筒体の上記柱
状穴を形成する内周面に、上記第1の油路に連通し、当
該筒体の外周側面に開口する第2の開口部を有する第2
の油路を形成し、上記第1の配管を上記第1の開口部に
接続するとともに、上記第2の配管を上記第2の開口部
に接続した構成にしてある。
2の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る発
明は、第1の配管が延設、固定される第1のフロント部
材に、ピン結合部を介して、第2の配管が延設、固定さ
れる第2のフロント部材を左右方向の回動可能に連結す
るとともに、上記第1の配管と上記第2の配管とを上記
ピン結合部に形成した油路を介して連通させるようにし
た建設機械の配管構造において、上記ピン結合部が、上
記第2のフロント部材に固定され、上記左右方向と直交
する方向に延設される筒体と、上記第1のフロント部材
に固定され、上記筒体の柱状穴に挿入され、該柱状穴の
周方向に沿って相対的に回動可能な縦ピンとを備え、上
記縦ピンの内部に、当該縦ピンの上面に開口する第1の
開口部を有する第1の油路を形成し、上記筒体の上記柱
状穴を形成する内周面に、上記第1の油路に連通し、当
該筒体の外周側面に開口する第2の開口部を有する第2
の油路を形成し、上記第1の配管を上記第1の開口部に
接続するとともに、上記第2の配管を上記第2の開口部
に接続した構成にしてある。
【0012】このように構成した本発明の請求項1に係
る発明では、ピン結合部を構成する縦ピンが第1のフロ
ント部材に固定され、この縦ピンに接続される第1の配
管も第1のフロント部材に固定されることから、第1の
フロント部材が動作する間、第1の配管と縦ピンとは常
に第1のフロント部材に対しては静止状態に保たれ、こ
れにより縦ピンと第1の配管との接続部分に回動力が伝
えられることがない。すなわち、第1の配管を力の伝達
部材とすることがない。
る発明では、ピン結合部を構成する縦ピンが第1のフロ
ント部材に固定され、この縦ピンに接続される第1の配
管も第1のフロント部材に固定されることから、第1の
フロント部材が動作する間、第1の配管と縦ピンとは常
に第1のフロント部材に対しては静止状態に保たれ、こ
れにより縦ピンと第1の配管との接続部分に回動力が伝
えられることがない。すなわち、第1の配管を力の伝達
部材とすることがない。
【0013】同様に、ピン結合部を構成する筒体は第2
のフロント部材に固定され、この筒体に接続される第2
の配管も第2のフロント部材に固定されることから、第
2のフロント部材が移動する間、第2の配管と筒体とは
常に第2のフロント部材に対しては静止状態に保たれ、
これにより筒体と第2の配管との接続部分に回動力が伝
えられることがない。すなわち、第2の配管も力の伝達
部材とすることがない。
のフロント部材に固定され、この筒体に接続される第2
の配管も第2のフロント部材に固定されることから、第
2のフロント部材が移動する間、第2の配管と筒体とは
常に第2のフロント部材に対しては静止状態に保たれ、
これにより筒体と第2の配管との接続部分に回動力が伝
えられることがない。すなわち、第2の配管も力の伝達
部材とすることがない。
【0014】そして、縦ピンは第1のフロント部材と一
体構造物を形成し、この縦ピンが相対的回動可能に挿入
される筒体は第2のフロント部材と一体構造物を形成す
ることから、第1のフロント部材と第2のフロント部材
との間の相対的な回動が、そのまま縦ピンと筒体との相
対的な回動として伝えられる。すなわち、第1のフロン
ト部材あるいは第2のフロント部材の駆動と一体となっ
て、これらのフロント部材を駆動する大きな油圧力によ
って縦ピンと筒体との相対的回動が実施される。したが
って、何らかの理由により、縦ピンと筒体との間にゴミ
等が侵入したような場合でも、第1のフロント部材、第
2のフロント部材を駆動する大きな油圧力により、その
ゴミ等に影響されることなく縦ピンと筒体との相対的回
動を実施できるとともに、前述したように、第1の配管
と縦ピンとの接続部分、及び第2の配管と筒体との接続
部分に力が伝えられることがなく、これに伴ってこれら
の接続部分にゆるみや損傷を生じる懸念がない。
体構造物を形成し、この縦ピンが相対的回動可能に挿入
される筒体は第2のフロント部材と一体構造物を形成す
ることから、第1のフロント部材と第2のフロント部材
との間の相対的な回動が、そのまま縦ピンと筒体との相
対的な回動として伝えられる。すなわち、第1のフロン
ト部材あるいは第2のフロント部材の駆動と一体となっ
て、これらのフロント部材を駆動する大きな油圧力によ
って縦ピンと筒体との相対的回動が実施される。したが
って、何らかの理由により、縦ピンと筒体との間にゴミ
等が侵入したような場合でも、第1のフロント部材、第
2のフロント部材を駆動する大きな油圧力により、その
ゴミ等に影響されることなく縦ピンと筒体との相対的回
動を実施できるとともに、前述したように、第1の配管
と縦ピンとの接続部分、及び第2の配管と筒体との接続
部分に力が伝えられることがなく、これに伴ってこれら
の接続部分にゆるみや損傷を生じる懸念がない。
【0015】また、第2のフロント部材に延設、固定さ
れる第2の配管を、第2のフロント部材と一体構造物を
構成する筒体の外周側面に開口する第2の開口部に接続
し、この第2の開口部を持つ第2の油路は縦ピンに形成
される第1の油路に常時連通し、第1の油路の上部に位
置する第1の開口部に、第1のフロント部材に延設、固
定される第1の配管を接続してあることから、ピン結合
部の下側における配管の設置を避けることができ、しか
も、縦ピン側の第1の開口部、第1の油路、筒体側の第
2の油路、第2の開口部を介して、第1のフロント部材
の上面に延設、固定される第1の配管と、第2のフロン
ト部材に延設、固定される第2の配管との間の圧油の流
通を常時円滑におこなわせることができる。これにより
例えば当該建設機械が油圧ショベルである場合には、バ
ケットの刃先等が配管に接触する事態は生じることがな
く、これに伴いバケットの巻き込み形態に対する自由度
を増加させることができる。
れる第2の配管を、第2のフロント部材と一体構造物を
構成する筒体の外周側面に開口する第2の開口部に接続
し、この第2の開口部を持つ第2の油路は縦ピンに形成
される第1の油路に常時連通し、第1の油路の上部に位
置する第1の開口部に、第1のフロント部材に延設、固
定される第1の配管を接続してあることから、ピン結合
部の下側における配管の設置を避けることができ、しか
も、縦ピン側の第1の開口部、第1の油路、筒体側の第
2の油路、第2の開口部を介して、第1のフロント部材
の上面に延設、固定される第1の配管と、第2のフロン
ト部材に延設、固定される第2の配管との間の圧油の流
通を常時円滑におこなわせることができる。これにより
例えば当該建設機械が油圧ショベルである場合には、バ
ケットの刃先等が配管に接触する事態は生じることがな
く、これに伴いバケットの巻き込み形態に対する自由度
を増加させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の建設機械の配管構
造の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明
の配管構造の一実施形態が備えられる建設機械の一例と
して挙げた油圧ショベルの外観を示す側面図である。
造の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明
の配管構造の一実施形態が備えられる建設機械の一例と
して挙げた油圧ショベルの外観を示す側面図である。
【0017】図1に示す油圧ショベルは側溝掘機能を有
する油圧ショベルで、走行体1と、この走行体1上に配
置される旋回体2とを備えている。旋回体2上には運転
室3を設けてある。旋回体2には、第1のフロント部材
すなわちロアブーム4を上下方向の回動可能に連結して
ある。ロアブーム4の先端には、第2のフロント部材す
なわちアッパーブーム5を、上下方向と直交する左右方
向の回動可能に連結してある。ロアブーム4とアッパー
ブーム5とは、後述する縦ピン6を含むピン結合部を介
して連結してある。また、アッパーブーム5の先端に
は、シリンダステー7を左右方向の回動可能に連結して
ある。このシリンダステー7の先端には、アーム8を上
下方向の回動可能に連結してある。このアーム8を駆動
するアームシリンダ9は、前述したシリンダステー7に
装着させてある。アーム8の先端には、バケット10を
上下方向の回動可能に連結してある。このバケット10
を駆動するバケットシリンダ11はアーム8に装着させ
てある。前述したロアブーム4、アッパーブーム5、シ
リンダステー7、アーム8、及びバケット10によっ
て、掘削作業機すなわちフロントが構成されている。
する油圧ショベルで、走行体1と、この走行体1上に配
置される旋回体2とを備えている。旋回体2上には運転
室3を設けてある。旋回体2には、第1のフロント部材
すなわちロアブーム4を上下方向の回動可能に連結して
ある。ロアブーム4の先端には、第2のフロント部材す
なわちアッパーブーム5を、上下方向と直交する左右方
向の回動可能に連結してある。ロアブーム4とアッパー
ブーム5とは、後述する縦ピン6を含むピン結合部を介
して連結してある。また、アッパーブーム5の先端に
は、シリンダステー7を左右方向の回動可能に連結して
ある。このシリンダステー7の先端には、アーム8を上
下方向の回動可能に連結してある。このアーム8を駆動
するアームシリンダ9は、前述したシリンダステー7に
装着させてある。アーム8の先端には、バケット10を
上下方向の回動可能に連結してある。このバケット10
を駆動するバケットシリンダ11はアーム8に装着させ
てある。前述したロアブーム4、アッパーブーム5、シ
リンダステー7、アーム8、及びバケット10によっ
て、掘削作業機すなわちフロントが構成されている。
【0018】この側溝掘機能を有する油圧ショベルで
は、例えば図1に示す状態からロアブーム4を所定の高
さ位置まで上昇させ、ロアブーム4に対してアッパーブ
ーム5を左右方向のうちの所定方向、例えば運転室3か
ら見て右方向に動かし、アッパーブーム5に対してシリ
ンダステー7を例えば左方向に動かすと、シリンダステ
ー7に接続されるアーム8及びバケット10が、当該油
圧ショベルの走行体の右側方の走行方向に沿う溝の上方
位置に、あるいは溝形成予定の地盤の上方位置に配置さ
れる。この状態からアームシリンダ9、バケットシリン
ダ11を駆動すると、アーム8及びバケット10が回動
し、バケット10の刃先が地盤に食い込んで、走行体1
の走行方向に沿った所望の溝掘削作業を実施することが
できる。
は、例えば図1に示す状態からロアブーム4を所定の高
さ位置まで上昇させ、ロアブーム4に対してアッパーブ
ーム5を左右方向のうちの所定方向、例えば運転室3か
ら見て右方向に動かし、アッパーブーム5に対してシリ
ンダステー7を例えば左方向に動かすと、シリンダステ
ー7に接続されるアーム8及びバケット10が、当該油
圧ショベルの走行体の右側方の走行方向に沿う溝の上方
位置に、あるいは溝形成予定の地盤の上方位置に配置さ
れる。この状態からアームシリンダ9、バケットシリン
ダ11を駆動すると、アーム8及びバケット10が回動
し、バケット10の刃先が地盤に食い込んで、走行体1
の走行方向に沿った所望の溝掘削作業を実施することが
できる。
【0019】本発明の配管構造の一実施形態は、例えば
上述した図1の縦ピン6部分に適用されるものである。
以下、本実施形態について、図2〜図4に基づいて説明
する。図2は本発明の一実施形態を示す図で、(a)は
平面図、(b)は側面図である。図3は図2に示す一実
施形態に備えられる縦ピンを示す図で、(a)は平面
図、(b)は側面図である。図4は図2に示す一実施形
態に備えられる筒体部分を示す図で、(a)は平面図、
(b)は(a)の平面図におけるA−A断面に対応する
側面図、(c)は裏面図である。
上述した図1の縦ピン6部分に適用されるものである。
以下、本実施形態について、図2〜図4に基づいて説明
する。図2は本発明の一実施形態を示す図で、(a)は
平面図、(b)は側面図である。図3は図2に示す一実
施形態に備えられる縦ピンを示す図で、(a)は平面
図、(b)は側面図である。図4は図2に示す一実施形
態に備えられる筒体部分を示す図で、(a)は平面図、
(b)は(a)の平面図におけるA−A断面に対応する
側面図、(c)は裏面図である。
【0020】図2の(a)(b)に示すように、ロアブ
ーム4のアッパーブーム5側に位置する先端には、上下
一対の張出し部4a,4bを設けてあり、アッパーブー
ム5のロアブーム4側に位置する末端には、上下一対の
張出し部5a,5bを設けてある。張出し部4a,4b
は、それぞれ平板部から成り、張出し部5a,5bは、
それぞれ張出し部4a,4bの間に配置される平板部か
ら成っている。本実施形態の要部を構成するピン結合部
は、アッパーブーム5の張出し部5a,5b間に中心軸
が上下方向に位置するように配置されて、これらの張出
し部5a,5bに一体に固定される筒体16と、この筒
体16の柱状穴16c、張出し部5a,5bのそれぞれ
に形成した円形穴5c,5d、及び張出し部4a,4b
のそれぞれに形成した円形穴4c,4dに挿入され、柱
状穴16c及び円形穴5c,5dの周方向に沿って相対
的に回動可能に配置されるとともに、例えばロアブーム
4の張出し部4aに固定される縦ピン6、すなわち前述
した図1に示す縦ピン6とから構成されている。
ーム4のアッパーブーム5側に位置する先端には、上下
一対の張出し部4a,4bを設けてあり、アッパーブー
ム5のロアブーム4側に位置する末端には、上下一対の
張出し部5a,5bを設けてある。張出し部4a,4b
は、それぞれ平板部から成り、張出し部5a,5bは、
それぞれ張出し部4a,4bの間に配置される平板部か
ら成っている。本実施形態の要部を構成するピン結合部
は、アッパーブーム5の張出し部5a,5b間に中心軸
が上下方向に位置するように配置されて、これらの張出
し部5a,5bに一体に固定される筒体16と、この筒
体16の柱状穴16c、張出し部5a,5bのそれぞれ
に形成した円形穴5c,5d、及び張出し部4a,4b
のそれぞれに形成した円形穴4c,4dに挿入され、柱
状穴16c及び円形穴5c,5dの周方向に沿って相対
的に回動可能に配置されるとともに、例えばロアブーム
4の張出し部4aに固定される縦ピン6、すなわち前述
した図1に示す縦ピン6とから構成されている。
【0021】縦ピン6は図3の(a)(b)にも示すよ
うに、軸体を形成する本体6aと、本体6aの上端に一
体に設けられる平板状の固定部6bとから構成されてい
る。この縦ピン6には、本体6aの軸方向に沿うように
例えば4本の第1の油路6cを形成してある。これらの
第1の油路6cの上端は固定部6bにおいて開口し、4
つの第1の開口部6dを形成している。第1の油路6c
の下端側のそれぞれは本体6aの外周面において開口
し、4つの側部開口部6eを形成している。なお、固定
部6bには、この縦ピン6をアッパーブーム4の張出し
部4aに取付けるための一対の取付け穴6fを形成して
ある。
うに、軸体を形成する本体6aと、本体6aの上端に一
体に設けられる平板状の固定部6bとから構成されてい
る。この縦ピン6には、本体6aの軸方向に沿うように
例えば4本の第1の油路6cを形成してある。これらの
第1の油路6cの上端は固定部6bにおいて開口し、4
つの第1の開口部6dを形成している。第1の油路6c
の下端側のそれぞれは本体6aの外周面において開口
し、4つの側部開口部6eを形成している。なお、固定
部6bには、この縦ピン6をアッパーブーム4の張出し
部4aに取付けるための一対の取付け穴6fを形成して
ある。
【0022】また、前述した筒体16は図4の(b)に
も示すように、柱状穴16cを形成する内周面に、前述
した縦ピン6の第1の油路6cの4つの側部開口部6e
のそれぞれが常時連通する4本の溝から成る第2の油路
16aを形成してある。また、これらの第2の油路16
aのそれぞれは、筒体16の外周面に開口する第2の開
口部16bを備えている。
も示すように、柱状穴16cを形成する内周面に、前述
した縦ピン6の第1の油路6cの4つの側部開口部6e
のそれぞれが常時連通する4本の溝から成る第2の油路
16aを形成してある。また、これらの第2の油路16
aのそれぞれは、筒体16の外周面に開口する第2の開
口部16bを備えている。
【0023】なお、アッパーブーム5の張出し部5a,
5bのそれぞれには、図4の(a)(c)に示すよう
に、筒体16の柱状穴16cに連通し、この柱状穴16
cと同径の前述の円形穴5c,5dを設けてある。筒体
16の柱状穴16cが張出し部5a,5bの円形穴5
c,5dのそれぞれに適合するように筒体16を張出し
部5a,5b間に配置した状態で、筒体16の上部は例
えば4つのボルト17によって張出し部5aに固定して
あり、筒体16の下部は例えば4つのボルト18によっ
て張出し部5bに固定してある。
5bのそれぞれには、図4の(a)(c)に示すよう
に、筒体16の柱状穴16cに連通し、この柱状穴16
cと同径の前述の円形穴5c,5dを設けてある。筒体
16の柱状穴16cが張出し部5a,5bの円形穴5
c,5dのそれぞれに適合するように筒体16を張出し
部5a,5b間に配置した状態で、筒体16の上部は例
えば4つのボルト17によって張出し部5aに固定して
あり、筒体16の下部は例えば4つのボルト18によっ
て張出し部5bに固定してある。
【0024】上述した縦ピン6は、図2の(a)(b)
に示すように、ロアブーム4の張出し部4aの円形穴4
c、アッパーブーム5の張出し部5aの円形穴5c、筒
体16の柱状穴16c、アッパーブーム5の張出し部5
bの円形穴5d、及びロアブーム4の張出し部4bの円
形穴4dに挿入した状態で、その固定部6bの取付け穴
6fにボルト15のそれぞれが挿入されることにより、
ロアブーム4の張出し部4aに固定してある。
に示すように、ロアブーム4の張出し部4aの円形穴4
c、アッパーブーム5の張出し部5aの円形穴5c、筒
体16の柱状穴16c、アッパーブーム5の張出し部5
bの円形穴5d、及びロアブーム4の張出し部4bの円
形穴4dに挿入した状態で、その固定部6bの取付け穴
6fにボルト15のそれぞれが挿入されることにより、
ロアブーム4の張出し部4aに固定してある。
【0025】ロアブーム4の上面に沿って延設、固定さ
れ、図示しない油圧ポンプから吐出される圧油を導く図
2の(a)に示す4本の第1の配管、すなわちホース1
2のそれぞれは、アダプタ14を介して縦ピン6の固定
部6bに形成された第1の開口部6dのそれぞれに接続
してある。また、アッパーブーム5の側面に沿って延
設、固定され、前述したアームシリンダ9あるいはバケ
ットシリンダ11に圧油を供給する図2の(b)に示す
4本の第2の配管、すなわちホース13のそれぞれは、
アダプタ19を介して筒体16の外周側面に形成された
第2の開口部16bのそれぞれに接続してある。
れ、図示しない油圧ポンプから吐出される圧油を導く図
2の(a)に示す4本の第1の配管、すなわちホース1
2のそれぞれは、アダプタ14を介して縦ピン6の固定
部6bに形成された第1の開口部6dのそれぞれに接続
してある。また、アッパーブーム5の側面に沿って延
設、固定され、前述したアームシリンダ9あるいはバケ
ットシリンダ11に圧油を供給する図2の(b)に示す
4本の第2の配管、すなわちホース13のそれぞれは、
アダプタ19を介して筒体16の外周側面に形成された
第2の開口部16bのそれぞれに接続してある。
【0026】このように構成した本実施形態では、ピン
結合部を構成する縦ピン6の固定部6bがボルト15に
よってロアブーム4の張出し部4aに固定され、この縦
ピン6の第1の開口部6dにアダプタ14を介して接続
されるホース12もロアブーム4に固定されることか
ら、ロアブーム4が動作する間、ホース12と縦ピン6
とは常にロアブーム4に対しては静止状態にに保つこと
ができ、縦ピン6とホース12との接続部分、すなわち
アダプタ14部分に回動力が伝えられることがない。す
なわち、ホース12を力の伝達部材とすることがないの
で、アダプタ14を動かす力が生じることがない。
結合部を構成する縦ピン6の固定部6bがボルト15に
よってロアブーム4の張出し部4aに固定され、この縦
ピン6の第1の開口部6dにアダプタ14を介して接続
されるホース12もロアブーム4に固定されることか
ら、ロアブーム4が動作する間、ホース12と縦ピン6
とは常にロアブーム4に対しては静止状態にに保つこと
ができ、縦ピン6とホース12との接続部分、すなわち
アダプタ14部分に回動力が伝えられることがない。す
なわち、ホース12を力の伝達部材とすることがないの
で、アダプタ14を動かす力が生じることがない。
【0027】同様に、ピン結合部を構成する筒体16は
ボルト17,18によってアッパーブーム5の張出し部
5a,5bに固定され、この筒体16に接続されるホー
ス13もアッパーブーム5に固定されることから、アッ
パーブーム5が動作する間、ホース13と筒体16とは
常にアッパーブーム5に対しては静止状態に保つことが
でき、これにより、筒体16とホース13との接続部
分、すなわちアダプタ19部分に、回動力が伝えられる
ことがない。すなわち、ホース13を力の伝達部材とす
ることがないので、アダプタ19を動かす力が生じるこ
とがない。
ボルト17,18によってアッパーブーム5の張出し部
5a,5bに固定され、この筒体16に接続されるホー
ス13もアッパーブーム5に固定されることから、アッ
パーブーム5が動作する間、ホース13と筒体16とは
常にアッパーブーム5に対しては静止状態に保つことが
でき、これにより、筒体16とホース13との接続部
分、すなわちアダプタ19部分に、回動力が伝えられる
ことがない。すなわち、ホース13を力の伝達部材とす
ることがないので、アダプタ19を動かす力が生じるこ
とがない。
【0028】そして、縦ピン6はその固定部6b、ボル
ト15を介してロアブーム4と一体構造物を形成し、こ
の縦ピン6が相対的回動可能に挿入される筒体16はア
ッパーブーム5と一体構造物を形成することから、ロア
ブーム4とアッパーブーム5との相対的な回動が、その
まま縦ピン6と筒体16との相対的な回動として伝えら
れる。すなわち、ロアブーム4とアッパーブーム5の駆
動と一体となって、これらのロアブーム4とアッパーブ
ーム5を駆動する大きな油圧力によって縦ピン6と筒体
16との相対的な回動が実施される。
ト15を介してロアブーム4と一体構造物を形成し、こ
の縦ピン6が相対的回動可能に挿入される筒体16はア
ッパーブーム5と一体構造物を形成することから、ロア
ブーム4とアッパーブーム5との相対的な回動が、その
まま縦ピン6と筒体16との相対的な回動として伝えら
れる。すなわち、ロアブーム4とアッパーブーム5の駆
動と一体となって、これらのロアブーム4とアッパーブ
ーム5を駆動する大きな油圧力によって縦ピン6と筒体
16との相対的な回動が実施される。
【0029】したがって、何らかの理由により、縦ピン
6と筒体16との間にゴミ等が侵入したような場合で
も、ロアブーム4とアッパーブーム5を駆動する大きな
油圧力により、そのゴミ等に影響されることなく縦ピン
6と筒体16との相対的な回動を実施できるとともに、
前述したように、ロアブーム4と縦ピン6とを接続する
アダプタ14部分、及びアッパーブーム5と筒体16と
を接続するアダプタ19部分に力が伝えられることがな
く、これに伴って、これらのアダプタ14,19部分に
ゆるみや損傷を生じる懸念がなく、そのようなゆるみや
損傷による油漏れや油の流通の不調を防止することがで
きる。
6と筒体16との間にゴミ等が侵入したような場合で
も、ロアブーム4とアッパーブーム5を駆動する大きな
油圧力により、そのゴミ等に影響されることなく縦ピン
6と筒体16との相対的な回動を実施できるとともに、
前述したように、ロアブーム4と縦ピン6とを接続する
アダプタ14部分、及びアッパーブーム5と筒体16と
を接続するアダプタ19部分に力が伝えられることがな
く、これに伴って、これらのアダプタ14,19部分に
ゆるみや損傷を生じる懸念がなく、そのようなゆるみや
損傷による油漏れや油の流通の不調を防止することがで
きる。
【0030】また、アッパーブーム5に延設、固定され
るホース13を、アッパーブーム5と一体構造物を構成
する筒体16の外周側面に開口する第2の開口部16b
にアダプタ19を介して接続し、第2の開口部16bを
持つ筒体16の第2の油路16aは、縦ピン6に形成さ
れる第1の油路6cに側部開口部6eを介して常時連通
し、第1の油路6cの上部に位置する第1の開口部6d
に、ロアブーム4に延設、固定されるホース12をアダ
プタ14を介して接続してあることから、ピン結合部の
下側部分にホースすなわち配管を設置しないで済む。こ
れにより、バケット10の刃先等がホースに接触する事
態は生じることがなく、これに伴いバケット10の巻き
込み形態に対する自由度を増加させることができ、当該
油圧ショベルでおこなわれる掘削作業等の作業姿勢や、
当該油圧ショベルの作業休止時の姿勢などに対する制約
をゆるめることができる。
るホース13を、アッパーブーム5と一体構造物を構成
する筒体16の外周側面に開口する第2の開口部16b
にアダプタ19を介して接続し、第2の開口部16bを
持つ筒体16の第2の油路16aは、縦ピン6に形成さ
れる第1の油路6cに側部開口部6eを介して常時連通
し、第1の油路6cの上部に位置する第1の開口部6d
に、ロアブーム4に延設、固定されるホース12をアダ
プタ14を介して接続してあることから、ピン結合部の
下側部分にホースすなわち配管を設置しないで済む。こ
れにより、バケット10の刃先等がホースに接触する事
態は生じることがなく、これに伴いバケット10の巻き
込み形態に対する自由度を増加させることができ、当該
油圧ショベルでおこなわれる掘削作業等の作業姿勢や、
当該油圧ショベルの作業休止時の姿勢などに対する制約
をゆるめることができる。
【0031】なお、ロアブーム4とアッパーブーム5と
の相対的回動動作の間、図示しない油圧ポンプから吐出
される圧油は、ロアブーム4の上面に延設、固定される
ホース12から、縦ピン6の第1の開口部6d、第1の
油路6c、側部開口部6e、筒体16の第2の油路16
a、第2の開口部16bを経てホース13に導かれ、す
なわち、縦ピン6と筒体16から成るピン結合部を介し
て圧油の流通を常時円滑におこなわせることができ、こ
のようにしてホース13に導かれた圧油は、さらにアー
ムシリンダ9あるいはバケットシリンダ11に供給され
る。これにより、アーム8あるいはバケット10が回動
して所望の掘削作業をおこなわせることができる。
の相対的回動動作の間、図示しない油圧ポンプから吐出
される圧油は、ロアブーム4の上面に延設、固定される
ホース12から、縦ピン6の第1の開口部6d、第1の
油路6c、側部開口部6e、筒体16の第2の油路16
a、第2の開口部16bを経てホース13に導かれ、す
なわち、縦ピン6と筒体16から成るピン結合部を介し
て圧油の流通を常時円滑におこなわせることができ、こ
のようにしてホース13に導かれた圧油は、さらにアー
ムシリンダ9あるいはバケットシリンダ11に供給され
る。これにより、アーム8あるいはバケット10が回動
して所望の掘削作業をおこなわせることができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1の
フロント部材と第2のフロント部材とを連結するピン結
合部に侵入したゴミ等に起因する配管とピン結合部との
接続部のゆるみや損傷を生じる懸念がなく、したがっ
て、この接続部のゆるみや損傷による油漏れや油の流通
の不調を防止することができる。
フロント部材と第2のフロント部材とを連結するピン結
合部に侵入したゴミ等に起因する配管とピン結合部との
接続部のゆるみや損傷を生じる懸念がなく、したがっ
て、この接続部のゆるみや損傷による油漏れや油の流通
の不調を防止することができる。
【0033】また、ピン結合部の下側における配管の設
置を避け、しかも第1のフロント部材側に配置される第
1の配管と、第2のフロント部材側に配置される第2の
配管との流通を常時円滑におこなわせることができ、こ
れにより、当該建設機械が油圧ショベルである場合に、
バケットの刃先等が配管に接触する事態は生じることが
なく、これに伴いバケットの巻き込み形態に対する自由
度を増加させることができ、当該油圧ショベルでおこな
われる掘削作業等の作業姿勢や、当該油圧ショベルの作
業休止時の姿勢などに対する制約を従来に比べてゆるめ
ることができる。
置を避け、しかも第1のフロント部材側に配置される第
1の配管と、第2のフロント部材側に配置される第2の
配管との流通を常時円滑におこなわせることができ、こ
れにより、当該建設機械が油圧ショベルである場合に、
バケットの刃先等が配管に接触する事態は生じることが
なく、これに伴いバケットの巻き込み形態に対する自由
度を増加させることができ、当該油圧ショベルでおこな
われる掘削作業等の作業姿勢や、当該油圧ショベルの作
業休止時の姿勢などに対する制約を従来に比べてゆるめ
ることができる。
【図1】本発明の建設機械の配管構造の一実施形態が備
えられる建設機械の一例として挙げた油圧ショベルの外
観を示す側面図である。
えられる建設機械の一例として挙げた油圧ショベルの外
観を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す平面図、及び側面図
である。
である。
【図3】本発明の一実施形態に備えられる縦ピンを示す
平面図、及び側面図である。
平面図、及び側面図である。
【図4】本発明の一実施形態に備えられる筒体部分を示
す平面図、断面部分を含む側面図、及び裏面図である。
す平面図、断面部分を含む側面図、及び裏面図である。
【図5】従来の建設機械の配管構造を示す側断面図であ
る。
る。
2 旋回体 4 ロアブーム(第1のフロント部材) 4a 張出し部 4b 張出し部 4c 円形穴 4d 円形穴 5 アッパーブーム(第2のフロント部材) 5a 張出し部 5b 張出し部 5c 円形穴 5d 円形穴 6 縦ピン 6a 本体 6b 固定部 6c 第1の油路 6d 第1の開口部 6e 側部開口部 6f 取付け穴 7 シリンダステー 8 アーム 9 アームシリンダ 10 バケット 11 バットシリンダ 12 ホース(第1の配管) 13 ホース(第2の配管) 14 アダプタ 15 ボルト 16 筒体 16a 第2の油路 16b 第2の開口部 16c 柱状穴 17 ボルト 18 ボルト 19 アダプタ
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の配管が延設、固定される第1のフ
ロント部材に、ピン結合部を介して、第2の配管が延
設、固定される第2のフロント部材を左右方向の回動可
能に連結するとともに、上記第1の配管と上記第2の配
管とを上記ピン結合部に形成した油路を介して連通させ
るようにした建設機械の配管構造において、 上記ピン結合部が、上記第2のフロント部材に固定さ
れ、上記左右方向と直交する方向に延設される筒体と、
上記第1のフロント部材に固定され、上記筒体の柱状穴
に挿入され、該柱状穴の周方向に沿って相対的に回動可
能な縦ピンとを備え、 上記縦ピンの内部に、当該縦ピンの上面に開口する第1
の開口部を有する第1の油路を形成し、上記筒体の上記
柱状穴を形成する内周面に、上記第1の油路に連通し、
当該筒体の外周側面に開口する第2の開口部を有する第
2の油路を形成し、 上記第1の配管を上記第1の開口部に接続するととも
に、上記第2の配管を上記第2の開口部に接続したこと
を特徴とする建設機械の配管構造。 - 【請求項2】 上記建設機械が油圧ショベルであるとと
もに、上記第1のフロント部材がロアブームであり、上
記第2のフロント部材がアッパーブームであることを特
徴とする請求項1記載の建設機械の配管構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19895196A JPH1037240A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 建設機械の配管構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19895196A JPH1037240A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 建設機械の配管構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1037240A true JPH1037240A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16399663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19895196A Pending JPH1037240A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 建設機械の配管構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1037240A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL2004784C2 (nl) * | 2010-05-31 | 2011-12-01 | Hudson Bay Holding B V | Gelede werkarm met verbeterde aanbrenging van de leidingen. |
| JP2022179256A (ja) * | 2021-05-21 | 2022-12-02 | ウエダ産業株式会社 | アタッチメントの姿勢制御装置 |
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1996
- 1996-07-29 JP JP19895196A patent/JPH1037240A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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