JPH1037382A - 下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁 - Google Patents
下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁Info
- Publication number
- JPH1037382A JPH1037382A JP19183096A JP19183096A JPH1037382A JP H1037382 A JPH1037382 A JP H1037382A JP 19183096 A JP19183096 A JP 19183096A JP 19183096 A JP19183096 A JP 19183096A JP H1037382 A JPH1037382 A JP H1037382A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wooden
- upper chord
- steel
- bundle
- truss beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims description 29
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims description 29
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 110
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 35
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 13
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 239000011120 plywood Substances 0.000 claims description 10
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims description 9
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 5
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 abstract description 9
- 230000035699 permeability Effects 0.000 abstract description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 abstract description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract description 3
- 239000002023 wood Substances 0.000 abstract description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ローコストで、高強度で、断面積が小さく、
軽量であって、通気性を有し、正確な梁のむくり精度を
得ることができると共に、工事の迅速化に寄与すること
ができる下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁を得る。 【解決手段】 木製の上弦材1に対し直角に複数の束材
2を取り付け、同束材2の下端間に横座屈防止材及び野
縁受け材を兼ねる木製材3を取り付けると共に、前記束
材2の下端間、及び前記束材2と前記上弦材1間に鉄筋
材4、5を張り、この鉄筋材4、5に張力を持たせてな
る下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁。
軽量であって、通気性を有し、正確な梁のむくり精度を
得ることができると共に、工事の迅速化に寄与すること
ができる下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁を得る。 【解決手段】 木製の上弦材1に対し直角に複数の束材
2を取り付け、同束材2の下端間に横座屈防止材及び野
縁受け材を兼ねる木製材3を取り付けると共に、前記束
材2の下端間、及び前記束材2と前記上弦材1間に鉄筋
材4、5を張り、この鉄筋材4、5に張力を持たせてな
る下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に木造あるいは
木質プレハブ住宅等に使用する木材及び鋼材を使用した
梁であって、特に下弦材に鉄筋材を使用し、同鉄筋材に
張力を付与してなる木製トラス梁に関するものである。
木質プレハブ住宅等に使用する木材及び鋼材を使用した
梁であって、特に下弦材に鉄筋材を使用し、同鉄筋材に
張力を付与してなる木製トラス梁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】木造あるいは木質プレハブ住宅等に使用
する梁は、他の構成部材との関係を考えると、木製梁で
あることが望ましいが、スパンが3,640mm(12
尺)を超えると強度面、コスト面等で問題が生ずる。つ
まり、単体の木製梁では、長いものを得ることが難し
く、このため集成材化する方法が考えられるが、コスト
が高くなる問題が生ずる。また、単純梁として使用する
と、梁の長さが長くなることから、断面積を大きくしな
ければならず、重量が重くなる問題があり、木製トラス
梁にする方法もあるが、上、下弦材とラチス材との接合
部が多くなり、工作が難しくなる問題が生ずる。
する梁は、他の構成部材との関係を考えると、木製梁で
あることが望ましいが、スパンが3,640mm(12
尺)を超えると強度面、コスト面等で問題が生ずる。つ
まり、単体の木製梁では、長いものを得ることが難し
く、このため集成材化する方法が考えられるが、コスト
が高くなる問題が生ずる。また、単純梁として使用する
と、梁の長さが長くなることから、断面積を大きくしな
ければならず、重量が重くなる問題があり、木製トラス
梁にする方法もあるが、上、下弦材とラチス材との接合
部が多くなり、工作が難しくなる問題が生ずる。
【0003】一方、従来より木製梁に対して鉄筋材を張
った張弦梁も使用されてはいるものの、単純梁の強度的
な改善形に過ぎず、正確な梁のむくり精度を得ることが
できない等の問題を抱えていた。更に、H型の木製梁も
開発されているが、主に寒冷地で普及している無落雪屋
根(M型屋根)等の場合には、小屋裏の通気性が悪くな
るため、余り使用されていないのが実情である。
った張弦梁も使用されてはいるものの、単純梁の強度的
な改善形に過ぎず、正確な梁のむくり精度を得ることが
できない等の問題を抱えていた。更に、H型の木製梁も
開発されているが、主に寒冷地で普及している無落雪屋
根(M型屋根)等の場合には、小屋裏の通気性が悪くな
るため、余り使用されていないのが実情である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ロー
コストで、高強度で、断面積が小さく、しかも軽量であ
って、かつ通気性を有する下弦材に鋼材を使用した木製
トラス梁を提供することにある。また、本発明のもう一
つの課題は、正確な梁のむくり精度を得ることができる
下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁を提供することに
ある。本発明の更なる課題は、工事の迅速化に寄与する
ことができる下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁を得
ることにある。
コストで、高強度で、断面積が小さく、しかも軽量であ
って、かつ通気性を有する下弦材に鋼材を使用した木製
トラス梁を提供することにある。また、本発明のもう一
つの課題は、正確な梁のむくり精度を得ることができる
下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁を提供することに
ある。本発明の更なる課題は、工事の迅速化に寄与する
ことができる下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁を得
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明に係る下弦材に鋼材を使用した木製トラス
梁は、木製の上弦材に対し直角に複数の束材を取り付
け、同束材の下端間に横座屈防止材及び野縁受け材を兼
ねる木製材を取り付けると共に、前記束材の下端間、及
び前記束材と前記上弦材間に鉄筋材を張り、この鉄筋材
に張力を持たせてなることを特徴とするもので、下弦材
となる鉄筋材及び束材と上弦材間に張られる鉄筋材にプ
レストレストを加えた木製トラス梁とすることにより、
引っ張り及び圧縮に対しての断面性能を十分に確保した
上で、上弦材のむくり精度を正確に調整することができ
る。
ため、本発明に係る下弦材に鋼材を使用した木製トラス
梁は、木製の上弦材に対し直角に複数の束材を取り付
け、同束材の下端間に横座屈防止材及び野縁受け材を兼
ねる木製材を取り付けると共に、前記束材の下端間、及
び前記束材と前記上弦材間に鉄筋材を張り、この鉄筋材
に張力を持たせてなることを特徴とするもので、下弦材
となる鉄筋材及び束材と上弦材間に張られる鉄筋材にプ
レストレストを加えた木製トラス梁とすることにより、
引っ張り及び圧縮に対しての断面性能を十分に確保した
上で、上弦材のむくり精度を正確に調整することができ
る。
【0006】また、本発明に係る下弦材に鋼材を使用し
た木製トラス梁は、前記束材の下端間に張られる鉄筋材
を前記上弦材の両端より1つ内側の前記束材間に張り、
当該束材の下端と前記上弦材の両端間にそれぞれ斜めに
鉄筋材を張ってなることを特徴とするもので、両鉄筋材
によって張力調整を分割して行うことができ、梁中央の
高精度なむくり確保ができると共に、斜め鉄筋材の張力
調整により上弦材両端側のむくりを確保でき、梁のむく
りをより細かく調整することができる。
た木製トラス梁は、前記束材の下端間に張られる鉄筋材
を前記上弦材の両端より1つ内側の前記束材間に張り、
当該束材の下端と前記上弦材の両端間にそれぞれ斜めに
鉄筋材を張ってなることを特徴とするもので、両鉄筋材
によって張力調整を分割して行うことができ、梁中央の
高精度なむくり確保ができると共に、斜め鉄筋材の張力
調整により上弦材両端側のむくりを確保でき、梁のむく
りをより細かく調整することができる。
【0007】更に、本発明に係る下弦材に鋼材を使用し
た木製トラス梁は、前記上弦材、及び前記上弦材両端の
前記束材の両面に合板を取り付けると共に、前記束材間
の前記上弦材と木製材との間にトラス構造の合板を嵌め
込み設置してなることを特徴とするもので、これらの合
板の取り付けにより、木製トラス梁の強度面での性能を
より一層向上させることができる。
た木製トラス梁は、前記上弦材、及び前記上弦材両端の
前記束材の両面に合板を取り付けると共に、前記束材間
の前記上弦材と木製材との間にトラス構造の合板を嵌め
込み設置してなることを特徴とするもので、これらの合
板の取り付けにより、木製トラス梁の強度面での性能を
より一層向上させることができる。
【0008】更にまた、本発明に係る下弦材に鋼材を使
用した木製トラス梁は、前記束材の下端間に張る鉄筋材
の両端に前記束材の側面に接する金具を取り付け、前記
鉄筋材の両端に設けたネジ部にダブルナットを螺合して
同鉄筋材に張力を付与すると共に、前記金具に前記束材
と前記上弦材間の斜め鉄筋材の一端を連結し、同斜め鉄
筋材を張ってなることを特徴とするもので、下弦材とな
る鉄筋材の両端に取り付けた金具をダブルナットで締め
付けることによって、同鉄筋材の張力を容易に調整する
ことができ、またこの金具に斜め鉄筋材の一端を連結す
ることにより、同斜め鉄筋材を簡便に張ることができ
る。
用した木製トラス梁は、前記束材の下端間に張る鉄筋材
の両端に前記束材の側面に接する金具を取り付け、前記
鉄筋材の両端に設けたネジ部にダブルナットを螺合して
同鉄筋材に張力を付与すると共に、前記金具に前記束材
と前記上弦材間の斜め鉄筋材の一端を連結し、同斜め鉄
筋材を張ってなることを特徴とするもので、下弦材とな
る鉄筋材の両端に取り付けた金具をダブルナットで締め
付けることによって、同鉄筋材の張力を容易に調整する
ことができ、またこの金具に斜め鉄筋材の一端を連結す
ることにより、同斜め鉄筋材を簡便に張ることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図1
乃至図7に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態
に係る下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁の全体構成
図、図2はその下弦材となる鉄筋材の側面図(A)と端
部の拡大図(B)、図3はその斜め鉄筋材の側面図、図
4は鉄筋材を取り付ける金具の側面図(A)と正面図
(B)並びに取り付け状態を示す斜視図、図5は上弦材
の端部の構成を示す拡大図、図6は斜め鉄筋材を取り付
ける当て金の平面図(A)と正面図(B)、図7は上弦
材と木製材との間に嵌め込み設置されるトラス構造の合
板の側面図である。
乃至図7に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態
に係る下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁の全体構成
図、図2はその下弦材となる鉄筋材の側面図(A)と端
部の拡大図(B)、図3はその斜め鉄筋材の側面図、図
4は鉄筋材を取り付ける金具の側面図(A)と正面図
(B)並びに取り付け状態を示す斜視図、図5は上弦材
の端部の構成を示す拡大図、図6は斜め鉄筋材を取り付
ける当て金の平面図(A)と正面図(B)、図7は上弦
材と木製材との間に嵌め込み設置されるトラス構造の合
板の側面図である。
【0010】木製トラス梁は、図1に示すように所定の
長さを有する木製の上弦材1と、この上弦材1の長さ方
向に沿って等間隔で直角に取り付けられた複数(図示例
では5本)の束材2と、束材2の下端間に取り付けられ
た横座屈防止材及び野縁受け材を兼ねる木製材3と、両
端の束材2を除く内側の3本の束材2の下端間に張られ
た下弦材となる鉄筋材4と、両端の束材2の内側に位置
する束材2の下端と上弦材1の両端との間に張られた斜
め鉄筋材5とから構成される。
長さを有する木製の上弦材1と、この上弦材1の長さ方
向に沿って等間隔で直角に取り付けられた複数(図示例
では5本)の束材2と、束材2の下端間に取り付けられ
た横座屈防止材及び野縁受け材を兼ねる木製材3と、両
端の束材2を除く内側の3本の束材2の下端間に張られ
た下弦材となる鉄筋材4と、両端の束材2の内側に位置
する束材2の下端と上弦材1の両端との間に張られた斜
め鉄筋材5とから構成される。
【0011】束材2は、上弦材1に対してボンドと釘に
よっていも継ぎされ、圧縮荷重を受けても位置がずれな
いように構成されている。下弦材となる鉄筋材4には、
図2に示すように鋼材の丸棒が使用され、その両端には
ネジ6が切られており、このネジ6に異なる色6aと色
6bを塗っておくことによって、鉄筋材4に張力を付与
する際に、色6a、6bを目安に後述するダブルナット
13を締め付けることで、常に一定の張力を付与して鉄
筋材4を張ることができるようになる。
よっていも継ぎされ、圧縮荷重を受けても位置がずれな
いように構成されている。下弦材となる鉄筋材4には、
図2に示すように鋼材の丸棒が使用され、その両端には
ネジ6が切られており、このネジ6に異なる色6aと色
6bを塗っておくことによって、鉄筋材4に張力を付与
する際に、色6a、6bを目安に後述するダブルナット
13を締め付けることで、常に一定の張力を付与して鉄
筋材4を張ることができるようになる。
【0012】斜め鉄筋材5は、図3に示すように鉄筋材
4と同様に鋼材の丸棒が使用され、一端にネジ7が切ら
れると共に、他端に連結金具8が一体に取り付けられた
構成とされている。なお、斜め鉄筋材5の端部のネジ7
についても、鉄筋材4のネジ6と同様に異なる色を塗っ
ておくことにより、後述するダブルナット18を締め付
ける際の目安とすることができる。
4と同様に鋼材の丸棒が使用され、一端にネジ7が切ら
れると共に、他端に連結金具8が一体に取り付けられた
構成とされている。なお、斜め鉄筋材5の端部のネジ7
についても、鉄筋材4のネジ6と同様に異なる色を塗っ
ておくことにより、後述するダブルナット18を締め付
ける際の目安とすることができる。
【0013】図4には鉄筋材4と斜め鉄筋材5を張るた
めの金具9が示されている。この金具9は、束材2の側
面に接する垂直面10に鉄筋材4の両端部を通す穴11
を有し、その下部を直角に折り曲げると共に、上部に斜
め鉄筋材5の連結金具8を連結するために斜め上方に延
長された連結部12を有しており、垂直面10を束材2
の下端側面に当て、鉄筋材4の両端を穴11に通し、ダ
ブルナット13により締め付けることによって、鉄筋材
4を張ることができるよう構成されている。
めの金具9が示されている。この金具9は、束材2の側
面に接する垂直面10に鉄筋材4の両端部を通す穴11
を有し、その下部を直角に折り曲げると共に、上部に斜
め鉄筋材5の連結金具8を連結するために斜め上方に延
長された連結部12を有しており、垂直面10を束材2
の下端側面に当て、鉄筋材4の両端を穴11に通し、ダ
ブルナット13により締め付けることによって、鉄筋材
4を張ることができるよう構成されている。
【0014】また、金具9の連結部12には、上弦材1
の端部との間に張られる斜め鉄筋材5が連結金具8を介
して連結されるようになっている。上弦材1の両端は、
図5に示すように斜めにカットされ、その端面14から
斜めに斜め鉄筋材5を通す穴15が設けられている。こ
の端面14に図6に示すようなコの字断面形状で、穴1
6を有する当て金17を当て、斜め鉄筋材5を通し、そ
の端部に切られたネジ7にダブルナット18を螺合して
締め付けできるようになっている。
の端部との間に張られる斜め鉄筋材5が連結金具8を介
して連結されるようになっている。上弦材1の両端は、
図5に示すように斜めにカットされ、その端面14から
斜めに斜め鉄筋材5を通す穴15が設けられている。こ
の端面14に図6に示すようなコの字断面形状で、穴1
6を有する当て金17を当て、斜め鉄筋材5を通し、そ
の端部に切られたネジ7にダブルナット18を螺合して
締め付けできるようになっている。
【0015】更に、上弦材1の中央部付近、及び上弦材
1の両端側に取り付けられている束材2の両面に、それ
ぞれ図1に斜線で示されるような合板19、20を取り
付けると共に、中央寄りの束材2間の上弦材1と木製材
3との間に、図1、7に示すようなトラス構造の合板2
1を嵌め込み設置することによって、木製トラス梁の強
度面での性能を向上させるようにしている。
1の両端側に取り付けられている束材2の両面に、それ
ぞれ図1に斜線で示されるような合板19、20を取り
付けると共に、中央寄りの束材2間の上弦材1と木製材
3との間に、図1、7に示すようなトラス構造の合板2
1を嵌め込み設置することによって、木製トラス梁の強
度面での性能を向上させるようにしている。
【0016】しかして、上記の木製トラス梁は、木製の
上弦材1に複数本の束材2を等間隔にいも継ぎし、この
束材2の下端に木製材3を取り付けると共に、束材2の
下端間に下弦材としての鉄筋材4を張り、更に束材2の
下端と上弦材1の両端間に斜め鉄筋材5を張ることによ
って組み立てられ、鉄筋材4及び斜め鉄筋材5を張るダ
ブルナット13、18を締め付けることによって、鉄筋
材4及び斜め鉄筋材5に張力を付与できるようになって
いる。
上弦材1に複数本の束材2を等間隔にいも継ぎし、この
束材2の下端に木製材3を取り付けると共に、束材2の
下端間に下弦材としての鉄筋材4を張り、更に束材2の
下端と上弦材1の両端間に斜め鉄筋材5を張ることによ
って組み立てられ、鉄筋材4及び斜め鉄筋材5を張るダ
ブルナット13、18を締め付けることによって、鉄筋
材4及び斜め鉄筋材5に張力を付与できるようになって
いる。
【0017】ここで、ダブルナット13を締め付けるこ
とによって、上弦材1の中央部のむくりを確保し、また
ダブルナット18を締め付けることによって、上弦材1
の両端部のむくりを確保することができる。この際、鉄
筋材4の両端に切られているネジ6に塗られている異な
る色6aと色6bを目安にダブルナット13を締め付け
ることにより、常に一定の張力を付与して鉄筋材4を張
ることができるため、正確な梁のむくり精度を確保する
ことができる。なお、斜め鉄筋材5を張るダブルナット
18を締め付ける際についても同様である。
とによって、上弦材1の中央部のむくりを確保し、また
ダブルナット18を締め付けることによって、上弦材1
の両端部のむくりを確保することができる。この際、鉄
筋材4の両端に切られているネジ6に塗られている異な
る色6aと色6bを目安にダブルナット13を締め付け
ることにより、常に一定の張力を付与して鉄筋材4を張
ることができるため、正確な梁のむくり精度を確保する
ことができる。なお、斜め鉄筋材5を張るダブルナット
18を締め付ける際についても同様である。
【0018】従って、上記の木製トラス梁によると、木
製の上弦材1と下弦材としての鉄筋材4を用いることに
よって、小さい断面積でありながら、長く、かつ高強度
の木製トラス梁をローコストで製作することができると
共に、断面積を小さくできることから、軽量で、しかも
トラス構造のため、通気性を有する木製梁とすることが
できる。このため、主に寒冷地で普及している無落雪屋
根(M型屋根)に対しても、小屋裏の通気性確保に適用
することができる。
製の上弦材1と下弦材としての鉄筋材4を用いることに
よって、小さい断面積でありながら、長く、かつ高強度
の木製トラス梁をローコストで製作することができると
共に、断面積を小さくできることから、軽量で、しかも
トラス構造のため、通気性を有する木製梁とすることが
できる。このため、主に寒冷地で普及している無落雪屋
根(M型屋根)に対しても、小屋裏の通気性確保に適用
することができる。
【0019】また、上弦材1のむくりを細かく調整する
ことができるため、梁のむくり精度を格段に向上させる
ことができる。更に、束材2の下端に間に横座屈防止材
及び野縁受け材を兼ねる木製材3を取り付けているた
め、これによって天井パネル等を受けることができ、工
事の迅速化を図ることができる。なお、この木製材3
は、木製トラス梁の強度材としての機能を分担する必要
はない。
ことができるため、梁のむくり精度を格段に向上させる
ことができる。更に、束材2の下端に間に横座屈防止材
及び野縁受け材を兼ねる木製材3を取り付けているた
め、これによって天井パネル等を受けることができ、工
事の迅速化を図ることができる。なお、この木製材3
は、木製トラス梁の強度材としての機能を分担する必要
はない。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る下
弦材に鋼材を使用した木製トラス梁によると、木製の上
弦材に対し直角に取り付けられた複数の束材の下端間に
横座屈防止材及び野縁受け材を兼ねる木製材を取り付け
ると共に、束材の下端間、及び束材と上弦材間に鉄筋材
を張り、この鉄筋材にプレストレストを加えた木製トラ
ス梁とすることにより、引っ張り及び圧縮に対しての断
面性能を十分に確保した木製トラス梁とし、これによっ
て、ローコストで、高強度で、断面積が小さく、しかも
軽量であって、かつ通気性を有する木製トラス梁を得る
ことができる。また、鉄筋材の張力を調整することによ
り、正確な梁のむくり精度を得ることができると共に、
束材の下端間に横座屈防止材及び野縁受け材を兼ねる木
製材を取り付けているため、これによって天井パネル等
を受け、工事の迅速化を図ることができる。
弦材に鋼材を使用した木製トラス梁によると、木製の上
弦材に対し直角に取り付けられた複数の束材の下端間に
横座屈防止材及び野縁受け材を兼ねる木製材を取り付け
ると共に、束材の下端間、及び束材と上弦材間に鉄筋材
を張り、この鉄筋材にプレストレストを加えた木製トラ
ス梁とすることにより、引っ張り及び圧縮に対しての断
面性能を十分に確保した木製トラス梁とし、これによっ
て、ローコストで、高強度で、断面積が小さく、しかも
軽量であって、かつ通気性を有する木製トラス梁を得る
ことができる。また、鉄筋材の張力を調整することによ
り、正確な梁のむくり精度を得ることができると共に、
束材の下端間に横座屈防止材及び野縁受け材を兼ねる木
製材を取り付けているため、これによって天井パネル等
を受け、工事の迅速化を図ることができる。
【図1】本発明の実施形態に係る下弦材に鋼材を使用し
た木製トラス梁の全体構成図である。
た木製トラス梁の全体構成図である。
【図2】本発明の下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁
の下弦材となる鉄筋材の側面図(A)と端部の拡大図
(B)である。
の下弦材となる鉄筋材の側面図(A)と端部の拡大図
(B)である。
【図3】本発明の下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁
の斜め鉄筋材の側面図である。
の斜め鉄筋材の側面図である。
【図4】本発明の下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁
の鉄筋材を取り付ける金具の側面図(A)と正面図
(B)並びに取り付け状態を示す斜視図(C)である。
の鉄筋材を取り付ける金具の側面図(A)と正面図
(B)並びに取り付け状態を示す斜視図(C)である。
【図5】本発明の下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁
の上弦材の端部の構成を示す拡大図である。
の上弦材の端部の構成を示す拡大図である。
【図6】本発明の下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁
の斜め鉄筋材を取り付ける当て金の平面図(A)と正面
図(B)である。
の斜め鉄筋材を取り付ける当て金の平面図(A)と正面
図(B)である。
【図7】本発明の下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁
の上弦材と木製材との間に嵌め込み設置されるトラス構
造の合板の側面図である。
の上弦材と木製材との間に嵌め込み設置されるトラス構
造の合板の側面図である。
1 上弦材 2 束材 3 木製材 4 鉄筋材 5 斜め鉄筋材 6 ネジ 9 金具 13 ダブルナット 19、20、21 合板
Claims (4)
- 【請求項1】 木製の上弦材に対し直角に複数の束材を
取り付け、同束材の下端間に横座屈防止材及び野縁受け
材を兼ねる木製材を取り付けると共に、前記束材の下端
間、及び前記束材と前記上弦材間に鉄筋材を張り、この
鉄筋材に張力を持たせてなることを特徴とする下弦材に
鋼材を使用した木製トラス梁。 - 【請求項2】 前記束材の下端間に張られる鉄筋材を前
記上弦材の両端より1つ内側の前記束材間に張り、当該
束材の下端と前記上弦材の両端間にそれぞれ斜めに鉄筋
材を張ってなることを特徴とする請求項1記載の下弦材
に鋼材を使用した木製トラス梁。 - 【請求項3】 前記上弦材、及び前記上弦材両端の前記
束材の両面に合板を取り付けると共に、前記束材間の前
記上弦材と木製材との間にトラス構造の合板を嵌め込み
設置してなることを特徴とする請求項1又は2記載の下
弦材に鋼材を使用した木製トラス梁。 - 【請求項4】 前記束材の下端間に張る鉄筋材の両端に
前記束材の側面に接する金具を取り付け、前記鉄筋材の
両端に設けたネジ部にダブルナットを螺合して同鉄筋材
に張力を付与すると共に、前記金具に前記束材と前記上
弦材間の斜め鉄筋材の一端を連結し、同斜め鉄筋材を張
ってなることを特徴とする請求項1、2、又は3記載の
下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19183096A JPH1037382A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19183096A JPH1037382A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1037382A true JPH1037382A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16281237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19183096A Pending JPH1037382A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1037382A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117888736A (zh) * | 2024-01-31 | 2024-04-16 | 东南大学建筑设计研究院有限公司 | 一种用于历史建筑木梁的加固装置及方法 |
-
1996
- 1996-07-22 JP JP19183096A patent/JPH1037382A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117888736A (zh) * | 2024-01-31 | 2024-04-16 | 东南大学建筑设计研究院有限公司 | 一种用于历史建筑木梁的加固装置及方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6643986B2 (en) | Diaphragm with perimeter edging on structural panels | |
| US6668508B2 (en) | Shear panel assembly | |
| US8966856B2 (en) | Structural reinforcement | |
| US6167675B1 (en) | Steel-wood system | |
| US20030126820A1 (en) | Joist reinforcing bracket | |
| US20050284073A1 (en) | Corrugated shearwall | |
| US5809735A (en) | Steel-wood system | |
| JP2947909B2 (ja) | 建築用木質複合材 | |
| US6098360A (en) | Offset web composite beam | |
| JPH1037382A (ja) | 下弦材に鋼材を使用した木製トラス梁 | |
| JP2006257853A (ja) | 薄鋼板と木材の複合梁 | |
| US20040172911A1 (en) | Building frame member | |
| JPH10131394A (ja) | 鋼板ウェブ材を用いた組立補強梁 | |
| JPH1162266A (ja) | 既存建築物の耐震補強方法 | |
| JPH0960177A (ja) | パネルの取付構造 | |
| JPS5844176Y2 (ja) | 筋交緊締装置 | |
| JPH09217453A (ja) | 床構造体 | |
| JP3711202B2 (ja) | 建築物の屋根構造 | |
| JP2004084353A (ja) | 屋根用トラス梁の据付構造及び据付方法 | |
| JP3222390U (ja) | 建築用複合梁及びこれを用いた建築物 | |
| JPH0124265Y2 (ja) | ||
| JPH07127243A (ja) | 枠材とその枠材を用いたコンクリート型枠 | |
| JP2005120647A (ja) | 木造建築の耐震補強構造とこれに使用する補強金具および屋根構造 | |
| JPH11166276A (ja) | 耐力壁構造 | |
| JPH11222941A (ja) | 建築用金物及びユニット建物 |