JPH10196005A - 電波吸収体パネル及び電波吸収壁 - Google Patents

電波吸収体パネル及び電波吸収壁

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JPH10196005A
JPH10196005A JP1788997A JP1788997A JPH10196005A JP H10196005 A JPH10196005 A JP H10196005A JP 1788997 A JP1788997 A JP 1788997A JP 1788997 A JP1788997 A JP 1788997A JP H10196005 A JPH10196005 A JP H10196005A
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JP
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radio wave
ferrite
gap
wave absorber
absorber panel
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JP1788997A
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Inventor
Manabu Teranishi
学 寺西
Masayuki Inagaki
正幸 稲垣
Makoto Ishikura
誠 石倉
Hideo Tanaka
秀男 田中
Jashibakumaran Uigunara
ウイグナラージャシバクマラン
Tetsuo Yamada
哲夫 山田
Yukio Kosaka
征雄 小坂
Akira Matsuyama
明 松山
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Taisei Corp
DIC Corp
FDK Corp
Showa Kde Co Ltd
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Taisei Corp
FDK Corp
Showa Kde Co Ltd
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工性が良好で低コスト化でき、重量も軽減
でき、VHF帯のみならずUHF帯のテレビ電波にも対
応できる優れた電波吸収特性を呈し、テレビゴーストの
発生を防止する。 【解決手段】 フェライト粒と結合材とを混合したコン
パウンドによって短冊型に成形したフェライトボード2
2を、複数枚、幅方向に互いにギャップ24を介して等
間隔で並ぶように金属板26に固着して電波吸収体パネ
ル20とする。ギャップは空隙でもよいし、非磁性体を
充填してもよい。ギャップ寸法の合計はパネル全幅の3
〜30%、フェライトボードの厚みは20〜50mmとす
る。電波吸収体パネルの表面側に外装化粧材を設け、裏
面の金属板の側に軽量コンクリートを打設して全体を板
状に一体化し、テレビ電波の到来方向から見て電界方向
に前記ギャップが配列するようにして電波吸収壁を構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚の短冊形状
のフェライトボードを、幅方向に互いにギャップを介し
て等間隔で並べ金属製反射体に固着した電波吸収体パネ
ル、及びそれを用いた電波吸収壁に関するものである。
この電波吸収壁は、テレビゴースト(二重像あるいは三
重像)防止対策用として高層建築物などの外壁材に用い
られる。
【0002】
【従来の技術】テレビ電波の反射はテレビ画面にゴース
トを生じさせる。特に高層建築物のように反射面積が大
きくなると、その影響も顕著となり、いわゆる電磁波妨
害(受信障害)となって問題化する。そこで高層建築物
では、壁面でのテレビ電波の反射を防ぐため、電波吸収
機能を有する種々の外壁材が使用されている。
【0003】外壁材の代表的な例としては、電波吸収プ
レキャスト・コンクリート・カーテンウォールがある。
これは、内部に鉄筋を配設し、軽量コンクリートを板状
に流し込んだPC(プレキャスト・コンクリート)パネ
ルの片面に、多数のフェライトタイル(フェライトを板
状に成形し、焼き固めたタイル:大きさは例えば縦横1
00mm角、厚さ10〜13mm)を並べて貼り付け、その
上を石材やタイルなどの外装化粧材で覆う構造である。
【0004】その他、PCパネルの片面全面に、セメン
トにフェライト粒を混ぜたフェライトモルタルの層を形
成し、そのフェライトモルタル層を外装化粧材の下地と
する構造も開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般にフェライトタイ
ルは電波吸収帯域が狭いという問題がある。しかも、こ
の種のフェライトタイルは、90〜220MHzのVHF
帯テレビゴースト対策用であり、400〜800MHzの
UHF帯テレビゴースト対策としては使用実績が無い。
しかし、近年、UHF帯のテレビ電波が用いられている
地方都市でも高層建築物の建設が増加していおり、その
対策が迫られている。
【0006】またフェライトタイルは焼結後に精密な寸
法加工を必要とし、そのため作業性が悪く、製造コスト
が高くなる欠点がある。これは、フェライトタイルは焼
結品であるので、単に焼結しただけでは規定の寸法精度
をだすことが困難なのに対して、フェライトタイルを多
数並べるに際してフェライトタイルの厚みや並べ方で電
波吸収性能が変わってしまうため、後加工により所定の
寸法精度が得られるように仕上げる必要があることによ
る。またフェライトタイルの使用は重量が大きくなる欠
点もある。更に、このようなフェライトタイルを多数
枚、高精度で配列固定する作業は、非常に施工性が悪
い。
【0007】それに対してセメントにフェライト粒を混
ぜたフェライトモルタル単層のみによる構成は、施工性
は良好なものの、上記フェライトタイルに比べて磁気特
性が低く、広帯域にわたる電波吸収性能の発現は困難で
ある。
【0008】本発明の目的は、施工性が良好で低コスト
化でき、重量も軽減でき、VHF帯のみならずUHF帯
のテレビ電波にも対応できるような優れた電波吸収特性
を呈するテレビゴースト防止対策用の電波吸収体パネ
ル、及び電波吸収壁を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、フェライト粒
と結合材とを混合したコンパウンドによって短冊型に成
形したフェライトボードを、複数枚、幅方向に互いにギ
ャップを介して等間隔で並ぶように金属製反射体に固着
した電波吸収体パネルである。ここで結合材とは、フェ
ライト粒同士を互いに結合し一定形状で安定に保形する
機能を果たすものをいう。上記のギャップは磁気的な意
味でのギャップを指し、空隙(エアギャップ)のままで
もよいが、コンクリート若しくは合成樹脂(例えば発砲
性樹脂)を充填する構成の方が施工性は良好である。ギ
ャップ寸法の合計はパネル全幅の3〜30%程度とし、
フェライトボードの厚みは20〜50mm程度とする。
【0010】また本発明は、このような電波吸収体パネ
ルの表面側に外装化粧材を設け、裏面の金属製反射体の
側に軽量コンクリートを打設して全体を板状に一体化
し、テレビ電波の到来方向から見て電界方向に前記ギャ
ップが配列するようにした電波吸収壁である。
【0011】図6に示すように、フェライト粒と結合材
を混合して成形したフェライトボード10を、電界成分
方向にギャップをおいて配設し、金属板12に固着する
ことで、パネルとしての吸収体材料定数(複素透磁率
μ、複素誘電率ε)を制御することができる。それらは
主として、フェライトボードにおけるフェライト粒の充
填量、パネル全幅に対するギャップ寸法の合計の比率
(即ち、ギャップ幅をg、フェライトボード幅をaとし
たとき、g×100(%)/(a+g)で表される割
合)、フェライトボードの厚さt、パネルの構造(図6
のAに示すようなエアギャップ構造か、図6のBに示す
ようなギャップに非磁性充填物14を充填したギャップ
充填構造か)などで決まる。この構成によりギャップを
設けない場合の電波吸収特性と比較して、パネル厚さを
変えずに広帯域特性が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】フェライトボードは、前記のよう
に、フェライト粒と結合材とを混合して短冊形状に成形
した細長板状体である。フェライトの材質は、例えばM
g−Zn系、Mn−Zn系、又はNi−Zn系など、従
来電波吸収体用として用いられていた材質でよく、ある
いはそれらを混合した粉粒物などでもよい。粒径は、使
用する結合材や混合割合などによっても異なるが、例え
ば0.1〜5mm程度の範囲から選択する。結合材は、外
壁などに使用する場合は既に実績のあるセメントなどの
無機結合材が好ましいが、用途や使用条件などによって
は合成樹脂や合成ゴムなどの有機結合材でもよい。フェ
ライト粒と結合材との混合割合は、フェライト粒の粒径
や結合材等によって異なるが、セメントを使用する場合
には、結合材1重量部に対してフェライト粒7〜9重量
部とする。フェライト粒の混合割合が少ない(6重量
部)と図7に示すように吸収特性が悪くなるし、逆に多
過ぎると(9重量部を超えると)セメントでは成形でき
なくなる。しかし有機結合材(例えばエポキシ樹脂)を
用いた場合はフェライト粒の割合を更に多く(例えば1
5重量部程度)できる。金属製反射体としては、単なる
平板でもよいし、メッシュ、多孔板、編み目状の鉄筋、
ハニカム構造物などでもよい。
【0013】図6のAに示すようなエアギャップ構造の
場合、VHF帯(90〜220MHz)テレビゴースト対
策としては、ギャップ寸法の合計をパネル全幅の3〜7
%程度とするのがよい。図8に示すように、2%では帯
域が狭くなりすぎるし、8%では帯域が広がるものの吸
収特性が低下するからである。またUHF帯(400〜
800MHz)テレビゴースト対策としては、ギャップ寸
法の合計をパネル全幅の15〜25%程度とするのがよ
い。図9に示すように、10%あるいは30%では吸収
特性が悪化するからである。これらの構造において、フ
ェライトボードの厚みは20〜40mm程度とするのがよ
い。図10に示すように、15mmでは帯域が狭くなりす
ぎるし、45mmでは帯域が広がるものの吸収特性が低下
するからである。
【0014】図6のBに示すようなギャップ充填構造の
場合、ギャップ寸法の合計をパネル全幅の3〜30%程
度とするのがよい。図11に示すように、2%あるいは
35%では吸収特性が悪化するからである。またフェラ
イトボードの厚みは20〜50mm程度とするのがよい。
図12に示すように、15mmでは吸収特性が悪く、55
mmでは帯域が狭くなりすぎるからである。
【0015】
【実施例】図1は、本発明に係る電波吸収体パネルの一
実施例を示す斜視図である。この電波吸収体パネル20
は、結合材としてセメントを用い、フェライト粒とセメ
ントとを混合したコンパウンドで短冊型に成形したフェ
ライトボード22を、複数枚、幅方向に互いにギャップ
24を介して等間隔で並ぶように金属板26に固着した
構造である。Mn−Zn系フェライト7重量部に対して
Mg−Zn系フェライト3重量部の割合で混合した粒径
0.1〜5mmのフェライト粒を用い、セメント1重量部
に対してフェライト8重量部の割合で混合したコンパウ
ンドを用いて短冊型のフェライトボード22を成形し
た。このフェライトボード22の寸法は縦横4m×0.
95m、厚さ3.5cmである。このフェライトボード2
2を5cmのギャップ24をおいて3枚並べ、全体のパネ
ル寸法を縦横4×3mとした。なお、ギャップ24はテ
レビ電波の到来方向から見て電界方向に並ぶようにす
る。これによって、VHF帯で反射損失20dB以上の
優れた電波吸収性能を示すテレビゴースト対策用電波吸
収体が得られた。
【0016】このような構造において、フェライトボー
ド22と金属板26とは取付け金具(図示せず)等によ
って固定すればよいが、場合によっては接着してもよ
い。取付け金具は、一部を予めフェライトボードに埋設
固定する構成でもよいし、成形されたフェライトボード
の縁に引っ掛ける構成でもよい。金属板に代えて、メッ
シュ、多孔板、あるいは編み目状や格子状に組み上げた
鉄筋でもよいし、ハニカム構造体でもよい。
【0017】上記の実施例で、結合材としてセメントの
代わりに合成樹脂(エポキシ樹脂)を用いて、同様の構
造の電波吸収体を得た。フェライトボードの大きさ及び
ギャップ寸法は同一である。但し、合成樹脂1重量部に
対してフェライト15重量部の割合で混合したコンパウ
ンドを用いた。これによっても、VHF帯で優れた電波
吸収性能を示すテレビゴースト対策用電波吸収体が得ら
れた。
【0018】Mn−Zn系フェライト7重量部に対して
Mg−Zn系フェライト3重量部の割合で混合した粒径
0.1〜5mmのフェライト粒を用い、セメント1重量部
に対してフェライト8重量部の割合で混合したコンパウ
ンドによって、縦横4m×0.80m、厚さ2.5cmの
フェライトボードを成形した。このフェライトボードを
20cmのギャップをおいて3枚並べ、全体のパネル寸法
を4×3mとした。これを用いることで、UHF帯で反
射損失20dB以上の優れた電波吸収性能を示すテレビ
ゴースト対策用電波吸収体が得られた。その電波吸収特
性を図13に示す。
【0019】上記の実施例で、結合材としてセメントの
代わりに合成樹脂(エポキシ樹脂)を用いて、同様の構
造の電波吸収体を得た。フェライトボードの大きさ及び
ギャップ寸法は同一である。但し、合成樹脂1重量部に
対してフェライト15重量部の割合で混合したコンパウ
ンドを用いた。これによっても、UHF帯で優れた電波
吸収性能を示すテレビゴースト対策用電波吸収体が得ら
れた。
【0020】図2は、本発明に係る電波吸収体パネルの
他の実施例を示す斜視図である。この電波吸収体パネル
30は、結合材としてセメントを用い、フェライト粒と
セメントとを混合したコンパウンドで短冊型に成形した
フェライトボード32を、複数枚、幅方向に互いにギャ
ップをあけて等間隔で並ぶように金属板36に固着した
構造である。ここでギャップは空隙(エアギャップ)で
はなく、非磁性の充填物38(コンクリートのような無
機物、あるいは発泡スチロールやウレタン樹脂のような
有機物)を充填した構造である。Mn−Zn系フェライ
ト7重量部に対してMg−Zn系フェライト3重量部の
割合で混合した粒径0.1〜5mmのフェライト粒を用
い、セメント1重量部に対してフェライト8重量部の割
合で混合したコンパウンドを用いて短冊型のフェライト
ボード32を成形した。このフェライトボード32の寸
法は縦横4m×0.80m、厚さ3.0cmである。この
フェライトボード32を20cmのギャップをあけて3枚
並べ、全体のパネル寸法を4×3mとした。なお、ギャ
ップには充填物38としてコンクリートを充填し、ギャ
ップはテレビ電波の到来方向から見て電界方向に並ぶよ
うにする。これによって、VHF帯で反射損失20dB
以上の優れた電波吸収性能を示すテレビゴースト対策用
電波吸収体が得られた。その電波吸収特性を図14に示
す。
【0021】上記の実施例で、結合材としてセメントの
代わりに合成樹脂(エポキシ樹脂)を用いてフェライト
ボードを成形し、同様の構造の電波吸収体を得た。フェ
ライトボードの大きさ及びギャップ寸法は同一である。
但し、合成樹脂1重量部に対してフェライト15重量部
の割合で混合したコンパウンドを用いた。これによって
も、VHF帯で優れた電波吸収性能を示すテレビゴース
ト対策用電波吸収体が得られた。
【0022】実際に高層建築物の外装材として使用する
場合には、例えば図3のような構造とする。フェライト
粒とセメントとを混合したコンパウンドで短冊型に成形
したフェライトボード42を、複数枚、幅方向に互いに
ギャップをおいて等間隔で並ぶように、金属多孔板46
に取付け金具(図示せず)などにより固着する。そのフ
ェライトボード42の表面側に化粧タイル50などの外
装化粧材を設け、裏面側に軽量コンクリート52を打設
して全体を一体化し電波吸収壁とする。軽量コンクリー
ト52の内部には補強用の鉄筋などを組み込む。ここで
化粧タイル50は裏面側に、前記ギャップ寸法に合致す
るような形状の突出部50aを設けた構造とし、該突出
部50aを軽量コンクリート52との継ぎ部としてい
る。あるいは図4に示すように、化粧タイル50の裏面
側の突出部50bを小さくした構造とし、ギャップに軽
量コンクリート52が入り込むような構成として、前記
突出部50bで軽量コンクリート52と固着するように
してもよい。これらはギャップに無機材料が入り込む構
成である。いずれにしても、テレビ電波の到来方向から
見て電界方向にギャップが設けられるようにして高層建
築物の壁面に取り付ける。
【0023】このような電波吸収壁は、例えば次のよう
な方法で製造できる。パネル用の型枠内に、化粧タイル
を裏面側が上向きとなるように並べる。図3のような構
造の場合は、突出部をフェライトボード用の型として兼
用し、また図4のような構造の場合は、別にフェライト
ボード用の型を並べて、フェライト粒とセメントとを混
合したコンパウンドを供給し、短冊型に成形してフェラ
イトボードとする。その上に金属多孔板を載せて組み上
げる。必要に応じて金具などによりフェライトボードを
金属多孔板に固定する。その上方に補強用の鉄筋を配置
し、軽量コンクリートを流し込む。軽量コンクリートに
よって、フェライトボードや化粧タイルを含めて全体が
一体化される。その他、フェライトボードを予め別に成
形しておき、それを並べて金属製反射体に取り付けるよ
うにしてもよい。取り付け構造や製造方法は、使用材料
などによって適宜変更してよい。
【0024】図5は、電波吸収壁の他の実施例を示す断
面図である。フェライト粒とセメントとを混合したコン
パウンドで短冊型に成形したフェライトボード62を、
複数枚、幅方向に互いにギャップ64を介して等間隔で
並ぶように配列し、格子状に組んだ鉄筋66に取付け金
具などにより固着する。そのフェライトボード62の表
面側に化粧タイル70などの外装板を配置し、固定用の
フック71を前記ギャップ64の部分を通して裏面側深
くまで突設する。そして、裏面側に軽量コンクリート6
2を打設して全体を一体化し電波吸収壁とする。軽量コ
ンクリート72の内部には補強用の鉄筋73を埋設す
る。化粧タイル70は、鉤型をした固定用のフック71
の先端部が軽量コンクリート72に埋設されることで固
定され、ギャップ64は空隙のまま残る。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記のように大型のフェライト
ボードをギャップをおいて並べて金属製反射体に固定し
た電波吸収体パネル及び電波吸収壁であるから、フェラ
イトタイル方式に比べて施工し易く低コスト化できる
し、フェライトモルタル単層による方式に比べて広帯域
の良好な電波吸収特性が得られる。また本発明では、ギ
ャップによって透磁率と誘電率を制御でき、VHF帯用
のみならずUHF帯用としてもテレビゴースト防止対策
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電波吸収体バネルの一実施例を示
す斜視図。
【図2】本発明に係る電波吸収体バネルの他の実施例を
示す斜視図。
【図3】本発明に係る電波吸収壁の一実施例を示す部分
斜視図。
【図4】本発明に係る電波吸収壁の他の実施例を示す部
分斜視図。
【図5】本発明に係る電波吸収壁の更に他の実施例を示
す断面図。
【図6】本発明に係る電波吸収体パネルの構造と寸法を
示す説明図。
【図7】フェライト粒の混合割合の効果を示す特性線
図。
【図8】ギャップ割合の効果を示す特性線図。
【図9】ギャップ割合の効果を示す特性線図。
【図10】フェライトボードの厚みの効果を示す特性線
図。
【図11】ギャップ割合の効果を示す特性線図。
【図12】フェライトボードの厚みの効果を示す特性線
図。
【図13】本発明品の一例の電波吸収性能を示す特性線
図。
【図14】本発明品の他の例の電波吸収性能を示す特性
線図。
【符号の説明】
20 電波吸収体パネル 22 フェライトボード 24 ギャップ 26 金属板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺西 学 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 稲垣 正幸 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 石倉 誠 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 田中 秀男 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 ウイグナラージャシバクマラン 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 山田 哲夫 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 小坂 征雄 東京都渋谷区代々木3丁目1番2号 昭和 鉱業株式会社内 (72)発明者 松山 明 千葉県市原市山木891−5

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェライト粒と結合材とを混合したコン
    パウンドによって短冊型に成形したフェライトボード
    を、複数枚、幅方向に互いにギャップを介して等間隔で
    並ぶように金属製反射体に固着した電波吸収体パネル。
  2. 【請求項2】 ギャップ寸法の合計をパネル全幅の3〜
    7%とし、VHF帯テレビゴースト対策に用いる請求項
    1記載の電波吸収体パネル。
  3. 【請求項3】 ギャップ寸法の合計をパネル全幅の15
    〜25%とし、UHF帯テレビゴースト対策に用いる請
    求項1記載の電波吸収体パネル。
  4. 【請求項4】 フェライトボードの厚みを20〜40mm
    とする請求項2又は3記載の電波吸収体パネル。
  5. 【請求項5】 ギャップを、コンクリート若しくは合成
    樹脂からなる充填物で充填した請求項1記載の電波吸収
    体パネル。
  6. 【請求項6】 ギャップ寸法の合計をパネル全幅の3〜
    30%とする請求項5記載の電波吸収体パネル。
  7. 【請求項7】 フェライトボードの厚みを20〜50mm
    とする請求項6記載の電波吸収体パネル。
  8. 【請求項8】 請求項4又は7記載の電波吸収体パネル
    の表面側に外装化粧材を設け、裏面の金属製反射体の側
    に軽量コンクリートを打設して全体を板状に一体化し、
    テレビ電波の到来方向から見て電界方向に前記ギャップ
    が配列するようにした電波吸収壁。
JP1788997A 1997-01-16 1997-01-16 電波吸収体パネル及び電波吸収壁 Pending JPH10196005A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008293509A (ja) * 2008-06-16 2008-12-04 Mitsubishi Electric Corp 路車間通信システムに用いられる電波漏洩制限用壁

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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