JPH1037345A - コンクリート構造体 - Google Patents
コンクリート構造体Info
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- JPH1037345A JPH1037345A JP21328196A JP21328196A JPH1037345A JP H1037345 A JPH1037345 A JP H1037345A JP 21328196 A JP21328196 A JP 21328196A JP 21328196 A JP21328196 A JP 21328196A JP H1037345 A JPH1037345 A JP H1037345A
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- concrete
- reinforcing bar
- radio wave
- horizontal reinforcing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量で、工場等での量産が可能で所望の特性
を得るための条件を容易に決定することができ、遮蔽障
害もないコンクリート構造を提供すること 【解決手段】 コンクリート12内に所定の配置で鉄筋
11が埋め込まれてPCパネル10が形成される。この
時、電界方向に伸びる横鉄筋11bの長さLを、反射を
抑制したい電波の周波数に適した長さにする。一例をあ
げると、100MHzの周波数を透過させるためには、
L=5mにする。また、横鉄筋同士のギャップGは、あ
まり短すぎると複数の横鉄筋が実質的に1本の長い横鉄
筋と等価になるので、所定の間隔(例えば60mm)を
保つようにする。係るPCパネルを用いて建築物を構築
すると、TV電波は、PCパネルを透過するので、反射
に基づくTVゴーストがなくなり、建築物の後側にある
家屋にもさほど減衰しないTV電波が到達するので遮蔽
障害も防止できる。
を得るための条件を容易に決定することができ、遮蔽障
害もないコンクリート構造を提供すること 【解決手段】 コンクリート12内に所定の配置で鉄筋
11が埋め込まれてPCパネル10が形成される。この
時、電界方向に伸びる横鉄筋11bの長さLを、反射を
抑制したい電波の周波数に適した長さにする。一例をあ
げると、100MHzの周波数を透過させるためには、
L=5mにする。また、横鉄筋同士のギャップGは、あ
まり短すぎると複数の横鉄筋が実質的に1本の長い横鉄
筋と等価になるので、所定の間隔(例えば60mm)を
保つようにする。係るPCパネルを用いて建築物を構築
すると、TV電波は、PCパネルを透過するので、反射
に基づくTVゴーストがなくなり、建築物の後側にある
家屋にもさほど減衰しないTV電波が到達するので遮蔽
障害も防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート構造
体に関するもので、特に高層ビル等に使用されるテレビ
ゴースト対策や、通信機器で送受信される電波の正常な
伝送を可能とするものに適したものに関する。
体に関するもので、特に高層ビル等に使用されるテレビ
ゴースト対策や、通信機器で送受信される電波の正常な
伝送を可能とするものに適したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビゴースト対策としては、例
えば、特公昭55−13600号公報や、特公昭55−
49798号公報に示されるように、コンクリート等の
建築物(高層ビル)の外壁面に、VHF帯やUHF帯の
電波吸収特性の良好なフェライト焼結体からなるタイル
を多数貼り付けたものが一般的に行われている。
えば、特公昭55−13600号公報や、特公昭55−
49798号公報に示されるように、コンクリート等の
建築物(高層ビル)の外壁面に、VHF帯やUHF帯の
電波吸収特性の良好なフェライト焼結体からなるタイル
を多数貼り付けたものが一般的に行われている。
【0003】そして、上記した発明が基本的な特許で、
その後各種の改良がなされているが、フェライト焼結体
からなるタイルの貼着のレイアウトや、取り付け方など
についての改良で、タイル(フェライト板)を基準とし
ている。
その後各種の改良がなされているが、フェライト焼結体
からなるタイルの貼着のレイアウトや、取り付け方など
についての改良で、タイル(フェライト板)を基準とし
ている。
【0004】係るタイルを用いたTVゴースト用の電波
吸収カーテンウォールの一例を示すと、図9のようにな
っている。すなわち、外壁を構成するコンクリート1の
表面に、所定間隔をおいてフェライト焼結体からなるタ
イル2を取り付け、さらにその表面に化粧板3を接着一
体化した構造となっている。また、コンクリート1の内
部には、格子状に組まれた鉄筋4が埋設されている。
吸収カーテンウォールの一例を示すと、図9のようにな
っている。すなわち、外壁を構成するコンクリート1の
表面に、所定間隔をおいてフェライト焼結体からなるタ
イル2を取り付け、さらにその表面に化粧板3を接着一
体化した構造となっている。また、コンクリート1の内
部には、格子状に組まれた鉄筋4が埋設されている。
【0005】なお、実際の製造プロセスに着目すると、
化粧板3の裏面の所定位置に接着剤を用いてタイル2を
張り付けるとともに、その後に定着金物5を用いて所定
距離(例えば3cm程度)だけ離して鉄筋4を配置す
る。その状態で、その周囲を覆う型枠(図示せず)を設
置後コンクリートを打設する(厚さが15cm)ことに
より製造する(カーテンウォール全体の厚さは17cm
程度になる)。したがって、タイル2は、コンクリート
3内に埋没するようになる。
化粧板3の裏面の所定位置に接着剤を用いてタイル2を
張り付けるとともに、その後に定着金物5を用いて所定
距離(例えば3cm程度)だけ離して鉄筋4を配置す
る。その状態で、その周囲を覆う型枠(図示せず)を設
置後コンクリートを打設する(厚さが15cm)ことに
より製造する(カーテンウォール全体の厚さは17cm
程度になる)。したがって、タイル2は、コンクリート
3内に埋没するようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のフェライト焼結体のタイル2を用いたもので
は、フェライト焼結体自体が非常に重いため、係るフェ
ライト焼結体からなるタイル2を貼着する施工性並びに
安全性に問題を生じる。また、係るタイル2は、その平
面形状が100mm四方程度に過ぎず非常に小さいた
め、上記貼着作業が非常に煩雑となる。
た従来のフェライト焼結体のタイル2を用いたもので
は、フェライト焼結体自体が非常に重いため、係るフェ
ライト焼結体からなるタイル2を貼着する施工性並びに
安全性に問題を生じる。また、係るタイル2は、その平
面形状が100mm四方程度に過ぎず非常に小さいた
め、上記貼着作業が非常に煩雑となる。
【0007】さらに、フェライト焼結体からなるタイル
2が重いため、それを保持するための強度を有するとと
もに耐火機能を発揮させる必要から、コンクリート3の
厚さも上記のように厚くなり、それにともないコンクリ
ート3側の重量も増す。一例を示すと、標準サイズの4
m×3.2mのものを軽量コンクリート(比重1.2)
を用いて作成しても、コンクリート3の重さだけで30
0kgもある。
2が重いため、それを保持するための強度を有するとと
もに耐火機能を発揮させる必要から、コンクリート3の
厚さも上記のように厚くなり、それにともないコンクリ
ート3側の重量も増す。一例を示すと、標準サイズの4
m×3.2mのものを軽量コンクリート(比重1.2)
を用いて作成しても、コンクリート3の重さだけで30
0kgもある。
【0008】その結果、ビル全体では大変な重量とな
り、このビルの重量を支えるだけの基礎工事,鉄骨工事
を行わなければならず、処理が煩雑で工事の長期化を招
くとともにコスト高となる。
り、このビルの重量を支えるだけの基礎工事,鉄骨工事
を行わなければならず、処理が煩雑で工事の長期化を招
くとともにコスト高となる。
【0009】また、電波吸収特性は、タイル2を構成す
るフェライトの組成や、寸法などにより微妙に変わる。
そこで、タイル2の寸法出しは高精度にする必要がある
が、焼結の際に収縮することも相俟って、正確な寸法出
しをするのは困難である。また、製造後に割れや欠けが
生じるおそれもあり、係る事態が生じたタイルは不良品
となる。したがって、上記寸法出しの困難さと上記割れ
等により、所望の特性を有するタイルを製造する際の歩
留まりが悪く、さらなるコスト高を招く。さらに、実際
には所望の特性を有する寸法形状の決定も試行錯誤を繰
り返し行うとともに、収縮率が変動することなどから煩
雑な処理となる。
るフェライトの組成や、寸法などにより微妙に変わる。
そこで、タイル2の寸法出しは高精度にする必要がある
が、焼結の際に収縮することも相俟って、正確な寸法出
しをするのは困難である。また、製造後に割れや欠けが
生じるおそれもあり、係る事態が生じたタイルは不良品
となる。したがって、上記寸法出しの困難さと上記割れ
等により、所望の特性を有するタイルを製造する際の歩
留まりが悪く、さらなるコスト高を招く。さらに、実際
には所望の特性を有する寸法形状の決定も試行錯誤を繰
り返し行うとともに、収縮率が変動することなどから煩
雑な処理となる。
【0010】また、係る問題を解決するため、最近で
は、コンクリート内に直接フェライト粒を混合させ、そ
の混合されたフェライト粒で電波吸収を図るようにした
ものも試みられている。
は、コンクリート内に直接フェライト粒を混合させ、そ
の混合されたフェライト粒で電波吸収を図るようにした
ものも試みられている。
【0011】しかし、係る方式では、上記フェライト焼
結体からなるタイルのものに比べて、電波吸収特性が悪
く、また、所望の吸収特性を得ようとした場合、その厚
さが30cm程度必要となり、実際の施工に供し得ない
ものとなる。さらには、上記の厚さに加えて、所望の吸
収特性を得るためのファクターとしては、フェライト粒
の粒径や、混合する量・比率等の複数の条件を最適に設
定する必要があり、その条件を求めること自体が煩雑と
なる。
結体からなるタイルのものに比べて、電波吸収特性が悪
く、また、所望の吸収特性を得ようとした場合、その厚
さが30cm程度必要となり、実際の施工に供し得ない
ものとなる。さらには、上記の厚さに加えて、所望の吸
収特性を得るためのファクターとしては、フェライト粒
の粒径や、混合する量・比率等の複数の条件を最適に設
定する必要があり、その条件を求めること自体が煩雑と
なる。
【0012】さらにまた、従来のTVゴースト対策は、
いずれも外壁に電波吸収構造を設けることによって、鉄
筋4にて反射される電波を壁内で吸収することにより、
建築物の周囲に対して電波を反射させないようにしてい
る。その結果、例えば電波の進行方向に対して建築物の
裏側に位置する家屋に対しては、所望のレベルの電波が
到達しにくく、全体的に暗くなったり、ノイズが発生す
るような遮蔽障害を生じるという問題もある。
いずれも外壁に電波吸収構造を設けることによって、鉄
筋4にて反射される電波を壁内で吸収することにより、
建築物の周囲に対して電波を反射させないようにしてい
る。その結果、例えば電波の進行方向に対して建築物の
裏側に位置する家屋に対しては、所望のレベルの電波が
到達しにくく、全体的に暗くなったり、ノイズが発生す
るような遮蔽障害を生じるという問題もある。
【0013】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、平面形状が大きく、かつ、肉厚も薄くすることがで
き、軽量で、工場等での量産が可能でPCパネル,カー
テンウォールの施工も容易に行え、所望の特性を得るた
めの条件を容易に決定することができ、しかも遮蔽障害
もないコンクリート構造体を提供することにある。
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、平面形状が大きく、かつ、肉厚も薄くすることがで
き、軽量で、工場等での量産が可能でPCパネル,カー
テンウォールの施工も容易に行え、所望の特性を得るた
めの条件を容易に決定することができ、しかも遮蔽障害
もないコンクリート構造体を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係るコンクリート構造体では、コンクリ
ート内に所定の配置で鉄筋が埋め込まれてなる鉄筋コン
クリート構造において、前記鉄筋のうち電界方向に伸び
る横鉄筋の長さを、反射を抑制したい電波の周波数に適
した長さにする。そして、前記周波数の電波をコンクリ
ート内を透過させるように構成した(請求項1)。
ため、本発明に係るコンクリート構造体では、コンクリ
ート内に所定の配置で鉄筋が埋め込まれてなる鉄筋コン
クリート構造において、前記鉄筋のうち電界方向に伸び
る横鉄筋の長さを、反射を抑制したい電波の周波数に適
した長さにする。そして、前記周波数の電波をコンクリ
ート内を透過させるように構成した(請求項1)。
【0015】また、コンクリートの電界方向の幅が、前
記横鉄筋の長さの2倍以上ある場合には、前記横鉄筋
を、所定のギャップをおいて複数本を横一列に配置する
ことである(請求項2)。
記横鉄筋の長さの2倍以上ある場合には、前記横鉄筋
を、所定のギャップをおいて複数本を横一列に配置する
ことである(請求項2)。
【0016】そして好ましくは、前記横一列に配置され
た複数の横鉄筋が、非導電性の連結部材により連結され
て一体化することである(請求項3)。
た複数の横鉄筋が、非導電性の連結部材により連結され
て一体化することである(請求項3)。
【0017】さらに、上記した各構成の構造体は、具体
的には、プレキャストコンクリートパネル,カーテンウ
ォール,建築物の外壁,内壁等の建築用壁材に適用する
ことができる(請求項4)。
的には、プレキャストコンクリートパネル,カーテンウ
ォール,建築物の外壁,内壁等の建築用壁材に適用する
ことができる(請求項4)。
【0018】従来から一般に建築物に用いられている鉄
筋では、その鉄筋でTV電波が反射されてしまうが、横
鉄筋の長さを所定の寸法にすることにより、その寸法に
より特定される所定の周波数領域の電波は反射されずに
透過される。従って、その周波数領域を例えばTV電波
の周波数になるように設定すると、建築物の壁面に当た
ったTV電波は、そのまま透過し建築物内に侵入する。
従って、建築物の手前側にある家屋に反射波が行かない
ので、TVゴースト等の電波障害が発生しない。
筋では、その鉄筋でTV電波が反射されてしまうが、横
鉄筋の長さを所定の寸法にすることにより、その寸法に
より特定される所定の周波数領域の電波は反射されずに
透過される。従って、その周波数領域を例えばTV電波
の周波数になるように設定すると、建築物の壁面に当た
ったTV電波は、そのまま透過し建築物内に侵入する。
従って、建築物の手前側にある家屋に反射波が行かない
ので、TVゴースト等の電波障害が発生しない。
【0019】また、上記のように透過されるので、建築
物内をそのまま進み反対側の壁面から外部に出射され
る。従って、建築物の後側に設置された家屋に対してT
V電波が直接到達するので、遮蔽障害も解消される。
物内をそのまま進み反対側の壁面から外部に出射され
る。従って、建築物の後側に設置された家屋に対してT
V電波が直接到達するので、遮蔽障害も解消される。
【0020】さらに、携帯電話や無線LAN等の通信装
置で電波を送受信する場合に、その送受信する電波の周
波数に合うように鉄筋の長さを設定すると、壁面に照射
された電波が反射せずに透過するので、建築物の比較的
奥まった場所でも携帯電話を使用する可能性が高くな
り、また、無線LAN等における壁面での乱反射による
誤動作もない。
置で電波を送受信する場合に、その送受信する電波の周
波数に合うように鉄筋の長さを設定すると、壁面に照射
された電波が反射せずに透過するので、建築物の比較的
奥まった場所でも携帯電話を使用する可能性が高くな
り、また、無線LAN等における壁面での乱反射による
誤動作もない。
【0021】また、請求項2のように構成すると、幅広
なコンクリート構造体であっても、ほぼ全域にわたって
横鉄筋を配置することができ、所望の強度を得ることが
できる。特に請求項3のように構成すると、複数の横鉄
筋が横方向に1本に連結されるので、コンクリートを打
設するに際して型枠内に横鉄筋を配置する場合に、所定
のギャップを保持させた状態で挿入配置することがで
き、施行が容易となる。
なコンクリート構造体であっても、ほぼ全域にわたって
横鉄筋を配置することができ、所望の強度を得ることが
できる。特に請求項3のように構成すると、複数の横鉄
筋が横方向に1本に連結されるので、コンクリートを打
設するに際して型枠内に横鉄筋を配置する場合に、所定
のギャップを保持させた状態で挿入配置することがで
き、施行が容易となる。
【0022】なお、本発明で言う鉄筋とは、建築物にお
ける鉄筋はもちろんのこと、径が細いワイヤ状のものも
含み、さらに材質も鉄に限らず金属であればよい。
ける鉄筋はもちろんのこと、径が細いワイヤ状のものも
含み、さらに材質も鉄に限らず金属であればよい。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るコンクリー
ト構造体の一例であるプレキャストコンクリート(P
C)パネルの一実施の形態を示している。すなわち、通
常のPCパネル10と同様に、格子状に組んだ鉄筋11
をコンクリート12内に埋設させることにより製造され
る。この時、コンクリート12を構成する材料及び各材
料の混合比等は、通常のPCパネル10の製造に用いら
れるものを使用できる。また、鉄筋11も、材質は従来
と同様のものを用いることができる。
ト構造体の一例であるプレキャストコンクリート(P
C)パネルの一実施の形態を示している。すなわち、通
常のPCパネル10と同様に、格子状に組んだ鉄筋11
をコンクリート12内に埋設させることにより製造され
る。この時、コンクリート12を構成する材料及び各材
料の混合比等は、通常のPCパネル10の製造に用いら
れるものを使用できる。また、鉄筋11も、材質は従来
と同様のものを用いることができる。
【0024】ここで本発明では、鉄筋11の長さLを適
宜に設定することにより、所望の周波数の電波を透過さ
せるようにした。つまり、図示するように格子状に組ま
れた鉄筋11は、縦方向に伸びる縦鉄筋11aと、横方
向に伸びる横鉄筋11bとにより構成される。そして、
公知のように電界方向と磁界方向は直交し、例えば、T
V放送の電波では、水平平面上が電界方向となる。従っ
て、同図(B)に示すように、横鉄筋11bが電界方向
に伸びる鉄筋となる。
宜に設定することにより、所望の周波数の電波を透過さ
せるようにした。つまり、図示するように格子状に組ま
れた鉄筋11は、縦方向に伸びる縦鉄筋11aと、横方
向に伸びる横鉄筋11bとにより構成される。そして、
公知のように電界方向と磁界方向は直交し、例えば、T
V放送の電波では、水平平面上が電界方向となる。従っ
て、同図(B)に示すように、横鉄筋11bが電界方向
に伸びる鉄筋となる。
【0025】そして、電波を反射させる鉄筋は、電界方
向と一致する横鉄筋11bである。したがって、係る横
鉄筋11bの配置が電波の反射・透過に寄与することに
なり、その配置を特定するファクターとして、長さL,
上下に配置される横鉄筋11b同士の間隔d及び横方向
に並んだ2本の横鉄筋11b間の間隔であるギャップG
の3種類がある。なお、縦鉄筋11aは、磁界方向に延
びるものであるので、電波の反射への影響はないので、
長さ等を任意に設定できる。
向と一致する横鉄筋11bである。したがって、係る横
鉄筋11bの配置が電波の反射・透過に寄与することに
なり、その配置を特定するファクターとして、長さL,
上下に配置される横鉄筋11b同士の間隔d及び横方向
に並んだ2本の横鉄筋11b間の間隔であるギャップG
の3種類がある。なお、縦鉄筋11aは、磁界方向に延
びるものであるので、電波の反射への影響はないので、
長さ等を任意に設定できる。
【0026】上記3つのファクターのうち、間隔dは、
電界方向と直接関係ないため、任意の値をとることがで
きる。つまり、強度を得るためにはdを短くするなど、
通常のPCパネル10の設計にしたがって決定すれば良
い。
電界方向と直接関係ないため、任意の値をとることがで
きる。つまり、強度を得るためにはdを短くするなど、
通常のPCパネル10の設計にしたがって決定すれば良
い。
【0027】また、ギャップGは、あまり狭くすると隣
接する横鉄筋11b同士が実質的に繋がったのと同じ状
態になり、所望の長さLよりも長くなってしまう。した
がって、ある一定の距離以上離す必要がある。そして、
実験したところ、30mmまで近付けても透過・反射特
性への影響はなかった。なお、ギャップGの上限は、本
発明の要部との関係では特にない。つまり、ギャップG
を大きくしても、透過・反射特性への影響はない。但
し、あまり大きくすると、PCパネル10の強度上の問
題がでてくるおそれがあるため、実際には、通常のPC
パネルの設計と同様に強度などを加味して適宜の間隔に
する。
接する横鉄筋11b同士が実質的に繋がったのと同じ状
態になり、所望の長さLよりも長くなってしまう。した
がって、ある一定の距離以上離す必要がある。そして、
実験したところ、30mmまで近付けても透過・反射特
性への影響はなかった。なお、ギャップGの上限は、本
発明の要部との関係では特にない。つまり、ギャップG
を大きくしても、透過・反射特性への影響はない。但
し、あまり大きくすると、PCパネル10の強度上の問
題がでてくるおそれがあるため、実際には、通常のPC
パネルの設計と同様に強度などを加味して適宜の間隔に
する。
【0028】したがって、透過・反射特性へ影響を与え
るのは、横鉄筋11bの長さLとなる。そして、一例を
上げると、100MHz付近の周波数帯で効果を得るた
めには、長さLを5m程度にすることである。また、2
00MHz付近の周波数帯で効果を得るためには、長さ
Lを3.4m程度にすることである。そして、本実施の
形態(L=5m)の透過率曲線の一例を示すと図2に示
すように、100MHz付近でほぼ100%透過してい
ることが確認できる。この様に透過するということは、
当然のことながら反射波はほぼ0になるといえる。
るのは、横鉄筋11bの長さLとなる。そして、一例を
上げると、100MHz付近の周波数帯で効果を得るた
めには、長さLを5m程度にすることである。また、2
00MHz付近の周波数帯で効果を得るためには、長さ
Lを3.4m程度にすることである。そして、本実施の
形態(L=5m)の透過率曲線の一例を示すと図2に示
すように、100MHz付近でほぼ100%透過してい
ることが確認できる。この様に透過するということは、
当然のことながら反射波はほぼ0になるといえる。
【0029】係る構成にすることにより、通常のPCパ
ネルの施工と何等変わることなく建築物の壁面に本発明
に係るTVゴースト対策用の外壁を配置することができ
る。そして、係るPCパネルは工場にて大量生産するこ
とができ、しかも、その大きさも数m単位となるため、
従来のフェライト焼結体のタイルに比し大きくなり、施
工も容易となる。
ネルの施工と何等変わることなく建築物の壁面に本発明
に係るTVゴースト対策用の外壁を配置することができ
る。そして、係るPCパネルは工場にて大量生産するこ
とができ、しかも、その大きさも数m単位となるため、
従来のフェライト焼結体のタイルに比し大きくなり、施
工も容易となる。
【0030】その結果、図3に示すように、TV電波が
建築物(ビル)20に照射されるとする。このビル20
の外壁に、本発明のPCパネルを装着したとすると、T
V電波はPCパネルを透過するので、図中破線で示すよ
うな反射波が起こらず、ビル20内を透過し、反対側の
壁面より外部に出射される。よって、ビル20の手前側
に位置する家屋21には反射波が到達しないので、直接
のTV電波のみが受信されることになり、TVゴースト
が発生しない。さらに、本例では、TV電波がビル20
内を透過するので、ビル20の反対側に位置する家屋2
2にも透過したTV電波が到達するので、遮蔽障害をな
くすことができる。
建築物(ビル)20に照射されるとする。このビル20
の外壁に、本発明のPCパネルを装着したとすると、T
V電波はPCパネルを透過するので、図中破線で示すよ
うな反射波が起こらず、ビル20内を透過し、反対側の
壁面より外部に出射される。よって、ビル20の手前側
に位置する家屋21には反射波が到達しないので、直接
のTV電波のみが受信されることになり、TVゴースト
が発生しない。さらに、本例では、TV電波がビル20
内を透過するので、ビル20の反対側に位置する家屋2
2にも透過したTV電波が到達するので、遮蔽障害をな
くすことができる。
【0031】*実験結果 直径が10mmの鉄筋を用い、縦鉄筋は通常のPCパネ
ルに用いられるものを使用し、横鉄筋は、間隔dを50
mm,キャップGを60mmとして、長さLを3.4
m,4m,5mに変えたものをそれぞれ製造し、周波数
に対する反射係数を求めた。その結果を図4に示す。
ルに用いられるものを使用し、横鉄筋は、間隔dを50
mm,キャップGを60mmとして、長さLを3.4
m,4m,5mに変えたものをそれぞれ製造し、周波数
に対する反射係数を求めた。その結果を図4に示す。
【0032】図から明らかなように、長さLを変えるこ
とにより、反射しない周波数帯域が変わることがわか
る。そして、いずれの長さにしても、ある周波数帯域で
はほぼ100%反射させないことができることが確認で
きた。よって、係る反射係数がほぼ0の周波数をTV電
波の周波数にあわせることにより、反射障害(TVゴー
スト)を解消することができる。また、図2に示す透過
特性と、図4の長さL=5mの反射係数特性のグラフを
比較するとわかるように、両者は逆の特性となってお
り、反射係数が小さくなったのは、そのまま透過してい
るためといえる。つまり、具体的な図示は省略するが、
長さL=4,3.4mのものでも、反射係数がほぼ0に
なっている周波数帯域の電波は、そのままほぼ100%
透過するといえる。
とにより、反射しない周波数帯域が変わることがわか
る。そして、いずれの長さにしても、ある周波数帯域で
はほぼ100%反射させないことができることが確認で
きた。よって、係る反射係数がほぼ0の周波数をTV電
波の周波数にあわせることにより、反射障害(TVゴー
スト)を解消することができる。また、図2に示す透過
特性と、図4の長さL=5mの反射係数特性のグラフを
比較するとわかるように、両者は逆の特性となってお
り、反射係数が小さくなったのは、そのまま透過してい
るためといえる。つまり、具体的な図示は省略するが、
長さL=4,3.4mのものでも、反射係数がほぼ0に
なっている周波数帯域の電波は、そのままほぼ100%
透過するといえる。
【0033】さらにまた、図示省略するが、間隔dを1
00mmに広げたものを製造し、上記と同様の実験を行
ったが、得られた特性は図4に示すものとほぼ同じとな
った。
00mmに広げたものを製造し、上記と同様の実験を行
ったが、得られた特性は図4に示すものとほぼ同じとな
った。
【0034】一方、比較例として、従来構造の鉄筋(横
鉄筋の長さが十分に長い)ものを用い(鉄筋径は10m
m,d=50mm)て、周波数に対する反射率特性を求
めた。その結果、図5に示すように100〜200MH
z程度の周波数帯域の電波は、ほとんど反射してしま
い、TVゴースト対策として使用できないことが確認で
きた。
鉄筋の長さが十分に長い)ものを用い(鉄筋径は10m
m,d=50mm)て、周波数に対する反射率特性を求
めた。その結果、図5に示すように100〜200MH
z程度の周波数帯域の電波は、ほとんど反射してしま
い、TVゴースト対策として使用できないことが確認で
きた。
【0035】なお、本発明では、上記したTVゴースト
に限ることはなく、例えば図6に示すように、長さL′
=15mmの鉄筋(ワイヤ)11′bを水平方向に配置
する(ギャップG′=1,5mm,間隔d′=5mm)
と、その反射率特性は、図7に示すように、1GHz程
度で反射を抑制することができるようになる。つまり、
1GHz程度の周波数帯域の電波を透過させることがで
きる壁材を構成できる。よって、係る構造のものを使用
すると、例えば携帯電話やPHSにおける送受信電波
が、壁材を透過できるので、建築物の中央に位置する人
でも、携帯電話等の使用が可能となる。なお、図6に示
したものでは、鉄筋として4mmのものを用いたが、こ
れは、長さLが15mmと非常に短くしたため、それと
バランスを採るためであり、本発明の効果を得るために
は、鉄筋径は太くても良い。同様に、ギャップG′や間
隔d′も図示の例に限らず、任意のものとすることがで
きる。
に限ることはなく、例えば図6に示すように、長さL′
=15mmの鉄筋(ワイヤ)11′bを水平方向に配置
する(ギャップG′=1,5mm,間隔d′=5mm)
と、その反射率特性は、図7に示すように、1GHz程
度で反射を抑制することができるようになる。つまり、
1GHz程度の周波数帯域の電波を透過させることがで
きる壁材を構成できる。よって、係る構造のものを使用
すると、例えば携帯電話やPHSにおける送受信電波
が、壁材を透過できるので、建築物の中央に位置する人
でも、携帯電話等の使用が可能となる。なお、図6に示
したものでは、鉄筋として4mmのものを用いたが、こ
れは、長さLが15mmと非常に短くしたため、それと
バランスを採るためであり、本発明の効果を得るために
は、鉄筋径は太くても良い。同様に、ギャップG′や間
隔d′も図示の例に限らず、任意のものとすることがで
きる。
【0036】一方、上記した各例では、いずれもPCパ
ネル内に配置する横鉄筋11bを横方向に複数配置し、
隣接する横鉄筋11bの間に所定のギャップを設けるよ
うにしたが、本発明はこれに限ることはなく、横鉄筋1
1bを横方向に1本配置する構成としてももちろん良
い。つまり、PCパネルの横幅が横鉄筋11bの長さと
ほぼ等しくした場合には、物理的に横方向に1本しか配
置できない。
ネル内に配置する横鉄筋11bを横方向に複数配置し、
隣接する横鉄筋11bの間に所定のギャップを設けるよ
うにしたが、本発明はこれに限ることはなく、横鉄筋1
1bを横方向に1本配置する構成としてももちろん良
い。つまり、PCパネルの横幅が横鉄筋11bの長さと
ほぼ等しくした場合には、物理的に横方向に1本しか配
置できない。
【0037】そして、1つのPCパネル内に所定のギャ
ップGをおいて横鉄筋11bを配置するのは、そもそも
横方向に複数の横鉄筋11bを配置することが煩雑であ
るのに加え、横鉄筋11b相互の相対位置をあわせる作
業が必要であるため製造作業が煩雑となるが、横方向に
1本しか存在しないようにPCパネルの長さを設定する
と、間隔dは特性に影響しないことに鑑みて、鉄筋の配
置はラフに行え、PCパネルを非常に容易に製造するこ
とができる。
ップGをおいて横鉄筋11bを配置するのは、そもそも
横方向に複数の横鉄筋11bを配置することが煩雑であ
るのに加え、横鉄筋11b相互の相対位置をあわせる作
業が必要であるため製造作業が煩雑となるが、横方向に
1本しか存在しないようにPCパネルの長さを設定する
と、間隔dは特性に影響しないことに鑑みて、鉄筋の配
置はラフに行え、PCパネルを非常に容易に製造するこ
とができる。
【0038】一方、図1などに示すように、ギャップG
を設ける場合には、例えば図8に示すように、複数の横
鉄筋11bを連結部材24で一定のギャップGをおいて
連結し、1本の鉄筋としたものを製造し、それを用いて
鉄筋を組んでPCパネルを製造するようにすると、ギャ
ップGを所定の距離以上にすることができるばかりでな
く、横鉄筋が物理的に1本となるので、組立作業が容易
となる。そして、連結部材24としては、合成樹脂やF
RPなどの非導電体のものであれば何でも良い。また、
図示のように横鉄筋11bの端部同士のみを被覆して連
結するのではなく、全長にわたって被覆するようにして
ももちろん良い。
を設ける場合には、例えば図8に示すように、複数の横
鉄筋11bを連結部材24で一定のギャップGをおいて
連結し、1本の鉄筋としたものを製造し、それを用いて
鉄筋を組んでPCパネルを製造するようにすると、ギャ
ップGを所定の距離以上にすることができるばかりでな
く、横鉄筋が物理的に1本となるので、組立作業が容易
となる。そして、連結部材24としては、合成樹脂やF
RPなどの非導電体のものであれば何でも良い。また、
図示のように横鉄筋11bの端部同士のみを被覆して連
結するのではなく、全長にわたって被覆するようにして
ももちろん良い。
【0039】なお、上記した実施の形態では、いずれも
PCパネルに適用した例について説明したが、本発明は
これに限ることはなく、カーテンウォール等でもよく、
さらには直接現場でコンクリートを打設する場合にも適
用することができる。そして、設置場所も、建築物の外
壁に限ることはなく、内壁・仕切り壁などでもよく、さ
らには建築物にも限られない。
PCパネルに適用した例について説明したが、本発明は
これに限ることはなく、カーテンウォール等でもよく、
さらには直接現場でコンクリートを打設する場合にも適
用することができる。そして、設置場所も、建築物の外
壁に限ることはなく、内壁・仕切り壁などでもよく、さ
らには建築物にも限られない。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るコンクリー
ト構造体では、所定の周波数帯域の電波は、鉄筋で反射
されずに透過することができる。従って、TVゴースト
対策をする場合には、対象とするTV電波の周波数帯域
を透過するようにすると、TV電波は壁面で反射するこ
となく透過するので、TVゴースト等の電波障害の発生
を可及的に抑制できる。さらには、従来のように電波吸
収体を用いないので、電波を透過させることができ、コ
ンクリート構造体の後側にもさほど減衰させることなく
TV電波を到達させることができるので、遮蔽障害も解
消できる。
ト構造体では、所定の周波数帯域の電波は、鉄筋で反射
されずに透過することができる。従って、TVゴースト
対策をする場合には、対象とするTV電波の周波数帯域
を透過するようにすると、TV電波は壁面で反射するこ
となく透過するので、TVゴースト等の電波障害の発生
を可及的に抑制できる。さらには、従来のように電波吸
収体を用いないので、電波を透過させることができ、コ
ンクリート構造体の後側にもさほど減衰させることなく
TV電波を到達させることができるので、遮蔽障害も解
消できる。
【0041】そして、従来のように電波吸収体を用いる
必要がなく、構成部材としては、コンクリートと鉄筋と
いうように通常のコンクリート構造体のものでよいの
で、TVゴースト対策のために重量が増加することもな
く、非常に軽量な構造体となる。
必要がなく、構成部材としては、コンクリートと鉄筋と
いうように通常のコンクリート構造体のものでよいの
で、TVゴースト対策のために重量が増加することもな
く、非常に軽量な構造体となる。
【0042】また、特性は、横鉄筋の長さに起因するの
で、鉄筋を精度よく切断することにより、比較的ラフに
コンクリート打設等の施行をしても、本発明の効果は得
られる(もちろん建築物などの構造体としての機能を発
揮するように製造するのは当たり前であるが)ので、フ
ェライトタイルを用いた従来のものに比べ、不良品の発
生率が可及的に減少される。
で、鉄筋を精度よく切断することにより、比較的ラフに
コンクリート打設等の施行をしても、本発明の効果は得
られる(もちろん建築物などの構造体としての機能を発
揮するように製造するのは当たり前であるが)ので、フ
ェライトタイルを用いた従来のものに比べ、不良品の発
生率が可及的に減少される。
【0043】さらに、コンクリート内にフェライト粒を
混入するものに比べても重量は軽くなり、また、特性を
決定するファクターも「横鉄筋の長さ」だけで少ないた
め、所望の特性を得るための設計が容易で、しかも設計
通りに製造が可能となる。
混入するものに比べても重量は軽くなり、また、特性を
決定するファクターも「横鉄筋の長さ」だけで少ないた
め、所望の特性を得るための設計が容易で、しかも設計
通りに製造が可能となる。
【0044】さらにまた、横鉄筋の長さを適宜に変える
ことにより、透過する周波数帯域を任意のものにするこ
とができるので、例えば携帯電話や無線LANで使用す
るGHz帯の電波にあわせると、通信可能なエリアが拡
大するとともに、乱反射による誤動作の可能性も可及的
に抑制される。
ことにより、透過する周波数帯域を任意のものにするこ
とができるので、例えば携帯電話や無線LANで使用す
るGHz帯の電波にあわせると、通信可能なエリアが拡
大するとともに、乱反射による誤動作の可能性も可及的
に抑制される。
【0045】しかも、コンクリート構造体の寸法形状
は、その幅が横鉄筋の長さ以上になること以外の条件
は、通常のコンクリート構造体と同様にすることができ
るので、必要以上に厚くする必要もなく、平面形状が大
きく、かつ、肉厚も薄くすることができる。そして、工
場等での量産が可能でPCパネル,カーテンウォールの
施行が容易に行える。
は、その幅が横鉄筋の長さ以上になること以外の条件
は、通常のコンクリート構造体と同様にすることができ
るので、必要以上に厚くする必要もなく、平面形状が大
きく、かつ、肉厚も薄くすることができる。そして、工
場等での量産が可能でPCパネル,カーテンウォールの
施行が容易に行える。
【図1】本発明に係るPCパネルの一実施の形態を示す
図である。
図である。
【図2】図1の特性を示す図である。
【図3】本発明の作用効果を説明する図である。
【図4】本発明の効果を実証する実験結果を示すグラフ
である。
である。
【図5】比較例としての従来構造についての実験結果を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図6】本発明の別の実施の形態を示す図である。
【図7】図6に示す実施の形態の特性を示すグラフであ
る。
る。
【図8】変形例を示す図である。
【図9】従来例を示す図である。
10 PCパネル 11b 横鉄筋 12 コンクリート L 横鉄筋の長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石倉 誠 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 コンクリート(12)内に所定の配置で
鉄筋(11)が埋め込まれてなる鉄筋コンクリート構造
(10)において、 前記鉄筋のうち電界方向に伸びる横鉄筋(11b)の長
さ(L)を、反射を抑制したい電波の周波数に適した長
さにし、 前記周波数の電波をコンクリート内を透過させるように
したことを特徴とするコンクリート構造体。 - 【請求項2】 前記コンクリート構造の電界方向の幅
が、前記横鉄筋の長さの2倍以上あり、 前記横鉄筋を、所定のギャップ(G)をおいて複数本を
横一列に配置したことを特徴とする請求項1に記載のコ
ンクリート構造体。 - 【請求項3】 前記横一列に配置された複数の横鉄筋
が、 非導電性の連結部材により連結されて一体化されたこと
を特徴とする請求項2に記載のコンクリート構造体。 - 【請求項4】 請求項1〜4のいずれかに記載の構造
が、プレキャストコンクリートパネル,カーテンウォー
ル,建築物の外壁,内壁等の建築用壁材に適用されるも
のであることを特徴とするコンクリート構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21328196A JPH1037345A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | コンクリート構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21328196A JPH1037345A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | コンクリート構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1037345A true JPH1037345A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16636517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21328196A Pending JPH1037345A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | コンクリート構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1037345A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101871238A (zh) * | 2010-06-24 | 2010-10-27 | 中国水电顾问集团华东勘测设计研究院 | 高层建筑抗风肋结构及其施工方法 |
| WO2017130652A1 (ja) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | 国立大学法人名古屋工業大学 | 電波シールド材、モルタル、融雪装置、電波シールド体、および構造物 |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP21328196A patent/JPH1037345A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101871238A (zh) * | 2010-06-24 | 2010-10-27 | 中国水电顾问集团华东勘测设计研究院 | 高层建筑抗风肋结构及其施工方法 |
| WO2017130652A1 (ja) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | 国立大学法人名古屋工業大学 | 電波シールド材、モルタル、融雪装置、電波シールド体、および構造物 |
| JPWO2017130652A1 (ja) * | 2016-01-28 | 2018-11-29 | 国立大学法人 名古屋工業大学 | 電波シールド材、モルタル、融雪装置、電波シールド体、および構造物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050214 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050705 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |