JPH1037460A - 建築工事の出来高管理システム - Google Patents

建築工事の出来高管理システム

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JPH1037460A
JPH1037460A JP20932696A JP20932696A JPH1037460A JP H1037460 A JPH1037460 A JP H1037460A JP 20932696 A JP20932696 A JP 20932696A JP 20932696 A JP20932696 A JP 20932696A JP H1037460 A JPH1037460 A JP H1037460A
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JP20932696A
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Osamu Suzuki
修 鈴木
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Fujita Corp
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Fujita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種施工工事の出来高情報及びチェック結果
を経験の浅い者でも容易に、かつ効率よく正確に登録
し、出来高の管理業務を簡便にする。 【構成】 全工区表示制御手段108で液晶表示手段1
02に表示された全工区立面図上の任意1つの工区をタ
ッチペン117で選択して、施工工事項目記憶手段10
6から読み出した施工工事の工事項目データを工事項目
帳票60として液晶表示手段102に表示し、この各工
事項目に関する作業の進捗状況を観察しながら、各工事
項目に対応する開始日/終了日欄601をタッチするこ
とで、各工事項目の作業の開始日及び終了日を表示し、
工事項目帳票60の各工事項目に対応するチェック欄6
02の任意1つを選択指示することで、チェックリスト
帳票70を液晶表示手段102に表示し、チェックリス
ト帳票70のチェック項目に従いチェック部位の適否を
チェックする構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、マンション、事務
所ビル等における躯体工事や仕上工事などの施工工事の
作業の進捗状況をチェックする出来高管理システムに関
し、さらに詳しくは、建築工事の出来高チェック業務
を、携帯用のソフト処理端末を利用して、簡便に行うこ
とができる建築工事の出来高管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マンション等の建設において、そ
の基礎工事や躯体工事及び仕上工事の各種施工工事にお
ける作業の進捗状況をチェックする出来高管理方式とし
ては、検査者が各施工工事に関する一連の工事項目を印
刷した出来高チェックシートを携帯し、このチェックシ
ート上に各工事項目毎の出来高状況、即ち施工済み、着
工中、未着工などを手書きにて記入し、更に施工済みの
工事項目に対するチェック結果、及び「ダメ」の場合の
理由を工事項目毎に記入し、これを事務所に持ち帰った
後、チェックシートを基に手作業により各工区の施工工
事状況まとめてチェックリストを作成し、このチェック
リストから各工区及び建物全体の建築工事状況を把握
し、出来高を管理するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の出来高管理方式では、各種施工工事におけ
る各工事項目の進捗状況を表わす出来高のチェックシー
トへの記入、及びチェックリストの作成等を全て手作業
で行っているため、検査工区数が多くなると検査者への
負担が増大し、記入ミスや処理ミスが生じ易いほか、出
来高のチェック作業及び管理業務が煩雑になり、人的コ
ストも上昇するという問題があった。また、各工事項目
に対するチェックポイント及び内容を熟知している必要
があるため、経験の浅い者では工事のどの部分をどのよ
うな判断基準でチェックすればよいのか判断できず、工
事の正確なチェックが望めないという問題がある。
【0004】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、各種施工工事の出来高情報及びチェッ
ク結果を経験の浅い者でも容易に、かつ効率よく正確に
登録することができるとともに、出来高の管理業務を簡
便にした建築工事の管理システムを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、建築物に対する各種施工工事の出来高をチ
ェックし管理するための出来高管理システムであって、
建築物の各種施工工事に対する出来高のチェック結果を
入力する携帯可能な端末を備え、前記携帯端末は、表示
手段と、前記表示手段の表示面上に積層したタッチセン
サパネルと、前記表示手段に表示される各種表示部位を
前記タッチセンサパネル上から指示する指示部材と、前
記タッチセンサパネルに前記指示部材をタッチしながら
移動した時の軌跡及び前記指示部材でタッチされた表示
部位の座標を読み取る座標読取手段と、建築物の全工区
を升目状に区分して二次元に配列した工区立面図データ
を記憶する全工区図面記憶手段と、前記施工工事の工事
項目名を工事順に並べて作成した工事項目データを各施
工工事の種類毎に記憶する施工工事項目記憶手段と、前
記各工事項目に関するチェックリストデータを工事項目
毎に記憶するチェックリスト記憶手段と、前記表示手段
に表示されたメニュー画面から施工工事の1つを前記指
示部材で指示することにより施工工事の1つを選択する
とともに前記全工区図面記憶手段から工区立面図データ
を読み出して全工区立面図を前記表示手段に表示する全
工区表示制御手段と、前記表示手段に表示された全工区
立面図上の任意の工区を前記指示部材でタッチすること
により前記座標読取手段から出力される座標データをア
ドレスポインタとして前記施工工事項目記憶手段から前
記選択された施工工事の工事項目データを読み出し、該
工事項目データに基づいて工事項目帳票を前記表示手段
に表示する工事項目表示制御手段と、前記表示手段に表
示された工事項目帳票の各工事項目に対する工事の開始
日及び終了日を前記指示部材のタッチ操作で入力して前
記表示手段に表示する開始日/終了日表示制御手段と、
前記開始日及び終了日入力後の前記表示手段に表示され
た工事項目帳票の各工事項目に対応するチェック欄の任
意1つを前記指示部材で選択指示することにより前記チ
ェックリスト記憶手段から前記選択した工事項目に関す
るチェックリストデータを読み出して前記表示手段にチ
ェックリスト帳票を表示するチェックリスト表示制御手
段と、前記表示手段に表示されたチェックリスト帳票の
チェック項目に従ってチェック部位の適否をチェック
し、このチェック結果をチェックリスト帳票の確認欄に
チェック項目毎に前記指示部材により選択して表示する
とともに該確認欄の総合チェック結果を前記工事項目帳
票のチェック欄に表示するチェック結果表示制御手段
と、前記工事項目のチェック結果を各施工工事毎に記憶
するチェック結果記憶手段とを備えてなるものである。
【0006】本発明はまた、前記チェック結果記憶手段
に記憶されたチェック結果に基づいて前記表示手段に表
示された全工区立面図上の各工区表示領域に各工事項目
の進捗状況を複数項目ずつ色分けして表示する進捗状況
表示制御手段を更に備えてなるものである。本発明はま
た、前記表示手段に表示された工事項目帳票のメモ欄を
前記指示部材でタッチすることにより前記表示手段に手
書き記入帳を表示する手書きメモ表示制御手段を更に備
え、前記手書き記入帳内のタッチセンサパネル上で前記
指示部材によりチェック内容をメモ書きできるように構
成したものである。本発明はまた、前記メモ書きされた
チェック内容が前記チェック結果記憶手段に登録される
ように構成したものである。本発明はまた、年月日を計
時する計時手段を更に設け、前記表示手段に表示された
工事項目帳票の工事開始日/終了日欄を前記指示部材で
タッチすることにより工事の開始・終了の日付を前記計
時手段から取り込んで表示するように構成したものであ
る。
【0007】本発明においては、表示手段に表示された
全工区立面図上の任意1つの工区を指示部材でタッチす
ることにより、施工工事項目記憶手段からタッチされた
工区の施工工事に関する工事項目データを工事項目表示
制御手段に読み出して工事項目帳票を表示手段に表示す
ることができ、この工事項目帳票上の各工事項目に関す
る作業の進捗状況を観察しながら、各工事項目に対応す
る開始日/終了日欄を指示部材でタッチすることによ
り、開始日/終了日表示制御手段で計時手段から計時デ
ータを取り込んで各工事項目の作業の開始日及び終了日
を開始日/終了日欄に表示することができる。そして、
工事項目帳票の各工事項目に対応するチェック欄の任意
1つを指示部材で選択指示することにより、チェックリ
スト記憶手段からチェックリストデータを読み出してチ
ェックリスト帳票を表示手段に表示し、このチェックリ
スト帳票のチェック項目に従いチェック部位の適否をチ
ェックして、そのチェック結果をチェックリスト帳票の
確認欄にチェック項目毎に指示部材で選択し表示すると
ともに確認欄の総合チェック結果を工事項目帳票のチェ
ック欄に表示することができる。よって、マニュアル表
示される各種施工工事の工事項目及びそのチェックリス
トに従い指示部材で指示するだけで各種施工工事の出来
高情報及びチェック結果を経験の浅い者でも容易に、か
つ効率よく正確に登録することができるとともに、出来
高の管理業務が簡便になる。
【0008】また、本発明においては、チェック結果に
基づいて表示手段に表示された全工区立面図上の各工区
表示領域に各工事項目の進捗状況を複数項目ずつ色分け
して表示することにより、各工区における各工事の進捗
状況を容易に把握し得る。また、本発明においては、表
示手段に手書き記入帳を表示する手書きメモ表示制御手
段を備えることにより、この手書き記入帳に指示部材で
チェック内容をメモ書きすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明による出来高管理
システムの全体の構成を示す機能ブロック図である。図
1において、10は各種施工工事における各工事項目の
進捗状況を表わす出来高をチェックし、そのチェック結
果情報等を登録する機能を備えたペンパソコン等から構
成される携帯用端末であり、この携帯用端末10には、
RS232C等のインタフェース20を介してキーボー
ド等の入力装置30及びプリンタ40が分離可能に接続
される。
【0010】前記携帯用端末10は、端末全体を制御し
管理する主制御装置101を有し、この主制御装置10
1には、表示面上にタッチセンサパネル103を積層し
た液晶表示手段102、座標読取手段104、全工区図
面記憶手段105、施工工事項目記憶手段106、チェ
ックリスト記憶手段107、全工区表示制御手段10
8、工事項目表示制御手段109、開始日/終了日表示
制御手段110、チェックリスト表示制御手段111、
チェック結果表示制御手段112、チェック結果記憶手
段113、進捗状況表示制御手段114及び手書きメモ
表示制御手段115がそれぞれ接続され、さらに、工事
の開始日及び終了日など年月日を計時する計時手段11
6が接続されている。また、117は液晶表示手段10
2に表示される各種の表示部位をタッチセンサパネル1
03上から指示する指示部材を構成するタッチペンであ
る。
【0011】座標読取手段104は、タッチセンサパネ
ル103にタッチペン117をタッチしながら移動した
時の軌跡及びタッチペン117でタッチされた表示部位
の座標を読み取り、この座標データをマンマシンインタ
フェース用のコマンドとして出力する。全工区図面記憶
手段105は、マンションや病院等の建築物の全工区を
升目状に区分して二次元に配列した、図2に示すような
工区立面図データを記憶する。施工工事項目記憶手段1
06は、基礎工事、地下躯体工事、地上躯体工事及び仕
上工事等の各種施工工事の工事項目名を工事順に並べて
作成した工事項目データを各施工工事の種類毎に記憶す
る。
【0012】例えば、ある工区における施工工事が仕上
工事の場合の工事項目としては、型枠解体・腰PC取
付、クロスした補修、アルミサッシ(AW)取付・ガラ
ス取付、間仕切ミス・コロガシ配管、ウレタン吹付、ユ
ニットバス(UB)据付、木軸・造作、間仕切内配線・
配管、上框・家具取付、アジャスタフロア、PB・G
L、キッチン・吊り戸、キッチンタイル・枠ペンキ、壁
・天井クロス、CF・ソフト幅木、洗面化粧台・器具取
付、木建、フローリング・木幅木、障子・襖、畳の20
項目である。また、施工工事が地下躯体工事の場合の工
事項目としては、墨出し、鉄筋建方段取り、鉄筋建方、
幅足場組、本締め、大梁配筋、柱配筋、柱型枠組、NS
工法大梁型枠組、足場解体、片壁型枠組、壁配筋、壁型
枠返し、小梁設置、小梁サポート設置、デッキ張り、小
梁配筋、スラブ配筋、設備配管、コンクリート打設等の
項目がある。
【0013】チェックリスト記憶手段107は、上述し
た各工事項目に関するチェックリストデータを工事項目
毎に記憶する。チェックリスト記憶手段107に記憶さ
れるチェックリストデータとしては、例えば、仕上工事
の工事項目が「型枠解体・腰PC取付」の場合のチェッ
ク項目には、「Pコン・セパは残ってないか」、「壁・
床切付は良いか」、「スリーブ位置は良いか」、「清掃
は良いか」、「スラブ段差部にノロはないか」、「ジャ
ンカはないか」、「壁・梁にハラミ、ヘコミはない
か」、「墨出し穴の処理は良いか」、「PC足元のMO
埋めは良いか」、「PCコッター・吊りフックのMO埋
めは良いか」の10項目がある。また、仕上工事の工事
項目が「アルミサッシ(AW)取付・ガラス取付」の場
合のチェック項目には、「躯体寸法・墨出しは良い
か」、「サッシ符号及び製品は良いか」、「出入り及び
建入れは良いか」、「網戸レールチリは確保されている
か(12cm以上)」、「取付後キズ、曲がりはない
か」、「サッシシーリングは良いか」、「ガラス溝幅は
良いか」、「網入りガラスの防錆処理は良いか」、「ガ
ラスのシールは良いか又片寄りしていないか」の9項目
がある。以下、同様にして、各施工工事の各工事項目に
対して、その工事の経験則等から得られるチェックリス
トをそれぞれ作成し、これらのチェックリストを各施工
工事の工事項目毎にファイル構成にしてチェックリスト
記憶手段107に格納することで工事項目用のチェック
リストを構成する。
【0014】全工区表示制御手段108は、液晶表示手
段102に表示されたメニュー画面から施工工事の1つ
をタッチペン117で指示することにより施工工事の1
つを液晶表示手段102に選択表示するとともに、全工
区図面記憶手段105から工区立面図データを読み出
し、この工区立面図データに基づいて、図2に示す全工
区立面図50を液晶表示手段102に表示する。工事項
目表示制御手段109は、液晶表示手段102に表示さ
れた全工区立面図50上の任意の工区501をタッチペ
ン117でタッチすることにより、座標読取手段104
から出力される座標データをアドレスポインタとして施
工工事項目記憶手段106から、選択された施工工事に
対応する工事項目データを読み出し、この工事項目デー
タに基づいて、図3に示す工事項目帳票60を液晶表示
手段102に表示する。開始日/終了日表示制御手段1
10は、液晶表示手段102に表示された工事項目帳票
60の各工事項目に対する工事の開始日及び終了日をタ
ッチペン117でタッチ操作することにより、計時手段
116の現在の計時データを取り込んで工事項目帳票6
0の開始日/終了日欄601に表示する。
【0015】チェックリスト表示制御手段111は、開
始日及び終了日を工事項目帳票60の開始日/終了日欄
601に入力表示した後の液晶表示手段102に表示さ
れた工事項目帳票60の各工事項目に対応するチェック
欄602の任意1つをタッチペン117で選択指示する
ことにより、チェックリスト記憶手段107から上記選
択した工事項目に関するチェックリストデータを読み出
し、このチェックリストデータに基づいて、図4に示す
チェックリスト帳票70を液晶表示手段102に表示す
る。チェック結果表示制御手段112は、液晶表示手段
102に表示されたチェックリスト帳票70の各チェッ
ク項目に従ってチェック部位の適否をチェックし、この
チェック結果をチェックリスト帳票70の確認欄701
にチェック項目毎にタッチペン117により選択して表
示するとともに、確認欄701の総合チェック結果を工
事項目帳票60のチェック欄602に表示する。
【0016】チェック結果記憶手段113は、工事項目
のチェック結果及び手書きメモの内容を各施工工事毎に
記憶する。進捗状況表示制御手段114は、チェック結
果記憶手段113に記憶されたチェック結果に基づいて
液晶表示手段102に表示された全工区立面図50上の
各工区501の表示領域に各工事項目の進捗状況を複数
項目ずつ色分けして表示する。手書きメモ表示制御手段
115は、液晶表示手段102に表示された工事項目帳
票60のメモ欄603をタッチペン117でタッチする
ことにより、図5に示す手書き記入帳80を液晶表示手
段102に表示させるもので、この手書き記入帳80内
には、タッチペン117によりチェック内容をメモ書き
できる構成になっている。
【0017】次に、上記のように構成された本実施の形
態において、仕上工事のチェック及び出来高管理をする
場合の動作について説明する。携帯用端末10を携帯す
る検査者は建築現場に赴き、携帯用端末10の電源を投
入すると、携帯用端末10は出来高管理動作モードに設
定され、液晶表示手段102の画面上に各種の施工工事
項目が表示される。ここで、タッチペン117により施
工工事項目中の仕上工事項目を選択指示すると、建物の
全工区図面情報が全工区図面記憶手段105から全工区
表示制御手段108に読み出され、全工区立図面を液晶
表示手段102に図2に示すように表示する。その後、
液晶表示手段102に表示された、図2に示す全工区立
面図上の任意1つの工区501、例えば地下1階のK−
1をタッチペン117でタッチすると、これに対応する
座標データが座標読取手段104から出力され、この座
標データをアドレスポインタとして施工工事項目記憶手
段106からK−1工区の仕上工事に関する工事項目デ
ータが工事項目表示制御手段109に読み出され、これ
により、図3に示す工事項目帳票60が液晶表示手段1
02に表示される。
【0018】ここで、液晶表示手段102に表示された
工事項目帳票60上の各工事項目に関する作業の進捗状
況を観察しながら、各工事項目に対応する開始日/終了
日欄601の開始日または終了日をタッチペン117で
タッチすることにより、計時手段116の現在の計時デ
ータを開始日/終了日表示制御手段110に取り込み、
この計時データに基づいて各工事項目の作業の開始日及
び終了日を開始日/終了日欄601に、図3に示すよう
に順次表示する。また、液晶表示手段102に表示され
た「変更」項目をタッチペン117でタッチすることに
より、開始日または終了日の日付を変更することができ
る。
【0019】次に、液晶表示手段102に表示された工
事項目帳票60の各工事項目に対応するチェック欄60
2の任意1つ、例えば、「アルミサッシ(AW)取付・
ガラス取付」の工事項目に対応するチェック欄602の
表示部位をタッチペン117で選択指示すると、この座
標データをアドレスポイントとして、チェックリスト記
憶手段107から「アルミサッシ(AW)取付・ガラス
取付」の工事項目に関するチェックリストデータをチェ
ックリスト表示制御手段111に読み出し、このチェッ
クリストデータに基づいて確認用の各チェック項目をチ
ェック帳票70として図4に示すように液晶表示手段1
02に表示する。次に、液晶表示手段102に表示され
たチェック帳票70の各チェック項目に従い、工事の終
了したチェック部位が各チェック項目のチェック内容と
適合しているか否かを確認し、そのチェック結果を、確
認欄701のペンタッチ表示部位にチェック項目毎にタ
ッチペン117をタッチすることで順次表示する。
【0020】ここで、確認欄701のペンタッチ表示部
位をタッチペン117でタッチするごとにペンタッチ表
示部位に表示が「◎」(:OK)、「△」(:再確
認)、「×」(:直ちに修正)に順次変化する構成にな
っている。従って、検査者は工事の終了したチェック部
位が各チェック項目のチェック内容に適合している場合
は「◎」を表示し、チェック部位を再確認したい場合は
「△」を表示し、また、直ちに修正を要する場合は
「×」を表示する。
【0021】このようにして各チェック項目に対する工
事チェック部位のチェックが終了した場合は、チェック
帳票70内の「終了」項目をタッチペン117でタッチ
することにより、液晶表示手段102の表示画面は図3
に示す画面に戻る。その後、上記各チェック項目のチェ
ック結果が全て「◎」の場合の工事項目に対しては、工
事項目帳票60のチェック欄602をタッチペン117
でタッチ操作することにより、対応する工事項目のチェ
ック欄表示部位に「○」を表示する。また、各チェック
項目のチェック結果に1つでも修正がある場合は、その
工事項目に対応する工事項目のチェック欄表示部位に
「●」(ダメ)を表示する。そして、ダメのある工事項
目のメモ欄603にタッチペン117により手書きした
チェック内容を表示する。また、チェックされない工事
項目のチェック欄は無表示状態となる。
【0022】次に、工事項目帳票60の工事項目メモ欄
603に手書きによりチェック内容を表示登録する場合
について説明する。この場合は、液晶表示手段102に
表示された工事項目帳票60のメモ欄603をタッチペ
ン117でタッチすることにより、手書きメモ表示制御
手段115を動作させて、液晶表示手段102に手書き
記入帳80を図5に示すように表示し、この手書き記入
帳80内のタッチセンサパネル103上でタッチペン1
21によりチェック内容を、例えば「吹き残しあり」と
いうように書く。このように手書きされたチェック内容
はダメのある工事項目のメモ欄603に図3に示すよう
に表示され、その手書きメモの内容はチェック結果記憶
手段113に記憶される。この実施の形態では、「ウレ
タン吹き付け」の工事項目のメモ欄に手書きのチェック
内容を表示した例を示している。また、図3において、
液晶表示手段102に表示された「終了」も項目をタッ
チペン117でタッチすると、液晶表示手段102の画
面は図2に示す画面に戻る。
【0023】なお、手書きメモを書く時の文字の色は、
手書き記入帳80と同時に表示される色彩指定欄801
の任意の色をタッチペン117で指定することにより設
定できる。また、手書き文字の太さは、手書き記入帳8
0と同時に表示される線の太さ欄802の矢印マークを
タッチペン117で操作することにより設定できる。
【0024】次に、各工区の工事の進捗状況を色分けに
より表示する場合の動作について説明する。この場合、
各工区の工事の着工及び未着工にかかわらず、全工区表
示制御手段108により全工区立図面が液晶表示手段1
02に表示されると、主制御装置101により進捗状況
表示制御手段114が動作され、この進捗状況表示制御
手段114により、チェック結果記憶手段113に登録
されている施工工事毎の各工事項目のチェック結果に基
づいて、液晶表示手段102に表示された全工区立面図
50上の各工区501の表示領域に各工事項目の進捗状
況を複数項目(6項目)ずつ色分けして表示する。
【0025】図2は、その表示例を示すもので、液晶表
示手段102の画面の右寄りに工事の進捗状況を表わす
四角状の識別マーク91〜95が表示されており、識別
マーク91は白に着色されて工事の未着工を表わし、識
別マーク91は白に着色されて工事の未着工を表わし、
識別マーク92は黄色に着色されて工事の作業開始を表
わし、識別マーク93は緑色に着色されて工事の作業終
了を表わし、識別マーク94は赤色に着色されて工事項
目にダメがあることを表わし、また識別マーク95は青
色に着色されて工事項目の全てがOKであることを表わ
している。
【0026】図6及び図7は、施工工事が仕上工事の場
合の各工区の色分け表示例を示すもので、各工区を6分
割し、この6分割部分に仕上工事の工事項目を6項目ず
つ割当て、この各分割領域を工事項目のチェック結果に
応じて識別マーク91〜95に対応する色に着色して表
示した例を示している。即ち、図6では、表示画面上の
「凡例」の項目をタッチペン117によりタッチする
と、施工工事項目記憶手段106から工事項目の工事順
の先頭から6項目分の工事項目が進捗状況表示制御手段
114に読み出され、これにより、図6の凡例欄100
に示す6項目の工事項目を工区の各分割領域に対応させ
て表示させる。従って、工区の各分割領域に表示された
色に凡例欄100の工事項目を対応させることにより、
その各工事項目の作業の進捗状況を一目で確認できる。
また、図7は、図6における「PAGE」の項目をタッ
チペン117でタッチすることにより、次頁を表示した
例を示す。この図7において、表示画面上の「凡例」の
項目をタッチペン117でタッチすると、凡例欄100
に次の6項目に対応する工事項目が同様にして図7に示
す如く表示され、この各工事項目のチェック結果に対応
して、その作業の進捗状況が各工区に色分け表示され
る。この図7の例では、K−1の工区だけのみ「木軸・
造作」の作業が開始されたことを表わす。
【0027】また、各工区に対する仕上工事の各工事項
目のチェックデータを登録した携帯用端末10にインタ
フェース20を介して入力装置30及びプリンタ40を
出力し、入力装置30を操作して携帯用端末10を印刷
モードにして動作させることにより、各工区の仕上工事
に関する各工事項目の出来高、即ち、各工事項目の作業
の進捗状況をプリンタ40でプリントアウトすることが
できる。図8は、各工区の仕上工事に関する各工事項目
の作業の進捗状況をプリントアウトした帳票の一例を示
す。図8において、縦欄に図2に示す各工区(部屋N
O)を表し、横欄に仕上工事の各工事項目を表し、そし
て、各工区の各工事項目に対応するブロック内を上下方
向に3分割し、この3分割領域の最上段が編み掛け状態
に印刷されている場合は、工事項目の作業が開始された
ことを表し、また、最上段に加えて中間部の分割領域も
編み掛け状態に印刷されている場合は工事項目の作業が
終了したことを表し、更に、最上段及び中間部の分割領
域に加えて最下段の分割領域も編み掛け状態に印刷され
ている場合は工事項目のチェック内容が全てOKである
ことを表している。従って、プリントアウトされた図8
の帳票を見ることにより、各工区における各工事の作業
の進捗状況をブロック内の編み掛け状態から簡便に把握
することができる。
【0028】上記のような本実施の形態によれば、全工
区表示制御手段108で液晶表示手段102に表示され
た全工区立面図上の任意1つの工区をタッチペン117
でタッチすることにより、施工工事項目記憶手段106
からタッチされた工区の施工工事に関する工事項目デー
タを工事項目表示制御手段109に読み出して工事項目
帳票60を液晶表示手段102に表示し、この工事項目
帳票60上の各工事項目に関する作業の進捗状況を観察
しながら、各工事項目に対応する開始日/終了日欄60
1をタッチペン117でタッチすることにより、開始日
/終了日表示制御手段110で計時手段116から計時
データを取り込んで各工事項目の作業の開始日及び終了
日を開始日/終了日欄601に表示し、そして、工事項
目帳票60の各工事項目に対応するチェック欄602の
任意1つをタッチペン117で選択指示することによ
り、チェックリスト記憶手段107からチェックリスト
データを読み出してチェックリスト帳票70を液晶表示
手段102に表示し、このチェックリスト帳票70のチ
ェック項目に従いチェック部位の適否をチェックして、
そのチェック結果をチェックリスト帳票70の確認欄7
01にチェック項目毎にタッチペン117で選択し表示
するとともに確認欄701の総合チェック結果を工事項
目帳票60のチェック欄602に表示する構成にしたの
で、マニュアル表示される各種施工工事の工事項目及び
そのチェックリストに従いタッチペン117で指示する
だけで各種施工工事の出来高情報及びチェック結果を経
験の浅い者でも容易に、かつ効率よく正確に登録するこ
とができとともに、出来高の管理業務が簡便になり、し
かも、工事項目のチェックリストはマニュアル化されて
いるため、経験の浅い者に対する教育効果を発揮でき
る。
【0029】また、本実施の形態によれば、進捗状況表
示制御手段114により、チェック結果に基づいて液晶
表示手段102に表示された全工区立面図上の各工区表
示領域に各工事項目の進捗状況を複数項目ずつ色分けし
て表示する構成になっているから、各工区における各工
事の進捗状況を容易に把握することができる。また、本
実施の形態によれば、液晶表示手段102に手書き記入
帳80を表示する手書きメモ表示制御手段115を備え
ることにより、この手書き記入帳80にタッチペン11
7でチェック内容をメモ書きすることができる。
【0030】なお、上記実施の形態では、各工区の仕上
工事における各工事項目の出来高及びそのチェックにつ
いて説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば基
礎工事や躯体工事、或はその他の建築工事の出来高チェ
ックにも適用できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
示手段に表示された全工区立面図上の任意1つの工区を
指示部材でタッチすることにより、施工工事項目記憶手
段からタッチされた工区の施工工事に関する工事項目デ
ータを工事項目表示制御手段に読み出して工事項目帳票
を表示手段に表示し、この工事項目帳票上の各工事項目
に関する作業の進捗状況を観察しながら、各工事項目に
対応する開始日/終了日欄を指示部材でタッチすること
により、開始日/終了日表示制御手段で計時手段から計
時データを取り込んで各工事項目の作業の開始日及び終
了日を開始日/終了日欄に表示し、そして、工事項目帳
票の各工事項目に対応するチェック欄の任意1つを指示
部材で選択指示することにより、チェックリスト記憶手
段からチェックリストデータを読み出してチェックリス
ト帳票を表示手段に表示し、このチェックリスト帳票の
チェック項目に従いチェック部位の適否をチェックし
て、そのチェック結果をチェックリスト帳票の確認欄に
チェック項目毎に指示部材で選択し表示するとともに確
認欄の総合チェック結果を工事項目帳票のチェック欄に
表示する構成にしたので、マニュアル表示される各種施
工工事の工事項目及びそのチェックリストに従い指示部
材で指示するだけで各種施工工事の出来高情報及びチェ
ック結果を経験の浅い者でも容易に、かつ効率よく正確
に登録することができるとともに、出来高の管理業務が
簡便になり、しかも、工事項目のチェックリストをマニ
ュアル化しているので、経験の浅い者に対する教育効果
を発揮し得る。
【0032】また、本発明によれば、チェック結果に基
づいて表示手段に表示された全工区立面図上の各工区表
示領域に各工事項目の進捗状況を複数項目ずつ色分けし
て表示することにより、各工区における各工事の進捗状
況を容易に把握することができる。また、本発明によれ
ば、表示手段に手書き記入帳を表示する手書きメモ表示
制御手段を備えることにより、この手書き記入帳に指示
部材でチェック内容をメモ書きすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による建築工事出来高管理
システムの全体の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における建築物の全工区の
表示例を示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態における工事項目帳票の表
示例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態における工事項目帳票及び
チェックリスト帳票の表示例を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態における手書き記入帳及び
手書きメモの表示例を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態における各工区進捗状況を
色分けして表示した場合の表示例を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態における各工区進捗状況を
色分けして表示した場合の表示例を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態における各工区の仕上工事
に関する各工事項目の作業の進捗状況をプリントアウト
した帳票の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 携帯用端末 30 入力装置 40 プリンタ 101 主制御装置 102 液晶表示手段 103 タッチセンサパネル 104 座標読取手段 105 全工区図面記憶手段 106 施工工事項目記憶手段 107 チェックリスト記憶手段 108 全工区表示制御手段 109 工事項目表示制御手段 110 開始日/終了日表示制御手段 111 チェックリスト表示制御手段 112 チェック結果表示制御手段 113 チェック結果記憶手段 114 進捗状況表示制御手段 115 手書きメモ表示制御手段 116 計時手段 117 タッチペン(指示部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物に対する各種施工工事の出来高を
    チェックし管理するための出来高管理システムであっ
    て、 建築物の各種施工工事に対する出来高のチェック結果を
    入力する携帯可能な端末を備え、 前記携帯端末は、 表示手段と、 前記表示手段の表示面上に積層したタッチセンサパネル
    と、 前記表示手段に表示される各種表示部位を前記タッチセ
    ンサパネル上から指示する指示部材と、 前記タッチセンサパネルに前記指示部材をタッチしなが
    ら移動した時の軌跡及び前記指示部材でタッチされた表
    示部位の座標を読み取る座標読取手段と、 建築物の全工区を升目状に区分して二次元に配列した工
    区立面図データを記憶する全工区図面記憶手段と、 前記施工工事の工事項目名を工事順に並べて作成した工
    事項目データを各施工工事の種類毎に記憶する施工工事
    項目記憶手段と、 前記各工事項目に関するチェックリストデータを工事項
    目毎に記憶するチェックリスト記憶手段と、 前記表示手段に表示されたメニュー画面から施工工事の
    1つを前記指示部材で指示することにより施工工事の1
    つを選択するとともに前記全工区図面記憶手段から工区
    立面図データを読み出して全工区立面図を前記表示手段
    に表示する全工区表示制御手段と、 前記表示手段に表示された全工区立面図上の任意の工区
    を前記指示部材でタッチすることにより前記座標読取手
    段から出力される座標データをアドレスポインタとして
    前記施工工事項目記憶手段から前記選択された施工工事
    の工事項目データを読み出し、該工事項目データに基づ
    いて工事項目帳票を前記表示手段に表示する工事項目表
    示制御手段と、 前記表示手段に表示された工事項目帳票の各工事項目に
    対する工事の開始日及び終了日を前記指示部材のタッチ
    操作で入力して前記表示手段に表示する開始日/終了日
    表示制御手段と、 前記開始日及び終了日入力後の前記表示手段に表示され
    た工事項目帳票の各工事項目に対応するチェック欄の任
    意1つを前記指示部材で選択指示することにより前記チ
    ェックリスト記憶手段から前記選択した工事項目に関す
    るチェックリストデータを読み出して前記表示手段にチ
    ェックリスト帳票を表示するチェックリスト表示制御手
    段と、 前記表示手段に表示されたチェックリスト帳票の各チェ
    ック項目に従ってチェック部位の適否をチェックし、こ
    のチェック結果をチェックリスト帳票の確認欄にチェッ
    ク項目毎に前記指示部材により選択して表示するととも
    に該確認欄の総合チェック結果を前記工事項目帳票のチ
    ェック欄に表示するチェック結果表示制御手段と、 前記工事項目のチェック結果を各施工工事毎に記憶する
    チェック結果記憶手段と、 を備えてなる建築工事の出来高管理システム。
  2. 【請求項2】 前記チェック結果記憶手段に記憶された
    チェック結果に基づいて前記表示手段に表示された全工
    区立面図上の各工区表示領域に各工事項目の進捗状況を
    複数項目ずつ色分けして表示する進捗状況表示制御手段
    を更に備える請求項1記載の建築工事の出来高管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記表示手段に表示された工事項目帳票
    のメモ欄を前記指示部材でタッチすることにより前記表
    示手段に手書き記入帳を表示する手書きメモ表示制御手
    段を更に備え、前記手書き記入帳内のタッチセンサパネ
    ル上で前記指示部材によりチェック内容をメモ書きでき
    るように構成される請求項1、2または3記載の建築工
    事の出来高管理システム。
  4. 【請求項4】 前記メモ書きされたチェック内容は前記
    チェック結果記憶手段に登録される構成になっている請
    求項3記載の建築工事の出来高管理システム。
  5. 【請求項5】 年月日を計時する計時手段を更に設け、
    前記表示手段に表示された工事項目帳票の工事開始日/
    終了日欄を前記指示部材でタッチすることにより工事の
    開始・終了の日付を前記計時手段から取り込んで表示す
    るように構成される請求項1ないし4のいずれか1項記
    載の建築工事の出来高管理システム。
JP20932696A 1996-07-19 1996-07-19 建築工事の出来高管理システム Pending JPH1037460A (ja)

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