JPH1038035A - 騒音防止チェーン - Google Patents

騒音防止チェーン

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JPH1038035A
JPH1038035A JP19113296A JP19113296A JPH1038035A JP H1038035 A JPH1038035 A JP H1038035A JP 19113296 A JP19113296 A JP 19113296A JP 19113296 A JP19113296 A JP 19113296A JP H1038035 A JPH1038035 A JP H1038035A
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JP
Japan
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sprocket
plate
damper
damper plate
chain
Prior art date
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Pending
Application number
JP19113296A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Yonetani
彰能 米谷
Yoshio Kurokawa
良雄 黒川
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Daido Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daido Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単な構成でもって、長期に亘りその
効果を持続する騒音防止チェーンを提供する。 【解決手段】 内リンクプレート7の内方に、ゴム等の
弾性体からなるダンパープレート12を配設する。該ダ
ンパープレート12は、ローラチェーン11 がスプロケ
ット13に噛合する際、ローラが歯底に着座するに先立
ち、スプロケットの肩部13bに当接して変形し、衝撃
を吸収する。該ダンパープレート12が上記当接して変
形する面積は、内リンクの略々長さ方向に亘る広い面積
からなり、長期に亘りヘタルことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力伝達用、移送
用等に用いられるローラチェーン又はブッシュチェーン
等のチェーンに係り、詳しくはスプロケットとの噛合時
に発生する騒音を低減した騒音防止チェーンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ローラチェーンは、スプロケッ
トの噛合時、スプロケットの歯底にチェーンのローラが
衝突して衝突音を発生すると共に、ローラが弾性振動を
生じ、更にスプロケット側面に内リンクプレートが干渉
すること等が相俟って、騒音を発生する。
【0003】上記騒音を減少するチェーン伝動装置とし
て、ローラがスプロケット歯底に直接衝突しないよう
に、ローラの両端又はローラを分割してその間に緩衝ゴ
ムリングを介在するか、又はスプロケット歯底に緩衝ゴ
ムを配置したものが知られている。
【0004】また、特公平5−74738号公報に示す
ように、チェーンピンの両端部にスプリングワッシャ等
のダンパー部材を配設し、またスプロケットの両側部に
フランジ部材を設けて、チェーンがスプロケットに着座
する直前に、ダンパー部材がフランジ部材に接触するよ
うにして騒音の発生を低減したチェーン伝動装置が案出
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記緩衝ゴムを介在さ
せるものは、ローラチェーンがスプロケットに噛合する
度に、緩衝ゴムの同一部分からなる小面積に大きな衝撃
力が作用するため、緩衝ゴムが比較的早期に変形・摩耗
して、騒音防止効果が長続きしない問題点がある。
【0006】また、上記ダンパー部材及びフランジ部材
による方法は、ダンパー部材がフランジ部材に接触する
だけで伝達トルクを担持しないため、比較的長期に亘り
騒音防止効果を持続するが、チェーンにダンパー部材を
取付ける外、スプロケットにも専用のフランジ部材を取
付ける必要があり、構造が複雑で高価になってしまい、
その適用範囲が制限されてしまっている。
【0007】そこで、本発明は、チェーンに取付けるだ
けの比較的簡単な構造にて、その効果を長期に亘り持続
する騒音防止チェーンを提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、2枚の外リンクプレート(5,5)の両端部をピン
(6)で連結した外リンクと、2枚の内リンクプレート
(7,7)の両端部をブッシュ(9)で連結した内リン
クとを、前記ピンをブッシュに遊嵌して交互に連結した
チェーン(1)において、前記内リンクプレート(7)
に隣接して、弾性体からなりかつ前記チェーンがスプロ
ケット(13)(13′)に噛合する際に該スプロケッ
トの肩部(13b)に当接して変形し得るダンパープレ
ート(12)(12′)(22)を配設したことを特徴
とする。
【0009】請求項2に係る本発明は、前記ダンパープ
レート(12)(12′)が、前記内リンクプレート
(7,7)の内方に配置されてなる。
【0010】請求項3に係る本発明は、前記ダンパープ
レート(12′)が、前記スプロケットの歯先側面(1
3e)に沿うようにテーパ状に形成されてなる。
【0011】請求項4に係る本発明は、前記ダンパープ
レート(22)が、前記内リンクプレート(7,7)の
外方に配置され、前記内リンクプレート(7)と外リン
クプレート(5)との間に挟持されて前記ブッシュ
(9)とピン(6)との間に充填された潤滑油を封入す
るシール部(22b)と、前記内リンクプレート(7)
の少なくとも内径側に突出して前記スプロケットの肩部
(13b)に当接し得るダンパー部(22a)と、を有
してなる。
【0012】[作用]以上構成に基づき、チェーン(1
…)がスプロケット(13)に噛合する際、例えばロー
ラ(10)がスプロケット(13)(13′)の歯底
(13d)に着座するに先立ち、まず、ダンパープレー
ト(12)(12′)(22)がスプロケットの肩部
(13b)に当接して変形し、衝撃を吸収し、この状態
でローラ(10)が歯底(13d)に着座して噛合が進
行する。
【0013】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであるが、何等本発明の構成を限定する
ものではない。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る第1の実施の形態を
図1ないし図3に示す。ローラチェーン11は、2枚の
外リンクプレート5,5の両端部をピン6で連結した外
リンクと、同様な2枚の内リンクプレート7,7の両端
部をブッシュ9で連結し、かつ該ブッシュ9にローラ1
0を遊嵌した内外リンクとを、前記ピン6をブッシュ9
に遊嵌して交互に連結して無端状に構成されてなり、か
つグリース状の潤滑油を充填したピン6とブッシュ9と
の間の空間を密閉すべく、ピンリンクプレート5とロー
ラリンクプレート7との隙間に、ブッシュ9のプレート
7から突出している部分9aを取り囲んでOリング(シ
ール)11を挟持して構成されている。
【0015】更に、前記両内リンクプレート7の内側に
は、ゴム又は合成樹脂等の弾性体からなるダンパープレ
ート12,12がブッシュ9に圧入又は遊嵌して装着さ
れている。該ダンパープレート12は、図3に示すよう
に、両端部が半円形からなると共に中間部が接線状に結
ばれた小判形からなり、マユ形からなる内リンクプレー
ト7とその両端部にて略々同じ外郭からなると共に中間
部においては該リンクプレートより外方に突出してい
る。なお、該ダンパープレート12は、上記小判形に限
らず、例えば内リンクプレート7と同様なマユ形等の他
の形状でもよい。
【0016】該ローラチェーン11 がスプロケット13
に噛合するに際し、まず、ダンパープレート12がスプ
ロケット13の歯13aの側面13cに当接し、該ダン
パープレート12が歯側面に摩擦して相対移動しつつ噛
合が進行する。そして、ローラ10がスプロケット13
の歯底13dに当接する直前、ダンパープレート12の
内径側端面がスプロケット13の肩部13bに当接し
て、該ダンパープレート12を変形しつつローラ10が
歯底13dに着座する。
【0017】このようにして、ローラチェーン1がスプ
ロケット13に噛合した状態では、図3に示すように、
ダンパープレート12の直線部側端面12bが略々全面
に亘りスプロケット13の肩部13bに当接して変形
し、チェーン噛合時における衝撃を吸収する。
【0018】従って、上記ダンパープレート12の歯側
面13cへの摩擦接触及び肩部13bへの当接による変
形により、ローラチェーン11 がスプロケット13に噛
合する際の衝撃が吸収され、騒音の発生が低減されると
共にチェーンの振動が抑えられる。更に、ローラチェー
ン11 は、すべての内リンクにおいてダンパープレート
12がスプロケット13に接触するので、スプロケット
に緩衝ゴムを配置したものに比し、衝撃を吸収するダン
パープレートの面積が大きく、上記ダンパープレート1
2のスプロケット側面13cとの摩擦接触と相俟って、
ダンパープレート12の寿命は、スプロケットにダンパ
ーを設けたものに比して長く、従ってローラチェーン1
の騒音防止効果を長期に亘り維持することができる。
【0019】図4は、一部変更した実施の形態を示す図
で、ダンパープレートの形状を変更したものを示す。該
ダンパープレート12′は、ローラチェーン12 の外径
側が厚くかつ内径側が薄くなるように正面視テーパ状に
形成されている。即ち、該ダンパープレート12′は、
スプロケットの歯13aの側面13eに略々沿うような
形状からなり、ローラチェーン12 がスプロケット13
に噛合する際、該テーパ状のダンパープレート12′
は、スプロケット肩部13bに当接して変形するばかり
でなく、歯先側面13eにも当接して変形し、大きな面
積にて衝撃を吸収して騒音低減効果をより大きく発揮す
ることが可能となる。
【0020】なお、上述実施の形態は、ダンパープレー
ト12,12′をブッシュ9に圧入して装着したが、該
ダンパープレートは、常に衝撃を受けて変形する関係
上、所定の位置から外れる可能性があり、これを防止す
るため、ダンパープレートを内リンクプレート7に接着
するようにしてもよい。また、ダンパープレート12,
12′を装着することにより、内リンク7,7間の幅が
通常のものより狭まり、従ってローラ10の幅もその分
狭まり、ローラへの負荷が増大してローラ割れが懸念さ
れるが、このようにローラ負荷の大きいものへの適用の
場合、ローラを有さないブッシュチェーンに上記ダンパ
ープレート12,12′を適用することにより、上記懸
念は解消される。
【0021】ついで、図5ないし図10に沿って、本発
明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態
は、前述したダンパープレートにシールリング(11)
を設けて両者を兼用したものである。
【0022】本ローラチェーン13 は、図5及び図6に
示すように、前述と同様に、外リンクプレート5,5及
びピン6,6からなる外リンク2と、内リンクプレート
7,7、ブッシュ9及びローラ10からなる内リンク3
とを交互に連結してなり、更に内リンクプレート7の外
側にダンパープレート22が配設されている。
【0023】本ダンパープレート22は、図7及び図8
に示すように、ゴム又は合成樹脂等の弾性体からなり、
ダンパー部22aとシール部22bとを有する。シール
部22bは1対の断面円形の環状部23からなり、その
孔部25がブッシュ9の突出部9a(図9参照)に嵌合
するように装着される。これにより、該環状部23は、
内リンクプレート7と外リンクプレート5との間に介在
されて、先のOリング(11)と同様に、ピン6とブッ
シュ9との間に充填されたグリース状の潤滑油を封入す
る。
【0024】また、前記ダンパー部22aは、前記ダン
パープレート22の略々直線部に沿って形成され、かつ
前記シール部22bの環状部23より大径からなる断面
円形の縁状部26からなり、該縁状部26は、図6及び
図9に詳示するように、内リンクプレート7の幅方向外
方に突出する。また、ダンパープレート22は、上記ダ
ンパー部22aとシール部22bとの間は所定肉厚から
なる板状部27により連結されている 。
【0025】一方、本ローラチェーン13 が噛合するス
プロケット13′は、図9及び図10に示すように、両
側面から突出する環状フランジ部29,29を有してお
り、該フランジ部の上面が前記肩部13bを構成してい
る。従って、ローラチェーン1がスプロケット13′に
噛合して、ローラ10が歯底13dに着座する直前に、
ダンパープレート22のダンパー部22aが上記スプロ
ケットの肩部13bに当接して変形し、衝撃を吸収しつ
つローラ10が歯底13dに着座する。
【0026】これにより、先の実施の形態と同様に、本
実施の形態もローラチェーンのスプロケット噛合に際し
ての騒音の発生を防止できるものであり、更に従来のシ
ールチェーンのシール部材(Oリング11)介在部分
に、シール部22bを有するダンパープレート22を介
在したので、従来のシールチェーンの耐久性能を維持し
つつスプロケットとローラとの噛合面積も従来のシール
チェーンと同様に保持され、摩耗及び強度等のチェーン
伝動に関する性能も維持される。
【0027】なお、上記ダンパープレート22のダンパ
ー部22aの形状は、断面円形に限らず、角形又は中空
等の他の形状でもよく、かつ内リンクプレート7又は外
リンクプレート5側に張出す形状又は両リンクプレート
7,5の両方(即ち左右)に張出す形状でもよい。ま
た、上記ダンパープレートのシール部22bの形状も、
断面円形に限らず、例えば実公平6−2057号公報及
び特開平7−54932号公報に示される等の他の形状
でもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1に係る本発明によると、ダンパ
ープレートがスプロケット肩部に当接して変形し、チェ
ーン噛合時の衝撃を吸収するので、簡単な構成でありな
がら、騒音の発生及びチェーンの振動を低減でき、かつ
内リンクプレートに隣接してダンパープレートが配設さ
れるので、比較的大きな面積にてダンパープレートが衝
撃を吸収して、ダンパープレートの寿命を延ばして、長
期に亘り騒音低減効果を維持することができる。
【0029】請求項2に係る本発明によると、ダンパー
プレートを、ブッシュに嵌合して又は内リンクプレート
に接着して配置するだけでたり、ダンパープレートが単
純な形状で足りることと相俟って、構造簡単にして安価
に構成することができる。
【0030】請求項3に係る本発明によると、ダンパー
プレートは、スプロケット肩部に接触して衝撃を吸収す
るだけでなく、歯先側面にも接触して衝撃を吸収するの
で、騒音低減効果を一層高めると共に、ダンパープレー
トの接触面積を増やして、耐久性をも向上することがで
きる。
【0031】請求項4に係る本発明によると、ダンパー
プレートが、潤滑油を封入するシール(Oリング)を兼
用するので、シールチェーンと同様の耐久性の向上を図
ることができると共に、スプロケット歯との接触面積を
減少することがなく、チェーン伝動としての性能を維持
することができる上に、上述した騒音低減効果も得るこ
とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態によるローラチ
ェーンを示す横断面図。
【図2】そのスプロケットと噛合した状態を示す縦断面
図。
【図3】その側面図。
【図4】一部変更した実施の形態を示す縦断面図。
【図5】本発明に係る第2の実施の形態によるローラチ
ェーンを示す一部断面した平面図。
【図6】その側面図。
【図7】そのダンパープレートを示す側面図。
【図8】図7のA−A矢視による断面図。
【図9】そのスプロケットと噛合した状態を示す縦断面
図。
【図10】その側面図。
【符号の説明】
1 ,12 ,13 (ローラ)チェーン 2 外リンク 3 内リンク 5 外リンクプレート 6 ピン 7 内リンクプレート 9 ブッシュ 10 ローラ 11 Oリング(シール) 12,12′ ダンパープレート 13,13′ スプロケット 13a 歯 13b 肩部 13e 歯先側面 22 ダンパープレート 22a ダンパー部 22b シール部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の外リンクプレートの両端部をピン
    で連結した外リンクと、2枚の内リンクプレートの両端
    部をブッシュで連結した内リンクとを、前記ピンをブッ
    シュに遊嵌して交互に連結したチェーンにおいて、 前記内リンクプレートに隣接して、弾性体からなりかつ
    前記チェーンがスプロケットに噛合する際に該スプロケ
    ットの肩部に当接して変形し得るダンパープレートを配
    設したことを特徴とする騒音防止チェーン。
  2. 【請求項2】 前記ダンパープレートは、前記内リンク
    プレートの内方に配置されてなる、 請求項1記載の騒音防止チェーン。
  3. 【請求項3】 前記ダンパープレートは、前記スプロケ
    ットの歯先側面に沿うようにテーパ状に形成されてな
    る、 請求項2記載の騒音防止チェーン。
  4. 【請求項4】 前記ダンパープレートは、前記内リンク
    プレートの外方に配置され、前記内リンクプレートと外
    リンクプレートとの間に挟持されて前記ブッシュとピン
    との間に充填された潤滑油を封入するシール部と、前記
    内リンクプレートの少なくとも内径側に突出して前記ス
    プロケットの肩部に当接し得るダンパー部と、を有して
    なる、 請求項1記載の騒音防止チェーン。
JP19113296A 1996-07-19 1996-07-19 騒音防止チェーン Pending JPH1038035A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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